JP4792520B2 - 多階層転送網のfa−lspに対する階層間teリンク資源管理方法 - Google Patents

多階層転送網のfa−lspに対する階層間teリンク資源管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、多階層転送網における資源管理方法に関し、特に上位階層で必要とする経路を動的に生成し、管理することで、ネットワーク資源、及び転送経路を効率の良く管理できる多階層転送網のFA−LSPに対する階層間TEリンク資源管理方法に関する。
光、TDM(Time Division Multiplexing)、イーサネット(登録商標)などの種々の階層の転送経路資源を同時に提供する多階層転送網は、サービスの速やかな適用及び転送資源の効率の良い制御のためにネットワーク資源管理及び転送経路管理を自動化するGMPLS(Generalized Multi Protocol Label Switching)プロトコルを適用して運用する趨勢である。
GMPLS(Generalized Multi Protocol Label Switching)プロトコルは、光、TDM、イーサネット(登録商標)、パケット等、相互転送特性が異なる多様な階層の資源に対して一般化して使用することができるプロトコルに標準化されたのであり、このような多様な階層のスイッチング経路が同一装備及び同一網で共に運用できるように、多階層及び多領域(Multi-layer/Multi-Region)に対する多くの要求事項及び標準化を進行している。
多階層及び多領域転送網において、特定のクライアント階層の終端対終端経路を設定するために、下位階層の転送資源を用いた下位サーバ階層転送経路を必要とすることができる。この際、上位クライアント階層のGMPLSシグナリングは、下位サーバ階層GMPLSシグナリングでクライアント階層の転送経路のための資源としての下位サーバ階層転送経路設定を要求する。
このような同一装備内で同一なGMPLSシグナリングプロセスの内部階層間に生成される呼(call)を階層間呼(Inter-layer call)とし、このような手順により生成された経路をFA−LSP(Forwarding Adjacency Label Swiching Path)とし、このようなFA−LSPは上位階層には経路選択のために考慮することができる1つのデータリンクとして使用できるように、TEリンクとして管理されなければならない。上位階層の要求による下位階層のFA−LSPは運用者の手動設定により事前に生成されることができるが、多くの研究と標準化は階層間呼設定(Inter-layer call)の始まりを動的に自動化するトリガードシグナリング(triggered signaling)を指向している。しかしながら、現在はトリガードシグナリング(triggered signaling)に対する要求事項のみ存在している状況であり、これと関連した技術的な方案は提示されていない。
本発明の目的は、GMPLSプロトコルが運用される多階層/多領域転送網において、上位クライアント階層の要求によって動的に生成される下位サーバ階層のFA−LSPを上位階層のTEリンクとして円滑に自動管理できるシグナリング手順上の技術的方案を用いて、階層間トリガードシグナリング(triggered signaling)による多階層転送網が自動化され、効率の良いネットワーク資源管理及び転送経路管理を現実化してネットワーク資源活用効率性を最大化する多階層転送網におけるFA−LSPに対する階層間TEリンク資源管理方法を提供することにある。
本発明は、第1階層及び第2階層に対する階層転送網の資源管理方法であって、前記第1階層が前記第2階層に階層間呼設定を要請時、前記第2階層で前記第1階層の終端間経路に対して可用な接続経路を探索するステップと、前記終端間経路に対して可用な接続経路をFA−LSPに設定するステップと、前記FA−LSPを前記第1階層に登録して前記終端間経路に対するTE(Traffic Engineering)−リンクに設定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、階層間呼処理手順が完了した後、生成されたFA−LSPに対する階層別GMPLSシグナリング、LMP、ルーティングプロセス内の処理方案を完成することによって、多階層転送資源に対する効率の良いネットワーク資源管理及び転送経路管理を現実化することによって、ネットワーク資源活用の効率性が最大化できるようにする。
また、本発明は、GMPLSプロトコルが運用される多階層及び多領域転送網において、階層別に必要な転送資源を必要な時点に階層間自動化された呼(call)要請を通じてFA−LSPを設定し、これを上位階層のTEリンクとして自動化して管理できる機能を具現することによって、運用者の手動設定を必要としないことは勿論、多階層ネットワーク資源の各階層に対する事前割り当てを止揚することによって、高価の転送資源の損失を最小化することができる。
本発明に係る多階層ネットワークの構成を概念的に示す図である。 FA−LSPに対する概念図である。 GMPLSの伝達階層の構造が示された図である。 単一階層に対するGMPLSプロトコルの動作フローチャートである。 単一階層に対するGMPLSプロトコルの動作フローチャートである。 多階層に対する階層間呼(call)が求められるGMPLSプロトコルの動作フローチャートである。 多階層で階層間呼が求められないGMPLSプロトコルの動作フローチャートである。 階層間呼(Inter-layer call)を処理する呼設定フローチャートである。 階層間呼(Inter-layer call)を処理する呼解除フローチャートである。
本発明は、多階層ネットワーク資源の使用効率性を最大化することに主眼点を置く。このために、本発明は上位クライアント階層の経路設定のために求められる下位サーバ階層の経路であるFA−LSP(Forwarding Adjacent-Label Switching Path)を上位クライアント階層で経路を選択する時に考慮できるようにし、TEリンク(Traffic Engineering-link)にて管理できるようにする、自動化された登録手順及び解除手順について説明する。
図1は、本発明と関連した多階層ネットワークの構成を概念的に示す。
図1に図示された多階層ネットワークは、下位階層、中間階層、及び上位階層の3つの階層から構成される。
下位階層1 L1,L2は、最下位階層に該当し、一例として、ラムダ(Lambda)単位の転送資源を提供する光転送ネットワークに該当する。
中間階層2 M1,M2は、下位階層1 L1,L2に対する上位階層に該当し、一例として、TDM(Synchronous Digital Hierarchy/Synchronous Optical Network)に従い、時分割単位の転送資源を提供するTDM転送ネットワークがこれに該当する。
上位階層3 U1,U2は、図示されたネットワークで最上位階層に該当し、一例として、PBB−TEやMPLS−TPのようなパケット転送資源を提供するパケット転送ネットワークがこれに該当する。下位階層、中間階層、及び上位階層の転送資源は、1つの装備に全て備えられることができ、場合によって一つの装備に一部階層の転送資源のみが備えられることができる。すなわち、下位階層、中間階層及び上位階層の転送資源がすべて備えられたノードが存在することができ、または上位階層と中間階層の転送資源の備えられたノードも存在しうる。下位階層、中間階層、及び上位階層でネットワークを構成する場合、このようなネットワークを多階層資源転送網4という。
多階層資源転送網4は、少なくとも一つのノードから構成される。このとき、各々のノードは、上述のように、上位階層、中間階層、下位階層のうち、少なくとも1つの階層に対する資源を管理するようになる。例えば、ノード1 node1、ノード2 node2、ノード3 node3は、上位階層3、中間階層2、下位階層1のすべての階層に対して、その資源に対するスイッチング及び制御が可能である。また、ノード4 node4は、上位階層、中間階層、下位階層のうち、中間階層2と下位階層1の資源に対するスイッチング及び制御機能を遂行する。ノード5 node5は、下位階層1の資源に対するスイッチング及び制御機能を遂行することができる。
各ノードnode1〜node5は、下位階層1、中間階層2、及び上位階層3に対するスイッチング機能または、制御機能を備えることによって、隣接ノードと連結されたTEリンク資源を形成(8、9、10)し、リンク資源を通じて各階層で求められるサービスのための転送経路を提供したり、上位階層の転送経路のためのデータ資源に割り当てられることができる。
図2は、FA−LSPに対する概念図を示す。
LSP(Label Switching Path)は、FA−LSP及びユーザ用LSPに大別され、図2は転送サービスのためのユーザ用LSPを示す。下位階層1の資源としてノード1 node1のL1、ノード2のL2、ノード3のL3、及びノード4 node4のL4は、下位階層1の資源(resource)を示し、ノード1のM1、ノード3のM3、ノード2のM2は、中間階層2の資源を示し、ノード1のU1、ノード2のU2及びノード3のU3は、上位階層3の資源を示す。
図2に示したように、下位階層の資源であるL1とL4のTE(Traffic Engineering)−リンク110、L4とL3のTEリンク120、L3とL2のTEリンク資源130を経路として選択して、下位階層1に対する転送経路140を設定することができる。。例えば、下位階層転送経路140は、ファイバ(Fiber)転送経路(Fiber transport path)であり、ファイバ(Fiber)単位の専用線サービスに提供することができる。、中間階層の経路150は、例えばラムダ(Lambda)転送経路(Lambda transport path)であって、ラムダ(Lambda)単位の専用線サービスを提供することができる。
中間階層の転送経路150はM1とM3との間のTEリンク170、及びM3とM2との間TEリンク190を選択して設定されることができる。
M1とM3との間の中間階層2のTEリンク170が予め設定されていないとか、設定に必要な帯域が足りないと、M1とM3との間のTEリンク170はまた中間階層2に対する下位のサーバ階層である下位階層1でL1とL4との間のTEリンク150、及びL4とL3との間のTEリンク160から構成された下位階層の経路設定L1〜L3により形成されることができる。それにより、M1とM3との間のTEリンク170は、M1−L1−L4−M3の経路の組合せで提供される。
中間階層2のために設定された下位サーバに対する下位階層1の経路150、160は、上位クライアントが位置する中間階層2のTEリンクとして管理されて、中間階層の転送経路設定過程で選択されることができる。
クライアント用LSPは、上位階層の転送経路200、例えば、PTL(Packet Transport Layer)の一種であるPBB−TE転送経路の1つであって(PLT transport path)、イーサネット(登録商標)のためのVPNサービスなどを提供することができる。上位階層の転送経路200はU1とU2との間のTEリンク260を選択して提供されることができる。
このとき、U1とU2との間のU階層のTEリンク260が予め設定されていないとか、TEリンクの設定に必要な帯域が足りない場合、U1とU2との間のTEリンクは、上位階層3に対する下位のサーバ階層である中間階層2のM1とM3との間のTEリンク230、及びM3とM2との間のTEリンク250から構成されたM1からM2までの中間階層経路設定により提供される。
即ち、U1とU2に対して再設定される経路は、M1、M3、及びM2の順に連結される経路を通じて取り替えることができる。
このように設定された下位サーバによる中間階層2の経路230、250は、上位クライアントが属する上位階層3のTEリンクとして管理されて上位階層3の転送経路設定過程で選択されることができる。即ち、多階層転送網でGMPLS(General Multi-Protocol Label Switching)シグナリングプロトコルにより生成される経路(LSP)は純粋にユーザサービスのためのLSP140、150、及び200が存在する。
ここで、ユーザサービスのためのLSPのうち、下位階層1のLSP140は、下位階層1の資源間の経路、L1とL4 110、L4とL3 120、L3とL2 130に対するLSPがTEリンクを通じて設定され、中間階層2のLSP150は、中間階層2の資源間の経路、M1とM3 170、M3とM2 190に該当するLSPがTEリンクを通じて設定され、上位階層3のLSP200はU1とU2 260に該当するLSPがTEリンクを通じて設定される。
この際、上位階層の経路設定のために必要なTEリンク資源には、下位階層1の任意区間に設定された送信経路であるL1とL4のLSP150、L4とL3のLSP160を通じて形成された中間階層2のM1とM3のFA−LSP170、下位階層1のL3とL2との間のLSP180から形成されたM3とM2のFA−LSP190、L1とL4のLSP210とL4とL3のLSP220から形成されたM1とM3のFA−LSP230、L3とL2のLSP240から形成されたM3とM2のFA−LSP250、そしてM1とM3のLSP230とM3とM2のLSP250から形成されたU1とU2のFA−LSP260が存在する。
図3は、伝達階層の構造が示された図である。
GMPLSは、パケットに対するスイッチングの他に、タイムスロット、波長、物理的ポート及び光スイッチングも一つのLSPが支援する。このようなGMPLSで伝達階層は、図3に示したように、ファイバ(Fiber)、ラムダ(Lambda)、PTL経路、パケット基盤に区分されることができる。
ファイバ転送経路は、ファイバ50単位の専用線サービスを提供することのできるものであって、ファイバ基盤のFSC(Fiber Switch Capability)は、物理的空間の位置を基盤にデータを伝達する。また、ラムダ送信経路は、ラムダ51、52単位の専用線サービスを提供することができ、ラムダ基盤のLSC(Lambda Switch Capability)は、波長基盤にデータを伝達する。
1つのファイバ50は、複数のラムダ51、52を収容し、一つのラムダは、再度複数のPTL(Packet Transport Layer)経路53を収容し、一つのPTL経路は、再度複数のパケットフロー54を収容することができる。パケットフローは、VoIPフロー54−1、IPTVフロー54−2、インターネットフロー54−3等のサービスフローに区分される。
図4は、単一階層に対するGMPLSプロトコルの動作フローチャートである。
図4に示すように、GMPLSプロトコルは、大別してシグナリング(Signaling)、ルーティング(Routing)及びLMP(Link Management Protocol)プロセスから構成される。
各ノードは、光資源管理部60、パケット転送管理部70、及びメイン制御部80から構成される。GMPLS T上のノードは、前記のようなプロトコルを利用したデータ処理を行うので、上位階層、中間階層、下位階層に対して、各階層毎にシグナリング、ルーティング及びLMPプロセスから構成される。
光資源管理部60は、ルーティング、LMPプロセスを遂行して、資源及び経路を管理し、パケット転送管理部70は、シグナリングプロセスを遂行して、他のノードとの信号、データ送受信を処理する。メイン制御部80ノードの動作全般を制御する。
GMPLSプロトコルを運用するネットワークは、経路を設定するためのネットワーク資源をTEリンクにより管理する。例えば、ノード1 node1とノード2 node2との間の資源は、TEリンクとして管理される(270)。2つのノード間のID確認及びリンクの属性の確認、連結性の確認はLMPプロセスを通じて遂行される。経路のためのTEリンクに使われることに決定されたデータリンクは、ルーティングプロセスに伝達されて、経路選択時に使われるTEDB(Traffic Engineering Database)情報として活用される(281、282)。
クライアントから経路要請が受信されれば(290)、シグナリングプロセスはルーティング(Routing)プロセスが収集したネットワークルーティング情報やTEDB情報を用いて要請した、発信から着信までの経路を設定する資源が可用か否か、及びルーティング経路が存在するか否かを確認する(300)。
経路が存在すれば、即ち存在するTEリンクを選択して経路を形成できれば、RSVP−TEのようなシグナリングプロトコルを用いて発信から着信までのLSP経路を設定する(310)。経路設定が完了すれば、完了した結果を経路要請したクライアントに要請に対する応答として応答し(320)、経路設定手順を終了する。
図5は、多階層に対する階層間呼(call)が求められるGMPLSプロトコルの動作フローチャートである。
図5に示すように、中間階層2,Mのユーザから経路設定要請がノード1 node1に受信すれば(330)、中間階層のシグナリング(Signaling)プロセスは中間階層のルーティング(Routing)プロセスが構築した中間階層ネットワークルーティング情報、またはTEDB情報を用いて、ユーザから要請された発信から着信までの経路を設定するための資源が可用か否か、及びルーティング経路が存在するか否かを確認する。仮に、経路が存在しない場合(340)、中間階層2に対して下位のサーバ階層である下位階層1に中間階層2の経路設定のためのFA−LSP設定を要請する階層間呼(Inter-layer call)設定を要請する(350)。この際、経路設定要請には階層間呼要請であることを表す階層間呼要請フラグ(Inter-layer call flag)を設定する。
上位のクライアント階層から経路要請を受信した下位階層1のシグナリング(Signaling)プロセスは、クライアントの要請を処理できる下位階層経路設定のための資源が可用か否か、及びルーティング経路が存在するか否かを下位階層のルーティング(Routing)プロセスが構築した下位階層ルーティング情報、またはTEDBを検索して判断する(360)。
仮に、経路が存在する場合、RSVOP−TEやCR−LDPのようなシグナリング(Signaling)プロトコルを用いて下位階層の経路を設定する(371、372)。ノード1とノード2は、下位階層2L間にノード3を通じた経路が設定されているので、L1のシグナリングプロセスは、L3で下位階層の経路を設定し(371)、L3はL2で下位階層の経路を設定する(372)。
この際、階層間呼要請によって始まったシグナリングメッセージには必ず階層間呼要請フラグ(Inter-layer call flag)が設定されなければならない。すなわち、M1のシグナリングプロセッサにおいてL1のシグナリングプロセッサで階層間呼要請によりノード1、ノード3、ノード2の下位階層1、Lの経路設定が行われるので、L1とL3、L3とL2との間のシグナリングメッセージにも階層間呼要請フラグ(Inter-layer call flag)が含まれる。
呼設定が完了した後、L1のシグナリング(Signaling)プロセスは、設定されたLSPが階層間呼(call)要請によって設定されたFA−LSPであることを確認し、上位クライアント階層である中間階層2MのM1のLMPプロセスに新たなTEリンクの生成内容を登録する(381)。
これと共に、着信側であるL2のシグナリング(Signaling)プロセスも下位階層のシグナリング(Signaling)プロトコル内に含まれた階層間呼要請フラグ(inter-layer call flag)を確認して処理することによって、該当経路の要請が階層間呼要請により設定されたFA−LSPであることを確信することができ、経路設定が完了した後、運用者の介入無しで自動に上位階層である中間階層のM2のLMPプロセスに新たなTEリンクの生成内容を登録する(382)。
新しく生成されたFA−LSPが上位の中間階層2であるM1とM2に備えられたそれぞれのLMPプロセスにTEリンクとして登録された後(381、382)、中間階層2、M1、M2のLMPプロセスは該当TEリンクに対してリンク管理機能を遂行し(390)、その結果として確認されたTEリンク情報を各々中間階層M1、M2のルーティングプロセスに報告して、中間階層のルーティング情報またはTEDB情報に反映できるようにする(401、402)。
階層間呼要請を完了した下位階層L1のシグナリング(Signaling)プロセスは、結果を上位クライアント階層である中間階層M1のシグナリング(Signaling)プロセスに報告する(410)。中間階層M1のシグナリング(Signaling)プロセスは、また中間階層M1のルーティング(Routing)プロセスのルーティング情報やTEDB情報を用いて中間階層M1の経路設定のための資源が可用か否か、ルーティング経路が存在するか否かを確認する(420)。
経路が可用の場合、RSVP−TEのようなシグナリングプロトコルを用いて中間階層の経路設定を完了した後(430)、その結果を最初中間階層経路設定を要請したクライアントに通報する(440)。
図6は、多階層で階層間呼が求められないGMPLSプロトコルの動作フローチャートを示す。
図6に示すように、図5で説明した、階層間呼要請過程を通じて設定されたFA−LSPのTEリンクは、持続的に中間階層2、M1、M2のLMPプロセスにより管理され(450)、中間階層のルーティング(Routing)プロセスにより状態が管理される(451、452)。
中間階層のクライアントから経路設定要請を受信すれば(460)、中間階層M1のシグナリング(Signaling)プロセスは中間階層M1のルーティング(Routing)プロセスが構築した中間階層ネットワークルーティング情報またはTEDB情報を用いて要請された発信から着信までの経路を設定するための資源が可用か否か、及びルーティング経路が存在するか否かを確認する(470)。図5の階層間呼要請過程を通じて設定されたFA−LSPのTEリンクが可用であるという前提下で経路が存在する場合、RSVP−TEのようなシグナリングプロトコルを用いてノード1 node1からノード2 node2への中間階層の経路設定を完了した後(480)、その結果を経路設定を要請したユーザに通報する(490)。
図7は、階層間呼(Inter-layer call)を処理する呼設定フローチャートである。経路設定を要請するシグナリングメッセージを受信すれば(S510)、まずシグナリングメッセージ内の階層間呼設定フラグ(Inter-layer call flag)情報が含まれたか否かを確認する(S520)。
階層間呼設定フラグが含まれない場合、すなわち階層間呼要請による経路要請でない場合、クライアントから要請された呼の場合(S530)、シグナリングプロセスは、要請された発信から着信までのルーティング経路を検索し、資源が可用か否かをルーティング情報またはTEDBから検索する(S600)。経路が存在する場合(S610)、シグナリングプロセスは、該当階層に対する経路設定過程をシグナリングを通じて続けて遂行(S620)し、使われたTEリンクに経路設定により変更された帯域情報を反映し(S630)、結果を要請した側へ返還する(S640)。発信から着信までのルーティング経路検索に失敗したり、経路を設定するための資源が可用でない場合(S610)、シグナリングプロセスは、必要な資源に該当する下位階層区間を確認して(S650)階層間呼設定フラブ(Inter-layercallflag)情報を含めて下位階層に経路設定を要請する(S660)。
階層間呼設定要請に対する応答として、下位階層からLMPプロセスで新しいTEリンクの生成内容が登録され、階層間呼要請に対する結果が受信されれば、LMPプロセスは該当TEリンクに対してリンク管理機能を遂行し、その結果として確認されたTEリンク情報をルーティング(Routing)プロセスに報告して中間階層のルーティング情報またはTEDB情報に反映されうるようにする。
シグナリング(Signaling)プロセスは、ルーティング(Routing)プロセスのルーティング情報やTEDB情報を利用して、中間階層M1の経路設定のための資源が可用か否か、ルーティング経路が存在するか否かを確認し、シグナリングプロトコルを利用して中間階層の経路設定を完了した後、その結果を経路設定を要請したクライアントに通報する。
一方、受信された経路設定要請が、クライアントの経路設定要請ではない、階層間呼設定要請である場合(S530)、ルーティング情報及びTEDBを参照して、要請に対するルーティング経路が存在するか否か及び資源が可用か否かを検索する(S540、S550)。
ルーティング経路が存在しないとか、資源が可用でない場合、必要な資源を得るための経路を設定するために、次下位サーバ階層の経路設定要請過程を再帰跡(recursive)に進行する(S650)。階層間呼設定フラグ(Inter-layer call flag)が設定された経路要請に対してルーティング経路と可用資源が存在する場合、要求階層の要求区間の着信との経路設定過程を遂行する(S560)。
ここで、経路設定過程は、該当経路設定処理手順が階層間呼要請による経路設定手順であることを表す階層間呼設定フラグ(Inter-layer call flag)情報を含めなければならない。経路設定完了の後、下位階層のシグナリング(Signaling)プロセスは設定されたFA−LSPを上位階層のLMPプロセスにTEリンクとして登録する(S570)。上位階層のLMPは該当FA−LSP情報と関連するその他の情報を受信して、上位階層のためのTEリンクとしてリンク管理及び状態管理を遂行する(S580)。LMPプロセスにより検証されたTEリンクは、ルーティング(Routing)プロセスによりルーティング情報として構築される(S590)。
シグナリングプロセスは、要請された発信から着信までのルーティング経路を検索し、資源が可用か否かをルーティング情報またはTEDBから検索し(S600)、検索結果によってシグナリングプロセスは、該当階層に対する経路設定過程をシグナリングプロトコルを通じて遂行しつづけ(S620)、使われたTEリンクに経路設定を通じて変更された帯域情報を反映し(S630)、結果を要請した側へ返還する(S640)。
図8は、階層間呼(Inter-layer call)を処理する呼解除フローチャートである。経路解除を要請するシグナリングメッセージが受信されれば(S700)、経路解除要請に対して経路解除処理過程を遂行する(S720)。経路解除要請によって該当経路に割り当てられた帯域を返還し、該当経路に設定されたTEリンクの関連情報も修正する(S730)。
また、該当経路がTEリンクに設定された最後の経路であったか否かを確認する(S740)。最後の経路でなく、残っている経路が存在する場合、結果を返還し、終了する(S750)。上位階層から中間階層へ向かう経路に対して解除要請が発生する際、中間階層に設定されたFA−LSP経路を解除する。仮に、該当TEリンクの最後の経路であったら(S750)、該当TEリンクがFA−LSPにより動的に生成されたTEリンクであるか否かをTEリンク情報を通じて確認する(S760)。FA−LSPにより動的に生成されたリンクでない場合、結果を返還し終了する(S800)。解除対象呼(call)がFA−LSPに対して動的に生成されたTEリンクの最後の呼(call)である場合、LMPプロセスは該当TEリンク登録情報をLMP管理テーブルから削除する(S770)。またルーティング(Routing)プロセスは削除されたTEリンクに従ってルーティング情報を変更する(S780)。シグナリング(Signaling)プロセスは下位サーバ階層のシグナリング(Signaling)プロセスに削除されたTEリンクに該当するFA−LSPを解除要請する(S790)。このとき、下位サーバ階層のシグナリングプロセスは、該当階層でのすべての経路が削除されれば、上位サーバ階層の要請に応じて該当経路のFA−LSPを削除する。
上位クライアント階層のSignaling/Routing/LMPプロセスと下位サーバ階層のSignaling/Routing/LMPプロセスは必らず物理的や具現的に分離される必要はないし、単に処理階層の差だけを論理的に表現するためのものである。
以上、本発明の好ましい実施形態について図示及び説明したが、本発明は前述した特定の実施形態に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明が属する技術分野で通常の知識を有する者により多様な変形実施が可能であることは勿論であり、このような変形実施は本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならないものである。
以上の手順によると、GMPLSプロトコルが運用される多階層/多領域転送網において、上位クライアント階層の終端対終端経路設定要求に必要なデータリンク資源として下位サーバ階層の経路設定が求められる階層間呼処理手順で生成されたFA−LSPを上位クライアント階層の両方のLMPプロセスがTEリンクとして識別し受信して、上位クライアント階層のための資源として管理し、ルーティング情報として活用する過程を自動化できるようにする技術的方案を設けることができる。したがって、階層間呼処理手順が完了した後、生成されたFA−LSPに対する階層別GMPLSシグナリング、LMP、ルーティングプロセス内の処理方案を完成することによって、多階層転送資源に対する効率的ネットワーク資源管理及び転送経路管理が遂行できる現実的方案を提示することができる。

Claims (9)

  1. 多階層ネットワークで、パケット交換処理、時分割交換処理及び光線路交換処理のうち、少なくとも一つの交換処理機能を含んで、複数の階層のうち、少なくとも一つの階層に対する信号を処理し、階層別資源及びパケット転送を管理し、経路を設定する複数のノードを含み、
    前記ノードは、下位サーバ階層の可用な接続経路であるFA−LSPを前記TEリンクとして登録し、持続的に管理するLMPプロセスと、
    前記TEリンクに対するデータベース(TEDB)の状態及びルーティング経路を管理するルーティングプロセスと、
    前記TEDB及びルーティング経路を利用して経路及び資源を探索し、前記クライアントの要請により転送経路を設定するシグナルプロセスと
    を含む多階層ネットワーク。
  2. 前記ノードは、処理可能なすべての階層に対して、前記LMPプロセス、前記ルーティングプロセス及び前記シグナリングプロセスが備えられる請求項1に記載の多階層ネットワーク。
  3. 前記ノードは、前記経路設定要請に対して、階層間呼設定フラグ(Inter layer call flag)を含むか否かに対応して、上位サーバ階層から受信された階層間呼設定要請か否かまたは該当階層のクライアントから受信された要請か否かを判断し、
    階層間呼設定が完了するまで、階層間呼設定のためのすべてのシグナリングメッセージに前記階層間呼設定フラグ(Inter layer call flag)が含まれるようにし、
    前記階層間呼設定フラグが含まれた経路は、FA−LSPとして自動認識する請求項1に記載の多階層ネットワーク。
  4. 多階層ネットワークの資源管理方法であって、
    多階層ネットワークを構成するノードで、第1階層に経路設定要請が受信されれば、前記要請に対応して前記第1階層に対する可用な接続経路を探索するステップと、
    可用な接続経路が存在しない場合、階層間呼設定フラグ(Inter layer call flag)を含めて、前記第1階層の下位サーバ階層である第2階層に階層間呼設定を要請するステップと、
    前記第2階層から可用接続経路であるFA−LSPが前記第1階層に登録されるステップと、
    前記FA−LSPを前記第1階層のTEリンクとして管理し、前記TEリンクを利用して前記要請に対する転送経路を設定して前記要請に応答するステップとを含む多階層ネットワークの資源管理方法。
  5. 前記階層間呼設定要請ステップは、第1階層の終端対終端経路に対して、前記2階層で可用な接続経路を探索し、探索された経路を前記FA−LSPとして設定して前記第1階層として登録する請求項に記載の多階層ネットワークの資源管理方法。
  6. 前記第2階層で可用な接続経路が存在しない場合、前記第2階層の下位階層サーバに階層間呼設定を要請し、
    前記第2階層に対する下位サーバ階層のFA−LSPを前記第2ステップのTEリンクとして管理するステップをさらに含む請求項に記載の多階層ネットワークの資源管理方法。
  7. 前記1階層に受信された前記経路設定要請が前記第1階層の上位サーバ階層である第3階層からの階層間呼設定であると判断し、
    前記第1階層において、前記第3階層の終端対終端経路に対して、可用な接続経路を探索して、探索された経路FA−LSPを前記第3階層として登録するステップをさらに含む請求項6に記載の多階層ネットワークの資源管理方法。
  8. 前記受信された要請に階層間呼設定フラグ(Inter layer call Flag)が含まれる場合、階層間呼設定要請と判断し、
    階層間呼設定が完了するまで、階層間呼設定に使用されるすべてのシグナリングメッセージに前記階層間呼設定フラグが含まれ、
    前記階層間呼設定フラグが含まれた経路情報を自動的にFA−LSPとして認識する請求項に記載の多階層ネットワークの資源管理方法。
  9. 経路解除要請の受信の際、割り当てられた帯域を返還し、解除要請された経路に対するTEリンクの帯域を調整し、
    FA−LSPによる経路に対して、FA−LSPによるTEリンクの登録情報を削除し前記FA−LSP経路を解除する請求項に記載の多階層ネットワークの資源管理方法。
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