JP4827948B2 - パッシブラジエーター - Google Patents

パッシブラジエーター Download PDF

Info

Publication number
JP4827948B2
JP4827948B2 JP2009133776A JP2009133776A JP4827948B2 JP 4827948 B2 JP4827948 B2 JP 4827948B2 JP 2009133776 A JP2009133776 A JP 2009133776A JP 2009133776 A JP2009133776 A JP 2009133776A JP 4827948 B2 JP4827948 B2 JP 4827948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passive radiator
weight
dividing line
divided
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009133776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010283491A (ja
Inventor
二郎 中曽
大地 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Foster Electric Co Ltd
Original Assignee
Foster Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Foster Electric Co Ltd filed Critical Foster Electric Co Ltd
Priority to JP2009133776A priority Critical patent/JP4827948B2/ja
Publication of JP2010283491A publication Critical patent/JP2010283491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4827948B2 publication Critical patent/JP4827948B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

本発明は、液晶TVのような小型で薄型の機器に用いる音響再生システムにおいて低音再生用として用いると良好なパッシブラジエーターに関する。
音響再生システムはスピーカーシステムと信号処理用電気回路等とよりなり、スピーカーシステムはスピーカーと、必要に応じ設けられるパッシブラジエーターと、キャビネットとで構成される。つまり、スピーカーシステムにおいては、低音再生として通常はウーファでなるスピーカーと共に、ボイスコイルを持たないコーンのみでなるためドロンコーンとも呼ばれるパッシブラジエーターをキャビネットに取り付け、スピーカーがキャビネット内に作る逆位相の音波でパッシブラジエーターが振動、共振して位相を反転させ、キャビネット外に放射される低音を増強することがある。
機器の小型化と薄型化が進むと共にスピーカーも小型化され、薄型化されてその形状もコーン型から平板型が主流となりつつあり、それと共にパッシブラジエーターも平板型になっている。特に低音再生を意図したスピーカーシステムにおいては、小面積の平板状パッシブラジエーターの振動を確実なものとし、振幅を十分なものとするため、図10に示すように、パッシブラジエーター本体1の外周部分に設けた半円筒状のエッジ2に囲まれた平坦部分の片面に、付加質量として平板状の重り3が接着される。再生帯域を低周波数において広げるためには、この付加質量を大きく設定する必要がある。
小型化されたものではないが、低音反射型スピーカーシステムに使用して横方向寸法が制限された場合でも比較的大きな空気容積放出を可能とするようにした質量素子を含むパッシブラジエーターが提案されている(特許文献1)。この先行例は、複数のそれぞれ径の異なる筒状体でなる質量素子を同心に、互いに弾性連結ユニットで、中心軸を並進軸線として移動可能に連結すると共に筒状体の端面を閉鎖して、質量素子の個別の移動の集積が全体として外周フレームの比較的大きい移動となる。この移動の位相がずれて音響歪や減衰を来たさないために、質量素子と弾性連結ユニットによる質量バネ系がそれぞれ同一の共振周波数を有するようにする。
特表2003−501927号公報
前述のような単独の付加質量を備える振動体としてのパッシブラジエーターにおいては小さい容積で充分な低音再生を実現するために付加質量としての重りの重量を大きく設定する必要がある。しかし、その結果として低周波数帯域で図9に示すような、重り3の中心線、この場合長楕円形の長軸又は短軸を軸とする両側辺部の回動運動、つまり、振り子運動と呼ばれる不要な振動が誘発され、これが異常音発生の原因となっている。
この振り子運動は長楕円形の重りの縦方向(長軸方向)のみならず、横方向(短軸方向)にも発生する。図9から図11に長楕円形の重りに生じた実際の振り子運動をレーザードップラー測定器で捕捉した結果を、正方向(+)変位と負方向(−)変位の記号で模式的に表す。図9は1ワット入力時の周波数26Hz、位相角90゜における縦方向の振り子運動を示し、長楕円形の重りの短軸に近い位置にある破線部分を境界線として重りは逆方向に変位している。図10は1ワット入力時の周波数34Hz、位相角90゜における横方向の振り子運動を示し、重りの長軸に近い位置にある破線部分を境界線として逆方向に変位している。図11(a)および(b)はそれぞれ図9のa−a線とb−b線に沿い水平方向に見た振り子運動を示し、境界線から離れた位置の変位が大きいことが判る。
従来、このような振り子運動によるスピーカーシステムの性能への悪影響を防止するためには、本来不必要な振動に起因する異常電気信号を除去する電気的方策として、電気回路により急峻なフィルターを構成し、信号処理によって振り子運動の悪影響を防止している。しかし、この点のみを見ても製造コストの上昇を招いているにかかわらず、実際には振り子運動が発生する周波数が重りを構成する個体の違いや、気温など周囲環境の変化にも支配されるため、フィルターのカットオフ周波数の設定にはこのような変化も考慮しない限り、有効な防止策とならない。
特許文献1は複数の質量素子を用いて比較的に小さいラジエーター本体から大きい容積移動を引き出すことを可能とし、各質量素子を含む質量バネ系の共振周波数を同一にすることにより音響歪や減衰を防止することを教示する。しかし、使用する個々の質量素子が三次元的な大きさを持つために小型化に適さず、全体として部品点数も多いため、小型化した場合の製造工程が精密かつ複雑となり、コスト削減が困難となる。
本発明はこのような従来のパッシブラジエーターが持つ課題を解決するために提案されたもので、その目的とするところは、パッシブラジエーターが備える平板状の重りの低周波領域における振り子運動の発生を防止し、振り子運動による異常音の発生を物理的に、かつ安価で生産の容易な方策で抑止可能なパッシブラジエーターの提供にある。
請求項1の本発明によるパッシブラジエーターは、外周部にエッジを備える薄板状のパッシブラジエーター本体と、エッジで囲まれたパッシブラジエーター本体のほぼ全面を覆って配置した平板状の付加質量としての重りと、パッシブラジエーター本体に設けられ、エッジで囲まれた領域において重りの各分割部分をその装着位置に保持して脱落と相互間接触を防止する袋体とを具備し、重りは低音再生帯域で発生する振り子運動の振幅を減少させて振り子運動を抑止する分割線で分割された複数の分割部分からなることを特徴とする。
請求項2の本発明において、請求項1記載のパッシブラジエーターは、重りの分割線が、最初に発生する最低周波数の振り子運動の方向に垂直な線であることを特徴とする。
請求項3の本発明において、請求項1記載のパッシブラジエーターは、重りの分割線が、複数の分割部分を互いに同じ形状とする線であることを特徴とする。
請求項4の本発明において、請求項1記載のパッシブラジエーターは、重りの分割線が、最初に発生する最低周波数の第1の振り子運動の方向に垂直な第1の分割線と、最低周波数より上方の周波数で発生する第2の振り子運動の方向に垂直で第1の分割線と直交する第2の分割線とでなることを特徴とする。
請求項5の本発明において、請求項4記載のパッシブラジエーターは、重りの第1と第2の分割線は、分割部分の形状が互いに同一となると共に部品点数が最小限となる位置に決められることを特徴とする。
求項の本発明において、請求項記載のパッシブラジエーターは、パッシブラジエーター本体の袋体は、少なくとも重りの各分割部分の底面を覆う底面部と、側端面を覆う側面部とよりなることを特徴とする。
請求項の本発明において、請求項記載のパッシブラジエーターは、パッシブラジエーター本体の袋体は、保持される重りの分割部分全体の重心が、パッシブラジエーターの取付け態様においてパッシブラジエーター本体の重心を共有するように位置決めされることを特徴とする。
請求項の本発明において、請求項記載のパッシブラジエーターは、パッシブラジエーター本体は、重りの分割線に沿う隣接分割部分間の隙間部を厚さの大きいブリッジ部とすることを特徴とする。
請求項の本発明において、請求項1からのいずれか1項に記載のパッシブラジエーターは、重りの分割部分は、それぞれパッシブラジエーター本体への接着時に発生するガス抜き用の貫通穴を備えることを特徴とする。
本発明は、パッシブラジエーターの平板状の重りを複数の部分に分割する線、望ましくは重りの振り子運動の主方向に対し垂直線となる、垂直線と水平線の交差線となる、または垂直線に対し傾斜線となる分割線に沿って重りを複数の部分に分割することにより、重りの振り子運動の共振周波数が単一体のままの重りの場合よりも上昇して振幅が小さくなり、大きな不要振動を抑制し、低音域における異常音発生を防止し得る。
図1は本発明による実施例1のパッシブラジエーターの斜視図である。 図2は本発明による実施例2のパッシブラジエーターの斜視図である。 図3は本発明による実施例3のパッシブラジエーターの斜視図である。 図4は図3の長楕円形のパッシブラジエーターの短軸に平行する切断線に沿う横断面図である。 図5(a)及び(b)は図1の実施例1におけるパッシブラジエーターの、1ワット入力時の28Hzの振動を図5(a)では位相角90゜で、図5(b)では位相角−90゜で、レーザードップラー測定器により測定した結果を、正方向(+)変位と負方向(−)変位の記号で模式的に示す振動測定図である。 図6(a)及び(b)は図5(a)及び(b)の振動測定を周波数34Hzとした以外、他はすべて同条件で行った振動測定図である。 図7は本発明による実施例4のパッシブラジエーターの斜視図である。 図8は本発明による実施例5のパッシブラジエーターの斜視図である。 図9は従来の単一体の重りを用いたパッシブラジエーターにおける振り子運動を略図的に示す断面図である。 図10は従来の単一体の重りによるパッシブラジエーターの斜視図である。 図11は図10の従来のパッシブラジエーターの振り子運動の、周波数を26Hzとする以外図5と同様に行った振動の内、特に、長楕円形のパッシブラジエーターの短軸を軸とする縦方向の振り子運動を正負記号による変位表示で模式的に示す振動測定図である。 図12は図11と類似の振動を周波数34Hzで行い、特に、長楕円形のパッシブラジエーターの長軸を軸とする横方向の振り子運動を正負記号による変位表示で模式的に示す振動測定図である。 図13(a)および(b)は、それぞれ、図11のa−a線ならびにb−b線で示す位置における縦方向の振り子運動を、パッシブラジエーターの長軸方向に見た振動測定図である。
パッシブラジエーターの低周波領域における平板状の重りの振り子運動を防止し、異常音発生を安価で容易に抑止可能な方策が、下記の幾つかの実施例が示す本発明により実現される。
図1に、本発明による実施例1のパッシブラジエーターを示し、IIR,SBR等の加硫ゴムで例えば長楕円形に形成したパッシブラジエーター本体11は、外周縁に沿って断面をほぼ半円形とするエッジ12を有し、エッジ12で囲まれた平板領域の上面に、密度が大きく安価であることを条件に選択した例えば鉄又はステンレスでほぼ長楕円形平板に形成した重り13が接着されてなり、本発明による特徴として重り13は、その短軸に沿う分割線14により部分13aおよび13bに二分されている。つまり、分割線14は、図11に示す長楕円形の重りの長軸に沿う縦方向を主方向とする振り子運動に対して垂直となる線であり、振り子運動はこの分割線によって二分され、共振周波数が上昇することによって振幅が小さくなり、低音再生に与える悪影響が著しく減少する。
重りの分割部分13a及び13bはそれぞれ厚さ方向に貫通するガス抜き穴15を有して、パッシブラジエーター本体11への接着の際に発生するガスの滞留による振動への影響を除去する。また、分割部分13aと13bは互いに質量と形状を等しくするように形成して、それぞれの設置位置がいずれとなっても同じ性能が得られるようにすれば、部品点数を最小限にしつつ、製造工程を容易に保ち得る。
図2に示す本発明の実施例2において、実施例1と異なる点は、重りの分割線が、実施例1のものと同じくほぼ長楕円形の短軸に沿う第1の分割線14に加えて、長軸に沿う第2の分割線16を含み、それによって、縦方向に二分された重りの分割部分が更に横方向に二等分され、重りは4個の分割部分13c、13d、13e、13fでなることである。この第2の分割線16により、図10の縦方向の振り子運動とは別の周波数で発生する図11の横方向の振り子運動が二分され、共振周波数の上昇と振幅減少による良好な低音再生が得られる。重りの各分割部分13c〜13fは排気用のガス抜き穴15を有すると共に、互いに質量と形状を等しくするように形成されることが望ましい。
図3に示す本発明の実施例3においては、第1と第2の分割線14と16による重りの分割部分13c〜13fの形成を実施例2と同様に行う一方、パッシブラジエーター本体11はエッジ12で囲まれた領域に、分割部分13c〜13fのそれぞれを位置決めし、それぞれの脱落を防止し、相互の接触を防止する袋体が設けられる。図4に断面図で示すように、袋体はパッシブラジエーター本体11と一体成型され、各分割部分の底面を覆う底面部11aと、側端面を覆う側面部11bと、側面部11bの上端から各分割部分の上面の縁部分を覆う覆縁部11cとでなり、いずれの袋体部分も分割部分に接着されるか、少なくともガス抜き穴15に面する底面部11aにおいて接着される。
また、図4に示すパッシブラジエーター本体11への重り13の組み込み構成は、両者が重心を共有するものとしてある。そのため、パッシブラジエーター本体11のエッジ12で囲まれた平板部分は、重り13の各分割部分13d〜13fをその厚さ方向のほぼ中央で保持しており、重りの分割線14、16に沿う隣接分割部分間の隙間部11dにおいて平板部分の厚さを増加して最適化させる。このようにして重心を共有させることにより、振動時のみならず、静止時においても安定性を増すことができる。
本発明による実施例1ないし3のパッシブラジエーターの周波数28Hzにおける振動モードを図5に、周波数34Hzにおける振動モードを図6に示す。図5と図6の(a)はいずれも位相角90度の変位を正方向(+)の記号で、(b)はいずれも−90度の変位を負方向(−)の記号で、模式的に示す。いずれの低音の振動モードにおいても同方向において一様な並進運動が実現され、良好な低音再生が行われていることが示される。
図7に示す本発明の実施例4は、図11と図12の従来のパッシブラジエーターにおける振り子運動が斜め方向に発生する傾向を示すため、この様な運動を防止する策として長楕円形の短軸又は長軸と斜めに交わる斜交分割線17により、重りを分割するが、斜め方向の振り子運動は対称位置でも発生するので、2本の斜交分割線17をX字状にクロスさせ、2対の分割部分13gと13hとする4分割が望ましい。
図8の本発明による実施例5も斜め方向に発生する振り子運動に対処する策として、長楕円形の重りの一方の側縁から他方の側縁にかけて跨るV字状斜交分割線18により、両端で一対の斜め分割部分13iとV字状分割部分13jの3部分に分割しても良い。
上記の全実施例は長楕円形のパッシブラジエーターの使用例に限られているが、これは液晶TVのような小型で薄型の音響機器において充分な低音再生を求める場合にほぼ長楕円形のものの使用が主流を成すためである。一方、パッシブラジエーターの外形と周波数に応じて振り子運動は主方向を変化させるが、外形がほぼ矩形ないし長楕円形の場合、周波数26〜28Hzで縦方向(長軸方向)を主方向とする振り子運動となるので、これを抑止するため長軸に垂直な(短軸方向)分割線で重りを2等分する。周波数34Hzでは横方向(短軸)を主方向とする振り子運動となるので、これを抑制するため長軸方向の分割線で重りを2等分する。実用の低音用パッシブラジエーターとしてはこれら2帯域の振り子運動を抑止可能とすべきであり、従って実施例2では直交する2本の分割線で重りを縦方向に2等分し、更に横方向に2等分して全体を4等分している。
パッシブラジエーターが円形である場合、振り子運動はどの方向にも起こり得るから、実験によってその方向を確定し、その振り子運動方向に沿う直径線に垂直な線を重りの分割線とすれば効果的である。
本発明は従来のパッシブラジエーターの重りを分割するのみで低音特性を改善するものであり、外形と寸法には全く変更を加えるものではないから、従来達成されている音響機器のコンパクト性や薄型性を保持したままで、スピーカーと共にキャビネットにそのまま組み込んで、低音特性に優れた小型、薄型のスピーカーシステムとすることができる。
11 パッシブラジエーター本体
11a 底面部
11b 側面部
11c 覆縁部
11d 隙間部
12 エッジ
13 重り
13a〜13j 分割部分
14 分割線
15 ガス抜き穴
16 第2の分割線
17 X字状斜交分割線
18 V字状斜交分割線

Claims (9)

  1. 外周部にエッジを備える薄板状のパッシブラジエーター本体と、エッジで囲まれたパッシブラジエーター本体のほぼ全面を覆って配置した平板状の付加質量としての重りと、パッシブラジエーター本体に設けられ、エッジで囲まれた領域において重りの各分割部分をその装着位置に保持して脱落と相互間接触を防止する袋体とを具備し、重りは低音再生帯域で発生する振り子運動の振幅を減少させて振り子運動を抑止する分割線で分割された複数の分割部分からなることを特徴とするパッシブラジエーター。
  2. 重りの分割線が、最初に発生する最低周波数の振り子運動の方向に垂直な線であることを特徴とする、請求項1記載のパッシブラジエーター。
  3. 重りの分割線が、複数の分割部分を互いに同じ形状とする線であることを特徴とする、請求項1記載のパッシブラジエーター。
  4. 重りの分割線が、最初に発生する最低周波数の第1の振り子運動の方向に垂直な第1の分割線と、最低周波数より上方の周波数で発生する第2の振り子運動の方向に垂直で第1の分割線と直交する第2の分割線とでなることを特徴とする、請求項1記載のパッシブラジエーター。
  5. 重りの第1と第2の分割線は、分割部分の形状が互いに同一となると共に部品点数が最小限となる位置に決められることを特徴とする、請求項4記載のパッシブラジエーター。
  6. パッシブラジエーター本体の袋体は、少なくとも重りの各分割部分の底面を覆う底面部と、側端面を覆う側面部とよりなることを特徴とする、請求項1記載のパッシブラジエーター。
  7. パッシブラジエーター本体の袋体は、保持される重りの分割部分全体の重心が、パッシブラジエーターの取付け態様においてパッシブラジエーター本体の重心を共有するように位置決めされることを特徴とする、請求項6記載のパッシブラジエーター。
  8. パッシブラジエーター本体は、重りの分割線に沿う隣接分割部分間の隙間部を厚さの大きいブリッジ部とすることを特徴とする、請求項7記載のパッシブラジエーター。
  9. 重りの分割部分は、それぞれパッシブラジエーター本体への接着時に発生するガス抜き用の貫通穴を備えることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のパッシブラジエーター。
JP2009133776A 2009-06-03 2009-06-03 パッシブラジエーター Active JP4827948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009133776A JP4827948B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 パッシブラジエーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009133776A JP4827948B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 パッシブラジエーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010283491A JP2010283491A (ja) 2010-12-16
JP4827948B2 true JP4827948B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=43539869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009133776A Active JP4827948B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 パッシブラジエーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4827948B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015097951A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 ソニー株式会社 振動板のエッジ構造

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140355806A1 (en) 2013-06-03 2014-12-04 Allen T. Graff Portable Loudspeaker
CN108012215B (zh) * 2016-11-02 2024-06-07 深圳市三诺数字科技有限公司 一种无源辐射器失真的改善方法及无源辐射器
CN114025266B (zh) * 2021-10-27 2024-01-16 惠州市众瑞声电子有限公司 一种降噪型无源辐射器
WO2023166654A1 (ja) * 2022-03-03 2023-09-07 パイオニア株式会社 スピーカ装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3646398B2 (ja) * 1996-04-04 2005-05-11 松下電器産業株式会社 パッシブラジエータ
US8160286B2 (en) * 2006-03-31 2012-04-17 Panasonic Corporation Speaker system
JP2010259033A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Junichi Kakumoto 音波放射板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015097951A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 ソニー株式会社 振動板のエッジ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010283491A (ja) 2010-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4827948B2 (ja) パッシブラジエーター
CN108702573B (zh) 平板扬声器和显示装置
WO2018095038A1 (zh) 振动发声装置
US8503700B2 (en) Piezoelectric acoustic transducer
US9532134B2 (en) Sound pickup apparatus
US20140294225A1 (en) Enclosure speaker with side acoustic emission structure
EP3734996B1 (en) Display apparatus
US8428293B2 (en) Speaker device
JP2007180827A (ja) パネル型スピーカ
KR101707083B1 (ko) 평판형 저음 스피커
CN110097869B (zh) 宽频声学超材料
WO2015097951A1 (ja) 振動板のエッジ構造
JPH10145882A (ja) マイクロホン
US20180176692A1 (en) Piezoelectric speaker and electroacoustic transducer
CN113286213A (zh) 一种振动传感器
CN106714053B (zh) 一种动铁式受话器
RU2580217C1 (ru) Электродинамический излучатель наушника (варианты)
US20190158954A1 (en) Shotgun Microphone Unit
US11323799B2 (en) Supporter and electroacoustic transducer device
JP2022119087A (ja) 表示装置およびスピーカユニット
JP3582201B2 (ja) スピーカ
JPH04322598A (ja) マイクロホン装置
JP6778030B2 (ja) 平板スピーカ
JP2007096432A (ja) 圧電発音体
US8243965B2 (en) Electro-acoustic transducer

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4827948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250