JP4746185B2

JP4746185B2 - Lining construction method in pipe

Info

Publication number: JP4746185B2
Application number: JP2001012176A
Authority: JP
Inventors: 栄器秋元; 浜夫山城
Original assignee: 足立建設工業株式会社
Priority date: 2001-01-19
Filing date: 2001-01-19
Publication date: 2011-08-10
Anticipated expiration: 2021-01-19
Also published as: JP2002213649A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、下水道管、上水道管及びガス管等の既設の管渠において、その管渠の内面にライニング層を施工するための管渠内ライニング施工方法及びその装置に関し、更に詳しくは、長尺の板状体よりなる帯状部材を螺旋状に捲回して形成された管状体いわゆるライニング管を管渠内に挿入してなされるライニング施工を実施する管渠内ライニング施工方法及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
本出願人は先に、特開２００２−７９５７８（特願２０００−１８５２１８号、以下「先行技術」という）において、小径の管状体を成形した後、帯状部材を強制的に送り込んで拡径し、その過程で管渠の壁面との間に充填材を注入するライニング施工（方法及び装置を含む。）を提案した。
すなわち、この先行技術の管渠内のライニング施工方法は、
「管渠内において、その外面の長手方向に凹溝を有するとともに両側縁部に継手が形成され連続的に供給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部材をもって管状体を付加形成する方法であって、
小径の管状体を一定長にわたって形成した後、
新たに供給される帯状部材を送り込みつつ、前記既に形成された管状体の帯状部材相互の継手部を滑動させて前記既に形成された管状体を拡径させる施工方法において、
小径の管状体を形成する過程において該小径の管状体の表面に発泡性と固着性とを有する液状の未硬化状態の発泡性合成樹脂固着材を注入充填し、
前記小径の管状体の拡径とともに前記発泡性合成樹脂固着材を発泡させて該拡径された管状体を該発泡性合成樹脂固着材を介して管渠の内壁面に固着させてなる」ことを特徴とする。
また、その管渠内ライニング施工装置は、
「管渠内において、その外面の長手方向に凹溝を有するとともに、両側縁部に継手が形成され連続的に供給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部材をもって管状体を付加形成するライニング施工装置であって、
剛性を有し、前記管状体の内側に配される成形フレーム；
前記成形フレームを介して同一円周上に所定ピッチをもって取り付けられ、前記管状体の内面に当接する複数の案内ローラ；
前記成形フレームを介して取り付けられ、前記既に形成された管状体と新たに供給される帯状部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着する外面ローラと内面ローラとからなり、かつ、該外面ローラは前記帯状部材の凹溝に嵌まり込む鍔部を有する接合機構部；
前記成形フレームを介して取り付けられ、管渠の内壁に当接され、かつ制動機能を有し、該管渠の内壁に沿って回転する複数の送りローラ；
成形フレームに直接または間接に固定される注入管と、該注入管が接続されるとともに該注入管に液状の固着材を送り込む外部配管とを回転自在に連通する回転継手とからなる固着材注入機構部；を有してなる」ことを特徴とする。
【０００３】
しかしながら、先行技術においては、拡径作用が接合機構部から直ちに始まる傾向にあり、接合機構部に隣り合って配される充填材の注入管がこの膨径するライニング管の表面と接触し、注入作業の障害となるものである。また、固着材を注入しないライニング施工においても、この膨径作用により所期のとおりの拡径がなされ難いことが認められている。
これを防止するべく、帯状部材の送り込み速度・負荷の調整がなされるが、調整手間が懸かり、作業の隘路となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、自転動をもって推進する製管装置を用い、その剛性をなす環状の形成フレーム回りに帯状部材を捲回して小径管を成形し、しかる後この小径管を拡径して管渠の断面一杯にライニング施工をなす前記先行技術を更に発展させ、円滑な拡径作用をなし、もって帯状部材の送り込み速度・負荷の調整手間の軽減を図ることのできる管渠内のライニング施工方法及びその施工装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の管渠内のライニング施工方法及びその施工装置は具体的には以下の構成を採る。
すなわち、第１番目の発明は管渠内のライニング施工方法に係り、請求項１に記載のとおり、実質的に円形断面をなす管渠内において、その外面の長手方向に凹溝を有するとともに両側縁部に継手が形成され連続的に供給される長尺の弾性を有する帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部材をもって管状体を付加形成する方法であって、
所定幅を有し円環状を保持する成形フレーム；前記成形フレーム回りに回転自在に装着され、帯状部材を螺旋状に捲回して形成されるライニング管の内面に当接する複数の案内ローラ；前記成形フレームを介して取り付けられ、前記既に形成されたライニング管と新たに供給される帯状部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着・接合する外面ローラと内面ローラとからなり、かつ該外面ローラは前記帯状部材の凹溝に嵌まり込む鍔部を有する接合機構部；前記成形フレームに連動して取り付けられ、管渠の壁面に当接する回転自在のローラを有し、該ローラを管渠の壁面に当接させて該形成フレームを管渠の中心位置に保持する送り機構部；前記成形フレームの外方に所定間隔を存して配されるとともに該成形フレームへの連結をもって該成形フレームに連動し、成形フレーム回りに捲回されるライニング管の外周を拘束して囲じょうされる外周規制枠体；を少なくとも備えた施工装置を使用し、
管状体の成形において、成形フレームの規定する周長以上の帯状部材を送り込み、成形フレームの外径以上に拡径することを特徴とする。
上記構成において、
1)管状体の拡径操作は断続的、あるいは連続的のいずれの態様によってもなされること、
は適宜採択される選択的事項である。
【０００６】
第２番目の発明は同じく管渠内のライニング施工方法の発明であって、第１番目の発明の構成に加え、その外周規制枠体には、発泡性と固着性とを有する液状の発泡性合成樹脂固着材の注入管が貫通状に取り付けられ、その先端の注入部を該外周規制枠体の後方に位置させ、管状体の拡径とともに該発泡性合成樹脂固着材を注入することを特徴とする。
【０００７】
第３番目の発明は第１番目の発明を実施する施工装置であって、
実質的に円形断面をなす管渠内において、その外面の長手方向に凹溝を有するとともに両側縁部に継手が形成され連続的に供給される長尺の弾性を有する帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部材をもって管状体を付加形成するライニング施工装置であって、
所定幅を有し円環状を保持する成形フレームと、
前記成形フレーム回りに回転自在に装着され、帯状部材を螺旋状に捲回して形成されるライニング管の内面に当接する複数の案内ローラと、
前記成形フレームを介して取り付けられ、前記既に形成されたライニング管と新たに供給される帯状部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着・接合する外面ローラと内面ローラとからなり、かつ該外面ローラは前記帯状部材の凹溝に嵌まり込む鍔部を有する接合機構部と、
前記成形フレームに連動して取り付けられ、管渠の壁面に当接する回転自在のローラを有し、該ローラを管渠の壁面に当接させて該形成フレームを管渠の中心位置に保持する送り機構部と、
前記成形フレームの外方に所定間隔を存して配されるとともに該成形フレームに連動し、成形フレーム回りに捲回されるライニング管の外周に囲じょうされる外周規制枠体と、
を少なくとも備えてなることを特徴とする。
上記構成において、
1)成形フレームは剛性の円環体をなす態様、あるいは横剛性を保持しつつ径方向への屈撓性を有する態様を採ること、
2)外周規制枠体は組立て自在のじ分割体よりなる態様を採ること、
3)送り機構部は制動機能を有する態様、あるいは有しない態様の両態様を採ること、
は適宜採択される選択的事項である。
【０００８】
第４番目の発明は第２番目の発明を実施する施工装置であって、第３番目の発明の構成において、外周規制枠体には、発泡性と固着性とを有する液状の発泡性合成樹脂固着材の注入管が貫通状に取り付けられ、その先端の注入部を該外周規制枠体の後方に位置させてなることを特徴とする。
上記構成において、
1)成形フレームは剛性の円環体をなす態様、あるいは横剛性を保持しつつ径方向への屈撓性を有する態様を採ること、
2)外周規制枠体は組立て自在のじ分割体よりなる態様を採ること、
3)送り機構部は制動機能を有する態様、あるいは有しない態様の両態様を採ること、
は適宜採択される選択的事項である。
【０００９】
本発明は更に、外周規制枠体に係り、実質的に円形断面をなす管渠内において、その外面の長手方向に凹溝を有するとともに両側縁部に継手が形成され連続的に供給される長尺の弾性を有する帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部材をもって管状体を付加形成するライニング施工装置に連動して使用され、
所定幅を有し円環状を保持するの成形フレームと；前記成形フレーム回りに回転自在に装着され、帯状部材を螺旋状に捲回して形成されるライニング管の内面に当接する複数の案内ローラと；前記成形フレームを介して取り付けられ、前記既に形成されたライニング管と新たに供給される帯状部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着・接合する外面ローラと内面ローラとからなり、かつ該外面ローラは前記帯状部材の凹溝に嵌まり込む鍔部を有する接合機構部と；前記成形フレームに連動して取り付けられ、管渠の壁面に当接する回転自在のローラを有し、該ローラを管渠の壁面に当接させて該形成フレームを管渠の中心位置に保持する送り機構部と；からなるライニング施工装置において、
前記成形フレームの外方に所定間隔を存して配されるとともに該成形フレームに連動し、成形フレーム回りに捲回されるライニング管の外周を囲じょうする、ことを特徴とする。
この外周規制枠体は具体的には、帯状部材の凹溝に案内されて転動する複数のローラが成形フレーム回りに捲回されるライニング管の外周を囲む枠体に転動自在に支持されてなり、前記接合機構部の後方において前記成形フレームとともに移動する構成を採る。
この外周規制枠体は更に以下の実施の形態で具体的に示される。
【００１０】
（作用）
帯状部材の閉合部位で接合機構部の外面ローラ及び内面ローラの挟着作用により相接する継手相互は係合される。外面ローラは帯状部材の外面に形成された凹溝に係合することにより、新たに供給される帯状部材とともに所定のピッチで管軸方向に前進し、接合機構部は常に閉合部位に位置する。これにより、本ライニング施工装置は全体的に公転し、帯状部材は連続的に閉合されて製管される。
送り機構部の送りローラは、全体として、本ライニング施工装置の管渠内での中心を保持する機能を果たす。
主動送りローラは管渠の壁面に接触し、その回転により壁面から反作用を受けて本ライニング施工装置に回転力を付与し、本ライニング施工装置の主動的な回転をなす。
従動送りローラは、この回転を円滑になすとともに、制動機能が与えられ、回転に制動をかける。
このライニング管の施工過程において、接合機構部の移動量以上に新たに供給される帯状部材を送り込むことにより、既に形成された管状体すなわちライニング管の帯状部材相互の継手部を滑動させて該ライニング管を拡径させる。この拡径は管渠の内壁に密着するまでなされることを通常とするが、それ以前で停止することもできる。
この拡径過程において、成形フレーム回りのライニング管は外周規制枠体によって外周が拘束されたものとなり、強制的に送り込まれる帯状部材の膨径を阻止し、外周規制枠体を抜け出た時点でライニング管の膨径が始まることになる。
【００１１】
第２番目の発明においては、拡径前のライニングの表面に発泡性固着材が所定量注入される。固着材は液状をなし、帯状部材の溝部に注入されるが、その粘着力によりライニング管の表面、すなわち帯状部材の溝部内に付着する。ライニング管の拡径された部分では固着材はその発泡作用により膨張し、次いで固結が始まる。固着材は溝部内に充満し、かつ、フランジ相互の隙間に溢れ出しコンクリート製の管渠の内壁面に接着する。
固着材の固結により、所要の強度を発現するとともに、該固着材を介してライニング管と管渠との一体化がなされる。すなわち、固着材はコンクリート製の管渠に対しては強固に付着し、合成樹脂製ライニング管に対してはその凹溝すなわち帯状部材の溝部内に充填され、螺旋状をなす溝部内に拘束され、３者すなわちライニング管・固着材・管渠は一体化される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の管渠内用ライニング施工装置及びその施工方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１〜図２２は本発明の管渠用ライニング施工装置の一実施形態を示す。すなわち、図１及び図２は本ライニング施工装置Ｓの全体の概略を示し、図３〜図２２は本ライニング施工装置Ｓの各部の構成を示す。また、図３０は帯状部材の一態様を示す。
これらの図において、Ｐは円形断面をなす管渠、Ｒはライニング管を示す。なお、本装置Ｓの進行方向（矢印イ）をもって、前部、後部とする。
【００１３】
帯状部材１００
図３０は本実施形態のライニング施工において使用される帯状部材の一例を示す。
帯状部材１００は本体が一定厚さの平板状をなし、その外面の長手方向に適宜数（図例では７）の突条１０２が連続的に縦設される。突条１０２に先端部にはフランジ１０２ａが形成される。突条１０２の相互間は溝１０４もしくは溝空間を形成する。内面１０６は実質的に平滑に形成される。
帯状部材１００の両側には互いに内外に重合して係合する接合部１００Ａ，１００Ｂが形成される。すなわち、前縁側接合部１００Ａはその前端部の突条１０２Ａの基部が膨径され、その内面側より凹溝１１０が縦設され、更にこの突条１０２Ａより張出し部１１２が連設される。後縁側接合部１００Ｂは後端部の突条１０２Ｂより張出し部１１４が張設され、該張出し部１１４の端部寄りに前記前縁側接合部１００Ａの凹溝１１０に係合する凸条１１６が縦設される。
接合時において、相隣れる帯状部材１００の前縁部と後縁部とが重なり合い、前縁側接合部１００Ａに後縁側接合部１００Ｂが後記する接合ローラ部の外面ローラと内面ローラとの挟着作用を受けて、凹溝１１０内に凸条１１６が、また、突条１０２Ｂのフランジ１０２ａ内に張出し部１１２の端部がそれぞれ嵌り込み、接合される。この場合、主たる係合は凹溝１１０と凸条１１６とによりなされ、張出し部１１２と突条１０２Ｂとは従たる係合をなすものであり、従って、場合によっては従たる係合は省略されうる。
更に、本実施形態では張出し部１１２，１１４の当接部分にはシール材１１８が介装され、接合性を高める。なお、接合部１００Ａ，１００Ｂにおける嵌合係合で十分であれば、当該シール材１１８を省略することができる。
帯状部材は合成樹脂の素材をもって作成され、特に成形性の観点から押出し形成により連続的に成形できる塩化ビニール（ＰＶＣ）樹脂が好適である。しかし金属製による成形を妨げるものではない。
【００１４】
ライニング施工装置Ｓ
図１〜図２２を参照して、本実施形態のライニング施工装置Ｓの構成を説明する。
図１に示されるように、このライニング施工装置Ｓは、円環状をなす成形フレーム１、該成形フレーム１の外周に所定ピッチをもって配される複数の案内ローラ２、該成形フレーム１を介して取り付けられ、内面ローラ３と外面ローラ４とを含む接合機構部５、該接合機構部５に連動して配される主動送りローラ６、成形フレーム１の前面に同一円周上に取り付けられる複数の従動送りローラ７、更には、接合機構部５に隣り合って配される固着材注入機構部８、及び、成形フレーム１を取り囲んで配され、かつ該成形フレームに連動する外周規制枠体９の主要部から成る。
主動及び従動送りローラ６，７は一連となって、送り機構部を構成する。
また、固着材注入機構部８は外周規制枠体９にその一部が組み込まれる。
【００１５】
以下、各部の細部構造を説明する。
成形フレーム１（図１〜図３参照）
成形フレーム１は、円環状をなし、所定の幅と厚さにより所要の剛性を保持する。円環状の一部は凹設され、接合機構部５の取付け部となる。該成形フレーム１は、適宜数の分割体（セグメント）よりなるが、一体的に形成することを妨げるものではない。
各分割体は、前後面になる側板１０（前側板１０Ａ，後側板１０Ｂ）と、両端部のフランジ１１とから枠体が構成され、該枠体は所定の剛性を有し、適宜、補剛材が付加され剛性が高められる。そして、フランジ１１相互を当接させ、そのフランジ１１に開設されたボルト挿通孔１２に挿通されたボルト・ナット（図示せず）をもって組み立てられる。
側板１０の外縁には、所定の間隔をもって軸受凹部１３が凹設され、案内ローラ２の軸部を受け入れる。
【００１６】
取付け部は中心部に向けてＶ字状に凹設され、当該部分の回転方向の前側板１０Ａは他の分割体の前側板１０Ａよりも後方に配され、細幅状をなす。その後退幅は帯状部材１００を受け入れるに充分な幅とされる。Ｖ字状部の前側板１０Ｃは接合機構部５との取付けに供される。１５はそのボルト挿通孔である。
【００１７】
案内ローラ２
案内ローラ２は、成形フレーム１の外周に所定の間隔並びに所定の角度をもって配される。
案内ローラ２の取付け角度θは、ライニング管Ｒを構成する帯状部材１００に対し直角を採る。案内ローラ２のローラ本体１７は硬質の合成樹脂体あるいは金属体よりなり、軸受を介してローラ軸１８回りに回転自在とされ、帯状部材１００の内面に当接する。
なお、案内ローラ２の数はライニング管Ｒの径あるいは案内フレーム１の径によって変わるものであり、その数に限定されるものではなく、要は真円度の保証される範囲内において決められる。
【００１８】
接合機構部５（図４〜図６参照）
接合機構部５は、成形フレーム１の前側板１０Ｃを介して成形フレーム１に装着され、内面ローラ３と外面ローラ４とが組となった接合ローラ部２０を主体とし、かつ、これらのローラ３，４の同期回転を図る歯車機構２１を収めるとともに、該歯車機構２１に主動送りローラ６を保持する箱体２３、及び該箱体２３に取り付けられローラ３，４の回転駆動源としての油圧モータ２４を含み、螺旋状に捲回される帯状部材１００の接合部、すなわち当該帯状部材１００が最初に閉合する位置に対応して配される。
【００１９】
（箱体２３）
箱体２３は、前後両側の四壁をもって剛性を保持し、上部分２３Ａと下部分２３Ｂとに分かれ、側部のピン軸２６により上下部分２３Ａ，２３Ｂは枢着され、このピン軸２６回りに上部分２３Ａは開放可能とされる。
箱体２３は上下部分２３Ａ，２３Ｂにわたってその前後面により歯車機構２１の軸部の保持をなす。また、箱体２３の下部分２３Ｂにおいて、前面部は油圧モータ２４の取付け部に供され、後面部は成形フレーム１の前側板１０Ｃに当接され、該前側板１０Ｃに穿設されたボルト挿通孔１５と、この後面部に穿設されたボルト挿通孔（図示せず）とを一致させ、固定ボルト（図示せず）の締込みをもって固定される。
箱体２３の他の側面には上部分２３Ａを下部分２３Ｂへ閉合する閉合装置３０が取り付けられる。図示するものはその一例であって、上部分２３Ａから突設されたリブ３１に連結棒３２が枢着され、また、下部分２３Ｂにはリブ３１と同位相で二又状の受棚３３が突設され、連結棒３２はこの受棚３３の凹部に入り込む。連結棒３２にはコイルばね３４及びその下部のねじ部に螺合するナット３５が順次装着され、ナット３５の締込みをもってコイルばね３４を受棚３３の下面に押し付けるようにされている。これにより、コイルばね３４の弾性により上部分２２Ａの締付け力が適宜に調整される。
【００２０】
（歯車機構２１）
歯車機構２１は、箱体２３の前後壁にわたって下方より順次、回転自在に架け渡された３つの軸部３７，３８，３９を有し、第１の軸部３７には歯車４０が固設され、第２の軸部３８には歯車４０に噛合する歯車４１が固設され、第３の軸部３９には歯車４１に噛合する歯車４２が固設される。そして、第２の軸部３８には内面ローラ３が連結され、第３の軸部３９には外面ローラ４が連結される。図示されるように、第１の軸部３７の回転に対して第２軸部３８は逆方向に、第３軸部３９は順方向に回転し、ひいては内面ローラ３と外面ローラ４とは互いに逆回転となる。なお、これらの歯数を調整することにより軸部３８，３９の回転数、ひいてはローラ３，４の回転数を調整することができる。
本実施例では２つの軸部３７，３８，３９は回転軸受をもって支持固定されてなるが、すべり軸受を用いることは自由である。
更に、第３の軸部３９に間隔保持用のスペーサローラ４４が回転自在に取り付けられる。該スペーサローラ４４は後記するスプロケット付き送りローラ６の大径部５０と同径とされ、その外周を管渠Ｐの内壁面に当接する。なお、該スペーサローラ４４は適宜省略されうる。
【００２１】
（主動送りローラ６）
主動送りローラ６は、送り機構部の主体をなす。本主動送り機構部は、箱体２３の外部において第２の軸部３８に固設される駆動スプロケット４５、第３の軸部３９に回転自在に装着されるスプロケットを持つ主動送りローラ６及びチェーン４７からなる。
駆動スプロケット４５は、その外周に歯車歯４５ａを有し、キーを介して、もしくはスプライン係合をもって第２の軸部３８に固定され、該軸部３８と一体に回転する。
主動送りローラ６は、小径部のスプロケット部４９と大径部の送りローラ部５０とからなり、軸受５１を介して第３の軸部３９に回転自在に装着される。スプロケット部４９はその外周に歯車歯４９ａを有する。送りローラ部５０は、本実施例では鋼製素材よりなるが、適宜、その外周に帯状の弾性輪（図示せず）を装着されうる。
チェーン４７は、駆動スプロケット４５と主動送りローラ６のスプロケット部４９とに巻き掛けられ、駆動スプロケット４５の駆動力を主動送りローラ６に伝達する。
なお、該チェーン４７は、箱体２３の開閉動作に伴い、取り外し可能なものいわゆる掛け継ぎ鎖が使用される。
あるいはまた、駆動スプロケット４５及び主動送りローラ６はそれぞれの軸部３８，３９に挿脱自在とし、チェーン４７を一体に組み付けたこれらの送り機構のユニット体を、箱体２３の閉合状態で軸部３８，３９に挿入して組み付けをなす態様を採ることができる。この態様において、駆動スプロケット４５は第２の軸部３８とはスプライン係合をなす。
【００２２】
（油圧モータ２４）
油圧モータ２４は、その駆動軸２４ａを第１の軸部３７に連結して箱体２３の前面に取り付けられる。
該油圧モータ２４には、該油圧モータ２４に油を送るイン側配管５３ａと、該油圧モータ２４から油を排出するアウト側配管５３ｂとが接続される。更に、これらの配管５３は、箱体２３あるいは成形フレーム１の適宜位置に取り付けられる取付け板５４を介して回転継手（図１、図１２及び図１３参照）に接続され、該回転継手５５には該部の圧力源に連なる外部配管５６が接続される。
【００２３】
（回転継手５５）（図１２・図１３参照）
図１２・１３にこの回転継手５５の細部構造を示す。この回転継手５５は後記するように、固着材注入機構部８の回転継手部７２と共用されるものとなっており、ここでは油圧系形に付いて述べる。
該回転継手５５は、円筒状の固定体５５Ａと該固定体５５Ａに嵌まり込む回転体５５Ｂとの組合せよりなり、固定体５５Ａにはインポートａとアウトポートｂとが開設され、インポートａは配管５３のイン側配管５３ａに接続され、アウトポートｂは配管５３のアウト側配管５３ｂに接続される。回転体５５Ｂは固定体５５Ａ内に液密を保って回転自在に嵌合され、その端面に２つの接続口ｃ，ｄを有する。回転体５５Ｂ内には、この２つの接続口ｃ，ｄ（イン用接続口ｃ，アウト用接続口ｄ）に連通する油圧通路ｅ，ｆが穿設され、それぞれは連通孔ｇ，ｈを介して該回転体５５Ｂの周面の円周方向に凹設された油溝ｉ，ｊに連通する。油溝ｉはインポートａに連通し、油溝ｊはアウトポートｂに連通する。
固定体５５Ａと回転体５５Ｂとの液密を保障すべく、各油溝ｉ，ｊの両側部にＯリング５７が装着される。５８は抜け止め用リングである。
しかして、該回転継手５５のイン用接続口ｃに外部配管５６のイン側５６ａが接続され、該回転継手５５のアウト用接続口ｄに外部配管５６のアウト側５６ｂが接続される。更にまた、外部配管５６は油圧駆動源Ｇに接続される。
この回転継手５５を介することにより、回転動作を伴う油圧モータ２４側の配管５３と、回転動作のない外部側配管５６との間の作動流体の授受をなす。
上記の歯車機構２１・油圧モータ２４により、油圧モータ２４の駆動力は第１の軸部３７に伝達され、かつ、歯車機構２１を介して第２・第３の軸部３８，３９に伝達される。第２軸部３８と第３軸部３９とは互いに逆回転となる。
【００２４】
（接合ローラ部２０）
接合ローラ部２０は、内面ローラ３と外面ローラ４とが互いに管軸方向に相並んで、かつ、両ローラ３，４の間に帯状部材１００を挟着するように所定の間隔を保って配される。
そして、前記したように、内面ローラ３は第２の軸部３８に直結的に取り付けられ、外面ローラ４は第３の軸部３９に直結的に取り付けられる。
【００２５】
図６は接合ローラ部２０の詳細構造を示す。
図６は接合ローラ部２０の内面及び外面の２つのローラ３，４を拡大して示すとともに、これらのローラ３，４と帯状部材１００との対応関係を示す。図示されるように、本実施例ではこれらのローラ３，４は帯状部材１００の複数（本実施例では３）スパンにわたって配される。また、Ｈは帯状部材１００相互の最初の閉合部を示す。
【００２６】
内面ローラ３は円筒状をなし、帯状部材１００の内面に密着し、閉合部Ｈを含め、外面ローラ４をもって外方から押圧される帯状部材１００を支持する。なお、内面ローラ３の前端部には拡径部３ａが形成され、かつ該拡径部３ａに帯状部材１００の内面の溝１１０に係合する鍔３ｂが突設されるものであるが、適宜省略されうる。
外面ローラ４は円筒本体６０に所定間隔をもって複数の輪状鍔部６１が形成されてなり、これらの輪状鍔部６１は帯状部材１００の突条１０２間の溝１０４に嵌まり込む。また、円筒本体６０の外周は帯状部材１００の突条１０２の外面に圧接される。該円筒本体６０の外面にはローレット加工が施され、帯状部材１００との滑りを防ぐ。また、その一部６０ａは小径にされ、突条１０２から外れる。
輪状鍔部６１に付き、閉合部Ｈに対応する２個一対の輪状鍔部６１ａはその周側部が帯状部材１００に当接する。他の輪状鍔部６１については格別当接する必要はなく、突条１０２間の溝１０４に嵌まり込むことが肝要である。
【００２７】
この接合機構部５のライニング管Ｒへの取付けは、箱体２３の上部分２３Ａを開放し、外面ローラ４の輪状鍔部６１を帯状部材１００の突条１０２のピッチに合致させ、かつ、閉合部Ｈに輪状鍔部６１ａを位置させ、しかる後、上部分２３Ａを下部分２３Ｂに閉合し、閉合装置３０を閉鎖し、そのナット３５を締め込んでなす。
【００２８】
従動送りローラ７（図１、図２、図７〜図９参照）
従動送りローラ７は送り機構部の一部をなし、成形フレーム１の前面に固定される反力部材６３、該反力部材６３に一端を固定され、他端を従動送りローラ７の保持枠６４に固定される押出装置６５、及び押出装置６５の案内部材６６、とともに従動送り機構部を構成する。
この従動送りローラ７は複数個（本実施形態では４）設けられ、各々は帯状部材１００の巻かれる螺旋ピッチに対応して傾斜させられている。
押出装置６５はいわゆる空圧式のシリンダ装置であって、シリンダ部６５ａとピストンロッド部６５ｂとからなり、シリンダ部６５ａは成形フレーム１に固定された案内部材６６により摺動自在に抱持される。
該従動送り機構部には更に、ブレーキ装置６７が付加される。
６８は空圧管であって、回転継手（図示せず）を介して外部の空圧駆動源Ｈに導かれる。
押出装置６５の作動により、従動送りローラ７は管渠の壁面に押し付けられ、本管渠内ライニング施工装置Ｓの管渠内での中心を保持する。また、ブレーキ装置６７を作動させると、本管渠内ライニング施工装置Ｓは管渠内に不動状態に固定される。
【００２９】
固着材注入機構部８（図１０〜図１３参照）
固着材注入機構部８は、１本の注入管７０を主体とし、その先端の注入部７１と、基端の回転継手部７２とからなり、接合機構部５に隣り合って配されるとともに、該接合機構部５の回転継手５５に連動する。
【００３０】
（注入管７０）
注入管７０は、剛性を有する折り曲げ管よりなり、接合機構部５の箱体２３の側面に固定された支持金具７４を介して固定把持され、所定の位置状態を保持する。すなわち、該注入管７０は各屈曲部を介し、接合ローラ部２０の外面ローラ４に平行する水平部７０ａ、箱体２３の側面に沿う鉛直部７０ｂ、該鉛直部７０ｂより回転継手部７２に向かう取付け部７０ｃ、よりなる。なお言えば、支持金具７４より先端側が剛性を要し、支持金具７４より回転継手７２に付いては可撓性を有してもよい。
更に、注入管７０の取付け部７０Ｃの途中には手動式の開閉弁７５が配され、開閉動作をなす。
本注入管７０は図示されるように接合機構部５の接合ローラ部２０に対して回転方向の後方に配される。
（注入部７１）
注入部７１は、注入管７０の水平部７０ａの先端部において、接合ローラ部２０の外面ローラ４の先端より更に奥方の部分に形成され、管径方向に付き管中心方向に向けて、複数の注入孔７１ａが所定間隔を保って開設されている。
該注入部７１は少くとも一つの帯状部材１００の幅と同等の長さを有する。また、注入孔７１ａの間隔は帯状部材１００のフランジ１０２相互の隙間の間隔に一致される。
なお、該注入孔７１ａ回りに刷毛を配し、該刷毛をライニング管Ｒの表面に当接させるとともに該刷毛を介して液状の固着材を注入することも一態様である。
【００３１】
（回転継手部７２）（図１２・図１３参照）
本固着材注入機構部８の回転継手部７２は、油圧モータ２４の回転継手５５と共用される。
すなわち、回転継手５５において、固定体５５Ａにポートｌが開設され、回転体５５Ｂにはその端面に接続口ｍを有し、回転体５５Ｂ内には接続口ｍに連通する液体通路ｎが穿設され、連通孔ｏを介して該回転体５５Ｂの周面の円周方向に凹設された凹溝ｐに連通する。
しかして、該回転継手部７２のポートｌに注入管７０が接続され、接続口ｍに固着材供給管７６が接続される。固着材供給管７６を介して送り込まれる液状の固着材ＦＬは、接続口ｍから液体通路ｎを通り、連通孔ｏを介して凹溝ｐに導かれ、しかる後ポートｌより注入管７０へ流出する。
固着材供給管７６の他端には、この固着材供給管７６に固着材を送り込む固着材供給装置Ｋが配される。
【００３２】
固着材供給装置Ｋ（図１４参照）
固着材供給装置Ｋは、液状の固着材Ｆを所定の圧力で供給する機能を有し、少なくともポンプ機能を備える。すなわち、図例では、容器７７に貯溜された液状の固着材Ｆを電動式ポンプ７８をもって汲み上げ、所定の圧力で回転継手部７２へ送る。
該固着材供給装置Ｋから固着材注入機構部８までの距離は、固着材Ｆの固結時間を考慮して、短か目にされる。
【００３３】
発泡性合成樹脂固着材Ｆ
本発明のライニング施工方法の実施に使用される固着材Ｆはいわゆる発泡性合成樹脂が使用される。
本発泡性合成樹脂固着材Ｆは未硬化状ＦＬにおいて粘着性を有し、液状体をなす。また、硬化状ＦＳにおいて所要の強度を発揮する。
この発泡性合成樹脂固着材Ｆは、発泡の時期・度合を反応促進・抑制剤、発泡剤、整泡剤により適宜調整される。通常は反応開始時期が遅延されるようにされる。また、粘度・粘着性を増粘剤により調整され、ライニング管Ｒの下方に垂れ下がらない粘度にされるとともにライニング管Ｒの溝面に付着する粘着度にされる。
【００３４】
外周規制枠体９（図１５〜図１８参照）
外周規制枠体９は、実質的に円環状をなし、成形フレーム１と同心を伴って該成形フレーム１の外方に所定間隔を存して配され、かつ所定の連結機構を介して成形フレーム１に連動する。
該外周規制枠体９は、円環状の枠体８０と、該枠体８０の円周方向に所定間隔を存し、該枠体８０に枢支されたローラ軸８１に回転自在に取り付けられる拘束ローラ８２とを主体として構成される。
【００３５】
（枠体８０）
枠体８０は、相平行して配される円環板８３（前部８３ａ、後部８３ｂ）と前後の円環板８３ａ，８３ｂ相互を剛結する連結板８４とから、剛性を有する一定幅の円環体に構成される。枠体８０の幅、すなわち前後の円環板８３ａ，８３ｂの間隔は、成形フレーム１の幅よりも小さくされる。前後の円環板８３ａ，８３ｂ間にローラ軸８１が枢支され、該ローラ軸８１回りに拘束ローラ８２が回転自在に装着される。
枠体８０は多分割体（本実施形態では２つの分割体８０Ａ，８０Ｂ）となっており、各分割体８０Ａ，８０Ｂの端部の連結板８４相互を対峙させてその間に介装されたボルト・ナット８５をもって取付け・取外し自在となっている。更には、そのボルト・ナット８５の締込みにより枠体８０の縮径作用を有する。
一方の枠体８０Ａにおいては、接合機構部７の外面ローラ４を受け入れる凹部８０ａが形成され、この部分で幅狭となるが、剛性が十分に確保されることは言うまでもない。
更に、この枠体８０Ａには、凹部８０ａの回転方向の後方部に固着材注入機構部８の注入管７０を装入する孔もしくは切欠き凹部（図例では切欠き凹部）８０ｂが前後の円環板８３ａ，８３ｂに開設される。すなわち、注入管７０はこの孔８０ｂに装入され、その先端の注入部７１を後部円環板８３ｂより突出させる。
【００３６】
（拘束ローラ８２）
拘束ローラ８２は、枠体８０に沿って所定間隔を存して複数個（本実施形態では８）配され、個々の拘束ローラ８２は前後の円環板８３ａ，８３ｂ間に軸受をもって枢支された軸部８１回りに回転自在に装着される。該ローラ８２の内方部は枠体８０の内縁端より突出し、また、その周面に１又は複数のローラ軸方向に所定間隔を存して輪状鍔部を有する。
もっと詳しくは、拘束ローラ８２は、円筒状をなすローラ本体８２ａの周面に１又は所定間隔を存して複数（少なくとも２）の輪状鍔部８２ｂを有し、相隣れる輪状鍔部８２ｂの間隔は帯状部材１００の溝１０４の１又は複数の間隔に一致し、かつこの溝１０４に嵌まり込む。また、円筒本体８２ａの外周は帯状部材１００の突条の外面に圧接される。図例ではローラ本体８２ａと輪状鍔部８２ｂとは互いに別体よりなり、独立して回転し、輪状鍔部８２ｂが管渠Ｐの壁面に接触た場合においてもローラ本体８２ａの回転（外面ローラ４と同方向）に影響を与えない。勿論、ローラ本体８２ａと輪状鍔部８２ｂとが一体であることを妨げない。
なお、図例ではローラ８２は８個であるが、その個数に限定されない。更に多数個が配されることが好ましい。
【００３７】
（連結機構・連結杆８７）
該外周規制枠体９は連結杆８７を主体とする連結機構を介して成形フレーム１と連動する。
すなわち、連結杆８７は２本の剛性を有する杆体８７ａ，８７ｂをピン８７ｃを介して折り曲げ自在とされ、一方の杆体８７ａの端部にねじ部８７ｄが螺設され、当該部を外周規制枠体９の枠体８０の切溝８８に嵌入し、２つのナット８９により枠体８０に挟み付けて固定される。また、一方の杆体８７ｂの基部は成形フレーム１の前面に取り付けられた取り付けリブ９０に取着自在に固定される。この連結機構は成形フレーム１及び外周規制枠体９の円周方向に沿って適宜間隔を保って複数箇所（本実施形態では４）に配されるが、その取付け箇所に限定されない。
この連結機構は一例示であって、成形フレーム１と外周規制枠体９とを連結する構造であればよく、取付け・取外しができることが要件である。
【００３８】
このような外周規制枠体９は、成形フレーム１回りに捲回される帯状部材１００の外周を拘束することにより、帯状部材１００の膨径を阻止する。
【００３９】
（変形例）（図１９〜図２２参照）
以上の構成により外周規制枠体９の基本的な機能が十全に発揮されるが、更なる機能のために次のような変更がなされる。
図１９は別な態様の外周規制枠体９Ａを示す。図において、先の態様と同等の部材に付いては同一の符号が付されている。この態様の枠体９Ａでは、分割体よりなる枠体８０において、一方の凹部８０ａを有する枠体８０Ａでは、凹部８０ａの回転方向の後方部をそのフランジ８４に至るまでその幅が縮小され、他の後部板８３ｂよりも前方へ凹入させる。そして、この凹入部に臨んで注入管７０の注入部７１が配される。
【００４０】
図２０は枠体８０の分割体相互の端部の別な態様を示す。
連結板８４にねじ部材８５Ａが固設され、このねじ部材８５Ａに跨ってボルト部材８５Ｂが配される。相対向するねじ部材８５Ａのねじは互いに逆ねじとされ、これに螺合するボルト部材８５Ｂもその中間の回動部を挟んで逆ねじとされる。そして、ボルト部材８５Ｂの回動に伴って連結板８４相互を離接する。
これにより、枠体８０の径の調整を自在になすことができる。
【００４１】
図２１は更に別な態様の外周規制枠体９Ｂを示す。この態様の外周規制枠体９Ｂでは多数のリンク体を円環状に連結してなる。
リンク体は外側リンク要素９２と内側リンク要素９３とを軸受９４で保持されたローラ軸８１回りに揺動自在とされる。リンク要素９２，９３の互いに対接する背板には所定間隔に多数のボルト挿通孔が開設され、これらのボルト挿通孔の所定間隔にボルト・ナット９５が装着されて固定される。図例で示されるように、背板相互の位相をずらせて固定する態様を採ることができ、接合機構部等において位相をずらせて配することができる。
図２２に、特に接合機構部に対応して配されるリンク要素９６を示す。このリンク要素９６は外側リンク態様を採る。９６ａは接合材構部の外面ローラ４を受け入れる凹部である。９６ｂは注入管７０を受け入れる切欠き凹部である。
【００４２】
管渠Ｐ内のライニング施工
本実施形態のライニング施工装置Ｓを使用してなされる地下埋設管渠内のライニング施工方法を説明するとともに、併せて本実施形態の装置Ｓの作用を説明する。
図２３はそのライニング施工工事の概要を示す。ここに、地下埋設管渠として下水道管渠Ｐへの適用例を示す。図において、Ｑ１は上流側人孔、Ｑ２は下流側人孔である。
図２３に示されるように、地上部においては、上流側人孔Ｑ１側では帯状部材１００を巻き付けた回転台付き巻出し装置Ｔが配され、下流側人孔Ｑ２側では油圧駆動源Ｇ及び空圧駆動源Ｈが配される。油圧駆動源Ｇは、配管５６、回転継手５５を介して接合機構部５の油圧モータ２４に導かれる。空圧駆動源Ｈは、配管６８を介して従動送りローラ７の押出装置７２に導かれる。また、固着材注入機構部８に連なる固着材供給装置Ｋは本装置Ｓの近傍位置に配備される。工事は上流側から下流側に沿ってなされる。
【００４３】
以下、施工方法の一形態例（第１例）を工程順に説明する。
(1) 本ライニング施工装置Ｓを人孔Ｑ１内に搬入する。このとき、本装置Ｓにおいては、その成形フレーム１は分割体より組立て可能に構成され、また、接合機構部５はこの成形フレーム１に取付け可能となっており、現場での組立ては容易である。接合機構部５はその箱体２３の後面部と成形フレーム１の側板１０Ｃとを固定ボルトを介して成形フレーム１に取り付けられる。本ライニング施工装置Ｓと油圧駆動Ｇ及び油圧駆動源Ｈとを接続する。
この時、従動送り機構部Ｂにおいては押出装置６５を作動して従動送りローラ７を後退しておく。
【００４４】
(2) 管渠Ｐの人孔Ｑ１内において、本ランニング施工装置Ｓの接合機構部５を駆動し、地上部から引き込まれた帯状部材１００を成形フレーム１回りに数回（３回程度）巻き付け、ライニング管（これを開始用ライニング管という）Ｒｏを作製する。
【００４５】
(3) この状態で、外周規制枠体９を装着する。
すなわち、分割された外周規制枠体９を開始用ライニング管Ｒｏに被嵌するに当り、その拘束ローラ８２の輪状鍔部８２ｂを帯状部材１００の溝１０４に嵌合させ、また、その端部の連結板８４相互にボルト・ナット８５を装着するとともにナットを締め込んで拘束ローラ８２の本体８２ａを開始用ライニング管Ｒｏの表面に押し付ける。これにより、開始用ライニング管Ｒｏは拘束ローラ８２により拘束され、広がりを阻止される。
【００４６】
(4) 開始用ライニング管Ｒｏを管渠Ｐ内に引き入れる。
これとともに、主動送り機構部の主動送りローラ６、更には従動送り機構部の従動送りローラ７を管渠Ｐの壁面に当接するように調整する。これにより、本ライニング施工装置Ｓは管渠Ｐの中心に保持される。
【００４７】
(5) 接合機構部５並びに主動送り機構部を駆動し、ライニング管を製管する。
接合機構部５が回転駆動され、内面ローラ３と外面ローラ４との挟着力をもって、帯状部材１００の閉合部Ｈにおいて、その継手構造により開始用ライニング管Ｒｏに連なって新たに供給される帯状部材１００は接合される。同時に、外面ローラ４の輪状鍔部６１と帯状部材１００の溝１０４との係合案内作用により、接合ローラ部２０は管周方向に自転し、かつ管軸方向に前進する。
これと同時に、主動送り機構部も駆動され、主動送り機構部の送りローラ６は管渠Ｐの管壁に当接し、その回転により壁面から反作用を受けて本ライニング施工装置Ｓに回転力を付与し、本装置Ｓの回転を円滑になす。従動送り機構部の送りローラ７も本装置Ｓの回転を円滑になす。
これにより帯状部材１００は螺旋状に捲回され、ライニング管Ｒが自転製管をもって施工される。
なお、該ライニング管Ｒの径は開始用ライニング管Ｒｏの径φに等しい。
【００４８】
(5C)この工程において、外周規制枠体９は成形フレーム１に連動して成形フレーム１の回転とともにライニング管Ｒの外周を移動する。外周規制枠体９はライニング管Ｒの外周を拘束し、その膨径を阻止する。
【００４９】
(5B)また同時に、この工程において、固着材供給装置Ｋを駆動し、固着材注入機構部８の注入管７０の注入部７１より発泡性合成樹脂固着材Ｆを所定量注入する。注入部７１は外周規制枠体９の後方にあり、注入された固着材Ｆは当該枠体９に触れることはない。
固着材Ｆは液状をなし、帯状部材１００の溝部１０４内に注入されるが、その粘着力によりライニング管Ｒの表面、すなわち帯状部材１００の溝部１０４内に付着し、下方へ垂れ下がることはない。
【００５０】
(5C)更にまた、この工程において、帯状部材１００は地上部に配された巻出し装置Ｔより順次供給される。該巻出し装置Ｔは、図１４にその構成の一例を示すように、人孔Ｑ１の開口部周りに配された円形軌状２００上に転子２０２を介して回転台２０４が回転自在に配備され、この回転台２０４に帯状部材１００を繰出し自在に巻き付けた巻胴２０６が回転自在に支持されてなる。これにより、円形軌条２００に沿う回転台２０４の水平面での回転と巻胴２０６の鉛直面での回転とが合成される。
製管動作に伴い帯状部材１００はねじれ回転をなすが、巻出し装置Ｔにおいてはこの回転に同期して回転台２０４をもってこれに追従する。
【００５１】
(6) 以上の工程をもって一定長さ（通常１ｍ程度）のライニング管Ｒを製管（自転製管）する。しかる後、案内機構部のブレーキ装置６５を作動して従動ローラ７に制動をかけ、本ライニング施工装置Ｓを固定する。一方、開始ライニング管Ｒｏの管端部を固定把持する。
この状態で、接合機構部５を更に駆動させる。該接合機構部５の接合ローラ部２０の駆動により、自転製管量以上に既に形成されたライニング管Ｒに帯状部材１００が送り込まれ、その継手部における係合力に打ち勝って、その分量だけライニング管Ｒはその径をΦに拡径する。なお、このとき、主動ローラ６は空転状態とされる。
この動作において、成形フレーム１回りには外周規制枠体９が装着されているので、この部分ではライニング管Ｒの膨径が阻止される。
図１はこの状態を示す。すなわち、接合機構部５付近では内面及び外面ローラ３，４により帯状部材１００の拡がりは規制されるが、それ以外では継手部での滑りにより直ちに拡がり、管渠Ｐの壁面に拘束されるまで拡径する。
【００５２】
(7) ライニング管Ｒの拡径された部分では固着材Ｆはその発泡作用により膨張し、次いで固結が始まる。
固着材Ｆの固結により、所要の強度を発現するとともに、該固着材Ｆを介してライニング管Ｒと管渠Ｐとの一体化がなされる。
すなわち、固着材Ｆは合成樹脂接着素材が使用され、コンクリート製の管渠Ｐに対しては強固に付着し、合成樹脂製ライニング管Ｒに対してはその凹溝すなわち帯状部材１００の溝部１０４内に充填され、螺旋状をなす溝部１０４内に拘束され、３者すなわちライニング管Ｒ・固着材Ｆ・管渠Ｐは一体化される。
【００５３】
(8) 上記の(5)(6)(7) の工程を繰り返し、管渠Ｐ内にライニング施工を施す。
すなわち、接合機構部５と主動送り機構部とを駆動し、一定長の小径φのライニング管Ｒを製管するとともに、発泡性合成樹脂固着材Ｆを注入し、そして、主動及び従動送り機構部に制動をかけ、接合機構部５を駆動し、拡径操作をなし固着材Ｆの発泡をもって固着をなす。
この動作において、成形フレーム１回りには外周規制枠体９が装着されているので、この部分ではライニング管Ｒの膨径が阻止される。
【００５４】
(9) 以上をもって管渠Ｐの全長に径Φのライニング管Ｒを施工し、管渠Ｐとライニング管Ｒとは固着材Ｆをもって一体化される。また、取付け管とは後工程をもって本ライニング管Ｒを穿孔し、該取付け管との連通をなす。
【００５５】
施工方法の他の形態例（第２例）を示す。
この形態においては、ライニング管Ｒの自転製管の進行とともに拡径を行うことを特徴とする。
(1) 〜(4) の工程は先の形態に準じる。
(5) の工程において、接合機構部５の回転を主動送り機構部の主動送りローラ６の回転よりも大きくする。この状態を得るには、(i) 従動送り機構部Ｂのブレーキ装置７５を半作動し、制動を緩く効かせ、本施工装置Ｓ自体の回転を遅らせる、(ii)接合機構部５での伝達比により主動送りローラ６の回転を落とす、等の手段が採られる。
この施工形態においては、ライニング管Ｒの自転製管の進行とともに拡径が行われ、(7) 工程に至る。
しかして、この施工形態によれば、第１例の(6) の工程はなく、連続的に拡径したライニング管Ｒが得られる。
【００５６】
（実施形態の効果）
本実施形態の管渠内のライニング施工方法及びその装置Ｓは叙上の態様をもって実施されるので、管渠Ｐの径に一杯のライニング管Ｒが施工され、断面損失がなく、全体的に経済的に製作できる。
更に、固着材Ｆはライニング管Ｒを構成する帯状部材１００の溝部１０４内に充満するとともに管渠Ｐの内壁面に接着し、該固着材Ｆの固結とともに所期の強度を発揮し、該固着材Ｆを介してライニング管Ｒと管渠Ｐとが一体化し、複合管として十分な強度を発揮する。
この過程において、外周規制枠体９の作用により、拡径動作は外周規制枠体９の後方から始まり、均等な拡径動作が得られる。
【００５７】
（他の実施形態）
図２４〜図２９に本発明の他の実施形態を示す。
この実施形態の施工装置Ｓ１では、屈撓性の成形フレーム１Ａが使用されるとともに、この成形フレーム１Ａに連動して別な態様の送り機構部７Ａが取り付けられ、更には、外周規制枠体９Ｃが付加される。
【００５８】
成形フレーム１Ａ（図２４〜図２６）
成形フレーム１Ａは屈撓性を示すものであり、その構成は公知であるので詳細は省略するが、要は、リンク体の連なりをもって閉合状に構成され、かつ個々のリンク体は内折れ防止機構をもって内折れが阻止されている。該成形フレーム１Ａには案内ローラ２並びに接合機構部５を備える。
すなわち、リンク体３００は外リンク要素３０２と内リンク要素３０４とが、その側板３０２ａ，３０４ａにおいて、軸受け３０６を介して枢着された回転軸３０８をもって揺動自在とされる。案内ローラ又はこの回転軸３０８に装着される。外・内リンク要素３０２，３０４はそれぞれそれらの背板３０２ｂ，３０４ｂ相互を該背板３０２ｂ，３０４ｂに穿設されたボルト挿通孔３１０に挿通されたボルト・ナット３１２をもって固定される。
一方、リンク体３００の側面には、内折れ防止機構が設けられ、リンク体３００の相互は１８０°を基準に、外折れが可能とされるが、中折れは防止される。すなわち、一方のリンク体３０２の側板の端部にはストッパー用の凹部３２０が凹設され、他のリンク体３０４の側板には先のリンク体３０２側に突設するストッパー３２２が固設されてなり、ストッパー３２２がストッパー凹部３２０の一方の端面に当接することにより中折れが阻止される。また、ストッパー３２２はストッパー凹部３２０の他方の端面に当接するまで外折れが可能である。凹部３２０の開き角度（例えば３０°）が揺動幅となる。
この成形フレーム１Ａにも接合機構部５の取付け部を有し、リンクを構成する。
なお、成形フレーム１Ａにはその周長を調整する周長調整機構３３０が１又は数か所に配される。該周長調整機構３３０は個々のリンク体３３０の背体３０２ｂ（又は３０４ｂ）相互間に介装され、それらを離接することにより成形フレーム１Ａの周長を調整するものであり、その構成は公知であって、例えば、先の実施形態での図２０の態様に準じる。
【００５９】
送り機構部７Ａ（図２７〜図２９参照）
図２７に示されるように、送り機構部７Ａは成形フレーム１Ａの前部において、該成形フレーム１Ａの差し渡し直径方向に、剛性を保持するとともに長さの調整可能な棒体３４０が成形フレーム１Ａのリンク体３００の背板相互に挟着されて固定された取付けアングル３４２間に取り付けられる。棒体３４０は、両側の中空部を有するシリンダ管３４４と、該シリンダ管３４４の中空部に挿入されるピストン管３４６と、シリンダ管３４４とピストン管３４６との間に介装されるばね体３４８とからなる。ばね体３４８の大きなばね定数が選ばれ、径方向の外方へ大きな力で付勢される。棒体３４０は取付けアングル３４２に取外し自在とされる。
また、取付けアングル３４２には、管渠Ｐの壁面に当接する送りローラ３５０が回動自在に装着される。送りローラ３５０は油圧モータ３５２により歯車機構（伝達機構）を介して回動駆動される。送りローラ３５０の回転動により、本施工装置Ｓ１は回転操作をなすとともに、該ローラ３５０を停止させることにより制動がかけられる。
なお、この送り機構部７Ａは、好ましくは接合機構部５を避けて配される。
【００６０】
図２８に棒体３４０の別の態様を示す。
この態様の棒体３４０は、両側の小径のシリンダ管３６０及び大径のシリンダ管３６２と、これらのシリンダ管３６０，３６２に摺動自在に嵌まり込むピストン管３６４と、該ピストン管３６４のねじ部３６４ａに螺合するハンドル部材３６６と、更にはシリンダ管３６２内に収納されピストン管３６４を管軸方向に付勢するゴム体３６８と、からなる。ハンドル部材３６６は円環状をなし、その内径面にねじ３６６ａが切られており、該ねじ部３６６ａとピストン管３６４のねじ部３６４ａとが螺合する。ハンドル部材３６６の回動によりピストン管３６４を進退動させ、棒体３４０の長さを調整する。
【００６１】
送り機構部７Ａの更に別の態様を図２９に示す。
すなわち、棒体３７０は両側の中空部を有する雌ねじ杆３７２と中央の雄ねじ杆３７４とからなり、雌ねじ杆３７２は取付けアングル３４２に固定され、雄ねじ杆３７４は両側に互いに逆ねじが切られるとともに、そのねじ部を雌ねじ杆３７２のねじ部に螺合される。雄ねじ杆３７４を回動することにより、両側の雌ねじ杆３７２は離接し、その長さが調整される。その他構成は先のものに準じる。この態様において、送りローラ３５０の取付け台とアングル３４２との間に弾性体が介装されることが望ましい。
【００６２】
外周規制枠体９Ｃ
外周規制枠体９Ｃは、先の実施形態で示した外周規制枠体９Ｂを適用することが好ましい。この場合、その連結機構は外周規制枠体９Ｂのリンク体の背板と当該成形フレーム１Ａのリンク体３００の背板（３０２ｂ，３０４ｂ）とを連結する態様を採ることができ、簡単な構成で済む。
【００６３】
本実施形態では、帯状部材１００が捲回された成形フレーム１Ａは該帯状部材１００の弾性を受けて円形を保持するものであり、そのリンク機構により屈撓性を持ち、管渠Ｐの管壁の多少の凹凸に追従する。外周規制枠体９Ｃも同様に屈撓性を示す。
送り機構部７Ａにおいてもまた、棒体３４０，３６０に介装された弾性体により、管渠Ｐの壁面の凹凸に追従する。
しかして、本実施形態においても、ライニング管Ｒを拡径すること、また、その拡径操作において外周規制枠体９Ｃが所期の作用を発揮することは、言うまでもない。
【００６４】
本発明は叙上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技術的範囲内に包含される。
1)接合機構部５の駆動源に付き、油圧以外に電動源の使用を妨げるものではない。
2)送り機構部７の駆動源に付き、空気圧に限らず、油圧駆動方式を採ることができ、更には電動方式を採ることができる。
3)本実施形態では固着材注入機構部８の回転継手７２は接合機構部５の回転継手５５と共有されるが、別体とすることを妨げるものではない。
4)帯状部材１００は金属素材によることもできる。
5)外周規制枠体９に付き、枠体８０は２分割に限らず、３分割以上を採ることができる。
【００６５】
【発明の効果】
本発明の管渠内のライニング施工方法及びその施工装置によれば、拡径操作をもって管渠の径に一杯のライニング管が施工され、断面損失がなく、全体的に経済的に製作できる。
この拡径操作において、外周規制枠体により、円滑な拡径作用をなし、もって帯状部材の送り込み速度・負荷の調整手間の軽減をなすことができる。
更に、固着材はライニング管を構成する帯状部材の溝部内に充満するとともに管渠の内壁面に接着し、該固着材の固結とともに所期の強度を発揮し、該固着材を介してライニング管と管渠とが一体化し、複合管として十分な強度を発揮する。
また、この複合管を得る過程において、成形フレーム回りでのライニング管の膨径が防止でき、円滑な固着材の注入作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の管渠内のライニング施工方法及びその施工装置の一実施形態を示す一部側面一部縦断面図。
【図２】管渠内ライニング施工装置の成形フレームの正面図。
【図３】その側面図（図２の３方向矢視図）
【図４】接合機構部の正面拡大図。
【図５】接合機構部の内部構成図（図４の５−５線断面図）。
【図６】接合ローラ部の拡大断面図。
【図７】従動送り機構部の側面構成図。
【図８】従動送り機構部の正面構成図（図７の８−８線断面図）。
【図９】図７の９−９線断面図。
【図１０】固着材注入機構部の構成を示す側面図（図１１の１０方向矢視図）。
【図１１】図１０の１１方向矢視図。
【図１２】回転継手部の構成を示す一部断面一部側面図。
【図１３】図１２の１３方向矢視図。
【図１４】固着材供給装置の一例示図。
【図１５】外周規制枠体の一態様の平面図（図１６の１５方向矢視図）。
【図１６】外周規制枠体の一態様の正面図（図１５の１６方向矢視図）。
【図１７】拘束ローラの一部断面一部側面図。
【図１８】連結機構の一例示図。
【図１９】外周規制枠体の他の態様の図１５と同様の平面図。
【図２０】（ａ）図は外周規制枠体の更に他の態様を示す部分図。
（ｂ）図は（ａ）図の２０−２０線断面図。
【図２１】外周規制枠体の更に他の態様（リンク式）を示す部分図。
【図２２】図２１における変形図。
【図２３】本施工装置による施工工事の要領図。
【図２４】本実施装置の他の実施形態を示す成形フレームの正面図。
【図２５】成形フレームを構成するリンク体の拡大図。
【図２６】中折れ防止機構を示す図。
【図２７】送り機構部の詳細図。
【図２８】送り機構部における棒体の別な態様を示す図。
【図２９】送り機構部の更に別な態様を示す図。
【図３０】 (a) 図は本発明で使用される帯状部材の一態様を示す断面図。
(b) 図はこの帯状部材相互の接合関係を示す断面図。
【符号の説明】
Ｐ…管渠、Ｒ…ライニング管、Ｓ，Ｓ１…ライニング施工装置、Ｆ…固着材、１，１Ａ…成形フレーム、２…案内ローラ、３…内面ローラ、４…外面ローラ、５…接合機構部、６，７…送りローラ、７Ａ…送り機構部、８…固着剤注入機構部、９，９Ａ，９Ｂ，９Ｃ…外周規制枠体、８０…枠体、８２…拘束ローラ、
８７…連結機構、１００…帯状部材、１０４…凹溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a pipe lining construction method and apparatus for constructing a lining layer on the inner surface of an existing pipe, such as a sewer pipe, a water pipe, and a gas pipe. The present invention relates to a tubular lining construction method and apparatus for performing a lining construction in which a tubular body formed by spirally winding a band-shaped member made of a plate-like body, so-called a lining pipe, is inserted into the tubular cage.
[0002]
[Prior art]
  Applicant must firstJP 2002-79578 (Japanese Patent Application No. 2000-185218, hereinafter referred to as “prior art”), After forming a small-diameter tubular body, a belt-like member is forcibly fed to expand the diameter, and in the process, a lining construction (including a method and an apparatus) is injected between the wall surface of the pipe rod. Proposed.
  That is, the lining construction method in this prior art tube
“In the pipe rod, a long belt-like member that has a groove in the longitudinal direction of the outer surface and is formed with joints on both side edges and is continuously supplied is spirally wound to connect the joints that are in contact with each other. It is a method of leaving a tubular body formed by combining, and additionally forming a tubular body with a band-shaped member newly supplied in front of the already formed tubular body,
  After forming a small diameter tubular body over a certain length,
  In the construction method of expanding the diameter of the already formed tubular body by sliding the joint portion between the already formed tubular bodies while feeding the newly supplied strip member,
  In the process of forming a small-diameter tubular body, the surface of the small-diameter tubular body is injected and filled with a liquid uncured foamable synthetic resin fixing material having foamability and adhesiveness,
  The foamable synthetic resin fixing material is foamed together with the expansion of the small-diameter tubular body, and the expanded tubular body is fixed to the inner wall surface of the pipe wall through the foamable synthetic resin fixing material. It is characterized by.
  The pipe lining construction equipment is
“In the pipe rod, there are concave grooves in the longitudinal direction of the outer surface of the tube, and a long strip-shaped member that is continuously supplied and formed with joints on both side edges is spirally wound to connect the joints that are in contact with each other. A lining construction apparatus for leaving a tubular body formed by engagement and additionally forming a tubular body with a belt-like member newly supplied in front of the already formed tubular body,
  A molded frame having rigidity and disposed inside the tubular body;
  A plurality of guide rollers mounted on the same circumference with a predetermined pitch via the molding frame and abutting against the inner surface of the tubular body;
  An outer surface roller and an inner surface roller that are attached via the molding frame and are arranged at a closed portion of the already formed tubular body and the newly supplied belt-shaped member and sandwich the belt-shaped member; and The outer roller is a joining mechanism having a flange that fits into the groove of the belt-like member;
  A plurality of feed rollers which are attached via the forming frame, abut against the inner wall of the pipe rod, have a braking function, and rotate along the inner wall of the pipe rod;
  A fixing material injection mechanism comprising an injection pipe fixed directly or indirectly to a molding frame, and a rotary joint that is connected to the injection pipe and externally connected to the injection pipe to feed a liquid fixing material in a rotatable manner. Part ”.”.
[0003]
  However, in the prior art, the diameter-expanding action tends to start immediately from the joining mechanism, and the filler injection pipe arranged adjacent to the joining mechanism comes into contact with the surface of the expanding lining pipe, and the injection is performed. It becomes an obstacle to work. Further, it has been recognized that, even in the lining construction in which the fixing material is not injected, it is difficult to increase the diameter as expected due to the expansion action.
  In order to prevent this, the feeding speed and load of the belt-like member are adjusted. However, it takes time and effort to adjust the belt-like member.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
  The present invention has been made in view of the above circumstances, and uses a pipe making apparatus that propels by rotation, forms a small-diameter pipe by winding a belt-like member around an annular forming frame that forms rigidity, and thereafter The above-mentioned prior art, which expands a small-diameter pipe and lines up the cross-section of the pipe rod, is further developed to achieve a smooth diameter-expanding action, thereby reducing the trouble of adjusting the feeding speed and load of the belt-like member. An object of the present invention is to provide a lining construction method and a construction apparatus for a pipe tube that can be used.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  Specifically, the lining construction method and construction apparatus in the pipe rod of the present invention adopt the following configuration.
  That is, the first invention relates to a lining construction method in a pipe rod. As described in claim 1, the pipe rod having a substantially circular cross section has a concave groove in the longitudinal direction of the outer surface and both sides. A long band-shaped elastic member that is continuously formed and supplied with a joint at the edge is spirally wound to leave the tubular body formed by engaging the joints that are in contact with each other. A method of additionally forming a tubular body with a belt-like member newly supplied in front of the tubular body,
  A molding frame having a predetermined width and holding an annular shape; a plurality of guide rollers which are rotatably mounted around the molding frame and abut on the inner surface of a lining pipe formed by winding a belt-like member in a spiral shape; An outer surface roller and an inner surface roller, which are attached via a frame and are arranged at a closed portion between the already formed lining pipe and a newly supplied belt-like member, and sandwich and join the belt-like member; The outer roller has a joining mechanism portion having a flange portion that fits into the groove of the belt-like member; the roller has a rotatable roller that is attached in conjunction with the molding frame and abuts against the wall surface of the tube rod; A feed mechanism that holds the forming frame at the center position of the tube rivet in contact with the wall surface of the ridge; and is disposed outside the molding frame at a predetermined intervalWith connection to the molding frameThe outer circumference of the lining pipe that is linked to the molding frame and wound around the molding frameTo restrainA construction device having at least an outer peripheral control frame to be enclosed;
  In forming a tubular body, a belt-like member having a circumference not less than that defined by the molding frame is fed, and the diameter is increased beyond the outer diameter of the molding frame.
  In the above configuration,
1) The diameter expansion operation of the tubular body is performed by either intermittent or continuous mode,
Is an optional matter that is adopted as appropriate.
[0006]
  The second invention is also an invention of a lining construction method in a pipe rod, and in addition to the configuration of the first invention, the outer periphery regulating frame body has a liquid foaming property having foaming property and fixing property. The injection pipe of the synthetic resin fixing material is attached in a penetrating manner, the injection portion at the tip thereof is positioned behind the outer periphery regulating frame body, and the foamable synthetic resin fixing material is injected together with the expansion of the tubular body And
[0007]
  The third invention is a construction apparatus for carrying out the first invention,
  In a tube having a substantially circular cross section, a long belt-like member having a long groove and having a concave groove in the longitudinal direction of the outer surface and joints formed on both side edges and continuously supplied is spirally wound. This is a lining construction device for leaving a tubular body formed by turning and engaging joints that are in contact with each other, and additionally forming a tubular body with a belt-like member newly supplied in front of the already formed tubular body. And
  A molding frame having a predetermined width and holding an annular shape;
  A plurality of guide rollers that are rotatably mounted around the molding frame and abut on the inner surface of a lining pipe formed by winding a belt-like member in a spiral shape;
  An outer surface roller and an inner surface roller that are attached via the molding frame and are arranged at a closed portion of the already formed lining pipe and a newly supplied belt-like member and sandwich and join the belt-like member, And the outer surface roller has a joining mechanism portion having a flange portion that fits into the groove of the belt-shaped member,
  A feed which is attached in conjunction with the forming frame and has a rotatable roller which comes into contact with the wall surface of the pipe rod and holds the forming frame at the center position of the pipe rod by bringing the roller into contact with the wall surface of the pipe rod A mechanism part;
  An outer periphery regulating frame body that is arranged outside the molding frame with a predetermined interval and is linked to the molding frame and is surrounded by the outer circumference of the lining pipe wound around the molding frame;
It is characterized by comprising at least.
  In the above configuration,
1) The molding frame adopts an aspect that forms a rigid toroid, or an aspect that has flexibility in the radial direction while maintaining lateral rigidity,
2) The outer periphery regulating frame body adopts an aspect comprising an assembly that can be freely assembled;
3) The feed mechanism section adopts both aspects of having a braking function or not having a braking function,
Is an optional matter that is adopted as appropriate.
[0008]
  4th invention is the construction apparatus which enforces 2nd invention, Comprising: The structure of 3rd invention WHEREIN: A liquid foamable synthetic resin which has foamability and adhesiveness in an outer periphery control frame body A fixing material injection pipe is attached in a penetrating manner, and an injection portion at the tip thereof is positioned behind the outer periphery regulating frame body.
  In the above configuration,
1) The molding frame adopts an aspect that forms a rigid toroid, or an aspect that has flexibility in the radial direction while maintaining lateral rigidity,
2) The outer periphery regulating frame body adopts an aspect comprising an assembly that can be freely assembled;
3) The feed mechanism section adopts both aspects of having a braking function or not having a braking function,
Is an optional matter that is adopted as appropriate.
[0009]
  The present invention further relates to an outer periphery regulating frame, and has a groove that has a concave groove in the longitudinal direction of the outer surface thereof and a joint that is formed on both side edges and continuously supplied in a tube having a substantially circular cross section. A band-shaped member that is wound around in a spiral shape and leaves a tubular body formed by engaging adjacent joints, and is supplied to the front of the already formed tubular body. It is used in conjunction with a lining construction device that additionally forms a tubular body with
  A molding frame having a predetermined width and holding an annular shape; a plurality of guide rollers which are rotatably mounted around the molding frame and abut on the inner surface of a lining pipe formed by winding a belt-like member in a spiral shape; An outer surface roller and an inner surface roller which are attached via the forming frame and are arranged at a closed portion of the already formed lining pipe and the newly supplied belt-like member, and sandwich and bond the belt-like member. The outer surface roller has a joining mechanism portion having a flange portion that fits into the groove of the belt-like member; and has a rotatable roller that is attached to the molding frame and contacts the wall surface of the tube rod; A lining construction apparatus comprising: a feed mechanism unit that holds the forming frame at a central position of the pipe rod by bringing the roller into contact with the wall surface of the pipe rod;
  The outer periphery of the lining pipe is wound around the molding frame in conjunction with the molding frame and arranged around the molding frame at a predetermined interval.
  Specifically, the outer periphery regulating frame is supported by a frame surrounding the outer periphery of the lining tube around which a plurality of rollers that roll while being guided by the groove in the belt-like member are wound. And adopts a configuration that moves with the molding frame behind the joining mechanism.
  This outer periphery regulating frame is further specifically shown in the following embodiment.
[0010]
(Function)
  The joints that are in contact with each other are engaged with each other by the sandwiching action of the outer surface roller and the inner surface roller of the joining mechanism portion at the closing portion of the belt-like member. The outer surface roller engages with a concave groove formed on the outer surface of the belt-shaped member, so that the outer roller advances together with the newly supplied belt-shaped member at a predetermined pitch in the tube axis direction, and the joining mechanism portion is always located at the closing portion. Thereby, this lining construction apparatus revolves entirely, and a strip | belt-shaped member is closed continuously and pipe-made.
  As a whole, the feed roller of the feed mechanism unit functions to hold the center of the lining construction apparatus in the pipe rod.
  The main feed roller comes into contact with the wall surface of the pipe rod and receives a reaction from the wall surface by its rotation to apply a rotational force to the lining construction device, thereby making the main lining construction device rotate.
  The driven feed roller makes this rotation smoothly and is given a braking function to brake the rotation.
  In the construction process of this lining pipe, by feeding a newly supplied strip-shaped member more than the moving amount of the joining mechanism section, the already formed tubular body, that is, the joint part between the strip-shaped members of the lining pipe is slid to the lining pipe. Increase the diameter of the tube. This diameter expansion is usually done until it comes into close contact with the inner wall of the tube, but it can also be stopped before that.
  In this diameter expansion process, the outer periphery of the lining pipe around the molding frame is constrained by the outer periphery restricting frame, and the lining tube is lined when it is pulled out of the outer periphery restricting frame by preventing the bulging diameter of the belt-like member that is forcibly fed. The swell of the tube will begin.
[0011]
  In the second invention, a predetermined amount of foamable fixing material is injected into the surface of the lining before diameter expansion. The fixing material is in a liquid state and is injected into the groove portion of the belt-like member, but adheres to the surface of the lining pipe, that is, within the groove portion of the belt-like member, due to its adhesive force. In the expanded portion of the lining pipe, the fixing material expands due to its foaming action, and then consolidation starts. The fixing material fills in the groove, overflows into the gap between the flanges, and adheres to the inner wall surface of the concrete pipe wall.
  By fixing the fixing material, the required strength is expressed, and the lining pipe and the pipe rod are integrated through the fixing material. That is, the adhering material adheres firmly to the concrete pipe wall, and fills the concave groove, that is, the groove portion of the belt-like member, to the synthetic resin lining pipe, and is constrained in the spiral groove portion. The three members, that is, the lining pipe, the fixing material, and the pipe rod are integrated.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  An embodiment of a pipe lining construction apparatus and its construction method according to the present invention will be described with reference to the drawings.
  1 to 22 show an embodiment of a pipe lining construction apparatus of the present invention. That is, FIG.1 and FIG.2 shows the outline of the whole lining construction apparatus S, and FIGS. 3-22 shows the structure of each part of this lining construction apparatus S. FIG. FIG. 30 shows one mode of the band-shaped member.
  In these drawings, P indicates a tube rod having a circular cross section, and R indicates a lining tube. In addition, let the advancing direction (arrow a) of this apparatus S be a front part and a rear part.
[0013]
Strip member 100
  FIG. 30 shows an example of a belt-like member used in the lining construction of this embodiment.
  The band-shaped member 100 has a flat plate shape with a constant thickness, and an appropriate number (seven in the illustrated example) of protrusions 102 are continuously provided vertically in the longitudinal direction of the outer surface. A flange 102 a is formed at the tip of the protrusion 102. A groove 104 or a groove space is formed between the protrusions 102. The inner surface 106 is formed to be substantially smooth.
  On both sides of the belt-like member 100, joint portions 100A and 100B are formed that are overlapped with each other inside and outside. That is, in the front edge side joint portion 100A, the base portion of the protrusion 102A at the front end is expanded, the concave groove 110 is provided vertically from the inner surface side, and the overhang portion 112 is further provided continuously from the protrusion 102A. The rear edge side joint portion 100B is provided with an overhang portion 114 extending from the protrusion 102B at the rear end portion, and a protrusion 116 that engages with the groove 110 of the front edge side joint portion 100A is vertically disposed near the end portion of the overhang portion 114. Established.
  At the time of joining, the front edge portion and the rear edge portion of the adjacent belt-like members 100 overlap each other, and the outer surface roller and the inner surface roller of the joining roller portion described later by the rear edge side joint portion 100B overlap the front edge side joint portion 100A. In response, the ridge 116 is fitted into the groove 110, and the end of the protruding portion 112 is fitted into the flange 102a of the ridge 102B, and joined. In this case, the main engagement is made by the concave groove 110 and the convex stripe 116, and the overhanging portion 112 and the protrusion 102B make a secondary engagement. Therefore, in some cases, the secondary engagement can be omitted. .
  Furthermore, in this embodiment, the sealing material 118 is interposed in the contact part of the overhang | projection parts 112 and 114, and bondability is improved. Note that the sealing material 118 can be omitted if the fitting engagement at the joints 100A and 100B is sufficient.
  The belt-shaped member is made of a synthetic resin material, and in particular, from the viewpoint of moldability, a vinyl chloride (PVC) resin that can be continuously formed by extrusion is suitable. However, it does not prevent metal molding.
[0014]
Lining construction equipment S
  With reference to FIGS. 1-22, the structure of the lining construction apparatus S of this embodiment is demonstrated.
  As shown in FIG. 1, the lining construction apparatus S is attached via a molding frame 1 having an annular shape, a plurality of guide rollers 2 arranged at a predetermined pitch on the outer periphery of the molding frame 1, and the molding frame 1. And a plurality of followers attached to the front surface of the forming frame 1 on the same circumference, the joining mechanism portion 5 including the inner surface roller 3 and the outer surface roller 4, the main driving roller 6 arranged in conjunction with the joining mechanism portion 5. Main components of the feed roller 7, the fixing material injection mechanism 8 disposed adjacent to the joining mechanism 5, and the outer periphery regulating frame 9 disposed around the molding frame 1 and interlocking with the molding frame Consists of parts.
  The main and driven feed rollers 6 and 7 form a series and constitute a feed mechanism.
  Further, a part of the adhering material injecting mechanism portion 8 is incorporated into the outer periphery regulating frame body 9.
[0015]
  Hereinafter, the detailed structure of each part will be described.
Molding frame 1(Refer to FIGS. 1 to 3)
  The molding frame 1 has an annular shape and maintains a required rigidity with a predetermined width and thickness. A part of the annular shape is recessed and serves as an attachment portion for the joining mechanism portion 5. The molding frame 1 is composed of an appropriate number of divided bodies (segments), but does not hinder the integral formation.
  Each divided body is composed of a side plate 10 (front side plate 10A, rear side plate 10B) serving as front and rear surfaces and flanges 11 at both ends, and the frame body has a predetermined rigidity and is appropriately stiffened. Material is added to increase rigidity. Then, the flanges 11 are brought into contact with each other and assembled with bolts and nuts (not shown) inserted into the bolt insertion holes 12 provided in the flanges 11.
  Bearing recesses 13 are formed in the outer edge of the side plate 10 at a predetermined interval, and receive the shaft portion of the guide roller 2.
[0016]
  The attachment portion is recessed in a V shape toward the center portion, and the front side plate 10A in the rotational direction of the portion is arranged behind the front side plate 10A of the other divided bodies and has a narrow width. The receding width is sufficient to receive the belt-like member 100. The V-shaped front plate 10 </ b> C is used for attachment to the joining mechanism 5. Reference numeral 15 denotes the bolt insertion hole.
[0017]
Guide roller 2
  The guide rollers 2 are arranged on the outer periphery of the molding frame 1 with a predetermined interval and a predetermined angle.
  The attachment angle θ of the guide roller 2 is perpendicular to the belt-like member 100 constituting the lining pipe R. The roller body 17 of the guide roller 2 is made of a hard synthetic resin body or a metal body, is rotatable about the roller shaft 18 via a bearing, and contacts the inner surface of the belt-like member 100.
  The number of the guide rollers 2 varies depending on the diameter of the lining pipe R or the diameter of the guide frame 1, and is not limited to the number, and is determined within a range in which roundness is guaranteed.
[0018]
Bonding mechanism 5(See Figs. 4-6)
  The joining mechanism portion 5 is attached to the forming frame 1 via the front plate 10C of the forming frame 1, and mainly includes the joining roller portion 20 in which the inner surface roller 3 and the outer surface roller 4 form a pair. , 4 accommodates a gear mechanism 21 for synchronous rotation, a box body 23 holding the main feed roller 6 in the gear mechanism 21, and a hydraulic motor attached to the box body 23 as a rotational drive source of the rollers 3, 4. 24, and is arranged corresponding to a joint portion of the belt-like member 100 wound spirally, that is, a position where the belt-like member 100 is first closed.
[0019]
(Box 23)
  The box body 23 is rigid with four walls on both the front and rear sides, and is divided into an upper portion 23A and a lower portion 23B. The upper and lower portions 23A, 23B are pivotally attached by the side pin shaft 26, and around the pin shaft 26 The upper portion 23A can be opened.
  The box body 23 holds the shaft portion of the gear mechanism 21 by the front and rear surfaces of the upper and lower portions 23A and 23B. Further, in the lower portion 23B of the box body 23, the front surface portion is provided for the mounting portion of the hydraulic motor 24, and the rear surface portion is brought into contact with the front side plate 10C of the molding frame 1, and a bolt inserted in the front side plate 10C is inserted. The hole 15 is aligned with a bolt insertion hole (not shown) drilled in the rear surface portion, and is fixed by tightening a fixing bolt (not shown).
  On the other side surface of the box 23, a closing device 30 for closing the upper portion 23A to the lower portion 23B is attached. What is shown is an example, and a connecting rod 32 is pivotally attached to a rib 31 projecting from an upper portion 23A, and a bifurcated receiving shelf 33 is in phase with the rib 31 on a lower portion 23B. The connecting rod 32 is protruded and enters the recess of the receiving shelf 33. The connecting rod 32 is sequentially fitted with a coil spring 34 and a nut 35 that is screwed into a threaded portion below the coil spring 34, and the coil spring 34 is pressed against the lower surface of the receiving shelf 33 by tightening the nut 35. Accordingly, the tightening force of the upper portion 22A is appropriately adjusted by the elasticity of the coil spring 34.
[0020]
(Gear mechanism 21)
  The gear mechanism 21 has three shaft portions 37, 38, and 39 that are rotatably spanned sequentially from the lower side across the front and rear walls of the box body 23, and a gear 40 is fixed to the first shaft portion 37. A gear 41 that meshes with the gear 40 is fixed to the second shaft portion 38, and a gear 42 that meshes with the gear 41 is fixed to the third shaft portion 39. The inner roller 3 is connected to the second shaft portion 38, and the outer roller 4 is connected to the third shaft portion 39. As shown in the figure, the second shaft portion 38 rotates in the reverse direction and the third shaft portion 39 rotates in the forward direction with respect to the rotation of the first shaft portion 37, so that the inner surface roller 3 and the outer surface roller 4 are mutually connected. Reverse rotation. By adjusting the number of teeth, the number of rotations of the shaft portions 38 and 39, and thus the number of rotations of the rollers 3 and 4 can be adjusted.
  In this embodiment, the two shaft portions 37, 38, 39 are supported and fixed by a rotary bearing, but it is free to use a slide bearing.
  Further, a spacer roller 44 for maintaining a gap is rotatably attached to the third shaft portion 39. The spacer roller 44 has the same diameter as the large-diameter portion 50 of the feed roller 6 with sprocket described later, and the outer periphery thereof abuts against the inner wall surface of the pipe rod P. The spacer roller 44 can be omitted as appropriate.
[0021]
(Main feed roller 6)
  The main feed roller 6 serves as a main body of the feed mechanism section. The main feed mechanism portion includes a drive sprocket 45 fixed to the second shaft portion 38 outside the box 23, a main feed roller 6 having a sprocket that is rotatably mounted on the third shaft portion 39, and a chain. 47.
  The drive sprocket 45 has gear teeth 45a on the outer periphery thereof, is fixed to the second shaft portion 38 via a key or with spline engagement, and rotates integrally with the shaft portion 38.
  The main feed roller 6 includes a sprocket portion 49 having a small diameter portion and a feed roller portion 50 having a large diameter portion, and is rotatably attached to the third shaft portion 39 via a bearing 51. The sprocket portion 49 has gear teeth 49a on its outer periphery. The feed roller portion 50 is made of a steel material in the present embodiment, but a belt-like elastic ring (not shown) can be appropriately mounted on the outer periphery thereof.
  The chain 47 is wound around the drive sprocket 45 and the sprocket portion 49 of the main feed roller 6 and transmits the driving force of the drive sprocket 45 to the main feed roller 6.
  As the chain 47, a so-called connecting chain that can be removed in accordance with the opening / closing operation of the box body 23 is used.
  Alternatively, the drive sprocket 45 and the main feed roller 6 can be inserted into and removed from the respective shaft portions 38 and 39, and the unit body of these feed mechanisms in which the chain 47 is integrally assembled is connected to the shaft portion in the closed state of the box body 23. It is possible to adopt a mode in which it is inserted into 38 and 39 and assembled. In this embodiment, the drive sprocket 45 is in spline engagement with the second shaft portion 38.
[0022]
(Hydraulic motor 24)
  The hydraulic motor 24 is attached to the front surface of the box body 23 by connecting the drive shaft 24 a to the first shaft portion 37.
  The hydraulic motor 24 is connected to an in-side pipe 53 a that sends oil to the hydraulic motor 24 and an out-side pipe 53 b that discharges oil from the hydraulic motor 24. Further, these pipes 53 are connected to a rotary joint (see FIGS. 1, 12, and 13) via a mounting plate 54 that is attached to the box 23 or an appropriate position of the molding frame 1. An external pipe 56 connected to the pressure source of the part is connected.
[0023]
(Rotary joint 55) (See FIGS. 12 and 13)
  12 and 13 show the detailed structure of the rotary joint 55. FIG. As will be described later, the rotary joint 55 is used in common with the rotary joint portion 72 of the fixing material injection mechanism portion 8, and here, a hydraulic system type will be described.
  The rotary joint 55 comprises a combination of a cylindrical fixed body 55A and a rotary body 55B fitted into the fixed body 55A. The fixed body 55A is provided with an import a and an outport b. 53 is connected to the in-side piping 53 a, and the out-port b is connected to the out-side piping 53 b of the piping 53. The rotating body 55B is rotatably fitted in the fixed body 55A while maintaining fluid tightness, and has two connection ports c and d on its end face. In the rotating body 55B, hydraulic passages e and f communicating with the two connection ports c and d (the connection port c for in and the connection port d for out) are formed. And communicated with oil grooves i, j recessed in the circumferential direction of the circumferential surface of the rotating body 55B. The oil groove i communicates with the import a, and the oil groove j communicates with the outport b.
  O-rings 57 are attached to both side portions of the oil grooves i and j in order to ensure liquid tightness between the fixed body 55A and the rotating body 55B. Reference numeral 58 denotes a retaining ring.
  Accordingly, the in-side 56 a of the external pipe 56 is connected to the in-connecting port c of the rotary joint 55, and the out-side 56 b of the external pipe 56 is connected to the out-connecting port d of the rotary joint 55. Furthermore, the external pipe 56 is connected to a hydraulic drive source G.
  By passing through the rotary joint 55, the working fluid is exchanged between the piping 53 on the hydraulic motor 24 side that rotates and the external piping 56 that does not rotate.
  The driving force of the hydraulic motor 24 is transmitted to the first shaft portion 37 by the gear mechanism 21 and the hydraulic motor 24, and is transmitted to the second and third shaft portions 38 and 39 via the gear mechanism 21. The The second shaft portion 38 and the third shaft portion 39 are reversely rotated.
[0024]
(Joining roller part 20)
  The joining roller portion 20 is arranged with a predetermined interval so that the inner roller 3 and the outer roller 4 are aligned with each other in the tube axis direction, and the belt-like member 100 is sandwiched between the rollers 3 and 4. Is done.
  As described above, the inner roller 3 is directly attached to the second shaft portion 38, and the outer roller 4 is directly attached to the third shaft portion 39.
[0025]
  FIG. 6 shows a detailed structure of the joining roller unit 20.
  FIG. 6 is an enlarged view of the two rollers 3 and 4 on the inner surface and outer surface of the joining roller portion 20 and shows the correspondence between these rollers 3 and 4 and the belt-like member 100. As shown in the drawing, in the present embodiment, these rollers 3 and 4 are arranged over a plurality of (three in the present embodiment) spans of the belt-like member 100. H indicates the first closing portion between the strip members 100.
[0026]
  The inner surface roller 3 has a cylindrical shape, is in close contact with the inner surface of the belt-like member 100, and supports the belt-like member 100 that is pressed from the outside by the outer roller 4 including the closing portion H. In addition, an enlarged diameter portion 3a is formed at the front end portion of the inner surface roller 3, and a flange 3b that engages with the groove 110 on the inner surface of the belt-like member 100 protrudes from the enlarged diameter portion 3a. It can be omitted.
  The outer surface roller 4 has a plurality of ring-shaped flange portions 61 formed at predetermined intervals on the cylindrical body 60, and these ring-shaped flange portions 61 fit into the grooves 104 between the protrusions 102 of the belt-shaped member 100. Further, the outer periphery of the cylindrical main body 60 is pressed against the outer surface of the protrusion 102 of the belt-like member 100. The outer surface of the cylindrical body 60 is knurled to prevent slipping with the belt-like member 100. In addition, a part 60 a is made to have a small diameter and is disengaged from the protrusion 102.
  The pair of two ring-shaped flange portions 61 a that are attached to the ring-shaped flange portion 61 and correspond to the closing portion H are in contact with the belt-shaped member 100 at the circumferential side portions thereof. It is not necessary for the other ring-shaped flange portion 61 to be in particular contact, and it is important that the other ring-shaped flange portion 61 fits into the groove 104 between the protrusions 102.
[0027]
  The attachment mechanism 5 is attached to the lining pipe R by opening the upper portion 23A of the box 23, matching the ring-shaped flange 61 of the outer roller 4 with the pitch of the ridges 102 of the belt-like member 100, and closing. The ring-shaped collar portion 61a is positioned in the portion H, and then the upper portion 23A is closed to the lower portion 23B, the closing device 30 is closed, and the nut 35 is tightened.
[0028]
Followed feed roller 7(See FIG. 1, FIG. 2, FIG. 7 to FIG. 9)
  The driven feed roller 7 constitutes a part of the feed mechanism portion, a reaction force member 63 fixed to the front surface of the molding frame 1, one end fixed to the reaction force member 63, and the other end to the holding frame 64 of the driven feed roller 7. The driven feed mechanism is configured together with the extrusion device 65 fixed to the guide and the guide member 66 of the extrusion device 65.
  A plurality of the driven feed rollers 7 (4 in this embodiment) are provided, and each of them is inclined corresponding to the spiral pitch around which the belt-like member 100 is wound.
  The extrusion device 65 is a so-called pneumatic cylinder device, and includes a cylinder portion 65a and a piston rod portion 65b. The cylinder portion 65a is slidably held by a guide member 66 fixed to the molding frame 1.
  A brake device 67 is further added to the driven feed mechanism.
  Reference numeral 68 denotes a pneumatic pipe, which is led to an external pneumatic driving source H through a rotary joint (not shown).
  By the operation of the extrusion device 65, the driven feed roller 7 is pressed against the wall surface of the pipe rod, and maintains the center of the main pipe rod lining construction apparatus S in the pipe rod. Further, when the brake device 67 is operated, the main pipe lining construction apparatus S is fixed in a non-moving state in the pipe hook.
[0029]
Adhering material injection mechanism 8(See FIGS. 10 to 13)
  The fixing material injection mechanism portion 8 is mainly composed of one injection pipe 70, and is composed of an injection portion 71 at the distal end and a rotary joint portion 72 at the proximal end, and is arranged adjacent to the joining mechanism portion 5, It interlocks with the rotary joint 55 of the joining mechanism section 5.
[0030]
(Injection tube 70)
  The injection tube 70 is made of a bent tube having rigidity, and is fixedly held via a support fitting 74 fixed to the side surface of the box body 23 of the joining mechanism unit 5 to maintain a predetermined position state. That is, the injection tube 70 is directed to the rotary joint portion 72 from the horizontal portion 70a parallel to the outer surface roller 4 of the joining roller portion 20, the vertical portion 70b along the side surface of the box body 23, and the vertical portion 70b through each bent portion. The mounting portion 70c. In other words, the distal end side of the support fitting 74 requires rigidity, and the rotation fitting 72 may be flexible from the support fitting 74.
  Further, a manual on-off valve 75 is arranged in the middle of the attachment portion 70C of the injection pipe 70 to perform an opening / closing operation.
  As shown in the figure, the main injection pipe 70 is arranged behind the joining roller part 20 of the joining mechanism part 5 in the rotational direction.
(Injection part 71)
  The injection portion 71 is formed at the tip of the horizontal portion 70a of the injection tube 70 at a portion further deeper than the tip of the outer surface roller 4 of the joining roller portion 20, and is attached to the tube radial direction toward the tube center. Injection holes 71a are opened at a predetermined interval.
  The injection portion 71 has a length equivalent to the width of at least one belt-like member 100. Further, the interval between the injection holes 71a is equal to the interval between the flanges 102 of the strip member 100.
  In addition, it is one mode that a brush is arranged around the injection hole 71a, the brush is brought into contact with the surface of the lining pipe R, and a liquid fixing material is injected through the brush.
[0031]
(Rotating joint 72) (See FIGS. 12 and 13)
  The rotary joint 72 of the fixing material injection mechanism 8 is shared with the rotary joint 55 of the hydraulic motor 24.
  That is, in the rotary joint 55, a port 1 is opened in the fixed body 55A, the rotary body 55B has a connection port m on its end surface, and a liquid passage n communicating with the connection port m is formed in the rotary body 55B. Then, it communicates with a groove p that is recessed in the circumferential direction of the circumferential surface of the rotating body 55B through the communication hole o.
  Accordingly, the injection pipe 70 is connected to the port 1 of the rotary joint portion 72, and the fixing material supply pipe 76 is connected to the connection port m. The liquid fixing material FL fed through the fixing material supply pipe 76 passes through the liquid passage n from the connection port m, is guided to the concave groove p through the communication hole o, and then flows out from the port l to the injection pipe 70. To do.
  At the other end of the fixing material supply pipe 76, a fixing material supply device K for feeding the fixing material to the fixing material supply pipe 76 is disposed.
[0032]
Fixing material supply device K(See Figure 14)
  The fixing material supply device K has a function of supplying the liquid fixing material F at a predetermined pressure, and has at least a pump function. That is, in the illustrated example, the liquid fixing material F stored in the container 77 is pumped up by the electric pump 78 and sent to the rotary joint portion 72 with a predetermined pressure.
  The distance from the adhering material supply device K to the adhering material injection mechanism 8 is set to be short in consideration of the caking time of the adhering material F.
[0033]
Expandable synthetic resin fixing material F
  A so-called foamable synthetic resin is used as the fixing material F used for carrying out the lining construction method of the present invention.
  The foamable synthetic resin fixing material F has adhesiveness in the uncured FL and forms a liquid. Moreover, the required strength is exhibited in the cured FS.
  In the foamable synthetic resin fixing material F, the timing and degree of foaming are appropriately adjusted by a reaction accelerator / inhibitor, a foaming agent, and a foam stabilizer. Usually, the reaction start time is delayed. Further, the viscosity / adhesiveness is adjusted by a thickener so that the viscosity does not hang down below the lining pipe R, and the adhesiveness adheres to the groove surface of the lining pipe R.
[0034]
Outer perimeter regulation frame 9(See FIGS. 15 to 18)
  The outer periphery restricting frame body 9 is substantially in an annular shape, is concentric with the forming frame 1 and is arranged outside the forming frame 1 at a predetermined interval, and is formed through a predetermined connecting mechanism. Interlocked with 1.
  The outer periphery regulating frame body 9 is a restraint that is rotatably attached to an annular frame body 80 and a roller shaft 81 pivotally supported by the frame body 80 at a predetermined interval in the circumferential direction of the frame body 80. The roller 82 is the main component.
[0035]
(Frame 80)
  The frame 80 has a certain width and rigidity from an annular plate 83 (front portion 83a, rear portion 83b) arranged in parallel to each other and a connecting plate 84 that rigidly connects the front and rear annular plates 83a and 83b. Constructed in a torus. The width of the frame body 80, that is, the interval between the front and rear annular plates 83 a and 83 b is made smaller than the width of the molding frame 1. A roller shaft 81 is pivotally supported between the front and rear annular plates 83a and 83b, and a restraining roller 82 is rotatably mounted around the roller shaft 81.
  The frame 80 is a multi-part (two parts 80A and 80B in this embodiment), and the bolts interposed between the connecting plates 84 facing each other at the ends of the parts 80A and 80B. -Can be attached and removed with nut 85. Further, the frame 80 is reduced in diameter by tightening the bolts and nuts 85.
  In one frame 80A, a recess 80a for receiving the outer surface roller 4 of the joining mechanism portion 7 is formed, and the width becomes narrow at this portion, but it goes without saying that sufficient rigidity is ensured.
  Further, the frame body 80A has a hole or a notch recess (notch recess in the illustrated example) 80b for inserting the injection pipe 70 of the fixing material injection mechanism 8 at the rear part in the rotational direction of the recess 80a. It is established in the ring plates 83a and 83b. That is, the injection tube 70 is inserted into the hole 80b, and the injection portion 71 at the tip thereof protrudes from the rear annular plate 83b.
[0036]
(Restraining roller 82)
  A plurality of (8 in this embodiment) restraint rollers 82 are arranged along the frame 80 with a predetermined interval, and each restraint roller 82 is pivotally supported by a bearing between the front and rear annular plates 83a and 83b. The shaft 81 is rotatably mounted around the shaft 81. The inner part of the roller 82 protrudes from the inner edge of the frame body 80, and has a ring-shaped collar part on the peripheral surface thereof with a predetermined interval in the direction of one or more rollers.
  More specifically, the constraining roller 82 has one or a plurality of (at least two) ring-shaped flange portions 82b at a predetermined interval on the peripheral surface of the cylindrical roller body 82a. The interval coincides with one or more intervals of the groove 104 of the belt-like member 100 and fits into the groove 104. Further, the outer periphery of the cylindrical main body 82 a is pressed against the outer surface of the protrusion of the belt-like member 100. In the illustrated example, the roller main body 82a and the ring-shaped collar portion 82b are separate from each other and rotate independently. Even when the ring-shaped collar portion 82b contacts the wall surface of the pipe rod P, the rotation of the roller main body 82a (the outer roller 4). The same direction). Of course, it does not prevent that the roller main body 82a and the ring-shaped collar part 82b are integral.
  In the illustrated example, there are eight rollers 82, but the number is not limited. Furthermore, it is preferable that a large number are arranged.
[0037]
(Linking mechanism / Linking rod 87)
  The outer periphery restricting frame body 9 is interlocked with the forming frame 1 through a connecting mechanism mainly including a connecting rod 87.
  That is, the connecting rod 87 has two rigid housings 87a and 87b that can be bent via the pin 87c, and a threaded portion 87d is screwed to the end of one of the housings 87a, and this portion is connected to the outer periphery regulating frame. 9 is inserted into the cut groove 88 of the frame body 80, and is sandwiched and fixed to the frame body 80 by two nuts 89. Moreover, the base of one housing 87b is fixed to a mounting rib 90 attached to the front surface of the molding frame 1 so as to be freely attached. The coupling mechanisms are arranged at a plurality of locations (4 in the present embodiment) at appropriate intervals along the circumferential direction of the molding frame 1 and the outer periphery regulating frame 9, but are not limited to the attachment locations.
  This connection mechanism is merely an example, and any structure that connects the molding frame 1 and the outer peripheral restriction frame body 9 may be used, and it is a requirement that attachment and removal be possible.
[0038]
  Such an outer periphery regulating frame body 9 restrains the outer diameter of the belt-like member 100 wound around the molding frame 1, thereby preventing the belt-like member 100 from expanding.
[0039]
(Modification) (See FIGS. 19 to 22)
  Although the basic function of the outer periphery control frame 9 is fully exhibited by the above configuration, the following changes are made for further functions.
  FIG. 19 shows an outer periphery regulating frame 9A of another aspect. In the figure, the same reference numerals are given to the members equivalent to the previous embodiment. In the frame body 9A of this aspect, in the frame body 80 formed of the divided body, in the frame body 80A having one concave portion 80a, the width of the rear portion in the rotation direction of the concave portion 80a is reduced to reach the flange 84, and the other The rear plate 83b is recessed forward. And the injection | pouring part 71 of the injection | pouring pipe | tube 70 is arranged facing this recessed part.
[0040]
  FIG. 20 shows another mode of the end portions of the divided parts of the frame 80.
  A screw member 85A is fixed to the connecting plate 84, and a bolt member 85B is disposed across the screw member 85A. The screws of the screw members 85A that face each other are reverse screws, and the bolt member 85B that is screwed to the screw members 85A is also a reverse screw with an intermediate rotation portion interposed therebetween. Then, the connecting plates 84 are separated from each other with the rotation of the bolt member 85B.
  Thereby, the diameter of the frame 80 can be freely adjusted.
[0041]
  FIG. 21 shows the outer periphery regulating frame 9B of still another aspect. In the outer periphery regulating frame 9B of this aspect, a large number of link bodies are connected in an annular shape.
  The link body can swing around a roller shaft 81 in which the outer link element 92 and the inner link element 93 are held by a bearing 94. A large number of bolt insertion holes are opened at predetermined intervals in the back plates of the link elements 92 and 93 that are in contact with each other, and bolts and nuts 95 are mounted and fixed at predetermined intervals of these bolt insertion holes. As shown in the drawing, it is possible to adopt a mode in which the phases of the back plates are shifted and fixed, and the phases can be shifted in the joining mechanism portion and the like.
  FIG. 22 shows a link element 96 arranged particularly corresponding to the joining mechanism portion. The link element 96 takes an outer link form. Reference numeral 96a denotes a recess for receiving the outer surface roller 4 of the bonding material structure. Reference numeral 96b denotes a notch recess for receiving the injection tube 70.
[0042]
Lining construction in the pipe P
  While describing the lining construction method in the underground buried pipe made using the lining construction apparatus S of this embodiment, the effect | action of the apparatus S of this embodiment is demonstrated collectively.
  FIG. 23 shows an outline of the lining construction work. Here, an example of application to a sewer pipe P as an underground buried pipe is shown. In the figure, Q1 is an upstream human hole and Q2 is a downstream human hole.
  As shown in FIG. 23, in the ground portion, an unwinding device T with a turntable around which the belt-like member 100 is wound is disposed on the upstream side human hole Q1, and on the downstream side human hole Q2 side, a hydraulic drive source G and an empty A pressure drive source H is arranged. The hydraulic drive source G is guided to the hydraulic motor 24 of the joining mechanism unit 5 through the pipe 56 and the rotary joint 55. The pneumatic drive source H is guided to the extruding device 72 of the driven feed roller 7 through the pipe 68. Further, the fixing material supply device K connected to the fixing material injection mechanism unit 8 is disposed in the vicinity of the device S. Construction will be done from upstream to downstream.
[0043]
  Hereinafter, an example of the construction method (first example) will be described in the order of steps.
(1) The lining construction apparatus S is carried into the human hole Q1. At this time, in the present apparatus S, the molding frame 1 can be assembled from the divided body, and the joining mechanism portion 5 can be attached to the molding frame 1 and can be easily assembled on site. . The joining mechanism part 5 is attached to the molding frame 1 via a fixing bolt with the rear surface part of the box body 23 and the side plate 10C of the molding frame 1. The lining construction apparatus S is connected to the hydraulic drive G and the hydraulic drive source H.
  At this time, in the driven feed mechanism portion B, the pushing device 65 is operated to move the driven feed roller 7 backward.
[0044]
(2) In the manhole Q1 of the pipe rod P, the joining mechanism part 5 of the running construction device S is driven, and the belt-like member 100 drawn from the ground part is wound around the forming frame 1 several times (about three times). A lining tube (this is called a starting lining tube) Ro is manufactured.
[0045]
(3) In this state, the outer periphery regulating frame 9 is mounted.
  That is, when the divided outer periphery regulating frame 9 is fitted to the starting lining pipe Ro, the ring-shaped flange portion 82b of the restraining roller 82 is fitted into the groove 104 of the belt-like member 100, and the end portion Bolts and nuts 85 are attached to the connecting plates 84, and the nuts are tightened to press the main body 82a of the restraining roller 82 against the surface of the starting lining pipe Ro. Thereby, the starting lining pipe Ro is restrained by the restraining roller 82 and is prevented from spreading.
[0046]
(4) Pull the starting lining pipe Ro into the pipe rod P.
  At the same time, the main feed roller 6 of the main feed mechanism and the driven feed roller 7 of the driven feed mechanism are adjusted so as to contact the wall surface of the pipe rod P. Thereby, this lining construction apparatus S is hold | maintained at the center of the pipe rod P. FIG.
[0047]
(5) The joining mechanism 5 and the main feed mechanism are driven to produce a lining pipe.
  The belt-like member newly supplied continuously with the joint lining pipe Ro by the joint structure at the closing portion H of the belt-like member 100 with the clamping force between the inner roller 3 and the outer roller 4 when the joining mechanism portion 5 is driven to rotate. 100 is joined. At the same time, the joining roller portion 20 rotates in the tube circumferential direction and advances in the tube axis direction by the engagement guide action between the ring-shaped flange portion 61 of the outer surface roller 4 and the groove 104 of the belt-like member 100.
  At the same time, the main feed mechanism section is also driven, and the feed roller 6 of the main feed mechanism section comes into contact with the pipe wall of the pipe rod P and receives a reaction from the wall surface due to its rotation to give a rotational force to the lining construction apparatus S. Then, the apparatus S can be rotated smoothly. The feed roller 7 of the driven feed mechanism also smoothly rotates the apparatus S.
  Thereby, the strip | belt-shaped member 100 is wound helically, and the lining pipe | tube R is constructed with a self-rotating pipe.
  The diameter of the lining pipe R is equal to the diameter φ of the starting lining pipe Ro.
[0048]
(5C) In this step, the outer periphery restricting frame body 9 moves on the outer periphery of the lining pipe R along with the rotation of the forming frame 1 in conjunction with the forming frame 1. The outer periphery restricting frame 9 restrains the outer periphery of the lining pipe R and prevents its swelled diameter.
[0049]
(5B) At the same time, in this step, the fixing material supply device K is driven, and a predetermined amount of the foamable synthetic resin fixing material F is injected from the injection portion 71 of the injection pipe 70 of the fixing material injection mechanism portion 8. The injection portion 71 is located behind the outer periphery regulating frame 9, and the injected fixing material F does not touch the frame 9.
  The fixing material F is in a liquid state and is injected into the groove portion 104 of the belt-like member 100, but adheres to the surface of the lining pipe R, that is, the groove portion 104 of the belt-like member 100, and does not hang downward.
[0050]
(5C) Furthermore, in this step, the belt-like member 100 is sequentially supplied from the unwinding device T arranged on the ground portion. As shown in FIG. 14 as an example of the configuration of the unwinding device T, a turntable 204 is rotatably arranged via a trochanter 202 on a circular rail 200 disposed around the opening of the human hole Q1. Then, a winding drum 206 around which the belt-like member 100 is wound around the turntable 204 is supported rotatably. Thereby, the rotation of the turntable 204 along the circular rail 200 on the horizontal plane and the rotation of the winding drum 206 on the vertical plane are combined.
  The belt-like member 100 is twisted and rotated in accordance with the pipe making operation. In the unwinding device T, the turntable 204 follows this in synchronization with the rotation.
[0051]
(6) The lining pipe R having a fixed length (usually about 1 m) is manufactured (rotating pipe) by the above process. Thereafter, the brake device 65 of the guide mechanism unit is operated to brake the driven roller 7, and the lining construction device S is fixed. On the other hand, the tube end portion of the starting lining tube Ro is fixedly held.
  In this state, the joining mechanism portion 5 is further driven. By driving the joining roller part 20 of the joining mechanism part 5, the belt-like member 100 is fed into the lining pipe R that has already been formed in excess of the rotational pipe quantity, overcoming the engagement force at the joint part, and the lining pipe by that amount. R expands its diameter to Φ. At this time, the main driving roller 6 is idled.
  In this operation, since the outer peripheral restriction frame 9 is mounted around the molding frame 1, the bulging diameter of the lining pipe R is prevented at this portion.
  FIG. 1 shows this state. That is, the expansion of the belt-like member 100 is restricted by the inner and outer rollers 3 and 4 in the vicinity of the joining mechanism portion 5, but otherwise, the belt member 100 immediately expands due to slippage at the joint portion and is expanded until it is restrained by the wall surface of the pipe rod P. Diameter.
[0052]
(7) In the expanded portion of the lining pipe R, the fixing material F expands due to its foaming action, and then consolidation starts.
  By fixing the fixing material F, the required strength is expressed and the lining pipe R and the pipe rod P are integrated through the fixing material F.
  That is, as the fixing material F, a synthetic resin adhesive material is used, and it adheres firmly to the concrete pipe rod P, and to the synthetic resin lining pipe R, the concave groove, that is, in the groove portion 104 of the strip member 100. The three members, that is, the lining pipe R, the fixing material F, and the pipe rod P are integrated.
[0053]
(8) Repeat the steps (5), (6) and (7) above, and apply lining to the pipe rod P.
  That is, the joining mechanism portion 5 and the main feed mechanism portion are driven to produce a fixed-length small-diameter φ lining pipe R, the foamable synthetic resin fixing material F is injected, and the main drive and driven feed mechanism section. Then, the joining mechanism 5 is driven, the diameter is expanded, and the fixing material F is fixed by foaming.
  In this operation, since the outer peripheral restriction frame 9 is mounted around the molding frame 1, the bulging diameter of the lining pipe R is prevented at this portion.
[0054]
(9) The lining pipe R having the diameter Φ is constructed over the entire length of the pipe rod P as described above, and the pipe rod P and the lining pipe R are integrated with the fixing material F. Further, the lining pipe R is drilled in a post-process with the attachment pipe, and is communicated with the attachment pipe.
[0055]
  The other example of a construction method (2nd example) is shown.
  In this embodiment, the diameter of the lining pipe R is increased with the progress of the rotation pipe making.
  The steps (1) to (4) are in accordance with the previous embodiment.
  In the step (5), the rotation of the joining mechanism 5 is made larger than the rotation of the main feed roller 6 of the main feed mechanism. In order to obtain this state, (i) the brake device 75 of the driven feed mechanism B is half-actuated, the braking is effected loosely, and the rotation of the construction device S itself is delayed. (Ii) Transmission at the joining mechanism 5 A measure such as dropping the rotation of the main feed roller 6 according to the ratio is adopted.
  In this construction mode, the diameter expansion is performed as the lining pipe R rotates, and the process (7) is reached.
  Thus, according to this construction mode, the step (6) of the first example is not performed, and the continuously expanded lining pipe R is obtained.
[0056]
(Effect of embodiment)
  Since the lining construction method and its apparatus S in the pipe rod of the present embodiment are carried out in the above manner, a full lining pipe R is constructed in the diameter of the pipe rod P, there is no cross-sectional loss, and overall economy is achieved. Can be manufactured.
  Further, the fixing material F fills the groove 104 of the strip-shaped member 100 constituting the lining pipe R and adheres to the inner wall surface of the pipe rod P, and exhibits the desired strength as the fixing material F is consolidated. The lining pipe R and the pipe rod P are integrated with each other through the fixing material F, and a sufficient strength as a composite pipe is exhibited.
  In this process, due to the action of the outer periphery regulating frame body 9, the diameter expanding operation starts from the rear side of the outer periphery regulating frame body 9, and a uniform diameter expanding operation is obtained.
[0057]
(Other embodiments)
  24 to 29 show other embodiments of the present invention.
  In the construction apparatus S1 of this embodiment, a flexible molded frame 1A is used, a feed mechanism portion 7A of another aspect is attached in conjunction with the molded frame 1A, and further, an outer periphery regulating frame 9C. Is added.
[0058]
Molding frame 1A(FIGS. 24-26)
  The molding frame 1A exhibits flexibility, and its configuration is well known and will not be described in detail, but in essence, it is configured in a closed state with a series of link bodies, and each link body is an inward folding prevention mechanism. Inward folding is prevented. The forming frame 1A includes a guide roller 2 and a joining mechanism portion 5.
  That is, the link body 300 is configured such that the outer link element 302 and the inner link element 304 are swingable with a rotation shaft 308 pivotally attached to the side plates 302a and 304a via the bearings 306. A guide roller or this rotating shaft 308 is attached. The outer / inner link elements 302 and 304 are fixed by bolts and nuts 312 inserted through bolt insertion holes 310 formed in the back plates 302b and 304b, respectively.
  On the other hand, an inner folding prevention mechanism is provided on the side surface of the link body 300, and the link bodies 300 can be folded outward with respect to 180 °, but the middle folding is prevented. In other words, a stopper recess 320 is provided at the end of the side plate of one link body 302, and a stopper 322 is provided on the side plate of the other link body 304 so as to project toward the previous link body 302 side. Accordingly, the stopper 322 is brought into contact with one end surface of the stopper recess 320, whereby the middle break is prevented. The stopper 322 can be folded outward until it comes into contact with the other end surface of the stopper recess 320. The opening angle (for example, 30 °) of the recess 320 is the swinging width.
  This molding frame 1A also has an attachment portion for the joining mechanism portion 5 to constitute a link.
  The molding frame 1A is provided with one or several circumference adjustment mechanisms 330 for adjusting the circumference thereof. The peripheral length adjusting mechanism 330 is interposed between the back bodies 302b (or 304b) of the individual link bodies 330, and adjusts the peripheral length of the molding frame 1A by connecting and disconnecting them. Thus, for example, it conforms to the aspect of FIG. 20 in the previous embodiment.
[0059]
Feed mechanism 7A(See FIGS. 27 to 29)
  As shown in FIG. 27, the feed mechanism portion 7A has a rod body 340 that maintains rigidity and has an adjustable length in the diameter direction of the molding frame 1A at the front portion of the molding frame 1A. The link body 300 is attached between the attachment angles 342 fixed by being sandwiched between the back plates. The rod body 340 includes a cylinder tube 344 having hollow portions on both sides, a piston tube 346 inserted into the hollow portion of the cylinder tube 344, and a spring body 348 interposed between the cylinder tube 344 and the piston tube 346. It consists of. A large spring constant of the spring body 348 is selected and urged outward with a large force in the radial direction. The rod body 340 is detachable from the mounting angle 342.
  In addition, a feed roller 350 that contacts the wall surface of the pipe rod P is rotatably mounted on the mounting angle 342. The feed roller 350 is rotationally driven by a hydraulic motor 352 via a gear mechanism (transmission mechanism). The construction apparatus S1 is rotated by the rotational movement of the feed roller 350 and is braked by stopping the roller 350.
  The feeding mechanism portion 7A is preferably arranged so as to avoid the joining mechanism portion 5.
[0060]
  FIG. 28 shows another embodiment of the rod body 340.
  The rod body 340 of this aspect includes a small-diameter cylinder pipe 360 and a large-diameter cylinder pipe 362 on both sides, a piston pipe 364 slidably fitted into these cylinder pipes 360 and 362, and a screw of the piston pipe 364. A handle member 366 that is screwed into the portion 364a, and a rubber body 368 that is housed in the cylinder tube 362 and biases the piston tube 364 in the tube axis direction. The handle member 366 has an annular shape, and a screw 366a is cut on an inner diameter surface thereof, and the screw portion 366a and the screw portion 364a of the piston pipe 364 are screwed together. The piston pipe 364 is moved forward and backward by the rotation of the handle member 366, and the length of the rod body 340 is adjusted.
[0061]
  FIG. 29 shows still another aspect of the feeding mechanism portion 7A.
  That is, the rod body 370 includes a female screw rod 372 having hollow portions on both sides and a male screw rod 374 at the center. The screw portion is screwed into the screw portion of the female screw rod 372. By rotating the male screw rod 374, the female screw rods 372 on both sides are separated from each other, and the length thereof is adjusted. Other configurations are the same as the previous one. In this aspect, it is desirable that an elastic body is interposed between the mounting base of the feed roller 350 and the angle 342.
[0062]
Outer circumference control frame 9C
  It is preferable to apply the outer periphery restriction frame body 9B shown in the previous embodiment to the outer periphery restriction frame body 9C. In this case, the connection mechanism can take the form which connects the back plate of the link body of the outer periphery restricting frame 9B and the back plate (302b, 304b) of the link body 300 of the molding frame 1A, with a simple configuration. That's it.
[0063]
  In the present embodiment, the molded frame 1A around which the belt-like member 100 is wound has a circular shape by receiving the elasticity of the belt-like member 100, and has flexibility due to its link mechanism, and the tube wall of the pipe rod P Follow some irregularities. Similarly, the outer peripheral restriction frame 9C exhibits flexibility.
  Also in the feed mechanism portion 7A, the elastic body interposed between the rod bodies 340 and 360 follows the unevenness of the wall surface of the pipe rod P.
  In this embodiment, it goes without saying that the diameter of the lining pipe R is increased, and that the outer peripheral restriction frame 9C exerts an intended action in the diameter expansion operation.
[0064]
  The present invention is not limited to the above embodiment, and various design changes can be made within the scope of the basic technical idea of the present invention. That is, the following aspects are included in the technical scope of the present invention.
1) It is attached to the drive source of the joining mechanism 5 and does not prevent the use of an electric power source other than hydraulic pressure.
2) It is attached to the drive source of the feed mechanism unit 7, and not only the air pressure but also a hydraulic drive system can be adopted, and further an electric system can be adopted.
3) In the present embodiment, the rotary joint 72 of the fixing material injection mechanism 8 is shared with the rotary joint 55 of the joining mechanism 5, but this does not prevent the separate joint.
4) The strip member 100 can be made of a metal material.
5) The frame body 80 is attached to the outer periphery regulating frame body 9, and the frame body 80 is not limited to two divisions and can take three or more divisions.
[0065]
【The invention's effect】
  According to the lining construction method and the construction apparatus therefor according to the present invention, a full lining pipe can be constructed to expand the diameter of the pipe with a diameter expanding operation, and there is no cross-sectional loss, and the whole can be economically manufactured.
  In this diameter expansion operation, the outer peripheral restriction frame body can provide a smooth diameter expansion action, thereby reducing the labor for adjusting the feeding speed and load of the belt-shaped member.
  Further, the fixing material is filled in the groove portion of the belt-shaped member constituting the lining pipe and is adhered to the inner wall surface of the pipe rod, and the desired strength is exhibited together with the fixing of the fixing material, and the lining is provided via the fixing material. The tube and tube rod are integrated to provide sufficient strength as a composite tube.
  Further, in the process of obtaining this composite pipe, the lining pipe can be prevented from expanding around the forming frame, and a smooth fixing material can be injected.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a partial side sectional view of a part of a side surface showing an embodiment of a lining construction method and a construction apparatus for a pipe rod according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of a molding frame of a pipe lining construction apparatus.
FIG. 3 is a side view thereof (viewed in three directions in FIG. 2).
FIG. 4 is an enlarged front view of a joining mechanism.
FIG. 5 is an internal configuration diagram of the joining mechanism section (a cross-sectional view taken along line 5-5 in FIG. 4).
FIG. 6 is an enlarged sectional view of a joining roller portion.
FIG. 7 is a side configuration diagram of a driven feed mechanism.
FIG. 8 is a front configuration diagram of a driven feed mechanism section (a cross-sectional view taken along line 8-8 in FIG. 7).
9 is a cross-sectional view taken along line 9-9 in FIG.
FIG. 10 is a side view showing the configuration of the fixing material injection mechanism (viewed in the direction of arrow 10 in FIG. 11).
11 is a view taken in the direction of arrow 11 in FIG. 10;
FIG. 12 is a partial cross-sectional partial side view showing a configuration of a rotary joint.
13 is a view in the direction of arrow 13 in FIG.
FIG. 14 is a view showing an example of a fixing material supply device.
15 is a plan view of one aspect of the outer periphery regulating frame (a view taken in the direction of arrow 15 in FIG. 16).
16 is a front view of one aspect of the outer periphery regulating frame (as viewed in the direction of arrow 16 in FIG. 15).
FIG. 17 is a partial sectional side view of the restraining roller.
FIG. 18 is an exemplary view of a coupling mechanism.
FIG. 19 is a plan view similar to FIG. 15 of another aspect of the outer periphery regulating frame.
FIG. 20 (a) is a partial view showing still another aspect of the outer periphery regulating frame.
(B) The figure is the 20-20 line sectional view of (a) figure.
FIG. 21 is a partial view showing still another aspect (link type) of the outer periphery regulating frame.
22 is a modified view of FIG. 21. FIG.
FIG. 23 is a schematic diagram of construction work by the construction apparatus.
FIG. 24 is a front view of a molding frame showing another embodiment of the present embodiment device.
FIG. 25 is an enlarged view of a link body constituting the molding frame.
FIG. 26 is a diagram showing a middle breakage prevention mechanism.
FIG. 27 is a detailed view of a feed mechanism section.
FIG. 28 is a view showing another aspect of the rod body in the feed mechanism section.
FIG. 29 is a view showing still another aspect of the feed mechanism section.
FIG. 30 (a) is a cross-sectional view showing one embodiment of a belt-like member used in the present invention.
  (b) The drawing is a cross-sectional view showing the bonding relationship between the belt-like members.
[Explanation of symbols]
  P ... pipe rod, R ... lining pipe, S, S1 ... lining construction device, F ... fixing material, 1, 1A ... molding frame, 2 ... guide roller, 3 ... inner roller, 4 ... outer roller, 5 ... joining mechanism 6, 7 ... feed roller, 7A ... feed mechanism, 8 ... fixing agent injection mechanism, 9, 9A, 9B, 9C ... peripheral restriction frame, 80 ... frame, 82 ... restraint roller,
87 ... coupling mechanism, 100 ... strip member, 104 ... concave groove

Claims

In a tube having a substantially circular cross section, a long belt-like member having a long groove and having a concave groove in the longitudinal direction of the outer surface and joints formed on both side edges and continuously supplied is spirally wound. A method of rotating and leaving a tubular body formed by engaging adjacent joints, and additionally forming a tubular body with a belt-like member newly supplied in front of the already formed tubular body,
A molding frame having a predetermined width and holding an annular shape;
A plurality of guide rollers that are rotatably mounted around the forming frame and abut against the inner surface of a lining pipe formed by spirally winding a belt-like member;
An outer surface roller and an inner surface roller that are attached via the molding frame and are arranged at a closed portion of the already formed lining pipe and a newly supplied belt-like member and sandwich and join the belt-like member, And the outer surface roller has a joining mechanism portion having a flange portion that fits into the groove of the belt-like member;
A feed which is attached in conjunction with the forming frame and has a rotatable roller which comes into contact with the wall surface of the pipe rod and holds the forming frame at the center position of the pipe rod by bringing the roller into contact with the wall surface of the pipe rod. Mechanism part;
The outer periphery of the lining pipe that is wound around the molding frame is constrained and enclosed with a predetermined interval on the outside of the molding frame and linked to the molding frame by being connected to the molding frame. Outer perimeter regulating frame;
Using construction equipment equipped with at least
In the formation of the tubular body, a band-shaped member having a circumference equal to or greater than that of the molding frame is fed, and the diameter is increased to the outer diameter of the molding frame or more.
The lining construction method in a pipe tub characterized by this.

In Claim 1, the injection | pouring pipe | tube of the liquid foamable synthetic resin fixing material which has foamability and adhesiveness is attached to the outer periphery control frame body in penetration shape, The injection | pouring part of the front-end | tip is attached to this outer periphery control frame body. Positioned rearward, and injecting the foamable synthetic resin fixing material together with the expansion of the tubular body,
The lining construction method in a pipe tub characterized by this.