JP4793727B2 - マルチキャストパケット配信装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、マルチキャストパケット配信装置及び方法、並びにそのプログラムに関し、特に、複数の上位インタフェースを用いてマルチキャストパケットの負荷分散、冗長化を行うマルチキャストパケット配信装置及び方法、並びにそのプログラムに関する。
従来から、マルチキャスト・ルーティングプロトコルの代表的なものにはPIM(protocol independent multicast)が知られている。
このPIMは、開発コストが非常に高いので、ネットワークの末端部分のルータには、通常、IGMP/MLD(internet group management protocol/multicast listener discovery)Proxyが実装されることが多い。
IGMP/MLDは、リンク内のマルチキャストの受信者を管理するプロトコルであり、IGMPは、IPv4(internet protocol version 4)、MLDは、IPv6(internet protocol version 6)で使用される。
各リンクには、IGMP/MLDルータと、IGMP/MLDリスナが存在する。
ルータは、定期的にリンク内にクエリメッセージ(query message)を送信する。
マルチキャストを受信しているリスナは、クエリメッセージに対して、受信しているマルチキャストの情報をレポートメッセージ(report message)で返答する。また、リスナの受信状態に変更があった場合には、即座にレポートメッセージでルータに知らせる。
ルータは、受信したレポートメッセージによってリンク上のマルチキャストの受信状態を管理する。
また、IGMPv1/IGMPv2/MLDv1のメッセージでは、マルチキャストアドレス情報のみを伝達可能だが、IGMPv3/MLDv2のメッセージでは、マルチキャストMCの送信元情報も伝達可能である。
例えば、送信元AとBから同一のマルチキャストMCが配信されており、リスナは、送信元Aからのマルチキャストのみを受信したいとする。
この場合、IGMPv1/IGMPv2/MLDv1では「マルチキャストMC」という情報しか伝達できないため、送信元AとB両方のマルチキャストがリスナに転送されることになる。
一方、IGMPv3/MLDv2では「送信元がAのマルチキャストMC」という表現が可能なので、送信元がBのマルチキャストは、リスナに転送されない。
これを実現するために、IGMPv3/MLDv2には、INCLUDE又はEXCLUDEのフィルタモードがある。
マルチキャストMC、フィルタモードがINCLUDE、送信元A及びBの場合には、「送信元がAとBのマルチキャストMCの受信」を意味し、これを(MC、INCLUDE、A B)と表すことができる。
また、マルチキャストMC、フィルタモードがEXCLUDE、送信元C及びDの場合には、「送信元がCとD以外のマルチキャストMCの受信」を意味し、(MC、EXCLUDE、C D)と表すことができる。
また、IGMPv1/IGMPv2/MLDv1のメッセージは、(MC、EXCLUDE、NULL)と同義である。
ここで、IGMP/MLD Proxyルータは、下位インタフェースでは、ルータとして動作し、上位インタフェースではリスナとして動作する。
この従来のIGMP/MLD Proxyルータの動作について、図8を使用して説明する。
図8に示すIGMP/MLD Proxyルータ100は、1つの上位インタフェース102と、1つ以上の下位インタフェース104(104Aから104Cを含め、総称して104という。)を備え、上位ネットワーク101から受信したマルチキャストを、必要としている下位ネットワーク105(105Aから105Cを含め、総称して105という。)へ転送する。
このIGMP/MLD Proxyルータ100は、各下位インタフェース104が保持している受信状態からメンバシップデータベース103を構築し、上位インタフェース102では、メンバシップデータベース103の内容に従って、IGMP/MLDリスナとして動作する。
ここで、マルチキャストに関するものが、特許文献1及び2に記載されている。
特開2005-277948号公報 特開2006-101471号公報
ところで、従来のIGMP/MLD Proxyルータには、次のような問題があった。
第1の問題点は、上位インタフェースを1つしか持てないため、負荷分散を行うことができない点である。
なぜなら、マルチキャストは、映像配信などに用いられており、ブロードバンド化によって動画コンテンツが広帯域化しているため、多数のマルチキャストを受信している場合には、帯域不足により受信に支障をきたすことが考えられた。
また、第2の問題点は、上位インタフェースを固定で設定する必要があり、冗長化を行うことができない点である。
そのため、IGMP/MLD Proxyを用いたネットワークの経路上に障害が発生すると、下位のネットワークにマルチキャストが全く流れなくなる。
ところで、特許文献1に記載されたマルチキャストパケット配信システムに関するものは、メインとバックアップの上位インタフェースを設定しておき、メイン側に障害が発生した場合には、バックアップ側に切り替えるものである。
また、特許文献2に記載されたマルチキャストのルータに関するものは、複数の上位インタフェースを同時に使用するものについて記載されている。
しかしながら、この特許文献1に記載されたマルチキャストパケット配信システムに関するものは、使用している上位インタフェースは常に1つなので、第1の問題点である負荷分散を行うことができなかった。
また、特許文献2に記載されたマルチキャストのルータに関するものは、各マルチキャストの転送経路を静的に設定する必要があり、第2の問題点である冗長化を実現することができなかった。
従って、特許文献1及び2に記載されたものでは、マルチキャストパケットを送信する際に、負荷分散と冗長化を行うことができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、負荷分散と冗長化を行うことができるマルチキャストパケット配信装置及び方法、並びにそのプログラムを実現することを目的とする。
本発明に係るマルチキャストバケット配信装置は、上位ネットワークに接続するための複数の上位インタフェースと、下位ネットワークに接続するための複数の下位インタフェースとを有し、前記上位ネットワーク上の送信元から送信されたマルチキャストパケットを前記下位ネットワーク上の受信装置に配信するマルチキャストパケット配信装置であって、前記下位ネットワーク上の前記受信装置が受信するマルチキャストパケット及びどの送信元からそのマルチキャストパケットを受信するかを示すメンバシップデータベースと、ユニキャストパケットの送信先とそのユニキャストパケットを出力する上位インタフェースとを有するユニキャストルーティングテーブルとを備え、前記メンバシップデータベース及びユニキャストルーティングテーブルに基づいて前記上位ネットワークから送信されたどのマルチキャストパケットをどの上位インタフェースで受信するかを振り分けるための上位インタフェース振り分けテーブルを作成する上位インタフェース振り分けテーブル作成手段を有し、前記各上位インタフェースは、前記上位インタフェース振り分けテーブルを参照して前記上位ネットワークからの受信すべきマルチキャストパケットを決定し、前記上位インタフェースで受信したマルチキャストパケットは前記下位インタフェースを介して前記下位ネットワーク上の前記受信装置に配信され、更に、前記上位インタフェース振り分けテーブルには、前記各上位インタフェース毎に優先度が設定され、前記上位インタフェース振り分けテーブル作成手段は、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されている場合には、該当する上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加し、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されていない場合には、前記上位インタフェース振り分けテーブルに登録された上位インタフェースのうち優先度が最大の上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加することを特徴とする。
本発明に係るマルチキャストバケット配信方法は、上位ネットワークに接続するための複数の上位インタフェースと、下位ネットワークに接続するための複数の下位インタフェースとを有し、前記上位ネットワーク上の送信元から送信されたマルチキャストパケットを前記下位ネットワーク上の受信装置に配信するマルチキャストパケット配信方法であって、前記下位ネットワーク上の前記受信装置が受信するマルチキャストパケット及びどの送信元からそのマルチキャストパケットを受信するかを示すメンバシップデータベースと、ユニキャストパケットの送信先とそのユニキャストパケットを出力する上位インタフェースとを有するユニキャストルーティングテーブルとを備え、上位インタフェース振り分けテーブル作成手段が、前記メンバシップデータベース及びユニキャストルーティングテーブルに基づいて前記上位ネットワークから送信されたどのマルチキャストパケットをどの上位インタフェースで受信するかを振り分けるための上位インタフェース振り分けテーブルを作成するステップと、前記各上位インタフェースが、前記上位インタフェース振り分けテーブルを参照して前記上位ネットワークからの受信すべきマルチキャストパケットを決定し、前記上位インタフェースで受信したマルチキャストパケットを前記下位インタフェースを介して前記下位ネットワーク上の前記受信装置に配信させるステップと、を含み、更に、前記上位インタフェース振り分けテーブルには、前記各上位インタフェース毎に優先度が設定され、前記上位インタフェース振り分けテーブル作成手段は、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されている場合には、該当する上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加し、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されていない場合には、前記上位インタフェース振り分けテーブルに登録された上位インタフェースのうち優先度が最大の上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加することを特徴とする。
本発明によれば、複数の上位インタフェースからマルチキャストを受信しているので、帯域を有効活用し、負荷分散を行うことができると共に、ユニキャスト・ルーティングテーブルを参照して上位インタフェースを決定しているので、効率的な経路でマルチキャストを受信でき、冗長化を実現できる。
本発明に係る実施の形態では、IGMP/MLD Proxyルータにおいて、マルチキャストを受信する上位インタフェースを複数用意し、各マルチキャストを受信する上位インタフェースを、メンバシップデータベースとユニキャスト・ルーティングテーブルとを基に決定することにより、マルチキャスト転送の負荷分散と冗長化を実現した。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。
(1)第1の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータ1(本発明のマルチキャストパケット配信装置に該当する。)のネットワーク構成
(1−1)IGMP/MLD Proxyルータ1のネットワーク構成
まず、図1には、本発明に係る第1の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータ1を使用するネットワーク構成が示されている。
図1に示すIGMP/MLD Proxyルータ1は、複数の上位インタフェースを通してネットワーク3に接続されており、下位インタフェースにはマルチキャストの受信者4(4A、4Bを総称して4と記載する。)が設けられている。
また、ネットワーク3上には、マルチキャストを配信する複数の配信サーバ2(2Aから2Cを総称して2と記載する。)が設けられている。
次に、図2には、本発明に係る第1の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータ1の構成を示すブロック図が記載されている。
図2に示すIGMP/MLD Proxyルータ1は、複数の上位ネットワーク11(11Aから11Cを総称して11と記載する。)と、上位ネットワーク11に接続するための上位インタフェース12(12Aから12Cを総称して12と記載する。)と、上位インタフェース振り分けテーブル13と、ユニキャスト・ルーティングテーブル14と、メンバシップデータベース15と、下位ネットワーク17(17Aから17Cを総称して17と記載する。)と、下位ネットワークに接続するための下位インタフェース16(16Aから16Cを総称して16と記載する。)とを備えている。
上位インタフェース振り分けテーブル13と、ユニキャスト・ルーティングテーブル14と、メンバシップデータベース15は、IGMP/MLD Proxyルータ1内に記憶されている。
本実施の形態では、全ての上位ネットワーク11は、IGMPv3/MLDv2が用いられているものとする。
下位ネットワーク17に、IGMPv1/IGMPv2/MLDv1の受信者がいた場合には、下位インタフェース16は、IGMPv3/MLDv2のRFC(request for comment)で定められた互換動作をする。
次に、上位インタフェース振り分けテーブル13の詳細な構成を図3に示す。
図3に示す上位インタフェース振り分けテーブル13は、上位インタフェース、優先度、受信するマルチキャストの項目を備えている。
なお、図3では、上位インタフェース12のup1の優先度が200、up2の優先度が100、up3の優先度が50に設定されており、数値が大きいほど優先度が高い。
また、マルチキャスト224.1.1.1について、送信元が10.1.1.1のパケットは、up1から受信し、送信元が10.2.2.2のパケットはup2から受信し、送信元が10.3.3.3のパケットはup3から受信することを意味する。
マルチキャスト224.2.2.2は、送信元が10.1.1.1と10.4.4.4と10.5.5.5のパケットをup1から受信して、他のインタフェースからは受信しない。
マルチキャスト224.3.3.3は、送信元が10.10.10.10以外のパケットをup1から受信し、他のインタフェースからは受信しない。
各上位インタフェース12は、上位インタフェース振り分けテーブル13から自身が受信するべきマルチキャスト情報を取得し、マルチキャストの受信者4としてIGMP/MLDの動作をする。
次に、ユニキャスト・ルーティングテーブル14の詳細な構成を図4に示す。
図4に示すユニキャスト・ルーティングテーブル14は、通常ルータが備えているものと同様のルーティングテーブルであり、送信されるデータの経路をチェックするための情報のことである。
ユニキャスト・ルーティングテーブル14は、宛先ネットワーク、ネクストホップ、出力インタフェースの項目を備えている。
IGMP/MLD Proxyルータ1がユニキャストパケットを転送するときは、ユニキャスト・ルーティングテーブル14の宛先部分を参照し、一致するエントリを検索する。一致するエントリが存在したら、ネクストホップと出力インタフェースを基に、パケットを転送する。
次に、メンバシップデータベース15の詳細な構成を図5に示す。
図5に示すメンバシップデータベース15は、全ての下位ネットワーク17の受信状態を統合したデータベースである。
図5に示すメンバシップデータベース15は、ソースリストが10.1.1.1と10.2.2.2と10.3.3.3から送信されるマルチキャスト224.1.1.1を受信し、ソースリストが10.1.1.1と10.4.4.4と10.5.5.5から送信されるマルチキャスト224.2.2.2を受信し、10.10.10.10以外から送信されるマルチキャスト224.3.3.3を受信することを意味する。
これは、通常のIGMP/MLD Proxyルータ1が備えているものと同様であり、構築方法は従来から知られる公知技術の1つであるRFC4605に記述されている。
これにより、IGMP/MLD Proxyルータ1は、上位ネットワーク11から受信したマルチキャストパケットを、下位ネットワーク17に転送する。
下位ネットワーク17の各マルチキャストの受信者4は、レポートメッセージによって、受信するマルチキャストアドレス等を通知する。
下位ネットワーク17からレポートメッセージを受信したIGMP/MLD Proxyルータ1は、全ての下位インタフェース16の受信状態を統合して、メンバシップデータベース15を構築する。
構築されたメンバシップデータベース15から、各上位インタフェース12の優先度と、ユニキャスト・ルーティングテーブル14を基に、上位インタフェース振り分けテーブル13を作る。
従って、上位インタフェース振り分けテーブル13は、どのマルチキャストをどの上位インタフェースから受信するのかを管理するテーブルとなる。
各上位インタフェース12は、上位インタフェース振り分けテーブル13を参照して、受信すべきマルチキャストを求め、マルチキャストの受信者4として動作する。
上位インタフェース12から受信したマルチキャストは、受信者4の存在する下位ネットワーク17に転送する。
(1−2)IGMP/MLD Proxyルータ1の全体動作
次に、図6のフローチャートを参照しながら、第1の実施の形態におけるIGMP/MLD Proxyルータ1の動作について詳細に説明する。
まず、図6では、図1のIGMP/MLD Proxyルータ1が、上位インタフェース振り分けテーブル13を構築する動作について説明する。
図6のフローチャートにおいて行なわれる各処理は、マルチキャストの受信状態が変更される可能性がある場合に実行される。
具体的に受信状態が変更される可能性があるのは、以下の場合である。
1.)上位インタフェースや下位インタフェースを追加・削除した場合
2.)メンバシップデータベース15が変更された場合
3.)上位インタフェースがリンクダウンした場合
4.)上位インタフェースがリンクアップした場合
5.)ユニキャスト・ルーティングテーブル14が変化した場合
図6のステップF01からステップF10の間の各処理は、メンバシップデータベース15の各エントリ(マルチキャストアドレス)に対して行う(ステップF01)。
この場合、メンバシップデータベース15(図5)のフィルタモードによって異なる処理になる。
例えば、図5に示すフィルタモードがEXCLUDEのときには(ステップF02)、そのマルチキャストは、優先度が最大の上位インタフェース12に割り当てる(ステップF04)。
一方、フィルタモードがINCLUDEのときには、ステップF03に進み、各送信元に対して図6のステップF03からステップF09の処理を行う。
まず、送信元がユニキャスト・ルーティングテーブル14(図4)に登録されているかどうかを判定し(ステップF05)、登録されている場合には、出力インタフェースが有効な上位インタフェース(上位インタフェースに設定されていて優先度が0より大きい)であるかどうかを判定する(ステップF06)。
どちらの条件も満たした場合には、上位インタフェース振り分けテーブル13(図3)の当該する上位インタフェース12に送信元を追加する(ステップF07)。
これに対し、ステップF05及びステップF06の条件を満たさない場合には、優先度が最大の上位インタフェース12に送信元を追加する(ステップF08)。
もし、優先度が最大である上位インタフェース12が複数存在するときには、それらの中から一つをランダムに選択する。
これらの処理が完了したら、上位インタフェース振り分けテーブル13の内容を、各上位インタフェース12の受信状態に反映させる(ステップF11)。
その結果、受信状態が変更になった上位インタフェース12から、上位ネットワーク11に対してIGMP/MLD Reportが送信される。
ここで、図5のメンバシップデータベース15と図4のユニキャスト・ルーティングテーブル14から、図3の上位インタフェース振り分けテーブル13を構築する方法について、具体例を用いて説明する。
まず、図5に示すマルチキャスト224.1.1.1のフィルタモードは、INCLUDEなので、ソースリストの各送信元アドレスに対して図6のステップF03からステップF09の処理を行う。
送信元10.1.1.1は、ユニキャスト・ルーティングテーブル14(図4)に存在しており、出力先インタフェースがup1なので、上位インタフェース振り分けテーブル13(図3)のup1に、(224.1.1.1、INCLUDE、10.1.1.1)を追加する。
送信元10.2.2.2は、ユニキャスト・ルーティングテーブル14(図4)の出力先インタフェースがup2なので、上位インタフェース振り分けテーブル13(図3)のup2に(224.1.1.1、INCLUDE、10.2.2.2)を追加する。
送信元10.3.3.3は、ユニキャスト・ルーティングテーブル14(図4)の出力先インタフェースがup3なので、上位インタフェース振り分けテーブル13(図3)のup3に(224.1.1.1、INCLUDE、10.3.3.3)を追加する。
次に、マルチキャスト224.2.2.2(図5)についての処理を行う。
フィルタモードは、INCLUDEなので、上記と同様の処理になる。
送信元10.1.1.1は、ユニキャスト・ルーティングテーブル14(図4)の出力先インタフェースがup1なので、上位インタフェース振り分けテーブル13(図3)のup1に(224.2.2.2、INCLUDE、10.1.1.1)を追加する。
送信元10.4.4.4と10.5.5.5は、ユニキャスト・ルーティングテーブル14(図4)に存在しないため(ステップF05)、上位インタフェース12の中で最も優先度の高いup1に(224.2.2.2、INCLUDE、10.4.4.4 10.5.5.5)を追加する(ステップF08)。
マルチキャスト224.3.3.3は、フィルタモードがEXCLUDEなので、最も優先度の高いup1に(224.3.3.3、EXCLUDE、10.10.10.10)を追加する(ステップF04)。
このようにして、図3に示した上位インタフェース振り分けテーブル13を構築することができる。
(1−3)IGMP/MLD Proxyルータにおけるリンク動作の判定方法
次に、IGMP/MLD Proxyルータ1のリンクアップ、リンクダウンの判定方法を、図7のタイムチャートを使用して説明する。
IGMP/MLD Proxyルータ1では、リンク内の受信者4を探索するためにIGMP/MLD Proxyルータ1が定期的にIGMP/MLD Queryと呼ばれるメッセージを送信するように決められている。
また、各上位インタフェース12では、上位ネットワーク11から送信されてくるIGMP/MLD Queryを監視し、IGMP/MLD Proxyルータ1が指定した時間、IGMP/MLD Queryを受信しなかった場合には、リンクダウンと判定する。
図7は、優先度を200に設定した上位インタフェース12において、リンクダウン・リンクアップを判定する例である。
T1、T2、T3、T4、T5、T6は、それぞれIGMP/MLD Queryを受信した時刻である。
時刻T3でIGMP/MLD Queryを受信してから、リンクダウン判定時間が経過した時刻をTxとする(この間にIGMP/MLD Queryは受信していないものとする)。
時刻Txにおいて上位ネットワーク11がリンクダウンしたと判定し、このインタフェースの優先度を0にする。
優先度が0の上位インタフェース12には、マルチキャストの振り分けを行わない。
その後、時刻T4で再びIGMP/MLD Queryを受信すると、上位ネットワーク11がリンクアップしたと判定し、優先度を設定値である200に戻す。
このように、各上位インタフェース12において、IGMP/MLD Queryの受信によって、リンクアップ、リンクダウンの判定を行うことができる。
(1−4)第1の実施の形態におけるIGMP/MLD Proxyルータ1の効果
本実施の形態によれば、複数の上位インタフェース12からマルチキャストを受信しているので、帯域を有効活用できることである。
また、ユニキャスト・ルーティングテーブル14を参照して上位インタフェース12を決定しているので、効率的な経路でマルチキャストを受信でき、また冗長化を実現することができる。
(2)第2の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータ1
(2−1)IGMP/MLD Proxyルータ1の動作
次に、第2の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータ1について、図面を参照しながら詳細に説明する。
上述の第1の実施の形態では、上位ネットワーク12は、全てIGMPv3/MLDv2で動作していることを前提としている。
この場合、IGMPv1/IGMPv2/MLDv1の上位ネットワーク11が存在すると、マルチキャストを正しく受信できないことが考えられる。
本実施の形態では、IGMPv1/IGMPv2/MLDv1の上位ネットワーク11が存在する場合でも正しく動作するように変更する。
各上位インタフェース12では、受信したIGMP/MLD Queryメッセージを解析し、どのバージョンのQueryメッセージであるのかを判定する。
IGMPv3/MLDv2以外の上位ネットワーク11が存在する場合には、複数インタフェースからのマルチキャスト受信をやめ、優先度が最大である上位インタフェース12から、全てのマルチキャストを受信するように変更する。
すなわち、従来のIGMP/MLD Proxyと同様の動作になる。
再び、全ての上位インタフェースがIGMPv3/MLDv2になった場合には、複数の上位インタフェース12に分けて受信するように変更する。
このように変更することにより、複数の上位インタフェース12から同一のマルチキャストを受信することを回避できる。
更に、他の実施の形態として、IGMP/MLD Proxyルータ1に、上位インタフェース、下位インタフェース、上位インタフェースの優先度、リンクダウン判定時間を、ユーザの任意な値に設定しても良く、条件を付加して設定するようにしても良い。
本発明に係る第1の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータを使用したネットワーク構成を示したネットワーク構成図である。 本発明に係る第1の実施の形態によるIGMP/MLD Proxyルータの構成を示すブロック図である。 本発明に係る第1の実施の形態による上位インタフェース振り分けテーブルの具体例を示した図である。 本発明に係る第1の実施の形態によるユニキャスト・ルーティングテーブルの具体例を示した図である。 本発明に係る第1の実施の形態によるメンバシップデータベースの具体例を示した図である。 本発明に係る第1の実施の形態におけるIGMP/MLD Proxyルータの動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る第1の実施の形態におけるリンクアップ、リンクダウンを判定するタイミングチャートである。 従来技術におけるIGMP/MLD Proxyルータの構成を示したブロック図である。
符号の説明
1 IGMP/MLD Proxyルータ
2A、2B、2C 配信サーバ
3 ネットワーク
4A、4B 受信者
11A、11B、11C 上位ネットワーク
12A、12B、12C 上位インタフェース
13 上位インタフェース振り分けテーブル
14 ユニキャスト・ルーティングテーブル
15 メンバシップデータベース
16A、16B、16C 下位インタフェース
17A、18B、17C 下位ネットワーク
100 IGMP/MLD Proxyルータ
101 上位ネットワーク
102 上位インタフェース
103 メンバシップデータベース
104A、104B、104C 下位インタフェース
105A、105B、105C 下位ネットワーク

Claims (5)

  1. 上位ネットワークに接続するための複数の上位インタフェースと、下位ネットワークに接続するための複数の下位インタフェースとを有し、前記上位ネットワーク上の送信元から送信されたマルチキャストパケットを前記下位ネットワーク上の受信装置に配信するマルチキャストパケット配信装置であって、
    前記下位ネットワーク上の前記受信装置が受信するマルチキャストパケット及びどの送信元からそのマルチキャストパケットを受信するかを示すメンバシップデータベースと、ユニキャストパケットの送信先とそのユニキャストパケットを出力する上位インタフェースとを有するユニキャストルーティングテーブルとを備え、
    前記メンバシップデータベース及びユニキャストルーティングテーブルに基づいて前記上位ネットワークから送信されたどのマルチキャストパケットをどの上位インタフェースで受信するかを振り分けるための上位インタフェース振り分けテーブルを作成する上位インタフェース振り分けテーブル作成手段を有し、
    前記各上位インタフェースは、前記上位インタフェース振り分けテーブルを参照して前記上位ネットワークからの受信すべきマルチキャストパケットを決定し、前記上位インタフェースで受信したマルチキャストパケットは前記下位インタフェースを介して前記下位ネットワーク上の前記受信装置に配信され
    更に、前記上位インタフェース振り分けテーブルには、前記各上位インタフェース毎に優先度が設定され、前記上位インタフェース振り分けテーブル作成手段は、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されている場合には、該当する上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加し、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されていない場合には、前記上位インタフェース振り分けテーブルに登録された上位インタフェースのうち優先度が最大の上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加することを特徴とするマルチキャストパケット配信装置。
  2. 前記上位インタフェースは、クエリを受信すると共に、受信した時間によってリンクの状態を判定するリンク状態判定手段を備え、
    前記リンク状態判定手段は、
    所定時間に所定のクエリを受信しなかった場合には、リンクダウンと判定すると共に、前記上位インタフェースの優先度を解除し、
    更に、前記リンクダウンと判定された後に前記所定のクエリを受信した場合には、リンクアップと判定すると共に、前記上位インタフェースの優先度を設定値に戻すことを特徴とする請求項に記載のマルチキャストパケット配信装置。
  3. 前記上位インタフェースは、クエリを受信すると解析し、前記クエリを受信したプロトコルのバージョンを判定するバージョン判定手段を更に備え、
    前記上位インタフェースは、前記バージョン判定手段により所定のプロトコルのバージョン以外の上位ネットワークが存在すると判定される場合には、前記マルチキャストパケットを受信する前記複数の上位インタフェースのうち、前記優先度が最大である上位インタフェースが前記全てのマルチキャストパケットを受信することを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチキャストパケット配信装置。
  4. 上位ネットワークに接続するための複数の上位インタフェースと、下位ネットワークに接続するための複数の下位インタフェースとを有し、前記上位ネットワーク上の送信元から送信されたマルチキャストパケットを前記下位ネットワーク上の受信装置に配信するマルチキャストパケット配信方法であって、
    前記下位ネットワーク上の前記受信装置が受信するマルチキャストパケット及びどの送信元からそのマルチキャストパケットを受信するかを示すメンバシップデータベースと、ユニキャストパケットの送信先とそのユニキャストパケットを出力する上位インタフェースとを有するユニキャストルーティングテーブルとを備え、
    上位インタフェース振り分けテーブル作成手段が、前記メンバシップデータベース及びユニキャストルーティングテーブルに基づいて前記上位ネットワークから送信されたどのマルチキャストパケットをどの上位インタフェースで受信するかを振り分けるための上位インタフェース振り分けテーブルを作成するステップと、
    前記各上位インタフェースが、前記上位インタフェース振り分けテーブルを参照して前記上位ネットワークからの受信すべきマルチキャストパケットを決定し、前記上位インタフェースで受信したマルチキャストパケットを前記下位インタフェースを介して前記下位ネットワーク上の前記受信装置に配信させるステップと、
    を含み、
    更に、前記上位インタフェース振り分けテーブルには、前記各上位インタフェース毎に優先度が設定され、前記上位インタフェース振り分けテーブル作成手段は、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されている場合には、該当する上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加し、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されていない場合には、前記上位インタフェース振り分けテーブルに登録された上位インタフェースのうち優先度が最大の上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加することを特徴とするマルチキャストパケット配信方法。
  5. 上位ネットワークに接続するための複数の上位インタフェースと、下位ネットワークに接続するための複数の下位インタフェースとを有し、前記上位ネットワーク上の送信元から送信されたマルチキャストパケットを前記下位ネットワーク上の受信装置に配信するマルチキャストパケット配信装置のプログラムであって、
    前記マルチキャストパケット配信装置を、
    前記下位ネットワーク上の前記受信装置が受信するマルチキャストパケット及びどの送信元からそのマルチキャストパケットを受信するかを示すメンバシップデータベース及びユニキャストパケットの送信先とそのユニキャストパケットを出力する上位インタフェースとを有するユニキャストルーティングテーブルに基づいて前記上位ネットワークから送信されたどのマルチキャストパケットをどの上位インタフェースで受信するかを振り分けるための上位インタフェース振り分けテーブルを作成する上位インタフェース振り分けテーブル作成手段として機能させ、
    且つ、前記各上位インタフェースを、前記上位インタフェース振り分けテーブルを参照して前記上位ネットワークからの受信すべきマルチキャストパケットを決定し、前記上位インタフェースで受信したマルチキャストパケットを前記下位インタフェースを介して前記下位ネットワーク上の前記受信装置に配信させる手段と、
    して機能させ、
    更に、前記上位インタフェース振り分けテーブルには、前記各上位インタフェース毎に優先度が設定され、
    前記上位インタフェース振り分けテーブル作成手段を、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されている場合には、該当する上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加し、前記ユニキャストルーティングテーブルに前記送信先が登録されていない場合には、前記上位インタフェース振り分けテーブルに登録された上位インタフェースのうち優先度が最大の上位インタフェースに前記マルチキャストパケットの送信元を追加する手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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