JP4735068B2 - 通信システム、通信方法及び通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、信システム、通信方法及び通信装置に関し、例えば、Web(World Wide Web)環境上のAP(Application:アプリケーションソフトウェア)を提供するWeb−APサーバ環境と、VoIP(Voice Over Internet Protocol)を実現する代表的なプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)によるVoIPサーバ環境(SIPサーバ環境)とを統合したWeb−VoIP融合型AP環境において、SIP−APサーバにレプリケーション機能を提供するための方式に関するものである。
近年、Webアプリケーションなどを開発する際に、アプリケーションサーバを利用したシステム構築が広く行なわれている。例えば、Java環境におけるアプリケーションサーバ技術はJ2EE(Java 2 Platform,Enterprise Edition)等が定義されている。
また、インターネットを利用したサービスとして、SIP(Session Initiation Protocol)を利用したVoIP(Voice Over IP)なども広く利用されている。
一般に、これらのアプリケーションは独立して開発されることが多いが、複数のネットワークプロトコルを利用したアプリケーションを同時に制御することにより、付加価値の高い統合させたアプリケーションを提供することができるWeb−AP・SIP−AP統合サーバがある。
図2は、従来のWeb−APサーバとSIP−APサーバとを統合したWeb−AP・SIP−AP統合サーバの代表的な機能構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、従来のWeb−AP・SIP−AP統合サーバ2は、Web−AP3及びSIP−AP4を、Servletコンテナ5及び11として実装し、既存のWeb−APサーバ上にSIPをベースとしたSIP−APサーバ機能を融合させた構成である。
SIP servletに関する仕様は非特許文献1に開示されるものを適用することができ、また、SIP−Servletのレプリケーション機能はSIP Servletの仕様に基づいて実装される。このSIP Servletのレプリケーション機能により、ホストが障害発生した場合でも、別のホストがSIPセッションのレプリカに基づいてSIPセッションを継続することができる。
また、Web−APサーバのレプリケーション機能は、種々の方式があるが、代表的には、2つ以上のWeb−APサーバ間でHTTPセッション情報の同期を取る(HTTPセッションのレプリカを生成する)ことによって実現されている。非特許文献2では、例えばTomcatにおけるレプリケーション機能が開示されている。
The Java Community Process(SM) Program−JSRs:Java Specification Requests−Detail JSR#116,[Online],Java Community Process,[2005年5月6日検索],<URL:http://www.jcp.org/en/jsr/detail?id=116> The Apache Jakarta Tomcat5 Servlet/JSR Container,[Online],The Apache Jakarta Project,[2005年5月6日検索],<URL:http://jakarta.apache.org/tomcat/tomcat−5.0−doc/cluster−howto.html>
上述したように、Web−AP・SIP−AP統合サーバは、Web−APサーバとSIP−APサーバとが統合したものである。
しかしながら、SIP−APサーバのレプリケーション機能は、Web−APサーバが提供するレプリケーション機能とは別に存在している。そのため、Web−VoIP融合型AP環境に、それぞれ異なる2つのレプリケーション機能が存在することとなり、それぞれのレプリケーション機能を作用させることとなり、効率的なものではなかった。また、それぞれのレプリケーション機能は相互に独立したものであるため、互いにそれぞれのレプリケーション機能を利用・コントロールすることが困難であった。
そこで、複数のネットワークプロトコルのそれぞれを利用したそれぞれのアプリケーションを相互に関連付けた融合アプリケーションを提供するサーバにおいて、それぞれのレプリケーション機能を有効に利用し、効率的なレプリケーションを実現することができる信システム、通信方法及び通信装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の通信システムは、第1サーバ及び第2サーバと、第1サーバ及び第2サーバと接続する記憶装置とを有する通信システムにおいて、第1サーバは、第1処理部、第2処理部、第1管理部、第2管理部、設定部、レプリカ生成部、登録部を有し、第2サーバは、取得部、処理部を有し、第1サーバにおいて、第1処理部が、受信したHTTPに係る信号に対応する処理を行い、第2処理部が、受信したSIPに係る信号に対応する処理を行い、第1管理部が、HTTPに係る処理を管理し、第2管理部が、SIPに係る処理を管理し、設定部が、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定し、レプリカ生成部が、HTTPに係る処理の情報のレプリカを生成し、その生成したレプリカを前記第2サーバとの間で同期し、登録部が、レプリカ生成部により生成されたレプリカの第1識別情報と、当該HTTPに係る処理の情報に設定したSIPに係る処理を一意に特定する第2識別情報とを対応付けて記憶装置に格納し、記憶装置は、レプリカの第1識別情報と、SIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶するものであり、第2サーバにおいて、取得部は、SIPに係る信号を受信したときに、記憶装置から、SIPに係る信号に含まれる第2識別情報に対応するレプリカの第1識別情報を取得し、取得したレプリカの第1識別情報に対応するHTTPに係る処理の情報を取得し、取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行い、処理部は、取得部により復元されたSIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行うことを特徴とする。
第2の本発明の通信方法は、第1サーバ及び第2サーバと、第1サーバ及び第2サーバに接続する記憶装置とを有する通信システムの通信方法において、第1サーバは、第1処理部、第2処理部、第1管理部、第2管理部、設定部、レプリカ生成部、登録部を有し、第2サーバは、取得部、処理部を有し、第1サーバにおいて、第1処理部が、受信したHTTPに係る信号に対応する処理を行い、第2処理部が、受信したSIPに係る信号に対応する処理を行い、第1管理部が、HTTPに係る処理を管理し、第2管理部が、SIPに係る処理を管理し、設定部が、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定し、レプリカ生成部が、HTTPに係る処理の情報のレプリカを生成し、その生成したレプリカを第2サーバとの間で同期し、登録部が、レプリカ生成部により生成されたレプリカの第1識別情報と、当該HTTPに係る処理の情報に設定したSIPに係る処理を一意に特定する第2識別情報とを対応付けて記憶装置に格納し、記憶装置は、レプリカの第1識別情報と、SIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶し、第2サーバにおいて、取得部は、SIPに係る信号を受信したときに、記憶装置から、SIPに係る信号に含まれる第2識別情報に対応するレプリカの第1識別情報を取得し、取得したレプリカの第1識別情報に対応するHTTPに係る処理の情報を取得し、取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行い、処理部は、取得部により復元されたSIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行うことを特徴とする。
第3の本発明の通信装置は、他の通信装置との間で、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定された当該HTTPに係る処理の情報のレプリカの同期を他の通信装置との間で行うものであり、レプリカの第1識別情報とSIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶する記憶装置と接続する通信装置において、SIPに係る信号を受信したときに、記憶装置から、SIPに係る信号に含まれる第2識別情報に対応するレプリカの前記第1識別情報を取得し、取得したレプリカの第1識別情報に対応するHTTPに係る処理の情報を取得し、取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行う取得部と、取得部により復元されたSIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行う処理部とを備えることを特徴とする。
第4の本発明の通信方法は、他の通信装置との間で、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定された当該HTTPに係る処理の情報のレプリカの同期を他の通信装置との間で行うものであり、レプリカの第1識別情報とSIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶する記憶装置と接続する通信装置の通信方法において、通信装置は、取得部と処理部とを有し、取得部が、SIPに係る信号を受信したときに、記憶装置から、SIPに係る信号に含まれる第2識別情報に対応するレプリカの第1識別情報を取得し、取得したレプリカの第1識別情報に対応するHTTPに係る処理の情報を取得し、取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行い、処理部は、取得部により復元されたSIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、複数のネットワークプロトコルのそれぞれを利用したそれぞれのアプリケーションを相互に関連付けたアプリケーションを提供するサーバにおいて、それぞれのレプリケーション機能を有効に利用し、効率的なレプリケーションを実現することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の通信システム、通信方法及び通信装置の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、例えばTomcat、WebLogicなどに代表されるWebアプリケーションサーバ環境上において、SIPをベースとしたSIPアプリケーションサーバ機能を統合した統合サーバに、本発明の通信システム、通信方法及び通信装置を適用した場合を示す。
(A−1)第1の実施形態の構成
図3は、本実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態の通信システム1は、ホストA10−1、ホストB10−2、ロードバランサ20、データベース30を少なくとも有する。
また、ホストA10−1及びホストB10−2はそれぞれ、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−1及び100−2を有する。なお、図3では、2台のホストA10−1及びホストB10−2を有する場合を示すが、3台以上としても良い。
ホストA10−1は、Web−AP・SIP−AP統合サーバ100−1が動作するホストコンピュータである。また、ホストB10−2は、Web−AP・SIP−AP統合サーバ100−2が動作するホストコンピュータである。ホストA10−1とホストB10−2とは、それぞれ対になりクラスタを構成するものである。
Web−AP・SIP−AP統合サーバ100−1及び100−2は、ホストA10−1及びホストB10−2で動作するものであり、所定のWebアプリケーションに係るサービスとSIPに基づく音声通信サービスとを融合させたサービスを提供するものである。なお、Web−AP・SIP−AP統合サーバ100−1及び100−2はそれぞれ対応する機能構成を備えるものである。
ロードバランサ20は、HTTPプロトコルとSIPプロトコルとの両方に対応可能なものであり、ホストA10−1とホストB10−2との間の負荷を分散する負荷分散装置である。ロードバランサ20は、接続するネットワークからSIPに係る初期リクエストを受け取ると、その初期リクエストをホストA10−1あるいはホストB10−2に配送するものである。
データベース30は、SIPセッションのレプリケーション情報を保持するデータベースである。データベース30は、ホストA10−1及びホストB10−2からアクセス可能であるとする。本実施形態では、データベース30は、SIPセッションのダイアログIDとHTTPセッションIDとを関連付けて、またアプリケーションセッションIDとHTTPセッションIDとを関連付けて保持する。これにより、どのホスト10からのアクセスでも、SIPセッションを復元できる。
図1は、レプリケーション機能を有するWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100(100−1及び100−2)の内部機能を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100は、HTTPレプリケーションエンジン110、HTTPServletコンテナ120、HTTPセッションマネージャ130、HTTPセッション140、SIPServletコンテナ150、SIPServletコンテキスト160、SIPセッションマネージャ170、SIPレプリケーションマネージャ180を有する。
HTTPレプリケーションエンジン110は、HTTPServletコンテナ120と連携し、生成したHTTPセッション140のレプリカを生成するレプリケーション機能を行うコンポーネントである。すなわち、HTTPレプリケーションエンジン110は、HTTPセッションのレプリカの生成処理を実行するものである。なお、詳細な動作は後述するが、本実施形態では、HTTPセッションの属性情報にSIPセッションを格納するものとし、HTTPレプリケーションエンジン110が、HTTPセッションのレプリカ生成時に、HTTPセッションのレプリカを生成することで、SIPセッションのレプリカも生成することができる。
HTTPServletコンテナ120は、HTTPアプリケーション(HTTPコンテキスト)を管理するコンポーネントである。HTTPServletコンテナ120は、受信したHTTPリクエストに応じて対応するHTTPアプリケーションを生成し、そのHTTPアプリケーションを動作させるものである。また、HTTPServletコンテナは、HTTPアプリケーションの削除なども管理するものである。
HTTPセッションマネージャ130は、HTTPセッション140を管理するコンポーネントである。HTTPセッションマネージャ130は、HTTPセッション140の生成、削除などして、HTTPセッション140を管理するための機能を提供する。
HTTPセッション140は、HTTPのセッション情報を管理するコンポーネントである。HTTPセッション140は、一連のHTTPのリクエストを1つの意味のあるまとまりとして扱うための機能を提供する。
SIP Servletコンテナ150は、SIPアプリケーション(SIPコンテキスト)を管理するコンポーネントである。SIP Servletコンテナ150は、SIPアプリケーションの生成、削除などの管理機能を提供する。
SIP Servletコンテキスト160は、SIPアプリケーションの内部状態を保持するコンポーネントである。SIP Servletコンテキスト160は、複数のSIP Servletを保持することができる。また、SIP Servletは、SIP Servletコンテキスト160の内部状態に従って実行されるものである。
SIPセッションマネージャ170は、SIPのセッション(SIPセッション及びSIPアプリケーションセッション)を管理するコンポーネントである。SIPセッションマネージャ170は、受信したSIPのセッションに基づいて、SIP Servletコンテキスト160に対して、SIPのセッションを生成させたり、削除させたりするものである。また、SIPセッションマネージャ170は、SIPレプリケーションマネージャ180に対して、SIPセッションの取得、登録、削除や、SIPアプリケーションセッションの取得、登録、削除を要求するものである。
SIPレプリケーションマネージャ180は、SIPのセッションのレプリカを管理するコンポーネントである。SIPレプリケーションマネージャ180は、SIPセッションマネージャ170からの要求を受けて、SIPセッションの取得、登録、削除や、SIPアプリケーションセッションの取得、登録、削除を実行するものである。
続いて、SIPレプリケーションマネージャ180の機能について説明する。図4は、SIPレプリケーションマネージャ180の機能構成と、HTTPセッションマネージャ130及びHTTPセッション140との関係を示す図である。
図4に示すように、本実施形態のSIPレプリケーションマネージャ180は、SIPセッション取得部181、SIPセッション登録部182、SIPセッション削除部183、SIPアプリケーションセッション取得部184、SIPアプリケーションセッション登録部185、SIPアプリケーションセッション削除部186を少なくとも有する。
SIPセッション取得部181は、SIPセッションに含まれているダイアログID(ダイアログを識別するID)を与えて、SIPセッションのレプリカを取得するためのモジュールである。
SIPセッション登録部182は、SIPセッションを与えて、そのレプリカを生成させるために、SIPセッションを登録するためのモジュールである。
SIPセッション削除部183は、ダイアログIDを与えて、SIPセッションのレプリカを削除するためのモジュールである。
SIPアプリケーションセッション取得部184は、アプリケーションセッションIDを与えて、SIPアプリケーションセッションのレプリカを取得するためのモジュールである。
SIPアプリケーションセッション登録部185は、SIPアプリケーションセッションを与えて、そのレプリカを生成させるために、SIPアプリケーションセッションを登録するためのモジュールである。
SIPアプリケーションセッション削除部186は、アプリケーションセッションIDを与えて、SIPアプリケーションセッションのレプリカを削除するためのモジュールである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、本発明のサーバにおける動作について図面を参照して説明する。
以下では、まず、SIPセッションの登録動作について、SIPの初期リクエストを受信した場合の動作、SIPの初期リクエストに対するSIPレスポンスを受信した場合の動作、後続するSIPリクエストを受信した場合の動作、及び、後続するSIPリクエストに対するSIPレスポンスを受信した場合の動作に分けて説明する。
また、上記の各SIPセッションの登録動作について説明した後に、SIPアプリケーションセッションを削除する動作、SIPセッションを削除する動作、及びフェイルオーバしてSIPセッションを取得する動作について説明する。
ここで、本実施形態におけるSIPセッション及びSIPアプリケーションセッションについて説明する。
SIPセッションとは、2つのUA(User Agent)間のダイアログ、あるいはダイアログを確立する前の関係を表現するものである。図5は、利用者が利用するソフトフォンのUAとサーバ上のUAとの2つのUA間での呼シーケンスを示し、ここでなされる一連のメッセージは1つのSIPセッション(ダイアログ)として取り扱う。
例えば、図6は、図5のF1でUA(ソフトフォン)が送出するINVITEメッセージの例であり、図7は、図5のF7でUA(ソフトフォン)が送出する200OKメッセージの例である。これらのメッセージが1つのSIPセッションで取り扱われる。
また、ダイアログ(ダイアログID)は、SIPメッセージのCall−ID、Fromのtagパラメータ、Toのtagパラメータで一意に特定することができる。
例えば、図7の200OKメッセージにおける「Call−ID:a84b4c76e66710@pc33.atlanta.com」、「From tag:1928301774」、「To tag:a6c85cf」によって、ダイアログ(ダイアログID)は一意に特定できる。なお、F3〜F7までのメッセージはすべて同じCall−ID、From tag、To tagを持つ。ただし、初期リクエストF1とその100応答F2は例外としてこれらを持たない。
SIPアプリケーションセッションは、アプリケーションのデータを保持し、複数のSIPセッション(厳密にはSIPセッションだけでなく、HTTPセッションなど別のプロトコルのセッションでもよい)を関連付けるためのものである。図8は、2つのソフトフォンのUAと、サーバ上のUAとの間の呼接続シーケンスを示す。ただし、サーバ上のUAはB2BUA(Back to Back User Agent)として動作するものとする。図5では、1つのSIPセッションのみであるが、図8に示すように2つのSIPセッションを関連付け、保持する。
以下では、まず、SIPセッションを登録する動作について説明する。
(A−2−1)SIPセッションの登録動作
本実施形態において、SIPセッションを登録する動作は、SIPセッションが生成あるいは更新される場合に行われる。
SIPセッションをHTTPセッションの属性に格納(厳密にはそのSIPセッションを保持しているSIPアプリケーションセッションを格納)することによって、Web−APサーバが提供するHTTPセッションレプリケーション機能を利用して、SIPセッションのレプリカを生成する。
このとき、通常SIPセッションはレプリケーション可能なオブジェクトではないため、レプリケーション可能なオブジェクトヘ変換したものが、HTTPセッションの属性へ格納される。
Web−APサーバの提供するレプリケーション機能によって、HTTPセッションのレプリカを生成すれば、自動的にSIPセッションのレプリカも生成されることとなる。
また、同時にデータベースにダイアログIDとHTTPセッションID、アプリケーションセッションIDとHTTPセッションIDの関連付け情報を格納しておくことによって、どのホストからもそれらの情報が取得できる。さらにデータベースを参照できればフェイルオーバ時に、どのWeb−AP・SIP−AP融合サーバからでもSIPのセッションを復元できる。
ここで、SIPセッションの登録動作におけるレプリケーション機能を動作させるタイミングは、例えば、図8のシーケンスにおいては、F15の後:180 F15の処理が終了した時点、F17の後:200 F17の処理が終了した時点、F18の後:20 F18の処理(INVITE F11)が終了した時点、F19の後:ACK F19の処理が終了した時点、F23の後:200 F23の処理が終了した時点、F24の後:F24の処理(BYE F21)が終了した時点に行われる。
(A−2−1−1)SIPの初期リクエストを受信した場合の登録動作
図9は、SIPの初期リクエストを受信した場合の、SIPセッション登録動作を示すシーケンスである。
まず、ロードバランサ20がネットワークを通じてSIPの初期リクエストを受信すると、ロードバランサ20は、ホストA10−1のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−1にSIPの初期リクエストをフォワードする(S101)。なお、ホストB10−2にフォワードする場合も同様に、ロードバランサ20はホストB10−2に初期リクエストを与える。
ロードバランサ20から初期リクエストを受信すると、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−1において、SIPの初期リクエストはSIPセッションマネージャ170に与えられる(S102)。
SIPセッションマネージャ170は、SIPの初期リクエストを受け取ると、SIPのセッション(SIPセッション及びSIPアプリケーションセッション)を生成する。そして、SIPセッションマネージャ170は、SIPリクエストをSIP Servletコンテキスト160へフォワードする(S103)。
SIPリクエストが与えられると、SIP Servletコンテキスト160は、そのSIPリクエストを適切なSIP Servletヘフォワードする。そして、SIP Servletは、そのSIPリクエストに対する処理を行う(S104)。これにより、SIPリクエストに対する処理を行うことができる。
一方、SIPセッションマネージャ170は、S103でSIPセッションを生成すると、その生成したSIPセッションをSIPレプリケーションマネージャ180のSIPセッション登録部182に与える(S105)。これにより、当該SIPの初期リクエストに係るSIPセッションの登録をさせることができる。
SIPセッションマネージャ170からSIPセッションが与えられると、SIPセッション登録部182は、そのSIPセッションからSIPアプリケーションセッションを取得し、そのSIPアプリケーションセッションをSIPアプリケーションセッション登録部185へ与える(S106)。
SIPセッション登録部182からSIPアプリケーションセッションが与えられると、SIPアプリケーションセッション登録部185は、HTTPセッションマネージャ130から新規のHTTPセッションを取得する(S107)。このとき、すでにSIPアプリケーションセッションに対応するHTTPセッションが存在する場合はその存在するHTTPセッションを取得する。
ここで、HTTPセッションを取得する方法は、SIPアプリケーションセッション取得部184が、当該SIPアプリケーションセッションのSIPアプリケーションID(ダイアログID)をキーとして、HTTPセッションIDをデータベース30を検索する。
そして、SIPアプリケーション取得部184が、その検索したHTTPセッションIDをHTTPセッションマネージャ130に与えて、そのHTTPセッションIDに対応するHTTPセッション140をHTTPセッションマネージャ130から取得する。
SIPアプリケーションセッション登録部185は、SIPアプリケーションセッションをレプリケーション可能なオブジェクトヘ変換し、取得したHTTPセッションの属性に設定する(S108)。
ここで、SIPアプリケーションセッションをレプリケーション可能なオブジェクトヘ変換するとき、SIPアプリケーションセッションが保持しているすべてのオブジェクトもレプリケーション可能なオブジェクトヘ変換する。例えば、SIPセッション、SIPリクエスト、SIPレスポンスなどをレプリケーション可能なオブジェクトに変換する。
SIPセッションをHTTPセッションの属性に設定すると、SIPアプリケーションセッション登録部185は、HTTPセッションマネージャ130に対して、S107で取得したHTTPセッションの同期を取るように要求する(S109)。すなわち、HTTPレプリケーションエンジン110は、SIPセッションを属性情報としてもつHTTPセッションのレプリカを生成する。
そして、SIPアプリケーションセッション登録部185は、データベース30にSIPアプリケーションセッションのセッションIDと、S107で取得したHTTPセッションのセッションIDとを対応付けて格納する(S110)。
また、SIPアプリケーションセッション登録部185は、データベース30にSIPセッションのダイアログIDと、S107で取得したHTTPセッションのセッションIDとを対応付けて格納する(S111)。このとき、SIPアプリケーションセッションが複数のSIPセッションを保持する場合は、SIPセッションの数だけ、この処理を繰り返す。
(A−2−1−2)SIPの初期リクエストに対するSIPレスポンスを受信した場合の登録動作
図10は、SIPの初期リクエストに対するSIPレスポンスを受信した場合の登録動作を示すシーケンス図である。
まず、ロードバランサ20がSIPレスポンスを受信すると、ロードバランス20は、SIPレスポンスをホストA10−1のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−1へフォワードする(S201)。ホストB10−2にフォワードする場合も同様である。
ロードバランス20からSIPレスポンスが与えられると、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−1において、SIPレスポンスはSIPセッションマネージャ170にフォワードされる(S202)。
SIPレスポンスがSIPセッションマネージャ170に与えられると、SIPセッションマネージャ170は、そのSIPレスポンスに対応するSIPセッションを取得する。なお、ここで、取得するSIPセッションは、SIPレスポンスに対応するSIPリクエストの送信時に生成されているものである。そして、SIP Servletコンテキスト160へSIPレスポンスをフォワードする(S203)。
SIP Servletコンテキスト160はSIPレスポンスを適切なSIP Servletヘフォワードする。SIP Servletはレスポンスを処理する(S204)。
一方、SIPセッションマネージャ170は、S203で取得したSIPセッションをSIPレプリケーションマネージャ180のSIPセッション登録部182に与える(S205)。
SIPセッションマネージャ170からSIPセッションを受け取ると、SIPセッション登録部182は、そのSIPセッションからSIPアプリケーションセッションを取得し、そのSIPアプリケーションセッションをSIPアプリケーションセッション登録部185に与える(S206)。
SIPアプリケーションセッションを受け取ると、SIPアプリケーションセッション登録部185は、HTTPセッションマネージャ130から新規のHTTPセッションを取得する(S207)。このとき、すでにSIPアプリケーションセッションに対応するHTTPセッションが存在する場合はそのHTTPセッションを取得する。
SIPアプリケーションセッション登録部185は、SIPアプリケーションセッションをレプリケーション可能なオブジェクトヘ変換し、HTTPセッションの属性に設定する(S208)。
ここで、SIPアプリケーションセッションをレプリケーション可能なオブジェクトヘ変換するとき、SIPアプリケーションセッションが保持しているすべてのオブジェクトもレプリケーション可能なオブジェクトヘ変換する。
SIPアプリケーションセッション登録部185は、HTTPセッションマネージャ130に、S207で取得したHTTPセッションの同期を取るように要求する(S209)。
そして、SIPアプリケーションセッション登録部185は、データベース30にSIPアプリケーションセッションのセッションIDと、S207で取得したHTTPセッションのセッションIDとを対応付けて格納する(S210)。
また、SIPアプリケーションセッション登録部185は、データベース30にSIPセッションのダイアログIDと、S207で取得したHTTPセッションのセッションIDとを対応付けて格納する(S211)。
このとき、SIPアプリケーションセッションが複数のSIPセッションを保持する場合は、SIPセッションの数だけ、この処理を繰り返す。
(A−2−1−3)後続SIPリクエストを受信した場合の動作
図11は、後続SIPリクエストを受信した場合の登録動作を示すシーケンス図である。
まず、ロードバランサ20が後続SIPリクエストを受信すると、ロードバランサ20は、ホストA10−1のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−1へフォワードする(S301)。ホストB10−2にフォワードする場合も同様である。
ロードバランサ20から後続SIPリクエストが与えられると、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−1において、SIPリクエストはSIP−セッションマネージャ170ヘフォワードされる(S302)。
SIPセッションマネージャ170は、SIPのセッションを取得し、SIP Servletコンテキスト160へSIPリクエストをフォワードする(S303)。このとき、SIPセッションは既に生成されている。
SIP Servletコンテキスト160は、SIPリクエストを適切なSIP Servletヘフォワードする。SIP Servletはリクエストを処理する(S304)。
一方、SIPセッションマネージャ170は、S303で取得したSIPセッションをSIPレプリケーションマネージャ180のSIPセッション登録部182に与える(S305)。
SIPセッション登録部182は、SIPセッションからSIPアプリケーションセッションを取得し、SIPアプリケーションセッション登録部185に与える(S306)。
SIPアプリケーションセッション登録部185は、HTTPセッションマネージャ130からHTTPセッションを取得する(S307)。
ここで、HTTPセッションの取得方法は、データベース30からSIPアプリケーションセッションIDをキーとして、HTTPセッションのIDを取得する。そして、HTTPセッションIDからHTTPセッションを取得することができる(S307)。
なお、S308以降の処理は、図9のS108〜S111の処理に対応するので詳細な説明は省略する。
(A−2−1−4)後続SIPリクエストに対するSIPレスポンスを受信した場合
図12は、後続SIPリクエストに対するSIPレスポンスを受信した場合の登録動作を示すシーケンス図である。
まず、ロードバランサ20が後続SIPレスポンスを受信すると、ロードバランサ20は、ホストA10−1のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−1へフォワードする(S401)。ホストB10−2にフォワードする場合も同様である。
ロードバランサ20からSIPレスポンスが与えられると、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−1において、SIPレスポンスはSIPセッションマネージャ170ヘフォワードする(S402)。
SIPセッションマネージャ170は、SIPレスポンスに対応するSIPセッションを取得し、SIP Servletコンテキスト160へSIPレスポンスをフォワードする(S403)。SIPセッションはSIPレスポンスに対応するSIPリクエストの送信時に生成されている。
SIP Servletコンテキスト160は、SIPレスポンスを適切なSIP Servletヘフォワードする。SIP Servletはレスポンスを処理する(S404)。
SIPセッションマネージャ170は、S403で取得したSIPセッションをSIPレプリケーションマネージャ180のSIPセッション登録部182へ渡す(S405)。
SIPセッション登録部182は、SIPセッションからSIPアプリケーションセッションを取得し、SIPアプリケーションセッション登録部185へ渡す(S406)。
SIPアプリケーションセッション登録部185は、HTTPセッションマネージャ130からHTTPセッションを取得する(S407)。ここで、HTTPセッションの取得方法は、データベース30からSIPアプリケーションセッションIDをキーとして、HTTPセッションのIDを取得する。そして、HTTPセッションIDからHTTPセッションを取得することができる(S408)。
なお、S408以降の処理は、図10のS208〜S211の処理に対応するので詳細な説明は省略する。
(A−2−2)SIPアプリケーションセッションの削除の動作
次に、SIPアプリケーションセッションを削除する動作について図13を参照して説明する。
まず、SIPアプリケーションセッションを削除する動作は、SIPアプリケーションが処理を終了し、SIPアプリケーションセッションを破棄する場合に行われる。
このとき、データベースに格納されている、SIPアプリケーションセッションIDとHTTPセッションIDとの関連付け、及びダイアログIDとHTTPセッションIDとの関連付けを削除する。
なお、SIPアプリケーションセッションの削除動作においてレプリケーション機能を動作させるタイミングは、図8のF24が終了して、アプリケーションがこれ以上処理をしないと判断したタイミングで行われる。
SIPアプリケーションセッションを削除する際、SIP Servletコンテキスト160は、SIPアプリケーションセッションを破棄するように、SIPセッションマネージャ170へ要求する(S501)。
SIPセッションマネージャ170は、SIPレプリケーションマネージャ180のSIPアプリケーションセッション削除部186へSIPアプリケーショシセッションを削除するよう要求する(S502)。
SIPアプリケーションセッション削除部186は、HTTPセッションマネージャ130からSIPアプリケーションセッションに対応するHTTPセッション140を取得する(S503)。
このとき、当該SIPアプリケーションセッションのセッションIDに基づいて、データベース30からHTTPセッションIDを取得し、そのHTTPセッションIDをHTTPセッションマネージャ130に与えて、HTTPセッションIDをキーとしてHTTPセッション140を取得する。
HTTPセッションマネージャ130からHTTPセッション140を取得すると、SIPアプリケーションセッション削除部186は、その取得したHTTPセッション140に設定されている属性を削除する(S504)。
また、SIPアプリケーションセッション削除部186は、データベース30からSIPアプリケーションセッションIDとHTTPセッションIDの関連付けを削除する(S505)。
さらに、SIPアプリケーションセッション削除部186は、データベース30からダイアログIDとHTTPセッションIDとの関連付けを削除する(S506)。
このS505及びS506の処理はSIPアプリケーションセッションIDが保持しているSIPセッションの数だけ行われる。
(A−2−3)SIPセッションの削除動作
次に、SIPセッションを削除する動作について図14を参照して説明する。
SIPセッションを削除する動作は、一連のメッセージの処理(SIPセッションの処理)が終了し、SIPセッションを破棄する場合に行われる。このとき、データベースに格納されている、ダイアログIDとHTTPセッションIDの関連付けを削除する。
なお、SIPセッションの削除動作においてレプリケーション機能を動作させるタイミングは、図8のF24が終了して、アプリケーションがこれ以上処理をしないと判断したタイミングで行われる。
SIPセッションを削除する際、まず、SIP Servletコンテキスト160がSIPセッションを破棄するようにSIPセッションマネージャ170へ要求する(S601)。
SIPセッションマネージャ170は、SIPレプリケーションマネージャ180のSIPセッション削除部183へSIPセッションを削除するよう要求する(S602)。
SIPセッション削除部183は、データベース30からダイアログIDとHTTPセッションIDの関連付けを削除する(S603)。
(A−2−4)フェイルオーバしたときのSIPセッションの取得動作
次に、フェイルオーバしてSIPセッションを取得する動作について図15を参照して説明する。
フェイルオーバしてSIPセッションを取得する動作は、例えば、ホストB10−2のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−2に障害が発生した場合、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−2で処理していたSIPセッションを、ホストA10−1のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−1で継続して処理させるために、SIPセッションのレプリカを利用して、SIPセッションを復元するために行われる。
SIPセッションの復元処理は、まず、SIPリクエストを受信したときに、SIPリクエストからダイアログIDを取得する。次に、そのダイアログIDをキーとしてHTTPセッションIDを取得し、HTTPセッションに格納されているSIPアプリケーションセッションからSIPセッションを復元する。受信したSIPリクエストはそのSIPセッションによって処理することが可能となる。
なお、フェイルオーバ時の動作においてレプリケーション機能を動作させるタイミングは、例えば、図8のF20が終了した時点で、アプリケーションサーバに障害が起きたとすると、フェイルオーバ時に別のアプリケーションサーバがF21のリクエストを受信したタイミングで行われる。
以下では、図15を参照して、フェイルオーバ時のSIPセッション取得動作の詳細を説明する。なお、以下では、ホストB10−2に障害が発生し、ホストA10−1でSIPセッションを復元する場合とする。
ホストB10−2に障害が生じた後、ロードバランサ20がSIPリクエストを受信すると、ロードバランサ20は、SIPリクエストをホストA10−1のWeb−AP・SIP−AP融合サーバ100−1にフォワードする(S701)。
ロードバランサ20からSIPリクエストが与えられると、Web−AP・SIP−AP融合サーバ100−1において、SIPリクエストはSIPセッションマネージャ170ヘフォワードされる(S702)。
SIPリクエストがSIPセッションマネージャ170に与えられると、SIPセッションマネージャ170は、当該SIPセッションを検索する。しかし、SIPセッションマネージャ170は、当該SIPセッションを検索することができず、SIPレプリケーションマネージャ180のSIPセッション取得部181にSIPセッションを取得するよう要求する(S703)。
SIPセッションマネージャ170からの要求を受けると、SIPセッション取得部181は、当該SIPセッションのダイアログIDをキーとしてデータベース30からHTTPセッションIDを取得する(S704)。
データベース30からHTTPセッションIDを取得すると、SIPセッション取得部181は、そのHTTPセッションIDに基づいてHTTPセッションマネージャ130から対応するHTTPセッション140を取得する(S705)。
HTTPセッション140を取得すると、SIPセッション取得部7181は、HTTPセッション140の属性に格納されているレプリケーション可能なオブジェクトの形式であるSIPアプリケーションセッションを取得する(S706)。
SIPセッション取得部181は、取得したオブジェクトを元のSIPアプリケーションセッションに変換して、SIPアプリケーションセッションの復元を行う(S707)。このとき、レプリケーション可能形式のすべてオブジェクトを元のオブジェクトに変換する。
SIPアプリケーションセッションを復元すると、SIPセッション取得部181は、SIPアプリケーションセッションと、それが保持するSIPセッションを、SIPセッションマネージャ170へ格納する(S708)。
SIPアプリケーションセッションとSIPセッションが与えられると、SIPセッションマネージャ170は、SIP Servletコンテキスト160へSIPリクエストをフォワードする(S709)。
SIP Servletコンテキスト160は、SIPリクエストを適切なSIPServletヘフォワードする。SIP Servletはリクエストを処理する(S710)。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、従来のSIPレプリケーションエンジンの代りに、SIPレプリケーションマネージャを設けることにより、Web−APサーバのレプリケーションエンジンを利用して、SIPのレプリケーション機能を実現することができる。これにより、SIP−APサーバ機能自身でSIPレプリケーション機能を持つ必要がなくなる。
また、本実施形態によれば、SIPセッションのレプリカの生成にHTTPセッションを利用しているため、Web−APサーバから簡単にSIPレプリケーション機能のコントロールが可能となる。
(B)他の実施形態
第1の実施形態では、HTTPセッションを利用してSIPのセッションのレプリケーションを行う方法の実現例を説明したが、本発明の方式を利用することにより、SIPのセッションだけではなく、SIPのトランザクションのレプリケーションにも適用できる。
第1の実施形態の統合サーバの内部機能を示す機能ブロック図である。 従来の統合サーバの内部機能を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の通信システムの全体構成図である。 第1の実施形態のSIPレプリケーションマネージャの機能を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態においてSIPセッションを説明するためのシーケンスである。 第1の実施形態においてSIPセッションを説明するためのメッセージ例を示す説明図である。 第1の実施形態においてSIPセッションを説明するためのメッセージ例を示す説明図である。 第1の実施形態においてSIPセッションを説明するためのシーケンスである。 第1の実施形態のSIPセッション登録の動作を示すシーケンスである(初期リクエスト受信時)。 第1の実施形態のSIPセッション登録の動作を示すシーケンスである(初期リクエストの応答時)。 第1の実施形態のSIPセッション登録の動作を示すシーケンスである(後続リクエスト受信時)。 第1の実施形態のSIPセッション登録の動作を示すシーケンスである(後続リクエストの応答時)。 第1の実施形態のSIPアプリケーションセッション削除の動作を示すシーケンスである。 第1の実施形態のSIPセッション削除の動作を示すシーケンスである。 第1の実施形態のフェイルオーバ時のSIPセッション取得の動作を示すシーケンスである。
符号の説明
100…Web−AP・SIP−AP融合サーバ、110…HTTPレプリケーションエンジン、120…HTTP Servlet コンテナ、130…HTTP セッションマネージャ、140…HTTPセッション、150…SIP Servlet コンテナ、160…SIP Servlet コンテキスト、170…SIP セッションマネージャ、180…SIP レプリケーションマネージャ、30…データベース、181…SIPセッション取得部、182…SIPセッション登録部、183…SIPセッション削除部、184…SIPアプリケーションセッション取得部、185…SIPアプリケーションセッション登録部、186…SIPアプリケーションセッション削除部。

Claims (14)

  1. 第1サーバ及び第2サーバと、前記第1サーバ及び前記第2サーバと接続する記憶装置とを有する通信システムにおいて、
    前記第1サーバは、第1処理部、第2処理部、第1管理部、第2管理部、設定部、レプリカ生成部、登録部を有し、
    前記第2サーバは、取得部、処理部を有し、
    前記第1サーバにおいて、
    前記第1処理部が、受信したHTTPに係る信号に対応する処理を行い、
    前記第2処理部が、受信したSIPに係る信号に対応する処理を行い、
    前記第1管理部が、HTTPに係る処理を管理し、
    前記第2管理部が、SIPに係る処理を管理し、
    前記設定部が、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定し
    前記レプリカ生成部が、前記HTTPに係る処理の情報のレプリカを生成し、その生成したレプリカを前記第2サーバとの間で同期し、
    前記登録部が、前記レプリカ生成部により生成された前記レプリカの第1識別情報と、当該HTTPに係る処理の情報に設定したSIPに係る処理を一意に特定する第2識別情報とを対応付けて前記記憶装置に格納し、
    前記記憶装置は、前記レプリカの第1識別情報と、前記SIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶するものであり、
    前記第2サーバにおいて、
    前記取得部は、
    SIPに係る信号を受信したときに、
    前記記憶装置から、前記SIPに係る信号に含まれる前記第2識別情報に対応する前記レプリカの前記第1識別情報を取得し、
    取得した前記レプリカの前記第1識別情報に対応する前記HTTPに係る処理の情報を取得し、
    取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行い、
    前記処理部は、前記取得部により復元された前記SIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行う
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムは、さらに中継装置を有し、
    前記中継装置は、プロトコル処理部と、負荷分散処理部、障害処理部とを有し、
    前記プロトコル処理部は、前記HTTPに係る信号と前記SIPに係る信号を処理し、
    前記負荷分散処理部は、前記SIPに係る信号を受信して、前記第1サーバと前記第2サーバとの間の負荷を分散させるように、前記SIPに係る信号を前記第1サーバに送信し、
    前記障害処理部は、前記第1サーバに障害が生じたときに、前記SIPに係る信号を受信すると、前記SIPに係る信号を前記第2サーバに送信すること
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信システムにおいて、
    前記SIPに係る処理は、SIPセッション、またはSIPトランザクションであることを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の通信システムにおいて、
    前記レプリカは、前記SIPに係る処理をレプリケーション可能となるように変換されたオブジェクトを、前記HTTPに係る処理の属性情報に設定されたものであることを特徴とする通信システム。
  5. 第1サーバ及び第2サーバと、前記第1サーバ及び前記第2サーバに接続する記憶装置とを有する通信システムの通信方法において、
    前記第1サーバは、第1処理部、第2処理部、第1管理部、第2管理部、設定部、レプリカ生成部、登録部を有し、
    前記第2サーバは、取得部、処理部を有し、
    前記第1サーバにおいて、
    前記第1処理部が、受信したHTTPに係る信号に対応する処理を行い、
    前記第2処理部が、受信したSIPに係る信号に対応する処理を行い、
    前記第1管理部が、HTTPに係る処理を管理し、
    前記第2管理部が、SIPに係る処理を管理し、
    前記設定部が、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定し
    前記レプリカ生成部が、前記HTTPに係る処理の情報のレプリカを生成し、その生成したレプリカを前記第2サーバとの間で同期し、
    前記登録部が、前記レプリカ生成部により生成された前記レプリカの第1識別情報と、当該HTTPに係る処理の情報に設定したSIPに係る処理を一意に特定する第2識別情報とを対応付けて前記記憶装置に格納し、
    前記記憶装置は、前記レプリカの第1識別情報と、前記SIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶し、
    前記第2サーバにおいて、
    前記取得部は、
    SIPに係る信号を受信したときに、
    前記記憶装置から、前記SIPに係る信号に含まれる前記第2識別情報に対応する前記レプリカの前記第1識別情報を取得し、
    取得した前記レプリカの前記第1識別情報に対応する前記HTTPに係る処理の情報を取得し、
    取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行い、
    前記処理部は、前記取得部により復元された前記SIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行う
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 請求項5に記載の通信方法において、前記通信システムはさらに中継装置を有し、
    前記中継装置は、プロトコル処理部と、負荷分散処理部、障害処理部とを有し、
    前記プロトコル処理部は、前記HTTPに係る信号と前記SIPに係る信号を処理し、
    前記負荷分散処理部は、前記SIPに係る信号を受信して、前記第1サーバと前記第2サーバとの間の負荷を分散させるように、前記SIPに係る信号を前記第1サーバに送信し、
    前記障害処理部は、前記第1サーバに障害が生じたときに、前記SIPに係る信号を受信すると、前記SIPに係る信号を前記第2サーバに送信すること
    を特徴とする通信方法。
  7. 請求項5又は6に記載の通信方法において、
    前記SIPに係る処理は、SIPセッション、またはSIPトランザクションであることを特徴とする通信方法。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の通信方法において、
    前記レプリカは、前記SIPに係る処理をレプリケーション可能となるように変換されたオブジェクトを、前記HTTPに係る処理の属性情報に設定されたものであることを特徴とする通信方法。
  9. 他の通信装置との間で、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定された当該HTTPに係る処理の情報のレプリカの同期を他の通信装置との間で行うものであり、前記レプリカの第1識別情報と前記SIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶する記憶装置と接続する通信装置において、
    SIPに係る信号を受信したときに、
    前記記憶装置から、前記SIPに係る信号に含まれる前記第2識別情報に対応する前記レプリカの前記第1識別情報を取得し、
    取得した前記レプリカの前記第1識別情報に対応する前記HTTPに係る処理の情報を取得し、
    取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行う取得部と、
    前記取得部により復元された前記SIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行う処理部と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  10. 請求項9に記載の通信装置において、
    前記SIPに係る処理は、SIPセッション、またはSIPトランザクションであることを特徴とする通信装置。
  11. 請求項9又は10に記載の通信装置において、
    前記レプリカは、前記SIPに係る処理をレプリケーション可能となるように変換されたオブジェクトを、前記HTTPに係る処理の属性情報に設定されたものであることを特徴とする通信装置。
  12. 他の通信装置との間で、SIPに係る処理の情報をレプリケーション可能なオブジェクトに変換して、HTTPに係る処理の情報として設定された当該HTTPに係る処理の情報のレプリカの同期を他の通信装置との間で行うものであり、前記レプリカの第1識別情報と前記SIPに係る処理の第2識別情報とを対応付けて記憶する記憶装置と接続する通信装置の通信方法において、
    前記通信装置は、取得部と処理部とを有し、
    前記取得部が、
    SIPに係る信号を受信したときに、
    前記記憶装置から、前記SIPに係る信号に含まれる前記第2識別情報に対応する前記レプリカの前記第1識別情報を取得し、
    取得した前記レプリカの前記第1識別情報に対応する前記HTTPに係る処理の情報を取得し、
    取得した前記HTTPに係る処理の情報として設定されたオブジェクトを変換して、SIPに係る処理の情報の復元を行い、
    前記処理部は、前記取得部により復元された前記SIPに係る処理の情報を用いてSIPに係る処理を行う
    ことを特徴とする通信方法。
  13. 請求項12に記載の通信方法において、
    前記SIPに係る処理は、SIPセッション、またはSIPトランザクションであることを特徴とする通信方法。
  14. 請求項12又は13に記載の通信方法において、
    前記レプリカは、前記SIPに係る処理をレプリケーション可能となるように変換されたオブジェクトを、前記HTTPに係る処理の属性情報に設定されたものであることを特徴とする通信方法。
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