JP4800328B2 - コンピュータアプリケーションを統合するコンピュータプログラムおよびコンピュータの作動方法 - Google Patents

コンピュータアプリケーションを統合するコンピュータプログラムおよびコンピュータの作動方法 Download PDF

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Description

本明細書は、コンピュータシステムのカスタマイズのための技術に関する。
企業情報技術(IT)システムは、多くの場合、ビジネスデータの管理および処理のために使用される。それを行うために、企業では、1つ以上の企業ITシステム上で実行されるさまざまなアプリケーションプログラムを使用する場合がある。アプリケーションプログラムは、顧客注文の受注と履行、サプライチェーンと在庫との管理の提供、人事管理機能の実行、および財務管理機能の実行などの、ビジネストランザクションを処理するために使用されてもよい。アプリケーションプログラムは、さらに、トランザクション処理システムを介して取得されたデータの解析を含む、データの解析のために使用されてもよい。多くの場合、企業によって使用されるアプリケーションプログラムは、多くの企業への販売、および多くの企業による使用のために、市販ソフトウェアの開発者によって開発される。別のタイプのアプリケーションプログラムは、連絡先に関する情報(アドレス帳など)、遂行されるべきタスクまたは活動に関する情報、および/またはアポイントメントのカレンダを含む、グループウェアアプリケーションである。グループウェアアプリケーションは、個人によって、または人々のグループによって使用されてもよい。
一般に、説明されている技術は、トランザクション処理コンピュータアプリケーションと、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト・コーポレーション(Microsoft Corporation(Redmond, Washington))から入手可能なマイクロソフト・エクスチェンジ(Microsoft Exchange)またはニューヨーク州ホワイトプレーンズのアイ・ビー・エム・コーポレーション(IBM Corporation(White Plains, New York))から入手可能なロータス・ドミノ(Lotus Domino)などの、市販のグループウェアアプリケーション製品との統合を可能にする。技術は、処理コンピュータアプリケーション内に含まれ、他の方法ではグループウェアアプリケーション製品内に含まれないアプリケーション属性を含む、インタラクティブフォームテンプレート(interactive form template)を、ビジネスアナリストまたはシステム管理者などのユーザが定義することを可能にする。
実行時に、グループウェアデータが、処理コンピュータアプリケーションからグループウェア製品に送信されるべきである場合、インタラクティブフォームテンプレートからインタラクティブフォームが生成され、インタラクティブフォーム内で定義されたアプリケーション属性に対応する、処理コンピュータアプリケーションからの属性値が、インタラクティブフォームのインスタンスに格納される。生成されたインタラクティブフォームは、インタラクティブフォームのインスタンス、またはインタラクティブフォームテンプレートのインスタンスと呼ばれる場合がある。インタラクティブフォームのインスタンスは、グループウェア製品内に含まれる属性値を含むグループウェアデータ項目への添付物として、グループウェアアプリケーションに送信される。例えば、インタラクティブフォームは、標準的なグループウェアアプリケーション内に含まれるグループウェアデータへの添付物として、グループウェアアプリケーションに送信されてもよい。グループウェアデータは、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(IETF)により規定されたアイカレンダ(iCalendar)またはブイカード(vCard)などの、標準的なデータフォーマットに従ってフォーマットされてもよい。例えば、グループウェアデータは、グループウェア連絡先として、移送のためにフォーマットされた、ビジネスパートナーに関する情報(ブイカード(vCard)など)であってもよく、インタラクティブフォームのインスタンスは、ブイカード(vCard)データへの添付物であってもよい。同様に、グループウェアデータは、グループウェアカレンダ項目として、移送のためにフォーマットされた、アポイントメントに関する情報(アイカレンダ(iCalendar)など)であってもよく、インタラクティブフォームのインスタンスは、アイカレンダ(iCalendar)データへの添付物であってもよい。
グループウェアアプリケーション製品は、添付されたインタラクティブフォームを含む、グループウェア情報を、受信および記憶する。グループウェア製品を使用している人は、次に、インタラクティブフォーム内に含まれている、処理コンピュータアプリケーションからの追加の属性値を見て、編集してもよい。このようにして、他の方法ではグループウェアアプリケーション製品内に含まれない、処理コンピュータアプリケーションからの属性値が、グループウェア製品内で利用可能にされる。
一般的な一態様においては、グループウェアコンピュータアプリケーションにデータが提供される。それを行うために、インタラクティブフォームテンプレートに対応する、インタラクティブフォームのインスタンスが生成される。インタラクティブフォームのインスタンスのフォームフィールドは、コンピュータ処理アプリケーション内に含まれる属性値を含む。インタラクティブフォームのインスタンスは、グループウェアコンピュータアプリケーションに提供されるべきグループウェアデータ項目に添付される。グループウェアデータ項目は、コンピュータ処理アプリケーションによって作成または修正されたデータを含む。グループウェアデータ項目と、添付されたインタラクティブフォームインスタンスとは、グループウェアコンピュータアプリケーションに提供される。
実装は、以下の特徴のうちの1つ以上を含んでもよい。例えば、インタラクティブフォームテンプレートは、コンピュータ処理アプリケーションによってグループウェアコンピュータアプリケーションに提供されるべき、グループウェアデータに基づいて識別されてもよい。一部の実装においては、インタラクティブフォームテンプレートは、コンピュータ処理アプリケーションによってグループウェアコンピュータアプリケーションに提供されるべきグループウェアデータに含まれる、データのタイプに基づいて識別されてもよい。グループウェアデータ項目と添付物とは、グループウェアコンピュータアプリケーションに送信されてもよい。
インタラクティブフォームテンプレートに関連付けられたマッピング情報が、インタラクティブフォームのインスタンスを作成するために使用されてもよい。マッピング情報は、フォームフィールドを、コンピュータ処理アプリケーション内に含まれる属性と関連付けてもよい。インタラクティブフォームテンプレートはマッピング情報を含んでもよく、または、マッピング情報は、インタラクティブフォームテンプレートとは別にアクセスされてもよい。
人は、グループウェアコンピュータアプリケーションを使用して、添付されたインタラクティブフォームインスタンスを見ることが可能であってもよい。コンピュータ処理アプリケーションから受信されたグループウェアデータは、グループウェアデータのために一般的に使用されるフォーマットに変換されてもよく、グループウェアデータのために一般的に使用されるフォーマットによるグループウェアデータは、グループウェアコンピュータアプリケーションによって使用されるフォーマットに変換されてもよい。
グループウェアコンピュータアプリケーションは、複数の企業による使用のために開発された、市販のグループウェアコンピュータアプリケーションであってもよい。コンピュータ処理アプリケーションは、トランザクション処理コンピュータアプリケーションまたは解析コンピュータアプリケーションであってもよい。
上述のいずれの技術の実装も、方法またはプロセス、システムまたは装置、あるいは、コンピュータアクセス可能媒体上のコンピュータソフトウェアを含んでもよい。本発明の1つ以上の実装の詳細は、添付の図面と以下の説明との中で記載される。本発明の、その他の特徴、目的、および利点は、説明と図面から、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
さまざまな図面における同様の参照記号は、同様の要素を示す。
図1に示す企業情報技術(IT)システム100は、本発明に従って、トランザクション処理システム110内で作成されたグループウェアデータ152を、グループウェアシステム140のグループウェアデータと統合する。一般に、カレンダデータ項目、連絡先データ項目、あるいはタスクまたは活動データ項目などの、グループウェアデータ項目115は、トランザクション処理システム110からグループウェアシステム140に転送される。トランザクション処理システム110内に含まれ、他の方法ではグループウェアシステム140内に含まれない属性値を有するインタラクティブフォーム(interactive form)が、グループウェアデータ項目115に添付されて、グループウェアデータ項目115とともにグループウェアシステム140に送信される。グループウェアシステム140上で動作中のグループウェアサーバアプリケーション150のユーザは、グループウェアシステム140を使用して、グループウェアデータ項目115に添付されたインタラクティブフォーム115を見ることができ、そうすることにより、他の方法ではグループウェアサーバアプリケーション150内で利用できない、属性値を見ることができる。
より詳細には、システム100は、トランザクション処理システム110とグループウェアシステム140とを含み、それらのそれぞれは、データに対する命令を実行することが可能であり、かつ、相互接続されている。トランザクション処理システム110とグループウェアシステム140との間の通信は、例えば、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、ワールドワイドウェブ(WWW)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、有線ネットワーク、または無線ネットワークなどの、さまざまな既存のネットワークなどを介して提供されてもよい。通信は、さらに、図2でより詳細に説明するように、ミドルウェアメッセージングシステムの使用を介して提供されてもよい。
トランザクション処理システム110は、グループウェアシステム140に提供されるデータなどの、データを作成および修正するために使用される、トランザクション処理構成要素120を含む。従来どおり、トランザクション処理構成要素120は、トランザクションデータストア122と、トランザクションデータストア122内でトランザクションデータが表される方法に関する、データ構造情報124とを含む。以下でより詳細に説明するように、一般に、トランザクション処理システム110のグループウェア統合構成要素130は、トランザクション処理構成要素120内で作成および/または修正されたグループウェアデータをグループウェアサーバアプリケーション150が記憶および提示することを可能にする方法で、トランザクションデータの部分を、グループウェアシステム140への送信のためにパッケージする。
一例において、トランザクション処理システムのトランザクション処理構成要素120は、システム100を使用する企業体とは異なる、市販ソフトウェア開発者によって開発されライセンス(または販売)された、市販のコンピュータアプリケーションであってもよい。別の例では、トランザクション処理構成要素120およびグループウェア統合構成要素130は、複数の異なる企業体による使用のために、市販ソフトウェア開発者によって開発されライセンス(または販売)された、一連の市販のコンピュータアプリケーションの部分であってもよい。例えば、トランザクション処理構成要素120は、販売注文データの作成および修正のために、販売員またはその他のタイプのユーザによって使用される、販売アプリケーションであってもよく、その場合、販売注文データは、トランザクションデータストア122内に記憶される。販売アプリケーションは、例えば、販売代理人が電話で顧客と話しながら内部に販売注文を入力する、コールセンターソフトウェアアプリケーションであってもよい。販売アプリケーションの別の例は、顧客関係管理(CRM)アプリケーションである。トランザクション処理構成要素120は、サプライチェーンと在庫との管理を提供する在庫アプリケーション、人事管理機能を実行する人事アプリケーション、財務管理機能を実行する財務アプリケーションなどの、その他のタイプの処理アプリケーションであってもよい。一部の実装においては、(ビジネスウェアハウスまたはその他のタイプのデータウェアハウス、および関連する実行可能命令のような)データ解析構成要素が、グループウェアシステム140に送信されるグループウェアデータ項目の情報源として、トランザクション処理構成要素120に加えて、またはトランザクション処理構成要素120の代わりに使用されてもよい。
トランザクションデータストア122は、トランザクション処理構成要素120によって作成、修正、および/または使用されるデータを記憶する。トランザクションデータストア122は、例えば、一連のデータベーステーブル内にデータを論理的に編成するリレーショナルデータベースであってもよく、そしてまた、各データベーステーブルは、一連の列(各列は、データベーステーブルによって記憶される属性を表す)および行(各行は、エンティティの属性値を表す)内にデータを配置してもよい。トランザクションデータストア122は、さらに、例えば、一連のオブジェクト内に論理的または物理的にデータを編成する、オブジェクト指向データベースであってもよい。各オブジェクトは、一連の属性に関連付けられてもよく、オブジェクトの各インスタンスは、一連の属性値に関連付けられてもよい。トランザクションデータストア122は、さらに、必ずしもリレーショナルまたはオブジェクトデータベースではない、一タイプのデータ管理システムであってもよい。例えば、一連のXML(拡張可能マークアップ言語)ファイルまたは文書が使用されてもよく、ここで、各XMLファイルまたは文書は属性と属性値とを含む。トランザクション処理構成要素120のデータ構造情報124は、トランザクションデータストア122の一部またはすべてによって使用されるデータ構造の、データスキーマまたはその他のタイプのデータ表現であってもよい。一部の実装においては、例えばXMLファイルが使用される場合、データ構造情報124は、トランザクションデータ属性値を記憶するのと同じコンテナ(例えば、ファイルまたは文書)内に記憶されてもよい。
従来どおり、グループウェア統合構成要素130は、トランザクションデータストア122内のトランザクションデータの部分を、グループウェアシステム140への送信のためのグループウェアデータ項目としてパッケージするように構成される。グループウェアデータ項目は、通常、グループウェアシステム140上で実行中のグループウェアサーバアプリケーション150の機能に関連する。グループウェア機能の例としては、ユーザまたはその他の実体のための、アポイントメントおよびミーティングのカレンダ、ユーザまたはその他の実体のための、タスクまたは「やること」のリスト、あるいは、ユーザまたはその他の実体のための、アドレス帳または連絡先リストの、メンテナンスが挙げられる。グループウェアデータ項目の例としては、例えば、トランザクション処理構成要素120によって作成または修正されてもよい、連絡先に関する情報、活動またはタスクに関する情報、およびカレンダアポイントメントに関する情報を表す項目が挙げられる。
トランザクション処理システム110のグループウェア統合構成要素130は、トランザクションデータ122内に含まれ、他の方法ではグループウェアサーバアプリケーション150の標準的なグループウェアデータ内に含まれないアプリケーション属性を識別する、インタラクティブフォームテンプレートを、人が定義することを可能にするための命令132を含む。インタラクティブフォームの一例は、カリフォルニア州サンノゼのアドビ(Adobe(San Jose, California))から入手可能なアドビアクロバット(Adobe(登録商標) Acrobat(登録商標))製品のうちの1つを使用して、ポータブルドキュメントフォーマット(「PDF」)フォーマットで作成される電子文書である。インタラクティブフォームテンプレートは、人によって定義され、そして、トランザクションデータストア122からの属性値を使用してインタラクティブフォームのインスタンスを作成するために後で取り出して使用するために、インタラクティブフォームテンプレートストア134内に記憶される。
一部の実装においては、グループウェア統合構成要素130のインタラクティブフォームテンプレートストア134は、さらに、インタラクティブフォームのインスタンスを記憶してもよく、ここで、インスタンスには、インタラクティブフォーム内に含まれる属性についての属性値が格納される。以下でより詳細に説明するように、インタラクティブフォームの記憶されたインスタンスは、例えば、グループウェアサーバアプリケーション150を使用して作成および/または修正された情報を使用してトランザクションデータストア122を更新するために、グループウェアサーバアプリケーション150から受信したデータを使用する必要があるかどうかを識別するために使用されてもよい。
グループウェア統合構成要素130は、さらに、グループウェアデータ項目のための添付物を作成するための命令136を含み、ここで、添付物は、グループウェアシステム140に提供されるべき、インタラクティブフォームのインスタンスである。実行時に、トランザクションデータ122内でグループウェアデータが作成または修正された場合、コンピュータシステム110は、作成または修正されたグループウェアデータをグループウェアシステム140に送信するための、グループウェアデータ項目を、従来どおり作成する。コンピュータシステム110は、さらに、インタラクティブフォームのインスタンスを作成するための、そして、インタラクティブフォーム内で定義され、他の方法では標準的なグループウェアサーバアプリケーション150内で利用できないアプリケーション属性に対応する、トランザクションデータストア122からの属性値を、インタラクティブフォームのインスタンスに格納するための、命令136を実行する。コンピュータシステム110は、標準的なグループウェアサーバアプリケーション150に含まれる属性に対応する標準的なグループウェアデータを含む、グループウェアデータ項目の添付物として、インタラクティブフォームのインスタンスを、グループウェアシステム140に送信する。
グループウェアサーバアプリケーション150は、連絡先データ項目152A、タスクまたは活動データ項目152B、およびカレンダデータ項目152Cなどの、グループウェアデータ152を含む。グループウェアサーバアプリケーション150の例としては、マイクロソフト・エクスチェンジ・サーバ(Microsoft Exchange server)およびロータス・ドミノ・サーバ(Lotus Domino server)が挙げられる。グループウェアサーバアプリケーション150は、さらに、受信したグループウェアデータ項目を使用してグループウェアデータ項目を更新するための命令157も含む。したがって、グループウェアサーバアプリケーション150は、他の方法ではグループウェアサーバアプリケーション150内で利用できない属性を有する、添付されたインタラクティブフォームを含む、グループウェアデータ項目を受信および記憶するように構成される。グループウェアサーバアプリケーション150を使用している人は、インタラクティブフォーム内に含まれている、トランザクションアプリケーションからの追加の属性値を見ることができる。一部の実装においては、人は、デスクトップまたはパーソナルコンピュータ(あるいは、その他のタイプの汎用コンピューティング装置)上で動作中のグループウェアクライアントアプリケーションを使用して、グループウェアサーバアプリケーション150内のグループウェアデータ152にアクセスしてもよい。一例において、人は、マイクロソフト・アウトルック(Microsoft Outlook)をグループウェアクライアントアプリケーションとして使用して、マイクロソフト・エクスチェンジ・サーバ(Microsoft Exchange server)(すなわち、グループウェアアプリケーションサーバ)上のグループウェアデータにアクセスしてもよい。別の例において、人は、ロータス・ノーツ(Lotus Notes)をグループウェアクライアントアプリケーションとして使用して、ロータス・ドミノ・サーバ(Lotus Domino server)(すなわち、グループウェアアプリケーションサーバ)上のグループウェアデータにアクセスしてもよい。
一部の実装においては、グループウェアサーバアプリケーション150のユーザは、さらに、トランザクション処理システム110への後続の送信のために、属性値を編集することが可能であってもよい。このようにして、他の方法ではグループウェア製品内に含まれない、トランザクション処理構成要素120からの属性値が、グループウェアサーバアプリケーション150内で利用可能にされる。
例えば、トランザクション処理構成要素120は、販売代理人と、各販売代理人が担当する区域とに関する情報を含む、販売アプリケーションであってもよい。そのような場合、グループウェア統合構成要素130は、販売代理人識別番号の属性値と、販売代理人に関連付けられた販売区域を説明する属性値(1つまたは複数)とを含む、インタラクティブフォームのインスタンスを、グループウェアアプリケーションに提供される、販売代理人についての連絡先項目に添付してもよい。グループウェアサーバアプリケーションのユーザは、グループウェアアプリケーション内で、販売代理人の連絡先情報にアクセスしてもよく、また、添付物を表示して、販売代理人識別番号と、販売代理人が担当する販売区域とを見てもよい。
企業ITシステムの例100に示すように、トランザクション処理構成要素120とグループウェア統合構成要素130とは、1つのコンピュータシステム(ここでは、コンピュータシステム110)上で動作させられ、さらに、他のコンピュータシステム140が、グループウェアサーバアプリケーション150を動作させる。そのため、トランザクション処理構成要素120とグループウェア統合構成要素130とは、両方とも、グループウェアサーバアプリケーション150から論理的に切り離され、さらに物理的にも切り離されるが、必ずしもそうでなければならないわけではない。例えば、トランザクション処理構成要素120、グループウェア統合構成要素130、およびグループウェアサーバアプリケーション150のすべては、1つのコンピュータシステム上に存在してもよく、あるいは、それぞれが別個のコンピュータシステム上に存在してもよい。
企業ITシステム100に示す実装、またはその他の実装において、グループウェア統合構成要素130(またはそのアスペクト)は、グループウェアサーバアプリケーション150に提供されるグループウェアデータを作成または修正するために使用される、トランザクションまたは解析処理アプリケーションとは別個の、企業ITシステム100上のアプリケーションプログラムの部分として含まれてもよい。さらに別の例においては、グループウェア統合構成要素130(またはその態様)は、グループウェアサーバアプリケーション150の部分として含まれてもよい。
図2を参照すると、企業ITシステム200は、グループウェアサーバアプリケーション250を動作させているグループウェアシステム240から論理的に切り離され、さらに物理的にも切り離された、トランザクション処理構成要素220とグループウェア統合構成要素230とを有する、コンピュータシステム210の別の例である。簡潔にするため、図2の構造と配置とは、図1の構造と配置とに基づいている。ただし、当業者によって認識されるように、図2の構成要素と処理とは、図1に関して説明したものと同じである必要はなく、また、図2に関して説明する技術は、図2によって示す構造と配置とによって実行されることに限定されない。
より詳細には、CRMシステム210は、CRMアプリケーションに関連するCRMデータストア222と、CRMデータストア222内のデータを表現するために使用される構造に関する情報224とを有する、CRMアプリケーション220を動作させるコンピュータシステムである。CRMデータストア222は、リレーショナルデータベース、オブジェクト指向データベース、または別のタイプのデータ収集、あるいはそれらの組み合わせであってもよい。
CRMシステム210は、さらに、グループウェアアダプタ232とグループウェア統合リポジトリ234とを有する、グループウェア統合構成要素230を含む。グループウェアアダプタ232は、CRMアプリケーション220を使用して作成または修正され、CRMデータストア222内に記憶されるグループウェアデータを、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(IETF)により規定されたグループウェアフォーマットなどの、中間グループウェアフォーマットによるグループウェアデータ項目に変換するように構成される。例えば、グループウェアアダプタ232は、連絡先、タスクまたは活動、あるいはカレンダアポイントメントに関連する、CRMデータストア222内のエントリにアクセスして、そのエントリを、中間グループウェアフォーマットに基づくデータ構造に変換してもよい。そのような中間グループウェアフォーマットの例としては、グループウェア連絡先情報を表すブイカード(vCard)、およびグループウェアカレンダ情報を表すアイカレンダ(iCalendar)が挙げられる。
グループウェアアダプタ232は、さらに、グループウェア統合リポジトリ234内の情報を使用して、グループウェアデータ項目に対応する、CRMデータ222内の属性値に基づいて、インタラクティブフォームのインスタンスを作成するように構成される。それを行うために、グループウェアアダプタ232は、グループウェアサーバアプリケーション250に送信されるべき(カレンダアポイントメント、連絡先、あるいはタスクまたは活動項目などの)グループウェアデータのタイプに対応する、インタラクティブフォームテンプレート234Aのうちの1つを選択する。グループウェアアダプタ232は、さらに、選択されたインタラクティブフォームテンプレート内で使用されるフォームフィールドを、CRMデータ構造情報224の部分にマッピングする、マッピング情報234B内のエントリを識別する。例えば、グループウェアアダプタ232は、インタラクティブフォームテンプレート内のフォームフィールドに対応する、CRMデータ構造情報224内の属性を識別してもよい。一例において、インタラクティブフォームテンプレート内のコンタクトセールス番号フィールドが、販売代理人についてのコンタクトセールス番号を記憶する、CRMデータ構造情報224内の特定のデータベーステーブル列にマッピングされてもよい。インタラクティブフォームテンプレート内のフィールドとCRMデータ構造との間のマッピングに基づいて、グループウェアアダプタ232は、インタラクティブフォームテンプレート内に含まれている属性に対応する、CRMデータストア222内の属性値を識別し、インタラクティブフォームテンプレートのインスタンスに属性値を格納する。
グループウェアアダプタ232は、作成されたインタラクティブフォームインスタンスを、インタラクティブフォームインスタンス234Cのエントリとして記憶するように構成される。グループウェアアダプタ232は、さらに、グループウェアデータ項目215を、添付物としてのインタラクティブフォームインスタンスとともに、グループウェアシステム240上で動作中のグループウェアコネクタ236に送信する。
次に、グループウェアシステム240を参照すると、グループウェアコネクタ236は、一般に、CRMコンピュータシステム210内のCRMグループウェアアダプタ232と、グループウェアサーバアプリケーション250との間のブリッジとして機能する。グループウェアコネクタ236は、グループウェアアダプタ232からメッセージを受信し、グループウェアデータ項目215を、中間グループウェアフォーマットから、グループウェアサーバアプリケーション250によって理解可能なフォーマットに変換する。例えば、グループウェアサーバアプリケーション250がマイクロソフト・エクスチェンジ・サーバ(Microsoft Exchange server)である場合、グループウェアコネクタ236は、グループウェアデータを、標準的な形式(アイカレンダ(iCalendar)またはブイカード(vCard)など)から、マイクロソフト・エクスチェンジ・サーバ(Microsoft Exchange server)によって使用されるフォーマットに変換する。同様に、グループウェアサーバアプリケーション250がロータス・ドミノ・サーバ(Lotus Domino server)である場合、グループウェアコネクタ236は、グループウェアデータを、ロータス・ドミノ・サーバ(Lotus Domino server)によって読み取り可能なフォーマットに変換する。いかなる場合でも、グループウェアデータ項目に添付されたインタラクティブフォームインスタンスは、引き続き、変換されたグループウェアデータ項目に関連付けられる。グループウェアコネクタ236は、次に、変換されたグループウェアデータとインタラクティブフォームインスタンス添付物とを、グループウェアデータ252とグループウェアアプリケーション命令255とを含むグループウェアサーバアプリケーション250に送信する。グループウェアサーバアプリケーション250は、変換されたグループウェアデータを受信して、グループウェアデータ252を更新する。グループウェアデータ252は、連絡先データ252Aと、タスク/活動データ252Bと、カレンダデータ252Cとを含む。一例において、グループウェアサーバアプリケーション250は、例えば、新しい連絡先に関連するグループウェア情報を、グループウェアアドレス帳または連絡先リスト内に挿入してもよい。別の例において、グループウェアサーバアプリケーション250は、受信した変換されたデータに基づいて、新しいタスクおよび/または新しいアポイントメントを挿入してもよい。
一部の実装においては、グループウェアサーバアプリケーション250は、確認メッセージ(acknowledgement message)を、グループウェアコネクタ236およびグループウェアアダプタ232を介して、CRMシステム210に送信してもよい。あるいは、またはそれに加えて、グループウェアコネクタ236は、確認メッセージを送信してもよい。
一部の実装においては、グループウェアサーバアプリケーション250を使用して変更された属性値を含む、添付されたインタラクティブフォームを有するグループウェア項目265が、CRMコンピュータシステム210に提供されてもよい。グループウェアアダプタ232は、受信したインタラクティブフォームを、グループウェア項目215とともに提供された添付されたインタラクティブフォームのコピーと比較することによって、変更された属性値を識別してもよい。以下でより詳細に説明するように、グループウェアアダプタ232は、次に、変更されたデータを、CRMアプリケーション220にとって理解可能なフォーマットで、CRMアプリケーション220に提供してもよい。
一部の実装においては、グループウェアアダプタ232は、受信したCRMデータを、グループウェアサーバ240にとって理解可能なフォーマットに変換してもよい。そのような場合、グループウェアコネクタ236は、必要でなくてもよい。
場合によっては、グループウェアコネクタ236は、受信したグループウェア項目215を使用して、グループウェアサーバアプリケーション250のグループウェアデータ252を更新してもよい。例えば、グループウェアコネクタ236がグループウェアシステム240とは異なるコンピュータシステム上に記憶されている場合に、それを行うためには、グループウェアコネクタ236は、リモート・プロシージャ・コール(remote procedure call)を使用するか、または1つのコンピュータシステム上のプログラムが異なるコンピュータシステム上のプログラムを実行することを可能にするその他のタイプのプロトコルを使用してもよい。
一部の実装においては、グループウェアコネクタ236は、グループウェアシステム240上に配置されてもよく、そして、HTTPプロトコル上のシンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル(SOAP)プロトコルなどの転送プロトコルの使用を介して、グループウェアアダプタ232と通信を行ってもよい。
一部の実装においては、CRMシステム210は、さらに、コンピュータシステム210とグループウェアシステム240との間でデータ交換メッセージを方向付けるための、実行可能命令の組であるミドルウェアを含んでもよい。ミドルウェアは、さまざまなタイプのメッセージ構造を使用して、さまざまなデータ構造を通信してもよい。グループウェアデータを含むメッセージが、コンピュータシステム210から、そしてグループウェアシステム240に、非同期的に転送されてもよい。メッセージは、蓄積交換(store−and−forward)メッセージ転送を使用するメッセージングシステム(すなわち、ミドルウェア)を使用して交換されてもよい。ミドルウェアは、3つ以上のコンピュータシステムまたはコンピュータアプリケーションを相互接続するために使用される、メッセージングハブを含んでもよい。
図3は、インタラクティブフォームを定義するため、および、インタラクティブフォーム内に含まれる属性を、コンピュータ処理アプリケーション内に含まれる属性にマッピングするための、プロセス300を示す。プロセス300は、例えば、図1のシステム100または図2のシステム200などのシステム内の、1つまたは複数のプロセッサによって実行されてもよい。プロセッサは、プロセス300を実行するための実行可能命令を含む、メソッド、スクリプト、またはその他のタイプのコンピュータプログラムによって指図される。そのような実行可能命令の集まりの例としては、インタラクティブフォームテンプレートを定義するための、図1の命令132が挙げられる。プロセス300は、グループウェアアプリケーションに送信されるグループウェアデータ項目に添付するための、インタラクティブフォームのインスタンスを作成するために後で使用するための、インタラクティブフォームテンプレートを定義することを所望する、ビジネスアナリスト、システム管理者、または別のタイプのユーザによって、手動で起動されてもよい。グループウェアアプリケーションは、例えば、図1のグループウェアサーバアプリケーション150または図2のグループウェアサーバアプリケーション250の実装であってもよい。ただし、グループウェアアプリケーションは、必ずしもサーバベースのグループウェアアプリケーションでなくてもよい。
プロセス300は、ユーザが手動でプロセス300を起動した場合に開始され、プロセッサは、インタラクティブフォームテンプレートの各インスタントに含まれるべき、フォームフィールドと、情報(フィールドラベルなど)またはグラフィックスとを識別する、ユーザ定義のインタラクティブフォームテンプレートを受信する(ステップ310)。例えば、ユーザは、インタラクティブフォームテンプレートをユーザが作成または修正することを可能にする、コンピュータシステム上に表示されるユーザインタフェースにアクセスすることによって、開始してもよい。ユーザは、インタラクティブフォームテンプレートに含まれるべきフォームフィールドを識別し、ここで、フォームフィールドは、コンピュータ処理アプリケーションに含まれる属性に対応する。一例において、ユーザは、コンピュータ処理アプリケーションからの属性を含むための、第1のフォームフィールドと、第2のフォームフィールドとを識別してもよい。ユーザは、さらに、インタラクティブフォームの各インスタンス内に表示されるべき、フォームフィールドとその他のテキストとのためのラベルや、画像またはグラフィックスなどの、静的フォーム情報も識別する。ユーザによって識別された情報は、プロセッサによって受信され(ステップ310)、インタラクティブフォームテンプレートとして固定記憶域内に記憶される(ステップ320)。フォーム設計を行っている人は、グループウェアアプリケーションおよび/またはトランザクション処理構成要素120のルックアンドフィール(すなわち、ユーザインタフェースのフォーマットおよび/またはデザイン)を模倣するような方法で、インタラクティブフォームテンプレートを設計してもよい。
プロセッサは、インタラクティブフォームテンプレート内のフォームフィールドと、コンピュータ処理アプリケーション内の対応する属性との、ユーザにより識別された関連付けを受信する(ステップ330)。これは、例えば、ユーザ入力に基づいて達成されてもよい。そのような場合、例えば、プロセッサは、インタラクティブフォームテンプレート内に含まれるフォームフィールドのリストを提示してもよく、さらに、コンピュータ処理アプリケーション内に含まれる属性のリストも提示してもよい。ユーザは、フォームフィールドのリストからの特定のフォームフィールドと、特定のフォームフィールドが関連付けられるべき、コンピュータ処理アプリケーション内に含まれる属性のリストからの特定の属性とを、選択してもよい。例えば、ユーザは、ポインティングデバイスを使用して、1つ以上のフォームフィールドを、コンピュータ処理アプリケーション内のリストされている1つ以上の属性上にドラッグアンドドロップしてもよく、またはその逆を行ってもよい。一部の実装においては、属性および/またはフィールドフォームは、階層表示内に表示されてもよく、それの階層表示からユーザは選択を行ってもよい。ユーザは、インタラクティブフォームテンプレート内のすべてのフォームフィールドが、コンピュータ処理データ内の1つ以上の属性と関連付けられてしまうまで、フォームフィールドと、コンピュータ処理データ内の属性との間の関連付けの識別を継続してもよい。
プロセッサは、さらに、インタラクティブフォームテンプレートについての、ユーザにより識別されたカテゴリも受信する(ステップ340)。これは、インタラクティブフォームテンプレートのグループを記述的に関連付ける、ユーザにより選択されたカテゴリ指示を受信することによって達成されてもよい。例えば、カテゴリは、連絡先、活動またはタスク、あるいはカレンダ項目などの、グループウェアデータのタイプに対応してもよい。インタラクティブフォームテンプレートのカテゴリは、実行時に、特定のインタラクティブフォームテンプレートを識別して、コンピュータ処理アプリケーションからの属性値を使用してインタラクティブフォームインスタンスとしてインスタンス化し、標準的なグループウェアデータ項目データ(ブイカード(vCard)項目またはアイカレンダ(iCalendar)項目など)とともにグループウェアアプリケーションに送信するために使用されてもよい。別の例では、カテゴリは、コンピュータ処理アプリケーション内に含まれるデータタイプ(またはオブジェクトタイプ)であってもよい。例えば、カテゴリは、ビジネスパートナーカテゴリ、販売活動カテゴリ、または販売機会カテゴリを反映してもよい。場合によっては、コンピュータ処理アプリケーション内で使用されるデータタイプのカテゴリは、グループウェアデータのカテゴリと同じか、または類似していてもよい。一部の実装においては、コンピュータ処理アプリケーション内のデータのカテゴリを識別するカテゴリと、グループウェアデータのカテゴリを識別する異なるカテゴリとを含む、2つ以上のカテゴリが使用されてもよい。あるいは、またはそれに加えて、カテゴリは、コンピュータ処理アプリケーション内のデータのタイプに、かつ/または、グループウェアデータのタイプに、マッピングされてもよい。
プロセッサは、次に、グループウェアアプリケーションに送信されるべきインタラクティブフォームインスタンスの作成において後で使用するために、フォームフィールドとコンピュータ処理アプリケーションの属性との関連付けを記憶する(ステップ350)。例えば、プロセッサは、関連付けを、グループウェア統合リポジトリ、またはその他のタイプのデータ収集内に記憶してもよい。関連付けは、フォームインスタンステンプレート内の特定のフォームフィールドと、コンピュータ処理アプリケーションのためのデータ内の特定の属性との間の、関係またはマッピングと呼ばれてもよい。記憶された関連付けは、マッピング情報と呼ばれてもよい。プロセッサは、さらに、インタラクティブフォームテンプレートに関連付けられたカテゴリを、例えば、グループウェア統合リポジトリ内に記憶する(ステップ350)。
プロセス300の例において、フォームフィールドのそれぞれから、トランザクションアプリケーションデータ内の属性への、関連付けまたはマッピングは、インタラクティブフォームテンプレートがグループウェア統合リポジトリ内に記憶された後で実行される。これにより、アドビアクロバット(Adobe(登録商標) Acrobat(登録商標))製品などの市販製品を使用してインタラクティブフォームテンプレートを定義することが容易になる場合がある。フォームフィールドからコンピュータ処理アプリケーションの属性への関連付けは、コンピュータ処理アプリケーションの市販ソフトウェアの開発者、コンピュータ処理アプリケーションへの、いわゆる「アドオンツール」を提供するサードパーティ、または特定の企業向けに開発された専用コンピュータアプリケーションの開発者から入手可能であってもよいような、専用ツールを使用して実行されてもよい。
一部の実装においては、インタラクティブフォームテンプレートは、フォームフィールドを、コンピュータ処理アプリケーション内の属性に関連付ける、マッピング情報を含んでもよい。例えば、インタラクティブフォームテンプレートは、XMLファイルとして実装されてもよく、また、インタラクティブフォームテンプレート内に、フォームフィールドを属性にマッピングするスキーマ(またはその他のタイプのデータ構造情報)を記憶してもよい。
図4は、インタラクティブフォームテンプレートと、フォームフィールドからコンピュータ処理アプリケーション内の属性へのマッピング情報とに基づいて、コンピュータ処理アプリケーションからの属性値を使用して添付物を作成するためのプロセス400を示す。プロセス400は、例えば、図1のトランザクション処理システム110または図2のCRMシステム210などのシステム内の、1つまたは複数のプロセッサによって実行されてもよい。プロセッサは、プロセス400を実行するための実行可能命令を含む、メソッド、スクリプト、またはその他のタイプのコンピュータプログラムによって指図される。そのような実行可能命令の集まりの例としては、図1のグループウェアデータ項目のための添付物を作成するための命令136、および図2のグループウェアアダプタ232が挙げられる。
プロセス400は、コンピュータ処理アプリケーション内のグループウェアデータが作成または修正された場合に、プログラム的に起動されてもよい。例えば、コンピュータ処理アプリケーション内で行われたデータ変更は、変更されたデータを有するメッセージをグループウェアアダプタに提供する、ミドルウェア構成要素に送信されてもよい。より具体的な例において、ビジネスパートナーに関する情報が、コンピュータ処理アプリケーションに追加されてもよい。追加されたビジネスパートナー情報は、ミドルウェア構成要素に提供され、ミドルウェア構成要素は、次に、その情報をグループウェアアダプタに提供する。ビジネスパートナー情報を受信した結果として、グループウェアアダプタは、ビジネスパートナー情報を、グループウェアアプリケーションに提供されるべき連絡先としてフォーマットしてもよく、その後で、プロセス400が開始されてもよい。
プロセッサは、グループウェアサーバアプリケーションに提供されるべきグループウェアデータ項目のために使用される、インタラクティブフォームテンプレートを識別する(ステップ410)。これは、例えば、グループウェアサーバアプリケーションに提供されるべきデータのタイプに対応する、インタラクティブフォームテンプレートに関連付けられたカテゴリを識別することによって達成されてもよい。一例において、プロセッサは、グループウェアアプリケーションに提供されるべき、ビジネスパートナーに関する情報を含むブイカード(vCard)項目、またはカレンダアポイントメントに関する情報を有するアイカレンダ(iCalendar)項目などの、グループウェアデータ項目を受信してもよい。受信したデータのタイプに基づいて(すなわち、例えば、ビジネスパートナー、連絡先、ブイカード(vCard)、カレンダアポイントメント、またはアイカレンダ(iCalendar)に基づいて)、対応するカテゴリ(すなわち、例えば、連絡先カテゴリまたはカレンダカテゴリ)のためのインタラクティブフォームテンプレートが選択される。別の例では、プロセッサは、グループウェアサーバアプリケーションに提供されるべき、コンピュータ処理アプリケーションからのデータを含む、メッセージを受信してもよい。メッセージ内のデータは、必ずしもグループウェアデータ項目の形式でなくてもよい。その代わりに、例えば、メッセージ内のデータは、コンピュータ処理アプリケーションによって使用されるミドルウェアメッセージングシステムにとって理解可能なデータフォーマットを使用してフォーマットされていてもよい。そのような場合、プロセッサは、コンピュータ処理アプリケーションからのデータに基づいて、グループウェアデータ項目(ブイカード(vCard)またはアイカレンダ(iCalendar)項目など)を作成してもよい。
プロセッサは、次に、前に識別されたインタラクティブフォームテンプレートに基づいて、インタラクティブフォームのインスタンスを作成し(ステップ420)、インタラクティブフォームテンプレートに関連付けられたマッピング情報に基づいて、コンピュータ処理アプリケーションからの属性をインスタンスに格納する(ステップ430)。一例において、プロセッサは、受信したグループウェアデータ項目を使用して、特定のデータタイプのエントリを識別し、エントリに関連付けられた属性値を、マッピング情報に基づいて検索してもよい。より具体的な例において、プロセッサは、特定の名前によって識別される連絡先についての、ビジネスパートナーまたは連絡先グループウェアデータ項目を受信してもよい。プロセッサは、ビジネスパートナー名を記憶する、コンピュータ処理アプリケーションのためのデータベーステーブル内を、特定の名前について検索してもよい。ビジネスパートナーデータベーステーブル(または複数のデータベーステーブル)内の特定の名前の識別と、インタラクティブフォーム内のフォームフィールドに対応する属性を識別するマッピング情報とに基づいて、プロセッサは、インタラクティブフォームインスタンス内のフォームフィールドに、連絡先−名前データベーステーブル内のエントリ(すなわち、行)についての属性値を格納する。マッピング情報内で識別される属性は、コンピュータ処理アプリケーション内で属性が記憶されている、(特定のデータベーステーブルまたはユニフォームリソースロケータなどの)位置の指示を含んでもよいことに注意することが重要である。一部の実装においては、マッピング情報は、XMLファイルの場合にそうであってもよいのと同様に、テンプレートと共同で記憶されてもよい。そのような場合、プロセッサは、マッピング情報を照合する必要がなくてもよい。
プロセッサは、任意選択で、インタラクティブフォームのインスタンスを、例えば、グループウェア統合リポジトリ内に記憶する(ステップ440)。プロセッサは、インタラクティブフォームのインスタンスを、ブイカード(vCard)またはアイカレンダ(iCalendar)などの、グループウェアデータ項目に添付し(ステップ450)、グループウェアデータ項目を、添付されたインタラクティブフォームインスタンスとともに、グループウェアアプリケーションに送信する(ステップ460)。
図5は、グループウェアデータ項目とインタラクティブフォーム添付物とを受信するため、および、ユーザがそれらにアクセスすることを可能にするための、プロセス500を示す。プロセス500は、例えば、図1のグループウェアシステム140または図2のグループウェアシステム240などのシステム内の、1つまたは複数のプロセッサによって実行されてもよい。プロセッサは、プロセス500を実行するための実行可能命令を含む、メソッド、スクリプト、またはその他のタイプのコンピュータプログラムによって指図される。例えば、プロセス500は、グループウェアシステム240のグループウェアコネクタ236の命令として含まれてもよい。プロセス500は、グループウェアデータ項目がグループウェアシステム240によって受信された場合に、プログラム的に起動されてもよい。例えば、プロセス500は、グループウェアコネクタ、またはグループウェアアプリケーションを動作させているシステム上のその他の構成要素が、グループウェアデータ項目を受信した場合に起動されてもよい。グループウェアアプリケーションは、例えば、図1のグループウェアサーバアプリケーション150または図2のグループウェアサーバアプリケーション250の実装であってもよい。ただし、グループウェアアプリケーションは、必ずしもサーバベースのグループウェアアプリケーションでなくてもよい。
プロセッサは、グループウェアデータ項目を、添付されたインタラクティブフォームインスタンスとともに受信し(ステップ510)、グループウェアデータ項目を、添付されたインタラクティブフォームインスタンスとともに記憶する(ステップ520)。一例において、プロセッサは、例えば、新しい連絡先に関連するグループウェアデータ項目(およびそのインタラクティブフォーム添付物)を、グループウェアアプリケーション内のグループウェアアドレス帳または連絡先リスト内に挿入してもよい。別の例において、プロセッサは、さらに、新しいタスクおよび/または新しいアポイントメントを挿入してもよい。場合によっては、例えば、アポイントメントが、複数の人を出席者として、そして、1人の人をアポイントメント組織者として識別する場合、プロセッサは、グループウェアデータ項目を、アポイントを組織しているとして識別された人のカレンダ内に記憶してもよく、さらに、すべてのその他の参加者のメールボックスにミーティング要求が送信される。
続いて、グループウェアアプリケーションのユーザが、グループウェアデータ項目が表示されるべきことを指示した場合、プロセッサはそれを行う(ステップ530)。プロセッサは、さらに、ユーザからの要求に基づいて、表示されたグループウェアデータ項目に添付された、インタラクティブフォームのインスタンスも表示する(ステップ540)。例えば、従来どおり、ユーザは、グループウェアアプリケーションを使用して、添付物の指示を含む、連絡先、アポイントメント、またはタスクを表示してもよい。したがって、グループウェアアプリケーションは、コンピュータ処理アプリケーションからの属性値を有する、インタラクティブフォームのインスタンスを表示して、それにより、他の方法ではグループウェアアプリケーション内で利用できない属性値を人が見ることを可能にするために使用されてもよい。一部の実装においては、グループウェアデータ項目にアクセスするためにユーザによって使用されるグループウェアアプリケーションは、グループウェアデータ項目を受信したグループウェアサーバアプリケーションのためのクライアントアプリケーションであってもよい。例えば、グループウェアサーバアプリケーションが、マイクロソフト・エクスチェンジ・サーバ(Microsoft Exchange server)の一バージョンである場合、ユーザは、マイクロソフト・アウトルック(Microsoft Outlook)の一バージョンを使用して、グループウェアデータ項目と、表示されるグループウェアデータ項目に添付された、インタラクティブフォームのインスタンスとを表示してもよい。
一部の実装においては、ユーザは、インタラクティブフォームのインスタンス内に表示された属性値のうちの一部またはすべてを編集することを許可される。そのような場合、プロセッサは、インタラクティブフォームの変更されたインスタンスを、コンピュータ処理アプリケーションの更新において使用するために保存する(ステップ550)。例えば、インタラクティブフォームインスタンス内の変更された属性値を使用してコンピュータ処理データを更新する際に使用するために、プロセッサは、インタラクティブフォームの変更されたインスタンスを、図1のグループウェア統合構成要素130または図2のグループウェアアダプタ232などの、統合グループウェア構成要素に送信してもよい。これは、ミドルウェアを使用して、変更された属性値を識別し、さらに、変更を有する適切なメッセージをコンピュータ処理アプリケーションに送信し、次に、コンピュータ処理アプリケーションが、コンピュータ処理アプリケーションデータを更新することによって達成されてもよい。プロセッサは、次に、処理500を終了する。
一部の実装においては、グループウェアデータ項目とインタラクティブフォーム添付物とを受信して、ユーザがそれらにアクセスすることを可能にするプロセスは、さらに、受信したグループウェアデータ項目を異なるフォーマットに変換するステップを含んでもよい。例えば、受信したグループウェアデータ項目は、標準的なフォーマット(ブイカード(vCard)またはアイカレンダ(iCalendar)など)から、グループウェアアプリケーションによって使用される専用フォーマットに変換されてもよい。
それに加えて、または別法として、グループウェアシステムのプロセッサは、グループウェアデータ項目に添付された、変更されたインタラクティブフォームインスタンスを識別するために、グループアプリケーションおよび/またはグループウェアサーバ環境を監視してもよい。変更されたインスタンスが検出された場合、プロセッサは、次に、インスタンスインタラクティブフォームからの変更された属性値を使用してコンピュータ処理データを更新する際に使用するために、変更されたインスタンスインタラクティブフォームを、グループウェア統合構成要素またはコンピュータ処理アプリケーションに送信する。
さらに図6を参照すると、プロセス600は、インタラクティブフォームのインスタンスに対して行われた属性値変更に基づいて、コンピュータ処理アプリケーションの属性値を更新する。プロセスは、例えば、図1のコンピュータ処理システム110または図2のCRMシステム210の、プロセッサによって実行されてもよい。
プロセッサは、変更されたインタラクティブフォームインスタンスを、グループウェア統合リポジトリ内に記憶された対応するインタラクティブフォームインスタンスと比較する(ステップ610)。プロセッサは、次に、変更された属性値をコンピュータ処理アプリケーションに提供し、コンピュータ処理アプリケーションは、次に、コンピュータ処理アプリケーションのトランザクションデータストアを更新する(ステップ620)。それを行うためには、インタラクティブフォームフィールドから、コンピュータ処理アプリケーション内の属性へのマッピング情報が、変更されるべきコンピュータ処理アプリケーション内の属性を識別するために使用されてもよい。それに加えて、または別法として、ミドルウェアが、プロセス600の実行、有効化、または促進のために使用されてもよい。
一部の実装においては、ユーザが、インタラクティブフォームテンプレートのインスタンスを作成して、インタラクティブフォームのインスタンス内に属性値を入力してもよい。インスタンスは、グループウェア統合構成要素に提供されてもよく、グループウェア統合構成要素は、各フォームフィールドをコンピュータ処理アプリケーション内の属性と関連付けるマッピング情報を使用して、コンピュータ処理アプリケーションによって使用可能な形式で、属性値を提供する。
本発明は、ディジタル電子回路内に実装することも、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア内に実装することも、それらの組み合わせにより実装することも可能である。本発明は、コンピュータプログラム製品として、すなわち、例えばプログラマブルプロセッサ、1つのコンピュータ、または複数のコンピュータなどの、データ処理装置による実行のために、またはそのようなデータ処理装置の動作の制御のために、例えば機械読み取り可能な記憶装置内、または伝搬信号内などの、情報媒体内で有形に実施されたコンピュータプログラムとして、実装されることが可能である。コンピュータプログラムは、コンパイルされた、または解釈実行された言語を含む、任意の形態のプログラミング言語で書かれてもよく、スタンドアロンプログラムとして、あるいは、コンピューティング環境内での使用に適した、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、またはその他のユニットとしてなどの、任意の形態で配置されてもよい。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で実行されるように、あるいは、1つのサイトにおける、または複数のサイトにわたって分散されて通信ネットワークによって相互接続された、複数のコンピュータ上で実行されるように、配置されてもよい。
本発明の方法ステップは、入力データに対して動作して出力を生成することによって、本発明の機能を実行するための、コンピュータプログラムを実行する、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサによって実行されてもよい。方法ステップは、さらに、例えばFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)などの、特殊用途集積回路によって実行されてもよく、本発明の装置は、そのような特殊用途集積回路として実装されてもよい。
コンピュータプログラムの実行のための好適なプロセッサとしては、例として、汎用マイクロプロセッサおよび専用マイクロプロセッサの両方と、任意の種類のディジタルコンピュータの、任意の1つ以上のプロセッサとが挙げられる。一般に、プロセッサは、命令とデータとを、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ、あるいはそれらの両方から受信する。コンピュータの本質的要素は、命令を実行するためのプロセッサと、命令とデータとを記憶するための1つ以上のメモリ装置とである。一般に、コンピュータは、さらに、磁気、光磁気ディスク、または光ディスクなどの、データを記憶するための1つ以上の大容量記憶装置を含むか、あるいは、そのような大容量記憶装置からのデータの受信、そのような大容量記憶装置へのデータの送信、またはその両方を行うために動作可能に結合される。コンピュータプログラム命令およびデータを実施するための好適な情報媒体としては、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリ装置などの半導体メモリ装置と、内蔵ハードディスクまたはリムーバブルディスクなどの磁気ディスクと、光磁気ディスクと、CD−ROMおよびDVD−ROMディスクとを例として含む、すべての形態の不揮発性メモリが挙げられる。プロセッサおよびメモリは、特殊用途論理回路によって補足されること、または特殊用途論理回路内に組み込まれることが可能である。
本発明のいくつかの実装を説明した。しかしながら、本発明の趣旨と範囲とから逸脱することなく、さまざまな変更が行われてもよいことが理解されるであろう。したがって、その他の実装は、特許請求の範囲内にある。
本発明のさまざまな態様を組み込んだシステムのブロック図である。 本発明のさまざまな態様を組み込んだシステムのブロック図である。 インタラクティブフォームを定義するため、およびインタラクティブフォーム内に含まれる属性をコンピュータ処理アプリケーション内に含まれる属性にマッピングするための、プロセスのフローチャートである。 インタラクティブフォームに基づいた添付物を作成するためのプロセスのフローチャートである。 グループウェアデータ項目とインタラクティブフォーム添付物とを受信するため、およびユーザがそれらにアクセスすることを可能にするための、プロセスのフローチャートである。 インタラクティブフォームのインスタンスに対して行われた属性値変更に基づいて、コンピュータ処理アプリケーションの属性値を更新するプロセスのフローチャートである。

Claims (10)

  1. コンピュータアプリケーションを統合するコンピュータプログラムであって、
    コンピュータ上に業務処理アプリケーションが実装されたトランザクション処理システムによって作成および修正され、記憶装置に記憶されたトランザクションデータのうち、コンピュータ上にグループウェアサーバアプリケーションが実装されたグループウェアシステムによって使用される属性値を含むグループウェアデータ項目パッケージする手順と
    記グループウェアデータ項目のタイプに対応する予め定義されたインタラクティブフォームのテンプレートのフォームフィールドと前記トランザクションデータの構造情報との間のマッピング情報に基づいて、前記フォームフィールドに前記トランザクションデータの属性値を格納することによって、インタラクティブフォームのインスタンスを生成する手順と、
    前記グループウェアデータ項目に、前記インタラクティブフォームのインスタンスを添付する手順と、
    前記グループウェアデータ項目と、前記添付されたインタラクティブフォームのインスタンスとを、前記グループウェアシステムに送信する手順と
    前記グループウェアシステムのユーザによって変更されたインタラクティブフォームのインスタンスを受信すると、変更された属性値を使用して前記記憶されたトランザクションデータを更新する手順と
    をコンピュータに実行させ、
    前記インタラクティブフォームのテンプレートは、前記トランザクションデータに含まれ、前記グループウェアデータ項目に含まれない属性を指定する、コンピュータプログラム。
  2. 前記インタラクティブフォームのテンプレートは、前記マッピング情報を含む、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記マッピング情報は、前記インタラクティブフォームのテンプレートとは別にアクセスされる、請求項1または2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記グループウェアシステムは、複数の企業による使用のために開発されたグループウェアサーバアプリケーションをコンピュータに実行させることによって実現される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 記グループウェアデータ項目を、グループウェアデータ項目のために一般的に使用されるフォーマットに変換する手順を前記コンピュータにさらに実行させる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記トランザクションデータを作成および修正し、記憶装置に記憶させる手順をコンピュータに実行させるための業務処理アプリケーションを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記トランザクション処理システムから取得されたトランザクションデータを解析する解析手段としてコンピュータを機能させるための解析プログラムを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  8. コンピュータアプリケーションを統合するコンピュータの作動方法であって、
    コンピュータ上に業務処理アプリケーションが実装されたトランザクション処理システムによって作成および修正され、記憶装置に記憶されたトランザクションデータのうち、コンピュータ上にグループウェアサーバアプリケーションが実装されたグループウェアシステムによって使用される属性値を含むグループウェアデータ項目パッケージするステップと
    記グループウェアデータ項目のタイプに対応する予め定義されたインタラクティブフォームのテンプレートのフォームフィールドと前記トランザクションデータの構造情報との間のマッピング情報に基づいて、前記フォームフィールドに前記トランザクションデータの属性値を格納することによって、インタラクティブフォームのインスタンスを生成するステップと、
    前記グループウェアデータ項目に、前記インタラクティブフォームのインスタンスを添付するステップと、
    前記グループウェアデータ項目と、前記添付されたインタラクティブフォームのインスタンスとを、前記グループウェアシステムに送信するステップと
    前記グループウェアシステムのユーザによって変更されたインタラクティブフォームのインスタンスを受信すると、変更された属性値を使用して前記記憶されたトランザクションデータを更新するステップと
    を含み、
    前記インタラクティブフォームのテンプレートは、前記トランザクションデータに含まれ、前記グループウェアデータ項目に含まれない属性を指定する、方法。
  9. 前記グループウェアシステムは、複数の企業による使用のために開発されたグループウェアサーバアプリケーションをコンピュータに実行させることによって実現される、請求項に記載の方法。
  10. 記グループウェアデータ項目を、グループウェアデータ項目のために一般的に使用されるフォーマットに変換するステップをさらに含む、請求項またはに記載の方法。
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