JP4820252B2 - Motorcycle - Google Patents
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Description
本発明は、パワーユニットの出力を後輪に伝達するシャフトドライブ装置を備える自動二輪車に関する。 The present invention relates to a motorcycle including a shaft drive device that transmits an output of a power unit to a rear wheel.
リヤフォークの後端部に後輪及びギヤケースを設け、パワーユニットの出力をドライブシャフト及びギヤケースを介して後輪に伝達するようにした自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の第2図において、自動二輪車は、リヤフォークの後端部に後輪及びギヤケース15を設け、パワーユニットの出力をドライブシャフトとしての推進軸28及びギヤケース15を介して後輪に伝達するようにした車両である。
ギヤケース15は、車軸13により支持されているとともに、フレーム2から後方に延設されているトルクロッド32で回り止めが施されている。
In FIG. 2 of Patent Document 1, the motorcycle is provided with a rear wheel and a
The
タイヤを交換するときには、車軸13を抜いてリヤフォークから後輪を外す。この際に、ギヤケース15が脱落しないように、ギヤケース15を人手で支えるか又は針金などで結束しておくことは、ギヤケース15の保護の観点から好ましいことである。
When replacing the tire, the
人手で支えるには、余分に人手が掛かるため作業人数が増加する。また、針金などで結束すると、結束及び解除の作業が発生するため作業時間が延びて作業工数が増加する。
作業工数の増加は製品コストに繋がるために、好ましくない。
Supporting by hand increases the number of workers because it takes extra manpower. Further, when binding with a wire or the like, binding and releasing work occurs, so the work time is extended and the number of work steps increases.
An increase in the number of work steps is not preferable because it leads to product costs.
本発明は、シャフトドライブ装置を備える自動二輪車において、作業工数の増加を抑えることができる自動二輪車を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a motorcycle capable of suppressing an increase in the number of work steps in a motorcycle including a shaft drive device.
請求項1に係る発明は、車体フレームにリヤフォークを上下揺動自在に設け、このリヤフォークの後端部に後輪を設け、この後輪の側方にギヤケースを設け、パワーユニットの出力をドライブシャフト及びギヤケースを介して後輪に伝達するようにした自動二輪車において、ギヤケースは、後輪を支持する後輪車軸によって支持されるとともに、ピン部材によりリヤフォークに係合され、ピン部材は、ギヤケースにねじ込まれるボルトであり、このボルトの頭部は、リヤフォークに設けた開口よりも大径であり、リヤフォークの外側面とギヤケースの外面間の長さをDとし、ボルトの軸部の首下長さがLで非ねじ部の長さをDtdとするとき、D<Dtdとなるようにしたことを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, a rear fork is provided on the body frame so as to be swingable up and down, a rear wheel is provided at a rear end portion of the rear fork, a gear case is provided on a side of the rear wheel, and an output of the power unit is driven. In a motorcycle that transmits to a rear wheel via a shaft and a gear case, the gear case is supported by a rear wheel axle that supports the rear wheel and is engaged with a rear fork by a pin member, and the pin member is a gear case. The bolt head has a diameter larger than the opening provided in the rear fork, the length between the outer surface of the rear fork and the outer surface of the gear case is D, and the neck of the shaft portion of the bolt When the lower length is L and the length of the non-threaded portion is Dtd, D <Dtd is satisfied .
請求項2に係る発明では、ボルトは後輪車軸と同じ高さに配置したことを特徴とする。 The invention according to claim 2 is characterized in that the bolt is disposed at the same height as the rear wheel axle .
請求項3に係る発明では、ボルトは、後輪車軸の後方に配置したことを特徴とする。 The invention according to claim 3 is characterized in that the bolt is arranged behind the rear wheel axle.
請求項4に係る発明では、ボルトは、リヤフォークの下部に配置したことを特徴とする。 The invention according to claim 4 is characterized in that the bolt is disposed at a lower portion of the rear fork.
請求項1に係る発明では、ピン部材でギヤケースをリヤフォークに掛けるようにした。
後輪車軸を抜いても、リヤフォークからギヤケースが脱落する心配はない。後輪車軸を抜く際に、人手でギヤケースを支えることやギヤケースをリヤフォークに結束する必要が無いので、作業工数が増加する心配はない。
In the invention according to claim 1, the gear case is hung on the rear fork by the pin member.
Even if the rear wheel axle is pulled out, there is no risk of the gear case falling off the rear fork. When pulling out the rear wheel axle, there is no need to manually support the gear case or bind the gear case to the rear fork, so there is no need to increase the work man-hours.
請求項2に係る発明では、ボルトの頭部で、リヤフォークに設けた開口を塞ぐようにした。この開口が外から見えなくなり、リヤフォークの外観性を高めることができる。また、ボルトの頭部は、軸方向のストッパを兼ねているので、リヤホイールアッシーを外すときに、リヤホイールアッシーとファイナルギヤアッシーが一緒に動いていかないようにすることができる。 In the invention according to claim 2, in the head of the bolt and so as to close the opening provided in the rear fork. This opening is not visible from the outside, and the appearance of the rear fork can be enhanced. In addition, since the bolt head also serves as an axial stopper, the rear wheel assembly and the final gear assembly can be prevented from moving together when the rear wheel assembly is removed.
請求項3に係る発明では、ボルトを後輪車軸の後方に配置した。リヤフォークにおいて、後輪車軸より後ろの部分には付属する部品が殆ど無く、作業者が容易に手を伸ばすことができる。このような部位にボルトを配置したので、ボルトの脱着作業は極めて容易に行うことができ、作業コストの低減化を図ることができる。 In the invention according to claim 3, the bolt is arranged behind the rear wheel axle. In the rear fork, the part behind the rear wheel axle has few attached parts, and the operator can easily reach out. Since the bolt is arranged at such a site, the bolt can be attached and detached very easily, and the working cost can be reduced.
請求項4に係る発明では、ボルトをリヤフォークの下部に配置した。リヤフォークの下部はリヤフォークの陰になるため、この部分にボルトを配置しても、ボルトは目立たなくなり、リヤフォークの外観性を高めることができる。 In the invention according to claim 4, the bolt is arranged at the lower portion of the rear fork. Since the lower part of the rear fork is behind the rear fork, even if a bolt is arranged in this part, the bolt becomes inconspicuous and the appearance of the rear fork can be improved.
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11を備え、この車体フレーム11を車両の前端部に設けたヘッドパイプ13と、このヘッドパイプ13から後方に延設したメインフレーム14と、このメインフレーム14の後端部から後方に延設したシートレール15、15(手前側の符号15のみ示す。)と、ヘッドパイプ13から斜め下方に延設したダウンフレーム16、16(手前側の符号16のみ示す。)と、これらのダウンフレーム16、16の後端とシートレール15、15の後端を連結するリヤフレーム17、17(手前側の符号17のみ示す。)と、これらのリヤフレーム17、17にピボット軸19を回動自在に取付け、このピボット軸19を中心に上下スイング可能に取付けるリヤフォーク21と、このリヤフォーク21の前部22とメインフレーム14の後部23を連結するリヤクッションユニット25とで構成した車両である。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a left side view of a motorcycle according to the present invention.
The
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ13に操舵自在にフロントフォーク28を取り付け、このフロントフォーク28の下端に前輪29を回転自在に取付け、フロントフォーク28の上部に操舵用ハンドル31を取付け、メインフレーム14とダウンフレーム16とで囲まれた空間にパワーユニット32としてのエンジン33を配置し、リヤフォーク21の後端部21bに後輪35を回動自在に取付け、後輪35を支持する後輪車軸36とエンジン33との間にエンジン33の駆動力を後輪35に伝達するシャフトドライブ装置40を配置したものである。
In the
エンジン33は、クランクケース41と、このクランクケース41から立ち上げた2つのシリンダ部42F、42Rを備えるV型2気筒のエンジンである。燃料供給装置、排気管、及び消音器などについては省略した。
The engine 33 is a V-type two-cylinder engine that includes a
45は燃料タンク、46は運転者シート、47はリヤフェンダ、48はヘッドライト、49はテールライト、51、51(手前側の符号51のみ示す。)はリヤウインカー、52は車体フレーム11を補強するガセット部材である。
45 is a fuel tank, 46 is a driver's seat, 47 is a rear fender, 48 is a headlight, 49 is a taillight, 51 and 51 (only the
図2は本発明に係る自動二輪車の後部左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の一部を構成するリヤフレーム17から後方にピボット軸19を介してリヤフォーク21を上下揺動自在に設け、このリヤフォーク21の後端部21bに後輪35を設け、この後輪35の側方にギヤケース54を設け、このギヤケース54とパワーユニット32としてのエンジン33の出力軸55との間にドライブシャフト56を設け、エンジン33の出力をドライブシャフト56及びギヤケース54を介して後輪35に伝達するようにしたものである。
FIG. 2 is a rear left side view of the motorcycle according to the present invention.
In the
ギヤケース54は、リヤフォーク21の後端部21bに設けられている後輪車軸36に支持されるとともに、ギヤケース54の外周部54gとリヤフォーク21とを連結するトルクロッド57で回り止めが施されている。
The
なお、シートレール15、15(図手前側の符号15のみ示す。)から後方に後部フレーム61を延出し、この後部フレーム61にリヤフェンダ47や同乗者シート62などを取り付ける。
図中、63はメインフレーム14の後部に設けられリヤクッションユニット25の上端部25tを保持するブラケットである。
A
In the figure, 63 is a bracket that is provided at the rear of the
図3は本発明に係る自動二輪車のシャフトドライブ装置及びその周辺部を説明する断面図である。以下、先ず、シャフトドライブ装置40の構造を説明し、次に、シャフトドライブ装置40及び後輪35を支持するリヤフォーク21について説明する。
FIG. 3 is a cross-sectional view for explaining the shaft drive device and its peripheral portion of a motorcycle according to the present invention. Hereinafter, the structure of the
シャフトドライブ装置40は、ドライブシャフト56とドライブシャフト56の駆動力の方向を変換して後輪35に伝達する役割を担う装置である。シャフトドライブ装置40の構成は、エンジン(図2の符号33)の出力軸55に自在継手65を介して取り付けるドライブシャフト56と、このドライブシャフト56の後端部56bに取り付けるドライブシャフト側のギヤ66としてのドライブギヤ67と、このドライブギヤ67に噛み合い駆動力の方向を変換するファイナルドリブンギヤ68と、前記ギヤ67、68を収納するギヤケース54とを主要構成とする。
The
ファイナルドリブンギヤ68は、スリーブ73に圧入されている。このスリーブ73は、ベアリング94、96によって支持されている。スリーブ73には、ダンパ押さえ74が取り付けられてスリーブ73と一体で回転し、このダンパ押さえ74には、ボルト77を介してダンパ部材75が取り付けられている。
また、後輪車軸36の外周には、スペーサ71を介して軸受72が配置されており、この軸受72と別の軸受95によって、ギヤケース54を含むファイナルギヤユニットが支持されている。
The final driven
A
ファイナルドリブンギヤ68と後輪35の間には緩衝装置を設ける。本実施例において、緩衝装置は、ダンパ部材75である。このダンパ部材75をファイナルドリブンギヤ68と後輪35のハブ76との間に介在させ、ドライブシャフト56のトルクを後輪35に伝達するとともに、トルクの変動によるショックを和らげる。
A shock absorber is provided between the final driven
ギヤケース54は本体部81とこの本体部81を車両の内方から外方に向けて覆う蓋部82からなる。そして、本体部81に蓋部82を合わせ、締結部材83で固定する。ギヤケース54の内部にギヤ室84が形成され、このギヤ室84にドライブギヤ67とこのドライブギヤ67に噛み合うファイナルドリブンギヤ68が配置される。ギヤ室84は、オイル注入穴85を備え、このオイル注入穴85からオイルが注入される。なお、オイル注入穴85は、通常、キャップ86で塞がれている。
The
蓋部82には、内方からリング部材88としてのダストガードプレート87が取り付けられ、このダストガードプレート87にギヤ室84と大気を連通するブリーザパイプ89が取り付けられている。
A dust guard plate 87 as a
ギヤケース54は、後輪35を支持する後輪車軸36によって支持されるとともに、ピン部材141によりリヤフォーク21に係合されている。また、ピン部材141は、後輪の車軸36の後方に配置した。
The
リヤフォーク21において、後輪車軸36より後ろの部分には付属する部品が殆ど無く、作業者が容易に手を伸ばすことができる。このような部位にピン部材141を配置したので、ピン部材141の脱着作業は極めて容易に行うことができ、作業コストの低減化を図ることができる。
In the
本実施例では、ピン部材141はギヤケース54にねじ込まれるボルト142であり、このボルト142の頭部142aは、リヤフォーク21に設けた開口143よりも大径である。
In this embodiment, the pin member 141 is a
ピン部材141はギヤケース54にねじ込まれるボルト142であり、このボルト142の頭部142aは、リヤフォーク21に設けた開口143よりも大径にしたので、ボルトの頭部142aによりリヤフォーク21の開口143を見えなくすることができる。
リヤフォーク21の開口143は、ボルトの頭部142aにより見えなくなるので、リヤフォーク21及びその周辺部の外観性を高めることができる。また、ボルト142の頭部は、軸方向のストッパを兼ねているので、リヤホイールアッシーを外すときに、ファイナルギヤアッシーが一緒に動いていかないようにすることができる。
The pin member 141 is a
Since the
図中、91〜94、96、97はベアリング、101〜105はシール部材、107はディスクブレーキユニット、108はディスクブレーキ板、109は後輪車軸36をリヤフォーク21に固定するナットである。
In the drawing, 91 to 94, 96 and 97 are bearings, 101 to 105 are seal members, 107 is a disc brake unit, 108 is a disc brake plate, and 109 is a nut for fixing the
リヤフォーク21は、一方の延出部111と、他方の延出部112と、これら一方の延出部111と他方の延出部112とを連結するクロス部113とからなる。
The
一方の延出部111とクロス部113とは、鋳造にて一体に形成されている。また、他方の延出部112は、角パイプ134に中実部材135を連結させたものである。
つまり、リヤフォーク21は、複数の部材が連結されたものであり、これら複数の部材の連結方法は、溶接による。リヤフォーク21を分割構成とすることで、一方の延出部111とクロス部113を形成する部分の鋳造を容易に行うことができる。
One extension part 111 and the
That is, the
以上に述べたシャフトドライブ装置の作用を次に述べる。
図4は本発明に係る本発明に係るピン部材の作用説明図であり、ナットを外し、後輪車軸36を抜いた。
The operation of the shaft drive device described above will be described next.
FIG. 4 is a diagram for explaining the operation of the pin member according to the present invention. The nut is removed and the
従来、後輪車軸36を抜くと、ギヤケース54を支持する部材は無くなるため、リヤフォーク21から図裏側に向け脱落しないように、ギヤケース54を人手で支えるか又は針金などで結束しておくことが、ギヤケース54の保護の観点から好ましい。
人手で支えるには、余分に人手が掛かるため作業工数が増加する。また、針金などで結束すると、結束及び解除の作業が発生するため作業時間が延びて作業工数が増加する。
この点、本発明では、ギヤケース54は、ピン部材141によりリヤフォーク21に掛けるようにしたので、後輪35を脱着するために後輪車軸36を抜いたときに、リヤフォーク21からギヤケース54が脱落する心配はない。後輪車軸36を抜く際に、人手でギヤケース54を支えることやギヤケース54をリヤフォーク21に結束する必要が無いので、作業工数が増加する心配はない。
Conventionally, when the
Supporting it manually requires extra manpower, which increases man-hours. Further, when binding with a wire or the like, binding and releasing work occurs, so the work time is extended and the number of work steps increases.
In this regard, in the present invention, the
図5は本発明に係るピン部材をリヤフォークに取り付ける作用図である。
(a)において、リヤフォーク21の外側面21fとギヤケース54の外面54f間の長さをDとするとき、軸部151の首下長さがLで、非ねじ部の長さがDtdのボルト142を準備する。
(b)において、ボルト142をリヤフォーク21に設けた開口143に入れ、ギヤケース54のめねじ部152に締結した。
FIG. 5 is an operational view of attaching the pin member according to the present invention to the rear fork.
In (a), when the length between the
In (b), the
リヤフォーク21の外側面21fとギヤケース54の外面間の長さDと、ボルト142が有する非ねじ部153の長さDtdを、D<Dtdとなるようにして、ボルト142の頭部とリヤフォークの外側面21fの間に遊びをもたせたので、ボルト142を締結するとき、リヤフォーク21の外側面21fにボルト142の頭部が当り、リヤフォーク21を締め付けるという問題はない。つまり、ボルト142の締付けによって、ギヤケース54の外面間の長さDが小さくなることはない。
The length D between the
仮に、ボルト142を締結することにより長さDが小さくなると、ギヤケース54が車幅方向の外方に寄り、ドライブシャフト(図3の符号56)の配置や後輪35のハブ76の配置に影響することになり好ましくない。
If the length D is reduced by fastening the
この点、リヤフォーク21の外側面21fとギヤケース54の外面間の長さDと、ボルト142が有する非ねじ部153の長さDとを等しくしたので、ボルト142を締結することにより、リヤフォーク21の外側面21fとギヤケース54の外面間の長さが変化することはなく、ドライブシャフト56の配置や後輪35のハブ76の配置に影響を与えることはなく好適である。
In this respect, since the length D between the
図6は別実施例に係るリヤフォークの側面図、図7は図6の7矢視図である。以下、図6と図7を参照して説明する。
実施例と異なる点は、リヤフォーク21Bが有する一方の延出部111Bの中間部111mから斜め下方にトルク腕155を延出し、このトルク腕155にボルト153を介してギヤケース54の外周部54gを取り付ける点と、ピン部材141をボルト142Bとし、リヤフォーク21Bの下部に配置した点である。
6 is a side view of a rear fork according to another embodiment, and FIG. 7 is a view taken along arrow 7 in FIG. Hereinafter, a description will be given with reference to FIGS.
A difference from the embodiment is that a
ピン部材141としてのボルト142Bは、リヤフォーク21Bの下部に配置したので、リヤフォーク21Bの下部はリヤフォーク21Bの陰になるため、この部分にボルト142Bを配置しても、ボルト142Bは目立たなくなり、リヤフォーク21Bの外観性を高めることができる。
Since the
図8は別実施例に係るピン部材をリヤフォークに取り付ける作用図である。
(a)において、リヤフォーク21Bに座ぐり穴158を開け、この座ぐり穴158を通りギヤケース54のめねじ部159に締結されるボルト142Bを準備する。ボルト142Bは軸部151Bに長さDbの非ねじ部を有する。
FIG. 8 is an operational view of attaching the pin member according to another embodiment to the rear fork.
In (a), a
(b)において、ボルト142Bをリヤフォーク21に設けた開口としての座ぐり穴158に入れ、ギヤケース54のめねじ部159に締結した。
ボルト142Bを締結することによって、リヤフォーク21の外側面21fとギヤケース54の外面間の長さDbは変化しないので、ギヤケース54の配置は変わらない。ギヤケース54の配置が変わらないため、ドライブシャフト56の配置や後輪35のハブ76の配置は変わらず好適である。
In (b), the
By fastening the
尚、請求項1では、ピン部材は、ギヤケースから外方に延出しリヤフォークに開けた孔に係合するものでも良い。あるいは、ピン部材は、リヤフォークから内方に延出しギヤケースに開けた孔に係合するものでも良い。 In the first aspect, the pin member may extend outward from the gear case and engage with a hole formed in the rear fork. Alternatively, the pin member may extend inward from the rear fork and engage with a hole opened in the gear case.
本発明は、シャフトドライブ装置を備える自動二輪車に好適である。 The present invention is suitable for a motorcycle including a shaft drive device.
10…自動二輪車、11…車体フレーム、21…リヤフォーク、21f…リヤフォークの後端部、35…後輪、36…後輪車軸、40…シャフトドライブ装置、54…ギヤケース、141…ピン部材、142…ボルト、142a…ボルトの頭部、143…開口。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ギヤケース(54)は、前記後輪(35)を支持する後輪車軸(36)によって支持されるとともに、ピン部材(141)により前記リヤフォーク(21)に係合され、
前記ピン部材(141)は、前記ギヤケース(54)にねじ込まれるボルト(142)であり、このボルト(142)の頭部は、前記リヤフォーク(21)に設けた開口(142)よりも大径であり、
リヤフォーク(21)の外側面(21f)とギヤケース(54)の外面(54f)間の長さをDとし、前記ボルト(142)の軸部(151)の首下長さがLで非ねじ部の長さをDtdとするとき、D<Dtdとなるようにしたことを特徴とする自動二輪車。 The rear fork (21) to the vehicle body frame (11) disposed for free up and down swinging, provided the rear wheel (35) to the rear end of the rear fork (21), the gear case on the side of the rear wheel (35) ( 54), in which the output of the power unit (32) is transmitted to the rear wheel (35) via the drive shaft (56) and the gear case (54) .
The gear case (54) is supported by a rear wheel axle (36 ) that supports the rear wheel (35), and is engaged with the rear fork (21) by a pin member (141) .
The pin member (141) is a bolt (142) screwed into the gear case (54), and the head of the bolt (142) has a larger diameter than the opening (142) provided in the rear fork (21). And
The length between the outer surface (21f) of the rear fork (21) and the outer surface (54f) of the gear case (54) is D, and the length under the neck of the shaft (151) of the bolt (142) is L. A motorcycle characterized in that D <Dtd when the length of the part is Dtd .
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