JP4730834B2 - Counterweight in work machines - Google Patents
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Description
本発明は、油圧ショベル等の作業機械に設けられるカウンタウエイトの技術分野に属するものである。 The present invention belongs to the technical field of a counterweight provided in a work machine such as a hydraulic excavator.
一般に、油圧ショベル等の作業機械のなかには、機体前部に掘削、積込み等の各種作業を行うフロント作業部を装着する一方、該フロント作業部自体の重量やフロント作業部の行う作業荷重とのバランスをとるべく、機体後部にカウンタウエイトを設けたものがある。このようなカウンタウエイトは、一般的に、鋼板製の中空状の外殻体の内部に、鉄材やコンクリート等からなる重量物を充填して形成される。
ところで、近年、油圧ショベルのような作業機械においても、環境問題の観点から、作業部の有する位置エネルギーをアキュムレータに蓄圧して再利用できるようにしたもの、あるいは動力源としてバッテリからの電力供給で駆動する電気モータを設けたもの、あるいはディーゼルエンジンに代えてガスエンジンを動力源とするもの等、省エネルギーや排ガス低減を目的とする様々な機種が開発されている。しかるに、このような機種の作業機械は、アキュムレータや大型のバッテリ、あるいはガスボンベ等の大型の装置を必要とするため、これら装置を収納するためのスペースを必要となる。さらに、これら装置はメンテナンスを要するため、オペレータがアクセスしやすいように収納する必要がある。
そこで、従来、バッテリを、カウンタウエイトの内部スペースに収納すると共に、該バッテリを被覆するカバーを開放することで、バッテリのメンテナンスを行えるようにした技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、前述したような機種ではなく従来機種の油圧ショベルにおいて、カウンタウエイトに点検用穴を設けると共に、該点検用穴をカバーで覆うようにした技術も提唱されている(例えば、特許文献2参照。)。
By the way, in recent years, even in a working machine such as a hydraulic excavator, from the viewpoint of environmental problems, the energy stored in the accumulator can be reused by accumulating the potential energy of the working unit, or power can be supplied from a battery as a power source. Various models for energy saving and exhaust gas reduction have been developed, such as those provided with an electric motor to be driven or those using a gas engine instead of a diesel engine as a power source. However, such a type of work machine requires a large device such as an accumulator, a large battery, or a gas cylinder, and thus requires a space for housing these devices. Furthermore, since these devices require maintenance, it is necessary to store them so that the operator can easily access them.
Therefore, conventionally, a technique has been proposed in which a battery is housed in an internal space of a counterweight, and the battery can be maintained by opening a cover that covers the battery (see, for example, Patent Document 1). .)
On the other hand, a technique has been proposed in which an inspection hole is provided in a counterweight and a cover is covered with a cover in a conventional hydraulic excavator instead of the model described above (see, for example, Patent Document 2). .)
ところで、カウンタウエイトは大きな部材であって、その形状は作業機械全体の外観に大きく影響を与えることになる。このため、前記特許文献1、2のようなカバーを設けた場合、該カバーがカウンタウエイトの他の部分と統一のとれた形状でないと、外観を損なう惧れがある。また、アキュムレータや大型バッテリ等の大きな装置をカウンタウエイト内部に収納する場合には、メンテナンス性を考慮してカバーを開けたときの開口を大きく採る必要があり、このためカバーも大型とならざるを得ないが、該大型のカバーを、開閉揺動自在に軸支するように構成した場合には、頑強な軸支部やヒンジ、ラッチ等の部材が必要となってコスト高となり、また、着脱するように構成した場合には、大型のカバーを一人で脱着できずに複数の人員の労力を要するという問題があって、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
By the way, the counterweight is a large member, and its shape greatly affects the appearance of the entire work machine. For this reason, when a cover like the above-mentioned
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、カウンタウエイトの外殻を形成する板状の外殻体に開口を開設し、該開口をカバーで開閉自在に覆蓋するにあたり、該カバーを、外殻体に開口を開設するときに切り出される開口相当部分を用いて該開口と略同じ大きさに形成したことを特徴とする作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、たとえ複雑な外観形状の外殻体であっても、該外殻体と統一のとれたデザインのカバーにすることができて、カウンタウエイトの外観向上に大きく貢献できる。しかも、様々な大きさや形状の開口に対応するカバーを、安価且つ簡単に形成することができる。
請求項2の発明は、カバーは、開口の内周側に着脱自在に組付けられることを特徴とする請求項1に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、カバーを開閉揺動自在に軸支する場合のように、軸支部やヒンジ、ラッチ等の部材を必要とせず、コストの低減に寄与できる。
請求項3の発明は、開口縁部およびカバーの外縁部の少なくとも一方に、リブを設けたことを特徴とする請求項2に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、開口縁部およびカバーの補強が図れると共に、開口開設時の切断によって生じる隙間を埋めることができる。
請求項4の発明は、開口縁部およびカバーの外縁部にリブを設けると共に、これらリブ同士を着脱自在に締結せしめたことを特徴とする請求項2または3の何れか一項に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、カバーを外殻体に簡単に固定することができると共に、リブ同士を締結する構造は極めてシンプルであって、製作が容易でありコストも低減できる。
請求項5の発明は、開口の下縁部に、該開口に組付けられた状態のカバーを仮支持する仮支持部を設けたことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、カバーを外殻体に固定、あるいは固定解除する場合に、カバーを仮支持部に支持せしめた状態で行うことができることになって、カバーの着脱に要する労力を大幅に軽減することができる。
請求項6の発明は、開口の縁部に、カバーの位置決めを行う位置決め部材を設けたことを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、カバーを開口に組付けるときの位置決めを簡単に行うことができる。
請求項7の発明は、開口は、外殻体の上面部から後面部に亘るように開設されると共に、上面部に形成される開口部分は、後方側ほど拡開していることを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、カバーを開口に組付ける場合に、容易且つぴったりと組付けることができる。
請求項8の発明は、カバーを、複数の分割カバーに分割したことを特徴とする請求項2乃至7の何れか一項に記載の作業機械におけるカウンタウエイトである。
そして、この様にすることにより、カバーの着脱作業の労力を軽減することができる。
The present invention was created in view of the above-described circumstances in order to solve these problems, and the invention of
By doing this, even if the outer shell body has a complicated outer shape, it can be made a cover with a uniform design with the outer shell body, greatly contributing to the improvement of the counterweight appearance. it can. In addition, covers corresponding to openings of various sizes and shapes can be formed inexpensively and easily.
The invention according to
And by doing in this way, members, such as a shaft support part, a hinge, and a latch, are not required like the case where a cover is pivotally supported so that opening and closing is possible, and it can contribute to cost reduction.
The invention according to claim 3 is the counterweight in the working machine according to
And by doing in this way, while being able to reinforce an opening edge part and a cover, the clearance gap produced by the cutting | disconnection at the time of opening opening can be filled.
The invention according to claim 4 is characterized in that ribs are provided on the opening edge and the outer edge of the cover, and the ribs are detachably fastened together. It is a counterweight in a machine.
And by doing in this way, while being able to fix a cover to an outer shell easily, the structure which fastens ribs is very simple, manufacture is easy and cost can also be reduced.
According to a fifth aspect of the present invention, in the lower edge portion of the opening, a temporary support portion that temporarily supports the cover assembled in the opening is provided. It is a counterweight in the described working machine.
In this way, when the cover is fixed to the outer shell body or unfixed, it can be performed with the cover supported by the temporary support portion, and labor required for attaching and detaching the cover is reduced. It can be greatly reduced.
The invention according to
And by doing in this way, positioning when a cover is assembled | attached to opening can be performed easily.
The invention of
In this way, when the cover is assembled to the opening, it can be assembled easily and snugly.
The invention according to claim 8 is the counterweight in the working machine according to any one of
And by doing in this way, the labor of the attachment or detachment work of a cover can be reduced.
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は作業機械の一例である油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3の前部に装着されるフロント作業部4等から構成されると共に、上部旋回体3の後部には、フロント作業部4自体の重量やフロント作業部4の行う作業荷重とのバランスをとるべくカウンタウエイト5が装着されている。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings,
前記カウンタウエイト5は、該カウンタウエイト5の外殻を形成する中空状の外殻体6と、該外殻体6の中空状内部に固着される鉄材やコンクリート等からなる重量物7とを用いて形成されるが、該重量物7は、外殻体6内部の左右両側部および下部に配置されていて、外殻体6内部の左右方向中央部には空きスペースが形成されている。そして、該空きスペースが、前記左右両側部に配置された重量物7の左右内側面を左右の側面とし、下部に配置された重量物7の上面を底面とする収納スペースSになっており、そして該収納スペースSに、図示しないアキュムレータや大型バッテリ、あるいはガスボンベの種々の機器装置類を収納できるようになっている。
The
前記外殻体6は、上面部6aと、左右側面部6b、6cと、後側面部6dとを備えていると共に、上面部6aから後側面部6dに亘るようにして前側開口8Aと後側開口8B(該後側開口8Bが、本発明の開口に相当する)とが連続する状態で開設されている。前側開口8Aは、上面部6aの前部から中央部にかけて形成されており、また、後側開口8Bは、前側開口8Aに連続する状態で上面部6aの後部から後面部6dに亘るように形成されているが、これら前側開口8Aおよび後側開口8Bの左右両端縁は収納スペースSの左右側面(左右両側部に配された重量物7の左右内側面)の上方に位置し、また、後側開口8Bの下端縁は、収納スペースSの底面(下部に配置された重量物7の上面)と面一状となるように設計されている。そして、前側開口8Aは、着脱自在な上面プレート9によって開閉自在に覆蓋される一方、後側開口8Bは、後述する着脱自在なカバー10によって開閉自在に覆蓋されており、該カバー10を取外して後側開口8Bを開くことによって、収納スペースSの上方後部および後方の略全域が開放されて、収納スペースSに収納されたアキュムレータ等の機器装置類のメンテナンス等を行うことができるようになっている。
The
尚、カバー10だけでなく上面プレート9も取外すことで、後側開口8Bと共に前側開口8Aも開き、これにより、収納スペースSの上方および後方の略全域が開放されることになるが、該上面プレート9の取外しは、例えば機器装置類を収納スペースSに組込んだり取外したりするような場合、あるいは機器装置類に対する配線を行う場合等、必要に応じて行うようになっており、日常的、定期的な機器装置類のメンテナンスは、後側開口8Bを開くことで行えるようになっている。
また、外殻体6は前面部を備えていないが、カウンタウエイト5の前方に形成されるエンジンルーム11とカウンタウエイト5とのあいだは、隔壁12によって区隔されるようになっている。
In addition, not only the
The
扨、前記カバー10は、後側開口8Bの内周側に着脱自在に組付けられることによって後側開口8Bを開閉すると共に、該後側開口8Bを閉じたカバー10は、外殻体6と一体となってカウンタウエイト5の外殻を形成する構成となっているが、該カバー10は、外殻体6に後側開口8Bを開設するときに切り出される開口相当部分によって形成される。
The
つまり、外殻体6は、図2〜図4に示されるように、鋼板を型成形することによって板状に形成されるが、該型成形の段階では、前側開口8Aは形成されているが後側開口8Bは形成されておらず、後側開口8Bは、型成形の後にレーザーや切断トーチ等を用いて切断することによって開設される。そして、図2、図3に示されるように、該後側開口8Bを開設するときに切り出された後側開口相当部分を用いて該開口と略同じ大きさのカバー10が形成されており、而して、カバー10は、外殻体6と同等の強度を有することは勿論、外殻体6と統一のとれたデザインにすることができる。
That is, as shown in FIGS. 2 to 4 , the
さらに、前記カバー10は、左側、中央、右側の三つの分割カバー10X、10Y、10Zに分割されている。カバー10をこれら分割カバー10X、10Y、10Zに分割するための切断は、後側開口8Bを開設するときの切断と同時に行うことができるが、各分割カバー10X、10Y、10Zの重量は、作業員が一人で運んだり着脱したりすることのできる重さ(例えば25kg以下)に設定されており、而して、作業員が一人であってもカバー10の着脱作業を行うことができるようになっている。
Further, the
また、前記後側開口8Bの左右側縁部および各分割カバー10X、10Y、10Zの左右外縁部には、それぞれ外殻体6の外表面および分割カバー10X、10Y、10Zの外表面よりも外方に突出する鍔状のリブ8a、10aが、溶接等により一体的に固着されている。そして、これらリブ8a、10aによって、後側開口8Bの左右側縁部および分割カバー10X、10Y、10Zの補強が図れると共に、前述した後側開口8Bの開設時および分割カバー10X、10Y、10Zの分割時における切断によって生じる隙間を埋めることができるようになっている。さらに、分割カバー10X、10Y、10Zを後側開口8Bの内周側に組付けた状態で、前記外殻体6および分割カバー10X、10Y、10Zの外表面から突出するリブ8aと10a、または10aと10a同士をボルト13を用いて締結することによって、左側分割カバー10Xおよび右側連結カバー10Zを外殻体6に固定できると共に、分割カバー10X、10Y、10Z同士を一体的に連結できるようになっている。
Further, the left and right edge portions of the
一方、後側開口8Bの下端縁部には、分割カバー10X、10Y、10Zの着脱時に、後側開口8Bの内周側に組付けられた分割カバー10X、10Y、10Zの下部を載置できるよう、分割カバー10X、10Y、10Zの板厚よりも幅広の仮支持部8bが形成されている。さらに、該仮支持部8bの前端部位には、各分割カバー10X、10Y、10Zに対応して三箇所にロケータ15(本発明の位置決め部材に相当する)が設置されており、該ロケータ15によって、後側開口8Bの内周側に組付けられる各分割カバー10X、10Y、10Zの位置決めを行えるように構成されている。而して、分割カバー10X、10Y、10Zを着脱する場合には、後側開口8Bに組付けられた分割カバー10X、10Y、10Zを仮支持部8bに載せた仮支持状態として、前記ボルト13による締結および締結解除を行うことができ、これによって、分割カバー10X、10Y、10Zの着脱に要する労力を、大幅に軽減できるようになっている。
On the other hand, at the lower end edge of the
さらに、前述したように、後側開口8Bは、外殻体6の上面部6aの後部から後面部6dに亘るように形成されるが、上面部6aの後部に形成される後側開口8B上面側部分の左右側縁部は、後方側ほど拡開した傾斜状部8cとなっていて、平面視において略ハの字形状をしている。一方、分割カバー10X、10Y、10Zも、上記後側開口8B上面側部分に組込まれる部位の左右外方側縁部が、後方側ほど拡開した傾斜状部10bとなっていて、平面視において略ハの字形状をしている。これにより、後側開口8Bの内周側に分割カバー10X、10Y、10Zを組込むときに、前記傾斜状部8c、10bによってガイドされる状態で組込まれることになり、容易且つぴったりと組込むことができるようになっている。
Further, as described above, the
一方、前記上面プレート9は、外殻体6の上面部6aおよび分割カバー10X、10Y、10Zの前端部にボルト14を介して着脱自在に締結されており、該上面プレート9を着脱することによって前側開口8Aを開閉することができるが、前述したように、日常的、定期的なメンテナンスは後側開口8Bを開ければ行えるようになっている。このため、日常的、定期的なメンテナンスを行う場合には後側開口8Bのみを開ければ良いが、この様な場合には、まず、上面プレート9と分割カバー10X、10Y、10Zとを締結するボルト14を緩めてから、分割カバー10X、10Y、10Zを取外して後側開口8Bを開ける一方、後側開口8Bを閉じる場合には、分割カバー10X、10Y、10Zを取付けた後に、該分割カバー10X、10Y、10Zと上面プレート9とをボルト14で締結することにより、上面プレート9を外殻体6の上面部6aに取付けたままの状態、つまり前側開口8Aを閉じたままの状態で、後側開口8Bの開閉を行うことができるようになっている。尚、図5〜図7中、10cは分割カバー10X、10Y、10Zに穿設されるボルト14用の孔である。
On the other hand, the
叙述の如く構成された本形態において、カウンタウエイト5の外殻を形成する外殻体6は、該外殻体6の上面部6a後部から後面部6dに亘って後側開口8Bが開設されると共に、該後側開口8Bはカバー10によって開閉自在に覆蓋されており、そして、カバー10を取外して後側開口8Bを開けることによって、カウンタウエイト5内部の収納スペースSに収納された機器装置類のメンテナンスを行えることになるが、上記カバー10は、外殻体6に後側開口8Bを開設するときに切り出される後側開口相当部分を用いて形成されることになる。この結果、カバー10は、外殻体6と同等の強度を有することは勿論、たとえ複雑な外観形状の外殻体6であっても、該外殻体6と統一のとれたデザインとすることができて、カウンタウエイト5の外観向上に貢献できる。しかも、例えば、収納スペースSに収納される機器装置類によって異なる大きさや形状の開口を開設する場合にも、該開口に対応するカバー10を安価且つ簡単に形成することができる。
In the present embodiment configured as described, the
また、前記カバー10は、後側開口8Bの内周側に着脱自在に取付けられる構成となっているため、カバーを開閉揺動自在に軸支する場合のように、軸支部やヒンジ、ラッチ等の部材を必要とせず、コストの低減に寄与できるが、この場合に、カバー10は、作業員が一人で運んだり着脱したりすることのできるよう、複数(本実施の形態では三つ)の分割カバー10X、10Y、10Zに分割されているから、作業員が一人であっても、カバー10の着脱作業を容易に行うことができる。
Further, since the
さらに、後側開口8Bの左右側縁部および分割カバー10X、10Y、10Zの左右外縁部には、それぞれリブ8a、10aが設けられていて、該リブ8a、10aによって補強が図れると共に、後側開口8Bの開設時および分割カバー10X、10Y、10Zの分割時における切断によって生じる隙間を埋めることができる。しかも、前記リブ8aと10a、または10aと10a同士をボルト13で着脱自在に締結することで、分割カバー10X、10Y、10Zの外殻体6への固定も容易に行うことができる。さらに、前記リブ8a、10a同士をボルト13で締結する構造は極めてシンプルであって、製作が容易であると共にコストも低減できるという利点がある。
Further,
また、後側開口8Bの下縁部には、該後側開口8Bに組付けられた分割カバー10X、10Y、10Zを載置して仮支持する仮支持部8bが設けられていると共に、各分割カバー10X、10Y、10Zの位置決めを行うロケータ15が設けられている。而して、各分割カバー10X、10Y、10Zを後側開口8Bに組付けるときの位置決めを簡単に行うことができると共に、分割カバー10X、10Y、10Zを着脱する場合に、後側開口8Bに組付けた分割カバー10X、10Y、10Zを仮支持部8bに載せた仮支持状態として、前記ボルト13による締結および締結解除を行うことができることになって、カバー10の着脱に要する労力を、大幅に軽減することができる。
Further, at the lower edge portion of the
さらに、後側開口8Bは、外殻体6の上面部6aの後部から後面部6dに亘るように形成されるが、上面部6aに形成される部分は、後方側ほど拡開しており、而して、分割カバー10X、10Y、10Zを後側開口8Bに組付ける場合に、容易且つぴったりと組付けることができる。
Furthermore, the
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、開口の形状、開口が開設される部位、開口の大きさ等は、カウンタウエイトの大きさや形状、あるいは収納スペースに収納される機器装置類の種類や大きさ、形状等に対応させて、適宜設計変更することができる。 Needless to say, the present invention is not limited to the above embodiment, and the shape of the opening, the portion where the opening is opened, the size of the opening, and the like are stored in the size and shape of the counterweight or in the storage space. The design can be changed as appropriate in accordance with the type, size, shape, etc. of the equipment.
5 カウンタウエイト
6 外殻体
6a 上面部
6b 後面部
8B 後側開口
8a リブ
8b 仮支持部
8c 傾斜状部
10 カバー
10a リブ
10b 傾斜状部
10X 右側分割カバー
10Y 中央分割カバー
10Z 左側分割カバー
15 ロケータ
5
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