JP4820763B2 - 支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドーム形状または蒲鉾形状のテント膜を内側から支持する支持構造に関する。
上述したドーム形状のテント膜を内側から支持する支持構造として、図14に示すようにゲルに相当するものが知られている(例えば特許文献1参照)。この支持構造100は、互いに離隔して対向配設される一対の対向板102、103を有する天井部材101と、その天井部材101の両対向板102、103の間に一端部110aが着脱可能かつ回動可能に支持され、天井部材101から外方に延出して天井部材101を、両対向板102、103の離隔方向を鉛直方向として浮上状態に支持する多数の支持部材110とを具備する。
特開2004−44088号公報
ところで、上述したゲル相当の支持構造100においては、天井部材101と支持部材110とを分離することができるので、持ち運びを容易に行い得る構成となっている。
しかしながら、より小型のテントなどの支持構造に関しては、更なる持ち運び容易性が要求されている。
そこで、本発明は、このような従来技術の課題を解決することができるように、より小型化できて持ち運び容易性を向上させ得る支持構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、数の支持部材と、これらの支持部材の上端が着脱可能に連結される天井部と、を備え、各支持部材は、それぞれが短冊状をし隣り合うもの同士を軸支して折り畳み可能に連結された複数の支持片と、隣り合う支持片同士を所定角度に折れ曲がった状態で固定する複数の固定手段とを有し、前記各支持部材は、前記複数の支持片として上端側支持片と第1空洞付支持片と第2空洞付支持片とを含み、前記上端側支持片は、一つの支持板からなりかつ前記天井部に着脱可能に連結される上端部を有し、前記第1空洞付支持片は、対向する一対の第1支持板及び第1厚み調整板を有し、前記第1支持板の上端部が前記第1支持片の下端部を外側から揺動可能に挟持するとともに当該第1支持板の下端部が前記第1厚み調整板を外側から挟持することにより当該第1支持板の間に前記上端側支持片が挿入可能な第1空洞を形成し、この第1空洞内への挿入により当該上端側支持片が当該第1空洞付支持片に重合されて折り畳まれるように構成され、前記第2空洞付支持片は、対向する一対の第2支持板及び第1厚み調整板よりも幅広の第2厚み調整板を有し、前記第2支持板の上端部が前記第1空洞付支持片の下端部をさらにその外側から揺動可能に挟持するとともに当該第2支持板の下端部が前記第2厚み調整板を挟持することにより当該第2支持板の間に前記第1空洞付支持片及びこれに重合される前記上端側支持片が挿入可能な第2空洞を形成し、この第2空洞への挿入により当該上端側支持片及びこれに重合される当該第1空洞付支持片が当該第2空洞付支持片に重合されて折り畳まれるように構成されているものである
請求項2の発明は、請求項1に記載の支持構造において、前記各固定手段は、この固定手段の対象である互いに隣接する支持片にそれぞれ設けられるピン挿入孔と、このピン挿入孔に挿入されることにより前記支持片間の挟角を一定に固定する固定ピンとを有するものである
請求項の発明は、請求項1または2記載の支持構造において、前記複数の支持片は木材により形成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか一つに記載の支持構造における支持部材を用いて蒲鉾形状のテント膜を内側から支持する支持構造であって、天井部に配される連結部材を用い、この連結部材に2つの支持部材の上端部が連結されてアーチ状の支持枠が
形成され、そのアーチ状の支持枠が並設されるとともに隣り合う支持枠が並設用連結手段により連結されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の支持構造であって、並設用連結手段は、隣り合う支持枠の両者にそれぞれ取付けられる取付部材と、これら取付部材に両端が取付けられる連結棒部材とを有し、上記取付部材が前記連結部材と一体形成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか一つに記載の支持構造における支持部材を用いてドーム形状のテント膜を内側から支持する支持構造であって、鉛直軸の周りに固定部が放射状に設けられたドーム形状用連結部材を用い、3つ以上の支持部材の各上端側を前記ドーム形状用連結部材の固定部に取付けることで構成されることを特徴とする。
本発明の支持構造による場合には、短冊状をした複数の支持片が、隣り合うもの同士を軸支して折り畳み可能に連結されているので、複数の支持片を折り畳むことで支持部材をより小型化でき、持ち運び容易性を向上させ得る。また、隣り合う支持片同士を所定角度に折れ曲がった状態で固定手段により固定して形成すると、テント膜を内側から支持する支持構造を組み立てることができる。具体的には、上端側支持片が第1空洞付支持片の第1空洞に挿入され、さらにこれらの上端側支持片及び第1空洞付支持片が第2空洞付支持片の第2空洞に挿入されるようにして重合される構成となっているので、支持部材を極めて小型化できるとともに持ち運び容易性を更に向上させ得る。また、下端側の支持片は幅広になるため、接地性を向上させ得、支持構造を安定化させ得る。さらに、前記第1空洞付支持片及び前記第2空洞付支持片を簡単に作製することが可能となる。即ち、第1空洞付支持片では、上端側支持片の下端部と第1厚み調整板とを挟むように一対の第1支持板が対向配置されることにより、これら第1支持板同士の間に前記上端側支持片が挿入可能な第1空洞が形成され、第2空洞付支持片では、前記第1空洞付支持片の下端部と前記第1厚み調整板よりも幅広の第2厚み調整板とを挟むように一対の第2支持板が対向配置されることにより、これら第2支持板同士の間に前記上端側支持片及び前記第1厚み調整板の双方が挿入可能な第2空洞が形成される。
請求項2の発明による場合には、各ピン挿入孔に固定ピンが挿入されることにより前記支持片間の挟角が一定に固定される。
請求項の発明による場合には、アーチ状の支持枠が並設されるとともに並設する隣り合う支持枠が並設用連結手段により連結されているので、蒲鉾形状のテント膜を内側から支持する支持構造を得ることができる。
請求項の発明による場合には、連結部材と並設用連結手段の一部とが一体形成されているので、構成を簡略化することが可能になる。
請求項の発明による場合には、ドーム形状用連結部材に放射状に設けられた固定部に、3つ以上の支持枠体の各上端側を取付けることで、ドーム形状のテント膜を内側から支持する支持構造を得ることができる。
以下に本発明を具体的に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の一実施形態に係る支持構造を示す外観斜視図であり、図2はこの支持構造により支持されるドーム形状のテント膜を示す外観斜視図である。
この支持構造1は、平面視で概略六角形をしたドーム形状のテント膜2を内側から支持するものであり、天井部分に配されるドーム形状用連結部材3に複数の支持部材10が放射状に連結された構成となっている。
図3は、上記ドーム形状用連結部材3を示す平面図である。
このドーム形状用連結部材3は、図示例では円柱部材4の周りに6つの固定部5が放射状に設けられたもので、各固定部5は円柱部材4の外周面から外側へ突出した突出部6を有し、その突出部6に設けた取付孔6aに、支持部材10の一端側(上端側)が、例えばボルト・ナットにより連結されている。なお、円柱部材4は、その軸心が鉛直軸にほぼ一致するように配設される。
図4および図5は、支持部材10の構成を示す図であり、図4は図5とは直交する方向から見た図である。なお、図4は支持部材10を真っ直ぐ伸ばした状態を示し、図5は支持片11、12、13を所定角度に折り曲げた状態を示す。
支持部材10は、短冊状をした複数、例えば3つの支持片である上端側支持片11、第1の空洞付支持片12、及び第2の空洞付支持片13を備える。一番左側(上端側)の上端側支持片11は一つの支持板11aからなり、その一つ右側(下端側)の中央の支持片である第1空洞付支持片12は対向配置した2枚の第1支持板12a、12bからなり、右端(最下端)の支持片である第2空洞付支持片13は対向配置した2枚の第2支持板13a、13bからなる。
上記左側の上端側支持片11には、支持板11aの左端部(一端部)に取付孔11bが設けられている。この取付孔11bは、ドーム形状用連結部材3の固定部5に設けた取付孔6aに、例えばボルト・ナット7を介して取付けるためのものである(図3参照)。
上記中央の第1空洞付支持片12は、その左側端部において2枚の第1支持板12a、12bの間に上端側支持片11の支持板11aを挟み、第1空洞付支持片12の右側端部において2枚の第1支持板12a、12bの間に第1厚み調整板12cを挟んで構成され、長手方向中央部には第1空洞12dが設けられている。そして、3つの支持板12a、12b、11aが重なった部分には軸14とピン挿入孔15とが設けられている。軸14は、支持片11と支持片12とを相互に揺動でき、折り畳みことができるようにするものである。ピン挿入孔15は、本実施形態では3つの支持板12a、12b、11aのそれぞれに設けられており、これらピン挿入孔15に対し固定ピン16を挿入することで、図5に示すように、上端側支持片11と第1空洞付支持片12との間の挟角θ1を一定に固定できるようになっている。上記ピン挿入孔15および固定ピン16は固定手段を構成する。ピン挿入孔15は、第1支持板12a、12bのうちの片方と上端側支持片11とに設けるようにしてもよい。また、固定ピン16の代わりに、ボルト・ナットなどが使用できる。
上記第1厚み調整板12cは、支持板11aとほぼ同一の厚みに調整され、図6に示すように第1空洞12dには支持片11が折り畳むことにより入るようになっている。
上記右端の第2空洞付支持片13は、その左側端部において2枚の第2支持板13a、13bの間に前記第1空洞付支持片12を挟み、第2空洞付支持片13の右側端部において2枚の第2支持板13a、13bの間に第2厚み調整板13cを挟んで構成され、長手方向中央部には第2空洞13dが設けられている。そして、2つの第2支持板13a、13bと第1空洞付支持片12とが重なった部分には軸17とピン挿入孔18とが設けられている。軸17は、支持片12と支持片13とを相互に揺動でき、折り畳みことができるようにするものである。ピン挿入孔18は、本実施形態では2つの第2支持板13a、13bと、第1空洞付支持片12のそれぞれに設けられており、これらピン挿入孔18に対し固定ピン19を挿入することで、図5に示すように、第1空洞付支持片12と第2空洞付支持片13との間の挟角θ2を一定に固定できるようになっている。挟角θ2は、前記挟角θ1と同一であっても異なっていてもよい。
上記ピン挿入孔18および固定ピン19は固定手段を構成する。ピン挿入孔18は、第2支持板13a、13bのうちの片方と第1空洞付支持片12とに設けるようにしてもよい。また、固定ピン19の代わりに、ボルト・ナットなどが使用できる。
上記第2厚み調整板13cは、第1空洞付支持片12とほぼ同一の厚みに調整され、図6に示すように第2空洞13dには第1空洞付支持片12が折り畳むことにより入るようになっている。また、第2厚み調整板13cとこれを挟む第2支持板13a、13bとには取付孔13eが設けられていて、その取付孔13eにワイヤや紐などを挿通させて地面等の設置面に固定させ得るようになっている。なお、上述した支持部材10の全体または、少なくとも支持板11a、12a、12b、13a、13bおよび厚み調整板12c、13cは、木材により形成される。
このように構成された支持部材10は、固定ピン16、19を取り外した状態では、支持片11、12を軸14回りに揺動させ、支持片12、13を軸17回りに揺動させることで折り畳みでき、固定ピン16、19をピン挿入孔15、18に挿入した状態では支持片11、12、13のそれぞれの間で形成される挟角をθ1、θ2に固定できる。これにより、支持部材10は、折り曲げ状態に形成される。なお、ピン挿入孔15、18は、それぞれ1箇所だけに設ける必要はなく、2箇所以上に設けるようにしてもよい。この構成の場合は、固定ピン16、19を挿入するピン挿入孔15、18を変えることにより、挟角を変えることが可能となる。
次に、上述した折り曲げ状態の支持部材10を複数、例えば6個用い、図3に示すようにこれら支持部材10の一端側の上端側支持片11をドーム形状用連結部材3の固定部5にボルト・ナット7により連結する。詳述すると、固定部5に設けた取付孔5aと、支持部材10の一端側の上端側支持片11に設けた取付孔11bとを一致させ、両取付孔5a、11bに対してボルト・ナット7により連結する。
これによりドーム形状のテント膜2を内側から支持する支持構造1が得られる。そして、この支持構造1にテント膜2を被せると、ドーム形状のテントが得られる。なお、適当なタイミングで取付孔13eにワイヤや紐などを挿通させて設置面に固定しておく。
しかる後、テントが不要になると、テント膜2を外すとともにドーム形状用連結部材3から支持部材10を外し、その取り外した支持部材10から固定ピン16、19を抜き、上端側支持片11を第1空洞付支持片12の第1空洞12dに入れ、その第1空洞付支持片12を第2空洞付支持片13の第2空洞13dに入れて折り畳む。これにより、この第1実施形態による場合には、第2空洞付支持片13の大きさにまで支持部材10を小型化でき、持ち運び容易性を向上させ得る。なお、支持片11〜13の折り畳みに際して、上端側支持片11を第1空洞付支持片12の第1空洞12dに入れかつ第1空洞付支持片12を第2空洞付支持片13の第2空洞13dに入れた状態にしなくても、十分に小型化でき、持ち運び容易性を向上させ得ることは勿論である。
また、この第1実施形態による場合には、対向する支持板同士の間隔が広い最下端の支持片13が地面側に配置するので接地性が向上し、支持構造1を設置する上で安定化させ易いという利点がある。
なお、この第1実施形態の支持構造1においては平面視で概略六角形をしたドーム形状のテント膜2を内側から支持するため、図3に示したように6つの支持部材10を用いた構成としているが、本発明はこれに限らず、例えばドームの形状に応じて3つ以上の任意の数の支持部材10を用いた構成としてもよい。これに対応してドーム形状用連結部材3は、固定部5の数および配置を調整するようにしてもよい。但し、例えば6つの支持部材10から半分の3つの支持部材10を用いる構成とする場合には、6つの固定部5の半分を使用し、残り半分を未使用のままで残すようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態ではドーム形状用連結部材3として、円柱部材4の周りに複数の固定部5を配した構成としているが、本発明はこれに限らず、例えば図7に示すように、円柱部材4を省略して固定部5を構成する部材8を複数(例えば3つ)用い、これら部材8同士を、材質に応じて接着や溶接等により直接的に連結した構成としてもよいことは勿論である。
(第2実施形態)
図8は本発明の第2実施形態に係る支持構造を示す外観斜視図であり、図9はこの支持構造により支持される蒲鉾形状のテント膜を示す外観斜視図である。
この支持構造20は、蒲鉾形状のテント膜2Aを内側から支持するものであり、天井部分に配される連結部材21で、折り曲げ状態に形成された支持部材10を連結してアーチ状をした支持枠22となし、その支持枠22を複数、この図示例では3つ間隔をあけて並設し、隣り合う支持枠22を並設用連結手段23により連結した構成である。なお、支持部材10は、第1実施形態のものと同一構成である。
図10は図8に示す支持構造20の平面図であり、図11(a)は連結部材21の一例を示す斜視図、図11(b)は並設用連結手段23を構成する連結棒部材24の一例を示す斜視図、同(c)はその連結棒部材24の一端部24аまたは他端部24bが取付けられる取付部材25の一例を示す斜視図である。
連結部材21は、平板状の金属プレートであって、各支持枠22における一対の支持部材10の最上端の上端側支持片11を連結する箇所を挟む両側に配される。また、取付部材25は、L字状の金属部材で形成されていて、角棒状の連結棒部材24の一端24аを取付ける箇所に、その一端24аを水平方向に挟むように2つ1組で用いられるとともに、連結棒部材24の他端24bを取付ける箇所に、その他端24bを水平方向に挟むように2つ1組で用いられる。よって、この図示例では、1組の取付部材25は、外側の2つの支持枠22の内側と、中央の支持枠22の両側との4カ所に配される。そして、一方の外側の支持枠22と中央の支持枠22との間と、他方の外側の支持枠22と中央の支持枠22との間とに連結棒部材24が、一端24аを1組の取付部材25に取付けられ、他端24bも1組の取付部材25に取付けられて配設される。
そして、連結部材21、取付部材25および連結棒部材24の連結は以下のように行われる。上端側支持片11に設けた取付孔11bに対し、連結部材21に設けた取付孔21аと、取付部材25に設けた取付孔25аとを一致させ、その状態でボルト・ナットにより連結する。更に、1組の取付部材25の間に連結棒部材24を配し、連結棒部材24の両端24а、24bにそれぞれ設けた取付孔24cに対し、1組の取付部材25の取付孔25аを一致させ、その状態でボルト・ナットにより連結することで行われる。
なお、連結部材21、取付部材25および連結棒部材24は一例であり、他の構成のものを使用することができるのは勿論である。例えば、図12に示すように、連結部材21の片面側に1組の取付部材25を適長離隔するようにして溶接等により一体化したもの、或いは、図13に示すように連結部材21の上部に庇部21cを設けたものなどを使用することができる。図13に示したものは、連結部材21で一対の支持部材10の上端側支持片11を連結して支持枠22を形成し、庇部21cの上に連結棒部材24を載せた状態で支持枠22に連結させるように使用される。そして、上端側支持片11と連結部材21との連結は、例えば取付孔11aと取付孔21aとを一致させてボルト・ナットにより締結することにより行われ、連結棒部材24と庇部21cとの連結は、例えば取付孔24cと庇部21cに設けた取付孔24dとを一致させてボルト・ナットにより締結することにより行われる。このような図12や図13に示すものは、連結部材21と、並設用連結手段23の一部、例えば取付部材25とを一体化したものであり、構成を簡略化することが可能になる。
また、上述した第2実施形態では3つの支持枠を並設した構成としているが、本発明はこれに限らず、2つまたは4以上の支持枠を並設した構成の支持構造に対しても同様に適用することができる。
更に、上述した第2実施形態では並設用連結手段23を連結部材21の箇所に、つまり天井部に配しているが、本発明はこれに限らず、並設用連結手段23を天井部以外の箇所に、例えば図8にBで示す支持部材10の任意の箇所(図示例では支持片13の箇所)に配してもよい。また、天井部と天井部以外の1または2以上の箇所に配してもよい。
更にまた、上述した第1、第2実施形態では3つの支持片である上端側支持片11、第1空洞付支持片12、及び第2空洞付支持片13を備える支持部材10を用いているが、本発明はこれに限らず、これらの支持片11,12,13を含む4つ以上の支持片が折り畳み可能に連結された支持部材、または折り畳んで重合するように連結された支持部材を用いてもよい。
更にまた、上述した第1、第2実施形態では、支持部材の支持片を木材で構成した例で説明しているが、本発明はこれに限らず、支持部材を構成する支持片を樹脂や金属などで構成しても実施できることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る支持構造を示す外観斜視図である。 図1の支持構造により支持されるドーム形状のテント膜を示す外観斜視図である。 ドーム形状用連結部材を示す平面図である。 支持部材の構成を示す図であり、支持部材を真っ直ぐ伸ばした状態を示す。 支持部材の構成を示す図であり、支持片を所定角度に折り曲げた状態を示す。 支持部材の支持片を折り畳んだ状態を示す図である。 ドーム形状用連結部材の他の構成例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る支持構造を示す外観斜視図である。 図8の支持構造により支持される蒲鉾形状のテント膜を示す外観斜視図である。 図8に示す支持構造の平面図である。 (a)は連結部材の一例を示す斜視図、(b)は並設用連結手段を構成する連結棒部材の一例を示す斜視図、(c)はその連結棒部材の端部が取付けられる取付部材の一例を示す斜視図である。 取付部材の他の構成例を示す斜視図である。 (a)は取付部材の他の構成例を示す正面図、(b)はその右側面図である。 従来の支持構造を示す外観斜視図である。
1 支持構造
2 ドーム形状のテント膜
2A 蒲鉾形状のテント膜
3 ドーム形状用連結部材
5 固定部
10 支持部材
11 上端側支持片
12 第1空洞付支持片
13 第2空洞付支持片
11a 支持板
12a,12b 第1支持板
13a,13b 第2支持板
12c 第1厚み調整板
13c 第2厚み調整板
12d 第1空洞
13d 第2空洞
16、19 固定ピン
20 支持構造
22 支持枠
23 並設用連結手段
24 連結棒部材
25 取付部材
21 連結部材
θ1、θ2 挟角

Claims (6)

  1. ドーム形状または蒲鉾形状のテント膜を内側から支持する支持構造であって、
    数の支持部材と、
    これらの支持部材の上端が着脱可能に連結される天井部と、を備え、
    各支持部材は、それぞれが短冊状をし隣り合うもの同士を軸支して折り畳み可能に連結された複数の支持片と、隣り合う支持片同士を所定角度に折れ曲がった状態で固定する複数の固定手段とを有し、
    前記各支持部材は、前記複数の支持片として上端側支持片と第1空洞付支持片と第2空洞付支持片とを含み、
    前記上端側支持片は、一つの支持板からなりかつ前記天井部に着脱可能に連結される上端部を有し、
    前記第1空洞付支持片は、対向する一対の第1支持板及び第1厚み調整板を有し、前記第1支持板の上端部が前記第1支持片の下端部を外側から揺動可能に挟持するとともに当該第1支持板の下端部が前記第1厚み調整板を外側から挟持することにより当該第1支持板の間に前記上端側支持片が挿入可能な第1空洞を形成し、この第1空洞内への挿入により当該上端側支持片が当該第1空洞付支持片に重合されて折り畳まれるように構成され、
    前記第2空洞付支持片は、対向する一対の第2支持板及び第1厚み調整板よりも幅広の第2厚み調整板を有し、前記第2支持板の上端部が前記第1空洞付支持片の下端部をさらにその外側から揺動可能に挟持するとともに当該第2支持板の下端部が前記第2厚み調整板を挟持することにより当該第2支持板の間に前記第1空洞付支持片及びこれに重合される前記上端側支持片が挿入可能な第2空洞を形成し、この第2空洞への挿入により当該上端側支持片及びこれに重合される当該第1空洞付支持片が当該第2空洞付支持片に重合されて折り畳まれるように構成されていることを特徴とする支持構造。
  2. 請求項1記載の支持構造において、前記各固定手段は、この固定手段の対象である互いに隣接する支持片にそれぞれ設けられるピン挿入孔と、このピン挿入孔に挿入されることにより前記支持片間の挟角を一定に固定する固定ピンとを有することを特徴とする支持構造。
  3. 請求項1または2記載の支持構造において、前記複数の支持片は木材により形成されていることを特徴とする支持構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の支持構造における支持部材を用いて蒲鉾形状のテント膜を内側から支持する支持構造であって、
    天井部に配される連結部材を用い、この連結部材に2つの支持部材の上端部が連結されてアーチ状の支持枠が形成され、そのアーチ状の支持枠が並設されるとともに隣り合う支持枠が並設用連結手段により連結されたことを特徴とする支持構造。
  5. 請求項に記載の支持構造であって、
    並設用連結手段は、隣り合う支持枠の両者にそれぞれ取付けられる取付部材と、これら取付部材に両端が取付けられる連結棒部材とを有し、上記取付部材が前記連結部材と一体形成されていることを特徴とする支持構造。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載の支持構造における支持部材を用いてドーム形状のテント膜を内側から支持する支持構造であって、
    鉛直軸の周りに固定部が放射状に設けられたドーム形状用連結部材を用い、3つ以上の支持部材の各上端側を前記ドーム形状用連結部材の固定部に取付けることで構成されることを特徴とする支持構造。
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