JP4730295B2 - Recessed lighting fixture - Google Patents
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Description
本発明は、埋込型照明器具に関するものである。 The present invention relates to an embedded lighting fixture.
従来より、天井材に設けた埋込孔を通して埋込配設される埋込型照明器具があった(例えば特許文献1参照)。この埋込型照明器具は、下面に開口部を有する横長箱状の器具本体を備えており、器具本体の開口部端縁には外側に向かって延出する鍔部が全周に渡って形成されている。また、器具本体の上面には、配光を制御する略V字状の折曲部が形成されており、この折曲部を間にして幅方向両端側には、各1本のランプがそれぞれ配設されている。さらに、器具本体の開口部近傍には、V字状の反射板と3つの平板とを格子状に組合わせた遮光ルーバーが取付けられており、長手方向に沿う両側面には、鍔部との間で天井材を挟持するための取付金具がそれぞれ設けられている。 Conventionally, there has been an embedded luminaire that is embedded through an embedded hole provided in a ceiling material (see, for example, Patent Document 1). This embedded lighting fixture includes a horizontally long box-like fixture body having an opening on the lower surface, and a flange extending outward is formed on the entire edge of the opening edge of the fixture body. Has been. In addition, a substantially V-shaped bent portion for controlling light distribution is formed on the upper surface of the instrument body, and one lamp is provided at each end in the width direction with the bent portion interposed therebetween. It is arranged. Further, a light-shielding louver in which a V-shaped reflector and three flat plates are combined in a lattice shape is attached near the opening of the instrument body. Mounting brackets are provided for sandwiching the ceiling material therebetween.
この埋込型照明器具を天井面に取付ける場合には、天井面に形成された埋込孔に器具本体を挿入し、鍔部と天井材の下面とが当接するまで埋め込むと、器具本体の挿入に合わせて取付金具に設けた押さえ金具が下方に移動しながら外側に拡がる。そして、押さえ金具が天井材の上面に当接すると、押さえ金具と鍔部との間で天井材を挟持した状態で器具本体が天井面に取付けられる。
上述の特許文献1に示した埋込型照明器具では、器具本体が鍔部で天井面に接しており、ランプで発生した熱が器具本体から鍔部を介して天井材に伝熱し、天井材の室内側面に設けられたビニルクロス等の仕上げ材を熱劣化させ、外観を損なう虞れがあった。
In the embedded lighting fixture shown in
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、光源で発生した熱を造営材に伝熱させない埋込型照明器具を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an embedded lighting fixture that does not transfer heat generated by a light source to a construction material.
請求項1の発明は、造営材に設けた埋込孔の内面に沿って外側面が形成された枠体と、枠体の内側面に少なくとも一部が接触する反射板と、造営材の裏面に少なくとも一部が密着した状態で造営材の裏面側に配設される器具本体とを備え、器具本体、反射板、埋込孔及び枠体で囲まれた空間には光源が配設されており、器具本体及び枠体が、取付状態において造営材の表面側に接触しない形状に形成されていることを特徴とする。
The invention according to
請求項2の発明は、取付状態において埋込孔の内面と枠体の外側面との間隔が5mm以下であることを特徴とする。
The invention according to
請求項1の発明によれば、取付状態において、枠体が造営材の表面側に接触しない形状に枠体を形成しているので、光源で発生する熱が反射板から枠体を介して造営材の表面側に伝熱するのを抑えることができる。従って、熱による造営材の表面側の外観劣化を抑えることができ、造営材の外観を良好な状態に維持することができるという効果がある。 According to the first aspect of the present invention, since the frame body is formed in a shape that does not contact the surface side of the construction material in the attached state, the heat generated by the light source is constructed from the reflector through the frame body. Heat transfer to the surface side of the material can be suppressed. Therefore, it is possible to suppress the deterioration of the appearance of the surface of the construction material due to heat, and to maintain the appearance of the construction material in a good state.
請求項2の発明によれば、取付状態において、造営材に設けた埋込孔の内面と枠体の外側面との間隔を5mm以下にすることによって、埋込孔と枠体との間に静止空気層が形成され、この静止空気層が断熱層となり、光源で発生した熱が造営材に伝熱するのをさらに抑えることができる。従って、熱による造営材の表面側の外観劣化をさらに抑えることができ、造営材の外観をさらに良好な状態に維持することができるという効果がある。
According to the invention of
本発明の実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。本発明に係る埋込型照明器具Aは、図4及び図10に示すように造営材(例えば、下地材16及び仕上げ天井17)に設けた埋込孔18を通して天井裏に配設され、吊ボルト金具7を介して建物の躯体21に設けた吊ボルト22に固定される。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 4 and 10, the embedded lighting fixture A according to the present invention is disposed on the back of the ceiling through an embedded
この埋込型照明器具Aは、図2〜図4に示すように下面が開口する略箱状のボディ1と、下面が開口する略箱状に形成され片口金ランプ(光源)9から照射された光を反射させる反射板3と、上面及び下面が開口する略角筒状の枠体4と、枠体4の下面側に配置される透光パネル5とを備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the embedded lighting device A is irradiated with a substantially box-
まず、ボディ1について図2〜図4に基づいて説明する。ボディ1は、下面が開口するとともに上面が略十字状に開口する略箱状に形成されており、ボディ1の対向する2つの側面にはサブボディ2、2がそれぞれ取付けられている。また、ボディ1の残りの側面のうち一方側の内側面には、片口金ランプ9を装着する複数(図3では2個)のランプソケット8が、片口金ランプ9が接続される接続面8aを内側に向けた状態でそれぞれ固定されている。さらに、ボディ1においてランプソケット8の外側位置には、片口金ランプ9に電源を供給するための点灯回路10が取付けられた点灯回路取付台6がボディ1に回動自在に取着されており、点灯回路10と各ランプソケット8とが図示しないリード線を介してそれぞれ電気的に接続されている。
First, the
次に、サブボディ2について図2に基づいて説明する。サブボディ2は、後述する調整金具11が取付けられる略矩形板状の主片2aを有しており、この主片2aの下端側には外側に向かって延出する鍔部2cが設けられている。また、主片2aの上端側には内側に向かって延出する取付片2bが設けられており、サブボディ2は取付片2bを介してボディ1に取付けられる。さらに、サブボディ2の主片2aには、調整金具11の係止片11d、11dを上下方向に移動自在に挿通させる開口部2dが設けられており、開口部2dを間にして左右方向両側には調整金具11を主片2aに取付けるための取付ねじ19を上下方向に移動自在に挿通させる長孔2e、2eがそれぞれ設けられている。また、各長孔2e、2eの左右方向両端寄りには、調整金具11の位置決め片11b、11bを上下方向に移動自在に挿通させるスリット2f、2fがそれぞれ設けられている。さらに、主片2aの右側の下方位置には、図示しない取付金具が取付けられ取付金具の位置を上下方向に調整する略T字状のスリット2gが設けられており、例えば仕上げ天井17を施工する前にボディ1及びサブボディ2を下地材16に固定する場合、取付金具をスリット2gに沿って上下方向に調整して鍔部2cと取付金具との間で下地材16を挟持させると、ボディ1及びサブボディ2が下地材16に固定される。ここに、ボディ1とサブボディ2とで器具本体20が構成されている。
Next, the
ここで、調整金具11について図6に基づいて説明する。調整金具11は、横長板状の取付主片11aを有しており、取付主片11aの長手方向両端側からは位置決め片11b、11bが取付主片11aと直交する方向であって同一の方向にそれぞれ折曲形成されている。また、取付主片11aの上方には、取付副片11cが一体に形成されており、取付副片11cの長手方向両端側からは係止片11d、11dが位置決め片11bと略平行であって同一の方向にそれぞれ折曲形成されている。さらに、各係止片11d、11dには、後述するV字ばね14の係止ばね部14b、14bと係止する係止溝11e、11eがそれぞれ形成されている。また、主片11aにおいて長手方向両端寄りには、取付ねじ19が螺合するねじ孔11fが各1個ずつ設けられている。
Here, the
次に、調整金具11をサブボディ2に取付ける方法について、図2に基づいて説明する。まず、位置決め片11b及び係止片11dをサブボディ2側に向けた状態で調整金具11をサブボディ2に外側から近づけ、両係止片11d、11dを開口部2dに挿通するとともに、各位置決め片11bを対応するスリット2fに挿通する。そして、内側から取付ねじ19を各長孔2eに挿通してねじ孔11fに螺合させると、調整金具11がサブボディ2に取付けられる。この調整金具11は、取付ねじ19を緩めることで上下方向にスライドさせることができるので、上下方向における調整金具11の位置を調整することができる。
Next, a method of attaching the adjustment fitting 11 to the
ここで、吊ボルト金具7について図2に基づいて説明する。吊ボルト金具7は、略矩形板状の主片7aを有しており、主片7aの長手方向両端側には各サブボディ2に固定するための固定片7b、7bが一体に設けられている。また、主片7aの略中央位置には、吊ボルト22のねじ部が螺合するねじ孔7dを有する回転部7cが主片7aに対して回動自在に取着されており、この回転部7cを回転させることによって、主片7a及び両固定片7b、7bを回転させることなく吊ボルト金具7の上下方向の位置を調整することができる。
Here, the suspension
次に、反射板3について図2〜図4に基づいて説明する。反射板3は、金属製であって下面が開口する略箱状に形成されており、開口端縁には外側に向かって延出する鍔部3aが略全周に渡って形成されている。また、反射板3の側面においてランプソケット8に対応する部位には、ランプソケット8を挿通するための複数(図3では2個)の挿通孔3bが設けられている。この反射板3は、例えばねじ等を用いてボディ1の上面に固定され、る。
Next, the reflecting
さらに、透光パネル5について図8に基づいて説明する。透光パネル5は、例えば乳白色のアクリル素材であって光拡散性を有しており、図8(a)に示すように略矩形板状に形成されている。この透光パネル5は、薄肉板状の平面部5dを有しており、平面部5dの外縁には平面部5dに比べて厚みが厚い肉厚部5bが全周に渡って一体に形成されている。このように、平面部5dの外縁に肉厚部5bを形成することによって、透光パネル5を補強することができるので、平面部5dの厚みを薄くすることができ、光透過性を向上させることができる。また、平面部5dと肉厚部5bとの境界部分には、図8(b)に示すように平面部5dから肉厚部5bにかけてその厚みが曲線的に漸増する肉盛部5cが設けられている。さらに、透光パネル5において対向する2つの肉厚部5b、5bの略中央位置には、上方に向かって突出する係止片5a、5aがそれぞれ設けられており、これらの係止片5aの先端両側には側方に突出し下端部に係止部5f、5fを有する係止爪5g、5gが一体に形成されている。ここに、係止片5aの先端部位及び両係止爪5g、5gで後述する規制部材15に当接する支点切替片5eが構成されている。
Furthermore, the
次に、枠体4について図2〜図5及び図7に基づいて説明する。枠体4は、上面及び下面が開口する略角筒状に形成されており、枠体4において対向する2つの側面部4b、4bには図5に示すように開口部4a、4aがそれぞれ設けられている。また、各開口部4aの上方位置には、図7に示すように後述する取付金具12を固定するための固定部4cが内側に向かって凹設されており、固定部4cには取付金具12を固定する際に取付ねじ(図示せず)が螺合するねじ孔4dが2個設けられている。
Next, the
ここで、取付金具12について図7及び図9に基づいて説明する。取付金具12は、横長であって略矩形板状の取付片12aを有しており、取付片12aの幅方向一端側には後述するV字ばね14が取付けられた取付リング13を固定するための固定孔12gが設けられている。また、取付片12aの幅方向他端側からは支持片12bが取付片12aと直交する方向に折曲形成されており、さらに支持片12bの長手方向両端側からは一対のパネル保持ばね12c、12cが取付片12aと反対方向にそれぞれ折曲形成されている。各パネル保持ばね12cは、中間部が両端部に比べて外側方向に突出する形状に形成された支点切替ばね片12jをそれぞれ有しており、この支点切替ばね片12jの下端側には外側方向に突出し、後述する規制部材15と係止する係止面12dが一体に形成されている。さらに、透光パネル5の係止部5fと係止する係止面12hを有する略く字状のパネル係止片12eが、係止面12dから延出し一体に折曲形成されている。また、取付片12aには、枠体4の固定部4cに設けたねじ孔4dに対応する部位にねじ挿通孔(図示せず)が設けられており、取付金具12を取付ねじ(図示せず)を用いて枠体4の外側から固定部4cに取付けると、図7に示すようにパネル保持ばね12c及び規制部材15が開口部4aを臨んで配置される。
Here, the mounting
次に、規制部材15について図7及び図9に基づいて説明する。規制部材15は、下面が開口する断面コ字状に形成されており、上面において両端側にはパネル保持ばね12c、12cの係止面12d、12dと係止する係止部15b、15bがそれぞれ設けられている。また、規制部材15の上面において略中央位置には、透光パネル5の支点切替片5eと当接する当接部15aが設けられており、この当接部15aと各係止部15b、15bとの間には、挿通孔15c、15cがそれぞれ設けられている。そして、各パネル保持ばね12cを対応する挿通孔15cにそれぞれ挿通して係止部15bを係止面12dに係止させると、両パネル保持ばね12c、12cを内側に撓めた状態で、規制部材15が両パネル保持ばね12c、12cに保持される。
Next, the
さらに、V字ばね14について図7に基づいて説明する。V字ばね14は、コイル状に曲成された基部14aを有しており、この基部14aの両端部からは弾性を有する一対の係止ばね部14b、14bが、略V字状に延出している。このV字ばね14は、基部14aにおいて取付リング13に回動自在に取付けられており、この取付リング13は、例えばねじ等を用いて取付金具12の取付片12aに取付けられる。
Furthermore, the V-shaped
ここで、枠体4を器具本体20に取付ける手順について図4及び図5に基づいて説明する。まず、V字ばね14の係止ばね部14b、14bを互いに近づく方向に撓めた状態で、枠体4の側面部4bの上端面が調整金具11の両位置決め片11b、11bに当接するまで枠体4を上方に押し上げる。そして、側面部4bの上端面が両位置決め片11b、11bに当接した状態で係止ばね部14b、14bから手を離すと、係止ばね部14b、14bが拡開し、係止溝11e、11eとそれぞれ弾性係止し、枠体4が器具本体20に取付けられる。尚、枠体4は、係止ばね部14b、14bの弾性力によって係止溝11e、11eに係止しているだけなので、枠体4を器具本体20から取り外す場合には、枠体4を下側に引っ張るだけでよく、簡単に取り外すことができる。
Here, the procedure for attaching the
次に、枠体4に透光パネル5を着脱する手順について図9に基づいて説明する。まず、取付ける手順について図9(a)に基づいて説明する。最初に、規制部材15を両パネル保持ばね12c、12cに沿って下側にスライドさせて、係止部15b、15bをそれぞれ係止面12d、12dに係止させる。この時、規制部材15が支点切替ばね片12j、12jの突出部位を越えると、パネル保持ばね12c、12cがばね反力により拡開するので、規制部材15が下側に押し下げられ係止部15b、15bが係止面12d、12dとそれぞれ係止する。尚、この状態において各パネル保持ばね12cは、互いに近づく方向に撓められた状態、すなわち内側に弾性付勢された状態で保持されている。次に、透光パネル5を枠体4の下側から近づけると、透光パネル5の支点切替片5eによって両パネル係止片12e、12eが互いに離れる方向に弾性付勢された状態で押し拡げられる。さらに、透光パネル5を押し込むと、支点切替片5eが両パネル係止片12e、12eを通過するので、両パネル係止片12e、12eがばね反力によって元の位置に戻り、支点切替片5eの係止部5f、5fがそれぞれ係止片12e、12eの係止面12h、12hと係止して、透光パネル5が枠体4に取付けられる。この時、規制部材15は支点切替片5eと当接しておらず、係止部15b、15bがそれぞれ係止面12d、12dと係止した状態で保持されている。
Next, a procedure for attaching and detaching the
さらに、取り外す手順について図9(b)に基づいて説明する。透光パネル5が枠体4に取付けられた状態からさらに透光パネル5を押し込むと、支点切替片5eが規制部材15の当接部15aに当接し、規制部材15が押し上げられる。そして、規制部材15が両パネル保持ばね12c、12cに沿って上側にスライドし支点切替ばね片12j、12jの突出部位を越えると、パネル保持ばね12c、12cがばね反力により拡開するので、規制部材15が上側に押し上げられ係止部15bと係止面12dとの係止が外れた状態で保持される。この状態においてパネル保持ばね12c、12cは、ばね反力によって互いに離れる方向に拡開するので、係止部5fと係止面12hとの係止が外れ、透光パネル5を枠体4から取り外すことができる。
Furthermore, the removal procedure will be described with reference to FIG. When the
次に、下地材16及び仕上げ天井17が施工された後に埋込型照明器具Aを取付ける場合の施工手順について図1、図4及び図10に基づいて説明する。ここに、下地材16と仕上げ天井17とで造営材が構成されている。まず、下地材16及び仕上げ天井17の厚みに応じて、調整金具11の位置を調整する。次に、吊ボルト金具7を吊ボルト22に取付け、点灯回路取付台6を上側に回動させた状態で器具本体20を埋込孔18を通して下地材16に載せ、さらに点灯回路取付台6を下側に回動させて元の位置に戻す。そして、下側から回転部7cを回転させて吊ボルト金具7の上下方向の位置をサブボディ2の取付片2bの位置に合わせ、取付ねじ(図示せず)を用いて吊ボルト金具7を取付片2bに固定する。さらに、下側から回転部7cを回転させて器具本体20を下地材16に密着させると、図10(a)に示すように器具本体20の取付けが完了する。次に、V字ばね14の係止ばね部14b、14bを互いに近づく方向に撓めた状態で枠体4を埋込孔18を通して下側から挿通し、係止ばね部14b、14bをそれぞれ調整金具11の係止溝11e、11eに弾性係止させると、図10(b)に示すように枠体4が器具本体20に取付けられる。さらに、図10(c)に示すように埋込孔18を通して反射板3を器具本体20に取付け、その後片口金ランプ9をランプソケット8に取付ける。この状態において、反射板3は鍔部3aで枠体4の内側面に接触している。最後に、図10(d)に示すように透光パネル5を下側から埋込孔18に挿通し、支点切替片5eを両パネル保持ばね12c、12cに係止させると、透光パネル5が枠体4に取付けられ、埋込型照明器具Aの取付けが完了する。この時、枠体4は図1に示すように下地材16及び仕上げ天井17の側面(埋込孔18の内面)との間にD寸法の間隔を設け、仕上げ天井17の仕上げ面(表面)17a(仕上げ天井17の下面)と接触していない状態で配置される。尚、本実施形態においては、寸法D=5mmとなるように枠体4が配置されている。
Next, a construction procedure in the case where the embedded lighting fixture A is attached after the
さらに、埋込型照明器具Aの別の施工例について図11に基づいて説明する。尚、図11において、仕上げ天井17は省略している。まず、下地材16が施工された状態(仕上げ天井17を施工する前の状態)において、点灯回路取付台6を上側に回動させた状態で器具本体20を埋込孔18に挿通し、さらに点灯回路取付台6を下側に回動させて元の位置に戻す。この状態において、サブボディ2の鍔部2cは下地材16の下面に当接している。次に、取付金具(図示せず)をサブボディ2に設けたスリット2gに沿って上下方向に調整して取付金具と鍔部2cとの間で下地材16を挟持させると、器具本体20の取付けが完了する。以下、上述した施工例と同様の手順で枠体4、反射板3、片口金ランプ9及び透光パネル5を順次取付けると、埋込型照明器具Aの取付けが完了する。この状態において、図11に示すようにサブボディ2の鍔部2cは下地材16の下面側に露出しているが、仕上げ天井17を施工することによって、鍔部2cが露出することなく、また仕上げ天井17の仕上げ面17aに当接することなく埋込型照明器具Aが施工される。
Furthermore, another construction example of the embedded lighting fixture A will be described with reference to FIG. In FIG. 11, the finishing
この埋込型照明器具Aでは、取付状態において、枠体4が仕上げ天井17の仕上げ面17aに接触しない形状、すなわち枠体4の下端部に鍔部を設けない形状に形成しているので、図10に示すような施工例の場合、片口金ランプ9で発生する熱が反射板3から枠体4を介して仕上げ天井17の仕上げ面17aに伝熱するのを抑えることができる。従って、熱による仕上げ面17aの外観劣化を抑えることができ、仕上げ面17aの外観を良好な状態に維持することができる。特に、下地材16及び仕上げ天井17の側面と枠体4の側面部4bとの間隔D=5mmとなるように枠体4を配置した場合には、下地材16及び仕上げ天井17と枠体4との間に静止空気層が形成され、この静止空気層が断熱層となり、片口金ランプ9で発生した熱が下地材16及び仕上げ天井17に伝熱するのをさらに抑えることができる。従って、熱による仕上げ天井17の仕上げ面17aの外観劣化をさらに抑えることができ、仕上げ面17aの外観をさらに良好な状態に維持することができる。
In this embedded luminaire A, in the mounted state, the
さらに、図11に示すように施工した場合、サブボディ2の鍔部2cは、下地材16の表面側と仕上げ天井17の裏面側の間に配置されており、仕上げ天井17の仕上げ面17aに当接しないので、鍔部2cを介して仕上げ面17aに熱が伝熱することがなく、仕上げ面17aの外観を良好な状態に維持することができる。
Furthermore, when constructed as shown in FIG. 11, the
尚、本実施形態では、下地材16及び仕上げ天井17の側面と枠体4の側面部4bとの間隔D=5mmとなるように枠体4を配置しているが、D寸法は本実施形態に限定されるものではなく、5mm以下であればよい。また、間隔Dの下限値については、施工の容易性等を考慮した上で定まる値であり、例えば1mm以上、好ましくは2mm以上であればよい。そして、この場合も下地材16及び仕上げ天井17の側面と枠体4の側面部4bとの間に静止空気層が形成されるので、同様の効果を得ることができる。
In the present embodiment, the
3 反射板
4 枠体
9 片口金ランプ(光源)
16 下地材
17 仕上げ天井
17a 仕上げ面(表面)
18 埋込孔
A 埋込型照明器具
16
18 Embedded hole A Embedded lighting fixture
Claims (2)
前記枠体の内側面に少なくとも一部が接触する反射板と、
前記造営材の裏面に少なくとも一部が密着した状態で前記造営材の裏面側に配設される器具本体とを備え、
前記器具本体、前記反射板、前記埋込孔及び前記枠体で囲まれた空間には光源が配設されており、
前記器具本体及び前記枠体が、取付状態において前記造営材の表面側に接触しない形状に形成されていることを特徴とする埋込型照明器具。 A frame having an outer surface formed along the inner surface of the embedding hole provided in the construction material;
A reflector at least partially contacts the inner surface of the frame body,
An instrument body disposed on the back side of the construction material in a state in which at least a part is in close contact with the back surface of the construction material ;
A light source is disposed in a space surrounded by the instrument body, the reflector, the embedded hole, and the frame,
The instrument body and the frame body implantable luminaire, characterized in that it is shape formed in a shape that does not contact the surface of the building material in the mounted state.
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