JP4737136B2 - 通信システム、通信方法 - Google Patents

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本発明は、異種網間での通信が可能な通信システム、通信方法に関し、特に、通信装置が第1の網から第2の網へと異なる網に移動した場合でも通信装置の通信を継続することが可能な通信システム、通信方法に関するものである。
近年、広いエリアで通信可能な携帯電話サービスと、狭いエリアで高速データ通信が可能なWLANサービスと、を連携(インタワーク)したシステムが検討されている。
インタワークシステムは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で、WLAN(Wireless LAN)経由で移動通信網のパケットサービスにアクセスするシナリオを実現するアーキテクチャ等が規格化されている。
なお、本発明と関連するインタワーク方式では、WLANからパケット通信を開始するには、移動通信網との相互認証を行う必要があるため、WLANを利用するまでの初期接続に時間を要することになる。
即ち、3GPPで規定されているWLANとのインタワーク方式では、相互認証の後、PDGのアドレス解決、WLANのトラフィック伝送におけるトンネル作成時の再認証処理、リモートIPアドレスの登録を行うので、接続の完了までに時間を要することになる。
このようなことから、本発明より先に出願された技術文献として、移動通信網とWLANのインタワークシステムにおいて、WLANからパケット通信を開始するまでの認証処理と接続処理の短縮と、ハンドオーバ時の切替処理に要する時間の短縮と、を可能にするための技術について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、現状では、接続中の中継装置(3GPP規格では、GGSN:Gateway GPRS Support Nodeに相当)をWLAN網とUMTS網との間で引き継ぐ方法が明確化されていないため、WLAN網とUMTS網との間でのハンドオーバを行うことができないのが現状である。
このようなことから、第1の通信網(例えば、WLAN網:Wireless LAN網)と、第2の通信網(例えば、UMTM網:Universal Mobile Telecommunications System網)と、の少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を、当該第1の通信網と第2の通信網との間で引き継ぎ、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続するためのシステムの開発が必要視されることになる。
また、本発明より先に出願された技術文献として、PDNの運用者にモバイルIPの運用を強制することなく、異種網間のシームレス接続サービスの普及、促進を図る技術について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、移動通信と無線LAN等の複数の無線方式に対応した端末による、携帯電話網(移動通信網)と無線LAN間でのパケット通信の途切れのないハンドオーバを実現する技術について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
また、端末に新たなミドルウェアを搭載することなく、異種網間で高速にシームレス・ハンドオーバを行うことが可能な技術について開示された文献がある(例えば、特許文献4参照)。
特開2006−246198号公報 特開2006−222616号公報 特開2006−197536号公報 特開2006−197107号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4には、第1の通信網と、第2の通信網と、の少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を、当該第1の通信網と第2の通信網との間で引き継ぎ、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することについては何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、第1の通信網と、第2の通信網と、の少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を、当該第1の通信網と第2の通信網との間で引き継ぎ、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することが可能な通信システム、通信方法を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる通信システムは、
第1の通信網を制御する第1の制御装置と、第2の通信網を制御する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とに接続する中継装置と、前記中継装置を管理する認証装置と、を有して構成される通信システムであって、
前記第1の制御装置は、前記認証装置と接続しており、
前記第2の制御装置は、前記中継装置を介して前記認証装置と接続しており、
前記第2の制御装置は、当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置が第1の通信網と接続中の中継装置と異なる場合には、当該選択した中継装置からの指示により、第1の通信網と接続中の中継装置と接続し、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする。
本発明にかかる通信システムは、
第1の通信網を制御する第1の制御装置と、第2の通信網を制御する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とに接続する中継装置と、前記中継装置を管理する認証装置と、を有して構成される通信システムであって、
前記認証装置は、第1の通信網と第2の通信網との少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を管理する管理手段を有し、
前記第1の制御装置は、前記認証装置と接続しており、
前記第2の制御装置は、前記中継装置を介して前記認証装置と接続しており、
前記第2の制御装置は、
当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い、
前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置は、
前記認証装置の管理手段から接続中の中継装置の情報を取得し、前記接続中の中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い、
前記接続中の中継装置は、
前記通信網の引き継ぎ要求を受付けた場合に、前記認証装置の管理手段から接続中の中継装置の情報を取得し、該取得した接続中の中継装置の情報が、当該引き継ぎ要求を受付けた中継装置自身の情報と同一の場合に、前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求の応答を行い、
前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置は、
前記通信網の引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に、前記第2の制御装置に対し、前記通信網の引き継ぎ要求の応答を行い、
前記第2の制御装置は、
前記引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本発明にかかる通信方法は、
第1の通信網を制御する第1の制御装置と、第2の通信網を制御する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とに接続する中継装置と、前記中継装置を管理する認証装置と、を有して構成される通信システムで行う通信方法であって、
前記第1の制御装置は、前記認証装置と接続しており、
前記第2の制御装置は、前記中継装置を介して前記認証装置と接続しており、
前記第2の制御装置は、当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置が第1の通信網と接続中の中継装置と異なる場合には、当該選択した中継装置からの指示により、第1の通信網と接続中の中継装置と接続し、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする。
本発明によれば、第1の通信網と、第2の通信網と、の少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を、当該第1の通信網と第2の通信網との間で引き継ぎ、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することが可能となる。
<通信システムの特徴>
まず、図1を参照しながら、本実施例の通信システムの特徴について説明する。
本実施例における通信システムは、第1の通信網(WLAM網:31に相当)を制御する第1の制御装置(WLAN網制御装置:12に相当)と、第2の通信網(UMTS網:32に相当)を制御する第2の制御装置(UMTS網制御装置:14に相当)と、第1の制御装置(12)と第2の制御装置(14)とに接続する中継装置(15、15')と、中継装置(15、15')を管理する認証装置(13)と、を有して構成される通信システムである。
そして、認証装置(13)は、第1の通信網(31)と第2の通信網(32)との少なくとも一方の通信網(31、32)に接続中の中継装置(15、15')を管理する管理手段(データベース:50に相当)を有し、管理手段(50)で管理している接続中の中継装置(15、15')を第1の制御装置(12)と第2の制御装置(14)との間で引き継ぎ、第1の通信網(31)と第2の通信網(32)との間の通信を継続することを特徴とする。
このように、本実施例の通信システムは、第1の通信網(31)と、第2の通信網(32)と、の通信網で共通に使用する中継装置(15、15')に対し、第1の制御装置(12)と、第2の制御装置(14)と、が接続可能な網構成において、通信網に接続中の中継装置(15、15')を相互に引き継ぐ(例えば、中継装置のIPアドレス)手順を提供し、中継装置(15、15')をアンカーとしたシステム間ハンドオーバを行うことが可能となる。
従って、第1の通信網(31)と、第2の通信網(32)と、の少なくとも一方の通信網(31、32)に接続中の中継装置(15、15')を、当該第1の通信網(31)と第2の通信網(32)との間で引き継ぎ、第1の通信網(31)と第2の通信網(32)との間の通信を継続することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施例の通信システムについて説明する。
<通信システムのシステム構成>
まず、図1を参照しながら、本実施例の通信システムのシステム構成について説明する。
本実施例における通信システムは、通信端末装置(11)と、WLAN網(31)と、UMTS網(32)と、WLAN網制御装置(12)と、UMTS網制御装置(14)と、中継装置1、2(15、15')と、認証装置(13)と、PDN(Packet Data Network)(41)と、を有して構成している。
なお、図1に示す通信システムの構成では、中継装置(15、15')を2台配備することにしたが、中継装置(15、15')は、少なくとも1台以上の任意の台数で構成することが可能である。
また、図1に示す通信システムのシステム構成において、通信端末装置(11)は、3GPP規格では、UE(User Equipment)に相当する。また、WLAN網制御装置(12)は、TTG(Tunnel Terminating Gateway)に相当する。また、UMTS網制御装置(14)は、SGSN(Serving GPRS Support Node)に相当する。また、中継装置1、2(15、15')は、GGSN(Gateway GPRS Support Node)に相当する。また、認証装置(13)は、AAA Serverに相当する。
通信端末装置(11)は、WLAN網(31)とUMTS網(32)とのどちらからでも中継装置1(15)または中継装置2(15')に接続可能である。
また、WLAN網(31)と中継装置1(15)との間には、WLAN網制御装置(12)を有し、WLAN網(31)とWLAN網制御装置(12)とは、インタフェース(21)を介して接続している。
また、中継装置1(15)とWLAN網制御装置(12)とは、インタフェース(27)を介して接続している。
また、WLAN網制御装置(12)は、インタフェース(23)を介して認証装置(13)と接続している。
認証装置(13)は、WLAN網制御装置(12)から通信中の中継装置のIPアドレスが通知された場合に、通信中の通信端末装置(11)のIMSIと、接続中の中継装置のIPアドレスと、の組み合わせを認証装置(13)自身のデータベース(50)に記憶する。
また、認証装置(13)は、WLAN網制御装置(12)から通知されたIMSIを基に、データベース(50)を検索し、接続中の中継装置のIPアドレスをデータベース(50)から取得し、WLAN網制御装置(12)に通知する。
UMTS網(32)と中継装置1(15)との間には、UMTS網制御装置(14)を有し、UMTS網(32)とUMTS網制御装置(14)とは、インタフェース(22)を介して接続している。
また、中継装置1(15)とUMTS網制御装置(14)とは、インタフェース(25)を介して接続している。
また、中継装置1(15)は、インタフェース(24)を介して認証装置(13)と接続している。
認証装置(13)は、中継装置1(15)から通信中の中継装置のIPアドレスが通知された場合に、通信中の通信端末装置(15)のIMSIと、接続中の中継装置のIPアドレスと、の組み合わせを認証装置(13)自身のデータベース(50)に記憶する。
また、認証装置(13)は、中継装置1(15)から通知されたIMSIを基に、データベース(50)を検索し、接続中の中継装置のIPアドレスをデータベース(50)から取得し、中継装置(15)に通知する。
なお、中継装置1(15)は、認証装置(13)から通知された接続中の中継装置のIPアドレスが、中継装置1(15)自身のIPアドレスと異なる場合は、その接続中の中継装置のIPアドレスをUMTS網制御装置(14)に通知し、中継装置1(15)自身の接続は解放することになる。
UMTS網制御装置(14)は、中継装置1(15)から、別の接続中の中継装置のIPアドレス(例えば、中継装置2のIPアドレス)が通知された場合に、中継装置1(15)との接続は解放し、その別の接続中の中継装置2(15')に対して再度接続要求を行うことになる。
なお、本実施例における通信システムは、通信端末装置(11)が、WLAN網(31)とUMTS網(32)とのどちらのアクセス網からでもPDN(41)に接続することが可能な網構成になっている。
例えば、通信端末装置(11)がアクセス網としてWLAN網(31)を使用している場合は、WLAN網制御装置(12)、中継装置1、2(15、15')を経由してPDN(41)とエンドエンドで通信する。
また、通信端末装置(11)がアクセス網としてUMTS網(32)を使用している場合は、UMTS網制御装置(14)、中継装置1、2(15、15')を経由してPDN(41)とエンドエンドで通信する。
なお、中継装置1(15)と中継装置2(15')とは、機能的な違いは無く、WLAN網制御装置(12)の選択ロジックにより任意に選択される。
<通信システムにおける一連の制御動作>
次に、図2〜図4を参照しながら、上述した図1の通信システムのシステム構成における制御動作について説明する。なお、図2〜図4は、WLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバの動作を示している。
なお、図2において、UEは、通信端末装置(11)を示し、TTGは、WLAN網制御装置(12)を示し、GGSN1は、中継装置1(15)を示し、3GPP AAAは、認証装置(13)を示し、SGSNは、UMTS網制御装置(14)を示し、GGSN2は、中継装置2(15')を示している。
<WLAN網:31からUMTS網:32へのハンドオーバ>
まず、図1、図2を参照しながら、WLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバの動作について説明する。
まず、通信端末装置(11)は、3GPPの勧告に従った手順でWLAN網(31)から中継装置1(15)を経由したデータ通信経路(Tunnel)を確立する(ステップS1)。
この時、認証装置(13)は、中継装置1(15)を接続中の中継装置として、その中継装置1(15)のIPアドレスと、通信中の通信端末装置(11)のIMSIと、の組み合わせを、認証装置(13)のデータベース(50)に登録して管理することになる。
その後、図1に示すように、通信端末装置(11)がWLAN網(31)内からUMTS網(32)内に移動した場合に、通信端末装置(11)は、UMTS網(32)側にデータ通信経路を確立するために、接続中のW−APNと同じ値をAPNに設定したActivate PDP Context Request(APN)をUMTS網制御装置(14)に送信する(ステップS2)。
UMTS網制御装置(14)は、Activate PDP Context Request(APN)を受信すると、そのActivate PDP Context Request(APN)に設定されているAPNを基に、接続先の中継装置を選択する。なお、接続先の中継装置の選択方法は、APNを基に選択することが可能であればあらゆる選択方法を適用することが可能であり、例えば、標準の選択論理で接続先の中継装置を選択したり、または、標準の選択論理を修正変更した論理で接続先の中継装置を選択したりすることが可能である。
UMTS網制御装置(14)は、中継装置2(15')を選択したと仮定すると、UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Requestを中継装置2(15')に送信する(ステップS3)。
中継装置2(15')は、Create PDP Context Requestを受信すると、中継装置2(15')自身のIPアドレスを設定したAccess−Requestを認証装置(13)に送信する(ステップS4)。
認証装置(13)は、Access−Requestを受信すると、そのAccess−Requestに設定されているIMSIをキーとし、認証装置(13)のデータベース(50)を検索し、既にWLAN網(31)を経由して接続中の中継装置1(15)のIPアドレスをデータベース(50)から取得し、その中継装置1(15)のIPアドレスを設定したAccess−Accept(GGSN1)を中継装置2(15')に送信する(ステップS5)。
この時、認証装置(13)は、中継装置2(15')のIPアドレスと、通信中の通信端末装置(11)のIMSIと、の組み合わせを、認証装置(13)のデータベース(50)に登録して管理することになる。
なお、認証装置(13)は、接続中の中継装置のIPアドレスをデータベース(50)から取得できない場合には、中継装置2(15')のIPアドレスを設定したAccess−Accept(GGSN2)を中継装置2(15')に送信するか、または、IPアドレスを設定せず空のAccess−Accept(空)を中継装置2(15')に送信することになる。この場合も、認証装置(13)は、中継装置2(15')のIPアドレスを認証装置(13)のデータベース(50)に登録して管理することになる。
中継装置2(15')は、Access−Accept(GGSN1)を受信すると、そのAccess−Acceptに設定されたIPアドレスが、中継装置2(15')自身のIPアドレスとは異なるIPアドレスか否かを判断し、Access−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置2(15')自身のIPアドレスとは異なるIPアドレス(GGSN1)の場合には、中継装置2(15')自身以外に接続中の中継装置が存在すると判断する。
また、中継装置2(15')は、Access−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置2(15')自身のIPアドレス(GGSN2)、または、空の場合には、中継装置2(15')自身以外に接続中の中継装置が存在しないと判断することになる。
図2の場合、Access−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置2(15')自身のIPアドレスとは異なるIPアドレス(GGSN1)であるため、中継装置2(15')は、中継装置2(15')自身以外に接続中の中継装置が存在すると判断する。そして、中継装置2(15')は、その中継装置1(15)のIPアドレスを設定したCreate PDP Context Response(GGSN1)をUMTS網制御装置(14)に送信する(ステップS6)。そして、中継装置2(15')は、接続用に確保したリソースを解放する。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN1)を受信すると、そのCreate PDP Context Response(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置2(15')のIPアドレスとは異なる別の中継装置のIPアドレスか否かを判断する。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置2(15')のIPアドレスとは異なる別の中継装置のIPアドレスである場合には、そのCreate PDP Context Response(GGSN1)に設定された接続中の中継装置1(15)のIPアドレスを基に、Create PDP Context Requestを中継装置1(15)に送信する(ステップS7)。
また、UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置2(15')のIPアドレスとは異なる別の中継装置のIPアドレスである場合には、中継装置2(15')との接続を解放することになる。
中継装置1(15)は、Create PDP Context Requestを受信すると、データ通信経路をWLAN網制御装置(12)からUMTS網制御装置(14)に切り替え、使用中のユーザIPアドレスを設定し、Create PDP Context ResponseをUMTS網制御装置(14)に送信する(ステップS8)。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Responseを受信すると、Activate PDP Context Acceptを通信端末装置(11)に送信する(ステップS9)。
通信端末装置(11)は、Activate PDP Context Acceptを受信すると、データ通信経路をWLAN網(31)からUMTS網(32)側に切り替える。
中継装置1(15)は、データ通信経路をWLAN網制御装置(12)からUMTS網制御装置(14)に切り替えた後、WLAN網(31)側のデータ通信経路を切断する(ステップS10)。
なお、図2のステップS3において、UMTS網制御装置(14)が中継装置1(15)を選択した場合を図3に示す。
この場合には、UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Requestを中継装置1(15)に送信する(ステップS3)。
中継装置1(15)は、Create PDP Context Requestを受信すると、中継装置1(15)自身のIPアドレスを設定したAccess−Requestを認証装置(13)に送信する(ステップS4)。
認証装置(13)は、Access−Requestを受信すると、そのAccess−Requestに設定されているIMSIをキーとし、認証装置(13)のデータベース(50)を検索し、既にWLAN網(31)を経由して接続中の中継装置1(15)のIPアドレスをデータベース(50)から取得し、その中継装置1(15)のIPアドレスを設定したAccess−Accept(GGSN1)を中継装置1(15)に送信する(ステップS5)。
中継装置1(15)は、Access−Accept(GGSN1)を受信すると、そのAccess−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置1(15)自身のIPアドレスとは異なるIPアドレスか否かを判断し、Access−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置1(15)自身のIPアドレスとは異なるIPアドレス(GGSN2)の場合には、中継装置1(15)自身以外に接続中の中継装置が存在すると判断する。
また、中継装置1(15)は、Access−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置1(15)自身のIPアドレス(GGSN1)、または、空の場合には、中継装置1(15)自身以外に接続中の中継装置が存在しないと判断することになる。
図3の場合、Access−Accept(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、中継装置1(15)自身のIPアドレス(GGSN1)であるため、中継装置1(15)は、中継装置1(15)自身以外に接続中の中継装置が存在しないと判断する。そして、中継装置1(15)は、その中継装置1(15)のIPアドレスを設定したCreate PDP Context Response(GGSN1)をUMTS網制御装置(14)に送信する(ステップS6)。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN1)を受信すると、そのCreate PDP Context Response(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置1(15)のIPアドレスとは異なる別の中継装置のIPアドレスか否かを判断する。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN1)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置1(15)のIPアドレスと同一の中継装置のIPアドレスである場合には、Activate PDP Context Acceptを通信端末装置(11)に送信する(ステップS9)。
また、図2のステップS5において、中継装置2(15')のIPアドレスを設定したAccess−Accept(GGSN2)を中継装置2(15')に送信するか、または、IPアドレスを設定せず空のAccess−Accept(空)を中継装置2(15')に送信した場合を図4に示す。
この場合には、Access−Accept(GGSN2、または空)に設定されたIPアドレスが、中継装置2(15')自身のIPアドレス(GGSN2)または、空であるため、中継装置2(15')は、中継装置2(15')自身以外に接続中の中継装置が存在しないと判断する。そして、中継装置2(15')は、その中継装置2(15')自身のIPアドレスを設定したCreate PDP Context Response(GGSN2)をUMTS網制御装置(14)に送信する(ステップS6)。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN2)を受信すると、そのCreate PDP Context Response(GGSN2)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置2(15')のIPアドレスとは異なる中継装置のIPアドレスか否かを判断する。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Response(GGSN2)に設定されたIPアドレスが、ステップS3においてCreate PDP Context Requestを送信した中継装置2(15')のIPアドレスと同一の中継装置のIPアドレスである場合には、Activate PDP Context Acceptを通信端末装置(11)に送信する(ステップS9)。
<UMTS網:32からWLAN網:31へのハンドオーバ>
次に、図1、図5を参照しながら、UMTS網(32)からWLAN網(31)へのハンドオーバの動作について説明する。なお、図5は、UMTS網(32)からWLAN網(31)へのハンドオーバの動作を示している。
まず、通信端末装置(11)は、3GPPの勧告に従った手順でUMTS網(32)から中継装置1(15)を経由したデータ通信経路を確立する(ステップA1)。
この時、認証装置(13)は、中継装置1(15)のIPアドレスと、通信中の通信端末装置(11)のIMSIと、の組み合わせを、認証装置(13)のデータベース(50)に登録して管理することになる。
その後、図1に示すように、通信端末装置(11)がUMTS網(32)内からWLAN網(31)内に移動し、WLAN網(31)側にデータ通信経路を確立するために、接続中のAPNと同じ値をW−APNに設定したE2E Tunnel Establishment RequestをWLAN網制御装置(12)に送信する(ステップA2)。
WLAN網制御装置(12)は、E2E Tunnel Establishment Requestを受信すると、認証装置(13)から認証データを取得する際に、UMTS網(32)側で接続中の中継装置1(15)のIPアドレスを認証装置(13)から取得する(ステップA3)。
WLAN網制御装置(12)は、ステップA3で取得した中継装置1(15)のIPアドレスを基に、Create PDP Context Requestを中継装置1(15)に送信する(ステップA4)。
中継装置1(15)は、Create PDP Context Requestを受信すると、中継装置1(15)自身のIPアドレスを設定したAccess−Requestを認証装置(13)に送信する(ステップA5)。
認証装置(13)は、Access−Requestを受信すると、そのAccess−Requestに設定されているIMSIをキーにして、認証装置(13)のデータベース(50)を検索し、既にWLAN網(31)を経由して接続中の中継装置1(15)のIPアドレスを取得し、その中継装置1(15)のIPアドレスを設定したAccess−Accept(GGSN1)を中継装置1(15)に送信する(ステップA6)。
中継装置1(15)は、Access−Accept(GGSN1)を受信すると、そのAccess−Accept(GGSN1)に中継装置1(15)自身のIPアドレスが設定されているため、使用中のユーザIPアドレスを設定したCreate PDP Context ResponseをWLAN網制御装置(12)に送信する(ステップA7)。
WLAN網制御装置(12)は、Create PDP Context Responseを受信すると、E2E Tunnel Establishment Requestを通信端末装置(11)に送信する。
中継装置1(15)は、データ通信経路をUMTS網制御装置(14)からWLAN網制御装置(12)に切り替えた後、UMTS網(32)側のデータ通信経路を切断する(ステップA9)。
このように、本実施例における通信システムは、WLAN網(31)とUMTS網(32)との間を通信端末装置(11)が移動し、それぞれの網に対してデータ通信経路を設定する手順の中で、認証装置(13)を介して接続中の中継装置のIPアドレスをWLAN網制御装置(12)とUMTS網制御装置(14)との間で引き継ぐことで、中継装置1、2(15、15')をアンカーとすることができるため、データ通信を継続させながら通信システム間のハンドオーバを実現することが可能となる。
なお、本実施例における通信システムは、WLAN網(31)と、UMTS網(32)と、のそれぞれの接続時に、接続中の中継装置のIPアドレスを、WLAN網制御装置(12)と、UMTS網制御装置(14)と、から認証装置(13)に登録することになる。
また、WLAN網制御装置(12)と、UMTS網制御装置(14)と、は、認証装置(13)から接続中の中継装置のIPアドレスを取得することになる。
なお、UMTS網(32)の接続時には、認証装置(13)に接続する前に、UMTS網制御装置(14)が、中継装置(15または15')と接続する必要がある。このため、UMTS網制御装置(14)は、中継装置(15または15')を仮選択し、その仮選択した中継装置(15または15')が、接続中の中継装置と異なる場合には、その仮選択した中継装置(15または15')からの指示により、WLAN網(31)に接続中の中継装置に再接続することになる。
なお、図2では、UMTS網制御装置(14)が仮選択した中継装置2(15')は、接続中の中継装置と異なるため、中継装置(15')は、WLAN網(31)に接続中の中継装置1(15)に再接続するための指示を、UMTS網制御装置(14)に対して行い、UMTS網制御装置(14)は、WLAN網(31)に接続中の中継装置に再接続することになる。
(第2の実施例)
次に、第2の実施例について説明する。
第1の実施例における通信システムは、図2に示すように、中継装置2(15')は、認証装置(13)からAccess−Accept(GGSN1)を受信すると、Create PDP Context RequestをUMTS網制御装置(14)に送信し(ステップS6)、UMTS網制御装置(14)と、中継装置1(15)と、の間で通信を行い(ステップS7、8)、データ通信を継続させながら通信システム間のハンドオーバを実現することにした。
第2の実施例における通信システムは、図6に示すように、中継装置2(15')は、認証装置(13)からAccess−Accept(GGSN1)を受信すると、Create PDP Context Requestを中継装置1(15)に送信し(ステップB6)、Create PDP Context Requestを受信した中継装置1(15)が、認証装置(13)から接続中の中継装置のIPアドレスを取得し(ステップB7、8)、その取得した接続中の中継装置のIPアドレスに応じたCreate PDP Context Responseを中継装置2(15')に送信し(ステップB9)、中継装置2(15')は、中継装置1(15)から受信したCreate PDP Context Responseに応じたCreate PDP Context ResponseをUMTS網制御装置(14)に送信し(ステップB10)、データ通信を継続させながら通信システム間のハンドオーバを実現することを特徴とする。
これにより、第1の実施例の通信システムと同様に、データ通信を継続させながら通信システム間のハンドオーバを実現することが可能となる。以下、図6を参照しながら、第2の実施例の通信システムについて説明する。
第2の実施例における通信システムは、図1と同様なシステムを構成し、各装置間で行う手順が異なることになる。以下、図6を参照しながら、第2の実施例における制御動作について説明する。なお、図6は、図2に示すWLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバ時の手順の一部を変更した場合の処理動作を示す図である。
第2の実施例における通信システムは、図6に示す処理動作において、ステップB1〜ステップB5までの手順は、図2に示すステップS1〜ステップS5と同様の手順で行うことになる。
次に、中継装置2(15')は、Access−Accept(GGSN1)を受信すると、そのAccess−Accept(GGSN1)に、接続中の中継装置1(15)のIPアドレスが設定されているため、Create PDP Context Requestを中継装置1(15)に送信する(ステップB6)。
中継装置1(15)は、Create PDP Context Requestを受信すると、Access-Requestを認証装置(13)に送信する(ステップB7)。
認証装置(13)は、Access-Requestを受信すると、接続中の中継装置1(15)のIPアドレスを設定したAccess−Accept(GGSN1)を中継装置1(15)に送信する(ステップB8)。
中継装置1(15)は、Access−Accept(GGSN1)を受信すると、接続中のIPアドレスが中継装置1(15)自身のIPアドレスであるため、接続中のユーザIPアドレスを設定したCreste PDP Context Responseを中継装置2(15')に送信する(ステップB9)。
中継装置2(15')は、Creste PDP Context Responseを受信すると、そのCreste PDP Context Responseに設定されているユーザIPアドレスを引継ぎ、Create PDP Context Responseに設定し、UMTS網制御装置(14)に送信する(ステップB10)。
UMTS網制御装置(14)は、Create PDP Context Responseを受信すると、Activate PDP Context Acceptを通信端末装置(11)に送信する(ステップB11)。
通信端末装置(11)は、Activate PDP Context Acceptを受信すると、データ通信経路をUMTS網(32)側に切り替える。
中継装置1(14)は、データ通信経路をWLAN網制御装置(12)からUMTS網制御装置(14)に切り替えた後、WLAN網(31)側のデータ通信経路を切断する(ステップB12)。
このように、第2の実施例における通信システムは、図2に示すWLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバ時の手順の一部を変更しても、第1の実施例の通信システムと同様に、データ通信を継続させながら通信システム間のハンドオーバを実現することが可能となる。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、上記実施例のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記実施例の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することは可能である。
例えば、上述した通信システムは、WLAN網(31)とUMTS網(32)との間の通信を行うシステムを例として説明したが、UMTS網(32)をBSS(GSM:Global System for Mobile communication/GPRS:General Packet Radio Service網)に置き換えたシステム構成でも、本実施例の技術思想を適用することは可能である。
また、GSM/EDGE:Enhanced Data GSM Environment網に置き換えたシステム構成でも、本実施例の技術思想を適用することは可能である。
また、上述した実施例における通信システムを構成する装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施例で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。また、上記実施例で説明した通信システムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。
本実施例は、以下の特徴を有することとする。なお、以下に説明する『』の中の記載は、『特許請求の範囲』と、『発明の実施の形態』と、の対応関係を明らかにするために付加したものであり、『特許請求の範囲』に記載されている発明の技術的範囲の解釈を意識的に限定するものではない。
本実施例にかかる通信システムは、
第1の通信網『31』を制御する第1の制御装置『12』と、第2の通信網『32』を制御する第2の制御装置『14』と、前記第1の制御装置『12』と前記第2の制御装置『14』とに接続する中継装置『15、15'』と、前記中継装置『15、15'』を管理する認証装置『13』と、を有して構成される通信システムであって、
前記認証装置『13』は、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との少なくとも一方の通信網『31、32』に接続中の中継装置『15、15'』を管理する管理手段『50』を有し、
前記管理手段『50』で管理している接続中の中継装置『15、15'』を前記第1の制御装置『12』と前記第2の制御装置『14』との間で引き継ぎ、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第1の制御装置『12』は、前記認証装置『13』と接続しており、
前記第2の制御装置『14』は、前記中継装置『15、15'』を介して前記認証装置『13』と接続しており、
前記第2の制御装置『14』は、当該第2の制御装置『14』と接続する中継装置『例えば、15'』を選択し、該選択した中継装置『15'』が第1の通信網『31』と接続中の中継装置『例えば、15』と異なる場合には、当該選択した中継装置『15'』からの指示により、第1の通信網『31』と接続中の中継装置『15』と接続し、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第2の制御装置『14』は、
当該第2の制御装置『14』と接続する中継装置『15'』を選択し、該選択した中継装置『15'』に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い『Create PDP Context Request:S3』、
前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15'』は、
前記認証装置『13』の管理手段『50』から接続中の中継装置『15』の情報を取得し『Access−Request:S4、Access−Accept(GGSN1):S5』、前記接続中の中継装置『15』の情報を前記第2の制御装置『14』に通知し『Create PDP Context Response(GGSN1):S6』、
前記第2の制御装置『14』は、
前記引き継ぎ要求を行った中継装置『15'』から前記接続中の中継装置『15』の情報が通知された場合に『Create PDP Context Response(GGSN1):S6』、前記接続中の中継装置『15』と接続し、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第2の制御装置『14』は、
前記接続中の中継装置『15』の情報が通知された場合に『Create PDP Context Response(GGSN1):S6』、前記接続中の中継装置『15』に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い『Create PDP Context Request:S7』、
前記接続中の中継装置『15』は、
通信網の引き継ぎ要求を受付けた場合に『Create PDP Context Request:S7』、通信経路を前記第1の制御装置『12』から前記第2の制御装置『14』に切り替え、前記第2の制御装置『14』に対し、前記引き継ぎ要求の応答を行い『Create PDP Context Response:S8』、
前記第2の制御装置『14』は、
前記引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に『Create PDP Context Response:S8』、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15'』は、
前記接続中の中継装置『15』の情報が、当該引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15'』自身の情報と異なる場合に、前記接続中の中継装置『15』の情報を前記第2の制御装置『14』に通知することを特徴とする『Create PDP Context Response(GGSN1):S6』。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第1の制御装置『12』は、
前記認証装置『13』の管理手段『50』から接続中の中継装置『15』の情報を取得し『Retrieving Authentication,Authorization and GGSN IP:A3』、前記接続中の中継装置『15』に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い『Create PDP Context Request:A4』、
前記接続中の中継装置『15』は、
通信網の引き継ぎ要求を受付けた場合に『Create PDP Context Request:A4』、前記認証装置『13』の管理手段『50』から接続中の中継装置『15』の情報を取得し『Access−Request:A5、Access−Accept(GGSN1):A6』、該取得した接続中の中継装置『15』の情報が、当該引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15』自身の情報と同一の場合に、前記第1の制御装置『12』に対し、通信網の引き継ぎ要求の応答を行い『Create PDP Context Response:A7』、
前記第1の制御装置『12』は、
前記引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に『Create PDP Context Response:A7』、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第1の制御装置『12』は、前記認証装置『13』と接続しており、
前記第2の制御装置『14』は、前記中継装置『15、15'』を介して前記認証装置『13』と接続しており、
前記第2の制御装置『14』は、
当該第2の制御装置『14』と接続する中継装置『例えば、15'』を選択し、該選択した中継装置『15'』に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い『Create PDP Context Request:B3』、
前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15'』は、
前記認証装置『13』の管理手段『50』から接続中の中継装置『15』の情報を取得し『Access−Request:B4、Access−Accept(GGSN1):B5』、前記接続中の中継装置『15』に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い『Create PDP Context Request:B6』、
前記接続中の中継装置『15』は、
前記通信網の引き継ぎ要求を受付けた場合に『Create PDP Context Request:B6』、前記認証装置『13』の管理手段『50』から接続中の中継装置『15』の情報を取得し『Access−Request:B7、Access−Accept(GGSN1):B8』、該取得した接続中の中継装置『15』の情報が、当該引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15』自身の情報と同一の場合に、前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15'』に対し、通信網の引き継ぎ要求の応答を行い『Create PDP Context Response:B9』、
前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置『15'』は、
前記通信網の引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に『Create PDP Context Response:B9』、前記第2の制御装置『14』に対し、前記通信網の引き継ぎ要求の応答を行い『Create PDP Context Response:B10』、
前記第2の制御装置『14』は、
前記引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に『Create PDP Context Response:B10』、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第1の通信網『31』は、WLAN網であり、前記第2の通信網『32』は、UMTS網であることを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信システムにおいて、
前記第1の通信網『31』は、WLAN網であり、前記第2の通信網『32』は、GSM/GPRS網であることを特徴とする。
また、本実施例にかかる通信方法は、
第1の通信網『31』を制御する第1の制御装置『12』と、第2の通信網『32』を制御する第2の制御装置『14』と、前記第1の制御装置『12』と前記第2の制御装置『14』とに接続する中継装置『15、15'』と、前記中継装置『15、15'』を管理する認証装置『13』と、を有して構成される通信システムで行う通信方法であって、
前記認証装置『13』は、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との少なくとも一方の通信網『31、32』に接続中の中継装置『15、15'』を管理する管理手段『50』を有し、
前記管理手段『50』で管理している接続中の中継装置『15、15'』を前記第1の制御装置『12』と前記第2の制御装置『14』との間で引き継ぎ、第1の通信網『31』と第2の通信網『32』との間の通信を継続することを特徴とする。
本発明にかかる通信システム、通信方法は、移動通信事業が、3G携帯電話のサービス強化し、WLAN網とUMTS網とのハンドオーバを行うことが可能なサービスに適用可能である。
本実施例の通信システムのシステム構成を示す図である。 本実施例の通信システムにおける一連の処理動作を示すシーケンスチャートであり、WLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバの第1の動作例を示す。 本実施例の通信システムにおける一連の処理動作を示すシーケンスチャートであり、WLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバの第2の動作例を示す。 本実施例の通信システムにおける一連の処理動作を示すシーケンスチャートであり、WLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバの第3の動作例を示す。 本実施例の通信システムにおける一連の処理動作を示すシーケンスチャートであり、UMTS網(32)からWLAN網(31)へのハンドオーバの動作例を示す。 第2の実施例の通信システムにおける一連の処理動作を示すシーケンスチャートであり、WLAN網(31)からUMTS網(32)へのハンドオーバの動作例を示す。
符号の説明
11 通信端末装置:UE(User Equipment)
12 WLAN網制御装置:TTG(Tunnel Terminating Gateway)
13 認証装置:AAA Server
14 UMTS網制御装置:SGSN(Serving GPRS Support Node)
15 中継装置1:GGSN(Gateway GPRS Support Node)1
15' 中継装置2:GGSN(Gateway GPRS Support Node)2
31 WLAN網
32 UMTS網
41 PDN(Packet Data Network)
21、22、23、24、24'、25、25'、26、26'、27、27' インタフェース

Claims (8)

  1. 第1の通信網を制御する第1の制御装置と、第2の通信網を制御する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とに接続する中継装置と、前記中継装置を管理する認証装置と、を有して構成される通信システムであって、
    前記第1の制御装置は、前記認証装置と接続しており、
    前記第2の制御装置は、前記中継装置を介して前記認証装置と接続しており、
    前記第2の制御装置は、当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置が第1の通信網と接続中の中継装置と異なる場合には、当該選択した中継装置からの指示により、第1の通信網と接続中の中継装置と接続し、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする通信システム。
  2. 前記認証装置は、第1の通信網と第2の通信網との少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を管理する管理手段を有し、
    前記第2の制御装置は、
    当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い、
    前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置は、
    前記認証装置の管理手段から接続中の中継装置の情報を取得し、前記接続中の中継装置の情報を前記第2の制御装置に通知し、
    前記第2の制御装置は、
    前記引き継ぎ要求を行った中継装置から前記接続中の中継装置の情報が通知された場合に、前記接続中の中継装置と接続し、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする請求項記載の通信システム。
  3. 前記第2の制御装置は、
    前記接続中の中継装置の情報が通知された場合に、前記接続中の中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い、
    前記接続中の中継装置は、
    通信網の引き継ぎ要求を受付けた場合に、通信経路を前記第1の制御装置から前記第2の制御装置に切り替え、前記第2の制御装置に対し、前記引き継ぎ要求の応答を行い、
    前記第2の制御装置は、
    前記引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする請求項記載の通信システム。
  4. 前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置は、
    前記接続中の中継装置の情報が、当該引き継ぎ要求を受付けた中継装置自身の情報と異なる場合に、前記接続中の中継装置の情報を前記第2の制御装置に通知することを特徴とする請求項2または3記載の通信システム。
  5. 第1の通信網を制御する第1の制御装置と、第2の通信網を制御する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とに接続する中継装置と、前記中継装置を管理する認証装置と、を有して構成される通信システムであって、
    前記認証装置は、第1の通信網と第2の通信網との少なくとも一方の通信網に接続中の中継装置を管理する管理手段を有し、
    前記第1の制御装置は、前記認証装置と接続しており、
    前記第2の制御装置は、前記中継装置を介して前記認証装置と接続しており、
    前記第2の制御装置は、
    当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い、
    前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置は、
    前記認証装置の管理手段から接続中の中継装置の情報を取得し、前記接続中の中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求を行い、
    前記接続中の中継装置は、
    前記通信網の引き継ぎ要求を受付けた場合に、前記認証装置の管理手段から接続中の中継装置の情報を取得し、該取得した接続中の中継装置の情報が、当該引き継ぎ要求を受付けた中継装置自身の情報と同一の場合に、前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置に対し、通信網の引き継ぎ要求の応答を行い、
    前記引き継ぎ要求を受付けた中継装置は、
    前記通信網の引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に、前記第2の制御装置に対し、前記通信網の引き継ぎ要求の応答を行い、
    前記第2の制御装置は、
    前記引き継ぎ要求の応答を受付けた場合に、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする通信システム。
  6. 前記第1の通信網は、WLAN網であり、前記第2の通信網は、UMTS網であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の通信システム。
  7. 前記第1の通信網は、WLAN網であり、前記第2の通信網は、GSM/GPRS網であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の通信システム。
  8. 第1の通信網を制御する第1の制御装置と、第2の通信網を制御する第2の制御装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置とに接続する中継装置と、前記中継装置を管理する認証装置と、を有して構成される通信システムで行う通信方法であって、
    前記第1の制御装置は、前記認証装置と接続しており、
    前記第2の制御装置は、前記中継装置を介して前記認証装置と接続しており、
    前記第2の制御装置は、当該第2の制御装置と接続する中継装置を選択し、該選択した中継装置が第1の通信網と接続中の中継装置と異なる場合には、当該選択した中継装置からの指示により、第1の通信網と接続中の中継装置と接続し、第1の通信網と第2の通信網との間の通信を継続することを特徴とする通信方法。
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