JP4807790B2 - データ通信システム - Google Patents

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

本発明は、送信端末と受信端末との間で情報を送受信するデータ通信システムに関する。
従来、この種のデータ通信システムとして、端末間を通信ケーブルで接続したものや無線で接続したものが知られている。また、端末間を無線で接続したデータ通信システムとしては、300〜3000[MHz]のUHF帯の電波を用いたものや、2.5[GHz]帯の所謂ブルートゥースを用いたもの知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−234403号公報(請求項1、段落[0002]) 特開2005−522943号公報(段落[0013],[0015])
しかしながら、上記した通信ケーブルを用いた従来のデータ通信システムでは、ケーブルの取り回し作業が面倒であるため設置が困難であった。一方、無線を用いた従来のデータ通信システムでは、電波を空中伝搬させるために消費電力が高くなると共に、アンテナを小型化するために300[MHz]以上の高周波を用いる必要があった。そして、電波が必要範囲を超えて飛び、電波障害が発生するという問題も生じていた。また、電波障害を防ぐために電磁波シールドを設けると、設備費が大きくなるという新たな問題が生じ得た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、通信ケーブルを用いたものより容易に設置可能であると共に、消費電力を低減可能でありかつ電磁波シールドを設けずに電波障害の発生を防ぐことが可能なデータ通信システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るデータ通信システム(50)は、商用電源ライン(20)を有する建物(10)の異なる2位置に配置可能な送信端末(21,23,24)と受信端末(22,23,24)との間で情報を送受信するデータ通信システム(50)において、送信端末(21,23,24)に設けられて、商用電源ライン(20)に対して絶縁状態にして対向配置される送信側対向導電部材(52S)と、送信端末(21,23,24)に設けられて、送信側対向導電部材(52S)に導通接続された第1出力ラインと、商用電源ライン(20)に導通接続された第2出力ラインとを有し、送信する情報に応じて変化させた電圧を第1出力ライン及び第2出力ラインを介して送信側対向導電部材(52S)と商用電源ライン(20)との間に印加することで、商用電源ライン(20)全体の周囲に発生した電界を変化させる送信回路(53)と、受信端末(22,23,24)に設けられて、商用電源ライン(20)に対して絶縁状態にして対向配置され、商用電源ライン(20)との間に電界に応じた電位差を発生可能な受信側対向導電部材(52J)と、受信端末(22,23,24)に設けられて、受信側対向導電部材(52J)に導通接続された第1受信ラインと、商用電源ライン(20)に導通接続された第2受信ラインとを有し、第1受信ライン及び第2受信ラインを介して取得した商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化に基づいて情報を受信する受信回路(54)と、受信回路(54)に設けられて、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差が入力される電圧フォロア回路(58)とを備え、送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)は、商用電源ライン(20)のうちグランドライン(20G)に絶縁状態にして対向配置され、グランドライン(20G)の一部を平板状にしてグランドプレート(20P)を設け、送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)を平板状にしてグランドプレート(20P)に絶縁状態にして対向配置したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のデータ通信システム(50)において、送信端末でありかつ受信端末である送受信端末(23,24)を複数備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のデータ通信システム(50)において、送信回路(53)は、情報をデジタル信号として処理すると共に、デジタル信号の2値の電圧に応じて、送信側対向導電部材(52S)と商用電源ライン(20)との間に印加する電圧をハイレベルとローレベルとに切り替え、受信回路(54)は、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化をデジタル信号として受信するように構成されたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載のデータ通信システム(50)において、送信回路(53)は、情報に応じてキャリア波を変調して、そのキャリア波の振幅電圧を送信側対向導電部材(52S)と商用電源ライン(20)との間に印加する変調回路(55)を備え、受信回路(54)は、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化をキャリア波として取得すると共に、そのキャリア波を復調して情報を取得する復調回路(56)を備えたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載のデータ通信システム(50)において、送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)は、商用電源ライン(20)の側方を囲む環状構造をなしたところに特徴を有する。
請求項の発明に係るデータ通信システム(50X)は、送信端末(71)と受信端末(72)との間で情報を送受信するデータ通信システム(50X)において、送信端末(71)に設けられて、人体(20H)に対して絶縁状態にして対向配置される送信側対向導電部材(52S)と、送信端末(71)に設けられて、送信側対向導電部材(52S)に導通接続された第1出力ラインと、人体(20H)に導通接続された第2出力ラインとを有し、送信する情報に応じて変化させた電圧を第1出力ライン及び第2出力ラインを介して送信側対向導電部材(52S)と人体(20H)との間に印加することで、人体(20H)全体の周囲に発生した電界を変化させる送信回路(53)と、受信端末(72)に設けられて、人体(20H)に対して絶縁状態にして対向配置され、人体(20H)との間に電界に応じた電位差を発生可能な受信側対向導電部材(52J)と、受信端末(72)に設けられて、受信側対向導電部材(52J)に導通接続された第1受信ラインと、人体(20H)に導通接続された第2受信ラインとを有し、第1受信ライン及び第2受信ラインを介して取得した人体(20H)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化に基づいて情報を受信する受信回路(54)と、受信回路(54)に設けられて、人体(20H)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差が入力される電圧フォロア回路(58)とを備え、送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)は、平板状をなしかつ表裏の一方の面に、人体(20H)の表面に密着可能な粘着性絶縁部材(71Z,72Z)が塗布されているところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のデータ通信システム(50)では、送信端末(21,23,24)に備えた送信側対向導電部材(52S)と受信端末(22,23,24)に備えた受信側対向導電部材(52J)とが建物(10)の商用電源ライン(20)に対して対向配置される。そして、送信端末(21,23,24)の送信回路(53)が、送信側対向導電部材(52S)と商用電源ライン(20)との間に電圧を印加しかつその電圧を送信する情報に応じて変化させる。これにより、商用電源ライン(20)全体の周囲に発生した電界が変化し、受信側対向導電部材(52J)と商用電源ライン(20)との間に発生する電位差も変化する。その電位差の変化に基づいて受信端末(22,23,24)に備えた受信回路(54)が電界から情報を取得する。また、請求項1のデータ通信システム(50)では、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差が入力される電圧フォロア回路(58)を受信回路(54)に設けたので、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間に流れる電流が抑えられる。これにより、電界によって発生した電位差を低減することなく、電界から情報を取得することができる。
このように、本発明のデータ通信システム(50)は、商用電源ライン(20)全体の周囲に発生した電界を利用して通信を行うので、空中伝搬する電波を用いた従来のものに比べて低電流でデータ通信が可能になり、これらにより消費電力を低減させることができる。また、通信可能な範囲が、商用電源ライン(20)の周囲に限定されるので、電磁波シールドを設けずに電波障害の発生が防がれる。さらに、建物(10)の商用電源ライン(20)を利用するので、新たに通信ケーブルを設ける必要がなく、設置も容易である。なお、本発明によれば、電波を空中伝搬させる必要がなく、アンテナを小型化するために周波数を高くする必要性もないので、従来より低い周波数でもデータ通信が可能になる。また、商用電源ライン(20)のうちグランドライン(20)は、大地に接続されているが、グランドライン(20)と大地との間のインピーダンスが高いために、所定の周波数以上の電流に対しては、グランドライン(20)と大地とは実質的に絶縁された状態になる。従って、本発明の構成のように、送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)を、商用電源ライン(20)のグランドライン(20)に絶縁状態にして対向配置し、グランドライン(20)全体の周囲に電界を発生させかつその電界を変化させてデータ通信を行うことができる。さらに、本発明では、グランドライン(20)における平板状のグランドプレート(20P)に、平板状の送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)を対向配置したことで、対向面積を広く確保することができ、効率良く商用電源ライン(20)全体の周囲に電界を発生させることができる。
[請求項2の発明]
請求項2のデータ通信システム(50)のように、送信端末でありかつ受信端末である送受信端末(23,24)を複数備えれば、それら複数の送受信端末(23,24)の間で、双方向のデータ通信を行うことも可能になる。
[請求項3及び4の発明]
本発明によれば、上記の如く、従来より低い周波数の信号でデータ通信を行うことが可能であるのでベースバンド通信が可能になる。そのベースバンド通信を行うためには、請求項3の発明のように、送信回路(53)が、情報をデジタル信号として処理すると共に、デジタル信号の2値の電圧に応じて、送信側対向導電部材(52S)と商用電源ライン(20)との間に印加する電圧をハイレベルとローレベルとに切り替え、受信回路(54)は、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化をデジタル信号として受信するように構成すればよい。
また、変調・復調を行うデータ通信を行うために、請求項4の発明のように、送信回路(53)が、情報に応じてキャリア波を変調して、そのキャリア波の振幅電圧を送信側対向導電部材(52S)と商用電源ライン(20)との間に印加する変調回路(55)を備え、受信回路(54)が、商用電源ライン(20)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化をキャリア波として取得すると共に、そのキャリア波を復調して情報を取得する復調回路(56)を備えた構成にしてもよい。
[請求項の発明]
請求項の構成によれば、環状の送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)の内側に商用電源ライン(20)を挿通させるだけで、それら送信側対向導電部材(52S)及び受信側対向導電部材(52J)が商用電源ライン(20)に対して対向配置され、容易に設置することができる。
[請求項の発明]
請求項のデータ通信システム(50X)では、送信端末(71)に備えた送信側対向導電部材(52S)と受信端末(72)に備えた受信側対向導電部材(52J)とが人体(20H)に対して対向配置される。そして、送信端末(71)の送信回路(53)が、送信側対向導電部材(52S)と人体(20H)との間に電圧を印加しかつその電圧を送信する情報に応じて変化させる。これにより、人体(20H)全体の周囲に発生した電界が変化し、受信側対向導電部材(52J)と人体(20H)との間に発生する電位差も変化する。その電位差の変化に基づいて受信端末(72)に備えた受信回路(54)が電界から情報を取得する。また、請求項のデータ通信システム(50)では、人体(20H)と受信側対向導電部材(52J)との間の電位差が入力される電圧フォロア回路(58)を受信回路(54)に設けたので、人体(20H)と受信側対向導電部材(52J)との間に流れる電流が抑えられる。これにより、電界によって発生した電位差を低減することなく、電界から情報を取得することができる。
このように、本発明のデータ通信システム(50X)は、人体(20H)全体の周囲に発生した電界を利用して通信を行うので、空中伝搬する電波を用いた従来のものに比べて低電流でデータ通信が可能になり、これらにより消費電力を低減させることができる。また、通信可能な範囲が人体(20H)の近傍に限定され、電磁波シールドを設けずに電波障害の発生が防がれる。さらに、人体(20H)を利用することで、新たに通信ケーブルを設ける必要がなくなり、設置も容易になる。なお、本発明によれば、電波を空中伝搬させる必要がなく、アンテナを小型化するために周波数を高くする必要性もないので、従来より低い周波数でもデータ通信が可能になる。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1に示した建物10は、例えば、病院であり、建物全体に商用電源ライン20が張り巡らされている。その商用電源ライン20は、図2に示すように、1対の給電ライン20A,20Aと1本のグランドライン20Gとからなる。そして、図1に示すように、建物10における複数箇所に商用電源ライン20のコンセント20Bが設置され、それら各コンセント20Bには、給電ライン20A,20A及びグランドライン20Gに接続可能な3つの端子孔が備えられている。
なお、グランドライン20Gは大地に接続されているが、グランドライン20Gと大地との間のインピーダンスはある程度以上の周波数領域では高くなり、そして所定の周波数(例えば、1[MHz])以上の電流に対しては、グランドライン20Gと大地との間が実質的に絶縁された状態になっている。
建物10における入院部屋の各ベッド脇には呼出ボタン21Bが備えられ、それら複数の呼出ボタン21Bが呼出端末21に接続されている。そして、例えば、建物10内の管理室に備えた監視端末22でどのベッド脇の呼出ボタン21Bが押されたかを監視している。ここで、呼出端末21は、本発明に係る「送信端末」に相当し、監視端末22は、本発明に係る「受信端末」に相当する。そして、図2に示すように、本実施形態のデータ通信システム50は、呼出端末21、監視端末22、及び、後述する診察用パソコン23、接眼治療器24等の複数の端末で構成されている。
図3に示すように、呼出端末21は、電源回路20Dと本発明に係る送信回路53とを備えている。そして、呼出端末21の電源ケーブル21Kをコンセント20Bに接続すると、電源回路20Dが給電ライン20A,20Aから受電した交流を直流に変換して出力する。送信回路53は、マイコン53M(具体的には、ワンチップマイコン)の出力部にNOTゲート53G及び変調回路55とを接続してなる。そして、マイコン53M、NOTゲート53G及び変調回路55が、電源回路20Dの直流出力とグランドライン20Gとの間に並列接続されている。また、マイコン53Mの入力部には、インターフェイス21Fを介して複数の呼出ボタン21Bが接続されている。
変調回路55の出力部には、本発明に係る送信側対向導電部材52Sが備えられている。また、電源ケーブル21Kを通して呼出端末21内に引き込まれたグランドライン20Gには、グランドプレート20Pが備えられている。そして、これら送信側対向導電部材52S及びグランドプレート20Pは、共に、例えば、縦横が2[cm]×3[cm]程度の矩形平板状になっており、間に空間又は絶縁体が介在し、1[cm]程度離した位置に対向配置されている。
マイコン53M及びNOTゲート53Gは、CMOSの半導体素子であり、これら処理するデジタル信号の2値は、ハイレベルで例えば3[V]、ローレベルで例えば0[V]になっている。そして、マイコン53Mは、NOTゲート53Gに接続された出力端子と、グランドライン20Gに導通接続されたGND端子との間の電圧をハイレベル(例えば、3[V])とローレベル(例えば、0[V])とに切り替えてデジタル信号を出力する。NOTゲート53Gは、このデジタル信号の2値の電圧を反転して変調回路55に付与する。そして、変調回路55が、マイコン53Mが出力したデジタル信号に応じて所定の周波数帯域でキャリア波を例えばパルス変調し、その変調されたキャリア波の振幅電圧を送信側対向導電部材52Sとグランドライン20Gとの間に印加する。
図4に示すように、監視端末22は、呼出端末21と同様の電源回路20Dと、本発明に係る受信回路54とを備えている。その受信回路54には、本発明に係る受信側対向導電部材52Jが備えられ、監視端末22内のグランドライン20Gには呼出端末21と同様のグランドプレート20Pが備えられている。そして、これら受信側対向導電部材52J及びグランドプレート20Pが、間に空間又は絶縁体を介在させて対向配置されている。これにより、グランドライン20Gの周囲全体を覆う電界が発生すると、その電界の場において受信側対向導電部材52Jとグランドライン20Gとの間に電位差が発生する。
また、受信回路54は、ハイインピーダンスフィルター54Aとバッファ回路54Bと復調回路56とマイコン54Mとを備えている。そして、これらハイインピーダンスフィルター54A、バッファ54B、復調回路56及びマイコン54Mが、電源回路20Dの直流出力とグランドライン20Gとの間に並列接続されて電力を受けている。
図5に示すようにハイインピーダンスフィルター54Aは、電圧フォロア回路58を入力側に備えている。この電圧フォロア回路58は、接合型FET57(以下、単にFET57という)のソースフォロア回路であって、FET57のソースに商用電源ライン20が接続されると共に、FET57のゲートに受信側対向導電部材52Jが接続されている。即ち、電圧フォロア回路58に受信側対向導電部材52Jと商用電源ライン20との間の電位差が入力されている。この電圧フォロア回路58を設けたことで、受信回路54の入力インピーダンスが高くなり、受信側対向導電部材52Jと商用電源ライン20との間に電位差が発生しても、それらの間に流れ得る電流は極めて小さくなる。これにより、電界によって発生した電位差を低減することなく、電界から情報を取得することができる。
電圧フォロア回路58の出力は、増幅回路59で増幅され、バッファ回路54Bを通して復調回路56に取り込まれている。そして、復調回路56が、ハイインピーダンスフィルター54A及びバッファ回路54Bを通して、グランドライン20Gと受信側対向導電部材52Jとの間の電位差の変化をキャリア波として取得し、そのキャリア波を復調してマイコン54Mに付与する。
図7に示すように、建物10における診察室には、診察用パソコン23が備えられ、診察室の隣の部屋には、例えば、接眼治療器24等の医療用機器が備えられている。これら診察用パソコン23及び接眼治療器24が、本発明に係る「送受信端末」に相当し、送受信回路51をそれぞれ備えている。その送受信回路51は、図6に示すように、上記した受信回路54と送信回路53とを組み合わせてなる。具体的には、送受信回路51における送信回路53の出力部と受信回路54の入力部とは、スイッチ53Xによって択一的に対向導電部材52S1に接続可能になっている。即ち、送信側対向導電部材52Sが受信側対向導電部材52Jを兼用している。そして、マイコン53Mがスイッチ53Xを制御し、送信を行う際には、スイッチ53Xが対向導電部材52S1と送信回路53とを接続する一方、受信を行う際には、スイッチ53Xが対向導電部材52S1と受信回路54とを接続する。
本実施形態の構成は以上である。次に、上記構成からなる本実施形態の作用効果を説明する。呼出ボタン21Bがオン操作されると、呼出端末21に備えたマイコン53Mは、呼出端末21を他の端末(22,23,24)から区別するための識別データと、オンされた呼出ボタン21Bを他の呼出ボタン21Bから区別するための識別データと、送信先の監視端末22に特定するための識別データとを含んだデジタル信号を出力し、そのデジタル信号を変調回路55が変調して送信側対向導電部材52Sとグランドプレート20Pとの間にパルス電圧を印加する。すると、建物10におけるグランドライン20G全体の周囲に電界が発生し、その電界が変化する。
このとき、監視端末22、診察用パソコン23,接眼治療器24に備えられた各対向導電部材52S,52S,52Jがグランドライン20Gの周囲の電界の場の中に置かれる。そして、それら各対向導電部材52S,52S,52Jとグランドライン20Gとの間に電界に応じた電位差が発生する。なお、図8には、電界の場(同図の破線参照)に各対向導電部材52S,52S1,52Jが置かれた状態が概念的に示されている。
監視端末22、診察用パソコン23、接眼治療器24の各端末が有する受信回路54は、対向導電部材52S,52S1,52Jとグランドライン20Gとの間の電位差の変化に基づいて電界から情報を取得し、その情報に含まれる識別データに基づいてマイコン54Mが自身に関係した情報か否かを判別する。
ここで、呼出端末21が送信した情報は、監視端末22のみに関連するので、監視端末22が受信した情報を採用して、それ以外の端末(診察用パソコン23,接眼治療器24)は受信した情報を無視(破棄)する。そして、監視端末22に備えたマイコン54M(図4参照)が制御信号を出力して、例えば、監視端末22に備えたスピーカー22Nからアラーム音を出力することで、呼出ボタン21Bが押圧操作されたことを報知すると共に、表示器22Mに備えた何れかをランプを点灯させて、どのベッド脇の呼出ボタン21Bが押圧操作されたかを表示する。
接眼治療器24を用いた診療を行う場合には、以下のようである。即ち、図7に示すように、診察室の隣の部屋に配置された接眼治療器24の前に患者が座り、接眼治療器24に顔を対面させる。そして、医者は診察室で診察用パソコン23を操作し、接眼治療器24の分注器24Aから患者の眼球に薬剤を発射する指示を行う。すると、上述した場合と同様に、診察用パソコン23に備えた送受信回路51がグランドライン20G全体の周囲の電界を変化させて接眼治療器24へと制御情報を送信する。すると、接眼治療器24がこれを受けて分注器24Aから患者の眼球に薬剤を発射する。そして、接眼治療器24のカメラ24Bにて眼球の動きを映像として捉え、その映像のデータを診察用パソコン23へと送信する。これにより、眼球の動きがリアルタイムの動画映像として診察用パソコン23に取り込まれ、医者がこの映像を見て診断を行う。
このように、本実施形態のデータ通信システム50は、グランドライン20G全体の周囲に発生した電界を利用して通信を行うので、空中伝搬する電波を用いた従来のものに比べて、低電流でデータ通信が可能になり、消費電力を低減させることができる。また、通信可能な範囲が、グランドライン20Gの周囲に限定されるので、電磁波シールドを設けずに電波障害の発生を防ぐことができる。さらに、建物10が有するグランドライン20Gを利用するので、新たに通信ケーブルを設ける必要がなく、設置も容易である。しかも、本実施形態のデータ通信システム50では、複数の端末(21,22,23,24)の間でグランドライン20GをバスラインとしたLANを構築することも可能である。
なお、本実施形態において、送信側対向導電部材52Sとグランドライン20Gとの間に印加する電圧の周波数は、即ち、変調回路55によるキャリア波の周波数は、1[MHz]〜200[MHz]以下にすることが好ましい。何故なら、周波数が1[MHz]以下にすると、グランドライン20Gから大地へと電気エネルギーが逃げ、200[MHz]以上にすると、送信側対向導電部材52Sから空間に電磁波が放射され得るからである。特に、フェージングによる通信不良を避けるには、100[MHz]以下にすることが好ましい。何故なら、周波数を下げることで、波長が長くなり、フェージングの影響を受ける反射サイズが大きくなるからである。
[第実施形態]
の実施形態のデータ通信システム50Xは、図に示すように、患者の人体20Hに取り付けられる排尿検出端末71とデータ記録端末72とからなる。排尿検出端末71は、本発明に係る「送信端末」に相当し、患者の排尿を貯留可能な容器又は袋からなる貯留部71Aに、本発明に係る送信回路53を備えている。
排尿検出端末71の送信回路53は、図10に示すように、電池71Bを備え、その電池71Bの負極が患者の人体20Hに接続されている。そして、電池71Bの正極と負極との間に、前記第1実施形態で説明したマイコン53M、NOTゲート53G及び変調回路55が並列接続されている。また、この排尿検出端末71の送信側対向導電部材52Sは、例えば、平板状をなしかつ送信側対向導電部材52Sの表裏の一方の面には粘着性絶縁部材71Zが塗布されている。
一方、データ記録端末72は、データ記録部に本発明に係る受信回路54を備えている。その受信回路54も電池72Bを備え、その電池72Bの負極が患者の人体20Hに接続されている。そして、電池72Bの正極と負極との間に、前記第1実施形態で説明したハイインピーダンスフィルター54A、バッファ54B、復調回路56及びマイコン54Mとが並列接続されている。また、このデータ記録端末72の受信側対向導電部材52Jは、送信側対向導電部材52Sと同様に、平板状をなし、一方の面に粘着性絶縁部材72Zが塗布されている。
上記以外の構成は、前記第1実施形態と同じになっているので、第1実施形態と同一の構成には、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態の作用効果は、以下のようである。排尿検出端末71は、寝たきりの患者の下腹部に取り付けられ、データ記録端末72は、患者の腰に取り付けられる。また、排尿検出端末71の受信側対向導電部材52J及びデータ記録端末72の受信側対向導電部材52Jは、粘着性絶縁部材71Z,72Zを人体20Hの表面に密着させて貼り付けられ、人体20Hの表面に対向配置された状態になる。そして、患者が排尿すると、排尿検出端末71がこれを検知し、検出信号を出力する。具体的には、排尿検出端末71が、受信側対向導電部材52Jの導電シートと人体20Hとの間に電圧を印加し、人体20H全体の表面に電界を発生させる。そして、その電界を変化させて排尿されたことを伝達するための情報を送信する。すると、データ記録端末72の受信側対向導電部材52Jと人体20Hとの間の電位差が変化し、その電位差の変化に基づいて電界からデータ記録端末72が情報を取得する。そして、データ記録端末72のデータ記録部が時刻と共に排尿があったことを記録する。
このように本実施形態のデータ通信システム50Xによれば、通信ケーブルを使用せずに人体20Hの2点間でデータ通信を行うことができる。また、空中伝搬する電波を用いた従来のものに比べて、低電流でデータ通信が可能になり、排尿検出端末71を小型化することが可能になる。また、通信可能な範囲が、人体20Hの周囲に限定されるので、電磁波シールドを設けずに電波障害の発生を防ぐことができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態の電圧フォロア回路58は、接合型FET57を用いたソースフォロア回路であったが、MOS型FETを用いたソースフォロア回路にしてもよし、また、バイポーラトランジスタを用いたエミッタフォロア回路(所謂、トランジスターバッファー)であってもよい。
(2)前記第1実施形態のデータ通信システム50では、パルス変調を行っていたが、周波数変調、振幅変調、振幅変調、直交変調、OFDM(Orthogonal Frequency Multiplexing)、周波数拡散変調等の何れの変調を行う構成であってもよい。
第1実施形態に係る建物の破断斜視図 データ通信システムの概念図 送信端滅の回路図 受信端末の回路図 ハイインピーダンスフィルターの詳細を示した受信端末の回路図 データ通信システムの回路図 診察用パソコン及び接眼治療器との間のデータ通信システムの概念図 データ通信用の電界を発生させた状態の概念図 第2実施形態のデータ通信システムの概念図 データ通信システムの回路図
10 建物
20 商用電源ライン
20G グランドライン
20H 人体
20P グランドプレート
21 呼出端末
22 監視端末
23 診察用パソコン
24 接眼治療器
50,50X データ通信システム
51 送受信回路
51A 送信端末
52J 受信側対向導電部材
52S 送信側対向導電部材
52S1 対向導電部材
53 送信回路
54 受信回路
55 変調回路
56 復調回路
58 電圧フォロア回路
71 排尿検出端末

Claims (6)

  1. 商用電源ライン(20)を有する建物(10)の異なる2位置に配置可能な送信端末(21,23,24)と受信端末(22,23,24)との間で情報を送受信するデータ通信システム(50)において、
    前記送信端末(21,23,24)に設けられて、前記商用電源ライン(20)に対して絶縁状態にして対向配置される送信側対向導電部材(52S)と、
    前記送信端末(21,23,24)に設けられて、前記送信側対向導電部材(52S)に導通接続された第1出力ラインと、前記商用電源ライン(20)に導通接続された第2出力ラインとを有し、送信する情報に応じて変化させた電圧を前記第1出力ライン及び前記第2出力ラインを介して前記送信側対向導電部材(52S)と前記商用電源ライン(20)との間に印加することで、前記商用電源ライン(20)全体の周囲に発生した電界を変化させる送信回路(53)と、
    前記受信端末(22,23,24)に設けられて、前記商用電源ライン(20)に対して絶縁状態にして対向配置され、前記商用電源ライン(20)との間に前記電界に応じた電位差を発生可能な受信側対向導電部材(52J)と、
    前記受信端末(22,23,24)に設けられて、前記受信側対向導電部材(52J)に導通接続された第1受信ラインと、前記商用電源ライン(20)に導通接続された第2受信ラインとを有し、前記第1受信ライン及び前記第2受信ラインを介して取得した前記商用電源ライン(20)と前記受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化に基づいて前記情報を受信する受信回路(54)と、
    前記受信回路(54)に設けられて、前記商用電源ライン(20)と前記受信側対向導電部材(52J)との間の電位差が入力される電圧フォロア回路(58)とを備え
    前記送信側対向導電部材(52S)及び前記受信側対向導電部材(52J)は、前記商用電源ライン(20)のうちグランドライン(20G)に絶縁状態にして対向配置され、
    前記グランドライン(20G)の一部を平板状にしてグランドプレート(20P)を設け、前記送信側対向導電部材(52S)及び前記受信側対向導電部材(52J)を平板状にして前記グランドプレート(20P)に絶縁状態にして対向配置したことを特徴とするデータ通信システム(50)。
  2. 前記送信端末でありかつ前記受信端末である送受信端末(23,24)を複数備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム(50)。
  3. 前記送信回路(53)は、前記情報をデジタル信号として処理すると共に、前記デジタル信号の2値の電圧に応じて、前記送信側対向導電部材(52S)と前記商用電源ライン(20)との間に印加する電圧をハイレベルとローレベルとに切り替え、
    前記受信回路(54)は、前記商用電源ライン(20)と前記受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化を前記デジタル信号として受信するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信システム(50)。
  4. 前記送信回路(53)は、前記情報に応じてキャリア波を変調して、そのキャリア波の振幅電圧を前記送信側対向導電部材(52S)と前記商用電源ライン(20)との間に印加する変調回路(55)を備え、
    前記受信回路(54)は、前記商用電源ライン(20)と前記受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化をキャリア波として取得すると共に、そのキャリア波を復調して情報を取得する復調回路(56)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信システム(50)。
  5. 前記送信側対向導電部材(52S)及び前記受信側対向導電部材(52J)は、前記商用電源ライン(20)の側方を囲む環状構造をなしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のデータ通信システム(50)。
  6. 送信端末(71)と受信端末(72)との間で情報を送受信するデータ通信システム(50X)において、
    前記送信端末(71)に設けられて、人体(20H)に対して絶縁状態にして対向配置される送信側対向導電部材(52S)と、
    前記送信端末(71)に設けられて、前記送信側対向導電部材(52S)に導通接続された第1出力ラインと、前記人体(20H)に導通接続された第2出力ラインとを有し、送信する情報に応じて変化させた電圧を前記第1出力ライン及び前記第2出力ラインを介して前記送信側対向導電部材(52S)と前記人体(20H)との間に印加することで、前記人体(20H)全体の周囲に発生した電界を変化させる送信回路(53)と、
    前記受信端末(72)に設けられて、前記人体(20H)に対して絶縁状態にして対向配置され、前記人体(20H)との間に前記電界に応じた電位差を発生可能な受信側対向導電部材(52J)と、
    前記受信端末(72)に設けられて、前記受信側対向導電部材(52J)に導通接続された第1受信ラインと、前記人体(20H)に導通接続された第2受信ラインとを有し、前記第1受信ライン及び前記第2受信ラインを介して取得した前記人体(20H)と前記受信側対向導電部材(52J)との間の電位差の変化に基づいて前記情報を受信する受信回路(54)と、
    前記受信回路(54)に設けられて、前記人体(20H)と前記受信側対向導電部材(52J)との間の電位差が入力される電圧フォロア回路(58)とを備え、
    前記送信側対向導電部材(52S)及び前記受信側対向導電部材(52J)は、平板状をなしかつ表裏の一方の面に、人体(20H)の表面に密着可能な粘着性絶縁部材(71Z,72Z)が塗布されていることを特徴とするデータ通信システム(50X)。
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