JP4828479B2 - 合成画像生成装置および合成画像生成プログラム - Google Patents

合成画像生成装置および合成画像生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、被写体の一部を重複して撮影した静止画像群あるいは動画像群を、位置合わせおよび合成して、合成静止画像あるいは合成動画像を生成する合成画像生成装置および合成画像生成プログラムに関する。特に、複数のカメラで、あるいはひとつのカメラで時間をわけて、同一の被写体を撮影して得られる静止画像群あるいは動画像群を基に、パノラマ静止画像あるいはパノラマ動画像を生成する装置およびプログラムに関する。
複数のカメラを用いて、被写体の一部領域を重複させた状態で、若干向きを変えて撮影した静止画像群あるいは動画像群を、接合させてパノラマ画像などを作成することができる。また、一台のカメラを用いて、複数回にわたってシャッターを切ったり(静止画像を撮影する場合)、異なる時間帯に撮像したり(動画像を撮影する場合)することにより、同様のパノラマ画像などを得ることができる。
このとき、同じ被写体を撮影しても、異なるカメラを用いたり、撮影する場所や時間によって光線等の条件が異なったりする場合、撮影された画像や映像は、画像の輝度や色が異なるために、撮影したままの状態の画像を用いると自然に接合しないので、合成境界部分の境界を見えにくくするような加工を施す必要がある。
そのために必要な処理は、従来の技術においては、位置あわせ処理、濃淡補正処理、接合点の探索処理、接合点周辺の平滑化処理である。位置あわせ処理については、画像を重ね合わせるために、画像の対応点を探索し、幾何学変換処理で位置、大きさを調整するこの処理により、画像ごとに微妙に異なる幾何学歪を補正することが出来る。濃淡補正処理は、合成する画像全体のヒストグラムなどを計算し、輝度平均や色調を合わせることで、画像全体の色調を合わせる。この処理により、原画像ごとに異なる色調の差を軽減することが出来る。しかしながら、完全に濃度、色調を合わせることは困難である。このため、接合線においては、微妙な輝度・色調の差が生じる。しかしながら、これは、人間の目には画像の境界線として知覚されやすいので、接合線が目立たないようなに濃度レベル差が小さくなるところを探し、接合線にする接合点の探索処理が必要である。それでも、接合線で輝度、色調差が残存するので、濃度値の平滑化処理を行う必要があった。
非特許文献1には、上記のような接合処理、特に、複数の原画像間で濃度レベル差が小さくなる接合線を探索することによって、なるべく接合線を目立たせないように合成画像を作成する手法が記載されている。
高木幹雄・下田陽久(監修),「新編 画像解析ハンドブック」,2004年,東京大学出版会,p.1161−p.1167
しかしながら、非特許文献1に記載されている手法では、接合線の探索処理の計算負荷が大きいという問題があった。また、接合線の探索処理の後に平滑化処理を行なう必要があり、その結果として接合線近辺において、画像の解像度が低下するという欠点があった。
本発明は、この課題認識に基づくものであり、接合線の探索処理のような計算負荷の大きい処理を必要とせず、且つ解像度の低下を招くことなく、接合線が目立たない合成画像を得ることのできる、合成画像生成装置および合成画像生成プログラムを提供することを目的とする。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様による合成画像生成装置は、入力される複数の合成用元画像の、合成画像における配置を決定する配置決定部と、前記合成画像上の各位置において各々の前記合成用元画像が存在するか否かを表わすキー画像情報に基づき、前記位置における前記複数の合成用元画像の混合比を表わし、前記合成用元画像同士の重複部分において値が連続的に変化する合成キー画像情報を生成するキー生成部と、前記合成キー画像情報を用いて前記複数の合成用元画像を合成することにより合成画像を生成する合成処理部と、を備えることを特徴とする。
これによれば、合成画像上の各位置において各々の合成用元画像が存在するか否かを表わすキー画像情報に基づき、つまり画素値に依存した接合線探索の処理を必要とせずに、合成キー画像情報を生成することができる。そして、このように生成された、混合比を表わす合成キー画像情報を用いることにより、合成用元画像の画素値と合成キー画像の値の積和(sum of products)演算という単純な計算処理によって合成画像を生成でき、前記の課題を解決できる。
[2]また、本発明の一態様は、上記の合成画像生成装置において、前記キー生成部は、前記合成画像内で複数の前記合成用元画像が重複する領域において、前記合成用元画像の重複度値の境界線から前記位置までの距離に応じた前記混合比を表わす前記合成キー画像情報を生成することを特徴とするものである。
合成用元画像の重複度値とは、合成画像上の位置において何枚の合成用元画像が重なっているかを表わす値である。つまり、重複度値の境界線とは、複数の合成用元画像のうちのいずれかの合成用元画像が存在するか否かを分ける境界線である。この構成によれば、合成用元画像を合成する場合の混合比はその境界線からの距離に応じたものとなる。つまり、合成用元画像間での色調・階調の不連続的な変化を抑え、合成用元画像の重なり具合に応じて人間の目に接合線の見えにくい合成画像を得るための合成キー画像情報を生成できる。またそれとともに、合成キー画像情報は合成用元画像の画素値に依存しなくて済む。
[3]また、本発明の一態様は、上記の合成画像生成装置において、前記キー生成部は、前記合成画像内での前記合成用元画像の重複度値に応じた前記混合比を表わす前記合成キー画像情報を生成することを特徴とするものである。
これによれば、重複度値に応じた混合比を用いることができる。つまり、重複度値が大きい場合には各合成用元画像の混合比を下げ、重複度値が小さい(例えば、現画像が1枚だけ存在し、重なっていない位置においては重複度値は1)場合には各合成用元画像の混合比を上げるようにできるため、生成される合成画像全体の色調・階調をバランスよくすることができる。
[4]また、本発明の一態様は、上記の合成画像生成装置において、前記キー生成部は、前記位置の所定の近傍の領域における前記重複度値の逆数の平均値に応じた前記混合比を表わす前記合成キー画像情報を生成することを特徴とするものである。
これによれば、比較的少ない計算量によって、重複度値に応じた混合比としながら、連続的に滑らかに変化する合成キー画像情報を得ることができる。
[5]また、本発明の一態様は、上記の合成画像生成装置において、前記キー生成部は、前記位置の所定の近傍の領域からは前記合成用元画像が存在しない領域を除外して前記重複度値の逆数の平均値を算出することを特徴とするものである。
これによれば、合成用元画像が存在する領域内で、且つその近傍に合成用元画像が存在しない領域を含むような位置において、混合比が下がってしまうことによって合成後の画像の濃度が落ち込むことを避けることができる。
[6]また、本発明の一態様による合成画像生成装置は、上記の合成画像生成装置において、入力される前記合成用元画像は動画像であり、前記キー生成部が生成した前記合成キー画像情報を記憶しておく合成キー画像情報記憶部をさらに備え、前記合成処理部は、前記合成キー画像情報記憶部から読み出した前記合成キー画像情報を用いて、動画像のコマ毎に、前記複数の合成用元画像を合成することを特徴とするものである。
これによれば、合成用元画像の配置に基づき合成キー画像情報を一度だけ算出すれば、動画像の各コマに対して共通にその合成キー画像情報を用いることができ、動画像のコマ毎に合成キー画像情報を算出しなくて済む。これは、本発明が、合成用元画像の画素値に依存しない合成手法を用いていることから得られる利点を生かした構成である。
[7]また、本発明の一態様による合成画像生成プログラムは、入力される複数の合成用元画像の、合成画像における配置を決定する配置決定過程と、前記合成画像上の各位置において各々の前記合成用元画像が存在するか否かを表わすキー画像情報に基づき、前記位置における前記複数の合成用元画像の混合比を表わし、前記合成用元画像同士の重複部分において値が連続的に変化する合成キー画像情報を生成するキー生成過程と、前記合成キー画像情報を用いて前記複数の合成用元画像を合成することにより合成画像を生成する合成処理過程と、の各過程の処理をコンピュータに実行させる。
本発明の合成画像生成装置および合成画像生成プログラムによれば、接合線部分での色調・階調の不自然な変化がなく、接合部分の目立たない合成画像を作成する場合に、接合線の探索などといった計算負荷の大きい処理を必要としない。また、接合部分付近での解像度の低下を起こすこともない。また、画像が存在しない領域の近くにおいても画像の濃度が落ち込むことがなく、良好な合成画像を得ることができるようになる。
以下、図面を参照しながら本発明の最良の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態による合成画像生成装置の機能構成を示すブロック図である。この合成画像生成装置10は、入力される複数の静止画像あるいは動画像(以降,両者を合わせて画像と呼ぶ)を用いてパノラマ合成画像を作成するものである。図示するように、合成画像生成装置10は、入力画像(静止画像または動画像)1〜Nの入力を受け付けるようになっている。そして、合成画像生成装置10は、入力画像1に対して、幾何学変換および濃度・色調整部(幾何学変換部)11−1と、合成用元画像13−1を記憶する記憶部と、キー画像(キー画像情報)15−1を記憶する記憶部と、キー生成部17−1と、合成キー乗算部19−1とを備えた構成となっている。また、合成画像生成装置10は、入力画像2〜Nに対してもそれぞれ、上記の入力画像1に対する処理の構成と同様の構成を備えている。そして、加算部21が、N個の合成キー乗算部19−1,19−2,・・・,19−Nから出力された画像を加算してパノラマ合成画像を出力する構成となっている(合成キー乗算部19−1,19−2,・・・,19−Nと加算部21をあわせたものが合成処理部)。
図1に示す各画像はxy平面上の画像であり、それぞれ、座標(x,y)における画素値が記憶部に記憶されている。なお、記憶部は例えば半導体メモリや磁気ハードディスク装置を用いて実現する。そして、例えば、合成用元画像13−1の座標(x,y)における画素値はd(x,y)で表わされ、キー画像15−1の画素値はe(x,y)で表わされ、キー生成部17−1からの出力される合成キー画像の画素値はk(x,y)で表わされ(合成キー画像情報)、加算部21から出力されるパノラマ合成画像の画素値はP(x,y)で表わされる。入力画像2〜Nの各系列の画像についても同様である。
次に、この合成画像生成装置10による処理の手順を説明する。
まず、幾何学変換および濃度・色調整部11−1,11−2,・・・,11−Nは、それぞれ、入力画像1,2,・・・,Nの入力を受け、この入力画像を幾何学変換して張り合わせる位置を合わせる。この幾何学変換とは、例えば画像のx軸方向あるいはy軸方向への平行移動や、x軸方向あるいはy軸方向への拡大または縮小や、任意の角度での回転などである。また、幾何学変換および濃度・色調整部11−1、11−2、・・・、11−Nは、それぞれ、その際,色調を統一するために,濃度・色調整を行う。なお、この段階での濃度・色調整では、画像の全体的な色調の統一を行うものの、画像を張り合わせるつなぎ目(境い目)部分での調整までは行なえない。このようにして、合成用元画像13−1、13−2、・・・、13−Nが出来上がる。これらの画像はそれぞれ、d(x,y),d(x,y),・・・,d(x,y)で表わされる。
幾何学変換および濃度・色調整部11−1,11−2,・・・,11−Nは、上記の処理にあわせて、キー画像15−1,15−2,・・・,15−Nも、それぞれ作成する。これらのキー画像は、それぞれe(x,y),e(x,y),・・・,e(x,y)で表わされる。但し、d(x,y)(但し、1≦t≦N)において、画像が存在する領域(図1においては、合成用元画像内のパターンが塗られている領域)ではe(x,y)の値は1、画像が存在しない領域(図1においては、合成用元画像内のパターンが塗られていない領域)ではe(x,y)の値は0である。
なお、モノクロ画像の場合、画素値d(x,y)はグレースケールを表わし、黒のときに最低値(ゼロ)をとり、白のときに最高値をとる。カラー画像の場合、画素値d(x,y)はR(赤)・G(緑)・B(青)の各原色の明度を表わす値であり、黒のときはゼロとなる。
モノクロの場合もカラーの場合も、画像が存在しない領域については、d(x,y)の値はゼロ(黒)である。
加算部21は、合成用元画像13−1,13−2,・・・,13−Nを重ね合わせることによってパノラマ合成画像を生成するが、その際、キー生成部17−1,17−2,・・・,17−Nによって生成されるそれぞれの合成キー画像の値k(x,y),k(x,y),・・・,k(x,y)を、それぞれの合成用元画像の画素値d(x,y),d(x,y),・・・,d(x,y)に乗算してから、これらを足し合わせることによって、パノラマ合成画像の画素値P(x,y)を算出する。合成キー画像の値k(x,y),k(x,y),・・・,k(x,y)の求め方については後述するが、これらの値が各合成用元画像の濃度を調整する作用をする。
加算部21によって生成されるパノラマ合成画像の画素値P(x,y)は、式では、下の式(1)のように表わされる。
Figure 0004828479
なお、合成キー画像の値k(x,y),k(x,y),・・・,k(x,y)の範囲は、0以上で1以下である。
つまり、合成キー画像の値k(x,y),k(x,y),・・・,k(x,y)が、座標(x,y)における各合成用元画像の混合比を表わしている。例えば、座標(x,y)合成用元画像13−1の混合比は、k(x,y)である。他の合成用元画像についても同様である。なお、k(x,y)+k(x,y)+・・・+k(x,y)=1となるように、合成キー画像の値は正規化されている。
そして例えば、キー生成部17−1は、全てのキー画像15−1,15−2,・・・,15−Nの値(それぞれ、e(x,y),e(x,y),・・・,e(x,y))を入力として、合成用元画像13−1用の合成キー画像を生成する。同様に、キー生成部17−2,・・・,17−Nの各々は、全てのキー画像15−1,15−2,・・・,15−Nの値を入力として、自合成用元画像用の合成キー画像を生成する。この合成キー画像の値は、式では、下の式(2)のように表わされる。
Figure 0004828479
但しここで、1≦t≦Nであり、Ne(x,y)は座標(x,y)の近傍を表わす。また、p(i,j)およびq(i,j)は、それぞれ下の式(3)および式(4)で表わされる。
Figure 0004828479
Figure 0004828479
ここで、D(i,j)は、座標(i,j)において、キー画像15−t(その値はe(i,j))に、他のキー画像がいくつ重複しているかを表わす重複度の値である。このD(i,j)は、下の式(5)で表わされる。
Figure 0004828479
つまり、式(5)が表わすように、座標(i,j)において、合成用元画像13−t(この符号「13−t」は、「13−1」,「13−2」,・・・,「13−N」のうちの特定のいずれか1つを表わす。以下においても同様。)のみが存在しているならばD(i,j)=1であり、合成用元画像13−tも含めて他の合成用元画像が存在しているならば合成用元画像13−tも含めた合成用元画像の数がD(i,j)となる。例えば、合成用元画像13−tと他の1個の合成用元画像だけが存在しているならばD(i,j)=2である。但し、座標(i,j)に合成用元画像13−tが存在しない(つまり、e(i,j)=0)ならば、他の合成用元画像が存在するか否かに関わらずD(i,j)=0である。
つまり、式(2)が表わすように、合成用元画像13−t用の合成キー画像の値k(x,y)は、座標(x,y)に合成用元画像13−tが存在する場合には、座標(x,y)の近傍(但し合成用元画像13−tが存在する領域のみ)における各座標での画像の重複度の逆数の平均値となっている。なお、座標(x,y)に合成用元画像13−tが存在しない場合には、合成キー画像の値k(x,y)はゼロである。また、近傍において合成用元画像13−tのみが存在している(つまり、合成用元画像13−tに対応するキー画像e(i,j)の値が1で、その他のキー画像の値が0)ような座標(x,y)では、合成キー画像の値k(x,y)は1.0となる。近傍において合成用元画像13−tおよび他の合成用元画像が存在しているような座標(x,y)では、合成キー画像の値k(x,y)は、式(2)に従って0より大きく1より小さい値となる。
式(2)における近傍Ne(x,y)をどの程度の範囲とするかは適宜決めればよい。座標(x,y)から一定距離の範囲内(この場合、範囲は円形)を近傍としてもよいし、円形以外の範囲としてもよい。なお、この近傍の範囲を広く取ると接合点付近での色調および階調の変化がなめらかになり、近傍の範囲を狭く取ると色調および階調の変化は比較的急になる。なお、本実施形態では近傍Ne(x,y)の範囲の大きさ及び形状は、座標(x,y)に依らず一定としている。概ね、合成用元画像同士の重複領域の半分ぐらいを近傍の範囲とすると、良好な結果が得られることが発明者らの実験によりわかっている。重複領域の半分ぐらいとは、例えば30%〜70%の範囲内であることが好ましい。また、例えば、40%〜60%の範囲内であるとより一層好ましい。
式(2)〜式(5)に表わしたように、合成キー画像の値k(x,y),k(x,y),・・・,k(x,y)は、合成用元画像同士の重なり具合によるものであって、言い換えれば重複領域における各々の合成用元画像の境界線からの距離に依存するものであって、画素値(濃度(カラー画像の場合には各原色の濃度))には全く依存していない。つまり、キー生成部17−2,・・・,17−Nは画素値を全く使用せずに少ない計算量で合成キー画像を生成できる。
式(2)〜式(5)で表わされる合成キー画像についてまとめると、まず、合成キー画像の値は、前記合成用元画像の重複度値の境界線から前記位置までの距離に応じた混合比を表わす。また、合成キー画像の値は、合成用元画像の重複度値に応じた混合比を表わす。そして、合成キー画像の値は、画素の位置の所定の近傍の領域における合成用元画像の重複度値の逆数の平均値に応じた混合比を表わす。
また、式からもわかるように、上記の重複度値の逆数の平均値を算出する際、画素の位置の所定の近傍の領域からは合成用元画像が存在しない領域を除外している。これにより、前記近傍に画像が存在しない領域を含むような場合にも画像が存在しない領域が混合比に影響しない。つまり、画像が存在しない領域に近い場所で、画像の濃度を落とすことを防ぎながら、パノラマ合成画像を得ることができるという効果がある。
次に、N=3の場合のキー生成部17−1の具体的動作例について説明する。
図2は、キー画像15−1,15−2,15−3を基にキー生成部17−1が合成キー画像を生成する動作例を示す概略図である。
この図において、丸数字「1」で示す領域は自合成用元画像のみが存在し(キー生成部17−1にとっては、合成用元画像13−1が自合成用元画像であり、キー画像15−1が自合成用元画像用のキー画像である)、他の合成用元画像が重複していない領域である。丸数字「2」で示す領域は自合成用元画像が合成用元画像13−2のみと重複している領域である。丸数字「3」で示す領域は自合成用元画像が合成用元画像13−3のみと重複している領域である。丸数字「4」で示す領域は自合成用元画像が合成用元画像13−2および13−3と重複している領域である。
丸数字「1」で示す領域内ではD(i,j)=1であり、丸数字「2」で示す領域内あるいは丸数字「3」で示す領域内ではD(i,j)=2であり、丸数字「4」で示す領域内ではD(i,j)=3であり、その他の領域ではD(i,j)=0である。
キー生成部17−1は、このようなD(i,j)を用いて合成キー画像を生成するが、ここで重要なことは、自合成用元画像がある部分と無い部分とを切り分けて処理している点である。これは、前記の式(3)および式(4)において、D(i,j)=0の場合には、それぞれp(i,j)およびp(i,j)の値が0となっていることに対応している。これにより、式(2)を用いて画像の重複度の逆数の平均値を求める際に、Ne(x,y)に含まれる領域のうち自合成用元画像がない領域を除外している。仮に自合成用元画像の無い部分も加算して平均値を求める処理をしてしまうと画像の無い部分との接合線近辺において自合成用元画像用の合成キー画像のキーレベルが下がってしまうが、本実施形態の手法では、画像同士の接合線のみ滑らかにし、それ以外の部分の画像濃度のレベルは元の値を維持する特徴がある。
以上、入力画像を基にパノラマ合成画像を生成するまでの処理手順を説明したが、この手法は入力画像が静止画像の場合だけでなく動画像の場合にも適用可能である。入力画像が動画像の場合にも、各々の入力画像に基づいてキー画像(15−1,15−2,・・・,15−N)を生成し、それらすべてのキー画像に基づいて各々のキー生成部(17−1,17−2,・・・,17−N)が合成キー画像を生成する点は、入力画像が静止画像の場合と変わりはない。本実施形態の手法の特徴は、前述の通り、合成キー画像は画素値には全く依存せずに、式(2)〜式(5)で表わした計算のみによって合成キー画像が求められることにある。よって、入力画像が動画像の場合にも、各入力画像に対応する合成キー画像を1回だけ作成して合成キー画像記憶部に保存しておき、それを読み出して動画像のすべてのコマに共通して使用すればよく、動画像のコマごとに合成キー画像を作成する必要はない。よって、入力動画像を基にパノラマ合成画像を生成する場合、各コマの画素値に依存した合成を行なう手法と比べると、合成画像の生成に要する計算量は格段に少なく済む。
次に、別の合成キー画像の例を説明する。
図3は、合成画像生成装置10が、複数の合成用元画像を基にパノラマ合成画像を生成する際の各合成用元画像の配置を示す概略図である。この図において、符号51,52,53はそれぞれ合成用元画像であり、これら3枚の合成用元画像は互いにその一部が重複して配置されている。符号55は、近傍画素の範囲を表わす円(点線で示す)であり、この円55の中心を(x,y)とするときに前記の式(2)に現れるNe(x,y)はこの円55の内側の範囲である。A〜Gはそれぞれ、説明のために便宜上設けている区間であり、パノラマ合成画像を横切る線X−X’(一点鎖線で示す)上の各区間で合成用元画像の重なり方が異なっている。区間Aでは合成用元画像は存在せず、区間Bでは合成用元画像51のみが存在し、区間Cでは合成用元画像51と53が重なって存在し、区間Dでは合成用元画像51と52と53がすべて重なって存在し、区間Eでは合成用元画像52と53が重なって存在し、区間Fでは合成用元画像52のみが存在し、区間Gでは合成用元画像が存在しない。
図4は、図3に示した合成用元画像51〜53の配置に対応する合成キー画像の画素値を表わすグラフである。図4における(a)は、合成用元画像51に対応する合成キー画像k(x,y)の値を表わすグラフである。同じく(b)は、合成用元画像52に対応する合成キー画像k(x,y)の値を表わすグラフである。同じく(c)は、合成用元画像53に対応する合成キー画像k(x,y)の値を表わすグラフである。これら(a)〜(c)のグラフはいずれも、図3に示した一点鎖線X−X’上における合成キー画像値の変化を表わし、横軸は座標xであり、縦軸は合成キー画像値である。
まず図4(a)に示すように、合成キー画像k(x,y)の値は区間Aにおいては、合成用元画像51が存在しないため、0である。区間Bにおいては合成用元画像51のみが存在するためk(x,y)は1である。区間Cにおいては合成用元画像51に合成用元画像53が重なるため、xが増加するにつれて、k(x,y)は、滑らかなカーブを描きながら1から徐々に減少し0.5(重複度「2」の逆数)まで達してからは0.5を維持する。区間Dにおいては、さらに合成用元画像52が重なるため、k(x,y)は、0.5から徐々に減少し約0.33(重複度「3」の逆数)まで達し、さらに区間Dの右端にかけて徐々に減少し0に達する。区間E〜Fにおいては合成用元画像51が存在しないため、合成キー画像k(x,y)の値は0である。
次に、図4(b)に示すように、合成キー画像k(x,y)の値は区間A〜Cにおいては、合成用元画像52が存在しないため、0である。区間Dにおいては、合成用元画像52が存在するとともに、合成用元画像51および53とも重なっているため、k(x,y)の値は0から滑らかなカーブを描きながら徐々に増加し約0.33(重複度「3」の逆数)まで達し、合成用元画像51の存在範囲は区間Dの右端までであるため、さらにk(x,y)は徐々に増加し0.5(重複度「2」の逆数)に達する。区間E内の左半分の領域では、k(x,y)は0.5を維持する。合成用元画像53の存在範囲は区間Eの右端までであるため、区間E内の右半分の領域においてk(x,y)は0.5から徐々に増加し1に達する。区間Fにおいては、合成用元画像52のみが存在するため、k(x,y)は1である。区間Gでは合成用元画像52が存在しないため、k(x,y)の値は0である。
次に、図4(c)に示すように、合成キー画像k(x,y)の値は区間A〜Bにおいては、合成用元画像53が存在しないため、0である。区間Cにおいては、合成用元画像53が存在するとともに、合成用元画像51が重なっているため、k(x,y)の値は0から滑らかなカーブを描きながら徐々に増加し0.5(重複度「2」の逆数)まで達してからは0.5を維持する。区間Dにおいては、合成用元画像53が存在するとともに、合成用元画像51の存在範囲は区間Dの右端までであり、合成用元画像52の存在範囲は区間Dの左端までである。よって、k(x,y)の値は、区間Dの両端において0.5で、区間Dの中央付近で約0.33(重複度「3」の逆数)で、それらの間で滑らかに変化している。区間Eにおいては合成用元画像53が合成用元画像52のみと重なっているため、区間Eの左半分の領域ではk(x,y)は0.5(重複度「2」の逆数)を維持する。そして、区間Eの右端までが合成用元画像53の存在範囲であるため、k(x,y)は、区間Eの右半分で徐々に減少し区間Eの右端で0に達する。区間F〜Gにおいては、合成用元画像53が存在しないため、k(x,y)は0である。
ここではx軸方向の合成キー画像値の変化を説明し、y軸方向や斜め方向については説明を省略したが、各方向についても同様のことが言える。
以上のように、本実施形態で用いる合成キー画像の第1の特徴は、座標のみに依存し、合成用元画像の画素値には全く依存しないことである。さらに言えば、合成キー画像は合成用元画像の重複度が変化する変化点(つまり、合成用元画像の領域の境界線)からの距離に依存して変化することである。このようにすることにより、少ない計算量で、自然な感じの合成画像を生成することができる。
また、第2の特徴は、重複度値の逆数が基準となることである。例えば、図4(a)の区間Bでは、重複度が1であるため、k(x,y)は1となっている。また例えば、図4(b)の区間Eの左半分の領域では、重複度が2であるため、k(x,y)は0.5となっている。また例えば、図4(c)の区間Dの中央付近では、k(x,y)は約0.33となっている。
なお、上記の第2の特徴にも関連するが、合成用元画像が1つ以上存在している領域内のある座標における合成キー画像の値の合計値は、1.0で固定されているか、1.0に近い値であることが好適である。
また、第3の特徴は、上記のように重複度値の逆数を基準としながら、合成キー画像の値が滑らかに変化することである。このようにすることにより、合成用元画像のつなぎ目が見えにくく、合成用元画像が重複している領域においても自然な感じの合成画像を生成することができる。但し、重複度が0から1に変化する点においてはこの限りではなく、合成キー画像が不連続的に変化していてもよい。
なお、合成キー画像の値が滑らかに変化するとは、例えば、1つ以上の合成用元画像の存在する領域において、合成キー画像の値k(x,y)がxy平面において連続であり、且つ合成キー画像の値k(x,y)がxy平面における任意の方向での微分値が連続である場合などである。式(2)で表わした合成キー画像や、図4(a)〜(c)で例示した合成キー画像は、これらの条件を満たすものである。このような合成キー画像を得る方法としては、式(2)を用いることによる他、例えば、重複度値の逆数を基準としながら、それらの基準点を通るようなxおよびyのn次関数(nは、例えば、2や3など)を領域ごとに得て、それらを複数つなぎ合わせる方法でもよい。
なお、上述した実施形態における合成画像生成装置の全体あるいは一部の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、コンピュータや、ハードウェアで実現されたロジックや、画像処理専用プロセッサなどに適宜機能を分担させるようにして、これらを組み合わせて実現してもよい。
また、合成用元画像や、キー画像や、合成キー画像や、作成されたパノラマ合成キー画像や、その他作成過程で必要な中間的な計算結果などは、適宜、記憶部に記録される。この記憶部は、例えば、半導体メモリや磁気ハードディスク装置や光磁気ディスク装置などを用いて実現される。幾何学変換および濃度・色調整部11−1,11−2,・・・,11−Nや、キー生成部17−1,17−2,・・・,17−Nや、合成キー乗算部19−1,19−2,・・・,19−Nや、加算部21などは、適宜、これら各画像などの情報を記憶部から読み出したり、記憶部に書き込んだりする。
コンピュータを用いて実現する場合、CPUから直接アドレッシング可能なメモリ空間上の記憶部を用いてもよいし、入出力インタフェースを経由した外部記憶装置を記憶部として用いてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上記の実施形態では、合成用元画像のデータ(d(x,y))とキー画像のデータ(e(x,y))を別々に扱っていたが、合成用元画像のデータのみを用いて、合成用元画像のデータがゼロか否かによって、キー画像のデータと同等の情報を表わすようにしてもよい。また、合成用元画像のデータとキー画像のデータの値の表現を適切に設計することによって、全体として両者の記憶に要する記憶容量を削減するようにしてもよい。
上記の実施形態で用いた手法(特に合成キー生成の処理)は、パノラマ画像合成だけでなく、複数の画像の合成に適用することが出来る。適用範囲は広いが、例えば、航空機から地表を撮影した航空写真や人工衛星から地表を撮影した衛星写真などを複数接合して広域の写真を作成することなどに適用できる。また、何らかの量的なレベルの異なるものを滑らかに接合することが出来るので、造形物の滑らかな接合にも適用することが出来る。
本発明の実施形態による本実施形態による合成画像生成装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態によるキー画像(15−1,15−2,15−3)を基にキー生成部(17−1)が合成キー画像を生成する動作例を示す概略図である。 同実施形態により、複数の合成用元画像を基にパノラマ合成画像を生成する際の各合成用元画像の配置を示す概略図である。 図3に示した複数の合成用元画像の配置に対応する合成キー画像の画素値を表わすグラフである。
符号の説明
10 合成画像生成装置
11−1,11−2,・・・,11−N 幾何学変換および濃度・色調整部(幾何学変換部)
13−1,13−2,・・・,13−N 合成用元画像
15−1,15−2,・・・,15−N キー画像(キー画像情報)
17−1,17−2,・・・,17−N キー生成部
19−1,19−2,・・・,19−N 合成キー乗算部(合成処理部の一部)
21 加算部(合成処理部の一部)

Claims (7)

  1. 入力される複数の合成用元画像の、合成画像における配置を決定する配置決定部と、
    前記合成画像上の各位置において各々の前記合成用元画像が存在するか否かを表わすキー画像情報に基づき、前記位置における前記複数の合成用元画像の混合比を表わし、前記合成用元画像同士の重複部分において値が連続的に変化する合成キー画像情報を生成するキー生成部と、
    前記合成キー画像情報を用いて前記複数の合成用元画像を合成することにより合成画像を生成する合成処理部と、
    を備えることを特徴とする合成画像生成装置。
  2. 前記キー生成部は、前記合成画像内で複数の前記合成用元画像が重複する領域において、前記合成用元画像の重複度値の境界線から前記位置までの距離に応じた前記混合比を表わす前記合成キー画像情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の合成画像生成装置。
  3. 前記キー生成部は、前記合成画像内での前記合成用元画像の重複度値に応じた前記混合比を表わす前記合成キー画像情報を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の合成画像生成装置。
  4. 前記キー生成部は、前記位置の所定の近傍の領域における前記重複度値の逆数の平均値に応じた前記混合比を表わす前記合成キー画像情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の合成画像生成装置。
  5. 前記キー生成部は、前記位置の所定の近傍の領域からは前記合成用元画像が存在しない領域を除外して前記重複度値の逆数の平均値を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の合成画像生成装置。
  6. 入力される前記合成用元画像は動画像であり、
    前記キー生成部が生成した前記合成キー画像情報を記憶しておく合成キー画像情報記憶部をさらに備え、
    前記合成処理部は、前記合成キー画像情報記憶部から読み出した前記合成キー画像情報を用いて、動画像のコマ毎に、前記複数の合成用元画像を合成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の合成画像生成装置。
  7. 入力される複数の合成用元画像の、合成画像における配置を決定する配置決定過程と、
    前記合成画像上の各位置において各々の前記合成用元画像が存在するか否かを表わすキー画像情報に基づき、前記位置における前記複数の合成用元画像の混合比を表わし、前記合成用元画像同士の重複部分において値が連続的に変化する合成キー画像情報を生成するキー生成過程と、
    前記合成キー画像情報を用いて前記複数の合成用元画像を合成することにより合成画像を生成する合成処理過程と、
    の各過程の処理をコンピュータに実行させる合成画像生成プログラム。
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