JP4823228B2 - 構造的に一体化されたアンテナアパチャおよび加工方法 - Google Patents

構造的に一体化されたアンテナアパチャおよび加工方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、同時に出願された、出願番号第 (ボーイング整理番号第03−0425号)、出願番号第 (ボーイング整理番号第03−0957号)および出願番号第 (ボーイング整理番号第04−0651号)の米国出願に関連する主題を含み、これらの出願はすべて本出願に参照により援用される。
発明の分野
本発明はアンテナシステムに関し、より詳細には移動プラットフォームの構造的載荷部として使用可能とするように構成されるアンテナアパチャに関する。
発明の背景
今日、航空機(有人および無人)、宇宙船および陸上車などの移動プラットフォームは、電磁波信号送受信用アンテナアパチャの使用を必要とすることが多い。アンテナアパチャは、移動プラットフォーム上において、X−Yグリッド状に配置された複数のアンテナ素子を有するフェーズドアレイアンテナアパチャの形態で設けられることが多い。典型的には、アンテナの放射素子が搭載される種々の構成要素により移動プラットフォームに加わる重量がある。これらの構成要素は、アルミニウムブロック、またはアンテナアパチャ全体に「寄生」重量を加えるが、アンテナアパチャの一部の支持構造として以外の機能を行わない他の同様の下部構造を含む。「寄生」という言葉は、送受信動作に直接必要のないアンテナの構成要素に関わる重量を意味する。
移動プラットフォームの一部に対する載荷構造を形成することが可能なアンテナアレイを設けることは、重要な利点をもたらすことになるであろう。特に、移動プラットフォーム上で実施可能なセンサー機能の数および種類は、移動プラットフォーム内で物理的空間を必要とする従来の電子アンテナおよびセンサーシステムでは、かなり増加し得る。アンテナを移動プラットフォームの構造に一体化すればまた、アンテナアパチャを移動プラットフォームの外面に搭載する場合にしばしば生じる空気力学への悪影響をなくすことになろう。また、これにより、アンテナアパチャが移動プラットフォームの内面または外面上に搭載される必要のある別個の独立した構成要素として形成される場合に存在するであろう寄生重量がなくなることになる。
発明の概要
本発明は、別の構造体の構造的載荷部として一体化されるように適合させる構成を有するアンテナアパチャを対象とする。1つの好適な形態では、本発明のアンテナアパチャは、移動プラットフォームの載荷部、より詳細には空中移動プラットフォームの翼、胴体またはドアの一部を形成するように構成される。
本発明のアンテナアパチャは多様なアンテナおよび/またはセンサー用途に適するように製造され、縮小拡大されることが可能なアンテナ素子のグリッドを形成する。1つの好適な形態では、アンテナアパチャはダイポール放射素子のX−Yグリッド状配置を有するハニカム状構造を含む。アンテナアパチャは、通常は放射素子の支持基盤として採用されるであろういかなる金属の寄生支持構造をも必要としないので、典型的にはかかる構成要素がアンテナアパチャに加わる寄生重量を回避する。
製造の1つの好適な形態では、複数の電磁放射素子が基板上に形成され、基板は2層の複合プレプレグ材料の間に挟持されて、その後硬化されて堅固なシートを形成する。硬化シートはその後ストリップに切断され、各ストリップはその中に埋め込まれた複数の電磁放射素子を有する。
その後、ストリップはツールまたは固定具に設置され、共に接着されてグリッド状構造を形成する。1つの好適な実施では、スロットが各ストリップに沿った様々な領域で切断され、各ストリップに沿った様々な地点でストリップの相互接続をより可能とする。別の好適な実施では、各電磁放射素子の縁部が外部電子構成要素と放射素子に対する電気接続をより促進する「歯」を形成するように、各ストリップの一部が切り取られる。
製造の1つの好適な形態では、単一ツールで実質的に同時に複数のアンテナアパチャが形成可能である。ツールは、一連の直交して延在するスロットを形成する、複数の相隔たる、正確に位置付けされた金属ブロックを採用する。第1の分割された複数の放射素子のストリップがツールに挿入され、ストリップをグリッド状配置に一時的に保持するのに接着剤が使用される。その後、第2の分割された複数の放射素子のストリップが第1の分割された複数の放射素子のストリップの上のツール上に組み立てられる。第2の複数の放射素子のストリップは同様に、素子をグリッド状配置に一時的に保持するのに接着材を使用して、X−Yグリッド状に配置される。両複数の放射素子はその後オーブンまたはオートクレーブ内で硬化される。その後、硬化された後2つの分割された複数の放射素子のストリップは容易に分離されて、2つの別個のアンテナアパチャアセンブリを形成する。
特徴、機能および利点は本発明の種々の実施形態において独立して達成可能であるか、または他の実施形態において組み合わされ得る。
本発明は、詳細な説明および添付図面からより十分に理解されるであろう。
好適な実施形態の詳細な説明
好適な実施形態(単数、複数)の以下の説明は単に基本的に例示であり、本発明、その適用または使用を限定することを意図しない。
図1を参照して、本発明の好適な実施形態によるアンテナアパチャ10が示される。アンテナアパチャ10は、基本的に、アンテナ能力を組み込まない従来のハニカムコア、サンドイッチ構造技術で存在するであろうものを超えた、構造部の全体的強度に影響を及ぼすことなく、かつさらなる大幅な付加重量を加えることなく、移動プラットフォームの複合構造部に容易に一体化可能な載荷ハニカム状構造を形成する。
アパチャ10はハニカムコアまたはグリッド状コアセクションを形成するように相互接続された複数の壁セクション12を含む。各壁セクション12は、その中に埋め込まれた複数の電磁放射素子14を含む。図1は、概ね正方形状の開口部を与えるX−Yグリッド状(すなわち、ハニカム状)配置を示すが、他のグリッド配置が可能である。例えば、六角形状開口部を有するハニカムまたはグリッド状コア構造も形成可能である。従って、アンテナアパチャ10を形成する壁セクション12の直交レイアウトは、単に放射素子14に対する1つの好適なグリッド状レイアウトを示すように意図するものである。アンテナアパチャ10の選択されるグリッドタイプおよび全体の大きさは、アパチャ10が使用される具体的用途の必要性に依存することになる。
好適なアンテナアパチャ10は放射素子14を支持するための金属基板の使用を必要と
しない。そのために、アンテナアパチャ10は厳しい寄生重量の不利益を受けることがない。アンテナアパチャ10は軽量構造であり、それゆえに特に航空宇宙用途に適する。
好適なアパチャ10は載荷構造として作用するのに十分な構造強度を提供する。例えば、形態プラットフォーム用途において、アンテナアパチャ10は航空機、宇宙船または回転翼航空機における主要構造要素として使用可能である。他の可能な用途は船または陸上車に関してであり得る。アンテナアパチャ10は移動プラットフォームの構造に一体化可能であるので、他の高度空気力学的高速移動プラットフォーム(highly aerodynamic, high speed mobile platform)の外面に搭載される必要のあるアンテナアパチャの場合ほど大幅に、移動プラットフォームの空気力学に悪影響を及ぼさない。
図1をさらに参照して、アンテナアパチャ10はさらにバックスキン16を含み、その一部は壁セクション12のグリッド状配置をよりよく見せるために切り取られている。バックスキン16は、放射素子14と他の電子的構成要素との電気接続をより可能とするように各電磁放射構成要素14の「歯」14aを突出させる開口部18を有する。
壁セクションの構成
今度は図2を参照して、基板層20はその表面上に複数の放射素子14を備えて形成され、素子14は例えば、基板20上において平行する列に形成される。1つの好適な形態においては、基板20は好適には約0.0005−0.003インチ(0.0127mm−0.0762mm)の厚さを有する1枚のKapton(登録商標)ポリイミドフィルムを含む。Kapton(登録商標)フィルム基板20は銅箔でコーティングされ、その後、エッチイングされて所望の寸法および相対間隔を有するように放射素子14を形成する。
図3において、基板20は、樹脂リッチプレプレグ織物22および24の2層間に設置され、その後、オーブンまたはオートクレーブにおいて典型的には2〜6時間の間平らに硬化される。プレプレグ織物22は好適には、シアネートエステル樹脂に予め含浸されたAstroquartz(登録商標)ファイバを含み、所望の電気特性、特に誘電性および損失正接特性を提供する。エポキシ樹脂を有するグラスファイバなどの他の複合材料もまた使用され得る。
図4に示すように、構成要素26は、放射素子14を2つのプレプレグ織物層22および24の間に挟持した状態で、軽量だが構造的に堅固なシートを形成する。図5を参照すると、その後、部分28aおよび28bを有するアセンブリスロット28が相隔たる位置において構成要素26内に切り込まれる。スロット28は壁部12(図1)の交差アセンブリを容易にする。スロット28は好適には、構成要素26内にルートを決められた水ジェット切断または機械加工が施され、構成要素26の全厚を貫通する。大きな平坦なシートの構成要素26を作成することにより、製造者は、銅沈着、シルクスクリーンなどを含む正確で高速な製造技術を利用することが可能となる。さらに、平らな構成要素26にスロット28および放射素子14などの特徴を含むことにより、放射素子の非常に正確な設置および繰り返し性を確実にすることができ、ひいては高精度で外部電子工学機器と結合することが可能となる。
図6を参照して、その後構成要素26は壁部12を形成する複数のセクションに切断される。アンテナアパチャ10の形状が正方形ではなく矩形である場合は、さらなる切断が行われて、アパチャ10の短辺部を形成する壁部12の長さを短くする。例えば、切断が点線30に沿って行われて、得られた長さ32を使用して図1のアパチャ10の2つの短辺の一方を形成し得る。距離34は、アンテナアパチャ10が有するであろう全高を表す
。壁セクション12はまた、特定の所望される厚さに削られ得る。1つの好適な実施では、壁セクション12に対する約0.015インチ〜0.04インチ(0.381mm〜1.016mm)の間の厚さが好適である。
図7を参照して、各壁セクションの縁部は切断されて、各放射素子14の末端間において切り欠き部36を形成し得る。切り欠き部36は各放射素子14の末端が歯14a(これも図1に示す)を形成するのを可能とする。但し、歯14aの形成はオプションである。
壁セクションの組み立て
図8を参照すると、アパチャ10の形成時に壁セクション12を支持するのに使用されるツール38が示される。ツール38は、複数の垂直に延びるスロットを形成するように高精度方向に複数の金属ブロック42を支持するために使用されるベース40を含む。便宜上、1グループのスロットが「X方向」スロットとして示され、1グループのスロットが「Y方向」スロットとして示される。
図9を参照すると、金属ブロック42の1つがより詳細に示される。金属ブロック42は断面形状において概ね正方形の本体44を含む。上側および下側位置付けピン46および48はそれぞれ、本体44の軸方向中心に位置付けられる。各金属ブロック42は、好適にはアルミニウムから形成されるが、同様に他の金属材料から形成され得る。各金属ブロック42の本体44はさらに好適には、円弧上方コーナー44aおよび円弧縦方向コーナー44bを有する。金属ブロック42はまた、好適には研磨された外面を含む。
図10を簡単に参照すると、ベースプレート40の上面50が示される。上面50は各金属ブロック42の下側位置付けピン48のそれぞれを受ける,正確に位置付けされた複数の凹部52を含む。凹部52は、X方向スロットおよびY方向スロットを形成する高精度に相隔てた配列構造に金属ブロック42を保持するように機能する。
図11を参照すると、アパチャ10のX方向壁を形成することになる第1の分割された複数の壁セクション12がX方向スロットに挿入される。便宜上、これらの壁セクションは参照番号12aで示される。各壁セクション12aはスロット28bを含み、スロット28bは、一旦X方向スロットに完全に挿入されるとベースプレート40の上面50に隣接するように挿入される。最も外側の壁セクション12aは、Mylar(登録商標)PETフィルムまたはTeflon(登録商標)PTFEテープにより、金属ブロック42の縦方向側面に一時的に保持され得る。図12は、X方向スロット内に座し、ベースプレート40の上面50の上に載置する各壁セクション12aを示す。
図13を参照すると、壁セクション12aの第2の垂直層をその後X方向スロットに挿入し得る。第2の分割された複数の壁セクション12aは同様にツール38の短辺に沿って固定される。第2の複数の壁セクション12aは第1の複数の上に載置する。図14は、X方向スロットに完全に挿入された第2の分割された複数の壁セクション12aを示す。
図15を参照すると、接着剤54のビーズを各壁セクション12aおよび12aの縁に沿って設置する。図16において、その後Y方向列12bがツール38のより長い縦の側面に沿って設置され、接着剤54により列12aおよび12aの縁に接着される。その後、図16のアセンブリ全体がトッププレート56に覆われる。トッププレート56は図17にも示され、各金属ブロック42の上側位置付けピン46を受け入れるための複数の凹部60を有する下面58を有する。従って、トッププレート56は、ベースプレート40と組み合わさり、各金属ブロック42を正確に整列させて保持し、X方向スロット
およびY方向スロットを高精度な直交構成に維持する。
壁セクションの最初の接合
図18および19を参照すると、図16のアセンブリ全体は、ツール62の4つの構成要素62a〜62d内に設置される。各セクション62a〜62dは、その中に金属ピン66を受ける1対の孔64を含む。ツールセクションの1つ62dが図20に示され、その端部から見ると、細い三角形であることがわかる。図18および図19において、ピン66はテーブル68における開口部内で受けられ、硬化段階において図16のサブアセンブリを確実に保持する。トッププレート56およびベースプレート40と同様にツール62はすべて好適にはインバールから形成される。図21では、ツール62は真空バッグ70に覆われ、ツール62内のサブアセンブリは接合される。接合は典型的には4〜6時間かかる。締め固め段階において金属ブロックが膨張し、壁セクション12に加える締め固め力を与える助けとなる。
図22を参照すると、図21に示される締め固め工程が行われた後、ツール62が取り外され、トッププレート56が取り外され、それぞれ壁セクション12a、12aおよび12bで構成された1対の独立したサブアセンブリ72および74が設けられる。各サブアセンブリ72および74は、構造的に堅固で軽量なサブアセンブリを形成する。
グリッドの形成およびバックスキンの固定
図23を参照すると、サブアセンブリ72の完成が説明される。サブアセンブリ74のアセンブリの完成はサブアセンブリ72に対して説明されることと同じである。図23において、複数の壁セクション12bがサブアセンブリ72のY方向スロットに挿入されて縦列を作る。壁セクション12bはスロット28aがスロット28bと交差するように挿入される。参照番号76で示す、結果的に得られたサブアセンブリが図24に示される。その後、壁セクション12aおよび12bが出会うサブアセンブリ76の各内部連結部に接着剤78が設置される。接着剤は加熱されたシリンジまたは、壁セクション12が交差するコーナーが接着材ビーズで裏打ちされることを可能とする任意の他の適切な手段で塗布され得る。
図25を参照すると、得られたサブアセンブリ76はツール38の上に設置され、その後サブアセンブリ74から形成された同一のアセンブリ80がサブアセンブリ76の上部に設置される。各金属ブロック42のテーパー状縁44a上に固着したいかなる余分な接着材も手で拭き取られる。
図27を参照すると、第2の接合/締め固めサイクルは、図18〜21と関連して説明されたと同一の方法で行われる。再び、金属ブロック40の膨張が、壁セクション12上に締め固め力を与えるのに役立つ。
図28を参照すると、図27の接合/締め固め操作が完了した後、2つのサブアセンブリ80および76がツール62から取り外され、その後ツール38から取り外される。各サブセンブリ80および76は、複数のセル76aおよび80aを有する堅固で、軽量で、構造的に強度なアセンブリを形成する。セル80a、76aの大きさは、所望のアンテナ性能要素及びアンテナアパチャ10が満たさなければならない載荷必要条件に依存して変化し得る。アンテナ素子14の具体的寸法は概ね個々のセル80a、76aの長さおよび高さに応じることになる。GHz範囲でのアンテナまたはセンサー用途に適した1つの好適な形態においては、セル76aおよび80aはおおよそ長さ0.5インチ×幅0.5インチ×高さ0.5インチ(12.7mm×12.7mm×12.7mm)である。各サブアセンブリ76および80の全長および全幅は採用される放射素子14の数に依存して変化するが、約1.0ft×1.0ft(30.48cm×30.48cm)であり得、
後に互いに隣接して固定され、より大きい所望の寸法の単一アレイを形成することが可能である。完全に組み立てられたアンテナシステム10の面積は、数平方フィートから場合によっては数百平方フィート以上に変化し得る。セル80a、76aは正方形の形状を有して図示されるが、三角形、円形、六角形などの他の形状セルも形成可能であろう。
図29を参照して、接着剤81のビーズを各壁セクション12の各露出した縁に沿って設置する。その後、各放射素子14の歯14aが開口部84を介して突出するように、複数の正確に機械加工された開口部84を有するバックスキン82を各サブアセンブリ80および76の上に設置する。バックスキン82は好適には予め硬化され、構造的に堅固な構成要素を形成したプレプレグ複合材料シートである。1つの好適な形態では、バックスキン82はシアネートエステル樹脂に予め含浸されたAstroquartz(登録商標)プレプレグファイバの複数の層で構成される。バックスキン82の厚さは、必要に応じて特定の載荷必要条件に適するように変化し得る。求められる載荷能力が高ければ高いほど、バックスキン82はより厚くする必要がある。1つの好適な形態において、バックスキン82は約0.050インチ(1.27mm)の厚さを有し、これは、壁セクション12と共に、約8ポンド/立方フィート(361kg/立方メートル)の密度をアパチャ10に与える。バックスキン82はまた、アンテナアパチャ10が一体化されている表面の外側モールドラインに一致するようにわずかに湾曲または輪郭をつけて形成することも可能であろう。
図30では、バックスキン82がアセンブリ76に設置された後、各放射素子14の歯14aのみが露出するように開口部84にエポキシ85を充填する。その後、バックスキンは残りのサブアセンブリ上で締め固めされ、好適には2〜4時間の間、約250°F〜350°Fの温度で約80〜90psiの圧力でオートクレーブにおいて硬化される。接着ビーズ81および54は、優れた構造強度をアパチャ10に与えるのに役立つフィレットを形成する。
壁セクションの代替組み立て方法
図31〜37を参照して、アンテナアパチャ10を構成する代替の好適な方法が示される。この方法では、壁セクション12はバックスキン上に完全なX−Yグリッドとして組み立てられ、アセンブリ全体を1つの工程で硬化させる。図31を特に参照すると、各壁セクション12は、放射素子14の歯14aに隣接する縁102上に押圧される接着ストリップ100を有する。接着ストリップ100は、好適には約0.015インチの厚さ(0.38mm)および好適には約0.10インチ(2.54mm)の幅を有する。ストリップ14は標準の市販されるエポキシまたはシアネートエステルフィルムが可能である。ストリップ100は歯14aがストリップ100を貫通するように歯上に押圧される。ストリップ100は粘着性があり、一時的に上縁102に接着する。図32を参照すると、接着ストリップ102の一部は壁セクション12の各反対側に折り込まれる。これはX方向壁12aの各1つずつとY方向壁12bの各1つずつに対して行われる。図33を参照すると、各壁セクション12aおよび12bはその後1つずつバックスキン82上に組み立てられる。これには、慎重に位置合わせを行い、十分な手動力を使用して各壁セクション12上の各歯14aを押圧してバックスキン82における開口部84に通すことを必要とする。接着ストリップ102は直立の向きに各壁セクション12を保持するのに役立つ。壁セクション12aおよび12bの相互接続もまた、適切な位置に壁セクション12を一時的に保持するように機能する。
図34を参照すると、その後接着ビーズ104を壁セクション12aおよび12bが交差する各領域に塗布する。その後金属ブロック40を壁セクション12aおよび12bによって形成された各セルに挿入する。各金属ブロック40の挿入は、各壁セクション12の交差部において接着ビーズ104をフィレットに形成するのに役立つ。その後余分な接
着剤は金属ブロック40および壁セクション12の交差領域周辺から拭き取られる。
図35を参照すると、複数の凹部108を有する金属トッププレート106が各金属ブロック40の上側位置付けピン46上に押圧される。アセンブリは真空バッグ70内に設置され、ツール62を使用して接合される。図36を参照すると、アセンブリがツール62から取り外され、トッププレート106が取り外され、金属ブロック40が取り外されている。その後、接着ストリップ100および110が図31および32に関連して説明されたのと同じ方法で、各壁セクション12aおよび12bの露出した縁部に押圧される。接着ストリップ110はストリップ100と同一で、長さが短いだけである。予め硬化したフロントスキン(すなわち、レードーム)112がその後壁セクション12aおよび12bの露出した縁上に位置付けられ、壁セクション12aおよび12bに押圧されて、アセンブリ114を形成する。その後、アセンブリ114は真空締め固めされて、好適には2〜4時間の間、好適には約250°F〜350°F(121℃から176℃)の温度で好適には約85psiの圧力で、オートクレーブにおいて硬化させる。硬化されたアセンブリ114はアンテナアパチャ10’として図37に示される。図38において、アンテナアパチャ10は航空機118の胴体116の一部を形成して示される。
アンテナアパチャ10の構造性能および強度は、図38aで示すように複合的なHRP(登録商標)コア構造と適合する。
アンテナアパチャ10、10’は民間航空機または宇宙船などの構造用の主要航空機構成要素を形成することが可能である。アンテナアパチャ10、10’は、航空機、宇宙船または移動プラットフォームの翼、ドア、胴体または他の構造部に一体化可能である。他の潜在的な用途は、船舶または陸上基地の移動プラットフォームの構造部を形成するアンテナアパチャ10を含む。
アンテナアパチャのさらなる代替構成
図39〜51を参照すると、アンテナアパチャ10の各壁セクション12を構成する代替方法が説明される。最初に図39を参照すると、樹脂リッチプレプレグ織物130および132の2つのプライが金属材料134および136の2層間に挟持される。1つの好適な形態では、層130および132はシアネートエステル樹脂に予め含浸されたAstroquartz(登録商標)ファイバで構成される。金属層134および136は好適には約0.5オンス/平方フィートの密度を有する銅箔を含む。層130〜136はオートクレーブで平らに硬化され、図40に示す堅固な単一のシート138を生成する。
図41および41aを参照すると、金属層134および136の一部がエッジングされ、シート138の両サイドにおいて、隣接した列で配置されるダイポール電磁放射素子140を形成する。所望の場合は、レジスタまたは他の電子構成要素もこの時点で各放射素子140上にスクリーンプリント可能であろう。
図42および42aを参照すると、各放射素子140のフィード部144においてシート138を完全に貫通した穴142が開けられる。穴142は好適には直径約0.030インチ(0.76mm)だが、フィード部144の幅に依存して必要に応じて変化し得る。好適には、各穴142の直径は、各フィード部144の幅146とほぼ同じかほんのわずかに小さい。穴142はさらに、各フィード部144の末端に密接に隣接しているが、各フィード部144の縁140aより内側に形成される。各穴142に導電材143が充填され「ピン」を形成するか、またはそれを介して、対向して関連付けられた1対の放射素子140が電気的に結合される。
図43を参照すると、その後シート138は、プレグ織物の少なくとも1対のさらなる
プライ148と150との間に挟持される。プライ148および150は好適にはシアネートエステル樹脂に含浸されたAstroquartz(登録商標)ファイバから形成される。各プライ148および150の厚さは変化し得るが、好適には厚さは約0.005インチ(0.127mm)である。
図44および44aを参照すると、平面金属ストリップ152がシート138の両サイドの各放射素子140のフィード部144に沿って設置され、穴142を完全に覆う。金属ストリップ152は、1つの好適な形態では、好適には約0.001インチ(0.0254mm)の厚さおよび約0.040インチ(1.02mm)の幅154を有する銅ストリップを含む。再び、これらの寸法は放射素子140の正確な形状、特に各放射素子のフィード部144に従って変化することになる。その後金属ストリップ152を有するシート138はオートクレーブで硬化されて、アセンブリ138’を形成する。オートクレーブ硬化は約85psi、250°F〜350°Fで、約2〜6時間行われる。
図45を参照すると、その後シート138’は壁セクション138aおよび138bを形成する複数の長さに切断される。その後、壁セクション138aはそれぞれ、水ジェット切断または他の任意の適切な手段などによって切断されて切り欠き部156を形成する。壁セクション138bも同様に水ジェット切断などにより切り欠き部158が形成される。切り欠き部156および158はまた、シート138をセクションに切断する前に形成されることも可能であろう。
各壁セクション138aおよび138bは、フィード部が突出した「歯」160を有するように、さらに放射素子140のフィード部144の間から材料を除去する。歯160を使用して、独立したアンテナ電子機器基板の回路トレースを放射素子140に電気的に結合する。
図46を参照すると、各歯160は代替的に、テーパー状縁160aを備えて形成され、壁セクション138aおよび138bの組み立てを容易にするのに役立つ。
図47を参照すると、壁セクション138aの1つの歯160が示される。歯160は、銅のストリップ152から残存して得られた銅メッキ部152aを有する。後続のメッキ工程において、各歯160の側壁部162ならびに隣接する歯160の間の表面部164もまた、好適には銅箔などの金属箔でメッキされる。従って、各歯160の4つの側壁はすべて、各歯160周囲に連続したシールディングを形成する金属層で覆われる。
または、各歯160は、無電解および電解メッキの従来の組み合わせを使用して、電気的に絶縁可能であろう。この処理は各壁セクション138aおよび138bの両サイドを銅箔で覆うことを含み、これは電解メッキ処理に必要である。各壁セクション138aは、洗浄、メッキ、およびすすぎなどの一連のタンクに設置されるであろう。無電解処理は、所望の領域、この場合は各放射素子140の各フィード部144上に銅の非常に薄い層を残す。電解処理はこれらの領域の銅の厚さを厚くするのに使用される。処理は、電流を使用して銅および溶液を誘引する。電解処理が完了し、所望量の銅がフィード部144に設置された後、各壁セクション138aおよび138bに第2のフォトエッチング工程がなされ、フィード領域144の銅のみが残るように壁セクション138aおよび138bの表面を覆う銅箔の大部分を除去する。
Astroquartz(登録商標)ファイバの代わりに、グラファイトファイバのような強度の構造ファイバが使用可能である。従って、Astroquartz(登録商標)ファイバよりもかなり構造的に強いが、Astroquartz(登録商標)ファイバのような電気絶縁性を有しないグラファイトファイバが、バックスキンに採用可能である
。アンテナアパチャ10が満たされなければならない所定の載荷能力に関しては、グラファイトファイバを採用するバックスキンは、Astroquartz(登録商標)ファイバから形成された同等の強度のバックスキンよりも薄くしかも軽いことになる。バックスキンを形成するのにグラファイトファイバの使用することにより、所定の載荷必要条件に対してAstroquartz(登録商標)ファイバを採用したバックスキンと比較すると、より軽いアンテナアパチャ10が構成可能である。
図48を参照すると、グラファイトファイバ168の複数のプライを採用したバックスキン166の断面図が示される。好適には銅で形成された金属層170は、グラファイトプライ168の2つのセクション間に挟持される。グラスファイバプライズ172が2つのグラファイトプライ168上に設置される。アセンブリはオートクレーブ硬化され、堅固なスキンパネルを形成する。金属層170は、採用される放射素子140の正確な形状、ならびに所望の誘電および損失正接特性などの他の電気的検討材料に依存するバックスキン166の厚さの中間点に位置付けられるグランド平面として作用する。
図49を参照すると、壁部138aおよび138bがバックスキン166に組み立てられ、図29と関連して説明されたようにオートクレーブ硬化された後、各歯160は図50に示すようにバックスキン166において開口部174を介して外に向かってわずかに突出することになる。各歯160はさらに、各開口部174に充填するエポキシ175に囲まれることになる。
歯160は、その後、図51に示すようにその上面176がバックスキン166の上面178と同一平面になるように磨かれる。得られた露出面は基本的には、各金属ピン143の下半分であり、これは壁セクション138aまたは138bの各反対側の各放射素子140を電気的に結合している。従って、金属ピン143は基本的には電気コンタクト「パッド」を形成し、これにより容易にアンテナアパチャ10に対して外部構成要素を電気的に結合することが可能となる。
移動プラットフォーム用途においては、またアンテナアパチャ10により、移動プラットフォームの空気力学的性能に悪影響を及ぼすことなくアンテナまたはセンサー能力の一体化が可能となる。その製造方法により、幅広く多様な形状および大きさのアパチャが特定用途に適する必要に応じて製造可能となる。
コンフォーマルレードームを有するアンテナアパチャの構成
図52を参照すると、多面的、コンフォーマル、フェーズドアレイアンテナシステム200が本発明の代替の好適な実施形態に従って示される。アンテナシステム200は、複数の別個の平面セグメント202a、202b、202cおよび202dを有する1片の連続したバックスキン202を概ね含む。4つの別個のアンテナアパチャセクション204a〜204dは、各バックスキンセグメント202a〜202dの4つの別個の前面205に固定される。アンテナアパチャセクション204a〜204dは基本的にはシステム200用のハニカム状コアセクションを形成する。好適には1片の連続するレードーム206がアンテナアパチャセクション204a〜204dのすべてを覆う。4つの個別のアパチャセクションが採用されるが、それ以上またはそれ以下の複数のアパチャセクションが採用可能であろう。従って、システム200は容易に非線形複合構造に一体化可能な複数のハニカム状コアセクションを備えたサンドイッチ構造を有する。
コンフォーマルアンテナシステム200は所望のモールドラインに従って多数の密に詰められた放射素子を提供することができ、さらにアンテナシステム200が、航空機、宇宙船または他の移動プラットフォームの翼、胴体、ドアなどの移動プラットフォームの非線形構造に一体化されることを可能とする。アンテナシステム200は特に移動プラット
フォームを含む用途に特に適しているが、所望の曲率のアンテナシステム200を製造することができることにより、アンテナシステムは、ステルス、空気力学的および/または載荷能力が所定の用途にとって重要な検討材料である幅広い多様な他の用途(場合によっては固定構造にさえも関わる)において実施されることが可能となる。
図53を参照すると、バックスキン202がより詳細に示される。バックスキン202は各アンテナアパチャセクション204a〜204dの歯と接続するように機能する複数の開口部208を含む。バックスキン202を複数の平面セグメント202a〜202dに区分けすることにより、プリント回路基板アセンブリが容易にバックスキン202に取り付け可能である。バックスキン202は、Astroquartz(登録商標)ファイバから、または図48に示すバックスキン166の構成に従って構成され得る。バックスキン202は予め硬化され、バックスキン202の輪郭に従って形作られたツール210上に支持される堅固な構造を形成する。
図54を参照すると、アンテナアパチャセクション204aの構成が図示される。セクション204a〜204dはそれぞれ、本明細書で説明される構成技術のいずれかで構成可能であろう。従って、壁セクション212aおよび212bのバックスキン202上への組み立ては、単に1つの適切な組み立て方法を例示することを意図するものである。本例では、壁セクション212aおよび212bは、図31〜37と関連して説明された構成技術を使用して組み立てられる。壁セクション212aの歯214は穴208に挿入され、バックスキン202に壁セクション212を固定する。その後、歯216を有する壁セクション212bを壁セクション212aと相互係止するようにバックスキン202に固定する。この処理時において、バックスキン202の全体はツール210上に支持される。各アンテナアパチャセクション204a〜204dは、図54に示されるように組み立てられる。
図55を参照して、1つの壁部212aが図示される。アンテナモジュール204aの各壁部212aは、一旦所望の輪郭がアンテナシステム200に対して形成されるとアンテナアパチャセクション204aが有することになる最高点の高さ220と少なくとも同じか、好適にはほんの少し高い高さ218を有する。所望の輪郭の一部は点線222で示される。点線222より上の部分224は後続の製造作業時において除去されるので、壁セクション212aの点線222の下の部分だけが残る。製造において簡素化を図るために、各アンテナモジュール204a〜204dの壁セクション212aおよび212bは、最初は同じ全高を有することが意図される。但し、所望の輪郭に依存して、所望の輪郭を形成するための後続の壁部の機械加工時において発生する無駄な材料の量を低減させるために、アパチャセクション204a〜204dのうち、わずかに異なる全高を有する所定のいくつかを形成することが可能であり得る。
図56を参照して、一旦アパチャセクション204a〜204dがすべてバックスキン上に組み立てられると、接着剤219のビーズが各壁部212aおよび212bの交差領域に設置される。金属ブロック40が壁部212aおよび212bにより形成されたセルに挿入される。
図57を参照すると、その後、金属プレート224a〜224dが各アパチャセクション204a〜204dの上に設置される。アセンブリ全体が真空バッグ226に覆われ、適切な形状のツール228上に載置される。アセンブリは真空締め固めされ、その後、オーブンまたはオートクレーブで硬化することが可能となる。
図58において、金属ブロック40が取り外された後の、硬化されたアンテナアパチャセクション204a〜204dおよびバックスキン202が図示される。点線230はそ
の後、所望の輪郭を生成するために、アパチャセクション204a〜204dの上縁面がそれに沿って機械加工される輪郭線を示す。
図59を参照すると、その後、ツール210を使用した後続の締め固めおよび硬化工程時において、1片の予め硬化されたレードーム206がアパチャセクション204a〜204dの上に位置合わせされ、その上に接合される。表面212’は、アンテナシステム200が取り付けられる構造のモールドラインに一致する必要がある輪郭を有する。
図60および61を参照すると、1つのアンテナ電子機器回路基板232aの構成がより詳細に示される。図60では、回路基板232aはその上に接着フィルム238が塗布される基板236を含む。接着フィルム238は、0.0025インチ(0.0635mm)の厚さの、3M Corp.から入手可能なStructural(商標)接合テープの1つのプライ、または場合によっては適切なエポキシの複数のビーズさえも含み得る。接着フィルム238が採用される場合は、接着フィルム238の一部を除去することにより複数の円形または楕円形開口部240が生成される。開口部240は好適には、接着フィルム238が基板236に塗布された後に楕円または円形部分を打ち抜くことにより形成される。開口部240は、各壁セクション212aおよび212bの歯214および216と位置合わせされる。接着フィルム238の厚さは変化し得るが、好適には約0.0025インチ(0.0635mm)である。
図61では、シリンジ242または他の適切なツールを使用して、穴240に導電性エポキシ244を充填する。導電性エポキシ244は、各壁セクション212aおよび212b上の歯214および216と回路基板232a上の回路トレース(図示せず)との間の電気的結合を与える。
図59の接合されて硬化されたアセンブリはその後、回路基板232a〜232dに接合される。位置合わせピンを有する適切なツーリングジグを使用して、各アパチャセクション204a〜204dの歯214および26で回路基板232a〜232dを正確に位置付けする。組み立て構成要素は加熱されたプレス機に設置される。硬化は、好適には約225°F〜250°F(107℃〜131℃)の温度で、約20psiの圧力で、最小限約90分間行われる。
図62を参照すると、アンテナシステム200の輪郭が満たす必要のある曲率の度合いに依存して、隣接するアンテナモジュール204a〜204d間の小領域が、アンテナシステム200が満たす必要のある載荷必要条件には大きすぎ得る。この場合、壁部212aおよび212bを、アパチャセクション204a〜204d間に形成される間隙の大きさを低減すように意図された所望の形状に予め形成することが可能である。この一例が図62に示され、3つのアパチャセクション252a、252bおよび252cは図52に図示されるよりもより大きな曲率を形成する必要がある。この例では、各アパチャセクション252a〜252cの壁セクション254aは、隣接する中心モジュール252bである縁がアンテナモジュール252の各反対側に存在する間隙256を大幅に低減するように形成される。実際に、壁セクション212aおよび/または212bはまた、異なる縁部輪郭で形成され、そうでなければ隣接するアパチャセクション204a〜204dの縁間に存在するであろう間隙の領域を低減することが可能である。
複数の別個のアパチャセクションを形成することにより、幅広く多様なスケールおよび形状のモジュラアンテナシステムを特定用途の必要性を満たすように構成し得る。
結論
種々の好適な実施形態はすべて、アパチャが容易に複合構造内に一体化されてその複合
構造の載荷部を形成することを可能とする構成を形成する、1対のパネル間に挟持されるハニカム状コアを有するアンテナアパチャを提供する。好適な実施形態は、従来のハニカム状コア、サンドイッチ状構成技術に関して存在するであろうものを超えて、重大な重量を付加せず、アンテナ能力を提供する。
種々の好適な実施形態を説明してきたが、当業者は発明概念から逸脱することなく行い得る変形または変更を認識するであろう。例は、本発明を例示するものであり、限定するように意図されない。従って、説明および請求項は当該先行技術の点から必要に応じて限定されるだけで、自由に解釈されるべきである。
本発明の好適な実施形態によるアンテナアパチャの斜視図である。 複数の電磁放射素子を有する材料シートの斜視図である。 図2の材料シートの各反対側に位置付けられ、材料シートを挟持して接合されようとしている状態の1対の織物プレプレグプライの斜視図である。 接合後の図3のサブアセンブリの斜視図である。 アンテナアパチャの壁部の後続の相互係止組み立てを可能とするように切断されたスロットを示す図4のアセンブリの斜視図である。 アンテナアパチャ用壁セクションとして使用するようにアセンブリを複数のセクションに切断した状態の図5のアセンブリの図である。 各放射素子の末端に歯を形成するように各壁セクションの1つの縁に沿って切断された切り欠き部の図である。 組み立て処理時においてアパチャの壁セクションを位置合わせするのに使用されるツールの図である。 図8に示される1つの金属ブロックの斜視図である。 組み立て処理時において図8の各搭載ブロックに取り外し可能に固定されるトッププレートの下面の平面図である。 複数の壁セクションが、ツールにより形成されたX方向スロットに挿入される様子を示す斜視図である。 1対の外周壁セクションが一時的にツールの周囲部に固定されている状態で、ツールに完全に挿入された図11の壁セクションを示す図である。 第2の複数の壁セクションがツールのX方向列に挿入されている様子を示す図である。 第2の複数の壁セクションがツールに完全に挿入される様子を示す図である。 接着剤が壁セクションの縁部に塗布される領域を示す図である。 トッププレートが金属ブロックの位置付けピン上に固定されようとしている状態で、ツールの長い周囲側面に固定されたさらなる壁セクションを示す図である。 各金属ブロックの位置付けピンを受けるための凹部を示すトッププレートの下面の図である。 締め固め用の締め固めツール62内に設置された図16のサブアセンブリの斜視図である。 図18のアセンブリの上面図である。 図18に示されたツールのセクションの1つの斜視図である。 締め固め作業が行われている間の、締め固めバックにおける図18のツールの図である。 締め固めツールから取り外された後、図21の締め固め工程時において形成された2つの独立したサブアセンブリを示す図である。 Y方向壁部が、図22に示される予め形成されたサブアセンブリの1つに挿入される様子を示す図である。 壁セクションの交差領域を接合するために接着剤が設置される領域を示す図である。 位置合わせツール上に降ろされた後の図24のサブアセンブリを示す図である。 位置合わせツール上に位置付けされ、締め固めおよび硬化の準備ができた両アパチャサブアセンブリを示す図である。 最初に図18に示された締め固めツール内に再び設置された図26のサブアセンブリを示す図である。 図27におけるツールから取り外された後形成された2つの独立したアパチャサブアセンブリを示す図である。 バックスキンが図28のアンテナアパチャアセンブリの1つに固定される様子を示す図である。 バックスキンにおける充填された穴、従って放射素子上の歯だけが露出している状態を示す図である。 壁セクションおよび、アンテナアパチャの構成の代替の好適な方法と関連して使用される接着ストリップの斜視図である。 図31の接着ストリップを備えた図31の壁セクションの端面図である。 壁セクションがバックスキンに固定される様子を示す斜視図である。 金属ブロックが壁セクションにより形成されたセルに挿入された状態で、バックスキンに固定された壁セクションの図である。 図34のアセンブリが真空締め固めされる様子を示す図である。 接着ストリップが壁セクションの露出した縁部上に位置付けられた状態でまさに締め固められたサブアセンブリ上に位置付けられたレードームの図である。 図36の締め固められ、硬化されたアセンブリの図である。 航空機の胴体と一体的に形成されたアンテナアパチャを示す図である。 従来のフェノールコア構造と比較したアンテナアパチャの構造強度を示すグラフである。 金属箔層の間に挟持されたプレプレグ織物層を採用した壁セクションの代替の好適な構成を示す図である。 堅固なシートとして形成された図39に示される層の材料を示す図である。 電磁放射素子を有する図40に示されるシートの一方の面を示す図である。 シートの対向面上の電磁放射素子を示す、図41のシートの一部の端面図である。 各電磁放射素子の各フィード部に形成された穴と導電性ピンを示す図である。 各フィード部に形成された導電性ピンを拡大して斜視的に示した図である。 図42の材料がプレプレグ織物プライのさらなる対に挟持される様子を示す図である。 金属ストリップが各電磁放射素子のフィード部分に沿って設置される様子を示す図である。 図44に示されるシートの対向面に設置された金属ストリップを示す図である。 隣接する放射素子のフィード部分が歯を形成するように各壁セクションに切り込みをいれた状態で、複数の長さの壁セクションを形成する材料に切断された図40のシートを示す図である。 歯の縁がテーパー状である1つの歯の代替の好適な形態の拡大斜視図である。 図45に示す壁セクションの歯の1つの拡大部分を示す図である。 アンテナアパチャ用のバックスキンの代替の好適な構成の一部を示す図である。 図48のバックスキンを使用して構成されたアンテナアパチャを示す図である。 図49のバックスキンを介して突出する1つの歯の高度拡大斜視図である。 歯がバックスキンの表面と同一面になるように削られた後の図50の歯の拡大斜視図である。 本発明の代替の好適な実施形態による、コンフォーマルフェーズドアレイアンテナシステムを示す図である。 図52のアンテナシステムのバックスキンを示す図である。 図52のアンテナシステムの1つの特定アンテナアパチャセクションを形成する壁セクションのアセンブリを示す図である。 後続の製造工程において除去されて1つの壁セクションに対する所望の輪郭を形成する領域を示す、図54のアンテナシステムの1つの壁セクションの平面図である。 金属ブロックが交差壁セクションにより形成される各セルに挿入された状態で、共通のバックスキン上に組み立てられた各4つのアンテナアパチャセクションの斜視図である。 図56のサブアセンブリが真空締め固めされる様子を示す図である。 図56の締め固めされ、硬化されたアセンブリを示し、点線はアンテナモジュールが満たすように機械加工される輪郭を示す図である。 複数のアンテナ電子機器回路基板と、アンテナアパチャセクションに固定されてコンフォーマルアンテナシステムを形成するレードームの分解斜視図である。 フィルムの一部が除去され穴を形成した状態で、塗布された接着フィルムのセクションを示すアンテナ電子機器プリント回路基板の拡大斜視図である。 図60の回路基板の1つのコーナーの高度拡大部で、導電性エポキシが接着フィルムにおける各穴に設置される様子を示す図である。 各アンテナアパチャセクションを形成するために使用される壁部は、モジュールの隣接する縁間の間隙の領域を最小限にするように形作られた、本発明のアンテナシステムの代替の好適な実施形態の端面図である。

Claims (15)

  1. ハニカム状コア構造を形成する相互接続された壁セクションの配置と、
    電磁放射素子の相隔たるアレイとしてアンテナ素子を与えるように、壁セクションと一体的に形成される複数のアンテナ素子と、
    を含み、
    相互接続された壁セクションは、載荷サブアセンブリを形成するのに十分な構造強度を有するアンテナアパチャを形成し、
    各前記相互接続された壁セクションは、その上に形成された前記アンテナ素子の少なくとも1つを有する第1の層、第1の層に固定されたプレプレグ織物の第1の層、および、プレプレグ織物の第2の層を含み、前記プレプレグ織物の第1および第2の層は前記第1の層の各反対側に固定され、その間に前記第1の層を挟持し、構造的に堅固な壁セクションを形成するように硬化され、
    前記第1の層は、その上に銅を沈着させたポリイミドフィルムを含み、銅の一部は除去されて前記電磁放射素子の少なくとも1つを形成する、載荷構造を形成するアンテナアパチャ。
  2. 前記プレプレグ織物は、シアネートエステル樹脂に予め含浸されたAstroquartz(登録商標)ファイバを含む、請求項に記載のアンテナアパチャ。
  3. 前記アンテナアパチャは、約1立方フィート当たり少なくとも約8ポンド(1立方メートル当たり361kg)の負荷能力を提供する、請求項に記載のアンテナアパチャ。
  4. ハニカムX−Yグリッド状配置で相互接続されて、複数の隣接するアンテナセルを形成する複数の堅固な壁部を含み、
    各前記堅固な壁部は複数の相隔たる電磁波放射素子を含み、
    各堅固な壁部は、その上に複数の前記電磁波放射素子を形成した第1の層を含み、
    各前記堅固な壁部は、その間に前記第1の層を挟持するように前記第1の層の各反対側に配列された第2および第3の層のプレプレグ織物材料をさらに含み、
    前記第1の層は、その上に銅を沈着させたポリイミドフィルムを含み、前記銅の一部は除去されて前記電磁波放射素子を形成し、
    アンテナアパチャは、移動プラットフォームの構造に一体化されて構造の載荷部を形成するように適合される、アンテナアパチャ。
  5. 各前記第2および第3の層は、シアネートエステル樹脂に予め含浸されたAstroquartz(登録商標)ファイバを含む、請求項に記載のアンテナアパチャ。
  6. 前記堅固な壁部の縁部は接着剤で共に固定される、請求項に記載のアンテナアパチャ。
  7. 前記堅固な壁部は複数の相互接続された正方形状アンテナセルを形成するように配置され、各前記アンテナセルは4つの前記電磁波放射素子のうちの複数を含む、請求項に記載のアンテナアパチャ。
  8. 複数の堅固な構造的壁部を形成し、前記壁部の少なくとも所定のいくつかがその上に電磁波放射素子を含む工程と、
    前記壁部を相互接続して、アンテナセルのアレイを形成する前記電磁波放射素子の構造的に堅固なハニカム状配置を形成する工程と、
    を含み、
    前記複数の堅固な構造的壁部を形成する工程は、前記電磁波放射素子をその上に形成した第1の層を備えた各前記壁部を形成する工程と、1対の第2の層のプレプレグ織物材料の間に前記第1の層を挟持する工程とを含み、
    ポリイミドフィルムから前記第1の層の材料を形成する工程をさらに含む、アンテナアパチャを形成する方法。
  9. 前記第1および第2の層を硬化させて堅固な構造的壁パネルを形成する工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記壁部を相互接続する工程は、接着剤で前記壁部を相互接続し、前記壁部をオーブンおよびオートクレーブのうちの1つで硬化させる工程を含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記壁部の選択された領域にスロットを形成して、前記壁部同士間の構造的相互接続を可能とする工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  12. 各前記電磁波放射素子との電気的結合を促進するように各前記電磁波放射素子の端部に隣接する前記壁部の縁部に沿って切り欠き部を形成する工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  13. 前記壁部は概ね正方形状のアンテナセルを形成するように配置される、請求項に記載の方法。
  14. 前記第2の層の材料はそれぞれ、シアネートエステル樹脂に含浸されたAstroquartz(登録商標)ファイバを含む、請求項に記載の方法。
  15. 前記壁部の縁部に固定された平面パネルをさらに含む、請求項に記載の方法。
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