JP4790573B2 - 電話番号に基づいて電話契約者の信用度を推定するコンピュータシステム - Google Patents

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Description

この発明は、任意の企業の信用度を調査するに際して、倒産などの事故発生の可能性をきわめて簡便に予測するコンピュータ情報処理技術に関し、とくに、企業の電話番号の利用状況履歴と倒産などの事故発生との相関性に着目した技術に関する。
特許第3227398号「電話番号の調査方法と装置および電話番号リストのクリーニング方法」に係る発明では、コンピュータによりISDNに自動発呼し、加入者端末に呼び出しをかけることなく、電話番号の利用状況(使われている電話番号・使われていない電話番号・番号変更になった電話番号など)を調査している。また、この調査結果をデータベース化するとともに、調査を定期的に繰り返してつねに最新の利用状況をデータベースに反映させている。さらに、そのデータベースを利用し、たとえば顧客名簿の電話番号リストから現在使用されていない電話番号を抽出している。
特許第3686967号「不正利用者探知システム及びそのソフトウエアプログラム」に係る発明では、上記のデータベースに電話番号の利用状況の変遷が蓄積されることを利用している。各電話番号の利用状況の変遷、たとえば調査時点1では使用中→調査時点2では使用中→調査時点3では一次取りはずし→調査時点4では非使用→・・・→調査時点10では使用中→・・・という利用状況履歴がデータベースに蓄積される。
そして、調査依頼人から調査すべき電話番号が入力されたとき、上記データベースで当該電話番号の利用履歴を調べ、その電話番号が「新設電話」なのか「延滞予備軍電話」なのか「非定期使用電話番号」なのかを判定し、判定結果を調査依頼人に報告するシステム構成としている。
企業情報調査機関では、企業の倒産・解散・廃業・被合併などの事故発生を調査してデータベース化している。本願の発明者らは、企業事故データベースに基づいて、事故企業が使用していた電話番号を抽出するとともに、当該企業の事故発生期日(倒産期日)を抽出した。そして、事故発生期日の直前において当該企業の電話番号の利用履歴がどのように変遷していたのかを上記の電話番号利用履歴データベースにより調べた。過去十数年にわたる膨大な数の企業事故についてこの調査を行うとともに、正常企業の電話番号の利用履歴の変遷と比較し、事故直前の電話番号利用状況の変化の特徴分析を行った。分析によれば、事故を起こした企業に多発する電話番号利用履歴のいくつかの類型を見いだすことができた。その分析結果に基づいて以下の不良実績テーブルを作成した。
この発明に係るコンピュータシステムは、つぎの事項(1)〜(7)により特定されるものである。
(1)利用履歴データベースと、不良実績テーブルと、制御手段と、入力手段と、出力手段を備え、電話番号に基づいて電話契約者の信用度を推定するコンピュータシステムであること
(2)利用履歴データベースは、電話番号と、当該電話番号の利用履歴データとを対応付けして複数記憶すること
(3)利用履歴データは、電話番号の利用状況を調査期日に対応付けして時系列に配列すること
(4)不良実績テーブルは、所定期間分の利用履歴データの変遷パターンと、不良指標を対応付けして複数記述すること
(5)制御手段は、入力手段より電話番号Aと基準日Bの入力を受け付けた際、第1、第2処理を行うこと
(6)第1処理は、利用履歴データベースにおける電話番号Aの利用履歴データのうち、基準日Bの前または後または前後の所定期間の利用履歴データCを抽出すること
(7)第2処理は、不良実績テーブルから利用履歴データCに該当する不良指標を抽出し、当該不良指標を電話番号Aに対応付けして出力手段より出力させること
===発明の効果===
このシステムによれば、ある企業や人のある時期(上記の基準日Bに該当する)におけるその企業や人の電話番号Aの利用履歴に基づいて、その企業や人の信用度をきわめて簡便に推測することができる。
この発明の一実施例によるコンピュータシステムの概要を示している。このコンピュータシステムは、ごく一般的なサーバーコンピュータであり、インターネットなどの通信網を介して依頼人コンピュータ(ブラウザ搭載のごく普通のパソコン)と通信可能である。
本システムのハードディスク装置には、利用履歴データベースと、履歴類型テーブルと、不良実績テーブルが格納されている。
利用履歴データベースは、電話番号と、当該電話番号の利用履歴データとを対応付けして複数記憶したものである。このデータベースにおける電話番号は、使用中・非使用にかかわらず電話番号として存在しうるすべての番号を網羅したものである。また、このデータベースにおける利用履歴データは、電話番号の利用状況を調査期日に対応付けして時系列に配列したデータである。なお、出願人は最近の十数年間にわたる利用履歴データを保有している。すべての電話番号について約1ヶ月の周期で調査を繰り返しており、各調査時点の利用状況を表す符号と、調査日時とが時系列に対応付けされている。
履歴類型テーブルは、所定期間分の利用履歴データの変遷パターンと、パターン番号とを対応付けして複数記述したものである。ここでの所定期間分の利用履歴データの変遷パターンとは、第1実施例としては、3ヶ月以上6ヶ月未満の期間における連続した3回分の調査結果の配列データのことである。また第2実施例としては、3ヶ月以上6ヶ月未満の期間における調査結果の変化を類型化したデータである。そして、各変遷パターンにそれぞれ識別番号(パターン番号)が付いている。ここでは、同一のパターン番号に複数の異なる変遷パターンを対応付けすることを排除しない。
不良実績テーブルは、パターン番号と、不良指標を対応付けして複数記述したものである。不良指標とは、前述したように企業事故データベースに基づいて、事故企業が使用していた電話番号が事故直前において利用状況の変遷パターンを示していたかについて、膨大な数に事例分析から得た数値である。具体例としては、0〜100の数値を不良指標とし、100が事故発生の可能性が最大であり、0が最小である。
本システムは、調査依頼人コンピュータと通信し、調査依頼人コンピュータから電話番号Aと基準日Bの入力を受け付けた際、つぎのように処理を実行する。
まず、利用履歴データベースにおける電話番号Aの利用履歴データのうち、基準日Bの前または後または前後の所定期間の利用履歴データCを抽出する。このとき抽出する利用履歴データは、上記と同様に、基準日Bのたとえば直前の3ヶ月以上6ヶ月未満の期間における連続した3回分の調査結果の配列である(または、3ヶ月以上6ヶ月未満の期間における調査結果の変化を類型化したデータである)。つぎに、履歴類型テーブルから利用履歴データCに該当するパターン番号Dを抽出する。そして、不良実績テーブルからパターン番号Dに該当する不良指標を抽出し、当該不良指標を電話番号Aに対応付けして調査依頼人コンピュータに送信する。
もちろん、調査依頼人コンピュータから電話番号と基準日を受け取って1件1件応答する処理方式や、依頼人コンピュータから電話番号と基準日を複数記述したリストを受け取り、それらをまとめて処理し、処理結果の不良指標を付けたリストを作成して依頼人コンピュータに返信する方式など、いろいろな方式を採用することができる。
なお、本発明の処理論理の原理から明らかなように、パターン番号という中間論理を廃止して、上記データベースから抽出した利用履歴データに基づいて直接的に該当する不良指標を抽出するように構成することも容易である。
また、利用履歴データベースは逐次行われる電話番号利用状況調査の結果に基づいて逐次更新される。不良実績テーブルの内容も、その元となる企業事故データベースが更新されたなら、あたらしい事故事例に基づいて最適化することが望ましい。
この発明の一実施例によるコンピュータシステムの概略構成図である。

Claims (2)

  1. 利用履歴データベースと、不良実績テーブルと、制御手段と、入力手段と、出力手段を備え、電話番号に基づいて電話契約者の信用度を推定するコンピュータシステムであって、
    利用履歴データベースは、電話番号と、当該電話番号の利用履歴データとを対応付けして複数記憶し、
    利用履歴データは、電話番号の利用状況を調査期日に対応付けして時系列に配列し、
    不良実績テーブルは、所定期間分の利用履歴データの変遷パターンと、不良指標を対応付けして複数記述し、
    制御手段は、入力手段より電話番号Aと基準日Bの入力を受け付けた際、第1、第2処理を行い、
    第1処理は、利用履歴データベースにおける電話番号Aの利用履歴データのうち、基準日Bの前または後または前後の所定期間の利用履歴データCを抽出し、
    第2処理は、不良実績テーブルから利用履歴データCに該当する不良指標を抽出し、当該不良指標を電話番号Aに対応付けして出力手段より出力させる
    コンピュータシステム。
  2. 利用履歴データベースと、履歴類型テーブルと、不良実績テーブルと、制御手段と、入力手段と、出力手段を備え、電話番号に基づいて電話契約者の信用度を推定するコンピュータシステムであって、
    利用履歴データベースは、電話番号と、当該電話番号の利用履歴データとを対応付けして複数記憶し、
    利用履歴データは、電話番号の利用状況を調査期日に対応付けして時系列に配列し、
    履歴類型テーブルは、所定期間分の利用履歴データの変遷パターンと、パターン番号とを対応付けして複数記述し、
    不良実績テーブルは、パターン番号と、不良指標を対応付けして複数記述し、
    制御手段は、入力手段より電話番号Aと基準日Bの入力を受け付けた際、第1〜第3処理を行い、
    第1処理は、利用履歴データベースにおける電話番号Aの利用履歴データのうち、基準日Bの前または後または前後の所定期間の利用履歴データCを抽出し、
    第2処理は、履歴類型テーブルから利用履歴データCに該当するパターン番号Dを抽出し、
    第3処理は、不良実績テーブルからパターン番号Dに該当する不良指標を抽出し、当該不良指標を電話番号Aに対応付けして出力手段より出力させる
    コンピュータシステム。
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