JP4739162B2 - 放送受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、ラジオ放送やTV放送を受信する放送受信機において、受信チャネルの指定をユーザから音声によって受け付ける技術に関するものである。
ラジオ放送やTV放送を受信する放送受信機において、受信チャネルの指定をユーザから音声によって受け付ける技術としては、ユーザから放送局名の音声入力を受け付け、音声入力された放送局名の放送局が行っている放送の周波数に受信周波数を切り替える技術が知られている。
特開2001-156595号公報
ラジオ放送やTV放送を受信する放送受信機において、受信チャネルの指定をユーザから音声によって受け付ける場合、ユーザから周波数の音声入力を受け付け、受け付けた周波数に、受信周波数を切り替えるようにすることも考えられる。
しかし、この場合には、音声認識の候補となる周波数、すなわち、ユーザから音声入力される可能性のある周波数が多数存在するために、放送局名の音声入力を受け付ける場合に比べ、音声認識処理の処理量が大きくなり、また、誤認識の発生確率も大きくなる。なお、放送局名の音声入力を受け付ける場合においても、音声認識の候補となる放送局名が多数存在する場合は同様となる。
そこで、本発明は、より効率的に、精度良く、受信チャネルの指定をユーザから音声によって受け付けることのできる放送受信機を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、放送受信機を、受信チャネルとして設定された放送チャネルを受信するチューナと、受信状態が良好な放送チャネルを識別する受信状態良好チャネル識別手段と、ユーザの発話音声が表す放送チャネルを音声認識する音声認識手段と、前記音声認識手段が音声認識した放送チャネルを前記受信チャネルとして前記チューナに設定する受信チャネル設定手段と、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を優先音声認識辞書として作成し、他の放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を一般音声認識辞書として作成する音声認識辞書設定手段とより構成し、前記音声認識手段において、前記優先音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うと共に、当該優先音声認識辞書を用いた音声認識に失敗した場合に、前記一般音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことにより、前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うようにしたものである。
ここで、一般的に言って、ユーザは、チューナに設定する受信チャネルとして、受信状態が良好な放送チャネルを選定する蓋然性が高い。したがって、以上のように、まず受信状態が良好な放送チャネルだけを対象として音声認識を行い、当該音声認識に失敗した場合にのみ、他の放送チャネルを対象とする音声認識を行うようにすることにより、効率的かつ誤り少なく音声入力された放送チャネルを認識することができるようになる。
ここで、以上のような放送受信機において、前記受信状態良好チャネル識別手段は、各放送チャネルの受信状態を当該放送チャネルで受信した放送をユーザに対して出力することなく調査するバックグランドシークによって、受信状態が良好な放送チャネルを識別するものであってよい。
また、以上のような放送受信機において、前記優先音声認識辞書には、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルの各々に対応づけて、当該放送チャネルを表す発話音声の特徴を登録し、前記一般音声認識辞書には、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネル以外の放送チャネルの各々に対応づけて、当該放送チャネルを表す発話音声の特徴を登録するようにしてもよい。そして、前記音声認識手段において、前記優先音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第1のしきい値以上マッチする特徴が登録されている場合に、優先音声認識辞書に登録されている、ユーザの発話音声の特徴と最もマッチする特徴に対応する放送チャネルを前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルとして認識し、前記優先音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第1のしきい値以上マッチする特徴が登録されていない場合に、前記一般音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第2のしきい値以上マッチする特徴が登録されているかどうかを調べ、前記一般音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第2のしきい値以上マッチする特徴が登録されている場合に、当該一般音声認識辞書に登録されている、ユーザの発話音声の特徴と最もマッチする特徴に対応する放送チャネルを前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルとして認識するようにしてよい。なお、この場合には、前記第1のしきい値は第2のしきい値よりも小さく設定するようにする。
このように第1、第2のしきい値を設定することにより、ユーザによって音声入力される蓋然性のより大きい受信状態な良好な放送チャネルが、よりユーザが音声入力した放送チャネルとして認識され易くなる。したがって、このようにすることにより、音声入力された放送チャネルの誤認識発生が、より抑制されることが期待できる。
さて、ここで、前記放送チャネルが周波数チャネルである場合には、以上のような放送受信機は、前記放送チャネルを表す発話音声は当該放送チャネルの中心周波数を発話した音声とあるものとして構成するようにしてもよい。なお、この場合には、放送受信機を、さらに、表示装置と、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルの中心周波数を前記表示装置に表示する受信状態良好周波数表示手段とを備えて構成することが好ましい。または、以上のような放送受信機は、前記放送チャネルを表す発話音声は当該放送チャネルで放送を行っている放送局の放送局名を発話した音声であるものとして構成するようにしてもよい。なお、この場合には、放送受信機を、表示装置と、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルで放送を行っている放送局の放送局名を前記表示装置に表示する受信状態良好放送局表示手段とを備えて構成することが好ましい。
さて、前記課題達成のために、本発明は、さらに、受信チャネルとして設定された放送チャネルを受信するチューナと、1または複数の放送チャネルを登録したプリセット登録手段と、ユーザのプリセット放送チャネル選択操作に応じて、前記プリセット登録手段に登録されている放送チャネルの内から選定した放送チャネルを前記チューナに受信チャネルとして設定するプリセット選局手段と、ユーザの発話音声が表す放送チャネルを音声認識する音声認識手段と、前記音声認識手段が音声認識した放送チャネルを前記受信チャネルとして前記チューナに設定する受信チャネル設定手段と、前記プリセット登録手段に登録されている放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を優先音声認識辞書として作成し、他の放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を一般音声認識辞書として作成する音声認識辞書設定手段とを備えた放送受信機を提供する。ただし、前記音声認識手段は、前記優先音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うと共に、当該優先音声認識辞書を用いた音声認識に失敗した場合に、前記一般音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことにより、前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うものである。
ここで、一般的に言って、ユーザは、チューナに設定する受信チャネルとして、プリセット選局操作で選局可能な放送チャネルとしてプリセット登録手段に登録されている放送チャネルを選定する蓋然性が高い。したがって、以上のように、まず、プリセット登録手段に登録されているだけを対象として音声認識を行い、当該音声認識に失敗した場合にのみ、他の放送チャネルを対象とする音声認識を行うようにすることにより、効率的かつ誤り少なく音声入力された放送チャネルを認識することができるようになる。
以上のように、本発明によれば、より効率的に、精度良く、受信チャネルの指定をユーザから音声によって受け付けることができる。
以下、本発明の実施形態に係る放送受信機の実施形態を、自動車に搭載されるラジオ放送受信機への適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係るラジオ放送受信機の構成を示す。
図示するように、ラジオ放送受信機は、アンテナ1を備えたチューナ2、マイクロフォン3から入力する音声の音声認識処理を行う音声認識エンジン4、各種メッセージ音声を生成する音声生成部5、チューナ2の出力する受信音声と音声生成部5が生成したメッセージ音声を必要に応じて合成しスピーカ7から出力する音声出力部6、入力装置8、表示装置9、制御部10、優先認識辞書11、一般認識辞書12、辞書データベース13、シーク周波数メモリ14、プリセットメモリ15とを備えている。
さて、このような構成において、プリセットメモリ15には、予めユーザによって1からnまでのプリセット番号に対して登録された周波数のリストが登録されている。
また、シーク周波数メモリ14には、制御部10が、バックグランドシーク処理によって探索した、受信状態が所定レベル以上良好な周波数のリストが登録される。すなわち、制御部10は、チューナ2の受信周波数を最小周波数と最大周波数の間で漸次的に変化させながら、各周波数における放送信号の受信状態を調べ、所定レベル以上良好な受信状態で放送信号を受信できる周波数をシーク周波数メモリ14に登録するバックグランドシーク処理を繰り返し行う。ここで、このバックグランドシーク動作において、受信状態を調べるために設定された受信周波数でチューナ2が受信した放送信号を復調した音声はチューナ2から出力されない。また、このバックグランドシーク処理は、ラジオ放送受信機がユーザによってラジオ放送番組を聴くために利用されていない期間にのみ行うようにしても、常時行うようにしてもよい。なお、バックグランドシーク処理を常時行う場合には、ラジオ放送受信機がユーザによってラジオ放送番組を聴くために利用されている期間中は、ユーザのラジオ放送番組の利用を妨げないよう、チューナ2を間欠的に充分に短い時間だけバックグランドシーク処理に用いるようにする。または、チューナ2を二重化して設け、一方のチューナ2をラジオ放送番組の受信用に、他方のチューナ2をバックグランドシーク処理専用に用いることにより、ユーザのラジオ放送番組の利用を妨げることなく、常時、バックグランドシーク処理を行えるようにしてもよい。
次に、辞書データベース13には、チューナ2に受信周波数として設定可能な各周波数チャネルの中心周波数の各々に対して登録した、当該中心周波数を発話した音声の特徴を表すデータである音声特徴データが格納されている。すなわち、チューナ2に対して、530kHzから1300kHzまで1kHzきざみに771個の受信周波数を設定することができるのであれば、図2に示すように「530kHz」と発話した音声の特徴を表する音声特徴データ、「531kHz」と発話した音声の特徴を表する音声特徴データ、...、「1299kHz」と発話した音声の特徴を表する音声特徴データ、「1300kHz」と発話した音声の特徴を表する音声特徴データというように、771個の周波数に対応する音声特徴データを格納する。
次に、優先認識辞書データと一般認識辞書データには、制御部10が行う辞書更新処理によって、辞書データベース13に格納されている音声特徴データが振り分けられて格納される。
図3に、この辞書更新処理の手順を示す。
図示するように、制御部10は、この辞書更新処理において、チューナ2の最小受信周波数から最大受信周波数までの間で受信周波数を漸次的に変化させながら受信状態が良好な周波数を探索するバックグランドシーク処理を完了する度に(ステップ302)、今回完了したバックグランドシーク処理によって、シーク周波数メモリ14に格納されている受信状態が良好な周波数のリストに変更が発生したかどうかを調べる(ステップ304)。そして、変更が発生していない場合には、そのまま、ステップ302に戻って、次の、バックグランドシーク処理の完了を待つ。
一方、シーク周波数メモリ14に格納されている周波数のリストに変更があれば、辞書データベース13から必要な音声特徴データを読み出しながら、優先認識辞書11の内容を、シーク周波数メモリ14に格納されている周波数リストに含まれる各周波数を発話した音声の特徴を表す音声特徴データのセットに更新する(ステップ306)。また、一般認識辞書12の内容を、辞書データベース13から必要な音声特徴データを読み出しながら、チューナ2に受信周波数として設定可能な周波数であって、シーク周波数メモリ14に格納されている周波数リストに含まれていない各周波数を発話した音声の特徴を表す音声特徴データのセットに更新する(ステップ308)。
そして、ステップ302に戻って、次の、バックグランドシーク処理の完了を待つ。
この結果、たとえば、バックグランドシーク処理によってシーク周波数メモリ14の周波数リストが540kHz、600kHz、750kHz、800kHz、910kHz5つの周波数のリストに更新された場合には、図2に示すように、優先認識辞書11には、この5つの周波数各々についての、当該周波数を発話した音声の特徴を表す音声特徴データが格納され、一般認識辞書12には、辞書データベース13に登録されている771個の音声特徴データのうちの残る766個の周波数についての当該周波数を発話した音声の特徴を表す音声特徴データが格納されることになる。
さて、このようなラジオ放送受信機において、受信したラジオ放送番組をユーザに対して出力する際の動作は次のようになる。
すなわち、チューナ2は、制御部10から受信周波数として設定された周波数チャネルの放送信号を受信し、受信した放送信号を復調した音声を音声出力部6に受信音声として出力する。
一方、制御部10は、入力装置8を介してユーザから指定された周波数や、音声入力によって指定された周波数を、受信周波数としてチューナ2に設定し、当該周波数の周波数チャネルの放送信号の受信及び受信音声の出力を行わせる。
なお、ユーザからの入力装置8を介した受信周波数とする周波数の指定は、ユーザの入力装置8に対する周波数増減操作に応じて受信周波数とする周波数を漸次的に切り替えることにより受け付ける他、ユーザの入力装置8に対するプリセット番号選択操作に応じて、ユーザから選択されたプリセット番号に対する周波数としてプリセットメモリ15に登録されている周波数を受信周波数とすることにより受け付ける。また、ユーザからの入力装置8を介した受信周波数とする周波数の指定は、ユーザの入力装置8に対するシーク操作に応じて、シーク周波数メモリ14に登録されている周波数を、順次、受信周波数とすることによっても受け付ける。
一方、制御部10は、ユーザからの音声入力による受信周波数とする周波数の指定の受け付けを、受信周波数音声入力受付処理によって行う。
図4に、この受信周波数音声入力受付処理の手順を示す。
図示するように、制御部10は、この処理において、まず、ユーザからの音声入力の発生を待つ(ステップ402)。ユーザからの音声入力の有無は、たとえば、入力装置8に設けた、ユーザが音声入力時に押し下げる音声入力ボタンの押し下げ状態等に応じて判定する。
そして、音声入力が発生したならば、入力された音声を入力音声として録音しながら、音声認識エンジン4に、優先認識辞書11を用いた音声認識を行わせ、入力音声に最もマッチする周波数を算出する(ステップ404)すなわち、このステップ404では、音声認識エンジン4は、優先認識辞書11に格納されている音声特徴データであって、当該音声特徴データが表す特徴が、入力された音声の特徴に最も近似する音声特徴データを、当該近似の度合いを表すマッチスコアと共に算定し、算定した音声特徴データに対応する周波数を入力音声に最もマッチする周波数として制御部10に、算定したマッチスコアと共に通知する。
そして、次に、このように優先認識辞書11を用いた音声認識によって算出した周波数のマッチスコアが、所定のしきい値Th1以上であるかどうかを調べ(ステップ406)、Th1以上であれば、算出した周波数を受信周波数としてチューナ2に設定し(ステップ414)、ステップ402に戻って、次の音声入力の発生を待つ。
一方、優先認識辞書11を用いた音声認識によって算出した周波数のマッチスコアが、しきい値Th1未満であれば(ステップ406)、音声認識エンジン4に、一般認識辞書12を用いた音声認識を行わせ、録音しておいた入力音声に最もマッチする周波数を算出する(ステップ408)。すなわち、このステップ408では、音声認識エンジン4は、一般認識辞書12に格納されている音声特徴データであって、当該音声特徴データが表す特徴が、録音しておいた入力音声の特徴に最も近似する音声特徴データを、当該近似の度合いを表すマッチスコアと共に算定し、算定した音声特徴データに対応する周波数を入力音声に最もマッチする周波数として制御部10に、算定したマッチスコアと共に通知する。
そして、次に、このように一般認識辞書12を用いた音声認識によって算出した周波数のマッチスコアが、所定のしきい値Th2以上であるかどうかを調べ(ステップ410)、Th2以上であれば、算出した周波数を受信周波数としてチューナ2に設定し(ステップ416)、ステップ402に戻って、次の音声入力の発生を待つ。
一方、一般認識辞書12を用いた音声認識によって算出した周波数のマッチスコアがしきい値Th2未満であれば、音声生成部5に、入力された音声に対応する周波数は存在しない旨を表すメッセージ音声を生成させ、音声出力部6を介してスピーカ7から出力させる(ステップ412)。そして、ステップ402に戻って、次の音声入力の発生を待つ。
以上、受信周波数音声入力受付処理について説明した。
このような受信周波数音声入力受付処理によれば、たとえば、優先認識辞書11と一般認識辞書12の内容が図2に示す状態にあるときに、ユーザが、現在受信状態が良好な周波数である750kHzにチューナ2の受信周波数を設定するために、「750kHz」と発話して音声入力した場合には、優先認識辞書11に、この750kHzの音声特徴データが格納されているので、優先認識辞書11のみを用いた音声認識によって、しきい値Th1以上のマッチスコアを持つ周波数として750kHzが認識され、受信周波数としてチューナ2に設定されることになる。一方、ユーザが、現在受信状態が良好な周波数ではない534kHzにチューナ2の受信周波数を設定するために、「534kHz」と発話して音声入力した場合には、優先認識辞書11に、この534kHzの音声特徴データが格納されていないので、優先認識辞書11を用いた音声認識ではしきい値Th1以上のマッチスコアを持つ周波数は算出されないが、ひき続き行われる一般認識辞書12を用いた音声認識によって、しきい値Th2以上のマッチスコアを持つ周波数として534kHzが認識され、支障なく受信周波数としてチューナ2に設定されることになる。
ここで、一般的に言って、ユーザは、チューナ2に設定する受信周波数として、受信状態が良好な周波数を選定する蓋然性が高い。したがって、以上のように、まず受信状態が良好な周波数だけを対象として音声認識を行うことにより、効率的かつ誤り少なく音声入力された周波数を認識することができるようになる。
なお、前述したしきい値Th1は、しきい値Th2よりも小さな値とし、シーク周波数メモリ14に登録されている受信状態が良好な周波数が、ユーザが音声入力した周波数として、他の周波数よりも認識され易くするようにしてもよい。
また、このような受信周波数音声入力受付処理において、ステップ406で優先認識辞書11を用いた音声認識によって算出した周波数のマッチスコアがしきい値Th1未満であると判定された場合には、音声認識エンジン4で優先認識辞書11より探索した、入力された音声に対するマッチスコアが、上位の所定数の音声特徴データに対応する周波数の一覧を、たとえば、図5aに示すように表示装置9に表示するようにしても良い。そして、この場合には、一覧を表示したならば、表示した一覧中からの周波数の選択、もしくは、表示した一覧中に音声入力した周波数が存在しない旨の指定の入力をユーザから受け付けるようにする。そして、一覧中からの周波数の選択を受け付けた場合には、受け付けた周波数を受信周波数としてチューナ2に設定するようにし、表示した一覧中に音声入力した周波数が存在しない旨の指定を受け付けたときには、ステップ408に進んで、上述のように一般認識辞書12を用いた音声認識を行うようにする。
また、同様に、ステップ410において、一般認識辞書12を用いた音声認識によって算出した周波数のマッチスコアがしきい値Th2未満であると判定された場合には、音声認識エンジン4で一般認識辞書12より探索した、入力された音声に対するマッチスコアが上位の所定数の音声特徴データに周波数の一覧を表示装置9に表示するようにしても良い。そして、この場合には、一覧を表示したならば、表示した一覧中からの周波数の選択、もしくは、表示した一覧中に音声入力した周波数が存在しない旨の指定の入力をユーザから受け付けるようにする。そして、一覧中からの周波数の選択を受け付けた場合には、受け付けた周波数を受信周波数としてチューナ2に設定するようにし、表示した一覧中に音声入力した周波数が存在しない旨の指定を受け付けたときには、ステップ412に進んで、上述のように入力された音声に対応する周波数は存在しない旨を表すメッセージ音声を出力するようにする。
また、以上の実施形態において、制御部10は、ユーザが受信状態が良好な周波数を音声入力前に認知できるように、図5bに示すように、シーク周波数メモリ14に登録されている周波数リストに登録された周波数の一覧を表示装置9に表示するようにしてもよい。
また、以上の実施形態の辞書更新処理において、プリセットメモリ15に登録されている周波数については無条件に、当該周波数に対応する音声特徴データを、一般認識辞書12に格納せずに優先認識辞書11に格納するようにしてもよい。ここで、プリセットメモリ15に登録した周波数も、ユーザが、チューナ2に設定する受信周波数として選定する蓋然性が高い。したがって、このようにすることにより、効率的かつ誤り少なく音声入力された周波数を認識することができるようになる。
ところで、以上の実施形態では、チューナ2に設定する受信周波数を、ユーザからの受信周波数とする周波数の音声入力によって受け付けるようにしたが、これは、チューナ2に設定する受信周波数を、受信周波数とする周波数で放送を行っている放送局の放送局名の音声入力によってユーザから受け付けるようにしてもよい。
すなわち、この場合には、予め制御部10に、各周波数と各周波数で放送を行っている放送局名の対応を記憶しておく。また、辞書データベース13には、放送が行われている各周波数に対応づけて、当該周波数で放送を行っている放送局の放送局名を発話した音声の音声特徴データを格納しておく。そして、優先認識辞書11には、シーク周波数メモリ14に登録されている各周波数に対応づけて、当該周波数で放送を行っている放送局名の音声特徴データを、辞書データベース13から転送して登録し、一般認識辞書12には、残りの各周波数に対応づけて、当該周波数で放送を行っている放送局名の音声特徴データを、辞書データベース13から転送して登録する。そして、ユーザから入力された放送局名を表す音声の特徴にしきい値Th1以上最も近似する特徴を表す音声特徴データを優先認識辞書11より探索し、探索した音声特徴データが対応づけて優先認識辞書11に登録されている周波数を受信周波数としてチューナ2に設定するようにする。また、入力された音声の特徴にしきい値Th1以上近似する特徴を表す音声特徴データが優先認識辞書11に登録されていない場合には、ユーザから入力された放送局名を表す音声の特徴にしきい値Th2以上最も近似する特徴を表す音声特徴データを一般認識辞書12より探索し、探索した音声特徴データが対応づけて一般認識辞書12に登録されている周波数を受信周波数としてチューナ2に設定するようにする。
なお、この場合には、図5cに示すように、シーク周波数メモリ14に登録されている周波数リストに登録されている各周波数で放送を行っている放送局名の一覧を表示装置9に表示するようにするのがよい。
また、以上の実施形態は、バックグランドシーク処理によって良好に受信できる周波数を探索し、探索した周波数のリストをシーク周波数メモリ14に登録する代わりに、カーナビゲーション装置などの、現在位置する地域を算出する手段を設け、予め求めておいた地域と当該地域で放送が行われている周波数との対応に基づいて求まる、算出した現在位置する地域で良好に受信できるはずの周波数をシーク周波数メモリ14に登録し、当該シーク周波数メモリ14に登録された周波数に基づいて、上述のように優先認識辞書11や一般認識辞書12を構成するようにしてもよい。なお、この場合においても、優先認識辞書11や一般認識辞書12に登録する音声特徴データは、前述のように、各周波数を発話した音声の特徴を表すものであってもよいし、各周波数で放送を行っている放送局の放送局名を発話した音声の特徴を表すものであってもよい。
ところで、以上の実施形態は、ラジオ放送の受信を行うラジオ放送受信機への適用を例にとり説明したが、本実施形態はTV放送を受信するTV放送受信機についても同様に適用することができる。
本発明の実施形態に係るラジオ放送受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る辞書データベース、優先認識辞書、一般認識辞書の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る辞書更新処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る受信周波数音声入力受付処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るラジオ放送受信機の表示画面例を示す図である。
符号の説明
1…アンテナ、2…チューナ、3…マイクロフォン、4…音声認識エンジン、5…音声生成部、6…音声出力部、7…スピーカ、8…入力装置、9…表示装置、10…制御部、11…優先認識辞書、12…一般認識辞書、13…辞書データベース、14…シーク周波数メモリ、15…プリセットメモリ。

Claims (9)

  1. 放送受信機であって、
    受信チャネルとして設定された放送チャネルを受信するチューナと、
    受信状態が良好な放送チャネルを識別する受信状態良好チャネル識別手段と、
    ユーザの発話音声が表す放送チャネルを音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段が音声認識した放送チャネルを前記受信チャネルとして前記チューナに設定する受信チャネル設定手段と、
    前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を優先音声認識辞書として作成し、他の放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を一般音声認識辞書として作成する音声認識辞書設定手段とを有し、
    前記音声認識手段は、前記優先音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うと共に、当該優先音声認識辞書を用いた音声認識に失敗した場合に、前記一般音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことにより、前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことを特徴とする放送受信機。
  2. 請求項1記載の放送受信機であって、
    前記受信状態良好チャネル識別手段は、各放送チャネルの受信状態を当該放送チャネルで受信した放送をユーザに対して出力することなく調査するバックグランドシークによって、受信状態が良好な放送チャネルを識別することを特徴とする放送受信機。
  3. 請求項1または2記載の放送受信機であって、
    前記優先音声認識辞書には、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルの各々に対応づけて、当該放送チャネルを表す発話音声の特徴が登録されており、前記一般音声認識辞書には、前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネル以外の放送チャネルの各々に対応づけて、当該放送チャネルを表す発話音声の特徴が登録されており、
    前記音声認識手段は、前記優先音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第1のしきい値以上マッチする特徴が登録されている場合に、優先音声認識辞書に登録されている、ユーザの発話音声の特徴と最もマッチする特徴に対応する放送チャネルを前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルとして認識し、前記優先音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第1のしきい値以上マッチする特徴が登録されていない場合に、前記一般音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第2のしきい値以上マッチする特徴が登録されているかどうかを調べ、前記一般音声認識辞書にユーザの発話音声の特徴と第2のしきい値以上マッチする特徴が登録されている場合に、当該一般音声認識辞書に登録されている、ユーザの発話音声の特徴と最もマッチする特徴に対応する放送チャネルを前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルとして認識し、
    前記第1のしきい値は第2のしきい値よりも小さく設定されていることを特徴とする放送受信機。
  4. 請求項1、2または3記載の放送受信機であって、
    前記放送チャネルは周波数チャネルであって、前記放送チャネルを表す発話音声は当該放送チャネルの中心周波数を発話した音声であることを特徴とする放送受信機。
  5. 請求項4記載の放送受信機であって、
    表示装置と、
    前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルの中心周波数を前記表示装置に表示する受信状態良好周波数表示手段とを有することを特徴とする放送受信機。
  6. 請求項1、2または3記載の放送受信機であって、
    前記放送チャネルを表す発話音声は当該放送チャネルで放送を行っている放送局の放送局名を発話した音声であることを特徴とする放送受信機。
  7. 請求項6記載の放送受信機であって、
    表示装置と、
    前記受信状態良好チャネル識別手段が識別した受信状態が良好な放送チャネルで放送を行っている放送局の放送局名を前記表示装置に表示する受信状態良好放送局表示手段とを有することを特徴とする放送受信機。
  8. 放送受信機であって、
    受信チャネルとして設定された放送チャネルを受信するチューナと、
    1または複数の放送チャネルを登録したプリセット登録手段と、
    ユーザのプリセット放送チャネル選択操作に応じて、前記プリセット登録手段に登録されている放送チャネルの内から選定した放送チャネルを前記チューナに受信チャネルとして設定するプリセット選局手段と、
    ユーザの発話音声が表す放送チャネルを音声認識する音声認識手段と、
    前記音声認識手段が音声認識した放送チャネルを前記受信チャネルとして前記チューナに設定する受信チャネル設定手段と、
    前記プリセット登録手段に登録されている放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を優先音声認識辞書として作成し、他の放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を一般音声認識辞書として作成する音声認識辞書設定手段とを有し、
    前記音声認識手段は、前記優先音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うと共に、当該優先音声認識辞書を用いた音声認識に失敗した場合に、前記一般音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことにより、前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことを特徴とする放送受信機。
  9. 放送受信機において、チューナで受信する放送チャネルの指定を音声入力によって受け付ける受信放送チャネルの音声入力受付方法であって、
    受信状態が良好な放送チャネルを識別するステップと、
    識別した受信状態が良好な放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を優先音声認識辞書として作成し、他の放送チャネルの各々を表す各発話音声の音声認識用の音声認識辞書を一般音声認識辞書として作成するステップと、
    前記優先音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うと共に、当該優先音声認識辞書を用いた音声認識に失敗した場合に、前記一般音声認識辞書を用いたユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うことにより、前記ユーザの発話音声が表す放送チャネルの音声認識を行うステップと、
    音声認識した放送チャネルを前記チューナで受信する放送チャネルとして設定するステップとを有することを特徴とする受信放送チャネルの音声入力受付方法。
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