JP4821994B2 - ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法 - Google Patents

ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4821994B2
JP4821994B2 JP2006230241A JP2006230241A JP4821994B2 JP 4821994 B2 JP4821994 B2 JP 4821994B2 JP 2006230241 A JP2006230241 A JP 2006230241A JP 2006230241 A JP2006230241 A JP 2006230241A JP 4821994 B2 JP4821994 B2 JP 4821994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
gas
float
injector
incompressible fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006230241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008051057A (ja
Inventor
満 銀屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2006230241A priority Critical patent/JP4821994B2/ja
Publication of JP2008051057A publication Critical patent/JP2008051057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4821994B2 publication Critical patent/JP4821994B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Description

この発明は、CNG(圧縮天然ガス)などを燃料とするガスエンジンの吸気管噴射や筒内噴射(直噴:DI)などに用いられるガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法に関するものである。
エンジンの筒内噴射(直噴:DI)などに用いられるインジェクタは、製造時のバラツキが避けられず、個体差が生じてしまう。多気筒エンジンでは、このインジェクタのバラツキによって各気筒間の動作がばらついて、出力低下や排気ガスの悪化を招くという問題がある。特に最近の環境対策として排気ガス規制は益々激しくなっており、各気筒のバラツキをなくすため、個々の噴射インジェクタの特性(噴射率、噴射量など)を把握し、噴射時に補正を行うことが行われている。このための液体燃料用インジェクタの特性測定試験を行う装置が提案されており、具体的には、容器内に設置したダイヤフラムやベローズの変位量を換算して、液体燃料の噴出量を算出する装置や筒体内に配置したピストンの移動量によって液体燃料の噴出量を測定する装置が知られている(特許文献1、2、3参照)。
また、最近のインジェクタでは、液体燃料の噴射の他に、CNG(圧縮天然ガス)等のガスを吸気管噴射や筒内噴射するもの(以下ガスインジェクタという)もあり、液体噴射用のインジェクタと同様に個体差の補正のために各インジェクタの特性を測定することが必要とされている。従来、ガスインジェクタの特性測定試験装置としては、マスフローメータを用いて複数回のガス噴射を行い、その結果得られるマスフローメータの指示値を噴射回数(ショット数)で除することで噴射1回当たりの平均値を算出するものが提案されている。
特開平6−81751号公報 特開昭62−288523号公報 特開2005−69128号公報
しかし、マスフローメータを用いたガスインジェクタの特性測定試験装置では、1ショット噴射時の少量の噴射量の測定や噴射量のバラツキ特性の評価ができないという問題があり、インジェクタの特性を詳細に把握することが困難であるという問題がある。
また、ガスインジェクタの場合、気柱振動が大きいなどの事情により、上記した液体燃料用インジェクタの特性測定試験装置をガス用にそのまま流用することも困難である。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、ガスインジェクタの1ショット毎の噴射量やショット毎の噴射量のバラツキ特性などの評価が可能なガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明のガスインジェクタの特性測定試験装置のうち請求項1記載の発明は、ガスインジェクタの特性を測定する測定試験装置において、前記ガスインジェクタの下流側に、それぞれ空間を残して非圧縮性流体が封入され該非圧縮性流体上に前記空間の圧力を前記非圧縮性流体に付加するフロートが浮かべられた第1のチャンバーと前記非圧縮性流体上に該非圧縮性流体の圧力を前記空間に付加するフロートが浮かべられた第2のチャンバーとが設けられており、前記第1のチャンバーは、前記ガスインジェクタのガス噴射によるガスが前記フロート上の前記空間に導入されるように該インジェクタに連結され、前記第2のチャンバーは前記第1のチャンバーとの間で前記第1のチャンバーへの前記ガスの導入に伴い前記第1のチャンバー内の前記非圧縮性流体が前記第2のチャンバー内のフロート下方で前記非圧縮性流体中に移動するように前記第1のチャンバーに連結されていることを特徴とする。
請求項2記載のガスインジェクタの特性測定試験装置の発明は、ガスインジェクタの特性を測定する測定試験装置において、前記ガスインジェクタの下流側に、それぞれ空間を残して非圧縮性流体が封入され該非圧縮性流体にフロートが浮かべられた第1のチャンバーと第2のチャンバーとが設けられており、前記第1のチャンバーは、前記ガスインジェクタのガス噴射によるガスが前記フロート上の空間に導入されるように該インジェクタに連結され、前記第2のチャンバーは前記第1のチャンバーとの間で前記非圧縮性流体が移動可能となるように前記第1のチャンバーに連結されており、
前記ガスインジェクタと前記第1のチャンバーとが噴射室を介して前記連結がなされており、前記第1のチャンバーに対する前記ガスの導入方向が該第1のチャンバー内壁の接線方向に略沿い、かつ水平方向に略沿っていることを特徴とする。
請求項3記載のガスインジェクタの特性測定試験装置の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1のチャンバーと第2のチャンバーとは、流量制御弁を介して前記連結が行われていることを特徴とする。
請求項4記載のガスインジェクタの特性測定試験装置の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
前記第2のチャンバーのフロートの位置を検出する位置センサと、該第2のチャンバー内の空間圧力を検出する圧力センサと、前記位置センサと前記圧力センサの検出結果に基づいて第1のチャンバーに導入されたガスの噴射量を算出する噴射量演算部とを有することを特徴とする。
請求項5記載のガスインジェクタの特性測定試験装置の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記第1のチャンバーの横断面積が前記第2のチャンバーの横断面積よりも大きく設定されていることを特徴とする。
請求項6記載のガスインジェクタの特性測定試験方法の発明は、互いに連結された二つのチャンバーにそれぞれ空間を残して非圧縮性流体を封入して該非圧縮性流体上にそれぞれフロートを浮かべ、一方の第1のチャンバーの空間に噴射ガスを導入し、該ガスの導入による圧力を前記フロートを介して前記非圧縮性流体に付加して該非圧縮性流体が他方の第2のチャンバー側で前記フロート下方の前記非圧縮性流体中に移動して前記フロートを介して変化する該第2のチャンバーの空間圧力と前記非圧縮性流体の移動量とを測定して前記導入ガスの噴射量を算出することを特徴とする。
請求項7記載のガスインジェクタの特性測定試験方法の発明は、請求項6記載の発明において、前記第1のチャンバーの横断面積を前記第2のチャンバーの横断面積よりも大きくして、前記第1のチャンバー側における前記非圧縮性流体の移動量を前記第2のチャンバー側で増幅して測定することを特徴とする。
本発明のガスインジェクタの特性測定試験装置によれば、インジェクタでガス噴射が行われると、該噴射によるガスが第1のチャンバー内の空間に導入され、第1チャンバー内のフロートに圧力が加わって該フロートを押し下げる。これに伴って非圧縮性流体が押し下げられるように移動する。該フロートは上記ガス導入による圧力を非圧縮性流体に均等に付加する機能を果たす。したがって、該フロートは非圧縮性流体の上面をできるだけ隙間なく覆っているのが望ましい。このためフロートは、非圧縮性流体よりも比重が小さくて、チャンバー内で縦方向への移動が円滑になされる範囲でその外周部分が第1のチャンバーの内壁に対しできるだけ小さな隙間となる大きさおよび形状で構成されているのが望ましい。したがって、通常は、フロートの周方向の外形は、チャンバーの内面形状に依って定められる。該小隙間では非圧縮性流体の表面張力によってフロートが全周に亘って略均等な小隙間でチャンバー内壁に対し位置する。なお、本発明のガスインジェクタの特性測定試験方法ではガス導入による圧力を非圧縮性流体に均等に付加するという点で上記フロートが有益である。
上記非圧縮性流体の移動は、第1のチャンバーに連結されている第2のチャンバー内の非圧縮性流体に伝達され、第2のチャンバー内で非圧縮性流体を縦方向に移動させ、非圧縮性流体に浮いているフロートを押し上げる。このフロートの上昇に伴って第2のチャンバー内の空間が圧縮される。上記フロートは非圧縮性流体の移動による圧力をフロート上の空間に均等に付加する機能を果たす。したがって、第2のチャンバーにおいても該フロートは非圧縮性流体の上面をできるだけ隙間なく覆っているのが望ましい。このためフロートは、縦方向への移動が円滑になされる範囲でその外周部分が第2のチャンバーの内壁に対しできるだけ小さな隙間となる大きさおよび形状で構成されているのが望ましく、該小隙間では非圧縮性流体の表面張力によってフロートが全周に亘って略均等な小隙間でチャンバー内壁に対し位置している。上記のように非圧縮性流体は、第1のチャンバーおよび第2のチャンバーでそれぞれフロートによって挟まされた状態になり、各フロートは非圧縮性流体の圧力を均一にする作用を果たしている。
上記非圧縮性流体の移動に伴う上記空間の体積変化と圧力変化から第1のチャンバーに導入されたガスの体積変化、すなわち導入量を算出することができる。なお、ガスの導入量は1ショットによるものでもよく、また複数ショットによるものでもよい。また、ガス噴射を伴うことなく所定の時間を経てガス導入量の演算を行うことによりインジェクタでのリーク量を算出することも可能になる。上記演算では例えばボイルの法則式を用いることができる。また、温度変化を考慮したボイル・シャルルの法則式を用いることもできる。 なお、上記空間の体積変化や圧力変化は、第1のチャンバー、第2のチャンバーのいずれのものを測定してもよく、また両方のチャンバーに係るものであってもよい。これらの変化量は、種々のセンサを用いて測定をすることができ、空間の体積変化は非圧縮性流体の移動量やフロートの変位量に基づいて導き出されるものであってもよい。
上記のように、ガス導入によるチャンバー内空間の体積変化や圧力変化は第1のチャンバー、第2のチャンバーのいずれであってもよいが、第2のチャンバーの横断面積を第1のチャンバーの横断面積よりも小さくすることで、非圧縮性流体の移動量を第2のチャンバー側で増幅し、よって空間の体積変化および圧力変化を第2のチャンバー側でより精度良く検出するのが望ましい。また、これにより第2のチャンバー側で間接的にガス噴射量を測定することで気柱振動などの問題をより効果的に排除することができる。上記空間の体積および圧力変化によるガス噴射量の算出は、噴射量演算部を用いて行うことができる。噴射量演算部は、例えばCPUとこれを動作させるプログラムとを主として構成することができる。
本発明では、ガス導入量の測定に際し、非圧縮性流体の存在が必須となっている。非圧縮性流体には、上記ガスの導入によって実質的には体積変動を生じないと見なせるものであればよく、通常は液体が用いられる。該非圧縮性流体は、ガス導入に際し円滑に移動がなされるように低粘度のものが望ましく、例えばシリコンオイルを用いることができる。ただし、本発明としては非圧縮性流体の材質がシリコンオイルなどの特定のものに限定されるものではない。
また、第1のチャンバーに導入される噴射ガスは、インジェクタから直接導入されるものでもよいが、好適には噴射室を介してガスを導入するのが望ましい。すなわち、噴射室に向けてインジェクタからガスを噴射し、これにともなって移動するガスを噴射室から第1のチャンバーへ導入することで、安定したガス流が第1のチャンバーに流入することになり、気柱振動の発生などを確実に回避することができる。また、第1のチャンバーに噴射ガスを導入する際に、ガスが直接フロートに衝突して衝撃が加わるとフロートが噴流による衝撃で変位するなどして測定精度に影響が生じるので、インジェクタからの噴流のエネルギーの垂直成分を、直接第1のチャンバー内のフロートに加えないため、ガス導入方向は第1のチャンバーの内壁の接線方向に略沿い、かつ水平方向に略沿うようにするのが望ましい。これにより、導入ガスによる純粋な圧力変化のみでフロートを変位させることが可能になる。
また、ガス噴射に際しては、封止状態で非圧縮性流体が第1のチャンバーから第2のチャンバーに円滑に移動するように適宜の連結路などを設ける。また該連結路では、非圧縮性流体の脈動を抑制するように流量制御弁を介設するのが望ましい。
以上説明したように、本発明のガスインジェクタの特性測定試験方法によれば、互いに連結された二つのチャンバーにそれぞれ空間を残して非圧縮性流体を封入して該非圧縮性流体上にそれぞれフロートを浮かべ、一方の第1のチャンバーの空間に噴射ガスを導入し、該ガスの導入による圧力を前記フロートを介して前記非圧縮性流体に付加して該非圧縮性流体が他方の第2のチャンバー側で前記フロート下方の前記非圧縮性流体中に移動して前記フロートを介して変化する該第2のチャンバーの空間圧力と前記非圧縮性流体の移動量とを測定して前記導入ガスの噴射量を算出するので、閉じた系内でインジェクタによるガスの噴射量を気柱振動の影響を受けずに測定することが可能であり、高精度な計測が可能となる。また、1ショットでの測定や噴射毎のバラツキ特性の評価が可能となり、静リークの測定も可能となる効果がある。
また、本発明のガスインジェクタの特性測定試験装置によれば、ガスインジェクタの特性を測定する測定試験装置において、前記ガスインジェクタの下流側に、それぞれ空間を残して非圧縮性流体が封入され該非圧縮性流体上に前記空間の圧力を前記非圧縮性流体に付加するフロートが浮かべられた第1のチャンバーと前記非圧縮性流体上に該非圧縮性流体の圧力を前記空間に付加するフロートが浮かべられた第2のチャンバーとが設けられており、前記第1のチャンバーは、前記ガスインジェクタのガス噴射によるガスが前記フロート上の前記空間に導入されるように該インジェクタに連結され、前記第2のチャンバーは前記第1のチャンバーとの間で前記第1のチャンバーへの前記ガスの導入に伴い前記第1のチャンバー内の前記非圧縮性流体が前記第2のチャンバー内のフロート下方で前記非圧縮性流体中に移動するように前記第1のチャンバーに連結されているので、上記方法を容易に実行可能であり、上記効果が確実に得られる。
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
測定対象となるガス噴射用のインジェクタ100は、噴射室25に取り付けられており、該噴射室25内にインジェクタ100の噴射口(図示しない)が露出されている。該インジェクタ100のガス導入部には、ガス供給流路23が接続されており、該ガス供給流路23の他端側は、減圧弁22、開閉弁21を介してガスタンク20に接続されてインジェクタ100への高圧ガスの供給が可能になっている。また、インジェクタ100の噴射口開閉駆動部(図示しない)にはインジェクタドライバ32が接続され、該インジェクタドライバ32は、コントローラ31を介してPC(パーソナルコンピュータ)30に接続されている。PC30は、CPUとこれを動作させるプログラムとを備えており、インジェクタ100への各種噴射命令をコントローラ31に発行してインジェクタ100の噴射制御を行う。なお、インジェクタ100の動作電流は、電流計33で測定され、デジタルオシロスコープ48に出力されて測定結果の表示が可能になっており、さらに該測定データがデジタルオシロスコープ48からPC30に送出されるように構成されている。
上記した噴射室25の室内には、ガス導入管26の一端が連結され、該ガス導入管26の他端は第1のチャンバー1内の空間1aに連通するように該第1のチャンバー1に連結されている。このガス導入管26は、水平方向に沿って配置され、さらに図2に示すように、第1のチャンバー1の内周面の接線方向に沿って配置・連結されている。
第1のチャンバー1は、上下が封止された円筒形状を有しており縦方向に設置されている。該第1のチャンバー1内には、上方に小さな空間1aを残してシリコンオイルなどの非圧縮性流体2が収容されており、該非圧縮性流体2に非圧縮性流体よりも比重が小さな円柱形状のフロート3が浮かばせてある。該フロート3の外径は、第1のチャンバー1の内径よりも僅かに小さく、非圧縮性流体2に浮かべた際に第1のチャンバー1の内壁と全周に亘って僅かな隙間を形成する。この結果、フロート3と第1のチャンバー1の内壁との間で全周に亘って作用する非圧縮性流体の表面張力によって該フロート3が第1のチャンバー1内で軸方向中心位置に維持される。
また、第1のチャンバー1の底部には、上記非圧縮性流体2が移動可能な連結路4が接続されており、該連結路4の他端が第2のチャンバーに接続されている。なお、連結路4には、電磁弁5および脈動防止のための流量制御弁6が介設されている。
第2のチャンバー7は、前記第1のチャンバーと同様に上下が封止された円筒形状を有しており、縦方向にして防振台9上に設置されている。該防振台9によって第2のチャンバー7の振動を防止することで測定精度を上げることができる。該第2のチャンバー7内には、上方に小さな空間7aを残してシリコンオイルなどの非圧縮性流体2が収容され、該非圧縮性流体2に非圧縮性流体2よりも比重が小さな円柱形状のフロート8が浮かばせてある。フロート8の外径も、第2のチャンバーの内径よりも僅かに小さく、非圧縮性流体2に浮かべた際に第2のチャンバーの内壁と全周に亘って僅かな隙間を形成する。この結果、フロート8と第1のチャンバー1の内壁との間で全周に亘って作用する非圧縮性流体の表面張力によって該フロート8が第チャンバー7内で軸方向中心位置に維持される。
なお、第1のチャンバー1内の非圧縮性流体2と第2のチャンバーの非圧縮性流体2とは、連結路4を通して連続しており、図3に示すように、第2のチャンバーの内径断面積Bは、第1のチャンバーの内径断面積Aよりも相対的に小さくなっている。なお、この実施形態では、第1のチャンバー1、第2のチャンバーともに円筒形状を有するものについて説明したが、これに限定されるものではなく、また、両者間で断面積の相違を除いて横断面形状が異なるものであってもよい。
また、上記第1のチャンバー1および第2のチャンバー7には、それぞれの空間1a、7aに連通するようにして背圧管11、12が連結されている。これら背圧管11、12は、それぞれ電磁弁14、15が介設されており、合流して背圧管13に連結されている。背圧管13には、電磁弁16、リリーフ弁17、流量制御弁18が介設され、さらにマスフローメータ19が接続されており、該マスフローメータ19の排気側は大気開放されている。
上記構成の第2のチャンバー7には、前記フロート8の高さ位置における変位量を検知する変位センサ40と、空間7a内の圧力を検知する圧力センサ41と、空間7a内の温度を検知する温度センサ42とが設けられており、変位センサ40の検知結果は変位センサアンプ43に出力されて増幅され、圧力センサ41の検知結果は圧力センサアンプ44に出力されて増幅される。また、温度センサ42の出力は温度指示計45に出力されて計測温度データが得られる。これら変位センサアンプ43、圧力センサアンプ44、温度指示計45の出力はデジタルオシロスコープ48に与えられている。デジタルオシロスコープ48では、これらの出力値をデジタル化してデータ等の表示するとともに、該データを前記PC30に出力する。PC30は、少なくとも変位センサ4と圧力センサ4から得られるデータに基づいて、第1のチャンバー1内に導入されたガス噴射量を演算することができる。これに加えて温度センサ42によるデータを付加することで、温度変化がある場合、演算結果をより正確にする。上記演算は、上記したPC30におけるCPUとこれを動作させるプログラムによって行うことができる。したがって、上記CPUおよびプログラムは、本発明の噴射量演算部としての機能を有している。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
初めに、インジェクタ100の1ショットの噴射によるガス噴射量を測定する手順について説明する。
初期動作として、電磁弁5、電磁弁14〜16を開放し、第1のチャンバー1の空間1a内と第2のチャンバー7の空間7a内のガス圧を等しくする(ステップa1)。この際に、背圧管11、12、13における背圧はリリーフバルブ17によって調整される。
次いで、電磁弁14〜16を閉じ、一方、ガス供給流路23では開閉弁21を開き、減圧弁22で所定圧力に減圧した状態でガスタンク20からインジェクタ100に加圧ガスを供給する。インジェクタ100では非動作時には噴射口は閉じられており、この状態により噴射待機状態になる(ステップa2)。また、噴射待機状態では、変位センサ40、圧力センサ41、温度センサ42がそれぞれ検知状態になっている。
PC30では、上記噴射待機状態に移行した後、予め定めた1ショットの噴射に応じた指令をコントローラ31に発行する。コントローラ31では、該指令に従って制御信号を生成し、インジェクタドライバ32に送出する。該インジェクタドライバ32では、制御信号に従って駆動信号(例えば1パルス)を生成し、インジェクタ100に送出する。駆動信号を受けたインジェクタ100では、1ショット指令に従って、所定の時間噴射口を開くことで、ガス供給流路23から供給される圧力ガスが1ショットで噴射される(ステップa3)。
ガスは、噴射室25内に噴射され、該室内で拡散しつつ衝撃力が緩和されてガス導入管26を通して第1のチャンバー1の空間1aに導入される。なお、この際に、ガスは、ガス導入管26の配置方向に沿って、水平かつ第1のチャンバー1の内周面の接線方向に沿って導入されるので、ガス流による衝撃がフロート3に直接加わることはなく、円滑かつ安定して空間1a内にガスを導入することができる。なお、フロート3にガス流の衝撃が加わると、該衝撃が第2のチャンバー側にまで波及して測定精度を低下させる。
第1のチャンバー1内では、背圧管11は電磁弁14で閉じられているため、上記ガスの導入に伴って、図3に示すように、ガス圧力がフロート3の上面に均等に加わり、フロート3が下方に押し下げられ、これに伴って非圧縮性流体2も押し下げられる。非圧縮性流体2の移動は、連結路4を通して第2のチャンバー7内の非圧縮性流体2に伝達される。なお、連結路4を非圧縮性流体が移動する際に、流量制御弁6を通過することによって圧力変動が抑制され、脈動の発生を防止する。すなわち、このとき流量制御弁6の調整によりオリフィスとしての作用が得られる。第2のチャンバー7内では、その内径断面積Bが第1のチャンバー1の内径断面積Aよりも小さくなっており、その比率に従って、第1のチャンバー1内での非圧縮性流体2の下降移動量が第2のチャンバー7内で増幅されて大きく上昇する。非圧縮性流体2の上昇に伴ってフロート8が上昇し、背圧管12が電磁弁15で閉じられているため第2のチャンバー7内の空間7aが圧縮されて圧力が上昇する。
第2のチャンバー7内の空間圧力は、圧力センサ41で検知されて検知信号が圧力センサアンプ44で増幅された後、デジタルオシロスコープ48に入力されており、フロート8の変位量は変位センサ40で検知されて変位センサアンプ43で増幅された後、デジタルオシロスコープ48に入力されている。また、第2のチャンバー7内の空間温度は、温度センサ42で検知されて温度指示計45で測温データとした後、デジタルオシロスコープ48に入力されている。デジタルオシロスコープ48では、これらのデータをデジタル化して画面表示することが可能であり、さらにデジタル化したデータがPC30に送出される。PC30では、インジェクタ100による1ショット以前のデータも保持しており、インジェクタ100の噴射ガスによって変動する第2チャンバーにおける、少なくとも空間7a内の圧力変動と、フロート8の変位量とに基づいて第1のチャンバー1内に導入されたガスの体積変化量からガス導入量、すなわちインジェクタ100のガス噴射量を演算する(ステップa5)。また、この際に温度センサ42による測定結果を利用して温度変動も考慮して上記演算をすることで1ショットでの噴射量をより正確に演算することが可能になる。
上記演算後は、背圧管11〜13の電磁弁14〜16を開いて次の測定に備えることができる(ステップa6)。
次に、連続ショットの際の測定手順を図5に沿って説明する。
先ず、1ショット時と同様に、初期動作として、電磁弁5、電磁弁14〜16を開放し、第1のチャンバー1の空間1a内と第2のチャンバー7の空間7a内のガス圧を等しくする(ステップb1)。背圧管11、12、13における背圧はリリーフバルブ17によって調整される。その後、電磁弁14、16は開いたままにして、電磁弁5、15を閉じて連続噴射に備える(ステップb2)。この際にマスフローメータ19では、ガス流量の測定が可能になっている。この状態で設定回数の連続噴射を開始する(ステップb3)。
PC30では、上記連続噴射の開始に伴って、予め定めた連続ショットの噴射に応じた指令をコントローラ31に発行する。コントローラ31では、該指令に従って制御信号を生成し、インジェクタドライバ32に送出する。該インジェクタドライバ32では、制御信号に従って駆動信号(複数パルス)を生成し、インジェクタ100に送出する。駆動信号を受けたインジェクタ100では、連続ショット指令に従って、所定の時間間隔で所定の時間噴射口を開くことで、ガス供給流路23から供給される圧力ガスが連続ショットで噴射される。このショットによるガスは、第1のチャンバー1の空間1aを経て背圧管11、背圧管13を通ってさらにリリーフバルブ17、流量制御弁18を通してマスフローメータ19に導入される。この際にガス流は流量制御弁18によって連続流に整流される。マスフローメータ19では、複数回のショットによるガスが連続流としてガス流量が測定されている(ステップb4)。したがって、この測定流量をショット回数で除することで、1ショット当たりの平均ガス噴射量を算出することができる(ステップb5)。
上記連続噴射時に適宜のタイミングで、電磁弁15を閉じたままで電磁弁14の閉と電磁弁5の開とを同時に行い、変位センサ40、圧力センサ41、温度センサ42をそれぞれ検知状態にする(ステップb6)。
インジェクタ100では、その後も連続噴射が行われ、上記で説明したように噴射に伴ってフロート3の下降、非圧縮流体2の移動、フロート8の上昇がショット毎に連続して生じ、その度に、上記1ショット時と同様に第2のチャンバー7内の空間圧力、フロート8の変位量、第2のチャンバー7内の空間温度が測定されてPC30でデータが取得される(ステップb7)。PC30では、各ショット時における空間7a内の圧力変動と、フロートの変位量とに基づいて第1のチャンバー1内に導入されたガスの体積変化量から噴射量を演算する(ステップb8)。また、この際に1ショット時と同様に温度センサ42による測定結果を利用して温度変動も考慮して噴射量をより正確に演算することも可能になる。該演算は、ショット毎に行ってもよく、また、上記データを適宜のメモリ、HDDなどの記録手段に記録しておき、これを適宜読み出して演算を行うようにしてもよく、連続噴射終了の後に演算を行ってもよい。設定回数で連続ショットを行うことにより測定を終了し(ステップb9)、各電磁弁を開いて待機状態にする(ステップb10)。この連続ショット時の測定によりショット毎のバラツキを測定することができる。この際に上記マスフローメータ19で測定した平均噴射量を参考にして評価を行うことができる。
また、上記ショット時以外では、第1のチャンバー1、第2のチャンバー7の背圧を上記と同様に調整した後、電磁弁14、15を閉、電磁弁5を開にして、経時的に、空間7a内の圧力変動と、フロートの変位量、空間7a内の温度変化をそれぞれ圧力センサ41、変位センサ40、温度センサ2によって測定する。PC30では、圧力変動、フロートの変位量が認められると、これに基づいて第1のチャンバー1へのガス流入量を演算する。このガス流入量が、経過時間におけるガスのリーク量に相当する。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態で説明された内容に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱しない範囲で適宜の変更が可能である。
本発明の一実施形態におけるインジェクタの特性測定試験装置の概略を示す図である。 同じく、第1のチャンバー周辺を示す平面断面図である。 同じく、第1のチャンバーと第2のチャンバー間でのガス噴射時の挙動を示す概略図である。 同じく、インジェクタ1ショット時の測定手順を示すフローチャートである。 同じく、インジェクタ連続1ショット時の測定手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1のチャンバー
1a 空間
2 非圧縮性流体
3 フロート
4 連結路
5 電磁弁
6 減圧弁
7 第2のチャンバー
7a 空間
8 フロート
11 背圧管
12 背圧管
13 背圧管
14 電磁弁
15 電磁弁
16 電磁弁
25 噴射室
30 PC
40 変位センサ
41 圧力センサ
42 温度センサ
100 インジェクタ

Claims (7)

  1. ガスインジェクタの特性を測定する測定試験装置において、前記ガスインジェクタの下流側に、それぞれ空間を残して非圧縮性流体が封入され該非圧縮性流体上に前記空間の圧力を前記非圧縮性流体に付加するフロートが浮かべられた第1のチャンバーと前記非圧縮性流体上に該非圧縮性流体の圧力を前記空間に付加するフロートが浮かべられた第2のチャンバーとが設けられており、前記第1のチャンバーは、前記ガスインジェクタのガス噴射によるガスが前記フロート上の前記空間に導入されるように該インジェクタに連結され、前記第2のチャンバーは前記第1のチャンバーとの間で前記第1のチャンバーへの前記ガスの導入に伴い前記第1のチャンバー内の前記非圧縮性流体が前記第2のチャンバー内のフロート下方で前記非圧縮性流体中に移動するように前記第1のチャンバーに連結されていることを特徴とするガスインジェクタの特性測定試験装置。
  2. ガスインジェクタの特性を測定する測定試験装置において、前記ガスインジェクタの下流側に、それぞれ空間を残して非圧縮性流体が封入され該非圧縮性流体にフロートが浮かべられた第1のチャンバーと第2のチャンバーとが設けられており、前記第1のチャンバーは、前記ガスインジェクタのガス噴射によるガスが前記フロート上の空間に導入されるように該インジェクタに連結され、前記第2のチャンバーは前記第1のチャンバーとの間で前記非圧縮性流体が移動可能となるように前記第1のチャンバーに連結されており、
    前記ガスインジェクタと前記第1のチャンバーとが噴射室を介して前記連結がなされており、前記第1のチャンバーに対する前記ガスの導入方向が該第1のチャンバー内壁の接線方向に略沿い、かつ水平方向に略沿っていることを特徴とするガスインジェクタの特性測定試験装置。
  3. 前記第1のチャンバーと第2のチャンバーとは、流量制御弁を介して前記連結が行われていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスインジェクタの特性測定試験装置。
  4. 前記第2のチャンバーのフロートの位置を検出する位置センサと、該第2のチャンバー内の空間圧力を検出する圧力センサと、前記位置センサと前記圧力センサの検出結果に基づいて第1のチャンバーに導入されたガスの噴射量を算出する噴射量演算部とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガスインジェクタの特性測定試験装置。
  5. 前記第1のチャンバーの横断面積が前記第2のチャンバーの横断面積よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガスインジェクタの特性測定試験装置。
  6. 互いに連結された二つのチャンバーにそれぞれ空間を残して非圧縮性流体を封入して該非圧縮性流体上にそれぞれフロートを浮かべ、一方の第1のチャンバーの空間に噴射ガスを導入し、該ガスの導入による圧力を前記フロートを介して前記非圧縮性流体に付加して該非圧縮性流体が他方の第2のチャンバー側で前記フロート下方の前記非圧縮性流体中に移動して前記フロートを介して変化する該第2のチャンバーの空間圧力と前記非圧縮性流体の移動量とを測定して前記導入ガスの噴射量を算出することを特徴とするガスインジェクタの特性測定試験方法。
  7. 前記第1のチャンバーの横断面積を前記第2のチャンバーの横断面積よりも大きくして、前記第1のチャンバー側における前記非圧縮性流体の移動量を前記第2のチャンバー側で増幅して測定することを特徴とする請求項6記載のガスインジェクタの特性測定試験方法。
JP2006230241A 2006-08-28 2006-08-28 ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法 Expired - Fee Related JP4821994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230241A JP4821994B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230241A JP4821994B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008051057A JP2008051057A (ja) 2008-03-06
JP4821994B2 true JP4821994B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=39235349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006230241A Expired - Fee Related JP4821994B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4821994B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102400827B (zh) * 2011-11-23 2013-12-25 湛江德利化油器有限公司 一种摩托车喷油器流量特性试验台

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2795139B1 (fr) * 1999-06-18 2001-07-20 Efs Sa Dispositif permettant d'analyser instantanement le debit d'injection coup par coup fourni par un systeme d'injection utilise dans un moteur thermique
JP4415260B2 (ja) * 2004-10-01 2010-02-17 株式会社デンソー 流量計測装置および流量計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008051057A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4293147B2 (ja) インジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法
US7900605B2 (en) Fuel injector and method for controlling fuel injectors
JP4078432B2 (ja) 気体燃料インジェクタの瞬間流量計測装置
JP2006504038A (ja) 流体噴射弁の噴射率を測定するための方法および装置
TWI494554B (zh) Method and device for differential pressure measurement
CN100439895C (zh) 基于体积弹性模量定义的油液弹性模量检测装置
JP4272886B2 (ja) 噴射システムの噴射量を測定するための方法、コンピュータプログラムおよび装置
US7316153B2 (en) Method, apparatus, and computer program for measuring the leakage from fuel injection systems for internal combustion engine
JP4821994B2 (ja) ガスインジェクタの特性測定試験装置および特性測定試験方法
US20050126278A1 (en) Fluid volume measuring apparatus with bubble in fluid
CN108368815B (zh) 用于确定喷射阀的喷射速率的方法和设备
CN108444563A (zh) 基于压力平衡式的油箱油量检测装置
CN112484942A (zh) 一种小容积容器的漏率测量方法及系统
JPH0611407A (ja) 被検査体における液体流量及び漏れ量を測定するための装置
JPS63284420A (ja) 噴射量測定装置
EP1746394B1 (en) Device for measuring the quantity of fluid ejected by an injector
JP2004515692A (ja) 噴射ノズルたとえば車両用噴射ノズルの噴射量測定方法およびコンピュータプログラムならびに噴射量測定装置
CN110954444B (zh) 一种人工地震波作用下高温高压液体表面张力测试装置及方法
EP2455604B1 (en) Measuring apparatus and method for determining a leakage of an injection valve
JPH07119585A (ja) 燃料噴射弁検査装置
CN102072752B (zh) 非介入式高精度汽车油耗测量系统
JP5103600B2 (ja) 気体燃料インジェクタの瞬間流量計測方法
JP2009024532A (ja) 差圧型流量計測方法およびその装置
JP2601098B2 (ja) 洩れ検査方法及びその装置
JPH04284163A (ja) 二段開弁圧燃料噴射ノズルにおける初期リフト量の測定方法および主開弁圧の測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees