JP4774478B2 - 土壌または地下水の浄化方法 - Google Patents

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本発明は、汚染された土壌または地下水に関し、特には、シアン(CN)または金属シアン錯塩等のシアン化合物とが含まれた汚染土壌または汚染地下水の汚染物等を分解または除去する土壌の浄化処理方法に属する。汚染土壌の処理方法において金属粉を用い、特には、その金属粉が銅を含有する鉄粉である銅含有鉄粉を用いる方法に関する。
産業構造の変換や社会の変化に伴い、同一土地の利用の形態もさまざまに変化しており、時勢による土地の有効利用は、産業上、重要な事案であり広く進められている。このような中、事業所地、化学薬品を取り扱った跡地等において汚染された土壌を通常の土壌への回復し、跡地の有効利用化は当然に要望されている。このような跡地においては、シアンやシアン化合物により土壌が汚染されている場合もある。そこで、シアンまたはシアン化合物で汚染された廃棄物から除去する浄化方法が特許文献1により開示されている。
特開平1−224091
特許文献1には、シアン化合物が含有された廃棄物に鉄化合物を添加混合し、シアンと鉄化合物を反応させ鉄シアノ錯塩として、鉄の磁性を利用することで、鉄シアノ錯塩を磁石により廃棄物から分離することでシアンを廃棄物から分離する方法が開示されている。
シアンで汚染された土壌においては、特許文献1による方法が有効であるが、磁力により磁着物に吸着したシアンを分離するため磁石に付くために磁着物が大きくなる、磁着物が残存するともとの土壌の嵩密度、圧縮強度などの性状に影響を与えるおそれがある。また、シアンの他、シアン化合物などの汚染物質が土壌または地下水に混在した汚染土壌または汚染地下水においては、土壌中の水分および地下水の成分が必ずしも純水ではなく、雑多な成分が含まれることからその雑多な成分が含まれる中でシアンを選択的に固定化可能であるかは不明であった。また、シアンによる汚染に対しては、溶出が僅かであっても望まれるものではない。従って、元の土壌、地下水への性状変化を抑え、僅かな溶出であっても、シアンの溶出を抑制し、シアンの固定化方法による浄化方法の発明が望まれたいた。
上記磁着により分離する方法においては、磁着物を添加した後、シアンを吸着させ、さらに磁石等により磁着物を回収するため、工程としてやや助長されている。薬品等を添加するのみによる簡便な方法であることも望まれている。
シアンは、鉄に吸着されることは知られている。そこで、本発明者らは、シアンを鉄と安定して固定化する方法を鋭意研究した。シアンまたはシアン化合物が汚染物質として含まれる汚染土壌または汚染地下水に、粒径が200μm以下が好ましく、さらには比表面積が 500cm/gの還元鉄粉を用いることで、上記課題が解決できることを見出した。さらには、鉄粉の表面に銅を存在させた銅含有鉄粉を前記汚染土壌、地下水に添加するとさらなら固定化効果が得られることを見出した。このように吸着作用とは異なる。なお、ここで言う固定化とは、汚染物質であるシアンまたはシアン化合物を浄化処理した後に溶出試験において評価される効果のことを言う。
鉄粉によりシアンまたはシアン化合物を安定して固定化できる理由は定かではないが、鉄とシアンが反応するとシアン錯体塩が生成させる。しかし、錯体塩であっても土壌中あるいは地下水中の様々な成分、物性により錯体塩のまま維持できるとは限らない。しかし、比表面積が大きく、粒径が小さいことで鉄粉の表面近傍において、還元性を維持すことが可能となりシアン錯体の分解を抑制し、比表面積が大きいことで反応性が向上されシアン錯体塩がなんらかの理由で分解されてもすぐさまシアン錯塩となるため、安定して固定化されていると考えられる。
銅含有鉄粉ではさらに、銅が電子を発生させ、鉄粉の還元性の保持力、反応性の向上が図られたと思われる。鉄粉の表面において鉄と電位差のある物質を存在させ、その電位差により電子を発生させたことにより汚染土壌または汚染水の処理が可能であることを見出した。鉄との電位差のある物質は、金属が使用でき、銅、ニッケル等が特に有効である。
すなわち、本発明の手段を具体的に述べると、第1の発明はシアンを含有する土壌に、鉄粉または/および銅含有鉄粉を混合する土壌の浄化方法であり、土壌中のシアンを選択的に固定化し、シアンによる汚染を浄化可能とする。
第2の発明は、シアンを含有する地下水に、鉄粉または/および銅含有鉄粉を含ませる地下水の浄化方法であり、地下水中のシアンを選択的に固定化し、シアンによる汚染を浄化可能とする。
第3の発明は、上記鉄粉または/および銅含有鉄粉の平均粒径が1〜100μm、比表面積が500cm/gである第1または第2の発明の浄化方法であり、鉄粉等のより適宜な範囲により土壌中または地下水中への影響を抑制可能とする。
第4の発明は、シアンを含有する土壌にアースオーガを用いて、鉄粉または/および銅含有鉄粉を混合する土壌の浄化方法であり、浄化を望む領域においてその場である原位置で浄化が可能となり、また、土壌および地下水が汚染された場合であっても浄化可能となり、さらなる周辺環境への負荷が抑制され、さらにはコストも抑制できる。
本発明により、シアンまたはシアン化合物により汚染された土壌または地下水の回復、浄化が図られ、また、土壌への性状変化を伴わず、その効果が長期に渡り持続され土地の有効利用が可能となる他、簡便な方法のため従来よりもコストが低廉に抑えることが可能となる。
土壌は、化学処理工場、工場跡地などに用いられている土壌があり、メッキ工場またはその周辺においてもある。シアンの他に水分が3%以上含まれていることが望ましい。水分が少ないと土壌中に混合した鉄粉または銅含有鉄粉が土壌に付着しにくく、土壌に付着したシアンとの反応が進み難いためである。地下水は、前記工場の地下である飽和帯に流路を形成したものであり、なんらかの理由でシアンとが含まれている。地下水は、シアンを除けば純水である事はなく、なんらかの成分が含まれている。本発明では、この地下水において鉄粉または銅含有鉄粉を含ませるための前処理等は不要である。
シアン(CN)は、フリーのシアンでもよく、シアン化合物には、金属イオンと結合した金属シアン化合物またはその錯体がある。金属としてはシアンと結合するものであればよいが、特にはニッケル、鉛、金等が挙げられる。他のシアン形態としては、めっき産業での金、銀、銅、ニッケル、クロムなどの錯体や、土壌中で鉄イオンと接触して、鉄シアノ錯体(フェロシアンまたはフェリシアン)などが挙げられる。シアン等は、土壌中では土粒子に付着している可能性が高い。
鉄粉の成分は、鉄を主成分となり、90質量%以上あればよく、他銅、炭素等が含まれていてもよい。鉄粉は、鉄鋼石より還元、破砕により製造される。このように製造された鉄粉は還元鉄粉として市販されており、市販のものを利用しても本発明の実施は可能である。特に鉄粉は、表面積が大きいものが好ましく。500cm/g以上あればなお良い。また土壌中、地下水中において元の性状を維持するためにより粒径が細かい方が好ましく平均粒径D50が200μm(マイクロメーター)以下であることが好ましい。鉄粉または銅含有鉄粉が細かいことで土壌中では、土壌中の水分と相まって土壌粒子に付着し易くなり、土壌粒子に付着しているシアンまたはシアン化合物との接触、反応が促進されると考えられる。粒径があまりに細かいとハンドリングも難しくなるため平均粒径は1μm以上が好ましい。従って平均粒径が1〜200μmが好ましい。なお、平均粒径は、マイクロトラックなどにより、比表面積はBET法により測定される。平均粒径は、特に記載がない場合は、質量基準である。
鉄粉の表面に、銅などを存在させるためには、硫酸銅の溶液に鉄粉を投入するなどある。
また、多数の鉄粉を入れた容器に0.1〜10質量%程度に硫酸銅を添加、混合し、乾燥することにより銅含有鉄粉ができる。ここで、鉄粉の表面全てに銅が被覆されると鉄の反応性が阻害されるので、鉄粉表面が露出するように銅が表面にあることが望ましく、鉄粉の表面には、銅がなるべく不均一な状態で着くのがよい。このため鉄粉に対して、銅が0.1〜20質量%程度の比率であればよい。銅は、実質的には0.1〜5質量%が好ましい。さらには銅が1〜5質量%であることが望ましい。銅は、必ずしも純銅である必要はなく、主成分として銅が80%以上あれば良い。なお、銅含有鉄粉として、鉛、砒素、カドミニウムなどが溶出しないものを使用し、2次汚染を防止する。
汚染された土壌または地下水でのシアン濃度は、低濃度の場合であっても銅含有鉄粉で固定化可能である。100ppm(mg/L)以上の高濃度の場合であっても銅含有鉄粉の添加量を調整することで固定化が可能となり浄化できる。pHは、3〜8の範囲において特に有効である。pH3以下では、鉄粉の表面状態が不安定になるためである。
シアン、シアン化合物による汚染では、その汚染されている土壌がある汚染領域の位置、範囲を観測する。観測は、井戸によりサンプリング、地表での種々の計測方法により行われる。
地表近傍に汚染領域がある場合では、重機による掘削と銅含有鉄粉を混合すれば良い。
地下深さが地下深部にあることもあり、その場合は、重機においてもアースオーガなどの掘削機を用いて、掘削し混合する。アースオーガを用いると掘削、鉄粉等の混合を原位置で可能となり、より効率的な浄化が可能である。また、汚染された領域の全てにおいて鉄粉または銅含有鉄粉を混合する必要はない可能性がある。混合された土壌の周辺の一定範囲においては隣接する非混合土壌へもその効果波及する可能性があるためである。なお土壌に対しては、鉄粉、銅含有鉄粉とも、0.1〜10質量%添加し、混合すれば浄化が図られる。なお、鉄粉、銅含有鉄粉は、単独に使用できるほか、混合して使用可能である。
シアンまたはシアン化合物を含む地下水を浄化をするためには、一旦、地下水を地上まで揚水し、鉄粉または銅含有鉄粉を混合してもよいし、地下の地下水の流路に、地下水が通水するように銅含有鉄粉を包含させた土壌体(壁)を形成して、地下水と銅含有鉄粉が接触することで地下水の浄化が行われる。添加量は、地下水に対して銅含有鉄粉を0.1〜10質量%とし、混合すれば浄化が図られる。なお、この場合の地下水は、浄化したい領域内の地下水量に応じるが、銅含有鉄粉を投入するときに浄化状況を確認する計測値に応じて投入量を設定する。
土壌および地下水がシアンまたはシアン化合物に汚染された場合としても、鉄粉または銅含有鉄粉を用いて浄化可能である。アースオーガを用いて汚染土壌中に鉄粉または銅含有鉄粉を混合し、さらにその深部に位置する地下水まで到達するように掘削し、砂等と混合した鉄粉または銅含有鉄粉の前記土壌体を形成すれば、汚染地下水をも浄化可能である。
工業用水を100mL(ミリリットル)、シアン水溶液を1mLを添加し、混合のために30分間の間攪拌し、汚染水を作製した。この時の汚染水の溶出シアン濃度は149mg/Lであった。
鉄粉は市販品を用いた。平均粒径は80μm、比表面積は2.0m/gであった。この鉄粉は、成分が鉄 92質量%、銅 0.01質量%以下、他不純物である。
この汚染水に対して鉄粉を10g添加した。添加後は混合のために30分間の間攪拌した。
攪拌が終了後は、pHを測定、液をサンプリングし、全シアンを定量分析を行った。
シアン量は、0.290g/Lであり、シアン固定化率は99.8%であった。
なお、ここでのシアン固定化率とは、処理前のシアン濃度を母数として、処理前のシアン量から処理後のシアン量よりを減算し、それを除算し百分率で表したものである。
実施例1で用いた鉄粉と同様の鉄粉を用いて銅含有鉄粉を製造した。鉄粉200gを容器に投入する。硫酸銅の濃度が100g/Lの硫酸銅溶液を作製し、その硫酸銅溶液 20mLを前記容器に添加し、攪拌し、水洗浄し、乾燥した。この作業により1質量%の銅が含有した銅含有鉄粉が得られた。この銅含有鉄粉の平均粒径は、80μm、比表面積は2.1m/gであった。
実施例1と同様に汚染水の処理試験を行った。なお、1%銅含有鉄粉を10g添加して行った。結果は、シアン 0.03mg/Lとなり、除去率 99.9%であった。
実施例1、2により鉄粉および銅含有鉄粉において、シアンの固定化が可能であることがわかり、その固定化率は極めて高いものであった。
シアンまたはシアン化合物により汚染された土壌または地下水の浄化に利用でき、さらには排ガス処理等においても利用可能である。

Claims (4)

  1. シアンを含有する土壌のpHを3〜8に調整し、平均粒径が1〜200μm、銅が1〜20質量%の銅含有鉄粉を混合する土壌の浄化方法。
  2. シアンを含有する地下水のpHを3〜8に調整し、平均粒径が1〜200μm、銅が1〜20質量%の銅含有鉄粉を含ませる地下水の浄化方法。
  3. 上記銅含有鉄粉の比表面積が500cm/g以上である請求項1または2に記載の浄化方法。
  4. シアンを含有する土壌にアースオーガを用いて、平均粒径が1〜200μmの銅含有鉄粉を混合する請求項1または3に記載の土壌の浄化方法。
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