JP4787191B2 - 映像検索方法及び装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、映像検索方法及び装置及びプログラムに係り、特に、言語情報によって表現することが困難な映像中のシーンを検索するための映像検索方法及び装置及びプログラムに関する。
蓄積装置の大容量化などに伴い、ディジタル化された画像・映像の量が増大している。そのため大量に蓄積装置に蓄積された画像・映像などのコンテンツの中から所望のコンテンツを検索するための技術が研究されている。
特に、画像の形状やシーンなどの状況などは、蓄積されたコンテンツの記述及び検索要求の入力の双方において言語表現が困難なため検索もまた困難である。そのため、例えば、画像の形状をスケッチにより指示し、映像中のシーン検索を行う方法(例えば、特許文献1参照)や、スケッチ画像の特徴量と動画動き特徴量を用いた検索方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特許公報第2813722号「スケッチによる画像検索方式」 特開2002−245051号公報「動画像検索装置及び方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体」
しかしながら、テキスト以外のクエリで、映像中のシーンを検索しようとした場合、クエリ入力が困難であり、また、利用者がイメージしている所望のシーンも、様々な記憶や事前知識などにより実際のシーンと異なるケースが多く存在する。例えば、図18に示すように、誤差が生じてしまう場合がある。図18は、直線や楕円及び直線を中心に構成されるような写真を被験者に提示し、直後にそれを紙に書き取るように指示した時の結果であり、横軸(Correct Angle)は直線及び楕円などの傾きの角度を、縦軸(Input Angle)は、当該被験者が書き取った角度を示している。同図(A)のa部分を拡大したものが同図(B)である。同図(B)の上部の提示された角度から大きな誤差が含まれた部分は、野球の画像を提示した場合に被験者が書いた3塁線であり、同図(B)の下部は鳥居の水平方向の木を示している。元来水平方向に存在する物体に対しては角度が正しく再現されるが、被験者が1塁線と3塁線が直角に交わるという事前知識を持っているために3塁線では大きな誤差が含まれてしまう。
上記のような誤差には、2つの原因が考えられる。ひとつは、記憶する段階での誤差、もう一つはクエリを入力する段階での誤差がある。この2段階での誤差により、所望のシーンとクエリとの類似性が低くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ユーザの技術・能力によらず、簡易に、映像コンテンツの検索対象と類似した検索クエリの入力を可能とし、高精度なシーン検索が可能な映像検索方法及び装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)は、映像を検索する映像検索方法であって、
コンピュータにおいて、
検索対象の映像における撮影対象物を、直線を中心にモデル化した画像である環境モデルを格納した環境モデル記憶手段から、該環境モデルを読み込各時刻において該環境モデルの空間の視点、注目点、焦点距離を変化させることによりクエリとなる動画(クエリ動画:Synthesized video clip query)を作成するクエリ動画作成ステップと、
クエリ動画から直線検出を行い、検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を検索に有効な特徴として抽出する特徴抽出ステップと
映像記憶手段から読み込んだ検索対象となる映像のフレーム画像から直線検出を行い、各フレームにおいて検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を生成し、シーン特徴記憶手段に格納するシーン特徴抽出ステップと、
クエリ動画から作成された直線履歴画像を用いて、シーン特徴記憶手段に格納されたフレーム毎の直線履歴画像を検索する検索ステップと、を行う。
また、本発明(請求項2)は、特徴抽出ステップ及びシーン特徴抽出ステップにおいて、
時刻tのフレーム画像の座標(x、y)で直線が検出された場合には、最も近い時間に直線が検出された画素に与えられる最大の画素値を直線履歴画像における座標(x、y)の値とし、
それ以外の場合には、時刻tに対して所定の時刻前の直線履歴画像の座標(x、y)における値から残像の減衰量を減じた値と0とを比較して大きいほうの値を、直線履歴画像における座標(x、y)の値とする。
本発明(請求項)は、映像を検索する映像検索装置であって、
検索対象の映像における撮影対象物を、直線を中心にモデル化した画像である環境モデルを格納した環境モデル記憶手段3から、該環境モデルを読み込み、各時刻において該環境モデルの空間の視点、注目点、焦点距離を変化させることによりクエリとなる動画(クエリ動画)を作成するクエリ動画作成手段20と、
クエリ動画から直線検出を行い、検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を検索に有効な特徴として抽出する特徴抽出手段30と、
映像記憶手段から読み込んだ検索対象となる映像のフレーム画像から直線検出を行い、各フレームにおいて検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を生成し、シーン特徴記憶手段2に格納するシーン特徴抽出手段10と、
クエリ動画から作成された直線履歴画像を用いて、シーン特徴記憶手段2に格納されたフレーム毎の直線履歴画像を検索する検索手段40と、を有する。
また、本発明(請求項)は、特徴抽出手段及びシーン特徴抽出手段において、
時刻tのフレーム画像の座標(x、y)で直線が検出された場合には、最も近い時間に直線が検出された画素に与えられる最大の画素値を直線履歴画像における座標(x、y)の値とし、
それ以外の場合には、時刻tに対して所定の時刻前の直線履歴画像の座標(x、y)における値から残像の減衰量を減じた値と0とを比較して大きいほうの値を、直線履歴画像における座標(x、y)の値とする。
本発明(請求項)は、コンピュータを、請求項3または4に記載の映像検索装置として機能させるプログラムである。

上記のように本発明によれば、映像検索を行いたいユーザは、簡単な操作によって、実物と類似した検索クエリの動画(クエリ動画)の作成が可能となり、テキスト情報により検索することが困難な映像シーンを検索することが可能となる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
最初に本発明で用いられる用語について説明する。
「シーン」とは、動画の時間的に連続した一部分をさす。
「環境モデル」とは、検索対象の物体をコンピュータ上でモデル化したものである。
「クエリ動画」とは、「クエリ」つまり、検索要求と同義である。しかし、本発明でのクエリは動画であり、動画により検索することを強調して、クエリ動画と呼ぶこととする。
「見え」とは、撮影された結果の映像ことである。物体は、同じ形状であっても撮影時の視点、注目点、焦点距離が変化すると撮影された結果は異なる。ここでは、物体の撮影された結果を「見え」と定義する。
図3は、本発明の一実施の形態における映像検索装置の構成を示す。
映像検索装置は、映像記憶部1、シーン特徴記憶部2、映像特徴抽出部10からなる準備機能と、環境モデル記憶部3、クエリ動画作成部20、特徴抽出部30、検索部40からなる検索機能と、入力装置4、表示装置5からなるユーザインタフェースから構成される。クエリ動画作成部20には入力装置4が、検索部40には表示装置5が接続されている。
図4は、本発明の一実施の形態における動作の概要を説明するための図である。
ステップ101) まず、映像特徴抽出部10において、映像記憶部1から検索対象となる映像を読み込み、処理可能な状態にする。
ステップ102) 映像特徴抽出部10は、読み込まれた検索対象映像から検索に有効な特徴を抽出し、シーン特徴記憶部2に格納する。検索に有効な特徴は、検索対象などにより変化するためここでは特に指定しない。ここで、シーン特徴記憶部2に格納されたシーン特徴の例を図5に示す。シーン特徴は、映像ファイル名、時刻、該時刻あるいは該時刻に由来する一定時間幅の映像特徴を有する。映像の特徴は、数値(スカラ、ベクトル)、画像、映像、テキストなどどのような形態でも構わない。
上記のとおりシーン特徴については特に制限しないが、検索対象映像が、フィールドスポーツなど、直線を中心にした環境モデルが構築される場合においては、直線検出をして特徴とすることが有効である。特徴抽出処理については、図6、図7において後述する。
以下の処理は、上記のステップ101,102の処理により予めシーン特徴が格納されたシーン特徴記憶部2が用意されていることを前提とする。
ステップ110) クエリ動画作成部20は、検索対象に合わせて予め用意された環境モデル記憶部3から環境モデルを読み出す。
ステップ111) クエリ動画作成部20は、入力装置4を介して入力されたユーザの入力からクエリとなる動画を作成する。詳細については、図9において詳述する。
ステップ112) 特徴抽出部30は、作成されたクエリ動画から検索に有効な特徴を抽出する。
ステップ113) 検索部40は、抽出された特徴を用いてシーン特徴記憶部2を検索する。クエリ動画から抽出された特徴を用いて、シーン特徴記憶部2に記録されているシーン特徴を検索する。検索処理は、どのような方法でも構わない。単純な方法としては、クエリ動画から抽出された特徴とシーン特徴記憶部2に記録されている特徴とのユークリッド距離を計算し、距離の近いものを検索結果とすることが考えられる。
ステップ114) 検索部40は、検索された結果を表示装置5に表示する。
以下、上記の各処理について詳細に説明する。
まず、ステップ102における映像特徴抽出部10及び、ステップ112における特徴抽出部30の処理について説明する。
図6は、本発明の一実施の形態における特徴抽出処理のフローチャートである。
ステップ601) 映像記憶部1から読み込んだフレーム画像、または、クエリ動画作成部20で生成されたクエリ動画を2値化する。
ステップ602) 2値化したフレーム画像について直線検出を行う。
ステップ603) 各フレームについて、画像内の位置毎に傾きのヒストグラムを求める。この例を図7に示す。同図は、一枚の画像を縦・横4分割し、16の領域に分割されている様子を示している。各領域について、0度、45度、90度、135度の傾きを持った直線がどの程度含まれているか、を記録する。すなわち、4×4×4=64次元の情報を持つこととなる。これは、Mpeg7で標準化されている。
図7の例では、
{0,0,0,0,0,1,0,0,0.1.0.1,0,0,0,0,0,1,1,0,0,1,1,1,0,0,1,0,0,0,0,1,0,0,0,0,0,0,0,10,0,1,1,1,0,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}
となる。しかしながら、領域分割の大きさ、あるいは、角度の量子化幅に関して限定するものではない。
図8に、別の特徴抽出処理について示す。
ステップ701) 映像記憶部1から読み込んだフレーム画像、または、クエリ動画作成部20で生成されたクエリ動画を2値化する。
ステップ702) 2値化したフレーム画像をハフ変換し、直線画像Lを作成する。
ステップ703) 次式によって直線履歴画像を生成する。
但し、Vは最も近い時間に直線が検出された画素に与えられる最大の画素値、τは単位時間、dは残像の減衰量、Maxは引数のうち最大のものを返す関数であり、L()は以下の式とする。
この場合、画像そのものを特徴量として用いるため、映像特徴抽出部10では、画素値をシーン特徴記憶部2に記録しても構わないし、あるいは画像そのものを記録しても構わない。
次に、上記のステップ111におけるクエリ動画作成部20の動作について詳しく説明する。クエリ動画の作成方法としては、図9、図11、図12に示す3つの方法がある。
(1)第1のクエリ動画の作成手順:
図9は、本発明の一実施の形態におけるクエリ動画作成処理のフローチャート(その1)であり、図10は、入力装置4からのユーザ入力例を示す。これは、パーソナルコンピュータ上のインタフェースでのマウスでの指示により注目開始点及び注目終了点を入力する例である。
以下、図10の例を用いて説明する。
ステップ300) クエリ動画作成部20は、入力装置4から視点及び焦点距離設定に関する情報を取得する。
ステップ301) ユーザ入力から環境モデル中の注目開始点p(0)を取得する。
ステップ302) ユーザ入力から環境モデル中の注目終了点p(f)を取得する。
ステップ303) p(0)からp(f)までの全ての時刻tについて注目点p(t)を推定する。
p(0)からp(t)に至るまでの等速直線運動によりp(t)を推定する。但し、これは、どのような手法を用いてもよく、全ての時刻における注目点p(t)をユーザに入力させても構わない。
ステップ304) 全ての時刻tについても"見え" V(t)を作成する。
環境モデル及び視点、焦点距離、注目点から、中心投影変換を用いてカメラで撮影されたときの"見え"V(t)を作成する。
ステップ305) 各時刻における"見え"をフレーム画像とした動画を作成し、V={V(0),…,V(t),…,V(F)}をクエリ動画とする。
(2)第2のクエリ動画の作成手順;
図11は、本発明の一実施の形態におけるクエリ動画作成処理のフローチャート(その1)である。
ステップ401) クエリ動作作成部20は、入力装置4から環境モデルを、撮影機器を用いて撮影された所望の"見え"を取得する。
ステップ402) 取り込んだ映像のうちクエリ動画として利用する開始点を指定する。
ステップ403) 取り込んだ映像のうちクエリ動画として利用する終了点を指定する。
ステップ404) 開始から終了に至る部分映像をクエリ動画とする。
図11の手順は、ユーザはカメラで撮影することにより、開始から終了に至るまでの、各時刻における、視点、注目点、焦点距離を入力していることと等価となる。
(3)第3のクエリ動画作成手順:
図12は、本発明の一実施の形態におけるクエリ動画作成処理のフローチャート(その3)である。
ステップ501) まず、クエリ動画作成部20は、時刻tを0で初期化する。
ステップ502) 入力装置4より時刻tにおける視点、注目点、焦点距離を取得する。
ステップ503) 時刻tにおける"見え"V(t)を作成する。
ステップ504) 時刻tをインクリメントする。
ステップ505) 終了時刻に達しているかを判断し、終了時刻に達していれば、ステップ506に移行する。そうでない場合は、ステップ502に移行する。
ステップ506) 各時刻における"見え"V(t)をつなげてクエリ動画V={V(0),
…,V(t),…,V(F)}とする。
図12の手順は、ユーザがコンピュータグラフィックにより表現された環境モデルの空間を、キーボードあるいはマウスなどの操作により視点、注目点、焦点距離を変化させながらウォークスルーことを想定している。撮影機器は用いないが、各時刻における視点、注目点、焦点距離を入力するという点において、図11に示した手順と同様である。
このクエリ動画作成手順(ステップ111)では、ユーザの予め用意された環境モデルへの操作という制限された行動を入力として受け取り、そこからクエリ動画が作成されるため、ユーザの先入観や透視投影変換の失敗による図形の幾何学的な誤りなどを含むことのないクエリ動画が作成される。
以下に、上記の内容について具体例を用いて説明する。
本実施例では、検索対象をサッカー映像とする。そのため、環境モデルは、サッカーのコートである。環境モデルの例を図13に示す。
サッカーは、代表的なフィールドスポーツであり、シーン検索においてはフィールドが重要な鍵になる。従って、直線を中心に構成されるフィールドを表す特徴として直線履歴画像を用いる。
図14は、本発明の一実施例の映像検索装置の構成を示す。同図では、環境モデル記憶部として、図13のサッカーコートモデルが記憶されているサッカーコートモデル記憶部3、シーン履歴画像記憶部として、直線履歴画像が記憶されている直線履歴画像記憶部2を有する。
図15は、本発明の一実施例の動作の概要を説明するための図である。
ステップ1201) 映像特徴抽出部10は、映像記憶部1からサッカー映像を読み込む。
ステップ1202) 映像特徴抽出部10は、映像に対し直線履歴画像を作成し、直線履歴画像記憶部2に格納する。
ステップ1210) クエリ動画作成部20は、サッカーコートモデル記憶部3からサッカーコートモデルを読み込む。
ステップ1211) クエリ動画作成部20は、ユーザからの入力を受け取り、クエリ動画を作成する。
ここで、ユーザ入力の方法として、3つのパターンを挙げる。
(1)図13に示すサッカーコートモデルを真上から見た図において、マウスクリックにより、入力することができる。但し、p(0)からp(f)に向けて等速直線移動するものとする。
(2)別のユーザ入力の方法として、図13に示すサッカーコートモデルを真上から見た図を、所望のシーン通りにビデオカメラで撮影し、入力することも可能である。すなわち、開始時刻から終了時刻に至る各時刻における、視点、注目点、焦点距離のパラメータを入力していることと等価である。
(3)更に別の方法として、図13に示すサッカーコートモデルにおいて、マウスあるいはキーボードなどの入力デバイスの操作によって視点、注目点、焦点距離を変化させながら、サッカーコートモデル内を自由に動き回りながら映像を作成することも可能である。これは撮影機器を用いずに、開始時刻から終了時刻に至る各時刻における、視点、注目点、焦点距離のパラメータを入力していることとなる。
ステップ1212) 特徴抽出部30において、クエリ動画から特徴抽出を行う。特徴としては、上述の通り直線履歴画像を用いる。直線履歴画像記憶部2に格納されている直線履歴画像の例を図16に示す。これは、左サイドからセンタリングが上げられたことを想定して入力された注目点から作成されたクエリ画像から作成された直線履歴画像である。
ステップ1213) 検索部40において、クエリ動画から作成された直線履歴画像により、検索対象映像から作成されたシーン毎の直線履歴画像を直線履歴画像記憶部2から検索する。検索は画像同士の単純な差分を用いる。
ステップ1214) 検索部40は、表示装置5に検索結果を表示する。
実際のサッカー映像に対して直線履歴画像を作成した例を図17に示す。すなわち、ステップ1213では、図16と図17との画素毎の距離計算により類似度を判断するのである。
上記のように、本発明では、環境モデルとユーザから入力されたカメラ注目点やその遷移等の情報からクエリ動画を生成し、当該クエリ動画を用いて検索対象となるシーン特徴記憶部を検索することにより高精度なシーン検索が可能となる。また、直線を中心とした三次元環境モデルの特徴量として、直線履歴画像を用いてあいまいさを許容した特徴量の照合を行う検索を行うことができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、映像を含むマルチメディアデータからシーンを検索するための技術に適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明の一実施の形態における映像検索装置の構成図である。 本発明の一実施の形態における動作の概要を説明するための図である。 本発明の一実施の形態におけるシーン特徴記憶部のデータ例である。 本発明の一実施の形態における特徴抽出処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における傾きのヒストグラムの例である。 本発明の一実施の形態における他の特徴抽出処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるクエリ動画作成処理のフローチャート(その1)である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ入力例である。 本発明の一実施の形態におけるクエリ動画作成処理のフローチャート(その2)である。 本発明の一実施の形態におけるクエリ動画作成処理のフローチャート(その3)である。 本発明の一実施例の環境モデルの例である。 本発明の一実施例の映像検索装置の構成図である。 本発明の一実施例の動作の概要を説明するための図である。 本発明の一実施例の直線履歴画像の例である。 本発明の一実施例の実際のサッカー映像に対して直線履歴画像を作成した例である。 従来のクエリ入力の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 映像記憶部
2 シーン特徴記憶部、直線履歴画像記憶部
3 環境モデル記憶部、サッカーコートモデル記憶部
4 入力装置
5 表示装置
10 映像特徴抽出部
20 クエリ動画作成手段、クエリ動画作成部
30 特徴抽出手段、特徴抽出部
40 検索手段、検索部

Claims (5)

  1. 映像を検索する映像検索方法であって、
    コンピュータにおいて、
    検索対象の映像における撮影対象物を、直線を中心にモデル化した画像である環境モデルを格納した環境モデル記憶手段から、該環境モデルを読み込み、各時刻において該環境モデルの空間の視点、注目点、焦点距離を変化させることによりクエリとなる動画(クエリ動画:Synthesized video clip query)を作成するクエリ動画作成ステップと、
    前記クエリ動画から直線検出を行い、検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を検索に有効な特徴として抽出する特徴抽出ステップと、
    映像記憶手段から読み込んだ検索対象となる映像のフレーム画像から直線検出を行い、各フレームにおいて検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を生成し、シーン特徴記憶手段に格納するシーン特徴抽出ステップと、
    前記クエリ動画から作成された前記直線履歴画像を用いて、前記シーン特徴記憶手段に格納されたフレーム毎の直線履歴画像を検索する検索ステップと、
    を行うことを特徴とする映像検索方法。
  2. 前記特徴抽出ステップ及び前記シーン特徴抽出ステップにおいて、
    時刻tのフレーム画像の座標(x、y)で直線が検出された場合には、最も近い時間に直線が検出された画素に与えられる最大の画素値を前記直線履歴画像における座標(x、y)の値とし、
    それ以外の場合には、前記時刻tに対して所定の時刻前の直線履歴画像の座標(x、y)における値から残像の減衰量を減じた値と0とを比較して大きいほうの値を、前記直線履歴画像における座標(x、y)の値とする
    ことを特徴とする請求項1記載の映像検索方法。
  3. 映像を検索する映像検索装置であって、
    検索対象の映像における撮影対象物を、直線を中心にモデル化した画像である環境モデルを格納した環境モデル記憶手段から、該環境モデルを読み込み、各時刻において該環境モデルの空間の視点、注目点、焦点距離を変化させることによりクエリとなる動画(クエリ動画)を作成するクエリ動画作成手段と、
    前記クエリ動画から直線検出を行い、検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を検索に有効な特徴として抽出する特徴抽出手段と、
    映像記憶手段から読み込んだ検索対象となる映像のフレーム画像から直線検出を行い、各フレームにおいて検出された直線に基づいて生成した直線履歴画像を生成し、シーン特徴記憶手段に格納するシーン特徴抽出手段と、
    前記クエリ動画から作成された前記直線履歴画像を用いて、前記シーン特徴記憶手段に格納されたフレーム毎の直線履歴画像を検索する検索手段と
    有することを特徴とする映像検索装置。
  4. 前記特徴抽出手段及び前記シーン特徴抽出手段は、
    時刻tのフレーム画像の座標(x、y)で直線が検出された場合には、最も近い時間に直線が検出された画素に与えられる最大の画素値を前記直線履歴画像における座標(x、y)の値とし、
    それ以外の場合には、前記時刻tに対して所定の時刻前の直線履歴画像の座標(x、y)における値から残像の減衰量を減じた値と0とを比較して大きいほうの値を、前記直線履歴画像における座標(x、y)の値とする
    ことを特徴とする請求項3記載の映像検索装置。
  5. コンピュータを、
    請求項3または4に記載の映像検索装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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