JP4778641B2 - Underfloor ant structure construction method - Google Patents

Underfloor ant structure construction method Download PDF

Info

Publication number
JP4778641B2
JP4778641B2 JP2001257912A JP2001257912A JP4778641B2 JP 4778641 B2 JP4778641 B2 JP 4778641B2 JP 2001257912 A JP2001257912 A JP 2001257912A JP 2001257912 A JP2001257912 A JP 2001257912A JP 4778641 B2 JP4778641 B2 JP 4778641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ant
ground
sheet
stone
proof sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001257912A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003064793A (en
Inventor
意法 長谷川
史郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuvi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2001257912A priority Critical patent/JP4778641B2/en
Publication of JP2003064793A publication Critical patent/JP2003064793A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4778641B2 publication Critical patent/JP4778641B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の床下における防蟻構造の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物の床下構造において、床束は通常木製であり、地盤にある湿気で床束が腐食することを防止する必要があった。したがって、束石の部分は、地盤の上面より突起するよう設置することが一般的である。また、木造建築物においては、地盤から束石、床束を経由して、白蟻が床下から這い上がり、建築物に食害を与えることが多い。そこで、これらの被害を低減するため、地盤の上に防蟻シートを敷く方法がある。この場合、防蟻シートにより、蟻が地盤から建築物に這い上がることを低減する。地盤に防蟻シートを敷く方法としては、下記の従来技術が存在する。
【0003】
▲1▼ 防蟻シートの束石に対応する部分に穴をあけ、防蟻シートを地盤に敷いたとき、防蟻シートから束石が露出するようにする。そして、束石と防蟻シートとの隙間を、防蟻用薬液を含有した接着剤等で接着する。(特公平4−15859号公報)
▲2▼ 可撓性の防蟻シートに束石の突起部分より一回り小さい穴をあける。そして、この穴に束石を通して束石と防蟻シートを密着させながら押し下げて、地盤と密着させる。(特公平6−76704号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、双方の技術共に、敷設作業を行う際、防蟻シートから束石を露出させる必要がある。そのため、上記▲1▼、▲2▼の技術共に、防蟻シートから束石を露出させる為、予め防蟻シートに穴を開ける必要がある。さらに、上記▲1▼の技術では、束石と防蟻シートとの隙間を防蟻処理を施した接着剤等で接着する必要があり、作業に手間がかかる。また、上記▲2▼の技術においても、防蟻シートを束石に密着させて押し下げる必要があり、その作業を行う際に力が必要な為、作業手間がかかる。したがって、敷設作業の手間の軽減化を図ることが課題とされていた。
【0005】
なお、防蟻シートに穴を開けずに、そのまま地盤と束石の上に防蟻シートを敷けば、上記の手間は省かれるが、束石が地盤から突起しているため、そのままシートを敷設すると、シート敷設面と束石、特に束石側面との間で隙間が生じやすい。よって、人がその部分を踏みつけるとシートが動いて、シートの継ぎ目部分が剥離し、被覆されていない部分が出来るおそれがある。さらに、そこから白蟻が這い上がる等の問題が発生し、防蟻効果が低減する可能性があった。
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、従来技術の機能を損なうことがなく、防蟻シートの敷設作業の手間を軽減する床下防蟻構造の施工方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、床下部分を防蟻する構造を施工するための方法であって、前記床下部分の地盤に、束石の上面と地盤の上面略同一の高さとしかつ束石の上面を地盤の上面から露出させるようにして当該束石を設ける工程と、これらの地盤と束石とにまたがってその上に防蟻シートを敷く工程と、この防蟻シートを挟んで束石の上に床束設置する工程とを含むことを特徴とする。
【0008】
本発明に従えば、束石の上面と地盤の上面が略同一の高さであるため、地盤と束石の上に防蟻シートをのせるだけで、特別な工程、作業等を施さなくても、束石との間に大きな間隙が生じることなくシートを敷設できる。したがって、人が間隙部を踏みつける等によってシートが動いてシートの継ぎ目が剥離するといった状況が生じることを防ぐことが出来る。
【0009】
さらに、従来技術のように、防蟻シートに加工(例えば穴あけ加工)を施した後、束石と防蟻シートとの隙間を接着剤等で接着したり、防蟻シートに加工(例えば穴あけ加工)を施した後、防蟻シートを束石に密着させて押し下げたりする作業が不要になる。
【0010】
しかも、地盤から発生する湿気は、防蟻シートにより遮断されるため、地盤の上面と束石の上面を同一の高さにしても、地盤にある湿気によって床束が腐食することを有効に防止することが出来る。
【0011】
特に、床束を合成樹脂素材で作製した場合、湿気によって床束が腐食することを略回避することが可能となる。
【0012】
また、上記の防蟻シートについて、合成樹脂製シート等に代表される透湿性の低い材料を使用することにより、湿気によって床束が腐食することをさらに確実に防止することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1によって説明する。ただし、本発明は以下の実施形態にとらわれることはない。
【0014】
地盤10の上に基礎50が立設され、この基礎50で囲まれた床下部分に束石20が設けられている。防蟻シート30は、基礎50で囲まれた部分の全面に敷設される。
【0015】
床束40は、防蟻シート30を挟んで束石20の上に設置され、基礎50と床束40の上面に図示されていないが、建築物が設置されている。
【0016】
地盤10の上面と、束石20の上面の高さは、略同一となっている。なお、本実施形態における略同一の高さとは、防蟻シート30を敷設したとき、防蟻シート30が束石20との間に隙間が生じない程度の高さのことをいう。
【0017】
また、図例では、複数枚の防蟻シート30が敷かれ、互いに隣接する防蟻シート30同士は、ジョイント部31で接続されている。
【0018】
防蟻シート30について、基礎50の際の部分は、地盤10の床下部分に関し基礎際の部分を掘り下げ、その上に防蟻シート30を敷く。この場合、防蟻シート30の端と基礎50は必ずしも密着させる必要はない。しかし、密着させるほうが、防蟻効果が高くなるため好ましい。その上に砂等に代表される充填材12を充填する。さらに、充填材12の上に防蟻剤を混入した固定材14を設置し、基礎50に固定する。よって、防蟻シート30は基礎際に固定される。
【0019】
地盤10は、建築可能な土質であればよい。また、基礎50で囲まれた部分(床下部分)とそれ以外の部分の地盤上面の高さは図1のように異なっていても、同一の高さでもどちらでもよく、要は地盤10の上面と束石20の上面の高さが、略同一になっていればよい。
【0020】
ただし、図1のように基礎50で囲まれた床下部分の地盤10を土等で盛り上げて、床下部分の地盤10の上面の高さを、床下部分以外の部分の地盤の上面の高さより高くすることも出来る。このようにすると、地盤10から発生する湿気を抑えることが出来るため、湿気によって起こる床束40の腐食を防止できることが可能となる。さらには、床下部分に溜まった水滴等が、床下部分以外の地盤10に排水することが出来、水はけを良くすることも可能となる。
【0021】
なお、本実施形態での基礎50は、通常は布基礎であるが、独立基礎等、上記実施形態を行うことが可能であれば、特に問題ない。
【0022】
防蟻シート30には、防蟻剤が混錬及び含浸されている。シート材についてはは、特に限定はされないが、エチレン−酢酸ビニルアルコール共重合体(EVA)、低密度ポリエチレン等に代表されるオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル等に代表される合成樹脂製シート、あるいは化学繊維を接着剤で結合させた不織布、金属製メッシュ等を用いることが出来るが、柔軟性を持つ素材を用いる方が、地盤10や束石20に多少の凹凸があっても、密着することが可能なため好ましい。特に好ましくは、防湿性に優れた合成樹脂製シートである。防蟻剤としてはフェニトロチオン、ホキシム(公知の有機リン系殺虫剤)、ピレスロイド系薬剤(シラフルオフェン、エトフィンプロックス等)、ピレストイド系薬剤(ビフェントリン、サイパーメストン、デルタメスリン、パーメスリン、ペルメスリン、アレスリン、トラロメスリン等)、カーバメント系薬剤(プロボクスル、フェノカルブ、セビン等)、クロルニコチル系薬剤(イミダクロプリド、アセタプリドなど)等が主に用いられるが、防蟻性を持つものであれば、特に限定されない。
【0023】
床束40に使用される素材は、特に限定はされないが、従来主として使用されている木材に加えて、ポリエチレン並びにポリプロピレン等に代表されるオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等のポリアミド樹脂、FRP等の合成樹脂、及び、ステンレス等の金属材料等を使用することも出来る。
【0024】
こうすれば、束石20の上面と地盤10の上面が略同一の高さであるため、地盤10と、束石20の上に防蟻シート30を敷いただけで、特別な工程、作業等を施さなくても、防蟻シート30と束石20との間に間隙を生ずることなく設置できる。
【0025】
したがって、前記間隙を作業者等が踏みつけることによって防蟻シート30が動くことが少なくなり、ジョイント部31に剥離が生じにくくなる。したがって、防蟻シート30同士の間に隙間が生じ、地盤10が露出してしまうことを防ぐことが出来る。
【0026】
さらに、基礎50で囲まれた床下部分は、防蟻シート30、充填材12、固定材14で地盤10を完全に覆うため、地盤10が露出している個所がない。したがって、防蟻シート30に穴あけ加工を施した後、束石20及び防蟻シート30との隙間を接着剤等で接着したり、防蟻シート30に穴あけ加工を施した後、防蟻シート30を束石20に密着させて押し下げたりしなくても、十分な防蟻効果を得ることが可能となる。
【0027】
したがって、防蟻シート30の敷設作業の手間を低減することが出来る。
【0028】
しかも、防蟻シート20を地盤10の上に敷設することにより、地盤10から発生する湿気を一部遮断することが出来るため、地盤10の上面と束石20の上面を略同一の高さにしても、地盤10にある湿気により床束40が腐食することを有効に保護することが出来る。
【0029】
また、床束40を、ポリエチレン並びにポリプロピレン等に代表されるオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、及び、ステンレス等の金属材料などに代表される湿気で腐食しない素材で作製することにより、床束40自体に耐食性を付与することが出来、より湿気による腐食を回避することが可能となる。
【0030】
また、防蟻シート30に上記に挙げられたシート材のうち、合成樹脂等のように防湿性に優れた材料を使用することにより、さらに地盤10から発生する湿気を遮断することが可能となる。したがって、床束40が湿気によって腐食することを、より有効に防止することが可能となる。
【0031】
以下において上記実施形態における施工例を記載する。なお、施工方法に関しては上記実施形態が施工可能であれば、下記の施行例にこだわらない。
【0032】
施工例1(図2(a)〜図2(g)参照)
工程(1) 地盤10に基礎50が設置されている。(図2(a)参照)
工程(2) 地盤10を掘り下げて、施工穴11を設ける。(図2(b)参照)
工程(3) 施工穴11の底に砕石16を敷く。(図2(c)参照)
工程(4) 砕石16の上に捨てコンクリート18を敷き、その上に束石20を束石20の上面と、地盤10の上面の高さが略同一となるように設置する。(図2(d)参照)
工程(5) 工程(4)の状態の施工穴11に地盤10と同質の土等を入れ、地盤10に砕石16、捨てコンクリート18、束石20が埋まるようにする。このとき、束石20の上面の高さは、地盤10の上面と略同じ高さであり、かつ、地盤10の上面から露出するようにする。(図2(e)参照)
工程(6) 地盤10の上面及び束石20の上面に防蟻シート30を敷く。(図2(f)参照)
工程(7) 床束40を防蟻シート30を挟んで束石20の上に設置する。(図2(g)参照)
【0033】
施工例2(図3(a)〜図(f)参照)
工程(1) 予め上面が平面になるように掘り下げた地盤10の上に、基礎50を設置する。(図3(a)参照)
工程(2) 基礎50から離れた位置の地盤10の上に、捨てコンクリート18を設置する。(図3(b)参照)
工程(3) 捨てコンクリート18の上に束石20を設置する。(図3(c)参照)
工程(4) 地盤10の上面に土等を均等の高さで盛り上げて、地盤10の上面の高さを高くする。このとき、地盤10の上面の高さと、束石20の高さは略同じ高さとし、束石20の上面は地盤10の上面から露出するようにする。(図3(d)参照)
工程(5) 地盤10の上面及び束石20の上面に防蟻シート30を敷く。(図3(e)参照)
工程(6) 床束40を防蟻シート30を挟んで束石20の上に設置する。(図3(f)参照)
【0034】
なお、施行例1、施行例2共に、充填剤12と固定材14の設置の工程に関しては、上記の実施形態で行うものとする。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明に従えば、束石の上面と地盤の上面が略同一の高さであるため、防蟻シートに特に加工を施したり、防蟻シートの敷設後に特別な作業を施さなくても従来と同様の作用効果を得ることが出来る。従って、防蟻シートの敷設作業の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法が適用される防蟻構造の断面図である。
【図2】(a)〜(g)は、本発明に係る防蟻構造の施工例1の工程図である。
【図3】(a)〜(f)は、本発明に係る防蟻構造の施工例2の工程図である。
【符号の説明】
10 地盤
20 束石
30 防蟻シート
40 床束
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing an ant proof structure under a floor of a building.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the underfloor structure of a building, the floor bundle is usually wooden, and it has been necessary to prevent the floor bundle from being corroded by moisture in the ground. Therefore, it is common to install the boulder portion so as to protrude from the upper surface of the ground. In wooden buildings, white ants often crawl up from under the floor via boulders and floor bundles from the ground, often causing damage to the building. In order to reduce these damages, there is a method of laying an ant-proof sheet on the ground. In this case, the ant-proof sheet reduces the ant climbing from the ground to the building. The following conventional techniques exist as a method of laying ant-proof sheets on the ground.
[0003]
(1) Make a hole in the part corresponding to the bunch stone of the ant-proof sheet, and when the ant-proof sheet is laid on the ground, the bunch stone will be exposed from the ant-proof sheet. And the clearance gap between a bunch stone and an ant-proof sheet | seat is adhere | attached with the adhesive agent etc. which contain the chemical | medical solution for ant-proof. (Japanese Patent Publication No. 4-15859)
(2) Make a hole in the flexible ant protection sheet that is slightly smaller than the protruding part of the boulder. Then, the boulder and the ant-proof sheet are pressed down through the bunch through the hole and brought into close contact with the ground. (Japanese Patent Publication No. 6-76704)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in both technologies, it is necessary to expose the bunch stones from the ant proof sheet when laying work. For this reason, in both the techniques (1) and (2), it is necessary to make a hole in the ant-proof sheet beforehand in order to expose the boulders from the ant-proof sheet. Furthermore, in the above technique (1), it is necessary to bond the gap between the boulders and the ant-proof sheet with an ant-proofing adhesive or the like, which takes time. Also in the technique (2), it is necessary to push down the ant-proof sheet in close contact with the boulders, and it takes a lot of work because a force is required to perform the work. Therefore, it has been a problem to reduce the labor of laying work.
[0005]
In addition, if the ant-proof sheet is laid on the ground and a bunch stone as it is without making a hole in the ant-proof sheet, the above work is saved, but the bunch stone protrudes from the ground, so the sheet is laid as it is Then, it is easy to produce a clearance gap between a sheet laying surface and a boulder, especially a boulder side. Therefore, when a person steps on the portion, the sheet moves, and the joint portion of the sheet is peeled off, and there is a possibility that an uncoated portion is formed. Furthermore, problems such as white ants climbing from there may occur, which may reduce the ant protection effect.
[0006]
In order to solve the above problems, the present invention provides a method for constructing an underfloor ant structure that reduces the labor of laying an ant proof sheet without impairing the function of the prior art.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1, a method for applying a structure for termite floor lower portion, the ground of the underfloor section, the upper surface of the upper surface and the ground of the bundle stone substantially the same height, and bundle sandwiching a step of providing the bundle stone upper surface of the stone so as to expose the upper surface of the ground, and laying rather step the anti-termite sheet over its across and these ground and bundle stone, the termite sheet And a step of installing a floor bundle on the boulder.
[0008]
According to the present invention, since the upper surface of the boulder and the upper surface of the ground are substantially the same height, it is not necessary to perform a special process, work, etc. just by placing an ant-proof sheet on the ground and the boulder. However, the sheet can be laid without causing a large gap between the stones. Therefore, it is possible to prevent a situation in which the sheet moves and the seam of the sheet is peeled off when a person steps on the gap.
[0009]
Furthermore, as in the prior art, after processing the ant-proof sheet (for example, drilling), the gap between the boulder and the ant-proof sheet is adhered with an adhesive or the like, or processed to the ant-proof sheet (for example, drilling) ), The work of pressing down the ant-proof sheet in close contact with the boulders is unnecessary.
[0010]
Moreover, since moisture generated from the ground is blocked by the ant-proof sheet, even if the top surface of the ground and the top surface of the boulders are at the same height, it effectively prevents the floor bundle from corroding due to moisture on the ground. I can do it.
[0011]
In particular, when the floor bundle is made of a synthetic resin material, it is possible to substantially avoid corrosion of the floor bundle due to moisture.
[0012]
Moreover, about said ant-proof sheet | seat, it becomes possible to prevent more reliably that a floor bundle corrodes by moisture by using the material with low moisture permeability represented by the synthetic resin sheet | seats.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. However, the present invention is not limited to the following embodiments.
[0014]
A foundation 50 is erected on the ground 10, and a bunch stone 20 is provided in a lower floor portion surrounded by the foundation 50. The ant-proof sheet 30 is laid on the entire surface surrounded by the foundation 50.
[0015]
The floor bundle 40 is installed on the bundling stone 20 with the ant protection sheet 30 interposed therebetween, and a building is installed on the upper surface of the foundation 50 and the floor bundle 40, although not shown.
[0016]
The height of the upper surface of the ground 10 and the upper surface of the stone 20 are substantially the same. Note that the substantially same height in the present embodiment refers to a height that does not cause a gap between the ant-proof sheet 30 and the bundling stone 20 when the ant-proof sheet 30 is laid.
[0017]
In the illustrated example, a plurality of ant protection sheets 30 are laid, and the ant protection sheets 30 adjacent to each other are connected by a joint portion 31.
[0018]
About the ant-proof sheet | seat 30, the part in the case of the foundation 50 digs up the part at the side of the foundation regarding the lower floor part of the ground 10, and lays the ant-proof sheet | seat 30 on it. In this case, the end of the ant-proof sheet 30 and the foundation 50 do not necessarily need to be in close contact with each other. However, the close contact is preferable because the ant-proof effect is enhanced. A filler 12 represented by sand or the like is filled thereon. Furthermore, the fixing material 14 mixed with the termite-proofing agent is installed on the filler 12 and fixed to the foundation 50. Therefore, the ant-proof sheet 30 is fixed at the base.
[0019]
The ground 10 may be any soil that can be constructed. Further, the height of the ground upper surface of the portion surrounded by the foundation 50 (under the floor portion) and the other portions may be different as shown in FIG. 1 or may be the same height. And the height of the upper surface of the stone 20 need only be substantially the same.
[0020]
However, as shown in FIG. 1, the ground 10 in the lower floor portion surrounded by the foundation 50 is raised with soil or the like, and the height of the upper surface of the ground 10 in the lower floor portion is higher than the height of the upper surface of the ground in the portion other than the lower floor portion. You can also If it does in this way, since the moisture which generate | occur | produces from the ground 10 can be suppressed, it becomes possible to prevent the corrosion of the floor bundle 40 which arises by moisture. Furthermore, water droplets or the like accumulated in the lower floor portion can be drained to the ground 10 other than the lower floor portion, and drainage can be improved.
[0021]
In addition, although the foundation 50 in this embodiment is usually a cloth foundation, there is no particular problem as long as the above embodiment can be performed, such as an independent foundation.
[0022]
The ant-proof sheet 30 is kneaded and impregnated with an ant-proofing agent. The sheet material is not particularly limited, but an ethylene-vinyl acetate alcohol copolymer (EVA), an olefin resin typified by low density polyethylene, a synthetic resin sheet typified by polyvinyl chloride, or the like, or Nonwoven fabrics or metal meshes made by bonding chemical fibers with adhesives can be used, but the use of flexible materials will ensure close contact with the ground 10 and the boulders 20 even if there are some irregularities. Is preferable because it is possible. Particularly preferred is a synthetic resin sheet excellent in moisture resistance. Anti-anticides include fenitrothion, phoxime (known organophosphorus insecticides), pyrethroids (silafluophene, etofineprox, etc.), pyrethoids (bifenthrin, cypermestone, deltamethrin, permethrin, permethrin, allethrin, tralomethrin, etc.) Carbament drugs (proboxul, phenocarb, sebin, etc.), chlornicotil drugs (imidacloprid, acetapride, etc.) and the like are mainly used, but are not particularly limited as long as they have ant-proofing properties.
[0023]
The material used for the floor bundle 40 is not particularly limited, but in addition to wood conventionally used mainly, olefin resins represented by polyethylene and polypropylene, polyamide resins such as polystyrene, polyvinyl chloride, and nylon , Synthetic resins such as FRP, and metal materials such as stainless steel can also be used.
[0024]
In this way, since the top surface of the bunch stone 20 and the top surface of the ground 10 are substantially the same height, a special process, work, etc. can be performed only by laying the ant-proof sheet 30 on the ground 10 and the bund stone 20. Even if it does not give, it can install without producing a gap between the ant-proof sheet 30 and the bundling stone 20.
[0025]
Therefore, when the operator or the like steps on the gap, the ant protection sheet 30 is less likely to move, and the joint portion 31 is less likely to be peeled off. Therefore, it is possible to prevent the ground 10 from being exposed due to a gap between the ant-proof sheets 30.
[0026]
Furthermore, the lower floor portion surrounded by the foundation 50 completely covers the ground 10 with the ant-proof sheet 30, the filler 12, and the fixing material 14, so that there is no portion where the ground 10 is exposed. Therefore, after drilling the ant-proof sheet 30, the gap between the stone 20 and the ant-proof sheet 30 is bonded with an adhesive or the like, or after the ant-proof sheet 30 is drilled, Even if it is not brought into close contact with the bunch stone 20 and pushed down, a sufficient ant protection effect can be obtained.
[0027]
Therefore, the labor for laying the ant-proof sheet 30 can be reduced.
[0028]
Moreover, since the moisture generated from the ground 10 can be partially blocked by laying the ant-proof sheet 20 on the ground 10, the upper surface of the ground 10 and the upper surface of the bundling stone 20 are made substantially the same height. However, it is possible to effectively protect the floor bundle 40 from being corroded by moisture in the ground 10.
[0029]
In addition, the floor bundle 40 is made of a material that does not corrode with moisture such as olefin resin typified by polyethylene and polypropylene, synthetic resin such as polystyrene, polyvinyl chloride, and polyamide resin, and metal material such as stainless steel. By making it, corrosion resistance can be imparted to the floor bundle 40 itself, and corrosion due to moisture can be avoided more.
[0030]
Moreover, it becomes possible to further block moisture generated from the ground 10 by using a material having excellent moisture resistance such as a synthetic resin among the sheet materials listed above for the ant-proof sheet 30. . Therefore, it is possible to more effectively prevent the floor bundle 40 from being corroded by moisture.
[0031]
Below, the construction example in the said embodiment is described. In addition, if the said embodiment is constructable regarding a construction method, it will not stick to the following enforcement example.
[0032]
Construction example 1 (see FIG. 2 (a) to FIG. 2 (g))
Step (1) The foundation 50 is installed on the ground 10. (See Fig. 2 (a))
Process (2) The ground 10 is dug down and the construction hole 11 is provided. (See Fig. 2 (b))
Step (3) The crushed stone 16 is laid on the bottom of the construction hole 11. (See FIG. 2 (c))
Step (4) Abandoned concrete 18 is laid on the crushed stone 16, and a boulder 20 is placed thereon so that the height of the upper surface of the boulder 20 and the upper surface of the ground 10 are substantially the same. (See Fig. 2 (d))
Step (5) The soil of the same quality as the ground 10 is put into the construction hole 11 in the state of the step (4) so that the ground 10 is filled with the crushed stone 16, the discarded concrete 18, and the boulders 20. At this time, the height of the upper surface of the bundle stone 20 is substantially the same as the upper surface of the ground 10 and is exposed from the upper surface of the ground 10. (See Fig. 2 (e))
Step (6) The ant-proof sheet 30 is laid on the upper surface of the ground 10 and the upper surface of the bundling stone 20. (See Fig. 2 (f))
Step (7) The floor bundle 40 is installed on the bundling stone 20 with the ant protection sheet 30 interposed therebetween. (See Fig. 2 (g))
[0033]
Construction example 2 (see FIG. 3 (a) to FIG. 3 (f))
Step (1) The foundation 50 is installed on the ground 10 dug in advance so that the upper surface becomes a flat surface. (See Fig. 3 (a))
Step (2) The discarded concrete 18 is installed on the ground 10 at a position away from the foundation 50. (See Fig. 3 (b))
Step (3) A boulder 20 is placed on the discarded concrete 18. (See Fig. 3 (c))
Step (4) Raise soil on the upper surface of the ground 10 at a uniform height to increase the height of the upper surface of the ground 10. At this time, the height of the upper surface of the ground 10 and the height of the boulders 20 are substantially the same, and the upper surface of the boulders 20 is exposed from the upper surface of the ground 10. (See Fig. 3 (d))
Step (5) The ant-proof sheet 30 is laid on the upper surface of the ground 10 and the upper surface of the bundling stone 20. (See Fig. 3 (e))
Step (6) The floor bundle 40 is installed on the bundling stone 20 with the ant proof sheet 30 interposed therebetween. (See Fig. 3 (f))
[0034]
It should be noted that both the implementation example 1 and the implementation example 2 are performed in the above-described embodiment with respect to the installation process of the filler 12 and the fixing material 14.
[0035]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the top surface of the boulders and the top surface of the ground are substantially the same height, so that the ant proof sheet is particularly processed or after the ant proof sheet is laid. Even if no special work is performed, it is possible to obtain the same effects as the conventional one. Accordingly, it is possible to reduce the labor of laying the ant-proof sheet.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an ant proof structure to which a method of the present invention is applied .
FIGS. 2A to 2G are process diagrams of Construction Example 1 of the ant proof structure according to the present invention. FIGS.
FIGS. 3A to 3F are process diagrams of Construction Example 2 of the ant proof structure according to the present invention. FIGS.
[Explanation of symbols]
10 Ground 20 Bunch stones 30 Ant protection sheet 40 Floor bunch

Claims (3)

床下部分を防蟻する構造を施工するための方法であって、
前記床下部分の地盤に、束石の上面と地盤の上面略同一の高さとしかつ束石の上面を地盤の上面から露出させるようにして当該束石を設ける工程と、
これらの地盤と束石とにまたがってその上に防蟻シートを敷く工程と
この防蟻シートを挟んで束石の上に床束設置する工程とを含むことを特徴とする床下防蟻構造の施工方法
It is a method for constructing a structure that prevents the underfloor part,
The ground of the underfloor section, the steps of the upper surfaces and the ground of the bundle stone to approximately the same height, and by the upper surface of the bundle stone so as to expose the upper surface of the ground provided the flux stone,
And laid rather than process the anti-termite sheet on top of its across and these of the ground with a bunch stones,
A method for constructing an underfloor ant structure that includes a step of placing a floor bundle on a boulder with the ant proof sheet interposed therebetween.
請求項1に記載の床下防蟻構造の施工方法において、上記床束に、素材が合成樹脂のものを用いることを特徴とする床下防蟻構造の施工方法In construction methods underfloor termite structure according to claim 1, in the floor beams, the construction method of the underfloor termite structure material characterized by using those of the synthetic resin. 請求項1又は2に記載の床下防蟻構造の施工方法において、上記防蟻シートに、合成樹脂製シートを用いることを特徴とする床下防蟻構造の施工方法In construction methods underfloor termite structure according to claim 1 or 2, in the anti-termite sheet, the construction method of the underfloor termite structure, which comprises using a synthetic resin sheet.
JP2001257912A 2001-08-28 2001-08-28 Underfloor ant structure construction method Expired - Fee Related JP4778641B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001257912A JP4778641B2 (en) 2001-08-28 2001-08-28 Underfloor ant structure construction method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001257912A JP4778641B2 (en) 2001-08-28 2001-08-28 Underfloor ant structure construction method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003064793A JP2003064793A (en) 2003-03-05
JP4778641B2 true JP4778641B2 (en) 2011-09-21

Family

ID=19085514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001257912A Expired - Fee Related JP4778641B2 (en) 2001-08-28 2001-08-28 Underfloor ant structure construction method

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4778641B2 (en)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522407Y2 (en) * 1992-02-26 1997-01-16 フクビ化学工業株式会社 Floor bundle with ant trail
JP2000320037A (en) * 1999-05-11 2000-11-21 Nitto Boseki Co Ltd Underfloor sill structure and its execution method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003064793A (en) 2003-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4778641B2 (en) Underfloor ant structure construction method
US20050221028A1 (en) Barriers to pest invasion
JP3721448B2 (en) Construction method of heat insulation board for ant protection
JP3789656B2 (en) Anti-ant structure of building
JP2001336231A (en) Under-floor anti-termite structure and method
JP4133494B2 (en) Underfloor ant protection method
JPH0415859B2 (en)
JP3889270B2 (en) Anti-ant structure and anti-ant construction method for buildings
JP3721446B2 (en) Anti-ant structure of building
JP3721447B2 (en) Anti-ant structure of building
JP3877908B2 (en) Insect proof structure of building
JP4769393B2 (en) Underfloor ant structure construction method
JPH03187441A (en) Method of preventing termites under floor
JP3721445B2 (en) Anti-ant structure of building
JP2003013511A (en) Heat insulation structure of building
JPH0676704B2 (en) Ant-proof sheet, ant-proof structure, and ant-proof method
JP3797908B2 (en) Ant-proof structure and construction method
JP3713589B2 (en) Anti-ant structure of building
JP4612962B2 (en) Construction method of basic insulation structure
AU2004100547A4 (en) Termite barrier membrane
JP6858533B2 (en) Ant-proof foundation structure
JP2003154328A (en) Construction method for applying impervious sheet to wall surface
JP2003169588A (en) Termite-controlling sheet and architectural base structure using the sheet
JP3999015B2 (en) Ant protection body for underfloor ant and underfloor ant protection method
JPH0431924Y2 (en)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080701

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4778641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees