JP4732938B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4732938B2
JP4732938B2 JP2006092320A JP2006092320A JP4732938B2 JP 4732938 B2 JP4732938 B2 JP 4732938B2 JP 2006092320 A JP2006092320 A JP 2006092320A JP 2006092320 A JP2006092320 A JP 2006092320A JP 4732938 B2 JP4732938 B2 JP 4732938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
electron beam
information
unit
medical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006092320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007260295A (ja
Inventor
正秋 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2006092320A priority Critical patent/JP4732938B2/ja
Publication of JP2007260295A publication Critical patent/JP2007260295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4732938B2 publication Critical patent/JP4732938B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、医療用器具或いは医療用材料に貼付されたICタグとの通信を行う通信装置に関する。特に、医療用器具或いは医療用材料の滅菌状況を管理するための通信装置に関する。
医療器分野では、医療ミスを減少させる目的で、医療用器具または医療用材料の滅菌状況、使用状況、商品内容などの情報を確実に管理するための手段が要望されている。
特許文献1では、バーコードを利用した病院内滅菌管理システムが開示されている。このシステムでは、透明樹脂製の袋等に収容された医療器具を管理するために、袋にバーコードシールが貼り付けられ、ハンディターミナルによりバーコード情報が読み取り可能になっている。このような医療器具の滅菌処理を行う場合、処理前に貼付されているバーコードの情報を読み取り、滅菌処理後に管理装置において滅菌処理に関する情報と関連づけて登録しておく。これにより、コンピュータシステムの側で、医療器具に滅菌処理が行われたか否かを管理することができる。
このような特許文献1における管理システムは、鉗子などのように院内において繰り返し用いられる医療用器具の滅菌処理の有無を管理するために提案されたものである。よって、注射針などのような、再利用を前提とせず1回使った後は処分してしまうような医療用器具を使用する前に、滅菌処理の有無を確認するためのシステムとしては有用ではない。
また、特許文献1のシステムではバーコードそのものには、滅菌処理に関する情報やその他の情報(医療用器具などに関する情報)を持たせることができず、外部のコンピュータシステムにおいて管理するしかなかった。
これに対し、現在の医療器分野では、ICタグが注目されている。ICタグは、一般にメモリ領域を備えており、滅菌処理に関する情報や、医療用器具に関する情報を電子データとして保存しておき、ICタグリーダーとして機能する外部装置により、該情報を読み出すことが可能である。このような特徴により、ICタグの医療用器具等に関する物流システムへの応用が注目され、実用化が検討されているが、医療器分野においてはICタグの電子線滅菌に対する耐性の問題で導入検討が遅れていた。医療用器具や医療用材料は、製造元からの出荷前に一律に滅菌処理されるが、電子線滅菌は、この滅菌処理の一手法である。電子線滅菌では、滅菌対象物(医療器具等)に向けて強い電子線エネルギーを放射することにより滅菌を行うが、今後の医療器分野において普及が進むと考えられている滅菌処理の一つである。
電子線滅菌では、このように強い電子線エネルギーを照射するため、従来のICタグでは記録されているデータが破壊されてしまう虞がある。より具体的に、従来のICタグにおいては電子を利用してデータの記録が行われているところ、滅菌時に使用される電子線がICタグのメモリ回路を通過すると、異常電流が発生し記録データが破壊されてしまう。
特開2005−081072号公報
このように、従来は、医療用器具や医療用材料の滅菌処理の有無を効率的に確認することが困難であり、また、一般的なICタグを用いた場合には電子線滅菌により記録されたデータが破壊されてしまう虞があるため、医療用器具等を個々に識別するためのタグとして利用することが困難であった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、電子線滅菌に耐えうるICタグとの通信により医療用器具や医療用材料の滅菌処理の有無を効率的に確認可能とする通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、医療用機器或いは医療用材料に貼付されたICタグと通信する通信装置であって、前記ICタグから、該ICタグを一意に識別するための識別情報を取得、前記ICタグに、前記医療用機器或いは医療用材料について行われる電子線滅菌処理以前に書き込まれた所定の情報を、前記ICタグから取得する第1の通信手段と、前記第1の通信手段により前記所定の情報が取得できない場合に、前記医療用機器或いは医療用材料が電子線滅菌処理されていると判定し、前記所定の情報が取得できた場合に、前記医療用機器或いは医療用材料には電子線滅菌処理されていないと判定する判定手段と、前記判定の結果を通知する通知手段とを備え、前記所定の情報は、前記ICタグ内において、電子的に情報を保持する第1の記憶領域内に前記電子線滅菌処理の実行以前に保存され、前記電子線滅菌処理における電子線の放射により、前記第1の記憶領域内における前記所定の情報が破壊され、前記識別情報は、前記ICタグ内において、電子線描画技術を用いて第2の記憶領域内に保存され、前記第2の記憶領域内における前記所定の情報は、前記電子線滅菌処理における電子線の放射によっては破壊されないことを特徴とする。
本発明によれば、電子線滅菌に耐えうるICタグとの通信により医療用器具や医療用材料の滅菌処理の有無を効率的に確認可能とする通信装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態におけるICタグを用いた医療用器具等の管理システムについて説明する。図1は、本実施形態の管理システムの構成の一例を示す図である。商品100は、医療用器具(カテーテル、注射器、注射針など)または医療用材料(延長用チューブなど)、あるいはこれらと共に使用される薬剤であり、図1に示すようにICタグ102が直接又は包装用の容器又は袋に貼付または埋め込まれる。
ICタグ102は、医療器具にも十分に貼付または埋め込み可能な大きさを有することが望ましい。また、ICタグ102は、第1のチップとして、タグID情報を有するタグID部104を含む。ここで、タグID情報とは、ICタグ102を固有に識別可能な識別情報であり、例えばICタグ102のシリアル番号であっても良い。本実施形態に対応するより具体的な内容は、図3を参照して後述する。また、タグID部104には読み取り専用のメモリが含まれ、タグID情報は該メモリ内に記憶される。このとき、メモリの記憶方式は、電子線により記憶データが影響を受けない方式であることが望ましく、例えば、タグID部104の製造時に物理的な構造においてタグID情報が記憶されてもよい。これにより、タグID部104内に格納されたタグID情報は、電子線滅菌に対する耐性を有することとなり、電子線滅菌を行った場合にも、ICタグ102を個々に識別することが可能となる。
ICタグ102は更に、第2のチップとして、所定のデータの書き込み、読み出しが可能なメモリ領域を備える106を含む。このとき、メモリの記憶方式は、電子的な記憶方式であって、電子線の照射により発生する異常電流で記憶データが破壊されるような方式であることが望ましい。これにより、書込部106内に格納された情報は、電子線滅菌に対する耐性を有さず、電子線滅菌の前後において記憶データの原型を維持できない。本実施形態ではこの性質を利用して、電子線滅菌前に電子線滅菌がなされたかどうかを判定するための所定の情報を書き込んでおき、電子線滅菌後に該情報が破壊されたか否かに基づき、電子線滅菌処理が行われたか否かを判定することができる。ここで書き込まれる所定の情報は、予め決められたデータであればよく、商品ごとにユニークな値をとる必要もない。なお、ICタグ102は、リーダ・ライタ110と通信するためのアンテナ等を含む。
リーダ・ライタ110は、ICタグ102と通信を行う通信装置であって、タグID部104及び書込部106に対して、無線通信を利用してデータを送受信する第1の通信部112を含む。送信距離は、ICタグ102に設けられるアンテナの長さに関係する。ここで、ICタグ102内に設けることのできるアンテナのサイズは、ICタグ102自体の大きさにより制約されるが、ICタグ102が付与される医療用器具等を利用してアンテナの長さを変えることで、通信距離を変更することができる。例えば、送信距離を長くしたい場合に、医療用材料として用いられるチューブ等にアンテナを巻きつけるように装着したり、チューブの断面にアンテナを含めたりする等してもよい。リーダ・ライタ110は、サーバー130と更なる通信を行うための第2の通信部114を含む。リーダ・ライタ110は、例えば、USBやIEEE1394等の有線接続によりサーバー130と通信をしても良いし、BluetoothやIEEE802.11或いは赤外線通信等の無線接続によりサーバー130と通信を行ってもよい。
また、リーダ・ライタ110は、タグID部104または書込部106から受信した情報を処理する情報処理部116を含む。この情報処理部116は、受信した情報から、ICタグ102及び商品100を識別するためのタグID情報や、滅菌フラグ、使用済フラグ等の情報を抽出する。これらの処理に関しては、図6のフローチャートを参照して、後段でより詳細に説明する。なお、メモリ120には、制御部118によるリーダ・ライタ110の動作制御のためのプログラムや図6に対応する処理プログラムが格納される。制御部118は、該プログラムに基づきリーダ・ライタ110の全体的な動作を制御する。
サーバー130は、サーバー130の全体の動作を制御する制御部132と、所定情報の表示を行う表示部134を含む。また、商品情報データベース136を含み、ICタグ102のタグID情報及び該タグID情報と関連づけられた商品100に関する情報とを登録・管理する。なお、サーバー130は、リーダ・ライタ110を介してタグID部104及び書込部106における情報を管理する。
メモリ142には、制御部132によるサーバー130の動作制御のためのプログラムや図6に対応する処理プログラムが格納される。
表示部134では、ICタグ102から情報が読み出された場合に、該情報に基づく画面表示を行う。また、表示部134における画面表示以外に、音声による出力を行っても良いし、画像表示と音声出力とを組み合わせてもよい。尚、本実施形態では、サーバー130側に表示部を持たせる形態を記載しているが、リーダ・ライタ110側で、ICタグ102から読み出した情報に関する表示・音声通知を行っても良い。
通信部138は、リーダ・ライタ110との通信を行う。この通信は、有線通信であっても無線通信であっても良い。有線通信の場合は、USB或いはIEEE1394等の通信プロトコルに従い、ケーブルを介してデータ通信を行うことができる。また、無線通信の場合は、IEEE802.11、Bluetooth或いは赤外線通信等の通信プロトコルに従い、ケーブル接続を行わずにデータ通信を行うことができる。操作部140は、サーバー130のオペレーターが操作入力を行うための、キーボードやマウスなどである。
次に、図2を参照して、本実施形態に対応するICタグ102のチップ構成を具体的に説明する。図2は、本実施形態に対応するICタグ102の構成の一例を概略的に示すものであって、本発明を実施するためのICタグの構成は図2に係る構成に限定されるものではない。なお、本発明におけるICタグ102は、電子線滅菌によりに保持データが破壊されるタイプのメモリと、電子線滅菌により保持データが破壊されないタイプのメモリとの両方を備えている点に特徴がある。よって、その他の付随する構成については、特に限定されるものではない。
図2において、ICタグ102が、大きくタグID部104と書込部106とに区別される点は図1でも記載したとおりである。
まず、タグID部104は、RF部201、クロック部202、電気を蓄えるキャパシタ・セル203及び読取専用のメモリであるROM204を含む。RF部201は、無線通信を制御するためのものであり、送信器及び受信器を含む。送信器及び受信器は、通常のICタグで使用されるようなものであればよい。例えば送信器では、変調器、フィルタ、アンプ及びアンテナを含み、デジタル信号に変調をかけ、不要な成分をフィルタで除去してからアンプで増幅し、アンテナから送信用の信号の放射を行う。一方の受信器は、アンテナ、フィルタ、アンプ、復調器及びフィルタを含み、空間を伝播されてくる信号をアンテナで受信し、フィルタで必要な帯域を取り出す。さらに、受信器は、これをアンプで増幅し、復号器で周波数変換をおこなって信号を復号する。
次に、ロジック部202は、RF部201を介して送受信するデータの処理を行う。具体的には、ROM204からデータを読み出して、RF部201における送信用の情報に加工する等の処理を行う。
更に、キャパシタ・セル203は、タグID部104が動作するために必要な電力を蓄積する。ここで、本実施形態に対応するICタグは、リーダ・ライタ110から無線通信により電力供給可能なパッシブタイプが好ましい。リーダ・ライタ110からの電力供給については、13.56MHz以下の周波数を用いて通信を行うものは、電磁誘導により電源を得る。一方、上記以外の周波数領域を使用するもの、例えば、2.45GHz帯の周波数を利用するICタグでは、電波による給電がおこなわれる。
本実施形態では、商品100をリーダ・ライタ110に近接させた場合に通信が可能となるように通信距離(例えば、20cm以内)を設定するため、例えば13.56MHzの周波数を利用して、電磁誘導により電力供給を行うのが好ましい。
キャパシタ・セル203は、このようにしてリーダ・ライタ110から無線通信により供給された電力を蓄積して、RF部201やロジック部202、ROM204の動作を可能とする。
ROM204は、読み出し専用の記憶手段(リード・オンリー・メモリ)であって、ICタグ102を一意に識別するためのタグID情報を含んでいる。ROM204に記録されるデータ構成は図3を参照して、後段でより詳細に説明する。
次に、書込部106の構成について説明する。書込部106は、前述したRF部201、ロジック部202及びキャパシタ・セル203と同等の機能を有するRF部205、ロジック部206、キャパシタセル207を含む。書込部106は更に、リーダ・ライタ110によりデータ書込可能なチップとするため、コマンド制御部208、アンチ・コリジョン制御部209、メモリ書込制御部210及び書込み及び読出しが可能なメモリであるRAM(ランダム・アクセス・メモリー)211を含む。
コマンド制御部208及びメモリ書込制御部210は、RAM211からのデータ読み出し、またはRAM211への書き込みのためのデータ処理を行う。アンチ・コリジョン部209は、ICタグ102の存在密度が高くなった場合に、ICタグ102が発信する信号が時間的に衝突し、リーダ・ライタ110がICタグ102からの信号を読めなくなることを防ぐ機能を有する。本実施形態では、一般的に使用されている方式でよく、例えば、単にリーダ・ライタ110からの質問に対しての回答をランダムに遅延させる方式でも良い。また、意図的に信号を衝突させて最終的に信号衝突が無い条件を探すというバイナリ・サーチ方式のアンチ・コリジョンを利用してもよい。
次に、図3を参照して、本実施形態のICタグ102における、タグID部104及び書込部106に保持されるデータの構造の一例を説明する。
まず、タグID部104においてROM204は、128ビットのメモリサイズを有することが好ましい。このメモリサイズはあくまで一例であって、より大きな或いは小さなメモリサイズを適用しても良い。但し、商品の識別情報に100ビット(10進法で30桁)割り当てた場合でも、個々の商品に対してユニークなIDを使用し続けるのに十分なサイズであるといえる。したがって、チップの小型化を重要視すればこの程度で十分と考えられる。
本発明による実施形態によれば、図3(a)に示すように、ROM204には、ヘッダー301、サービスID302、アプリケーションデータ303及び誤り検出コード304からなるデータ300が保持されることが好ましい。ヘッダー301には、制御データとして、タグID部のバージョン情報、データ構成、データサイズなどが格納される。サービスID302には、商品100の製造者等、ICタグ102のユーザー及びそのサービスに関する識別情報が格納される。アプリケーションデータ303には、同一のサービスIDが付されたタグID部104のシリアル番号が格納される。即ち、サービスID302とアプリケーションデータ303とを併せて、ICタグ102を一意に識別するためのタグID情報として利用することができる。なお、サービスID302及びアプリケーションデータ303に対しては、通常は100ビットが与えられる。誤り検出コード304は、リーダ・ライタ110との無線通信において通信データの誤りを検出するための情報が格納される。
データ300は、製造工程時、即ち、ICタグ102内に含まれる以前に電子を利用しない方式でROM204に格納されることが好ましい。例えば、半導体プロセスにおける電子線描画技術を用いて行うことができる。係る技術の詳細は、例えば、特開平8−139208号公報や、特開2002−184872号公報などに記載されている通り、公知のものであるので、ここでの更なる説明は省略する。
このような電子線描が技術によりROM204に書き込まれたタグID情報は、通常のRAM等のように電子的な状態において保持されるのではなく、物理的なパターンとして保持されるため、電子線滅菌処理によりデータが破壊されることがない。
一方、書込部106に含まれるRAM211は、用途に応じたメモリサイズを含むようにしてもよい。しかしながら、ICタグを小型化するためには、必要最小限のメモリサイズ(例えば、タグID部104の場合と同様に、128ビットなど)であることが好ましい。
本実施形態では、図3(b)及び(c)に示すように、RAM211には、データ310が格納される。滅菌処理前は、図3(b)に示すようにデータ310にはヘッダー311、滅菌フラグ312が少なくとも含まれる。ヘッダー311には、データ構成、データサイズ等の制御情報が格納される。滅菌フラグ312には、滅菌処理が行われていないことを示すフラグ情報が格納される。この滅菌フラグ312は、ICタグ102毎に固有の値でなくても良く、予め定められた値であればどのようなものでもよい。このヘッダー311及び滅菌フラグ312は、RAM211において電子を利用して保持される。従って、電子線滅菌によりRAM211に電子線が照射されると、電子線がRAM211を通過する際に異常電流が発生し、データ310が破壊されてしまうこととなる。
次に、滅菌処理が終わり、実際にICタグ102が貼付された医療用器具などが使用された後には、図3(c)に示すように、RAM211のデータ310には、ヘッダー311と共に、既に使用されたことを示す使用済フラグ313が格納されてもよい。この使用済フラグ313は、ICタグ102毎に固有の値でなくても良く、予め定められた値であればどのようなものでもよい。
次に、図4を参照して、本実施形態に対応する商品100に滅菌処理を施す場合の処理工程を説明する。図4は、該処理工程の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS401において、タグID部104及び書込部106とを有するICタグ102が商品100に対して貼付または埋め込まれる。このとき、タグID部104には、図3(a)に示したとおり、サービスID及びアプリケーションデータ303に基づくタグID情報を含むデータ300がROM204に格納されている。また、書込部106には、図3(b)に示したとおり、滅菌フラグ312を含むデータ310がRAM211に格納されている。
次に、ステップS402では、商品100に張り付けたICタグ102のタグID情報と、商品100に関する情報(例えば、商品名、シリアル番号、製造元、使用期限など)とが関連づけられて、商品管理サーバーに登録され、管理される。この商品管理サーバーは、商品100の製造者側に設置されたサーバー装置であって、実際に商品が利用される病院などに配置されるサーバー130とインターネットなどを介して通信可能となっている。
サーバー130は、商品管理サーバーで登録されたタグID情報と商品100に関する情報とを商品管理サーバーから適切なタイミング(例えば、商品100の購入時など)で取得して、商品情報データベース136に格納し、管理する。
次に、ステップS403では、電子線滅菌処理をICタグ102が貼付された商品100に対して行う。この電子線滅菌処理により電子線がICタグ102に照射され、RAM211内に格納されたデータ310が破壊される。
次に、ステップS404では、電子線滅菌処理が施された商品100に貼付のICタグ102より、図1のリーダ・ライタ110に相当する装置を利用して、RAM211から滅菌フラグ312の取得を試みる。具体的に、データ310を読み出して、情報処理部116において滅菌フラグ312を取得可能であるか否かを判定し、可能である場合には(ステップS405において「YES」)、RAM211内のデータが電子線の照射により破壊されなかったこととなり、電子線滅菌が正常に行われなかったものと判断して、ステップS403に戻って電子線滅菌処理を再度実行する。一方、滅菌フラグ312が取得不能であって場合には(ステップS405において「NO」)、電子線滅菌処理が正常に行われたとして、処理を終了する。
図5は、本実施形態に対応するサーバー130における商品情報データベース136のデータ構造の一例を示す図である。商品情報データベース136では、ICタグ102のタグID部104から取得されたタグID情報501と、商品情報502とが対応づけられて格納されている。
タグID情報501は、図3に示すように、サービスID302とアプリケーションデータ303で構成される。サービスID302は、商品100の製造元等について等しく与えられてもよいので、個々の商品について共通の番号が利用されることがある。その一方、アプリケーションデータ303は、同一のサービスID302内で個々のタグを識別するためのユニークな情報であるので、サービスID302とアプリケーションデータ303とを合わせれば、商品100を一意に識別可能な識別情報となる。
図5では、サービスID302とアプリケーションデータ303とを「−」により区別して、簡略的に表現した(実際には、タグID情報501は100ビットの値として表現されるものである。)。例えば、A社のシリアル番号1001の注射器については、タグID情報501として、「100−0001」が与えられるが、このうち「100」はサービスID302として与えられた値であり、「0001」はアプリケーションデータ303として与えられた値となる。
サービスID302は、製造者名毎に与えられても良いし、或いは、製造者と商品名との組合せについて、言い換えれば、製造者の商品毎に与えられても良い。従って、A社の製品であっても注射器とカテーテルとでは、図5に示すように、それぞれ異なるサービスID302が与えられることがある。
また、商品情報502には、製造者名503、商品100の商品名504、シリアル番号505、使用期限506などが含まれる。なお、商品情報502に含まれる内容は、あくまで一例としてあげたものであって、これ以外の商品100に関連する情報も併せて、或いは個別に含むことができる。
次に、図6を参照して、本実施形態に対応する医療用器具等の管理システムにおけるリーダ・ライタ110及びサーバー130による処理について説明する。係る処理は、リーダ・ライタ110及びサーバー130が、メモリ120やメモリ142に格納された対応する処理プログラムを制御部118や制御部132が実行して、各装置を制御することにより実現されるものである。
即ち、本実施形態に対応する医療用器具等の管理システムでは、病院などの医療現場において、電子線滅菌処理済みの医療用器具や医療用材料である商品100を使用する場合に、該商品100が正常に電子線滅菌処理がされているか否かを容易に判定可能とするものである。また、本実施形態に対応する管理システムでは、滅菌処理が確認された商品100に関連する商品情報502を確認したり、当該商品100を使用した場合に、使用履歴に関する情報をICタグ102に書き込むことができる。
まず、ステップS601において、リーダ・ライタ110上に商品100がかざされると、リーダ・ライタ110は第1の通信部112を利用して商品100に付されたICタグ102内のタグID部104のROM204から、データ300を取得し、情報処理部116がタグID情報501を抽出する。次に、ステップS602において、抽出したタグID情報501を第2の通信部114を利用してサーバー130へ送信する。
サーバー130側では、ステップS603において、通信部138におけるリーダ・ライタ110からのタグID情報501の受信を制御部132が監視しており、タグID情報501を受信した場合には(ステップS603において「YES」)、ステップS604へ移行する。ステップS604では、受信したタグID情報501に基づいて、商品情報データベース136を検索し、タグID情報501に対応する商品情報502を取得する。
リーダ・ライタ110側では、次に、ステップS605において、書込部106内のRF部205と通信を行い、製造時にRAM211内に書き込まれているデータ310の取得を試みる。もし、リーダ・ライタ110がデータ310を取得して、情報処理部116が予め定められた滅菌フラグを抽出することができた場合には(ステップS606において「YES」)、ステップS607へ移行する。ステップS607では、第2の通信部114を介してサーバー130と通信を行い、滅菌フラグ抽出通知をサーバー130へ送信した後、本処理を終了する。一方、情報処理部116において滅菌フラグ312が抽出できない場合には(ステップS606において「NO」)、ステップS610に移行する。
一方のサーバー130側では、ステップS608において、通信部138におけるリーダ・ライタ110からの滅菌フラグ抽出通知の受信を制御部132が監視しており、当該通知を受信した場合には(ステップS608において「YES」)、ステップS609に移行して、表示部134を利用して滅菌処理が不完全な商品について使用を禁止する画面(使用禁止画面1)の表示を行う。これは、滅菌フラグ312は電子線滅菌により破壊され、通常は抽出不可能であるところ、抽出可能であったと言うことは商品100の滅菌処理が正常に行われていないと判定されたためである。
ステップS609における使用禁止画面1の表示例は、図7に示すようになる。ここで、表示画面700中に、メッセージ領域701が表示され、例えば、「滅菌されていません、使用しないでください」との使用禁止メッセージが表示される。また、領域702には、ステップS604において取得した商品情報502が表示される。商品100を使用して医療行為を行おうとするユーザーは、このエラーメッセージを確認して、商品100の使用を停止することができる。ステップS609における表示の後、本処理を終了する。
リーダ・ライタ110側では、情報処理部116がステップS610において、取得したデータ310から使用済フラグ313の取得を試みる。もし、使用済フラグ313が取得できた場合には(ステップS610において「YES」)、ステップS611に移行して、第2の通信部114を利用してサーバー130へ使用済フラグ抽出通知を送信した後、本処理を終了する。一方、使用済フラグ313を取得できない場合には、ステップS612へ移行して、非抽出通知をサーバー130へ送信する。
サーバー130側では、ステップS613において、通信部138により使用済フラグ抽出通知を受信したか否かを制御部132が監視している。もし、使用済フラグ抽出通知を受信した場合には(ステップS613において「YES」)、ステップS614へ移行して、表示部134に、使用済商品について使用を禁止する画面(使用禁止画面2)を表示する。この使用禁止画面2の例は図8に示すとおりである。
図8において、画面700のメッセージ領域801には、例えば、「使用済ですので、使用しないでください」との使用禁止メッセージが表示される。また、領域702には、ステップS604において取得した商品情報502が表示される。商品100を使用して医療行為を行おうとするユーザーは、このエラーメッセージを確認して、商品100の使用を停止することができる。ステップS614における表示の後、本処理を終了する。
一方、通信部138において使用済フラグ抽出通知を受信せず、非抽出通知を受信した場合には(ステップS613において「NO」)、ステップS615へ移行して、表示部134に、商品100について使用を許可する画面(使用許可画面)を表示する。この使用許可画面の例は図9に示すとおりである。
図9において、画面700のメッセージ領域901には、例えば、「本商品を使用することができます。」との使用許可メッセージが表示される。また、領域702には、ステップS604において取得した商品情報502が表示される。商品100を使用して医療行為を行おうとするユーザーは、この使用許可メッセージを確認して、商品100の使用を行うことができる。ステップS615における表示の後、本処理を終了する。
リーダ・ライタ110では、以上において滅菌フラグ312も使用済フラグ313も抽出されない場合に、使用済フラグ313を書込部106のRAM211に書き込む動作を行うように設定しておくことができる。このようにして、使用済フラグ313を書き込んでおけば、医療用器具等の商品100を使用する直前に滅菌処理の有無を確認し、直ちに使用する場合には、使用後の商品100を再度リーダ・ライタ110にかざして処理する必要がなくなる。
そこで、ステップS616では、使用済フラグ313をRAM211に書き込む設定となっているかを制御部118が確認し、係る設定がなされている場合には(ステップS616において「YES」)、ステップS617へ移行して、書込部106へ使用済フラグ313の書込命令を送信する。一方、当該設定が成されていない場合には、そのまま処理を終了する。
なお、図6では、サーバー130側において、使用禁止表示や使用許可表示を行ったが、リーダ・ライタ110に同様の表示、或いは通報機能を持たせて通知を行うこともできる。
その場合、リーダ・ライタ110は、液晶ディスプレイなどの表示部と、スピーカー或いはブザーなどの音声出力部を備え、滅菌フラグ312や使用済フラグ313が検出された場合には、図7や図8に対応する画面表示を行っても良いし、或いは、ブザー又は音声メッセージにより使用停止を促してもよい。その一方で、いずれも検出されない場合は、図9に対応する画面表示を行っても良いし、或いは、所定のメロディやメッセージにより使用許可を通知しても良い。
以上のように、本実施形態に対応するICタグ102によれば、電子線滅菌に対して耐えうる記憶方式において、タグ自体を識別するための識別情報を保持することで、タグが付された医療用器具などを電子線滅菌を行った場合でも一意に識別可能となる。それと同時に、同一のICタグ内で、滅菌処理前に電子線滅菌に対する耐性を有しない記憶方式において所定の情報を予め記憶させておくことにより、ICタグ102が貼付された医療用器具などに滅菌処理が行われたか否かを、容易に判定することができる。以上により、電子線滅菌に対する耐性を有しつつ、電子線滅菌が行われたか否かを容易に判定可能なICタグを提供することができる。
本発明の実施形態に対応するICタグを利用した医療用器具等の管理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するICタグ102の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に対応するICタグ102内で保持されるデータの構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するICタグ102の貼付時の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応するサーバー130で管理される商品管理データベースにおけるデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するリーダ・ライタ110及びサーバー130により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応するサーバー130における画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するサーバー130における画面表示の他の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するサーバー130における画面表示の更に他の一例を示す図である。

Claims (4)

  1. 医療用機器或いは医療用材料に貼付されたICタグと通信する通信装置であって、
    前記ICタグから、該ICタグを一意に識別するための識別情報を取得、前記ICタグに、前記医療用機器或いは医療用材料について行われる電子線滅菌処理以前に書き込まれた所定の情報を、前記ICタグから取得する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段により前記所定の情報が取得できない場合に、前記医療用機器或いは医療用材料が電子線滅菌処理されていると判定し、前記所定の情報が取得できた場合に、前記医療用機器或いは医療用材料には電子線滅菌処理されていないと判定する判定手段と、
    前記判定の結果を通知する通知手段と
    を備え、
    前記所定の情報は、前記ICタグ内において、電子的に情報を保持する第1の記憶領域内に前記電子線滅菌処理の実行以前に保存され、
    前記電子線滅菌処理における電子線の放射により、前記第1の記憶領域内における前記所定の情報が破壊され、
    前記識別情報は、前記ICタグ内において、電子線描画技術を用いて第2の記憶領域内に保存され、
    前記第2の記憶領域内における前記所定の情報は、前記電子線滅菌処理における電子線の放射によっては破壊されないことを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知手段は前記判定の結果に基づく画面表示を行う外部装置と通信する第2の通信手段を備え、該第2の通信手段により前記外部装置に対して前記判定の結果を通知することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通知手段は、画面表示手段及び音声出力手段の少なくともいずれかを備え、前記判定の結果に基づく画面表示及び音声出力の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記医療用機器或いは医療用材料が使用された場合に、使用済フラグを前記第1の記憶領域に書き込むように前記ICタグを制御する書き込み制御手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
JP2006092320A 2006-03-29 2006-03-29 通信装置 Expired - Fee Related JP4732938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006092320A JP4732938B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006092320A JP4732938B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007260295A JP2007260295A (ja) 2007-10-11
JP4732938B2 true JP4732938B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=38633856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006092320A Expired - Fee Related JP4732938B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4732938B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282250A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Osaka Sealing Printing Co Ltd 手術器具の管理システム及びそれに使用するラベル
KR101159066B1 (ko) * 2009-11-06 2012-06-25 주식회사 아이브이에스 자료 특성정보를 이용한 도서소독 방법 및 시스템
JP6643903B2 (ja) * 2016-01-12 2020-02-12 株式会社テクトロン 医療機器の点検済表示システム及び点検済表示方法
JP6483334B1 (ja) * 2016-02-22 2019-03-13 ウエスト ファーマスーティカル サービシーズ インコーポレイテッド 医療デバイスのためのラベリング装置
NL2019504B1 (en) * 2016-09-08 2018-07-02 Mapper Lithography Ip Bv Secure chips with serial numbers
US10714427B2 (en) 2016-09-08 2020-07-14 Asml Netherlands B.V. Secure chips with serial numbers
US10418324B2 (en) 2016-10-27 2019-09-17 Asml Netherlands B.V. Fabricating unique chips using a charged particle multi-beamlet lithography system
IT201700068513A1 (it) 2017-06-20 2018-12-20 Nuova Ompi Srl Metodo migliorato di monitoraggio in una linea di gestione di contenitori di farmaci e relativa linea di gestione di contenitori di farmaci

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002518108A (ja) * 1998-06-15 2002-06-25 メドラッド インコーポレイテッド シリンジ情報のコード化
JP2001321418A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Goldwin Inc 無菌衣の管理方法と装置
JP2003111772A (ja) * 2001-10-03 2003-04-15 Sakase Chemical Industry Co Ltd 手術器具の管理システム
JP2006004027A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 温度検知用icタグと温度検知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007260295A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4732938B2 (ja) 通信装置
US20230316028A1 (en) Systems, apparatus and methods for labeling, packaging, and tracking surgical articles
TWI332632B (en) Radio frequency identification tags capable of embedding receiver signal strength indications
EP1816972B1 (en) Radio frequency identification for medical devices
US7872582B1 (en) RFID tag chips and tags with alternative memory lock bits and methods
US20090033493A1 (en) Method, System and Apparatus for Writing Common Information to a Plurality of Radio Frequency Identification (RFID) Tags
JP4317443B2 (ja) Rom型rfidチップへの製品番号設定方法、製品番号設定装置、製品実装管理方法、およびシステム
US7636032B2 (en) Active RFID tag with new use automatic updating
JP2005136960A (ja) 無線周波数識別機能をもつ移動通信端末機およびその移動通信端末機における無線周波数識別プログラミング方法
WO2008069892A2 (en) Rfid tag including rom, method of impeding an rifd tag from being killed, and method of manufacturing an rfid tag
CN101981561A (zh) 防止未经授权操作相关联一次性生物过程组件的可伽马灭菌的rfid系统
JP2005304880A (ja) 非接触icタグを利用した体内物体管理システム
US10990772B2 (en) Maintaining medical device chain of custody using multiple identification encoding technologies
US20090201135A1 (en) Wireless ic communication device and response method for the same
EP2336946A1 (en) Configuration RFID Circuit
JP2011508300A (ja) 対象物を識別する装置及び方法
US11526684B2 (en) Methods and apparatuses for removing a security tag
US20070132555A1 (en) Ultra low frequency tag and system
US10740578B2 (en) Fractal plasmonic surface reader
JP2008539494A (ja) 電子物品監視システム
Adams Pharmaceutical manufacturing: RFID–reducing errors and effort
US20120160914A1 (en) Tamper resistant rfid tag circuit apparatus and method
US10061892B2 (en) Apparatus and method for providing selectively zoomed image of medical item tray
JP2007094890A (ja) 無線タグリーダ/ライタ及び無線タグリード/ライト方法
JP2005284639A (ja) データ処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110421

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees