JP4720603B2 - 反射鏡及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具において光源の光の配光に用いられる反射鏡並びに該反射鏡を備える照明器具に関するものである。
従来から、例えば図4及び図5(a)(b)に示すように、ガラスからなり、内側に光源が配置される配光凹部10(図6参照)を有し、配光凹部10の内面に反射膜(図示せず)が形成されてなる反射鏡1が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この種の反射鏡1は、反射膜の材料や厚さを適宜選択することにより、例えば可視光のみを反射し赤外光を透過させるダイクロイックミラーとすることができる。
図4及び図5(a)(b)の反射鏡1は、例えば図6に示す照明器具に用いられる。図6の照明器具は、電球形状の白熱灯などの光源Laが取り付けられるソケット2と、ソケット2に取り付けられた光源Laを点灯させる点灯回路(図示せず)と、ソケット2と点灯回路とを収納したハウジング3とを備える。ハウジング3は、例えば天井面(図示せず)からアーム4を介して吊り下げ支持される。
反射鏡1は、配光凹部10が設けられた本体部11と、配光凹部10の外側の面において配光凹部10の深さ方向の外向き(図5(b)の上方。以後、「後方」と呼ぶ。)に突設されて照明器具のハウジング3に支持される支持部12とを有する。配光凹部10の底面には、光源Laが取り付けられるソケット2又は光源Laの少なくとも一方が挿通される挿通穴10aが前後に貫設されており、支持部12は、挿通穴10aに連通した円筒形状となっている。
この反射鏡1の支持部12は、図6に示す照明器具のハウジング3に対し、周知のバヨネット構造によって支持される。具体的に説明すると、支持部12の外面には、支持部12の軸方向に延長された回転止め部13aと、回転止め部13aの後端部から支持部12の周方向(前方から見て時計回り方向)に延長された抜け止め部13bとを有する全体としてL字形状のリブ13が、支持部12の周方向に略等間隔に並べて4個設けられている。また、ハウジング3は有底円筒形状であって、開口付近の内面には4個の支持突起31が周方向に並べてそれぞれ内側へ突設されている。反射鏡1をハウジング3に取り付けるには、支持突起31をリブ13の間に通して本体部11の後端に当接する位置まで導入し、その後、反射鏡1をハウジング3に対して前方から見て時計回りに回動させれば、支持突起31が抜け止め部13bの前側に導入され、ここにおいて反射鏡1のハウジング3から前方への脱落が防止される。
また、反射鏡1には、例えば合成ゴムからなりハウジングに固着された環形状の保持材(図示せず)に支持部12が嵌め込まれることによってハウジングに支持されるものもある。この場合、リブ13は、保持材の内面に食い込んでハウジングに対する反射鏡1の回転であって前方から見た面内での回転を抑制するものであって、図7(a)(b)に示すように、支持部12の軸方向に延長された直線状となっている。
上記の反射鏡を製造するに当たっては、図8に示すように、反射鏡1の外面を形成する凹形状の下側金型51内に溶融したガラスGを配置した状態で、矢印A1で示すように反射鏡1の内面を形成する上側金型52を下側金型51内に導入する。すると、図9に示すように、反射鏡1に、支持部12の後端を閉塞する膨出部14(破線よりも下側の部位)が付加された形状の成型品が得られ、この成型品から膨出部14を切除して研磨し、さらに反射膜を形成することによって反射鏡1が得られる。なお、図4及び図5(a)(b)の反射鏡1のリブ13のような凹凸を有する外面を形成する場合には、例えば図4における左右方向の中央に相当する部位から左右に2つに分割可能な下側金型51を用い、成型品を取り出す際に下側金型51を分割する。
特開2005−275236号公報
しかし、本体部11と支持部12との連結部付近において、ガラスの流れが合流する箇所で合流したガラスの流れ同士が完全には融合せず線が現れるウェルドや、型の全体にガラスが行き渡らずに成型品の表面に凹凸が生じるスジといった不良が発生しやすかった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、成型時のウェルドやスジの発生が抑えられる反射鏡並びに該反射鏡を備える照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、ガラスからなる成型体の表面の少なくとも一部に光を反射する反射膜が設けられてなり、光源と光源が取り付けられるソケットとの少なくとも一方が挿通される挿通穴が底面に貫設された配光凹部を有する本体部と、本体部の配光凹部の外側へ突設されて挿通穴に連通した筒形状の支持部とを有し、支持部の外面には、それぞれ、一端が本体部に連結されて支持部の軸方向に延長された回転止め部と、回転止め部の他端から支持部の周方向に延長された抜け止め部とを有する少なくとも1個のリブが突設されていて、各リブの突出寸法を、それぞれ、本体部に近い側の端部において、本体部から離れた側の端部よりも小さくしたことを特徴とする。
本発明によれば、各リブの突出寸法をそれぞれ均一とする場合に比べ、成型時のウェルドやスジの発生が抑えられる。
請求項2の発明は、請求項1記載の反射鏡と、光源が取り付けられるソケットと、反射鏡を支持部において支持するとともに光源が配光凹部内に位置するようにソケットを支持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明は、支持部の外面に突設された各リブの突出寸法を、それぞれ、本体部に近い側の端部において、本体部から離れた側の端部よりも小さくしたので、各リブの突出寸法をそれぞれ均一とする場合に比べ、成型時のウェルドやスジの発生が抑えられる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、本実施形態の基本構成は従来例と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して図示並びに説明を省略する。
本実施形態は、図1(a)(b)に示すように、リブ13において前後方向のうち本体部11に近い側の端部に、支持部12からの突出寸法H1を他の部位における支持部12からの突出寸法H2よりも小さくする凹部13cを設けたことを特徴とする。
ここで、本発明者は、本実施形態の反射鏡1と、図5(a)(b)及び図7(a)(b)に示す従来の反射鏡1とで、それぞれ互いに寸法形状が異なる型A〜Fについて、ウェルドの発生率及びスジの発生率を比較した。ウェルドの発生率は次表のようになった。
Figure 0004720603
また、スジの発生率は次表のようになった。
Figure 0004720603
上の表からも分かるように、本発明では、従来例に比べて成型時のウェルドやスジの発生が抑えられている。特に、型Dでは、ウェルドの発生率が従来例では100%であったのに対して本発明は0%となり、スジの発生率が従来例では21.2%であったのに対して本発明では0%となっており、顕著な差が現れている。
なお、本実施形態が従来の反射鏡1と同様に図6のような照明器具に用いることができることはいうまでもない。
また、図1(a)(b)のように凹曲面形状の凹部13cを設ける代わりに、図2(a)(b)に示すように支持部12からの突出寸法を本体部11に向かって大きくするようにリブ13を傾斜させることによって凹部13cを設けてもよい。
因みに、本発明者は、本実施形態と同様の目的のために、図3(a)(b)に示すように、リブ13において幅寸法(すなわち支持部12の周方向での寸法)を、支持部12(図3(a)の例においては支持部12の回転止め部13a)の軸方向におけるリブ13の端部のうち本体部11から離れた側の端部から本体部11に近い側の端部に向かって徐々に大きくした反射鏡1も試作中である。すなわち、図3(a)(b)の反射鏡1のリブ13においては、本体部11に近い側での幅寸法W1は本体部11から離れた側での幅寸法W2よりも大きくなっている。
(a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態を示す正面図であり、(a)(b)はリブの形状が互いに異なる形態を示す。 同上の別の形態を示す正面図である。 (a)(b)はそれぞれ反射鏡の例を示す正面図であり、(a)(b)はリブの形状が互いに異なるものを示す。 反射鏡の一例を示す斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ従来の反射鏡の一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 照明器具の一例を示す一部破断した正面図である。 (a)(b)はそれぞれ従来の反射鏡の別の例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 反射鏡の製造方法を示す説明図である。 図8の製造方法の過程で形成される成型品を示す断面図である。
符号の説明
1 反射鏡
2 ソケット
3 ハウジング
11 本体部
12 支持部
13 リブ

Claims (2)

  1. ガラスからなる成型体の表面の少なくとも一部に光を反射する反射膜が設けられてなり、光源と光源が取り付けられるソケットとの少なくとも一方が挿通される挿通穴が底面に貫設された配光凹部を有する本体部と、本体部の配光凹部の外側へ突設されて挿通穴に連通した筒形状の支持部とを有し、
    支持部の外面には、それぞれ、一端が本体部に連結されて支持部の軸方向に延長された回転止め部と、回転止め部の他端から支持部の周方向に延長された抜け止め部とを有する少なくとも1個のリブが突設されていて、
    各リブの突出寸法を、それぞれ、本体部に近い側の端部において、本体部から離れた側の端部よりも小さくしたことを特徴とする反射鏡。
  2. 請求項1記載の反射鏡と、光源が取り付けられるソケットと、反射鏡を支持部において支持するとともに光源が配光凹部内に位置するようにソケットを支持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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