JP4728140B2 - タンパク質の固定化方法 - Google Patents

タンパク質の固定化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4728140B2
JP4728140B2 JP2006043874A JP2006043874A JP4728140B2 JP 4728140 B2 JP4728140 B2 JP 4728140B2 JP 2006043874 A JP2006043874 A JP 2006043874A JP 2006043874 A JP2006043874 A JP 2006043874A JP 4728140 B2 JP4728140 B2 JP 4728140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
substrate
amino group
buffer
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006043874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006258805A (ja
Inventor
典穂 神谷
雅宏 後藤
智 土居
浩一郎 中村
規之 川太
浩示 藤田
興規 棚村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu University NUC
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Kyushu University NUC
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu University NUC, Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Kyushu University NUC
Priority to JP2006043874A priority Critical patent/JP4728140B2/ja
Publication of JP2006258805A publication Critical patent/JP2006258805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4728140B2 publication Critical patent/JP4728140B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

本発明は、基板、特に、タンパク質固定用の基板、及びタンパク質の固定化方法に関する。
今日、様々な機能性タンパク質がプロテインアレイなどのバイオテクノロジー関連分野で利用されている。プロテインアレイの分野における近年の成長は、表面化学、タンパク質の固定化、タンパク質のラベル化やその検出方法などの発達に起因するところが大きい。中でも特に、タンパク質の固定化は、DNAアレイとは違い、固定化するタンパク質の種類によって大きく異なるため、非常に重要である。タンパク質はその活性を失うことなく、また、できるだけ水環境で保持されて固定化されなければならない。タンパク質アレイ技術の発展のためには、タンパク質の固定化技術の確立が不可欠である。
タンパク質アレイではタンパク質はほとんどの場合、担体に固定化されて利用される。一般に固定化担体としてはガラススライド、多孔質ゲル、マイクロタイタープレートなどが用いられている。また、固定化担体がガラススライドである場合に、表面にアミノ基を導入したスライドガラスが知られている。また、担体上のアミノ基とタンパク質の固定化方法については、グルタルアルデヒドでアミノ基を活性化して、タンパク質の末端アミノ基等と結合させる方法などが知られている。
特許文献1には、スライドガラス表面に、末端がアミノ基である活性分子を導入したDNA反応検出チップが開示されている。特許文献2には、プラスチック基材表面に、アミノアルキルシランによりアミノ基を導入したマイクロチップ用基板が開示されている。
特開2004−093330号 特開2003−161731号
しかしながら、上記に開示されている方法は、以下のような問題点があった。すなわち、表面にアミノプロピル基を導入したスライドガラスの場合、タンパク質の固定化力が弱く、繰り返し使用した場合に、固定化したタンパク質の量が減少するという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するためになされたものであって、タンパク質を強く固定化するとともに、繰り返し使用しても、タンパク質の活性が維持されたアミノ化タンパク質固定化基板を提供することを目的とする。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究した結果、本発明の基板及びタンパク質の固定化方法を完成するに至った。
本発明の基板は、下記の一般式、
(RO)Si-(CH2)k-(C6H4)l-(CH2)−(NHCH2CH2−NH2
(但し、式中、Rはアルキル基であり、k=1,2,3・・・、l=0,1,2,3・・・、m=0,1,2,3・・・、n=1,2,3・・・である。)で示されるアミノ基含有ケイ素化合物で担体を処理して、該担体の表面にアミノ基を導入してなる基板に関する
本発明は前記nが、3〜20である基板に関する
本発明は前記アミノ基含有ケイ素化合物が、(3−トリメトキシシリルプロピル)ジエチレントリアミンである基板に関する
特に、本発明は、基板へタンパク質を固定化する方法であって、基板が下記の一般式
(RO)Si−(CH−(C−(CH−(NHCHCH−NH
(但し、式中、Rはアルキル基であり、k=1,2,3・・・、l=1,2,3・・・、m=0,1,2,3・・・、n=1,2,3・・・である。)
で示されるアミノ基含有ケイ素化合物によって担体を処理して、担体の表面にアミノ基を導入されてなり、該基板をタンパク質含有緩衝液に浸して、該タンパク質を該アミノ基に静電相互作用によって固定化することを特徴とする基板へタンパク質を固定化する方法に係るものである
本発明は、前記緩衝液が、タンパク質、生体高分子、生物試料(細胞、微生物、組織、器官など)を含有するものに関する
本発明のタンパク質の固定化方法の好ましい実施態様において、l≧1の場合(フェニル基を有する場合)、フェニル基の疎水性相互作用によって、タンパク質を固定化することを特徴とする。
本発明のタンパク質の固定化方法の好ましい実施態様において、前記タンパク質の固定化において、前記タンパク質の等電位点をpIとし、前記アミノ基の酸解離定数をpKaとした場合に、前記タンパク質を含有する緩衝液のpHが、下記式、
pKa>前記タンパク質を含有する緩衝液のpH>pI
を満足することを特徴とする。
本発明によれば、アミノ基による静電相互作用に加え、フェニル基による疎水性相互作用によって、pH依存性の影響を抑えつつ、タンパク質の固定化力を向上させるとともに、繰り返し使用した場合であっても、タンパク質の活性を維持し得るという有利な効果を有する。
本発明の基板は、下記の一般式、
(RO)Si-(CH2)k-(C6H4)l-(CH2)−(NHCH2CH2−NH2
(但し、式中、Rはアルキル基であり、k=1,2,3・・・、l=1,2,3・・・、m=0,1,2,3・・・、n=1,2,3・・・である。)で示されるアミノ基含有ケイ素化合物で担体を処理して、該担体の表面にアミノ基を導入してなることができる。k、l、mの上限については、特に限定されるものではないが、好ましくは、3〜20である。かかる一般式で示されるアミノ基含有ケイ素化合物は、側鎖に多数の置換基を有し、これら置換基が、静電相互作用、疎水性相互作用などによりタンパク質を固定化することを可能としている。好ましい実施態様において、前記一般式中のアミノ基へタンパク質が静電相互作用によって固定化される。高分子タンパク質をより安定的に固定化するという観点から、上記一般式中の前記nが、3〜20であることが好ましい。
アミノ基含有ケイ素化合物としては、特に限定されず、上記一般式を満たすようなものであればよい。アミノ基含有ケイ素化合物としては、例えば、(3−トリメトキシシリルプロピル)ジエチレントリアミン、などを挙げることができる。
また、アミノ基が付与される担体としては、特に限定されることはないが、ガラススライド、多孔性ゲル、マイクロウエルプレート、シリコンウエハなどの無機基板、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルムなどの有機基板などを挙げることができる。担体の形状に制限はなく、例えば、板、フィルムまたはシートのような平板状のものや、立方体、棒状、球状など3次元形状でもよい。
アミノ基の担体への導入は、特に限定されないが、いわゆるシランカップリングによる。例えば、適当な担体を用意し、トルエン、メタノール、エタノール、水などの溶媒中に、アミノ基含有ケイ素化合物を溶解した溶液に担体を浸し、溶液温度5〜100℃で、限定されないが、1〜12時間程度保つと、アミノ基含有ケイ素化合物が担体に結合し、担体の表面にアミノ基が導入される。
本発明のタンパク質の固定化方法について説明する。すなわち、本発明の方法は、基板へタンパク質を固定化する方法であって、該基板が下記の一般式、
(RO)Si-(CH2)k-(C6H4)l-(CH2)−(NHCH2CH2−NH2
(但し、式中、Rはアルキル基であり、k=1,2,3・・・、l=1,2,3・・・、m=0,1,2,3・・・、n=1,2,3・・・である。)で示されるアミノ基含有ケイ素化合物で担体を処理して、該担体の表面にアミノ基を導入してなり、該基板をタンパク質含有緩衝液に浸して、該タンパク質を該アミノ基に静電相互作用によって固定化することができる。当該アミノ基とタンパク質との静電相互作用を利用すれば、タンパク質への固定をより一層安定化させることができる。安定化を向上させるには、アミノ基の数を増大させることが好ましい。アミノ基含有ケイ素化合物は、特に限定されるものではなく、上記一般式を満たすようなものであればよい。また、同一または異なるケイ素化合物をタンパク質の固定化に用いることができる。
前記タンパク質含有緩衝液は、タンパク質のほかには、生体高分子又は生物試料(細胞、微生物、組織、器官など)を含有することができる
l≧1の場合(すなわち、アミノ化合物がフェニル基を有する場合)、フェニル基の疎水性相互作用によって、タンパク質を固定化することができる。これはタンパク質の一次構造の安定化においても、多数の疎水性相互作用が重要な役割を演じているのと同様に、当該多数の疎水性相互作用を利用して、さらにタンパク質の固定化力を向上させることができる。
また、前記タンパク質を固定化させた場合に、前記タンパク質の等電位点をpIとし、前記アミノ基の酸解離定数をpKaとした場合に、タンパク質含有緩衝液のpHが、下記式、
pKa>前記タンパク質を含有する緩衝液のpH>pI
を満足することが好ましい。これは、図1に示すように、pHの値が酸解離定数pKaの値以下である場合、基板上のアミノ基がプラスの電荷を有している一方、pHの値が等電位点pIの値以上である場合、緩衝液中のタンパク質がマイナスの電荷を有しているので、より一層静電相互作用によって固定の安定化を図ることができるからである。
以下、本発明を参考例、実施例により更に具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に限定して解釈される意図ではない。
参考例1〜3
アミノ化プレートの準備
(3−トリメトキシシリルプロピル)ジエチレントリアミンを用いてガラス製マイクロタイタープレートにアミノ基を導入したアミノ化マイクロタイタープレート(日本板硝子(株)製96穴タイプ、アミノ基のpKa=8、以後プレートAという)を準備した。
タンパク質の準備
アルカリホスファターゼ(和光純薬製アルカリホスファターゼ(ALP)、コード番号:012−10691、pI=5)を準備した。
緩衝液の準備
pH7.5の緩衝液として、緩衝液A(50mM Tris-HCl buffer)を準備した。pH 6及びpH5の緩衝液として、緩衝液B、緩衝液C(50mM acetate buffer)を準備した。
洗浄液としてPBST(8mM NaHPO4、2mM KH2PO4、0.145M NaCl、0.05% Tween20)を準備した。
プレートAのウエルに、下記のようにしてALPの固定化を行った。所定のpHの緩衝液に溶解したALP(100μg/ml)をウエルに50μl加え、37℃で6時間反応させ、リン酸緩衝液で9回、蒸留水で3回洗浄した。酵素活性は、ALPの基質であるp-ニトロフェニル燐酸(1mM、1M tris-HCl、pH8)を用いて評価した。まず、p-ニトロフェニルリン酸1mlをウエルに加え、10分後の吸光度を分光光度計で測定した。その後、繰り返し使用性を評価するために、洗浄液PBSTで5回洗浄後、1MのNaClで3回、蒸留水で2回洗浄し、酵素活性を測定した。結果を表1に示す。アミノ化プレートのアミノ基のpKa、タンパク質のpI、固定化水溶液のpHの間に、pKa>pH>pIの関係が成り立つ場合に、効果が認めれた。
実施例4〜6
アミノ基を有するプレートBを、(アミノエチルアミノメチル)フェネチルトリメトキシシラン(k=2、l=1、m=1、n=1)をアミノ基含有化合物として用いた以外は参考例1〜3と同様の手順に従って準備した。当該プレートBを使用して、参考例1と同様に酵素活性を調べた。結果を表2に示す。
表2

いずれも、フェニル基の疎水性効果で、pHに依存しないで活性を維持できることが分かる。
したがって、本発明によれば、タンパク質などを静電相互作用によって強く固定化させるとともに、タンパク質の活性をも維持させることが可能であることが判明した。
プロテインアレイなどのバイオテクノロジー関連分野での利用に貢献し得る。
図1は、アミノ基のpK aとタンパク質のpIとの関係を示した図である。

Claims (3)

  1. 基板へタンパク質を固定化する方法であって、基板が下記の一般式
    (RO) Si−(CH −(C −(CH −(NHCH CH −NH
    (但し、式中、Rはアルキル基であり、k=1,2,3・・・、l=1,2,3・・・、m=0,1,2,3・・・、n=1,2,3・・・である。)
    で示されるアミノ基含有ケイ素化合物によって担体を処理して、担体の表面にアミノ基を導入されてなり、該基板をタンパク質含有緩衝液に浸して、該タンパク質を該アミノ基に静電相互作用によって固定化することを特徴とする基板へタンパク質を固定化する方法。
  2. フェニル基の疎水性相互作用によってタンパク質を固定化する、請求項1記載の方法。
  3. 前記タンパク質の固定化において、前記タンパク質の等電位点をpIとし、前記アミノ基の酸解離定数をpKaとした場合に、前記タンパク質を含有する緩衝液のpHが、下記式
    pKa>前記タンパク質を含有する緩衝液のpH>pI
    を満足する、請求項1記載の方法。
JP2006043874A 2005-02-21 2006-02-21 タンパク質の固定化方法 Expired - Fee Related JP4728140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043874A JP4728140B2 (ja) 2005-02-21 2006-02-21 タンパク質の固定化方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005044524 2005-02-21
JP2005044524 2005-02-21
JP2006043874A JP4728140B2 (ja) 2005-02-21 2006-02-21 タンパク質の固定化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006258805A JP2006258805A (ja) 2006-09-28
JP4728140B2 true JP4728140B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=37098207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006043874A Expired - Fee Related JP4728140B2 (ja) 2005-02-21 2006-02-21 タンパク質の固定化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4728140B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4830114B2 (ja) * 2007-03-28 2011-12-07 国立大学法人島根大学 汎用的高感度elisa法およびその試薬キット
JP5069028B2 (ja) * 2007-03-28 2012-11-07 アイオン株式会社 ポリビニルホルマール樹脂多孔質体からなる微生物固定化用担体
US9200184B2 (en) 2012-05-17 2015-12-01 Henkel IP & Holding GmbH Chain extended epoxy to improve adhesion of conductive die attach film

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130178A (ja) * 1983-09-14 1984-07-26 Amano Pharmaceut Co Ltd 臨床化学簡易検査器
JPS60260593A (ja) * 1984-05-23 1985-12-23 ジェイ ティー ベイカー インコーポレーテッド モノクローナル抗体の精製
JP2003156495A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Inst Of Physical & Chemical Res 生体分子マイクロアレイ用基板及びその製造方法、並びに生体分子マイクロアレイ
JP2004101516A (ja) * 2002-07-19 2004-04-02 Canon Inc プローブ担体およびその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130178A (ja) * 1983-09-14 1984-07-26 Amano Pharmaceut Co Ltd 臨床化学簡易検査器
JPS60260593A (ja) * 1984-05-23 1985-12-23 ジェイ ティー ベイカー インコーポレーテッド モノクローナル抗体の精製
JP2003156495A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Inst Of Physical & Chemical Res 生体分子マイクロアレイ用基板及びその製造方法、並びに生体分子マイクロアレイ
JP2004101516A (ja) * 2002-07-19 2004-04-02 Canon Inc プローブ担体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006258805A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8431384B2 (en) Stable protein storage and stable nucleic acid storage in recoverable form
US20090202998A1 (en) Method for the extraction of biomolecules from fixed tissues
JP7109618B2 (ja) 化学的にコードされ空間的にアドレスされたライブラリースクリーニングプラットフォーム
CN101473220A (zh) 具有吸附多孔反应层的电极阵列装置
US20090012302A1 (en) Method of isolating a nucleic acid using a material containing an amino group and a carboxyl group and positively charged at a first ph and a solid material for nucleic acid isolation used for the method
JP4969760B2 (ja) ポリマー
CN101156062A (zh) 具有连接了接头部分的吸附多孔反应层的电极阵列装置
JP6619362B2 (ja) 一段階ペプチドカップリングのためのアミノ酸の選択的光活性化
US10414794B2 (en) Method of purifying an antibody
JP4728140B2 (ja) タンパク質の固定化方法
Oshige et al. Immobilization of His-tagged proteins on various solid surfaces using NTA-modified chitosan
EP1644527B9 (en) Cucurbituril derivative-bonded solid substrate and biochip using the same
US20080146459A1 (en) Protein Array and Process for Producing the Same
US6903177B2 (en) Oligomer for immobilizing physiological material, and composition for immobilizing physiological material comprising the same
KR19990058890A (ko) 생물전자소자의 인터페이스 감지막 및 그 제조방법
AU2021210878A1 (en) Compounds and methods for selective C-terminal labeling
US7589192B2 (en) pH dependent ion exchange material capable of selectively binding to nucleic acids in comparison with proteins, solid substrate having the material immobilized on its surface, and method of isolating a nucleic acid using the material or the solid substrate
JP2008044917A (ja) タンパク質の固定化方法
US20070055013A1 (en) Substrate and method of immobilizing protein
Ha et al. Immobilization of hexa-arginine tagged esterase onto carboxylated gold nanoparticles
CN106701729B (zh) 一种以多肽修饰的氨基树脂为载体的固定化酶及制备方法
JP2006170832A (ja) プローブ担体、ブローブ担体製造用プローブ媒体およびプローブ担体の製造方法
CN103755998B (zh) 一种表面生物活性和生物惰性的聚合物基材的制备方法
JP5105278B2 (ja) 磁性を有するキトサン系酵素固定化用担体及びその製造方法
EP1996938A2 (en) Immobilized proteins and methods and uses thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees