JP4800054B2 - 移動通信システムにおける専用物理チャンネルのための利得因子を設定する方法及び装置 - Google Patents

移動通信システムにおける専用物理チャンネルのための利得因子を設定する方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4800054B2
JP4800054B2 JP2006028754A JP2006028754A JP4800054B2 JP 4800054 B2 JP4800054 B2 JP 4800054B2 JP 2006028754 A JP2006028754 A JP 2006028754A JP 2006028754 A JP2006028754 A JP 2006028754A JP 4800054 B2 JP4800054 B2 JP 4800054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dpdch
dpcch
channel
gain factor
dedicated physical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006028754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006217630A (ja
Inventor
龍準 郭
周鎬 李
允亨 許
泳範 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=36501870&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4800054(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2006217630A publication Critical patent/JP2006217630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4800054B2 publication Critical patent/JP4800054B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/16Deriving transmission power values from another channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、非同期広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access;以下、“WCDMA”と称する。)通信に関し、特に、逆方向パケットの送信のための電力変数を示す利得因子(Gain Factor)を設定する方法及び装置に関する。
本発明は、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access;以下、WCDMAと称する。)通信に関し、特に、ソフトハンドオーバー領域に位置した端末機が上りリンクパケット送信のための向上した上りリンク専用チャンネルをサービスする場合に、上記向上した上りリンク専用チャンネルを効率的にスケジューリングするための方法及び装置に関する。
ヨーロッパ型移動通信システムである移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications;GSM)に基づき、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access;以下、WCDMAと称する)を使用する第3世代移動通信システムであるユニバーサル移動体通信サービス(Universal Mobile Telecommunication Service;UMTS)システムは、移動電話又はコンピュータユーザが世界中のどこにいるかに無関係に、パケットに基づくテキスト、デジタル化された音声又はビデオ、及びマルチメディアデータを2Mbps以上の高速で送信することができる一貫したサービスを提供する。UMTSは、インタネットプロトコル(Internet Protocol;IP)のようなパケットプロトコルを使用する“パケット交換方式の接続”と呼ばれる仮想接続の概念を使用し、ネットワーク内の他のどの終端でも常に接続することができる。
図1は、従来のUMTSシステムの無線接続ネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network;以下、UTRANと称する)の構成を示す図である。
図1を参照すると、UTRAN12は、無線網制御器(Radio Network Controller;以下、RNCと称する)16a及び16bと基地局(Node B)18a、18b、18c、及び18dとを含み、端末機(User Equipment;以下、UEと称する)20を基幹網(Core Network)10に接続する。基地局18a、18b、18c、及び18dの下位には、複数のセルが存在することができ、各RNC16a及び16bは、該当下位の基地局18a、18b、18c、及び18dを制御する。例えば、図1において、RNC16aは、基地局18a及び18bを制御し、RNC16bは、基地局18c及び18dを制御する。基地局18a、18b、18c、及び18dのそれぞれは、該当する下位のセルを制御する。 一つのRNCとこのRNCによって制御される基地局とセルを合わせて、無線網サブシステム(Radio Network Subsystem;以下、RNSと称する)14a及び14bとする。
RNC16a,16bは、自分が制御する基地局18a〜18dの無線資源を割り当てるか、又は管理し、基地局18a〜18dは無線資源を提供する。無線資源は、セル別に構成され、基地局18a〜18dによって提供される無線資源は、自身が管理するセルの無線資源を意味する。UE20は、特定の基地局の特定のセルが提供する無線資源を利用して無線チャンネルを構成し、このチャンネルを使用して通信を遂行することができる。UE20は、基地局18a〜18dと該当するセルとの間の区別は無意味で、セル別に構成されるPHY階層のみを認識するため、以下、“基地局”及び“セル”は、同一の意味で使用される。
UE20とRNCとの間のインターフェースは、Uuインターフェースと称され、その詳細な階層的な構成を図2に示す。
図2は、UEと無線網制御器(RNC)との間のインターフェースを示す階層的な構成を示す図である。Uuインターフェースは、UE20とRNCとの間で制御信号を交換するために使用される制御プレーン(Control Plane)30と実際のデータを送信するために使用されるユーザプレーン(User Plane)32とに区分される。
図2を参照すると、制御プレーン(C-plane)信号30は、RRC(Radio Resource Control)階層34、RLC(Radio Link Control)階層40、MAC(Media Access Control)階層42、及び物理(Physical;以下、PHYと称する)階層44を通して処理され、ユーザプレーン(U-plane)情報32は、PDCP(Packet Data Control Protocol)階層36、BMC(Broadcast/Multicast Control)階層38、RLC階層40、MAC階層42、及びPHY階層44を通して処理される。ここに示した階層中、PHY階層44は、各セルに位置し、MAC階層42からRRC階層34までは各RNCに位置する。
PHY階層44は、無線送信(Radio Transfer)技術を用いた情報送信サービスを提供し、OSI(Opening Systems Interconnection)モデルの第1の階層に該当する。PHY階層44とMAC階層42との間は、送信チャンネル(Transport Channels)を介して接続され、送信チャンネルは、特定のデータがPHY階層44で処理される方式に従って定義される。
MAC階層42は、論理チャンネルを介してRLC階層40に接続される。MAC階層42は、論理チャンネルを介してRLC階層40から受信されたデータを適切な送信チャンネルを介してPHY階層44へ送信し、PHY階層44から送信チャンネルを介して受信されたデータを適切な論理チャンネルを介してRLC階層40へ送信する。また、MAC階層42は、論理チャンネル又は送信チャンネルを介して受信されたデータに付加情報を挿入するか、又は、データに挿入された付加情報を解析し、上記解析された付加情報に従って適切な動作を遂行する。また、MAC階層42は、ランダムアクセス動作を制御する。このようなMAC階層42で、ユーザプレーン32に関連した部分は、MAC−dと称され、制御プレーン30に関連した部分は、MAC−cと称される。
RLC階層40は、論理チャンネルの設定及び解除を担当する。RLC階層40は、AM(Acknowledged Mode)、UM(Unacknowledged Mode)、及びTM(Transparent Mode)という3種類の動作モードのうちの1つで動作することができ、動作モードごとに相互に異なる機能を提供する。一般に、RLC階層40は、上位階層から提供されたサービスデータユニット(Service Data Unit;以下、SDUと称する)を適切な大きさに分割するか、又は、組み立てる機能及び誤り訂正機能を遂行する。
PDCP階層36は、ユーザプレーン32でRLC階層40の上位階層に位置し、IPパケットの形態で送信されたデータのヘッダーを圧縮して復元する機能及び特定のUEに移動性サービスを提供するRNCが変更される状況でデータの無損失送信機能を有する。
PHY階層44と上位階層との間を接続する送信チャンネルの特性は、畳込みチャンネル符号化(convolutional channel encoding)、インターリービング(Interleaving)、及びサービス固有送信率整合(service-specific rate matching)のような物理階層処理過程を規定している送信形式(Transport Format;TF)によって決定される。
特に、UMTSシステムでは、UEから基地局への上りリンク(Uplink;UL)通信において、パケット送信の性能を向上させることができるように、向上した上りリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated Channel;以下、E−DCHと称する)を使用する。さらに安定した高速のデータ送信を支援するために、E−DCHは、複合自動再送信要求(Hybrid Automatic Retransmission Request;HARQ)及び基地局制御スケジューリングの技術を支援する。
図3は、従来の無線リンクでE−DCHを介して上りリンクパケットデータの送信を示す図である。
図3を参照すると、参照番号100は、E−DCHを支援する基地局(Node B)を示し、参照番号101、102、103、及び104は、E−DCHを送信するUEを示す。基地局100は、E−DCHを使用するUE101乃至104の状況を把握して各UEのデータ送信率をスケジューリングする。システム全体の性能を高めるために、スケジューリングは、基地局の測定RoT(Rise-over Thermal)値が目標RoT値を超えないようにしながら、基地局から遠く離れたUEには、低いデータ送信率を割り当て、基地局から近く位置したUEには、高いデータ送信率を割り当てる方式にて遂行される。
図4は、E−DCHを介してメッセージを送受信する従来の信号フローを示す図である。
図4を参照すると、ステップ202で、基地局及びUEは、それらの間にE−DCHを設定する。E−DCH設定ステップ202は、専用送信チャンネル(dedicated transport channel)を介してメッセージを送信するステップを含む。E−DCHの設定後に、ステップ204で、UEは、基地局にスケジューリング情報を提供する。上記スケジューリング情報は、上りリンクチャンネル情報を示すUEの送信電力情報、UEが送信することができる余分の電力に関する情報、及びUEのバッファに貯蔵されている送信データの量を含むことができる。
ステップ206で、基地局200は、各UEの上りリンクデータの送信をスケジューリングするために、上記複数のUEから受信されたスケジューリング情報をモニタリングする。具体的に、ステップ208で、基地局200は、UE201に上りリンクパケットの送信を許容することに決定し、UE201にスケジューリング割当て(Scheduling Assignment)情報を送信する。上記スケジューリング割当て情報は、許容されたデータ送信率及び許容された送信タイミングを含む。
ステップ210で、UE201は、上記スケジューリング割当て情報に基づいて上記E−DCHの送信形式(Transport format;TF)を決定する。UE201は、ステップ214で、E−DCHを介して上りリンク(UL)パケットデータを送信すると同時に、ステップ212で、上記TF情報、すなわち、TFRI(Transport Format Resource Indicator)を基地局200へ送信する。ステップ216で、基地局200は、上記TFRI及び上記上りリンクパケットデータにエラーがあるかどうかを判断する。ステップ218で、基地局200は、上記判断の結果、いずれか1つでもエラーが発生した場合、ACK/NACKチャンネルを介してUE201へ否定応答(Non-Acknowledge;NACK)信号を送信する。しかしながら、上記TFRI及び上記上りリンクパケットデータのすべてにエラーがない場合には、肯定応答(Acknowledge;ACK)信号をACK/NACKチャンネルを介してUE201へ送信する。
ACK信号が送信される場合に、該当パケットデータの送信が完了され、従って、UE201は、新たなパケットデータをE−DCHを介して送信する。しかしながら、NACK信号が送信される場合に、UE201は、同一のパケットデータをE−DCHを介して基地局200へ再送信する。
上述したように動作するE−DCHは、既存の(legacy)DCHとは異なって、さらに安定した高速のデータ送信を支援するために、適応変調及び符号化(Adaptive Modulation and Coding;AMC)、複合自動再送信要求(Hybrid Automatic Retransmission Request;HARQ)、基地局制御スケジューリング、及び短いTTI(Shorter Transmission Time Interval)などの技術を支援する。
上りリンク専用物理チャンネルは、既存のDCHがマッピングされる専用物理データチャンネル(Dedicated Physical Data Channel;以下、DPDCHと称する)と、上記DPDCHに関連した制御情報を運搬する専用物理制御チャンネル(Dedicated Physical Control Channel;DPCCH)と、高速下りリンクパケットアクセス(High Speed Downlink Packet Access;HSDPA)に関連した上りリンク制御情報を運搬する高速専用物理制御チャンネル(High speed DPCCH;以下、HS−DPCCHと称する)と、E−DCHがマッピングされる向上した専用物理データチャンネル(Enhanced DPDCH;以下、E−DPDCHと称する)と、E−DPDCHに関連した制御情報を運搬する向上した専用物理制御チャンネル(Enhanced DPCCH;以下、E−DPCCHと称する)とを含む。
従来技術によるE−DPDCHの電力を設定する方法では、DCHがマッピングされるDPDCHに関連したDPCCHの送信電力に従って、E−DCHがマッピングされるE−DPDCHの送信電力を相対的に設定する。すなわち、DPCCHは、すべての上りリンク専用物理チャンネルの送信電力を設定する基準となる。しかしながら、E−DCHを使用するためには、E−DCHを既存のDCHと共に設定して送信する方法、または、E−DCHをDCHなしに独立して送信する方法が使用されることができる。上記後者の方法を独立E−DCH(Stand−alone E−DCH)と称する。独立E−DCHが使用される場合には、DCHが使用されないので、物理階層では、DCHがマッピングされるDPDCHが存在しない。
従って、上述したように、DCHなしに、独立E−DCHを使用する場合には、E−DCHの送信電力を設定するための技術を必要とする。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、非同期WCDMA通信システムにおいて、向上した上りリンク専用物理チャンネルの送信電力を設定するための方法及び装置を提供することにある。
本発明の目的は、DCHが設定されない場合にも、UEで向上した上りリンク専用物理チャンネルの送信電力を設定することができるようにするための方法及び装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の特徴によれば、移動通信システムにおける専用物理チャンネルの利得因子を設定する方法は、専用物理チャンネルを設定するためのチャンネル構成情報に従って、既存の専用チャンネル(DCH)がマッピングされる専用物理データチャンネル(DPDCH)が構成されるか否かを判断するステップと、上記DPDCHが構成される場合に、上記チャンネル構成情報を用いて、上記DPDCHに関連した専用物理制御チャンネル(DPCCH)の送信電力を示す利得因子を決定するステップと、上記DPDCHが構成されない場合に、上記DPCCHの送信電力を示す利得因子を所定の定数に設定するステップと、上記DPCCHの利得因子を用いて、上記チャンネル構成情報によって指示された少なくとも1つの専用物理チャンネルの送信電力を示す利得因子を計算するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第2の特徴によれば、移動通信システムにおける専用物理チャンネルの利得因子を設定する装置は、専用物理チャンネルを設定するためのチャンネル構成情報を受信する受信部と、上記チャンネル構成情報に従って、既存の専用チャンネル(DCH)がマッピングされる専用物理データチャンネル(DPDCH)が構成されるか否かを判断し、上記DPDCHが構成される場合に、上記チャンネル構成情報を用いて、上記DPDCHに関連した専用物理制御チャンネル(DPCCH)の送信電力を示す利得因子を決定し、上記DPDCHが構成されない場合に、上記DPCCHの送信電力を示す利得因子を所定の定数に設定し、上記DPCCHの利得因子を用いて、上記チャンネル構成情報によって指示された少なくとも1つの専用物理チャンネルの送信電力を示す利得因子を計算する送信制御部と、上記計算された利得因子に相当する送信電力で、上記少なくとも1つの専用物理チャンネルに関する該当情報を送信する送信部とを具備することを特徴とする。
本発明の第3の特徴によれば、移動通信システムにおける専用物理チャンネルの利得因子を設定する方法は、上りリンク専用物理チャンネルを構成するために、送信電力を設定する少なくとも1つの基準になる第1の専用物理チャンネルが構成されるか否かを判断するステップと、上記第1の専用物理チャンネルが構成される場合に、上記第1の専用物理チャンネルに対する変数を決定し、上記決定された変数に該当する利得因子を設定するステップと、上記第1の専用物理チャンネルが構成されない場合に、上記第1の専用物理チャンネルが送信されないことを示す変数を決定し、上記第1の専用物理チャンネルに対する利得因子を所定の定数に設定するステップと、上記第1の専用物理チャンネルではない少なくとも1つの第2の専用物理チャンネルに対する変数を設定するステップと、上記第1及び第2の専用物理チャンネルに対する変数を含むチャンネル構成情報を上記第1及び第2の専用物理チャンネルに関連した端末機及び基地局へ送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第1の実施形態は、E−DCHが独立E−DCHである場合に、RNCからDCHの利得因子を受信しなくても、専用物理チャンネルの送信電力を正常に設定することができる。また、第2の実施形態の場合、UEは、E−DCHが独立E−DCHであるかどうかに無関係に、同一の方式にて動作しつつ、RNCの設定のみを通じて独立E−DCHを支援する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。そして、下記に説明する用語は、本発明での機能を考慮して定義されたもので、これは、設計者の意図及び慣例などに従って変更されることができる。従って、その用語は、本明細書の全般にわたった内容に基づいて定義されることができる。
本発明の実施形態の主な特徴は、DCHが設定されるかどうかに基づいて、E−DCHに関連した逆方向物理チャンネルの送信電力を相互に異なる方式にて設定されることにある。具体的に、本発明は、上記E−DCHを使用するWCDMA通信システムにおいて、E−DCHを送信するための物理チャンネルであるE−DPDCH及びE−DPCCHの送信電力を設定する。
図5は、本発明の第1実施形態によるE−DCHを支援するUEで上りリンク専用物理チャンネルの多重化を遂行する送信装置の構成を示すブロック図である。
図5を参照すると、RRCインターフェース部560は、RRCシグナリングを通じて、RNCから上りリンク専用チャンネルを設定するのに必要なチャンネル構成情報(channel configuration information)として、特に、上記上りリンク専用チャンネルに使用可能な送信フォーマット組合せ(Transport Format Combination;TFC)及び上りリンク専用物理チャンネルのための利得因子を計算するのに必要な変数を受信し、上記TFCを送信制御部561へ提供する。送信制御部561は、上記TFCを参照して、上りリンク専用物理チャンネルであるDPDCH、DPCCH、HS−DPCCH、E−DPDCH、及びE−DPCCHの各々のための適切なTFCを選択し、上記選択された各TFCを該当物理チャンネル生成器501,511,521,531,541へ提供し、上記選択された各TFCに対応する利得因子505,515,525,535,545を利得調整器504,515,524,534,544の各々へ提供する。
DPDCH生成器501から生成されたDPDCHデータは、拡散器502内において拡散符号C503で拡散され、利得調整器504でDPDCH利得因子β505と乗じられてマルチプレクサー(MUX)550へ提供される。DPCCH生成器511から生成されたDPCCHデータは、拡散器512内において拡散符号C513で拡散され、利得調整器514でDPCCH利得因子β515と乗じられてMUX550へ提供される。
また、HS−DPCCH生成器521から生成されたHS−DPCCHデータは、拡散器522内において拡散符号Chs523で拡散され、利得調整器524でHS−DPCCH利得因子βhs525と乗じられ、MUX550へ提供される。E−DPDCH生成器531から生成されたE−DPDCHデータは、拡散器532内において拡散符号Ced533で拡散され、利得調整器534でE−DPDCH利得因子βed535と乗じられてMUX550へ提供される。最後に、E−DPCCH生成器541から生成されたE−DPCCHデータは、拡散器542内において拡散符号Cec543で拡散され、利得調整器544でE−DPCCH利得因子βec545と乗じられてMUX550へ提供される。
直交拡散符号503,513,523,533,543によって、上記拡散された物理チャンネル信号は、直交性を有し、従って、MUX550で多重化(合計)される。上記多重化された物理チャンネル信号は、スクランブラー551で、スクランブリングコードS552でスクランブリングされ、乱数性を有する拡散信号は、参照符号553で示されたように送信される。
物理チャンネルの利得因子505,515,525,535,545は、下記のように決定される。
まず、専用データチャンネル(DCH)を設定すると同時に、RNCが各送信フォーマット組合せ(TFC)に対して、DPDCHのための利得因子β及びDPCCHのための利得因子βを設定して、UE及び基地局へ提供する。UEは、βに対するβの比率を用いて、DPDCH及びDPCCHの送信電力を設定する。
一方、HS−DPCCH、E−DPDCH、及びE−DPCCHの場合、RNCは、βhs、βed 、βec自体をUEにシグナリングせず、βに対する相対的なオフセット値をシグナリングする。例えば、HARQ情報として、ACKあるいはNACKが送信されるスロット及びチャンネル品質情報(Channel Quality Information;CQI)が送信されるスロットで、HS−DPCCHに対してシグナリングされるオフセット値をΔACK、ΔNACK、及びΔCQIとすると、βhsは、上記シグナリングされたオフセット値を用いて、式(1)のように計算される。
ACK/NACKが送信されるスロットにおいて、上記ΔHS−DPCCHは、次の通りである。
ΔHS−DPCCH=ΔACK(HARQ情報がACKである場合)
ΔHS−DPCCH=ΔNACK(HARQ情報がNACKである場合)
ΔHS−DPCCH=ΔACKとΔNACKのうちで大きい値(HARQ情報がPRE又はPOSTである場合)
ここで、PRE又はPOSTは、HARQ情報としてACK/NACK送信の開始又は終了を意味する。従って、CQIが送信されるスロットにおいて、上記ΔHS−DPCCHは、次の通りである。
ΔHS−DPCCH=ΔCQI
また、E−DCHの送信フォーマット(TF)に関連したオフセット値ΔE−DPDCH及びΔE−DPCCHは、E−DPDCH及びE−DPCCHの電力を設定するのに使用される。上記ΔE−DPDCH及びΔE−DPCCHは、RNCのシグナリングを通じてUEへ伝達されることができ、又は、UEで任意の基準及び既定義された式に従って得られることができる。βed及びβecは、次のような式(2)によって計算されることができる。
従って、HS−DPCCH、E−DPCCH、及びE−DPDCHの送信電力を意味するβhs、βed、及びβecは、βが存在する場合にのみ、上記βに対する相対的な値に設定される。
しかしながら、独立E−DCHの場合には、DCHが設定されないので、DCHの送信フォーマット組合せ(TFC)も設定されない。その結果、β及びβは設定されず、上記βに従って、HS−DPCCH、E−DPDCH、及びE−DPCCHの送信電力を設定することができない。
従って、本発明の望ましい実施形態では、DCHが存在するか否かに基づいて、上記上りリンク専用物理チャンネルの送信電力を設定するのに必要な変数を設定する。すなわち、独立E−DCHの場合においては、上記βに従って、HS−DPCCH、E−DPDCH、及びE−DPCCHの送信電力を設定することが不可能であるので、独立E−DCHが使用される場合のβを任意の定数として取り扱う。下記では、E−DCHに関連したE−DPDCH及びE−DPCCHの利得因子を決定するにおいて、必要なβを設定する実施形態を説明するが、下記の実施形態は、大きな変形なしにHS−DPCCHのような他の上りリンク専用物理チャンネルの利得因子を設定するのにも適用されることができる。
第1実施形態
第1実施形態において、本発明は、E−DCHが設定された状態で、DCHが設定されるか否かに基づいて、すなわち、E−DCHが独立E−DCHであるか否かに基づいて、専用物理チャンネルの送信電力を設定する方式を相互に異なる方式にて提示する。DCHが存在する状況で、UEは、RNCが設定するDCHのTFCに従ってβを設定する。DCHが存在しない独立E−DCHが使用される状況では、UEは、βを1に、又は、特定の定数値に設定する。
図6は、本発明の第1実施形態によるUEでの送信電力設定動作を示すフローチャートである。
図6を参照すると、ステップ601で、UEは、E−DCH及び/又はDCHを含む専用チャンネルを設定する。このとき、UEは、RNCがシグナリングするチャンネル構成情報に従って専用チャンネルを設定すると同時に、上記チャンネル構成情報にDCH及びDPDCHに関する構成情報の存在をチェックすることによって、DCH及びDPDCHが構成されるか否かを判定する。ステップ602で、UEは、DCHが設定されるか否かを判断する。DCHが設定された場合、すなわち、独立E−DCHではない場合には、UEは、ステップ603へ進行する。DCHが設定されない場合、すなわち、独立E−DCHである場合には、UEは、ステップ605へ進行する。ここで、独立E−DCHは、DCH及びDPDCHが構成されないE−DCHを意味する。
ステップ603で、UEは、DCHのTFCを選択する。上記TFCは、β及びβを含む。ステップ604で、UEは、現在の送信時点(TTI)で使用されるβ及びβを設定する。一方、独立E−DCHの場合に、ステップ605で、UEは、DCHのためのTFCの選択を遂行せず、βを任意の定数(例えば、‘1’)に設定する。
ステップ604又はステップ605が完了すると、ステップ606で、UEは、E−DCHのTFを選択する。このとき、上記E−DCHのTFに基づいて、ΔE−DPDCH及びΔE−DPCCHが決定される。すると、ステップ607で、UEは、上記β、上記ΔE−DPDCH、及びΔE−DPCCHを上記式(2)に適用して、E−DPDCH及びE−DPCCHの利得因子であるβed及びβecを計算する。HSDPAが使用される場合に、ステップ607で、UEは、上記β及びΔHS−DPDCHを使用して、HS−DPCCHのβhsを付加的に計算する。
ステップ607で、すべての専用物理チャンネルに対する利得因子を獲得した後に、UEは、ステップ608で、上記利得因子値を用いて、各専用物理チャンネルの送信電力を設定した後に、ステップ609で、上記送信電力が設定された各専用物理チャンネルを多重化して上りリンク送信する。
第2実施形態
第2実施形態は、E−DCHが設定された状態で、上記E−DCHが独立E−DCHであるか否かに基づいて、DCH設定を変更する方法を提示する。すなわち、独立E−DCHの場合において、RNCは、仮想DCH及び仮想DCHに対する信号βを設定する。上記DCHがデータを伝達しないので、DPCCH及びDPDCHは、物理階層上に存在しない。
RNCは、チャンネル構成情報によって上りリンクDCHに使用可能なTFCセット(TFCS)をUEに通知する。UEは、上記TFCSに含まれた要素のうちの1つのTFCを選択し、上記選択されたTFCに従って処理されたデータを上りリンクDPDCHを用いて送信する。上記選択されたTFCは、上りリンクDPCCHを介して基地局へ通知される。
独立E−DCHの場合には、DCHを介して送信されるデータが存在しないので、RNCは、仮想DCHのための1つのTFCのみをTFCSに含ませる。上記1つのTFCは、送信ブロックサイズ(Transport Block size)が0であり、CRC(Cyclic Redundancy Check codes)が含まれないことを示し、DPDCHが実際に送信されないように設定される。また、チャンネル構成情報で、DPDCHの符号個数は、‘0’に設定し、拡散係数(Spreading Factor;SF)は、使用されないように設定される。TFCが1つのみ存在するので、TFCIも使用されないように設定される。上記チャンネル構成情報は、上記仮想DCHに対するβを含む。
図7は、本発明の第2実施形態によるRNCのチャンネル構成情報の設定動作を示すフローチャートである。
図7を参照すると、ステップ701で、RNCは、UEのために、E−DCH及び/又はDCHを含む専用チャンネルを設定するか否かを決定し、ステップ702で、RNCは、UEのために、上記E−DCHが独立E−DCHであるか否かを判断し、独立E−DCHではない場合には、RNCは、ステップ705へ進行し、独立E−DCHである場合には、RNCは、ステップ703へ進行する。上記独立E−DCHは、DCH及びDPDCHが構成されないE−DCHとして定義される。
ステップ702で、独立E−DCHではない場合には、DCH設定は、既存と同一のステップを遂行する。すなわち、ステップ705で、RNCは、DCHに関連した変数及び送信フォーマット組合せセット(TFCS)を設定し、ステップ706で、上記TFCSに含まれた各TFCに対して、利得因子値β及びβを設定する。
一方、ステップ702で、独立E−DCHの場合において、仮想DCHが設定される。すなわち、ステップ703で、RNCは、仮想DCHのために、1つのTFCをDCHに関する送信チャンネル構成情報に設定し、ステップ704で、上記仮想DCHのためのβ及びβを設定する。上記1つのTFCは、送信ブロック長さが‘0’であることを意味し、上記TFCに対して、β及びβは、上記送信チャンネル構成情報に含まれる。DPDCHが使用されないので、βは、‘0’の値を有し、βは、任意の定数、例えば、‘1’に設定される。
ステップ704又はステップ706が完了すると、ステップ707で、RNCは、E−DCHに関連したTFを含む送信チャンネル構成情報を設定し、ステップ708で、上記UEに専用物理チャンネルの設定に必要な物理チャンネル構成情報を設定する。ステップ708で、RNCは、DCHがマッピングされるDPDCHの符号の個数を‘0’に設定し、拡散係数(SF)が使用されないように設定する。ステップ709で、RNCは、上記設定された送信チャンネル及び物理チャンネル構成情報は、UE及び基地局にシグナリングされる。
図8は、本発明の第2実施形態によるUEでの送信電力設定動作を示すフローチャートである。ここで、UEは、E−DCHが独立E−DCHであるか否かに無関係に動作する。
図8を参照すると、ステップ801で、UEは、RNCから専用チャンネルに関するチャンネル構成情報を受信し、ステップ802で、UEは、上記チャンネル構成情報を参照してDCHのTFCを選択する。独立E−DCHの場合には、DCHに対して、上記チャンネル構成情報の内に1つのTFCのみ存在する。従って、UEは、上記DCHに対して1つのTFCのみを選択する。ステップ803で、UEは、上記選択されたTFCに該当するβ及びβを獲得し、ステップ804に進行する。
ステップ804で、UEは、E−DCHの使用可能なTFCSを参照してE−DCHのTFを選択し、上記選択されたE−DCHのTFに従って、ΔE−DPDCH及びΔE−DPCCHを設定する。ステップ805で、UEは、β、ΔE−DPDCH、及びΔE−DPCCHを式(2)に適用することによって、E−DPDCH及びE−DPCCHの利得因子であるβed及びβecを計算する。HSDPAが使用される場合に、ステップ805で、UEは、上記β及びΔHS−DPDCHを使用して、HS−DPCCHに対するβhsを付加的に計算する。
ステップ805で、すべての専用物理チャンネルの利得因子値を獲得した後に、UEは、ステップ806で、上記利得因子値を用いて、各専用物理チャンネルの送信電力を設定した後に、ステップ807で、上記送信電力が設定された各専用物理チャンネルを多重化して、上りリンク送信する。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
典型的なUMTSシステムにおける無線接続ネットワーク(UTRAN)の構成を示す図である。 UEとRNCとの間の階層的インターフェースを示す図である。 典型的な無線リンクを介したE−DCHの送信を示す図である。 典型的なE−DCHを介したメッセージ送受信の信号フローを示す図である。 本発明の第1実施形態によるE−DCHを支援するUEで上りリンク専用物理チャンネルの多重化を遂行する送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるUEの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるRNCの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるUEの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 基幹網
12 UTRAN
14a,14b 無線網サブシステム(RNS)
16a,16b 無線網制御器(RNC)
18a,18b,18c,18d 基地局(Node B)
20 端末機(UE)
30 制御プレーン(情報)
32 ユーザプレーン(情報)
34 RRC階層
36 PDCP階層
38 BMC階層
40 RLC階層
42 MAC階層
44 物理(PHY)階層
100 基地局(Node B)
101,102,103,104 UE
560 RRCインターフェース部
561 送信制御部
501,511,521,531,541 物理チャンネル生成器
505,515,525,535,545 利得因子
504,514,515,524,534,544 利得調整器
502,512,522,532,542 拡散器
550 マルチプレクサー(MUX)
551 スクランブラー

Claims (9)

  1. 移動通信システムにおける専用物理チャンネルの利得因子を設定する方法であって、
    専用物理チャンネルを設定するためのチャンネル構成情報に従って、既存の専用チャンネル(DCH)がマッピングされる専用物理データチャンネル(DPDCH)が構成されるか否かを判断するステップと、
    前記DPDCHが構成される場合に、前記チャンネル構成情報を用いて、前記DPDCHに関連した専用物理制御チャンネル(DPCCH)の送信電力を示す利得因子を決定するステップと、
    前記DPDCHが構成されない場合に、前記チャンネル構成情報を用いずに、前記DPCCHの送信電力を示す利得因子を所定の定数に設定するステップと、
    前記決定/設定したDPCCHの利得因子を用いて、前記チャンネル構成情報によって指示された少なくとも1つの専用物理チャンネルの送信電力を示す利得因子を計算するステップと
    を具備し、
    前記計算するステップで計算される利得因子に対応する前記専用物理チャンネルは、
    向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)がマッピングされる向上した上りリンク専用物理データチャンネル(E−DPDCH)と、前記E−DPDCHに関連した向上した専用物理制御チャンネル(E−DPCCH)と、高速下りリンクパケットアクセス(HSDPA)サービスに関連した制御情報を運搬する高速専用物理制御チャンネル(HS−DPCCH)と、のうちの少なくとも1つである、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記所定の定数は、
    ‘1'の値を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記計算するステップは、
    前記E−DPDCH及び前記E−DPCCHのオフセット値を前記チャンネル構成情報から獲得して、前記E−DPDCH及び前記E−DPCCHの利得因子を次のような式を使用して計算することを特徴とする請求項1記載の方法。
    ここで、βは、前記DPCCHの利得因子を示し、βedは、前記E−DPDCHの利得因子を示し、前記ΔE−DPDCHは、前記E−DPDCHのオフセット値を示し、βecは、前記E−DPCCHの利得因子を示し、前記ΔE−DPCCHは、前記E−DPCCHのオフセット値を示す。
  4. 前記計算するステップは、
    前記HS−DPCCHのオフセット値を前記チャンネル構成情報から獲得して、前記HS−DPDCHの利得因子を次のような式を使用して計算することを特徴とする請求項1記載の方法。
    ここで、βは、前記DPCCHの利得因子を示し、βhsは、前記HS−DPCCHの利得因子を示し、前記ΔHS−DPCCHは、前記HS−DPDCHのオフセット値を示す。
  5. 移動通信システムにおける専用物理チャンネルの利得因子を設定する装置であって、
    専用物理チャンネルを設定するためのチャンネル構成情報を受信する受信部と、
    前記チャンネル構成情報に従って、既存の専用チャンネル(DCH)がマッピングされる専用物理データチャンネル(DPDCH)が構成されるか否かを判断し、前記DPDCHが構成される場合に、前記チャンネル構成情報を用いて、前記DPDCHに関連した専用物理制御チャンネル(DPCCH)の送信電力を示す利得因子を決定し、前記DPDCHが構成されない場合に、前記チャンネル構成情報を用いずに、前記DPCCHの送信電力を示す利得因子を所定の定数に設定し、前記決定/設定したDPCCHの利得因子を用いて、前記チャンネル構成情報によって指示された少なくとも1つの専用物理チャンネルの送信電力を示す利得因子を計算する送信制御部と、
    前記計算された利得因子に相当する送信電力で、前記少なくとも1つの専用物理チャンネルに関する該当情報を送信する送信部と
    を具備し、
    前記少なくとも1つの専用物理チャンネルは、
    向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)がマッピングされる向上した上りリンク専用物理データチャンネル(E−DPDCH)と、前記E−DPDCHに関連した向上した専用物理制御チャンネル(E−DPCCH)と、高速下りリンクパケットアクセス(HSDPA)サービスに関連した制御情報を運搬する高速専用物理制御チャンネル(HS−DPCCH)と、のうちの少なくとも1つである、ことを特徴とする装置。
  6. 前記所定の定数は、
    ‘1'の値を有することを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 前記送信制御部は、
    前記E−DPDCH及び前記E−DPCCHのオフセット値を前記チャンネル構成情報から獲得して、前記E−DPDCH及び前記E−DPCCHの利得因子を次のような式を使用して計算することを特徴とする請求項5記載の装置。
    ここで、βは、前記DPCCHの利得因子を示し、βedは、前記E−DPDCHの利得因子を示し、前記ΔE−DPDCHは、前記E−DPDCHのオフセット値を示し、βecは、前記E−DPCCHの利得因子を示し、前記ΔE−DPCCHは、前記E−DPCCHのオフセット値を示す。
  8. 前記送信制御部は、
    前記HS−DPCCHのオフセット値を前記チャンネル構成情報から獲得して、前記HS−DPDCHの利得因子を次のような式を使用して計算することを特徴とする請求項5記載の装置。
    ここで、βは、前記DPCCHの利得因子を示し、βhsは、前記HS−DPCCHの利得因子を示し、前記ΔHS−DPCCHは、前記HS−DPDCHのオフセット値を示す。
  9. 前記送信部は、
    前記DPDCHが構成される場合に、前記DPDCHを介して送信されるためのDPDCHデータを生成するDPDCH生成器と、
    前記DPDCHデータを前記DPDCH拡散コードで拡散する第1の拡散器と、
    前記拡散したDPDCHデータに前記DPCCHの利得因子を用いて計算された前記DPDCHの利得因子を乗じる第1の乗算器と、
    前記DPDCHが構成される場合に、前記DPDCHに関連した制御情報を含むDPCCH情報を生成するDPDCH生成器と、
    前記DPCCH情報を前記DPCCH拡散コードで拡散する第2の拡散器と、
    前記拡散したDPCCH情報に前記DPCCHの利得因子を乗じる第2の乗算器と、
    前記チャンネル構成情報によって指示された少なくとも1つの専用物理チャンネルを介して送信されるためのチャンネルデータを生成する少なくとも1つのチャンネル生成器と、
    前記チャンネルデータを前記少なくとも1つの専用物理チャンネルの拡散コードで拡散する少なくとも1つの第3の拡散器と、
    前記拡散したチャンネルデータに前記計算された利得因子を乗じる少なくとも1つの第3の乗算器と、
    前記第1、第2、及び第3の乗算器の出力を多重化するマルチプレクサーと、
    前記マルチプレクサーの出力をスクランブリングするスクランブラーと
    を具備することを特徴とする請求項5記載の装置。
JP2006028754A 2005-02-04 2006-02-06 移動通信システムにおける専用物理チャンネルのための利得因子を設定する方法及び装置 Active JP4800054B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2005-0010870 2005-02-04
KR20050010870 2005-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006217630A JP2006217630A (ja) 2006-08-17
JP4800054B2 true JP4800054B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=36501870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006028754A Active JP4800054B2 (ja) 2005-02-04 2006-02-06 移動通信システムにおける専用物理チャンネルのための利得因子を設定する方法及び装置

Country Status (12)

Country Link
US (2) US7606212B2 (ja)
EP (3) EP2375831B1 (ja)
JP (1) JP4800054B2 (ja)
KR (1) KR100678192B1 (ja)
AU (1) AU2006200498B2 (ja)
CA (1) CA2535189C (ja)
DK (1) DK1689095T5 (ja)
ES (2) ES2550154T3 (ja)
HU (1) HUE025750T2 (ja)
PL (2) PL1936831T3 (ja)
PT (1) PT1689095E (ja)
SI (1) SI1689095T1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0511058D0 (en) * 2005-05-31 2005-07-06 Nokia Corp A method of controlling power
WO2007094733A2 (en) * 2006-02-13 2007-08-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Interference reduction method for bursty or intermitted transmissions
ES2356692T3 (es) * 2006-07-06 2011-04-12 Interdigital Technology Corporation Método de comunicación inalámbrica para seleccionar una combinación de formatos de transporte de enlace ascendente mejorado ajustando una carga de información útil de concesión de programación temporal en la carga de información útil más alta que puede ser transmitida.
ATE509435T1 (de) * 2006-11-30 2011-05-15 Alcatel Lucent Verfahren zur leistungssteuerung in einem mobilen kommunikationssystem
EP2095529B1 (en) * 2006-12-21 2018-06-27 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Control channel symbol transmission method and apparatus
US7929510B2 (en) * 2007-02-28 2011-04-19 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method of scaling soft symbols of an uplink enhanced dedicated transport channel (E-DCH) and method for enabling use of a log-map turbo decoding algorithm for processing the E-DCH
US20080205328A1 (en) * 2007-02-28 2008-08-28 Lucent Technologies Inc. Method of scaling soft symbols of an uplink enhanced dedicated transport channel (E-DCH) and method for enabling use of a log-map turbo decoding algorithm for processing the E-DCH
JP5125645B2 (ja) * 2008-03-18 2013-01-23 富士通株式会社 通信方法および通信装置
US20090291642A1 (en) * 2008-05-23 2009-11-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Systems and Methods for SIR Estimation for Power Control
EP2327259B1 (en) * 2008-09-18 2017-03-01 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) A method and apparatus for determining a minimum transmit power gain factor for an enhanced uplink data communication
CN101741431B (zh) 2008-11-04 2012-08-08 华为技术有限公司 一种发射功率的确定方法和装置
CN101667848B (zh) * 2009-09-30 2012-09-05 中兴通讯股份有限公司 一种码分多址系统中多径搜索的方法和装置
EP3755095A1 (en) * 2012-06-14 2020-12-23 Fujitsu Connected Technologies Limited Method and apparatus for determining uplink control channel resources
US10819476B2 (en) * 2015-08-13 2020-10-27 Nokia Solutions And Networks Oy Multicarrier HSUPA communication apparatus and method
EP3557809A1 (en) * 2018-04-16 2019-10-23 Volkswagen Aktiengesellschaft Apparatuses, methods and computer programs for mobile transceivers to obtain a physical data channel configuration for direct communication

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9923207D0 (en) * 1999-10-01 1999-12-08 Lucent Technologies Inc Power offset assignment for the physical control channel in universal mobile telecommunications systems (UMTS)
US6650905B1 (en) * 2000-06-30 2003-11-18 Nokia Mobile Phones, Ltd. Universal mobile telecommunications system (UMTS) terrestrial radio access (UTRA) frequency division duplex (FDD) downlink shared channel (DSCH) power control in soft handover
JP3956085B2 (ja) * 2000-12-20 2007-08-08 日本電気株式会社 送信回路
CA2436042A1 (en) * 2000-12-22 2002-07-04 Wiscom Technologies Inc. Adaptive pilot/traffic channel power control for 3gpp wcdma
JP4222957B2 (ja) 2004-03-01 2009-02-12 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 送信電力制御方法および装置
FI20045297A0 (fi) * 2004-08-16 2004-08-16 Nokia Corp HSUPA-järjestelmän radioresurssikontrolli

Also Published As

Publication number Publication date
EP2375831A1 (en) 2011-10-12
EP2375831B1 (en) 2021-10-13
KR20060089656A (ko) 2006-08-09
US20090196235A1 (en) 2009-08-06
AU2006200498B2 (en) 2008-03-13
EP1689095B1 (en) 2013-07-31
JP2006217630A (ja) 2006-08-17
ES2550154T3 (es) 2015-11-04
CA2535189A1 (en) 2006-08-04
EP1689095A3 (en) 2007-08-01
EP1689095A2 (en) 2006-08-09
CA2535189C (en) 2011-04-12
SI1689095T1 (sl) 2013-11-29
HUE025750T2 (en) 2016-04-28
EP1936831A3 (en) 2011-03-30
EP1936831A2 (en) 2008-06-25
DK1689095T5 (da) 2013-10-28
PL1689095T3 (pl) 2014-01-31
AU2006200498A1 (en) 2006-08-24
US20060176867A1 (en) 2006-08-10
DK1689095T3 (da) 2013-10-14
PL1936831T3 (pl) 2015-12-31
US7912031B2 (en) 2011-03-22
ES2433198T3 (es) 2013-12-09
KR100678192B1 (ko) 2007-02-02
EP1936831B1 (en) 2015-07-29
US7606212B2 (en) 2009-10-20
PT1689095E (pt) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4800054B2 (ja) 移動通信システムにおける専用物理チャンネルのための利得因子を設定する方法及び装置
KR100713442B1 (ko) 이동통신 시스템에서 향상된 역방향 전용채널을 통한 스케쥴링 정보의 전송방법
US8204449B2 (en) Method and apparatus for signaling user equipment status information for uplink packet transmission in a soft handover region
AU2006348714B2 (en) Autonomous transmission for extended coverage
KR100819256B1 (ko) 향상된 상향링크 전용 채널을 통해 시그널링 정보를전송하기 위한 전력의 설정 방법 및 장치
JP2005328525A (ja) 上りリンクパケット伝送システムにおけるソフトハンドオーバー端末機の最適のスケジューリングセルを選択するための方法及び装置
KR20070040693A (ko) 역방향 데이터 전송을 위한 단말의 제어 정보 송수신 방법및 장치
KR101174934B1 (ko) 이동통신 시스템에서 역방향 데이터 전송을 제어하기 위한스케쥴링 그랜트의 송수신 방법 및 장치
KR20030067412A (ko) 고속 순방향 패킷 접속 방식을 사용하는 통신 시스템에서트랜스포트 블록 사이즈 정보를 송수신하는 장치 및 방법
KR20060054658A (ko) 역방향 패킷 전송을 위한 단말의 제어 정보 시그널링 방법및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090807

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090814

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4800054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250