JP4821617B2 - Spout spout - Google Patents
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Description
本発明は、吐水スパウトに関し、詳しくは水処理装置により生成された浄水、イオン水等の処理水を吐水する吐水スパウトに関するものである。 The present invention relates to a spout spout, and more particularly to a spout spout for discharging treated water such as purified water or ionic water generated by a water treatment device.
従来から、洗面台や流し台のシンク周りに設置される水処理装置として、例えば、水栓から供給される水道水をカートリッジにてろ過して浄水を吐出させる浄水器や、ろ過した水道水の水質を電気分解によってアルカリ性および酸性に変える電解槽を内蔵したアルカリイオン整水器(例えば、特許文献1参照)などが知られている。 Conventionally, as a water treatment device installed around the sink of a sink or sink, for example, a water purifier that discharges purified water by filtering tap water supplied from a faucet with a cartridge, or the quality of filtered tap water There is known an alkali ion water conditioner (see, for example, Patent Document 1) containing an electrolytic cell that converts alkaline water into acidic and acidic by electrolysis.
ところが、前記特許文献1に開示された従来例では、水処理装置の上面からスパウトを突設し、スパウトの先端下面に設けた吐水口から処理水(例えばアルカリ性水)を吐出させている。一般に、スパウトは細長い吐水管で構成されており、デザイン自由度やボリューム感が無く、そのうえ強度的にも弱く、使用者に安っぽいイメージを与えるという課題を有していた。
However, in the conventional example disclosed in
本発明者らは、本発明に至る過程で、スパウトの先端下面の吐水口を除く外周面を中空形状のスパウトカバーで覆うことにより、従来の課題を解決することができた。ところが、スパウトカバーでスパウトの外周面を覆った場合は、スパウトカバーの内側が高湿度となって結露水が発生しやすくなり、スパウトカバー内部に溜まった汚れた結露水や水垢等がスパウトカバー内面を伝って吐水口から吐出する処理水に混入してしまい、不衛生になるという問題がある。
本発明は前記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、外観性と強度性に優れ、しかも水抜き孔の後方位置での水切性が良好となった吐水スパウトを提供することを課題とし、さらに、操作性にも優れた吐水スパウトを提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-mentioned conventional problems, and is to provide a spout spout having excellent appearance and strength and excellent drainage at the rear position of the drain hole. An object is to provide a spout spout having excellent operability.
前記課題を解決するために本発明は、水処理装置20で生成した処理水を吐水するための吐水スパウト2であって、先端下面に吐水口24を有するスパウト27と、スパウト27の吐水口24を除いてスパウト27の外周面を覆うスパウトカバー42とを備え、スパウト27を先端程下方に向けて下り傾斜させると共に、スパウトカバー42を先端程下方に向けて下り傾斜させ、スパウトカバー42の下面にスパウト27外周面とスパウトカバー42内周面との隙間に生じた結露水を吐水口24よりも後方B位置で外部に排出するための水抜き孔43を設けてなり、前記水抜き孔43を前後に長く形成し、この水抜き孔43と、スパウト27の吐水口24を外部に突出させるためにスパウトカバー42に形成した開口孔43aとの間に、リブ44を架け渡したことを特徴としている。
In order to solve the above problems, the present invention provides a
このような構成とすることで、スパウトカバー42によってスパウト27の外観にボリューム感とデザイン自由度とが付与されると共に、スパウト27とスパウトカバー42とが二重構造となることで、スパウト27の先端部27aの強度が高まり、吐水スパウト2の先端部に荷重がかけられた時に、スパウト27が根元から折損したりする虞がない。しかも、スパウトカバー42の内側が高湿度となって結露水が発生した場合でも、スパウトカバー42内に溜まった汚れた結露水や水垢等がスパウトカバー42内面の下り傾斜によって吐水口24側に向かって流下する際に、吐水口24の後方B位置(吐水口24よりも高い位置)において水抜き孔43から外部に排出されるようになり、汚れた結露水や水垢等が吐水口24から吐出する処理水に混入する虞がなくなる。
With such a configuration, the
また、前記水抜き孔43を前後に長く形成し、この水抜き孔43と、スパウト27の吐水口24を外部に突出させるためにスパウトカバー42に形成した開口孔43aとの間に、リブ44を架け渡しているので、孔明けによるスパウトカバー42の強度低下をリブ44によって極力防止できると共に、水抜き孔43の縁を伝う水がリブ44を伝って下方に落下することで、水抜き孔43の後方B位置での水切り性を一層良くすることができる。
A
また、前記スパウトカバー42の先端程下方に向けて下り傾斜した上面部分に、前記水処理装置20からスパウト27内部への処理水の水質の切り替えを操作するための操作部39を設けるのが好ましく、この場合、操作部39の操作がしやすくなると共に、操作部39が前方から見やすく且つ操作性が一段と良くなる。
In addition, it is preferable to provide an
以上のように請求項1記載の発明は、スパウト及びスパウトカバーを前下りに傾斜させると共に、スパウトの吐水口よりも後方位置のスパウトカバー部分に水抜き孔を形成したことにより、スパウトカバーによってスパウトの外観にボリューム感とデザイン自由度とが付与され、使用者に高級なイメージを与えることができると共に、スパウトとスパウトカバーとが二重構造となることで、強度に優れた吐水スパウトが得られる。さらに水抜き孔の後方位置での水切性を良好に行なうことができるので、スパウトカバー内に溜まった汚れた結露水や水垢等が吐水口から吐出する処理水に混入する虞がなく、処理水の衛生状態を良好に保つことができる吐水スパウトを提供できるものである。 As described above, according to the first aspect of the present invention, the spout and the spout cover are inclined forward and downward, and the drain hole is formed in the spout cover portion at a position rearward of the spout spout. The appearance of this product is given a sense of volume and freedom of design, giving the user a high-class image, and a spout and spout cover that has a double structure provides a spout with excellent strength. . Furthermore, since the drainage at the rear position of the drainage hole can be performed satisfactorily, there is no possibility that contaminated dew condensation water or scale accumulated in the spout cover will be mixed into the treated water discharged from the water outlet. It is possible to provide a spout for spouting that can keep the sanitary condition in good condition.
また請求項1記載の発明は、水抜き孔を前後に長く形成し、この水抜き孔と、スパウトの吐水口を外部に突出させるためにスパウトカバーに形成した開口孔との間に、リブを架け渡したことにより、スパウトカバーの補強と水抜き孔の後方位置での水切り性向上とが図られる。 Further, in the first aspect of the invention , a rib is formed between the drain hole and an opening hole formed in the spout cover in order to project the water outlet of the spout to the outside. By spanning, it is possible to reinforce the spout cover and improve drainage at the rear position of the drain hole.
また請求項2記載の発明は、前記スパウトカバーの先端程下方に向けて下り傾斜した上面部分に、水処理装置からスパウト内部への処理水の水質の切り替えを操作するための操作部を設けたことにより、操作性が優れた吐水スパウトが得られる。
Further, the invention according to
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
図1は本発明の水処理装置20の一実施形態であり、水処理を行なう水処理装置本体3と、処理水吐水用のスタンド型の吐水スパウト2とが別体で構成されている。
FIG. 1 shows an embodiment of a
図2は前記水処理装置本体3の一例として、水道水や井戸水等の源水を電気分解して、飲料用や医療用として利用するアルカリイオン水及び洗浄用等に利用する酸性イオン水を生成する電解水生成装置を例示している。
FIG. 2 shows, as an example of the water
この電解水生成装置の装置本体3内には、図2に示すように、内部配管及び、電解水生成装置の主体となる浄水部4、カルシウム供給部5、電解槽7をはじめとする機器が収容されている。内部配管は、上流側端部に水道等の原水管1が接続され、内部配管の途中には上流側から順に、内部に原水中の残留塩素を吸収する活性炭及び一般細菌や不純物を取り除く中空紙膜を備えた浄水部4、通水を確認して後述の制御部15に制御指示をする流量センサ6、グリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを原水中に付与し導電率を高めるカルシウム供給部5、流量センサ6を経由してきた水を電気分解する電解槽7が配設してある。
In the apparatus
電解槽7は、隔膜8によって槽内が二分されて形成された各電極室に電極板9,10を備えている。そして、一方の電極板9を備えた側の電極室には、この電極室にて生成される使用水(電極板9が陰極の場合はアルカリイオン水、陽極の場合は酸性イオン水)を吐出するためのフレキシブル管23が接続される。フレキシブル管23の先端部は後述の吐水スパウト2に接続されている。これに対して、他方の電極板10を備えた側の電極室には、この電極室にて生成される使用されない方の水(電極板10が陽極の場合は酸性イオン水、陰極の場合はアルカリイオン水)を排出するための排水管13が接続されており、排水電磁弁11を開いて排水を行う。また、排水管13の排水電磁弁11の上流側の部分には、内部配管の電解槽7の上流側の部分から分岐した排水用バイパス管13aが接続され、この途中に設けたバイパス弁13bを開いて電解槽7内の滞留水や浄水部4内の滞留水を排水する。なおバイパス弁13bに代えて絞りを設けてもよい。また、排水管13には、電解槽7で電解水を効率よく生成するため流量調整弁等からなる流量調節部12が設けてある。
The
また装置本体3には、浄水部4内のカートリッジ(図示せず)の有無を検出する浄水器センサ14、商用の交流電源に接続される電源投入用プラグ17、電源投入用プラグ17からの交流電源を直流電源に変える制御用電源部16、装置本体3の動作を制御する制御部15、装置本体3の操作状態を表示する表示部18b及び、pH調節ボタン等の本体側操作部18aを備えた操作表示部18と、後述の吐水スパウト2側に設けた水質切替用の操作部39の送信手段41から送信された操作信号を受信するための受信手段が設けてある。ここで、アルカリイオン水生成モードと浄水モードと酸性イオン水生成モードのいずれかの選択は、該吐水スパウト2の水質切替用の操作部39からの遠隔操作によって行なわれる。また、モード選択の後に通水すると制御部15によって極性(すなわち一方の電極板9を備えた側の電極室からアルカリイオン水生成と酸性イオン水生成のいずれが生成されるか)と通水状態が判断され、電解槽7での電気分解後にいずれかのモードにて選択された水が吐出される。なお、pH調節ボタン(図示せず)によって強モード、中上モード、中下モード、弱モードのいずれか一つのモードを選択することもでき、表示報知部18bはこれらの動作状態をLEDまたはLCDにより表示し、且つ必要に応じて報知音を発生させる。
Further, the apparatus
制御部15は、MPU(Micro Processing Unit)15a、極性切換部15b、電解電圧スイッチング部15cを備えており、MPU15aが流量センサ6や浄水器センサ14や本体側操作部18a、吐水スパウト2の水質切替用の操作部39から制御指示を得て演算処理して必要に応じて排水電磁弁11、表示報知部18bに動作指示をする。極性切換部15bは、MPU15aからの動作指示に応じて極性を切り替えるものである。電解電圧スイッチング部15cは、MPU15aからの動作指示に応じて、制御用電源部16から出力された直流電圧電流をパルス変調することで電解槽7に印加する平均電圧を変化させる。そして、この電解電圧スイッチング部15cでパルス変調された平均電圧に応じて、アルカリイオン水のpH濃度を変化させることができる。
The
ここで、本発明においては、図1に示すように、前記水処理装置本体3から独立してスタンド型の吐水スパウト2が設けられていると共に、水処理装置本体3と吐水スパウト2とを接続する流路が柔軟なフレキシブル管23を用いて構成されている。
Here, in the present invention, as shown in FIG. 1, a stand-type
図3は吐水スパウト2の基本構成を示している。この吐水スパウト2は先端下面に吐水口24を有する管形状のスパウト27と、スパウト27の基端部27cを支持する台座部28と、台座部28を任意の設置場所に着脱自在に固定する固定手段として例えば永久磁石とを備えている。
FIG. 3 shows a basic configuration of the
前記管形状のスパウト27は、図3に示すように、先端部27aと基端部27cとの中間部分を鋭角なL字形に屈曲させることにより、先端程下方に向けて下り傾斜した形状となっている。つまり、スパウト27は先端部27aに向かって前下がりに傾斜し、最も低い先端下面から吐水口24が下方に向けて突出している。
As shown in FIG. 3, the tube-shaped
さらに図3の基本構成では、スパウト27の吐水口24を除いた外周部全体を中空管形状のスパウトカバー42で覆っている。スパウトカバー42はスパウト27と同じL字状に屈曲管形状をしており、スパウトカバー42の先端側は、スパウト27と同様、先端程下方に向けて下り傾斜していると共に、スパウトカバー42の先端下面には吐水口24を外部に突出させる開口孔43aが形成されている。なおスパウトカバー42は、樹脂製や金属製は問わないが、洗剤等の薬品に対して耐薬品性が高い材質、例えばステンレス鋼などが好ましい。
Further, in the basic configuration of FIG. 3, the entire outer peripheral portion excluding the
しかして、前記構成によれば、スパウトカバー42によってスパウト27の外観にボリューム感とデザイン自由度とが付与され、使用者に高級なイメージを与えることになり、外観上の見栄えが良くなる。しかも、スパウト27とスパウトカバー42とが二重構造となり、スパウト27の強度が高まり、スパウト27の先端部27aに荷重をかけられた時に、スパウト27が根元から折損したりする心配がなく、強度に優れたスパウト27が得られる。
Thus, according to the above configuration, the
また本例では、水処理装置本体3とスタンド型の吐水スパウト2とを別体で構成すると共に、両者2,3を繋ぐ流路を柔軟なフレキシブル管23で構成したことにより、水処理装置本体3から独立して吐水スパウト2の設置位置を自由に変えることができ、使用者の使い勝手に応じて吐水口24の位置を任意に変更できるようになり、使用者の好みに十分に対応できるようになる。
Further, in this example, the water treatment device
また、上記台座部28に操作部39を設けているので、処理水が吐出する吐水スパウト2側で処理水の水質の切り替えを行なうことができるので使いやすくなる。ちなみに、台座部28の上面の操作部39を操作する際に、スパウト27の吐水口24が低いと手がスパウト27に当たりやすくなって操作がしにくくなる場合があるが、図3のようにスパウト27を先端部27aに向かって前下がりに傾斜させることで、操作部39からスパウト27の屈曲部分までの高さが高くなって、手がスパウト27の先端部27aに当たりにくくなり、操作性が良くなる利点もある。
Moreover, since the
ところで、スパウトカバー42でスパウト27を覆った構造では、スパウトカバー42の内側は高湿度となって結露水が発生しやすくなるが、図3の例では、スパウト27及びスパウトカバー42を前下りに傾斜させると共に、スパウトカバー42内に溜まった汚れた結露水や水垢等を吐水口24周囲の開口孔43aから排出できるようになる。つまり開口孔43aが水抜き孔を兼ねる構造となるが、汚れた結露水や水垢等が吐水口24を伝って流れ落ちる虞がある。
By the way, in the structure in which the
図4は本発明の実施の形態の一例であり、スパウトカバー42の吐水口24よりも後方B位置(吐水口24よりも高い位置)に、前後に長い水抜き孔43を切欠すると共に、水抜き孔43の吐水口24近傍位置にリブ44を架け渡した構造となっている。他の構成は図3の基本構成と同様である。本例では、スパウト27及びスパウトカバー42を前下りに傾斜させると共に、スパウトカバー42内に溜まった汚れた結露水や水垢等を吐水口24よりも後方Bに設けた水抜き孔43から排出できるので、汚れた結露水や水垢等が吐水口24を伝って流れ落ちる虞がなくなる。この結果、水切性が良好となり、処理水の衛生状態を良好に保つことができるものである。
FIG. 4 is an example of an embodiment of the present invention, in which a
さらに、水抜き孔43を吐水口24の後方B位置において前後に長く形成することによって排水性が向上する一方で、スパウトカバー42の強度が低下する心配がある。そこで水抜き孔43近傍にリブ44を架け渡すことによってスパウトカバー42を補強でき、孔明けによるスパウトカバー42の強度低下を極力防止できるようになる。しかも本例のリブ44は、補強用以外に水切り用としても機能する。つまりスパウトカバー42内に溜まった汚れた結露水や水垢等がスパウトカバー42内面の下り傾斜によって吐水口24側に向かって流下する際に、殆どの水が後方Bの水抜き孔43から下方に流れ落ち、一部の水が水抜き孔43の縁を伝って吐水口24側に流れ落ちても吐水口24近傍位置にリブ44を架け渡しておくことにより、その伝い水がリブ44を伝って下方に落下することようになり、水切り性がきわめて良好となる。つまり、リブ44は、スパウトカバー42の補強用以外に水切用としても機能するようになり、スパウトカバー42の強度向上と、水切り性向上の両方を図ることができるものである。
Furthermore, the drainage performance is improved by forming the
図5、図6は、前記フレキシブル管23の先端部とスパウト27の給水口26とを流路接続用の継手部30を介して接続する場合の一例を示している。継手部30は吐水スパウト2の台座部28の内部に設けた収納空間45内に収納されている。台座部28の継手部30を収納する収納空間45を囲む外周壁の複数箇所にフレキシブル管23の先端部が挿入可能な側面開口部29が設けられている。本例では、台座部28の外周壁の180°離れた反対側の2箇所に側面開口部29がそれぞれ設けられている。
5 and 6 show an example in which the distal end portion of the
本例の継手部30の一端側には、図6(a)に示すように、フレキシブル管23の先端部に抜差自在に嵌め込み接続される第1の接続口31が設けられ、継手部30の他端側には、スパウト27の給水口26に抜差自在に嵌め込み接続される第2の接続口32が設けられ、第1の接続口31と第2の接続口32とが回転筒部46を介して互いに連通している。回転筒部46は、図4(a)に示すように、第1の接続口31と連通する連通孔を有する小径筒部46bと、第2の接続口32と連通する連通孔を有する大径筒部46aとで構成され、小径筒部46bの内端部を大径筒部46aの内端部の内側に挿入した状態で、小径筒部46bの外周面と大径筒部46aの内周面との間がOリング(図示せず)によってシールされた状態で且つ両者46a,46bが互いに回転自在な状態で保持されると共に、第1の接続口31と第2の接続口32とが回転筒部46を介して互いに連通した状態となる。大径筒部46aの外端面及び小径筒部46bの外端面にはそれぞれ一対の回転軸47が突設され、各回転軸47が台座部28の継手部30を収納する収納空間45の対向する内壁面に形成された一対の縦凹溝48に軸支されている。
As shown in FIG. 6A, a
さらに本例では回転筒部46を構成する大径筒部46aと小径筒部46bとが横軸M(図5)廻りに互いに180°回転自在となっており、台座部28の一方の側面開口部29からフレキシブル管23の先端部が挿入されたときは継手部30の第1の接続口31を該一方の側面開口部29に向けて配置でき、逆に、他方の側面開口部29からフレキシブル管23の先端部が挿入されたときは、図5の矢印で示すように、継手部30の第1の接続口31を180°回転させることで該他方の側面開口部29から挿入されるフレキシブル管23との接続が可能となっている。
Furthermore, in this example, the large-diameter
しかして、台座部28の2つの側面開口部29のいずれか一方から挿入されるフレキシブル管23に合わせて継手部30の第1の接続口31の向きを横軸M廻りに180°回転させることによりフレキシブル管23の捻れ等を是正しながら、フレキシブル管23と第1の接続口31との接続をスムーズに行なえるようになると共に、フレキシブル管23を台座部28の外周側に引き回す必要もないためフレキシブル管23の長さを必要最短長さにでき、フレキシブル管23が邪魔にならず、外観上の納まりや見栄えが良くなる。
Thus, the direction of the
次に、図4(a)、図6を参照して、スパウト27の給水口26と継手部30の第2の接続口32とを連結するための連結手段を説明する。本例の連結手段は、スパウトカバー42の基端部27cの外周面から突設したフランジ部34と、継手部30の第2の接続口32の外周面から突設したフランジ部35とを挟持することにより両フランジ部34,35を連結保持するための挟持具33で構成されている。本例の挟持具33は、台座部28の継手部30を収納する収納空間45内に収納可能な大きさの略U字状に形成されていると共にその内面に沿って一端が開放されたコ字形溝49が形成されている。コ字形溝49の縦方向の溝幅は図6(b)に示すように、両フランジ部34,35を重ね合わせた状態で両フランジ部34,35を上下から挟持できる幅寸法とされる。
Next, with reference to FIG. 4A and FIG. 6, a connecting means for connecting the
先ず、台座部28内に継手部30を配した状態で、スパウト27の給水口26を台座部28のスパウト挿入用孔54を介して継手部30の第2の接続口32の内側に差し込むと、スパウト27の吐水口24の外周面に設けたOリング50(図4(a))によって給水口26の外周面と第2の接続口32の内周面との間がシールされた状態となり且つスパウト27が第2の接続口32に対して回転自在な状態で保持された状態となり、またこの状態で、スパウトカバー42の基端部27cが第2の接続口32の外周面に嵌め込まれてスパウトカバー42の基端部27cの外周面から突出したフランジ部34と継手部30の第2の接続口32の外周面に突設したフランジ部35とが互いに重ね合わされた状態となる。本例では、スパウトカバー42の基端部27cの外周面が台座部28のスパウト挿入用孔54の内周面に隙間なく摺接した状態となる。その後、台座部28の収納空間45内において横方向から挟持具33のコ字形溝49を両フランジ部34,35に嵌め込んで両フランジ部34,35を互いに密着状態で挟持し(図6(b)の状態)、その後、図6(a)に示す挟持具33の端部に設けたネジ挿入孔61からネジ62を挿入して台座部28のスパウト挿入用孔54近傍に設けたネジ孔63にネジ止めすることで、両フランジ部34,35を挟持した挟持具33を台座部28の収納空間45内に固定できるようになると共に、スパウト27及びスパウトカバー42が台座部28から自立性を有する起立状態で保持できるようになる。
First, when the
しかして、挟持具33にて両フランジ部34,35を挟持するだけで、スパウト27の給水口26と継手部30の第2の接続口32との連結作業をワンタッチで行なうことができるので、非常に安価で組み立て性が良くなる。さらに、保守点検時には挟持具33を抜き取るだけで、スパウト27と継手部30とを容易に分解でき、メンテナンス性が向上する。また、スパウト27の給水口26は継手部30の第2の接続口32内にシール状態で回転自在に挿入され、且つ、スパウトカバー42のフランジ部34と継手部30のフランジ部35とが互いに回転自在な状態で挟持具33にて挟持されているため、スパウト27及びスパウトカバー42が共に継手部30の第2の接続口32及び台座部28に対して図7の縦軸N廻りに回転自在となり、結果、スパウト27の先端部27aの吐水口24が図7の矢印方向イに向かって台座部28に対して縦軸N廻りに回転自在となり、台座部28の向きを変えることなく、吐水口24の向きを手で可変調整自在となり、使い勝手が一層良くなる。
Therefore, the connection work between the
前記台座部28内の収納空間45以外の部分は、図4に示す例では、電池や制御回路等が内蔵される部品収納部55となっており、部品収納部55の底面中央には着脱自在な電池カバー56が配置され、底面両サイド側には固定手段25を構成する永久磁石37が内蔵されている。なお電池に代えて外部電源を用いてもよい。一方、吐水スパウト2が設置される設置場所36には、図7に示すように、金属板等からなる磁性体38が設けられる。しかして、台座部28の底部分に設けた永久磁石37と設置場所36に設けた磁性体38との磁気吸着力によって吐水スパウト2の台座部28を任意の設置場所36に動かないようにワンタッチで固定できるようになる。また設置場所36としては水平面に限らず、傾斜面や垂直面など、任意の場所に固定できる利点もある。なお、台座部28側に磁性体38を設け、設置場所36側に永久磁石37を設けてもよい。更に他例として、永久磁石37と磁性体38との組み合わせに代えて、台座部28の底部分に吸盤を設けて設置場所36に吸引させる固定方式であってもよい。
In the example shown in FIG. 4, the portion other than the
図8〜図10は、前記吐水スパウト2の台座部28の上面部分に設けられる水質切替用の操作部39の具体例を示す。本例の水質切替用の操作部39には、アルカリ性イオン水を選択するアルカリ釦51と、酸性イオン水を選択する酸性水釦52と、浄水を選択する浄水釦53と、制御手段21とが設けられていると共に、操作部39が操作された際に、水処理装置本体3に設けた受信手段40に操作信号(例えば赤外線信号)を送信するための送信手段41とが設けられている。操作部39によって水処理装置本体3の運転モードをアルカリイオン水モード、酸性イオン水モード、浄水モードのいずれかの運転モードに切り替え可能となっている。
FIGS. 8-10 shows the specific example of the
つまり、アルカリ釦51を操作してアルカリイオン水モードを選択した状態では、図2に示す水処理装置本体3の排水電磁弁11を開くと共にバイパス弁13bを閉じた状態とすると共に、電極板9が陰極、電極板10が陽極となるように両電極板9、10間に電圧を印加することで、フレキシブル管23からアルカリイオン水が吐出する。また酸性釦52を操作して酸性イオン水モードを選択したときは、電極板9が陽極で電極板10が陰極となるように両電極板9、10間に電圧を印加することによりフレキシブル管23から酸性水が吐出する。一方、浄水釦53を操作して浄水モードを選択すると、排水電磁弁11を閉じると共にバイパス弁13bを閉じた状態とし、またこの浄水モードでは両電極板9、10には電圧を印加しないため、フレキシブル管23から浄水が吐出する。ここでは図9に示すように、吐水スパウト2の送信手段41として2つの送信部41a,41bを設けてあり、一方、水処理装置本体3には図10に示すように、1個の受信手段40を所定角度θで傾けて配置してあり、各送信部41a,41bは上方の天井に向けて操作部39による操作信号を送信するものであり、赤外線を照射するLEDのような光学式の送信素子で構成してある。一方、受信手段40は前記天井を反射した操作信号を受信可能となっている。本例では、図9(b)のように送信部41a,41bを鉛直方向に対して角度θa又は角度θbだけ左右方向に傾斜させていると共に、図10(b)のように受信手段40を所定角度θで傾斜させたことにより、受信手段40は斜め方向からの操作信号を最も受信しやすくなると共に、複数ある送信部29a、29bのうちいずれかの送信部の送信方向に通信を阻害する障害物が位置したとしても、他の送信部によって受信手段40との通信を確保することができ、吐水スパウト2を障害物を考慮することなく自由な位置に設置できるようになっている。また異なる送信部28a、28bから送信される操作信号を位相をずらして送信することで操作信号が重複することによる誤作動を防止することが可能である。
That is, in the state where the alkali ion water mode is selected by operating the
図11は、前記水質切替用の操作部39をスパウトカバー42の先端程下方に向けて下り傾斜した上面部分に設けた場合の一例を示している。ちなみに、水質切替用の操作部39を台座部28の上面に設けた場合、スパウト27の先端部27aが操作部39を覆ってしまい、操作の妨げになる虞があるが、本例のように、スパウトカバー42の先端側の上面部分に操作部39を設けることにより、操作がしやすくなると共に、スパウトカバー42の先端側の上面部分は前下がりに下り傾斜しているため、操作部39が前方から見やすく且つ操作性が一段と向上する効果も得られる。
FIG. 11 shows an example in which the water quality
前記各実施形態では、水処理装置本体3から独立したスタンド型の吐水スパウト2を例示したが、本発明の更に他の実施形態として、図12、図13に示すように、処理水吐水用のスパウト27を水処理装置本体3と一体型に形成してもよいものである。本例では、水質切替用の操作部39が水処理装置本体3の上面に設けられていると共に、スパウトカバー42でスパウト27を覆って構成される吐水スパウト2を先端程下方に向けて下り傾斜させたものである。なお図中の30は水処理装置本体3内の処理水吐水経路と吐水スパウト2の給水口とを接続する継手部であり、図13(b)中の70は電源コード、71は給水ホース、72は排水ホースである。他の構成は図1〜図10と同様であり、対応する部分には同一符号を付しておく。本例の水処理装置本体3と一体型の吐水スパウト2においても、前記実施形態と同様、外観性と強度性に優れると共に水抜き孔43の後方B位置での水切性が良好である作用効果を得ることができる。
In each said embodiment, although the stand-
2 吐水スパウト
3 水処理装置本体
20 水処理装置
24 吐水口
27 スパウト
39 操作部
42 スパウトカバー
43 水抜き孔
44 リブ
B 後方
2
44 rib B rear
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