JP4819844B2 - 電界通信システム及び電界通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電界を電界伝達媒体に誘起して通信を行う電界通信システム及び電界通信装置の技術に関する。
従来、電界を伝達する電界伝達媒体に対して送信すべきデータに基づく電界を誘起させ、また電界伝達媒体に誘起された電界を検出してデータ通信を行う電界通信装置が提案されている(特許文献1参照)。以下、従来の電界通信装置が備える各機能ブロック、及び、情報端末から提供された送信データの処理フローについて説明する。
図2は、従来の電界通信装置の機能ブロックを示す機能ブロック図である。図2に示す電界通信装置200は、インタフェース201を介して接続された情報端末100から送信された送信データを受け取った後、レベル調整部203で当該送信データの信号振幅を調整し、送信部205を介して送信電極301に供給する。そして、この送信電極301は、送信部205から送信データが供給された後、この送信データに対応する電界を電界伝達媒体400に誘起する。その後、誘起された電界は、電界伝達媒体400を伝達し、他の電界通信装置の受信電極303で受信されることになる。
一方、受信電極303で受信した電界が電界検出部213に供給された場合、この電界検出部213は、例えば電界光学手法を用いて電界検出部213内で別途発生するレーザ光を偏光変化させ、この偏光変化したレーザ光を電気信号に変換する。変換された電気信号は、信号処理部219内で不要な雑音が除去され、信号波形が整形された後に、インタフェース201を介して情報端末100に供給される。
従って、例えば図3(a)に示すように、情報端末100と電界通信装置200と電極300とを電界伝達媒体400としての人間の腕、肩、胴体などに装着すると共に、他の情報端末100’と他の電界通信装置200’と他の電極300’とを電界伝達媒体400としての床に接触配置することにより、人間及び床を介して電界通信装置間で相互にデータを送受することが可能となっている。
特開2003−324395公報
しかしながら、図3(b)に示すように、他の電界通信装置200’から送信された送信データの周波数f1と同じ周波数成分の環境ノイズが発生した場合、この環境ノイズが電界通信に対する妨害波として作用するため、他の電界通信装置200’から送信された送信データが破損するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、環境ノイズが発生した場合であっても、電界通信を確実に行う電界通信システム及び電界通信装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な第1の電界通信装置及び第2の電界通信装置を備えた電界通信システムであって、前記第1の電界通信装置は、前記電界伝達媒体を介して接続された前記第2の電界通信装置との通信状態の確認を要求する一定回数交番された2値列の通信状態確認要求信号を発振する発振手段と、当該通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、当該複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する周波数可変手段と、出力された当該複数の通信状態確認要求信号を、送信電極から前記第2の電界通信装置へ電界により同時に送信する送信手段と、を有し、前記第2の電界通信装置は、前記第1の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号を発振する発振手段と、前記電界伝達媒体を介して同時に送信された前記複数の通信状態確認要求信号を受信し、受信した通信状態確認要求信号の2値が前記一定回数で交番されているか否かに基づいて、当該複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別する判別手段と、当該判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する周波数選択手段と、前記通信状態確認応答信号の周波数を選択された当該周波数に可変する周波数可変手段と、可変された前記通信状態確認応答信号を、送信電極から前記第1の電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を有し、前記第1の電界通信装置は、前記電界伝達媒体を介して送信された当該通信状態確認応答信号を受信し、前記第2の電界通信装置に送信する送信データの周波数を当該通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変することを要旨とする。
本発明にあっては、第1の電界通信装置が、第2の電界通信装置との通信状態の確認を要求する通信状態確認要求信号を発振し、発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、これら複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を第2の電界通信装置へ電界により送信し、第2の電界通信装置が、電界伝達媒体を介して送信された複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別し、判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択し、第1の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号の周波数を選択された周波数に可変して第1の電界通信装置へ電界により送信し、第1の電界通信装置が、第2の電界通信装置に送信する送信データの周波数を通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変するため、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを第1の電界通信装置から第2の電界通信装置に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信システムを提供することができる。
請求項2に記載の本発明は、前記第2の電界通信装置が、前記第1の電界通信装置との通信状態の確認を要求する通信状態確認要求信号を発振する発振手段と、当該通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、当該複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する周波数可変手段と、出力された当該複数の通信状態確認要求信号を、送信電極から前記第1の電界通信装置へ電界により同時に送信する送信手段と、を更に有し、前記第1の電界通信装置は、前記第2の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号を発振する発振手段と、前記電界伝達媒体を介して送信された前記複数の通信状態確認要求信号を受信し、当該複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別する判別手段と、当該判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する周波数選択手段と、前記通信状態確認応答信号の周波数を選択された当該周波数に可変する周波数可変手段と、可変された前記通信状態確認応答信号を、送信電極から前記第2の電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を更に有し、前記第2の電界通信装置は、前記電界伝達媒体を介して送信された当該通信状態確認応答信号を受信し、前記第1の電界通信装置に送信する送信データの周波数を当該通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変することを要旨とする。
本発明にあっては、第2の電界通信装置が、第1の電界通信装置との通信状態の確認を要求する通信状態確認要求信号を発振し、発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、これら複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を第1の電界通信装置へ電界により送信し、第2の電界通信装置が、電界伝達媒体を介して送信された複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別し、判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択し、第2の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号の周波数を選択された周波数に可変して第2の電界通信装置へ電界により送信し、第2の電界通信装置が、第1の電界通信装置に送信する送信データの周波数を通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変するため、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを第2の電界通信装置から第1の電界通信装置に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信システムを提供することができる。
請求項3に記載の本発明は、前記第2の電界通信装置が、前記第1の電界通信装置に送信する送信データの周波数を前記第2の電界通信装置の周波数選択手段で選択された周波数に可変することを要旨とする。
本発明にあっては、第2の電界通信装置が、第1の電界通信装置に送信する送信データの周波数を第2の電界通信装置の周波数選択手段で選択された周波数に可変するため、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを第2の電界通信装置から第1の電界通信装置に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信システムを提供することができる。
請求項4に記載の本発明は、前記第1の電界通信装置が、前記第2の電界通信装置に送信する送信データの周波数を前記第1の電界通信装置の周波数選択手段で選択された周波数に可変することを要旨とする。
本発明にあっては、第1の電界通信装置が、第2の電界通信装置に送信する送信データの周波数を第1の電界通信装置の周波数選択手段で選択された周波数に可変するため、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを第1の電界通信装置から第2の電界通信装置に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信システムを提供することができる。
請求項5に記載の本発明は、前記第1の電界通信装置の周波数可変手段で前記通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いる複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることを要旨とする。
請求項6に記載の本発明は、前記第2の電界通信装置の周波数可変手段で前記通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いる複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることを要旨とする。
請求項7に記載の本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な電界通信装置であって、前記電界伝達媒体を介して接続された他の電界通信装置との通信状態の確認を要求する一定回数交番された2値列の通信状態確認要求信号を発振する発振手段と、当該通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、当該複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する周波数可変手段と、出力された当該複数の通信状態確認要求信号を、送信電極から前記他の電界通信装置へ電界により同時に送信する送信手段と、を有し、前記電界伝達媒体を介して同時に送信した当該複数の通信状態確認要求信号のうち正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から選択された1つの周波数で可変された通信状態確認応答信号を前記他の電界通信装置から受信し、当該他の電界通信装置に送信する送信データの周波数を当該通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変することを要旨とする。
本発明にあっては、他の電界通信装置との通信状態の確認を要求する通信状態確認要求信号を発振し、発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、これら複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を他の電界通信装置へ電界により送信し、電界伝達媒体を介して送信した当該複数の通信状態確認要求信号のうち正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から選択された1つの周波数で可変された通信状態確認応答信号を他の電界通信装置から受信し、他の電界通信装置に送信する送信データの周波数を通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変するため、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを電界通信装置から他の電界通信装置に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信装置を提供することができる。
請求項8に記載の本発明は、前記他の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号を発振する発振手段と、前記電界伝達媒体を介して前記他の電界通信装置から同時に送信された複数の通信状態確認要求信号を受信し、受信した通信状態確認要求信号の2値が前記一定回数で交番されているか否かに基づいて、当該複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別する判別手段と、当該判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する周波数選択手段と、前記通信状態確認応答信号の周波数を選択された当該周波数に可変する周波数可変手段と、可変された前記通信状態確認応答信号を、送信電極から前記他の電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を更に有することを要旨とする。
請求項9に記載の本発明は、前記周波数可変手段で前記通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いる複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることを要旨とする。
本発明によれば、環境ノイズが発生した場合であっても、電界通信を確実に行う電界通信システム及び電界通信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る電界通信システムの機能ブロックを示す機能ブロック図である。この電界通信システムは、通信元(若しくは通信先)として機能する情報端末100,第1の電界通信装置200,電極300と、通信先(若しくは通信元)として機能する情報端末100’,第2の電界通信装置200’,電極300’とで構成されている。また、第1の電界通信装置200及び第2の電界通信装置200’は電界伝達媒体400を介して接続されている。なお、第2の電界通信装置200’及び電極300’を構成する各機能ブロックは、第1の電界通信装置200及び電極300を構成する各機能ブロックと同様なので、ここでは、第1の電界通信装置200及び電極300について説明するものとする。
第1の電界通信装置200は、各種データを仲介するインタフェース201と、各種データの信号振幅を調整するレベル調整部203と、各種データや各種信号を送信する送信部205と、各種データの周波数を設定する周波数設定部207と、各種信号の周波数を可変する周波数可変部209と、各種信号を発振する信号発振部211と、電界伝達媒体400を介して伝達された電界を検出する電界検出部213と、所定の周波数を有する各種データや各種信号を通過させる周波数フィルタ215と、各種信号の正常/異常を判別する判別部216と、周波数を選択する周波数選択部217と、各種信号を所定の手順で処理する信号処理部219とを備えた構成である。
インタフェース201は、情報端末100と第1の電界通信装置200における他の各部との間で各種データを仲介する機能を備えている。具体的には、情報端末100から送信された情報端末100’への送信データを一端受け付けて、受け付けた送信データをレベル調整部203に送信する。また、インタフェース201は、情報端末100’の要求に基づいて第2の電界通信装置200’から送信された情報端末100への送信データを信号処理部219から受信し、受信した送信データを情報端末100に送信する。
レベル調整部203は、第2の電界通信装置200’に送信される各種データの信号振幅や周波数を調整する機能を備えている。具体的には、インタフェース201を介して情報端末100から送信された情報端末100’への送信データの信号振幅を調整し、また、周波数設定部207で周波数が新たに設定された場合には、設定された周波数を用いて送信データの周波数を可変する。
送信部205は、第2の電界通信装置200’に送信される各種データや各種信号を送信電極301に送信する機能を備えている。具体的には、レベル調整部203で信号振幅が調整され、周波数が可変された送信データや、周波数可変部209で周波数が可変された通信状態確認要求信号(後述にて説明する)及び/又は通信状態確認応答信号(後述にて説明する)を、送信電極301から第2の電界通信装置200’へ電界により送信する。
信号発振部211は、電界伝達媒体400を介して接続された第2の電界通信装置200’との通信状態を把握する際に用いる各種信号を発振する機能を備えている。具体的には、第1の電界通信装置200が通信元として機能する場合、第2の電界通信装置200’との通信状態の確認を要求するために用いる通信状態確認要求信号を発振する。一方、第1の電界通信装置200が通信先として機能する場合には、第2の電界通信装置200’から送信された通信状態確認要求信号に対して当該第2の電界通信装置200’との通信状態の確認を応答するために用いる通信状態確認応答信号を発振する。
周波数可変部209は、信号発振部211で発振した各種信号の周波数を可変する機能を備えている。具体的には、第1の電界通信装置200が通信元として機能する場合、信号発振部211で発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、これら複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する。また、第1の電界通信装置200が通信先として機能する場合には、通信状態確認応答信号の周波数を周波数選択部217で選択された周波数に可変する。この周波数可変部209としては、例えば、電圧によって出力周波数を変化させるVCO(Voltage Controlled Oscillator)電圧制御発信回路を用いることが可能である。複数の通信状態確認要求信号を略同時に出力するには、各周波数に夫々対応する複数のVCO電圧制御発信回路を用いることが望ましい。また、上記複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±7kHzの範囲に含まれる周波数、若しくは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることが望ましい。特に、上記複数の周波数のうち少なくとも1つは、図4に示すように、平成14年3月13日に総務省から公表された「ワイヤレスカードシステムの利用形態の多様化に向けて−情報通信審議会からの答申−」の報道資料に記載されている周波数範囲に含まれる周波数であることが望ましい。
電界検出部213は、電界伝達媒体400を介して伝達された電界を検出し、受信した各種データや各種信号を電気信号に変換する機能を備えている。即ち、受信電極303で受信した電界が電界検出部213に供給された場合、電界検出部213は、例えば電界光学手法を利用した電界検出部213内で別途発生するレーザ光を偏光変化させ、この偏光変化したレーザ光を電気信号に変換する。
周波数フィルタ215は、所定の周波数を有する各種データや各種信号を通過させる機能を備えている。具体的には、周波数可変部209において通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いた複数の周波数に夫々対応する複数のバンドパスフィルタを用いることが可能であり、それら複数の周波数を有する通信状態確認要求信号や送信データのみを通過させるようになっている。
判別部216は、第1の電界通信装置200が通信先として機能する場合に、通信元である第2の電界通信装置200’から送信された複数の通信状態確認要求信号が正常であるか異常であるかを夫々判別する機能を備えている。例えば、1データと0データとを予め規定された回数だけ交番された2値列(例えば20回の1,0の繰り返し)を通信状態確認要求信号としておき、送信された通信状態確認要求信号が同一回数の1,0交番である場合には正常と判断し、異なる場合には異常であると判断する。また、第2の電界通信装置200’から送信される通信状態確認要求信号と同じ通信状態確認要求信号を予め記憶手段(図示せず)に記憶させておき、第2の電界通信装置200’から通信状態確認要求信号が送信された場合に、記憶手段から読み出した通信状態確認要求信号と比較して、一致する場合には正常と判断し、不一致の場合には異常であると判断するようにしてもよい。即ち、通信状態確認要求信号の正常及び異常が判別可能であればいずれの方法と問わず利用することができる。
周波数選択部217は、第1の電界通信装置200が通信先として機能する場合に、判別部216で正常と判別された複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する機能を備えている。
周波数設定部207は、周波数選択部217で選択された周波数を用いて各種データを送信するよう、レベル調整部203で可変する各種データの周波数を設定する機能を備えている。
信号処理部219は、電界検出部213からの電気信号に対して低雑音増幅、雑音除去、波形整形などの信号処理を施し、インタフェース201を介して情報端末100に供給する機能を備えている。
送信電極301及び受信電極303は、一体化した1つの電極300で各電極を構成してもよく、電界通信装置200と一体化させた構成でもよい。
情報端末100は、第1の電界通信装置200を用いて情報端末100’と通信可能なコンピュータであって、例えば、CPUやMPUなどを備えたパソコンや、人間が携帯可能なウェアラブルコンピュータなどを用いることができる。
電界伝達媒体400は、第1の電界通信装置200及び/又は第2の電界通信装置200’からの電界を伝達可能な媒体であればその種類を問わず、例えば、図3に示す人間,床,机などを用いることができる。
続いて、本実施の形態に係る電界通信システムの第1の処理フローについて説明する。第1の処理フローは、通信元として機能する第1の電界通信装置200が通信状態確認要求信号を送信して、通信先として機能する第2の電界通信装置200’から該通信状態確認要求信号に対する通信状態確認応答信号を受信した後に、第1の電界通信装置200から送信データの送信を開始する場合についての処理フローを説明するものである。
最初に、第1の電界通信装置200の周波数可変部209は、情報端末100から送信された送信データを第2の電界通信装置200’に送信する前に、信号発振部211で発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる3つの周波数f1〜周波数f3に可変し、各周波数に夫々対応する3つの通信状態確認要求信号を出力する(ステップS101)。
次に、送信部205は、周波数可変部209で周波数が可変された3つの通信状態確認要求信号を、電界伝達媒体400を介して送信電極301から第2の電界通信装置200’へ電界により送信する(ステップS102)。なお、送信部205は、全ての通信状態確認要求信号を、同時、若しくは、人間が床に接触している時間内(例えば、10ms以下の短時間)に送信することが望ましい。
ここで、これら3つの通信状態確認要求信号が電界伝達媒体400を伝達中に、周波数f1の成分を含む環境ノイズが発生したと仮定して以降説明を続けることにする。また、第2の電界通信装置200’の周波数フィルタ215’は、周波数f1〜周波数f3の通信状態確認要求信号を通過させるように予め形成されているものとする。
その後、第2の電界通信装置200’の周波数フィルタ215’は、電界伝達媒体400を介して伝達され、電界検出部213で検出された周波数f1〜周波数f3の通信状態確認要求信号を通過させる(ステップS103)。
判別部216’は、周波数フィルタ215’を通過した全ての通信状態確認要求信号を受信し、これら3つの通信状態確認要求信号が正常であるか異常であるかを夫々判別する(ステップS104)。前述したように周波数f1の成分を含む環境ノイズが発生しているので、周波数f1の通信状態確認要求信号が破損し(異常)、周波数f2,f3の通信状態確認要求信号は破損していない(正常)ものとする。
周波数選択部217’は、正常な通信状態確認要求信号の周波数f2,f3から1つの周波数f3を選択する(ステップS105)。
そして、周波数可変部209’は、信号発振部211’で発振した通信状態確認応答信号の周波数を、周波数選択部217’で選択された周波数f3に可変する(ステップS106)。
送信部205’は、周波数可変部209’で可変された周波数f3の通信状態確認応答信号を、送信電極301’から第1の電界通信装置200へ電界により送信する(ステップS107)。
その後、周波数可変部209において通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いた3つの周波数f1〜周波数f3に夫々対応する3つのバンドパスフィルタである第1の電界通信装置200の周波数フィルタ215は、第2の電界通信装置200’から送信された周波数f3の通信状態確認要求信号を通過させる(ステップS108)。
周波数選択部217は、周波数フィルタ215を通過した周波数f3の通信状態確認要求信号は1つなので、必然的にその周波数f3を選択する(ステップS109)。
周波数設定部207は、周波数選択部217で選択された周波数f3で送信データを送信するよう、レベル調整部203で可変する送信データの周波数を設定する(ステップS110)。
レベル調整部203は、周波数設定部207で設定された周波数f3を用いて送信データの周波数を可変する(ステップS111)。
最後に、送信部205は、レベル調整部203で周波数f3に可変された送信データを送信電極301から電界伝達媒体400を介して第2の電界通信装置200’に送信する(ステップS112)。
本実施の形態によれば、第1の電界通信装置200が、第2の電界通信装置200’との通信状態の確認を要求する通信状態確認要求信号を発振し、発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、これら複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を第2の電界通信装置200’へ電界により送信し、第2の電界通信装置200’が、電界伝達媒体400を介して送信された複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別し、判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択し、第1の電界通信装置200との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号の周波数を選択された周波数に可変して第1の電界通信装置200へ電界により送信し、第1の電界通信装置200が、第2の電界通信装置200’に送信する送信データの周波数を通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変するので、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを第1の電界通信装置200から第2の電界通信装置200’に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信システムを提供することができる。
なお、ステップS101〜ステップS112では、第1の電界通信装置200から第2の電界通信装置200’に送信データを送信する場合の処理フローについて説明したが、前述したように第2の電界通信装置200’が備える機能は第1の電界通信装置200が備える機能と同様なので、ステップS101〜ステップS112と同様の処理フローを行うことで、第2の電界通信装置200’から第1の電界通信装置200に送信データを送信した場合であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
次に、第2の処理フローについて説明する。この第2の処理フローは、第1の電界通信装置200が通信状態確認要求信号を送信し、送信された通信状態確認要求信号の周波数に基づいて第2の電界通信装置200’から送信データの送信を開始する場合についての処理フローを説明するものである。
最初に、第1の電界通信装置200の周波数可変部209は、情報端末100から送信された送信データを第2の電界通信装置200’に送信する前に、信号発振部211で発振した通信状態確認要求信号の周波数を異なる3つの周波数f1〜周波数f3に可変し、各周波数に夫々対応する3つの通信状態確認要求信号を出力する(ステップS201)。
次に、送信部205は、周波数可変部209で周波数が可変された3つの通信状態確認要求信号を、電界伝達媒体400を介して送信電極301から第2の電界通信装置200’へ電界により送信する(ステップS202)。なお、送信部205は、全ての通信状態確認要求信号を、同時、若しくは、人間が床に接触している時間内(例えば、10ms以下の短時間)に送信することが望ましい。
ここで、これら3つの通信状態確認要求信号が電界伝達媒体400を伝達中に、周波数f1の成分を含む環境ノイズが発生したと仮定して以降説明を続けることにする。また、第2の電界通信装置200’の周波数フィルタ215’は、周波数f1〜周波数f3の通信状態確認要求信号を通過させるように予め形成されているものとする。
その後、第2の電界通信装置200’の周波数フィルタ215’は、電界伝達媒体400を介して伝達され、電界検出部213で検出された周波数f1〜周波数f3の通信状態確認要求信号を通過させる(ステップS203)。
判別部216’は、周波数フィルタ215’を通過した全ての通信状態確認要求信号を受信し、これら3つの通信状態確認要求信号が正常であるか異常であるかを夫々判別する(ステップS204)。前述したように周波数f1の成分を含む環境ノイズが発生しているので、周波数f1の通信状態確認要求信号が破損し(異常)、周波数f2,f3の通信状態確認要求信号は破損していない(正常)ものとする。
周波数選択部217’は、正常な通信状態確認要求信号の周波数f2,f3から1つの周波数f3を選択する(ステップS205)。
そして、周波数設定部207’は、周波数選択部217’で選択された周波数f3で情報端末100’から送信された送信データを送信するよう、レベル調整部203’で可変する送信データの周波数を設定する(ステップS206)。
レベル調整部203’は、周波数設定部207’で設定された周波数f3を用いて送信データの周波数を可変する(ステップS207)。
最後に、送信部205’は、レベル調整部203’で周波数f3に可変された送信データを送信電極301’から電界伝達媒体400を介して第1の電界通信装置200に送信する(ステップS208)。
本実施の形態によれば、第2の電界通信装置200’が、第1の電界通信装置200に送信する送信データの周波数を第2の電界通信装置200’の周波数選択部217’で選択された周波数に可変するため、環境ノイズが発生した場合であっても、通信状態のよい周波数で変調された送信データを第2の電界通信装置200’から第1の電界通信装置200に送信することが可能となり、電界通信を確実に行う電界通信システムを提供することができる。
なお、ステップS201〜ステップS208では、第2の電界通信装置200’から第1の電界通信装置200に送信データを送信する場合の処理フローについて説明したが、前述したように第1の電界通信装置200が備える機能は第2の電界通信装置200’が備える機能と同様なので、ステップS201〜ステップS208と同様の処理フローを行うことで、第1の電界通信装置200から第2の電界通信装置200’に送信データを送信した場合であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
本実施の形態に係る電界通信システムの機能ブロックを示す機能ブロック図である。 従来の電界通信装置の機能ブロックを示す機能ブロック図である。 環境ノイズが電界伝達媒体に作用した場合の通信状態確認要求信号の状態を説明する説明図である。 総務省から公表されたワイヤレスカードシステムの利用形態の多様化に関する報道資料の一部を示す図である。
符号の説明
100,100’…情報端末
200,200’…第1の電界通信装置
201,201’…インタフェース
203,203’…レベル調整部
205,205’…送信部
207,207’…周波数設定部
209,209’…周波数可変部
211,211’…信号発生部
213,213’…電界検出部
215,215’…周波数フィルタ
216,216’…判別部
217,217’…周波数選択部
219,219’…信号処理部
300,300’…電極
301,301’ …送信電極
303,303’ …受信電極
400…電界伝達媒体
f1〜f3…周波数
S101〜S112,S201〜S208…ステップ

Claims (9)

  1. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な第1の電界通信装置及び第2の電界通信装置を備えた電界通信システムであって、
    前記第1の電界通信装置は、
    前記電界伝達媒体を介して接続された前記第2の電界通信装置との通信状態の確認を要求する一定回数交番された2値列の通信状態確認要求信号を発振する発振手段と、
    当該通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、当該複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する周波数可変手段と、
    出力された当該複数の通信状態確認要求信号を、送信電極から前記第2の電界通信装置へ電界により同時に送信する送信手段と、を有し、
    前記第2の電界通信装置は、
    前記第1の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号を発振する発振手段と、
    前記電界伝達媒体を介して同時に送信された前記複数の通信状態確認要求信号を受信し、受信した通信状態確認要求信号の2値が前記一定回数で交番されているか否かに基づいて、当該複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別する判別手段と、
    当該判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する周波数選択手段と、
    前記通信状態確認応答信号の周波数を選択された当該周波数に可変する周波数可変手段と、
    可変された前記通信状態確認応答信号を、送信電極から前記第1の電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を有し、
    前記第1の電界通信装置は、前記電界伝達媒体を介して送信された当該通信状態確認応答信号を受信し、前記第2の電界通信装置に送信する送信データの周波数を当該通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変することを特徴とする電界通信システム。
  2. 前記第2の電界通信装置は、
    前記第1の電界通信装置との通信状態の確認を要求する通信状態確認要求信号を発振する発振手段と、
    当該通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、当該複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する周波数可変手段と、
    出力された当該複数の通信状態確認要求信号を、送信電極から前記第1の電界通信装置へ電界により同時に送信する送信手段と、を更に有し、
    前記第1の電界通信装置は、
    前記第2の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号を発振する発振手段と、
    前記電界伝達媒体を介して送信された前記複数の通信状態確認要求信号を受信し、当該複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別する判別手段と、
    当該判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する周波数選択手段と、
    前記通信状態確認応答信号の周波数を選択された当該周波数に可変する周波数可変手段と、
    可変された前記通信状態確認応答信号を、送信電極から前記第2の電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を更に有し、
    前記第2の電界通信装置は、前記電界伝達媒体を介して送信された当該通信状態確認応答信号を受信し、前記第1の電界通信装置に送信する送信データの周波数を当該通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変することを特徴とする請求項1に記載の電界通信システム。
  3. 前記第2の電界通信装置は、
    前記第1の電界通信装置に送信する送信データの周波数を前記第2の電界通信装置の周波数選択手段で選択された周波数に可変することを特徴とする請求項1又は2に記載の電界通信システム。
  4. 前記第1の電界通信装置は、
    前記第2の電界通信装置に送信する送信データの周波数を前記第1の電界通信装置の周波数選択手段で選択された周波数に可変することを特徴とする請求項2又は3に記載の電界通信システム。
  5. 前記第1の電界通信装置の周波数可変手段で前記通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いる複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電界通信システム。
  6. 前記第2の電界通信装置の周波数可変手段で前記通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いる複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の電界通信システム。
  7. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な電界通信装置であって、
    前記電界伝達媒体を介して接続された他の電界通信装置との通信状態の確認を要求する一定回数交番された2値列の通信状態確認要求信号を発振する発振手段と、
    当該通信状態確認要求信号の周波数を異なる複数の周波数に可変し、当該複数の周波数に夫々対応する複数の通信状態確認要求信号を出力する周波数可変手段と、
    出力された当該複数の通信状態確認要求信号を、送信電極から前記他の電界通信装置へ電界により同時に送信する送信手段と、を有し、
    前記電界伝達媒体を介して同時に送信した当該複数の通信状態確認要求信号のうち正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から選択された1つの周波数で可変された通信状態確認応答信号を前記他の電界通信装置から受信し、当該他の電界通信装置に送信する送信データの周波数を当該通信状態確認応答信号の周波数と同じ周波数に可変することを特徴とする電界通信装置。
  8. 前記他の電界通信装置との通信状態の確認を応答する通信状態確認応答信号を発振する発振手段と、
    前記電界伝達媒体を介して前記他の電界通信装置から同時に送信された複数の通信状態確認要求信号を受信し、受信した通信状態確認要求信号の2値が前記一定回数で交番されているか否かに基づいて、当該複数の通信状態確認要求信号の正常及び異常を判別する判別手段と、
    当該判別の結果、正常な複数の通信状態確認要求信号の周波数から1つの周波数を選択する周波数選択手段と、
    前記通信状態確認応答信号の周波数を選択された当該周波数に可変する周波数可変手段と、
    可変された前記通信状態確認応答信号を、送信電極から前記他の電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載の電界通信装置。
  9. 前記周波数可変手段で前記通信状態確認要求信号の周波数の可変に用いる複数の周波数のうち少なくとも1つは、13.56MHz±150kHzの範囲に含まれる周波数であることを特徴とする請求項7又は8に記載の電界通信装置。
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