JP4791077B2 - 液散布装置 - Google Patents

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Description

本発明はノズル、弁等の複数の液噴出部材を杆体に取着してなる液散布装置に関する。
圃場に液剤を散布する液散布装置としてブームスプレーヤが知られている。このブームスプレーヤは、並置された複数のノズル及び回転により夫々のノズルの液通路を開閉する弁を有する元杆と、並置された複数のノズル及び前記弁の夫々を開位置/閉位置に回転させるべき移動体を有し、元杆の長手方向へ摺動が可能な先杆とを備えており、該先杆が元杆の長手方向先方へ摺動された場合、先杆及び元杆のノズルから液を噴霧し、また、先杆が元杆の長手方向元方へ摺動された場合、先杆に設けられた移動体が元杆の夫々の弁を閉位置へ回転させ、元杆のノズルから液を噴霧しないように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献1は、元杆及び先杆の夫々の分岐孔の両側に二つのねじ孔が設けられており、元杆の二つのねじ孔に螺着される二つの小ねじにより弁が元杆に取着され、先杆の二つのねじ孔に螺着される二つの小ねじによりノズルが先杆に取着されている。
特開2001−286801号公報
ところが、特許文献1のブームスプレーヤは、元杆及び先杆に取着されるノズルの個数の二倍のねじ孔及び小ねじが必要であるため、弁及びノズルの取着作業性が悪く、また、元杆及び先杆の加工性が悪く、コスト高になると言う問題があった。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は液通路及び該液通路に開口する複数の分岐孔を有する杆体に、該杆体の長手方向に沿う係止条部を設け、杆体の分岐孔部分に取着する液噴出部材に、前記係止条部の長手方向中途から該係止条部に嵌合して係止することを可能とした係止突起を設けることにより、液噴出部材を杆体の長手方向中途から該杆体に取着することができ、液噴出部材の取着作業性を向上することができる液散布装置を提供することにある。
また、他の目的は係止突起に溝を設け、該溝に嵌入部材を嵌入することにより液噴出部材に他物が当接した場合においても液噴出部材の取着状態を維持することができる液散布装置を提供することにある。
また、他の目的は液通路及び該液通路に開口する複数の分岐孔を有する杆体に、該杆体の長手方向に沿う二つの係止条部を設け、杆体の分岐孔部分に取着する液噴出部材に、前記二つの係止条部の長手方向中途から該係止条部に嵌合して係止することを可能とし、且つ溝を有する二つの係止突起を設け、前記溝に嵌入部材を嵌入することにより、液噴出部材の取着作業性を向上でき、液噴出部材の取着強度を高めることができ、さらに、液噴出部材に他物が当接した場合においても液噴出部材の取着状態を維持することができる液散布装置を提供することにある。
第1発明に係る液散布装置は、内部が液通路となり長手方向に長い筒部が一体に成形され、且つ該筒部内に開口する複数の分岐孔を有し、その一端部が機体に枢支されている杆体と、前記分岐孔に連通する液噴出口を有し、前記杆体に取着される複数の液噴出部材とを備える液散布装置において、前記杆体は前記筒部の長手方向に沿い、前記分岐孔が前記筒部内に開口する方向へ窪む条形凹所及び該条形凹所内に配され、前記条形凹所の長手方向に沿う係止条部を有しており、前記液噴出部材は前記条形凹所の長手方向中途から該条形凹所に嵌入され、前記係止条部に係止される係止突起を有することを特徴とする。
第1発明にあっては、条形凹所の長手方向中途から該条形凹所に係止突起を嵌合係止することができるため、弁及びノズル等の液噴出部材を杆体の長手方向中途から該杆体に取着することができ、液噴出部材の取着作業性を向上することができ、しかも、条形凹所及び係止条部は、筒部とともに杆体と一体成形することが可能であるため、杆体の加工性を工場でき、コストを低減することができる。
第2発明に係る液散布装置は、前記係止突起は、前記係止条部に沿う溝を有しており、該溝の長手方向一端から該溝に嵌入され、前記係止突起を前記条形凹所に固定する嵌入部材を備えることを特徴とする。
第2発明にあっては、係止突起は溝を有するため、該溝により係止突起を撓ませつつ係止条部に容易に嵌合係止することができ、しかも、この嵌合係止状態で嵌入部材を溝に嵌入することにより係止突起の撓みを阻止することができるため、液噴出部材に他物が当接した場合においても液噴出部材の取着状態を維持することができる。
第3発明に係る液散布装置は、内部が液通路となり長手方向に長い筒部が一体に成形され、且つ該筒部内に開口する複数の分岐孔を有し、その一端部が機体に枢支されている杆体と、前記分岐孔に連通する液噴出口を有し、前記杆体に取着される複数の液噴出部材とを備える液散布装置において、前記杆体は前記筒部の長手方向に沿い、前記分岐孔が前記筒部内に開口する方向へ窪む条形凹所及び該条形凹所内に配され、前記条形凹所の長手方向に沿う係止条部の夫々を前記分岐孔の径方向両側に有しており、前記液噴出部材は前記条形凹所の夫々の長手方向中途から夫々の条形凹所に嵌入され、且つ前記係止条部に沿う溝を有し、前記係止条部の夫々に係止される二つの係止突起を備えており、該二つの係止突起の前記溝に、前記二つの係止突起を前記条形凹所に固定する嵌入部材を備えることを特徴とする。
第3発明にあっては、二つの条形凹所の長手方向中途から該条形凹所に二つの係止突起を嵌合係止することができるため、弁及びノズル等の液噴出部材を杆体の長手方向中途から該杆体に取着することができ、液噴出部材の取着作業性を向上することができ、しかも、液噴出部材を二つの係止条部に嵌合係止するため、液噴出部材の取着強度を高めることができ、また、液噴出部材に他物が当接した場合においても液噴出部材の取着状態を維持することができる。また、二つの条形凹所及び係止条部は杆体と一体成形することが可能であるため、杆体の加工性を向上でき、コストを低減することができる。
第1発明によれば、条形凹所の長手方向中途から該条形凹所に係止突起を嵌合係止することができるため、弁及びノズル等の液噴出部材を杆体の長手方向中途から該杆体に取着することができ、液噴出部材の取着作業性を向上することができ、しかも、条形凹所及び係止条部は、筒部とともに杆体と一体成形することが可能であるため、杆体の加工性を工場でき、コストを低減することができる。
第2発明によれば、溝により係止突起を撓ませつつ係止条部に容易に嵌合係止することができ、しかも、嵌入部材により係止突起の撓みを阻止することができるため、液噴出部材に他物が当接した場合においても液噴出部材の取着状態を維持することができる。
第3発明によれば、二つの条形凹所の長手方向中途から該条形凹所に二つの係止突起を嵌合係止することができるため、弁及びノズル等の液噴出部材を杆体の長手方向中途から該杆体に取着することができ、液噴出部材の取着作業性を向上でき、しかも、液噴出部材を二つの係止条部に嵌合係止するため、液噴出部材の取着強度を高めることができ、また、液噴出部材に他物が当接した場合においても液噴出部材の取着状態を維持することができる。また、二つの条形凹所及び係止条部は杆体と一体成形することが可能であるため、杆体の加工性を向上でき、コストを低減することができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る液散布装置の実施の形態1の構成を示す概略正面図、図2は液散布装置の元杆及び先杆部分を拡大した正面図である。
この液散布装置は、機体1と、該機体1に搭載された液タンク2及び液タンク2内の薬液等の液剤を吸込むポンプと、機体1に元部が枢支された元杆3と、該元杆3に、元杆3の長手方向へ摺動が可能に連結された先杆4とを備える。尚、元杆3及び先杆4が杆体を構成している。
元杆3の元部には電動モータにより駆動される駆動輪20が設けられ、先部には従動輪21が設けられ、駆動輪20及び従動輪21に掛設されたワイヤ22の両端が先杆4の元部に取着され、前記電動モータが正駆動されることによりワイヤ22を介して先杆4を進出移動させ、前記電動モータが逆駆動されることによりワイヤ22を介して先杆4を後退移動させるように構成されている。
元杆3及び先杆4は、角筒部3a,4aと、該角筒部3a,4aの一側に一体成形された円筒部3b,4bと、該円筒部3b,4bの径方向一側に突設された断面台形をなす凸条座部3c,4c及び該凸条座部3c,4cの両側面と離隔して対向する保護片3d,3d、4d,4dとを全長に亘って一体に有しており、換言すれば一体成形されており、元杆3の円筒部3bの元側端が前記ポンプの吐出路に接続され、先杆4の元側端はコイル状の可撓ホース23によりポンプの吐出路に連結されており、夫々の円筒部3b,4b内が液通路30,40になっている。
図3及び図4は要部の構成を示す拡大縦断面図、図5及び図6は液噴出部材の構成を示す斜視図、図7は要部の構成を示す斜視図である。元杆3の円筒部3bには、長手方向へ離隔した位置で凸条座部3cを貫通して液通路30に開口する複数の分岐孔31と、凸条座部3cの両側面に全長に亘って設けられた二つの係止条部32,32とを有しており、夫々の分岐孔31部分に液噴出部材としての弁5が取着され、該弁5の液噴出口部にノズル6が取着されている。
先杆4の円筒部4bには、長手方向へ離隔した位置で凸条座部4cを貫通して液通路40に開口する複数の分岐孔41と、凸条座部4cの両側面に全長に亘って設けられた二つの係止条部42,42とを有しており、夫々の分岐孔41部分に液噴出部材としてのノズル7が取着されている。また、先杆4の元部には先杆4の長手方向と交差する方向であり、且つ元杆3に向けて延出され、円柱形をなすピンを用いてなる一つの移動体8が設けられている。
この移動体8は先杆4が元杆3に対して長手方向へ摺動することにより、元杆3の長手方向へ直線移動するように構成されている。
弁5は円筒部3bの分岐孔31に嵌入される嵌入筒部51a及び該嵌入筒部51aの径方向両側に離隔して突設され、係止条部32,32に嵌入して係止される二つの係止突起51b,51bを有する弁箱51と、該弁箱51内に回転自在に保持され、回転により弁箱51内の液通路51cを開閉する弁体52とを備えており、弁箱51に継部材によりノズル6が取着されている。尚、弁箱51のノズル取着部に、ノズルに連通する液噴出口が設けられている。
弁箱51は嵌入筒部51aを貫通して液通路30に連通する液通路51cを有しており、嵌入筒部51a及び係止突起51b,51bが一体に成形されている。この係止突起51b,51bは凸条座部3cの両側面及び保護片3d,3d間の条形凹所3eに嵌入される板形をなしており、係止突起51b,51bの先端部一側に、係止条部32,32に嵌入して係止される係合部51d,51d及び係止突起51b,51bの高さ方向に対して傾斜する案内面51e,51eが設けられており、また、係止突起51b,51bの先端に、長手方向に沿う溝51f,51fが設けられている。
この溝51f,51fは係止突起51b,51bの撓みを可能とし、係止突起51b,51bを撓ませつつ係合部51d,51dを係止条部32,32に嵌入係止することができるようになっている。溝51f,51fの中途には嵌入保持部51g,51gが設けられており、該嵌入保持部51g,51gに、係止突起51b,51bの撓みを阻止する嵌入部材9が抜き出し可能に嵌入されている。また、嵌入筒部51aの周面にはシール環53が保持されている。
ノズル7は円筒部4bの分岐孔41に嵌入される嵌入筒部71a及び該嵌入筒部71aの径方向両側に離隔して突設され、係止条部42,42に嵌入して係止される二つの係止突起71b,71bを有するノズル本体71と、該ノズル本体71に取着され、液噴出口を有するノズルチップ72とを備える。
ノズル本体71は嵌入筒部71aを貫通して液通路40に連通する液通路71cを有しており、嵌入筒部71a及び係止突起71b,71bが一体に成形されている。この係止突起71b,71bは凸条座部4cの両側面及び保護片4d,4d間の条形凹所4e,4eに嵌入される板形をなしており、係止突起71b,71bの先端部一側に、係止条部42,42に嵌入して係止される係合部71d,71d及び係止突起71b,71bの高さ方向に対して傾斜する案内面71e,71eが設けられており、また、係止突起71b,71bの先端に、長手方向に沿う溝71f,71fが設けられている。
この溝71f,71fは係止突起71b,71bの撓みを可能とし、係止突起71b,71bを撓ませつつ係合部71d,71dを係止条部42,42に嵌入係止することができるようになっている。溝71f,71fの中途には嵌入保持部71g,71gが設けられており、該嵌入保持部71g,71gに、係止突起71b,71bの撓みを阻止する嵌入部材10が抜き出し可能に嵌入されている。また、嵌入筒部71aの周面にはシール環73が保持されている。
嵌入部材9,10は、夫々の一端が連結部9b,10bにより連結された二つのピン9a,9a、10a,10aからなり、連結部9b,10bを把持して嵌入及び抜き出し操作を行うことができるようになっている。連結部9b,10bはピン9a,9a、10a,10aの長手方向と交差する方向へ略U字形に湾曲しており、凸条座部3c,4cと干渉しないようにしてある。また、嵌入部材9,10が嵌入保持部51g,51g、71g,71gに嵌入されたとき、連結部9b,10bに当接する位置決め部51h,71hが弁箱51及びノズル本体71に設けられている。
また、弁体52の端部で回転中心部Oにレバー体11が嵌入固定されている。レバー体11は略三角形をなしており、先杆4が元杆3の長手方向先側へ進出摺動されるとき移動体8が一方のレバー部11aに当接して弁体52を開動作させ、先杆4が元杆3の長手方向元側へ後退摺動されるとき移動体8が他方のレバー部11bに当接して弁体52を閉動作させるように構成されている。
以上のように構成された液散布装置において、ノズル6が取着される弁5を元杆3に取着する場合、弁5の係止突起51b,51bを元杆3の長手方向と直交する側から元杆3の条形凹所3eに嵌入する。このとき係止突起51b,51bが溝51f,51fによって撓むため、係止突起51b,51bを条形凹所3eに嵌入することができ、この嵌入により係合部51d,51dを係止条部32,32に係止することができ、弁5を元杆3に取着することができる。この後、さらに嵌入部材9を係止突起51b,51bの嵌入保持部51g,51gに嵌入することにより係止突起51b,51bの撓みを阻止することができる。従って、ノズル6又は弁5に他物が当接した場合においても弁5の取着状態を維持することができる。
また、ノズル7を先杆4に取着する場合、ノズル7の係止突起71b,71bを先杆4の長手方向と直交する側から先杆4の条形凹所4eに嵌入する。このとき係止突起71b,71bが溝71f,71fによって撓むため、係止突起71b,71bを条形凹所4eに嵌入することができ、この嵌入により係合部71d,71dを係止条部42,42に係止することができ、ノズル7を先杆4に取着することができる。この後、さらに嵌入部材10を係止突起71b,71bの嵌入保持部71g,71gに嵌入することにより係止突起71b,71bの撓みを阻止することができる。従って、ノズル7に他物が当接した場合においてもノズル7の取着状態を維持することができる。
また、元杆3及び先杆4は、保護片3d,3d、4d,4dが係止突起51b,51b、71b,71bを保護しているため、他物と衝突した場合等、外力による係止突起51b,51b、71b,71bの破損を防ぐことができ、耐久性を向上できる。
また、以上のように構成された液散布装置は、圃場に液剤を散布する散布領域が比較的広い場合、先杆4が元杆3の長手方向先側へ進出され、元杆3及び先杆4の夫々のノズル6,7の液噴出口から液剤が噴出される。また、圃場に液剤を散布する散布領域が比較的狭い場合、先杆4が元杆3の長手方向元側へ後退され、移動体8及びレバー体11により元杆3の弁5が閉じられ、先杆4のノズル7の液噴出口から液剤が噴霧される。
実施の形態2
図8は液散布装置の実施の形態2の要部の構成を示す断面図である。この液散布装置は、実施の形態1のように凸条座部3cの側面に係止条部32を設ける代わりに、凸条座部3cと保護片3dとの間の条形凹所3e,3eに、係止条部33a,33aを有する板状突起33,33を一体に設け、係止条部33a,33aに係合する係合部51j,51jを有する係止突起51b,51bを弁箱51に設けたものである。尚、ノズル7においても同様に構成する。
実施の形態2において、係止条部33a,33aは板状突起33,33の先端部両側に設けられている。係止突起51b,51bは溝51f,51f内に、係止条部33a,33aに係止される係合部51j,51jが設けられている。
実施の形態2にあっては、弁5の係止突起51b,51bを元杆3の長手方向と直交する側から元杆3の条形凹所3e,3eに嵌入することにより、係合部51j,51jを係止条部33a,33aに係止することができ、弁5を元杆3に取着することができる。また、ノズル7においても同様に先杆4に取着することができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
尚、実施の形態1のように元杆3、先杆4が保護片3d,4dを有する場合、該保護片3d,4dの内側に係止条部32,42を設け、該係止条部32,42に係止される係合部51d,71dを係止突起51b,71bの外側に設けてもよい。しかし、弁5及びノズル7の嵌入筒部51a,71aには液通路30,40内の液圧が元杆3、先杆4と離隔する方向へ加わり、該液圧により前記係止部分に引張力が加わるため、実施の形態1のように嵌入筒部51a,71aに近い位置に係止条部32,42を設けるのが好ましい。
また、液噴出部材は、ノズル7、又は、弁5を有するノズル6である他、ノズルが接続されるノズル接続部に、ノズルに連通する液噴出口を有する弁であってもよい。この弁である場合、ノズル接続部にノズルが取着される。
また、本発明に係る液散布装置は、元杆3の先側に一つの先杆4を備える構成である他、元杆3の先側に複数の先杆4を備える構成としてもよいし、また、元杆3からなる杆体を備える構成としてもよい。
本発明に係る液散布装置の実施の形態1の構成を示す概略正面図である。 本発明に係る液散布装置の元杆及び先杆部分を拡大した正面図である。 本発明に係る液散布装置の要部の構成を示す拡大縦断面図である。 本発明に係る液散布装置の要部の構成を示す拡大縦断面図である。 本発明に係る液散布装置の液噴出部材の構成を示す斜視図である。 本発明に係る液散布装置の液噴出部材の構成を示す斜視図である。 本発明に係る液散布装置の要部の構成を示す斜視図である。 本発明に係る液散布装置の実施の形態2の要部の構成を示す断面図である。
符号の説明
3 元杆(杆体)
4 先杆(杆体)
5 弁(液噴出部材)
30 液通路
6,7 ノズル
9,10 嵌入部材
32,42 係止条部
51b,71b 係止突起
51f,71f 溝

Claims (3)

  1. 内部が液通路となり長手方向に長い筒部が一体に成形され、且つ該筒部内に開口する複数の分岐孔を有し、その一端部が機体に枢支されている杆体と、前記分岐孔に連通する液噴出口を有し、前記杆体に取着される複数の液噴出部材とを備える液散布装置において、前記杆体は前記筒部の長手方向に沿い、前記分岐孔が前記筒部内に開口する方向へ窪む条形凹所及び該条形凹所内に配され、前記条形凹所の長手方向に沿う係止条部を有しており、前記液噴出部材は前記条形凹所の長手方向中途から該条形凹所に嵌入され、前記係止条部に係止される係止突起を有することを特徴とする液散布装置。
  2. 前記係止突起は、前記係止条部に沿う溝を有しており、該溝の長手方向一端から該溝に嵌入され、前記係止突起を前記条形凹所に固定する嵌入部材を備える請求項1記載の液散布装置。
  3. 内部が液通路となり長手方向に長い筒部が一体に成形され、且つ該筒部内に開口する複数の分岐孔を有し、その一端部が機体に枢支されている杆体と、前記分岐孔に連通する液噴出口を有し、前記杆体に取着される複数の液噴出部材とを備える液散布装置において、前記杆体は前記筒部の長手方向に沿い、前記分岐孔が前記筒部内に開口する方向へ窪む条形凹所及び該条形凹所内に配され、前記条形凹所の長手方向に沿う係止条部の夫々を前記分岐孔の径方向両側に有しており、前記液噴出部材は前記条形凹所の夫々の長手方向中途から夫々の条形凹所に嵌入され、且つ前記係止条部に沿う溝を有し、前記係止条部の夫々に係止される二つの係止突起を備えており、該二つの係止突起の前記溝に、前記二つの係止突起を前記条形凹所に固定する嵌入部材を備えることを特徴とする液散布装置。
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