JP4734388B2 - パケット伝送装置及びパケット伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信パケット及び保守パケット、例えばOAM(Operation Administration Maintenance)パケットを含むユーザフローを受信すると、そのOAMパケットに基づきユーザフローの保守・運用を監視制御する監視制御機能を備えたパケット伝送装置及びパケット伝送方法に関する。
近年、遠隔地のWAN(Wide Area Network)サービスでは、例えばイーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)技術が使用されているが、WANの保守・運用機能は不十分である。
そこで、通信事業者は、TCP/IPの管理プロトコル「SNMP(Simple Network Management Protocol)」を使用して保守・運用を行うことが多々ある。
しかしながら、SNMPでは、レイヤ2の状態まで判断することができず、保守・運用上、高度の信頼性を確保するためにはレイヤ2の状態まで判断することが求められているのが現状である。
そこで、このような状況を受けて、ITU(International Telecommunication Union)−TのY.1731やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)のIEEE802.lagとしてOAMの標準化が進められている。
尚、OAMとは、ネットワーク装置の保守・運用を行うために必要なプロトコル技術であって、このプロトコル技術を使用することで障害発生の自動検出や障害発生箇所の分析等を可能にするものである。
そこで、このようなOAMを採用し、このOAMパケット及び通信パケットを含むユーザフローを送受信するパケット伝送装置では、ユーザフローを受信すると、通信パケット及びOAMパケットに関係なく、ユーザフローの監視レートに基づきポリシングを実行する。
尚、ポリシングとは、通信パケット及びOAMパケットを含むユーザフローの透過出力を設定中の監視レートに基づき出力制御するレート制限機能に相当するものである。
パケット伝送装置では、ユーザフローに対するポリシングを実行すると、ユーザフローの伝送レートが監視レートを超えた場合には同ユーザフロー内のパケットを廃棄すると共に、ユーザフローの伝送レートが監視レートを超えなかった場合には同ユーザフロー内のパケットを透過出力する。
そして、パケット伝送装置では、ポリシング実行後のユーザフローから通信パケット及びOAMパケットを夫々抽出し、OAMパケットをバッファ経由でCPUに伝送する。
パケット伝送装置では、抽出したOAMパケットをバッファに順次格納し、バッファに格納中のOAMパケットをCPU側の許容伝送レートでCPUに順次出力するようにしたので、CPU側では、取得したOAMパケットに基づきユーザフロー通信の保守・運用を監視制御することができる。
特開2007−208518号公報 特表2007−509577号公報
しかしながら、従来のパケット伝送装置によれば、通信パケット及びOAMパケットを含むユーザフローに対してポリシングを実行し、通信パケットに対するポリシング効果は現れているものの、OAMパケットは通信パケットに比較して小さいため、OAMパケットに対するポリシング効果が殆ど現れていないのが実情である。
また、一般的にCPUのパケット処理能力は、中継機能として収容するパケットの伝送レートに比較して極めて低く、例えば回線10Gbpsに対してCPUの処理能力は数100Mbps程度に過ぎないため、CPUの負担が大きい。
つまり、上記従来のパケット伝送装置では、OAMパケットに対するポリシング効果が殆どなく、しかも、CPUのパケット処理能力を考慮すると、異常な高レートのOAMパケットを想定以上のレートを超えて入力した場合や、DOSアタックのように悪意のあるユーザが大量のOAMパケットを受信した場合でも、これらOAMパケットをバッファ経由でCPUに順次伝送することになる。しかしながら、CPU側では、異常レートのOAMパケットや大量のOAMパケットを受信することでCPU自体がハングアップする可能性やCPU全体の処理能力が大幅に低下するといった事態が考えられる。
また、上記従来のパケット伝送装置では、異常レートのOAMパケットや大量のOAMパケットをバッファ経由でCPUに順次伝送することになるが、これらのOAMパケットによってバッファ自体がオーバーフローを引き起こし、バッファに格納中の他のユーザのOAMパケットまでもが無断に廃棄されて、他のユーザに影響を及ぼしてしまうといった事態が考えられる。
また、上記従来のパケット伝送装置では、オーバーフローでバッファ内部のOAMパケットが無断に廃棄されてしまうと、CPU側でOAMパケットを取得することができず、ユーザフロー通信の疎通ルートが切断されていないにも関わらず、OAMに関わるユーザフロー通信の疎通ルートが切断されたものと判断し、不要な回線切替が生じるといった事態が考えられる。
更に、上記従来のパケット伝送装置では、他のユーザのOAMパケットの無断廃棄を防止すべく、ユーザフロー毎にバッファを設け、各ユーザ間でOAMパケットの異常レートに対する影響を取り除くことも考えられる。しかしながら、わざわざ、ユーザフロー毎にバッファを配置した場合、大多数のユーザを収容するためにキューを構成するメモリの容量も膨大となって装置構成が大型化してしまうといった事態も考えられる。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、異常レートのOAMパケットや大量のOAMパケットを受信したとしても、CPUやバッファに負担をかけることなく、OAMパケット廃棄による他のユーザへの影響を確実に防止することができるパケット伝送装置及びパケット伝送方法を提供することにある。
開示装置は、通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別部と、前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出部と、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記保守パケットの透過出力を、設定中の監視レートに基づき制御する保守パケット用出力制御部と、前記保守パケット用出力制御部にて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御部と、を有することを要件とする。
また、開示方法は、通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別ステップと、前記ユーザ識別ステップにて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出ステップと、前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記保守パケットの透過出力を、設定中の監視レートに基づき制御する保守パケット用出力制御ステップと、前記保守パケット用出力制御ステップにて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御ステップと、を含むことを要件とする。
開示装置及び開示方法では、ユーザフローから保守パケットを抽出し、抽出した保守パケットの透過出力を、設定中の監視レートに基づき制御した、例えば、抽出した保守パケットに対するポリシング制御を実行した。その結果、開示装置及び開示方法では、異常な高レートの保守パケットや大量の保守パケットが受信したとしても、制御部は勿論のこと、例えば、制御部前段に配置したバッファ等にも負担をかけることなく、保守パケット廃棄による他のユーザへの影響を確実に防止することができるという効果を奏する。
以下、図面に基づき本発明のパケット伝送装置及びパケット伝送方法に関わる実施例について詳細に説明する。
まず、最初に本実施例の概要を説明するとすれば、その概要は、通信パケット及びOAMパケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別部と、ユーザ識別部にて識別したユーザのOAMパケットに基づき、このユーザのユーザフローを保守制御するCPUとを有するパケット伝送装置であって、ユーザフローからOAMパケットを抽出し、設定中の監視レートに基づき、抽出したOAMパケットのCPUへの透過出力を制御する、つまり、抽出したOAMパケットをポリシング制御するようにした。
その結果、パケット伝送装置では、異常な高レートのOAMパケットや大量のOAMパケットを受信したとしても、CPUは勿論のこと、例えば、CPU前段に配置したバッファ等にも負担をかけることなく、OAMパケット廃棄による他のユーザへの影響を確実に防止できるというものである。
図1は、実施例1のパケット伝送システム内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すパケット伝送システム1は、通信パケット及びOAMパケットを含むユーザフローを送受信する複数のパケット伝送装置2と、複数のパケット伝送装置2間を切替接続するスイッチ装置3とを有している。
パケット伝送装置2は、ユーザフローを送受信する入力ポート部11及び出力ポート部12と、これら入力ポート部11及び出力ポート部12を制御するCPU13とを有している。
入力ポート部11は、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのユーザを識別する第1フロー識別部21と、第1フロー識別部21にて識別したユーザ毎にユーザフロー内の通信パケット及びOAMパケットを分離抽出する複数の第2フロー識別部22とを有している。
また、入力ポート部11は、第2フロー識別部22にて分離抽出した通信パケットをポリシング制御する入力側通信用ポリサ部23と、第2フロー識別部22にて分離抽出したOAMパケットのみをポリシング制御する入力側OAM用ポリサ部24とを有している。
入力側通信用ポリサ部23は、第2フロー識別部22にて分離抽出したユーザ毎の通信パケットをデュアルトークンバケット方式でポリシング制御するものである。
入力側OAM用ポリサ部24は、第2フロー識別部22にて分離抽出したユーザ毎のOAMパケットをシングルトークンバケット方式でポリシング制御するものである。
また、入力ポート部11は、入力側OAM用ポリサ部24にてポリシング制御したOAMパケットを一時記憶してCPU13側の伝送レートに応じてCPU13に出力する入力側バッファ部25を有している。
出力ポート部12は、スイッチ装置3からユーザフローを受信すると、ユーザフローのユーザを識別すると共に、ユーザフロー内部の通信パケット及びOAMパケットを分離抽出する第3フロー識別部31を有している。
また、出力ポート部12は、第3フロー識別部31にて分離抽出したOAMパケットのみをポリシング制御する出力側OAM用ポリサ部32と、出力側OAM用ポリサ部32にてポリシング制御したOAMパケットを一時記憶してCPU13側の伝送レートに応じてCPU13に出力する出力側バッファ部33とを有している。
出力側OAM用ポリサ部32は、第3フロー識別部31にて分離抽出したユーザ毎のOAMパケットをシングルトークンバケット方式でポリシング制御するものである。
また、第3フロー識別部31は、分離抽出した通信パケットを宛先通りに伝送するものである。
図2は、入力ポート部11内部の第1フロー識別部21及び第2フロー識別部22内部の概略構成を示すブロック図である。
第1フロー識別部21は、ユーザ41A毎に監視レート識別情報(以下、単にPIDと称する)41B及びOAM種別要求フラグ41Cを管理する入力側ユーザ管理テーブル41と、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのユーザを識別する入力側ユーザ識別部42とを有している。
入力側ユーザ識別部42は、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのアドレス情報を抽出し、この抽出したアドレス情報に基づき、ユーザフローのユーザを識別するものである。
また、第1フロー識別部21は、入力側ユーザ識別部42にて識別したユーザ41Aに対応するユーザ単位PID41Bを入力側ユーザ管理テーブル41から取得する入力側ユーザ単位PID取得部43と、入力側ユーザ識別部42にて識別したユーザ41Aに対応するOAM種別要求フラグ41Cを入力側ユーザ管理テーブル41から取得する入力側OAM種別要求フラグ取得部44とを有している。
図3は、入力側ユーザ管理テーブル41のテーブル内容を端的に示す説明図である。
図3に示す入力側ユーザ管理テーブル41は、ユーザ41A、ユーザ単位PID41B及びOAM種別要求フラグ41Cを対応付けて管理し、例えば、ユーザ#Aのユーザ単位PID41Bを“1”及びOAM種別要求フラグ41Cを“OFF”、また、ユーザ#Cのユーザ単位PID41Bを“3”及びOAM種別要求フラグ41Cを“ON”を対応付けて管理している。
尚、保守者は、入力操作で入力側ユーザ管理テーブル41内のユーザ41A、ユーザ単位PID41B及びOAM種別要求フラグ41Cを適宜変更可能にしている。
第1フロー識別部21は、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのユーザを識別すると共に、ユーザ41Aに対応したユーザ単位PID41B及びOAM種別要求フラグ41Cを入力側ユーザ管理テーブル41から取得するものである。
第1フロー識別部21は、これら取得したユーザ41A、ユーザ単位PID41B及びOAM種別要求フラグ41Cを含む付加情報をユーザフロー内のパケットのヘッダに付加し、付加情報を付加したユーザフローを第2フロー識別部22に伝送するものである。
図2に示す第2フロー識別部22は、ユーザ51A毎にOAM種別51B及び、各OAM種別51Bに対応したOAM種別単位PID51Cを管理する入力側OAM種別管理テーブル51と、第1フロー識別部21から付加情報を追加したユーザフローを受信すると、通信パケット及びOAMパケットを分離抽出する入力側パケット分離抽出部52とを有している。
第2フロー識別部22は、PID53A毎に監視レート53Bを管理する監視レート管理テーブル53と、ユーザフローの付加情報に基づき、入力側パケット分離抽出部52で分離抽出したユーザの通信パケットをポリシングする際の入力側通信用ポリサ部23側の監視レートを設定する入力側通信用ポリシング設定部54とを有している。
入力側通信用ポリシング設定部54は、ユーザフローの付加情報に含まれる、すなわち、入力側ユーザ単位PID取得部43にて取得したユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、この取得した監視レート53Bを通信パケットの入力側通信用ポリサ部23の監視レートとして設定するものである。
図4は、入力側OAM種別管理テーブル51のテーブル内容を端的に示す説明図である。
図4に示す入力側OAM種別管理テーブル51は、ユーザ51Aに対応付けてOAM種別51B及び、各OAM種別51Bに対応したOAM種別単位PID51Cを管理している。尚、保守者は、入力操作で入力側OAM種別管理テーブル51内のユーザ51A、OAM種別51B及びOAM種別単位PID51Cを適宜変更可能にしている。
OAM種別51Bとしては、例えば、定期的な接続確認機能を示すCC(Continuity Check)、ループ応答確認機能を示すLB(Loop Back)やトレース応答確認機能を示すLT(Link Trace)等がある。
入力側OAM種別管理テーブル51では、例えばユーザ#Aに関し、OAM種別“CC”のOAM種別単位PID51Cを“10”、OAM種別“LB”のOAM種別単位PID51Cを“11” 、OAM種別“LT”のOAM種別単位PID51Cを“12”として対応付けて管理している。
尚、OAM種別単位PID51Cとユーザ単位PID41Bとの監視レートを比較した場合、OAM種別単位PID51CはOAMパケットのOAM種別に応じた監視レートであるのに対し、ユーザ単位PID41Bは通信パケットに応じた監視レートであるため、OAM種別単位PID51Cの監視レートは、ユーザ単位PID41Bの監視レートに比較して低レートである。
また、図2に示す第2フロー識別部22は、ユーザフローの付加情報に基づき、入力側パケット分離抽出部52にて分離抽出したユーザのOAMパケットのOAM種別に対応するOAM種別単位PID51Cを入力側OAM種別管理テーブル51から取得する入力側OAM種別単位PID取得部55とを有している。
入力側OAM種別単位PID取得部55は、ユーザフローの付加情報に基づき、ユーザ51Aの各OAM種別51Bに対応するOAM種別単位PID51Cを入力側OAM種別管理テーブル51から夫々取得するものである。
第2フロー識別部22は、ユーザフローの付加情報に含むOAM種別要求フラグ41Cを判定する入力側フラグ判定部56と、入力側パケット分離抽出部52にて分離抽出したユーザのOAMパケットをポリシングする際の入力側OAM用ポリサ部24の監視レートを設定する入力側OAM用ポリシング設定部57とを有している。
入力側フラグ判定部56は、ユーザフローの付加情報に含まれるOAM種別要求フラグ41CがONであるか否かを判定するものである。
入力側OAM用ポリシング設定部57は、入力側フラグ判定部56にてOAM種別要求フラグ41CがONの場合、入力側OAM種別単位PID取得部55にて取得したユーザのOAM種別毎のOAM種別単位PID51Cに対応する監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得した監視レートを、同ユーザの各OAM種別の入力側OAM用ポリサ部24側の監視レートとして設定するものである。
入力側OAM用ポリサ部24は、ユーザのOAM種別(CC,LB,LT)毎のOAM種別単位PID51Cに対応するOAM種別用の監視レート53Bに基づき、同ユーザのOAMパケットをOAM種別(CC,LB,LT)毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するものである。
また、入力側OAM用ポリシング設定部57は、入力側フラグ判定部56にてOAM種別用フラグ41CがOFFの場合、付加情報に含まれる、すなわち、入力側ユーザ単位PID取得部43にて取得したユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得した監視レートを、同ユーザのOAMパケットの入力側OAM用ポリサ部24側の監視レートとして設定するものである。
入力側OAM用ポリサ部24は、ユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レート53Bに基づき、同ユーザのOAMパケットをシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するものである。
図5は、出力ポート部12内部の第3フロー識別部31内部の概略構成を示すブロック図である。
第3フロー識別部31は、ユーザ61A毎にOAM種別61B、ユーザ単位PID61C、OAM種別要求フラグ61D及びOAM種別単位PID61Eを管理する出力側ユーザ管理テーブル61を有している。
図6は、出力側ユーザ管理テーブル61のテーブル内容を端的に示す説明図である。
図6に示す出力側ユーザ管理テーブル61は、ユーザ61Aに対応付けてOAM種別61B、ユーザ単位PID61C、OAM種別要求フラグ61D及びOAM種別単位PID61Eを管理し、例えば、ユーザ#Hのユーザ単位PID61Cを“6”、OAM種別要求フラグ61Dを“ON”、OAM種別単位PID61EのCCを“50”、LBを“51”及びLTを“52”、また、ユーザ#Iのユーザ単位PID61Cを“8”、OAM種別要求フラグ61Dを“OFF”、OAM種別単位PID61EのCCを“60”、LBを“61”及びLTを“62”を対応付けて管理している。
尚、保守者は、入力操作で出力側ユーザ管理テーブル61内のユーザ61A、OAM種別61B、ユーザ単位PID61C、OAM種別要求フラグ61D及びOAM種別単位PID61Eを適宜変更可能にしている。
第3フロー識別部31は、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのユーザを識別する出力側ユーザ識別部62と、ユーザフローを受信すると、通信パケット及びOAMパケットを分離抽出する出力側パケット分離抽出部63とを有している。
出力側ユーザ識別部62は、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのアドレス情報を抽出し、この抽出したアドレス情報に基づき、ユーザフローのユーザを識別するものである。
第3フロー識別部31は、出力側ユーザ識別部62にて識別したユーザ61Aに対応するユーザ単位PID61Cを出力側ユーザ管理テーブル61から取得する出力側ユーザ単位PID取得部64を有している。
また、第3フロー識別部31は、出力側ユーザ識別部62にて識別したユーザ61Aに対応するOAM種別要求フラグ61Dを取得する出力側OAM種別要求フラグ取得部65と、出力側ユーザ識別部62にて識別したユーザ61Aに対応するOAM種別単位PID61Eを出力側ユーザ管理テーブル61から取得する出力側OAM種別単位PID取得部66とを有している。
第3フロー識別部31は、出力側OAM種別要求フラグ取得部65にて取得したOAM種別要求フラグ61DがONであるか否かを判定する出力側フラグ判定部67と、PID68A毎に監視レート68Bを管理する監視レート管理テーブル68と、出力側パケット分離抽出部63にて抽出したOAMパケットをポリシングする際の出力側OAM用ポリサ部32の監視レートを設定する出力側OAM用ポリシング設定部69とを有している。
出力側OAM用ポリシング設定部69は、出力側フラグ判定部67にてOAM種別要求フラグ61DがONの場合、出力側OAM種別単位PID取得部66にて取得したユーザのOAM種別毎のOAM種別単位PID61Eに対応するOAM種別用の監視レート68Bを監視レート管理テーブル68から取得し、取得した監視レートを、同ユーザの各OAM種別の出力側OAM用ポリサ部32側の監視レートとして設定するものである。
出力側OAM用ポリサ部32は、ユーザのOAM種別(CC,LB,LT)毎のOAM種別単位PID61Eに対応するOAM種別用の監視レート68Bに基づき、同ユーザのOAMパケットをOAM種別(CC,LB,LT)毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するものである。
また、出力側OAM用ポリシング設定部69は、出力側フラグ判定部67にてOAM種別要求フラグ61DがOFFの場合、出力側ユーザ単位PID取得部64にて取得したユーザ単位PID61Cに対応するユーザ単位のOAM用の監視レート68Bを監視レート管理テーブル68から取得し、取得した監視レートを、同ユーザのOAMパケットの出力側OAM用ポリサ部32側の監視レートとして設定するものである。
出力側OAM用ポリサ部32は、ユーザ単位PID61Cに対応するユーザ単位のOAM用の監視レート68Bに基づき、同ユーザのOAMパケットをシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するものである。
次に、実施例1のパケット伝送装置1の動作について説明する。図7は、実施例1のパケット伝送装置1内の第1ポリシング設定処理に関わる入力ポート部11側の処理動作を示すフローチャートである。
図7に示す第1ポリシング設定処理とは、入力側通信用ポリサ部23側で通信パケットをポリシング制御すると共に、入力側OAM用ポリサ部24側でOAMパケットをポリシング制御するための処理である。
図7に示す入力ポート部11の第1フロー識別部21内部の入力側ユーザ識別部42は、ユーザフローを受信すると(ステップS11肯定)、ユーザフローのユーザを識別する(ステップS12)。
入力側ユーザ単位PID取得部43は、入力側ユーザ識別部42にて識別したユーザ41Aに対応するユーザ単位PID41Bを入力側ユーザ管理テーブル41から取得する(ステップS13)。
入力側OAM種別要求フラグ取得部44は、入力側ユーザ識別部42にて識別したユーザ41Aに対応するOAM種別要求フラグ41Cを入力側ユーザ管理テーブル41から取得する(ステップS14)。その結果、第1フロー識別部21は、ユーザ41A毎に、ユーザ単位PID41B及びOAM種別要求フラグ41Cを付加情報としてユーザフローに付加して第2フロー識別部22に伝送するものである。
第2フロー識別部22の入力側パケット分離抽出部52は、ユーザフローがOAMパケットであるか否かを判定する(ステップS15)。
第2フロー識別部22の入力側OAM種別単位PID取得部55は、ユーザフローがOAMパケットである場合(ステップS15肯定)、付加情報に含まれる同ユーザの各OAM種別(CC,LB,LT)に対応したOAM種別単位PID51Cを入力側OAM種別管理テーブル51から取得する(ステップS16)。
第2フロー識別部22の入力側フラグ判定部56は、付加情報に含まれる同ユーザのOAM種別要求フラグ41CがONであるか否かを判定する(ステップS17)。
第2フロー識別部22の入力側OAM用ポリシング設定部57は、付加情報に含まれる同ユーザのOAM種別要求フラグ41CがONの場合(ステップS17肯定)、ステップS16にて取得したOAM種別単位PID51Cに対応した監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得した各OAM種別(CC,LB,LT)の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定する(ステップS18)。
入力側OAM用ポリサ部24は、入力側OAM用ポリシング設定部57にて設定した監視レートに基づき、同ユーザのOAMパケットのシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行し、同OAMパケットの伝送レートが設定中の監視レートを超えたか否かを判定する(ステップS19)。
入力側OAM用ポリサ部24は、このOAMパケットの伝送レートが設定中の監視レートを超えた場合(ステップS19肯定)、OAMパケットを廃棄し(ステップS20)、図7に示す処理動作を終了する。その結果、入力側OAM用ポリサ部24は、OAMパケットによる入力側バッファ部25及びCPU13への負担を軽減することができる。
また、入力側OAM用ポリサ部24は、OAMパケットの伝送レートが設定中の監視レートを超えなかった場合(ステップS19否定)、CPU13宛のOAMパケットを透過出力して入力側バッファ部25に順次格納し(ステップS21)、図7に示す処理動作を終了する。その結果、入力側OAM用ポリサ部24は、入力側バッファ部25に負担をかけることなく、CPU13に負担のないCPU13の許容レートでOAMパケットを順次伝送することになる。
また、入力側OAM用ポリシング設定部57は、付加情報に含まれる同ユーザのOAM種別要求フラグ41CがOFFの場合(ステップS17否定)、ステップS13にて取得したユーザ単位PID41Bに対応した通信パケット用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得したユーザ単位の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定し(ステップS22)、同OAMパケットの伝送レートが設定中の監視レートを超えたか否かを判定すべく、ステップS19に移行する。
また、入力側通信用ポリシング設定部54は、ステップS15にてユーザフローが通信パケットの場合(ステップS15否定)、ステップS13にて取得したユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得したユーザ単位の監視レートを入力側通信用ポリサ部23に設定する(ステップS23)。
入力側通信用ポリサ部23は、入力側通信用ポリシング設定部54にて設定した監視レートに基づき、ユーザの通信パケットをデュアルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行し、通信パケットの伝送レートが設定中の監視レートを超えたか否かを判定する(ステップS24)。
入力側通信用ポリサ部23は、通信パケットの伝送レートが設定中の監視レートを超えた場合(ステップS24肯定)、この通信パケットを廃棄し(ステップS25)、図7に示す処理動作を終了する。その結果、入力側通信用ポリサ部23は、相手先に通信パケットを円滑伝送することができる。
また、入力側通信用ポリサ部23は、通信パケットの伝送レートが監視レートを超えなかった場合(ステップS24否定)、通信パケットを透過出力して出力インタフェース経由で相手先の通信パケットを出力し(ステップS26)、図7に示す処理動作を終了する。その結果、入力側通信用ポリサ部23は、相手先に通信パケットを円滑伝送することができる。
また、入力側ユーザ識別部42は、ステップS11にてユーザフローを受信しなかった場合(ステップS11否定)、図7に示す処理動作を終了する。
また、入力側ユーザ識別部42は、ステップS12にてユーザフローを識別すると、ステップS13及び14の処理にてユーザ毎にユーザ単位PID41B及びOAM種別要求フラグ41Cの取得動作を実行する。
図7に示す第1ポリシング設定処理では、ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応するユーザ単位PID41B、OAM種別要求フラグ41C及びOAM種別単位PID51Cを取得する。そして、OAM種別要求フラグ41CがONの場合、OAM種別単位PID51Cに対応するOAM種別(CC,LB,LT)毎の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24側の監視レートとして設定し、各ユーザのOAM種別毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行する。その結果、OAMパケットに対するCPU13や入力側バッファ部25の負担を大幅に軽減することができる。
また、第1ポリシング設定処理では、OAM種別要求フラグ41CがOFFの場合、ユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24側の監視レートとして設定し、ユーザ毎にOAMパケットのシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行する。その結果、OAMパケットに対するCPU13や入力バッファ部25の負担を軽減することができる。
また、第1ポリシング設定処理では、ユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レートを入力側通信用ポリサ部23側の監視レートとして設定し、各ユーザの通信パケット毎にデュアルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するようにしたので、通信パケットを相手先に円滑に伝送することができる。
次に、出力ポート12側の第3フロー識別部31の動作について説明する。
出力ポート12側の第3フロー識別部31内部の出力側ユーザ識別部62は、図5に示すように、ユーザフローを受信すると、ユーザフローのアドレス情報に基づきユーザフローのユーザを識別する。
更に、第3フロー識別部31内部の出力側パケット分離抽出部63は、通信パケット及びOAMパケットを分離抽出する。
出力側ユーザ単位PID取得部64は、出力側ユーザ識別部62にて識別したユーザに対応するユーザ単位PID61Cを出力側ユーザ管理テーブル61から取得する。出力側OAM種別要求フラグ取得部65は、出力側ユーザ識別部62にて識別したユーザに対応するOAM種別要求フラグ61Dを出力側ユーザ管理テーブル61から取得する。
更に、出力側OAM種別単位PID取得部66は、出力側ユーザ識別部62にて識別したユーザに対応するOAM種別(CC,LB,LT)毎のOAM種別単位PID61Eを出力側ユーザ管理テーブル61から取得する。
出力側フラグ判定部67は、ユーザフローのOAM種別要求フラグ61Dが“ON”であるか否かを判定する。
出力側OAM用ポリシング設定部69は、出力側フラグ判定部67にてOAM種別要求フラグ61DがONの場合、出力側OAM種別単位PID取得部66にて取得したユーザのOAM種別(CC,LB,LT)毎のOAM種別単位PID61Eに対応するOAM種別用の監視レートを監視レート管理テーブル68から取得し、取得した監視レートを、同ユーザの各OAM種別の出力側OAM用ポリサ部32側の監視レートとして設定する。
出力側OAM用ポリサ部32は、OAM種別単位PID61Eで監視レートを設定し、OAM種別毎にOAMパケットの伝送レートが監視レートを超えた場合、そのOAMパケットを廃棄する。その結果、出力側OAM用ポリサ部32は、OAMパケットによる出力側バッファ部33及びCPU13の負担を軽減することができる。
また、出力側OAM用ポリサ部32は、OAM種別毎にOAMパケットの伝送レートが監視レートを超えなかった場合、CPU13宛のOAMパケットを出力側バッファ部33に順次格納する。その結果、出力側OAM用ポリサ部32は、出力側バッファ部33に負担をかけることなく、CPU13に負担のないCPU13の許容レートでOAMパケットを順次伝送することになる。
出力側OAM用ポリシング設定部69は、出力側フラグ判定部67にてOAM種別要求フラグ61DがOFFの場合、出力側ユーザ単位PID取得部64にて取得したユーザ単位PID61Cに対応するユーザ単位のOAM用の監視レート68Bを監視レート管理テーブル68から取得し、取得した監視レートを、同ユーザのOAMパケットの出力側OAM用ポリサ部32の監視レートとして設定する。
出力側OAM用ポリサ部32は、ユーザ単位PID61Cで監視レートを設定し、ユーザ毎にOAMパケットの伝送レートが監視レートを超えた場合、そのOAMパケットを廃棄する。その結果、出力側OAM用ポリサ部32は、OAMパケットによる出力側バッファ部33及びCPU13への負担を軽減することができる。
また、出力側OAM用ポリサ部32は、ユーザ毎にOAMパケットの伝送レートが監視レートを超えなかった場合、CPU13宛のOAMパケットを出力側バッファ部33に順次格納する。その結果、出力側OAM用ポリサ部32は、出力側バッファ部33に負担をかけることなく、CPU13に負担のないCPU13の許容レートでOAMパケットを順次伝送することになる。
実施例1では、ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応するユーザ単位PID41B、OAM種別要求フラグ41C及びOAM種別単位PID51Cを取得する。そして、OAM種別要求フラグ41CがONの場合、OAM種別単位PID51Cに対応するOAM種別(CC,LB,LT)毎の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24側の監視レートとして設定する。各ユーザのOAMパケットのOAM種別毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行した。従って、実施例1では、OAMパケットに対するCPU13や入力側バッファ部25の負担を大幅に軽減することができる。その結果、CPU13の処理能力の低下やハングアップ、バッファオーバフロー、回線切替の誤判断を防止すると共に、ユーザ間のOAMパケットの異常レートが影響しあうような事態を回避することができる。
また、実施例1では、OAM種別要求フラグ41CがOFFの場合、ユーザ単位PID41Bに対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24側の監視レートとして設定し、ユーザ毎にOAMパケットのシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行した。その結果、OAMパケットに対するCPU13や入力バッファ部25への負担を軽減することができる。
また、実施例1では、ユーザ単位PID41Bに対応する監視レートを入力側通信用ポリサ部23側の監視レートとして設定し、各ユーザの通信パケット毎にデュアルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するようにしたので、通信パケットを相手先に円滑に伝送することができる。
また、実施例1では、OAMパケットのポリシング制御にシングルトークンバケット方式を採用したので、通信パケットのポリシング制御に使用するデュアルトークバケット方式に比較してメモリ容量を抑えることができる。
また、実施例1では、ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応するユーザ単位PID61C、OAM種別要求フラグ61D及びOAM種別単位PID61Eを取得する。そして、OAM種別要求フラグ61DがONの場合、OAM種別単位PID61Eに対応するOAM種別(CC,LB,LT)毎の監視レートを出力側OAM用ポリサ部32側の監視レートとして設定し、各ユーザのOAMパケットのOAM種別(CC,LB,LT)毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行した。従って、実施例1では、OAMパケットに対するCPU13や出力側バッファ部33への負担を大幅に軽減することができる。その結果、CPU13の処理能力の低下やハングアップ、バッファオーバフロー、回線切替の誤判断を防止すると共に、ユーザ間のOAMパケットの異常レートが影響しあうような事態を回避することができる。
また、実施例1では、OAM種別要求フラグ61DがOFFの場合、ユーザ単位PID61Cに対応するユーザ単位のOAM用の監視レートを出力側OAM用ポリサ部32側の監視レートとして設定し、ユーザ毎にOAMパケットのシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するようにしたので、OAMパケットに対するCPU13や出力バッファ部33への負担を軽減することができる。
また、実施例1では、入力側OAM用ポリサ部24及び出力側OAM用ポリサ部32側の監視レートを直接設定するのではなく、ユーザ毎に監視レートをPIDで管理するようにした。その結果、保守者は、ユーザ毎のPIDを設定変更可能にし、同一PIDを複数のユーザに割り当てることで任意のグループを設定し、グループ単位の監視レートでポリシング制御を実現することができる。
また、実施例1では、ユーザOAM種別毎に監視レートをPID(OAM種別単位PID51C)で管理し、OAM種別のサービス内容に応じてPID(OAM種別単位PID51C)を設定変更可能にしたので、OAM種別のサービス内容に応じた監視レートでポリシング制御を実現することができると共に、CPU13の限られたパケット処理能力を最大限に活用することができる。
尚、上記実施例1では、入力ポート部11内の入力側ユーザ管理テーブル41、入力側OAM種別管理テーブル51及び監視レート管理テーブル53と、出力ポート部12内の出力側ユーザ管理テーブル61及び監視レート管理テーブル68とを別個配置するようにしたが、これらテーブルの重複項目を一括統合管理したテーブルを設けるようにしても良く、この場合、装置全体でのメモリ容量の大幅削減を図ることができる。
また、上記実施例1では、OAMパケットの監視レートを入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32を設定する際、OAM種別要求フラグ41Cに基づき、ユーザ単位PID41B又はOAM種別単位PID51Cに対応する監視レートを設定した。しかしながら、そもそも、通信パケット用のポリサ部(入力側通信用ポリサ部23)とは別個に、OAMパケット用のポリサ部(入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32)を設けた点でCPU13及びバッファ部(入力側バッファ部25及び出力側バッファ部33)の負担を軽減することができる。そこで、OAM種別要求フラグ41Cを設定しなくても、ユーザ単位PID41B又はOAM種別単位PID51Cの何れか一方に対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAMポリサ部32に設定することで同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施例1では、第2フロー識別部22内部の入力側フラグ判定部56にてOAM種別要求フラグ41CがOFFの場合、入力側ユーザ単位PID取得部43にて取得したユーザ単位PID41Bに対応する通信パケット用の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定した。しかしながら、そもそも、ユーザ単位PID41Bはユーザ単位の通信パケット用の監視レートに対応し、OAMパケットの監視レートに比較して高く設定している。そこで、OAMパケットに対するポリシング効果を向上させるために、OAMパケットの監視レートに応じたOAM専用のPIDを設定するようにしても良く、この場合のパケット伝送システムにつき、実施例2として、以下に説明する。
図8は、実施例2のパケット伝送装置の入力ポート部11内部の概略構成を示すブロック図である。尚、実施例1のパケット伝送装置2と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
実施例1のパケット伝送装置2と実施例2のパケット伝送装置とが異なるところは、入力ポート部11内部の第2フロー識別部22内の入力側OAM種別管理テーブル510(51)、入力側OAM種別単位PID取得部550(55)及び入力側OAM用ポリシング設定部570(57)の内部構成にある。
入力側OAM種別管理テーブル510は、OAM種別51B及びOAM種別単位PID51Cの他に、ユーザ51Aに対応付けたOAM専用の監視レートに応じたユーザ単位OAM専用PID51Dを管理している。
尚、保守者は、入力操作で入力側OAM種別管理テーブル510内のユーザ51A、OAM種別51B、OAM種別単位PID51C及びユーザ単位OAM専用PID51Dを適宜変更可能にしている。
また、ユーザ単位OAM専用PID51Dに対応するOAM専用の監視レートは、ユーザ単位PID41Bに対応した通信パケット用の監視レートに比較して低く、OAMパケットに応じた監視レートに相当するものである。
更に、入力側OAM種別単位PID取得部550は、ユーザフローの付加情報に含まれるユーザ51Aに対応したOAM種別単位PID51C及びユーザ単位OAM専用PID51Dを入力側OAM種別管理テーブル510から夫々取得するものである。
入力側OAM用ポリシング設定部570は、入力側フラグ判定部56にてOAM種別要求フラグ41CがONの場合、OAM種別単位PID51Cに対応したOAM種別用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得した監視レートを、同ユーザの各OAM種別の入力側OAM用ポリサ部24の監視レートとして設定するものである。
更に、入力側OAM用ポリシング設定部570は、入力側フラグ判定部56にてOAM種別要求フラグ41CがOFFの場合、ユーザ単位OAM専用PID51Dに対応したOAM専用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得した監視レートを、同ユーザの入力側OAM用ポリサ部24の監視レートとして設定するものである。
入力側OAM用ポリサ部24は、ユーザ単位OAM専用PID51Dに対応するOAM専用の監視レートに基づき、同ユーザのOAMパケットをOAM種別毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行するものである。
次に、実施例2のパケット伝送システムの動作について説明する。図9は、実施例2の第2ポリシング設定処理に関わる入力ポート部11内部の処理動作を示すフローチャートである。
図9において第2フロー識別部22の入力側OAM種別単位PID取得部550は、ステップS15にてユーザフローがOAMパケットの場合、付加情報に含まれる同ユーザの各OAM種別に対応したOAM種別単位PID51C及びユーザ単位OAM専用PID51Dを取得する(ステップS31)。
入力側フラグ判定部56は、付加情報に含まれる同ユーザのOAM種別要求フラグ41CがONであるか否かを判定する(ステップS32)。
入力側OAM用ポリシング設定部570は、付加情報に含まれる同ユーザのOAM種別要求フラグ41CがONの場合(ステップS32肯定)、ステップS31にて取得したOAM種別単位PID51Cに対応したOAM種別用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得し、取得した各OAM種別の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定すべく、ステップS18に移行する。
また、入力側OAM用ポリシング設定部570は、付加情報に含まれる同ユーザのOAM種別要求フラグ41CがOFFの場合(ステップS32否定)、ステップS31にて取得したユーザ単位OAM専用PID51Dに対応したOAM専用の監視レート53Bを監視レート管理テーブル53から取得する。そして、入力側OAM用ポリシング設定部570は、取得したユーザのOAM専用の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定した後(ステップS33)、設定した監視レートに基づき、シングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行すべく、ステップS19に移行する。
実施例2によれば、OAM種別要求フラグ41CがOFFの場合でも、通信パケットのユーザ単位PID41Bではなく、OAM専用のユーザ単位PID、すなわちユーザ単位OAM専用PID51Dに対応するOAM専用の監視レートを設定するようにしたので、図7に示す第1ポリシング設定処理に比較して、OAM専用の監視レートに応じた最適なポリシング制御を実現することができる。
尚、上記実施例2では、OAMパケットの監視レートを入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32に設定する際、OAM種別要求フラグ41Cに基づき、OAM種別単位PID51C又はユーザ単位OAM専用PID51Dに対応する監視レートを設定した。しかしながら、そもそも、通信パケット用のポリサ部(入力側通信用ポリサ部23)とは別個に、OAMパケット用のポリサ部(入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32)を設けた点でCPU13及びバッファ部(入力側バッファ部25及び出力側バッファ部33)の負担を軽減することができる。そこで、OAM種別要求フラグ41Cを設定しなくても、OAM種別単位PID51C又はユーザ単位OAM専用PID51Dの何れか一方に対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAMポリサ部32に設定することで同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、同様に、ユーザ単位OAM専用PID51Dを具備しなくても、OAM種別要求フラグ41CがON設定の場合、ユーザ単位OAM専用PID51Dと同一監視レートのOAM種別単位PID51Cに対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAMポリサ部32に設定するようにしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施例1においては、出力ポート12内部に出力側OAM用ポリサ部32及び出力側バッファ部33を配置するようにしたが、出力ポート12内部の出力側OAM用ポリサ部32及び出力側バッファ部33を入力ポート11内部の入力側OAM用ポリサ部24及び入力側バッファ部25で兼用するようにしても良く、この場合の実施例につき、実施例3として以下に説明する。
図10は、実施例3のパケット伝送システム内部の概略構成を示すブロック図、図11は、出力ポート部12内の第4フロー識別部内部の概略構成を示すブロック図である。尚、実施例1のパケット伝送システム1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図10に示すパケット伝送システム1B内のパケット伝送装置2Bは、出力側OAM用ポリサ部32及び出力側バッファ部33を出力ポート部12に内蔵することなく、これら出力側OAM用ポリサ部32及び出力側バッファ部33を入力側OAM用ポリサ部24及び入力側バッファ部25で兼用し、出力ポート部12側の第4フロー識別部71で受信したOAMパケットに対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定した。尚、図11に示す第4フロー識別部71の内部構成は、図2に示す第3フロー識別部31の内部構成とほぼ同一である。
次に、実施例3のパケット伝送システム1Bの動作について、図10及び図11を交えて説明する。
図11に示す出力ポート部12内の第4フロー識別部71は、ユーザフローを受信し、ユーザに対応したユーザ単位PID61C、OAM種別要求フラグ61D及びOAM種別単位PID61Eを出力側ユーザ管理テーブル61から取得し、OAM種別要求フラグ61DがONの場合、各OAM種別単位PID61Eに対応したOAM種別用の監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定する。
入力側OAM用ポリサ部24は、各OAM種別単位PID61Eに対応したOAM種別用の各監視レートに基づき、同ユーザのOAMパケットをOAM種別毎にシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行する。
また、第4フロー識別部71は、OAM種別要求フラグ61DがOFFの場合、ユーザ単位PID61Cに対応したユーザ単位のOAM用の監視レートを入力側OAMポリサ部24に設定する。
入力側OAM用ポリサ部24は、ユーザ単位PID61Cに対応した監視レートに基づき、同ユーザのOAMパケットをシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行する。
例えば、入力ポート部11側でユーザ#Fのユーザフロー、出力ポート部12側でユーザ#Hのユーザフローを受信した場合、図3及び図4に示すように、ユーザ#Fのユーザ単位PIDを“6”、OAM種別要求フラグをON、OAM種別単位PIDのCCを“50”、LBを“51”、LTを“52”とし、図6に示すように、ユーザ#Hのユーザ単位PIDを“6”、OAM種別要求フラグをON、OAM種別単位PIDのCCを“50”、LBを“51”、LTを“52”とし、ユーザ#F及びユーザ#HのPIDを共有化した場合を想定する。
入力ポート部11の第1フロー識別部21及び第2フロー識別部22は、ユーザフローを受信し、ユーザ#Fに対応するユーザ単位PID41Bを“6”、OAM種別要求フラグ41CをON、ユーザOAM種別単位PID51CのCC“50”、LB“51”及びLT“52”を取得し、入力側OAM用ポリサ部24にユーザ#FのOAMパケットに対して各ユーザOAM種別単位PID51Cに対応したOAM種別用の監視レートを設定する。
また、出力ポート部12の第4フロー識別部71は、ユーザフローを受信し、ユーザ#Hに対応するユーザ単位PID61Cを“6”、OAM種別要求フラグ61DをON、OAM種別単位PID61EのCC“50”、LB“51”及びLT“52”を取得し、入力側OAM用ポリサ部24にユーザ#HのOAMパケットに対して各OAM種別単位PID61Eに対応したOAM種別用の監視レートを設定する。
その結果、入力側OAM用ポリサ部24は、ユーザ#F及びユーザ#HのOAMパケットに対して同一のOAM種別単位PID61Eに対応したOAM種別用の監視レートを設定し、ユーザ#F及びユーザ#HのOAMパケットに対して同一監視レートでシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行することができる。
また、入力ポート部11側でユーザ#Gのユーザフロー、出力ポート部12側でユーザ#Iのユーザフローを受信した場合、図3及び図4に示すように、ユーザ#Gのユーザ単位PID41Bを“8”、OAM種別要求フラグ41CをOFF、ユーザOAM種別単位PID51CのCCを“60”、LBを“61”、LTを“62”とし、図6に示すように、ユーザ#Iのユーザ単位PID61Cを“8”、OAM種別要求フラグ61DをOFF、ユーザOAM種別単位PID61EのCCを“60”、LBを“61”、LTを“62”とし、ユーザ#G及びユーザ#IのPIDを共有化した場合を想定する。
この場合、入力ポート部11の第1フロー識別部21及び第2フロー識別部22は、ユーザフローを受信し、ユーザ#Gに対応するユーザ単位PID41Bを“8”、OAM種別要求フラグ41CをOFF、ユーザOAM種別単位PID51CのCC“60”、LB“61”及びLT“62”を取得し、入力側OAM用ポリサ部24にユーザ#GのOAMパケットに対してユーザ単位PID“8”に対応した通信パケット用の監視レートを設定する。
また、出力ポート部12の第4フロー識別部71は、ユーザフローを受信し、ユーザ#Iに対応するユーザ単位PID61Cを“8”、OAM種別要求フラグ61DをOFF、ユーザOAM種別単位PID61EのCC“60”、LB“61”及びLT“62”を取得し、入力側OAM用ポリサ部24にユーザ#IのOAMパケットに対してユーザ単位PID“8”に対応したユーザ単位のOAM用の監視レートを設定する。
その結果、入力側OAM用ポリサ部24は、ユーザ#G及びユーザ#IのOAMパケットに対して同一のユーザ単位PID“8”に対応した通信パケット用(又はユーザ単位のOAM用)の監視レートを設定し、ユーザ#G及びユーザ#IのOAMパケットに対して同一監視レートでシングルトークンバケット方式によるポリシング制御を実行する。
実施例3では、出力ポート部12内に出力側OAM用ポリサ部32及び出力側バッファ部33を内蔵することなく、入力ポート部11内の入力側OAM用ポリサ部24及び入力側バッファ部25で兼用し、出力ポート部12側の第4フロー識別部71で受信したOAMパケットに対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定するようにしたので、実施例1のパケット伝送装置2に比較して、出力側OAM用ポリサ部32及び出力側バッファ部33分のメモリ量を削減することができる。
また、実施例3では、入力ポート部11及び出力ポート部12側で受信した各ユーザのOAMパケットを同一監視レートで設定するようにしたので、メモリ使用量を削減することができる。
尚、上記実施例3では、OAMパケットの監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定する際、OAM種別要求フラグ41Cに基づき、ユーザ単位PID41B又はOAM種別単位PID51Cに対応する監視レートを設定した。しかしながら、そもそも、通信パケット用のポリサ部(入力側通信用ポリサ部23)とは別個に、OAMパケット用のポリサ部(入力側OAM用ポリサ部24)を設けた点でCPU13及びバッファ部(入力側バッファ部25)の負担を軽減することができる。そこで、OAM種別要求フラグ41Cを設定しなくても、ユーザ単位PID41B又はOAM種別単位PID51C、61Eの何れか一方に対応する監視レートを入力側OAM用ポリサ部24に設定することで同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施例1〜3では、監視レートをPIDで管理するようにしたが、特定のPID“0”に対応する監視レートを“なし”とし、第2フロー識別部22又は第3フロー識別部31(第4フロー識別部71)側で特定のPID“0”が取得された場合、入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32側でポリシング制御を実行しないように設定するようにしても良い。この場合、OAMパケットに対してポリシング制御を実行するか否かを簡単に設定することができる。
また、同様に、特定のPIDに、実質的にOAMパケットのポリシング効果が得られない程度の非常に高い監視レートを割り当て、第2フロー識別部22又は第3フロー識別部31(第4フロー識別部71)側では、この特定のPIDが取得されると、入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32側で高い監視レートを設定するようにしても良い。この場合、実質的にOAMパケットのポリシング効果が得られないため、OAMパケットに対してポリシング制御を実行するか否かを簡単に設定することができる。
また、同様に、OAMパケットのポリシング制御を実行しない設定フラグを別個設け、その設定フラグに基づきOAMパケットのポリシング制御を実行しないように設定するようにしても良い。この場合、OAMパケットに対してポリシング制御を実行するか否かを簡単に設定することができる。
また、上記実施例1〜3では、入力側OAM用ポリシング設定部57又は出力側OAM用ポリシング設定部69にて入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32側にOAMパケットのOAM種別単位PID又はユーザ単位PIDに対応した監視レートを設定した。しかしながら、入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32側に設定した監視レートが、例えばCPU13の許容レートを超えた場合、同監視レートの設定を拒絶し、設定した監視レートがCPU13の許容レートを超えなかった場合、同監視レートの設定を許可するようにしても良い。
また、上記実施例1〜3では、入力側OAM用ポリサ部24又は出力側OAM用ポリサ部32側でシングルトークンバケット方式のポリシング制御でOAMパケットを廃棄する際に、その廃棄数をカウントする廃棄数カウント部を備え、例えば、ポート単位、サービス単位やOAM種別単位でOAMパケットの廃棄数を統計収集し、図示せぬ表示部に統計結果を表示するようにしても良い。尚、入力側通信用ポリサ部23についても、同様に廃棄数をカウントするようにしても良いことは言うまでもない。
また、上記実施例1〜3では、OAMパケットのOAM種別としてCC,LB及びLTの3種類を例に挙げて説明したが、これらに限定されるものではないことは言うまでもない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本実施例によって本発明の技術的思想の範囲が限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲を逸脱しない限り、各種様々な実施例が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、本実施例で説明した各種処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動で行うことも可能であることは勿論のこと、その逆に、手動で行われるものとして説明した処理の全部又は一部を自動で行うことも可能であることは言うまでもない。また、本実施例で説明した処理手順、制御手順、具体的名称、各種データやパラメータを含む情報についても、特記した場合を除き、適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的に記載したものであって、必ずしも物理的に図示のように構成されるものではなく、その各装置の具体的な態様は図示のものに限縮されるものでは到底ないことは言うまでもない。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上、又は同CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別部と、
前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出部と、
前記保守パケット抽出部にて抽出した前記保守パケットの透過出力を、設定中の監視レートに基づき制御する保守パケット用出力制御部と、
前記保守パケット用出力制御部にて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御部と、
を有することを特徴とするパケット伝送装置。
(付記2)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ管理部と、
前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する前記監視レート識別情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御することを特徴とする付記1記載のパケット伝送装置。
(付記3)前記監視レート管理部に管理中の前記監視レート識別情報及び前記監視レートと、前記ユーザ管理部に管理中の前記ユーザ及び前記監視レート識別情報を設定変更可能にしたことを特徴とする付記2記載のパケット伝送装置。
(付記4)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部と、
前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報に対応する監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とする付記1記載のパケット伝送装置。
(付記5)前記監視レート管理部に管理中の前記監視レート識別情報及び前記監視レートと、前記ユーザ保守種別管理部に管理中の前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別及び前記監視レート識別情報とを設定変更可能にしたことを特徴とする付記4記載のパケット伝送装置。
(付記6)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部と、
前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報及び、前記保守内容種別単位の監視レート識別情報の使用要否を示す使用フラグ情報を管理するユーザ管理部と、
前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する使用フラグ情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した使用フラグ情報に基づき、前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用するか否かを判定するフラグ判定部と、
前記フラグ判定部にて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用しないと判定されると、前記識別したユーザに対応する前記監視レート識別情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御すると共に、
前記監視レート設定部は、
前記フラグ判定部にて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用すると判定されると、前記識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記監視レート管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定し、
前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とする付記1記載のパケット伝送装置。
(付記7)前記監視レート管理部に管理中の前記監視レート識別情報及び前記監視レートと、前記ユーザ保守種別管理部に管理中の前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別及び前記監視レート識別情報と、前記ユーザ管理部に管理中の前記ユーザ、前記監視レート識別情報及び前記使用フラグ情報とを設定変更可能にしたことを特徴とする付記6記載のパケット伝送装置。
(付記8)前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記監視レートに基づき、前記ユーザの保守パケットが設定中の監視レートを超えた場合、この保守パケットを廃棄すると共に、前記ユーザの保守パケットが前記設定中の監視レートを超えなかった場合、この保守パケットを透過出力することを特徴とする付記2〜7の何れか一に記載のパケット伝送装置。
(付記9)前記保守パケット用出力制御部は、
シングルトークンバケット方式を採用したことを特徴とする付記8記載のパケット伝送装置。
(付記10)前記保守パケット用出力制御部は、
前記保守パケットの廃棄数をカウントする廃棄数カウント部を有することを特徴とする付記8又は9記載のパケット伝送装置。
(付記11)前記監視レート設定部は、
前記監視レート管理部から読み出した前記監視レートが前記制御部の許容レートを超えた場合、前記読み出した監視レートの設定を拒絶すると共に、前記監視レート管理部から読み出した前記監視レートが前記制御部の前記許容レートを超えなかった場合、前記読み出した監視レートを設定することを特徴とする付記2〜10の何れか一に記載のパケット伝送装置。
(付記12)前記監視レート管理部は、
前記通信パケット用の監視レートよりも低い前記保守パケット用の監視レートを管理することを特徴とする付記2〜11の何れか一に記載のパケット伝送装置。
(付記13)前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザのユーザフローから前記通信パケットを抽出する通信パケット抽出部と、
前記通信パケット抽出部にて抽出した前記通信パケットの透過出力を、設定中の監視レートに基づき制御する通信パケット用出力制御部と、
を有することを特徴とする付記1〜11の何れか一に記載のパケット伝送装置。
(付記14)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部と、
前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報及び、前記保守内容種別単位の監視レート識別情報の使用要否を示す使用フラグ情報を管理するユーザ管理部と、
前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する使用フラグ情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した使用フラグ情報に基づき、前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用するか否かを判定するフラグ判定部と、
前記フラグ判定部にて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用しないと判定されると、前記識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した前記保守種別内容毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御すると共に、
前記監視レート設定部は、
前記フラグ判定部にて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用すると判定されると、前記識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定し、
前記保守パケット用出力制御部は、
前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とする付記1記載のパケット伝送装置。
(付記15)通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別ステップと、
前記ユーザ識別ステップにて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出ステップと、
前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記保守パケットの透過出力を、設定中の監視レートに基づき制御する保守パケット用出力制御ステップと、
前記保守パケット用出力制御ステップにて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とするパケット伝送方法。
(付記16)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部を準備する監視レート管理ステップと、
前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ管理部を準備するユーザ管理ステップと、
前記ユーザ識別ステップにて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する前記監視レート識別情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した監視レートを前記保守パケット用出力制御ステップに設定する監視レート設定ステップとを含み、
前記保守パケット用出力制御ステップは、
前記監視レート設定ステップにて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御することを特徴とする付記15記載のパケット伝送方法。
(付記17)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部を準備する監視レート管理ステップと、
前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部を準備する保守種別管理ステップと、
前記ユーザ識別ステップにて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理ステップから読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御ステップに設定する監視レート設定ステップとを含み、
前記保守パケット用出力制御ステップは、
前記監視レート設定ステップにて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とする付記15記載のパケット伝送方法。
(付記18)前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部を準備する監視レート管理ステップと、
前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部を準備する保守種別管理ステップと、
前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報及び、前記保守内容種別単位の監視レート識別情報の使用要否を示す使用フラグ情報を管理するユーザ管理部を準備するユーザ管理ステップと、
前記ユーザ識別ステップにて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する使用フラグ情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した使用フラグ情報に基づき、前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用するか否かを判定するフラグ判定ステップと、
前記フラグ判定ステップにて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用しないと判定されると、前記識別したユーザに対応する前記監視レート識別情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した監視レートを前記保守パケット用出力制御ステップに設定する監視レート設定ステップとを含み、
前記保守パケット用出力制御ステップは、
前記監視レート設定ステップにて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御すると共に、
前記監視レート設定ステップは、
前記フラグ判定ステップにて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用すると判定されると、前記識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記監視レート管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御ステップに設定し、
前記保守パケット用出力制御ステップは、
前記監視レート設定ステップにて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とする付記15記載のパケット伝送方法。
実施例1のパケット伝送システム内部の概略構成を示すブロック図である。 入力ポート部内部の第1フロー識別部及び第2フロー識別部内部の概略構成を示すブロック図である。 入力側ユーザ管理テーブルのテーブル内容を端的に示す説明図である。 入力側OAM種別管理テーブルのテーブル内容を端的に示す説明図である。 出力ポート部内部の第3フロー識別部内部の概略構成を示すブロック図である。 出力側ユーザ管理テーブルのテーブル内容を端的に示す説明図である。 実施例1のパケット伝送装置内の第1ポリシング設定処理に関わる入力ポート部側の処理動作を示すフローチャートである。 実施例2のパケット伝送装置内の入力ポート部内部の第1フロー識別部及び第2フロー識別部内部の概略構成を示すブロック図である。 実施例2の第2ポリシング設定処理に関わる入力ポート部内部の処理動作を示すフローチャートである。 実施例3のパケット伝送システム内部の概略構成を示すブロック図である。 第4フロー識別部内部の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 パケット伝送装置
21 第1フロー識別部
22 第2フロー識別部
24 入力側OAM用ポリサ部
31 第3フロー識別部
32 出力側OAM用ポリサ部
41 入力側ユーザ管理テーブル
42 入力側ユーザ識別部
43 入力側ユーザ単位PID取得部
44 入力側OAM種別要求フラグ取得部
51,510 入力側OAM種別管理テーブル
52 入力側パケット分離抽出部
53 監視レート管理テーブル
55,550 入力側OAM種別単位PID取得部
56 入力側フラグ判定部
57,570 入力側OAM用ポリシング設定部
61 出力側ユーザ管理テーブル
62 出力側ユーザ識別部
63 出力側パケット分離抽出部
64 出力側ユーザ単位PID取得部
65 出力側OAM種別要求フラグ取得部
66 出力側OAM種別単位PID取得部
67 出力側フラグ判定部
68 監視レート管理テーブル
69 出力側OAM用ポリシング設定部
71 第4フロー識別部

Claims (7)

  1. 通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別部と、
    前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出部と、
    前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザに応じて監視レートを設定し、この設定した監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記保守パケットの透過出力を制御する保守パケット用出力制御部と、
    前記保守パケット用出力制御部にて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御部と、
    前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
    前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ管理部と、
    前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する前記監視レート識別情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
    前記保守パケット用出力制御部は、
    前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御することを特徴とするパケット伝送装置。
  2. 通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別部と、
    前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出部と、
    前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザに応じて監視レートを設定し、この設定した監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記保守パケットの透過出力を制御する保守パケット用出力制御部と、
    前記保守パケット用出力制御部にて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御部と、
    前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
    前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部と、
    前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報に対応する監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
    前記保守パケット用出力制御部は、
    前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とするパケット伝送装置。
  3. 通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別部と、
    前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出部と、
    前記ユーザ識別部にて識別した前記ユーザに応じて監視レートを設定し、この設定した監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記保守パケットの透過出力を制御する保守パケット用出力制御部と、
    前記保守パケット用出力制御部にて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御部と、
    前記監視レートを識別する監視レート識別情報毎に、前記監視レートを管理する監視レート管理部と、
    前記ユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎に、前記監視レート識別情報を管理するユーザ保守種別管理部と、
    前記ユーザ毎に、前記監視レート識別情報及び、前記保守内容種別単位の監視レート識別情報の使用要否を示す使用フラグ情報を管理するユーザ管理部と、
    前記ユーザ識別部にて前記ユーザフローのユーザを識別すると、識別したユーザに対応する使用フラグ情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した使用フラグ情報に基づき、前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用するか否かを判定するフラグ判定部と、
    前記フラグ判定部にて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用しないと判定されると、前記識別したユーザに対応する前記監視レート識別情報を前記ユーザ管理部から読み出し、読み出した前記監視レート識別情報に対応する前記監視レートを前記監視レート管理部から読み出し、読み出した監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定する監視レート設定部とを有し、
    前記保守パケット用出力制御部は、
    前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御すると共に、
    前記監視レート設定部は、
    前記フラグ判定部にて前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を使用すると判定されると、前記識別したユーザに関わる保守パケットの保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記ユーザ保守種別管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レート識別情報を前記監視レート管理部から読み出し、これら読み出した前記保守内容種別毎の前記監視レートを前記保守パケット用出力制御部に設定し、
    前記保守パケット用出力制御部は、
    前記監視レート設定部にて設定した前記ユーザの保守内容種別毎の監視レートに基づき、前記保守パケット抽出部にて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの保守内容種別毎の透過出力を制御することを特徴とするパケット伝送装置。
  4. 前記保守パケット用出力制御部は、
    前記監視レート設定部にて設定した前記監視レートに基づき、前記ユーザの保守パケットが設定中の監視レートを超えた場合、この保守パケットを廃棄すると共に、前記ユーザの保守パケットが前記設定中の監視レートを超えなかった場合、この保守パケットを透過出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載のパケット伝送装置。
  5. 前記保守パケット用出力制御部は、
    前記保守パケットの廃棄数をカウントする廃棄数カウント部を有することを特徴とする請求項記載のパケット伝送装置。
  6. 前記監視レート設定部は、
    前記監視レート管理部から読み出した前記監視レートが前記制御部の許容レートを超えた場合、前記読み出した監視レートの設定を拒絶すると共に、前記監視レート管理部から読み出した前記監視レートが前記制御部の前記許容レートを超えなかった場合、前記読み出した監視レートを設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一に記載のパケット伝送装置。
  7. 通信パケット及び保守パケットを含むユーザフローを入力すると、入力したユーザフローのユーザを識別するユーザ識別ステップと、
    前記ユーザ識別ステップにて識別した前記ユーザのユーザフローから前記保守パケットを抽出する保守パケット抽出ステップと、
    前記ユーザ識別ステップにて識別したユーザに対応する監視レート識別情報を取得し、取得された前記監視レート識別情報に対応する監視レートを取得し、取得された前記監視レートを設定する監視レート設定ステップと、
    前記監視レート設定ステップにて設定した前記ユーザの監視レートに基づき、前記保守パケット抽出ステップにて抽出した前記ユーザに関わる前記保守パケットの透過出力を制御する保守パケット用出力制御ステップと、
    前記保守パケット用出力制御ステップにて透過出力した前記ユーザの前記保守パケットに基づき、同ユーザの前記ユーザフローを監視制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とするパケット伝送方法。
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