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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテナ等に荷物を積載する場合に使用される積載補助具に関するものであり、例えば、コンテナの天井と床との間に介装され隣接する荷物の倒れを防止することができる積載補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、荷物積載用のコンテナやボックス構造の荷台を備えたトラック等の荷台に荷物を積載する場合に、コンテナ等の荷物間に空きスペースが生ずることがある。このような空きスペースは、輸送中において積載した荷物の倒れや、荷崩れを起こす原因となるため、従来は荷物の高さを低く積み替えて空きスペースを無くすか、この空きスペースにエアバッグを詰め込んで荷物の安定性を確保し、荷崩れや荷物の倒れを防止している。ここで、エアバッグを使用する場合にはコンプレッサー等により空気を供給することにより膨張して、空きスペースに充填する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記エアバッグはコンプレッサーにより充填される供給空気量に応じて大きさを調整できるため、荷物間に生じた空きスペースの大きさに自由に追従でき、設置位置や作業の自由度が高く使用し易い点で優れているが、エアバッグに空気を充填するためコンテナヤードにコンプレッサー、及び、これに関連する関連器具を設置する必要があるという問題がある。
また、エアバッグに空気を充填するためにはある程度の時間が必要となり、荷積みに多くの時間がかかるという問題がある。
そこで、この発明は、短時間でセットすることができ、使用場所も限定されず積載荷物の倒れ、荷崩れを確実に防止することができる積載補助具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、積載補助具本体(例えば、実施形態における積載補助具本体2)が第1の棒状部材(例えば、実施形態におけるアウタパイプ4)と第2の棒状部材(例えば、実施形態におけるインナパイプ5)とにより伸縮可能に設けられ、この積載補助具本体の両端を構成する上記各棒状部材の先端側に押圧プレート(例えば、実施形態における押圧プレート3A,3B)が支持され、上記第1の棒状部材と第2の棒状部材とのいずれか一方にラチェット式のベルト締め上げ機(例えば、実施形態におけるベルト締め上げ機6)が取り付けられ、このベルト締め上げ機のベルト(例えば、実施形態におけるベルト12)が上記一方の棒状部材の基端を巻き込むようにして巻き出されると共にその巻き出し端が他方の棒状部材の基端に固定されている積載補助具(例えば、実施形態における積載補助具1)であって、上記押圧プレートの少なくとも一方が第1の棒状部材あるいは第2の棒状部材に対して積載補助具本体の長手方向に付勢可能に支持され、前記両押圧プレートが積載補助具本体に対して偏心した位置を積載補助具本体の長手方向に沿うように折りたたみ可能に支持され、かつ、少なくとも一方の押圧プレートが積載補助具本体の長手方向に沿う方向を軸として回動可能に支持されていることを特徴とする。このように構成することで、例えばコンテナ(例えば、実施形態におけるコンテナC)に荷物(例えば、実施形態における荷物N)を積載した後、荷物間に形成された空きスペース側から荷物の測壁(例えば、実施形態における側壁K)に沿って積載補助具を立てかけ、コンテナの天井(例えば、実施形態における天井T)と床(例えば、実施形態における床U)との間にセットして、ベルト締め上げ機でベルトを巻き取る方向に操作すると、積載補助具本体が伸張し、その両端に設けられた押圧プレートが天井と床とに弾性的に当接して天井と床との間にセットされる。また、収納時に押圧プレートを簡単に折りたたむことが可能となる。また、押圧プレートが邪魔にならず、荷物の側壁と積載補助具本体との間に荷物保護用の板材を挟み込むことが可能となる。また、少なくとも一方の押圧プレートを積載補助具本体の長手方向を軸として回動可能に支持することで、押圧プレートの当接部位に存在する障害となる部材を避けるようにして押圧プレートを当接させることが可能となる。
【0005】
請求項2に記載した発明は、第1の棒状部材と第2の棒状部材のいずれか一方に弾性的に突出可能なピン(例えば、実施形態におけるピン51)を設けると共に、他方の棒状部材に、前記一方の棒状部材の縮退位置においてピンに係止可能な係合部(例えば、実施形態における係合孔53)を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、第1の棒状部材と第2の棒状部材とを縮退状態にした場合に、いずれか一方に設けられたピンが弾性的に突出し他方の棒状部材の係合部に係止して積載補助具本体を縮退姿勢でロックする。また、上記ピンの係合部に対する係止を解除すれば、第1の棒状部材と第2の棒状部材とのロックは解除され、積載補助具本体の伸張は許容される。
【0006】
請求項3に記載した発明は、前記付勢可能に支持された押圧プレートが対応する棒状部材に対して前記積載補助具本体の長手方向に進退可能に支持され、前記棒状部材には前記押圧プレートに連結された荷重付与パイプの基端の位置を確認することによって前記押圧プレートの進退量を示す突き上げ力検知窓(例えば、実施形態における突き上げ力検知窓31)が設けられていることを特徴とする。このように構成することで、ベルト締め上げ機によりベルトを巻き取ることにより積載補助具を伸張させる際に、押圧プレートが積載補助具に対して変位する量を、突き上げ力検知窓により確認することで、圧縮荷重を確認しながら調整することが可能となる。
【0007】
請求項4に記載した発明は前記ベルトの巻き出し端が固定された他方の棒状部材の押圧プレートに、前記一方の棒状部材の基端を巻き込むようにしたベルトの巻き込み部(例えば、実施形態における曲がり部分M)を係止するベルトフック(例えば、実施形態におけるベルトフック29)が設けられている。
このように構成することで、前記ベルトの巻き込み部をベルトフックに係止して、ベルト締め上げ機によりベルトを締めれば、第1の棒状部材と第2の棒状部材とを縮退する方向に移動させることが可能となる。
【0008】
請求項5に記載した発明は前記ベルト締め上げ機のベルトの巻き取り端(例えば、実施形態における余り側ベルト12a)の少なくとも1ヶ所に面ファスナー(例えば、実施形態における面ファスナーMG)が取り付けられていることを特徴とする。
このように構成することで、複数束ねた積載補助具を、ベルトにより巻き付けて面ファスナーで止めることが可能となる。
【0010】
請求項6に記載した発明は前記第1の棒状部材と前記第2の棒状部材とが共に角形中空断面形状であることを特徴とする。このように構成することで、棒状部材の一方を他方の内部に摺動可能でかつ回動規制した状態で装着することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1はこの発明の第1実施形態の積載補助具の使用状態を示す斜視図である。
図1に示すように、この発明の実施形態に係る積載補助具1は、例えば、鉄道の貨車やトラックの荷台に載置されるコンテナC等に荷物Nを積載する場合に使用されるものである。コンテナCの床Uと天井Tに突っ張るようにしてセットされ、荷物Nの側壁Kに沿うようにして固定される。場合によっては、図1に示すように荷物Nの大きさに応じて複数の積載補助具1をセットして、荷物Nの倒れ、荷崩れを防止している。尚、積載補助具1と荷物Nとの間には荷物Nの傷つきを防止するため、押さえ板Pが介装されている。
【0012】
図2、図3に示すように積載補助具1は積載補助具本体2とその両端に押圧プレート3A,3Bとを備えている。積載補助具本体2は共に角形中空断面形状に形成されたアウタパイプ4とインナパイプ5と荷重付与パイプ40で伸縮可能に構成されている。具体的には長尺のアウタパイプ4内にそれよりも短いインナパイプ5が一方の端部に、また、他方の端部には荷重付与パイプ40が摺動可能に挿入され、各々は互いに回動しないようになっている。尚、丸型断面構造のアウタパイプ4やインナパイプ5、荷重付与パイプ40を使用することも可能だが、互いに回動して前記押圧プレート3A,3Bの向きが変化するため、上記角型中空断面構造が望ましい。
この積載補助具本体2の両端を構成する前記インナパイプ5と荷重付与パイプ40の各々の先端に後述する押圧プレート3A,3Bが設けられているのである。尚、押圧プレート3Aは床U等の下側に、押圧プレート3Bは天井T等の上側に当接する。
【0013】
図4、図5に示すように、上記アウタパイプ4の一端側にはラチェット式のベルト締め上げ機6のフレーム7がボルト8により取り付けられている。このラチェット式のベルト締め上げ機6は、例えば、米国特許4185360に示されている構造に類似するものである。フレーム7に回動可能に支持された巻き上げハンドル9の軸が巻き取り軸10として構成されたもので、巻き上げハンドル9を往復回動操作することによりラチェット機構11により巻き取り軸10に巻装されたベルト12を徐々に巻き取る構造のものである。
【0014】
具体的にその動作を図4によって説明すれば、矢印で示すようにXY間で巻き上げハンドル9を往復回動操作することで巻き取り軸10にベルト12が巻装され、その間、元に戻ろうとする巻き取り軸10はロック部材13がギア13Aに噛み込むことにより巻き戻りを規制される。そして、巻き取りが終了したら、巻き上げハンドル9をY側に倒した状態にする。また、緩める場合には前記ロック部材13に連係しているクラッチレバー14を握ることでロック部材13のギア13Aに対する係合を解除する。
【0015】
前記巻き上げハンドル9の巻き取り軸10に巻き取られるベルト12はアウタパイプ4の一端を巻き込むようにして巻き出されると共にその巻き出し端がインナパイプ5の基端のピン15に固定されている。
ここで、前記アウタパイプ4の一端内壁には、インナパイプ5の外面に摺接するナイロンシュー16がねじ17と鋳ぐるみナット18により取り付けられ、また、インナパイプ5の一端外壁にはアウタパイプ4の内壁に摺接するナイロンシュー19がナット20と鋳ぐるみボルト21により固定されている。この2つのナイロンシュー16,19によりアウタパイプ4とインナパイプ5とによる伸縮動作がスムーズになされる。また、上記2つのナイロンシュー16,19はベルト12を案内する機能を併せ持っている。
【0016】
つまり、前記ベルト12は前述したように、アウタパイプ4の一端を巻き込むようにして巻き出されると共にその巻き出し端がインナパイプ5の基端のピン15に固定されているが、前述したナイロンシュー16,19を介してアウタパイプ4とインナパイプ5の基端を巻き込むように配索されている部分、即ち、アウタパイプ4に取り付けられたナイロンシュー16のアウタパイプ4の一端側の端部と、インナパイプ5側のナイロンシュー19のインナパイプ5の基端側の端部とに、アール部22各々が設けられ、このアール部22をガイドするようにベルト12が配索されている。
したがって、このベルト12は巻き出し、巻き取りの際にナイロンシュー16,19のアール部22により連続的にナイロンシュー16,19上を滑ることにより摩擦の少ないスムーズな動作を実現できるのである。
【0017】
このようにして、アウタパイプ4の一端側に挿入されたインナパイプ5の先端に押圧プレート3Aが支持されている。
図6〜図9に示すように、上記押圧プレート3Aはゴム製等のパッド23がプレート24に溶着あるいは加硫接着され、パッド23には押圧面にすべり止めの凹凸部25が形成されている。また、プレート24にはインナパイプ5の先端に挿入される中空で角型のブラケット26が溶接固定されている。
【0018】
ここで、このブラケット26は前記プレート24に対して偏心した位置に取り付けられているため、積載補助具本体2に対して前記プレート24つまり押圧プレート3Aが偏心した位置となっている。具体的には図2に示すように、ブラケット26はベルト締め上げ機6の取り付けられている側と反対側にオフセットして取り付けられており、その結果ベルト締め上げ機6の取り付けられている側の反対側ではプレート24の縁はアウタパイプ4の外壁から僅かに突出(突出量D)にとどまっている。そして、この突出量Dは荷物積載時にアウタパイプ4の外側にセットされる荷物保護用の押さえ板Pの板圧より少ない寸法に設定されている。この点後述する押圧プレート3Bにおいても同様である。
【0019】
上記ブラケット26はアウタパイプ4に対して挿通固定されたボルト27、Uナット28により一定の摩擦力をもって回動半径(偏心)の大きい側に回動可能に支持され、これにより押圧プレート3Aは積載補助具本体2の長手方向に沿うように折りたたみ可能にされている。ここで、押圧プレート3Aは、偏心して取り付けられているため折りたたまれた状態では、長手方向の突出長さは最小限に食い止められる。尚、インナパイプ5は先端の側壁であって前記ブラケット26が回動する側は切欠され、ブラケット26の回動を許容している。また、上記一定の摩擦力は主としてUナット28によるものであるが、これ以外の部材を使用してもよい(以下のボルト27、Uナット28についても同様)。
【0020】
ここで、前記プレート24には前述したブラケット26と共にベルトフック29が取り付けられている。このベルトフック29は横側が開いたU字状の部材で下部側の端末から立ち上がり部29Aが形成されたものである。このベルトフック29に前述したアウタパイプ4側のナイロンシュー16のアール部22で折り返されるベルト12の曲がり部分M(図4に示す)を引っ掛けて、インナパイプ5を固定するものである。このベルトフック29は積載補助具1を使用しない場合にアウタパイプ4とインナパイプ5とが伸張方向に伸びないように縮退位置でロックするために使用される。このとき前記立ち上がり部29Aにより、ベルト12がベルトフック29から横方向へ抜けるのを防止している。
【0021】
また、このベルトフック29は押圧プレート3Aを折りたたんだときに、この押圧プレート3Aの支持部として機能する。これにより押圧プレート3Aの折りたたみ時におけるすわりが良くなる。
【0022】
一方、アウタパイプ4の他方の端部に摺動可能に挿入される荷重付与パイプ40には、図2、図12に示すように基端側に摺動方向に沿うガイド孔30が形成されている。このガイド孔30はアウタパイプ4の側壁を貫いて設けられるボルト27(Uナット28付き)を案内し、アウタパイプ4内での荷重付与パイプ40の移動をガイド孔30の範囲内で規制するものである。
また、上記荷重付与パイプ40の前記ガイド孔30よりも先端側にはボルト27(Uナット28付き)が貫通され、このボルト27と前記アウタパイプ4のボルト27との間にコイルスプリング33が取り付けられている。
【0023】
したがって、上記荷重付与パイプ40が縮退方向に力を受けると、アウタパイプ4のボルト27は相対的に荷重付与パイプ40の先端側に向かってガイド孔30内を移動しコイルスプリング33を圧縮させるため、荷重付与パイプ40の押圧プレート3Bは荷重付与パイプ40の伸長方向に付勢されることになる。
ここで、前記アウタパイプ4の外壁には、図10に示すように作業者の目の高さが位置する付近に突き上げ力検知窓31が形成されている。この突き上げ力検知窓31は前記コイルスプリング33の取り付け状態で荷重付与パイプ40の基端が突き上げ力検知窓31の端部ぎりぎりで確認できるような位置に設定され(図2参照)、突き上げ力検知窓31の所定位置には、一般部よりもやや幅が拡大した適正位置を示す指標部32が形成されている。尚、テープ34を併用してこの適正位置を確認し易くすることができる。
【0024】
つまり、上記突き上げ力検知窓31は荷重付与パイプ40が押し縮じめられた場合における過負荷検知を行うもので、積載補助具1にかかる圧縮荷重が許容値以内か否かを確認する目安として設けられている。例えば、前記突き上げ力検知窓31の適正位置に荷重付与パイプ40の端縁が一致した場合に締め上げ制限荷重に達したと判定することができる。この制限荷重は積載補助具1が変形したり、あるいはコンテナCの天井Tが変形しないような値、また、荷物の移動を防ぐための適正荷重に設定されている。尚、上記突き上げ力検知窓31は作業者の目の高さが位置する付近に設けられているため、突き上げ力を確認しながらの作業が容易になる。
【0025】
そして、荷重付与パイプ40の先端側には、図11に示すようにブラケット35を介して前記押圧プレート3Bが支持されている。
具体的には、押圧プレート3Bは前述した押圧プレート3Aと同一構成のゴム製のパッド23がプレート24に溶着あるいは加硫接着されたものであり、プレート24には、これに対して偏心した位置にボルト27、Uナット28によりブラケット35の一端が押圧プレート3Bの面内で一定の摩擦力をもって回動可能に支持されている。即ち、押圧プレート3Bは積載補助具本体2の長手方向に沿う方向を軸として回動可能に支持されている。尚、25は凹凸部を示す。
【0026】
つまり、コンテナCの天井Tには通常は補強のために補強材が設けられており、荷物の大きさによっては押圧プレート3Bが補強材に不安定な状態で当ることが考えられる。その場合は、押圧プレート3Bを回すことにより天井Tの補強材をかわすことが可能となる。このとき、ボルト27、及びUナット28により摩擦力をもってその回動した位置に保持されるため、輸送中にズレを起こすようなこともなく、押圧プレート3Bを回す作業を行う場合に適度な抵抗があるため作業が行い易い。
【0027】
また、上記ブラケット35の他端には、積載補助具本体2の長手方向に沿って長孔36が形成され、この長孔36に荷重付与パイプ40を貫通したボルト27(Uナット28付き)が挿通されて、ブラケット35が荷重付与パイプ40に対して、引っ張った後に回動できるようになっている。したがって、このブラケット35により、前記押圧プレート3Bは、前記押圧プレート3Aと同様に積載補助具本体2の長手方向に沿う方向を軸として折りたたみ可能に支持されることとなる。尚、上記長孔36により通常状態では押圧プレート3Bは荷重付与パイプ40内で回動を規制されるため、不用意に回動することはない。逆に回動させる際には引っ張るだけで簡単に回動させることができるので簡単な構造で十分に機能するメリットがある。
【0028】
ここで、前記ブラケット35には(前述したブラケット26も同様)、回動方向の外側の端部に回動時における干渉を回避するためのアール部Rが設けられている。尚、荷重付与パイプ40は先端の側壁であって前記ブラケット35が回動する側は切欠され、ブラケット26の回動を許容している点は前記ブラケット26と同様である。
また、前記荷重付与パイプ40とアウタパイプ4との間には、前述したようにアウタパイプ4とインナパイプ5と間に設けられているのと同様の、ナイロンシュー16,19が各々取り付けられている。
【0029】
ここで、図4において12aは余り側ベルトを示し、この余り側ベルト12aを引くことによりベルト12は締り方向に引っ張られるようになっている。そして、この余り側ベルト12aには図2に示すように巻き取り端側とこれに少し間隔を置いた位置に面ファスナーMGが縫い付けて取り付けられている。この面ファスナーMGにより複数(例えば2本)の積載補助具1を束ね、余り側ベルト12aをベルトフック29に引っ掛けた後にこれら積載補助具1,1に巻き付ければ、保管、運搬の際に簡単に結束できる。尚、このように結束するに先だって、前記押圧プレート3A,3Bは折りたたんで置くことで結束の邪魔にならない。
【0030】
次に、作用について説明する。
先ず、コンテナCへの取り付け時の操作手順を説明する。
インナパイプ5側の押圧プレート3AをコンテナCの床Uに設置する。次に、ベルト締め上げ機6のクラッチレバー14を握りロックを解除した状態で、巻き上げハンドル9を下側のX位置に下げるように回動させることにより緩めて、ベルトフック29からベルト12の曲がり部分Mを外す。
【0031】
そして、アウタパイプ4を押さえ板Pに押し付けた状態で天井Tにアウタパイプ4側の押圧プレート3Bが当るまで押し上げる。このとき天井Tの補強材が、押圧プレート3Bに干渉する場合には、押圧プレート3Bを回動させてこれを逃げ安定した状態で押圧プレート3Bをセットできる。
次に、押さえ板Pに積載補助具1全体を押し付けながら前記余りベルト12aを握り、下方向に止まるまで引っ張る。
【0032】
そして、ベルト締め上げ機6の巻き上げハンドル9をクラッチレバー14を握って巻き上げハンドル9を上側のY位置に上げ、その後前述した往復回動操作(XY間での回動操作)を行い、ベルト12を締め上げる。この締め上げ操作は、前記突き上げ力検知窓31の指標部32に荷重付与パイプ40の端縁が一致したことが確認されるまで行う。したがって、これ以上の荷重がかかりコンテナCの天井Tが変形したり、積載補助具1が変形するのを防止できる効果と、逆に荷重不足による荷物の移動を確実に止めるための適正荷重を定量的に把握できる効果の両方が得られる。
そして、積載補助具1が確実にコンテナCの天井Tと床Uとの間に固定されたことを確認した後、ベルト締め上げ機6の巻き上げハンドル9を上側のY位置にしてセット作業を終了する。
【0033】
したがって、コンテナヤードにコンプレッサーや他の関連する設備が必要なく、簡単かつ短時間に荷物Nの倒れ、荷崩れ防止を行うことができる。また、前記積載補助具1は、コンテナCの天井Tと床Uとにゴム等からなるパッド23で当接し、押さえ板Pに対しては、アウタパイプ4が角型断面であるため面で当接することができるため、安定して荷物Nを支持することができる。
また、前記コイルスプリング33の弾性力により、輸送中の振動が作用しても、これらの振動を上記コイルスプリング33により弾性的に受けることができるため、振動による外れがなくなり取り付け信頼性を高めることできる。
【0034】
次に、コンテナCから積載補助具1を取り外す時の操作手順を説明する。
積載補助具1を片手で握り、クラッチレバー14を握った状態で巻き上げハンドル9を下側のX位置まで下げロックを解除する。
そして、ベルト12を下に引いて緩め、アウタパイプ4を下側に止まるまで下げる。このとき押さえ板Pを倒れないようにして外す。
次に、ベルト12の曲がり部分Mをベルトフック29に引っ掛け、余り側ベルト12aを止まるまで下に引く。そして、締め上げハンドル9を前述したようにXY間で往復回動操作して、ベルト12を軽く締め上げ、最後に締め上げハンドル9を上側のY位置にし、前記押圧プレート3A,3Bを回動して折りたたんで、取り外し作業を終了する。
これにより、アウタパイプ4とインナパイプ5と荷重付与パイプ40は、全長が最も短い状態で互いにロックされ、かつ、幅方向も押圧プレート3A,3Bを折りたたむことで狭くなり、占有スペースを最小限にできる。したがって、コンパクトになるため収納スペースを節約できる。
【0035】
したがって、この実施形態によれば、短時間で簡単に荷物NをコンテナCの天井Tと床Uとの間に固定して、荷物Nが倒れたり、荷崩れしない状態で確実に輸送することができる。この場合、エアバッグを使用した従来に比較して、荷物Nを荷積みする場所に付帯設備等が必要ない点で有利であり、短時間にセットすることができ、作業時間も短縮できる。
また、上記コイルスプリング30のもつ弾性力によりコンテナCの揺れ、振動を伸縮方向で吸収する緩衝部材として機能するため、輸送中における脱落やズレが生ずることはなく、確実に荷物Nを支持することができる。
【0036】
更に、積載補助具1をセットする場合には締め上げ荷重を突き上げ力検知窓孔31で確認しながら行えるため、締め付け荷重が過大になりコンテナCの天井Tを変形させたり、積載補助具1自体を変形させたりすることはない。
そして押圧プレート3A,3Bは収納時に簡単に折りたたむことが可能となるため、幅方向における占有スペースが少なくなり収納スペースを節約できる。
また、押圧プレート3は積載補助具本体2に対して偏心して配置されているため、荷物Nの傷つき防止のための押さえ板Pが押圧プレート3に邪魔されずに容易に配置でき、積載補助具1と荷物Nとが直接接触して荷物Nに傷が付くのを防止することができる。
更に、押圧プレート3Bを積載補助具本体2の長手方向を軸として回動可能に支持することで、天井Tに梁がありそのままでは押圧プレート3Bを安定して押圧できないような場合に、天井Tの梁を避けるように押圧プレート3Bを回動させた状態で天井Tに当接させることが可能となるため、取り付け位置の状況に合わせて、安定した姿勢でセットすることができ、取り付け信頼性が高まる。
【0037】
次に、この発明の第2実施形態を図1を援用し図13〜図16に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
この実施形態は図15に示すようにインナパイプ5の内部にトーションスプリング50により弾性的に突出可能なピン51を設け、かつ、このピン51をインナパイプ5の側壁5aに形成された孔52に対応する位置にセットしたものである。また、アウタパイプ4の側壁4aであって、縮退位置にあるインナパイプ5の前記孔52、つまりピン51に対応する位置に係合孔(係合部)53が形成されている。尚、縮退位置とは、図14に示すようにインナパイプ5がアウタパイプ4内にほぼ全体が挿入された位置を示す。
【0038】
前記ピン51は先端51aが半球状に形成され、基部に抜け止め部51bを備えたもので、先端51aは、前記インナパイプ5の孔52とこれに整合するアウタパイプ4の係合孔53とを貫いて外部に突出するのに十分な長さを有している。上記トーションスプリング50は、屈曲形成された一端50aがインナパイプ5の取り付け孔5bに係止し、他端50bがピン51の抜け止め部51bの底部中央に形成された係止孔51cに係止するものであり、一端50aと他端50bとが互いに離れる方向に付勢力を付与するように、両者を接近させた状態でインナパイプ5内部にセットされている。
【0039】
ここで、上記係合孔53は、ベルト締め上げ機6の近傍に形成され、後述するピン51の係止解除動作がベルト締め上げ機6の操作と同様に立ったまま行えるようになっている。
また、この実施形態では、図14に示すように、インナパイプ5の押圧プレート3Aのプレート24には、第1実施形態のベルトフック29は設けられていない。
【0040】
したがって、この実施形態では、積載補助具1をコンテナCへ取り付けるに際して、図14に示すように、アウタパイプ4に挿入された状態のインナパイプ5を設置するためには、インナパイプ5を下に向け、インナパイプ5の押圧プレート3Aを図14に示す状態からコンテナCの床面側に向けるように回動させ、前記アウタパイプ4の係合孔53から突出しているピン51をトーションスプリング50に抗して押し込めば、係合孔53からピン51の先端が外れることで、積載補助具本体2の伸張は許容されてインナパイプ5は自重で下方に伸張し(図14に矢印で示す)押圧プレート3Aが接地する。
その結果、ベルト締め上げ機6と同様に立ったままピン51の押圧作業を行なうことでインナパイプ5を伸張させることができるため、作業者にかかる負担を軽減することができる。
【0041】
一方、積載補助具1をコンテナCから取り外すに際しては、ベルト締め上げ機6のベルト12によるインナパイプ5の拘束を解除した後、作業者は立ったままでアウタパイプ4を把持しそのまま下に押圧すると、相対的にインナパイプ5はアウタパイプ4内部に挿入されてゆき、インナパイプ5の孔52の位置でアウタパイプ4の側壁4aに突出を規制されているピン51の先端がアウタパイプ4の側壁4aの係合孔53の位置に至ると、ピン51はトーションスプリング50の弾性力により係合孔53から突出する。その結果、その位置、つまり縮退位置でインナパイプ5はアウタパイプ4に対して伸張方向への移動を規制されて積載補助具本体2は縮退姿勢でロックされる。
したがって、作業者は負担の少ない立ったままの姿勢でインナパイプ5の設置作業及び取り外しの際の作業をワンタッチで簡単に行うことができる。
その結果、第1実施形態のようにベルトフック29にベルト12を引っ掛けたり外したりというような面倒な低い姿勢での作業を行う必要がなくなり、作業時間も短縮することができる。
【0042】
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、上記積載補助具1をコンテナCの天井Tと床Uとの間に介装した場合について説明したが、コンテナCの側壁間にセットするような使い方もできる、また、前記ベルトフック29にベルトの曲がり部分Mを引っ掛ければ、ベルト締め上げ機6の巻き上げハンドル9を操作することにより積載補助具1を縮み方向で使用できるため、押圧プレート3に替えて挟み込みプレートを設け、荷物Nを挟み込むようにして複数の荷物Nを固定するのに利用してもよい。
また、上記実施形態においては角型中空断面形状のアウタパイプ4にインナパイプ5、荷重付与パイプ40を挿入した場合について説明したが、各々中空あるいは中実の棒状部材を隣接させて用いるようにしてもよい。
そして、押圧プレート3Bのみをコイルスプリング33で付勢した場合について説明したが、押圧プレート3A側にもコイルスプリングを設けてもよい。
更に、荷重付与パイプ40を用いた場合について説明したが、この荷重付与パイプ40を廃止し、ブラケット35をコイルスプリングにより付勢して、押圧プレート3Bを天井Tに押し付けるようにしてもよい。尚、この場合には突き上げ力検知窓31はブラケット35の基端の移動ストロークを指標にすればよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、コンテナに荷物を積載した後、荷物間に形成された空きスペース側から荷物の測壁に沿って積載補助具を立てかけ、コンテナの天井と床との間にセットし、ベルト締め上げ機でベルトを巻き取る方向に操作すると、積載補助具本体は伸張して、その両端に設けられた押圧プレートが天井と床とに弾性的に当接した状態でセットされるため、短時間で簡単に荷物を固定することができる効果がある。この場合、エアバッグを使用した場合のように、荷物を荷積みする場所に付帯設備等が必要ない点で有利である。また、上記荷物の輸送中に振動や衝撃が作用しても、少なくとも一方の押圧プレートが弾性的に当接しているため、緩衝作用により上記衝撃を吸収して確実にセット状態を維持することができる効果がある。また、収納時に押圧プレートを簡単に折りたたむことが可能となるため、幅方向における占有スペースが少なくなり収納スペースを節約できる効果がある。また、押圧プレートが邪魔にならず、荷物の側壁と積載補助具本体との間に荷物保護用の板材を挟み込むことが可能となるため、積載補助具と荷物とが直接接触して荷物に傷が付くのを防止することができる効果がある。更に、少なくとも一方の押圧プレートを積載補助具本体の長手方向を軸として回動可能に支持することで、押圧プレートの当接部位に存在する障害となる部材を避けるようにして押圧プレートを当接させることが可能となるため、取り付け位置の状況に合わせて、安定した姿勢でセットすることができ、取り付け信頼性が高いという効果がある。
【0044】
請求項2に記載した発明によれば、第1の棒状部材と第2の棒状部材とを縮退状態にした場合に、いずれか一方に設けられたピンが弾性的に突出し他方の棒状部材の係合部に係止して積載補助具本体は縮退姿勢でロックされ、上記ピンの係合部に対する係止を解除すれば、第1の棒状部材と第2の棒状部材とのロックは解除され、積載補助具本体の伸張は許容されるため、ワンタッチで簡単に第1の棒状部材と第2の棒状部材とをロックさせることができ、作業者にかかる負担を軽減することができる効果がある。
【0045】
請求項3に記載した発明によれば、ベルト締め上げ機によりベルトを巻き取ることにより積載補助具を伸張させる際に、押圧プレートが積載補助具に対して後退する量を、支持部により確認することで、伸張荷重を検出することが可能となるため、過大な荷重が、天井や床に作用するのを防止して、とりわけ剛性の低い天井の破損を未然に防止できるほか、適正荷重が働いていることを容易に判断することができる効果がある。
【0046】
請求項4に記載した発明によれば、前記ベルトの巻き込み部をベルトフックに係止して、ベルト締め上げ機によりベルトを締めれば、第1の棒状部材と第2の棒状部材とを縮退する方向に移動させることが可能となるため、積載補助具本体を縮退させ搬送時における飛び出しを防止でき、かつ、両棒状部材をコンパクトにできるという効果がある。
【0047】
請求項5に記載した発明によれば、複数束ねた積載補助具を、ベルトにより巻き付けて面ファスナーで止めることが可能となるため、保管、運搬の際に簡単に結束できるという効果がある。
【0049】
請求項6に記載した発明によれば、棒状部材の一方を他方の内部に摺動可能でかつ回動規制した状態で装着することが可能となるため、両押圧プレートの位置関係を一定に確保した状態で積載補助具本体のスムーズな伸縮動作を可能とし、軽量で強度の高いものとすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の積載補助具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】 この発明の第1実施形態の側面図である。
【図3】 この発明の第1実施形態の正面図である。
【図4】 この発明の第1実施形態の拡大断面図である。
【図5】 図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】 インナパイプ側の押圧プレート付近の拡大図である。
【図7】 図6のB矢視図である。
【図8】 図7の側面図である。
【図9】 図8のC矢視図である。
【図10】 突き上げ力検知窓の正面図である。
【図11】 荷重付与パイプ側の押圧プレート付近の拡大図である。
【図12】 この発明の第1実施形態の折りたたみ状態を示す側面図である。
【図13】 この発明の第2実施形態の図4に対応する断面図である。
【図14】 この発明の第2実施形態の縮退状態を示す部分側面図である。
【図15】 図14のD−D線に沿う拡大断面図である。
【図16】 スプリングの平面図である。
【符号の説明】
1 積載補助具
2 積載補助具本体
3A,3B 押圧プレート
4 アウタパイプ(第1の棒状部材)
5 インナパイプ(第2の棒状部材)
6 ベルト締め上げ機
12 ベルト
12a 余り側ベルト(巻き取り端)
29 ベルトフック
31 突き上げ力検知窓(指示部)
32 係合孔(係合部)
51 ピン
C コンテナ
K 側壁
M 曲がり部分
MG 面ファスナー
N 荷物
T 天井
U 床[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, when loading a load on a loading platform such as a cargo loading container or a truck having a box structure loading platform, an empty space may be generated between the luggage such as a container. Such an empty space may cause the loaded luggage to collapse or collapse during transportation. Conventionally, the height of the luggage is lowered to eliminate the empty space, or an air bag is packed in the empty space. This ensures the stability of the luggage and prevents the collapse of the luggage and the collapse of the luggage. Here, when an air bag is used, it is necessary to inflate by supplying air with a compressor or the like to fill an empty space.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the size of the airbag can be adjusted according to the amount of air supplied by the compressor, it can freely follow the size of the empty space generated between the packages, and it is easy to use because of its high installation position and freedom of work. Although it is excellent at a point, there exists a problem that it is necessary to install a compressor and the related instrument related to this in a container yard in order to fill an air bag with air.
Moreover, a certain amount of time is required to fill the airbag with air, and there is a problem that it takes a lot of time for loading.
Therefore, the present invention provides a loading aid that can be set in a short time, can be reliably prevented from falling down and collapsing the load without limiting the place of use.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention described in
[0005]
According to the second aspect of the present invention, a pin (for example, the
By configuring in this way, when the first rod-shaped member and the second rod-shaped member are in a contracted state, the pin provided on either one protrudes elastically and engages with the engaging portion of the other rod-shaped member. Lock and lock the loading aid body in the retracted position. Moreover, if the latch with respect to the engaging part of the said pin is cancelled | released, the lock | rock with a 1st rod-shaped member and a 2nd rod-shaped member will be cancelled | released, and the expansion | extension of a stacking auxiliary tool main body is accept | permitted.
[0006]
The invention described in claim 3SaidThe pressing plate supported to be urged against the corresponding bar-shaped memberSaidLoading aidBodyIs supported so that it can advance and retreat in the longitudinal direction ofBy confirming the position of the base end of the load applying pipe connected to the pressing plate on the rod-shaped memberIndicates the advance / retreat amount of the pressing platePush-up force detection window(For example, the push-up
[0007]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a belt winding portion (for example, in the embodiment) in which the base end of the one rod-shaped member is wound into the pressing plate of the other rod-shaped member to which the belt unwinding end is fixed. A belt hook (for example, the
With this configuration, the first rod-shaped member and the second rod-shaped member move in a retracting direction when the belt winding portion is locked to the belt hook and the belt is tightened by the belt tightening machine. It becomes possible to make it.
[0008]
According to the fifth aspect of the present invention, a hook-and-loop fastener (for example, the hook-and-loop fastener MG in the embodiment) is attached to at least one position of the belt winding end (for example, the
By comprising in this way, it becomes possible to wind the bundle | stacking auxiliary tool bundled in multiple numbers with a belt, and to stop with a hook-and-loop fastener.
[0010]
Claim6The invention described in 1 is characterized in that both the first rod-like member and the second rod-like member have a square hollow cross-sectional shape. By comprising in this way, it becomes possible to mount | wear with the state where one of the rod-shaped members is slidable inside the other, and the rotation is restricted.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a usage state of the loading aid of the first embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, the
[0012]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0013]
As shown in FIGS. 4 and 5, a frame 7 of a ratchet
[0014]
Specifically, the operation will be described with reference to FIG. 4. As shown by the arrows, the
[0015]
The
Here, a
[0016]
That is, as described above, the
Accordingly, when the
[0017]
In this way, the pressing plate 3 </ b> A is supported on the tip of the
As shown in FIGS. 6 to 9, the pressing plate 3 </ b> A has a
[0018]
Here, since the
[0019]
The
[0020]
Here, a
[0021]
The
[0022]
On the other hand, in the
Further, a bolt 27 (with a U nut 28) is passed through the
[0023]
Therefore, when the
Here, on the outer wall of the
[0024]
That is, the push-up
[0025]
The
Specifically, the
[0026]
In other words, the ceiling T of the container C is usually provided with a reinforcing material for reinforcement, and depending on the size of the luggage, the
[0027]
Further, a
[0028]
Here, the bracket 35 (same as the
Nylon shoes 16, 19 similar to those provided between the
[0029]
Here, in FIG. 4, 12a indicates a surplus belt, and the
[0030]
Next, the operation will be described.
First, the operation procedure when attaching to the container C will be described.
The
[0031]
Then, in a state where the
Next, the
[0032]
Then, the hoisting handle 9 of the
Then, after confirming that the
[0033]
Accordingly, the container yard does not require a compressor or other related equipment, and the load N can be prevented from falling over and being collapsed easily in a short time. The
Further, even if vibrations during transportation act due to the elastic force of the coil springs 33, these vibrations can be elastically received by the coil springs 33, so that there is no detachment due to vibrations and the mounting reliability is improved. it can.
[0034]
Next, an operation procedure when removing the
While holding the
Then, the
Next, the bent portion M of the
Thereby, the
[0035]
Therefore, according to this embodiment, the luggage N can be easily fixed in a short time between the ceiling T and the floor U of the container C, and reliably transported without the luggage N falling over or collapsing. it can. In this case, it is advantageous in that an incidental facility or the like is not required at the place where the load N is loaded, compared to the conventional case using an air bag, and can be set in a short time and the working time can be shortened.
Further, since the elastic force of the
[0036]
Further, when the
Since the
Further, since the pressing plate 3 is arranged eccentrically with respect to the stacking assisting
Furthermore, by supporting the
[0037]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the part same as 1st Embodiment, and description is abbreviate | omitted.
In this embodiment, as shown in FIG. 15, a
[0038]
The
[0039]
Here, the
In this embodiment, as shown in FIG. 14, the
[0040]
Therefore, in this embodiment, when the
As a result, the
[0041]
On the other hand, when removing the
Therefore, the operator can easily perform the installation work and the removal work of the
As a result, it is not necessary to perform a troublesome work such as hooking or removing the
[0042]
In addition, this invention is not restricted to the said embodiment, For example, although the said case where the said
In the above embodiment, the case where the
And although the case where only the
Furthermore, although the case where the
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in
[0044]
According to the second aspect of the present invention, when the first rod-shaped member and the second rod-shaped member are brought into the contracted state, the pin provided on one of them is elastically projected and the other rod-shaped member is engaged. The loading assist device main body is locked in the retracted posture by being locked to the joint portion, and if the locking of the pin to the engaging portion is released, the lock between the first rod-like member and the second rod-like member is released, Since the extension of the load assisting tool main body is allowed, the first bar-shaped member and the second bar-shaped member can be easily locked with one touch, and the burden on the operator can be reduced.
[0045]
According to the third aspect of the present invention, when the stacking assisting tool is extended by winding the belt with a belt tightener, the amount by which the pressing plate moves backward with respect to the stacking assisting tool is confirmed by the support portion. This makes it possible to detect an extension load, so that an excessive load can be prevented from acting on the ceiling and floor, and in particular, a ceiling with low rigidity can be prevented from being damaged. There is an effect that it can be easily determined.
[0046]
According to the fourth aspect of the present invention, the first rod-shaped member and the second rod-shaped member are degenerated by locking the belt winding portion to the belt hook and tightening the belt with a belt tightening machine. Since it is possible to move in the direction, it is possible to reduce the stacking assisting tool main body, prevent popping out during transportation, and make both rod-like members compact.
[0047]
According to the invention described in
[0049]
Claim6According to the invention described in the above, since one of the rod-like members can be slidable inside the other and can be mounted in a state in which the rotation is restricted, the positional relationship between the two pressing plates can be kept constant. The loading assist tool main body can be smoothly expanded and contracted, and it is advantageous in that it can be light and strong.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a usage state of a loading aid according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view of the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the first embodiment of the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 6 is an enlarged view of the vicinity of a pressing plate on the inner pipe side.
7 is a view taken in the direction of arrow B in FIG.
FIG. 8 is a side view of FIG. 7;
9 is a view taken in the direction of arrow C in FIG.
FIG. 10 is a front view of a push-up force detection window.
FIG. 11 is an enlarged view of the vicinity of the pressing plate on the load applying pipe side.
FIG. 12 is a side view showing a folded state of the first embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 4 of the second embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a partial side view showing a degenerated state of the second embodiment of the present invention.
15 is an enlarged cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 16 is a plan view of a spring.
[Explanation of symbols]
1 Loading aid
2 Loading aid body
3A, 3B pressing plate
4 Outer pipe (first rod-shaped member)
5 Inner pipe (second rod-shaped member)
6 Belt tightening machine
12 belts
12a Extra belt (winding end)
29 Belt hook
31 Push-up force detection window (indicator)
32 engagement hole (engagement part)
51 pins
C container
K side wall
M Bent part
MG hook and loop fastener
N luggage
T ceiling
U floor
Claims (6)
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