JP4765572B2 - 端末装置、タイムスタンプ管理システム、およびタイムスタンプ管理プログラム - Google Patents

端末装置、タイムスタンプ管理システム、およびタイムスタンプ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、タイムスタンプ管理システム、およびタイムスタンプ管理プログラムに関し、特に、タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを管理する端末装置、タイムスタンプ管理システム、およびタイムスタンプ管理プログラムに関する。
近年、文書の電子化が急速に進む中、電子文書の真正性を保証するための仕組みが求められている。その仕組みの一つとして、電子文書に信頼される認証局より発行された電子署名と信頼されるTA(Time Authority:時刻配信局)から配信された正確な時刻情報を元にTSA(Time-Stamping Authority:時刻認証局)より発行されたタイムスタンプを付与する方法がある。
電子文書に付与するためのタイムスタンプの発行要求をタイムスタンプ発行局に対して行うシステムとして、たとえば、特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載されたシステムは、タイムスタンプ発行局へのアクセス要求をユーザ毎に適切に制御することにより、複数のユーザからのアクセスによってタイムスタンプ発行局に与えられる負荷を管理し、定額制課金方式による適切なタイムスタンプ押印サービスを提供可能とするものである。
特開2005−182142号公報
一般に、タイムスタンプ発行局とユーザの間では、予め契約によりタイムスタンプの発行数による課金方式が定められている。たとえば、従量制課金方式の場合には、所定数毎に課金がなされる。従量制課金方式により、一アカウント当たりの料金と発行数が予め契約により定められている場合には、アカウント毎に発行可能な残数を管理し、必要に応じて契約を更新する必要がある。特に、複数の端末装置で同じアカウントを共有して使用する場合は、発行可能なタイムスタンプ数が不足しないように、アカウント毎に所定期間内またはある時点でのタイムスタンプの取得状況を一元管理する必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の端末装置でのタイムスタンプの取得状況を共有可能に管理できるタイムスタンプ管理システムを提供することにある。
本発明によれば、他の端末装置にネットワークを介して接続された端末装置であって、
タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、前記アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
前記タイムスタンプの取得状況を、前記アカウントID毎に前記他の端末装置と共有可能に管理する管理部と、
前記タイムスタンプ発行局へのログイン状況を前記アカウントID毎に記憶するログイン状況記憶部と、
前記タイムスタンプ発行局に前記アカウントIDを使用してログインし、前記タイムスタンプを取得する取得部と、
前記タイムスタンプ発行局から前記タイムスタンプの前記取得状況として、前記アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を取得する残数取得部と、
前記残数を前記アカウントID毎に記憶する残数記憶部と、を備え、
前記管理部は、さらに、
前記タイムスタンプ発行局への前記ログイン状況を他の端末装置に通知するログイン状況通知部と、
前記他の端末装置から通知された前記ログイン状況を受け付けるログイン状況受付部と、
前記ログイン状況受付部が受け付けた前記他の端末装置の前記ログイン状況を前記ログイン状況記憶部に記憶する更新部と、
前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記ログイン状況を参照し、前記他の端末装置がログインしていないと判断したとき、前記取得部に前記アカウントIDで前記タイムスタンプ発行局へのログインおよび前記タイムスタンプの取得を許可する許可部と、
前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの残数を前記他の端末装置に通知する取得状況通知部と、
前記他の端末装置から通知された前記残数を受け付ける取得状況受付部と、を有し、
前記管理部の前記更新部が、前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの前記残数、および前記取得状況受付部が受け付けた前記残数を前記アカウントID毎に前記残数記憶部に記憶して管理することを特徴とする端末装置が提供される。
ここで、タイムスタンプ発行局とは、信頼できるTA(Time Authority:時刻配信局)から取得した正確な時刻情報を元に時刻認証用のタイムスタンプを生成し、クライアント端末に発行する。タイムスタンプ発行局とクライアント端末間の通信プロトコルは、たとえば、IETF RFC3161(Time Stamp Protocol)規格に準拠させることができる。クライアント端末のユーザは、予めタイムスタンプ発行局にユーザ登録を行い、アカウントIDを受け取り、タイムスタンプ発行局に対してログイン認証後、タイムスタンプの発行を要求する。アカウントIDとは、たとえば、タイムスタンプ発行局にアクセスし、タイムスタンプを取得する際に使用するユーザ識別情報である。クライアント端末はアカウントIDとパスワードを使用して認証される。
タイムスタンプの取得状況とは、所定期間内のアカウントID毎のタイムスタンプを取得した総数や、ある時点におけるアカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を含む。
この発明によれば、複数の端末装置でタイムスタンプの取得状況を共有可能に管理することができるので、たとえば、アカウント毎に発行可能なタイムスタンプ数が決まっている場合や、タイムスタンプ発行数に応じて料金が発生するような場合に、複数の端末装置が個別に取得したタイムスタンプの取得状況を集約して管理し、互いに共有することが可能となるので、利便性がよい。
さらに、この構成によれば、他の端末装置がログイン中のアカウントIDの使用を禁止できるので、排他的処理が行え、複数の端末装置間でアカウントIDを共有することができる。
さらに、この構成によれば、タイムスタンプの取得状況を残数で管理することができるので、複数の端末装置でIDを共有して使用している場合に、タイムスタンプ残数が閾値未満になった場合に、タイムスタンプの発行申請手続きを行うなどの処置を行うことができるので、利便性がよい。
また、上記端末装置において、前記ログイン状況記憶部は、前記許可部により前記タイムスタンプの取得が許可されて前記取得部が前記タイムスタンプ発行局にログインしたとき、セットされ、ログアウトしたとき、リセットされるTS取得処理フラグを前記アカウントID毎に有することができ、前記取得部が、使用した前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグを、自装置が前記タイムスタンプ発行局にログインしたときセットし、ログアウトしたときリセットし、前記更新部は、前記ログイン状況受付部が前記他の端末装置が前記タイムスタンプ発行局にログインした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをセットし、ログアウトした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをリセットし、前記許可部は、前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記TS取得処理フラグを参照し、前記他の端末装置の前記ログイン状況を判断することができる。
さらに、上記端末装置において、前記ログイン状況通知部は、前記TS取得処理フラグがセットまたはリセットされたとき、前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に通知し、前記取得状況通知部は、前記残数記憶部の前記タイムスタンプの前記残数が更新されたとき、前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に更新された前記タイムスタンプの前記残数を通知することができる。
本発明によれば、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを発行するタイムスタンプ発行局からタイムスタンプを取得する複数の端末装置を含むタイムスタンプ管理システムにおいて、
前記端末装置は、
他の端末装置にネットワークを介して接続され、通信する通信部と、
タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、前記アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
前記タイムスタンプの取得状況を、前記アカウントID毎に前記他の端末装置と共有可能に管理する管理部と、
前記タイムスタンプ発行局へのログイン状況を前記アカウントID毎に記憶するログイン状況記憶部と、
前記タイムスタンプ発行局に前記アカウントIDを使用してログインし、前記タイムスタンプを取得する取得部と、
前記タイムスタンプ発行局から前記タイムスタンプの前記取得状況として、前記アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を取得する残数取得部と、
前記残数を前記アカウントID毎に記憶する残数記憶部と、
を備え、
前記端末装置の前記管理部は、さらに、
前記タイムスタンプ発行局への前記ログイン状況を他の端末装置に通知するログイン状況通知部と、
前記他の端末装置から通知された前記ログイン状況を受け付けるログイン状況受付部と、
前記ログイン状況受付部が受け付けた前記他の端末装置の前記ログイン状況を前記端末情報記憶部に記憶する更新部と、
前記タイムスタンプを取得する際、前記端末情報記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記ログイン状況を参照し、前記他の端末装置がログインしていないと判断したとき、前記取得部に前記アカウントIDで前記タイムスタンプ発行局へのログインおよび前記タイムスタンプの取得を許可する許可部と、
前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの残数を前記他の端末装置に通知する取得状況通知部と、
前記他の端末装置から通知された前記残数を受け付ける取得状況受付部と、を有し、
前記端末装置の前記管理部の前記更新部が、前記端末装置の前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの前記残数、および前記端末装置の前記取得状況受付部が受け付けた前記残数を前記アカウントID毎に前記端末装置の前記残数記憶部に記憶して管理することを特徴とするタイムスタンプ管理システムが提供される。
上記タイムスタンプ管理システムにおいて、前記端末装置の前記ログイン状況記憶部は、前記端末装置の前記許可部により前記タイムスタンプの取得が許可されて前記端末装置の前記取得部が前記タイムスタンプ発行局にログインしたとき、セットされ、ログアウトしたとき、リセットされるTS取得処理フラグを前記アカウントID毎に有することができ、前記端末装置の前記取得部が、使用した前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグを、自装置が前記タイムスタンプ発行局にログインしたときセットし、ログアウトしたときリセットし、前記端末装置の前記更新部は、前記端末装置の前記ログイン状況受付部が前記他の端末装置が前記タイムスタンプ発行局にログインした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをセットし、ログアウトした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをリセットし、前記端末装置の前記許可部は、前記タイムスタンプを取得する際、前記端末装置の前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記TS取得処理フラグを参照し、前記他の端末装置の前記ログイン状況を判断することができる。
上記タイムスタンプ管理システムにおいて、前記端末装置の前記ログイン状況通知部は、前記TS取得処理フラグがセットまたはリセットされたとき、前記端末装置の前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に通知し、前記端末装置の前記取得状況通知部は、前記端末装置の前記残数記憶部の前記タイムスタンプの前記残数が更新されたとき、前記端末装置の前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に更新された前記タイムスタンプの前記残数を通知することができる。
上記タイムスタンプ管理システムにおいて、前記端末装置は、前記他の端末装置に前記タイムスタンプの取得状況を前記アカウントID毎に問い合わせて取得する問合せ部と、前記他の端末装置から前記タイムスタンプの取得状況の問合せに呼応して、前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの取得状況を前記他の端末装置に通知する通知部と、を備えることができ、前記管理部は、前記問合せ部が取得した前記タイムスタンプの取得状況を前記アカウントID毎に管理することができる。
本発明によれば、コンピュータが実行し、端末装置を実現するコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータは、
前記コンピュータプログラムを実行して他の端末装置を実現する他のコンピュータにネットワークを介して接続され、タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、前記アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
前記タイムスタンプ発行局へのログイン状況を前記アカウントID毎に記憶するログイン状況記憶部と、
発行可能なタイムスタンプの残数を前記アカウントID毎に記憶する残数記憶部と、
を備え
前記コンピュータを、
前記タイムスタンプの取得状況を、前記アカウントID毎に前記他の端末装置と共有可能に管理する手段
前記タイムスタンプ発行局に前記アカウントIDを使用してログインし、前記タイムスタンプを取得する手段、
前記タイムスタンプ発行局から前記タイムスタンプの前記取得状況として、前記アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を取得する手段、
発行可能なタイムスタンプの残数を前記アカウントID毎に前記残数記憶部に記憶して更新する手段、
前記タイムスタンプ発行局への前記ログイン状況を他の端末装置に通知する手段、
前記他の端末装置から通知された前記ログイン状況を受け付ける手段、
前記ログイン状況を受け付ける手段が受け付けた前記他の端末装置の前記ログイン状況を前記ログイン状況記憶部に記憶する手段、
前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記ログイン状況を参照し、前記他の端末装置がログインしていないと判断したとき、前記タイムスタンプを取得する手段に前記アカウントIDで前記タイムスタンプ発行局へのログインおよび前記タイムスタンプの取得を許可する手段、
前記タイムスタンプの前記残数を取得する手段が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの残数を前記他の端末装置に通知する手段、
前記他の端末装置から通知された前記残数を受け付ける手段、
前記タイムスタンプを取得する手段が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの前記残数、および前記取得状況を受け付ける手段が受け付けた前記残数を前記アカウントID毎に前記残数記憶部に記憶して管理する手段、として機能させるためのタイムスタンプ管理プログラムが提供される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数の端末装置でのタイムスタンプの取得状況を共有可能に管理できるタイムスタンプ管理システムが提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るタイムスタンプ管理システムの機能ブロック図である。本実施形態のタイムスタンプ管理システムは、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを発行するタイムスタンプ発行局からタイムスタンプを取得する複数の端末装置を含むタイムスタンプ管理システムにおいて、端末装置(端末A)は、他の端末装置(端末Bおよび端末C)にネットワーク1を介して接続され、通信する通信部(インタフェース部12)と、タイムスタンプ発行局(TSA7)から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部(記憶部20の端末情報22)と、タイムスタンプの取得状況(記憶部20のアカウントID情報24)を、アカウントID毎に他の端末装置と共有可能に管理する管理部(許可部19、更新部30、通知部32および受信部34)と、を備える。
図1において、端末装置は、3つの端末A、端末Bおよび端末Cを示しているが、これに限定されるものではない。端末装置は、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)3やMFP(Multi Functional Peripheral)5、その他に、ネットワークスキャナ、インターネットファクシミリ装置、ワークステーションなどとすることができる。なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
また、タイムスタンプ管理システムの各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
後述するタイムスタンプ管理プログラムをPC3またはMFP5などを構成するコンピュータによって実行することにより、タイムスタンプ管理システムが実現される。本実施形態のタイムスタンプ管理プログラムは、他のコンピュータ(端末Bおよび端末C)にネットワーク1を介して接続され、タイムスタンプ発行局(TSA7)から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、アカウントIDの使用が許可されている端末装置(端末A、端末Bおよび端末C)の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部(記憶部20の端末情報22)を備えたコンピュータ(端末A)を、タイムスタンプの取得状況(記憶部20のアカウントID情報24)を、アカウントID毎に他の端末装置(端末Bおよび端末C)と共有可能に管理する手段(許可部19、更新部30、通知部32および受信部34)として機能させる。
TSA7は、信頼できるTAから取得した正確な時刻情報を元に時刻認証用のタイムスタンプを生成し、クライアント端末に発行する。TSA7とクライアント端末間の通信プロトコルは、たとえば、IETF RFC3161(Time Stamp Protocol)規格に準拠させることができる。
たとえば、クライアント端末のユーザは、予めTSA7にユーザ登録を行い、アカウントIDを受け取る。図2は、本実施形態におけるタイムスタンプ取得手順の一例を示すフローチャートである。以下、ここでは、PC3がタイムスタンプを取得する場合について示しているが、MFP5においても同様である。また、TSA7によっては、タイムスタンプを取得する手順は図2とは異なる場合もある。
まず、PC3が予め記憶しているTSA7へのログイン用のアカウントIDおよびパスワードを用いて、インタフェース部12を介してネットワーク1上のTSA7にログインする(ステップS11)。TSA7において、アカウントIDおよびパスワードが受信されると、認証処理が行われ(ステップS13)、PC3との接続が確立される(ステップS15)。
つづいて、PC3がTSA7に対してタイムスタンプの発行要求を行う(ステップS17)。具体的には、予めUSBメモリなどに格納された電子証明書を準備し、電子文書からハッシュ値を生成し、生成されたハッシュ値に電子証明書を用いて電子署名を行い、電子署名されたハッシュ値のハッシュ値を生成し、TSA7に送信する。そして、TSA7において、ハッシュ値を受信すると、タイムスタンプを発行し、PC3に送信する(ステップS19)。PC3がタイムスタンプを受信する。
つづいて、PC3がTSA7に対してタイムスタンプの残数を問い合わせる(ステップS21)。そして、TSA7からタイムスタンプの残数が返信される(ステップS23)。PC3においてタイムスタンプ残数が受信されると、PC3は、TSA7からログアウトし(ステップS25)、TSA7もPC3との接続を切断する(ステップS27)。
図1に戻り、PC3は、インタフェース部(図中、「I/F」と示す)12と、文書記憶部(図中、「文書」と示す)14と、タイムスタンプ付与部(図中、「TS付与部」と示す)16と、タイムスタンプ取得部(図中、「TS取得部」と示す)18と、許可部19と、記憶部20と、更新部30と、通知部32と、受信部34と、を備える。
インタフェース部12は、LANやインターネットなどのネットワーク1を介してTSA7および他の端末装置と通信を行う。文書記憶部14は、電子文書を格納する。なお、MFP5の場合、スキャナなどの原稿読取部(不図示)を含むことができ、原稿読取部が原稿を読み取り、電子化された電子文書を文書記憶部14に格納することができる。なお、図1において、TSA7および複数の端末装置は、同じネットワーク1に接続されている構成としたが、これに限定されず、異なるネットワークに接続されてもよい。
タイムスタンプ付与部16は、文書記憶部14に格納されている電子文書を読み出し、タイムスタンプを付与する。なお、タイムスタンプ付与部16は、予めUSBメモリなどに記録された電子証明書を用いて電子文書に電子署名を行い、電子文書にタイムスタンプを付与する。タイムスタンプ取得部18は、インタフェース部12を介してネットワーク1上のTSA7からタイムスタンプを取得し、タイムスタンプ付与部16に受け渡す。詳細には、図2を用いて上述した手順に従って動作する。タイムスタンプ取得部18は、所定のアカウントIDを使用してTSA7にログインし、電子文書のハッシュ値に上記の電子証明書を用いて電子署名した後、その電子署名されたハッシュ値のハッシュ値をさらに生成し、生成されたハッシュ値を送信し、タイムスタンプおよびタイムスタンプ残数を取得する。
許可部19は、タイムスタンプを取得する際、記憶部20にアクセスし、使用するアカウントIDのログイン状況を参照し、他の端末装置がログインしていないと判断したとき、タイムスタンプ取得部18にそのアカウントIDでTSA7へのログインおよびタイムスタンプの取得を許可する。
記憶部20は、端末情報22およびアカウントID情報24を記憶する。端末情報22は、図3に示すように、端末毎に使用を許可されているアカウントIDを記憶する。端末情報は、IPアドレスやその他の識別情報とすることができる。アカウントIDは、さらにパスワードを含むこともできる。
アカウントID情報24は、図4に示すように、アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を記憶する。さらに、本実施形態において、アカウントIDは、複数の端末装置間で共有可能なため、TSA7に他の端末装置がログインに使用しているアカウントIDについて、フラグをセットして管理する。以後、「TS取得処理フラグ」と呼ぶ。各端末装置は、タイムスタンプ取得部18において、TSA7に対してログインしたとき、対応するアカウントIDのTS取得処理フラグをセットし、ログアウトしたときリセットする。さらに、後述する受信部34から他の端末装置がログインした通知を受け付けたとき、対応するアカウントIDのTS取得処理フラグをセットし、ログアウトした通知を受け付けたときリセットする。すなわち、上述の許可部19は、アカウントID情報24のTS取得処理フラグを参照し、アカウントIDのログイン状況を判断する。
図1に戻り、更新部30は、タイムスタンプ取得部18がタイムスタンプ残数を取得したとき、および、後述する受信部34が他の端末装置からタイムスタンプ残数を受信したとき、アカウントID情報24のタイムスタンプ残数を更新する。通知部32は、TS取得処理フラグをセットまたはリセットされたとき、記憶部20の端末情報22にアクセスし、対応するアカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された端末装置に通知する。さらに、通知部32は、更新部30からの通知を受けて、記憶部20の端末情報22にアクセスし、対応するアカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された端末装置に更新されたタイムスタンプ残数を通知する。
受信部34は、インタフェース部12を介してネットワーク1上の他の端末装置からログインおよびログオフ通知を受信し、更新部30に通知する。さらに、受信部34は、インタフェース部12を介してネットワーク1上の他の端末装置からタイムスタンプ残数を受信し、更新部30に通知する。
このように構成された本実施形態のタイムスタンプ管理システムの動作について、以下に説明する。図5は、本実施形態のタイムスタンプ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1乃至図5を用いて説明する。
まず、端末Aが、電子文書に付与するタイムスタンプを取得する際、使用するアカウントIDを指定し、タイムスタンプの取得処理を開始する。許可部19は、記憶部20にアクセスし、アカウントID情報24のTS取得処理フラグを参照し、アカウントIDを共有している他の端末がタイムスタンプの取得処理中か否かを判定する(ステップS111)。他の端末がタイムスタンプを取得中の間(ステップS111のYES)、待機する。他の端末がタイムスタンプを取得中でない場合(ステップS111のNO)、タイムスタンプ取得部18にログインを許可し、タイムスタンプ取得部18は、記憶部20にアクセスし、アカウントID情報24の対応するアカウントIDのTS取得処理フラグをセットする。通知部32は、TS取得処理フラグがセットされたアカウントIDを共有している端末を、端末情報22から取得し、アカウントIDを共有している端末にインタフェース部12を介してタイムスタンプの取得処理を開始することを通知する(ステップS113)。ここでは、ネットワーク1上の端末Bおよび端末CとアカウントIDを共有しているとする。
端末Bおよび端末Cにおいて、インタフェース部12を介して受信部34が通知を受信し、記憶部20にアクセスし、対応するアカウントIDのTS取得処理フラグをセットする(ステップS131)。一方、端末Aにおいて、タイムスタンプ取得部18は、アカウントIDを用いてTSA7にログインし、電子文書のハッシュ値に電子署名した後、その電子署名されたハッシュ値のハッシュ値をさらに生成し、TSA7に送信する。詳細については、図2を用いて上述した手順に従って動作する。TSA7からタイムスタンプおよびタイムスタンプ残数を受信し、タイムスタンプ付与部16および更新部30にそれぞれ受け渡す(ステップS115)。ここで、タイムスタンプ取得部18は、TSA7からログオフする。タイムスタンプ付与部16では、電子文書にタイムスタンプを付与し、文書記憶部14に格納する。なお、タイムスタンプを付与した後の電子文書は、文書記憶部14以外の他の記憶装置に転送することもできる。
つづいて、タイムスタンプ取得部18は、更新部30に取得したタイムスタンプ残数を通知し、更新部30は、記憶部20にアクセスし、対応するアカウントIDのタイムスタンプ残数を更新する(ステップS117)。なお、本実施形態において、タイムスタンプ取得時にTSA7が管理しているタイムスタンプ残数を取得し、アカウントID情報24に記憶する構成としているが、これに限定されない。たとえば、TSA7から取得したタイムスタンプ取得数からタイムスタンプ残数を算出して管理することもできる。あるいは、タイムスタンプ残数ではなく、所定期間内のタイムスタンプ取得総数を記憶部20に記憶して管理することもできる。
つづいて、通知部32は、更新部30からの通知を受けて、対応するアカウントIDを共有している他の端末にタイムスタンプ残数をインタフェース部12を介して通知する(ステップS119)。他の端末Bおよび端末Cにおいて、インタフェース部12を介して受信部34がタイムスタンプ残数を受信し、更新部30が、記憶部20にアクセスし、アカウントID情報24の対応するアカウントIDのタイムスタンプ残数を更新する(ステップS133)。このように、端末Aにおいて、タイムスタンプを取得したアカウントIDのタイムスタンプ残数が、端末Bおよび端末Cで記憶している対応するアカウントIDのタイムスタンプ残数に反映されるので、複数の端末装置間で、タイムスタンプの取得状況を同期して管理することができる。
つづいて、端末Aにおいて、対応するアカウントIDを共有している他の端末にタイムスタンプ取得処理が終了したことをインタフェース部12を介して通知する(ステップS121)。他の端末Bおよび端末Cにおいて、インタフェース部12を介して受信部34がタイムスタンプの取得処理の終了通知を受信し、記憶部20にアクセスし、アカウントID情報24の対応するアカウントIDのTS取得処理フラグをリセットする(ステップS135)。
このようにTS取得処理フラグにて他の端末装置がタイムスタンプ取得処理を行っていない場合にのみタイムスタンプ取得処理を許可する構成とすることで、複数の端末装置で同じアカウントIDを共有して排他的に処理を行うことが可能となる。また、タイムスタンプ残数が更新されたとき、アカウントIDを共有している他の端末装置にも通知し、記憶しているタイムスタンプ残数を更新することができるので、タイムスタンプの取得状況を複数の端末装置間で共有可能に管理することができる。
以上説明したように、本実施形態のタイムスタンプ管理システムによれば、複数の端末装置でタイムスタンプの取得状況を共有可能に管理することができるので、たとえば、アカウント毎に発行可能なタイムスタンプ数が決まっている場合や、タイムスタンプ発行数に応じて料金が発生するような場合に、複数の端末装置が個別に取得したタイムスタンプの取得状況を集約して管理し、互いに共有することが可能となるので、利便性がよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態において、端末装置がタイムスタンプを取得したとき、他の端末装置にタイムスタンプの取得状況を通知する構成としたが、これに限定されない。他の実施形態において、端末装置は、他の端末装置にタイムスタンプの取得状況をアカウントID毎に問い合わせて取得する問合せ部(不図示)と、他の端末装置からタイムスタンプの取得状況の問合せに呼応して、アカウントIDと対応付けられたタイムスタンプの取得状況を他の端末装置に通知する通知部(不図示)と、を備えることができ、問合せ部が取得したタイムスタンプの取得状況をアカウントID毎に管理することもできる。
また、上記実施形態において、各端末装置が記憶部20にアカウントID情報24を記憶する構成としたが、ネットワーク上の一つの端末装置のみがアカウントID情報24を記憶し、他の端末装置からアカウントID毎にタイムスタンプの取得状況の通知を受け付け、集約して一元管理する構成とすることもできる。
上記実施形態において、タイムスタンプの取得状況をタイムスタンプ取得時に即時に他の端末装置に通知する構成としたが、これに限定されない。所定の時刻や随時、通知または問合せを行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るタイムスタンプ管理システムの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるタイムスタンプ取得手順の一例を示すフローチャートである。 図1の記憶部の端末情報の構造の一例を示す図である。 図1の記憶部のアカウントID情報の構造の一例を示す図である。 図1のタイムスタンプ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
3 PC
5 MFP
7 TSA
12 インタフェース部
14 文書記憶部
16 タイムスタンプ付与部
18 タイムスタンプ取得部
19 許可部
20 記憶部
22 端末情報
24 アカウントID情報
30 更新部
32 通知部
34 受信部

Claims (10)

  1. 他の端末装置にネットワークを介して接続された端末装置であって、
    タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、前記アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
    前記タイムスタンプの取得状況を、前記アカウントID毎に前記他の端末装置と共有可能に管理する管理部と、
    前記タイムスタンプ発行局へのログイン状況を前記アカウントID毎に記憶するログイン状況記憶部と、
    前記タイムスタンプ発行局に前記アカウントIDを使用してログインし、前記タイムスタンプを取得する取得部と、
    前記タイムスタンプ発行局から前記タイムスタンプの前記取得状況として、前記アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を取得する残数取得部と、
    前記残数を前記アカウントID毎に記憶する残数記憶部と、を備え、
    前記管理部は、さらに、
    前記タイムスタンプ発行局への前記ログイン状況を他の端末装置に通知するログイン状況通知部と、
    前記他の端末装置から通知された前記ログイン状況を受け付けるログイン状況受付部と、
    前記ログイン状況受付部が受け付けた前記他の端末装置の前記ログイン状況を前記ログイン状況記憶部に記憶する更新部と、
    前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記ログイン状況を参照し、前記他の端末装置がログインしていないと判断したとき、前記取得部に前記アカウントIDで前記タイムスタンプ発行局へのログインおよび前記タイムスタンプの取得を許可する許可部と、
    前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの残数を前記他の端末装置に通知する取得状況通知部と、
    前記他の端末装置から通知された前記残数を受け付ける取得状況受付部と、を有し、
    前記管理部の前記更新部が、前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの前記残数、および前記取得状況受付部が受け付けた前記残数を前記アカウントID毎に前記残数記憶部に記憶して管理することを特徴とする端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置において、
    前記ログイン状況記憶部は、前記許可部により前記タイムスタンプの取得が許可されて前記取得部が前記タイムスタンプ発行局にログインしたとき、セットされ、ログアウトしたとき、リセットされるTS取得処理フラグを前記アカウントID毎に有し、
    前記取得部が、使用した前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグを、自装置が前記タイムスタンプ発行局にログインしたときセットし、ログアウトしたときリセットし、
    前記更新部は、前記ログイン状況受付部が前記他の端末装置が前記タイムスタンプ発行局にログインした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをセットし、ログアウトした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをリセットし、
    前記許可部は、前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記TS取得処理フラグを参照し、前記他の端末装置の前記ログイン状況を判断することを特徴とする端末装置。
  3. 請求項2に記載の端末装置において、
    前記ログイン状況通知部は、前記TS取得処理フラグがセットまたはリセットされたとき、前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に通知し、
    前記取得状況通知部は、前記残数記憶部の前記タイムスタンプの前記残数が更新されたとき、前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に更新された前記タイムスタンプの前記残数を通知することを特徴とする端末装置。
  4. 文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを発行するタイムスタンプ発行局からタイムスタンプを取得する複数の端末装置を含むタイムスタンプ管理システムにおいて、
    前記端末装置は、
    他の端末装置にネットワークを介して接続され、通信する通信部と、
    タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、前記アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
    前記タイムスタンプの取得状況を、前記アカウントID毎に前記他の端末装置と共有可能に管理する管理部と、
    前記タイムスタンプ発行局へのログイン状況を前記アカウントID毎に記憶するログイン状況記憶部と、
    前記タイムスタンプ発行局に前記アカウントIDを使用してログインし、前記タイムスタンプを取得する取得部と、
    前記タイムスタンプ発行局から前記タイムスタンプの前記取得状況として、前記アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を取得する残数取得部と、
    前記残数を前記アカウントID毎に記憶する残数記憶部と、
    を備え、
    前記端末装置の前記管理部は、さらに、
    前記タイムスタンプ発行局への前記ログイン状況を他の端末装置に通知するログイン状況通知部と、
    前記他の端末装置から通知された前記ログイン状況を受け付けるログイン状況受付部と、
    前記ログイン状況受付部が受け付けた前記他の端末装置の前記ログイン状況を前記端末情報記憶部に記憶する更新部と、
    前記タイムスタンプを取得する際、前記端末情報記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記ログイン状況を参照し、前記他の端末装置がログインしていないと判断したとき、前記取得部に前記アカウントIDで前記タイムスタンプ発行局へのログインおよび前記タイムスタンプの取得を許可する許可部と、
    前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの残数を前記他の端末装置に通知する取得状況通知部と、
    前記他の端末装置から通知された前記残数を受け付ける取得状況受付部と、を有し、
    前記端末装置の前記管理部の前記更新部が、前記端末装置の前記取得部が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの前記残数、および前記端末装置の前記取得状況受付部が受け付けた前記残数を前記アカウントID毎に前記端末装置の前記残数記憶部に記憶して管理することを特徴とするタイムスタンプ管理システム。
  5. 請求項4に記載のタイムスタンプ管理システムにおいて、
    前記端末装置の前記ログイン状況記憶部は、前記端末装置の前記許可部により前記タイムスタンプの取得が許可されて前記端末装置の前記取得部が前記タイムスタンプ発行局にログインしたとき、セットされ、ログアウトしたとき、リセットされるTS取得処理フラグを前記アカウントID毎に有し、
    前記端末装置の前記取得部が、使用した前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグを、自装置が前記タイムスタンプ発行局にログインしたときセットし、ログアウトしたときリセットし、
    前記端末装置の前記更新部は、前記端末装置の前記ログイン状況受付部が前記他の端末装置が前記タイムスタンプ発行局にログインした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをセットし、ログアウトした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをリセットし、
    前記端末装置の前記許可部は、前記タイムスタンプを取得する際、前記端末装置の前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記TS取得処理フラグを参照し、前記他の端末装置の前記ログイン状況を判断することを特徴とするタイムスタンプ管理システム。
  6. 請求項5に記載のタイムスタンプ管理システムにおいて、
    前記端末装置の前記ログイン状況通知部は、前記TS取得処理フラグがセットまたはリセットされたとき、前記端末装置の前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に通知し、
    前記端末装置の前記取得状況通知部は、前記端末装置の前記残数記憶部の前記タイムスタンプの前記残数が更新されたとき、前記端末装置の前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に更新された前記タイムスタンプの前記残数を通知することを特徴とするタイムスタンプ管理システム。
  7. 請求項4乃至6いずれかに記載のタイムスタンプ管理システムにおいて、
    前記端末装置は、
    前記他の端末装置に前記タイムスタンプの取得状況を前記アカウントID毎に問い合わせて取得する問合せ部と、
    前記他の端末装置から前記タイムスタンプの取得状況の問合せに呼応して、前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの取得状況を前記他の端末装置に通知する通知部と、を備え、
    前記管理部は、前記問合せ部が取得した前記タイムスタンプの取得状況を前記アカウントID毎に管理することを特徴とするタイムスタンプ管理システム。
  8. コンピュータが実行し、端末装置を実現するコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記コンピュータプログラムを実行して他の端末装置を実現する他のコンピュータにネットワークを介して接続され、タイムスタンプ発行局から発行され、文書に付与される時刻認証用のタイムスタンプを取得する際に使用するアカウントIDと、前記アカウントIDの使用が許可されている端末装置の端末情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
    前記タイムスタンプ発行局へのログイン状況を前記アカウントID毎に記憶するログイン状況記憶部と、
    発行可能なタイムスタンプの残数を前記アカウントID毎に記憶する残数記憶部と、
    を備え
    前記コンピュータを、
    前記タイムスタンプの取得状況を、前記アカウントID毎に前記他の端末装置と共有可能に管理する手段
    前記タイムスタンプ発行局に前記アカウントIDを使用してログインし、前記タイムスタンプを取得する手段、
    前記タイムスタンプ発行局から前記タイムスタンプの前記取得状況として、前記アカウントID毎に発行可能なタイムスタンプの残数を取得する手段、
    発行可能なタイムスタンプの残数を前記アカウントID毎に前記残数記憶部に記憶して更新する手段、
    前記タイムスタンプ発行局への前記ログイン状況を他の端末装置に通知する手段、
    前記他の端末装置から通知された前記ログイン状況を受け付ける手段、
    前記ログイン状況を受け付ける手段が受け付けた前記他の端末装置の前記ログイン状況を前記ログイン状況記憶部に記憶する手段、
    前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記ログイン状況を参照し、前記他の端末装置がログインしていないと判断したとき、前記タイムスタンプを取得する手段に前記アカウントIDで前記タイムスタンプ発行局へのログインおよび前記タイムスタンプの取得を許可する手段、
    前記タイムスタンプの前記残数を取得する手段が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの残数を前記他の端末装置に通知する手段、
    前記他の端末装置から通知された前記残数を受け付ける手段、
    前記タイムスタンプを取得する手段が前記タイムスタンプを取得した際、使用した前記アカウントIDと対応付けられた前記タイムスタンプの前記残数、および前記取得状況を受け付ける手段が受け付けた前記残数を前記アカウントID毎に前記残数記憶部に記憶して管理する手段、として機能させるためのタイムスタンプ管理プログラム。
  9. 請求項8に記載のタイムスタンプ管理プログラムにおいて、
    前記コンピュータの前記ログイン状況記憶部は、前記許可する手段により前記タイムスタンプの取得が許可されて前記タイムスタンプを取得する手段が前記タイムスタンプ発行局にログインしたとき、セットされ、ログアウトしたとき、リセットされるTS取得処理フラグを前記アカウントID毎に有し、
    前記コンピュータを、
    使用した前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグを、自装置が前記タイムスタンプ発行局にログインしたときセットし、ログアウトしたときリセットする手段、
    前記ログイン状況を受け付ける手段が前記他の端末装置が前記タイムスタンプ発行局にログインした通知を受け付けたとき、対応する前記アカウントIDの前記TS取得処理フラグをセットし、ログアウトした通知を受け付けたときリセットする手段として機能させ、
    前記許可する手段は、前記タイムスタンプを取得する際、前記ログイン状況記憶部にアクセスし、使用するアカウントIDの前記TS取得処理フラグを参照し、前記他の端末装置の前記ログイン状況を判断することを特徴とするタイムスタンプ管理プログラム。
  10. 請求項9に記載のタイムスタンプ管理プログラムにおいて、
    前記ログイン状況を通知する手段は、前記TS取得処理フラグがセットまたはリセットされたとき、前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に通知し、
    前記取得状況を通知する手段は、前記残数記憶部の前記タイムスタンプの前記残数が更新されたとき、前記端末情報記憶部にアクセスし、対応する前記アカウントIDを共有している他の端末装置を判別し、判別された前記他の端末装置に更新された前記タイムスタンプの前記残数を通知することを特徴とするタイムスタンプ管理プログラム。
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