JP4715933B2 - 電気光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気光学装置に関するものである。
近年、電気光学装置、例えば有機エレクトロルミネッセンスディスプレイは、表示画像の高精細化、画面の大型化等に伴って画素回路の増大、画素回路を構成する配線パターンや電極パターンの微細化が求められている。そのため、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(有機ELディスプレイ)の各製造工程において、複雑かつ高度な技術が要求されている。これにともなって、これら有機ELディスプレイの性能・信頼性保証するために、出荷前の各製造工程において各種(例えば全灯検査等)の検査もより重要になっている。そして、これら各種検査を行うための検査回路を、基板に複数の画素回路とともに設けている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1では、基板上の電気光学素子を保護するための封止部材を、封止部材の取付部が基板上に形成された検査回路とオーバーラップするように取り付け、装置の小型を図っている。また、特許文献2では、検査回路を構成するトランジスタ素子を、封止材による封止領域(封止材が基板に接着する領域)に配置して、封止領域というデットスペースの有効利用を図っている。
特開2004−200034号公報 特開平10−214065号公報
しかしながら、前記両検査回路とも、封止部材と重なり合う部分に形成したため、封止部材による保護を充分享受できなかった。しかも、両検査回路とも、封止部材の接着面と対峙するため、何らか力が封止部材に加わったとき、該力が検査回路に直接加わることから、該検査回路を損傷させる虞があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、基板に形成された検査のための検査回路を、周囲の環境から保護することのできる電気光学装置を提供することにある。
一つの例に係る電気光学装置は、基板の表示領域に、複数の走査線、複数のデータ線、これら走査線とデータ線の交差部に対応して設けられた電気光学素子を含む複数の単位回路を形成するとともに、前記表示領域に形成した複数の画素回路の電気光学素子を封止する封止部材を前記基板に接着した電気光学装置において、前記基板と前記封止部材とを接着する接着領域と前記表示領域との間に、検査回路を形成した。
この電気光学装置によれば、基板に形成される検査回路は、封止部材に完全に内包されるため、外部の湿気、酸素等から完全に保護される。また、検査回路は、直接、封止部材の接着面と対峙しない表示領域と接着領域の間に形成されているため、封止部材に加えられた力、例えば、基板に封止部材を接着する際、封止部材を基板に当接する力が接着面を介して直接加わらない。従って、検査回路は、何らかの原因で封止部材に加えられた力によって損傷する虞は小さい。また、例えば、封止部材がステンレス等の金属性の封止部材にすれば、外部の電気的ノイズが封止部材で完全に遮断されることから、検査回路は電気的ノイズによって誤動作することない。
この記載の電気光学装置において、前記検査回路は、前記複数のデータ線の各々に検査データ信号を供給するデータ線制御用検査回路部及び前記複数の走査線の各々に検査用の選択信号を選択的に供給するための走査線制御用検査回路部の少なくともいずれか一方を備えてもよい。
この電気光学装置によれば、データ線制御用検査回路部及び走査線制御用検査回路部の少なくともいずれか一方を備えた電気光学装置は、その備えた検査回路部が回りの環境(湿気、酸素、外力)から保護される。
この電気光学装置において、前記データ線制御用検査回路部は、検査モード信号を供給する検査モード信号供給線と、検査データ信号を供給する検査データ信号供給線と、前記検査データ信号供給線と前記複数のデータ線の各々との間に設けられ、前記検査モード信号に基づいて前記検査データ信号をそれぞれ対応する前記データ線に供給するトランジスタとを備えてもよい。
この電気光学装置によれば、前記データ線制御用検査回路部を、検査モード信号供給線、検査データ信号供給線及びトランジスタといった、最小限の回路構成で形成したので、表示領域と接着領域との間に同検査回路部を形成することができる。
この電気光学装置において、前記検査モード信号供給線及び前記検査データ信号供給線は、それぞれ前記基板の四隅のうちのいずれかの隅部に形成した検査用外部端子と電気的に接続してもよい。
この電気光学装置によれば、検査用外部端子は、各データ線の延長線上の基板の一辺に形成されたデータ線の外部端子から、外れた前記基板の隅部に形成される。そのため、基板のサイズを大きくすることなく、同検査用外部端子サイズを大きくすることができる。
この電気光学装置によれば、各色の電気光学素子についての検査が可能となる。
この電気光学装置において、前記走査線制御用検査回路部は、検査用の選択信号を供給する選択信号供給線と、検査用のクロック信号を供給するクロック信号供給線と、検査モード信号を供給する検査モード信号供給線と、前記複数のデータ線の各々に対応して設けられ、前記選択信号を前記クロック信号に応答して一方から他方にシフトして対応する走査線に出力するシフトレジスタとを備え、前記検査モード信号に基づいて、前記選択信号を走査線へ供給するトランジスタを備えてもよい。
この電気光学装置によれば、走査線制御用検査回路部を、選択信号供給線、クロック信号供給線、検査モード信号供給線、シフトレジスタ及びトランジスタといった、最小限の回路構成で形成したので、表示領域と接着領域との間に同検査回路部を形成することができる。
この電気光学装置において、前記選択信号供給線、前記クロック信号供給線及び前記検査モード信号供給線は、それぞれ前記基板の四隅のうちのいずれかの隅部に形成した検査用外部端子と電気的に接続してもよい。
この電気光学装置によれば、選択信号供給線、クロック信号供給線及び検査モード信号供給線の検査用外部端子は、各走査線の延長線上の基板の一辺に形成された走査線の外部端子から、外れた前記基板の隅部に形成される。そのため、基板のサイズを大きくすることなく、検査用外部端子のサイズを大きくすることができる。
本発明の電気光学装置は、複数の画素回路が形成された基板と、前記複数の画素回路を封止する封止部材と、が接着されており、前記複数の画素回路を含む表示領域を有し、前記複数の画素回路の夫々が走査線、及びデータ線に接続されてなる電気光学装置において、前記複数の画素回路の夫々は、陽極、発光層を含む機能層および陰極、を含み、前記走査線及び前記データ線のうちの少なくとも一方に接続された検査回路、及び前記検査回路に接続された検査用外部端子が形成されており、前記検査回路は、前記表示領域と、前記基板と前記封止部材とが接着される接着領域と、の間に配置されており、前記検査用外部端子は、前記封止部材と前記基板と接着される接着領域外側に配置されてなることを特徴とする。
査用外部端子を、各走査線及び各データ線の延長線上の基板の一辺から外れた前記基板のコーナー部に形成すれば、基板のサイズを大きくすることなく、同検査用外部端子サイズを大きくすることができる。しかも、封止領域より外側に形成されているため、封止部材を接着させた後でも検査が可能である。
本発明の電気光学装置、前記走査線に接続され選択信号入力端子と、前記データ線に接続されデータ信号入力端子と、を有し、前記選択信号入力端子は前記基板の第1辺に設けられ、前記データ信号入力端子は前記基板の前記第1辺とは異なる第2辺に設けられ、前記検査用外部端子は、前記基板の前記第1辺と前記第2辺が交差するコーナー部に形成されてなることを特徴とする
この電気光学装置によれば、第1辺と第2辺が交差する基板のコーナー部は、第1辺に形成された選択信号入力端子及び第2辺に形成されたデータ信号入力端子が形成されない。従って、検査用外部端子は、基板のサイズを大きくすることなく、同検査用外部端子サイズを大きくすることができる。
また、本発明の電気光学装置は、前記検査用外部端子は、アライメントマークと兼用されてなることを特徴とする。
本発明の電気光学装置によれば、基板上に検査用外部端子を形成した時点で、該検査用外部端子をアライメントマークとして使用できるため、例えば、複数の電気光学素子を製造する工程でのアライメント作業に利用できる。又、封止部材よる封止領域より外側に検査用外部端子を形成したので、封止部材を基板上に貼り付ける際のアライメント作業にも利用できる。
この電気光学装置において、前記検査用外部端子は、前記基板のコーナー部に複数形成してもよい。
この電気光学装置によれば、コーナー部に形成したので、外部端子としてのサイズを大きくでき、プローブとの接続が容易になるとともに、アライメントマークとしてもサイズを大きくなるため、封止部材を基板に貼り付ける際の、精度の高いアライメント作業が容易に行える。
この電気光学装置において、前記複数の検査用外部端子は、前記基板の各コーナー部に形成され、各コーナー部の辺に沿って配置形成してもよい。
この電気光学装置によれば、複数の検査用外部端子は、コーナー部の辺に沿って配置形成したので、複数の隣り合う検査用外部端子の配置関係で、より精度のアライメントが可能となる。
この電気光学装置によれば、各色の電気光学素子についての検査が可能となるとともに、電気光学素子を製造する工程において検査用外部端子がアライメントマークとして利用できる。
この電気光学装置において、前記電気光学素子は、エレクトロルミネッセンス素子であってもよい。
この電気光学装置によれば、エレクトロルミネッセンス素子の検査が可能となるとともに、エレクトロルミネッセンス素子を製造する工程において検査用外部端子がアライメントマークとして利用できる。
この電気光学装置によれば、有機エレクトロルミネッセンス素子の検査が可能となるとともに、有機エレクトロルミネッセンス素子を、製造する工程、例えば液滴吐出装置を利用して製造する場合において検査用外部端子がアライメントマークとして利用できる。
この電気光学装置において、前記表示領域には、赤色の光を出射する複数の電気光学素子、緑色の光を出射する複数の電気光学素子、青色の光を出射する複数の電気光学素子が形成され、前記検査回路の信号供給線は、赤色の光を出射する電気光学素子のための検査データ信号を供給する赤用検査データ信号供給線と、緑色の光を出射する電気光学素子のための検査データ信号を供給する緑用検査データ信号供給線と、青色の光を出射する電気光学素子のための検査データ信号を供給する青用検査データ信号供給線とを有してもよい。
この電気光学装置において、前記電気光学素子は、エレクトロルミネッセンス素子であってもよい。
この電気光学装置によれば、エレクトロルミネッセンス素子の検査を行うことができる。
この電気光学装置において、前記エレクトロルミネッセンス素子は、発光層が有機発光材料で構成されていてもよい。
この電気光学装置によれば、有機エレクトロルミネッセンス素子の検査を行うことができる。
本発明の有機ELディスプレイの斜視図。 有機ELディスプレイの要部断面図。 有機ELディスプレイの電気的構成を説明するための電気回路図。 画素回路を説明するための電気回路図。 走査線制御用検査回路部を説明するための電気回路図。 データ線制御用検査回路部の別例を説明するための電気回路図。
以下、本発明の電気光学装置を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1は、有機ELディスプレイの斜視図であり、図2は、その有機ELディスプレイの要部断面図である。
図1に示すように、電気光学装置としての有機ELディスプレイ1は、四角形状の透明基板2を備えている。透明基板2は、本実施形態では、無アルカリガラス基板で形成されている。
透明基板2の表面(素子形成面)2aには、2点鎖で囲まれる略四角形状の表示領域3が形成されている。表示領域3には、図1に示すように、m×n個の画素4がマトリクス状に形成されている。詳述すると、表示領域3には、1行当りm個の画素4群がn行、また、1列当りn個の画素4群がm行形成されている。
各画素4は、図3に示すように、赤色の光を出射する赤用の有機EL素子7(図4参照)を有する赤用画素回路4R、緑色の光を出射する緑用の有機EL素子7(図4参照)を有する緑用画素回路4G及び青色の光を出射する青用の有機EL素子7(図4参照)を有する青用画素回路4Bの3種類の画素回路から構成されている。単位回路としての赤、緑及び青用画素回路4R,4G,4Bは、行方向に沿って赤用画素回路4R、緑用画素回路4G、青用画素回路4Bの順に配置されている。即ち、各画素回路4R,4G,4Bは、行方向に沿っては、赤用画素回路4R、緑用画素回路4G、青用画素回路4B、赤用画素回路4R、緑用画素回路4G、…の順に繰り返して配置されている。また、列方向に沿っては、同色の画素回路4R,4G,4Bが配置されている。
表示領域3には、各列方向に配置された各色の画素回路4R,4G,4Bに対応してデータ線Lr,Lg,Lbがそれぞれ列方向に沿って形成され、その列方向の同色の画素回路4R,4G,4Bにデータ信号Dr,Dg,Dbをそれぞれ供給する。又、各行方向に繰り返し配置された各色の画素回路4R,4G,4Bに対応して複数の走査線Lyがそれぞれ行方向に沿って形成され、行方向の各画素回路4R,4G,4Bに選択信号Sy(図4参照)をそれぞれ供給する。つまり、各画素回路4R,4G,4Bは、それぞれ対応する各データ線Lr,Lg,Lbと各走査線Lyとの交差部に形成されている。
列方向に形成した各データ線Lr,Lg,Lbの上下両端部は、透明基板2の上下両端部まで延出形成され、透明基板2の上下両側辺であって左右隅部(コーナー部)を除く端縁に形成したデータ線外部端子5に電気的に接続されている。各データ線Lr,Lg,Lbに対応して形成されたデータ信号入力端子としてのデータ線外部端子5は、銅箔等で形成される端子であって、透明基板2の第2側辺としての上側辺及び下側辺に沿って等ピッチで表面(素子形成面)2aに配列形成されている。
そして、各上下両側の各データ線外部端子5は、図示しない、本体がポリイミド樹脂で形成されているデータ線用のフレキシブル基板に形成した複数の接続端子(図示しない)と、いわゆる異方性導電膜(ACF)方式によって電気的に接続されるようになっている。フレキシブル基板にはデータ線駆動用ICチップが実装され、そのデータ線駆動用ICチップから各画素回路4R,4G,4Bに供給するデータ信号Dr,Dg,Dbが出力される。そして、本実施形態では、各データ線Lr,Lg,Lbは、上下両側部から対応するデータ線外部端子5を介して同じ内容のデータ信号Dr,Dg,Dbが同期して供給される。
一方、行方向に形成した複数の走査線Lyの左右両端部は、透明基板2の左右両端部まで延出形成され、透明基板2の左右両側辺であって上下隅部(コーナー部)を除く端縁に形成した走査線外部端子6に電気的に接続されている。各走査線Lyに対応して形成された選択信号入力端子としての走査線外部端子6は、銅箔等で形成される端子であって、透明基板2の第1側辺としての左側辺及び右側辺に沿って等ピッチで表面(素子形成面)2aに配列形成されている。
そして、各左右両側の各走査線外部端子6は、図示しない、本体がポリイミド樹脂で形成されている走査線用のフレキシブル基板に形成した複数の接続端子と、異方性導電膜(ACF)方式によって電気的に接続されるようになっている。フレキシブル基板には走査線駆動用ICチップが実装され、その走査線駆動用ICチップから各走査線Lyに選択信号Syが出力される。そして、本実施形態では、各走査線Lyは、左右両端部側から対応する走査線外部端子6を介して選択信号Syが同期して供給される。
さらに、表示領域3には、各列方向に配置された各色の画素回路4R,4G,4Bに対応して複数の電源線Lvr,Lvg,Lvbがそれぞれ列方向に沿って形成され、列方向の同色の画素回路4R,4G,4Bに対応する駆動電圧Vr,Vg,Vb(図4参照)を供給する。そして、複数の電源線Lvr,Lvg,Lvbの上下両端は、それぞれ行方向に沿って形成された対応する共通電源線Lcr,Lcg,Lcbに電気的に接続されている。
上側に形成した共通電源線Lcr,Lcg,Lcbの左側部は、透明基板2の左端部までそれぞれ延出形成され、透明基板2の左上隅部(コーナー部)に形成した赤用、緑用、青用の検査用電源線外部端子17,18,19に電気的に接続されている。また、下側に形成した共通電源線Lcr,Lcg,Lcbの右側部は、透明基板2の右端部までそれぞれ延出形成され、透明基板2の右下隅部(コーナー部)に形成した赤用、緑用、青用の検査用電源線外部端子17,18,19に電気的に接続されている。赤用、緑用、青用の検査用電源線外部端子17,18,19は、検査用外部端子であって、出荷前に行われる検査の際に、検査装置(図示しない)から駆動電圧Vr,Vg,Vbが供給される。また、赤用、緑用、青用の検査用電源線外部端子17,18,19は、銅箔等で形成される端子である。これら検査用の外部端子17〜19はそれぞれ隅部に設けられ、数も少ないため、前記データ線外部端子5、前記走査線外部端子6等より大きなサイズで形成されている。
一方、上側に形成した共通電源線Lcr,Lcg,Lcbの左側部、及び、下側に形成した共通電源線Lcr,Lcg,Lcbの右側部は、データ線外部端子5と隣接して形成した図示しない共通電源線外部端子と電気的に接続されている。図示しない共通電源線外部端子は、データ線外部端子5と同じ方法で形成され、データ線用のフレキシブル基板に形成された電源供給用の接続端子と電気的に接続される。そして、本実施形態では、それぞれの電源線Lvr,Lvg,Lvbに供給する駆動電圧Vr,Vg,Vbをデータ線用フレキシブル基板に形成した接続端子から出力するようになっている。従って、電源線Lvr,Lvg,Lvbは、上下両端部側から対応する共通電源線Lcr,Lcg,Lcbを介して駆動電圧Vr,Vg,Vbが供給される。
図4は、画素4を構成する赤用画素回路4R、緑用画素回路4G及び青用画素回路4Bの回路構成を示す。説明の便宜上、赤用画素回路4Rについて説明し他の画素回路4G,4Bについては省略する。
赤用画素回路4Rは、駆動トランジスタQ1、スイッチングトランジスタQ2及び保持キャパシタC1をそれぞれ備えている。駆動トランジスタQ1及びスイッチングトランジスタQ2は、導電型がNチャネルの薄膜トランジスタ(TFT)にて構成されている。駆動トランジスタQ1は、ソースが赤色の光を出射する電気光学素子としての有機EL素子7の陽極に接続され、ドレインが対応する電源線Lvrに接続されている。駆動トランジスタQ1のゲートは保持キャパシタC1が接続されている。その保持キャパシタC1の他端は、電源線Lvrに接続されている。
スイッチングトランジスタQ2はゲートが走査線Lyに接続されている。また、スイッチングトランジスタQ2は、ドレインがデータ線Lrに接続され、ソースが駆動トランジスタQ1のゲート及び保持キャパシタC1の一端と接続されている。
因みに、緑用画素回路4Gにおいて、駆動トランジスタQ1のドレインが電源線Lvgに接続されるとともに、スイッチングトランジスタQ2のドレインがデータ線Lgに接続される。また、緑用画素回路4Gの有機EL素子7は緑色の光を出射する有機EL素子である。同様に、青用画素回路4Bにおいて、駆動トランジスタQ1のドレインが電源線Lvbに接続されるとともに、スイッチングトランジスタQ2のドレインがデータ線Lbに接続される。また、青用画素回路4Bの有機EL素子7は青色の光を出射する有機EL素子である。
そして、走査線Lyに選択信号Syが所定期間出力されると、赤用画素回路4R、緑用画素回路4G及び青用画素回路4BのスイッチングトランジスタQ2が所定期間オンしてデータ線Lr,Lg,Lbを介してデータ信号Dr,Dg,Dbがそれぞれ供給される。すると、データ信号Dr,Dg,DbがスイッチングトランジスタQ2を介して保持キャパシタC1にそれぞれ供給される。各画素回路4R,4G,4Bの保持キャパシタC1はデータ信号Dr,Dg,Dbに対応した電荷量を蓄積し保持する。また、各画素回路4R,4G,4Bの駆動トランジスタQ1のゲート端子の電位はデータ信号Dr,Dg,Dbにより押し上げられ、駆動トランジスタQ1ドレイン/ソースにデータ信号Dr,Dg,Dbに応じた駆動電流Ir,Ig,Ibをそれぞれ有機EL素子7に供給する。この駆動電流Ir,Ig,Ibは、保持キャパシタC1に蓄積されたデータ信号Dr,Dg,Dbに応じた電荷量に相対した値となる。
つまり、駆動トランジスタQ1は、データ信号Dr,Dg,Dbに応答して導通し、その導通状態が保持されて各有機EL素子7に駆動電流Ir,Ig,Ibを供給する。すると、このタイミングで各画素回路4R,4G,4Bの有機EL素子7がそれぞれデータ信号Dr,Dg,Dbに相対した輝度で発光する。
このように、表示領域3にマトリクス状に配置形成された各画素回路4R,4G,4Bからなる各画素4は、図3において、上側の走査線Lyから下側の走査線Lyへと順番に選択信号Syが所定期間出力される。そして、選択信号Syが出力された走査線Ly上の選択された各画素4(画素回路4R,4G,4B)に対して一斉にデータ信号Dr,Dg,Dbがデータ線Lr,Lg,Lbを介して供給され、その選択された走査線Ly上の選択された各画素4(画素回路4R,4G,4B)中の有機EL素子7は発光する。つまり、最上側の走査線Ly上の各画素4から順番に最下側の走査線Ly上に各画素4が発光制御されて、1フレームの画像がいわゆる線順次で表示領域3に表示されるようになっている。
図2は、画素回路4R,4G,4Bの各有機EL素子7の構造を示す有機ELディスプレイ1の要部断面図である。尚、説明の便宜上、図2において、赤色の光を出射する有機EL素子7を赤用有機EL素子7R、緑色の光を出射する有機EL素子7を緑用有機EL素子7G、青色の光を出射する有機EL素子7を青用有機EL素子7Bと表記している。
図2に示すように、各有機EL素子7R,7G,7Bは、透明基板2の素子形成面2aに形成された回路形成層2b上に形成されている。この回路形成層2bは、表示領域3に形成される前記各画素回路4R,4G,4Bを駆動させるための駆動トランジスタQ1等といった回路素子や、表示領域3の外側に形成される後記するデータ線制御用検査回路部8a,8b及び走査線制御用検査回路部9a,9bを構成する回路素子の一部または全部が形成された層である。
また、回路形成層2b上の表示領域3に対応した領域には、各有機EL素子7R,7G,7Bをマトリクス状に区画するバンクBが形成されている。各バンクBによって区画された凹状領域の各底部には陽極31(画素電極若しくは個別電極)が形成されている。本実施形態においては、陽極31は、透明電極であって、光透過性を有する導電性材料であるインジウムー錫化合物(ITO)で構成されている。
各陽極31は、対応する駆動トランジスタQ1とコンタクトホールHを介して電気的に接続されている。各陽極31上には、本実施形態においては、正孔輸送層32、発光層33R,33G,33Bの順に積層されてなる機能層34が形成されている。発光層33Rは、赤色の光を出射する有機発光材料で構成された発光層であり、発光層33Gは、緑色の光を出射する有機発光材料で構成された発光層であり、発光層33Bは、青色の光を出射する有機発光材料で構成された発光層である。
機能層34上全面に渡って共通電極としての陰極35が形成されている。陰極35は、アルミニウムの膜で形成されている。陰極35全面を覆うように、保護膜36が形成されている。そして、前記した陽極31、機能層34及び陰極35が積層されて、各有機EL素子7(7R,7G,7B)が構成される。
そして、各有機EL素子7(7R,7G,7B)から出射した光は、透明電極の陽極31を介して図2において下側に出射される。また、陰極35に向かって出射された光は、アルミニウム膜からなる陰極35にて反射され、陽極31を介して下側に出射される。従って、本実施形態の有機ELディスプレイ1はボトムエミッション型のディスプレイである。
図1において、前記表示領域3に隣接する上下両側の透明基板2の素子形成面2aには、データ線用検査回路としてのデータ線制御用検査回路部8a,8bが行方向に形成されている。上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bは、図3に示すように、それぞれ各データ線Lr,Lg,Lbに対応してゲートトランジスタQ3が設けられている。ゲートトランジスタQ3は、導電型がNチャネルの薄膜トランジスタ(TFT)にて構成されている。各ゲートトランジスタQ3のゲートは、行方向に沿って形成された検査モード信号供給線L0にそれぞれ電気的に接続されている。そして、検査モード信号供給線L0に検査のための高電位(Hレベル)の検査モード信号MDが供給されると、各ゲートトランジスタQ3が一斉にオンする。
各ゲートトランジスタQ3のソースは、それぞれ対応するデータ線Lr,Lg,Lbに接続されている。各ゲートトランジスタQ3であってソースが赤用のデータ線Lrに接続された各ゲートトランジスタQ3は、そのドレインが行方向に沿って形成された赤用検査データ信号供給線L1にそれぞれ電気的に接続されている。また、各ゲートトランジスタQ3であってソースが緑用のデータ線Lgに接続された各ゲートトランジスタQ3は、そのドレインが行方向に沿って形成された緑用検査データ信号供給線L2にそれぞれ電気的に接続されている。さらに、各ゲートトランジスタQ3であってソースが青用のデータ線Lbに接続された各ゲートトランジスタQ3は、そのドレインが行方向に沿って形成された青用検査データ信号供給線L3にそれぞれ電気的に接続されている。
上側データ線制御用検査回路部8aの各供給線L0,L1,L2,L3は共に隣接して形成され、その右側部は、透明基板2の四隅の中の右上隅部まで延出形成されている。そして、検査モード信号供給線L0は透明基板2の右上隅部(コーナー部)に形成した検査モード信号外部端子10に電気的に接続されている。赤用検査データ信号供給線L1は透明基板2の右上隅部(コーナー部)に形成した赤用検査データ外部端子11に電気的に接続されている。緑用検査データ信号供給線L2は透明基板2の右上隅部(コーナー部)に形成した緑用検査データ外部端子12に電気的に接続されている。青用検査データ信号供給線L3は透明基板2の右上隅部(コーナー部)に形成した青用検査データ外部端子13に電気的に接続されている。
下側データ線制御用検査回路部8bの各供給線L0,L1,L2,L3も同様に、共に隣接して形成され、その左側部は、透明基板2の四隅の中の左下隅部まで延出形成されている。そして、上側データ線制御用検査回路部8aと同様に、検査モード信号供給線L0は検査モード信号外部端子10に、赤用検査データ信号供給線L1は赤用検査データ外部端子11に、緑用検査データ信号供給線L2は緑用検査データ外部端子12に、青用検査データ信号供給線L3は青用検査データ外部端子13に電気的に接続されている。
上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bの各供給線L0,L1,L2,L3にそれぞれ接続された外部端子10〜13は、銅箔等で形成される端子である。また、これら外部端子10〜13はそれぞれ隅部に設けられ、数も少ないため、前記データ線外部端子5、前記走査線外部端子6等より大きなサイズで形成されている。
これら外部端子10〜13は、検査用外部端子であって、出荷前に行われる検査の際に、検査装置から検査モード信号MD、検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbが供給される。そして、検査モード信号外部端子10から検査のための検査モード信号MDが供給されている状態で、各検査データ外部端子11〜13にそれぞれ検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbがそれぞれに供給されると、ゲートトランジスタQ3を介してそれぞれ対応する各データ線Lr,Lg,Lbにそれぞれ検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbが供給される。
図1において、前記表示領域3に隣接する左右両側の透明基板2の素子形成面2aには、走査線用検査回路としての走査線制御用検査回路部9a,9bが列方向に形成されている。図5に示すように、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bは、それぞれ各走査線Lyに対応してゲートトランジスタQ4及びシフトレジスタSRが設けられている。
ゲートトランジスタQ4は、導電型がNチャネルの薄膜トランジスタ(TFT)にて構成されている。各ゲートトランジスタQ4のゲートは、列方向に沿って形成された検査モード信号供給線L4にそれぞれ電気的に接続されている。検査モード信号供給線L4の一端は前記検査モード信号供給線L0に接続されている。従って、検査モード信号供給線L4に検査のためのHレベルの検査モード信号MDが供給されると、各ゲートトランジスタQ4が一斉にオンする。各ゲートトランジスタQ4は、ソースが対応する走査線Lyにそれぞれ接続され、ドレインが対応するシフトレジスタSRにそれぞれ接続されている。
各シフトレジスタSRは、直列に接続され、最上側の走査線Lyに対応するシフトレジスタSRが選択信号供給線L5に接続されている。そして、最上側の走査線Lyに対応するシフトレジスタSRには、選択信号供給線L5から供給される検査のためのHレベルの選択信号Smが入力される。各シフトレジスタSRは、列方向に沿って形成されたクロック信号供給線L6にそれぞれ電気的に接続され、クロック信号供給線L6から供給されるクロック信号CLを入力する。
そして、最上側のシフトレジスタSRに入力されたHレベルの選択信号Smは、クロック信号CLに応答して上側のシフトレジスタSRから下側のシフトレジスタSRにシフトされる。従って、選択信号Smがシフトして入力されたシフトレジスタSRは、そのHレベルの選択信号Smを次のクロック信号CLの発生までゲートトランジスタQ4を介して対応する走査線Lyに出力する。従って、クロック信号CLに同期してシフトする選択信号Smによって、上側の走査線Lyから順番に下側の走査線Lyへと走査線Lyが選択される。
左側走査線制御用検査回路部9aの供給線L5の端部は、透明基板2の四隅の中の左上隅部まで延出形成されている。そして、選択信号供給線L5は透明基板2の左上隅部(コーナー部)に形成した選択信号外部端子15に電気的に接続されている。クロック信号供給線L6は透明基板2の四隅の中の左下隅部(コーナー部)に形成したクロック信号外部端子16に電気的に接続されている。
右側走査線制御用検査回路部9bの供給線L5の端部は、透明基板2の四隅の中の右上隅部まで延出形成されている。そして、選択信号供給線L5は透明基板2の右上隅部(コーナー部)に形成した選択信号外部端子15に電気的に接続されている。クロック信号供給線L6は透明基板2の四隅の中の右下隅部(コーナー部)に形成したクロック信号外部端子16に電気的に接続されている。
左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bの選択信号外部端子15及びクロック信号外部端子16は、銅箔等で形成される端子である。また、選択信号外部端子15及びクロック信号外部端子16はそれぞれ隅部に設けられ、数も少ないため、前記データ線外部端子5、前記走査線外部端子6等より大きなサイズで形成されている。
これら外部端子15,16は、検査用外部端子であって、出荷前に行われる検査の際に、検査装置から選択信号Sm、クロック信号CLがそれぞれ供給される。そして、各ゲートトランジスタQ4がオンし、選択信号外部端子15から選択信号Smが供給された状態で、クロック信号外部端子16にクロック信号CLが供給され、各走査線Lyに対して順番に選択信号Smを供給するようになっている。
図1において、データ線制御用検査回路部8a,8b及び走査線制御用検査回路部9a,9bを囲む領域の外側であって検査用の前記各外部端子5,6,10〜13,15,16,17〜19,20の内側の透明基板2の素子形成面2aには、封止部材としての封止基板21の接着領域Z1が設けられている。封止基板21は、ステンレス製であって、その透明基板2側の面には収容凹部22が凹設され、その四角環状に形成された外周縁23が接着面となって接着領域Z1で接着剤を介して透明基板2に対して貼り付けられている。このとき、図2に示すように、接着領域Z1と表示領域3の間に、走査線制御用検査回路部9a,9b(データ線制御用検査回路部8a,8bも同様)が形成される。従って、透明基板2は、外部端子5,6,10〜13,15,16,17〜19,20を除いて、各検査回路部8a,8b,9a,9b及び表示領域3に形成された各画素回路4R,4G,4Bが封止基板21の収容凹部22に内包され封止される。その結果、各画素回路4R,4G,4B、各検査回路部8a,8b,9a,9bは、封止基板21によって湿度や酸素等から保護される。
前記検査用の各外部端子10〜13,15〜19,20は、封止基板21(封止基板21によって封止される封止領域)より外側の透明基板2の四隅(コーナー部)に振り分けて形成されている。因みに、図1に示すように、左上隅部には、選択信号外部端子15及び各検査用電源線外部端子17,18,19が配置され、左下隅には、検査モード信号外部端子10、クロック信号外部端子16及び各検査データ外部端子11〜13がそれぞれ配置されている。また、右下隅部には、クロック信号外部端子16及び各検査用電源線外部端子17,18,19が配置され、右上隅には、検査モード信号外部端子10、選択信号外部端子15及び各検査データ外部端子11〜13がそれぞれ配置されている。また、左上隅部及び右下隅部は、検査装置の接地用プローブと接続される検査用外部端子としての接地外部端子20がそれぞれ形成されて、この接地外部端子20は各画素回路4R,4G,4Bの有機EL素子7の陰極と電気的に接続されている。そして、本実施形態では、各隅とも5個の検査用の外部端子をそれぞれコーナーに沿って直角に配列形成し、前記封止基板21を透明基板2に接着する際のアライメントマークとしている。
次に、上記のように構成された有機ELディスプレイ1の検査方法について説明する。有機ELディスプレイ1は出荷前に、検査装置を使って輝点検査、暗点検査を行うようになっている。
まず、透明基板2の各隅部に形成した各外部端子10〜13,15〜20は、それぞれ対応する検査装置のプローブに接続する。即ち、検査モード信号外部端子10は、検査モード信号MDを供給するプローブに接続する。赤用検査データ外部端子11は赤用検査データ信号Dmrを供給するプローブに接続する。緑用検査データ外部端子12は緑用検査データ信号Dmgを供給するプローブに接続する。青用検査データ外部端子13は青用検査データ信号Dmbを供給するプローブに接続する。また、選択信号外部端子15は選択信号Smを供給するプローブに接続する。クロック信号外部端子16はクロック信号CLを供給するプローブに接続する。さらに、赤用、緑用、青用の各検査用電源線外部端子17,18,19は、それぞれ駆動電圧Vr,Vg,Vbを供給するプローブに接続する。接地外部端子20は、接地(グランド)プローブに接続する。
そして、検査装置は、各駆動電圧Vr,Vg,Vbをそれぞれ赤用、緑用、青用の各検査用電源線外部端子17,18,19に供給している状態で、検査モード信号外部端子10にHレベルの検査モード信号MDを出力する。すると、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bのゲートトランジスタQ3及び左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bのゲートトランジスタQ4が一斉にオンする。この状態で、選択信号外部端子15にHレベルの選択信号Smを出力するとともに、赤、緑、青用検査データ外部端子11,12,13に赤、緑、青用検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbを出力する。
その結果、最上側の走査線Lyが選択され、その選択された走査線Ly上の各画素回路4R,4G,4Bは、それぞれ赤、緑、青用検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbがデータ線Lr,Lg,Lbを介して供給され保持され、赤、緑、青用検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbに基づいて有機EL素子7は発光する。
そして、以後、クロック信号外部端子16にクロック信号CLを供給する毎に、前記選択信号SmをシフトレジスタSRにシフトさせて、各走査線Ly上の各画素回路4R,4G,4Bの有機EL素子7を同様に発光させる。そして、最下側の走査線Lyを選択しその走査線Ly上の各画素回路4R,4G,4Bの有機EL素子7させると、表示領域3の全ての画素回路4R,4G,4Bが赤、緑、青用検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbに基づく輝度で発光していることになる。
そして、この表示領域3の表示状態を見て欠陥のある画素4を検査する。例えば、暗点検査をする場合には、検査装置は各有機ELが最も明るい輝度で発光する赤、緑、青用検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbを各画素回路4R,4G,4Bに供給して、各画素4を最も明るい輝度で発光させるようにする。この状態で、表示領域3内に発光してない欠陥のある画素4を検査する。
輝点検査をする場合には、検査装置は、各有機ELを発光させない赤、緑、青用検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbを各画素回路4R,4G,4Bにそれぞれ供給して表示領域3中の各画素4を発光させないようにする。この状態で、表示領域3内において発光している欠陥のある画素4を検査する。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、透明基板2の四隅に形成した検査用の各外部端子10〜13,15〜20に、検査装置のプローブを当てるだけで、暗点検査、輝点検査等の欠陥画素の検査を行うことができる。しかも、封止基板21(封止基板21によって封止される封止領域)より各外部端子が外側のコーナー部に形成されているため、封止基板21を貼り合せた後でも検査が可能となる。
(2)本実施形態によれば、検査用の各外部端子10〜13,15〜20を、透明基板2の四隅に形成した。つまり、外部端子10〜13,15〜20は、各データ線Lr,Lg,Lb及び各走査線Lyの延長線上の透明基板2の一辺に形成された各データ線Lr,Lg,Lb及び各走査線Lyの外部端子5,6から外れたスペース的に余裕がある透明基板2の隅部に形成される。従って、透明基板2のサイズ(額縁部分)を大きくすることなく、検査用の各外部端子10〜13,15〜20のサイズを、外部端子5,6のサイズより大きくすることができる。そして、検査用の各外部端子10〜13,15〜20のサイズを大きくできることによって、各外部端子10〜13,15〜20に対して容易にかつ短時間に検査装置のプローブを精度よく接続することができる。
(3)本実施形態によれば、検査用の外部端子10〜13,15〜20を、封止基板21の外側に形成し同封止基板21を透明基板2に貼りあわせる際のアライメントマークとした。従って、封止基板21を透明基板2に貼り合わせるためだけのアライメントマークを形成する領域を確保する必要がなくなるとともに、製造工程がその分省略できる。しかも、検査用の外部端子10〜13,15〜20をそれぞれ四隅(コーナー部)に沿って直角に配列形成したので、精度よく封止基板21を透明基板2に貼り合せることができる。
さらに、検査用の外部端子10〜13,15〜20は、有機EL素子7R,7G,7Bの機能層34を形成する前に既に形成することができるので、インクジェット方式で有機EL素子7R,7G,7Bの機能層34を形成する際のアライメントマークとしても利用できる。要は、検査用の外部端子10〜13,15〜20が形成された後に行われる各種の製造工程のアライメントマークとして利用することができる。
(4)本実施形態によれば、検査回路、即ち上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8b、及び、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bを、封止基板21の収容凹部22に内包される位置に形成した。従って、各検査回路部8a,8b,9a,9bは、外部の湿気、酸素等から完全に保護される。また、各検査回路部8a,8b,9a,9bは、直接、封止基板21の接着面と対峙しない接着領域Z1の内側(表示領域3と接着領域Z1の間)に形成されているため、封止基板21に加えられた力、例えば、基板2に封止基板21を接着する際、封止基板21を透明基板2に当接する力が接着面を介して直接加わらない。従って、各検査回路部8a,8b,9a,9bは、何らかの原因で封止基板21に加えられた力によって損傷する虞を小さくすることができる。
(5)本実施形態によれば、封止基板21をステンレスで形成した。従って、封止基板21によって外部の電磁的ノイズが封止部材で完全に遮断されることから、各検査回路部8a,8b,9a,9bは電磁的ノイズによって誤動作されることがない。
(6)本実施形態によれば、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bは、各データ線Lr,Lg,Lbに対して設けたゲートトランジスタQ3だけで構成したので、回路規模も小さくなりその分だけ表示領域3を大きくすることができる。また、回路規模が小さくなることから、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bを、封止基板21の収容凹部22に内包させることが容易となる。
(7)本実施形態によれば、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bは、走査線Lyに対して設けたゲートトランジスタQ4とシフトレジスタSRだけで構成したので、回路規模も小さくなりその分だけ表示領域3を大きくすることができる。また、回路規模が小さくなることから、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bを、封止基板21の収容凹部22に内包させることが容易となる。
尚、発明の実施形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
○上記実施形態では、各有機EL素子7R,7G,7Bを発光させて行う検査回路であったが、これに限定されるものではなく、駆動トランジスタQ1、配線等、その他の検査対象の検査回路に応用してもよい。
○上記実施形態では、検査用の外部端子10〜13,15〜20は、全て検査装置からの信号を入力するための入力端子であったが、検査装置に信号を出力する出力端子であってもよい。
○上記実施形態では、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bは、一つの走査線Lyが選択されたとき、全てのデータ線Lr,Lg,Lbに対して一斉に赤用、緑用、青用の各検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbがそれぞれ出力するように構成した。これを、図6に示す上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bに変更して実施してもよい。
図6において、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bは、各データ線Lr,Lg,Lbに対応してシフトレジスタSR1が設けられている。各ゲートトランジスタQ3のゲートは、それぞれ対応するシフトレジスタSR1に接続されている。
各シフトレジスタSR1は、直列に接続され、最左側のデータ線Lrに対応するシフトレジスタSRが選択信号供給線L41に接続されている。そして、最左側のシフトレジスタSR1には、選択信号供給線L41から供給される検査のためのHレベルの選択信号Sm1が入力される。各シフトレジスタSR1は、行方向に沿って形成されたクロック信号供給線L42にそれぞれ電気的に接続され、クロック信号供給線L42から供給されるクロック信号CL1を入力する。尚、選択信号供給線L41及びクロック信号供給線L42は、透明基板2の隅部に形成した検査用の外部端子41,42に電気的に接続されている。
そして、最左側のシフトレジスタSR1に入力されたHレベルの選択信号Sm1は、クロック信号CL1に応答して左側のシフトレジスタSRから右側のシフトレジスタSR1にシフトされる。従って、選択信号Sm1がシフトして入力されたシフトレジスタSR1は、そのHレベルの選択信号Sm1を次のクロック信号CL1の発生まで対応するゲートトランジスタQ3のみオン状態にする。従って、クロック信号CL1を適宜制御することによって、データ線Lr,Lg,Lbの中の一つを選択しその選択されたデータ線だけに検査データ信号を供給し、検査を行うことができる。
○上記実施形態では、封止部材としての封止基板21をステンレス(金属)で形成したがガラス基板に収容凹部を形成する等、封止部材本来の機能を果たすものであるならば材料はどんな材料であってもよい。
○上記実施形態では、検査モード信号外部端子10、並びに、検査モード信号供給線L0は、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8b、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9b共通に設けたが、独立に設けてもよい。
○上記実施形態では、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bにおいて、ゲートトランジスタQ4を設けたが、これを省略して実施してもよい。
○上記実施形態では、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bの2つの検査回路を設けたが、いずれか一方だけを設けたものに応用してもよい。
○上記実施形態では、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bの2つの検査回路を設けたがいずれか一方だけを設けたものに応用してもよい。
○上記実施形態では、上側及び下側データ線制御用検査回路部8a,8bは、それぞれ両側から共通のデータ線Lr,Lg,Lbに検査データ信号Dmr,Dmg,Dmbを供給するようにした。これを、例えば、上側データ線制御用検査回路部8aは奇数番目のデータ線にデータ信号を、下側データ線制御用検査回路部8bは偶数番目のデータ線にデータ信号をそれぞれ出力するように実施してもよい。
○上記実施形態では、左側及び右側走査線制御用検査回路部9a,9bは、それぞれ両側から共通の走査線Lyを選択するようにした。これを、例えば、左側走査線制御用検査回路部9aは奇数番目の走査線Lyを、右側走査線制御用検査回路部9bは偶数番目の走査線Lyをそれぞれ選択するように実施してもよい。上記実施形態では、データ線制御用検査回路部8a,8bと走査線制御用検査回路部9a,9bを設けたが、例えば、データ線制御用検査回路部8a,8bのみ、反対に走査線制御用検査回路部9a,9bのみ設けたものに応用してもよい。
○上記実施形態では、検査用外部端子は、全ての四隅のコーナー部に具体化したが、いずれかのコーナー部であってもよい。
○上記実施形態では、各有機EL素子7R,7G,7Bを発光させて行う検査回路であったが、これに限定されるものではなく、駆動トランジスタQ1、配線等、その他の検査対象の検査回路に応用してもよい。
○上記実施形態では、検査用の外部端子10〜13,15〜20は全て検査装置から信号を入力するための入力端子であったが、検査装置に信号を出力する出力端子であってもよい。
○上記実施形態では、電気光学装置を有機ELディスプレイ1のボトムエミッション型に具体化したが、トップエミッション型であってもよい。
○、接着領域Z1と陰極35(電気光学装置の共通電極)を形成した領域の間に、走査線制御用検査回路部9a,9b(データ線制御用検査回路部8a,8bも同様)が形成されてもよい。このようにすることにより、各検査回路部8a,8b,9a,9bと電気光学素子としての有機エレクトロルミネッセンス素子7とは、外部の湿気、酸素等から完全に保護される。また、走査線制御用検査回路部9a,9b(データ線制御用検査回路部8a,8bも同様)を覆うように、陰極(電気光学素子の共通電極)に形成してもよい。このようにすることにより、外部の電磁的ノイズが封止部材で完全に遮断されることから、各検査回路部8a,8b,9a,9bは電磁的ノイズによって誤動作されることがない。
○また、図2では、保護膜36は陰極35(電気光学素子の共通電極)上を覆うように形成したが、各検査回路部8a,8b、9a,9bを覆うように保護膜36を形成してもよい。従って、各検査回路部8a,8b、9a,9bと電気光学素子としての有機エレクトロルミネッセンス素子7と陰極35とは、外部の湿気、酸素等から完全に保護されるとともに、各検査回路部8a,8b、9a,9bは何らかの原因で封止基板21に加えられた力によって損傷する虞を小さくすることができる。また、各検査回路部8a,8b、9a,9bを覆うように保護膜を形成するとともに、接着領域Z1と保護膜36とが接するように、保護膜を形成することが好ましい。従って、各検査回路部8a,8b、9a,9bと電気光学素子としての有機エレクトロルミネッセンス素子7と陰極35とは、外部の湿気、酸素等から完全に保護される。
○上記実施形態では、電気光学装置を有機ELディスプレイ1に具体化したが、これに限定されるものではなく、例えば液晶ディスプレイ等であってもよく、或いは、平面状の電子放出素子を備え、同素子から放出された電子による蛍光物質の発光を利用した電界効果型表示装置(FEDやSED等)であってもよい。同様に、電気光学素子としては有機エレクトロルミネッセンス素子、液晶、電子放出素子であってもよい。
1…電気光学装置としての有機ELディスプレイ、2…基板としての透明基板、3…表示領域、4…画素、4R…赤用画素回路、4G…緑用画素回路、4B…青用画素回路、5…データ線外部端子、6…走査線外部端子、7…電気光学素子としての有機エレクトロルミネッセンス素子、8a…上側データ線制御用検査回路部、8b…下側データ線制御用検査回路部、9a…左側走査線制御用検査回路部、9b…右側走査線制御用検査回路部、10…検査モード信号外部端子、11…赤用検査データ外部端子、12…緑用検査データ外部端子、13…青用検査データ外部端子、15…選択信号外部端子、16…クロック信号外部端子、17…赤用検査電源線外部端子、18…緑用検査電源線外部端子、19…青用検査電源線外部端子、20…接地用外部端子、21…封止基板、33R,33G,33B…発光層、L0…検査モード信号供給線、L1…赤用検査データ信号供給線、L2…緑用検査データ信号供給線、L3…青用検査データ信号供給線、L4…検査モード信号供給線、L5…選択信号供給線、L6…クロック信号供給線、Lr,Lg,Lb…データ線、Ly…走査線、Sm,Sy…選択信号、SR…シフトレジスタ、Z1…接着領域、Dr,Dg,Db…データ信号、Dmr…赤用検査データ信号、Dmg…緑用検査データ信号、Dmb…青用検査データ信号、MD…検査モード信号、Q3,Q4…ゲートトランジスタ。

Claims (9)

  1. 複数の画素回路が形成された基板と、前記複数の画素回路を封止する封止部材と、が接着されており、前記複数の画素回路を含む表示領域を有し、前記複数の画素回路の夫々が走査線、及びデータ線に接続されてなる電気光学装置において、
    前記複数の画素回路の夫々は、陽極、発光層を含む機能層および陰極、を含み、
    前記走査線及び前記データ線のうちの少なくとも一方に接続された検査回路、及び前記検査回路に接続された検査用外部端子が形成されており、
    前記検査回路は、前記表示領域と、前記基板と前記封止部材とが接着される接着領域と、の間に配置されており、
    前記検査用外部端子は、前記封止部材と前記基板とが接着される接着領域の外側に配置されてなることを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置において、
    前記走査線に接続された選択信号入力端子と、前記データ線に接続されたデータ信号入力端子と、を有し、
    前記選択信号入力端子は前記基板の第1辺に設けられ、
    前記データ信号入力端子は前記基板の前記第1辺とは異なる第2辺に設けられ、
    前記検査用外部端子は、前記基板の前記第1辺と前記第2辺が交差するコーナー部に形成されてなることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電気光学装置において、
    前記検査用外部端子は、アライメントマークと兼用されてなることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電気光学装置において、
    前記検査回路はトランジスタを含み、
    前記トランジスタは、検査モード信号を供給する検査モード信号供給線、及び、検査データ信号を供給する検査データ信号供給線、に接続されてなることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項4に記載の電気光学装置において、
    前記検査モード信号供給線に接続される検査用外部端子、及び前記検査データ信号供給線に接続される検査用外部端子、を含んでなることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項4又は5に記載の電気光学装置において、
    前記複数の画素回路は、赤色の光を出射する電気光学素子を有する画素回路、緑色の光を出射する電気光学素子を有する画素回路、及び青色の光を出射する電気光学素子を有する画素回路を含み、
    前記検査データ信号供給線は、赤色の光を出射する前記電気光学素子に接続される赤用検査データ信号供給線と、緑色の光を出射する前記電気光学素子に接続される緑用検査データ信号供給線と、青色の光を出射する前記電気光学素子に接続される青用検査データ信号供給線と、を含んでなることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれに記載の電気光学装置において、
    前記検査回路はトランジスタを含み、
    前記トランジスタは、
    検査用の選択信号を供給する選択信号供給線、及び検査モード信号を供給する検査モード信号供給線に接続されてなることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項7に記載の電気光学装置において、
    前記選択信号供給線に接続されたシフトレジスタ、及び前記シフトレジスタに接続されており、検査にクロック信号を供給するクロック信号供給線、を有することを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項8に記載の電気光学装置において、
    前記選択信号供給線に接続された検査用外部端子、前記クロック信号供給線に接続された検査用外部端子、及び前記検査モード信号供給線に接続された検査用外部端子、を含んでなることを特徴とする電気光学装置。
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