JP4790800B2 - パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムにおける音声サービスの送信レートを制御する方法及び装置 - Google Patents

パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムにおける音声サービスの送信レートを制御する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムに関し、特に、特定の音声サービスの送信レートを制御する方法及び装置に関する。
移動通信システムは、初期の音声中心のサービスの提供に留まらず、データサービス及びマルチメディアサービスの提供のための高速、高品質の無線データパケット通信システムへ発展しつつある。第3世代の移動通信システムであるユニバーサル移動通信サービス(Universal Mobile Telecommunication Service;以下、“UMTS”と称する。)システムは、移動通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications;GSM)と汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Services;以下、“GPRS”と称する。)とに基づき、広帯域符号分割多重接続(Code Division Multiple Access;以下、“CDMA”と称する。)を使用し、移動電話又はコンピュータのユーザが世界中のどこにいるかに関係なく、パケット基盤のテキスト、ディジタル化された音声又はビデオ、及びマルチメディアデータを2Mbps以上の高速で送信することができるサービスを提供する。かかるUMTSシステムは、インターネットプロトコル(Internet Protocol;以下、“IP”と称する。)のようなパケットプロトコルを使用するパケット交換方式の接続概念を使用する。
これに関連して、UMTS通信システムに対する標準化を担当する第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project;3GPP)では、音声サービスを支援するに際して、インターネットプロトコルを使用して音声パケットを支援する音声パケット網(Voice over internet protocol;以下、“VoIP”と称する。)通信に関する論議がなされている。
VoIPは、音声フレームをIP/ユーザーデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol;以下、“UDP”と称する。)/リアルタイム転送プロトコル(Realtime Transport Protocol;以下、“RTP”と称する。)パケットに変換した後に、音声コーデック(codec)で発生した音声フレームを送信するための通信技術を意味する。VoIPを使用するに伴い、パケット網を介して音声サービスを提供することができる。
図1は、VoIPを支援する従来の移動通信システムの構成を示す図である。
図1を参照すると、ユーザー端末(UE)100は、音声信号を音声フレームに変換するコーデック(codec)105と、コーデック105からの音声フレームでIP/UDP/RTPパケットを形成するIP/UDP/RTPプロトコル階層104と、IP/UDP/RTPパケットのヘッダーを圧縮するパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol;以下、“PDCP”と称する)階層103と、IP/UDP/RTPパケットを無線チャンネルを介して送信するために適合したフォーマットに変換する無線リンク制御(Radio Link Control;以下、“RLC”と称する。)階層102と、上記パケットデータを上記無線チャンネルを介して送信するメディアアクセス制御(Medium Access Control;以下、“MAC”と称する。)及び物理階層(PHYsical Layer;以下、“PHY”と称する。)と、を含む。
UE100から送信された音声パケットデータは、無線チャンネルを介してノード(Node)B110を経由してRNC120へ伝達される。RNC120は、UE100と同様に、MAC/PHY階層121と、RLC階層122と、PDCP階層123と、を含み、無線チャンネル上の音声フレームを元来のIP/UDP/RTPパケットに変換し、コアネットワーク(Core Network;以下、“CN”称する。)130へ送信する。コアネットワーク130へ送信されたIP/UDP/RTPパケットは、IPネットワーク140を介して受信側UE(図示せず)へ送信される。上記受信側UEは、送信側UE100と同一の階層構造を有し、上記順番とは逆順に、上記送信された音声データを元来の音声信号に復元する。
3GPPは、適応マルチレート(Adaptive Multi Rate;以下、“AMR”と称する。)コーデックと呼ばれる音声コーデックを用いて音声サービスを提供し、AMRコーデックは、可変送信レートにより特徴づけられ、それにより、無線チャンネルの状況に従って送信レートを調整することができる。
図2は、従来のAMR送信レート制御過程を示す図である。
図2の下りリンク(DL)送信レート制御過程において、VoIP通信の両端は、相互にVoIPパケット265を交換する。VoIPパケット265は、IP/UDP/RTPヘッダー240と、AMRペイロードヘッダー(payload specific header)257と、音声データ260と、から構成される。AMRペイロードヘッダー257は、CMR(Change Mode Request)フィールド245と、フレームタイプ(Frame Type;FT)フィールド250と、その他のフィールド255と、から構成される。
音声データ260は、AMRコーデックモードに従って、様々なサイズを有することができ、FTフィールド250は、音声データに適用されたコーデックモードに関する情報で満たされる。したがって、VoIPパケット受信側は、FTフィールド250内の情報を解析することにより、音声データ260のサイズ及びフォーマットを確認することができる。下記の<表1>は、AMRで使用される様々なコーデックモードに従う音声データのサイズを一例で示す。
Figure 0004790800
CMRフィールド245は、相手側に要求するコーデックモードに関する情報で満たされる。例えば、相手側が12.2kbpsの音声データを送信することを希望する場合には、CMRフィールド245は、12.2kbpsに対応するFT値である7で満たされる。
その他のフィールド255は、音声データにエラーがあるか否かを示す情報で満たされる。かかるフィールドは、本発明の実施形態の要旨とは関連がないので、その詳細な説明を省略する。
UMTSネットワークで遂行される下りリンク送信レート制御過程について説明する。
VoIP通信は、UMTS端末205とIPエンティティー210との間で遂行されている。IPエンティティー210は、下りリンクVoIPパケットを生成するための装置であり、例えば、ゲートウェイ(Gateway)またはVoIP端末を含むことができる。ステップ215で、IPエンティティー210は、y kbpsの送信レートを有するVoIPパケットをUMTS端末205へ送信する。この際、VoIPパケットのFTフィールドは、上記送信レートに対応する値xで満たされる。UMTS端末205は、ステップ220で、下りリンクVoIPパケットの送信レートを変更することを希望する。例えば、下りリンク無線チャンネル状態の劣化により、上記送信レートを減少させる必要があるか、または、下りリンク無線チャンネル状態がよくなって送信レートを増加させる必要がある場合には、UMTS端末205が下りリンクVoIPパケットの送信レートを変更することができる。
ステップ225で、UMTS端末205は、所望の送信レートに対応するFT値を上りリンク(UL)VoIPパケットのCMRフィールドに挿入して送信する。ステップ230で、上りリンクVoIPパケットを受信すると、IPエンティティー210は、CMRフィールド値に従って、下りリンクVoIPパケットの送信レートをx−1に変更する。その後、ステップ235で、UMTS端末205へ送信される下りリンクVoIPパケットのFTは、x−1となる。
従来のVoIP通信における送信レート制御が終端点(end-to-end)間でなされるので、送信経路の中間に位置したエンティティーは、送信レートを制御することができない。しかしながら、UMTSネットワークでは、RNCが無線リソースと密接に関連するように、AMR送信レートを制御することができなければならない場合がある。例えば、RNCが特定のセルの全トラフィックに対するVoIPトラフィックの比率を特定のレベルに制限するためには、下りリンク/上りリンクAMR送信レートを減少させなければならない場合があり得る。しかしながら、従来のVoIP通信では、RNCがAMR送信レートを制御することができないという問題点があった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムにおける音声サービスの送信レートを制御するための方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムにおける基地局制御器のようなネットワークエンティティーが音声サービスの送信レートを制御する方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、RNCが上りリンクAMR送信レート制御メッセージを端末へ送信することにより、端末の上りリンクAMR送信レートを制御する方法及び装置を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、RNCが下りリンクAMR送信レート制御メッセージを端末へ送信することにより、端末が上りリンクVoIPパケットのCMRフィールド値を適切に設定する方法及び装置を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一の側面によれば、無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する方法が提供される。かかる方法は、端末で制御メッセージを無線網制御器(RNC)から受信するステップと、上記制御メッセージが下りリンク送信レートの制御を示す場合には、上記制御メッセージに従う下りリンク送信レートを決定するステップと、上りリンク音声パケット網(VoIP)パケットの交換モード要請(CMR)フィールドを上記下りリンク送信レートに従って設定し、上記端末から上記上りリンク音声パケット網を上記無線網制御器へ送信するステップと、上記受信された制御メッセージが上りリンク送信レートの制御を示す場合には、上記制御メッセージに従う上りリンク送信レートを決定するステップと、上記決定された上りリンク送信レートに従って生成された上りリンク音声データと、上記決定された上りリンク送信レートを示すフレームタイプ(FT)情報と、を含む上りリンクVoIPパケットを生成し、上記端末から上記上りリンクVoIPパケットを上記RNCへ送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の他の側面によれば、無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する方法が提供される。かかる方法は、上記音声サービスのための下りリンク及び上りリンクのうちの少なくとも1つの音声パケット網(VoIP)パケットの交換モード要請(CMR)フィールドまたはフレームタイプ(FT)フィールド内の情報を制御するために、新たな下りリンク送信レート及び上りリンク送信レートのうちの少なくとも1つを決定するステップと、上記決定された下りリンク送信レート及び上りリンク送信レートのうちの少なくとも1つを示す制御メッセージを生成するステップと、上記生成された制御メッセージを端末へ送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらなる他の側面によれば、無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する方法が提供される。かかる方法は、音声送信レートを変更する必要がある場合には、上記送信レートの変更を必要とする経路の反対方向に送信された音声パケット網(VoIP)パケットの交換モード要請(CMR)フィールドを上記所望の送信レートに対応するフレームタイプ(FT)情報に変更するステップと、上記変更されたCMRフィールドに従って、上記VoIPパケットのユーザーデータグラムプロトコル(UDP)チェックサムを再計算するステップと、上記変更されたCMRフィールド及び上記再計算されたUDPチェックサムで満たされた上記VoIPパケットをあて先へ送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらなる他の1つの側面によれば、無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記端末における音声サービスの送信レートを制御する装置が提供される。かかる装置は、無声網制御器から受信された下りリンク送信レート及び上りリンク送信レートのうちの少なくとも1つの制御を示す制御メッセージから所望の下りリンク(DL)フレームタイプ情報または所望の上りリンク(UL)フレームタイプ情報を検出する制御メッセージ受信部と、上記所望の下りリンクフレームタイプ情報に従う下りリンク送信レートを示す交換モード要請(CMR)フィールド値を決定するCMRフィールド制御部と、上記所望の上りリンクフレームタイプ情報に従って上りリンク送信レートを決定する送信レート制御部と、上記CMRフィールド制御部から受信された上記CMRフィールド値を上りリンク音声パケットのヘッダーに挿入するヘッダー挿入部と、上記決定された上りリンク送信レートに従って、音声信号を音声データに変換し、下りリンクパケットに含まれた音声データを音声信号に変換する音声コーデックと、上記ヘッダー及び上記音声データを含む上りリンク音声パケットを上記無線網制御器へ送信し、上記無線網制御器から下りリンク音声パケットを受信し、上記受信された下りリンク音声パケットを上記音声コーデックに提供する送受信部と、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の側面によれば、無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する装置が提供される。かかる装置は、上記音声サービスのための下りリンク及び上りリンクのうちの少なくとも1つの音声パケット網(VoIP)パケットの交換モード要請(CMR)フィールドまたはフレームタイプ(FT)フィールド内の情報を制御するために、新たな下りリンク送信レート及び上りリンク送信レートのうちの少なくとも1つを決定する送信レート決定部と、上記送信レート決定部から提供された下りリンク送信レート及び上りリンク送信レートのうちの少なくとも1つを示す制御メッセージを生成する制御メッセージ生成部と、上記生成された制御メッセージを端末へ送信する送受信部と、を含むことを特徴とする。
本発明のさらにまた他の側面によれば、無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する装置が提供される。かかる装置は、所望の下りリンクフレームタイプ情報及び所望の上りリンクフレームタイプ情報を決定する送信レート決定部と、上記フレームタイプ情報に従って、上りリンク音声パケット網(VoIP)パケット及び下りリンクVoIPパケットのうちの少なくとも1つの交換モード要請(CMR)フィールドを設定するCMRフィールド調整部と、上記CMRフィールド調整部から伝達された上りリンクVoIPパケットのユーザーデータプロトコル(UDP)チェックサムを再計算し、上記UDPチェックサムを更新する上りリンクUDPチェックサム計算部と、上記CMRフィールド調整部から伝達された下りリンクVoIPパケットのUDPチェックサムを再計算し、上記UDPチェックサムを更新する下りリンクUDPチェックサム計算部と、発信者から受信された下りリンクVoIPパケット及び上りリンクVoIPパケットのうちの少なくとも1つを上記CMRフィールド調整部へ送信し、上記下りリンクUDPチェックサム計算部及び上記上りリンクUDPチェックサム計算部のうちの少なくも1つから受信された上記下りリンクVoIPパケット及び上記上りリンクVoIPパケットのうちの少なくも1つを該当する宛先へ送信する送受信部と、を含むことを特徴とする。
本発明の実施形態は、ネットワークがVoIPパケットの送信レートを制御するようにし、それにより、無線リソースを効率的に管理するようにすることができるという長所を有する。
本発明の詳細な構成要素は、本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供されたものであり、ただ1つの実施形態にすぎない。したがって、本発明の範囲及び精神を逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。また、明瞭性と簡潔性の観点から、本発明に関連した公知の機能や構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施形態によるパケット網を介して音声サービスを提供する移動通信システムにおいては、基地局制御器(RNC)のようなネットワークエンティティーが音声サービスの送信レートを制御する。
また、本発明の実施形態は、RNCが上りリンクAMR送信レート制御メッセージ(Uplink AMR Rate Control)を端末へ送信して、端末の上りリンクAMR送信レートを制御する方式を提案する。また、本発明は、RNCが下りリンクAMR送信レート制御メッセージ(Downlink AMR Rate Control)を端末へ送信して、端末が上りリンクVoIPパケットのCMRフィールド値を適切に設定する方式を提案する。
本発明の実施形態が3GPP UMTS網でのRNCを参照して説明しているが、3GPPロングタームエボリューション(LTE)網のような全てのVoIP通信網で送信路の中間に位置したエンティティーに適用されることもできる。すなわち、無線送信リソースを管理するネットワークの特定のエンティティーは、特定の端末の上りリンク/下りリンクAMR送信レートを制御するために、本発明の実施形態で提示された制御メッセージを使用することができる。
第1の実施形態
図3は、本発明の第1の実施形態によるAMR送信レート制御動作を示す図である。
図3を参照すると、ステップ312で、VoIP通信は、UMTS端末305とIPエンティティー310との間でなされている。下りリンクフレームタイプ(FT)は5、下りリンクAMR送信レートは7.95kbps、上りリンクフレームタイプは4、上りリンクAMR送信レートは7.40kbpsであると仮定する。したがって、ステップ315で、IPエンティティー310からUMTS端末305へ送信される下りリンクVoIPパケットのフレームタイプは、5である。
その後、ステップ320で、RNC307は、特定の時点で、下りリンクAMR送信レートを5.90kbpsに変更することを希望する。例えば、RNC307は、新たな端末のトラフィックをセルに収容しようとするが、下りリンク送信リソースが充分でない場合には、端末のAMR送信レートを減少させることができる。下りリンクAMR送信レートがIPエンティティー310により設定され、IPエンティティー310とRNC307との間で直接通信が不可能であるために、RNC307は、自身が制御することができる範囲内で、UMTS端末305を介してIPエンティティー310のAMR送信レートを制御する。より詳細には、ステップ325で、RNC307は、下りリンクAMR送信レート制御メッセージに所定のFTを5.90kbpsに対応する2に設定してUMTS端末305へ送信する。
ステップ330で、UMTS端末305は、下りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、上記受信されたメッセージ内の所望のFT情報に従って、上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを設定する。その結果、ステップ335で、IPエンティティー310へ送信される上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドは、‘2’に設定される。
ステップ340で、上記VoIPパケットがIPエンティティー310に到着すると、IPエンティティー310は、上記受信されたVoIPパケットのCMRフィールド情報に従って下りリンクVoIPパケットのフレームタイプを設定する。すなわち、ステップ345で送信された下りリンクVoIPパケットのフレームタイプを‘2’に設定することにより、IPエンティティー310は、下りリンクAMR送信レートを5.90kbpsに設定する。
この後、ステップ350で、RNC307は、特定の時点で、上りリンクAMR送信レートを7.40kbpsから10.2kbpsに変更することを希望する。例えば、使用可能な上りリンク送信リソースが十分であり、従って、端末に対するさらに多くの上りリンク送信リソースを許容することを希望する場合には、RNC307は、上りリンクAMR送信レートを増加させることができる。
ステップ355で、RNC307は、上りリンクAMR送信レート制御メッセージ内の所望のFTを10.2kbpsに対応する‘6’に設定し、所望のFT=6を有する上りリンクAMR送信レート制御メッセージをUMTS端末305へ送信する。
ステップ360で、UMTS端末305は、上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、上記受信されたメッセージ内の所望のFT情報に従って、上りリンクVoIPパケットのフレームタイプを設定する。
すなわち、ステップ365で、IPエンティティー310へ送信される上りリンクVoIPパケットのフレームタイプは、‘6’に設定される。
図4は、本発明の第1の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
図4では、下りリンクAMR送信レート制御メッセージ及び上りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信した端末の動作を示す。
端末は、ステップ450で、RNCから制御メッセージを受信し、ステップ410で、上記制御メッセージのタイプを判定する。上記制御メッセージが上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージである場合には、端末は、ステップ430へ進む。上記制御メッセージが上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージである場合には、端末は、ステップ420へ進む。上記制御メッセージが他のメッセージである場合には、端末は、ステップ415へ進む。
ステップ415で、端末は、上記制御メッセージ内の情報に従って送信レート制御動作を遂行する。このステップは、従来の技術と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
ステップ420で、受信されたメッセージが下りリンクAMR送信レート制御メッセージである場合には、端末は、上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれている“所望のDLフレームタイプ(Desired DL Frame Type)”情報をAMRヘッダー挿入部へ伝達する。ステップ425で、上記AMRヘッダー挿入部は、後で発生される上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを上記所望のDLフレームタイプ情報に従って設定して送信する。
ステップ430で、端末は、受信されたメッセージが上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージである場合には、上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれている“所望のULフレームタイプ情報(Desired UL Frame Type)”をAMRコーデックへ伝達する。ステップ435で、上記AMRコーデックは、後で発生される上りリンクVoIPパケットのコーデック送信レートを上記所望のULフレームタイプに従って設定して送信する。
本発明の第1の実施形態では、RNCは、該当する時点で使用されるAMRコーデック送信レート及び使用可能なAMRコーデック送信レートを認識していなければならない。したがって、上記RNCが上記AMRコーデック送信レート情報を認識するようにするためには、サービスパケット無線サービス支援ノード(Serving GPRS Support Node;以下、“SGSN”と称する。)とRNCとの間で優先的にシグナリングを遂行しなければならない。
第2の実施形態
本発明の第2の実施形態は、RNCがAMRコーデック送信レートに関する情報を有していない状態で、下りリンク/上りリンクAMRコーデック送信レートを制御する方式を提案する。
第2の実施形態の要旨は、RNCが所望のFT情報を下りリンクAMR送信レート制御メッセージ及び上りリンクAMR送信レート制御メッセージに挿入する代わりに、現在のコーデック送信レートをより高いコーデック送信レート、またはより低いコーデック送信レートに変更する必要がある事実を示す情報のみを提供する。上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、端末は、上りリンクVoIPパケットのコーデック送信レートを現在のコーデック送信レートより高いコーデック送信レートに調整するか、または低いコーデック送信レートに調整する。また、上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、端末は、RNCの制御の下で、上記現在のコーデック送信レートより高いか、または低いコーデック送信レートに対応する値を上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドに挿入する。
図5は、本発明の第2の実施形態によるAMR送信レート制御動作を示す図である。
VoIP通信は、UMTS端末505とIPエンティティー510との間でなされており、下りリンクフレームタイプは5、下りリンクAMR送信レートは、7.95kbps、上りリンクフレームタイプは4、上りリンクAMR送信レートは、7.40kbpsであると仮定する。
したがって、ステップ515で、IPエンティティー510からUMTS端末505へ送信される下りリンクVoIPパケットのフレームタイプは、5である。
ステップ520で、RNC507は、特定の時点で、下りリンクAMR送信レートをより低い送信レートに変更することを希望する。例えば、 任意のセルに新たな端末のトラフィックを収容しようとするが、上記セルに下りリンク送信リソースが充分でない場合には、RNC507は、上記任意のセルに位置した端末のAMR送信レートを変更することができる。
従来では、上記下りリンクAMR送信レートがIPエンティティー510によって設定され、IPエンティティー510とRNC507との間では、直接通信が不可能であるため、RNC507は、RNC507自身が制御することができるUMTS端末505を介してIPエンティティー510のAMR送信レートを制御する。より具体的に、ステップ525で、RNC507は、下りリンクAMR送信レート制御メッセージに‘下りリンクAMRコーデック送信レートを減少させることを示す情報(以下、“LOWER DL CODEC RATE情報”と称する。)'を挿入し、下りリンクAMR送信レート制御メッセージをUMTS端末505へ送信する。ここで、‘LOWER DL CODEC RATE情報’は、下りリンクAMRコーデック送信レートの減少を意味する。しかしながら、RNC507が下りリンクAMR送信レートを増加させることを希望する場合には、‘DL AMRコーデック送信レートを増加させることを示す情報(以下、“HIGHER DL CODEC RATE情報”と称する。)'を上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージに挿入する。ここで、‘HIGHER DL CODEC RATE情報’は、下りリンクAMRコーデック送信レートの増加を意味する。
ステップ530で、上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、UMTS端末505は、上記受信されたメッセージに含まれている情報に従って、上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを設定する。すなわち、LOWER DL CODEC RATE情報が上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれている場合には、UMTS端末505は、上記CMRフィールドを以前の下りリンクVoIPパケットのコーデック送信レートより低いコーデック送信レートに対応する値に設定する。他方、HIGHER DL CODEC RATE情報が上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれている場合には、UMTS端末505は、上記CMRフィールドを上記以前の下りリンクVoIPパケットのコーデック送信レートより高いコーデック送信レートに対応する値に設定する。
本実施形態では、LOWER DL CODEC RATE情報が上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれており、ステップ515で、IPエンティティー510から受信された下りリンクVoIPパケットのFTが5であるため、ステップ535で送信される上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドは、4に設定される。ステップ540で、上記上りリンクVoIPパケットがIPエンティティー510に到着すると、IPエンティティー510は、上記上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドに従って、下りリンクVoIPパケットのフレームタイプを設定する。すなわち、ステップ545で送信されるVoIPパケットのフレームタイプを‘4’に設定することにより、IPエンティティー510は、下りリンクAMR送信レートを7.40kbpsに設定する。
この後、ステップ550で、RNC507は、特定の時点で、上記上りリンクAMR送信レートの増加を希望する。例えば、RNC507は、使用可能な上りリンク送信リソースが充分であり、従って、UMTS端末505にさらに多くの上りリンク送信リソースを許容することを希望する場合には、上記上りリンクAMR送信レートを増加させることができる。
ステップ555で、RNC507は、HIGHER DL CODEC RATE情報を上りリンクAMR送信レート制御メッセージに挿入し、上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージをUMTS端末505へ送信する。上記HIGHER DL CODEC RATE情報は、上りリンクAMRコーデック送信レートの増加を示す。
ステップ560で、上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、UMTS端末505は、上記HIGHER DL CODEC RATE情報が上記受信されたメッセージに含まれているため、上りリンクVoIPパケットのコーデック送信レートを現在のコーデック送信レートより高いコーデック送信レートに調整する。また、UMTS端末505は、上記調整された値に従って、上記上りリンクVoIPパケットのフレームタイプを設定する。例えば、上記以前の上りリンクVoIPパケットのフレームタイプが5である場合には、ステップ565で、IPエンティティー510へ送信される上りリンクVoIPパケットのフレームタイプは、‘6’に設定される。
図6は、本発明の第2の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
ステップ605で、上記端末は、RNCから制御メッセージを受信し、ステップ610で、上記制御メッセージのタイプを判定する。上記制御メッセージが上りリンクAMR送信レート制御メッセージである場合には、上記端末は、ステップ635へ進む。上記制御メッセージが下りリンクAMR送信レート制御メッセージである場合には、上記端末は、ステップ620へ進む。上記制御メッセージが他のメッセージである場合には、上記端末は、ステップ615へ進む。
ステップ615で、上記端末は、上記制御メッセージ内の情報に従って、送信レート制御動作を遂行する。このステップは、従来技術と同一なので、その詳細な説明を省略する。
ステップ620で、上記端末は、下りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれた所望のDLフレームタイプ情報を検査する。上記所望のDLフレームタイプ情報がHIGHER DL CODEC RATE情報である場合には、上記端末は、ステップ625へ進む。上記所望のDLフレームタイプ情報がLOWER DL CODEC RATE情報である場合には、上記端末は、ステップ630へ進む。
ステップ625で、上記端末は、上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージの前に受信された以前の下りリンクVoIPパケットのAMR送信レートより高い1つのAMR送信レートを選択し、上記選択されたAMRを上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドに挿入する。ステップ630で、上記端末は、上記以前の下りリンクVoIPパケットのAMR送信レートより低い1つのAMR送信レートを選択し、上記選択されたAMR送信レートを上記上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドに挿入する。
ステップ635で、上記端末は、上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージに含まれている所望のULフレームタイプ情報を検査する。上記所望のULフレームタイプ情報がHIGHER DL CODEC RATE情報である場合には、上記端末は、ステップ640へ進行する。上記所望のULフレームタイプ情報が上りリンクAMRコーデック送信レートの減少を示すLOWER DL CODEC RATE情報である場合には、上記端末は、ステップ645へ進む。ステップ640で、上記端末は、上記以前の上りリンクVoIPパケットのAMR送信レートより高い1つのAMR送信レートを有するように、上りリンクVoIPパケットの送信レートを調整する。ステップ645で、上記端末は、上記上りリンクVoIPパケットの送信レートを上記以前の上りリンクVoIPパケットのAMR送信レートより低い1つのAMR送信レートに調整する。
本発明の第1及び第2の実施形態では、上記下りリンクAMR送信レート制御メッセージ及び上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージが別途に使用されるが、2種類のメッセージのうちのいずれか1つが2種類の機能をすべて遂行することができる。すなわち、下りリンク及び上りリンクAMR送信レート変更情報の両方を1つの制御メッセージに含むか、または、1つの制御メッセージに含まれている送信レート変更情報に基づいて、下りリンク及び上りリンクAMR送信レートの両方を制御することができる。
また、上記RNCは、上記送信レート変更情報でない端末の現在の状態情報を上記制御メッセージに含ませて送信することによって、上記制御メッセージを受信した端末は、自身のアップリンク転送環境を認識し、それに従う送信レート制御を遂行することができる。
第3の実施形態
本発明の第3の実施形態は、AMR送信レート制御メッセージを使用することなく、RNCがVoIPパケットのCMRフィールドを直接調整する方式を提案する。
図7は、本発明の第3の実施形態によるAMR送信レート制御動作を示す図である。
ステップ712で、VoIP通信は、UMTS端末705とIPエンティティー710との間で行われている。下りリンクフレームタイプは5、下りリンクAMR送信レートは7.95kbps、上りリンクフレームタイプは4、上りリンクAMR送信レートは7.40kbpsであると仮定する。
したがって、ステップ715で、IPエンティティー710からUMTS端末705へ送信される下りリンクVoIPパケットのフレームタイプは、5である。
ステップ720で、RNC707は、特定の時点で、下りリンクAMR送信レートをより低い送信レートに変更することを希望する。例えば、RNC707は、新たな端末のトラフィックを収容しようとするが、下りリンク送信リソースが充分でない場合には、端末705のAMR送信レートを変更することができる。
下りリンク送信レートを変更するために、RNC707は、UMTS端末705から受信された上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを自身が所望する値に変更する。
例えば、ステップ725で、CMR=5を有する上りリンクVoIPパケットが到着すると、ステップ730で、RNC707は、上記上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを所望の送信レートに対応する値に変更し、ステップ735で、上記上りリンクVoIPパケットをIPエンティティー710へ送信する。図7の実施形態では、CMRフィールドの値が5から4に変更される。この際、RNC707は、上記新たなCMRフィールド値を考慮して、上記上りリンクVoIPパケットのUDPヘッダーチェックサム値を新たに計算し、上記UDPヘッダーチェックサム値を用いて、上記上りリンクVoIPパケットを更新する。
ステップ740で、IPエンティティー710は、上記上りリンクVoIPパケットのCMRフィールド値に従って、上記下りリンクVoIPパケットのフレームタイプを変更する。ステップ745で、IPエンティティー710は、上記下りリンクVoIPパケットのフレームタイプを4に設定し、FT=4を有する上記下りリンクVoIPパケットをUMTS端末705へ送信する。
上りリンク送信レート変更動作は、上記下りリンク送信レート変更動作と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
図8は、本発明の第3の実施形態によるRNCの動作を示すフローチャートである。
ステップ805で、AMR送信レートを変更する必要がある場合には、RNCは、ステップ810へ進む。
ステップ810で、上記RNCは、上りリンクAMR送信レートを変更する必要があるか、または下りリンクAMR送信レートを変更する必要があるかを判定する。上記判定の結果、上記上りリンクAMR送信レートを変更する必要がある場合には、上記RNCは、ステップ815へ進む。上記下りリンクAMR送信レートを変更する必要がある場合には、上記RNCは、ステップ820へ進む。
ステップ815で、上記上りリンクAMR送信レートを変更するために、上記RNCは、端末へ送信される下りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを上記所望の送信レートに対応する値に変更する。
ステップ820で、上記下りリンクAMR送信レートを変更するために、上記RNCは、端末から受信される上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを上記所望の送信レートに対応する値に変更する。
ステップ825で、RNCは、CMRフィールドが変更された上記下りリンク/上りリンクVoIPパケットのUDPチェックサムを再計算する。UDPヘッダーは、2バイトのUDPチェックサムフィールドを有し、このフィールドは、UDPヘッダー、AMRヘッダー、及びAMRデータ部分で満たされる。したがって、上記CMRフィールドが変更されると、上記チェックサム値は、再計算されなければならない。
ステップ830で、上記RNCは、上記変更されたCMRフィールドを有する下りリンク/上りリンクVoIPパケット及び新たに計算されたUDPチェックサム値を対応する宛先エンティティーへ送信する。
図9は、本発明の第1及び第2の実施形態による端末の構成を示す図である。
上記端末は、AMRコーデック905と、AMRヘッダー挿入部915と、ユーザーデータ処理部925と、AMR送信レート制御部910と、CMRフィールド制御部920と、制御メッセージ受信部930と、送受信部935と、を含む。
AMRコーデック905は、音声信号をAMRデータに変換するか、または、AMRデータを音声信号に変換する。AMRヘッダー挿入部915は、CMR及びFTのようなAMRヘッダーをAMRデータに挿入する。ユーザーデータ処理部925は、AMRパケットを無線チャンネルを介して送信するように、適切に処理するための装置であり、UDP/IPプロトコルエンティティーとPDCP、RLC、MACエンティティーとから構成される。
送受信部935は、無線チャンネルを介して上りリンクデータを送信し、下りリンクデータを受信する。
制御メッセージ受信部930は、制御メッセージを受信し、上記制御メッセージ内の制御情報に従って適切な動作を取る。下りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、制御メッセージ受信部930は、上記制御メッセージ内の制御情報をCMRフィールド制御部920へ伝達する。上記上りリンクAMR送信レート制御メッセージを受信すると、制御メッセージ受信部930は、上記制御メッセージ内の制御情報をAMR送信レート制御部910へ伝達する。
CMRフィールド制御部920とAMR送信レート制御部910との動作は、第1及び第2の実施形態で少々異なる。まず、第1の実施形態における各装置の動作について説明する。
CMRフィールド制御部920は、所望のDLフレームタイプ情報を受信すると、上記受信された情報をAMRヘッダー挿入部915へ伝達し、AMRヘッダー挿入部915は、上りリンクVoIPパケットのCMRフィールドをCMRフィールド制御部920により伝達された値に設定する。
AMR送信レート制御部910は、所望のULフレームタイプ情報を受信すると、上記受信された情報をAMRコーデック905へ伝達する。AMRコーデック905は、上記伝達された情報に従って、上りリンクAMR送信レートを調整し、上記調整された上りリンクAMR送信レートに従って、音声信号をAMRデータに変換する。
次いで、第2の実施形態において、CMRフィールド制御部920の動作について説明する。
CMRフィールド制御部920は、HIGHER DL CODEC RATE情報が所望のDLフレームタイプ情報に含まれている場合には、CMRフィールドに挿入される適切な値を決定する。この際、一例で下記の事項を考慮することができる。
1.新たなCMRフィールド値は、現在の下りリンクVoIPパケットのAMR送信レートより高い値でなければならない。
2.新たなCMRフィールド値は、相手側IPエンティティーで支援されるAMR送信レートのうちの1つでなければならない。
3.CMRフィールド制御部は、上記2種類の条件を満足するCMR値の中で、現在の下りリンクVoIPパケットのAMR送信レートに最も近い値を選択する。
CMRフィールド制御部920は、LOWER DL CODEC RATE情報が所望のDLフレームタイプ情報に挿入されている場合には、CMRフィールドに挿入される適切な値を決定する。この際、一例で下記の事項を考慮することができる。
1.新たなCMRフィールド値は、現在の下りリンクVoIPパケットのAMR送信レートより低い値でなければならない。
2.新たなCMRフィールド値は、相手側IPエンティティーで支援されるAMR送信レートのうちの1つでなければならない。
3.CMRフィールド制御部は、上記2種類の条件を満足するCMR値の中で、現在の下りリンクVoIPパケットのAMR送信レートに最も近い値を選択する。
次いで、第2の実施形態において、AMR送信レート制御部910の動作について説明する。
AMRフィールド制御部910は、‘上りリンクAMRコーデック送信レートを増加させることを示す情報(以下、“HIGHER UL CODEC RATE情報”と称する。)'が所望のULフレームタイプ情報に含まれている場合には、新たな上りリンクAMR送信レートを決定する。この際、一例で下記の事項を考慮することができる。
1.新たな上りリンクAMR送信レートは、現在の上りリンクAMR送信レートより高い値でなければならない。
2.新たな上りリンクAMR送信レートは、端末により支援されるAMR送信レートのうちの1つでなければならない。
3.AMR送信レート制御部は、上記2種類の条件を満足するAMR送信レートの中で、現在の上りリンクAMR送信レートに最も近い値を選択する。
AMR送信レート制御部910は、‘上りリンクAMRコーデック送信レートを減少させることを示す情報(以下、“LOWER UL CODEC RATE情報”と称する。)'が所望のULフレームタイプ情報に含まれている場合には、新たな上りリンクAMR送信レートを決定する。この際、一例で下記の事項を考慮することができる。
1.新たな上りリンクAMR送信レートは、現在の上りリンクAMR送信レートより低い値でなければならない。
2.新たな上りリンクAMR送信レートは、端末により支援されるAMR送信レートのうちの1つでなければならない。
3.AMR送信レート制御部は、上記2種類の条件を満足するAMR送信レートの中で、現在の上りリンクAMR送信レートに最も近い値を選択する。
図10は、本発明の第1及び第2の実施形態によるRNCの構成を示す図である。
RNCは、ユーザーデータ処理部1005と、AMR送信レート決定部1010と、無線リソース管理部1015と、制御メッセージ生成部1020と、送受信部1025と、を含む。
ユーザーデータ処理部1005は、下りリンク/上りリンクユーザーデータを処理するための装置であり、PDCP、RLC、及びMACエンティティーで構成される。
送受信部1025は、下りリンク/上りリンクデータを送受信するための装置である。
制御メッセージ生成部1020は、制御メッセージを生成するための装置である。AMR送信レート決定部1010がAMR送信レートを変更することを要請すると、下りリンクAMR送信レート制御メッセージ又は上りリンクAMR送信レート制御メッセージを生成する。
無線リソース管理部1015は、RNCが管理するセルの無線リソースを管理するための装置であり、例えば、呼受諾制御(Call Admission Control)動作を遂行する。上記セルの無線リソースを回収する必要があるか、または、より多くの無線リソースを割り当てる必要がある場合には、無線リソース管理部1015は、これをAMR送信レート決定部1010に通知する。
無線リソース管理部1015から特定のセルの無線リソースに対する回収要請を受信すると、AMR送信レート決定部1010は、上記セルに位置した端末のAMR送信レートを減少させる。特定のセルでより多くの無線リソースを割り当てることができることを示す通知を無線リソース管理部1015から受信すると、AMR送信レート決定部1010は、上記セルに位置した端末のAMR送信レートを増加させる。第1の実施形態において、AMR送信レート決定部1010は、下りリンクAMR送信レート制御メッセージ及び上りリンクAMR送信レート制御メッセージに挿入される所望の下りリンクフレームタイプ(downlink desired FT)情報及び所望の上りリンクフレームタイプ(uplink desired FT)情報を決定し、上記決定された情報を制御メッセージ生成部1020へ伝達する。
第2の実施形態において、AMR送信レート決定部1010は、下りリンクAMR送信レート制御メッセージ及び上りリンクAMR送信レート制御メッセージに挿入される下りリンクAMRコーデック送信レートを減少させることを示す情報(LOWER DL CODEC RATE INFORMATION)及び下りリンクAMRコーデック送信レートを増加させることを示す情報(HIGHER DL CODEC RATE INFORMATION)、または、上りリンクAMRコーデック送信レートを減少させることを示す情報(LOWER UL CODEC RATE INFORMATION)及び上りリンクAMRコーデック送信レートを高めることを示す情報(HIGHER UL CODEC RATE INFORMATION)を決定し、上記決定された情報を制御メッセージ生成部1020へ伝達する。
図11は、本発明の第3の実施形態によるRNCの構成を示す図である。
RNCは、CMRフィールド調整部1105と、上りリンクUDPチェックサム計算部1102と、下りリンクUDPチェックサム計算部1110と、ユーザーデータ処理部1125と、送受信部1130と、AMR送信レート決定部1115と、無線リソース管理部1120と、を含む。
CMRフィールド調整部1105は、AMR送信レート決定部1115の制御の下で、上りリンクVoIPパケット及び下りリンクVoIPパケットのCMRフィールドを新たな値に再設定する。
無線リソース管理部1120は、RNCが管理するセルの無線リソースを管理するための装置であり、例えば、呼受諾制御動作を遂行する。上記セルの無線リソースを回収する必要があるか、または、より多くの無線リソースを割り当てる必要がある場合には、無線リソース管理部1120は、これをAMR送信レート決定部1115に通知する。
下りリンクUDPチェックサム計算部1110は、CMRフィールド調整部1105から伝達された下りリンクVoIPパケットのUDPチェックサム値を再計算する。下りリンクUDPチェックサム計算部1110で処理された下りリンクVoIPパケットは、ユーザーデータ処理部1125を介して上記端末へ送信される。ユーザーデータ処理部1125は、下りリンク/上りリンクユーザーデータを処理するための装置であり、PDCP、RLC、及びMACエンティティーで構成され、送受信部1130は、下りリンク/上りリンクデータを送受信する。
上りリンクUDPチェックサム計算部1102は、CMRフィールド調整部1105から伝達された上りリンクVoIPパケットのUDPチェックサム値を再計算する。上りリンクUDPチェックサム計算部1102で処理された上りリンクVoIPパケットは、例えば、SGSNを介して相手側IPエンティティーへ伝達される。
上記下りリンクVoIPパケットは、上りリンクUDPチェックサム計算部1102を通過せずに、CMRフィールド調整部1105へ直接入力され、上記上りリンクVoIPパケットは、下りリンクUDPチェックサム計算部1110を通過せずに、CMRフィールド調整部1105へ直接入力される。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び精神を逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。
VoIPを支援する従来の移動通信システムの構成を示す図である。 従来技術によるAMR送信レート制御過程を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるAMR送信レート制御動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるAMR送信レート制御動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるAMR送信レート制御動作を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるRNCの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1及び第2の実施形態による端末の構成を示す図である。 本発明の第1及び第2の実施形態によるRNCの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるRNCの構成を示す図である。
符号の説明
305 UMTS端末
307 RNC
310 IPエンティティー

Claims (3)

  1. 無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する方法であって、
    音声送信レートを変更する必要がある場合には、前記送信レートの変更を必要とする経路の反対方向に送信された音声パケット網(VoIP)パケットの交換モード要請(CMR)フィールドを前記所望の送信レートに対応するフレームタイプ(FT)情報に変更するステップと、
    前記変更されたCMRフィールドに従って、前記VoIPパケットのユーザーデータグラムプロトコル(UDP)チェックサムを再計算するステップと、
    前記変更されたCMRフィールド及び前記再計算されたUDPチェックサムで満たされた前記VoIPパケットをあて先へ送信するステップと、を含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御する装置であって、
    所望の下りリンクフレームタイプ情報及び所望の上りリンクフレームタイプ情報を決定する送信レート決定部と、
    前記フレームタイプ情報に従って、上りリンク音声パケット網(VoIP)パケット及び下りリンクVoIPパケットのうちの少なくとも1つの交換モード要請(CMR)フィールドを設定するCMRフィールド調整部と、
    前記CMRフィールド調整部から伝達された上りリンクVoIPパケットのユーザーデータプロトコル(UDP)チェックサムを再計算し、前記UDPチェックサムを更新する上りリンクUDPチェックサム計算部と、
    前記CMRフィールド調整部から伝達された下りリンクVoIPパケットのUDPチェックサムを再計算し、前記UDPチェックサムを更新する下りリンクUDPチェックサム計算部と、
    発信者から受信された下りリンクVoIPパケット及び上りリンクVoIPパケットのうちの少なくとも1つを前記CMRフィールド調整部へ送信し、前記下りリンクUDPチェックサム計算部及び前記上りリンクUDPチェックサム計算部のうちの少なくも1つから受信された前記下りリンクVoIPパケット及び前記上りリンクVoIPパケットのうちの少なくとも1つを該当する宛先へ送信する送受信部と、を含む
    ことを特徴とする装置。
  3. 無線網制御器(RNC)及び前記無線網制御器(RNC)に接続される端末とを備え、パケット網を介して音声サービスを支援する移動通信システムの前記無線網制御器(RNC)における音声サービスの送信レートを制御するためのプログラムを格納するコンピュータ記録媒体であって、
    コンピュータ装置が、音声送信レートを変更する必要がある場合には、前記送信レートの変更を必要とする経路の反対方向に送信された音声パケット網(VoIP)パケットの交換モード要請(CMR)フィールドを前記所望の送信レートに対応するフレームタイプ(FT)情報に変更するようにする第1のコードセグメントと、
    コンピュータ装置が、前記変更されたCMRフィールドに従って、前記VoIPパケットのユーザーデータグラムプロトコル(UDP)チェックサムを再計算するようにする第2のコードセグメントと、
    コンピュータ装置が、前記変更されたCMRフィールド及び前記再計算されたUDPチェックサムで満たされた前記VoIPパケットをあて先へ送信するようにする第3のコードセグメントと、を含む
    ことを特徴とするコンピュータ記録媒体。
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