JP4786695B2 - 構造化文書の構造変換装置 - Google Patents
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Description
・データ型XML文書:伝票、予定表など、タグ数が多く、要素内容が短いもの
・文書型XML文書;雑誌、マニュアル、辞典等、要素内容が長い文章になるもの
ここでは、主に、データ型XML文書を対象にするものとする。
<KOUSU day=”01”>8.0</KOUSU> <KOUSU day=”02”>5.5</KOUSU>…<KOUSU day=”31”>12.8</KOUSU>
というように、別々のタグに記述されていた毎日の実績に関するデータを、
<KOUSU day=”01、 02、…、 31” data=”8.0、 5.5、…、 12.8”></KOUSU>
といった形式で、月単位にまとめるように、元の文書を書き換えている。
しかしながら、上記非特許文献1、2には、以下の問題点があった。
このような従来技術に対して、本出願の出願人は、特許文献1記載の手法を提案している。
しかしながら、特許文献1の発明にも、未だ、改良の余地が残っていた。特に、変換対象のXML文書が非定型XML文書(レコード内の要素数、タグ名が可変であるもの)であった場合に、改良の余地が大きかった。
先願では、定型XML文書を構造変換する為に、変換後のXML文書における新要素を複数定義し、構造変換対象のXML文書におけるレコード内の各要素についてデータ処理の対象となるキー要素であるか否かを指定すると共に該キー要素以外の要素である各非キー要素を上記複数の新要素の何れに割り当てるかを定義し、この定義により上記各要素を、上記レコード内で出現する順に、上記キー要素はそのまま変換後のXML文書に記述し、上記各非キー要素に関してはその要素内容を該当する新要素毎にCSV形式でまとめたものを各新要素の要素内容として変換後のXML文書に出力する。
第1の手法では、非定型XML文書を扱う場合、変換後のXML文書は、そのヘッダとして、新要素名(CSV要素名)と、それに纏める非キー要素の要素名(出現する可能性のあるもの全て)を列挙した付加情報が付けられる。そして、各レコード毎に、出現した非キー要素の要素内容を、CSV要素にCSV形式で繋いで格納する。その際、出現しなかった非定型要素に関しては、空要素として繋ぐ。一方、逆変換時には、空要素は出力しないようにする。図22に元文書、図23に変換文書の例を示す。
図1は、本例の構造化文書変換方法をコンピュータ等で実行する処理全体の概略的な流れ及びその構成を示す図である。
変換仕様XML文書22は、変換/逆変換の為の変換仕様を与えるXML文書である。すなわち、多様な種類のXML文書に対して、各XML文書に応じたスタイルシート、すなわちXSL(Extensible Stylesheet Language)シート(XSLTスタイルシートともいう)をいちいち作成するのは、極めて面倒で手間が掛かるものである。そこで、この手間を省く為に、本例では(先願等と同様)XML文書のデータ構造を変換するための仕様を記述したXML文書、すなわち変換仕様XML文書22を作成しておく。
(1)上位階層に複数要素名の(複数種類の)レコードが出現するデータ構造
上記データ構造を有する入力XML文書21に対しては、本例の第1の手法により、以下の(a)、(b)のようにする。
(a)処理対象レコード要素名を複数個併記して、それらのレコードをプッシュ処理とし、それらのレコード外をコピーするようにしたテンプレートを生成する。プッシュ処理により、同種のレコードが任意回繰り返す場合でも、1回の指定で対応することができる。
<record> 対象レコード要素名1|対象レコード要素名2|対象レコード要素名3|…</record>
ここで、プッシュ処理とは、出現する可能性のあるノードの種類それぞれに対してテンプレート規則を書き、<xsl:apply-templates>で任意のテンプレートを呼び出して、そのテンプレートによる処理を実行させるものである(パターンマッチングによって、呼び出すテンプレートを決定する)。まるで、プロセッサが「誰か、これを処理したい方いませんか」と言いながら、ノードをドアの外に押し出している(push)みたいだから、プッシュ処理と呼ばれる。
(b)各種レコードを処理するテンプレートを、一致処理のテンプレートとして生成する。
変換操作
</xsl: template>
尚、変換操作(CSV圧縮)自体は、上記従来技術の手法、あるいは先願の何れの手法を用いてもよく、ここでは特に具体例は示さない。
(2)レコードが子レコードを持つデータ構造
上記データ構造を有する入力XML文書21に対しては、本例の第2の手法により作成された変換仕様XML文書22から生成した変換XSLシート15が、例えば以下の内容を有するようにする。
<xsl: apply-template select=”対象の子レコード要素名”/>
として、子レコード処理のテンプレートをプッシュ処理で呼び出すようにする。
(3)レコードのデータ項目の大半が入替わるデータ構造(条件分岐)
上記データ構造を有する入力XML文書21に対しては、本例の第3の手法により作成された変換仕様XML文書22から生成した変換XSLシート15が、例えば以下の内容を有するようにする。
<xsl: call-template name=” 引用テンプレート名”/>
尚、当然、対応する名前付きテンプレート(上記(b))も作成されている。
http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/xml/020726/j_x-xdpshpul.html
このホームページでは、プッシュ処理、プル処理は、プッシュ・スタイル、プル・スタイルとして紹介されており、出現順序や繰返し数が不明な場合はプッシュ・スタイルを用いることが開示されている。
以下、まず図2に例について説明する。
まず、図27に示したように、先願の変換XML文書では、<items>要素は1個であり、1つのレコードの変換操作しか指定できなかった(つまり、<record>部品</record>のみ)。
<items record=”調査”>中で、
<item ctag=”-RECORD”>特許</item>
と記述することで、当該item要素のctag属性で子レコードへの分岐であることを指定し、子レコードの要素名を要素内容で指定するようにしている。これを受ける子レコードの変換処理は、<items record=”特許”>要素として記述している。
すなわち、例えば、構造変換部11が変換仕様XML文書22を直接用いて構造変換(XML−XML変換)を行う場合には、上記レコード名の併記により出現する可能性のあるレコード種類を認識し、その後、入力XML文書21を順次読み込んで、いずれかの対象レコード名に遭遇する毎に、対応する変換処理テンプレートを選択し、このテンプレートを用いて変換処理を行う。また、変換仕様における<item ctag=”-RECORD”>レコード名</item>により、当該レコード名のレコード種類に対応するテンプレートを用いて、当該レコード名のレコードの変換処理を行う。
<record> 調査|参考文献 </record>
があると、これを図4に示す
<xsl:when test=”descendant-or-self::*{調査 | 参考文献}”>
の条件文を含む一連の記述(例えば図12のBの部分;後に説明する)に置き換える。
これより、レコード要素<調査>、<参考資料>は、それぞれ、<xsl:template match=”調査”または“参考資料”>のテンプレートで処理される。尚、各テンプレートの内容(CSV圧縮操作)は、既に述べたように従来技術や先願のXSLシートの形式に変換できるので、ここでは省略して示すが、後に省略していない完全版を示すものとする。
以上述べた図3の変換仕様を用いてXML文書の構造変換を行うことにより、図2に示す入力XML文書21は図5に示す変換XML文書23に変換される。尚、変換後のXML文書の内容については、本手法の説明には特に関係ないので、省略する。
また、図6の例の入力XML文書21に対しては、例えば図7に示す変換仕様XML文書22を用いることでXML文書の構造変換が可能となり、その結果、例えば図9に示す変換XML文書23が得られる。あるいは、図7の変換仕様XML文書22から図8に示す変換XSLシート15(不図示の逆変換XSLシート16も)を自動生成してこれを用いて上記変換を行うようにしてもよい。
<item ctag=”-BRANCH” case=“種類=‘CPU’”>process-a</item>
により、ctagで条件分岐を指令し、case属性で条件を与え、判定結果がtrueならば、process-aの名前を持つテンプレートに分岐することを指定している。case属性の条件は、要素名「種類」の要素の要素内容が「CPU」であるか否かを調べている。これはメモリ、HDDについても同様である。
<item ctag=”-BRANCH” case=“種類=‘CPU’”>process-a</item>
は、図8における
<xsl:when test=“種類=‘CPU’”><xsl:call-template name=”process-a”/>
として生成され、XSLシートに記述される。
図10に変換仕様を基に変換用XSLシートを生成する処理のフローチャート図を示す。また、図10のステップS16の詳細フローチャート図を図11に示す。これら図10、図11に示す処理は、主にテンプレート間の関係付けをする処理を示すものであり、変換、逆変換で共通である。
図10において、XSL変換部13は、変換仕様XML文書22を読み込み(ステップS11)、まず、変換XSLシート15のXML宣言文、開始タグ等の固定部分を生成する(ステップS12)。これにより、図12、図13、図15、図17に示すAの部分が作成される。
まず、Aの部分のうち図示のA’の記述は、「ルートノードに対して、定義されているテンプレート全てを適用する」ことを意味する。テンプレート全てとは、Bのテンプレートと、調査、特許、参考文献の各々に関するテンプレート(図示のH、I、Eの部分)の計4つのテンプレートである。
“descendant-or-self::*[調査|参考文献]”
の部分が記述されている。
(a)自ノード又はその子孫ノードに<調査>又は<参考文献>がある場合には、カレント要素を属性込みでコピーした後に、全ての子ノードに上記全てのテンプレートを適用させる。
上記Bの部分の処理を図2の例に適用した場合、まず最初に対象となるノードは<技術調査>であり、これは自ノードは<調査>でも<参考文献>でもないが、その子ノードに<調査>と<参考文献>があるので、上記(a)に該当し、カレント要素を属性込みでコピーした後に、その子ノードである<テーマ>、<調査>、<参考文献>の各々について再帰的に全てのテンプレートを適用する。尚、これは、階層が何階層であっても全ての階層の全てのレコードについて適用されることになる。
最後に、<参考文献>に関しては、上記<調査>と同じ理由によりテンプレートEのみが適用されることになる。
図11の処理は、まず、<items>要素の属性が、recordかnameかによって、それぞれ、<xsl:template match=”record属性値”>か<xsl:template name=”name属性値”>で始まるテンプレートを作成する(ステップS21〜S24)。これらは、レコードのプッシュ処理と条件分岐のプル処理に当たる。尚、図示していないが、属性がない<items>要素の場合には、<xsl:template match=”record要素の要素内容”>で始まるテンプレートを作成する。
これより、ctag属性値が”-ORG”の場合は(ステップS27,YES)、キー要素として処理する(ステップS28)。図7の最初の<items>要素内の最初と二番目の<item>要素がこれに該当し、図16、図17に示すDの部分が生成される。
<文献csv><xsl:value-of select=”concat(題名,‘,’出典,‘,’備考)”/></文献csv>
一方、逆変換に関しては、図14に示すFの部分のように、select=“substring-before/after・・・等を用いて、上記CSV形式で繋がれた各要素内容を分離する操作を行う命令文が生成されることになる。
<xsl:call-template name=”<item>の要素内容”/></xsl:when>
一方、もしcase属性値が”otherwise”である場合は(ステップS34,YES)、
<xsl:otherwise>
<xsl:call-template name=”<item>の要素内容”/>
</xsl:otherwise>
を生成し、更に</xsl:choose> と続けて、一連の条件分岐文を終了する。
以上の処理を各<item>要素について実行し、<items>内の全ての<item>要素の処理が終了したら(ステップS26,YES)、テンプレートの閉じタグ</xsl:template>を記述して図11の処理は終了する。
同図に示すコンピュータ100は、CPU101、メモリ102、外部記憶装置105、媒体駆動装置106等を有し、これらがバス108に接続された構成となっている。また、更に、ネットワーク接続装置107を有する構成であってもよい。同図に示す構成は一例であり、これに限るものではない。
メモリ102は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置105(あるいは可搬型記録媒体109)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU101は、メモリ102に読み出したプログラム/データを用いて、上述してある図2の構造変換部11、逆変換部12、XSL変換部13の機能(XSL変換部13に関しては図10、図11に示すフローチャート処理)を実現する。
図20は、上記プログラム等を記録した記録媒体、ダウンロードの一例を示す図である。
構造化文書を構造変換する構造変換装置であって、
前記構造化文書が同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作間の呼び出し関係を定義する変換仕様定義手段と、
該変換仕様定義手段による前記各定義に基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換する構造変換手段と、
を有することを特徴とする構造変換装置。
構造化文書を構造変換する構造変換装置であって、
前記構造化文書が複数種類のレコードを有すると共に構造変換対象の任意のレコードが子レコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に、前記子レコードを有する任意のレコードのレコード種類に対応した変換操作定義中に、該子レコードのレコード種類に対応した変換操作間の呼び出し関係を定義する変換仕様定義手段と、
該変換仕様定義手段による前記各定義に基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換する構造変換手段と、
を有することを特徴とする構造変換装置。
構造化文書を構造変換する構造変換装置であって、
前記構造化文書が各レコード内の条件によってそのレコード内の要素が変わるデータ構造を持つ場合、前記各条件に対応してそのレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作定義の何れを適用するかの条件分岐を定義する変換仕様定義手段と、
該変換仕様定義手段による前記各定義に基づいて、前記データ構造を持つ構造化文書を構造変換する構造変換手段と、
を有することを特徴とする構造変換装置。
前記レコード内の要素を圧縮変換する変換操作の定義は、変換後の構造化文書における新要素を複数定義し、前記レコード内の各要素についてデータ処理の対象となるキー要素であるか否かを指定すると共に該キー要素以外の要素である各非キー要素を前記複数の新要素の何れに割り当てるかを定義するものであり、
前記構造変換手段は、この定義により、前記各要素を、前記レコード内で出現する順に、前記キー要素はそのまま変換後の構造化文書に記述し、前記各非キー要素に関しては、その要素内容を、該当する前記新要素毎にCSV形式でまとめたものを各新要素の要素内容として変換後の構造化文書に記述することを特徴とする付記1〜付記3の何れかに記載の構造変換装置。
前記構造化文書はXML文書であり、前記変換仕様定義もXML文書で定義し、
前記変換仕様を定義するXML文書から、該変換仕様定義をXSLT文法で記述したXSLTスタイルシートを生成するスタイルシート生成手段を更に有し、
前記構造変換手段は該XSLTスタイルシートを用いて前記構造変換を行うXSLTプロセッサであることを特徴とする付記1〜付記4の何れかに記載の構造変換装置。
前記構造化文書が同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ場合の前記複数の変換操作定義の呼び出し定義は、前記XSLTスタイルシートにおいて該複数の変換操作定義の何れかへのプッシュ処理として記述されることを特徴とする付記5記載の構造変換装置。
前記構造化文書が複数種類のレコードを有すると共に構造変換対象の任意のレコードが子レコードを有するデータ構造を持つ場合の前記子レコードのレコード種類に対応した変換操作定義の呼び出し定義は、前記XSLTスタイルシートにおいて該子レコードの変換操作定義へのプッシュ処理として記述されることを特徴とする付記5記載の構造変換装置。
前記構造化文書が各レコード内の条件によってそのレコード内の要素が変わるデータ構造を持つ場合の前記条件分岐の定義は、前記XSLTスタイルシートにおいてプル処理として記述されることを特徴とする付記5記載の構造変換装置。
構造化文書を構造変換する構造変換方法であって、
前記構造化文書が同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作間の呼び出し関係を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換することを特徴とする構造変換方法。
構造化文書を構造変換する構造変換方法であって、
前記構造化文書が複数種類のレコードを有すると共に構造変換対象の任意のレコードが子レコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に、前記子レコードを有する任意のレコードのレコード種類に対応した変換操作定義中に、該子レコードのレコード種類に対応した変換操作間の呼び出し関係を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換することを特徴とする構造変換方法。
構造化文書を構造変換する構造変換方法であって、
前記構造化文書が各レコード内の条件によってそのレコード内の要素が変わるデータ構造を持つ場合、前記各条件に対応してそのレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作定義の何れを適用するかの条件分岐を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記データ構造を持つ構造化文書を構造変換することを特徴とする構造変換方法。
コンピュータに、
構造変換対象の構造化文書が同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作間の呼び出し関係を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換する機能、
を実現させるためのプログラム。
コンピュータに、
構造変換対象の構造化文書が複数種類のレコードを有すると共に構造変換対象の任意のレコードが子レコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に、前記子レコードを有する任意のレコードのレコード種類に対応した変換操作定義中に、該子レコードのレコード種類に対応した変換操作間の呼び出し関係を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換する機能、
を実現させる為のプログラム。
コンピュータに、
構造変換対象の構造化文書が各レコード内の条件によってそのレコード内の要素が変わるデータ構造を持つ場合、前記各条件に対応してそのレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作定義の何れを適用するかの条件分岐を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記データ構造を持つ構造化文書を構造変換する機能、
を実現させる為のプログラム。
コンピュータに、
構造変換対象の構造化文書が同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作間の呼び出し関係を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換する機能、
を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
コンピュータに、
構造変換対象の構造化文書が複数種類のレコードを有すると共に構造変換対象の任意のレコードが子レコードを有するデータ構造を持つ場合、各レコード種類毎に対応してそのレコード種類のレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に、前記子レコードを有する任意のレコードのレコード種類に対応した変換操作定義中に、該子レコードのレコード種類に対応した変換操作間の呼び出し関係を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記同一階層に複数種類のレコードを有するデータ構造を持つ構造化文書を構造変換する機能、
を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
コンピュータに、
構造変換対象の構造化文書が各レコード内の条件によってそのレコード内の要素が変わるデータ構造を持つ場合、前記各条件に対応してそのレコード内に出現する要素を圧縮変換する変換操作を定義すると共に該複数の変換操作定義の何れを適用するかの条件分岐を定義した変換仕様XML文書またはXSLTスタイルシートに基づいて、前記データ構造を持つ構造化文書を構造変換する機能、
を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
11 構造変換部
12 逆変換部
13 XSL変換部
14 変換XSLシート生成XSLシート
15 変換XSLシート
16 逆変換XSLシート
21 入力XML文書
22 変換仕様XML文書
23 変換XML文書
100 コンピュータ
101 CPU
102 メモリ
105 外部記憶装置
106 媒体駆動装置
107 ネットワーク接続装置
108 バス
109 可搬型記録媒体
110 外部のサーバ
111 記憶部
Claims (1)
- 構造化文書を構造変換する構造変換装置であって、
前記構造化文書が各レコードタグ又は子レコードタグの、要素名又は要素内容によってレコード内に含まれる要素名が異なるデータ構造を持つ場合、複数のレコードのそれぞれのレコードタグ又は子レコードタグの、要素名又は要素内容に対応して、該要素名又は要素内容に対応する要素名を有する要素を圧縮変換する複数の変換操作を定義すると共に該複数の変換操作定義の何れを適用するかの条件分岐を定義する変換仕様定義手段と、
該変換仕様定義手段による前記各定義に基づいて、前記データ構造を持つ構造化文書を構造変換する構造変換手段と、
を有することを特徴とする構造変換装置。
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