JP4779022B2 - マイクロ共振器センサ - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロ共振器センサに関するものであり、より詳しくは、共振器の屈折率変化を用いて被測定物質の特性を検出するセンサに関するものである。
一般的に、共振器センサは、導波路の出力端における光の強度を検出して、被測定物質の特性を検出するものであり、より具体的には、入力端と出力端とが形成された導波路を通って進む光が、当該導波路と離隔されて設けられたリング共振器に結合され、結合時に発生する当該リング共振器の有効屈折率の変化に対応する導波路の出力端における光の強度を検出して、被測定物質の特性を検出するものである。
図1には既存のマイクロリング共振器センサが示されている。
図1を参照すると、既存のマイクロリング共振器センサは、主導波路(110)及びリング共振器(120)から構成される。主導波路(110)は、光ファイバ又は光導波管からなり、主導波路(110)の両端は、各々、光信号が入力される入力端と光信号が出力される出力端として機能する。リング共振器(120)は、一定の半径(R)を有するリング形態の光ファイバ又は光導波管であり、リング共振器(120)には、表面が界面処理された開口部(122)が形成され、リング共振器(120)を構成する光ファイバ又は光導波管を通って進む光が、被測定物質である液体又は気体と效果的に反応できるようにしている。
このような開口部(122)はリング共振器(120)を構成する光ファイバ又は光導波管の上面又は側面に形成される。開口部(122)の形成位置に応じて、マイクロリング共振器センサが受容可能な光伝達モードが決定される。従って、開口部(122)をリング共振器(120)の上面及び側面共に形成すると、TMモードとTEモードの光信号を共に受容することができる。主導波路(110)とリング共振器(120)は1つの誘電体基板上に互いに離隔して配置されてマイクロリング共振器センサを構成する。
図1に示しているような既存のマイクロリング共振器センサにおいて、主導波路(110)の入力端を介して入力された光信号は、主導波路(110)に沿って進み、主導波路(110)と離隔して配置されたリング共振器(120)の共振条件に応じてリング共振器(120)に結合される。このとき、リング共振器(120)に入射される光は、リング共振器(120)に形成された開口部(122)の界面処理された面で被測定物質である液体又は気体状態の生体物質と反応する。これによって、リング共振器(120)の有効屈折率が変わるようになる。また、リング共振器(120)の有効屈折率が変わることによって主導波路(110)からリング共振器(120)への光結合条件が変更される。このとき、リング共振器(120)の上面と側面で反応する物質の濃度に対応してリング共振器(120)の有効屈折率が変わる。これによって主導波路(110)の出力端を介して出力される光の量が変わるようになるため物質の特性を検出できる。このように、リング共振器(120)の開口部(122)に生物学的要素を導入して生物変換器を構成するようになるとリング共振器を用いたバイオセンサの製作が可能である。
図1に示されている4つのポート(a1、b4、a3、b2)を有する既存のマイクロリング共振器センサにおいてリング共振器(120)内で反射がないため初期条件はb1=b3=a2=a4=0である。従って、図1に示されているマイクロリング共振器センサの特性関数は次の数1に表される。
Figure 0004779022
数1において、|k2|は、光導波路を一回進む時に、ポート1(a1)からポート4(b4)に結合された光信号の強度であり、|1−k2|は、光導波路を一回進む時に、結合されることなく進む光信号の強度である。
また、リング共振器の内部における光信号は次の数2に表現される。
Figure 0004779022
数2において、αRは、リング共振器の内部で一回進む時に生じる損失であり、φRはリング共振器の内部で一回進む時生じる位相差である。
一方、数1から次の数3を得ることができる。
Figure 0004779022
また、数2と数3から次の数4が導出される。
Figure 0004779022
また、数4において、φ=2mπである時、リングの共振がおき、このとき、数4は次の通り整理される。
Figure 0004779022
数5のように定義される共振条件が発生すると、主導波路(110)からリング共振器(120)への結合が発生し、次の数6のような条件を満たす時に、臨界結合条件が満たされて、主導波路(110)の出力端に光信号が出力されないようになる。臨界結合条件が満たされる時点において主導波路(110)からリング共振器(120)へ結合される光信号の強度が最大となる。
Figure 0004779022
共振状態において、臨界結合条件は、結合係数(k)と損失係数(αR)の調整により作られる。このとき、結合係数(k)は、主導波路(110)とリング共振器(120)との間の隔離距離により決定され、損失係数(αR)はリング共振器(120)に形成された開口部(122)における光信号と生体物質との反応により決定される。
図2には主導波路(110)に光信号が入力された時に、リング共振器(120)の共振条件により入射光の波長に応じた出力光の特性曲線の一形態が示されている。図2を参照すると、リング共振器(120)の共振条件において臨界結合が発生すると、最小波長で主導波路(110)の出力端で出力が発生することなく、最小となる波長は生体分子間の相互作用に応じて移動する。すなわち、主導波路(110)の出力端で出力が発生しなくなる光信号の波長はリング共振器(120)の開口部(122)に接触された被測定物質によるリング共振器(120)の有効屈折率の変化量に応じて変わるようになる。
図2によると、リング共振器(120)の有効屈折率が1×10−4増加するごとに主導波路(110)の出力端で出力が発生しない最小波長が一定に増加することが分かる。従って、マイクロリング共振器センサは主導波路(110)の出力端を介して出力される光信号の強度と波長に対する応答信号を測定することによって被測定物質の特性を検出できる。
一方、マイクロリング共振器センサの出力は、媒質がリング共振器(120)に形成された開口部(122)と接触する時に生じる媒質の誘電定数の変化に大きな影響を受ける。すなわち、媒質がマイクロリング共振器センサの開口部(122)を介して流動することによって媒質の誘電定数が変化し、これによってリング共振器(120)の有効屈折率が変わる。このようなリング共振器(120)の有効屈折率の変化は共振条件の変化を招いて出力波長が移動する。従って、マイクロリング共振器センサは、主導波路(110)の出力端で測定された光信号の強度及び位相に基づいて算出したリング共振器(120)の有効屈折率により被測定物質の濃度を把握することによって被測定物質の特性を検出する。
上述したようなマイクロリング共振器センサは、互いに結合される生体分子のうち1つの生体分子が、マイクロリング共振器センサに形成された開口部(122)の表面に固定された状態で被測定物質として、これに対応する生体分子を開口部(122)の表面に接触させた後、これらの間の結合作用を検出するバイオセンサの形態として具現化できる。互いに結合される生体分子の例としては、抗体−抗原、ホルモン−受容体、蛋白質−蛋白質、DNA−DNA、DNA−蛋白質などを挙げることができる。このように、リング共振器を用いたバイオセンサは、マイクロリング共振器センサの開口部(122)の表面に配位子(リガンド)を固定化させたセンサである。リガンドの固定化方法の一形態として、リガンドにチオール基を共有結合により付けてチオール化されたリガンドを金属表面に化学的に吸着させる方法を挙げることができる。また、カルボキシルメチル化デキストラン(carboxyl−methylated dextran)鎖から構成されたヒドロゲルマトリクス(hydrogel matrix)を用いてリガンドをマイクロリング共振器センサの開口部(122)の表面に固定化する方法も存在する。このようなマイクロリング共振器センサの最も大きい長所は、放射性物質や蛍光物質のような指標物質を用いることなく直接分子を測定できるという点である。さらには、マイクロリング共振器バイオセンサを用いると生体分子をリアルタイムで結合過程をモニタリングできる。
しかしながら、既存のマイクロリング共振器センサは、簡単な構成により被測定物質の特性測定が可能であるという長所があるが、センサの小型化の側面において制限が存在する。すなわち、光導波管が円形のループ形態からなる共振器を備えている既存のマイクロリング共振器センサの場合、過度な放射損失をすることなくリング共振器の半径を減らすためにはリング共振器を構成する光導波管の周辺を深くエッチングする必要がある。このように、リング共振器を構成する光導波管の周辺を深くエッチングすると、光導波管の側面光閉じ込め効果を高めることができるが、側面粗さにより光電波損失が増加する問題がある。また、リング共振器を形成している光導波管自体が真性物質からなっている場合、真性物質を介するエッチングは過度の表面再結合による問題が引き起こされる。さらには、このようなリング共振器は放射損失の増加を招いて、結果的にリング共振器センサの小型化の阻害要因として作用する。
本発明が解決しようとする技術的課題は、センサの小型化に伴う放射損失を最小化し、いつどこでも利用できるようにオンチップ(On−Chip)に集積化された超小型の高感度マイクロ共振器センサを提供することである。
上記の技術的課題を達成するための、本発明に係るマイクロ共振器センサの一実施形態は、光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、上記入射口を介して入力された光信号の一部が分岐される光結合領域を有する主導波路と上記主導波路の光結合領域と光結合され上記主導波路から分岐される分岐光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路多角形状に配置して構成される共振導波路と、上記共振導波路を形成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、上記共振導波路に入力された上記分岐光信号の少なくとも一部を反射させ上記分岐光信号が上記共振導波路内を周回するようにする光経路変更手段とを備え、上記共振導波路を構成する光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面であって、前記光導波路の各頂点領域に設けられる光経路変更手段の間に開口部が形成されるものである。
上記の技術的課題を達成するための、本発明に係るマイクロ共振器センサの他の実施形態は、光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、上記入射口を介して入力された光信号の一部が分岐される光結合領域を有する第1の主導波路と、上記第1の主導波路の光結合領域と光結合され上記第1の主導波路から分岐される分岐光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路多角形状に配置して構成される第1の共振導波路と、光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、上記入射口を介して入力された光信号の一部が分岐される光結合領域を有する第2の主導波路と、上記主導波路の光結合領域と光結合され上記第2の主導波路から分岐される分岐光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路多角形状に配置して構成される第2の共振導波路と、上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路を形成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、上記第1の共振導波路又は上記第2の共振導波路に入力される分岐光信号の少なくとも一部を反射させ上記分岐光信号が上記第1の共振導波路及び上記第2の共振導波路内を周回するようにする光経路変更手段と、を備え、上記第1の共振導波路と第2の共振導波路は1つの頂点を共有して単一の共振経路を形成し、上記第1の共振導波路と第2の共振導波路を構成する光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面であって、前記光導波路の各頂点領域に設けられる光経路変更手段の間に開口部が形成されるものである。
これによって超小型のリング共振器センサの製作が可能であり、光源と検出器を同一のウエハ上、つまり、オンチップに集積させることができてバイオ環境センサ及び医療応用分野に適用できる。
本発明に係るマイクロ共振器センサによると、全反射ミラーを用いて共振器を構成することによって、過度な放射損失を抑制できるマイクロ共振器センサを超小型に製作できる。また、全体素子を同一なウエハに集積可能であるため、オンチップでの製作が可能であり、携帯用端末機に適用されることができる超小型光センサモジュールの生産が可能であるという利点がある。
以下、添付された図面を参照して本発明に係るマイクロ共振器センサの望ましい実施形態について詳細に説明する。
図4は、本発明に係るマイクロ共振器センサに用いられる波長可変光源の一形態を示した図面である。
図4を参照すると、波長可変光源は、レーザダイオードのような光源から放出された光信号の波長を所望の波長の信号に変更してマイクロ共振器センサの主導波路に提供する。波長可変光源は光発生部(410)、光導波路(420)、第1の共振リング(430)及び第2の共振リング(440)から構成される。
光発生部(410)は、電極(412)を介して外部から入力される電流又は電圧により一定な波長の光信号を発生するレーザダイオードである。光導波路(420)は、第1の共振リング(430)及び第2の共振リング(440)と一定距離離隔されて配置される。光導波路(420)と各々の共振リング(430、440)との隔離距離に応じて光導波路(420)と各々の共振リング(430、440)との間の結合係数が変わり、互いに結合される光信号の量が変わるようになる。このような光導波路(420)は、位相制御領域(422)と反射領域(424)とから構成され、位相制御領域(422)には電極(426)が連結されて、位相制御領域(422)に入力する電流又は電圧により屈折率を変更させることによって、光信号の位相を制御する。
光発生部(410)から放出されて光導波路(420)に入力された光信号は第1の共振リング(430)に結合されて第1の共振リング(430)内で時計方向への第1の光波を形成する。また、第1の光波は、第2の共振リング(440)に結合されて第2の共振リング(440)内で反時計方向への第2の光波を形成する。このような第1の光波及び第2の光波は、光導波路(420)の反射領域(424)で光導波路(420)に結合されて光発生部(410)へ進む。このように、光発生部(410)からの光信号に加えられることによって最終的に放出される光信号の波長を変更する。
第1の共振リング(430)及び第2の共振リング(440)は、外部から供給される駆動電流の大きさに応じて屈折率が変化する位相制御領域(432、442)が形成されている光ファイバ又は光導波管を円形に構成して製作される。第1の共振リング(430)及び第2の共振リング(440)は互いに光信号が交流できるように光結合される。また、第1の共振リング(430)及び第2の共振リング(440)の直径(R0、R1)は互いに異なるように設定され、これによって各々の共振リング(430、440)内における光信号の周回長さが異なり、各々の共振リング(430、440)の共振波長が変わる。このような状態で、一方の共振リング(例えば、共振リング(430))に入力される電流量を変化させて共振リング(430)の屈折率を変化させると、バーニア効果によって特定の波長でのみ2つのリングが同時に共振するようになって強い反射を誘発する。すなわち、一方の共振リング(430)の屈折率を固定させて他方の共振リング(440)の屈折率を順次増加させたり減少させると、定数倍の自由スペクトル域(FSR:Free Spectral Range)ずつ増加したり減少した波長で反射率ピークが順に現れるようになる。
図4を参照して説明したような可変波長光源を、本発明に係るマイクロ共振器センサに適用すると、全体センサの構成素子を単一ウエハに集積可能であるため、光集積化回路形態のマイクロ共振器センサの集積が可能であり、これによってマイクロ共振器センサをより簡単かつ低価格で生産できる。併せて、本発明に係るマイクロ共振器センサの光源としては、図4を参照して説明した可変波長光源外に、レーザダイオードのような広く知られた発光素子を適用できる。
[第1実施形態]
図5は本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第1の実施形態の構成を示した図面である。
図5を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第1の実施形態は、主導波路(510)、共振導波路(520)、全反射ミラー(530)及びビームスプリッタ(532、534)を備える。主導波路(510)は、光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、主導波路(510)には入射口を介して入力された光信号が共振導波路(520)に結合される光結合領域が形成される。共振導波路(520)は主導波路(510)の光結合領域と光結合され主導波路(510)の入射口を介して入力された光信号のうち、共振導波路(520)に結合される光信号(以下、「分岐光信号」という)が入力される光結合領域を有し、複数の光導波路を三角形状に配置して構成される。このとき、三角形状の共振導波路(520)の三辺を構成する光導波路のうち1つの光導波路は、主導波路(510)を構成する光導波路と一体からなる。ビームスプリッタ(532、534)は、三角形状の共振導波路(520)の三辺を構成する光導波路のうち主導波路(510)を構成する光導波路と一体からなる光導波路を除外した他の2つの光導波路と主導波路(510)が接続される地点に配置される。また、全反射ミラー(530)は、主導波路(510)を構成する光導波路と一体からなる光導波路を除外した他の2つの光導波路が接続される地点に配置される。
主導波路(510)の入射口を介して入力された光信号は、第2のビームスプリッタ(534)を通過した後、第1のビームスプリッタ(532)により分岐されて主導波路(510)の出射口を介して出力されると共に共振導波路(520)に入力される。共振導波路(520)に入力された分岐光信号は、全反射ミラー(530)により反射され、続いて、第2のビームスプリッタ(534)により分岐されて一部はモニターリング部(不図示)に向かい、一部は主導波路(510)の出射口に向かう。このような方式により、共振導波路(520)に入力された分岐光は共振導波路(520)内を周回するようになる。
一方、共振導波路(520)を構成する光導波路のうち主導波路(510)を構成する光導波路と一体からなる光導波路を除外した他の2つの光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面には開口部(522、524)が形成される。主導波路(510)の入射口を介して入力された光信号は、第1のビームスプリッタ(532)を介して共振導波路(520)に結合され、結合された分岐光信号は共振導波路(520)に形成された開口部(522、524)で液体又は気体からなる被測定物質と反応する。このような分岐光信号と被測定物質の反応により共振導波路(520)の有効屈折率が変わるようになり、これによって光信号の位相が変化して結合共振条件が変わるようになる。このような共振導波路(520)の共振条件及び共振状態における臨界結合条件は数5及び数6の通りである。以上のように、共振導波路(520)の開口部(522、524)の界面で反応する被測定物質の濃度に対応して共振導波路(520)の共振条件が変更されるため、主導波路(510)の出射口を介して出力される光信号の強度を測定すると被測定物質の特性を検出できる。
[第2実施形態]
図6は、本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第2の実施形態の構成を示した図面である。
図6を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第2実施形態は主導波路(540)、共振導波路(550)及び全反射ミラー(560、562、564)を備える。主導波路(540)は、光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、主導波路(540)には入射口を介して入力された光信号が共振導波路(550)に結合される光結合領域が形成される。共振導波路(550)は、主導波路(540)の光結合領域と光結合され主導波路(540)の入射口を介して入力された光信号のうち共振導波路(550)に結合される光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路を三角形状に配置して構成される。このとき、三角形状の共振導波路(550)の三辺を構成する光導波路のうち1つの光導波路は、主導波路(540)と平行に配置される。全反射ミラー(560、562、564)は三角形状の共振導波路(550)の三辺を構成する光導波路が互いに接続される地点である頂点領域に配置される。
一方、共振導波路(550)を構成する光導波路のうち、主導波路(540)を構成する光導波路と平行に配置される光導波路を除外した他の2つの光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面には開口部(552、554)が形成される。主導波路(540)の入射口を介して入力された光信号は、光結合領域で共振導波路(550)に結合される。共振導波路(550)に入力された光信号は、共振導波路(550)の各頂点に設けられた全反射ミラー(560、562、564)により反射されて共振導波路(550)内を時計方向に進むようになる。このとき、共振導波路(550)内を進む光信号は、共振導波路(550)に形成された開口部(552、554)で液体又は気体からなる被測定物質と反応し、これによって共振導波路(550)の有効屈折率が変わるようになり、これによって光信号の位相が変化して結合共振条件が変わるようになる。次いで、共振導波路(550)内を進む光信号は、共振導波路(550)の光結合領域で主導波路(540)に結合されて主導波路(540)の出射口を介して出力される。以上のように、共振導波路(550)の開口部(552、554)の界面で反応する被測定物質の濃度に対応して共振導波路(550)の共振条件が変更されるため、主導波路(540)の出射口を介して出力される光信号の強度を測定すると被測定物質の特性を検出できる。
[第3実施形態]
図7は、本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第3の実施形態の構成を示した図面である。
図7を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第3の実施形態は、主導波路(570)、光結合器(575)、共振導波路(580)及び全反射ミラー(590、592、594、596)を備える。主導波路(570)は、光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、主導波路(570)には入射口を介して入力された光信号が光結合器(575)に結合される光結合領域が形成される。光結合器(575)は主導波路(570)の入射口を介して入力された光信号を主導波路(570)の出射口及び共振導波路(580)に分配する。また、光結合器(575)は共振導波路(580)内を周回した光信号を主導波路(570)の出射口及び共振導波路(580)に分配する。このような光結合器(575)として、セルフイメージング現象を用いた多重モード干渉結合器(MMIC:Multi−mode Interference Coupler)を適用すると、全体的なマイクロ共振器センサの大きさをコンパクトにでき、光結合器(575)と他の素子とを単一ウエハ上に容易に実装できるという利点がある。
共振導波路(580)は、光結合器(575)と光結合され主導波路(570)の入射口を介して入力された光信号のうち共振導波路(580)に結合される光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路を四角形状に配置して構成される。このとき、四角形状の共振導波路(580)の四辺を構成する光導波路のうち1つの光導波路が光結合器(575)に接続される。全反射ミラー(590、592、594、596)は四角形状の共振導波路(580)の四辺を構成する光導波路が互いに接続される地点である頂点領域に配置される。
一方、共振導波路(580)を構成する光導波路のうち光結合器(575)に結合された光導波路を除外した他の3つの光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面には開口部(592)が形成される。主導波路(570)の入射口を介して入力された光信号は、光結合器(575)を介して共振導波路(580)に結合される。共振導波路(580)に入力された光信号は、共振導波路(580)の各頂点に設けられた全反射ミラー(590、592、594、596)により反射されて共振導波路(580)内を反時計方向に進む。このとき、共振導波路(580)内を進む光信号は、共振導波路(580)に形成された開口部(582)で液体又は気体からなる被測定物質と反応し、これによって共振導波路(580)の有効屈折率が変わるようになり、これによって光信号の位相が変化して結合共振条件が変わる。次いで、共振導波路(580)内を進む光信号は、光結合器(575)を介して主導波路(570)に結合されて主導波路(570)の出射口を介して出力される。以上のように、共振導波路(580)の開口部(582)の界面で反応する被測定物質の濃度に対応して共振導波路(580)の共振条件が変更されるため、主導波路(570)の出射口を介して出力される光信号の強度を測定すると被測定物質の特性を検出できる。
図8は本発明に係るマイクロ共振器センサの信号検出方法を示した図面である。
図8を参照すると、図5〜図7を参照して説明したマイクロ共振器センサは、主導波路(510、540、570)の入射口を介して入力された光信号が主導波路(510、540、570)に沿って進み、主導波路(510、540、570)と光結合された共振導波路(520、550、580)の共振条件に合う波長のみ共振導波路(520、550、580)に結合される。このとき、共振導波路(520、550、580)の屈折率は共振導波路(520、550、580)に形成された開口部(522、524、552、554、582)に配置されている受容体と被測定物質(例えば、バイオ試料、環境試料)の結合程度に応じて変わる。このような共振導波路(520、550、580)の屈折率の変化は、共振導波路(520、550、580)内を周回する光信号の位相変化を起こし結合共振条件が変わり、これによって主導波路(510、540、570)の入射口を介して入力された光信号のうち共振導波路(520、550、580)に結合されることなく主導波路(510、540、570)の出射口を介して出力される光信号の波長が変わる。
測定部(不図示)は、主導波路(520、540、570)の出射口に配置されたフォトダイオードのような光検出素子により主導波路(510、540、570)の出射口から出力される光信号の強度を検出する。このとき、測定部は、共振導波路(520、550、580)を構成する光導波路に形成された開口部(522、524、552、554、582)に被測定物質が位置しない状態で主導波路(510、540、570)と共振導波路(520、550、580)との間の共振条件を満たして主導波路(510、540、580)の出射口で光信号が検出されない波長である共振波長に該当する波長を有する光の強度を検出する。このような共振波長は自由スペクトル域(FSR)に該当する間隔ごとに存在し、より正確な検出のために測定部は複数の共振波長(すなわち、1549.893nmと1550.698nm)で下方向及び上方向に光信号の強度を検出するのが望ましい。次に、測定部は、検出した光信号の強度に基づいて共振導波路(520、550、580)を構成する光導波路に形成された開口部(522、524、552、554、582)に位置した被測定物質による共振導波路(520、550、580)の有効屈折率の変化量を算出する。
複数の共振波長で光信号の強度を検出した場合、測定部は、共振波長で検出された光信号の強度の差値(第1の共振波長で上方向に測定された光の強度から第2の共振波長で下方向に測定された光の強度を引いた値)を算出し、これに基づいて共振導波路(520、550、580)の有効屈折率の変化量を算出する。最後に、測定部は、算出した有効屈折率の変化量により共振導波路(520、550、580)を構成する光導波路に形成された開口部(522、524、552、554、582)に位置した被測定物質の濃度を把握して被測定物質の特性を検出する。
[第4実施形態]
図9は、本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第4の実施形態の構成を示した図面である。図9に示されているマイクロ共振器センサは図6に示されているマイクロ共振器センサの2つが連結された構造を有する。
図9を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第4の実施形態は、第1の主導波路(710)、第2の主導波路(720)、第1の共振導波路(730)、第2の共振導波路(740)、ビームスプリッタ(750)及び全反射ミラー(752、754、756、758)を備える。図9に示されているマイクロ共振器センサは、図6に示されているマイクロ共振器センサの2つをビームスプリッタ(750)により結合させた構造を有する。第1の主導波路(710)の入射口を介して入力された光信号は、光結合領域で第1の共振導波路(730)に結合される。第1の共振導波路(730)に入力された光信号は、第1の共振導波路(730)に設けられた第1の全反射ミラー(752)により反射されてビームスプリッタ(750)に向かう。ビームスプリッタ(750)は、入射された光信号を第1の共振導波路(730)に設けられた第2の全反射ミラー(754)と第2の共振導波路(740)に分岐させる。第2の共振導波路(740)に入射された光信号は、第2の共振導波路(740)に設けられた第4の全反射ミラー(758)と第3の全反射ミラー(756)により反射されて第2の共振導波路内を周回し、またビームスプリッタ(750)に入射されて一部が第1の共振導波路(730)に結合される。
上述したような光信号の伝達過程で第1の共振導波路(730)と第2の共振導波路(740)に入射される光信号は、各々、第1の共振導波路(730)と第2の共振導波路(740)に形成された開口部(732、734、742、744)で液体又は気体からなる被測定物質と反応し、開口部(732、734、742、744)で反応する被測定物質の濃度に応じて第1の共振導波路(730)及び第2の共振導波路(740)の有効屈折率が変わる。2つの共振導波路(730、740)の有効屈折率が変わると、第1の主導波路(710)から第1の共振導波路(730)に結合される条件が変わり、これによって第1の主導波路(710)の出射口を介して出力される光の量が変わるため、これによって被測定物質の特性を検出できる。図9に示すように、2つの共振導波路を結合して共振器を構成すると、主導波路を介して出力される光信号の波長がバンドストップの形態でなく、バンドパスの形態の出力形態を有するようになり、バーニア効果によって広い共振間隔を得ることができるという利点がある。
[第5実施形態]
図10は本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第5の実施形態の構成を示した図面である。
図10を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第5の実施形態は、第1の主導波路(760)、第1の光結合器(765)、第2の主導波路(770)、第2の光結合器(775)、共振導波路(780)及び全反射ミラー(790、792、794、796)を備える。
第1の主導波路(760)の入射口を介して入力された光信号は、第1の光結合器(565)により共振導波路(780)に結合される。共振導波路(780)に結合された光信号は、共振導波路(780)に配置された第1の全反射ミラー(790)及び第2の全反射ミラー(792)により反射されて第2の光結合器(775)に入力される。第2の全反射ミラー(792)により反射されて第2の光結合器(775)に入力された光信号は第2の主導波路(770)に結合されて第2の主導波路(770)の出射口を介して出力される。この過程で共振導波路(780)に結合された光信号は、第1の全反射ミラー(790)と第2の全反射ミラー(792)との間に形成された開口部(782)で液体又は気体からなる被測定物質と反応し、これによって共振導波路(780)の有効屈折率が変わり、これによって光信号の位相が変化して結合共振条件が変わる。従って、第2の主導波路(770)の出射口を介して出力される光信号の強度を測定すると被測定物質の特性を検出できる。一方、第2の主導波路(770)の入射口を介して光信号が入力されると、被測定物質は共振導波路(780)に配置された第3の全反射ミラー(794)と第4の全反射ミラー(796)との間に形成された開口部(784)で光信号と反応する。この場合、被測定物質の特性検出は、第1の主導波路(760)の出射口を介して出力される光信号の強度を測定してなる。図10に示すように2つの共振導波路を結合して共振器を構成すると、主導波路を介して出力される光信号の波長がバンドストップの形態でなく、バンドパスの形態の出力形態を有するようになる。
[第6実施形態]
図11は本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第6の実施形態の構成を示した図面である。図11に示されているマイクロ共振器センサは、マッハツェンダー電界光学変調器に、図6に示されているマイクロ共振器センサの第2実施形態を結合した構造を有する。
図11を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第6の実施形態は、マッハツェンダー電界光学変調器を構成する2つの光導波路(810、815)のうち1つの光導波路(810)に、頂点に全反射ミラー(830、832、834)が配置された共振導波路(820)が結合された構造を有する。電気光学物質上に形成されたマッハツェンダー電界光学変調器の入力端に入射された光信号は、相異する2つの光導波路(810、815)を介して、また、1つの光になった後、出力端へ出射される。このとき、一方の光導波路(810)を介して入射された光信号は、該当光導波路(810)と平行に配置された共振導波路(820)を構成する光導波路に結合されて共振導波路(820)に入力される。共振導波路(820)に入力された光信号は、共振導波路(820)の頂点に配置された全反射ミラー(832、830、834)により反射されて共振導波路(820)内を周回する。
共振導波路(820)内を周回する光信号は、各々の全反射ミラー(832、830、834)の間に形成された開口部(822、824)で液体又は気体からなる被測定物質と反応し、開口部(822、824)で反応する被測定物質の濃度に応じて共振導波路(820)の有効屈折率が変わる。このような共振導波路(820)の有効屈折率の変化により共振導波路(820)からマッハツェンダー電界光学変調器を構成する光導波路のうち、共振導波路(820)と結合される光導波路(810)に再結合される光信号の位相が変わる。従って、電気光学物質上に作られたマッハツェンダー電界光学変調器の相異する2つの光導波路(810、815)を通過する光信号の位相差にともなう光信号間の補強又は相殺干渉が発生するため、マッハツェンダー電界光学変調器の出射口を介して出力される光信号の強度を測定して被測定物質の特性を検出できる。
[第7実施形態]
図12は本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第7の実施形態の構成を示した図面である。図12に示されているマイクロ共振器センサは、マッハツェンダー電界光学変調器に、図7に示されているマイクロ共振器センサの第3の実施形態を結合した構造を有する。
図12を参照すると、本発明に係るマイクロ共振器センサの第7の実施形態は、マッハツェンダー電界光学変調器を構成する2つの光導波路(850、855)のうち1つの光導波路(850)に、光結合器(860)を介して各々の頂点に全反射ミラー(880、882、884、886)が配置された共振導波路(870)が結合された構造を有する。電気光学物質上に形成されたマッハツェンダー電界光学変調器の入力端に入射された光信号は、相異する2つの光導波路(850、855)を介して、また、1つの光になった後、出力端へ出射される。このとき、一方の光導波路(850)を介して入射された光信号は該当光導波路(850)に結合されている光結合器(860)により共振導波路(870)に結合される。共振導波路(870)に入力された光信号は共振導波路(870)の頂点に配置された全反射ミラー(880、882、884、886)により反射されて共振導波路(870)内を周回する。
共振導波路(870)内を周回する光信号は、全反射ミラー(882、884)の間に形成された開口部(872)で液体又は気体からなる被測定物質と反応し、開口部(872)で反応する被測定物質の濃度に応じて共振導波路(870)の有効屈折率が変わるようになる。このような共振導波路(870)の有効屈折率の変化により共振導波路(870)から光結合器(860)を介してマッハツェンダー電界光学変調器を構成する光導波路のうち、共振導波路(870)と結合される光導波路(850)に再結合される光信号の位相が変わる。従って、電気光学物質上に作られたマッハツェンダー電界光学変調器の相異する2つの光導波路(850、855)を通過する光信号の位相差にともなう光信号間の補強又は相殺干渉が発生するため、マッハツェンダー電界光学変調器の出射口を介して出力される光信号の強度を測定して被測定物質の特性を検出できる。
[第8実施形態]
図13は、図12に示されているマイクロ共振器センサの第7の実施形態に、波長可変光源と光検出素子が結合されてなる本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第8の実施形態の構成を示した図面である。
図13に示されているマイクロ共振器センサの第8の実施形態は、光発生部(910)、共振部(920)及び光検出部(930)から構成されて同一なウエハに光集積化技術により集積されたセンサモジュール構造である。このようなマイクロ共振器センサは、超小型に製作が可能であるため携帯用装備に応用することができ、いくつかの相異する大きさの共振器を集積して多重波長を適用できて多重センサとして具現されることができる。併せて、図13には、図12を参照して説明した本発明に係るマイクロ共振器センサの第7の実施形態が共振部(920)として採用されるが、本発明に係るマイクロ共振器センサの第1の実施形態〜第6の実施形態も共振部(920)として採用できる。
以上、本発明の望ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した特定の望ましい実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載される本発明の要旨を外れない限り、当該発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば多様な変形実施が可能なあることは言うまでもなく、そのような変更は特許請求の範囲に記載の範囲内である。
既存のマイクロリング共振器センサを示した図である。 既存のマイクロリング共振器センサにおいて、リング共振器の共振条件による出力光の特性曲線の一形態を示した図である。 既存のマイクロリング共振器センサにおいて、一方の共振リングが固定された状態で、他方の共振リングの屈折率を3.29001及び3.29059に設定した時測定した反射スペクトラムを示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに採用される波長可変光源の一形態を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第1の実施形態の構成を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第2の実施形態の構成を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第3の実施形態の構成を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサの信号検出方法を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第4の実施形態の構成を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第5の実施形態の構成を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第6の実施形態の構成を示した図である。 本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第7の実施形態の構成を示した図である。 図12に示されているマイクロ共振器センサの第7の実施形態に、波長可変光源と光検出素子とが結合されてなる本発明に係るマイクロ共振器センサに対する第8の実施形態の構成を示した図面である。
110、510、540、570 主導波路
120 リング共振器
122、552、554、592、732、734、742、744、872 開口部
410 光発生部
420、810、815、850、855 光導波路
422、432、442 位相制御領域
424 反射領域
426 電極
430 第1の共振リング
440 第2の共振リング
520、550、580、780、820 共振導波路
530、560、562、564、590、592、594、596、752、754、756、758、790、792、794、796、830、832、834、880、882、884、886 全反射ミラー
532、534、750 ビームスプリッタ
565、575、775、860 光結合器
710、760 第1の主導波路
720、770 第2の主導波路
730 第1の共振導波路
740 第2の共振導波路
910 光発生部
920 共振部
930 光検出部

Claims (18)

  1. 光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、上記入射口を介して入力された光信号の一部が分岐される光結合領域を有する主導波路;
    上記主導波路の光結合領域と光結合され、上記主導波路から分岐される分岐光信号が入力される光結合領域を有し、複数の光導波路多角形状に配置して構成される共振導波路;及び
    上記共振導波路を形成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、上記共振導波路に入力された上記分岐光信号の少なくとも一部を反射させ上記分岐光信号が上記共振導波路内を周回するようにする光経路変更手段;を含み、
    上記共振導波路を構成する光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面であって、前記光導波路の各頂点領域に設けられる光経路変更手段の間に開口部が形成されることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  2. 請求項1において、
    上記主導波路の光結合領域と上記共振導波路の光結合領域とは、上記主導波路を構成する光導波路に一体に形成され、
    上記光経路変更手段は、
    上記光結合領域の両端に設けられ、上記入射口を介して入射された光信号を上記主導波路の出射口及び上記共振導波路に分岐する光分岐素子;及び
    上記共振導波路を構成する光導波路のうち上記光結合領域に該当する光導波路を除外した他の光導波路が接する頂点領域に設けられ、入射された分岐光信号を全反射させる全反射素子;を含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  3. 請求項2において、
    上記主導波路と平行に配置された補助導波路をさらに含み、
    上記補助導波路の一端は上記主導波路の入射口に光結合され、上記補助導波路の他端は上記主導波路の出射口に光結合されることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  4. 請求項2において、
    上記共振導波路を構成する光導波路のうち上記光分岐素子のうち上記主導波路の入射口側に設けられた光分岐素子と連結される光導波路から出力される光信号を検出するモニタリング部をさらに含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  5. 請求項1において、
    上記光経路変更手段は、上記共振導波路を構成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、入射された分岐光信号を全反射させる全反射ミラーであることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  6. 請求項1において、
    入力された光信号を分配及び結合させる光結合素子をさらに含み、
    上記主導波路の光結合領域と上記共振導波路の光結合領域は、上記光結合素子と各々光結合され、
    上記光経路変更手段は、上記共振導波路を構成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、入射された分岐光信号を全反射させる全反射ミラーであることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  7. 請求項1において、
    上記主導波路と平行に配置された補助導波路をさらに含み、
    上記補助導波路の一端は上記主導波路の入射口に光結合され、上記補助導波路の他端は上記主導波路の出射口に光結合されることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  8. 請求項1において、
    上記主導波路の出射口から出力される光の強度を検出して上記共振導波路を構成する光導波路に形成された開口部に位置した被測定媒質による共振導波路の有効屈折率の変化量を算出する測定部をさらに含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  9. 請求項8において、
    上記測定部は、定数倍の自由スペクトル域に該当する間隔を有する複数の共振波長の各々に該当する波長を有する光の強度を検出し、上記検出された光の強度の差値に基づいて上記共振導波路の有効屈折率の変化量を算出することを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  10. 請求項8において、
    上記光信号を発生して上記主導波路の入射口に入力する光源部をさらに含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  11. 請求項10において、
    上記光源部は、
    光信号を出力する光源;
    外部から供給される駆動電流の大きさに応じて屈折率が変化する位相制御領域が形成された第1の半径を有する円形の光導波路から構成される第1の共振リング;
    外部から供給される駆動電流の大きさに応じて屈折率が変化する位相制御領域が形成された第2の半径を有する円形の光導波路から構成される第2の共振リング;及び
    上記第1の共振リング及び第2の共振リングと離隔して配置され、上記第1の共振リング又は第2の共振リングの屈折率変化に対応して上記光源から出力された光信号の波長を変更させて出力する光導波路;を含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  12. 請求項10において、
    上記光源部、上記主導波路、上記共振導波路、上記光経路変更手段及び上記測定部は、単一ウエハに集積されて光集積化回路として製作されることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  13. 光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、上記入射口を介して入力された光信号の一部が分岐される光結合領域を有する第1の主導波路;
    上記第1の主導波路の光結合領域と光結合され上記第1の主導波路から分岐される分岐光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路を多角形状に配置して構成される第1の共振導波路;
    光信号が入射される入射口と光信号が出射される出射口とを備え、上記入射口を介して入力された光信号の一部が分岐される光結合領域を有する第2の主導波路;
    上記主導波路の光結合領域と光結合され上記第2の主導波路から分岐される分岐光信号を入力される光結合領域を有し、複数の光導波路を多角形状に配置して構成される第2の共振導波路;及び
    上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路を形成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、上記第1の共振導波路又は上記第2の共振導波路に入力される分岐光信号の少なくとも一部を反射させ上記分岐光信号が上記第1の共振導波路及び上記第2の共振導波路内を周回するようにする光経路変更手段;を含み、
    上記第1の共振導波路と第2の共振導波路は1つの頂点を共有して単一の共振経路を形成し、上記第1の共振導波路と第2の共振導波路を構成する光導波路のうち少なくとも1つの光導波路の上面及び側面のうち少なくとも1つの面であって、前記光導波路の各頂点領域に設けられる光経路変更手段の間に開口部が形成されることを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  14. 請求項13において、
    上記第1の主導波路の光結合領域と上記第1の共振導波路の光結合領域は上記第1の主導波路を構成する光導波路に一体に形成され、上記第2の主導波路の光結合領域と上記第2の共振導波路の光結合領域は上記第2の主導波路を構成する光導波路に一体に形成され、
    上記光経路変更手段は、
    上記光結合領域の両端に設けられ、上記入射口を介して入射された光信号を上記第1の主導波路及び第2の主導波路の出射口と上記第1の共振導波路及び上記第2の共振導波路に各々分岐する第1の光分岐素子;
    上記第1の共振導波路及び上記第2の共振導波路が共有する頂点領域に設けられ、上記第1の共振導波路に入射された分岐光信号を上記第2の共振導波路に提供し、上記第2の共振導波路に入射された分岐光信号を上記第1の共振導波路に提供する第2の光分岐素子;及び
    上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路を構成する光導波路のうち上記光結合領域に該当する光導波路を除外した他の光導波路が接する頂点領域に設けられ、入射された分岐光信号を全反射させる全反射素子;を含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  15. 請求項13において、
    上記光経路変更手段は、
    上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路が共有する頂点領域に設けられ、上記第1の共振導波路に入射された分岐光信号を上記第2の共振導波路に提供し、上記第2の共振導波路に入射された分岐光信号を上記第1の共振導波路に提供する光分岐素子;及び
    上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路を構成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、入射された分岐光信号を全反射させる全反射ミラー;を含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  16. 請求項13において、
    上記第1の主導波路の光結合領域と上記第1の共振導波路の光結合領域が各々光結合される第1の光結合素子;及び
    上記第2の主導波路の光結合領域と上記第2の共振導波路の光結合領域が各々光結合される第2の光結合素子;をさらに含み、
    上記光経路変更手段は、
    上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路が共有する頂点領域に設けられ、上記第1の共振導波路に入射された分岐光信号を上記第2の共振導波路に提供し、上記第2の共振導波路に入射された分岐光信号を上記第1の共振導波路に提供する光分岐素子;及び
    上記光経路変更手段は、上記共振導波路を構成する各々の光導波路が接する頂点領域に設けられ、入射された分岐光信号を全反射させる全反射ミラーを含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  17. 請求項13において、
    上記第1の主導波路又は第2の主導波路の出射口から出力される光の強度を検出して上記第1の共振導波路又は第2の共振導波路を構成する光導波路に形成された開口部に位置した被測定媒質による第1の共振導波路又は第2の共振導波路の有効屈折率の変化量を算出する測定部をさらに含むことを特徴とするマイクロ共振器センサ。
  18. 請求項17において、
    上記測定部は、定数倍の自由スペクトル域に該当する間隔を有する複数の共振波長の各々に該当する波長を有する光の強度を検出し、上記検出された光の強度の差値に基づいて上記第1の共振導波路及び第2の共振導波路の有効屈折率の変化量を算出することを特徴とするマイクロ共振器センサ。
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