JP4753975B2 - 商品関心度計測装置 - Google Patents
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以上のことから、展示された商品が来客全体にどの程度注目されたかを推し量るための客観的なデータを収集する商品関心度計測装置が種々に工夫されており、商品周辺を常時カメラで観察し、当該カメラ画像を処理して来客の挙動を分析し、この挙動から当該商品に関心を示したと推測される来客を認識し、これを計測する等して商品に対する来客の関心度(あるいは注目度)を計測するものがある。
来客全体から商品が受ける関心度を推し量るのに、当該商品近辺での通行者の分布密度、移動速度、停止時間、通過位置、顔の向き等で如何にして関心度を推し量るか、また、商品近辺での来客の挙動をどのように捉え、どのように評価するか等に関する発明が下記の特許文献に記載されている。
また、個々の買い物客(来客)の特定商品に対する関心度合いの定量的な計測データ、およびその分布を的確に把握することが、個々の商品に対する買い物客の関心度合いを詳細に分析する上で有効である。
さらに、従来の商品関心度計測装置は来客の挙動を継続して常時光学的に捉え、これを分析するものであるが、一つの画像内に複数の商品がある場合は個々の商品に対する買い物客全体の関心度を計測することは困難であり、即ち、従来の機器では一つの画像内に複数の商品を含むように撮像範囲を大きくすると、画像の歪みや解像度等の関係で個々の商品に対して買い物客を人別にその挙動を詳しく把握することが難しく、そのため、一つの商品関心度計測装置による計測対象はほとんど1商品に限られる。したがって、各展示品についての商品関心度はそれぞれの商品関心度計測装置で計測する必要があるので、複数の商品についてそれぞれに対する商品関心度を計測する場合は、多くの商品関心度計測装置を要し、極めて非能率的、非効率的である。
また、個々の展示品が来客全体からどの程度の関心ないしは注目されたかを、例えば関心を示した来客者の総数、あるいは、どの程度の来客がどの程度の時間立ち止まって注目したかの延べ時間などで推し量るのではなく、つまり、全来客が展示品に対して示した挙動から当該展示品が、例えば一日の全来客からどの程度の関心が示されたかを計測データから推し量るのではなくて、来客個々が展示品に対して直接的に示す挙動に関連するデータを高精度に簡便に多量に収集できれば、このデータをデータ加工処理装置で種々に加工処理して、展示品の種類、展示状況、周りの環境、来客の種類、季節などに適した種々の観点から分析し、種々の基準で収集、評価することができ、これによって、利用価値の高い最も有効な商品関心度情報を得ることができる。
したがって、個々の来客(買い物客と同じ)が個々の商品に対して示した挙動についての高精度のデータを簡便に多量に収集し、これをデータ加工処理装置に適時に出力できる商品関心度計測装置の実現が強く求められる。
(イ)上記撮像画像上で個々の人を認識し、当該人の仮想重心点の移動を追跡し、
(ロ)上記商品の至近距離の範囲内として設定された複数の関心計測領域内での当該仮想重心点の滞在時間をそれぞれ計測する画像処理装置を備えており、
(ハ)上記画像処理装置は、上記撮像画像において人物画像の概略的な輪郭を法線ベクトルで認識し、当該法線ベクトルを基にその人物画像を上記仮想重心点として捉えるとともに、当該仮想重心点を経時的に追跡する人認識手段と、
(ニ)上記複数の関心計測領域内で人別に上記仮想重心点の瞬間移動速度をそれぞれ計測する移動速度計測手段と、
(ホ)上記関心計測領域内での関心移動速度以下の上記仮想重心点の移動時間を計測し、これを滞在時間として来客別(人別)に記憶装置に登録する滞在時間計測手段と、
(へ)上記関心移動速度が、来客である人が展示品に接近してこれを注視するときの移動速度であり、
(ト)上記記憶装置に登録された来客別(人別)の滞在時間を読み出し、これを加工するデータ加工処理装置と、
(チ)上記データ加工処理装置からの関心度情報を出力する出力装置とを備えていること。
また、上記の「滞在時間」は、関心移動速度、すなわち、来客が展示品に接近してこれを注視するときの移動速度による移動時間であり、関心移動速度の判別基準は、衣類、食料品などの小物の場合は例えば0.5km/h以下、工作機械などの大物の場合は例えば1km/h以下の微速移動である。
上記画像処理装置は、上記撮像画像において人物画像の概略的な輪郭を法線ベクトルで認識し、当該法線ベクトルを基にその人物画像の位置を上記仮想重心点として捉えるとともに、当該仮想重心点を経時的に追跡する人認識手段を含む画像処理装置であるので、各関心計測領域についての上記処理が可能である。そしてこの場合、隣の商品が互いに離れている必要はない。したがって、一つのカメラの撮像範囲内に複数の商品を配置し、複数の商品それぞれについての関心度を並行して同時に計測することができる。なお、上記処理は関心計測領域が3個以上の多数でも可能であり、他方一つでも可能である。したがって、1画像内に一つの商品を配置し、これに本願発明を適用して実施することも可能である。
上記仮想重心点の上記関心計測領域内での瞬間移動速度を上記移動速度計測手段で計測し、上記瞬間移動速度が関心移動速度以下のときのその移動時間を計測し、これを個々の来客別の滞在時間として登録し、当該滞在時間を基礎データとして各来客の関心度合いを評価し、データを集計し加工して客観的で具体的な関心度情報を作成する。
したがって、個々の商品に対する来客全体(又は全来客)の関心度合いのレベル、各レベルの分布、当該分布の経時変化を客観的なデータにより定量的に把握することができる。
また、複数の商品が隣接して配置されている場合も、個々の商品に対する関心度計測領域を設定し、これらの商品に対して特に関心を示した来客の挙動を個別に観察して滞在時間を計測するので、隣接して配置された複数の商品についての関心度を別々に高精度で計測することができる。
また、個々の商品に対する来客の関心度合いの計測精度を高くし、関心度合いの集計結果に対する信頼度を高くするとともに、個々の商品に対する関心度合いの程度、関心度合いの分布(滞在時間別分布、時刻別分布等)及びこれらの経時変化を定量的に把握することができる。
(実施の形態1)
本実施の形態1は商品関心度計測装置の単純な適用例であり、マネキンディスプレイに対する商品関心度と展示棚によるディスプレイに対する商品関心度との2つを計測する場合の一例である。
図2は、商品関心度計測装置2の構成図を示し、この商品関心度計測装置2は、1台のCCDカメラ(撮像装置)9、操作手段7、画像処理装置3、関心度合い判別装置4、関心度合い別データ記憶装置5、データ加工処理装置6、出力装置8によって構成されている。
関心計測領域A1は実空間の商品の外周部から当該商品の至近距離の範囲内に設定される。商品の至近距離の範囲内とは、人が商品をのぞき込み、又は商品に触れ、あるいは、商品のにおいを嗅ぐなどの5感によって、商品からの情報を収集する行為を行うときに、当該商品に接近する程度の至近距離の範囲内である。例えば、上記マネキンMに着せて衣料品を展示している場合は、衣類の特定の部分を凝視したり、生地に触れて確かめる等のときに接近する至近距離であり、例えば、マネキンMの外周部から1m以内の範囲内である。
sita=ATAN(SV/CV)・・・(1)
(式(1)中、SVは画素のピクセル値にフーリエ変換の正弦波を積和した積和値、CVは画素のピクセル値にフーリエ変換の余弦波を積和した積和値、ATANはアークタンジェント、sitaはフーリエ変換で得られる位相値を示す。)
但し、上記の円周内には物体像Bの輪郭部が入っておらず、円周内の画像がほとんど均一な濃度分布のところを除くため、下記式(2)に示す、前記SVおよび前記CVの二乗和の平方根の値(pow)が一定値以下のときはこの処理点Pには濃淡が無いとして扱う。
pow=SQRT((SV)2+(CV)2)・・・(2)
そして、人認識手段31で特定する人物画像hの仮想重心点Gが関心計測領域A外へ出た時点か、あるいは撮像画像1外に消えた時点で上記人認識手段31、滞在時間計測手段33でそれぞれ記録した情報が関心度合い判別装置4に出力される。
なお、上記判別基準は、関心計測領域内での停止状態(例えば瞬間移動速度0.3km/h以下)の時間とすることができる。この停止状態の有無によって区別するのは、立ち止まって注目した来客を峻別して登録できるので、強い関心を示した来客の割合や強い関心を示す来客が多い時間帯等の関心度情報に関連する細かな情報を収集することができる。
また、関心計測領域A内での関心移動速度と関心度をランク分けする基準時間とをパラメータとして、関心度合いを種々に区分けすることもできる。
まず、操作手段7によって、画像処理装置3に対してカメラ9で撮像する撮像画像1上にマネキンMに対する関心計測領域A1と展示棚Dに対する関心計測領域A2を設定すると共に、各関心計測領域A1,A2に対する判別基準(関心移動速度)を設定する。次いで、関心度合い判別装置4に対して関心度の判別基準(時間基準)を設定する。
以上の設定が完了すると、マネキンディスプレイ及び展示棚のディスプレイのそれぞれに対する買い物客ごとのこれら商品の関心度度合いが次のようにして計測される。
そして、この関心度合い別データ記憶装置5に登録された関心度合い別データは、操作手段7を操作してデータ加工処理装置6によって所定の出力形式に加工され、出力装置8によって、図8に示すような表、グラフの形式で出力される。
すなわち、複数の商品のそれぞれに対する買い物客の特別の関心の有無だけでなく、それぞれの商品に対する個別の関心度レベルが上記滞在時間の長さで個別に多段階に判別されるから、それぞれの商品に対する個々の関心の高さを容易に知ることができる。
それゆえ、個々の商品に対する買い物客全体(全来客)の関心度合いの程度、その分布及びこれらの経時変化を客観的なデータにより定量的に把握することができる。
また、関心度合いデータをどのように加工してどのような形態で表示するかは、商品の種類、客層などに応じて適宜工夫し、選択されるべきことであり、特別に関心が高い来客について、関心度合い別の分布、経時変化、時刻別データなどの他に、関心度合い別割合で表示すること、あるいは、全買い物客数に対する割合で表示すること等は、全体の関心度合いの程度を分析し、把握する上で有効である。
さらに、一つの撮像画像1内に複数の展示品がある場合は、撮像画像1内への進入位置、脱出位置の如何によって、各展示品に対して示す関心度に顕著に影響することがあり、また、撮像画像1への進入位置、脱出位置が重要な情報である場合がある。このような場合は、関心計測領域A1又はA2での滞在時間の他に進入位置P1、脱出位置P2、両位置P1,P2間の移動軌跡を登録して(図1参照)、これを関心度の分析評価にこれらを利用することができる。
実施の形態2による商品関心度計測装置2は、同じ関心計測領域A1,A2において上記滞在時間計測手段33における判断基準としての関心移動速度を複数段階に規定するものである。例えば、第1の関心移動速度を0.5km/hとし、第2の関心移動速度を0.3km/hとして設定する。そして、この滞在時間計測手段33では、関心計測領域A1,A2内での人物の仮想重心点Gの瞬間移動速度が第1の関心移動速度0.5km/h以下のときの第1の滞在時間を計測すると共に、第2の関心移動速度0.3km/h以下のときの第2の滞在時間をも計測する。このとき、当該仮想重心点Gにおける第1の滞在時間のうちで第2の滞在時間の割合が多い程に当該商品の関心度が高いとランク分けして評価することができる。これによって、人物の瞬間移動速度と滞在時間との組合せで、関心度合いの程度をより詳しく判別し分析することができる。その他の構成及び作用効果については実施の形態1のものと同様である。
図11に示すように、実施の形態3による商品関心度計測装置102は、1台の撮像装置109、画像処理装置103、データ加工処理装置106、操作手段107及び出力装置108を備える。なお、撮像装置109は、実施の形態1の撮像装置9と同様である。
画像処理装置103は、関心測定用パラメータ設定手段130、人認識手段131、行動データ計測手段134、関心データ計測手段135、データ記録手段105等を備える。この画像処理装置103は、例えば、コンピュータソフトウエアをインストールしたCPUやメモリ等を備えた装置により構成される。
なお、以上の関心計測領域A1,A2、関心移動速度の設定の操作は、操作手段107を操作することにより行われる。
これにより、一人の人物が各商品をどのぐらいの関心をもって見て廻ったかを分析することができる。このとき、関心の高い商品ほど滞在時間が長くなる。従って、一人の人物が複数の商品のうちのどの商品に最も関心を示したかを滞在時間の長さから知ることができる。
特に、上記滞在時間は、人物が関心計測領域A1,A2内で関心移動速度以下の移動速度である間の時間としている。これは、商品に対して特に関心を注いでいる人物の判定は、この関心計測領域A1,A2内で商品を手に持って立ち止まっているだけでなく、商品の周りを行き来して見て回る人も多く、そのため、ある一定の移動速度以下、すなわち関心移動速度以下をもって関心行為とみなし計測することにより正確な関心者の測定が可能となるからである。
複数の商品が展示されている状態での展示された個々の商品に対する買い物客の関心度合いを計測する商品関心度計測装置102であって、
複数の商品を配置する領域を上方から常時撮影する1台の撮像装置109と、
上記撮像装置109により撮影した撮像画像1内において関心度を測定したい商品の設置位置のそれぞれに当該設置位置に一定距離近づいた人物を関心者と判定するための関心計測領域A1,A2を設定する関心測定用パラメータ設定手段130と、
上記撮像画像1内の人物をベクトル焦点法による画像処理技術により個々に認識し、当該人物の仮想重心点Gの移動を追跡して、人物ごとに人物番号を付けて移動経路を測定する人認識手段131と、
上記人認識手段131により追跡している人物の仮想重心点Gが上記関心計測領域A1,A2内に滞在している間における当該人物の移動速度を測定し、当該人物の移動速度が商品に関心を示すときの関心移動速度以下に低下した場合にその低下した間の時間を測定し、この測定した時間を滞在時間とする手段であって、上記人認識手段131により人物を追跡している間に同じ人物が同じ関心計測領域A1,A2に再進入した場合には上記滞在時間を累積して計測する関心データ計測手段135と、
上記関心データ計測手段135により測定された滞在時間を当該人物の関心データとして記録するデータ記録手段105と
上記データ記録手段105に記録された関心データよりその滞在時間の長さに応じて個々の商品に対する関心度レベルを数段階に分類してランク集計を行うデータ加工処理装置106とを備える。
また、上記商品関心度計測装置102は、上記人認識手段131により追跡している人物が関心計測領域A1,A2に進入したときの関心計測領域A1,A2進入時刻及び当該関心計測領域A1,A2から退出したときの関心計測領域A1,A2退出時刻を測定する行動データ計測手段134を備え、上記データ記録手段105は、上記行動データ計測手段134により人物ごとに測定した各関心計測領域A1,A2の進入時刻及び退出時刻を行動データとして記録する。
そして、上記滞在時間の計測は、複数の関心計測領域A1,A2が設定されている場合は各関心計測領域A1,A2ごとに行われる。
しかし、関心者の平均滞在時間は、商品Bの方が長いことから、じっくり商品を眺めると、商品Bの方が商品Aよりも関心が高いとも考えられる。
一方、各商品A,Bそれぞれでは、商品Aの方は、関心度レベル1の関心者数が多く、この商品Aは、人目を引き付ける傾向の強い商品であるとか、その展示場所がよい等と評価することができる。商品Bの方は、関心度レベル2の関心者数が多く、この商品Bは比較的関心が高いと評価することができる。
なお、この図11に示す3月第5週における商品Aと商品Bの売上げ個数は同じ程度であった。
以上を踏まえ、4月第1週のときに商品Bの展示方法を変更した。
一方、各商品A,Bそれぞれでは、前週(3月第5週)と同じく、商品Aの方は、関心度レベル1の関心者数が多く、商品Bの方は、関心度レベル2の関心者数が多いことから、商品Aは、商品Bよりも人目を引き付ける傾向の強い商品であると判断できる。
例えば、関心計測領域A1,A2は離れて配置されており、これらを一つの撮像画像内に収め、関心計測領域A1,A2内の展示品に対する来客の関心度度合いを別々に計測しているものであるが、3つ、4つ等の複数の展示品(商品)を隣接して展示して、それぞれの商品についての関心度合いを計測する場合、上記関心計測領域Aを隣接して設定し、3つ、4つ等の複数の商品個々ごとに関心度合いを計測することもできる。
また、関心計測領域Aは、所期の目的に適うように、商品を展示するマネキンMや展示棚D等の展示形態の外形状に合わせて、円形、四角形、多角形などの各種の形状に適宜設定することができる。
また、買い物客(又は来客)個々人の関心度合いの程度を、滞在時間の長さ、又は滞在時間と移動速度とに基づいて判別する他、これに加えて、これら以外の他のデータ、例えば、買い物客の行動に関するデータ(進路の方向等)をも考慮して判別することも可能である。
2:商品関心度計測装置
3:画像処理装置
4:関心度合い判別装置
5:関心度合い別データ記憶装置
6:データ加工処理装置
7:操作手段
8:出力装置
9:カメラ(撮像装置)
31:人認識手段
32:移動速度計測手段
33:滞在時間計測手段
41:関心度合い判別手段
42:関心度合いパラメータ
A1,A2:関心計測領域
D:展示棚
h:人物画像
M:マネキン
Claims (1)
- 複数の商品を配置する領域を1台の撮像装置で上方から常時撮像している撮像画像に基づいて、当該商品に対する買い物客の関心度合いを計測する商品関心度計測装置であって、
上記撮像画像上で個々の人を認識し、当該人の仮想重心点の移動を追跡し、上記商品の至近距離の範囲内として設定された複数の関心計測領域内での当該仮想重心点の滞在時間をそれぞれ計測する画像処理装置を備えており、
上記画像処理装置は、
上記撮像画像において人物画像の概略的な輪郭を法線ベクトルで認識し、当該法線ベクトルを基にその人物画像を上記仮想重心点として捉えるとともに、当該仮想重心点を経時的に追跡する人認識手段と、
上記複数の関心計測領域内で人別に上記仮想重心点の瞬間移動速度をそれぞれ計測する移動速度計測手段と、
上記関心計測領域内での上記瞬間移動速度が関心移動速度以下の上記仮想重心点の移動時間を計測し、これを滞在時間として人別に記憶装置に登録する滞在時間計測手段とを備え、
上記関心移動速度が、来客である人が展示品に接近してこれを注視するときの移動速度であり、
上記記憶装置に登録された人別の滞在時間を読み出し、これを多段階の時間基準に基づいて多段階の関心度レベル毎に時間と人数で集計した関心度情報に加工するデータ加工処理装置と、
上記データ加工処理装置からの関心度情報を出力する出力装置とを備えている商品関心度計測装置。
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