JP4826539B2 - 脚式移動型ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、脚部を有する脚式移動型ロボットに関するものである。
近年、歩行するための脚部を備え、この脚部を駆動し、脚部の下端に設けられた足平部分を所定の歩容データに基づいて床面上に配置することで歩行動作を行う脚式移動型のロボットが開発されている。
このような脚式移動型のロボットは、まず、脚部の足平部分を床面に接触させて支持脚とし、その後に足平の裏面で床面を押して脚部全体(ロボット全体)を上げるように脚部を駆動することで、次の歩行動作を行う。駆動された脚部は遊脚となる一方、他の脚部が支持脚となり、このように、遊脚と支持脚とを交互に繰り返して切り換えることで、歩行動作を行うことが可能になる。
このような歩行動作を安定して行う際には、ロボット全体の重心位置を制御して、脚部を駆動する必要がある。すなわち、左右に各々脚部を有する2足歩行タイプの脚式歩行型ロボットの場合、歩行する床面に接地する支持脚の足平部分の接地面内部に、ロボット全体の重心によるモーメントが作用しない点(ZMP=Zero Moment Point)を位置させる。
さらに、より安定して歩行するため、足部分にセンサを設けた脚式移動ロボットが開示されている(特許文献1)。これらの脚式移動ロボットでは、足部に弾性体を設けている。そして、弾性体の空間内に内蔵された変位センサによって、足部の接地端の変位を検出している。この変位センサで検出された変位によって床反力を推定する。床反力に応じて、異常を検知している。しかしながら、上記の脚式移動ロボットでは、床反力を受けてから制御が開始される。このため、ロボット本体が外力を受けてしまう。すなわち、床反力が弾性体を介して、脚部に伝わってしまう。また、足裏の床面と接触する面に弾性体を配置すると、ロボットの姿勢が不安定になりやすい。
床反力を受ける前に、床面と足裏との距離を測定するためには、例えば、非接触型の距離センサを使用することが考えられる。非接触型の距離センサの典型例として、光学式のセンサが挙げられる。しかしながら、光学式の距離センサでは、十分な、精度、計測レンジを得ることが困難である。また、床面の色などに影響を受けてしまう。
また、足裏に接触式のセンサ(路面検知装置)を設けた脚式移動ロボットが開示されている(特許文献2)。このセンサは、足部の底面に対して出没自在に取り付けられた路面検知子を有している。この路面検知子の出没位置に応じて、路面との距離関係を測定している。しかしながら、このセンサでは、路面検知子が足部ベース体に埋没してしまう。従って、特許文献2のセンサでは、凹凸のある床面を歩行する場合、正確に測定することができなくなってしまうという問題点がある。凹凸のある床面を歩行する場合、例えば、凹部上に路面検知子が配置されてしまうことがある。凹部が路面検知子よりも深い場合、路面検知子以外の箇所で足部ベース体が床面と接触する。すなわち、足部ベース体が床面と接触していても、路面検知子が床面と接触していない状態と認識されてしまう。また、このようなセンサを用いた場合、足裏を床面に倣わせることが困難である。例えば、床面に凹凸がある場合、センサ以外の部分が路面に触れてしまう。そのため、足裏を床面に倣わせる制御が困難になってしまう。
このように、従来の脚式移動ロボットでは、足裏から床面までの距離を正確に測定することが困難であるという問題点がある。床面までの測定距離が実際の距離からずれていると、ロボットを安定させることが困難になってしまう。例えば、足裏を床面に倣わせるために、床面までの距離を0とする方向に足首関節を駆動することがある。このような場合、上記のセンサでは床面までの距離を誤って測定しているため、既に足裏が床面に接地していても、足首関節を駆動してしまう。従って、床反力が脚部に加わってしまい、ロボットが不安定になってしまう。
特開平2003−205481号公報 特開平2001−353686号公報
このように、従来の脚式移動ロボットでは、床面までの距離を正確に測定することが困難であるという問題点がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、床面までの距離を正確に測定することができる脚式移動型ロボットを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる脚式移動型ロボットは、脚部によって床面を移動する脚式移動型ロボットであって、前記脚部に設けられた足平本体部と、前記足平本体部に対して摺動可能に取り付けられ、前記足平本体部の底面よりも床面側に突出する可動部と、前記可動部の摺動位置を検出するセンサ部と、前記可動部が前記足平本体部の足裏面に近づく方向の摺動端において、前記可動部の下端が前記足平本体部よりも床面側に突出するよう、前記可動部の摺動範囲を規制するストッパと、を備えるものである。これにより、床面に凹凸がある場合でも、床面までの距離を正確に測定することができる。
本発明の第2の態様にかかる脚式移動型ロボットは、上述の脚式移動型ロボットであって、前記可動部が前記足平本体部の足裏面から離れる方向の摺動端において、前記可動部と前記足平本体部との間に空間が生じているものである。これにより、可動部が床面と接触しても、ロボット本体に外力がほとんど伝わらない状態で、距離を測定することができる。
本発明の第3の態様にかかる脚式移動型ロボットは、上述の脚式移動型ロボットであって、前記可動部を床面側に付勢する付勢手段を、さらに有するものである。これにより、速やかに可動部を元の位置に戻すことができる。
本発明の第4の態様にかかる脚式移動型ロボットは、上述の脚式移動型ロボットであって、前記可動部が、下端側に向かうにしたがって細くなる先細り形状になっていることを特徴とするものである。これにより、横方向からの外力を受けても可動部が動くため、横方向からの外力を受け流すことができる。
本発明の第5の態様にかかる脚式移動型ロボットは、上述の脚式移動型ロボットであって、前記可動部と前記足平本体部との間に、着地時の衝撃を吸収する衝撃吸収部材が設けらていることを特徴とするものである。これにより、着地時の衝撃を吸収することが出来る。
本発明の第6の態様にかかる脚式移動型ロボットは、上述の脚式移動型ロボットであって、前記可動部の下端に滑り止めが形成されていることを特徴とするものである。これにより、着地時に滑りにくくなる。
本発明の第7の態様にかかる脚式移動型ロボットは、上述の脚式移動型ロボットであって、前記足平本体部の足裏面と垂直な方向に、前記可動部が摺動することを特徴とするものである。これにより、水平方向の剛性を高くすることができる。
本発明によれば、床面までの距離を正確に測定することができる脚式移動型ロボットを提供することが可能になる。
以下に、図1、及び図2を参照しつつ本発明の実施の形態1にかかる脚式移動型ロボット(以下、単にロボットという)について説明する。
図1は、ロボット1を正面から見た様子を概略的に表す概略図であり、床面F上をロボット1が歩行する様子を表しているなお、図1においては、説明の便宜上、ロボット1が進行する向き(前後方向)をx軸、ロボット1が進行する方向について水平方向に直交する向き(左右方向)をy軸、移動体の移動する平面から鉛直方向に延びる向き(上下方向)をz軸とし、これらの3軸からなる座標系を用いて説明する。すなわち、図1中において、前記x軸は紙面の奥行方向、y軸は紙面に向かって左右方向、z軸は紙面中の上下方向を示す。
図1に示すように、ロボット1は、頭部2と、体幹3と、体幹3に結合された腰部4と、体幹3に接続された右腕5、左腕6と、腰部4に対して回動自在に固定される脚部10と、を備えた2足歩行型のロボットである。以下、詳細に説明する。
頭部2は、ロボット1の周囲の環境を視覚的に撮像するための左右一対の撮像部(図示せず)を備えているとともに、体幹3に対して頭部2を鉛直方向に平行な軸周りに回動させることで、周囲の環境を広く撮像する。撮像した周囲の環境を示す画像データは、後述する制御部130に送信され、ロボット1の動作を決定するための情報として用いられる。
体幹3は、その内部にロボット1の動作を制御する制御部130や、脚部のモータ等に電力を供給するためのバッテリー(図示せず)等を収容するものである。制御部130は、図2に示すように、脚部10を駆動し、ロボット1を動かすための歩容データを記憶する記憶領域131と、この記憶領域131に記憶された歩容データを読み出す演算処理部132と、脚部10に含まれるモータを駆動するモータ駆動部133と、を備えている。これらの各構成要素は、体幹3の内部に設けられたバッテリー(図示せず)から電力を供給されることで動作する。
また、演算処理部132は、記憶領域131に記憶された歩容データを読み出すとともに、読み出した歩容データによって特定されるロボット1の姿勢を実現するために必要な脚部10の関節角を算出する。そして、このように算出した関節角に基づく信号をモータ駆動部133に送信する。
モータ駆動部133は、演算処理部132より送信された信号に基づいて、脚部を駆動するための各モータの駆動量を特定し、これらの駆動量でモータを駆動させるためのモータ駆動信号を各モータに送信する。これによって脚部10の各関節における駆動量が変更され、ロボット1の動きが制御される。
また、演算処理部132は、読み出した歩容データに基づいてモータの駆動を行うように指令するほか、ロボット1に組み込まれたジャイロや加速度計などセンサ(図示せず)からの信号を受けて、モータの駆動量を調整する。また、レーザセンサなどを設けて、床面Fまでの距離を検出してもよい。ジャイロセンサや加速度計やレーザセンサなどの各種センサは、例えば、体幹3や腰部4に設けられる。このように、センサにより検出したロボット1に作用する外力や、ロボット1の姿勢などに応じて脚部10の関節角を調整することで、ロボット1が安定した状態を維持することができる。
右腕5および左腕6は、体幹3に対して回動自在に接続されており、肘部分および手首部分に設けられた関節部分を駆動することにより、人間の腕部と同様の動きを行うことができる。また、手首部分の先端に接続された手先部は、図示を省略するが物体を把持するためのハンド構造を備えており、ハンド構造に組み込まれた複数の指関節を駆動することで、様々な形状の物体を把持することが可能となる。
腰部4は、体幹3に対して回動するように接続されており、歩行動作を行う際に腰部4の回動動作を組み合わせることで、脚部10を駆動するために必要な駆動エネルギーを低減させることができる。
2足歩行を行うための脚部10(右脚20、左脚30)は、右脚20と左脚30とから構成されている。詳細には、図2に示すように、右脚20は右股関節21、右上腿22、右膝関節23、右下腿24、右足首関節25、右足平26を備え、同様に、左脚30は左股関節31、左上腿32、左膝関節33、左下腿34、左足首関節35、左足平36を備えている。
そして、右脚20および左脚30とは、図示しないモータからの駆動力が、同じく図示しないプーリおよびベルトを介して伝達されることで、各関節部が所望の角度に駆動され、その結果、脚部に所望の動きをさせることができる。
なお、本実施形態においては、脚部10(右脚20および左脚30)は、下腿を膝関節回りに前方側に持ち上げると、人間の脚部のように、上腿と下腿が後方側に向かって開いた状態(上腿の延長線よりも後方側に、下腿が膝関節回りに回転した状態)となる。
記憶領域131に記憶された歩容データは、操作部(図示せず)から送られる信号で特定される脚部10の移動量に対応づけて、脚部10の足平(右足平26、左足平36)の先端(足先)の位置と、移動体本体(本実施の形態においては載置部11)の位置とを、ロボット1の移動する空間を定める座標系(例えばxyz座標系)において経時的に指示するものである。
さらに、右足平26、及び左足平36には、床面Fまでの距離を測定する距離センサ(図示せず)が設けられている。距離センサは、足平の足裏から床面までの距離を測定する。この距離センサの構成については、後述する。そして、図2に示すように、距離センサで測定された床面までの距離がセンサ信号135として、制御部130に入力される。このセンサ信号135に基づいて、制御部130はフィードバック制御を行っている。例えば、足平部の足裏を床面Fに倣わせるように、足首関節(右足首関節25、左足首関節35)を駆動する。これにより、ロボットが安定して、歩行することができる。
次に、脚部10に備えられた足平部(右足平26、左足平36)の構造について、図3および図4を用いて詳細に説明する。なお、右足平26、左足平36は左右対称の同様の構造を備えているため、ここでは右足平26の詳細な構造についてのみ説明するものとし、左足平36については説明を省略するものとする。なお、図3は、右足平26を上面から見た様子を示す概略図であり、図4は、右足平26を側方(右側方)から見た様子を示す側方図である。
図3、及び図4に示すように、右脚20の先端に配置された右足平26は、足平本体部40と、距離センサ50とを有している。足平本体部40は、板状の部材である。よって、足平本体部40の下面である足裏面40aは平面になっている。足平本体部40は、足首関節25に連結されている。右足首関節25を駆動すると、足平本体部40の傾きが変化する。すなわち、右足首関節25の駆動軸を回転中心として、足平本体部40が回転する。これにより、足平本体部40が床面Fに対して傾斜する。足平本体部40の爪先側を踵側よりも下方に配置したり、踵側を爪先側よりも下方に配置することができる。また、足平本体部40が床面Fから受けた力は右足首関節25を介して、ロボット1本体(例えば、右脚部20や、体幹3など)に伝わる。足平本体部40は、上面視において、略矩形状に形成されている。
足平本体部40には、複数の距離センサ50が設けられている。図3に示すように、距離センサ50は、足平本体部40の四隅近傍に配置されている。ここでは、足平本体部40の踵側に2つの距離センサ50が設けられ、爪先側に2つの距離センサ50が設けられている。足平本体部40の四隅には、距離センサ50を配設するための貫通孔が設けられている。そして、足平本体部40に設けられた貫通孔に距離センサ50が挿入される。これらの4つの距離センサ50は同じ構成を有している。なお、図4では、爪先側の距離センサ50を省略して図示している。
距離センサ50は、足平本体部40の足裏から突出している。すなわち、距離センサ50の下端は、足平本体部40の底面(足裏面40a)よりも下側に位置する。従って、着地時には、距離センサ50が床面Fと接触する。着地時において、足平本体部40の下面と、床面Fとの間には空間が形成される。すなわち、足平本体部40の下には、距離センサ50の突出量に対応する隙間が設けられている。ここでは、複数の距離センサ50を設けているため、着地時に足平本体部40が水平になる。よって、ロボット1を安定して、倒立させることができる。
この距離センサ50の構成について、図5を用いて詳細に説明する。図5は、距離センサ50とその周辺の構成を拡大して示す側面断面図である。なお、図5では、右足平26が着地する前の状態を示している。距離センサ50は、可動部51、滑り止め部材52、測定対象物53、衝撃吸収部材54、付勢バネ56、変位センサ57、ベアリング58、及び係止部59を有している。
可動部51は、足平本体部40に対して摺動可能に取り付けられている。ここでは、足平本体部40の足裏面40aと垂直方向に摺動する。すなわち、可動部51は、足平本体部40の厚さ方向に沿って移動する。足平本体部40の足裏面40aがXY平面と平行な場合、可動部51はZ方向に移動する。可動部51は、例えば、アルミニウム等の金属によって形成されている。これにより、右足平26を軽量化することができる。なお、可動部51は、ベアリング58にガイドされて摺動する。ベアリング58は、例えば、スラストベアリングである。これにより、直進性よく、可動部51を移動させることができる。すなわち、可動部51の動きが上下方向(足裏面40aと垂直方向)に拘束される。
右脚20が着地するときに、右足平26に設けられた可動部51が床面Fと接する。そして、着地時に床面Fから受ける力によって、可動部51が押し込まれる。これにより、可動部51が足裏面40a側に摺動する。すなわち、可動部51の下端が足裏面40aに近づく。一方、右脚が床面Fから離れる時は、可動部51が床面F側に摺動する。すなわち、可動部51の下端が足裏面40aから離れる方向に摺動する。このように、可動部51が摺動することによって、可動部51の下端と、足平本体部40との距離が変化する。可動部51は、所定の摺動範囲が設定されている。すなわち、上下両方向に対して摺動端が決定されている。よって、可動部51は、足平本体部40側の摺動端と、床面F側の摺動端との間を摺動する。
可動部51は、滑り止め部材52を有している。滑り止め部材52は、可動部51の下端に、配置されている。すなわち、可動部51の着地面には、滑り止め部材52が設けられている。着地時には、滑り止め部材52が床面Fと接触する。これにより、ロボット1が着地時等に滑るのを防ぐことができる。滑り止め部材52は、例えば、シート状の弾性体によって形成されている。これにより、移動中のロボット1が滑るのを防ぐことができ、安定した歩行が可能となる。また、滑り止め部材52の換わりに、可動部51の下面を加工して、滑り止めを設けてもよい。例えば、可動部51の下面に微小な凹凸を形成することによって、滑り止めが形成される。このように、滑り止め部材52は、弾性体に限られるものではない。可動部51の下面に、摩擦係数の大きい滑り止めを形成することで、転倒を防止することができる。
可動部51は、針状の測定対象物53を有している。測定対象物53は、XY方向において、可動部51の略中心に配置されている。測定対象物53は、例えば、金属によって、形成されている。可動部51の摺動に応じて、測定対象物53が移動する。すなわち、可動部51の摺動に伴って、測定対象物53が足裏面40aと垂直方向に移動する。測定対象物53の先端は、変位センサ57内に挿入されている。
変位センサ57は、足平本体部40に固定されている。従って、可動部51が摺動すると、変位センサ57と測定対象物53との位置関係が変化する。変位センサ57は、例えば、渦電流式変位センサのセンサヘッドである。変位センサ57は、測定対象物53の変位量を検出する。測定対象物53は可動部51とともに移動する。従って、可動部51が変位すると、変位センサ57からの出力電圧が変化する。これにより、変位センサ57は、足平本体部40に対する可動部51の摺動位置が検出される。距離センサ50は、変位センサ57で検出された変位量に基づいて、足裏面40aから床面Fまでの距離を測定する。距離センサ50は、変位センサ57で検出された変位量に基づいて、床面Fまでの距離に対応するセンサ信号135として出力する。もちろん、光学式等のセンサを用いてもよい。
可動部51の上端には、衝撃吸収部材54が設けられている。すなわち、衝撃吸収部材54は、可動部51と足平本体部40との間に配置されている。衝撃吸収部材54は、例えば、ゴムなどの弾性体により形成されている。そして可動部51の取り付け位置において、衝撃吸収部材54には、開口が設けられている。測定対象物53は衝撃吸収部材54の開口を貫通している。衝撃吸収部材54は可動部51とともに移動する。右脚20が遊脚となっている状態において、衝撃吸収部材54と足裏面40aとの間には、隙間がある。着地時には、可動部51が足平本体部40側に押し込まれる。従って、可動部51が足裏面40a側に摺動して、衝撃吸収部材54が足裏面40aに当接する。すなわち、可動部51が移動することによって、衝撃吸収部材54が足平本体部40と衝突する。衝撃吸収部材54は、弾性体により形成されているため、衝撃が吸収される。すなわち、衝撃吸収部材54によって、着地時にインパルス的に加わる衝撃が緩和される。なお、衝撃吸収部材54を取り付ける箇所は、図5の位置に限られるものではない。例えば、足平本体部40の足裏面40aに衝撃吸収部材54を取り付けてもよい。この場合、着地時に可動部51が押し込まれると、衝撃吸収部材54の下端が、可動部51の上端と当接する。このように、衝撃吸収部材54は、可動部51と足平本体部40との間に、配置されていればよい。
さらに、距離センサ50には、可動部51と当接する係止部59が設けられている。係止部59は、足平本体部40に対して固定されている。係止部59が可動部51の摺動を止めるストッパとなる。すなわち、係止部59が足裏面40a側への可動部51の摺動を制限する。具体的には、可動部51が足裏面40a側に摺動すると、係止部59の先端が可動部51に当接する。これにより、可動部51の摺動が制限され、可動部51が、これ以上摺動しなくなる。すなわち、係止部59は、可動部51が足裏面40aに近づく方向の摺動端を規定している。着地時に、可動部51が床面に押し込まれると、係止部59が可動部51に当接して、摺動を止める。従って、右脚20が支持脚となっている場合、可動部51が係止部59に当接している。また、右脚20が遊脚となっている場合、可動部51が係止部59から離間している。
可動部51の足裏面40a側の摺動端において、可動部51は、足裏面40aから突出している。足裏面40aよりも、可動部51の下端が下方に位置する。ここでは、滑り止め部材52が足裏面40aよりも下側に位置する。従って、着地時には、足平本体部40の足裏面40aは床面Fに接触しない。すなわち、着地時において、足平本体部40のと床面Fとの間に隙間が設けられる。これにより、床面Fに凹凸がある場合でも、正確に床面Fまでの距離を測定することができる。
すなわち、係止部59を設けているため、可動部51が足平本体部40に埋没しなくなる。着地時にも、可動部51が足裏面40aから突出した状態となっているため、足裏面40aと床面Fとの間には、常に隙間がある。床面Fに凹凸がある場合でも、支持脚時の可動部51の位置は一定となる。例えば、着地時に、可動部51が凹部上に移動したとしても、摺動端における可動部51の突出量以下の凹部であるならば、可動部51の下面が接地する。すなわち、可動部51の下端が凹部の底面と接触するため、可動部51が摺動端まで押し込まれる。これにより、凹部上に着地した時の可動部51の変位量が、平面上に着地した場合の変位量と同じになる。よって、正確に床面までの距離を測定することができる。
さらに、可動部51が付勢バネ56によって下方に付勢されている。付勢バネ56は、足平本体部40に固定されている。よって、右脚20が床面Fから離れる時に、付勢バネ56は可動部51を床面F側に付勢する。これにより、可動部51が速やかに足裏面40aから離れる。すなわち、右足が、床面Fから離れた時に、可動部51が速やかに元の位置に戻る。また、付勢バネ56を設けることで、確実に元の位置に戻すことができる。
付勢バネ56は例えばコイル状のスプリングである。具体的には、付勢バネ56として、圧縮コイルバネを用いることができる。可動部51が押し込まれると付勢バネ56が縮む。付勢バネ56によって、可動部51は下方向に付勢され、足平本体部40は上方向に付勢されている。付勢バネ56の中にベアリング58や係止部59が挿入されている。すなわち、付勢バネ56の中にベアリング58や係止部59が収納される。これにより、距離センサ50を小型化することができる。もちろん、付勢バネ56の換わりとなる付勢手段として、ゴムなどの弾性体を用いることができる。
なお、付勢バネ56のバネ定数を小さくすることが好ましい。具体的には、付勢バネ56は、衝撃吸収部材54や滑り止め部材52よりも小さいバネ定数を有している。これにより、着地時に足平本体部40が受ける床反力を小さくすることができる。すなわち、付勢バネ56のバネ定数を小さくすると、可動部51の摺動によって生じる付勢バネ56の弾性力が小さくなる。従って、可動部51が摺動しても、付勢バネ56から足平本体部40に加わる弾性力は小さくなる。よって、足平本体部40を介してロボット1が着地時に受ける衝撃を小さくすることができる。なお、滑り止め部材52のバネ定数を衝撃吸収部材54よりも大きくすることが好ましい。これにより、衝撃を効果的に吸収することができるとともに、ロボット1を安定させることができる。
また、可動部51が足裏面40aに近づく方向の摺動端も規定されている。右脚20が遊脚となっているときには、衝撃吸収部材54と足平本体部40の足裏面40aとの間に隙間が生じる。可動部51が押し込まれる前には、可動部51と足裏面40aとの間に空間が生じている。換言すると、可動部51が足平本体部40の足裏面40aから離れる方向の摺動端において、可動部51と足平本体部との間に空間が生じている。さらに、付勢バネ56のバネ定数を小さくしている。よって、着地時以外は、可動部51と足平本体部との間に隙間が生じている。これにより、可動部51が床面Fに接触しても、ロボット本体に外力がほとんど伝わらない状態で、測定することができる。すなわち、可動部51が受けた力が直接、足平本体部40に伝わるのを防ぐことができる。また、右足平26が床面Fから離れるときに、可動部51が自重によって下方に摺動する構成とすることで、付勢バネ56を取り除くことが出来る。これにより、可動部51の摺動中に足平本体部40にかかる外力をさらに低減することができる。また、右足平26の軽量化を図ることができる。
可動部51に適度な荷重が加わると、可動部51と係止部59が当接する。すなわち、完全に着地した状態では、係止部59によって、可動部51の摺動が停止している。このため、弾性体である衝撃吸収部材54、及び付勢バネ56が一定以上変形しなくなる。これにより、倒れそうになったときに、ロボット1本体を元に戻すための床反力モーメントを発生させやすくなる。すなわち、足平本体部40と可動部51の間にある弾性体の変形が、係止部59によって制限される。このため、例えば、速やかに足首関節のトルクを床面に伝えることができる。よって、転倒を防止するための制御を容易に行うことができ、ロボット1を安定させることができる。
なお、可動部51の先端部分は、テーパー形状に加工されている。すなわち、可動部51の下端側が面取りされている。可動部51は、下端が最も細くなり、足裏面40aに向かうにしたがって太くなるような、形状となっている。よって、側面視において、可動部51の外形は台形状になっている。このように可動部51を下端側に向かうにしたがって細くなる先細り形状とすることで、可動部51が水平方向の外力を受けても、可動部51が摺動する。よって、可動部51に対する水平方向の外力を受け流すことができる。もちろん、可動部51はテーパ形状に限らず、R形状に加工されていてもよい。可動部51はリニアガイドであるベアリング58を介して足平本体部40に取り付けられている。このため、着地時における水平方向に対する剛性を高くすることができる。また、ベアリング58によって、足裏面40aと垂直な方向の動きに制限されるため、着地時において、鉛直方向には衝撃吸収力がある。
例えば、可動部51の下端は、直径3cmの円形にすることができる。すなわち、可動部51の床面Fと接触する部分は、直径3cmの円形にすることができる。そして、可動部51を摺動範囲(摺動可能距離)を5mmとすることができる。従って、右足平26が床面Fから離れている状態では、可動部51の衝撃吸収部材54と足裏面40aとの間の隙間は5mm以下となる。そして、着地時における、衝撃吸収部材54の変形量と隙間とを合わせると5mmとなる。このように、係止部59と可動部51の位置関係、及び形状を設計している。この摺動範囲が距離センサで測定できる測定可能範囲に対応している。距離センサ50の測定範囲を越える距離は、体幹3等に設けたレーザセンサで測定する。すなわち、可動部51が床面Fと接触するまでは、レーザセンサで床面Fまでの距離を測定する。
距離センサ50の一つの重さは、例えば、200〜300gとすることができる。よって、右足平26を軽量化することができる。すなわち、距離センサ50の数を少なくすることで、より軽量な右足平26を実現することができる。これにより、制御性を向上することができ、容易に歩行させることができる。また、可動部51の突出量を2cmとすることができる。なお、ここでの突出量は、足裏面40a側の摺動端における突出量である。すなわち、支持脚時における可動部51の突出量が2cmとなる。この突出量は、歩行する床面において、想定される凹凸高さに応じて変えることができる。すなわち、想定される凹凸高さを吸収できるような、突出量とすることが好ましい。また、突出量以上の段差がある場合、レーザセンサなどを用いて段差を認識して、その段差を避けて移動する。これにより、右足平26が突出量以上の段差を踏まないようにロボット1が歩行するため、安定して歩行させることができる。また、レーザセンサで判断可能な凹凸高さを突出量とすればよい。すなわち、レーザセンサで検出可能な最小凹凸高さに応じて突出量を規定する。
このように、距離センサ50は、足平本体部40に対して固定された固定部(例えば、変位センサ57及び係止部59)に対して、可動部51が移動する。可動部51の変位が変位センサ57によって検出される。そして、可動部51のみが床面Fと接触し、足裏面40aが床面Fと接触しない構成となっている。すなわち、可動部51が常時、足裏面40aから突出している。そして、突出した可動部51を基準として、足裏面40aから床面Fまでの距離を測定している。これにより、床面Fに凹凸がある場合でも、正確に距離を測定することができる。すなわち、床面Fの凹凸高さが突出量以下である場合、可動部51は摺動端まで移動する。よって、床面Fの凹凸によらず着地時の可動部51が一定になるため、正確な測定が可能になる。
距離センサ50で測定された距離に基づいて、倒立を安定させることができる。すなわち、着地時には、全ての距離センサ50で、摺動端になるように、足首関節にトルクを与える。これにより、右足平26が床面Fに倣うように制御される。よって、確実に距離センサ50を床面Fに接地することができるため、安定して倒立させることができる。このような制御を歩行、あるいは走行中に行うことで、安定した移動が可能になる。
また、距離センサ50で測定された距離に基づいて、フィードバック制御を行うことも可能である。例えば、歩容データで生成された軌道に対して追従するように、モータ駆動する。具体的には、歩容データにおける床面Fまでの距離と、距離センサ50で測定された距離との差に、適当なフィードバックゲインを乗じて、フィードバック制御する。これにより、関節のモータが駆動して、歩容データで生成された軌道に追従する。よって、より安定した歩行が可能になる。
このように、上記の距離センサ50を用いることで、正確に床面Fまでの距離を測定することができる。よって、確実に制御することができ、安定した倒立、及び移動が可能になる。特に不整地での移動に適している。なお、上記の説明では、2足歩行型のロボットについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、3本以上の脚部を有するロボットであってもよい。また、全ての足平に距離センサ50を設けていなくてもよく、1本以上の脚部に距離センサが設けられていればよい。さらに、1つの足平に1以上の距離センサ50を設けていればよい。
本発明の第1の実施形態に係る脚式移動型ロボットの全体を概略的に表した全体概略図である。 図1に示す脚式移動型ロボットの内部に備えられた制御部の内部を概念的に表したブロック図である。 図1に示す脚式移動型ロボットの脚部に備えられた足平(右足平)部分の構造を概略的に示す上面図である。 図1に示す脚式移動型ロボットの脚部に備えられた足平(右足平)部分の構造を概略的に示す側面図である。 図4に示す右足平の距離センサとその周辺の構造を示す側面断面図である。
符号の説明
1 ロボット、2 頭部、3 体幹、4 腰部、5 右腕、6左腕、
10 脚部、20 右脚、21 右股関節、22 右上腿、23 右膝関節、
24 右下腿、25 右足首関節、26 右足平、
30 左脚30、31 左股関節、32 左上腿、33 左膝関節、
34 左下腿、35 左足首関節、36 左足平、
40 足平本体部、40a 足裏面、
50 距離センサ、51 可動部、52 滑り止め部材、53 測定対象物、
54 衝撃吸収部材、56 付勢バネ、57 変位センサ、
58 ベアリング、59 係止部、
130 制御部、131 記憶領域、132 演算処理部、133 モータ駆動部
135 センサ信号

Claims (7)

  1. 脚部によって床面を移動する脚式移動型ロボットであって、
    前記脚部に設けられた足平本体部と、
    前記足平本体部に対して摺動可能に取り付けられ、前記足平本体部の足裏面よりも床面側に突出する可動部と、
    前記可動部の摺動位置を検出する距離センサ部と、
    前記可動部が前記足平本体部の足裏面に近づく方向の摺動端において、前記可動部の下端が前記足平本体部よりも床面側に突出するよう、前記可動部の摺動範囲を規制するストッパと、を備える脚式移動型ロボット。
  2. 前記可動部が前記足平本体部の足裏面から離れる方向の摺動端において、前記可動部と前記足平本体部との間に空間が生じている請求項1に記載の脚式移動型ロボット。
  3. 前記可動部を床面側に付勢する付勢手段を、さらに有する請求項、1又は2に記載の脚式移動型ロボット。
  4. 前記可動部が、下端側に向かうにしたがって細くなる先細り形状になっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の脚式移動型ロボット。
  5. 前記可動部と前記足平本体部との間に、着地時の衝撃を吸収する衝撃吸収部材が設けらていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の脚式移動型ロボット。
  6. 前記可動部の下端に滑り止めが形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の脚式移動型ロボット。
  7. 前記足平本体部の足裏面と垂直な方向に、前記可動部が摺動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の脚式移動型ロボット。
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