JP4748868B2 - Dementia diagnosis device - Google Patents

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JP4748868B2
JP4748868B2 JP2001082975A JP2001082975A JP4748868B2 JP 4748868 B2 JP4748868 B2 JP 4748868B2 JP 2001082975 A JP2001082975 A JP 2001082975A JP 2001082975 A JP2001082975 A JP 2001082975A JP 4748868 B2 JP4748868 B2 JP 4748868B2
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、痴呆症患者がアルツハイマー型痴呆症であるか、脳血管性痴呆症であるかを判別する痴呆症診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
痴呆症の患者は日本国内だけでも約100万人いるといわれる。
この痴呆症は、アルツハイマー型痴呆症やピック病などの皮質性痴呆や、パーキンソン病やハンチントン舞踏病などの皮質下性痴呆、脳血管性痴呆に細かく分類することができるが、このうち、ほとんどが脳血管性痴呆症及びアルツハイマー型痴呆症であり、夫々約5割弱を占める。
【0003】
現在、脳血管性痴呆症の治療薬は多種類あり、治療効果も認められているが、アルツハイマー型痴呆症治療薬は、最近になってアセチルコリンエステラーゼ阻害剤が開発された。
この治療薬は、根本的な治療薬ではないが、病気の進行を遅らせることができるので、早期に投与すれば十分な治療効果が得られる。
したがって、アルツハイマー型痴呆症か脳血管性痴呆症かを痴呆症の初期に判別して、早期治療を行うのが効果的である。
【0004】
ところで、アルツハイマー型痴呆症の診断として、長谷川式スケール(HDS)やMMSE(Mini Mental State Examination)による検査が知られており、これらは予め設定された質問に対する回答の得点が所定のカットオフポイント(長谷川式であれば20点)以下のときに、アルツハイマー型痴呆症であると診断するものである。
しかし、初期のアルツハイマー型痴呆症にあっては問診結果によりカットオフポイント以上の得点を得ることもあり、この時点でアルツハイマー型痴呆症であると診断されればアセチルコリンエステラーゼ阻害剤の薬効が顕著であるにもかかわらず、正常であると診断されてしまうことが多い。
【0005】
このため、最近では初期のアルツハイマー型痴呆症の患者に点眼したときに瞳孔の拡大反応を起こす散瞳剤希釈液が開発され、この散瞳剤希釈液を被検者に点眼して瞳孔の径(面積)を測定し、点眼後の拡大率を求めることによりアルツハイマー型痴呆症か否かを診断する方法が発表された(米SCIENSE誌VOL.266、11NOVEMBER1994)。
【0006】
その方法は、例えば左眼に散瞳剤希釈液を点眼し、その後30分から60分の瞳孔の大きさ、例えば直径の変化を定規で測定し、これに基づき拡大率を測定し、この拡大率の大きさによりアルツハイマー型痴呆症か否かを判定するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、瞳孔の大きさは、散瞳剤の効果だけでなく、周囲の明るさや、その他の要因によっても変化するため、通常は同時に非点眼側(右眼)の瞳孔画像も撮像してその大きさを測定し、点眼側の瞳孔が大きくなったか否かを判断する際に、必ず非点眼側の瞳孔の大きさを参照しなければならないという面倒があった。
【0008】
このため、散瞳剤のみに起因する点眼側の瞳孔の大きさの変化を定量的に測定することが困難であり、アルツハイマー型痴呆症であるか否かの判断が難しく、誤診につながるおそれがあるという問題があった。
また、瞳孔の直径を定規で測定しているため、左右の瞳孔の大きさを測定する際に時間的なずれが生じるだけでなく、その測定精度も低い。
【0009】
さらに、アルツハイマー型痴呆症であると早期に診断された場合は、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤などの抗痴呆薬を投与してその進行を遅らせることとしているが、治療薬が果たして患者に本当に効いているか否かを定量的に判断することができず、適切な投与量を決定することが困難であるという問題があった。
【0010】
そこで本発明は、散瞳剤のみに起因する点眼側の瞳孔の大きさの変化を定量的に測定して、アルツハイマー型痴呆症であるか否かの判断を容易且つ正確に行うことができるようにすることを第一の課題とし、また、アルツハイマー型痴呆症治療薬の効果を定量的に把握し、治療効果を確認して確定診断を行うことにより適切な治療を行うことができるようにすることを第二の課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1の発明は、痴呆症患者がアルツハイマー型痴呆症であるか、脳血管性痴呆症であるかを判別する基礎データを得る痴呆症診断装置であって、片眼にアルツハイマー診断用散瞳剤希釈液を点眼したときの点眼側の瞳孔を一定の照度で撮像する瞳孔撮像装置の画像に基づいて当該瞳孔の大きさを所定の測定時間内に所定時間間隔で測定すると共に、測定された瞳孔の大きさを同時に撮像された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化する演算装置と、正規化された瞳孔の大きさの変化を散瞳データとして表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明によれば、瞳孔の大きさの変化に最も影響を与える照度を一定にして瞳孔の大きさを撮像するようにしているので、周囲の照度変化による瞳孔の大きさの変化を取り除いて、散瞳剤希釈液のみに起因する瞳孔の大きさの変化を測定することができる。
また、撮像された画像により瞳孔の大きさを測定しているので、瞳孔の直径や面積などその大きさを特定する数値を極めて正確に算出することができる。
【0013】
た、点眼側の瞳孔の大きさを同時に測定された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化しているので、照度以外の要因による瞳孔の大きさの変化を取り除いて、散瞳剤希釈液のみに起因する瞳孔の大きさの変化をより正確に測定することができる。
したがって、点眼側の瞳孔の大きさの時間的変化が小さくても、正規化された瞳孔の大きさが時間の経過と共に大きくなって行けば、散瞳剤により瞳孔が拡大しているためアルツハイマー型痴呆症であると診断することができる。
また、点眼側の瞳孔の大きさの時間的変化が大きくなっていても、正規化されたデータにそれほどの変化がなければ、点眼側の瞳孔の拡大は他の要因に起因して、散瞳剤によって瞳孔が拡大しているわけではないのでアルツハイマー型痴呆症ではないと診断できる。
【0014】
この場合に、瞳孔の大きさを点眼前又は点眼直後の瞳孔の大きさに対する比率で表せば、点眼前又は点眼直後の瞳孔の大きさに対する比率で算定すれば、初期状態の瞳孔の大きさが100%となり、点眼後に測定された瞳孔の大きさはそのまま拡大率を表すことになるので、比較がきわめて容易となる。
【0015】
また、瞳孔画像は、例えば5分間隔で60分間撮像するが、検査効率を向上させるために、5人の患者を1分毎に撮像しようとすると、どの瞳孔画像がどの患者の瞳孔画像であるか不明になるおそれがある。
そこで、請求項7の発明のように、瞳孔撮像装置により瞳孔画像を取り込む際に虹彩紋理のパターンを記憶させ、瞳孔画像が入力されるたびにその虹彩紋理のパターンを予め記憶された虹彩紋理のパターンと照合する虹彩紋理識別手段を供えておけば、患者名を記録し忘れても同一患者の瞳孔画像をすぐに探し出すことができる。
【0016】
さらに、瞳孔撮像装置及び演算処理装置に、撮像した瞳孔画像を無線で送受信する送信機及び受信機を備えておけば、両者間を接続する接続コードがなくなるので、配線の面倒がないだけでなく、接続ミスを起こすこともない。
【0017】
請求項2の発明は、予め設定された痴呆症診断用問診テストの各質問に対する答に基づきその結果を入力する問診結果入力装置と、各質問の結果に対応する得点数を合計する演算装置を備えた問診テスト実行手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
この請求項2の発明によれば、まず、問診テスト実行手段で、長谷川式スケール(HDS)やMMSEの各質問に対する答を入力すると、その答に対する合計得点が算出され、この得点が所定のカットオフポイント(長谷川氏スケールでは20点)より低い場合はアルツハイマー型痴呆症であると診断されることとなる。
しかし、得点がカットオフポイントより高い場合は、初期のアルツハイマー型痴呆症である可能性も、脳血管性痴呆症である可能性も残るので、散瞳テストを行い、その結果、瞳孔が拡大すればカットオフポイントより高い場合であってもアルツハイマー型痴呆症であると診断することができ、瞳孔が拡大しないときは脳血管性痴呆症の疑いが極めて高いと診断できる。
【0019】
請求項6の発明は、アルツハイマー型痴呆症治療薬の治療効果をモニタする痴呆症診断装置であって、片眼にアルツハイマー診断用散瞳剤希釈液を点眼したときの点眼側の瞳孔を一定の照度で撮像する瞳孔撮像装置の画像に基づいて当該瞳孔の大きさを所定の測定時間内に所定時間間隔で測定すると共に、測定された瞳孔の大きさを同時に撮像された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化し、正規化された瞳孔の大きさの変化を散瞳データとして記憶させる散瞳テスト実行手段と、アルツハイマー型痴呆症治療薬の投与前及び投与後に左右同じ側の瞳孔に散瞳剤希釈液を点眼して前記散瞳テスト実行手段により測定した夫々の散瞳データを表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、アルツハイマー型痴呆症治療薬の投与前及び投与後に左右同じ側の瞳孔に散瞳剤希釈液を点眼して測定した夫々の散瞳データを表示させることができるので、投与前後で拡大率が小さくなっていれば治療薬の効果があると判断できる。
【0021】

【発明の実施の形態】

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る痴呆症診断装置の一例を示す全体構成図、図2は本発明装置の処理手順を示すフローチャート、図3は長谷川式スケールの質問内容を示すチャート図、図4〜7は測定結果を示すグラフである。
【0022】
本例の痴呆症診断装置1は、痴呆症患者がアルツハイマー型痴呆症であるか、脳血管性痴呆症であるかを判別する基礎データを得ると共に、アルツハイマー型痴呆症治療薬の治療効果を確認するためのものである。
【0023】
痴呆症診断装置1は、所定のプログラムに従ってデータ処理を行う演算装置2及びデータやプログラムを記憶する記憶装置3を備えたコンピュータ本体4の入出力ポート5に、キーボード6aやマウス6bなどの入力装置6と、演算装置2の演算結果や入力装置6の入力文字などを表示するディスプレイ装置(表示装置)7と、当該ディスプレイ装置7に表示された画像を印刷するプリンタ(表示装置)8が接続されている。
【0024】
また、前記入出力ポート5には、無線で送信されてきた画像信号を受信する受信機9が接続され、左右の瞳孔を同時に撮像する瞳孔撮像装置10に設けられた送信機11から送信されてきた瞳孔画像を受信して演算装置2に入力するように成されている。
【0025】
瞳孔画像撮像装置10は、例えば、顔面に装着可能なゴーグル型マスクや両眼で覗き込むように構成された双眼用鏡筒内に、左右の瞳孔位置に対向して、各瞳孔を個別に撮像する2基の撮像カメラ12L、12Rと、照度調整用LED照明13と、照度センサ14、撮像用赤外線LED照明15が配されている。
照度調整用LED照明13及び照度センサ14は照度コントローラ16に接続され、瞳孔撮影時の照度条件を一定に維持することにより、測定誤差を生じないようにしている。
なお、照度調整用LED照明13は、眼球の上下位置又は左右位置に対向して少なくとも1つ配されていればよく、また、照射方向は、照射光が眼球に直接照射される方向でも、照射光が撮像装置10内で一旦反射した後に眼球に入射されるように間接照射される方向でもよい。
また、照度調整用LED照明13に用いるLEDとしては可視光色が望ましいが、赤外光でもよく、その発光色は問わない。
【0026】
図2は痴呆診断装置1によるデータ処理手順を示す。
診断装置1を立ち上げると、問診テスト実行手段(ステップSTP1〜3)が開始され、まず、ステップSTP1で長谷川式スケール(HDS)などの予め設定された痴呆症診断用問診テストの質問内容と回答記入欄が表示されるので、医師は、これに基づき順次質問をし、その回答をキーボード6aやマウス6bで順次入力していく。
【0027】
全ての質問が終了し、回答を入力し終わって、確認キー(例えば、Eenterキー)を叩くと、ステップSTP2に移行し、予め設定された得点テーブル13を参照して、各質問の回答に対応する合計得点が算出される。
次いで、ステップSTP3に移行して、記憶装置3の所定の記憶領域に予め作成されたフォルダFnに、夫々の回答と合計得点と患者を特定するコード(氏名やIDコード)などが記録される。
【0028】
長谷川式スケールは、20点がカットオフポイントであり、20点以下の場合はアルツハイマー型痴呆症であると診断されるが、合計得点が21〜26点のときは痴呆疑い、27点以上が正常と判断される。
したがって、ステップSTP4では合計得点が20点以下、21〜26点、27点以上のいずれであるかが判断され、20点以下及び27点以上の場合は、ステップSTP5で、それぞれアルツハイマー型痴呆症及び正常であるかを表示して処理を終了する。
また、21〜26点の場合は、ステップSTP6〜15の散瞳テスト実行手段に移行して、初期のアルツハイマー型痴呆症であるか、脳血管性痴呆症であるかの判断を行う。
【0029】
散瞳テスト実行手段(ステップSTP6〜15)に移行すると、片眼にアルツハイマー診断用散瞳剤希釈液を点眼する前又は点眼直後から所定時間毎に左右の瞳孔を同時に撮像して瞳孔画像を取り込む。
まず、ステップSTP6で、瞳孔撮像装置10により左右の瞳孔を同時に撮像して瞳孔画像を取り込むと同時に、その画像に基づいて、虹彩紋理のパターンを認識した後、ステップSTP7に移行する。
【0030】
ステップSTP7では、予め各フォルダFnに記憶された虹彩紋理のパターンと照合し、一致した場合には、ステップSTP8に移行してその一致した虹彩紋理が記録されているフォルダFnに瞳孔画像の画像データを記憶させ、一致しない場合には、ステップSTP9に移行して予め作成したその患者用のフォルダFnに記憶させる。
これにより、既に瞳孔画像を撮像したことがある患者については、患者名を付したりすることなく、自動的に同一患者のフォルダFnに記憶されるので、瞳孔画像を管理する手間が著しく軽減される。
【0031】
次いで、ステップSTP10で、ステップSTP6〜9の処理が所定の測定時間内に所定時間間隔で所定回数(例えば、60分間の瞳孔変化を5分おきに撮像する場合は、13回)繰り返されたと判断されると、ステップSTP11に移行する。
なお、5分おきに撮像する場合に、その間に他人の瞳孔を撮像しても、瞳孔画像は自動的に各患者のフォルダFnに記憶されるので、撮像した瞳孔画像がどの患者の瞳孔画像であるか不明になることもない。
【0032】
ステップSTP11では、夫々の測定時点における瞳孔の大きさを算定する。具体的には、瞳孔の大きさとして面積を用いる場合、例えば、点眼前又は点眼直後の左右の瞳孔の面積を100%としたときの比率(散瞳率)で算定する。
【0033】
次いで、ステップSTP12で、アルツハイマー診断用散瞳剤希釈液の点眼側の散瞳率を同時に測定された非点眼側の散瞳率で除して正規化し、その変化を散瞳データとして記憶する。
【0034】
ステップSTP13で、左右の散瞳率の変化及び散瞳データがディスプレイ装置7に表示され、そのグラフ画像が同一フォルダFnに記憶され、必要に応じてこれをプリンタ8で出力する。
【0035】
なお、本例では、一般に、散瞳テストにより瞳孔面積が127%(直径で113%)を超えたときがアルツハイマー型痴呆症の疑いが極めて高いため、図4、図5に示すように、散瞳データをグラフ表示する場合は瞳孔面積の127%の判定基準線Mを付しておくことが望ましい。
【0036】
次いで、ステップSTP14で、散瞳データに基づきその平均値を算出し、ステップSTP15で図6に示すような痴呆症診断用問診テストの点数をX座標とし、散瞳データの平均値をY座標とする点をプロットしたグラフをディスプレイ装置7に表示し、そのグラフ画像をフォルダFnに記憶させ、必要に応じてこれをプリンタ8で出力し処理を終了する。
【0037】
この場合、グラフに痴呆症診断用問診テストのカットオフポイント及びアルツハイマー型痴呆症判定基準となる瞳孔の大きさを表す直交基準線CP及びAHを表示させておけば、基準線CPより左側の領域R及び基準線AHより上方の領域Rにプロットされたときはアルツハイマー型痴呆症、基準線CPより右側で且つ基準線AHより下方の領域Rにプロットされたときは脳血管性痴呆症であると判断される。
【0038】
X座標に長谷川式スケール(HDS)の点数を用いた場合、基準線CPは20点、Y座標として散瞳データの平均値を用いた場合、基準線AHは瞳孔面積で125〜135%(瞳孔直径で112〜116%)、最適には、瞳孔面積で129〜130%(瞳孔直径で114%)であった。
【0039】
なお、散瞳データとしては、点眼前又は点眼直後の瞳孔の面積を100%としたときの散瞳率に基づき、点眼側の散瞳率を非点眼側の散瞳率で除して正規化した値を用いたが、これに限らず、点眼側の散瞳率など、瞳孔の大きさを特定する数値を選定することができる。
【0040】
この場合に、Y軸としては、正規化された散瞳率の最大値や、点眼側の散瞳率の平均値、点眼側の散瞳率の最大値など、瞳孔の大きさの変化を表す任意の数値を用いることができる。
そして、Y座標として正規化された散瞳率の最大値を用いた場合、基準線AHは瞳孔面積で155〜165%(瞳孔直径で125〜128%)、最適には、瞳孔面積で159〜160%(瞳孔直径で126%)であった。
また、Y座標として点眼側の散瞳率の平均値を用いた場合、基準線AHは瞳孔面積で115〜120%(瞳孔直径で107〜109%)、最適には、瞳孔面積で117〜118%(瞳孔直径で108%)であった。
さらに、Y座標として点眼側の散瞳率の最大値を用いた場合、基準線AHは瞳孔面積で145〜155%(瞳孔直径で120〜125%)、最適には、瞳孔面積で150%(瞳孔直径で122%)であった。
【0041】
このようにY座標として散瞳データや散瞳率の平均値及び最大値を用いる場合、測定時間として少なくとも20分以上必要であり、20分未満で打ち切ったときのデータに基づいてグラフにプロットしてもアルツハイマー型痴呆症と脳血管性痴呆症を正確に識別することができなかったが、40分、50分、60分と、最低40分測定した場合にはそれ以上長く測定しても結果に変化はなかった。
【0042】
また、痴呆症診断装置1を用いれば、アルツハイマー型痴呆症治療薬の治療効果をモニタすることもできる。
この場合の処理は、アルツハイマー型痴呆症治療薬投与前に、前記ステップSTP6〜13の処理を行なって記憶させた散瞳データとして記憶させ、治療薬の投与開始後、薬効を確認すべきと医師が認めたときに、再び、前記ステップSTP6〜15の処理を行なって散瞳データを記憶させ、両者を、図7に示すように同一のグラフ上に、または、個別のグラフ上に表示させ、これらを比較することに行う。
【0043】
この場合に、治療薬の投与開始後、例えば1ヵ月経過後に瞳孔画像を撮像するときは、虹彩紋理により、既に瞳孔画像が撮像されているので、その画像の虹彩紋理が照合され、自動的に同一患者のフォルダFnに記憶されるので、画像データに改めて患者名を付して瞳孔画像を管理する必要もない。
【0044】
図4〜図7は痴呆診断装置1により得られたグラフである。
図4及び図5は、長谷川式スケールの合計得点が21〜26点の患者の左眼に散瞳剤希釈液を点眼し、右眼に生理食塩水を点眼して、点眼直後から5分おきに60分間合計13回瞳孔を撮像する散瞳テストを行なったときの結果を示し、一点鎖線、二点鎖線及び実線が、夫々点眼側の散瞳率、非点眼側の散瞳率及び正規化した散瞳率(散瞳データ)を示す。
【0045】
図4の結果によれば、25分経過後に散瞳データが130%に達しており、それ以後低下することもなく拡大傾向にあるので、このようなデータが得られた場合には、アルツハイマー型痴呆症の疑いが高いと診断することができる。
【0046】
また、図5の結果によれば、散瞳データが127%に達することなく100%近傍のまま推移しているので、このようなデータが得られた場合には、アルツハイマー型痴呆症の疑いは低く、脳血管性痴呆症の疑いが極めて高いと診断できる。
【0047】
図6は、多くの患者について、長谷川式スケール(HDS)の点数をX座標とし、40分間の測定時間内で5分毎に撮像した瞳孔画像に基づいて測定された散瞳データの平均値をY座標とした点をプロットしたグラフを示す。
痴呆症診断用問診テストのカットオフポイント及びアルツハイマー型痴呆症判定基準となる瞳孔の大きさを表す基準線CP、AHを境に、四角形で表示されたアルツハイマー型痴呆症の患者は基準線CPより左側の領域R又は基準線AHより上方の領域Rにプロットされ、円形で表示された脳血管性痴呆症の患者は、基準線CPより右側で且つ基準線AHより下方の領域Rにプロットされた。
これより、領域R又はRにプロットされたときはアルツハイマー型痴呆症であると診断することとができ、領域Rにプロットされたときは脳血管性痴呆症であると診断できることがわかる。
【0048】
さらに、図7は、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤などの抗痴呆薬を処方したアルツハイマー型痴呆症患者について、その投与前及び投与後1ヶ月経過したときの散瞳データを同一グラフ上に表示させたものである。
このグラフによれば、破線で図示する投与前の散瞳データDに比して、実線で図示する投与後1ヶ月経過したときの散瞳データDの瞳孔面積が小さいので、治療薬が効いていることがわかる。
このように同一グラフ上に記載することにより、比較が容易になり、治療薬がどの程度効いているか、その治療効果を客観的に知ることができる。
【0049】
なお、実施例の説明では、瞳孔撮像装置10で左右両眼を同時に撮像し、夫々の瞳孔画像に基づいて瞳孔の大きさを算出するようにした場合について説明したが、本発明はこれに限らず、点眼側の瞳孔のみを撮像して瞳孔の大きさを算出するようにしてもよい。
また、散瞳剤としては、その濃度0.01%、0.0075%、0.0050%、0.0025%のトロピカマイドが使用可能であり、また、これに替えて塩酸ピロカルビンを用いてもよい。
さらに、撮像装置10により瞳孔を撮像する場合に、眼球付近の照度は110ルクス、130ルクス、150ルクス程度に維持することが望ましい。
【0050】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、点眼側の瞳孔の大きさを同時に雑蔵された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化しているので、散瞳剤のみに起因する点眼側の瞳孔の大きさの変化を誰でも定量的に測定することができ、アルツハイマー型痴呆症であるか否かの判断を容易且つ正確に行うことができるという大変優れた効果がある。
また、アルツハイマー型痴呆症治療薬の投与前と投与後に散瞳テストを行なって瞳孔面積を比較することにより、治療薬による治療効果が表れたたか否かを容易に判断することができ、最適投与量を決定する参考データとすることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る痴呆症診断装置の一例を示す全体構成図。
【図2】本発明装置の処理手順を示すフローチャート。
【図3】長谷川式スケールの質問内容を示すチャート図。
【図4】測定結果を示すグラフ。
【図5】測定結果を示すグラフ。
【図6】測定結果を示すグラフ。
【図7】測定結果を示すグラフ。
【符号の説明】
1………痴呆症診断装置
2………演算装置
3………記憶装置
4………コンピュータ本体
5………入出力ポート
6………入力装置
7………ディスプレイ装置(表示装置)
8………プリンタ(表示装置)
9………受信機
10………瞳孔撮像装置
11………送信機
12R、12L………瞳孔画像撮像装置
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dementia diagnosis apparatus for determining whether a dementia patient has Alzheimer-type dementia or cerebrovascular dementia.
[0002]
[Prior art]
It is said that there are about 1 million patients with dementia in Japan alone.
This dementia can be subdivided into cortical dementia such as Alzheimer-type dementia and Pick's disease, subcortical dementia such as Parkinson's disease and Huntington's chorea, and cerebrovascular dementia. Cerebrovascular dementia and Alzheimer's dementia, each accounting for about 50%.
[0003]
At present, there are many types of therapeutic agents for cerebrovascular dementia and their therapeutic effects have been recognized. However, acetylcholinesterase inhibitors have recently been developed as therapeutic agents for Alzheimer type dementia.
Although this therapeutic agent is not a fundamental therapeutic agent, it can delay the progression of the disease, so that if it is administered early, a sufficient therapeutic effect can be obtained.
Therefore, it is effective to discriminate Alzheimer-type dementia or cerebrovascular dementia in the early stage of dementia and perform early treatment.
[0004]
By the way, as a diagnosis of Alzheimer-type dementia, examinations by the Hasegawa scale (HDS) and MMSE (Mini Mental State Examination) are known, and the score of an answer to a preset question is a predetermined cut-off point ( If the Hasegawa method is 20 points) or less, it is diagnosed as Alzheimer-type dementia.
However, in the early stage of Alzheimer-type dementia, a score higher than the cut-off point may be obtained based on the results of the interview, and if it is diagnosed as Alzheimer-type dementia at this point, the efficacy of the acetylcholinesterase inhibitor is remarkable. Despite the fact, it is often diagnosed as normal.
[0005]
Therefore, recently, a mydriatic diluent that causes an enlarged pupil response when instilled in patients with early stage Alzheimer-type dementia has been developed. A method for diagnosing whether or not Alzheimer's dementia is measured by measuring (area) and determining the enlargement ratio after instillation has been published (US SCIENSE VOL.266, 11NOVEMBER 1994).
[0006]
The method is, for example, instilling a mydriatic diluted solution into the left eye, and then measuring the pupil size, for example, a change in diameter, for 30 to 60 minutes with a ruler. It is determined whether or not the patient has Alzheimer's dementia based on the size of the above.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the size of the pupil changes not only due to the effect of the mydriatic agent, but also due to ambient brightness and other factors. Therefore, the pupil image on the non-eye-dropper side (right eye) is usually captured at the same time. This is troublesome in that it is necessary to always refer to the size of the pupil on the non-instillation side when measuring the length and determining whether the pupil on the instillation side has become large or not.
[0008]
For this reason, it is difficult to quantitatively measure changes in the size of the pupil on the ophthalmic side caused by the mydriatic alone, and it is difficult to determine whether or not it is Alzheimer-type dementia, which may lead to misdiagnosis. There was a problem that there was.
Further, since the pupil diameter is measured with a ruler, not only a time lag occurs when measuring the size of the left and right pupils, but also the measurement accuracy is low.
[0009]
Furthermore, if an early diagnosis of Alzheimer-type dementia is made, an anti-dementia drug such as an acetylcholinesterase inhibitor is administered to delay the progression, but whether the therapeutic drug is really effective for the patient However, it was difficult to determine quantitatively, and there was a problem that it was difficult to determine an appropriate dose.
[0010]
Therefore, the present invention can easily and accurately determine whether or not it is Alzheimer-type dementia by quantitatively measuring the change in the size of the pupil on the ophthalmic side caused by only the mydriatic agent. To make it possible to perform appropriate treatment by quantitatively grasping the effects of Alzheimer's treatment for dementia, confirming the therapeutic effect, and making a definitive diagnosis This is the second issue.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, the invention of claim 1 is a dementia diagnosis apparatus for obtaining basic data for determining whether a dementia patient is Alzheimer-type dementia or cerebrovascular dementia, based on the image of the pupil imaging device for an image shot with a constant illuminance ophthalmic side of the pupil when the eye Alzheimer diagnostic mydriatic dilutions eye, given the size of the pupil in a given measurement time While measuring at time intervals, normalizing the size of the measured pupil with the size of the non-eye-dropped pupil taken simultaneously, and the normalized pupil size change as mydriatic data And a display device for displaying.
[0012]
According to the first aspect of the present invention, since the illuminance that most influences the change in the size of the pupil is made constant and the size of the pupil is imaged, the change in the size of the pupil due to the change in the illuminance in the surroundings is detected. By removing it, it is possible to measure the change in pupil size caused solely by the mydriatic diluent.
In addition, since the size of the pupil is measured from the captured image, numerical values specifying the size such as the diameter and area of the pupil can be calculated extremely accurately.
[0013]
Also, since normalized by the size of the pupil size simultaneously measured non eye side of the point eye side of the pupil, to remove the change in the size of the pupil due to factors other than the illuminance, mydriatic A change in the size of the pupil due to only the diluent can be measured more accurately.
Therefore, even if the temporal change of the pupil size on the eye drops side is small, if the normalized pupil size increases with time, the pupil is enlarged by the mydriatic agent, so the Alzheimer type It can be diagnosed as dementia.
In addition, even if the temporal change in the size of the pupil on the eyedrop side is large, if the normalized data does not change so much, the pupil enlargement on the eyedrop side is caused by other factors, Since the pupil is not enlarged by the agent, it can be diagnosed as not having Alzheimer-type dementia.
[0014]
In this case, if the size of the pupil is expressed as a ratio to the size of the pupil before or just after the instillation, the size of the pupil in the initial state can be calculated by calculating the ratio to the size of the pupil before or after the instillation. Since the pupil size measured after instillation directly represents the enlargement ratio, the comparison becomes extremely easy.
[0015]
In addition, the pupil image is imaged for 60 minutes at intervals of 5 minutes, for example, and in order to improve examination efficiency, when trying to image five patients every minute, which pupil image is the pupil image of which patient. May become unknown.
Therefore, as in the seventh aspect of the invention, an iris pattern is stored when a pupil image is captured by the pupil imaging device, and the iris pattern is stored in advance each time a pupil image is input. If the iris pattern identification means for matching is provided, the pupil image of the same patient can be found immediately even if the patient name is forgotten to be recorded.
[0016]
Furthermore, if the pupil imaging device and the arithmetic processing device are equipped with a transmitter and a receiver that wirelessly transmit and receive the captured pupil image, there is no connection cord for connecting the two, so there is no troublesome wiring. No connection mistakes will occur.
[0017]
The invention of claim 2 includes an inquiry result input device for inputting a result based on an answer to each question of a diagnostic test for diagnosis of dementia set in advance, and an arithmetic device for summing up the score corresponding to the result of each question. characterized in that e Bei interview test execution means with.
[0018]
According to the second aspect of the present invention, first, when an answer to each question of the Hasegawa formula scale (HDS) or MMSE is input by the inquiry test execution means, a total score for the answer is calculated, and this score is determined as a predetermined cut. If it is lower than the off-point (20 points on the Hasegawa scale), it is diagnosed as Alzheimer-type dementia.
However, if the score is higher than the cut-off point, the possibility of early Alzheimer-type dementia or the possibility of cerebrovascular dementia remains, so a mydriatic test was performed, and as a result, the pupil enlarged. For example, even if it is higher than the cut-off point, it can be diagnosed as Alzheimer-type dementia, and when the pupil does not expand, it can be diagnosed that the suspicion of cerebrovascular dementia is extremely high.
[0019]
The invention according to claim 6 is a dementia diagnosis device for monitoring the therapeutic effect of a therapeutic agent for Alzheimer-type dementia, wherein the pupil on the eyedrop side when the dilated solution for Alzheimer diagnosis is instilled into one eye is fixed. based on the image of the pupil imaging device for an image shot with illuminance of the pupil size while measuring at predetermined time intervals in a predetermined measurement time, the measured pupil size simultaneously imaged non instillation side Mydriatic test execution means that normalizes the pupil size and memorizes the change in the normalized pupil size as mydriatic data, and on the left and right pupils before and after administration of Alzheimer's treatment for dementia And a display device for displaying each mydriatic data measured by the mydriatic test execution means by instilling a mydriatic diluent.
[0020]
According to the invention of claim 6 , each mydriatic data measured by instilling a mydriatic diluent on the left and right pupils can be displayed before and after administration of the Alzheimer-type dementia therapeutic agent. If the enlargement rate is small before and after administration, it can be determined that the therapeutic agent is effective.
[0021]

DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION

Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing an example of a dementia diagnosing apparatus according to the present invention, FIG. 2 is a flowchart showing a processing procedure of the apparatus of the present invention, FIG. 3 is a chart showing question contents of a Hasegawa scale, FIGS. Is a graph showing the measurement results.
[0022]
The dementia diagnosis device 1 of this example obtains basic data for determining whether a dementia patient has Alzheimer type dementia or cerebrovascular dementia, and confirms the therapeutic effect of a therapeutic agent for Alzheimer type dementia Is to do.
[0023]
The dementia diagnosis device 1 includes an input device such as a keyboard 6a and a mouse 6b in an input / output port 5 of a computer main body 4 provided with an arithmetic device 2 that performs data processing according to a predetermined program and a storage device 3 that stores data and programs. 6, a display device (display device) 7 that displays a calculation result of the calculation device 2 and an input character of the input device 6, and a printer (display device) 8 that prints an image displayed on the display device 7 are connected. ing.
[0024]
The input / output port 5 is connected to a receiver 9 that receives an image signal transmitted wirelessly, and is transmitted from a transmitter 11 provided in a pupil imaging device 10 that simultaneously images the left and right pupils. The pupil image is received and input to the arithmetic unit 2.
[0025]
The pupil image capturing apparatus 10 individually captures the respective pupils facing the left and right pupil positions, for example, in a goggle-type mask that can be worn on the face or a binocular lens barrel that is configured to look into with both eyes. The two imaging cameras 12L and 12R, the illuminance adjusting LED illumination 13, the illuminance sensor 14, and the imaging infrared LED illumination 15 are arranged.
The illuminance adjusting LED illumination 13 and the illuminance sensor 14 are connected to an illuminance controller 16 so as to prevent a measurement error by maintaining a constant illuminance condition during pupil photographing.
It should be noted that at least one LED illumination 13 for adjusting the illuminance may be disposed so as to oppose the upper and lower positions or the left and right positions of the eyeball, and the irradiation direction is the irradiation direction even when the irradiation light is directly irradiated to the eyeball. The direction may be such that the light is indirectly reflected so that the light is once reflected in the imaging device 10 and then incident on the eyeball.
Moreover, as LED used for the LED illumination 13 for illumination intensity adjustment, although visible light color is desirable, infrared light may be sufficient and the luminescent color is not ask | required.
[0026]
FIG. 2 shows a data processing procedure by the dementia diagnostic apparatus 1.
When the diagnostic apparatus 1 is started up, an inquiry test execution means (steps STP1 to STP3) is started. First, in step STP1, the question contents and answers of a preset diagnostic test for dementia diagnosis such as the Hasegawa scale (HDS), etc. Since the entry column is displayed, the doctor sequentially asks questions based on this, and inputs the answers sequentially with the keyboard 6a and the mouse 6b.
[0027]
When all questions have been completed and the answers have been entered and the confirmation key (for example, the Eenter key) is hit, the process proceeds to step STP2, and the answer to each question is dealt with by referring to the preset score table 13 The total score to be calculated is calculated.
Next, the process proceeds to step STP3, and each answer, the total score, and a code (name and ID code) for identifying the patient are recorded in a folder Fn created in advance in a predetermined storage area of the storage device 3.
[0028]
On the Hasegawa scale, 20 points are cut-off points. If the score is 20 points or less, it is diagnosed as Alzheimer-type dementia. If the total score is 21 to 26 points, dementia is suspected, and 27 points or more are normal. It is judged.
Therefore, in step STP4, it is determined whether the total score is 20 points or less, 21 to 26 points, or 27 points or more. If the total score is 20 points or less and 27 points or more, in step STP5, Alzheimer type dementia and Whether it is normal is displayed and the process is terminated.
In the case of 21 to 26 points, the process proceeds to the mydriatic test execution means of steps STP6 to 15 to determine whether it is an early stage Alzheimer type dementia or cerebrovascular dementia.
[0029]
When the process proceeds to the mydriatic test execution means (steps STP6 to STP15), the left and right pupils are simultaneously imaged at predetermined time intervals before taking in the Alzheimer diagnostic mydriatic solution for one eye or immediately after the instillation, and a pupil image is captured. .
First, in step STP6, the pupil imaging device 10 simultaneously captures the left and right pupils to capture the pupil image, and simultaneously recognizes the iris pattern based on the image, and then proceeds to step STP7.
[0030]
In step STP7, the iris pattern stored in each folder Fn is collated in advance. If they match, the process proceeds to step STP8 and the image data of the pupil image is stored in the folder Fn in which the matched iris pattern is recorded. Is stored, and if they do not match, the process proceeds to step STP9 and is stored in the folder Fn for the patient created in advance.
As a result, the patient who has already taken the pupil image is automatically stored in the folder Fn of the same patient without assigning the patient name, so that the trouble of managing the pupil image is remarkably reduced. The
[0031]
Next, in step STP10, it is determined that the processes in steps STP6 to STP9 are repeated a predetermined number of times (for example, 13 times when imaging a 60-minute pupil change every 5 minutes) within a predetermined measurement time. Then, the process proceeds to step STP11.
In addition, when imaging every 5 minutes, even if another person's pupil is imaged during that time, the pupil image is automatically stored in the folder Fn of each patient. It doesn't become unknown.
[0032]
In step STP11, the size of the pupil at each measurement time is calculated. Specifically, when an area is used as the size of the pupil, for example, it is calculated by a ratio (mydriatic ratio) when the area of the left and right pupils before or after instillation is 100%.
[0033]
Next, in step STP12, the mydriatic ratio on the instillation side of the mydriatic solution for Alzheimer diagnosis is divided by the simultaneously measured mydriatic ratio on the non-instillation side, and the change is stored as mydriatic data.
[0034]
In step STP13, changes in the left and right mydriatic ratios and mydriatic data are displayed on the display device 7, and the graph image is stored in the same folder Fn, and is output by the printer 8 as necessary.
[0035]
In this example, generally, when the pupil area exceeds 127% (113% in diameter) by the mydriatic test, the suspicion of Alzheimer-type dementia is extremely high, and as shown in FIGS. When displaying pupil data in a graph, it is desirable to attach a determination reference line M that is 127% of the pupil area.
[0036]
Next, in step STP14, the average value is calculated based on the mydriatic data, and in step STP15, the score of the interrogation test for dementia diagnosis as shown in FIG. 6 is set as the X coordinate, and the average value of the mydriatic data is set as the Y coordinate. A graph in which the points to be plotted are plotted is displayed on the display device 7, and the graph image is stored in the folder Fn. If necessary, this is output by the printer 8, and the processing is terminated.
[0037]
In this case, if the graph is displayed with the orthogonal reference lines CP and AH indicating the cut-off point of the diagnostic test for dementia diagnosis and the size of the pupil serving as the criterion for Alzheimer-type dementia, the region on the left side of the reference line CP Alzheimer-type dementia when plotted in R 1 and the region R 2 above the reference line AH, and cerebrovascular dementia when plotted in the region R 3 to the right of the reference line CP and below the reference line AH It is judged that.
[0038]
When the Hasegawa scale (HDS) score is used for the X coordinate, the reference line CP is 20 points, and when the average value of mydriatic data is used as the Y coordinate, the reference line AH is 125 to 135% (pupil area) 112-116% in diameter), optimally 129-130% in pupil area (114% in pupil diameter).
[0039]
The mydriatic data is normalized by dividing the mydriatic ratio on the instillation side by the mydriatic ratio on the non-instillation side based on the mydriatic ratio when the area of the pupil immediately before instillation or immediately after the instillation is 100%. However, the present invention is not limited to this, and a numerical value that specifies the size of the pupil, such as the mydriatic ratio on the eye drop side, can be selected.
[0040]
In this case, the Y axis represents a change in the size of the pupil, such as the maximum value of the normalized mydriatic ratio, the average value of the mydriatic ratio on the eye drop side, and the maximum value of the mydriatic ratio on the eye drop side. Any numerical value can be used.
When the maximum value of the mydriatic ratio normalized as the Y coordinate is used, the reference line AH is 155 to 165% in pupil area (125 to 128% in pupil diameter), and optimally, 159 to pupil area. It was 160% (126% in pupil diameter).
When the average value of the mydriatic ratio on the eyedrop side is used as the Y coordinate, the reference line AH is 115 to 120% in pupil area (107 to 109% in pupil diameter), and optimally 117 to 118 in pupil area. % (108% in pupil diameter).
Further, when the maximum value of the mydriatic ratio on the eyedrop side is used as the Y coordinate, the reference line AH is 145 to 155% in pupil area (120 to 125% in pupil diameter), and optimally 150% in pupil area ( The pupil diameter was 122%).
[0041]
In this way, when using mydriatic data or the average value and maximum value of mydriatic ratio as the Y coordinate, the measurement time is required to be at least 20 minutes or more and plotted on the graph based on the data when censored in less than 20 minutes. However, Alzheimer-type dementia and cerebrovascular dementia could not be accurately distinguished, but when measured at 40 minutes, 50 minutes, 60 minutes, and at least 40 minutes, the result is longer than that. There was no change.
[0042]
Moreover, if the dementia diagnosis apparatus 1 is used, the therapeutic effect of the Alzheimer type dementia therapeutic agent can also be monitored.
In this case, the treatment should be stored as mydriatic data stored by performing the processing of steps STP6 to STP 13 before administration of the Alzheimer-type dementia treatment drug, and the drug efficacy should be confirmed after the start of treatment drug treatment. Is confirmed, the processes of steps STP6 to STP15 are performed again to store mydriatic data, and both are displayed on the same graph or on individual graphs as shown in FIG. This is done by comparing them.
[0043]
In this case, when imaging a pupil image after the start of administration of a therapeutic agent, for example, after one month has elapsed, since the pupil image has already been captured by the iris pattern, the iris pattern of the image is collated and automatically Since it is stored in the folder Fn of the same patient, it is not necessary to add a patient name to the image data and manage the pupil image.
[0044]
4 to 7 are graphs obtained by the dementia diagnostic apparatus 1. FIG.
4 and 5 show that the patient's left eye of the Hasegawa scale has a total score of 21 to 26, a mydriatic solution is instilled into the left eye, saline is instilled into the right eye, and every 5 minutes immediately after instillation. Shows the results of a mydriatic test in which the pupil is imaged a total of 13 times for 60 minutes. The mydriatic ratio (mydriatic data) is shown.
[0045]
According to the result of FIG. 4, mydriatic data has reached 130% after 25 minutes, and since there is a tendency to increase without decreasing thereafter, when such data is obtained, the Alzheimer type It can be diagnosed that suspicion of dementia is high.
[0046]
In addition, according to the results of FIG. 5, mydriatic data has remained around 100% without reaching 127%. When such data is obtained, the suspected Alzheimer-type dementia is It is low, and it can be diagnosed that suspicion of cerebrovascular dementia is extremely high.
[0047]
FIG. 6 shows the average value of mydriatic data measured on the basis of pupil images taken every 5 minutes within a measurement time of 40 minutes, with the Hasegawa scale (HDS) score as the X coordinate for many patients. The graph which plotted the point made into Y coordinate is shown.
Patients with Alzheimer-type dementia displayed as squares with reference to the cut-off point of the diagnostic test for dementia diagnosis and the baselines CP and AH that represent the size of the pupil as the criteria for determining Alzheimer-type dementia A patient with cerebrovascular dementia plotted in the left region R 1 or the region R 2 above the reference line AH and displayed in a circle is in the region R 3 on the right side of the reference line CP and below the reference line AH. Plotted.
From this, when plotted in the region R 1 or R 2 , it can be diagnosed as Alzheimer type dementia, and when plotted in the region R 3 , it can be diagnosed as cerebrovascular dementia. .
[0048]
Further, FIG. 7 shows mydriatic data on the same graph for Alzheimer-type dementia patients prescribed with an anti-dementia drug such as an acetylcholinesterase inhibitor on the same graph before and 1 month after the administration. is there.
According to this graph, in comparison to mydriasis data D 1 of the pre-dose illustrated by broken lines, since a small pupillary mydriasis data D 2 when 1 month has passed after administration illustrated by the solid line, the therapeutic agent is You can see that it works.
By describing them on the same graph in this way, the comparison is facilitated and the therapeutic effect of the therapeutic agent can be objectively known.
[0049]
In the description of the embodiment, the case where the left and right eyes are simultaneously imaged by the pupil imaging device 10 and the size of the pupil is calculated based on the respective pupil images has been described, but the present invention is not limited thereto. Instead, the size of the pupil may be calculated by imaging only the pupil on the eye drop side.
As a mydriatic, tropicamide having a concentration of 0.01%, 0.0075%, 0.0050%, and 0.0025% can be used. Alternatively, pilocarbine hydrochloride can be used. Good.
Furthermore, when imaging the pupil with the imaging device 10, it is desirable to maintain the illuminance near the eyeball at about 110 lux, 130 lux, and 150 lux.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the size of the pupil on the ophthalmic side is normalized by the size of the pupil on the non-ophthalmic side that has been miscellaneous, so that the ophthalmic side caused by the mydriatic only Anyone can quantitatively measure the change in the size of the pupil, and there is an excellent effect that it is possible to easily and accurately determine whether or not it is Alzheimer's dementia.
In addition, it is possible to easily determine whether the therapeutic effect of the therapeutic agent has appeared by performing a mydriatic test before and after administration of the Alzheimer-type dementia therapeutic agent and comparing the pupil area. There is also an effect that it can be used as reference data for determining the amount.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing an example of a dementia diagnosis apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a processing procedure of the apparatus of the present invention.
FIG. 3 is a chart showing the contents of a question on the Hasegawa scale.
FIG. 4 is a graph showing measurement results.
FIG. 5 is a graph showing measurement results.
FIG. 6 is a graph showing measurement results.
FIG. 7 is a graph showing measurement results.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ......... Dementia diagnosing device 2 ......... Calculation device 3 ......... Storage device 4 ......... Computer body 5 ......... Input / output port 6 ......... Input device 7 ......... Display device (display device)
8: Printer (display device)
9... Receiver 10... Pupil imaging device 11... Transmitter 12 R, 12 L.

Claims (7)

痴呆症患者がアルツハイマー型痴呆症であるか、脳血管性痴呆症であるかを判別する基礎データを得る痴呆症診断装置であって、
片眼にアルツハイマー診断用散瞳剤希釈液を点眼したときの点眼側の瞳孔を一定の照度で撮像する瞳孔撮像装置(10)の画像に基づいて、当該瞳孔の大きさを所定の測定時間内に所定時間間隔で測定すると共に、測定された瞳孔の大きさを同時に撮像された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化する演算装置(2)と、正規化された瞳孔の大きさの変化を散瞳データとして表示する表示装置(7)とを備えたことを特徴とする痴呆症診断装置。
A dementia diagnostic apparatus for obtaining basic data for determining whether a dementia patient is Alzheimer-type dementia or cerebrovascular dementia,
Based on the image of the pupil imaging device (10) that images the pupil on the eye drop side with a constant illuminance when the Alzheimer diagnostic mydriatic diluent is applied to one eye, the size of the pupil is determined within a predetermined measurement time. And an arithmetic unit (2) that normalizes the measured pupil size with the size of the pupil on the non-instilled side simultaneously imaged, and a change in the normalized pupil size And a display device (7) for displaying as mydriatic data.
痴呆症患者がアルツハイマー型痴呆症であるか、脳血管性痴呆症であるかを判別する基礎データを得る痴呆症診断装置であって、
予め設定された痴呆症診断用問診テストの各質問の結果を入力する問診結果入力装置(6)と、各質問の結果に対応する得点数を合計する演算装置(2)を備えた問診テスト実行手段(STP1〜3)と、
片眼にアルツハイマー診断用散瞳剤希釈液を点眼したときの点眼側の瞳孔を一定の照度で撮像する瞳孔撮像装置(10)の画像に基づいて、当該瞳孔の大きさを所定の測定時間内に所定時間間隔で測定すると共に、測定された瞳孔の大きさを同時に撮像された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化し、正規化された瞳孔の大きさの変化を散瞳データとして表示させる散瞳テスト実行手段(STP6〜15)とを有することを特徴とする痴呆症診断装置。
A dementia diagnostic apparatus for obtaining basic data for determining whether a dementia patient is Alzheimer-type dementia or cerebrovascular dementia,
Interrogation test execution device comprising an interrogation result input device (6) for inputting the results of each question of a dementia diagnosis interrogation test set in advance and an arithmetic unit (2) for totaling the number of scores corresponding to the results of each question Means (STP1 to 3);
Based on the image of the pupil imaging device (10) that images the pupil on the eye drop side with a constant illuminance when the Alzheimer diagnostic mydriatic diluent is applied to one eye, the size of the pupil is determined within a predetermined measurement time. In addition, the measured pupil size is normalized by the pupil size of the non-eyedrop side imaged at the same time, and the normalized pupil size change is displayed as mydriatic data. A dementia diagnosing apparatus having a mydriatic test execution means (STP6 to 15).
前記問診テスト実行手段(STP1〜3)で算定された合計得点が予め設定されたカットオフポイント近傍又はそれ以上であるときに、散瞳テスト実行手段(STP6〜15)による処理を実行させる制御装置を設けた請求項2記載の痴呆症診断装置。Control device for executing processing by mydriatic test execution means (STP6-15) when the total score calculated by the inquiry test execution means (STP1-3) is near or above a preset cutoff point The dementia diagnosis apparatus according to claim 2, which is provided. 前記痴呆症診断用問診テストが、長谷川式スケール又はMMSEである請求項2記載の痴呆症診断装置。The dementia diagnosis apparatus according to claim 2 , wherein the dementia diagnosis inquiry test is a Hasegawa scale or MMSE. 痴呆症診断用問診テストの点数と、点眼側の瞳孔の大きさの平均値又は最大値をXY座標とする点を、痴呆症診断用問診テストのカットオフポイントを示す基準線及びアルツハイマー型痴呆症判定基準となる瞳孔の大きさを示す基準線が表示されたグラフ上にプロットする表示装置(7)を備えた請求項2記載の痴呆症診断装置。The reference line indicating the cut-off point of the diagnostic test for dementia and the Alzheimer-type dementia using the score of the diagnostic test for dementia diagnosis and the point where the average or maximum value of the size of the pupil on the eye drop side is the XY coordinate The dementia diagnosis apparatus according to claim 2, further comprising a display device (7) for plotting on a graph on which a reference line indicating a size of a pupil serving as a determination reference is displayed. アルツハイマー型痴呆症治療薬の治療効果をモニタする痴呆症診断装置であって、
片眼にアルツハイマー診断用散瞳剤希釈液を点眼したときの点眼側の瞳孔を一定の照度で撮像する瞳孔撮像装置(10)の画像に基づいて、当該瞳孔の大きさを所定の測定時間内に所定時間間隔で測定すると共に、測定された瞳孔の大きさを同時に撮像された非点眼側の瞳孔の大きさで正規化し、正規化された瞳孔の大きさの変化を散瞳データとして記憶させる散瞳テスト実行手段(STP6〜15)と、
アルツハイマー型痴呆症治療薬の投与前及び投与後に左右同じ側の瞳孔に散瞳剤希釈液を点眼して前記散瞳テスト実行手段により測定した夫々の散瞳データを表示する表示装置(7)とを備えたことを特徴とする痴呆症診断装置。
A device for diagnosing dementia that monitors the therapeutic effect of a therapeutic agent for Alzheimer-type dementia,
Based on the image of the pupil imaging device (10) that images the pupil on the eye drop side with a constant illuminance when the Alzheimer diagnostic mydriatic diluent is applied to one eye, the size of the pupil is determined within a predetermined measurement time. At a predetermined time interval, and the measured pupil size is normalized by the pupil size on the non-eye-dropped side simultaneously imaged, and the normalized pupil size change is stored as mydriatic data. Mydriatic test execution means (STP6-15),
A display device (7) for displaying the respective mydriatic data measured by the mydriatic test execution means by instilling a mydriatic diluted solution into the left and right pupils before and after administration of the Alzheimer-type dementia therapeutic agent; A dementia diagnosis apparatus comprising:
前記瞳孔撮像装置(10)により瞳孔画像を取り込む際に虹彩紋理のパターンを記憶させておき、瞳孔画像が入力されるたびにその虹彩紋理のパターンを予め記憶された虹彩紋理のパターンと照合する虹彩紋理識別手段(STP7)を供えた請求項1乃至6いずれか記載の痴呆症診断装置。An iris pattern is stored when the pupil image is captured by the pupil imaging device (10), and the iris pattern is collated with a pre-stored iris pattern each time a pupil image is input. The dementia diagnosis apparatus according to any one of claims 1 to 6, further comprising an identification unit (STP7).
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