JP4738585B2 - Machining program graph display method and apparatus therefor - Google Patents

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JP4738585B2 JP2000327569A JP2000327569A JP4738585B2 JP 4738585 B2 JP4738585 B2 JP 4738585B2 JP 2000327569 A JP2000327569 A JP 2000327569A JP 2000327569 A JP2000327569 A JP 2000327569A JP 4738585 B2 JP4738585 B2 JP 4738585B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、NC(数値制御)工作機械で実行される工程毎に作成したプログラムを結合して作成した加工プログラムをグラフ表示する方法及びそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、NC工作機械の分野では、複雑かつ多彩な形状の工作物を自動加工できるようにするために、バイト、ドリル、フライス等の多種類の工具を刃物台に交換可能に装備して、旋削加工、穴あけ加工、フライス加工等の多様な加工工程を実施可能とする複合機械化が進められている。このような複合機械化されたNC工作機械において、1つの加工対象素材に対し種々の加工工程を同時に又は所望順序で実施しようとする場合には、そのための一連の加工プログラムを作成してNC装置に登録する作業が、高度なプログラム作成技術を要するのでオペレータにとってかなりの負担となる傾向がある。
【0003】
他方、NC工作機械の分野では、加工プログラムの作成に際してオペレータに要求される労力を軽減するために、NC装置に関連して装備される様々な構成の自動プログラミング装置が提案されている。この種の自動プログラミング装置は通常、CPU、メモリ、キーボード、ディスプレイ等を備え、加工工程を実施するために必要なデータを、ディスプレイに順繰りに表示される種々の選択項目や要求事項に対するオペレータからの対話式指示及び入力データ、並びに必要に応じてCADのような図形入力装置を介して図面形式で入力された工作物の幾何学的データから獲得し、それにより所要の加工プログラムを自動的に生成するようになっている。このような自動プログラミング装置によれば、オペレータが加工プログラムを逐語的に入力する作業が排除されるので、プログラム作成技術に劣るオペレータであっても、複雑な加工プログラムを比較的短時間で作成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、このようにして作成した加工プログラムはグラフ化されておらず、非常に分かりづらいものであった。特に各工程の加工時間を知ることが難しく、加工時間の短縮の障害となっていた。また加工順番を並べ替えて、加工の効率化を計ろうとしても、その並び替えが可能かどうか、その並び替えが、全体の加工プログラムにどのように影響を及ぼすのか、その判断が難しかった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、その目的は、各加工工程の加工時間が一目でわかるように加工プログラムをグラフ表示することである。
本発明の別の目的は、個々のユーザが有しているノウハウを生かし、ユーザの利用しやすいように、加工プログラムのグラフ表示から直接変更したい工程を選択して、加工順番を並び替えることができるようにすることである。
【0006】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の加工プログラムのグラフ表示方法又はそのための装置を提供する。
請求項1に記載の加工プログラムのグラフ表示方法は、工作機械が複数の制御系統を備え、各制御系統に加工工程を実行する各プログラムを割り当てて加工プログラムを構成し、各プログラム1行毎の工作機械の動作時間を算出し、各動作時間に基づき、各系統の全体のプログラムの先頭から各行までの経過時間を系統毎に加工プログラムのサイクルタイムを算出し、最大の経過時間を加工プログラムのサイクルタイムとし、該サイクルタイムに基づき加工プログラム全体が、グラフの表示エリアの全体に亘って表示されるように、グラフの目盛の間隔を算出し、各動作時間に基づき各加工工程の開始時間と加工時間とを算出し、目盛の間隔に基づく各加工工程の加工時間に応じた長さを有する四角のブロックを、加工開始時間位置に配置して表示していて、所定の加工に対応して予め定められた複数の加工パターンの表を表示し、このパターンの表から所定の加工パターンを選択し、加工プログラムのグラフ状の表示から所定の加工工程を選択することによって、選択された加工工程の選択された加工パターンへの変更を自動的にチェックし、変更が不可能な場合、エラーメッセージを表示し、変更が可能な場合、加工パターンが変更された加工工程に基づく加工プログラムのグラフ表示を行うようにしたものである。
【0007】
これにより、本発明では、各工程が加工時間の長さに合わせた四角ブロックで表示され、各工程の加工時間が一目で分かる。また、各系統のプログラムの待ち合わせ位置が一目で分かる。さらに、加工プログラムの設定条件(サイクルタイム優先、加工精度優先、ツール配置優先など)の変更に応じて、加工順番をグラフ表示上で並べ替えることができる。また、ユーザの好みに応じて、その加工工程を修正することも可能である。
【0008】
請求項の加工プログラムのグラフ表示装置は、請求項に記載の加工プログラムのグラフ表示方法を実施するための装置であり、方法の発明を装置発明に変えただけであり、請求項の方法と同様の作用効果を奏するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて、本発明の実施の形態の加工プログラムのグラフ表示方法及びグラフ表示された加工プログラムの加工順番の並べ替え方法について説明する。
棒状の被加工素材から、図2に示すような複雑な形状の工作物Wを加工する場合、多機能型NC旋盤が使用され、多種類の工程によって加工が行われている。例えば、図2に示す工作物Wでは、正面加工で外径切削工程1、外径ネジ切り工程2、Dカット工程3、クロス穴センタ工程4、クロス穴工程5、突切りピックオフ工程6が行われ、背面加工で外径切削工程7、端面穴センタ工程8、端面穴工程9及び端面穴タップ工程10が行われ、各工程を経て工作物Wが加工される。このような各工程データは、工程各にプログラムされて、このプログラムに従ってNC旋盤が制御され、加工が行われている。多機能型NC旋盤においては、2つの被加工素材を使って、一方の素材の正面加工と他方の素材の背面加工とを同時に並行処理することで、加工時間を短縮することができ、このような加工のプログラムを形成することが行われている。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態である工程毎に作成したプログラムを結合して作成した加工プログラムをグラフ表示する方法のフローチャートを示している。グラフ作成が開始されると、ステップS1で、工程毎のデータが収められたテーブルT1から工程毎のプログラムを引き出し、これを系統、本実施例では3系統に割付けし、加工プログラムを作成する。テーブルT1に収められた工程データとしては、加工のプログラム、工程番号、工程名称、ツール情報(種類、番号、名称)、ホルダ情報等である。加工プログラムの作成と共に、各工程の区切りとして、系統、開始ブロック位置、終了ブロック位置がテーブルT2に書き込まれる。
【0011】
次いで、ステップS2で1ブロック(プログラムの1行を示す)毎の時間が計算される。この時間が工具の送り速度及び加工距離等より算出される。この計算されたブロック毎の時間は、経過時間テーブルT3に書き込まれる。
ステップS3では、各系統のプログラムの待合せ位置を調べ、待合せブロック位置テーブルT4に、系統、待合せ番号、ブロック位置等を書き込む。
次いで、ステップS4で各系統のプログラムの先頭から各ブロックまでの経過時間を計算する。この経過時間の計算では、待合せ位置テーブルT4から先に書き込まれた系統、待合せ番号、ブロック位置の各情報を取り入れる。そして、各ブロックの時間を加え、先頭から各ブロックまでの経過時間を計算するとともに、途中に待合せブロックが有った場合は、他の系統の同じ待合せブロックまでの経過時間を調べ、最も経過時間が長いものを待合せの次のブロックの開始時間とし、続きのブロックの経過時間を計算する。計算されたブロック毎の経過時間は、経過時間テーブルT3に書き込む。
【0012】
ステップS5では、各系統の最終ブロックの経過時間のうち最も大きな値をこの加工プログラムのサイクルタイムとする。次いでステップS6において、各工程の開始時間と加工時間とを計算する。この場合、工程の区切りテーブルT2から、系統、開始ブロック位置、終了ブロック位置の各情報を、また経過時間テーブルT3から、ブロック毎の時間、ブロック毎の経過時間の各情報を引き出して利用する。計算された各工程の開始時間及び加工時間は、工程時間データテーブルT5に書き込まれる。
【0013】
ステップS7では、表示エリア内に全体が表示できるように、サイクルタイムを元にグラフの目盛の間隔を計算する。次いでステップS8において、各工程を表すブロックの四角をグラフの開始時間の位置に表示する。この場合、工程時間データテーブルT5から工程の開始時間、加工時間の各情報を引き出して使用する。各々のブロックの四角の長さは加工時間を表示している。
以上の各ステップを経てグラフ作成が終了する。
【0014】
これによって得られたグラフが図3の(a)に示されており、これらがディスプレイに画面表示される。本実施例では、加工の各工程が系統$1、系統$2、系統$3の3つの系統にはり付けられる。系統$1には、正面加工の外径切削工程、外径ネジ切り工程、Dカット工程、クロス穴センタ工程、クロス穴工程及び最後に突切りピックオフ工程が、順にはり付けられており、系統$2には、裏面加工の外径切削工程及び背面回収工程がはり付けられ、系統$3には、同じく裏面加工の端面穴センタ工程、端面穴工程及び端面穴タップ工程がはり付けられる。これらの3系統$1、$2、$3は、同時にスタートしグラフに表示された時系列で加工が進行する。
【0015】
図3のグラフの右下に示す工程のくし刃、タレット、背面三本軸は、多機能型NC旋盤のそれぞれの刃物台での加工を示している。また加工パターンにおけるツインタレット加工は、最も多く使用される標準的な加工パターンで、正面加工側の系統$1ではくし刃とタレットによる交互加工を行うのに適しており、正面背面加工パターンは、正面背面別々の加工を行うときに使用し、背面加工側では、タレットと背面3本軸による交互加工ができるようになっており、ツーサドル加工パターンは、正面加工側で系統$1、$2で粗・仕上げ加工や同時ネジ切り(異ピッチ可)などの同時加工に使用し、背面加工側で系統$3で背面3本軸による背面加工ができるようになっており、3系統加工パターンでは、外径・正面背面両センター(ドリル)加工といった3工程の加工が同時にできるが、背面3本軸による加工はできないようになっており、ピックオフ加工パターンは、背面主軸による被加工素材のつかみ換えができるようになっている。
またグラフ中の3系統にわたって垂直に引かれている点線は、加工パターン変更時の各系統の待合せ位置を示しており、横軸の目盛は、秒単位で示している。
【0016】
このように、本発明は、加工プログラムのグラフ表示を可能としており、また各工程の加工時間が、加工時間長さに合わせたブロックでの四角表示とすることで一目でわかる。更に系統間の待合せを考慮し、加工時間を計算しグラフ表示している。
また、グラフの工程を表す四角のブロックをマウスでクリックすることにより、図3の(b)の左下に示されるように、工程情報表示エリアに、その工程の加工時間、工程番号、工程名称、使用しているツールのツール種類、ツール番号、ツール名称、ホルダ情報を表示するようになっている。
【0017】
図4は、上述した方法によって作成したグラフを、加工プログラムの加工順番を並べ替えることによって修正したグラフを作成する手順を示したフローチャートである。これは、より効率の良い加工順番を検討する場合に使用すると最適である。
まずステップS11において、図5に示されたように工程整列のグラフから変更する加工パターンを選択する。これは、グラフ表示画面の左下に表示された5つの加工パターンから選択する。実際には、選択した加工パターンの四角ブロックをダブルクリックすると四角の枠の色が白に変わる。次にステップS12において、選択された加工パターンに変更可能な工程を調べ、グラフ上に印をつける。実際には、自動的に変更可能な工程の四角ブロックの表示の色が変わる。なお、この場合の工程データの情報は、工程データテーブルT1から得られる。次いでステップS13において、グラフから変更する工程を選択する。即ち、グラフ上の変更する工程の四角ブロックをクリックすることで、図5に示されるように、該四角の囲み枠が取り除かれる。
【0018】
ステップS14では、同時加工する加工パターンの場合に、選択された工程が変更可能かどうか調べる。即ち、同時加工可能な工程のペアかどうか、回転数などの切削条件が合っているかどうか、加工位置の関係があっているかどうか等が自動的に検討される。次にステップS15で変更可能でないならば、エラーメッセージが表示され、変更可能であるなら次のステップS16へと移る。
ステップS16で、工程の再整列が行われる。即ち、待合せブロック自動挿入やツールの再割り付け等が行われる。その結果が、図6に示されるようにグラフ表示される。この工程変更の結果、42.3秒かかっていた加工サイクルのサイクルタイムが、40.6秒に短縮される。
【0019】
このように、このグラフ表示された加工プログラムの加工順番の並び替え方法は、以下のような特徴をもつものである。
指定された加工パターンで工程の順番を並べ替えることができる。同時加工に変更する場合、系統間に待合せを自動的に挿入することができる。また、同時加工が可能なように、ツールの再割付けを行うことができる。更に指定された加工パターンに変更が可能であるかチェックすることができ、並び替えを行った結果で、加工時間を計算しグラフ表示できる。
なお、この加工順番の並び替えは、加工時間優先で整列することも可能であり、また加工精度優先やツール配置優先で整列することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である加工プログラムのグラフ表示方法のフローチャート図である。
【図2】本発明の加工プログラムのグラフ表示方法に使用される、例示としての多数の加工工程を有する工作物を示す図である。
【図3】本発明の加工プログラムのグラフ表示方法によって作成されたグラフを示す図である。
【図4】本発明の加工プログラムのグラフ表示方法によって作成されたグラフの加工順番の並べ替え方法のフローチャート図である。
【図5】加工プログラムのグラフ中の変更する工程を選択したことを示す図である。
【図6】加工順番の並べ替えが終了した結果のグラフを示す図である。
【符号の説明】
1…外径切削工程
2…外径ネジ切り工程
3…Dカット工程
4…クロス穴センタ工程
5…クロス穴工程
6…突切りピックオフ工程
7…外径切削工程
8…端面穴センタ工程
9…端面穴工程
10…端面穴タップ工程
W…工作物
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of displaying a machining program created by combining programs created for each process executed by an NC (numerical control) machine tool, and an apparatus therefor.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in the field of NC machine tools, in order to be able to automatically machine complex and various shapes of workpieces, various types of tools such as tools, drills, mills, etc. can be exchanged to the tool rest and turning. Compound mechanization is being promoted that enables various machining processes such as machining, drilling, and milling. In such a multi-machined NC machine tool, when various machining processes are to be performed simultaneously or in a desired order on a material to be machined, a series of machining programs for that purpose are created and stored in the NC unit. The registration work tends to be a heavy burden on the operator because it requires sophisticated programming techniques.
[0003]
On the other hand, in the field of NC machine tools, in order to reduce the labor required for an operator when creating a machining program, automatic programming apparatuses having various configurations equipped in connection with the NC apparatus have been proposed. This type of automatic programming device is usually equipped with a CPU, memory, keyboard, display, etc., and the data necessary for carrying out the machining process is received from the operator for various selection items and requirements displayed in sequence on the display. Acquired from interactive instructions and input data, and, if necessary, geometric data of the workpiece entered in the form of drawings via a graphic input device such as CAD, thereby automatically generating the required machining program It is supposed to be. According to such an automatic programming apparatus, since the operator's operation of inputting the machining program verbatim is eliminated, even an operator inferior to the program creation technique creates a complicated machining program in a relatively short time. be able to.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventionally, the machining program created in this way has not been graphed and has been very difficult to understand. In particular, it was difficult to know the processing time of each process, which was an obstacle to shortening the processing time. Further, even if the processing order is rearranged to improve the processing efficiency, it is difficult to determine whether the rearrangement is possible and how the rearrangement affects the entire processing program.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, and its purpose is to display a machining program in a graph so that the machining time of each machining process can be seen at a glance.
Another object of the present invention is to utilize the know-how possessed by each user and select the process to be changed directly from the graph display of the machining program so that the user can easily use it, and rearrange the machining order. Is to be able to do it.
[0006]
The present invention provides, as means for solving the above-mentioned problems, a method for displaying a machining program graph or an apparatus therefor as set forth in each of the claims.
In the machining program graph display method according to claim 1, the machine tool includes a plurality of control systems, and each control system is assigned a program for executing a machining process to configure the machining program . Calculate the operating time of the machine tool, and based on each operating time, calculate the machining program cycle time for each system, the elapsed time from the beginning of the entire program of each system to each line, and calculate the maximum elapsed time of the machining program The cycle time is calculated, and the interval of the scale of the graph is calculated so that the entire machining program is displayed over the entire display area of the graph based on the cycle time , and the start time of each machining step is calculated based on each operation time. Calculate the machining time and place a square block with the length corresponding to the machining time of each machining process based on the scale interval at the machining start time position. And displays, displays a table of a plurality of machining a predetermined pattern corresponding to a predetermined processing, and selects a predetermined machining pattern from the table of this pattern, a predetermined processing from the graph-like representation of the machining program By selecting a process, the selected machining process is automatically checked for changes to the selected machining pattern, and if the change is not possible, an error message is displayed. A graph of a machining program based on the changed machining process is displayed .
[0007]
Thereby, in this invention, each process is displayed by the square block according to the length of machining time, and the machining time of each process can be known at a glance. In addition, the waiting position of each system program can be seen at a glance. Furthermore , the machining order can be rearranged on the graph display in accordance with changes in machining program setting conditions (cycle time priority, machining accuracy priority, tool placement priority, etc.). Moreover , it is also possible to correct the processing process according to the user's preference.
[0008]
Graphical display of the machining program of claim 2 is an apparatus for implementing a graphical method for displaying the machining program according to claim 1, merely changing the invention of a method in device invention, according to claim 1 The same effect as the method is achieved.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a method for displaying a machining program according to an embodiment of the present invention and a method for rearranging the machining order of the machining program displayed in a graph will be described with reference to the drawings.
When a workpiece W having a complicated shape as shown in FIG. 2 is machined from a rod-like workpiece material, a multi-function NC lathe is used, and machining is performed by a variety of processes. For example, in the workpiece W shown in FIG. 2, an outer diameter cutting process 1, an outer diameter threading process 2, a D cut process 3, a cross hole center process 4, a cross hole process 5, and a parting pickoff process 6 are performed in front machining. Then, an outer diameter cutting process 7, an end face hole center process 8, an end face hole process 9 and an end face hole tapping process 10 are performed by back surface processing, and the workpiece W is processed through each process. Such process data is programmed for each process, and the NC lathe is controlled and processed in accordance with this program. In the multi-function NC lathe, the processing time can be shortened by using two workpiece materials and simultaneously processing the front surface of one material and the back surface processing of the other material at the same time. To create a simple machining program.
[0010]
FIG. 1 is a flowchart of a method for displaying a machining program created by combining programs created for each process according to an embodiment of the present invention. When the creation of the graph is started, in step S1, a program for each process is extracted from the table T1 in which data for each process is stored, and this is assigned to three systems, in this embodiment, to create a machining program. The process data stored in the table T1 includes a machining program, process number, process name, tool information (type, number, name), holder information, and the like. Along with the creation of the machining program, the system, the start block position, and the end block position are written in the table T2 as the break of each process.
[0011]
Next, the time for each block (indicating one line of the program) is calculated in step S2. This time is calculated from the feed rate of the tool and the machining distance. The calculated time for each block is written in the elapsed time table T3.
In step S3, the waiting position of the program of each system is checked, and the system, the waiting number, the block position, etc. are written in the waiting block position table T4.
Next, in step S4, the elapsed time from the beginning of each system program to each block is calculated. In the calculation of the elapsed time, the information of the system, the waiting number, and the block position written earlier from the waiting position table T4 is taken in. Then, add the time of each block, calculate the elapsed time from the beginning to each block, and if there is a waiting block in the middle, check the elapsed time to the same waiting block of the other system, the most elapsed time Is the start time of the next block to wait, and the elapsed time of the subsequent blocks is calculated. The calculated elapsed time for each block is written in the elapsed time table T3.
[0012]
In step S5, the largest value among the elapsed times of the last block of each system is set as the cycle time of this machining program. Next, in step S6, the start time and machining time of each process are calculated. In this case, the system, start block position, and end block position information is extracted from the process partition table T2, and the block time and block time information is extracted from the elapsed time table T3. The calculated start time and machining time of each process are written in the process time data table T5.
[0013]
In step S7, the interval between the scales of the graph is calculated based on the cycle time so that the entire display area can be displayed. Next, in step S8, the square of the block representing each process is displayed at the start time position of the graph. In this case, each information of the process start time and the machining time is extracted from the process time data table T5 and used. The square length of each block indicates the machining time.
The graph creation is completed through the above steps.
[0014]
The graph obtained by this is shown in FIG. 3A, and these are displayed on the screen. In the present embodiment, each processing step is attached to three systems of system $ 1, system $ 2, and system $ 3. The system $ 1 includes an outer diameter cutting process, an outer diameter thread cutting process, a D cut process, a cross hole center process, a cross hole process, and finally a parting off pick-off process in order. 2 is pasted with an outer diameter cutting step and a back surface collecting step for back surface processing, and similarly, an end surface hole center step, an end surface hole step, and an end surface hole tapping step for back surface processing are pasted to the system $ 3. These three systems $ 1, $ 2, and $ 3 start at the same time and work in time series displayed on the graph.
[0015]
The comb blade, the turret, and the back three axes in the process shown in the lower right of the graph of FIG. 3 indicate the machining with the respective tool rests of the multifunctional NC lathe. The twin turret machining in the machining pattern is the most frequently used standard machining pattern. It is suitable for alternating machining with a comb blade and a turret in the system $ 1 on the front machining side. It is used when machining the front and back separately, and on the back processing side, it is possible to perform alternate processing with the turret and the back three axes, and the two-saddle processing pattern is the system $ 1, $ 2 on the front processing side It is used for simultaneous machining such as roughing / finishing and simultaneous threading (different pitch is possible), and the back machining can be done with back 3 spindles with system $ 3 on the back machining side. Three processes such as outer diameter and front and rear center (drill) machining can be performed at the same time, but machining with three back axes is not possible, and the pick-off machining pattern is So that the can switch engagement workpiece by the back spindle.
Also, the dotted lines drawn vertically over the three systems in the graph indicate the waiting positions of each system when the machining pattern is changed, and the scale on the horizontal axis is shown in seconds.
[0016]
As described above, the present invention enables the graphic display of the machining program, and the machining time of each process can be understood at a glance by making the square display in the block according to the machining time length. In addition, the processing time is calculated and displayed in a graph taking into account the waiting between systems.
In addition, by clicking a square block representing a process in the graph with a mouse, as shown in the lower left of FIG. 3B, in the process information display area, the processing time, process number, process name, The tool type, tool number, tool name, and holder information of the tool being used are displayed.
[0017]
FIG. 4 is a flowchart showing a procedure for creating a graph obtained by correcting the graph created by the above-described method by rearranging the machining order of the machining program. This is best used when considering a more efficient processing sequence.
First, in step S11, a machining pattern to be changed is selected from the process alignment graph as shown in FIG. This is selected from five processing patterns displayed at the lower left of the graph display screen. Actually, when the square block of the selected processing pattern is double-clicked, the color of the square frame changes to white. Next, in step S12, a process that can be changed to the selected processing pattern is checked, and a mark is put on the graph. Actually, the display color of the square block of the process that can be automatically changed changes. Note that the process data information in this case is obtained from the process data table T1. Next, in step S13, a process to be changed is selected from the graph. That is, by clicking the square block of the process to be changed on the graph, the square frame is removed as shown in FIG.
[0018]
In step S14, it is checked whether or not the selected process can be changed in the case of machining patterns to be simultaneously machined. That is, whether the process is a pair of processes that can be processed simultaneously, whether the cutting conditions such as the number of rotations are appropriate, whether there is a relationship between the processing positions, and the like are automatically examined. Next, if it cannot be changed in step S15, an error message is displayed, and if it can be changed, the process proceeds to the next step S16.
In step S16, the process is rearranged. In other words, automatic waiting block insertion and tool reallocation are performed. The result is displayed graphically as shown in FIG. As a result of this process change, the cycle time of the machining cycle which took 42.3 seconds is shortened to 40.6 seconds.
[0019]
Thus, the rearrangement method of the machining order of the machining program displayed in the graph has the following characteristics.
The order of processes can be rearranged with a specified processing pattern. When changing to simultaneous machining, an appointment can be automatically inserted between the systems. In addition, the tools can be reassigned so that simultaneous machining is possible. Further, it is possible to check whether or not the specified machining pattern can be changed, and the machining time can be calculated and displayed as a graph based on the result of the rearrangement.
The rearrangement of the processing order can be performed with priority given to the processing time, and can also be arranged with priority given to processing accuracy and tool placement.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart of a machining program graph display method according to an embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a diagram showing a workpiece having a number of machining steps as an example, which is used in the machining program graph display method of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a graph created by the graph display method of the machining program of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of a method of rearranging the processing order of the graph created by the graph display method of the processing program of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing that a process to be changed is selected in a graph of a machining program.
FIG. 6 is a graph showing a result of rearranging the processing order.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Outer diameter cutting process 2 ... Outer diameter thread cutting process 3 ... D cut process 4 ... Cross hole center process 5 ... Cross hole process 6 ... Parting off pickoff process 7 ... Outer diameter cutting process 8 ... End face hole center process 9 ... End face Hole process 10 ... End hole tapping process W ... Workpiece

Claims (2)

複数の加工工程を実行する各プログラムからなる工作機械の加工プログラムを、グラフ状に表示する加工プログラムのグラフ表示方法において、
前記工作機械が複数の制御系統を備え、該各制御系統に前記加工工程を実行する各プログラムを割り当てて前記加工プログラムを構成し、
各プログラム1行毎の工作機械の動作時間を算出し、前記各動作時間に基づき、各系統の全体のプログラムの先頭から各行までの経過時間を系統毎に加工プログラムのサイクルタイムを算出し、最大の経過時間を加工プログラムのサイクルタイムとし、
該サイクルタイムに基づき前記加工プログラム全体が、グラフの表示エリアの全体に亘って表示されるように、グラフの目盛の間隔を算出し、
前記各動作時間に基づき各加工工程の開始時間と加工時間とを算出し、前記目盛の間隔に基づく各加工工程の加工時間に応じた長さを有する四角のブロックを、加工開始時間位置に配置して表示していて、
所定の加工に対応して予め定められた複数の加工パターンの表を表示し、該加工パターンから所定の加工パターンを選択し、前記加工プログラムのグラフ 状の表示から所定の加工工程を選択することによって、選択された加工工程の選択された加工パターンへの変更の可否を自動的にチェックし、変更が不可能な場合、エラーメッセージを表示し、変更が可能な場合、加工パターンが変更された加工工程に基づく加工プログラムのグラフ表示行う加工プログラムのグラフ表示方法。
In the graph display method of the machining program for displaying the machining program of the machine tool consisting of each program for executing a plurality of machining processes in a graph,
The machine tool includes a plurality of control systems, and configures the machining program by assigning each program for executing the machining process to each control system,
Calculating the operating time of the machine tool of the respective program one row for each, based on the respective operating time, the elapsed time from the beginning of the entire program of each path to each row to calculate the cycle time of the machining program for each system, The maximum elapsed time is the machining program cycle time,
Based on the cycle time, calculate the interval of the scale of the graph so that the entire machining program is displayed over the entire display area of the graph,
Calculate the start time and processing time of each processing step based on each operation time, and place a square block having a length corresponding to the processing time of each processing step based on the interval of the scales at the processing start time position And display
Displaying a table of a plurality of predetermined machining patterns corresponding to a predetermined machining, selecting a predetermined machining pattern from the machining pattern, and selecting a predetermined machining step from the graphic display of the machining program Automatically checks whether the selected machining process can be changed to the selected machining pattern, displays an error message if the change is not possible, and if the change is possible, the machining pattern has been changed. A machining program graph display method for displaying a machining program graph based on a machining process.
請求項に記載の加工プログラムのグラフ表示方法を実施するための加工プログラムのグラフ表示装置。A machining program graph display apparatus for carrying out the machining program graph display method according to claim 1 .
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