JP4757840B2 - 符号化装置及び編集装置 - Google Patents
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Description
同一の可変長符号語グループ内では、それに含まれる符号語の長さは同一である。
多重化手段は、複数の可変長符号語グループの中から、3個以上の符号語を含む一つの可変長符号語グループを選択し、その選択した符号語グループに含まれる符号語の中から選択した一つの符号語を用いてパラメータのいずれかを符号化する。
また、本発明の編集装置によれば、ストリームの接続時に、可変長符号化されたパラメータを含むヘッダを書き換える必要がある場合に、書き換えられるヘッダと同じ符号長を持つ符号語を用いて互換性保証が行える場合は、接続部のヘッダの符号語をその符号語で書き換えし、一方、同じ符号長を持つ符号語が存在しない場合、所定のデータ単位でのデータ長が変化しないようヘッダの書き換えが行われる。このため、ヘッダの書き換えにより必要以上のデータ書き換えを発生させることのない符号化装置、及び接続時のCPUの処理負荷や記録メディアの書き換え回数を抑制することができる。
1.映像符号化装置の構成
本実施の形態では、IDR(Instantaneous Decoding Refresh)ピクチャを用いて符号化された複数のバイトストリームの接続時に、IDRピクチャの識別情報(ID)であるidr_pic_idに対して異なる符号長の符号語への書き換えが発生しないように、バイトストリームの符号化を制御する映像符号化装置を示す。
以下に映像符号化回路700の動作を説明する。
最初に、フレーム内のデータのみで復号可能となるイントラマクロブロックの符号化について説明する。マクロブロックは通常16×16画素のブロックであり、後述するDCTやイントラ予測の単位となるブロックを複数個含む。
idr_pic_idの値=3+(i%3)
ここで、%は剰余を与える演算子である。
図4に、上記の映像符号化回路700を搭載する映像記録装置の外観図を示す。映像記録装置600は、レンズ691及びマイク692を介して入力された映像及び音声を、本体に内蔵した映像符号化回路700により符号化し、ドライブ690に挿入された記録メディア500に記録するものである。
以上説明したように、本実施の形態では、編集時に、IDRピクチャを用いて符号化された複数のバイトストリームの接続を行う際の処理負荷を軽減することのできる映像符号化装置を実現できる。
・部分ストリームa(153)終了後のバッファ占有度(VA)が接続前の部分ストリームb(163)開始直前のバッファ占有度(VB)より大きい場合は、(VA−VB)バイトのtrailing_zero_8bits(パディングビット)を部分ストリームa(153)終了直後に挿入することでバッファ占有度をVBに合わせることができる。
・VAがVBより小さい場合は、部分ストリームa(153)の最後の数ピクチャを再エンコードする等して、バッファ占有度をVBにすることができる。
以上の方法により、本実施の形態の思想を前述の前提に関わらず適用できる。
本実施の形態では、複数のバイトストリームの接続時に、PPS(ピクチャパラメータセット)の識別情報を示すpic_parameter_set_idについて書き換えが発生しないように符号化を行う映像符号化装置を示す。本実施の形態は、特に複数のPPSが符号化された、複数のバイトストリームの接続を行う際に有効である。映像符号化装置の基本的な構成は、実施の形態1で説明したものと同じである。
本実施の形態では、IDRピクチャを用いて符号化された複数のバイトストリームの接続時に、接続点に隣接するIDRピクチャのidr_pic_idの値が重複せず、かつ記録媒体上で値を書き換える領域をできる限り小さくするように構成した映像編集装置を示す。
図10に本実施の形態にかかる映像編集装置の例を示す。映像編集装置501はコンピュータ502を用いて実現できる。コンピュータ502は、映像データが記録された記録メディア500を装填するための内蔵ドライブ590又は外付けドライブ591を有する。記録メディア500は、メモリカード、光ディスク、リムーバブルハードディスク等を含む。また、コンピュータ502はネットワークケーブル594または無線でネットワークと接続され、映像データの送受信を行っても良い。コンピュータ502には、オペレータが映像編集を行うためのディスプレイ592及びキーボードマウス等の入力装置593が接続される。
図13のフローチャートを用いて本実施の形態における映像編集装置によるストリーム接続処理を説明する。
以上説明したように、本実施の形態では、可変長符号化されたパラメータ(idr_pic_id)を含むストリーム(例えばH.264のバイトストリーム)の接続時に、パラメータに対する可変長符号語として、同じ符号長を持つ符号語を用いて互換性保証が行える場合、接続部のヘッダの符号語を当該符号語で書き換え、さらに同じ符号長を持つ符号語が存在しない場合にも、データの書き換えに要する処理負荷をできる限り抑制するよう、パラメータを書き換える。これにより、IDRピクチャを用いて符号化された複数のバイトストリームを接続する際に、隣接するピクチャのidr_pic_idの値が重複せず、かつ記録媒体上で値を書き換える領域をできる限り小さくするように構成した映像編集装置を実現できる。ここで値を書き換える領域ができる限り小さくできるのは次の理由からである。
1)id_B1を等長の符号語で書き換え可能な場合(S157)は、当該ピクチャに含まれる全てのスライスのidr_pic_idのみを書き換えれば良い。
2)等長の符号語が存在しない場合(S158)は、cabac_alignment_one_bitを利用することでデータ量の大きいスライスデータを書き換える必要がない。
3)スライスデータの書き換えが必要な場合(S155)にも、id_B1を8ビットシフトすることでスライスデータをバイト単位のシフトで済ませることができる。
本実施の形態では、実施の形態3の映像編集装置において、複数のバイトストリームを接続する際に、pic_parameter_set_idの値を正しく書き換え、かつ記録媒体上で値を書き換える領域を出来る限り小さくするように構成した映像編集装置を示す。本実施の形態の映像編集装置の動作は基本的に実施の形態3における図13から図15のフローチャートで示したとおりである。但し、図13から図15において、idr_pic_idを、pic_parameter_set_idに読み替える。
110 シーケンスパラメータセット
111 ピクチャパラメータセット
120 スライスヘッダ
121 スライスデータ
141 クラスタ
200 ID書き換え処理
220 SPS・PPSの読み込み・生成処理
500 記録メディア
501 映像編集装置
600 映像記録装置
700 映像符号化回路
701 ヘッダ生成・多重化回路
804 ファイルアロケーションテーブル
Claims (7)
- 映像信号を入力してH.264規格に基づいて符号化してストリームを生成する符号化装置であって、
複数の可変長符号語グループの中の一つのグループに含まれる符号語を用いて入力した映像信号を符号化する符号化手段と、
少なくともシーケンスパラメータセット、ピクチャパラメータセットおよびスライスヘッダのいずれかを含むパラメータを生成し、そのパラメータを符号化し、前記符号化手段からの出力データに付加することにより、前記ストリームを生成する多重化手段とを備え、
同一の可変長符号語グループ内では、それに含まれる符号語の長さは同一であって、
前記多重化手段は、複数の可変長符号語グループの中から、3個以上の符号語を含む一つの可変長符号語グループを選択し、その選択した符号語グループに含まれる符号語の中から選択した一つの符号語を用いて前記パラメータのいずれかを符号化する、
ことを特徴とする符号化装置。 - 前記パラメータはidr_pic_idである、ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記符号化手段は映像信号を符号化したスライスデータを生成し、
前記多重化手段は前記スライスデータに対するヘッダを生成し、前記ヘッダを前記スライスデータに付加することにより前記ストリームを生成し、
前記パラメータは前記ヘッダに含まれる、ことを特徴とする請求項1または2記載の符号化装置。 - 前記パラメータはpic_parameter_set_idである、ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 映像信号を入力してH.264規格に基づいて符号化してストリームを記録する記録装置であって、
複数の可変長符号語グループの中の一つのグループに含まれる符号語を用いて入力した映像信号を符号化する符号化手段と、
少なくともシーケンスパラメータセット、ピクチャパラメータセットおよびスライスヘッダのいずれかを含むパラメータを生成し、そのパラメータを符号化し、前記符号化手段からの出力データに付加することにより、前記ストリームを生成する多重化手段と、
前記多重化手段から出力されたストリームを記録媒体に記録する記録手段とを備え、
同一の可変長符号語グループ内では、それに含まれる符号語の長さは同一であって、
前記多重化手段は、複数の可変長符号語グループの中から、3個以上の符号語を含む一つの可変長符号語グループを選択し、その選択した符号語グループに含まれる符号語の中から選択した一つの符号語を用いて前記パラメータのいずれかを符号化する、
ことを特徴とする、記録装置。 - 映像信号を入力してH.264規格に基づいて符号化してストリームを生成する符号化方法であって、
複数の可変長符号語グループの中の一つのグループに含まれる符号語を用いて入力した映像信号を符号化する符号化ステップと、
少なくともシーケンスパラメータセット、ピクチャパラメータセットおよびスライスヘッダのいずれかを含むパラメータを生成し、そのパラメータを符号化し、前記符号化ステップからの出力データに付加することにより、前記ストリームを生成する多重化ステップとを含み、
同一の可変長符号語グループ内では、それに含まれる符号語の長さは同一であって、
前記多重化ステップは、複数の可変長符号語グループの中から、3個以上の符号語を含む一つの可変長符号語グループを選択し、その選択した符号語グループに含まれる符号語の中から選択した一つの符号語を用いて前記パラメータのいずれかを符号化する、
ことを特徴とする符号化方法。 - 前記パラメータはidr_pic_idである、ことを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
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