JP4759585B2 - テキスト曖昧回避環境における音声学的なテキスト入力の提示される文字解釈の生成を可能にするハンドヘルド電子デバイスおよび関連方法 - Google Patents

テキスト曖昧回避環境における音声学的なテキスト入力の提示される文字解釈の生成を可能にするハンドヘルド電子デバイスおよび関連方法 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本出願は、米国仮特許出願第60/969,407号(2007年8月31日出願)の優先権を主張し、この米国仮特許出願の開示は、参照により本明細書中に援用される。
(分野)
開示され、クレームされている概念は、概して、ハンドヘルド電子デバイスに関し、より具体的には、テキスト曖昧回避(text disambiguation)環境におけるテキストの音声学的な入力を可能にするハンドヘルド電子デバイスおよび方法に関する。
(発明の背景)
数々のタイプのハンドヘルド電子デバイスが公知である。そのようなハンドヘルド電子デバイスの実施例は、例えば、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドヘルドコンピュータ、双方向ページャ、セル方式電話、等を含む。ハンドヘルド電子デバイスの多くはまた、無線通信能力を特徴としているが、そのようなハンドヘルド電子デバイスの多くは、スタンドアロンデバイスであり、これは、その他のデバイスと通信するようには機能しない。
特定の状況において、ラテン文字のキーパッドを有するハンドヘルド電子デバイスは、ラテン文字に基づいていない言語でテキストを音声学的に入力するために使用され得る。例えば、ピンイン中国語(Pinyin Chinese)は、音声学的な中国語の「アルファベット」であり、これは、ラテンテキストと標準中国語(Standard Mandarin)テキストとの間の転写(transcription)を可能にする。したがって、ピンイン中国語は、ラテン文字を入力することによって、標準中国語の入力を可能にする。「ピン」は、音声学的な音であり、しばしば複数のラテン文字から形成され、各ピンは、1つ以上の標準中国語文字と関連付けられている。400以上のピンが存在しており、各ピンは、典型的には、複数の異なる標準中国語文字と対応している。
一般的に、各標準中国語文字は、それ自身が中国語の単語である。さらに、所与の標準中国語文字は、1つ以上のその他の標準中国語文字との組み合わせで、異なる単語を構成し得る。1つの例示的なピンは、音声学的には「da」と特徴付けられたものであり、これは、ラテンキーボード上で、<D>キーを作動させ、続いて<A>キーを作動させることによって、入力され得る。しかしながら、ピン「da」は、複数の異なる標準中国語文字と対応し得る。ピン「da」は、単一の標準中国語文字で表現される、中国語における1音節語であり得る。ピン「da」はまた、複数の音節(各音節は、標準中国語文字によって表現される)を有する中国語の単語内で、標準中国語によって表現される1つの音節でもあり得る。このように、ピンが複数の標準中国語文字と対応しているときに、ピンの入力に応答して、特定の標準中国語文字のうちのどれが出力されるべきかを決定することに関して、実質的な困難が存在する。
ピンイン入力のラテン文字がタイプされるとき、これらは、異なるピンに細分化され得る。例えば、ラテン文字の文字列は、所与のピンと対応し得るが、ラテン文字はまた、より長いピンの最初の部分とも対応し得る。このことは、ラテン文字の文字列を標準中国語文字に分解することに対して、別の層の曖昧さを追加する。
数々の方法論が、デバイス上に入力された一連の標準中国語文字に対する標準中国語文字の解釈の生成を補助するために開発されてきた。例えば、例示的なアルゴリズムは、「単純最大マッチング(simple maximum matching)」アルゴリズムであり得、これは、多くの単純および複雑双方の周知の最大マッチングアルゴリズムのうちの1つの変換アルゴリズムである。所与のデバイスは、1つ以上の標準中国語文字から構成された多数の中国語の単語をそのデバイス上に格納し得、デバイス上で実行される変換アルゴリズムは、入力された一連のラテン文字の最良の標準中国語文字の解釈を作成するために、そのような言語データを使用し得る。
一連のラテン文字の入力に応答して、上述の単純最大マッチングアルゴリズムは、最大の中国語(すなわち、最大量の標準中国語文字を有する単語)を含む文字解釈を生成し得る。例えば、このアルゴリズムは、第1のステップとして、ピン列の開始におけるピンと対応する標準中国語の文字を有する最大の中国語の単語を取得する。第2のステップとして、このアルゴリズムは、先の単語の直後の列におけるピンと対応する標準中国語文字を有する最大の中国語の単語を取得する。このことは、入力列におけるピンの全てに対して中国語の単語が取得されるまで繰り返される。そしてこの結果が出力される。
「複雑最大マッチング(complex maximum matching)アルゴリズム」は、同様の解析を実行し得るが、ピンを3つの中国語の単語へとさらに分解する。すなわち、この変換アルゴリズムは、ピン列の少なくとも一部分と対応する最大の標準中国語文字を含む3つの中国語の単語の文字列を識別し得る。そして、この変換アルゴリズムは、ピン列のその部分の最良の解釈として、3つの中国語の単語のうちの第1のものを出力し得る。そして、この変換アルゴリズムは、第1の中国語の単語の直後のピンから開始して同じ解析を繰り返し得る。
一般的に、様々なバージョンの最大マッチングアルゴリズムは、様々な方法で、ラテン文字の文字列を、最少の中国語の単語を構成する標準中国語の文字列に分解する。そのような変換アルゴリズムは、一般的に、それらの意図された目的のためには有効であるが、そのような変換アルゴリズムは、例えば、音声学的な言語入力に特有の曖昧さに起因する制限がなかった。したがって、テキストの入力を容易にする改良された方法およびハンドヘルドデバイスを提供することが所望され得る。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
ハンドヘルド電子デバイス上での入力を可能にする方法であって、該ハンドヘルド電子デバイスは、出力装置、複数の入力部材を含む入力装置、および複数の対象が格納されたメモリを含むプロセッサ装置を含んでおり、該複数の対象は、複数の言語対象、複数の文字、複数の単語、および複数の頻度対象を含んでおり、該言語対象の少なくとも一部の各々は、該複数の文字と関連付けられており、各単語は多数の文字を含んでおり、少なくとも一部の単語の各々は、それに関連付けられた頻度対象を有しており、該入力部材の少なくとも一部の各々は、それに割り当てられた多数の言語要素を有しており、各言語対象は、多数の言語要素を含んでおり、該方法は、
多数の入力部材の多数の作動を含む曖昧なテキスト入力を検出することであって、該多数の入力部材の少なくとも一部の各々は、それに割り当てられた該多数の言語要素として、それに割り当てられた複数の言語要素を有している、ことと、
曖昧な入力の複数の言語要素の順列の各々に対し;
該言語要素の順列の少なくとも最初の部分と対応する言語対象の文字列を生成することと、
多数の単語を含む文字解釈を生成することであって、該多数の単語は、言語対象の文字列と対応する文字を含んでいる、ことと、
少なくとも部分的な出力に対して、該文字解釈の1つを、
その単語数が、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数よりも少ないことと、
それが、少なくとも1つのその他の文字解釈の頻度値よりも大きい結び付けられた頻度値を有しており、文字解釈の該結び付けられた頻度値は、少なくとも部分的に、その単語数に関連付けられた頻度対象に基づいていることと
のうちの少なくとも1つを含む基礎に基づいて選択することと
を包含する、方法。
(項目2)
上記文字解釈のうちの1つの単語数は、その他任意の文字解釈の単語数よりも数において少ないという決定を行い、それに応答して、該文字解釈のうちの1つの選択を開始することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記文字解釈のうちの1つの単語数は、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数と等しく、該単語数よりも少ない単語を含んでいる文字解釈は存在しないという決定を行うことと、
該決定を行ったことに応答して、該文字解釈のうちの1つの結び付けられた頻度値と少なくとも1つのその他の文字解釈の結び付けられた頻度値とを比較することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記曖昧なテキスト入力として、ラテン文字の曖昧なテキスト入力を検出することと、
上記複数の言語要素の順列の各々に対し、上記文字解釈として、中国語文字、日本語文字、および韓国語文字のうちの少なくとも1つを含む多数の単語を生成することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
プロセッサおよびメモリを含むプロセッサ装置であって、該メモリには、複数の対象が格納されている、プロセッサ装置と、
複数の入力部材を含んでいる入力装置であって、該プロセッサ装置に入力を提供するように構成されている、入力装置と、
該プロセッサ装置からの出力信号を受信するように構成された出力装置と、
少なくとも一部の入力部材であって、各々は、それに割り当てられた多数の言語要素を有している、少なくとも一部の入力部材と
を備えたハンドヘルド電子デバイスであって、
該複数の対象は、複数の言語対象、複数の文字、複数の単語、および複数の頻度対象を含んでおり、該言語対象のうちの少なくとも一部の各々は、複数の文字と関連付けられており、各単語は多数の文字を含んでおり、該単語の少なくとも一部の各々は、それに関連付けられた頻度対象を有しており、各言語対象は、多数の言語要素を含んでおり、
該メモリにはさらに、多数のルーチンが格納されており、該多数のルーチンは、該プロセッサ装置上で実行されたときに、該ハンドヘルド電子デバイスに、
多数の入力部材の多数の作動を含む曖昧なテキスト入力を検出する動作であって、該多数の入力部材の少なくとも一部の各々は、それに割り当てられた該多数の言語要素として、それに割り当てられた複数の言語要素を有している、動作と、
該曖昧な入力の複数の言語要素の順列の各々に対し;
該言語要素の順列の少なくとも最初の部分と対応する言語対象の文字列を生成する動作と、
多数の単語を含む文字解釈を生成する動作であって、該多数の単語は、言語対象の文字列と対応する文字を含んでいる、動作と、
少なくとも部分的な出力に対して、該文字解釈の1つを、
その単語数が、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数よりも数において少ないことと、
それが、少なくとも1つのその他の文字解釈の頻度値よりも大きい結び付けられた頻度値を有しており、文字解釈の該結び付けられた頻度値は、少なくとも部分的に、その単語数に関連付けられた頻度対象に基づいていることと
のうちの少なくとも1つを含む基礎に基づいて選択する、動作と
を実行させる、ハンドヘルド電子デバイス。
(項目6)
上記動作はさらに、
上記文字解釈のうちの1つの単語数は、その他任意の文字解釈の単語数よりも数において少ないという決定を行い、それに応答して、該文字解釈のうちの1つの選択を開始することをさらに含む、項目5に記載のハンドヘルド電子デバイス。
(項目7)
上記動作はさらに、
上記文字解釈のうちの1つの単語数は、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数と等しく、該単語数よりも少ない単語を含んでいる文字解釈は存在しないという決定を行うことと、
該決定を行ったことに応答して、該文字解釈のうちの1つの結び付けられた頻度値と少なくとも1つのその他の文字解釈の結び付けられた頻度値とを比較することと
をさらに含む、項目5に記載のハンドヘルド電子デバイス。
(項目8)
上記動作はさらに、
上記曖昧なテキスト入力として、ラテン文字の曖昧なテキスト入力を検出することと、
上記複数の言語要素の順列の各々に対し、上記文字解釈として、中国語文字、日本語文字、および韓国語文字のうちの少なくとも1つを含む多数の単語を生成することと
をさらに含む、項目5に記載のハンドヘルド電子デバイス。
(摘要)
縮小型キーボード(reduced keyboard)および変換アルゴリズムを使用したテキストの音声学的な入力を可能にする改良されたハンドヘルド電子デバイスおよび関連方法。このハンドヘルド電子デバイスおよび方法は、有利にも、限定するものではないが、例えば、中国語、日本語、韓国語、等の言語の入力を可能にする。この変換アルゴリズムは、例えば最大マッチングアルゴリズムのようなアルゴリズムまたはその他のアルゴリズムへの多数の言語要素の順列の各々を対象とし、単語の文字列を生成する。そして変換アルゴリズムは、デフォルトのテキスト入力として、単語の1つの文字列を、その少なくとも1つの最小数の単語およびその比較的高い結び付けられた頻度値に基づいて選択する。
開示され、クレームされている概念は、添付の図面と関連して読まれたときに、以下の記載から完全に理解され得る。
本明細書にわたって、同様の参照番号は、同様の部分を示している。
改良されたハンドヘルド電子デバイス4は、図1において概略的に示されており、図2において回路図的に示されている。例示的なハンドヘルド電子デバイス4は、ハウジング6を含んでおり、このハウジング上には、入力装置8、出力装置12、およびプロセッサ装置16が配置されている。入力装置8は、プロセッサ装置16に入力を提供するように構成されており、出力装置12は、プロセッサ装置16からの出力信号を受信するように構成されている。出力装置12は、ディスプレイ18を含んでおり、これは、視覚的出力を提供するように構成されているが、その他の出力デバイス(例えば、スピーカ、LED、触覚的出力デバイス、等)が、追加的または代替的に使用され得る。
図2に見ることができるように、プロセッサ装置16は、プロセッサ36およびメモリ40を含んでいる。プロセッサ36は、例えば、限定するものではないが、入力装置8からの入力に応答して、出力装置12に出力信号を提供するマイクロプロセッサ(μP)であり得る。プロセッサ36は、メモリ40とインターフェースを取る。
メモリ40は、機械読み取り可能な媒体を構成していると考えられ、様々なタイプの内部および/または外部格納媒体、例えば、限定するものではないが、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、FLASH、等のうちの任意の1つ以上であり得、これらは、例えばコンピュータの内部格納エリアの様式で、データの格納のために格納レジスタを提供し、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであり得る。メモリ40には、プロセッサ36上で実行可能な多数のルーチン44が格納されている。本明細書中で使用されているように、表現「多数(a number of)」およびそのバリエーションは、任意のゼロではない数(数1を含む)を広く意味し得る。ルーチン44は、任意の様々な形式、例えば、限定するものではないが、ソフトウェア、ファームウェア、等であり得る。以下でより詳細に説明されるように、ルーチン44は、テキスト変換アルゴリズムルーチン44およびその他のルーチンを含んでいる。変換アルゴリズム44は、曖昧なラテンテキスト入力を中国語の単語出力に変換することによって、音声学的なテキスト入力を可能にするために使用され得る。メモリ40にはまた、辞書42、文字テーブル45、およびその他の言語データソースが格納されており、これらは、曖昧なテキスト入力に対する応答を提供するために、変換アルゴリズム44によって使用される。本明細書中では、中国語は例示的な言語として使用されていることに留意されたい。また、その他の言語(例えば、日本語および韓国語)が、本発明の概念から逸れることなしに、同様に、ハンドヘルド電子デバイス4上に音声学的に入力され得るということが理解されるべきである。すなわち、本明細書中では、ハンドヘルド電子デバイス4は、1つの例示的な様式においては、ラテン文字と中国語文字との間の字訳(transliteration)を介して、中国語を音声学的に入力するように構成されたものとして記載されている。また、その他の実施形態においては、本発明の概念から逸れることなしに、ハンドヘルド電子デバイスは、例えば日本語または韓国語のテキストを入力するように、あるいは別の言語におけるテキストを入力するように、構成され得るということが理解されるべきである。
図1から理解され得るように、入力装置8は、キーパッド24および多軸入力デバイスを含んでおり、この多軸入力デバイスは、本明細書中に示されている例示的な実施形態においては、以下でより詳細に記載されるように、トラックボール32である。キーボード24は、縮小型QWERTYキーボードの例示的な形式における、複数のキー28を含んでいる。このことは、キー28の少なくとも一部の各々が、それに割り当てられた複数の言語要素を有しており、言語要素の少なくとも一部が、QWERTY構成で概略的に配置されたラテン文字であるということを意味している。キー28およびトラックボール32の全ては、プロセッサ装置16に対する入力を提供するように作動可能な入力部材としての役割を担っている。キーパッド24およびトラックボール32は、有利にも、ハウジング6の前面上で、互いに隣接して配置されている。このことは、ユーザが、テキスト入力動作またはその他の動作の間に、ユーザの手をキーパッド24から実質的に移動させることなしに、トラックボール32を動作させることを可能にする。
キー28のうちの1つは<ESCAPE>キー31であり、これは作動されたときに、直前の入力の結果のアクションを取り消し、かつ/またはグラフィカルユーザインターフェース(GUI)ルーチン44によって管理されている論理メニューツリー内の論理的により高い位置にユーザを移動させる入力を、プロセッサ装置16に提供する。<ESCAPE>キー31によって提供されるこの機能は、論理メニューツリーの任意の部分内の任意の位置(ことによると、図10に示されているようなホームスクリーンにおける位置を除くことがある)において用いられ得る。<ESCAPE>キー31は、有利にも、トラックボール32に隣接して配置されるので、例えば、トラックボール32からの意図しない入力または正しくない入力を即時に取り消す(すなわち、隣接する<ESCAPE>キー31の作動によって撤回される)ことが可能である。
キー28のうちの別のものは<MENU>キー33であり、これは作動されたときに、入力(GUI44に、図9に示されているようなメニューを生成させ、ディスプレイ18上に表示させる)を、プロセッサ装置16に提供する。以下でより詳細に記載されるように、そのようなメニューは、論理メニューツリー内のユーザの現在の論理的な位置に対して適切なものである。メニューおよび変換アルゴリズム44に間接的に関連するその他の対象は、本明細書中では、英語を用いて例示的に示されているが、限定を意図していないことに留意されたい。
示されている例示的な実施形態においては、多軸入力デバイスはトラックボール32であるが、トラックボール32以外の多軸入力デバイスが、本発明の概念から逸れることなしに使用され得るということに留意されたい。例えば、その他の適切な多軸入力デバイスは、ジョイスティック等の機械的デバイス、および/またはタッチパッド、トラックパッド等の非機械的(non−mechanical)デバイス、および/または運動またはその他の様式における入力を(例えば、光学センサまたは圧電性結晶の使用を介して)検出するその他のデバイスを含み得る。
トラックボール32は、ハウジング6に対して全ての方向に自由に回転可能である。トラックボール32の回転のハウジング6に対する所定の回転距離は、プロセッサ16に対する入力を提供し、そのような入力は、例えばナビゲーション入力、選択入力、およびその他の入力として、ルーチン44によって使用され得る。
例えば、図1に見ることができるように、トラックボール32は、垂直方向のスクローリング入力、ナビゲーション入力、選択入力、またはその他の入力を提供するために、水平軸34Aのまわりで回転可能である。同様に、トラックボール32は、水平方向のスクローリング入力、ナビゲーション入力、選択入力、またはその他の入力を提供するために、垂直軸34Bのまわりで回転可能である。トラックボール32はハウジング6に対して自由に回転可能なので、トラックボール32は、図1のページの平面内に存在しているか、または図1のページの平面の外に延びている、任意のその他の軸(本明細書中では、明示的に示されてはいない)のまわりで、追加的に回転可能である。
トラックボール32は、多軸入力デバイスと称され得る。なぜならば、このトラックボールは、複数の方向に、または複数の軸に関して、スクローリング入力、ナビゲーション入力、選択入力、およびその他の入力を提供するから、例えば、垂直方向および水平方向の両方に入力を提供するからである。トラックボール32は、ハンドヘルド入力デバイス4上に使用され得る多くの多軸入力デバイスのうちの単なる1つに過ぎないということを繰り返し断っておく。したがって、トラックボール32の機械的代替物(例えば、ジョイスティック)は、ハウジング6に対して制限された回転を有し得、非機械的な代替物は、ハウジング6に対して移動不可能であり得るが、これら全ては依然として、複数の方向に、および/または複数の軸に沿って、入力を提供することが可能である。
トラックボール32は、追加的な入力を提供するために、ハウジング6に向けて(すなわち、図1のページの平面の中に)追加的に移動可能である。トラックボール32は、例えば、ユーザがハウジング6に向かう方向にトラックボール32に作動力を加えることによる(例えば、トラックボール32を押すことによる)様式で、移動され得る。示された様式でトラックボール32の移動の結果としてプロセッサ装置16に提供される入力は、例えば、選択入力、デリミタ(delimiter)入力、またはその他の入力として、ルーチン44によって使用され得る。
本明細書中に開示されている例示的な実施形態において、辞書42は、中国語の辞書であり、このことは、この辞書が、各々が1つ以上の標準中国語文字から構成された中国語の単語を含んでいるということを意味する。例示的な文字テーブル45は、ピンイン中国語文字テーブルであり、このことは、この文字テーブルが、中国語ピンの形式の複数の言語対象を含んでおり、そして各ピンに関連して、ピンに対応する様々な標準中国語文字を含んでいるということを意味する。言語対象(すなわち、現在の実施例においてはピン)の各々は、例えばキーボード24のキー28に割り当てられた、1つ以上の言語要素を含んでいる。
開示され、クレームされている概念にしたがうと、ハンドヘルド電子デバイス4および変換アルゴリズム44は、有利にも、ラテン文字から構成され、キーパッド24を用いて入力された曖昧なテキスト入力が、文字解釈に変換されることを可能にする。これは、本実施例においては、中国語のテキストであり、標準中国語文字(すなわち、文字解釈)を含んでいる。したがって、変換アルゴリズム44は、有利にも、多くのキー28の各々に割り当てられた複数の異なるラテン文字を有する縮小型QWERTYキーパッド24を用いることでピンイン中国文字に付加された追加的なレベルの曖昧さの解消を可能にする。
以下でより詳細に記載されるように、ハンドヘルド電子装置4上の変換アルゴリズム44は、GUI44と関連して、有利にも、複数のタイプの情報を同時に提供することによって、曖昧なテキスト入力の提示されたテキスト入力の出力を可能にする。このように、変換アルゴリズム44は、縮小型キーパッド24を用いてラテン文字を入力することに特有の追加的な曖昧さにも関わらず、中国語におけるテキストの正確な音声学的な入力を可能にする。特に、そして図4〜図5および図7〜図9に関連して以下でより詳細に記載されているように、GUIは有利にも、出力として、テキスト入力コンポーネント46およびルックアップコンポーネント48を提供する。テキスト入力コンポーネント46は、典型的には、言語対象の文字列(例えば、ラテン文字で書かれたピン)を含んでおり、これは、図4〜図5および図7〜図8に示されているように、キーパッド24からの入力に対応しているか、あるいはこれは、図6および図9に概略的に示されているように、例えば標準中国語文字から構成された中国語の単語の形式の入力の文字解釈を含み得るか、あるいはこれは、図9に概略的に示されているように、両方を含み得る。すなわち、図9に見ることができるように、特定の状況において、テキスト入力46におけるピンの部分は、標準中国語文字を含む中国語の単語によって置換され、テキスト入力コンポーネント46の単語部分76を形成している。中国語の単語に変換されていないテキスト入力コンポーネント46におけるピンの文字列の任意の残りの部分は、テキスト入力コンポーネント46のピン部分80を形成するラテン文字から構成されている、ピンまたはピン部分またはそれらの両方のままである。
ルックアップコンポーネント48は、ルックアップウィンドウの性質を有しており、これは、ディスプレイ18上のテキスト入力コンポーネント46とは異なる位置に、出力される。ルックアップコンポーネント48は、有利にも、ピン領域52およびテキスト領域56を含んでいる。特定の状況において、ピン領域52は、デフォルトのピン60として、テキスト入力コンポーネント46において出力されるピンのうちの1つを含んでおり、追加的に、デフォルトのピン60の代替物として選択可能な1つ以上のバリアントのピン64を含み得る。特定の状況において、テキスト領域56は、テキスト入力コンポーネント46における出力のピン部分80の少なくとも最初の部分のデフォルトの文字解釈68を含んでおり、追加的に、必要に応じて、同じ最初の部分またはピン部分80の異なる最初の部分の1つ以上のバリアントの文字解釈72を含んでいる。
ルックアップコンポーネント48における様々な表示された対象、すなわち、デフォルトおよびバリアントのピン60および64、ならびにデフォルトおよびバリアントの文字解釈68および72の全ては、曖昧なテキスト入力をタイプしているユーザによって入力されることが意図された特定のピンおよび/または文字解釈を、ユーザが明示的に示すことを可能にするために、テキスト入力の間に、ユーザによって選択可能である。テキスト入力コンポーネント46およびルックアップコンポーネント48の内容は、少なくとも最初は、キーパッド24からの曖昧なテキスト入力に応答して、変換アルゴリズム44によって生成される。
変換アルゴリズム44の動作は、図3に概略的に示されるフローチャートに関連して、概略的に記載される。この方法は、104において、入力部材の作動(すなわち、多数の言語要素が割り当てられた入力部材の作動)の検出から開始する。これに応答して、108において、GUI44は、テキスト入力位置(すなわち、テキスト入力コンポーネント46が表示される場所)に言語要素を出力する。また、108における入力部材の作動に対応する任意の言語対象(すなわち、ピンおよび標準中国語文字)が存在するのであれば、これらは、ルックアップウィンドウにおいて、ルックアップコンポーネント48に出力される。この点に関し、単一のラテン文字から構成されているピンは、非常に少ないということが理解されるべきである。したがって、104における第1の入力部材の作動に応答して、ルックアップコンポーネント48に出力がほぼ全く提供されないことが起こり得る。
しかしながら、104において作動された入力部材に割り当てられた言語要素は、曖昧なテキスト入力の間に構成および使用される多数の言語要素の順列の最初の言語要素として使用される。116において、第2の入力部材の作動が検出され、120において、作動された入力部材に割り当てられた言語要素が、アクティブな言語要素の順列の各々に付加される。各言語要素の順列は、ラテン文字の文字列を含んでおり(1つの文字列は各入力部材の作動に対するものである)、曖昧なテキスト入力の入力部材の作動の文字列の文字の順列である。
そして、124において、各言語要素の順列は、言語対象の文字列(すなわち、ピン、および標準中国語文字を含む対応する中国語の単語の文字列)を取得するために、変換アルゴリズム44を用いて処理される。上述のように、変換アルゴリズム44は、音声学的なラテン入力を別の言語(本実施例においては、中国語)の単語に変換するために、1つ以上のバージョンのマッチング最大アルゴリズムおよび/またはその他の適切なアルゴリズムを含み得る。任意の所与の言語要素の順列に対して取得された言語対象の文字列は、より具体的には、言語要素の順列のラテン文字の文字列のピンの文字列への細分を構成し得ることに留意されたい。結果としての単語の文字列は、ピンの文字列に対応する標準中国語文字を含む多数の中国語の単語を含み得る。一般的に、変換アルゴリズム44は、任意の所与の言語要素の順列に対して、中国語の単語の文字列を生成し得、この中国語の単語の文字列は、取得された言語対象、ピンの文字列に対応しており、概して、最小量の中国語の単語を含んでいる。この点に関し、一部の中国語の単語は、各ピンが標準中国語文字によって表現されている複数のピンを含み得るということを繰り返し断っておく。このように、任意の所与の言語要素の順列に対して生成された単語の文字列は、所与の量のピンに対応する最小数の中国語の単語を構成し得るか、あるいは所与の量の中国語の単語の文字列(これは、最大数のピンひいては標準中国語文字、またはそれらの両方を含む)を含み得る。
特定の言語要素の順列は、無効であると決定され得、ひいては無視され得る。すなわち、上述の様々な言語要素の順列は、曖昧なテキスト入力の全ての可能な言語要素の順列を含んでいるとは限らない。なぜならば、言語要素の一部の順列は、ピンイン中国語入力の枠組みにおいては、無効であり得るからである。例えば、曖昧なテキスト入力の最初の2つの入力部材の作動が、キー列<AS><AS>であった場合、この時点での様々な文字の順列は、「AA」、「AS」、「SA」、および「SS」であり得る。文字の順列「SS」は、ピンイン中国語においては無効であると考えられ得る。なぜならば、「SS」は、ピンイン中国語入力の最初の2つの文字ではあり得ないからである。すなわち、「SS」または「S」に対応するピンは存在せず、どのピンも「SS」から開始しない。したがって、「SS」から開始する言語要素の文字列は、第2の入力部材が作動されたときに無視され得、さらなる入力部材の作動を用いては、より大きな言語要素の順列は、「SS」言語要素の順列に基づいて生成され得ない。構成された言語要素の順列は、言語要素の順列の一部分が、無効であると決定された場合、例えば、言語要素の順列がラテン文字「DDD」(これは、中国語のピンに有効に分解され得ない)を含んでいることが決定された場合には、いつでも無効であると決定され得、ひいては無視され得る。無効な言語要素の順列のそのような無視は、有利にも、有効な文字解釈をもたらすことが不可能な言語的な可能性を無視することによって、プロセッサの労力を低減させる。
無効性の決定は、典型的には、変換アルゴリズム44の使用を介して行われる。したがって、124において、変換アルゴリズム44を用いて一旦既存の言語要素の順列の各々が処理されると、変換アルゴリズム44によって無効であると決定された言語要素の順列のうちの任意のものは、128において破棄される。
そして開示され、クレームされている概念にしたがうと、変換アルゴリズム44は、124において生成された様々な言語要素の順列の単語の文字列を比較し、132において、その単語の文字列において最少量の単語を有する言語要素の(単数またな複数の)順列を識別する。すなわち、変換アルゴリズム44は、132において、言語要素の順列(この言語要素の順列に対し、生成された単語の文字列における中国語の単語の量は、その他の言語要素の順列に対して生成されたその他の単語の文字列における単語の量よりも少ない)を識別する。しかしながら、複数の言語要素の順列が、同じ最小量の中国語の単語をそれらの単語の文字列において有していることがあり得る。したがって、136において、変換アルゴリズム44が、複数の言語要素の順列を、各々が最少の単語を有するものとして識別したかどうかが決定される。
136において、唯1つのそのような言語要素の順列のみが最少の単語を有するものとして識別されたことが決定されると、処理は継続し、140において、テキスト入力コンポーネント46およびルックアップコンポーネント48において、出力が生成され、表示される。特に、140において、GUI44は、テキスト入力コンポーネント46において、言語対象の細分化された文字列(すなわち、識別された言語要素の順列のピン)を出力する。加えて、GUI44は、デフォルトのピン60を、ルックアップコンポーネント48におけるルックアップウィンドウに出力し、これは、本明細書中に記載されている例示的な実施形態においては、テキスト入力コンポーネント46において出力されたピン列の端末(terminal)ピンである。デフォルトのピン60、およびもし存在するのであれば1つ以上のバリアントのピン64は、ルックアップコンポーネント48のピン領域52に出力される。加えて、GUI44は、ルックアップコンポーネント48におけるルックアップィンドウのテキスト領域56に、標準中国語文字を含む1つ以上の中国語の単語を含むデフォルトの文字解釈68を出力し、もし存在するのであれば、1つ以上のバリアントの文字解釈72をさらに出力する。例示的な出力は、図4に示されており、以下でより詳細に記載される。
一方、136において、複数の言語要素が最少の中国語の単語を有するものとして識別されると、処理は継続し、144において、そのような言語要素の順列の各々に対し、変換アルゴリズム44は、言語要素の順列の文字解釈の単語の各々に関連付けられた頻度データを取得する。そのような頻度データは、例えば、辞書42に既に格納されている。上述のように、辞書42は、複数の単語を含んでおり、これらの単語は、本発明の例示的な実施形態においては、各々が1つ以上の標準中国語文字を含む中国語の単語である。辞書42は、各々が頻度値を有する多数の頻度対象を追加的に含んでいる。辞書42における各単語には、頻度対象のうちの1つが関連付けられている。関連付けられた頻度対象の頻度値は、中国語の言葉の中の中国語の単語の使用に関する相対的な頻度を反映している。
したがって、144において、変換アルゴリズム44は、辞書42から、単語の文字列における単語に関連付けられた頻度対象の頻度値を取得し、頻度値の和を取り、この頻度値の和を、特定の言語要素の順列に結び付ける。そして、様々な言語要素の順列の頻度値の和は、互いに比較され、148において、変換アルゴリズムは、最大の頻度値の和が結び付けられている言語要素の順列を識別する。したがって、148における結果は、同じ最少量の中国語の単語を有するその他の言語要素の順列と比較されたときに、最小量の中国語の単語を有し、かつ最大の全体頻度値を有する、言語要素の順列の識別であることが分かる。その後処理は継続し、140において、148において識別された言語要素の順列が、テキスト入力コンポーネント46に出力され、対応するルックアップコンポーネント48が、生成され、同様に出力される。
140において、一旦出力が生成されると、処理は継続し、116において、追加的な入力部材の作動が検出される。そのような様式で、破棄されなかった任意の言語要素の順列は、入力部材が作動されたときに、各入力部材の様々な言語要素を用いて、段階的に構築される。例えば、キー28<BN>のような入力部材の作動時において、8個の言語要素の順列が残っている場合、変換アルゴリズム44は、64個の言語要素の順列を生成し得る。すなわち、残りの言語要素の順列の8個全ては、新しい全部で64個の言語要素の順列に対し、文字「B」および「N」がそれぞれ付加されている。したがって、全部で64個の新しい言語要素の順列は、例えば、124において、言語対象の細分化された文字列および対応する中国語の単語の文字列を生成するために、変換アルゴリズム44の対象となる。無効であるとして決定された言語要素の順列のうちの任意のものは、128において、無視される。
例示的なテキスト入力動作の例示的な出力は、図4〜図9に概略的に示されている。図4は、曖昧なテキスト入力<DF><AS><JK><UI><AS>に応答した例示的な出力を示している。これに応答して、変換アルゴリズム44およびGUI44は、テキストコンポーネント46においてピン文字列「DA’JIA」を出力しており、これは、2つのピン「DA」および「JIA」と共に、アポストロフィで示されている、2つのピンの間の細分を含んでいる。テキスト入力コンポーネント46に出力された、言語対象の文字列(すなわち、ピン)の端末ピン「JIA」が、デフォルトのピン60として、ルックアップコンポーネント48のピン領域52に、同様に出力されているということが分かる。ピン「JU」、「JUA」、「JI」、「KUA」、および「KU」を含む、複数のバリアントのピン64もまた、ピン領域52に列挙されている。テキスト入力コンポーネント46に戻ると、ピン列内のピン「JIA」には、インジケータ284が適用されており、このインジケータは、テキスト入力コンポーネント46のピン「JIA」が、ルックアップコンポーネント48のピン領域52の対象であるということを示している。ピン領域52そのものにおいて、デフォルトのピン60には、ハイライト288が適用されており、このハイライトは、デフォルトのピン60が、プロセッサ装置16の選択の焦点の対象であるということを示している。このことは、例えばトラックボール32または別の方法を介して受信された入力が、デフォルトのピン60に関して、プロセッサ装置16によって解釈され得るということを意味している。
例えば、ピンにハイライト288が適用されている場合(例えば、図4においては、デフォルトのピン60)、このピンが最終決定(finalize)され得る(すなわち、このピンは、ユーザによって肯定的に選択されたとみなされ得る)。応答して、出力は、図5に概略的に示されているように変化する。特に、ハイライト288は、デフォルトの文字解釈68に適用されており、インジケータ284は、全ピン文字列「DA’JIA」を示している。インジケータ284は、ルックアップコンポーネント48の対象を示しているので、テキスト入力コンポーネント46における全ピン文字列へのインジケータ284の適用は、ユーザに対し、全ピン文字列が、図5におけるハイライト288の対象であるルックアップコンポーネント48における表示対象(すなわち、デフォルトの文字解釈68)に対応しているということを示している。
デフォルトの文字解釈68は、ハイライト288の対象なので、デフォルトの文字解釈68が、最終決定され得る。すなわち、ユーザがトラックボール32を移動させる(すなわち、押すまたはクリックする)ことによって、<ENTER>キーを作動させることによって、またはその他のなんらかの所定の入力を提供することによって、ユーザによって肯定的に選択される。図5のデフォルトの文字解釈68をユーザが選択した場合、出力は図6の出力に変化し得、ここでは、ルックアップコンポーネント48は除去されており、テキスト入力コンポーネント46に出力されデフォルトの文字解釈68が対応しているピンの文字列は、デフォルトの文字解釈68によって置換されている。
図5を再度参照すると、デフォルトの文字解釈68がハイライト288の対象であるときに、ルックアップコンポーネント48のピン領域52は、デフォルトのピン60としてピン「DA」を提供しており、バリアントのピン64としてピン「FA」を提供しているということがわかる。デフォルトの文字解釈68は、ハイライト288の対象であり、ひいては、トラックボールをクリックするユーザによって最終決定され得るので、この時点でピン領域52は、ユーザに対し、編集動作を実行する機会を提供する。特に、デフォルトのピン60「DA」がまた、テキストのルックアップコンポーネント46におけるピン列における第1の(すなわち、最も左の)ピンであるということがわかる。図4に見ることができるように、言語入力部材のタイピングの間に、ルックアップコンポーネント48のピン領域52は、典型的には、デフォルトおよびバリアントのピン60および64として、現在の入力されているピン(すなわち、端末ピン)およびそのバリアントを提供する。しかしながら、図5に見ることができるように、文字解釈がハイライト288の対象となり、ひいてはユーザによって最終決定されることが可能になると、システムは、有利にも、テキスト入力コンポーネント46のピン列の最初のピンを出力することにより、それが編集されることを可能にする。
例えば、図5に概略的に示されている出力から、ユーザが上向きのスクローリング入力を入力した(すなわち、上向きの移動がトラックボール32を用いて入力された)場合、デフォルトのピン60「DA」が、ハイライト288の対象となり得、ひいては、プロセッサ装置16の選択の焦点の対象となり得る。デフォルトのピン60の肯定的な選択は、ルックアップコンポーネント48のテキスト領域56の内容を変化させない。なぜならば、テキスト領域56は、ピン列「DA’JIA」の文字解釈を既に表示しており、デフォルトのピン60「DA」の選択は、ピン列またはその文字解釈を変化させないからである。しかしながら、ユーザが右向きの方向にスクローリング入力を入力した(すなわち、右への移動がトラックボール32を用いて入力された)場合、バリアントのピン64「FA」が、ハイライト288の対象となり得る。この結果、テキスト領域56の内容は、テキスト入力位置46におけるピンの文字列の最初のピンとしてのバリアントのピン64「FA」の選択を反映するように、更新および変化される。
図4において、ユーザがスクローリング入力を右向きの方向に入力した場合、出力は、図7に概略的に示されているようなものとなり得る。特に、図4においては、ハイライト288ひいては選択の焦点が、デフォルトのピン60「JIA」に適用されているので、トラックボール32を用いた1つ分の右向きのスクロールは、バリアントのピン64「JU」をハイライト領域288および選択の焦点の対象とする。この点に関し、バリアントのピン64の全てが、デフォルトのピン60と同じ個数の文字を有しているわけではないことが分かる。すなわち、デフォルトのピン60「JIA」は、3個の文字を有しているが、バリアントのピン64のうちの一部は、3つの文字を有しており、その他のものは、2つの文字を有している。これは、現在の入力方法に特有の曖昧さを反映している。生成され、テキスト入力コンポーネント46において出力されるピン列を生じる言語要素の順列はまた、最後の3つの入力部材の作動が、比較的短いピン「JU」、そしてその後に続いている文字「A」(これは、それ自身が個別のピンであり得るか、またはより長いピンの最初の文字であり得る)を意味しているということを示している。図7においては、バリアントのピン64「JU」が、ハイライト288の対象なので、図7におけるインジケータ284は、テキスト入力コンポーネント46におけるのと同じ文字「JU」が、ルックアップコンポーネント48の対象であるということを示している。
図7においてさらに見ることができるように、トラックボール32からの右向きのスクローリング入力は、バリアントのピン64「JU」を選択の焦点の対象とするだけではなく、ルックアップコンポーネント48のテキスト領域56を、予備的に変化されたピン列を反映するように変化させる。すなわち、図4において、テキスト入力コンポーネント46において出力されたピン列は、「DA’JIA」(すなわち、ピン「DA」、そしてその後に続いているピン「JIA」)であった。図7において、トラックボール32を用いた右向きのスクロールは、バリアントのピン64「JU」を、ハイライト288および選択の対象としている。この結果、テキスト入力コンポーネント46に出力されたピン列は、少なくとも予備的に、ピン「DA」、そしてその後に続いているピン「JU」、そしてその後に続いているピン「A」または文字「A」で開始するピンのいずれかに変化される。
図7において、ユーザが、ハイライト288の対象であるピン「JU」を肯定的に選択した場合、出力は、図8の出力に変化し得る。特に、テキスト入力コンポーネント46における出力の最初の部分が、インジケータ284の対象になる(すなわち、ピン列「DA’JU」、すなわち、ピン「DA」、そしてその後に続いているピン「JU」)。図8におけるデフォルトの文字解釈は、ハイライト288ひいては選択の焦点の対象である。
図8において、ユーザが、例えばトラックボール32を作動またはクリックすることによって、デフォルトの文字解釈68を肯定的に選択した場合、出力は、図9において概略的に示されているようなものとなり得る。特に、インジケータ284の対象である、図8におけるテキスト入力コンポーネント46におけるピン列の部分は、図8のデフォルトの文字解釈68によって置換され得、そしてテキスト入力コンポーネント46において、単語部分76(デフォルトの文字解釈68であったものを含んでいる)、およびピン部分80(文字「A」を含んでおり、これは、それ自身が、テキスト領域56におけるデフォルトおよびバリアントの文字解釈68および72によって示されるピンである)を含んでいる。図9は、ハイライト288の対象として、デフォルトのピン60「A」を示している。ユーザが、トラックボール32を作動させるか、あるいはトラックボール32を用いて下向きの方向にスクローリング入力を入力した場合、単一の文字のデフォルトの文字解釈68が、ハイライト288の対象となり得る。トラックボール32のクリックは、デフォルトの文字解釈68を肯定的に選択し得、インジケータ284の対象であってピン部分80であるピン「A」の代わりに、テキスト入力コンポーネント46にそれを出力し得る。
ルックアップコンポーネント48に表示された対象の全ては、選択可能な対象であり、これらは、作動(すなわち、トラックボール32および/またはスクローリング入力の移動、すなわち、トラックボール32からの移動入力またはナビゲーション入力)の使用を介して、ユーザによって、肯定的に選択されることが可能である。変換アルゴリズム44は、曖昧なラテン文字のテキスト入力の最良の解釈としてユーザに提示されるものを生成および出力するが、ルックアップコンポーネント48のピン領域52およびテキスト領域56は一緒に、有利にも、ユーザが単一の入力部材(多軸トラックボール32)を用いて代替的なピンを選択すること、および/または1つの位置において代替的な文字解釈を選択することを可能にする。
追加的な利点は、多軸入力デバイスによって提供される。例えば、ディスプレイ18上に視覚的に出力され得る例示的なホームスクリーン出力は、図10において、複数のアイコン1062(これは、例えば、アイコン1062によって表現されているルーチン44のプロセッサ装置16上での実行を開始する等の目的のために、ユーザによって選択可能である)を含むものとして示されている。トラックボール32は、例えば、アイコン1062の間にナビゲーション入力を提供するように回転可能である。
例えば、図10は、アイコン1062A(インジケータ1066Aを用いて破線で示されている)からアイコン1062B(インジケータ1066Bを用いて破線で示されている)、そしてアイコン1062C(インジケータ1066Cによって示されている)へと進む、インジケータ1066の移動を示している。インジケータ1066A、1066B,および1066Cは、必ずしも同時にディスプレイ18上に示されるようには意図されておらず、むしろ、一連の状況を一緒に示すように、そしてアイコン1062の間でのインジケータ1066の移動を示すように意図されている。任意の所与の時間におけるインジケータ1066の特定の位置は、ユーザに対し、特定のアイコン1062(例えばこれは、ハンドヘルド電子デバイス4の選択の焦点の対象である)を示す。アイコン1062またはその他の選択可能な対象が、選択の焦点の対象となるときはいつでも、プロセッサ装置16に入力された選択は、ルーチン44、あるいはアイコン1062またはその他の選択可能な対象によって表現されたその他の機能の実行または開始をもたらし得る。
インジケータ1066の、アイコン1062A(インジケータ1066Aを用いて示されている)からアイコン1062B(インジケータ1066Bを用いて示されている)までの移動は、垂直軸34Bのまわりでトラックボール32を回転させ、水平方向のナビゲーション入力を提供することによって、達成される。上述のように、トラックボール32の所定の回転距離の回転は、プロセッサ装置16に対する入力をもたらし得る。本実施例において、トラックボール32は、垂直軸34Bのまわりで所定の回転距離の3倍に等しい回転距離だけ回転され得る。なぜならば、アイコン62Bは、アイコン1062Aの右の3つ目のアイコン1062に配置されているからである。トラックボール32のそのような回転は、ユーザによる単一の動作においても同様になされ得るが、これは、必ずしもそうであるとは限らない。
同様に、インジケータ1066の、アイコン1062B(インジケータ1066Bによって示されている)からアイコン1062C(インジケータ1066Cによって示されている)までの移動は、ユーザが水平軸34Aのまわりでトラックボール32を回転させ、垂直方向のナビゲーション入力を提供することによって、達成される。その際、トラックボール32は、所定の回転距離の2倍に等しい回転距離だけ回転され得る。なぜならば、アイコン1062Cは、アイコン1062Bの下の2つ目のアイコン1062に配置されているからである。トラックボール32のそのような回転は、ユーザによる単一の動作においても同様になされ得るが、これは、必ずしもそうであるとは限らない。
このように、トラックボール32は、様々な方向に回転可能であり、プロセッサ装置16に対し、様々なナビゲーション入力およびその他の入力を提供するということが分かる。トラックボール32による回転入力は、典型的には、ハンドヘルド電子デバイス4上でアクティブなルーチン44によって、そのようなルーチン44によって使用され得る入力として解釈される。例えば、図10におけるハンドヘルド電子デバイス4上でアクティブなGUI44は、アイコン1062の間に、インジケータ1066、ひいては選択の焦点を移動させるために、垂直方向および水平方向のナビゲーション入力を要求する。ユーザが、水平軸34Aおよび垂直軸34Bに対して斜めに、軸のまわりでトラックボール32を回転させると、GUI44は、そのようなトラックボール32の斜めの回転を、垂直方向および水平方向の成分に分解し得、そしてこれらは、GUI44によって、垂直方向および水平方向のナビゲーション動作としてそれぞれ解釈され得る。例えばそのような状況において、分解された垂直方向および水平方向のナビゲーション動作のうちの1つが、その他のものよりも大きな大きさである場合、このより大きな大きさを有している分解されたナビゲーション動作は、インジケータ1066および選択の焦点を移動させるために、その方向のナビゲーション入力として、GUI44によって使用され得、その他の分解されたナビゲーション動作は、GUI44によって無視され得る。
インジケータ1066が、アイコン1062C上に(インジケータ1066Cによって示されているように)配置されるとき、ハンドヘルド電子デバイス4の選択の焦点は、アイコン1062C上に存在する。したがって、上述のように、ハウジング6に向かうトラックボール32の移動は、プロセッサ装置16に対し、入力を提供し得、これは、GUI44によって、アイコン1062Cに関する選択として解釈され得る。そのような選択入力に応答して、プロセッサ装置16は、例えば、アイコン1062Cによって表現されているルーチン44を実行することを開始し得る。したがって、ハンドヘルド電子デバイス4上で現在アクティブなルーチン44が、ナビゲーション入力および複数の方向のその他の入力を使用し得ると仮定すると、トラックボール32は、そのようなナビゲーション入力および複数の方向のその他の入力を提供するように回転可能であり、選択入力またはその他の入力を提供するように移動され得るということが、理解され得る。
上述のように、図11は、論理メニューツリー内のユーザの現在の論理的な位置が、eメールルーチン44内のeメールを見ている場合に適切であり得る、例示的なメニュー1035Aを示している。すなわち、メニュー1035Aは、例えば、ユーザがeメールルーチン44内のeメールを見ている場合に、このユーザに対して適切であり得る。同様に、図12は、別の例示的なメニュー1035Bを示しており、これは、論理メニューツリー内のユーザの現在の論理的な位置が、電話ルーチン44内に存在する場合に、示されたものであり得る。
トラックボール32からの回転運動入力は、例えば、メニュー1035Aおよび1035Bの間をナビゲートするために使用され得る。例えば、<MENU>キー33の作動、および結果として生じたメニューのGUI44による出力の後、ユーザは、トラックボール32を回転させ、スクローリング入力を提供し、メニュー内の様々な選択可能なオプションを連続的にハイライトし得る。一旦所望の選択可能なオプションがハイライトされると(すなわち、選択の焦点の対象となると)、ユーザは、トラックボール32をハウジング6に向けて移動させ、ハイライトされた選択可能なオプションに関する、選択入力を提供し得る。この点に関し、<MENU>キー33は、有利にも、トラックボール32に隣接して配置されているということに留意されたい。このことは、例えば<MENU>キー33を作動させることによるメニューの生成、そして好都合にもその後に続く、トラックボール32の回転による所望の選択可能なオプションのハイライト、そしてその後に続く、例えばトラックボール32をハウジング6に向けて移動させることによる、ハイライトされた選択可能なオプションによって表現されている動作を開始するための、選択入力の提供を可能にする。
トラックボール32の移動によって提供され得る追加的な入力のうちの1つは、GUI44に、縮小型のメニューを出力させる入力であるということに、さらに留意されたい。例えば、ハウジング6に向かうトラックボール32の移動は、代わりに<MENU>キー33が作動された場合よりも、より限定されたバージョンのメニューの生成および出力をもたらし得る。したがって、そのような縮小型のメニューは、論理メニューツリー内のユーザの現在の位置に対して適切であり得、ユーザが選択する可能性が高い選択可能なオプションを提供し得る。トラックボール32の回転運動は、縮小型のメニュー1035C内の選択可能なオプションの間でのスクロールのためのスクローリング入力を提供し得、トラックボール32の移動の動きは、現在ハイライトされている縮小型のメニュー1035C内の選択可能なオプションによって表現されている機能を開始するための、選択入力を提供し得る。
例えば、<MENU>キー33を作動させてメニュー1035Aを生成する代わりに、ユーザがトラックボール32を移動させた場合、GUI44は、図13に概略的に示されている縮小型のメニュー1035Cを生成し、ディスプレイ上に表示し得る。例示的な縮小型のメニュー1035Cは、選択可能なオプションとして、ユーザが最も選択する可能性が高い、メニュー1035Aからの多数の選択可能なオプションを提供する。したがって、比較的ルーチンな機能を実行しようとするユーザは、<MENU>キー33を作動させてフルメニュー1035Aを表示させる代わりに、トラックボール32を移動させ、縮小型のメニュー1035Cを生成および表示し得る。そしてユーザは、好都合にも、トラックボール32を回転させ、スクローリング入力を提供し、所望の選択可能なオプションをハイライトし得る。そしてユーザは、トラックボール32を移動させ、現在ハイライトされている縮小型のメニュー1035Cにおける選択可能なオプションによって表現されている機能を開始し得る選択入力を提供し得る。
本発明の例示的な実施形態において、<MENU>キー33の作動の結果として生成され得るメニューの多くは、ハウジング6に向かうトラックボール32の移動に応答して、縮小型のメニューとして縮小型の形式で、代わりに生成および出力され得る。しかしながら、縮小型のメニューは、<MENU>キー33の作動から生成され得る各フルメニューに対して利用可能ではないかもしれないことに留意されたい。論理メニューツリー内のユーザの特定の論理的な位置に依存して、トラックボール32の移動は、縮小型のメニューを探索するよりもむしろ、選択入力として解釈され得る。例えば、図1に示されたホームスクリーン上でのトラックボール32の移動は、アイコン1062のうちのどのアイコンが入力の焦点の対象となっているかに関する、選択入力をもたらし得る。ホームスクリーン上で<MENU>キー33が作動された場合、GUI44は、このホームスクリーンに対して適切なメニュー、例えば、ハンドヘルド電子デバイス4上で利用可能な機能(ホームスクリーン上のアイコン1062によって表現されていないかもしれない機能も含む)の全てのフルメニューを出力し得る。
図14は、例えばテキスト入力動作の間に、またはテキスト編集動作の間に、ディスプレイ18上に出力される多数のテキストを示している。図14において、インジケータ1066は、最初は文字「L」の上に存在しており(インジケータ1066Dを用いて示されている)、文字「I」まで水平方向に移動され(インジケータ1066Eによって示されている)、その後、文字「W」まで垂直方向に移動される(インジケータ1066Fによって示されている)。図10における様式と同様の様式で、カーソル1066は、トラックボール32の回転からもたらされる水平方向および垂直方向のナビゲーション入力の使用を介して、文字「L」、「I」、および「W」の間で移動される。しかしながら、図14の実施例において、トラックボール32の所定の回転距離の各回転は、インジケータ1066を、次の隣接する文字に移動させ得る。したがって、例えば、文字「L」および「I」の間でインジケータ1066を移動させる際に、ユーザは、所定の回転距離の9倍に等しい回転距離だけ、垂直軸1034Bのまわりで、トラックボール32を回転させ得る。なぜならば、「I」は「L」の右の9個目に配置されているからである。
図15は、例えば曖昧回避ルーチン44を使用するテキスト入力動作の間の、ディスプレイ18上の出力1064を示している。出力1064は、テキストコンポーネント1068およびバリアントのコンポーネント1072を含んでいると考えられる。バリアントのコンポーネント1072は、デフォルトの部分1076およびバリアントの部分1080を含んでいる。図15は、バリアント1080「HAV」上のインジケータ1066Gを示しており、例えばこれは、水平軸34Aのまわりでトラックボール32を回転させ、下向きの垂直方向のスクローリング入力を提供することからもたらされ得る。この点に関し、所定の回転距離に等しい距離だけのトラックボール32の回転は、図15に示されているように、デフォルトの位置1076に配置された位置(本明細書中では明示的には示されていない)から、第1のバリアント1080に配置された位置まで、インジケータ1066を移動させ得る。トラックボール32のそのような回転の結果、第1のバリアント1080「HAV」は、インジケータ1066Gを用いてハイライトされるので、テキストコンポーネント1068は、カーソル1084Aの直前に、同様にテキスト「HAV」を含んでいる。
図16は、デフォルトの部分1076Aおよびバリアントの部分1080Aを有する代替的なバリアントのコンポーネント1072Aを有している、代替的な出力1064Aを示している。バリアントのコンポーネント1072Aは、水平方向に配置されているが、このことは、デフォルトの部分1076Aおよびバリアントの部分1080Aが、水平方向に互いに隣接して配置されており、ユーザによって水平方向のスクローリング入力を介して(例えば、ユーザが垂直軸34Bのまわりで所定の回転距離だけトラックボール32を回転させることによって)、連続的に選択され得るということを意味している。これは、図15(デフォルトの部分1076およびバリアントの部分1080が垂直に配置されており、トラックボール32を用いた垂直方向のスクローリング入力の使用を介してユーザによって連続的に選択され得る)のバリアントのコンポーネント1072とは対照的である。
この点に関し、トラックボール32は、出力1064と関連して使用される垂直方向のスクローリング入力、ならびに出力1064Aと関連して使用される水平方向のスクローリング入力の両方を提供し得るということが理解されるべきである。例えば、曖昧回避ルーチン44は、垂直方向に配置されたバリアントのコンポーネント1072と水平方向に配置されたバリアントのコンポーネント1072Aとの間で選択することによって、ユーザが、その動作をカスタマイズすることを可能にし得る。トラックボール32は、必要に応じて、垂直方向および/または水平方向にスクローリング入力を提供し得るので、ユーザがバリアントのコンポーネント1072またはバリアントのコンポーネント1072Aを選択するかどうかに関わらず、適切なスクローリング入力を提供するように動作可能である。すなわち、トラックボール32は、バリアントのコンポーネント1072と関連して使用される垂直方向のスクローリング入力を提供するために、水平軸34Aのまわりで回転されたり、バリアントのコンポーネント1064Aと関連して使用される水平方向のスクローリング入力を提供するために、垂直軸34Bのまわりで回転されたりし得る。したがって、トラックボール32は、ハンドヘルド電子デバイス4上で常にアクティブなルーチン44の要求に依存して、適切なナビゲーション入力、スクローリング入力、選択入力、およびその他の入力を提供し得る。トラックボール32は、そのようなナビゲーション入力、スクローリング入力、選択入力、およびその他の入力が、例えばディスプレイ18上に示され得るアクティブなルーチン44に対して適切な方向へのトラックボール32の回転を介して、ユーザによって直感的に生成されることを可能にする。
さらに図16からは、バリアントのコンポーネント1072Aが、値1081(これは言語を示しており、曖昧回避ルーチン44は、曖昧なテキスト入力をこの言語に解釈する)を追加的に含んでいることがわかる。図16に示されている実施例において、その言語は英語である。
図17に見ることができるように、値1081は、ユーザによって選択され得、代替的な値1085のリスト1083の表示を引き起こし得る。代替的な値1085は、選択可能な代替的な言語を示しており、曖昧ルーチン44は、曖昧な入力をこの言語に解釈し得る。値1081の選択は、例えば、ユーザがトラックボール32を用いて水平方向のスクローリング入力を提供し、インジケータ1066を値1081上に配置させること(本明細書中では、明示的に示されてはいない)によって、そしてその後に、ハウジング6に向けてトラックボール32を移動させ、選択入力を提供することによって、達成され得る。
リスト1083における代替的な値1085は、互いに、そして値1081に対して、垂直方向に配置されている。したがって、トラックボール32を用いた垂直方向のスクローリング入力の結果として、代替的な値1085のうちの1つ(本実施例においては、代替的な値1085「FR」であり、これは、フランス語を表現している)の位置までの、インジケータ1066Iの垂直方向の移動がもたらされ得る。代替的な値1085「FR」は、任意の様々な様式で、例えばトラックボール32を再度作動させることによって、テキストの入力を継続することによって、またはその他の様式で、ユーザによって選択され得る。したがって、図16および図17からは、トラックボール32が回転され得、水平方向のスクローリング入力を提供すること、そして必要に応じて、垂直方向のスクローリング入力を追加的に提供すること、そして必要に応じて、選択入力を追加的に提供することが、理解され得る。
図18は、ディスプレイ18上の別の例示的な出力を示しており、これは例えば、データ入力ルーチン44によって使用され得る。図18の例示的な出力は、対応する記載を有する複数の入力フィールド1087を含んでいる。カーソル1084Dは、入力フィールド1087のうちの1つの入力フィールド内に配置されると、ユーザに対し、ハンドヘルド電子デバイス4の入力の焦点が、入力フィールド1087上にあるということを示す。すなわち、データ(例えば、テキスト、数字、シンボル等)は、アクティブな入力フィールド1087に入力され得る(すなわち、入力の焦点の対象となる)。ハンドヘルド電子デバイス4は、どの入力フィールド1087が入力の焦点の対象であるかに依存して、その他の動作を実行したり、またはその他のアクションを行ったりし得るということが理解されるべきである。
トラックボール32からのナビゲーション入力は、有利にも、カーソル1084D、ひいては入力の焦点が、切り替えられること、すなわち、様々な入力フィールド1087の間でシフトされることを可能にする。例えば、入力フィールド1087は、入力フィールド1087A、1087B、および1087Cを含み得る。図18は、入力フィールド1087Cに配置されているものとして、カーソル1084Dを示しており、このことは、入力フィールド1087Cが、ハンドヘルド電子デバイス4の入力の焦点の対象であるということを示している。カーソル1084D、ひいては入力の焦点は、トラックボール32を用いて、上向きの方向の垂直のスクローリング入力を提供することによって、入力フィールド1087Cから入力フィールド1087A(これは、入力フィールド1087Cに隣接しており、この入力フィールド1087Cの真上にある)までシフトされ得るということが理解される。すなわち、トラックボール32は、水平軸34のまわりで、所定の回転距離だけ回転され得る。同様に、カーソル1084D、ひいては入力の焦点は、トラックボール32を用いて、右への水平方向のスクローリング入力を提供することによって、入力フィールド1087Aから入力フィールド1087B(これは、入力フィールド1087Aの右隣に配置されている)までシフトされ得る。すなわち、そのような水平方向のスクローリング入力は、垂直軸34Bのまわりで、所定の回転距離だけトラックボールを回転させることによって、提供され得る。したがって、トラックボール32は、複数の軸のまわりで複数の方向に回転可能であり、複数の入力フィールド1087の間で複数の方向に、ナビゲーション入力、スクローリング入力、およびその他の入力を提供することがわかる。その他のタイプの入力および/またはその他のアプリケーションにおける入力は、明らかであり得る。
開示され、クレームされている概念のさらに別の実施形態にしたがう、改良されたハンドヘルド電子デバイス2004は、図19および図20に概略的に示されている。ハンドヘルド電子デバイス2004は、ハウジング2006を含んでおり、このハウジング上には、入力装置2008、出力装置2012、およびプロセッサ装置2016が配置されている。プロセッサ装置2016は、プロセッサ2036およびメモリ2040を含んでおり、このメモリには、多数のルーチン2044が格納されている。ハンドヘルド電子デバイス4上で、またはハンドヘルド電子デバイス4を用いて実行され得る動作の全ては、ハンドヘルド電子デバイス2004上で、またはハンドヘルド電子デバイス2004を用いて実行され得る。したがって、ハンドヘルド電子デバイス4と共通のハンドヘルド電子デバイス2004の特徴、ならびにこれがハンドヘルド電子デバイス4の特徴の実質的に全てを含み得るということは、概して繰り返されない。
一般的に、ハンドヘルド電子デバイス2004は、ハンドヘルド電子デバイス2004が、トラックボール32の代わりに非機械的な多軸入力デバイス2032を提供するタッチスクリーン2055を含んでいるということを除き、ハンドヘルド電子デバイス4に対して構成および機能が実質的に同一である。非機械的な多軸入力デバイス2032は、仮想トラックボール2032の形式であると考えられる。
一般的に理解されるように、タッチスクリーンディスプレイ2055は、一対の基板の間に液晶層を含んでおり、各基板は電極を含んでいる。電極は、画素の開口サイズを定義する格子を形成している。電荷が電極に印加されると、液晶層の液晶分子は、2つの基板に対してほぼ垂直に整列され得る。出力装置2012のディスプレイの入力/出力アセンブリ2053は、電極に印加される電荷の位置を制御することによって、タッチスクリーンディスプレイ2055上での画像の形成を可能にする。
加えて、タッチスクリーンディスプレイ2055は、センサアセンブリ2057を含んでおり、これは、出力デバイス2059および複数の検出器2061を含んでいる。検出器2061は、回路図的に示されており、典型的には、裸眼によって視覚されるには余りにも小さ過ぎる。各検出器2061は、出力デバイス2059と電気的に通信し、作動されたときに、出力信号を形成する。検出器2061は、以下で議論されるように、一定のパターンで配置されており、タッチスクリーンディスプレイ2055のすぐ近くの、またはタッチスクリーンディスプレイ2055に触れている外部対象を検出するように構成されている。外部対象は、典型的には、スタイラス(stylus)またはユーザの指である(図示されていない)。出力デバイス2059および/またはプロセッサ2016は、検出器信号を受信し、この信号を、タッチスクリーンディスプレイ2055に対する外部対象の位置を表現するデータに変換するように構成されている。したがって、センサアセンブリ2057は、物理的にはタッチスクリーンディスプレイ2055のコンポーネントである一方で、このセンサアセンブリは、プロセッサ装置への入力を提供するので、入力装置2008の論理コンポーネントであると考えられる。
検出器2061は、典型的には容量検出器、光学検出器、抵抗検出器、または機械的検出器、例えば、ストレインゲージまたはチャージグリッドであるが、その他の技術が、本発明の概念から逸れることなしに、使用され得る。典型的に、容量検出器は、外部対象の電場によって引き起こされた容量の変化、または容量検出器の圧縮によって引き起こされた容量の変化を検出するように構成されている。光学検出器は、光の反射(すなわち、タッチスクリーンディスプレイ2055によって形成された光)を検出するように構成されている。機械的な検出器は、タッチスクリーンディスプレイ2055の1つの側部に配置され得る列を有する格子、およびタッチスクリーンディスプレイ2055上の別の位置に配置され得る列を有していない対応する格子を含んでいる。そのような構成において、タッチスクリーンディスプレイ2055が圧縮されたときに(すなわち、ユーザによって触れられた結果として)、圧縮エリアにおける列は、対向する格子と接触し、これによって、回路を完成させる。
容量検出器は、いずれかの基板上に配置され得るが、小さな場所を取る。したがって、検出器2061に隣接して配置される任意の画素は、隣接する検出器2061と対応するために、小さなサイズまたは開口を有し得る。
検出器2061は、一定のパターンで配置され、検出器2061の少なくとも一部は、格子を形成する直線に配置されている。検出器2061の第1の部分は、タッチスクリーンディスプレイ2055の第1のエリア2081上に配置され、検出器2061の第2の部分は、タッチスクリーンディスプレイ2055の第2のエリア2083上に配置されている。図19から分かるように、第1のエリア2081は、実質的には、第2のエリア2083以外のタッチスクリーンディスプレイ2005の全領域である。
タッチスクリーンディスプレイ2055の第1のエリア2081上に配置された検出器2061の第1の部分は、画素に隣接する検出器2061の存在によって引き起こされる視覚的な干渉を最小化するために、比較的まばら(sparse)なパターンで配置されている。第1のエリア2081上の検出器2061の間隔は、好適には、検出器2061の間で約1.0mm〜10.0mmであり、より好適には、検出器2061の間で約3.0mmである。
検出器2061の第2の部分は、タッチスクリーンディスプレイ2055の第2のエリア2083上に、比較的稠密なパターンで配置されており、仮想トラックボール2032の機能をサポートするように構成されている。タッチスクリーンディスプレイ2055の第2のエリア2083における画像の品質は、そこにある検出器2061の稠密な間隔が原因で、不利な影響を受け得る。しかしながら、第2のエリア2083は、タッチスクリーンディスプレイ2055の全体と比べて、比較的小さなエリアである。好適には、第2のエリア2083における検出器2061の密度は、検出器の間で約0.05mm〜3.0mmであり、より好適には、検出器の間で約0.1mmである。さらに、第2のエリア2083における画素は、仮想トラックボール2032に専用のものなので、大きな画素で小さな画素密度を有することは、許容範囲内にある。画素のサイズは非常に大きなものであり得るので、アスペクト比は、検出器2061に隣接して配置されてはいない画素のアスペクト比よりも、かなり大きなものであり得る。第2のエリア2083における画素は、特定の機能の画素、例えば、仮想トラックボール2032を描写し、かつ仮想トラックボール2032をハイライトするために第2のエリア2083をライトアップし得る画素であり得る。
プロセッサ装置は、画像を形成し、タッチスクリーンディスプレイ2055上の画像の選択可能な部分の境界を定義するように構成されている。例えば、プロセッサ装置は、タッチスクリーンディスプレイ2055の特定の部分の上の選択可能なアイコンまたはその他の対象の画像を形成し得る。プロセッサ装置はさらに、特定の検出器2061を、タッチスクリーンディスプレイ2055の特定の部分に関連付けるように構成されている。したがって、プロセッサ装置が、特定の画像(すなわち、選択可能アイコン)に隣接している特定の検出器2061の作動を検出すると、このプロセッサ装置は、そのアイコンに関連する機能またはルーチン(例えば、カレンダープログラムを開くこと)を開始し得る。
同様に、プロセッサ装置は、特定の検出器2061を使用して、タッチスクリーンディスプレイ2055の第2のエリア2083における仮想トラックボール2032の機能をサポートするように構成されている。したがって、仮想トラックボール2032をサポートする1つ以上の検出器2061の作動は、プロセッサ装置によって、仮想トラックボール2032からの入力として解釈され得る。例えば、第2のエリア2083においてタッチスクリーンディスプレイ2055上の特定の方向に沿って延びている、連続的な複数の検出器2061の作動は、ナビゲーション入力、スクローリング入力、選択入力、および/または特定の方向の別の入力として解釈され得る。ユーザは、指を自由に(例えば、タッチスクリーンディスプレイ2055上の任意の方向に)移動させ得るので、仮想トラックボール2032は、多軸入力デバイスである。その他の入力、例えば、仮想トラックボール2032の中央領域における1つ以上の検出器2061の非移動性(non−moving)の作動は、プロセッサ装置によって、例えば、ハンドヘルド電子デバイス1004のトラックボール32のハウジング1006に向けた方向の作動によって生成され得るもののような、仮想トラックボール2032の作動入力として、解釈され得る。開示され、クレームされている概念から逸れることなしに、第2のエリア2083における検出器2061のその他のタイプの作動が、様々なその他の入力として解釈され得るということが理解され得る。
したがって、ハンドヘルド電子デバイス2004は、多軸入力デバイス2032を含んでおり、これは、非機械的であるが、それでもなお、ハンドヘルド電子デバイス4のトラックボール32と同じ機能的特徴および利点を提供する。仮想トラックボール2032は、ハンドヘルド電子デバイス2004上で使用され得る多くのタイプの多軸入力デバイスのうちの一例に過ぎないということが、理解されるべきである。
開示され、クレームされている概念の特定の実施形態が詳細に記載されてきたが、当業者によって、本発明の全教示を踏まえたときにその詳細が想到され得る様々な改変が、理解され得る。したがって、開示された特定の装置は、単なる例示として意図されており、開示され、クレームされている概念の範囲を限定することは意図されていない。開示され、クレームされている概念の範囲は、添付の請求の範囲の全範囲およびそれらの任意および全ての等価物によって与えられる。
図1は、開示され、クレームされている概念にしたがう、改良されたハンドヘルド電子デバイスの平面図である。 図2は、図1の改良されたハンドヘルド電子デバイスの回路図である。 図3は、開示され、クレームされている概念にしたがう、改良された方法の部分を示すフローチャートである。 図3は、開示され、クレームされている概念にしたがう、改良された方法の部分を示すフローチャートである。 図4は、ハンドヘルド電子デバイス上のテキスト入力動作の間の例示的な出力である。 図5は、テキスト入力動作の別の部分の間の例示的な出力である。 図6は、テキスト入力動作の別の部分の間の例示的な出力である。 図7は、ハンドヘルド電子デバイスの別のテキスト入力動作の間の例示的な出力である。 図8は、その他のテキスト入力動作の別の部分の間の例示的な出力である。 図9は、その他のテキスト入力動作の別の部分の間の例示的な出力である。 図10は、ハンドヘルド電子デバイス上に視覚的に出力され得る例示的なホームスクリーンである。 図11は、図1のハンドヘルド電子デバイス上に出力され得る例示的なメニューを示している。 図12は、別の例示的なメニューを示している。 図13は、例示的な縮小型メニューを示している。 図14は、別の例示的なテキスト入力またはテキスト編集動作の間に起こり得る出力である。 図15は、別の例示的なテキスト入力動作の間の出力である。 図16は、図15の例示的なテキスト入力動作間の代替的な出力である。 図17は、図15の例示的なテキスト入力動作の別の部分の間の別の出力である。 図18は、データ入力動作の間の例示的な出力である。 図19は、開示され、クレームされている概念の別の実施形態にしたがう、改良されたハンドヘルド電子デバイスの平面図である。 図20は、図19の改良されたハンドヘルド電子デバイスの回路図である。
符号の説明
4 ハンドヘルド電子デバイス
6 ハウジング
8 入力装置
12 出力装置
16 プロセッサ装置
18 ディスプレイ
24 キーパッド
28 複数のキー
31 <ESCAPE>キー
32 トラックボール
33 <MENU>キー
34A 水平軸
34B 垂直軸
40 メモリ
42 辞書
44 変換アルゴリズム
45 文字テーブル

Claims (8)

  1. ハンドヘルド電子デバイス上での入力を可能にする方法であって、該ハンドヘルド電子デバイスは、出力装置と、複数の入力部材を含む入力装置と、プロセッサと複数の対象が格納されたメモリとを含むプロセッサ装置とを含み、該複数の対象は、複数の言語対象と、複数の文字と、複数の単語と、複数の頻度対象を含み、該複数の言語対象の少なくともいくつかの各々は、複数の文字に関連付けられており、各単語は、任意の数の文字を含み、該複数の単語の少なくともいくつかの各々は、それに関連付けられた頻度対象を有しており、該複数の入力部材の少なくともいくつかの各々は、それに割り当てられた任意の数の言語要素を有しており、各言語対象は、任意の数の言語要素を含み、該方法は、該プロセッサにより実行され、該方法は、
    任意の数の入力部材の任意の数の作動を含む曖昧なテキスト入力を検出することであって、該入力部材の少なくともいくつかの各々は、それに割り当てられた該任意の数の言語要素として、それに割り当てられた複数の言語要素を有している、ことと、
    該曖昧な入力の複数の言語要素の順列の各々に対して、
    該メモリに格納された該複数の対象を用いて、該言語要素の順列の少なくとも最初の部分に対応する言語対象の文字列を生成することと、
    該メモリに格納された該複数の対象を用いて、任意の数の文字解釈を生成することであって、該文字解釈の各々は、任意の数の単語を含み、該単語は、言語対象の文字列に対応する文字を含む、ことと、
    該複数の言語要素の順列のうちの1つについて、少なくとも部分的な出力のために、該文字解釈のうちの1つを選択することと
    を含み、
    該選択することは、
    該文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数がその他の文字解釈のそれぞれの単語数よりも少ないこと、または、
    該文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数が、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数に等しく、かつ、その他の文字解釈のいずれの単語数よりも多くなく、かつ、該文字解釈のうちの該1つの文字解釈の結び付けられた頻度値が、該少なくとも1つのその他の文字解釈の結び付けられた頻度値よりも大きいこと
    を識別することに基づいており、
    文字解釈の該結び付けられた頻度値は、該文字解釈の単語に関連付けられた頻度対象に少なくとも部分的に基づいている、方法。
  2. 前記文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数は、その他のいずれの文字解釈の単語数よりも少ないという決定を行うことと、それに応答して、該文字解釈のうちの1つの選択を開始することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数は、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数に等しく、かつ、該単語数よりも少ない単語を含む文字解釈は存在しないという決定を行うことと、
    該決定を行ったことに応答して、該文字解釈のうちの1つの文字解釈の結び付けられた頻度値と少なくとも1つのその他の文字解釈の結び付けられた頻度値とを比較することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記曖昧なテキスト入力として、ラテン文字の曖昧なテキスト入力を検出することと、
    前記複数の言語要素の順列の各々に対し、前記メモリに格納された前記複数の対象を用いて、前記文字解釈として、中国語文字、日本語文字、韓国語文字のうちの少なくとも1つを含む任意の数の単語を生成することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. プロセッサとメモリとを含むプロセッサ装置であって、該メモリには、複数の対象が格納されている、プロセッサ装置と、
    複数の入力部材を含む入力装置であって、該プロセッサ装置に入力を提供するように構成された入力装置と、
    該プロセッサ装置からの出力信号を受信するように構成された出力装置と
    を備えたハンドヘルド電子デバイスであって、
    該複数の入力部材の少なくともいくつかの各々は、それに割り当てられた任意の数の言語要素を有しており、
    該複数の対象は、複数の言語対象と、複数の文字と、複数の単語と、複数の頻度対象とを含み、該複数の言語対象の少なくともいくつかの各々は、複数の文字に関連付けられており、各単語は、任意の数の文字を含み、該複数の単語の少なくともいくつかの各々は、それに関連付けられた頻度対象を有しており、各言語対象は、任意の数の言語要素を含み、
    該メモリには、任意の数のルーチンがさらに格納されており、該任意の数のルーチンは、該プロセッサ装置上で実行されると、複数の動作を実行することを該ハンドヘルド電子デバイスの該プロセッサに行わせ、
    該複数の動作は、
    任意の数の入力部材の任意の数の作動を含む曖昧なテキスト入力を検出する動作であって、該入力部材の少なくともいくつかの各々は、それに割り当てられた該任意の数の言語要素として、それに割り当てられた複数の言語要素を有している、動作と、
    該曖昧な入力の複数の言語要素の順列の各々に対して、
    該メモリに格納された該複数の対象を用いて、該言語要素の順列の少なくとも最初の部分に対応する言語対象の文字列を生成する動作と、
    該メモリに格納された該複数の対象を用いて、任意の数の文字解釈を生成する動作であって、該文字解釈の各々は、任意の数の単語を含み、該単語は、言語対象の文字列に対応する文字を含む、動作と、
    該複数の言語要素の順列のうちの1つについて、少なくとも部分的な出力のために、該文字解釈のうちの1つを選択する動作と
    を含み、
    該選択することは、
    該文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数がその他の文字解釈のそれぞれの単語数よりも少ないこと、または、
    該文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数が、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数に等しく、かつ、その他の文字解釈のいずれの単語数よりも多くなく、かつ、該文字解釈のうちの該1つの文字解釈の結び付けられた頻度値が、該少なくとも1つのその他の文字解釈の結び付けられた頻度値よりも大きいこと
    を識別することに基づいており、
    文字解釈の該結び付けられた頻度値は、該文字解釈の単語に関連付けられた頻度対象に少なくとも部分的に基づいている、ハンドヘルド電子デバイス。
  6. 前記複数の動作は、
    前記文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数は、その他のいずれの文字解釈の単語数よりも少ないという決定を行うことと、それに応答して、該文字解釈のうちの1つの選択を開始することとをさらに含む、請求項5に記載のハンドヘルド電子デバイス。
  7. 前記複数の動作は、
    前記文字解釈のうちの1つの文字解釈の単語数は、少なくとも1つのその他の文字解釈の単語数に等しく、かつ、該単語数よりも少ない単語を含む文字解釈は存在しないという決定を行うことと、
    該決定を行ったことに応答して、該文字解釈のうちの1つの文字解釈の結び付けられた頻度値と少なくとも1つのその他の文字解釈の結び付けられた頻度値とを比較することと
    をさらに含む、請求項5に記載のハンドヘルド電子デバイス。
  8. 前記複数の動作は、
    前記曖昧なテキスト入力として、ラテン文字の曖昧なテキスト入力を検出することと、
    前記複数の言語要素の順列の各々に対し、前記メモリに格納された前記複数の対象を用いて、前記文字解釈として、中国語文字、日本語文字、韓国語文字のうちの少なくとも1つを含む任意の数の単語を生成することと
    をさらに含む、請求項5に記載のハンドヘルド電子デバイス。
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