JP4750130B2 - 通信システムにおけるネットワーク再進入動作を遂行するシステム及び方法 - Google Patents

通信システムにおけるネットワーク再進入動作を遂行するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムに関し、特に、移動端末機のハンドオーバーによるネットワーク再進入(network re-entry)動作を遂行するシステム及び方法に関する。
次世代通信システムにおいては、高速の転送速度で多様なサービス品質(Quality of Service:以下、“QoS”と称する)を保証するサービスをユーザに提供するための活発な研究が進んでいる。
一方、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network:以下、“LAN”と称する)通信システム及び都市規模ネットワーク(Metropolitan Area Network:以下、‘MAN’と称する。)通信システムは、高速の転送速度を支援する。広帯域無線接続(Broadband Wireless Access:以下、“BWA”と称する)通信システムである無線MAN通信システムは、無線LAN通信システムに比べて、さらに広いサービスエリアを有し、さらなる高速の転送速度を支援する。従って、現在の次世代通信システムにおいては、比較的高い転送速度を保証する無線LAN通信システム及び無線MAN通信システムに加入者端末機(Subscriber Station;以下、“SS”と称する)の移動性及びQoSを保証する形態で新たな通信システムを開発して、次世代通信システムから提供される高速のサービスに対応するようにする研究が活発に進んでいる。
無線MANシステムの物理チャネル(physical channel)において、広帯域送信ネットワークを支援するために、直交周波数分割多元(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:以下、“OFDM”と称する)方式/直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:以下、“OFDMA”と称する)方式を採用するシステムが、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16a及びIEEE802.16e標準に基づくIEEE802.16a通信システム及びIEEE802.16e通信システムである。
図1は、従来のIEEE802.16e通信システムの構成を示す図である。
図1を参照すると、IEEE802.16e通信システムは、マルチセル構造(multi-cell structure)を有し、すなわち、セル100及びセル150を含み、セル100を管理する基地局(Base Station;以下、“BS”と称する)110と、セル150を管理するBS140と、複数の移動端末機(Mobile Station:以下、“MS”と称する)111、113、130、151、及び153とを含む。そして、BS110及び140とMS111、113、130、151、及び153との間の信号送受信は、OFDM/OFDMA方式を用いてなされる。しかしながら、MS111、113、130、151、及び153の中のMS130は、セル100とセル150との境界地域、すなわち、ハンドオーバー領域に位置する。すなわち、MS130は、BS110と信号を送受信する間に、BS140が管理するセル150へ移動すると、MS130に対するサービング(serving)BSをBS110からBS140へ変更する。
図2は、従来のIEEE802.16e通信システムにおけるハンドオーバーによるMSのターゲットBSとのネットワーク再進入過程を示す信号フローチャートである。
図2を参照すると、まず、MS200は、サービングBSからターゲットBS250へのハンドオーバーを遂行すると、ステップS211で、ターゲットBS250とダウンリンク(downlink)同期を取得し、ダウンリンク及びアップリンク(uplink)で使用されるパラメータ(parameter)を受信する。この後、MS200は、ターゲットBS250とレンジング(ranging)動作を遂行することによって、アップリンク同期を取得し、送信電力を調整する動作を遂行しなければならない。従って、MS200は、ステップS213で、ターゲットBS250へレンジング要求(Ranging Request:以下、“RNG-REQ”と称する)メッセージを送信し、ターゲットBS250は、ステップS215で、RNG-REQメッセージに応じたレンジング応答(Ranging Response:以下、“RNG-RSP”と称する)メッセージをMS200へ送信する。
このように、上記レンジング動作を遂行した後、MS200は、ステップS217で、ターゲットBS250とMS200の基本容量を折衝するために、ターゲットBS250へ加入者端末機基本容量要求(Subscriber Station Basic Capability Request:以下、“SBC-REQ'と称する)メッセージを送信する。ここで、SBC-REQメッセージは、MS200がターゲットBS250と基本容量に対する折衝のために送信される媒体アクセス制御(Medium Access Control:以下、“MAC”と称する)メッセージであって、MS200が支援可能な変調(modulation)及び符号化(coding)方式に関する情報を含む。MS200からSBC-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS250は、ステップS219で、上記受信されたSBC-REQメッセージに含まれているMS200が支援可能な変調及び符号化方式を検査した後、SBC-REQメッセージに応じた加入者端末機基本容量応答(Subscriber Station Basic Capability Response:以下、“SBC-RSP”と称する)メッセージをMS200へ送信する。
SBC-RSPメッセージを受信したMS200は、ステップS221で、MS認証及び暗号化キーの交換のためにターゲットBS250へ暗号キー管理要求(Privacy Key Management Request:以下、“PKM-REQ”と称する)メッセージを送信する。ここで、PKM-REQメッセージは、MS認証のためのMACメッセージであって、MS200の固有情報(certificate)を含む。PKM-REQメッセージを受信したターゲットBS250は、PKM-REQメッセージに含まれているMS200の固有情報を用いて認証サーバ(Authentication Server:AS)(図示せず)とMS200に対する認証を遂行する。上記認証の結果、MS200が認証されたMSである場合、ターゲットBS250は、ステップS223で、PKM-REQメッセージに対する応答メッセージである暗号キー管理応答(Privacy Key Management Response:以下、“PKM-RSP”と称する)メッセージをMS200へ送信する。ここで、PKM-RSPメッセージは、MS200に割り当てられた認証キー(Authentication Key:AK)及び暗号化キー(Traffic Encryption Key:TEK)を含む。
PKM-RSPメッセージを受信したMS200は、ステップS225で、登録要求(Registration Request:以下、“REG-REQ”と称する)メッセージをターゲットBS250へ送信する。ここで、REG-REQメッセージは、MS200に関するMS登録情報を含む。REG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS250は、ステップS227で、REG-REQメッセージに含まれているMS登録情報を検出し、上記検出の結果に従って、MS200をターゲットBS250に登録し、REG-REQメッセージに対する応答メッセージである登録応答(Registration Response:以下、“REG-RSP”と称する)メッセージをMS200へ送信する。ここで、REG-RSPメッセージは、上記登録されたMSに関するMS登録情報を含む。
このように、ターゲットBS250への登録を完了したMS200は、ステップS229で、MS200のタイプ、又はMS200に関する情報がBS間で共有され、やりとりされるか否かに基づいて、ターゲットBS250へのインターネットプロトコル(Internet Protocol:以下、“IP”と称する)接続(connection)を選択的(optional)に設定するか、または、ステップS231で、ターゲットBS250へ動作パラメータを送信する動作を遂行することができる。ここで、ターゲットBS250へのIP接続を設定するか、または、動作パラメータを送信する動作は、選択的に遂行されることができる。この後、MS200は、ステップS233で、サービングBSでサービスされていたフロー(flow)を再設定することによって、接続を再設定し、ステップS235で、再設定された接続を通じてターゲットBS250と通信サービスを正常に遂行する。
図3は、従来のIEEE802.16e通信システムにおけるハンドオーバーによるMSのターゲットBSとのネットワーク再進入過程の間のSBC-REQメッセージ、SBC-RSPメッセージ、REG-REQメッセージ、及びREG-RSPメッセージの送受信過程を示す信号フローチャートである。
図3を参照すると、MS300は、サービングBSからターゲットBS350へのハンドオーバーを遂行した後、ステップS311で、ターゲットBS350とのレンジング動作を遂行するために、RNG-REQメッセージをターゲットBS350へ送信する。すると、ステップS313で、ターゲットBS350は、RNG-REQメッセージに応じたRNG-RSPメッセージをMS300へ送信する。RNG-RSPメッセージを受信すると、MS300は、ステップS315で、予め定められた時間内にターゲットBS350へSBC-REQメッセージを送信する。MS300は、ターゲットBS350へSBC-REQメッセージを送信する際に、SBC-REQメッセージに応じたSBC-RSPメッセージの受信を待機するのに使用されるタイマT18を始動させ、タイマT18が満了する(expire)までSBC-RSPメッセージの受信を待機し、タイマT18が満了すると、SBC-REQメッセージをターゲットBS350へ再送信する。
しかしながら、ステップS317で、タイマT18が満了する前に、MS300がターゲットBS350からSBC-RSPメッセージを受信すると、MS300は、ステップS319で、ターゲットBS350への登録のために、ターゲットBS350へREG-REQメッセージを送信する。図2を参照して説明したように、SBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信動作を行った後、PKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージを送受信する動作がMS300とターゲットBS350との間で遂行されなければならないとしても、説明の便宜上、図3では、PKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信動作を省略する。REG-REQメッセージをターゲットBS350へ送信する際に、MS300は、REG-REQメッセージに応じたREG-RSPメッセージの受信を待機するのに使用されるタイマT6を始動させ、タイマT6が満了するまで、REG-RSPメッセージの受信を待機し、タイマT6が満了すると、REG-REQメッセージをターゲットBS350へ再送信する。タイマT6が満了する前に、ステップS321で、MS300がターゲットBS350からREG-RSPメッセージを受信すると、ネットワーク再進入のための次の動作を遂行する。
一方、MSがサービングBSからターゲットBSへのハンドオーバーを遂行する場合、バックボーンネットワーク(backbone network)を介してサービングBSとターゲットBSとの間のハンドオーバープロセスを最小化することによって、上記ハンドオーバーによるサービス遅延を最小化することができる。このために、サービングBS又はターゲットBSは、1バイト(byte)で構成されたハンドオーバープロセス最適化フィールド(Hanover (HO) Process Optimization field)を用いて、MS及びMSのハンドオーバーに必要とされるプロセスの中で省略可能なプロセスを示す情報をMSに提供する。下記<表1>を参照して、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドのフォーマットについて説明する。
Figure 0004750130
上記<表1>に示すように、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドは、8ビットを含み、MSがネットワーク再進入動作を遂行する間に、各種プロセスを遂行すべきか否かを示すのに使用される。8ビットの各々は、MSがサービングBSからターゲットBSへのハンドオーバーを遂行した後、ターゲットBSとのネットワーク再進入動作を遂行する間に必要とされるプロセスの各々を省略することができるか否かを示す。各ビットが示す情報について説明すると、次の通りである。
1番目に、ビット#0は、ターゲットBSとMSとの間でのSBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#0が‘0'である場合、ターゲットBSとMSとの間でのSBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#0が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのSBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信を遂行しないことを示す。
2番目に、ビット#1は、ターゲットBSとMSとの間でのPKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#1が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのPKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#1が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのPKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信を遂行しないことを示す。
3番目に、ビット#2は、ターゲットBSとMSとの間でのREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#2が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#2が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信を遂行しないことを示す。
4番目に、ビット#3は、ターゲットBSとMSとの間でのネットワークアドレス取得管理(Network Address Acquisition management)メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#3が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのネットワークアドレス取得管理メッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#3が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのネットワークアドレス取得管理メッセージの送受信を遂行しないことを示す。ここで、上記ネットワークアドレス取得管理メッセージとは、MSがターゲットBSからネットワークアドレスを取得するために必要とされるメッセージを意味する。
5番目に、ビット#4は、ターゲットBSとMSとの間での時間情報取得管理(Time Of Day Acquisition management)メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#4が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間での時間情報取得メッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#4が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間での時間情報取得メッセージの送受信を遂行しないことを示す。ここで、上記時間情報取得メッセージとは、MSがターゲットBSから時間情報を新たに取得するために必要とされるメッセージを意味する。
6番目に、ビット#5は、ターゲットBSとMSとの間でのトリビアルファイル転送プロトコル(Trivial File Transfer Protocol:以下、“TFTP”と称する)管理メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#5が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのTFTP管理メッセージの送受信を遂行することを示す。ビット#5が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのTFTP管理メッセージの送受信を遂行しないことを示す。ここで、ビット#3、ビット#4、及びビット#5に関連したプロセスをMSに適用するか否かは、MSのタイプに基づいて決定される。しかしながら、ここでは、MSの種類に関係なしに、すべてのMSに適用されると仮定する。
7番目に、ビット#6は、サービングBSがMSに提供していたサービスに関する情報及びMSの動作状態情報をターゲットBSへ送信するか、又はBSが上記情報を共有しているため、MSとターゲットBSとの間では、何の付加的なプロセスがなくても、MSがターゲットBSで正常のサービスを即座に遂行することができるか否かを示す。ビット#6が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間での何の付加的なプロセスなしにも、MSがターゲットBSで正常のサービスを即座に遂行することができることを示す。ここで、上記サービス及び動作状態情報は、例えば、自動再送要求(Automatic Retransmission reQuest:以下、“ARQ”と称する)状態と、各種タイマ値と、カウンター(counter)値と、MAC状態(state)マシン(machine)値などとを含むことができる。
最後に、ビット#7は、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが隣接BS広告(Neighbor Advertisement:以下、“NBR-ADV”と称する)メッセージ及び移動BSハンドオーバー応答(MOBile Base Station HandOver Response:以下、“MOB-BSHO-RSP”と称する)メッセージに含まれている場合には使用されない(reserved)。上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドがRNG-RSPメッセージに含まれている場合、ビット#7は、MSがハンドオーバーを遂行した後、ターゲットBSがMSへ送信されるダウンリンクデータをバッファリングしているか否かを示す。ビット#7が‘1’である場合、MSがハンドオーバーを遂行した後、ターゲットBSがMSへ送信されるダウンリンクデータをバッファリングしていることを示す。
上述したように、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドは、NBR-ADVメッセージ及びMOB-BSHO-RSPメッセージに含まれている場合、サービングBSに隣接しているハンドオーバー可能なターゲットBSに関する情報の一部として、サービングBSからMSに提供される。MSがターゲットBSへのハンドオーバーを遂行する場合、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドのビットが示す意味は、ターゲットBSによって変更されることがある。これとは異なり、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドがRNG-RSPメッセージに含まれている場合には、MSがターゲットBSへのネットワーク再進入動作を遂行する間に、正確にどのようなプロセスを省略すべきであるか、又は、どのようなプロセスを省略してはならないかを示す働きをする。
上述したように、IEEE802.16e通信システムは、上記<表1>に示すように、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールド情報を用いてMSのハンドオーバーによるターゲットBSとのネットワーク再進入動作を遂行し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドのビット#0及びビット#2の値とは関係なく、ターゲットBSが必要であると判断されると、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つをMSへ送信するか、又はSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをMSへ送信する動作を支援する。
しかしながら、MSが上記ハンドオーバープロセス最適化フィールド情報を用いてネットワーク再進入を遂行している間に、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドのビット#0及びビット#2の値とは関係なく、ターゲットBSが必要であると判断されると、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つをMSへ送信するか、又はSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをMSへ送信する場合、次のような問題点が発生する。
1番目に、RNG-RSPメッセージに含まれているハンドオーバープロセス最適化フィールド情報の各ビットに対する設定値とは関係なく、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つまたはすべてをMSへ送信することができるので、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドの該当ビット、すなわち、ビット#0及びビット#1が‘1’に設定されていると仮定しても、MSは、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージを送信するように待機して、上記ネットワーク再進入のための次のプロセスを遂行することなく、所定の時間の間、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージの受信を待機しなければならない。この場合、MSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージの受信を待機すべき時間を把握することができないため、MSのハンドオーバーによるターゲットBSとの高速ネットワーク再進入のために提案された上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドの目的を満足することができない。また、MSのネットワーク再進入動作が明確に規定されていないため、混同が発生する。
2番目に、ターゲットBSが送信したRNG-RSPメッセージに含まれているハンドオーバープロセス最適化フィールドのビット#0及びビット#2のうちのいずれか1つまたはすべての値が‘1’に設定されるにつれて、MSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてをかならず受信しなくてもよいと認識した状態で、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてをMSへ送信したにもかかわらず、よくないチャンネル状態によって、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてにエラーが発生する理由のために、MSは、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてを受信できないことがある。この場合、ターゲットBSは、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてをMSへうまく送信したと判断し、MSは、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてを送信することを待機して、上記ネットワーク再進入のための次のプロセスを遂行することなく、所定の時間の間待機する。上記所定の時間が経過した後、ターゲットBSは、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてを送信しなかったと判断して、上記ネットワーク再進入のための次のプロセスを遂行する。この場合、MSは、サービングBSで使用されていた値とは異なって設定されるべき値をSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてを通じてターゲットBSから受信することができない。従って、ターゲットBSとMSとの間で使用される動作パラメータの設定値が一致しないため、上記ネットワーク再進入のための次のプロセスでエラーが発生する。最悪の場合、ターゲットBSとMSとの間の接続を初期化しなければならない。このような問題点が発生する理由は、上記1番目の問題点と同様に、MSは、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてを送信したか否かを把握することができず、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてを送信したか否かを把握することができるとしても、MSは、該当メッセージが正常に受信されたか否かを把握して、その結果をターゲットBSへ通知する方法がないためである。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、通信システムにおけるMSのハンドオーバーによるネットワーク再進入を遂行するシステム及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、通信システムにおける最小の遅延を有するネットワーク再進入を遂行するシステム及び方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、通信システムにおけるハンドオーバープロセス最適化フィールド情報を用いて最小の遅延を有するネットワーク再進入を遂行するシステム及び方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の第1の特徴によると、通信システムにおけるネットワーク再進入動作を遂行するシステムであって、移動端末機がターゲット基地局と上記ネットワーク再進入動作を遂行するために必要とされる、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ登録応答(REG−RSP)メッセージを送信するプロセス、および、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ加入者端末機基本容量応答(SBC−RSP)メッセージを送信するプロセスのうちの少なくともいずれか1つのプロセスを省略できるか否かを示す、レンジング応答(RNG−RSP)メッセージに含まれるハンドオーバープロセス最適化情報を、ハンドオーバーの通知に従って、上記ターゲット基地局から受信し、上記少なくとも1つの省略されるプロセスが上記登録応答メッセージを送信するプロセスである場合には、上記ハンドオーバープロセス最適化情報には、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ上記登録応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、上記登録応答メッセージの受信を待機するタイマを開始し、上記少なくとも1つの省略されるプロセスが上記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスである場合には、上記ハンドオーバープロセス最適化情報には、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ上記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、上記加入者端末機基本容量メッセージの受信を待機する上記タイマを開始する上記移動端末機を含むことを特徴とする。
また、本発明は、移動端末機が通信システムにおけるネットワーク再進入動作を遂行する方法であって、上記移動端末機がターゲット基地局と上記ネットワーク再進入動作を遂行するために必要とされる、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ登録応答(REG−RSP)メッセージを送信するプロセス、および、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ加入者端末機基本容量応答(SBC−RSP)メッセージを送信するプロセスのうちの少なくともいずれか1つのプロセスを省略できるか否かを示す、レンジング応答(RNG−RSP)メッセージに含まれるハンドオーバープロセス最適化情報を、上記ハンドオーバーの通知に従って、上記ターゲット基地局から受信するステップと、上記少なくとも1つの省略されるプロセスが上記登録応答メッセージを送信するプロセスである場合には、上記ハンドオーバープロセス最適化情報には、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ上記登録応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、上記登録応答メッセージの受信を待機するタイマを開始するステップと、上記少なくとも1つの省略されるプロセスが上記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスである場合には、上記ハンドオーバープロセス最適化情報には、上記ターゲット基地局が上記移動端末機へ上記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、上記加入者端末機基本容量メッセージの受信を待機する上記タイマを開始するステップと、を含むネットワーク再進入動作を遂行することを特徴とする。
本発明が提案した新たなハンドオーバープロセス最適化フィールドの使用は、ネットワーク再進入過程を最小化し、サービス時間遅延を最小化することによって、サービス品質を向上させることができる。すなわち、新たなハンドオーバープロセス最適化フィールドの使用は、ハンドオーバープロセス最適化フィールドのビット#0及びビット#2の設定値とは関係なく、ターゲットBSが必要であると判断されると、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つ又はすべてをMSへ送信する場合、発生可能なターゲットBSとMSとの間の不明確な動作を防止することができるという長所を有する。また、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをMSが正常に受信できない場合、本発明は、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージを正常に受信できないにつれて、MSがターゲットBSへ再送信要求を送信するようにし、これによって、ネットワーク再進入動作でのターゲットBS及びMSの動作を明確に規定して、サービス遅延時間を最小化させることができるという長所を有する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
本発明は、通信システムにおいて、ネットワーク再進入(network re-entry)システム及び方法を提案する。また、本発明は、通信システムで通信を遂行する間に、移動端末機(Mobile Station:以下、“MS”と称する)がハンドオーバー(handover)を遂行する場合、ネットワーク再進入動作を遂行するシステム及び方法を提案する。さらに、本発明は、通信システムにおいて、MSがハンドオーバーを遂行する場合、ハンドオーバープロセス最適化(Handover(HO)Process Optimization)フィールド(field)情報を用いてネットワーク再進入動作を遂行するようにする方案を提案することによって、MSが最短時間内に信頼性よくネットワーク再進入を遂行するようにするシステム及び方法を提案する。下記の説明では、説明の便宜上、典型的な広帯域無線接続(Broadband Wireless Access:BWA)通信システムであるIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16e通信システムを上記通信システムの一例に挙げて説明する。
まず、下記<表2>を参照して、本発明の実施形態によるネットワーク再進入動作を遂行する間に使用されるハンドオーバープロセス最適化フィールドのフォーマットについて説明する。ここで、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドは、MSがネットワーク再進入動作を遂行する間に、必要とされる各種プロセスを遂行すべきか否かを示すフィールドであり、上記各種プロセスを遂行すべきか否かは、下記<表2>で定義されるビット値に基づいて決定される。
Figure 0004750130
上記<表2>に示すように、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドは、8ビットを含み、上記8ビットの各々は、MSがサービング基地局(base station:BS)からターゲット(target)BSへのハンドオーバーを遂行した後、ターゲットBSとのネットワーク再進入動作を遂行する間に必要とされるプロセスの各々を省略できるか否かを示す。ここで、上記ビットの各々が示す情報について説明する。
1番目に、ビット#0は、ターゲットBSがMSへの加入者端末機基本容量応答(Subscriber Station Basic Capability Response:以下、“SBC-RSP”と称する)メッセージの送信を省略するか否かを示す。ビット#0が‘0'である場合、ターゲットBSがMSへSBC-RSPメッセージを送信することを示し、ビット#0が‘1’である場合、ターゲットBSがMSへSBC-RSPメッセージを送信しないことを示す。
2番目に、ビット#1は、ターゲットBSとMSとの間での暗号キー管理要求(Privacy Key Management Request:以下、“PKM-REQ”と称する)メッセージ/暗号キー管理応答(Privacy Key Management Response:以下、“PKM-RSP”と称する)メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#1が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのPKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#1が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのPKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信を遂行しないことを示す。
3番目に、ビット#2は、ターゲットBSがMSへの登録応答(Registration Response:以下、“REG-RSP”と称する)メッセージの送信を省略するか否かを示し、ビット#2が‘0’である場合、ターゲットBSがMSへのREG-RSPメッセージの送信を示し、ビット#2が‘1’である場合、ターゲットBSがMSへREG-RSPメッセージを送信しないことを示す。
4番目に、ビット#3は、ターゲットBSとMSとの間でのネットワークアドレス取得管理(Network Address Acquisition management)メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#3が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのネットワークアドレス取得管理メッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#3が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのネットワークアドレス取得管理メッセージの送受信を遂行しないことを示す。ここで、上記ネットワークアドレス取得管理メッセージとは、MSがターゲットBSからネットワークアドレスを取得するために必要とされるメッセージを意味する。
5番目に、ビット#4は、ターゲットBSとMSとの間での時間情報取得管理(Time Of Day Acquisition management)メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#4が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間での時間情報取得メッセージの送受信を遂行することを示し、ビット#4が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間での時間情報取得メッセージの送受信を遂行しないことを示す。ここで、上記時間情報取得メッセージとは、MSがターゲットBSから時間情報を新たに取得するために必要とされるメッセージを意味する。
6番目に、ビット#5は、ターゲットBSとMSとの間でのトリビアルファイル転送プロトコル(Trivial File Transfer Protocol:以下、“TFTP”と称する)管理メッセージの送受信を省略するか否かを示す。ビット#5が‘0’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのTFTP管理メッセージの送受信を遂行することを示す。ビット#5が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間でのTFTP管理メッセージの送受信を遂行しないことを示す。ここで、ビット#3、ビット#4、及びビット#5に関連したプロセスをMSに適用するか否かは、MSのタイプに基づいて決定される。しかしながら、ここでは、MSの種類に関係なしに、すべてのMSに適用されると仮定する。
7番目に、ビット#6は、サービングBSがMSに提供していたサービスに関する情報及びMSの動作状態情報をターゲットBSへ送信するか、又はBSが上記情報を共有しているため、MSとターゲットBSとの間では、何の付加的なプロセスがなくても、MSがターゲットBSで正常のサービスを即座に遂行することができるか否かを示す。ビット#6が‘1’である場合、ターゲットBSとMSとの間での何の付加的なプロセスなしにも、MSがターゲットBSで正常のサービスを即座に遂行することができることを示す。ここで、上記サービス及び動作状態情報は、例えば、自動再送要求(Automatic Retransmission reQuest:以下、“ARQ”と称する)状態と、各種タイマ値と、カウンター(counter)値と、MAC状態(state)マシン(machine)値などとを含むことができる。
最後に、ビット#7は、MSがターゲットBSへの加入者端末機基本容量要求(Subscriber Station Basic Capability Request:以下、“SBC-REQ”と称する)メッセージ及び登録要求(Registration Request:以下、“REG-REQ”と称する)メッセージの送信を省略するか否かを示す。ビット#7が‘1’である場合、MSがターゲットBSへSBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージを送信しないことを示す。この場合、ビット#0とビット#2との組合せによって、次のような4通りの場合が発生する。
ビット#0が‘0’であり、ビット#2が‘0’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX1’(ここで、‘X’は、“ドントケア(don't care)”ビットを意味し、本発明では、上記ドントケアビットについては考慮していない。)に設定される1番目の場合において、MSは、SBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信せず、ターゲットBSは、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのすべてをMSへ順次に送信しなければならない。上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX1’である場合のターゲットBS及びMSの動作については、図4を参照して詳細に説明する。
ビット#0が‘0’であり、ビット#2が‘1’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X1XXXX1’に設定される2番目の場合において、MSは、SBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信せず、ターゲットBSは、SBC-RSPメッセージをMSへ送信しなければならず、REG-RSPメッセージをMSへ送信しない。上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X1XXXX1’である場合のターゲットBS及びMSの動作については、図5を参照して詳細に説明する。
ビット#0が‘1’であり、ビット#2が‘0’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X0XXXX1’に設定される3番目の場合において、ターゲットBSは、SBC-RSPメッセージをMSへ送信せず、REG-RSPメッセージをMSへ送信する。上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X0XXXX1’である場合のターゲットBS及びMSの動作については、図5を参照して詳細に説明する。
ビット#0が‘1’であり、ビット#2が‘1’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X1XXXX1’に設定される4番目の場合において、MSは、SBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをMSへ送信せず、ターゲットBSは、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをMSへ送信しない。上記4番目の場合は、ターゲットBSとMSとの間のSBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信及びREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信がすべて遂行されず、MSがターゲットBSへのネットワーク再進入を即座に遂行することができることを示す。
一方、ビット#7が‘0’である場合、MSがSBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信することを示す。また、この場合、ビット#0とビット#2との組合せによって、次のような4通りの場合が発生する。
ビット#0が‘0’であり、ビット#2が‘0’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX0’に設定される1番目の場合において、MSは、SBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージのすべてをターゲットBSへ送信する。すると、ターゲットBSは、SBC-REQメッセージに応じたSBC-RSPメッセージ及びREG-REQメッセージに応じたREG-RSPメッセージを送信しなければならない。この場合、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドは、SBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージ及びREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信にまったく影響を及ぼさない。
ビット#0が‘0’であり、ビット#2が‘1’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X1XXXX0’に設定される2番目の場合において、MSは、SBC-REQメッセージをターゲットBSへ送信して、MSとターゲットBSとの間でのSBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信を遂行し、MSは、REG-REQメッセージをターゲットBSへ送信しない。上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X1XXXX0’である場合のターゲットBS及びMSの動作については、図6を参照して詳細に説明する。
ビット#0が‘1’であり、ビット#2が‘0’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X0XXXX0’に設定される3番目の場合において、MSは、SBC-REQメッセージをターゲットBSへ送信せず、REG-REQメッセージをターゲットBSへ送信して、MSとターゲットBSとの間でのREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信を遂行する。上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X0XXXX0’である場合のターゲットBS及びMSの動作については、図6を参照して詳細に説明する。
ビット#0が‘1’であり、ビット#2が‘1’である場合、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X1XXXX0’に設定される4番目の場合は、IEEE802.16e通信システムで発生することができない異常の状況を示す。すなわち、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのすべてをMSへ送信するとしても、MSは、SBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージのうちの少なくともいずれか1つをターゲットBSへ送信するため、不明確な動作を遂行する。従って、4番目の場合は、発生すべきでない。しかしながら、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X1XXXX0’に設定される4番目の場合が発生すると、MSの明確な動作のために、一般的なネットワーク再進入動作、すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX0’である場合の動作を遂行することが好ましい。
上述したように、本発明の実施形態で提案された新たなハンドオーバープロセス最適化フィールドの使用は、従来のIEEE802.16e通信システムのハンドオーバープロセス最適化フィールドの使用によって発生する1番目の問題点を解決することができる。すなわち、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドのビット#0及びビット#2の設定値とは関係なく、ターゲットBSが必要であると判断されると、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちのいずれか1つまたはすべてをMSへ送信する場合に発生可能なターゲットBSとMSとの間の不明確な動作を防止することができる。しかしながら、従来のIEEE802.16e通信システムのハンドオーバープロセス最適化フィールドの使用によって発生可能な2番目の問題点を解決することができない。すなわち、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをよくないチャンネル状態のためMSが受信できない問題を解決することができない。それにもかかわらず、本発明で提案される新たなハンドオーバープロセス最適化フィールドを使用する場合、MSは、ターゲットBSがどのようなメッセージを送信するかを正確に判断することができるので、従来のIEEE802.16e通信システムのハンドオーバープロセス最適化フィールドを使用する場合に比べて、上記問題の発生確率を低減させる。上記ネットワーク再進入過程でのターゲットBS及びMSの動作を明確に規定するためには、MSがメッセージの送信を示す通知メッセージをターゲットBSから受信できなかったことを判断するようにし、ターゲットBSが送信した通知メッセージを受信できなかったことを示す報知メッセージをターゲットBSへ送信するようにする必要がある。
従って、本発明の実施形態は、MSがメッセージの送信を示す通知メッセージをターゲットBSから受信できなかったことを判断するために、予め定められたタイマ(timer)を使用するようにする。すなわち、本発明は、上記タイマが満了(expire)するまで、MSがターゲットBSからの該当メッセージの受信を待機するようにし、上記タイマが満了した後に、上記該当メッセージの受信に失敗したことを示すREQメッセージをターゲットBSへ送信するようにする方法を提案する。ここで使用される上記タイマは、従来のIEEE802.16e通信システムで提供されたタイマT18及びタイマT6を使用してもよい。また、上記タイマは、新たに定義されたタイマを含んでもよい。ここで、タイマT18及びタイマT6について説明する。
上述したように、MSがターゲットBSからのSBC-REQメッセージに応じたSBC-RSPメッセージの受信を待機するようにするためには、タイマT18は、MSがSBC-REQメッセージをターゲットBSへ送信する時点で始動され、タイマT18が満了すると、MSがSBC-REQメッセージをターゲットBSへ再送信するように規定されている。本発明の実施形態において、MSがSBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信せず、ターゲットBSがREG-RSPメッセージをMSへ送信せず、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージのみをMSへ送信することを示すハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX1’を有するレンジング応答(Ranging Response:以下、“RNG-RSP”と称する)メッセージを受信する場合、MSは、タイマT18を使用する。ここで、MSがサービングBSからターゲットBSへハンドオーバーするにつれて遂行されるレンジング要求(Ranging Request:以下、“RNG-REQ”と称する)メッセージ及びRNG-RSPメッセージを送受信する動作は、RNG-RSPメッセージに含まれているハンドオーバープロセス最適化フィールドを除いては、RNG-REQメッセージ及びRNG-RSPメッセージを送受信する一般的な動作と同一である。タイマT18が満了すると、MSは、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージの受信に失敗したと判断し、SBC-REQメッセージをターゲットBSへ送信してSBC-RSPメッセージの送信を要求する。ここで、MSがSBC-REQメッセージをターゲットBSへ送信すると、MS及びターゲットBSは、既存のSBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信動作に従って動作する。タイマT18に基づくターゲットBSとMSとの間の動作については、図7を参照して詳細に説明する。
上述したように、MSがREG-REQメッセージに応じたREG-RSPメッセージのターゲットBSからの受信を待機するようにするためには、タイマT6は、MSがREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信する時点で始動され、タイマT6が満了すると、MSがREG-REQメッセージをターゲットBSへ再送信するように規定されている。本発明の実施形態において、MSがSBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信せず、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージをMSへ送信せず、ターゲットBSがREG-RSPメッセージのみをMSへ送信することを示すハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘1X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信する場合、MSは、タイマT6を使用する。タイマT6が満了すると、MSは、ターゲットBSが送信したREG-RSPメッセージの受信に失敗したと判断し、REG-REQメッセージをターゲットBSへ送信してREG-RSPメッセージの送信を要求する。ここで、MSがREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信すると、MS及びターゲットBSは、既存のREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信動作に従って動作する。タイマT6に基づくターゲットBSとMSとの間の動作については、図7を参照して詳細に説明する。
一方、MSがSBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージをターゲットBSへ送信せず、ターゲットBSがSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをMSへ送信することを示すハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信する場合、MSは、タイマT18及びタイマT6のタイマ値間の最大値Max{T18,T6}を使用してタイマを始動させる。ここで、タイマMax{T18,T6}が満了するまで、MSがターゲットBSからSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージをすべて受信できない場合に遂行された動作は、タイマMax{T18,T6}が満了するまで、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのうちの1つのみを受信できない場合に遂行された動作とは異なる。これについては、図8乃至図10を参照して詳細に説明する。
図4乃至図10を参照して、本発明によるMSのネットワーク再進入動作の間のMSとターゲットBSとの間のRNG-REQメッセージ/RNG-RSPメッセージの送受信動作、SBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信動作、及びREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信動作について説明する。上述したように、RNG-REQメッセージ/RNG-RSPメッセージの送受信動作、SBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信動作、及びREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信動作の他にも、PKM-REQメッセージ/PKM-RSPメッセージの送受信動作が上記ネットワーク再進入過程でも必要とされるとしても、本発明では、説明の便宜上、RNG-REQメッセージ/RNG-RSPメッセージの送受信動作、SBC-REQメッセージ/SBC-RSPメッセージの送受信動作、及びREG-REQメッセージ/REG-RSPメッセージの送受信動作について説明する。
図4は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
図4を参照すると、ターゲットBS450へのハンドオーバーを遂行した後、MS400は、ステップS411で、ターゲットBS450へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS400からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS450は、ステップS413で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージをMS400へ送信する。ターゲットBS450からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS400は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX1’に設定されるので、タイマMax{T18,T6}を始動させる。
一方、タイマMax{T18,T6}が満了する前に、ステップS415及びステップS417で、ターゲットBS450が送信したSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージを正常に受信すると、MS400は、タイマMax{T18,T6}を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
図5は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘1X0XXXX1/0X1XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
以下、説明の便宜上、‘A/B’は、‘A又はB’を示すと仮定する。従って、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘1X0XXXX1’または‘0X1XXXX1’は、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘1X0XXXX1/0X1XXXX1’で表現される。
図5を参照すると、ターゲットBS550へのハンドオーバーを遂行した後、MS500は、ステップS511で、ターゲットBS550へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS500からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS550は、ステップS513で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘1X0XXXX1/0X1XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージをMS500へ送信する。ターゲットBS550からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS500は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘1X0XXXX1/0X1XXXX1’に設定されるので、タイマT18/タイマT6を始動させる。
一方、タイマT18/タイマT6が満了する前に、ステップS515で、ターゲットBS550が送信したSBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージを正常に受信すると、MS500は、タイマT18/タイマT6を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
図6は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX0/1X0XXXX0’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
図6を参照すると、ターゲットBS650へのハンドオーバーを遂行した後、MS600は、ステップS611で、ターゲットBS650へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS600からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS650は、ステップS613で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX0/1X0XXXX0’を有するRNG-RSPメッセージをMS600へ送信する。
ターゲットBS650からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS600は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X1XXXX0/1X0XXXX0’に設定されるので、ステップS615で、SBC-REQメッセージ/REG-REQメッセージをターゲットBS650へ送信する。これと同時に、MS600は、タイマT18/タイマT6を始動させる。一方、タイマT18/タイマT6が満了する前に、ステップS617で、ターゲットBS650が送信したSBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージを正常に受信すると、MS600は、タイマT18/タイマT6を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
図7は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX1/1X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
図7を参照すると、ターゲットBS750へのハンドオーバーを遂行した後、MS700は、ステップS711で、ターゲットBS750へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS700からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS750は、ステップS713で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX1/1X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージをMS700へ送信する。
ターゲットBS750からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS700は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X1XXXX1/1X0XXXX1’に設定されるので、タイマT18/タイマT6を始動させる。しかしながら、MS700は、よくないチャンネル状態のため、ステップS715で、ターゲットBS750が送信したSBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージを正常に受信することができない。また、ターゲットBS750は、自身の状況によって、タイマT18/タイマT6が満了する前に、SBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージを送信できない場合もある。
タイマT18/タイマT6が満了する前に、MS700がターゲットBS750からSBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージを受信することができなかったので、MS700は、ステップS717で、SBC-REQメッセージ/REG-REQメッセージをターゲットBS750へ再送信して、SBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージの再送信を要求する。MS700からSBC-REQメッセージ及びREG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS750が送信したSBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージをMS700が正常に受信できなかったと認識して、ターゲットBS750は、ステップS719で、SBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージをMS700へ再送信する。
一方、MS700は、SBC-REQメッセージ/REG-REQメッセージを送信する際に、タイマT18/タイマT6を再始動(reset)させて、タイマT18/タイマT6が満了する前に、ステップS719で、MS700がSBC-RSPメッセージ/REG-RSPメッセージをターゲットBS750から正常に受信すると、MS700は、タイマT18/タイマT6を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
図8は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した後、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージにエラーが発生した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
図8を参照すると、ターゲットBS850へのハンドオーバーを遂行した後、MS800は、ステップS811で、ターゲットBS850へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS800からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS850は、ステップS813で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージをMS800へ送信する。
ターゲットBS850からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS800は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX1’に設定されるので、タイマMax{T18,T6}を始動させる。しかしながら、タイマMax{T18,T6}が満了する前に、MS800は、ステップS815では、よくないチャンネル状態のため、ターゲットBS850が送信したSBC-RSPメッセージを正常に受信することができず、ステップS817では、ターゲットBS805が送信したREG-RSPメッセージを正常に受信する。この場合、MS800は、SBC-RSPメッセージを受信せず、REG-RSPメッセージを受信するにつれて、エラーの発生を認識する。結果的に、MS800は、タイマMax{T18,T6}を中止させ、ステップS819で、SBC-REQメッセージをターゲットBS850へ送信して、SBC-RSPメッセージの再送信を要求する。
ターゲットBS850は、MS800からSBC-REQメッセージを受信するにつれて、ターゲットBS850自身が送信したSBC-RSPメッセージをMS800が正常に受信できなかったことを認識する。その結果、ターゲットBS850は、ステップS821で、SBC-RSPメッセージをMS800へ再送信する。一方、SBC-REQメッセージを送信する際に、タイマT18を始動させ、タイマT18が満了する前に、ターゲットBS850が再送信したSBC-RSPメッセージを受信すると、MS800は、タイマT18を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
SBC-RSPメッセージを正常に受信すると、MS800は、上記ネットワーク再進入動作の順序を維持するために、ステップS823で、REG-REQメッセージをターゲットBS850へ送信して、REG-RSPメッセージの再送信を要求することもでき、または、受信されたREG-RSPメッセージを使用することができる場合には、REG-REQメッセージを送信しないこともある。MS800からREG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS850は、ステップS825で、REG-RSPメッセージをMS800へ再送信する。
図9は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した後、ターゲットBSが送信したREG-RSPメッセージにエラーが発生した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
図9を参照すると、ターゲットBS950へのハンドオーバーを遂行した後、MS900は、ステップS911で、ターゲットBS950へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS900からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS950は、ステップS913で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージをMS900へ送信する。
ターゲットBS950からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS900は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX1’に設定されるので、タイマMax{T18,T6}を始動させる。しかしながら、タイマMax{T18,T6}が満了する前に、MS900は、ステップS915では、ターゲットBS950が送信したSBC-RSPメッセージを正常に受信し、ステップS917では、よくないチャンネル状態のため、ターゲットBS950が送信したREG-RSPメッセージを正常に受信することができない。この場合、MS900は、タイマMax{T18,T6}が満了する前に、REG-RSPメッセージの受信に失敗するにつれて、エラーの発生を認識する。結果的に、MS900は、ステップS919で、REG-REQメッセージをターゲットBS950へ送信して、REG-RSPメッセージの再送信を要求する。
MS900からREG-REQメッセージを受信したターゲットBS950は、自身が送信したREG-RSPメッセージをMS900が正常に受信できなかったことを認識して、ステップS921で、REG-RSPメッセージをMS900へ再送信する。一方、REG-REQメッセージを送信する際に、タイマT6を始動させ、タイマT6が満了する前に、ターゲットBS950が再送信したREG-RSPメッセージを受信すると、MS900は、タイマT6を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
図10は、本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した後、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのすべてにエラーが発生した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
図10を参照すると、ターゲットBS1050へのハンドオーバーを遂行した後、MS1000は、ステップS1011で、ターゲットBS1050へRNG-REQメッセージを送信して、上記ハンドオーバーの遂行を通知する。MS1000からRNG-REQメッセージを受信すると、ターゲットBS1050は、ステップS1013で、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージとして、ハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージをMS1000へ送信する。
ターゲットBS1050からRNG-RSPメッセージを受信すると、MS1000は、RNG-RSPメッセージ内のハンドオーバープロセス最適化フィールドを検査し、上記ハンドオーバープロセス最適化フィールドが‘0X0XXXX1’に設定されるので、タイマMax{T18,T6}を始動させる。しかしながら、タイマMax{T18,T6}が満了する前に、MS1000は、よくないチャンネル状態のため、ステップS1015及びステップS1017で、ターゲットBS1050が送信したSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのすべてを正常に受信することができない。この場合、MS1000は、タイマMax{T18,T6}が満了する前に、SBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージの受信に失敗するにつれて、エラーの発生を認識する。結果的に、MS1000は、ステップS1019で、SBC-REQメッセージをターゲットBS1050へ送信して、SBC-RSPメッセージの再送信を要求する。MS1000からSBC-REQメッセージを受信したターゲットBS1050は、自身が送信したSBC-RSPメッセージをMS1000が正常に受信できなかったことを認識して、ステップS1021で、SBC-RSPメッセージをMS1000へ再送信する。
一方、SBC-REQメッセージを送信する際に、タイマT18を始動させ、タイマT18が満了する前に、ステップS1021で、ターゲットBS1050が再送信したSBC-RSPメッセージを受信すると、MS1000は、タイマT18を中止させ、ステップS1023で、REG-REQメッセージをターゲットBS1050へ送信して、REG-RSPメッセージの再送信を要求する。
MS1000からREG-REQメッセージを受信したターゲットBS1050は、自身が送信したREG-RSPメッセージをMS1000が正常に受信できなかったことを認識して、ステップS1025で、REG-RSPメッセージをMS1000へ再送信する。一方、REG-REQメッセージを送信する際に、タイマT6を始動させ、タイマT6が満了する前に、ターゲットBS1050が再送信したREG-RSPメッセージを受信すると、MS1000は、タイマT6を中止させ、上記ネットワーク再進入動作のための次のプロセスを遂行する。
なお、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
従来のIEEE802.16e通信システムの構成を示す図である。 従来のIEEE802.16e通信システムにおけるハンドオーバーによるMSのターゲットBSとのネットワーク再進入過程を示す信号フローチャートである。 従来のIEEE802.16e通信システムにおけるハンドオーバーによるMSのターゲットBSとのネットワーク再進入過程の間のSBC-REQメッセージ、SBC-RSPメッセージ、REG-REQメッセージ、及びREG-RSPメッセージの送受信過程を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘1X0XXXX1/0X1XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX0/1X0XXXX0’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X1XXXX1/1X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した後、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージにエラーが発生した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した後、ターゲットBSが送信したREG-RSPメッセージにエラーが発生した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。 本発明の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるネットワーク再進入動作の間のMSがハンドオーバープロセス最適化フィールド=‘0X0XXXX1’を有するRNG-RSPメッセージを受信した後、ターゲットBSが送信したSBC-RSPメッセージ及びREG-RSPメッセージのすべてにエラーが発生した場合のMS及びターゲットBSの動作を示す信号フローチャートである。
符号の説明
400 MS
450 ターゲットBS

Claims (2)

  1. 通信システムにおけるネットワーク再進入動作を遂行するシステムであって、
    移動端末機がターゲット基地局と前記ネットワーク再進入動作を遂行するために必要とされる、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ登録応答(REG−RSP)メッセージを送信するプロセス、および、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ加入者端末機基本容量応答(SBC−RSP)メッセージを送信するプロセスのうちの少なくともいずれか1つのプロセスを省略できるか否かを示す、レンジング応答(RNG−RSP)メッセージに含まれるハンドオーバープロセス最適化情報を、ハンドオーバーの通知に従って、前記ターゲット基地局から受信し、
    前記少なくとも1つの省略されるプロセスが前記登録応答メッセージを送信するプロセスである場合には、前記ハンドオーバープロセス最適化情報には、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ前記登録応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、前記登録応答メッセージの受信を待機するタイマを開始し、
    前記少なくとも1つの省略されるプロセスが前記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスである場合には、前記ハンドオーバープロセス最適化情報には、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ前記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、前記加入者端末機基本容量メッセージの受信を待機する前記タイマを開始する前記移動端末機を含む通信システム。
  2. 移動端末機が通信システムにおけるネットワーク再進入動作を遂行する方法であって、
    前記移動端末機がターゲット基地局と前記ネットワーク再進入動作を遂行するために必要とされる、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ登録応答(REG−RSP)メッセージを送信するプロセス、および、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ加入者端末機基本容量応答(SBC−RSP)メッセージを送信するプロセスのうちの少なくともいずれか1つのプロセスを省略できるか否かを示す、レンジング応答(RNG−RSP)メッセージに含まれるハンドオーバープロセス最適化情報を、前記ハンドオーバーの通知に従って、前記ターゲット基地局から受信するステップと、
    前記少なくとも1つの省略されるプロセスが前記登録応答メッセージを送信するプロセスである場合には、前記ハンドオーバープロセス最適化情報には、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ前記登録応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、前記登録応答メッセージの受信を待機するタイマを開始するステップと、
    前記少なくとも1つの省略されるプロセスが前記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスである場合には、前記ハンドオーバープロセス最適化情報には、前記ターゲット基地局が前記移動端末機へ前記加入者端末機基本容量応答メッセージを送信するプロセスを省略することを示す情報が含まれ、タイマが満了するまで、前記加入者端末機基本容量メッセージの受信を待機する前記タイマを開始するステップと、を含むネットワーク再進入動作を遂行する方法
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