JP4724010B2 - Kitchen equipment - Google Patents
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Description
本発明は、加熱調理器の上方に換気装置の昇降フードが昇降可能に設置されている厨房装置に関するものである。 The present invention relates to a kitchen apparatus in which an elevating hood of a ventilator is installed above a heating cooker so that the elevating hood can be raised and lowered.
従来より、加熱調理器の上方に、加熱調理時に生成排出される油煙、水蒸気、燃焼ガス等の排気を吸引して室外に排出するための換気装置が設置され、換気装置は昇降装置により上下方向に昇降可能な昇降フードと、昇降フード内に収納されるフィルターとを備えた厨房装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a ventilation device has been installed above the heating cooker to suck and discharge oil smoke, water vapor, combustion gas, etc. generated and discharged during cooking to the outside. There is known a kitchen apparatus that includes a lifting hood that can be moved up and down and a filter that is housed in the lifting hood (see, for example, Patent Document 1).
上記換気装置は、排気ファンユニットを駆動することで、加熱調理時に生成排出されるガスを昇降フードから吸い込み、その吸込んだ空気を昇降フード内部のフィルターを通して排気ダクトから室外へと排出するようになっており、またこのとき吸込んだ空気中の油分や水蒸気をフィルターで捕集されるようになっている。 In the above ventilator, the exhaust fan unit is driven so that the gas generated and discharged during cooking is sucked from the lift hood, and the sucked air is discharged from the exhaust duct to the outside through the filter inside the lift hood. In addition, the oil and water vapor in the air sucked at this time are collected by a filter.
通常、換気装置は高い所に設置される。その理由は、あまり低い位置に設置すると換気装置が加熱調理器の直上に位置して調理に支障をきたすようになり、さらに火災、熱等の影響により起こる危険性を回避する必要性もある。そこで、換気装置の取付位置はレンジ上面から800mm以上とすることが消防条例により義務づけられている。 Usually, the ventilator is installed at a high place. The reason is that if it is installed at a very low position, the ventilator is located directly above the heating cooker and hinders cooking, and there is also a need to avoid the danger caused by the influence of fire, heat and the like. Therefore, the installation position of the ventilation device is obliged by the fire regulations to be 800 mm or more from the upper surface of the range.
一方、フィルターに油分などが付着し、長時間使用すると付着した油分がフィルターから滴下して、加熱調理器を汚したり、調理中の鍋の中に落下したりする。これを防止するためにはフィルターを定期的に洗浄したり、交換する必要がある。この場合は、昇降フードを下降させて加熱調理器の上面から例えば、200mm程度の高さ位置まで下ろすことにより、使用者は台の上に上がったり、無理に手を伸ばしたりすることなく、低い位置でフィルターの掃除や交換等を容易に行なうことができる。 On the other hand, oil or the like adheres to the filter, and when it is used for a long time, the adhered oil drops from the filter and soils the cooking device or falls into a cooking pan. In order to prevent this, it is necessary to periodically clean or replace the filter. In this case, the user lowers the elevating hood and lowers it from the upper surface of the cooking device to a height position of about 200 mm, for example, so that the user does not go up on the table or forcibly reach out. The filter can be easily cleaned and replaced.
ところが、従来のように昇降フード3を昇降させる方式では、加熱調理器の使用時に、誤って昇降フードの下降スイッチが押されてしまうと、加熱調理中であるにもかかわらず、昇降フードが下降してしまう事態となる。一方、昇降フードの下降時に、誤って加熱調理器の駆動スイッチが押されてしまうと、昇降フードが低下端位置にあるにもかかわらず、加熱調理器の加熱動作が開始されてしまう事態になる。このような事態を回避するためには、昇降フード及び加熱調理器の取り扱いに細心の注意を払う必要があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、加熱調理器の使用状況に応じて昇降フードの下降動作を制限するか、昇降フードの昇降状況に応じて加熱調理器の加熱動作を制限するかのいずれかを選択でき、これにより加熱調理器の使用の安全性とフィルター交換・掃除等の作業性の両方を向上させることができる厨房装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and restricts the lowering operation of the elevating hood according to the use status of the heating cooker or the heating cooker according to the elevating status of the elevating hood. It is an object of the present invention to provide a kitchen apparatus that can select one of limiting the heating operation and thereby improve both the safety of use of the heating cooker and the workability such as filter replacement and cleaning. Is.
前記課題を解決するために本発明は、加熱調理器1の上方に、加熱調理時に生成排出される油煙、水蒸気、燃焼ガス等の排気を吸引して室外に排出するための換気装置2が設置され、換気装置2は昇降装置により上下方向に昇降可能な昇降フード3と、昇降フード3内に収納されるフィルター5とを備えている厨房装置であって、上記加熱調理器1及び昇降フード3を駆動制御する制御部4を備え、上記制御部4は、加熱調理器1が加熱停止状態にある時は昇降フード3の下降動作を許容し且つ加熱調理器1が加熱動作状態にある時は昇降フード3の下降動作を阻止するフード昇降制限モードと、昇降フード3が上昇端位置にある時は加熱調理器1の加熱動作を許容し且つ昇降フード3が上昇端位置を外れた時は加熱調理器1の加熱動作を停止する加熱動作制限モードのいずれか一方を選択して実行するように構成されていることを特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is provided with a
このような構成とすることで、フード昇降制限モードが選択された場合、加熱調理器1の加熱停止状態にある時のみ昇降フード3の下降動作が可能となり、フィルター5の掃除等が容易にできる高さH1まで昇降フード3を下降させることができるので、使用者は台の上に上がったり、無理に手を伸ばしたりすることなく、フィルター5の掃除等を容易に行なえるものであり、また加熱調理器1の加熱動作途中では昇降フード3は昇降不能となるので、加熱調理時において、昇降フード3と加熱調理器1との間に調理を支障なく行うのに必要な高さHの空間が確保されることとなり、加熱調理に支障をきたすことがなくなると共に、火災、熱等の影響により起こる危険性を未然に回避できるようになる。一方、加熱動作制限モードが選択された場合は、昇降フード3が上昇端位置にある時のみ加熱調理器1の加熱動作が可能となり、昇降フード3と加熱調理器1との間に調理を支障なく行うのに必要な高さ800mm程度の空間を確保できるものとなり、また昇降フード3を下降させる際に加熱調理器1の加熱動作ができなくなるので、安全な状態で、昇降フード3を低下端位置まで下降させてフィルター5の掃除等を容易且つ安全に行なえるようになる。
With such a configuration, when the hood elevating restriction mode is selected, the
また、上記制御部4には昇降フード3の下降動作を指令する下降スイッチ6aと、加熱調理器1の加熱動作を指令する駆動スイッチ7aとが接続され、上記フード昇降制限モードは、加熱調理器1の駆動スイッチ7aからの駆動指令信号が入力された後に昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された時は、昇降フード3の下降指令信号をキャンセルして昇降フード3の下降動作を阻止するように構成され、上記加熱動作制限モードは、加熱調理器1の加熱動作途中で昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された時は加熱調理器1の加熱動作を停止させ、且つ昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された後に加熱調理器1の駆動スイッチ7aからの駆動指令信号が入力された時は、加熱調理器1の駆動指令信号をキャンセルして昇降フード3の下降動作を実行するように構成されているのが好ましく、この場合、昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号の入力と、加熱調理器1の駆動スイッチ7aからの駆動指令信号の入力とが時間的にどちらが先に入力されたかを判別するだけで、昇降フード3の下降動作と加熱調理器1の加熱動作のいずれを優先させるかを制御部4にて容易に判断できるので、回路構造を簡略化できるようになる。
The
また、上記加熱調理器1の駆動指令信号と昇降フード3の下降指令信号とが同時に入力された時は、フード昇降制限モード又は加熱動作制限モード又は昇降フード3の下降指令信号と加熱調理器1の駆動指令信号の両方をキャンセルする動作停止モードのうちのいずれか1つのモードを選択して実行するのが好ましく、この場合、操作の安全性をより高めることができる。
When the drive command signal for the
また、上記昇降フード3の側方に収納棚19を隣接配置すると共に、収納棚19を上下方向に昇降可能とするのが好ましく、この場合、収納棚19内への物品の出し入れ作業が楽にできるようになり、また、収納棚19を上昇させることで、収納棚19を邪魔にならない高い位置で納まり良く保持できるようになる。
In addition, it is preferable that the
また、昇降フード3の側方に収納棚19を一体に取り付けると共に、昇降フード3の昇降動作に追随して収納棚19を上下方向に昇降させるようにするのが好ましく、この場合、収納棚19を昇降させるための専用の駆動手段を別途設ける必要がなく、収納棚19の構造の簡素化を図ることができる。
Further, it is preferable that the
本発明は、フード昇降制限モードが選択された場合は、加熱調理器の使用状況に応じて昇降フードの下降動作を制限することとなり、加熱動作制限モードが選択された場合は、昇降フードの昇降状況に応じて加熱調理器の加熱動作を制限することとなり、いずれの場合も、加熱調理器の使用の安全性とフィルター交換・掃除等の作業性の両方を向上させることができるものである。 In the present invention, when the hood elevating restriction mode is selected, the lowering operation of the elevating hood is restricted according to the use state of the cooking device, and when the heating operation restriction mode is selected, the elevating hood is raised or lowered. Depending on the situation, the heating operation of the cooking device is limited, and in either case, both the safety of using the cooking device and workability such as filter replacement and cleaning can be improved.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
システムキッチン等の厨房装置は、図1、図2に示すように、加熱調理器1、流し台8、収納庫9等を備えたキャビネットを有し、キャビネットの上面には料理の際などに使用するカウンター10が設けられている。本例では加熱調理器1としてIHクッキングヒータのような電気調理器を例示しているが、これに限らず、ガスコンロのようなガス調理器であってもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, a kitchen apparatus such as a system kitchen has a cabinet including a
加熱調理器1の上方には、加熱調理時の油煙、水蒸気、燃焼ガス等の排気を導入排出するための換気装置2が配設されている。流し台8の上方には、食器や調理器具などを収納する吊戸棚11が並設されている。これら換気装置2および吊戸棚11は、それぞれ、建物の後ろ壁12に並べて取り付けられている。なお吊戸棚11は換気装置2とは完全に独立しているが、外観上において吊戸棚11の奥行きが換気装置2の奥行きにほぼ等しい立方形状となっており、これにより、換気装置2と吊戸棚11との間で統一した外観が得られ、また両者の並べ替えによって自由な配置レイアウトができるようになっている。
Above the
上記換気装置2は、図4、図5に示すように、建物の後ろ壁12に背面を当接させた状態で取り付けられるフードケース13と、フードケース13内に収納される排気用の排気ファンユニット14及び屋外に連通する排気ダクトと、フードケース13内から引き下ろし可能とされる昇降フード3と、昇降フード3内に設けられるフィルター5とを備えている。加熱調理時に排気ファンユニット14を駆動させると、加熱調理時に排出上昇するガスが昇降フード3から吸い込まれ、その吸込まれた空気はフィルター5を通って排気ダクトから室外へと排出されるものであり、このとき吸込んだ空気中の油分や水蒸気はフィルター5で捕集されるものである。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
上記フードケース13は、幕板13aと左右の両側板13bと天板13cと背板13dとで構成されると共に、フードケース13内部は仕切り板15で左右に仕切られ、左側がフィルター収納部16を収納する第1収納部17とされ、右側が収納棚19を収納する第2収納部18とされる。各収納部17,18の底面は、それぞれ、フードケース13の下面開口部から下方に向けて常時開放されている。
The
第1収納部17の上半部には図4(a)に示すように、排気用の排気ファンユニット14が設置され、第1収納部17の下半部には昇降フード3のフィルター収納部16が出し入れ可能に収納される。第2収納部18の上半部には、昇降フード3及び収納棚19を一体に昇降させるための電動式の昇降用モータ20(図8(a))が設置され、第2収納部18の下半部には収納棚19が出し入れ可能に収納される。
As shown in FIG. 4A, an
上記昇降フード3は、上下にスライド可能な四角筒状をしたフィルター収納部16と、フィルター収納部16の内側に収納されるフィルター5と、フィルター収納部16の下端部に連設されたフード本体21とからなる。フード本体21の左半部はフィルター収納部16の下端部に連設されており、フード本体21の右半部の上面部分21aは収納棚19の下端に取り付けた吊り金具22に吊り下げ支持されている。
The elevating
ここで、図4のようにフード本体3の奥行き寸法Dを例えば640mm、横幅寸法Lを例えば900mmとした場合、フィルター収納部16の横幅寸法L1は例えば300mm、収納棚19の横幅寸法L2は例えば600mmとされる。なお本例ではフード本体21の後枠21dがフードケース13の背板13dと略面一に配置され、フード本体21の前枠21bがフードケース13の幕板13aから前方に所定寸法d(図4(b)、図5(a))だけ突出させてある。
Here, as shown in FIG. 4, when the depth dimension D of the
上記フィルター収納部16内にフィルター5が取り外し自在に収納されている。本例のフィルター5は、図4(a)に示すように、斜めに配置されており、フィルター5の下端はフィルター収納部16の後側面の下端側に着脱自在に取り付けられ、且つフィルター5の上端はフィルター収納部16の前側面に沿って上下動自在な自由端とされている。フィルター5で捕集された油分等はフィルター5の傾斜に沿って流れ落ちてフィルター5の下端の下方に配置されたオイルキャッチャー23内に溜められる。
The
上記フード本体21の下面側には、図4(b)に示すように、フード本体21の下面開口よりも一回り小さな整流板24が配設されている。整流板24の外周部には全周に亘って吸気通路25が形成されている。ちなみに、フィルター収納部16に近いフード本体21の左半部(L1)では空気の吸引力が大きく、フィルター収納部16から遠いフード本体21の右半部(L2)では空気の吸引力が弱い。そこで整流板24によって空気の吸引力を整えることにより、フード本体21全体で空気の吸引力を均等にできるようにしている。
As shown in FIG. 4B, a rectifying
上記昇降フード3を昇降させる昇降装置は、昇降用モータ20(図8(a))と、昇降用モータ20の動力を昇降フード3に伝達する駆動伝達部(図示せず)とからなる。駆動伝達部の一例として、昇降用モータ20で巻取ドラムを回転し、巻取ドラムに左右一対のベルトの各一端を巻掛け、各ベルトの他端を収納棚19(或いはフード本体21)の左右両面にそれぞれ連結し、昇降用モータ20で巻取ドラムを正転、逆転することでベルトを巻き取り、繰り出して収納棚19を昇降させ、収納棚19に追随して昇降フード3を昇降させる方法が挙げられる。なおベルトに代えて、例えば昇降用モータ20でピニオンを回転し、このピニオンと噛合するラックを収納棚19(或いはフード本体21)の両側面にそれぞれ取付け、昇降用モータ20でピニオンを正転、逆転することで収納棚19を昇降させることも可能である。また、昇降フード3の上昇端位置と低下端位置の検知方法として、昇降フード3の上昇端位置を上限検知用リミットスイッチにて検知し且つ低下端位置を下限検知用リミットスイッチにて検知する方法、或いは、制御部4に昇降用モータ20の回転パルス数を記憶する記憶部を設け、昇降用モータ20の回転パルス数を計測して、予め決められた回転パルス数で昇降フード3を上昇端位置或いは低下端位置でそれぞれ停止させる方法等が挙げられる。
The elevating device that elevates and lowers the elevating
さらに上記収納棚19を最下位置まで下降させた状態で、収納棚19をフード本体21の前方に向かって引き出せるようにするためのガイド手段を設けるのが望ましい。ガイド手段の一例として、軽い操作力で収納棚19の引き出しができるようにするため、収納棚19の下面の両サイド(或いは左右の両側面)に水平なスライドレールを取り付け、フード本体21側に上記スライドレールを前後方向にガイドするためのガイドローラー(或いはガイド溝)を取り付けた構造とするのが望ましい。もちろん、ガイド手段は上記の構成に限定されるものではない。
Furthermore, it is desirable to provide guide means for enabling the
一方、厨房装置のカウンター10の前端部には、図1、図2に示すように、操作パネル26が出し入れ自在に設置されている。操作パネル26には、図3に示す排気ファンユニット用のON/OFFスイッチ27、昇降用モータ20用の下降スイッチ6a及び上昇スイッチ6b、加熱調理器1用の駆動スイッチ7a及び停止スイッチ7b等が設けられており、各スイッチ6a,6b,7a,7b,27からの信号が有線或いは無線通信で制御部4に送信される。制御部4は操作パネル26内に収納されており、上記各スイッチ6a,6b,7a,7b,27からの信号に応じて、排気ファンユニット14、加熱調理器1、昇降フード3を駆動制御するためのマイクロコンピュータで構成されている。
On the other hand, at the front end of the
本例の制御部4は、加熱調理器1の使用状況に応じて昇降フード3の昇降を制限するフード昇降制限モードを備えている。このフード昇降制限モードは、加熱調理器1が加熱停止状態にある時のみ昇降フード3の下降動作を許容し且つ加熱調理器1が加熱動作状態にある時は昇降フード3の下降動作を阻止するものである。具体的には、加熱調理器1の加熱停止状態にある時に昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された時は昇降フード3の下降動作を実行して図6、図7に示すように、フード本体21及び収納棚19を低下端位置まで下降させるものであり、一方、加熱調理器1の駆動スイッチ7aからの駆動指令信号が入力された後に昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された時は、昇降フード3の下降指令信号をキャンセルして昇降フード3の下降動作を阻止して、図4、図5に示すように、フード本体21及び収納棚19を上昇端位置で保持するものである。
The
しかして、上記加熱調理器1の加熱停止状態にある時に昇降フード3用の下降スイッチ6aを押した時は、昇降フード3の下降動作が実行され、図7に示すように、フィルター5の掃除等が容易にできる高さH1(例えば200mm〜40mm程度)まで昇降フード3を下降させることができるので、使用者は台の上に上がったり、無理に手を伸ばしたりすることなく、フィルター5の掃除等を容易に行なえるようになる。特に背の低い人や車椅子の人などにとってきわめて有効である。
Thus, when the lowering switch 6a for the elevating
一方、加熱調理器1の加熱動作途中で昇降フード3用の下降スイッチ6aを押した時は、昇降フード3の下降指令信号がキャンセルされて昇降フード3は昇降不能となるので、加熱調理時において、図5に示すように、昇降フード3と加熱調理器1との間に調理を支障なく行うのに必要な高さH(800mm程度)の空間が確保されることとなり、加熱調理に支障をきたすことがなくなると共に、火災、熱等の影響により起こる危険性を未然に回避できるようになる。
On the other hand, when the lowering switch 6a for the lifting
上記のように加熱調理器1の使用状況に応じて昇降フード3の下降動作を制限することで、加熱調理器1の使用の安全性とフィルター交換・掃除等の作業性の両方を向上させることができる。
As described above, by restricting the lowering operation of the elevating
また本例では、昇降フード3と収納棚19とが一体に昇降するので、収納棚19を下降させることで収納棚19への物品の出し入れ作業も楽にできるようになり、使い勝手が良好となる。さらに昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号の入力と、加熱調理器1の駆動スイッチ7aからの駆動指令信号の入力とが時間的にどちらが先に入力されたかを判別してフード昇降制限モードを実行するので、制御部4の回路構造を簡略化できる利点もある。
Further, in this example, the elevating
上記フード昇降制限モードに代えて、昇降フード3の昇降状況に応じて加熱調理器1の使用を制限する加熱動作制限モードを有する場合を説明する。加熱動作制限モードは、昇降フード3が上昇端位置にある時のみ加熱調理器1の加熱動作を許容し且つ昇降フード3が上昇端位置から外れた時は加熱調理器1の加熱動作を阻止するものであり、具体的には、加熱調理器1の加熱動作途中で昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された時は、加熱調理器1の加熱動作を停止して昇降フード3の下降動作を実行し、一方、昇降フード3の下降スイッチ6aからの下降指令信号が入力された後に加熱調理器1の駆動スイッチ7aからの駆動指令信号が入力された時は、加熱調理器1の駆動指令信号をキャンセルして昇降フード3の下降動作を実行するものである。
The case where it has the heating operation restriction mode which restricts use of the cooking-by-
しかして、昇降フード3が上昇端位置にある時に加熱調理器1用の駆動スイッチ7aを押した時は加熱調理器1の加熱動作が実行され、このとき昇降フード3と加熱調理器1との間に調理を支障なく行うのに必要な高さ800mm程度の空間が確保される。一方、フィルター5の掃除等を行なうために、昇降フード3の下降スイッチ6aを押した時は加熱動作制限モードが実行されて、加熱調理器1の加熱動作を行なっている時は加熱動作を停止させ、また昇降フード3を下降させた後に加熱調理器1用の駆動スイッチ7aが押された時は加熱調理器1の駆動指令信号をキャンセルして、昇降フード3を低下端位置まで下降するので、フィルター5の掃除等を容易且つ安全に行なうことができる。このように昇降フード3の昇降位置に応じて加熱調理器1の使用を制限することで、フィルター交換・掃除等の作業性と加熱調理器1の使用の安全性の両方を向上させることができる。
Thus, when the drive switch 7a for the
なお、昇降フード3の下降スイッチ6aと加熱調理器1の駆動スイッチ7aとが同時に押された時、つまり昇降フード3の下降指令信号と加熱調理器1の駆動指令信号とが同時に入力された時は、フード昇降制限モードのみを実行するか、或いは、加熱動作制限モードのみを実行するか、或いは、昇降フード3の下降指令信号と加熱調理器1の駆動指令信号の両方をキャンセルする動作停止モードを実行するか、いずれか1つのモードのみを選択して実行するようにするのが好ましい。この場合、どれを選択するかは制御部4において予め決めておけば、操作の安全性をより高めることができる。
When the lowering switch 6a of the elevating
また本例では、昇降フード3の側方に収納棚19を隣接配置すると共に、昇降フード3の昇降動作に追随して収納棚19を昇降させるように構成したので、収納棚19の使用時には、昇降フード3を低下端位置まで下降させることで収納棚19も一体に下降するので、収納棚19への物品の出し入れ作業が楽にできるようになり、使い勝手が良好となる。またその後、昇降フード3を上昇端位置まで上昇させることで収納棚19も一体に上昇するので、収納棚19を邪魔にならない高い位置で保持できるので、収納性がきわめて良好となる。そのうえ昇降フード3に追随させて収納棚19を昇降させるので、収納棚19を昇降させるための専用の駆動手段を別途設ける必要がなく、収納棚19の構造の簡素化を図ることができる利点もある。さらに、収納棚19を最下位置まで下降させた段階で、収納棚19をフード本体21の前方に向かって引き出せるように構成した場合は、収納棚19の奥に収納した物品の出し入れ作業が容易となり、収納棚19の使い勝手が一層向上するものである。
Further, in this example, the
なお、前記実施形態では、昇降フード3と収納棚19とが一体に昇降する場合を説明したが、昇降フード3と収納棚19とを別体で昇降させるようにしてもよい。この場合、フィルター交換等を行なう場合は昇降フード3だけを昇降させることができるようになり、一方、収納棚19に収納物を出し入れする場合は収納棚19だけを昇降させることができるようになり、使い勝手が良好となる。なお、収納棚19の昇降動作は手動式或いは電動式のいずれであってもよい。また本例においても、収納棚19を最下位置まで下降させた段階で、収納棚19をフード本体21の前方に向かって引き出せるように構成するのが望ましい。
In addition, although the said embodiment demonstrated the case where the raising / lowering
図8は、収納棚19及びフード本体21に傾き防止ローラー30a,30bを設けた場合の一例を示している。図9は昇降フード3全体の荷重バランスの一例を示している。本例では、収納棚19の左右両面にベルトがそれぞれ連結され、左右のベルトの各上端が昇降用モータ20の巻取ドラムに連結され、巻取ドラムの回転により収納棚19が昇降すると共にフード本体21全体が昇降する場合を例に挙げて説明する。図9において、フィルター収納部16の荷重が例えば3kg、フード本体21の荷重が例えば12kgとした場合、収納棚19のセンターラインMを境にして、フード本体21の左側部分の荷重(収納棚19の左ベルトにかかる荷重G1)は11kg[=3kg+(12×2/3)kg]、フード本体21の右側部分の荷重(収納棚19の右ベルトにかかる荷重G2)は4kg(=12×1/3kg)となる。このため収納棚19の左右のベルトにかかる荷重がアンバランスとなるため、フード本体21全体の昇降時に、図8(a)に示す左右方向Nのグラツキが生じたり、フード本体21と後ろ壁12との擦れが生じたりして、昇降が不安定となる。そこで本例では図8(a)(b)に示すように、収納棚19の右端面とフードケース13の内壁面との対向面のいずれか一方に傾き防止ローラー30aを取り付けると共に、建物の後ろ壁12と対向するフード本体21の後端面に傾き防止ローラー30bを取り付けている。これにより、収納棚19の左右のベルトにかかる荷重がアンバランスな場合でも、傾き防止ローラー30a,30bの働きによってフード本体21及び収納棚19の昇降時のグラツキを防止できると共に停止時における揺れ防止を図ることができるようになる。
FIG. 8 shows an example in which the
図10は配線構造の一例を示している。図10の例では、排気ファンユニット14の通信線とフード制御回路を構成する制御部4の通信線とが第2収納部18内に配置した略く字状に屈曲した伸び縮み自在な配線余長部分40を介してコネクター接続50,51により接続されており、昇降用モータ20を制御するモータ制御回路の通信線と制御部4の通信線とがコネクター接続52により接続されている。これにより、配線余長部分40が伸び縮みすることでフード本体21全体の昇降に対応できる配線システムとなる。
FIG. 10 shows an example of a wiring structure. In the example of FIG. 10, the communication line of the
1 加熱調理器
2 換気装置
3 昇降フード
4 制御部
5 フィルター
6a 下降スイッチ
7a 駆動スイッチ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
4. The storage shelf is integrally attached to the side of the lifting hood, and the storage shelf is moved up and down following the lifting and lowering operation of the lifting hood. Kitchen equipment.
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