JP4725867B2 - Reinforcement structure of sliding shutter - Google Patents
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Description
本発明は、建物開口部に設置されるスライド式シャッタの補強構造に関し、特に、ガイドレールに沿って設けられた補強体用レールにスライド自在に保持されるスライド式シャッタの補強構造に関する。 The present invention relates to a reinforcing structure for a sliding shutter installed in an opening of a building, and more particularly to a reinforcing structure for a sliding shutter that is slidably held on a reinforcing body rail provided along a guide rail.
建物開口部を開閉するスライド式シャッタは、上下に連結される複数のスラット板からなるシャッタ板を、建物開口部の両側縁に設置されたガイドレールに案内させて、建物開口部を開閉する構成である(例えば特許文献1)。このようなスライド式シャッタは、強風に煽られるとスラット板がバタついてガイドレールと衝突し騒音を発生し易く、さらにはスラット板が風圧に負けて破損する虞がある。 The sliding shutter that opens and closes the building opening is configured to open and close the building opening by guiding a shutter plate composed of a plurality of slat plates connected vertically to guide rails installed on both side edges of the building opening. (For example, Patent Document 1). When such a sliding shutter is blown by a strong wind, the slat plate flutters and collides with the guide rail and easily generates noise. Further, the slat plate may be damaged by the wind pressure.
そこで、上述の問題を解消するために本願の出願人は、スライド式シャッタ100を補強するシャッタ補強部材101を提案した。このシャッタ補強部材101は、図15に示すように、一端に開口部を有する筒状に形成された筒状部材102と、一端が該筒状部材102の内部にスライドして伸出及び収納可能であるスライド部材103と、前記筒状部材102と前記スライド部材103とを所定位置で固定させる係止螺子104と、前記筒状部材102の他端および前記スライド部材103の他端のそれぞれに設けられスライド式シャッタ100の一対のガイドレール105とスラット板106との隙間に挿し込まれる爪部107と、を備えている(特許文献2参照)。
In order to solve the above problem, the applicant of the present application has proposed a
そして、筒状部材102にスライド部材103を収納して、シャッタ補強部材101をやや短くした状態で、スライド式シャッタ100のスラット板106にシャッタ補強部材101を当接させて、爪部107をガイドレール105とスラット板106との隙間に挿し込むように、シャッタ補強部材101を伸ばして、係止螺子104を締めることにより、シャッタ補強部材101をスライド式シャッタ100に固定して補強する。このように、従来からスライド式シャッタに設けられているガイドレール105およびスラット板106の間の間隙にシャッタ補強部材101を簡単に取付けることができ、スライド式シャッタ100をきわめて簡単に補強することができる。
Then, the
上述のようなシャッタ補強部材101は、簡単にスライド式シャッタ100を補強することができるものの、爪部107をガイドレール105とスラット板106との隙間に挿し込むだけで固定しているので、例えば、係止螺子104が緩んだ場合等に爪部107がガイドレール105とスラット板106との隙間から外れて脱落する虞がある。
Although the
また、上述のようなシャッタ補強部材101は、少なくとも、スライド式シャッタ100の両側に設けられたガイドレール105の幅と同じ長さが必要となり、スライド式シャッタ100の幅が広い場合には、より強度が高く、且つ、より長いシャッタ補強部材101が必要となるので、シャッタ補強部材101の重量が増し、爪部107に大きな負担がかかる。
Further, the
そこで本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、極めて簡単な構成で、脱落する虞がなく、大型のスライド式シャッタにおいても、簡単に十分な補強を行うことができるスライド式シャッタの補強構造を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and has a very simple configuration, and there is no risk of dropping off, and sufficient reinforcement can be easily performed even with a large slide shutter. An object of the present invention is to provide a reinforcing structure for a sliding shutter.
上記目的を達成するために、請求項1に記載のスライド式シャッタの補強構造は、建物開口部の両側縁に設けられた一対のガイドレールに案内されて、前記建物開口部を開閉可能なシャッタ板を備えるスライド式シャッタの補強構造であって、前記建物開口部の床面に設けられた固定手段と、該固定手段に固定されて前記シャッタ板に近接して立設する補強体と、を備え、前記固定手段は、前記補強体を前記建物開口部の床面に対して立設状態と前記建物開口部の床面に倒した状態とに移行できるように回動自在に固定する軸部と、当該補強体を立設状態に支持する支持部材と、を有し、記建物開口部の床面に前記補強体を床面に倒した状態で収納可能な収納溝を更に備えることを特徴としている。
To achieve the above object, the sliding shutter reinforcing structure according to
また、請求項2に記載のスライド式シャッタの補強構造は、建物開口部の両側縁に設けられた一対のガイドレールに案内されて、前記建物開口部を開閉可能なシャッタ板を備えるスライド式シャッタの補強構造であって、当該スライド式シャッタの上端両側部にそれぞれ形成され、スライド式シャッタのシャッタ板に対して平行な軸を有する支持軸と、一端が前記支持軸に回動自在に固定された一対の側材と、当該側材の間に架設される架設材とを備え、前記シャッタ板に沿って垂下した状態と、天井面に対して平行な状態とに移行可能な補強体と、前記補強体が天井面に当接する方向に付勢する付勢手段と、補強体を垂下させたときに側材の下端となる部分のガイドレールに突出した突出片と、この突出片の突端に回動自在に設けられた保持片と、この保持片を側材に当接させて固定する固定片とを備えた固定手段と、を備えることを特徴としている。 According to a second aspect of the present invention, there is provided a sliding shutter reinforcing structure including a shutter plate that is guided by a pair of guide rails provided on both side edges of a building opening to open and close the building opening. And a support shaft that is formed on both sides of the upper end of the slide shutter and has a shaft parallel to the shutter plate of the slide shutter, and one end is rotatably fixed to the support shaft. A pair of side members, and a laying member laid between the side members, and a reinforcing body capable of transitioning between a state suspended along the shutter plate and a state parallel to the ceiling surface , An urging means for urging the reinforcing body in a direction in contact with the ceiling surface, a projecting piece projecting from a guide rail at a lower end of the side member when the reinforcing body is suspended, and a projecting end of the projecting piece Rotating maintenance And strip, and the holding piece and fixing means comprising a fixing piece for fixing is brought into contact with the side member, characterized in that it comprises a.
請求項1に記載のスライド式シャッタの補強構造は、補強体が床面に設けられた固定手段に固定されるものであるので、補強体が脱落する虞なくシャッタ板に近接して立設し、スライド式シャッタを補強することができる。 In the sliding shutter reinforcing structure according to the first aspect, since the reinforcing body is fixed to the fixing means provided on the floor surface, the reinforcing body is erected in the vicinity of the shutter plate without fear of dropping off. The sliding shutter can be reinforced.
また、このように補強体は、床面に設けられた固定手段に固定するものであるので、大型のスライド式シャッタを補強する場合でも、当該スライド式シャッタの幅よりも補強体の長さを短くすることができ、補強体が重くなって取り付け取外し作業が困難になることを抑制できる。 Further, since the reinforcing body is fixed to the fixing means provided on the floor in this way, even when a large sliding shutter is reinforced, the length of the reinforcing body is made larger than the width of the sliding shutter. It can shorten, and it can suppress that a reinforcement body becomes heavy and attachment / detachment work becomes difficult.
請求項1に記載のスライド式シャッタの補強構造は、スライド式シャッタを補強するときには、補強体を建物開口部の床面に対して立設状態に保持し、スライド式シャッタを開放するときには、補強体を建物開口部の床面に設けられた収納溝に収納することができるので、極めて簡単にスライド式シャッタを補強することができるとともに、スライド式シャッタを開放するときにも、補強体を簡単に収納することができる。
The reinforcing structure of the sliding shutter according to
また、請求項2に記載のスライド式シャッタの補強構造は、建物開口部の天井面又はスライド式シャッタの上端に設けられた支持軸と固定部材により補強体が垂下するように設けられているので、大型のスライド式シャッタを補強する場合でも、当該スライド式シャッタの幅よりも補強体の長さを短くすることができ、補強体が重くなることを抑制することができる。
Further, the sliding shutter reinforcing structure according to
また、補強体を建物開口部の天井面又はスライド式シャッタの上端から垂下した状態と天井面に平行に当接した状態とに移行できるので、スライド式シャッタを補強するときには、補強体を垂下した状態にすることで、スライド式シャッタを極めて簡単に補強することができるとともに、スライド式シャッタを開放するときには、補強体を天井面に平行に当接した状態にすることで、補強体が建物開口部の出入りの邪魔になることもない。 In addition, since the reinforcing body can be shifted from the ceiling surface of the building opening or the upper end of the sliding shutter to the state in contact with the ceiling surface in parallel , the reinforcing body is suspended when reinforcing the sliding shutter. by the state, it is possible to very easily reinforce the sliding shutter, when opening the sliding shutter, by the state of parallel contact with the reinforcing member to the ceiling surface, the reinforcing member is a building opening It does not get in the way of clubs.
〔第1の実施形態〕
以下に、本発明の第1の実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。スライド式シャッタ1は、建物の出入口や窓などの建物開口部2に設けられる鋼製の巻上げ戸であって、複数の細長い鉄板状のスラット板をよろい戸状につづったシャッタ板3と、建物開口部2の両側縁に互いに開口が向かい合うようにそれぞれ設けられた断面U字状の枠体であって、シャッタ板3の側部がそれぞれスライド自在に挿入されて、シャッタ板3を上下に案内するガイドレール4とにより構成される。そして、建物開口部2の上部には、このシャッタ板3を引き上げ及び引き下ろすことができる巻き上げ軸が収納ボックス5に収容されており、巻き上げ軸を電動又は人力で正回転させることにより、この巻き上げ軸にシャッタ板3が巻き付いてシャッタ板3を建物開口部2から引き上げることができる。また、逆回転させることにより、この巻き上げ軸に巻き付いているシャッタ板3を下降させて建物開口部2を閉塞することができる。
[First Embodiment]
In the following, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. A sliding
なお、本実施形態においては、スライド式シャッタ1として上述のような巻上げ戸を例示するが、本発明の「スライド式シャッタ」はこれに限定されるものではなく、シャッタ板3を天井部で水平に収納する所謂オーバーヘッドドアやシャッタ板3が建物開口部2の上部の壁面に折れ曲がらずに鉛直に収納されるもの等のように、建物開口部2において両側縁に設けられたガイドレール4に案内されて、建物開口部2を開閉することができる種々の構成を用いることができる。
In the present embodiment, the above-described winding door is illustrated as the
スライド式シャッタの補強構造6は、建物開口部2のや屋内側の床面9に設けられた第1の固定手段としての2個の固定孔7と、下端がこの固定孔7に挿入されて、スライド式シャッタ1のシャッタ板3に近接して立設する補強体81と、を備える。なお、本実施形態においては、建物開口部2の屋内側に補強体81を立設する例を説明するが、本発明に係るスライド式シャッタの補強構造6は、建物開口部2の屋外側に補強体81を立設するものや、建物開口部2の屋外側と屋内側の両方に補強体81を立設するものも含む。
The sliding
補強体81は、中空の鋼材により形成されており、略平行に形成された一対の側材81aと、この一対の側材81aの上端に架設される上側架設材81bと、2本の側材81aの高さ方向の中間位置に架設される中間架設材81cと、を例えば溶接等により固定して形成されている。2個の固定孔7は、一対の側材81aの下端がそれぞれ挿入できるように距離を開けて、スライド式シャッタ1を閉じた際にシャッタ板3の下端に近接して設けられている。なお、補強体81としては鋼、ステンレス、アルミニウム等の加工が容易であって、一定の強度を保つことができる金属からなる中空部材が好ましく、また、補強体81の強度を維持しつつより軽くしたい場合には繊維補強プラスチックなどの樹脂を用いても良い。
The reinforcing
このように、一対の側材81aの下端が2個の固定孔7に挿入されて、一対の側材81aが鉛直に立設するとともに、上側架設材81b及び中間架設材81cがそれぞれ略水平に架設され、補強体81がスライド式シャッタ1のシャッタ板3に近接して立設するので、風などによってスライド式シャッタ1のシャッタ板3が過度に撓むことを防ぐことができる。補強体81は建物開口部2の床面9に設けられた2個の固定孔7に挿入するだけで、シャッタ板3の近傍に立設されるので、極めて簡単にスライド式シャッタ1を補強することができる。
In this way, the lower ends of the pair of
なお、第1の実施形態のスライド式シャッタの補強構造6に係る補強体81は、シャッタ板3を補強する必要がないときには倉庫などに別途保管することもできるが、図3に示すように、スライド式シャッタ1を開放した状態で、補強体81を立設させることにより、例えば車両の進入の禁止柵や引っ掛けることで干し物を引っ掛ける柵としても利用することもできる。
The reinforcing
この実施形態においては、補強体81は一対の側材81aの間に上側架設材81b及び中間架設材81cを架設する構成としたが、補強体81の構成はこれに限定されるものではない。例えば図4及び図5に示すように、補強体82は固定孔7に挿入される棒材であっても良い。すなわち、1又は複数の固定孔7に棒材からなる補強体82をそれぞれ挿入して、スライド式シャッタ1のシャッタ板3の近傍に立設させることによっても、最低限シャッタ板3を補強することができる。この構成は極めて簡単であるので、設置コストを軽減することができるとともに、スライド式シャッタ1を開放したときなどのように使用しないときの保管スペースが少なくてよい利点がある。
In this embodiment, the reinforcing
補強体81は、このほか、スライド式シャッタ1のシャッタ板3の近傍に立設することができる種々の形状を採用することができるとともに、スライド式シャッタ1が幅広の場合は、図6に示すように、必要に応じて複数設置することができる。また、固定孔7は補強体81の形状及び数に応じて、必要な形状及び必要な数を設けることができる。
In addition, the reinforcing
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について、図7から図9を参照しつつ説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成ついては、同じ符号を付して説明を省略する。第2の実施形態に係るスライド式シャッタの補強構造6は、シャッタ板3に近接して立設可能な補強体83と、この補強体83と建物開口部2の床面9とを連結する第2の固定手段17と、建物開口部2の床面9に設けられ補強体83を収納可能な収納溝12と、を備えてなる。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, about the structure similar to 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted. The sliding
そして、第2の固定手段17は、補強体83を前記建物開口部2の床面9に対して立設した状態と前記建物開口部2の床面9に倒した状態とに移行できるように回動自在に固定する軸部10と、当該補強体83を立設状態に保持する支持部材11と、により構成されている。
And the 2nd fixing means 17 can transfer to the state which stood the
補強体83は一対の側材83aの間に上側架設材83b及び中間架設材83cを溶接等により固定して形成されている。この側材83aの下端は収納溝12に挿入された状態で軸部10により回動自在に固定されており、収納溝12は、図8に示すように、補強体83を倒したときに、補強体83がちょうど収納されるように、床面9を凹ませて形成されている。また、側材83aのシャッタ板3と反対側面の中間位置には、側材83aよりも短い棒状の支持部材11の一端が揺動自在に連結されている。
The reinforcing
スライド式シャッタ1を補強しないときには、図8及び図9(a)に示すように、補強体83を倒して、収納溝12に収納する。収納溝12に収納されたときに、補強体83の外部に露出する面83dと、床面9とは、ほぼ面一に形成されているので、建物開口部2を通って、車両などが出入りするときに、補強体83に引っ掛かることなくスムーズに出入りすることができる。また、このように補強体83は床面9の中に収納されているので、補強体83を使用しないときに、別の場所に別途保管する必要がない。
When the sliding
また、スライド式シャッタ1を補強するときには、図9(b)に示すように、まず、補強体83を起き上がらせる。このとき、補強体83の側材83aに連結されている支持部材11も補強体83の起き上がり動作に連動して起き上がる。そして、図9(c)に示すように、補強体83の側材83aがほぼ鉛直になるように保持して、支持部材11の下端を収納溝12に形成された係止孔13に引っ掛けて固定する。このように固定することで、風などによってスライド式シャッタ1のシャッタ板3が過度に撓むことを防ぐことができる。建物開口部2の床面9に設けられた収納溝12に収納されている補強体83を起き上がらせるだけで、シャッタ板3の近傍に補強体83を立設できるので、極めて簡単にスライド式シャッタ1を補強することができる。
When the sliding
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について、図10から図14を参照しつつ説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成ついては、同じ符号を付して説明を省略する。本実施形態のスライド式シャッタの補強構造6は、スライド式シャッタ1の上端に設けられた支持軸14と、この支持軸14に対して一端が回動自在な補強体84と、この補強体84を垂下させた状態でスライド式シャッタ1のガイドレール4に保持する固定部材15とを備える。
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, about the structure similar to 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted. The reinforcing
支持軸14は例えば図示しないモータに連結されており、モータを駆動して支持軸14を正逆回転させることにより、補強体84をこの支持軸14から垂下した状態と、天井面16に対して水平に当接した状態とに移行させることができる。このモータは電動などの動力を用いるもののほか、例えば複数のギア比の異なる歯車を組み合わせて、簡単に回転させることができるように形成したハンドルを人力で回転させるものであっても良い。なお、図示しないが、モータが駆動していないとき、又はハンドルに回転トルクが加えられないときに、支持軸14の空転を防止できるようにストッパを備えることが好ましい。ストッパとしては、例えば支持軸14に圧接する弾性体であってその摩擦力により支持軸14の空転を阻止するものや、支持軸14に固定されている歯車の回転を阻止する嵌合部材などを用いることができる。
The
なお、支持軸14の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、支持軸14はその内部に補強体84を水平状態に付勢するつる巻ばね等の付勢手段を内蔵し、外力が加わらない状態のときには、補強体84を天井面16に対して水平に当接した状態に保持することができるものであっても良い。この構成において、スライド式シャッタ1を補強するときには、補強体84を引き降して支持軸14から垂下した状態に保持し、スライド式シャッタ1のガイドレール4に設けられた固定部材15に、補強体84の下端を引っ掛けて固定する。
Note that the configuration of the
補強体84は、一端が支持軸14に回動自在に固定された一対の側材84aと、この側材84aの間に架設される2本の架設材84bとをそれぞれ溶接等により固定して構成されている。また、固定部材15は、図14(a)に示すように、補強体84を垂下させたときに側材84aの下端となる部分のガイドレール4に突出した突出片15aと、この突出片15aの突端に回動自在に設けられた保持片15bと、この保持片15bを側材84aに当接させて固定する固定片15cとを備える。補強体84を天井面16に水平に当接させるときには、図14(b)に示すように、固定部材15の固定片15cを保持片15bから外し、保持片15bを下方に回転させることにより、補強体84の側材84aを開放し、補強体84を天井面16に水平になるように回転させる。
The reinforcing
このように構成することにより、スライド式シャッタ1を補強する際には、補強体84がシャッタ板3に沿って垂下するので、例えば風などによってシャッタ板3が撓む場合でも、補強体84によりシャッタ板が過度に撓むことを抑制することができ、シャッタ板3が破損することやガイドレール4から脱落することを防ぐことができる。また、スライド式シャッタ1を開放する場合などのように、スライド式シャッタ1を補強しないときには、補強体84は天井面16に水平に当接させるので、建物開口部2の出入りの邪魔にならない。
With this configuration, when the sliding
なお、上述の各実施形態は一例であり、実施の形態は、上述の形態に限ることなく、本発明の思想を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。また、第1の実施形態、第2の実施形態、及び第3の実施形態は、それぞれ単独で用いられるもののほか、例えば屋内側には、第2の実施形態のスライド式シャッタの補強構造6を採用するとともに、屋外側には第3の実施形態のスライド式シャッタの補強構造6を採用する場合のように、複数の実施形態に係るスライド式シャッタの補強構造6を組み合わせて用いることで、スライド式シャッタ1をより強固に補強できるようにしても良い。
Each of the above-described embodiments is an example, and the embodiment is not limited to the above-described embodiment, and can be changed as appropriate without departing from the spirit of the present invention. In addition, the first embodiment, the second embodiment, and the third embodiment are used independently, respectively. For example, the sliding
本発明のスライド式シャッタの補強構造6は、特に大型のスライド式シャッタ1を補強する構造として、好適に用いることができる。
The sliding
1 スライド式シャッタ
2 建物開口部
3 シャッタ板
4 ガイドレール
6 スライド式シャッタの補強構造
7 固定孔(第1の固定手段)
81〜84 補強体
9 床面
10 軸部
11 支持部材
12 収納溝
14 支持軸
15 固定部材
16 天井面
17 第2の固定手段
DESCRIPTION OF
81-84 Reinforcing
Claims (2)
前記建物開口部の床面に設けられた固定手段と、
該固定手段に固定されて前記シャッタ板に近接して立設する補強体と、を備え、
前記固定手段は、前記補強体を前記建物開口部の床面に対して立設状態と前記建物開口部の床面に倒した状態とに移行できるように回動自在に固定する軸部と、当該補強体を立設状態に支持する支持部材と、を有し、
記建物開口部の床面に前記補強体を床面に倒した状態で収納可能な収納溝を更に備えることを特徴とするスライド式シャッタの補強構造。 A sliding shutter reinforcement structure comprising a shutter plate that is guided by a pair of guide rails provided on both side edges of a building opening and that can open and close the building opening,
Fixing means provided on the floor of the building opening;
A reinforcing body fixed to the fixing means and erected in proximity to the shutter plate,
The fixing means is a shaft portion that rotatably fixes the reinforcing body so as to be able to shift between a standing state with respect to the floor surface of the building opening and a state in which the reinforcing body is tilted to the floor surface of the building opening, A support member that supports the reinforcing body in a standing state,
A sliding shutter reinforcement structure, further comprising a storage groove that can be stored in a state where the reinforcing body is tilted to the floor surface on the floor surface of the building opening.
当該スライド式シャッタの上端両側部にそれぞれ形成され、スライド式シャッタのシャッタ板に対して平行な軸を有する支持軸と、
一端が前記支持軸に回動自在に固定された一対の側材と、当該側材の間に架設される架設材とを備え、前記シャッタ板に沿って垂下した状態と、天井面に対して平行な状態とに移行可能な補強体と、
前記補強体が天井面に当接する方向に付勢する付勢手段と、
補強体を垂下させたときに側材の下端となる部分のガイドレールに突出した突出片と、この突出片の突端に回動自在に設けられた保持片と、この保持片を側材に当接させて固定する固定片とを備えた固定手段と、を備えることを特徴とするスライド式シャッタの補強構造。 A sliding shutter reinforcement structure comprising a shutter plate that is guided by a pair of guide rails provided on both side edges of a building opening and that can open and close the building opening,
A support shaft formed on each side of the upper end of the sliding shutter, and having an axis parallel to the shutter plate of the sliding shutter;
A pair of side members, one end of which is rotatably fixed to the support shaft, and a erection member that is laid between the side members, a state that hangs down along the shutter plate, and a ceiling surface A reinforcing body capable of shifting to a parallel state ;
An urging means for urging the reinforcing body in a direction contacting the ceiling surface;
A projecting piece projecting from the guide rail at the lower end of the side member when the reinforcing body is suspended, a holding piece rotatably provided at the projecting end of the projecting piece, and this holding piece against the side material And a fixing means including a fixing piece that is fixed in contact with the sliding shutter.
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