JP4778641B2 - Underfloor ant structure construction method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の床下における防蟻構造の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物の床下構造において、床束は通常木製であり、地盤にある湿気で床束が腐食することを防止する必要があった。したがって、束石の部分は、地盤の上面より突起するよう設置することが一般的である。また、木造建築物においては、地盤から束石、床束を経由して、白蟻が床下から這い上がり、建築物に食害を与えることが多い。そこで、これらの被害を低減するため、地盤の上に防蟻シートを敷く方法がある。この場合、防蟻シートにより、蟻が地盤から建築物に這い上がることを低減する。地盤に防蟻シートを敷く方法としては、下記の従来技術が存在する。
【0003】
▲1▼ 防蟻シートの束石に対応する部分に穴をあけ、防蟻シートを地盤に敷いたとき、防蟻シートから束石が露出するようにする。そして、束石と防蟻シートとの隙間を、防蟻用薬液を含有した接着剤等で接着する。(特公平4−15859号公報)
▲2▼ 可撓性の防蟻シートに束石の突起部分より一回り小さい穴をあける。そして、この穴に束石を通して束石と防蟻シートを密着させながら押し下げて、地盤と密着させる。(特公平6−76704号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、双方の技術共に、敷設作業を行う際、防蟻シートから束石を露出させる必要がある。そのため、上記▲1▼、▲2▼の技術共に、防蟻シートから束石を露出させる為、予め防蟻シートに穴を開ける必要がある。さらに、上記▲1▼の技術では、束石と防蟻シートとの隙間を防蟻処理を施した接着剤等で接着する必要があり、作業に手間がかかる。また、上記▲2▼の技術においても、防蟻シートを束石に密着させて押し下げる必要があり、その作業を行う際に力が必要な為、作業手間がかかる。したがって、敷設作業の手間の軽減化を図ることが課題とされていた。
【0005】
なお、防蟻シートに穴を開けずに、そのまま地盤と束石の上に防蟻シートを敷けば、上記の手間は省かれるが、束石が地盤から突起しているため、そのままシートを敷設すると、シート敷設面と束石、特に束石側面との間で隙間が生じやすい。よって、人がその部分を踏みつけるとシートが動いて、シートの継ぎ目部分が剥離し、被覆されていない部分が出来るおそれがある。さらに、そこから白蟻が這い上がる等の問題が発生し、防蟻効果が低減する可能性があった。
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、従来技術の機能を損なうことがなく、防蟻シートの敷設作業の手間を軽減する床下防蟻構造の施工方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、床下部分を防蟻する構造を施工するための方法であって、前記床下部分の地盤に、束石の上面と地盤の上面を略同一の高さとし、かつ束石の上面を地盤の上面から露出させるようにして当該束石を設ける工程と、これらの地盤と束石とにまたがってその上に防蟻シートを敷く工程と、この防蟻シートを挟んで束石の上に床束を設置する工程とを含むことを特徴とする。
【0008】
本発明に従えば、束石の上面と地盤の上面が略同一の高さであるため、地盤と束石の上に防蟻シートをのせるだけで、特別な工程、作業等を施さなくても、束石との間に大きな間隙が生じることなくシートを敷設できる。したがって、人が間隙部を踏みつける等によってシートが動いてシートの継ぎ目が剥離するといった状況が生じることを防ぐことが出来る。
【0009】
さらに、従来技術のように、防蟻シートに加工(例えば穴あけ加工)を施した後、束石と防蟻シートとの隙間を接着剤等で接着したり、防蟻シートに加工(例えば穴あけ加工)を施した後、防蟻シートを束石に密着させて押し下げたりする作業が不要になる。
【0010】
しかも、地盤から発生する湿気は、防蟻シートにより遮断されるため、地盤の上面と束石の上面を同一の高さにしても、地盤にある湿気によって床束が腐食することを有効に防止することが出来る。
【0011】
特に、床束を合成樹脂素材で作製した場合、湿気によって床束が腐食することを略回避することが可能となる。
【0012】
また、上記の防蟻シートについて、合成樹脂製シート等に代表される透湿性の低い材料を使用することにより、湿気によって床束が腐食することをさらに確実に防止することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1によって説明する。ただし、本発明は以下の実施形態にとらわれることはない。
【0014】
地盤10の上に基礎50が立設され、この基礎50で囲まれた床下部分に束石20が設けられている。防蟻シート30は、基礎50で囲まれた部分の全面に敷設される。
【0015】
床束40は、防蟻シート30を挟んで束石20の上に設置され、基礎50と床束40の上面に図示されていないが、建築物が設置されている。
【0016】
地盤10の上面と、束石20の上面の高さは、略同一となっている。なお、本実施形態における略同一の高さとは、防蟻シート30を敷設したとき、防蟻シート30が束石20との間に隙間が生じない程度の高さのことをいう。
【0017】
また、図例では、複数枚の防蟻シート30が敷かれ、互いに隣接する防蟻シート30同士は、ジョイント部31で接続されている。
【0018】
防蟻シート30について、基礎50の際の部分は、地盤10の床下部分に関し基礎際の部分を掘り下げ、その上に防蟻シート30を敷く。この場合、防蟻シート30の端と基礎50は必ずしも密着させる必要はない。しかし、密着させるほうが、防蟻効果が高くなるため好ましい。その上に砂等に代表される充填材12を充填する。さらに、充填材12の上に防蟻剤を混入した固定材14を設置し、基礎50に固定する。よって、防蟻シート30は基礎際に固定される。
【0019】
地盤10は、建築可能な土質であればよい。また、基礎50で囲まれた部分(床下部分)とそれ以外の部分の地盤上面の高さは図1のように異なっていても、同一の高さでもどちらでもよく、要は地盤10の上面と束石20の上面の高さが、略同一になっていればよい。
【0020】
ただし、図1のように基礎50で囲まれた床下部分の地盤10を土等で盛り上げて、床下部分の地盤10の上面の高さを、床下部分以外の部分の地盤の上面の高さより高くすることも出来る。このようにすると、地盤10から発生する湿気を抑えることが出来るため、湿気によって起こる床束40の腐食を防止できることが可能となる。さらには、床下部分に溜まった水滴等が、床下部分以外の地盤10に排水することが出来、水はけを良くすることも可能となる。
【0021】
なお、本実施形態での基礎50は、通常は布基礎であるが、独立基礎等、上記実施形態を行うことが可能であれば、特に問題ない。
【0022】
防蟻シート30には、防蟻剤が混錬及び含浸されている。シート材についてはは、特に限定はされないが、エチレン−酢酸ビニルアルコール共重合体(EVA)、低密度ポリエチレン等に代表されるオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル等に代表される合成樹脂製シート、あるいは化学繊維を接着剤で結合させた不織布、金属製メッシュ等を用いることが出来るが、柔軟性を持つ素材を用いる方が、地盤10や束石20に多少の凹凸があっても、密着することが可能なため好ましい。特に好ましくは、防湿性に優れた合成樹脂製シートである。防蟻剤としてはフェニトロチオン、ホキシム(公知の有機リン系殺虫剤)、ピレスロイド系薬剤(シラフルオフェン、エトフィンプロックス等)、ピレストイド系薬剤(ビフェントリン、サイパーメストン、デルタメスリン、パーメスリン、ペルメスリン、アレスリン、トラロメスリン等)、カーバメント系薬剤(プロボクスル、フェノカルブ、セビン等)、クロルニコチル系薬剤(イミダクロプリド、アセタプリドなど)等が主に用いられるが、防蟻性を持つものであれば、特に限定されない。
【0023】
床束40に使用される素材は、特に限定はされないが、従来主として使用されている木材に加えて、ポリエチレン並びにポリプロピレン等に代表されるオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等のポリアミド樹脂、FRP等の合成樹脂、及び、ステンレス等の金属材料等を使用することも出来る。
【0024】
こうすれば、束石20の上面と地盤10の上面が略同一の高さであるため、地盤10と、束石20の上に防蟻シート30を敷いただけで、特別な工程、作業等を施さなくても、防蟻シート30と束石20との間に間隙を生ずることなく設置できる。
【0025】
したがって、前記間隙を作業者等が踏みつけることによって防蟻シート30が動くことが少なくなり、ジョイント部31に剥離が生じにくくなる。したがって、防蟻シート30同士の間に隙間が生じ、地盤10が露出してしまうことを防ぐことが出来る。
【0026】
さらに、基礎50で囲まれた床下部分は、防蟻シート30、充填材12、固定材14で地盤10を完全に覆うため、地盤10が露出している個所がない。したがって、防蟻シート30に穴あけ加工を施した後、束石20及び防蟻シート30との隙間を接着剤等で接着したり、防蟻シート30に穴あけ加工を施した後、防蟻シート30を束石20に密着させて押し下げたりしなくても、十分な防蟻効果を得ることが可能となる。
【0027】
したがって、防蟻シート30の敷設作業の手間を低減することが出来る。
【0028】
しかも、防蟻シート20を地盤10の上に敷設することにより、地盤10から発生する湿気を一部遮断することが出来るため、地盤10の上面と束石20の上面を略同一の高さにしても、地盤10にある湿気により床束40が腐食することを有効に保護することが出来る。
【0029】
また、床束40を、ポリエチレン並びにポリプロピレン等に代表されるオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、及び、ステンレス等の金属材料などに代表される湿気で腐食しない素材で作製することにより、床束40自体に耐食性を付与することが出来、より湿気による腐食を回避することが可能となる。
【0030】
また、防蟻シート30に上記に挙げられたシート材のうち、合成樹脂等のように防湿性に優れた材料を使用することにより、さらに地盤10から発生する湿気を遮断することが可能となる。したがって、床束40が湿気によって腐食することを、より有効に防止することが可能となる。
【0031】
以下において上記実施形態における施工例を記載する。なお、施工方法に関しては上記実施形態が施工可能であれば、下記の施行例にこだわらない。
【0032】
施工例1(図2(a)〜図2(g)参照)
工程(1) 地盤10に基礎50が設置されている。(図2(a)参照)
工程(2) 地盤10を掘り下げて、施工穴11を設ける。(図2(b)参照)
工程(3) 施工穴11の底に砕石16を敷く。(図2(c)参照)
工程(4) 砕石16の上に捨てコンクリート18を敷き、その上に束石20を束石20の上面と、地盤10の上面の高さが略同一となるように設置する。(図2(d)参照)
工程(5) 工程(4)の状態の施工穴11に地盤10と同質の土等を入れ、地盤10に砕石16、捨てコンクリート18、束石20が埋まるようにする。このとき、束石20の上面の高さは、地盤10の上面と略同じ高さであり、かつ、地盤10の上面から露出するようにする。(図2(e)参照)
工程(6) 地盤10の上面及び束石20の上面に防蟻シート30を敷く。(図2(f)参照)
工程(7) 床束40を防蟻シート30を挟んで束石20の上に設置する。(図2(g)参照)
【0033】
施工例2(図3(a)〜図3(f)参照)
工程(1) 予め上面が平面になるように掘り下げた地盤10の上に、基礎50を設置する。(図3(a)参照)
工程(2) 基礎50から離れた位置の地盤10の上に、捨てコンクリート18を設置する。(図3(b)参照)
工程(3) 捨てコンクリート18の上に束石20を設置する。(図3(c)参照)
工程(4) 地盤10の上面に土等を均等の高さで盛り上げて、地盤10の上面の高さを高くする。このとき、地盤10の上面の高さと、束石20の高さは略同じ高さとし、束石20の上面は地盤10の上面から露出するようにする。(図3(d)参照)
工程(5) 地盤10の上面及び束石20の上面に防蟻シート30を敷く。(図3(e)参照)
工程(6) 床束40を防蟻シート30を挟んで束石20の上に設置する。(図3(f)参照)
【0034】
なお、施行例1、施行例2共に、充填剤12と固定材14の設置の工程に関しては、上記の実施形態で行うものとする。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明に従えば、束石の上面と地盤の上面が略同一の高さであるため、防蟻シートに特に加工を施したり、防蟻シートの敷設後に特別な作業を施さなくても従来と同様の作用効果を得ることが出来る。従って、防蟻シートの敷設作業の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法が適用される防蟻構造の断面図である。
【図2】(a)〜(g)は、本発明に係る防蟻構造の施工例1の工程図である。
【図3】(a)〜(f)は、本発明に係る防蟻構造の施工例2の工程図である。
【符号の説明】
10 地盤
20 束石
30 防蟻シート
40 床束[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing an ant proof structure under a floor of a building.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the underfloor structure of a building, the floor bundle is usually wooden, and it has been necessary to prevent the floor bundle from being corroded by moisture in the ground. Therefore, it is common to install the boulder portion so as to protrude from the upper surface of the ground. In wooden buildings, white ants often crawl up from under the floor via boulders and floor bundles from the ground, often causing damage to the building. In order to reduce these damages, there is a method of laying an ant-proof sheet on the ground. In this case, the ant-proof sheet reduces the ant climbing from the ground to the building. The following conventional techniques exist as a method of laying ant-proof sheets on the ground.
[0003]
(1) Make a hole in the part corresponding to the bunch stone of the ant-proof sheet, and when the ant-proof sheet is laid on the ground, the bunch stone will be exposed from the ant-proof sheet. And the clearance gap between a bunch stone and an ant-proof sheet | seat is adhere | attached with the adhesive agent etc. which contain the chemical | medical solution for ant-proof. (Japanese Patent Publication No. 4-15859)
(2) Make a hole in the flexible ant protection sheet that is slightly smaller than the protruding part of the boulder. Then, the boulder and the ant-proof sheet are pressed down through the bunch through the hole and brought into close contact with the ground. (Japanese Patent Publication No. 6-76704)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in both technologies, it is necessary to expose the bunch stones from the ant proof sheet when laying work. For this reason, in both the techniques (1) and (2), it is necessary to make a hole in the ant-proof sheet beforehand in order to expose the boulders from the ant-proof sheet. Furthermore, in the above technique (1), it is necessary to bond the gap between the boulders and the ant-proof sheet with an ant-proofing adhesive or the like, which takes time. Also in the technique (2), it is necessary to push down the ant-proof sheet in close contact with the boulders, and it takes a lot of work because a force is required to perform the work. Therefore, it has been a problem to reduce the labor of laying work.
[0005]
In addition, if the ant-proof sheet is laid on the ground and a bunch stone as it is without making a hole in the ant-proof sheet, the above work is saved, but the bunch stone protrudes from the ground, so the sheet is laid as it is Then, it is easy to produce a clearance gap between a sheet laying surface and a boulder, especially a boulder side. Therefore, when a person steps on the portion, the sheet moves, and the joint portion of the sheet is peeled off, and there is a possibility that an uncoated portion is formed. Furthermore, problems such as white ants climbing from there may occur, which may reduce the ant protection effect.
[0006]
In order to solve the above problems, the present invention provides a method for constructing an underfloor ant structure that reduces the labor of laying an ant proof sheet without impairing the function of the prior art.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0008]
According to the present invention, since the upper surface of the boulder and the upper surface of the ground are substantially the same height, it is not necessary to perform a special process, work, etc. just by placing an ant-proof sheet on the ground and the boulder. However, the sheet can be laid without causing a large gap between the stones. Therefore, it is possible to prevent a situation in which the sheet moves and the seam of the sheet is peeled off when a person steps on the gap.
[0009]
Furthermore, as in the prior art, after processing the ant-proof sheet (for example, drilling), the gap between the boulder and the ant-proof sheet is adhered with an adhesive or the like, or processed to the ant-proof sheet (for example, drilling) ), The work of pressing down the ant-proof sheet in close contact with the boulders is unnecessary.
[0010]
Moreover, since moisture generated from the ground is blocked by the ant-proof sheet, even if the top surface of the ground and the top surface of the boulders are at the same height, it effectively prevents the floor bundle from corroding due to moisture on the ground. I can do it.
[0011]
In particular, when the floor bundle is made of a synthetic resin material, it is possible to substantially avoid corrosion of the floor bundle due to moisture.
[0012]
Moreover, about said ant-proof sheet | seat, it becomes possible to prevent more reliably that a floor bundle corrodes by moisture by using the material with low moisture permeability represented by the synthetic resin sheet | seats.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. However, the present invention is not limited to the following embodiments.
[0014]
A
[0015]
The
[0016]
The height of the upper surface of the
[0017]
In the illustrated example, a plurality of
[0018]
About the ant-proof sheet |
[0019]
The
[0020]
However, as shown in FIG. 1, the
[0021]
In addition, although the
[0022]
The ant-
[0023]
The material used for the
[0024]
In this way, since the top surface of the
[0025]
Therefore, when the operator or the like steps on the gap, the
[0026]
Furthermore, the lower floor portion surrounded by the
[0027]
Therefore, the labor for laying the ant-
[0028]
Moreover, since the moisture generated from the
[0029]
In addition, the
[0030]
Moreover, it becomes possible to further block moisture generated from the
[0031]
Below, the construction example in the said embodiment is described. In addition, if the said embodiment is constructable regarding a construction method, it will not stick to the following enforcement example.
[0032]
Construction example 1 (see FIG. 2 (a) to FIG. 2 (g))
Step (1) The
Process (2) The
Step (3) The crushed
Step (4)
Step (5) The soil of the same quality as the
Step (6) The ant-
Step (7) The
[0033]
Construction example 2 (see FIG. 3 (a) to FIG. 3 (f))
Step (1) The
Step (2) The discarded
Step (3) A
Step (4) Raise soil on the upper surface of the
Step (5) The ant-
Step (6) The
[0034]
It should be noted that both the implementation example 1 and the implementation example 2 are performed in the above-described embodiment with respect to the installation process of the
[0035]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the top surface of the boulders and the top surface of the ground are substantially the same height, so that the ant proof sheet is particularly processed or after the ant proof sheet is laid. Even if no special work is performed, it is possible to obtain the same effects as the conventional one. Accordingly, it is possible to reduce the labor of laying the ant-proof sheet.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an ant proof structure to which a method of the present invention is applied .
FIGS. 2A to 2G are process diagrams of Construction Example 1 of the ant proof structure according to the present invention. FIGS.
FIGS. 3A to 3F are process diagrams of Construction Example 2 of the ant proof structure according to the present invention. FIGS.
[Explanation of symbols]
10
Claims (3)
前記床下部分の地盤に、束石の上面と地盤の上面を略同一の高さとし、かつ束石の上面を地盤の上面から露出させるようにして当該束石を設ける工程と、
これらの地盤と束石とにまたがってその上に防蟻シートを敷く工程と、
この防蟻シートを挟んで束石の上に床束を設置する工程とを含むことを特徴とする床下防蟻構造の施工方法。It is a method for constructing a structure that prevents the underfloor part,
The ground of the underfloor section, the steps of the upper surfaces and the ground of the bundle stone to approximately the same height, and by the upper surface of the bundle stone so as to expose the upper surface of the ground provided the flux stone,
And laid rather than process the anti-termite sheet on top of its across and these of the ground with a bunch stones,
A method for constructing an underfloor ant structure that includes a step of placing a floor bundle on a boulder with the ant proof sheet interposed therebetween.
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