JP4768937B2 - 海水魚釣り用着色ハリス - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、海水魚釣り用ハリスに関する。特に、可視光吸収スペクトルにおいて、500〜600nmの波長範囲内に吸収の極大値を有する海水魚釣り用着色ハリスに関する。
【0002】
【従来の技術】
釣り糸用のモノフィラメントに着色を施すことは、従来から広く行われている。例えば、投げ釣り用の道糸や船かかり釣り用の胴付き糸などでは、複数の色に染色することによって、繰り出した長さを確認できるようにすることが多い。また、釣り人が釣り糸を容易に視認できるようにするために着色を施すことも広く行われている。
【0003】
例えば、特開平7−252722号公報及び特開2001−148981公報には、着色されたポリフッ化ビニリデン系モノフィラメントが記載されている。当該公報には、赤、青、黄、緑、紫、橙等の各種の色で染色された釣り糸が記載されている。ポリフッ化ビニリデン系モノフィラメントは、水の屈折率に近い屈折率を有するために水中での表面反射が極めて少ないことから、ハリスに好適に使用されることも記載されている。また、特開平10−98996号公報には、着色されたポリフッ化ビニリデン系モノフィラメントからなる鮎釣り用下ハリスが記載されている。この着色により、鮎釣り時に釣り人がハリスを視認することが容易になり、仕掛けを作りやすくなり、号柄の識別も容易にできるようになると記載されている。
【0004】
実開昭62−16278号公報には、幹糸がポリアミド系釣り糸又はフッ素樹脂系釣り糸からなり、着色されたポリエステル系釣り糸からなるハリスが当該幹糸に結節された釣り用仕掛けが記載されている。当該仕掛けにおいては、着色したハリスを使用することで、魚の食いが一層良くなると記載されている。
【0005】
特開2000−253785公報には、カーボンブラックを含有する樹脂と黄色着色剤を含有する樹脂とをサイド・バイ・サイド型に張り合わせた複合モノフィラメントからなる釣り糸が記載されている。この釣り糸は、一様でない斑感のある緑色を呈するために、釣り人が釣り糸を視認するのを容易にさせながらも、周りの風景への溶け込み具合が良くて魚が警戒心を抱かず、釣果が上がるというものであり、道糸やハリスに好適であると記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
海水魚、中でも、クロダイ(チヌ)釣りは、特に人気のある釣りの一つである。クロダイは、警戒心が強い魚であるとされており、この警戒心の強いクロダイを釣り上げることは釣り人にとって大きな魅力である。この時、ハリスがクロダイに認識されないことが重要であるから、クロダイに警戒されないようにできるだけ細いハリスを使いたいものの、細すぎるハリスでは大物が掛かった時に切られてしまうから、ハリスの号数の選択は釣り人にとって大きな悩みであった。そこで、同じ太さであってもクロダイの認識しにくいハリスは釣り人が強く切望していたものである。
【0007】
特開平7−252722号公報、特開2001−148981公報及び特開平10−98996号公報に記載されている着色したポリフッ化ビニリデン系モノフィラメントは、釣り人が視認するために着色するものであって、特定の色での着色の効果について記載されている訳ではない。また、釣りの対象とする魚種については、特開平10−98996号公報では鮎に限定されているが、他2報には何ら記載されておらず、海水魚を釣るのに好適なハリスについて何ら示唆するものではない。
【0008】
また、実開昭62−16278号公報には、ポリエステル製のハリスを着色することで食いが良くなると記載されているが、具体的な色調について記載されているわけではない。餌を揺動させておびき寄せるサビキ釣り用にも使用できる旨記載されていることから、魚が視認しやすいような色を施すことを想定しているものとも考えられる。しかしながら、多くの魚は警戒心が強く、むしろハリスが見えにくい方が好ましい場合が多い。
【0009】
特開2000−253785公報に記載されている構成とすると、釣り糸を斑感のある緑色にすることができ、風景への溶け込みが良く魚が警戒心を抱かないとされている。しかしながら、緑色とすることが有効な魚種ばかりではない。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するものであり、警戒心の強い海水魚に対しても良好な釣果を得ることのできる海水魚釣り用着色ハリスを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、可視光吸収スペクトルにおいて、500〜600nmの波長範囲内に吸収の極大値を有する海水魚釣り用着色ハリスを提供することによって達成される。多くの海水魚は、上記波長範囲の光に対する感度が高く、上記波長範囲の光を吸収するハリスが、良好な釣果を与えるものである。このとき、ハリスをスライドガラスに隙間なく一重巻きし裏面に反射板を配置して積分球内で分光反射率を測定した際の、525〜548nmの波長範囲における平均反射率が、可視光全波長領域(400〜750nm)での最大反射率に比べて10%以上低下している海水魚釣り用着色ハリスが好適である。
【0012】
また、ハリスが、ポリフッ化ビニリデンモノフィラメントからなることが、海水とハリスとの界面での屈折率差が小さく、当該界面での光の反射が抑制できて好適である。
【0013】
本発明のハリスが対象とする海水魚が、その網膜中にL型の錐体のみを有し、C型の錐体を有さない海水魚であることが好適である。ここで、L型の錐体とは、受容器電位のスペクトル感度を測定した際のS電位が波長に関わらず常に負の値となる錐体であり、C型の錐体とは、前記S電位が波長によって正及び負の両方の値となる錐体である。L型の錐体のみを有する魚は、色彩感覚を持たない、いわば色盲の魚であると考えられており、本発明の効果を奏しやすい魚種である。
【0014】
また、本発明のハリスが対象とする海水魚が、その網膜中に有するL型の錐体のうち、L2型の錐体の出現頻度が50%以上の海水魚であることも好適である。ここで、L2型の錐体とは、最大応答を示す波長が525〜548nmにある錐体である。魚の網膜中には複数の種類の錐体が含まれることがあるが、その網膜中に有するL型の錐体のうち、過半数の錐体の感度ピークが上記波長範囲にある魚もまた、本発明の効果を奏しやすい魚種である。
【0015】
【発明の実施の形態】
まず、釣りの対象とする魚の視覚、特に色彩感覚について説明する。魚の色彩感覚については、これまでの研究によりある程度の知見が得られている。例えば、「魚類生理学」(板沢靖男・羽生功編、恒星社厚生閣刊)の430〜433頁の「色彩感覚」の項、あるいは「新版魚類生理学概論」(田村保編、恒星社厚生閣刊)の237〜245頁の「色彩感覚」に魚類の色彩感覚について記載されており、その中に、網膜中の錐体視細胞(錐体)の受容器電位のスペクトル感度曲線が示されている。
【0016】
それによると、光を受けて反応した錐体、棹体からシナプスを介して水平細胞にS電位が発生する。上記文献では魚類の網膜に存在する錐体ごとに、S電位の測定がされている。網膜中の錐体には、このS電位が波長に関わらず常に負の値(過分極)となるL型の錐体と、波長によって正(脱分極)及び負の両方の値となるC型の錐体とがある。前者は明暗感覚に関係し、後者は色彩感覚に関係するといわれている。
【0017】
例えば、淡水魚であるコイ及びフナのS電位の波長特性を図1に示す。いずれもA、B、Cの3種のL型の錐体とD、Eの2種のC型の錐体を有している。すなわち、幅広い波長範囲の光に対し感度を有し、その上色覚をも有すると推定されている。実際、C型の錐体の発見されている魚は、いずれも浅くて光の多い、色彩の豊かな環境にいるとされている。
【0018】
これに対し、海水魚であるクロダイの場合は図2に示すように、1種類のL型の錐体を有するのみである。すなわち、光を単に強度としてのみ認識することができる、いわゆる色盲であって、しかも500〜600nm付近の波長に対してのみ高感度であり、それ以外の波長に対しては感度が低くなっている。
【0019】
C型の錐体の発見されている魚種としては、ボラ、コイ、フナ、ウグイ、ヤリタナゴ、オイカワ、ヒガイ、ブルーギル、スズキ、ブリ、アカエイ、カワマス、アマゴ、ビワマス、ニジマス、ブラウンマス、マハゼ、テラピア、ブラックバス、アカエイ、オオクチバス、カルムチー、カワムツ、レンギョ等が例示されている。一方、C型の錐体の発見されていない魚種としては、クロダイ、マダイ、チダイ、カツオ、ヤイト、ヒラソオダ、ネコザメ、キハダ、メバチ、ビンナガ、クロカワ、シロカワ、ホシザメ、ドチザメ、オオセ等が例示されている。
【0020】
これらについて、さらに細かく分析すると、L型には463〜494nmに最大応答を示すL1型、525〜548nmに最大応答を示すL2型、及び584〜612nmに最大応答を示すL3型がある。またC型には短波長側で負の値を示し、長波長側で正の値を示すC1型、短波長及び長波長で負の値を示し、中間波長で正の値を示すC2型、C1型と極性が反転したC3型、及びC2型と極性が反転したC4型がある。これらの出現頻度を魚ごとにまとめたものが前記文献中には示されており、これを表1に示す。海水魚と淡水魚とで、最大応答を示す波長にズレがある傾向が認められるし、海水魚の中でも魚種によって最大応答を示す波長が相違することがわかる。
【0021】
【表1】
【0022】
下記の実施例でも示すように、今回、本発明のハリス、すなわち500〜600nmの波長範囲内に吸収の極大値を有する着色ハリスを用いた際に、無色のハリスに比べてクロダイが良く釣れることが初めて明らかになった。すなわち、上記クロダイの視覚において、感度の大きい波長の光を吸収するハリスを用いた際に優れた釣果が得られたものである。
【0023】
これは一見、上記魚類の視覚に関する研究結果からは反することのように思われる。すなわち、認識できる波長の光を吸収するのであるから、むしろ、無色のハリスに比べて、糸の存在が濃淡として認識できるようになるとも考えられるからである。
【0024】
しかしながら、表面反射、特にハリスの裏面からの反射については、ハリス中で光が吸収されるので、その光量は減少するはずである。したがって、濃淡の差異によって認識される細い像よりも、ハリス表面で反射される光の方がクロダイに認識されやすいと考えることもできる。
【0025】
前掲の「魚類生理学」の433〜435頁の「運動視覚」の項には、以下のような説明がある。すなわち、魚類の眼は頭側部に1個ずつ付いているので、両眼で1つのものを見る両眼視野は狭くなり、単眼視野が広くなる。単眼視野領域では、遠近調節機能が欠如しているので、遠距離にある物体の形状をはっきりと識別することは難しくなるが、動いている物体を見つけることはできる、としている。そしてそれを裏付けるいくつかの試験結果も示されている。
【0026】
表面反射の場合には、糸の僅かな動きで反射角度が変わるために、光の進行方向が大きく変化しやすい。すなわち、このようにチラつく光は魚には認識されやすく、そのような反射光の少ない本発明のハリスが優れた釣果を与えると考えられる。
【0027】
500〜600nmの波長範囲の光を吸収するということは、緑色を吸収するということであり、その場合のハリスの色は赤色になる。赤色は、海水中では、むしろ目立つ色なので、その点からは、いわゆる色盲の魚に対して本発明のハリスは特に有効であると考えられる。具体的には、網膜中に、上述のL型の錐体のみを有し、C型の錐体を有さない海水魚に対して有効であると考えられる。
【0028】
また、ハリスが吸収する光の波長と、網膜中の錐体の感度との関係からいえば、500〜600nmの波長範囲の光を吸収するハリスが有効な魚種は、L型の錐体の内、最大応答を示す波長が525〜548nmにある錐体であるL2型の錐体の出現頻度が50%以上の海水魚であると考えられる。このような魚としては、マダイ、クロダイ、アカエイ、ブリ、スズキ、マハゼ、ボラなどが例示される。
【0029】
したがって、C型の錐体を有さずL型の錐体のみを有し、しかもL2型の錐体の出現頻度が50%以上の海水魚に対して特に良好な釣果を与えると考えられる。さらに、全ての錐体がL2型の錐体である魚、例えばクロダイやマダイに対して最も有効なものであると考えられる。
【0030】
本発明のハリスの材料は、通常、釣り糸用のモノフィラメントに使用できるものであれば特に限定されず、ポリフッ化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン等を例示することができる。中でもポリフッ化ビニリデンはその屈折率(約1.44)が水の屈折率(約1.33)に近いために、その界面での反射率が小さくて好適である。特に、本発明ではハリスの表面における反射光を減少できることが優れた釣果につながっていると想定されていることから、ポリフッ化ビニリデンからなるモノフィラメントが好適である。このときポリフッ化ビニリデンは、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の単量体による共重合が施されていても構わない。
【0031】
本発明のハリスは、可視光吸収スペクトルにおいて、500〜600nmの波長範囲内に吸収の極大値を有するものである。測定方法の如何に関わらず、ハリスを透過した光の吸収スペクトルの極大が500〜600nmにあればよい。吸収の極大を示す波長は好適には510nm以上であり、より好適には520nm以上である。また好適には590nm以下であり、より好適には580nm以下である。その波長範囲内に極大値を少なくとも一つ有すれば良いので、その範囲内に複数の極大を有していても良いし、その他の波長範囲に別のピークを有していても良い。
【0032】
好適なハリスは、ハリスをスライドガラスに隙間なく一重巻きし裏面に反射板を配置して積分球内で分光反射率を測定した際の、525〜548nmの波長範囲における平均反射率が、可視光全波長領域(400〜750nm)での最大反射率に比べて10%以上低下しているものである。より好適には15%以上低下しているものである。
【0033】
本発明のハリスは、上述のように特定の魚種に対しては、認識が困難なハリスであるが、着色されていることによって、釣り人にとっては視認しやすくて取り扱いが容易である。特に、赤色は通常の釣り場での環境においては目立ちやすい色なのでその点からも好適である。したがって、上記波長範囲内のみに吸収の極大値を有するハリスが、色彩が鮮明で好ましい。
【0034】
ハリスを着色する方法は特に限定されるものではなく、染料で染めても良いし顔料を含有させても良い。染料で染める際には原料樹脂と染料を溶融混練してからモノフィラメントを製造しても良いし、無色のモノフィラメントを製造してから染色浴中で染色してもよい。モノフィラメントは、溶融押出してから延伸することによって製造され、その直径は、通常0.05〜0.7mm程度である。
【0035】
本発明のハリスは、海水魚、中でもクロダイやマダイに代表される、特殊な視覚を有する魚種を釣るために有効である。特に、磯でのクロダイ釣りや、船でのマダイ釣りなど、魚種を絞り込んだ釣りにおいて、優れた釣果を得ることができる。
【0036】
【実施例】
以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0037】
赤系染料ドライカラーを30ppmブレンドしたポリフッ化ビニリデンホモポリマーチップを紡糸機に供給して260℃で溶融し、孔径1.0mmの口金を使用して押出し、30℃の浴中で冷却して、未延伸のモノフィラメントを得た。
【0038】
得られた未延伸のモノフィラメントを170℃の熱媒浴中で5.4倍に延伸し1段延伸糸を得た。引き続き、この1段延伸糸を170℃の乾熱槽中でさらに延伸して、未延伸糸からの延伸倍率で合計6倍に延伸された2段延伸糸を得た。更にこの2段延伸糸を、180℃の乾熱槽中で0.97倍に収縮させながら熱固定し、直径0.285mmの着色したポリフッ化ビニリデンモノフィラメントを得た。
【0039】
得られたポリフッ化ビニリデンモノフィラメントをスライドガラスに隙間なく一重巻きした試料を作成し、自記分光光度計を使用し、裏面に反射板を配置して積分球装置内で分光反射率を測定した。測定チャートを図3に示す。得られたスペクトルは557nmに吸収の極大を有していた。また可視光全波長領域(400〜750nm)での最大反射率は750nmにおける反射率の約79%であり、525〜548nmの波長範囲における平均反射率は約62%であった。すなわち、525〜548nmの波長範囲における平均反射率は、可視光全波長領域での最大反射率に比べて約22%低下していた。
【0040】
また、比較対照のために、染料を配合せずに上記製造方法と同様にして得られた無色のポリフッ化ビニリデンモノフィラメントを準備した。上記本発明の着色ハリスと対象例の無色ハリスとを用いて、42名のモニターがそれら2種類のハリスを使い分けながらチヌ(クロダイ)釣りを行った。その結果、35名のモニターが本発明の着色ハリスの方がよく釣れたと報告した。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、号数を落とすことなく、警戒心の強い海水魚、例えばクロダイやマダイに対して良好な釣果を得ることのできるハリスを提供することができる。また、釣り人にとって視認しやすく取り扱いも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイ及びフナのS電位の波長特性である。
【図2】クロダイのS電位の波長特性である。
【図3】実施例のハリスの分光反射率測定チャートである。
Claims (5)
- 可視光吸収スペクトルにおいて、500〜600nmの波長範囲内に吸収の極大値を有する海水魚釣り用着色ハリス。
- ハリスをスライドガラスに隙間なく一重巻きし裏面に反射板を配置して積分球内で分光反射率を測定した際の、525〜548nmの波長範囲における平均反射率が、可視光全波長領域(400〜750nm)での最大反射率に比べて10%以上低下している、請求項1記載の海水魚釣り用着色ハリス。
- ポリフッ化ビニリデンモノフィラメントからなる請求項1記載の海水魚釣り用着色ハリス。
- 海水魚が、その網膜中にL型の錐体のみを有し、C型の錐体を有さない海水魚である請求項1記載の海水魚釣り用着色ハリス。
- 海水魚が、その網膜中に有するL型の錐体のうち、L2型の錐体の出現頻度が50%以上の海水魚である請求項1記載の海水魚釣り用着色ハリス。
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