JP4768671B2 - 可塑化移動装置及び可塑化移動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、可塑化移動装置及び可塑化移動方法に関するものである。
従来、成形機、例えば、射出成形機においては、加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた樹脂を、高圧で射出して金型装置のキャビティ空間に充填し、該キャビティ空間内において冷却して固化させた後、成形品を取り出すようになっている。
前記射出成形機は金型装置、型締装置及び射出装置を有し、前記金型装置は固定金型及び可動金型から成る金型を備え、型締装置は、固定プラテン、可動プラテン、型締め用モータ、トグル機構等を備える。そして、前記型締め用モータを駆動し、ボールねじを作動させてクロスヘッドを進退させると、トグル機構が作動して、推力を発生させて可動プラテンを進退させ、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
一方、前記射出装置は、ホッパから供給された樹脂を加熱して溶融させるための前記加熱シリンダ、及び溶融させられた樹脂を射出するための射出ノズルを備え、前記加熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。そして、計量工程時に計量用モータを駆動し、前記スクリューを回転させることによって、スクリューの前方に樹脂を溜め、射出工程時に射出用モータを駆動し、前記スクリューを前進させ、射出ノズルから樹脂を射出する。
ところで、前記射出工程、及びその後の樹脂の圧力を保持する保圧工程において、射出ノズルと金型装置との間から樹脂が漏れることがないように、射出装置と固定プラテンとの間に可塑化移動装置が配設され、該可塑化移動装置によって、射出装置が移動させられ、射出ノズルが金型装置に押し付けられてノズルタッチが行われる。そのために、モータ、ボールねじ、ばね等が配設され、前記モータを駆動し、ボールねじによって前記ばねを収縮させながら射出装置を移動させると、ばねの収縮に伴って発生する付勢力によって、射出ノズルを金型装置に押し付ける力、すなわち、ノズルタッチ圧が発生させられる。なお、このとき、射出される樹脂の圧力、すなわち、射出圧力、及び保圧が行われる際の樹脂の圧力、すなわち、保圧力は高いので、前記ノズルタッチ圧は射出圧力及び保圧力より高く設定される。
ここで、射出工程及び保圧工程において、金型装置は型閉じ状態にあるので、ノズルタッチ圧は高くされるが、計量工程、成形品の取出し時等のような、金型装置が型開き状態にある場合は、可動金型による押圧力が固定金型に作用しないので、ノズルタッチ圧を高くすると、固定プラテンが変形してしまう。そこで、金型装置が型開き状態にある場合は、ノズルタッチ圧を低くして、脱圧を行うようにしている。
また、成形条件によっては、ノズルタッチを行ったまま金型装置の型開きを行うことがあり、その場合、成形品を取り出す際に、射出ノズルの近傍の十分に固化していない樹脂が成形品と切り離されずに糸を引いた状態が形成され、糸引き現象が発生することがある。そこで、糸引き現象が発生するのを防止するために、後退成形が行われる。
該後退成形は、射出工程及び保圧工程以外の工程において射出装置を後退させ、ノズルタッチを解除させ、強制的に射出ノズル内の樹脂と金型装置のキャビティ空間内の樹脂とを分離させることによって行われる。
このように、成形を行う場合、ノズルタッチ圧を、繰り返し、高くしたり、低くしたりする必要があるが、電動式の可塑化移動装置においては、ノズルタッチ圧を、繰り返し、高くしたり、低くしたりするたびにボールねじ軸上をボールナットが進退させられるので、ボールねじ軸が局部的に大きく摩耗し、耐久性が低下してしまう。
また、ノズルタッチ圧を高くするために、二つのボールねじを配設して、2軸の可塑化移動装置を形成しようとすると、二つのボールねじの動作を同期させる必要があり、回転伝達機構が複雑になり、可塑化移動装置のコストが高くなってしまう。
そこで、油圧式の可塑化移動装置が提供されている。該可塑化移動装置は、射出装置と金型装置との間に配設された可塑化移動シリンダ、該可塑化移動シリンダに形成された第1、第2の油室に油を選択的に供給する可逆式の油圧ポンプ、及び該油圧ポンプの作動に伴って、油タンク内の油を第1、第2の油室に補給するための逆止弁を備える(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、ノズルタッチ圧を、繰り返し、高くしたり、低くしたりするために、ボールねじを使用する必要がないので、可塑化移動装置の耐久性を向上させることができ、また、ノズルタッチ圧を高くするために、2軸の可塑化移動装置を形成する場合、互いに連通させた二つの可塑化移動シリンダを配設するだけでよく、しかも、各可塑化移動シリンダの動作を容易に同期させることができるので、可塑化移動装置のコストを低くすることができる。
特開2002−113757
しかしながら、前記従来の可塑化移動装置においては、ノズルタッチ圧を高くしたり、低くしたりするために、油圧によって逆止弁を作動させる必要があり、その分だけ可塑化移動装置の動作が遅くなってしまう。その結果、成形サイクルが長くなってしまう。
本発明は、前記従来の可塑化移動装置の問題点を解決して、耐久性を向上させることができ、コストを低くすることができ、成形サイクルを短くすることができる可塑化移動装置及び可塑化移動方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の可塑化移動装置においては、フレームに取り付けられた固定プラテンと、第1、第2の金型を備え、第1の金型が前記固定プラテンに取り付けられた金型装置と、射出ノズルを備え、フレームに対して進退自在に配設された射出装置と、該射出装置に取り付けられたシリンダ、ピストン及び固定部位に取り付けられたピストンロッドを備え、ロッド側に第1の媒体収容室が、ヘッド側に第2の媒体収容室が形成され、前記第1の媒体収容室に媒体が供給されると前記射出装置を前進させる可塑化移動シリンダと、可逆ポンプと、前記第1の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第1の媒体流路と、前記第2の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第2の媒体流路と、前記第1、第2の媒体流路間に配設され、可逆ポンプが停止させられる初期位置で第1の媒体流路と媒体タンクとを連通させるパイロットチェック弁と、前記第1の媒体流路に配設され、第1の媒体収容室内の媒体の圧力を保持するための媒体圧力保持装置とを有する。
本発明によれば、可塑化移動装置においては、フレームに取り付けられた固定プラテンと、第1、第2の金型を備え、第1の金型が前記固定プラテンに取り付けられた金型装置と、射出ノズルを備え、フレームに対して進退自在に配設された射出装置と、該射出装置に取り付けられたシリンダ、ピストン及び固定部位に取り付けられたピストンロッドを備え、ロッド側に第1の媒体収容室が、ヘッド側に第2の媒体収容室が形成され、前記第1の媒体収容室に媒体が供給されると前記射出装置を前進させる可塑化移動シリンダと、可逆ポンプと、前記第1の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第1の媒体流路と、前記第2の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第2の媒体流路と、前記第1、第2の媒体流路間に配設され、可逆ポンプが停止させられる初期位置で第1の媒体流路と媒体タンクとを連通させるパイロットチェック弁と、前記第1の媒体流路に配設され、第1の媒体収容室内の媒体の圧力を保持するための媒体圧力保持装置とを有する。
この場合、ノズルタッチ圧を、繰り返し、高くしたり、低くしたりするために、ボールねじを使用する必要がないので、可塑化移動装置の耐久性を向上させることができる。
また、ノズルタッチ圧を高くするために、互いに連通させた可塑化移動シリンダを使用することができるので、可塑化移動装置のコストを低くすることができる。
そして、可逆ポンプを作動させるだけで、第1の媒体流路と媒体タンクとを選択的に連通させることができるので、油圧回路を簡素化することができる。したがって、可塑化移動装置を小型化することができる。
さらに、可逆ポンプが停止させられる初期位置で第1の媒体流路と媒体タンクとを連通させるようになっているので、短時間で次の処理を行うことができる。したがって、成形サイクルを短くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、成形機としての射出成形機について説明する。
図1は本発明の実施の形態における射出成形機を示す概念図、図2は本発明の実施の形態における可塑化移動装置の油圧回路を示す図、図3は本発明の実施の形態における逆止弁ユニットの要部を示す図である。
射出成形機は、金型装置11、型締装置12、射出装置13及び可塑化移動装置22を有し、前記金型装置11は、第1の金型としての固定金型11a、及び第2の金型としての可動金型11bを備え、前記型締装置12は、固定金型11aを取り付けるための固定プラテン14、可動金型11bを取り付けるための図示されない可動プラテン、及び型締用の駆動部としての図示されない型締用モータを備え、該型締用モータを駆動し、可動プラテンを進退させ、可動金型11bを固定金型11aに対して接離させることによって、金型装置11の型閉じ、型締め及び型開きを行うようにしている。
一方、前記射出装置13は、成形材料としての樹脂を加熱して溶融させるシリンダ部材としての加熱シリンダ16、溶融させられた樹脂を射出する射出ノズル17、前記加熱シリンダ16内に回転自在に、かつ、進退自在に配設された射出部材としての図示されないスクリュー、該スクリューを回転させることによって、スクリューより前方に溶融させられた樹脂を溜める計量用の駆動部としての図示されない計量用モータ、スクリューを前進させることによって、スクリューより前方の樹脂を射出ノズル17から射出する射出用の駆動部としての図示されない射出用モータ等を備え、前記計量用モータ、射出用モータ等は、筐体18内に配設される。
また、前記射出装置13は、前記筐体18を支持するベース19、該ベース19をフレームfrに対して移動自在に支持する支持部材としてのリニアガイド21等を備える。
前記スクリューは、スクリューの本体、すなわち、スクリュー本体、及び該スクリュー本体の前端に取り付けられたスクリューヘッドを備え、スクリュー本体の外周面にフライトが螺旋状に形成され、該フライトによって螺旋状の溝が形成される。
計量工程時に、計量用モータを駆動して前記スクリューを正方向に回転させると、図示されないホッパから落下したペレット状の樹脂がスクリューの溝内を前進させられ、加熱され、溶融させられる。それに伴って、スクリューが樹脂の圧力によって後退させられ、樹脂がスクリューヘッドの前方に蓄えられる。
また、射出工程時に、射出用モータを駆動して前記スクリューを前進させると、スクリューヘッドの前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル17から射出され、金型装置11のキャビティ空間に充填される。このとき、スクリューヘッドの前方に蓄えられた樹脂が逆流しないように、スクリューヘッドの周囲に逆流防止装置が配設される。
ところで、前記射出工程、及びその後の樹脂の圧力を保持する保圧工程において、射出ノズル17と金型装置11との間から樹脂が漏れることがないように、射出装置13と固定部位、本実施の形態においては、固定プラテン14との間に前記可塑化移動装置22が配設され、該可塑化移動装置22によって、射出装置13が移動させられ、射出ノズル17が金型装置11に押し付けられてノズルタッチが行われる。
そのために、可塑化移動装置22は、可塑化移動用の駆動部としての2軸のシリンダ装置20、該シリンダ装置20を駆動するための油圧回路23、及び該油圧回路23の制御を行う制御部26を備える。前記シリンダ装置20を駆動することによって射出装置13を移動させると、射出ノズル17を金型装置11に押し付けるノズルタッチ圧が発生させられる。なお、このとき、射出圧力及び保圧力は高いので、前記ノズルタッチ圧は射出圧力及び保圧力より高く設定される。
前記シリンダ装置20は、第1の可塑化移動シリンダとしてのマスタシリンダ27、及び該マスタシリンダ27と並列に配設された第2の可塑化移動シリンダとしてのスレーブシリンダ28を備える。なお、図1においては、便宜上、マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28は一つの可塑化移動シリンダとして示されている。前記マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28は、シリンダ31、該シリンダ31内において摺動自在に配設されたピストン32、前記シリンダ31を貫通し、ピストン32と型締装置12とを連結するピストンロッド33等を備え、前記シリンダ31内をピストン32によって区分することにより、ピストンロッド33側に、第1の媒体収容室としての第1の油室35が、スクリューヘッド側に、第2の媒体収容室としての第2の油室36が形成される。
前記マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28の各第1の油室35に媒体としての油を供給することによってピストン32を後退(第2の油室36側に移動)させると、射出装置13が前進(固定プラテン14に近づく側に移動)させられ、前記第1の油室35に供給された媒体圧力としての油圧がノズルタッチ圧となり、ノズルタッチが行われる。また、前記各第2の油室36に油を供給することによってピストン32を前進(第1の油室35側に移動)させると、射出装置13が後退(固定プラテン14から離れる側に移動)させられ、ノズルタッチが解除される。ここで、前記第1の油室35内をピストンロッド33が貫通しているので、第1の油室35の断面積は第2の油室36の断面積より小さい。そこで、本実施の形態のように、ノズルタッチを行う際に第1の油室35に油が供給されるようにすると、第1の油室35内に油を供給したときに、ピストン32を早く移動させることができ、ノズルタッチを急速に行うことができる。
また、前記シリンダ装置20と固定プラテン14とがピストンロッド33によって連結されているので、ノズルタッチ圧が発生させられ、射出ノズル17が金型装置11に押し付けられても、ピストンロッド33によって固定プラテン14を引く力が発生させられる。したがって、固定プラテン14が倒れることがない。
前記マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28は、固定プラテン14における対角線上に配設され、マスタシリンダ27は、図1における手前側の下方で、スレーブシリンダ28は、図1における奥側の上方で、固定プラテン14と射出装置13とを連結する。また、前記マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28は、各第1の油室35同士が第1の連通流路としての油路M−1によって、各第2の油室36同士が第2の連通流路としての油路M−2によって連結され、互いに同期させて駆動される。
前述されたように、可塑化移動装置22は、マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28から成る2軸のシリンダ装置20によって連結されるので、可塑化移動装置22においてノズルタッチ圧を高くすることができる。また、マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28において、互いに同期させてノズルタッチ圧を発生させることができ、しかも、固定プラテン14における対角線上に配設され、該対角線上に配設された射出ノズル17にノズルタッチ圧を発生させるので、ノズルタッチを安定化させることができる。
また、前記油圧回路23は、油の油圧を発生させる油圧発生源としての、かつ、可逆ポンプとしての油圧ポンプ38、該油圧ポンプ38と前記第1の油室35とを接続する、第1の媒体流路としての、かつ、前進用媒体供給路としての油路M−3、油圧ポンプ38と前記第2の油室36とを接続する、第2の媒体流路としての、かつ、後退用媒体供給路としての油路M−4、前記油路M−3、M−4上の前記油圧ポンプ38に近接する部位p1、p2間を接続する逆止弁ユニット39、前記油路M−3、M−4上の部位p1、p2よりシリンダ装置20側の部位p3、p4間を接続する安全装置としての安全弁ユニット41、前記油路M−3上において、部位p1、p3間に配設された媒体圧力保持装置としての、かつ、切換装置としての切換弁44、前記油路M−3上において、部位p3とシリンダ装置20との間に配設された圧力検出部としての圧力センサ45、及び媒体タンクとしての油圧タンク46を備え、該油圧タンク46に前記油圧ポンプ38、逆止弁ユニット39及び安全弁ユニット41が接続される。なお、制御部26によって油圧ポンプ38の制御が行われ、切換弁44が切り換えられる。
前記油圧ポンプ38は、ポンプ本体51、及び駆動部材としてのモータ52を備える。本実施の形態においては、該モータ52として可逆式の誘導モータが使用され、前記モータ52は、制御部26からの信号によって、正方向及び逆方向に選択的に駆動される。また、前記ポンプ本体51は、油路M−3側に吸入吐出口54を、油路M−4側に吸入吐出口55を備え、モータ52を正方向に駆動すると、油路M−4から吸入吐出口55を介して吸引された油を、吸入吐出口54を介して油路M−3に吐出し、モータ52を逆方向に駆動すると、油路M−3から吸入吐出口54を介して吸引された油を、吸入吐出口55を介して油路M−4に吐出することができる。さらに、モータ52を正方向に駆動し、油圧タンク46から吸引された油を、吸入吐出口54を介して油路M−3に吐出し、モータ52を逆方向に駆動し、油圧タンク46から吸引された油を、吸入吐出口55を介して油路M−4に吐出することもできる。
また、前記切換弁44は、制御部26からの信号によって、A位置及びB位置を採り、A位置において油路M−3を遮断し、B位置において油路M−3を連通させる。切換弁44は、油路M−3を遮断するために、両チェック式の構造を有するので、A位置に置かれたときに、油が漏れるのを確実に防止することができる。なお、本実施の形態において、前記切換弁44の両チェック式の構造は、チェックボールによって形成されるようになっているが、必ずしもチェックボールによって形成する必要はない。
また、前記圧力センサ45は、油路M−3の油圧を検出して、検出信号を制御部26に送る。圧力センサ45は、シリンダ装置20の第1の油室35の近傍に配設されるので、圧力センサ45によって検出された油圧は第1の油室35内の油圧にほぼ等しい。したがって、制御部26は圧力センサ45からのセンサ出力に従って、第1の油室35内の油圧を認識し、ノズルタッチ圧を認識することができる。
そして、前記安全弁ユニット41は、部位p3、p4間を接続する、第3の媒体流路としての油路M−5上に配設され、第1、第2のリリーフ弁としての安全弁56、57を備え、該安全弁56、57間において、油路M−5と油圧タンク46とが接続される。前記安全弁56は、常時は閉鎖されていて、油路M−3の油圧及び第1の油室35内の油圧が過度に上昇し、閾値Pth1より高くなると、開放されて油圧を低くする。また、前記安全弁57は、常時は閉鎖されていて、油路M−4の油圧及び第2の油室36内の油圧が過度に上昇し、閾値Pth2(本実施の形態においては、閾値Pth1と等しくされる。)より高くなると、開放されて油圧を低くする。
そして、前記逆止弁ユニット39は、パイロットチェック弁によって形成され、第1、第2の油室35、36の断面積の差に起因する油の循環量の過不足を調整するための循環量調整回路を構成する。そのために、逆止弁ユニット39は、部位p1、p2間を接続する第4の媒体流路としての油路M−6上に配設され、第1、第2の逆止弁61、62、該第1、第2の逆止弁61、62間に配設されたロッド63、第1、第2の逆止弁61、62を支持する支持要素64、65、該各支持要素64、65と第1、第2の逆止弁61、62との間に配設された第1、第2の付勢部材としてのスプリング66、67等を備える。前記第1、第2の逆止弁61、62は、本体部61a、62a及び被支持部61b、62bから成る。また、前記油路M−6と油圧タンク46とが、第1、第2の逆止弁61、62間でドレン流路としての油路M−7を介して接続される。
前記第1、第2の逆止弁61、62及びロッド63によって弁体60が構成される。なお、該弁体60は、一体に形成することができるが、本実施の形態においては、組付けの都合により、第1の逆止弁61とロッド63とが別体で、第2の逆止弁62とロッド63とが一体に形成される。
また、前記支持要素64、65は、収容室68、69を備え、該収容室68、69内において前記第1、第2の逆止弁61、62を摺動自在に支持する。
そして、前記収容室68内においてスプリング66が、第1の逆止弁61を第2の逆止弁62側に向けて第1の付勢力としてのスプリング荷重f1で付勢し、前記収容室69内においてスプリング67が、第2の逆止弁62を第1の逆止弁61側に向けて第2の付勢力としてのスプリング荷重f2で付勢する。なお、前記第1、第2の逆止弁61、62に連通路71、72が形成され、油路M−3と収容室68とが、油路M−4と収容室69とが連通させられる。
本実施の形態において、スプリング荷重f2は、スプリング荷重f1より大きくされ、油圧ポンプ38が作動させられない初期位置において、弁体60はスプリング66側の第1の位置に置かれる。その結果、前記油路M−3と油路M−7とが連通させられ、油路M−4と油路M−7とが非連通にされる。また、油路M−3、M−4内の油圧の変化によって、油路M−4内の油圧が低くなると、スプリング荷重f2に抗して弁体60がスプリング67側の第2の位置に置かれる。その結果、油路M−4と油路M−7とが連通させられ、油路M−3と油路M−7とが非連通にされる。
なお、前記弁体60が第1の位置に置かれたときに、油路M−4と油路M−7とが確実に非連通にされ、前記弁体60が第2の位置に置かれたときに、油路M−3と油路M−7とが確実に非連通にされるように、弁体60が第1の位置に置かれたときの第1の逆止弁61と弁座との軸方向距離をLとし、収容室69内における第2の逆止弁62(被支持部62b)のストロークをL’としたとき、
L’>L
にされる。同様に、弁体60が第2の位置に置かれたときの第2の逆止弁62と弁座との軸方向距離をL(図示されていない。)とし、収容室68内における第1の逆止弁61(被支持部61b)のストロークをL’(図示されていない。)としたとき、
L’>L
にされる。
次に、前記可塑化移動装置22の動作について説明する。
まず、射出装置13において計量工程が完了し、射出工程が開始され、金型装置11において型閉じが終了し、型締めが行われると、制御部26の図示されないノズルタッチ処理手段(ノズルタッチ処理部)は、ノズルタッチ処理を行い、油圧ポンプ38に信号を送り、モータ52を正方向に駆動するとともに、切換弁44に信号を送り、切換弁44をB位置に置く。このとき、油圧ポンプ38の作動に伴って、油路M−4の油、及び油圧タンク46の油が吸引され、油路M−3に吐出され、油圧ポンプ38によって吐出された油は、切換弁44を介して第1の油室35に供給され、第2の油室36から油路M−4に油が排出される。これに伴って、ピストン32が後退させられ、射出装置13が前進させられてノズルタッチが行われる。
また、油圧ポンプ38の作動に伴って、油路M−3側の油圧が正圧に、油路M−4側の油圧が負圧になるので、弁体60は第2の位置に置かれ、油路M−3と油路M−7とが非連通にされ、油路M−4と油路M−7とが連通させられる。
ところで、前述されたように、第1の油室35の断面積が第2の油室36の断面積より小さいので、第2の油室36から排出される油の量は、第1の油室35に供給される油の量より多くなる。この場合、第2の油室36から排出される油は、油路M−4を介して油圧ポンプ38の吸引側に送られるとともに、油路M−7を介して油圧タンク46にドレンされる。したがって、第1、第2の油室35、36の断面積の差に起因する油の循環量の過不足を調整することができる。
このようにして、ノズルタッチが行われ、引き続き油が第1の油室35に供給されると、油路M−3内の油圧が高くなり、ノズルタッチ圧も高くなる。そして、制御部26の図示されないノズルタッチ保持処理手段(ノズルタッチ保持部)は、ノズルタッチ保持処理を行い、圧力センサ45によって検出されたノズルタッチ圧を読み込み、該ノズルタッチ圧が設定値と等しいかどうかを判断する。前記ノズルタッチ圧が設定値と等しくなると、前記ノズルタッチ保持処理手段は、ノズルタッチを完了し、油圧ポンプ38に信号を送り、モータ52を停止させるとともに、切換弁44に信号を送り、切換弁44をA位置に置く。その結果、油路M−3が切換弁44によって遮断されるので、第1の油室35内の油圧及びノズルタッチ圧を保持することができる。
この場合、切換弁44は、両チェック式の構造を有するので、A位置に置かれたときに、油が漏れるのを確実に防止することができる。したがって、第1の油室35内の油圧及びノズルタッチ圧が低くなるのを防止することができる。
なお、油圧ポンプ38が停止させられるのに伴って、油路M−3、M−4内の油が油圧ポンプ38を介して油圧タンク46にドレンされる。そして、前述されたように、スプリング荷重f2は、スプリング荷重f1より大きくされるので、弁体60は第1の位置に置かれ、油路M−3と油路M−7とが連通させられる。その結果、油路M−3内の油は油路M−7を介しても油圧タンク46にドレンされる。
このようにして、ノズルタッチ圧が所定の値に保持されている間に、樹脂がキャビティ空間に充填される。そして、射出工程及び保圧工程が完了すると、金型装置11の型開きが行われ、成形品の取出しが行われるとともに、計量工程が開始される。
ところで、射出工程及び保圧工程において、金型装置11は型閉じ状態にあるので、ノズルタッチ圧は高くされるが、計量工程、成形品の取出し時等のような、金型装置11が型開き状態にある場合は、可動金型11bによる押圧力が固定金型11aに作用しないので、ノズルタッチ圧を高くすると、固定プラテン14が変形してしまう。そこで、金型装置11が型開き状態にある場合は、ノズルタッチ圧を零(0)にして、脱圧を行うようにしている。
そのために、制御部26の図示されない脱圧処理手段(脱圧処理部)は、脱圧処理を行い、油圧ポンプ38を停止させたまま、切換弁44に信号を送り、切換弁44をB位置に置く。
これに伴って、第1の油室35内の油が油路M−3、M−7を介して油圧タンク46にドレンされる。このとき、ピストン32を移動させず、ノズルタッチが行われた状態で、ノズルタッチ圧を零にすることができるので、固定金型11aが射出ノズル17によって押されることがなくなる。したがって、固定プラテン14が変形するのを防止することができる。
この場合、ノズルタッチが完了するのに伴って油圧ポンプ38は停止させられ、油路M−3、M−4内の油が油圧ポンプ38を介して油圧タンク46にドレンされるので、脱圧処理が開始される際に弁体60は第1の位置に置かれている。したがって、脱圧処理が開始されるのと同時に、第1の油室35内の油が油路M−3、M−7を介して油圧タンク46にドレンされる。その結果、ノズルタッチ圧を短時間で零にし、脱圧処理を行うことができる。
ところで、前述されたように、成形条件によっては、ノズルタッチを行ったまま金型装置11の型開きを行うことがあり、その場合、成形品を取り出すと、射出ノズル17の近傍の十分に固化していない樹脂が成形品と切り離されずに糸を引いた状態が形成され、糸引き現象が発生することがある。そこで、糸引き現象が発生するのを防止するために、後退成形が行われる。
該後退成形は、射出工程及び保圧工程以外の工程において射出装置13を後退させ、ノズルタッチを解除させ、強制的に射出ノズル17内の樹脂と金型装置11のキャビティ空間内の樹脂とを分離させることによって行われる。
そのために、計量工程、成形品の取出し時等のような、金型装置11が型開き状態にある場合で、前記脱圧が行われているときに、制御部26の図示されない後退処理手段(後退処理部)は、後退処理を行い、切換弁44をB位置に置いたまま、油圧ポンプ38に信号を送り、モータ52を逆方向に駆動する。
そして、油圧ポンプ38の作動に伴って、油路M−3の油及び油圧タンク46の油が吸引され、油路M−4に吐出され、油圧ポンプ38によって吐出された油は、第2の油室36に供給される。これに伴って、ピストン32が前進させられ、射出装置13が後退させられてノズルタッチが解除される。
このとき、油圧ポンプ38の作動に伴って、油路M−4側の油圧が正圧になるのに対して、油路M−3側においては、後退処理が開始される直前まで脱圧処理が行われるので、油が油圧タンク46にドレンされている。したがって、弁体60は第1の位置に置かれ、油路M−3と油路M−7とが連通させられるが、前記脱圧処理において弁体60は第1の位置に置かれているので、油路M−3と油路M−7とが連通させられたままにされる。
そして、油圧ポンプ38によって吐出された油が、第2の油室36に供給されるのに伴って、油圧ポンプ38において油圧タンク46の油が吸引されるとともに、油路M−3側において、油路M−7を介して油圧タンク46の油が吸引される。したがって、第2の油室36に供給される油と等しい量の油を油圧ポンプ38によって吸引することができるので、油路M−3、M−4における油の循環量の過不足を調整することができる。
この場合、前述されたように、前記脱圧処理において弁体60は第1の位置に置かれているので、後退処理が開始されるのと同時に油圧タンク46内の油が油路M−3内に供給される。したがって、油圧ポンプ38において十分な量の油を吸引することができるので、第2の油室36内に油を急速に供給することができる。その結果、ノズルタッチを短時間で解除し、後退成形を行うことができる。
このように、本実施の形態においては、ノズルタッチ圧を、繰り返し、高くしたり、低くしたりするために、ボールねじを使用する必要がないので、可塑化移動装置22の耐久性を向上させることができる。また、ノズルタッチ圧を高くするために、互いに連通させたマスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28によって2軸の可塑化移動装置22を形成するようになっているので、マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28の動作を容易に同期させることができるだけでなく、可塑化移動装置22のコストを低くすることができる。
また、油圧ポンプ38及び切換弁44を作動させるだけで、逆止弁ユニット39を第1、第2の位置に置き、油路M−3と油路M−7とを選択的に連通させることができるので、油圧回路23を簡素化することができる。したがって、可塑化移動装置22を小型化することができる。
そして、ノズルタッチが完了すると、油圧ポンプ38が作動させられない初期位置において、弁体60は第1の位置に置かれるので、その後、短時間で脱圧処理を行うことができ、脱圧処理において、弁体60は第1の位置に置かれるので、その後、短時間で後退成形を行うことができる。このように、短時間で次の処理を行うことができるので、成形サイクルを短くすることができる。
また、油路M−3、M−4内の油は油圧ポンプ38を介して油圧タンク46にドレンされるので、油圧タンク46内の油の表面が波打つのを抑制することができる。したがって、油に空気が混入するのを防止することができる。また、油圧ポンプ38においては、油路M−3、M−4のうちの一方の油路から吸引された油を、油路M−3、M−4のうちの他方の油路に吐出するようになっているので、第1、第2の油室35、36に急速に油を供給することができる。したがって、可塑化移動装置22の応答性を高くすることができる。
本実施の形態においては、マスタシリンダ27に近接させて圧力センサ45を配設するようになっているが、マスタシリンダ27に圧力センサを配設したり、スレーブシリンダ28に圧力センサを配設したり、マスタシリンダ27及びスレーブシリンダ28の両方に圧力センサを配設したりすることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における射出成形機を示す概念図である。 本発明の実施の形態における可塑化移動装置の油圧回路を示す図である。 本発明の実施の形態における逆止弁ユニットの要部を示す図である。
符号の説明
11 金型装置
11a 固定金型
11b 可動金型
13 射出装置
14 固定プラテン
17 射出ノズル
22 可塑化移動装置
27 マスタシリンダ
28 スレーブシリンダ
31 シリンダ
32 ピストン
33 ピストンロッド
35、36 第1、第2の油室
38 油圧ポンプ
39 逆止弁ユニット
44 切換弁
46 油圧タンク
66、67 スプリング
fr フレーム
M−3、M−4 油路

Claims (5)

  1. (a)フレームに取り付けられた固定プラテンと、
    (b)第1、第2の金型を備え、第1の金型が前記固定プラテンに取り付けられた金型装置と、
    (c)射出ノズルを備え、フレームに対して進退自在に配設された射出装置と、
    (d)該射出装置に取り付けられたシリンダ、ピストン及び固定部位に取り付けられたピストンロッドを備え、ロッド側に第1の媒体収容室が、ヘッド側に第2の媒体収容室が形成され、前記第1の媒体収容室に媒体が供給されると前記射出装置を前進させる可塑化移動シリンダと、
    (e)可逆ポンプと、
    (f)前記第1の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第1の媒体流路と、
    (g)前記第2の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第2の媒体流路と、
    (h)前記第1、第2の媒体流路間に配設され、可逆ポンプが停止させられる初期位置で第1の媒体流路と媒体タンクとを連通させるパイロットチェック弁と
    (i)前記第1の媒体流路に配設され、第1の媒体収容室内の媒体の圧力を保持するための媒体圧力保持装置とを有することを特徴とする可塑化移動装置。
  2. 前記パイロットチェック弁は、付勢部材による付勢力によって初期位置に置かれる請求項1に記載の可塑化移動装置。
  3. 前記パイロットチェック弁は、前記第1の媒体収容室に媒体を供給する際に、第1の媒体流路と媒体タンクとを非連通にする請求項1に記載の可塑化移動装置。
  4. 前記パイロットチェック弁は、前記第2の媒体収容室に媒体を供給する際に、第1の媒体流路と媒体タンクとを連通させる請求項1に記載の可塑化移動装置
  5. レームに取り付けられた固定プラテン、第1、第2の金型を備え、第1の金型が前記固定プラテンに取り付けられた金型装置、射出ノズルを備え、フレームに対して進退自在に配設された射出装置、該射出装置に取り付けられたシリンダ、ピストン及び固定部位に取り付けられたピストンロッドを備え、ロッド側に第1の媒体収容室が、ヘッド側に第2の媒体収容室が形成され、前記第1の媒体収容室に媒体が供給されると前記射出装置を前進させる可塑化移動シリンダ、可逆ポンプ、前記第1の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第1の媒体流路、前記第2の媒体収容室と可逆ポンプとを接続する第2の媒体流路、前記第1、第2の媒体流路間に配設されたパイロットチェック弁、及び前記第1の媒体流路に配設され、第1の媒体収容室内の媒体の圧力を保持するための媒体圧力保持装置を有する可塑化移動装置の可塑化移動方法において、
    前記パイロットチェック弁の可逆ポンプが停止させられる初期位置で第1の媒体流路と媒体タンクとを連通させることを特徴とする可塑化移動方法。
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