JP4715067B2 - マルチパルス生成器、無線インパルス送信機、及びパルス生成方法 - Google Patents

マルチパルス生成器、無線インパルス送信機、及びパルス生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチパルス生成器、無線インパルス送信機、及び、パルス生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常のデジタル通信は、メッセージのシンボルを表すアナログ波形をチャンネルを介して送信することにより行われる。超広帯域(UWB)通信は、パルス列の送信及び検出により行われる。パルス幅は1ns未満で、そのバンド幅は3GHz以上にまで及ぶ。超広帯域システムは、高密度のマルチパスで、おそらく遮蔽のある環境での短距離の移動体による無線通信に適している。
【0003】
パルス列は、送信前に、デジタル信号を表すように変調される。複数の異なる変調スキームが知られている。例えば、モノサイクルと呼ばれる基準パルスは、パルス位置変調(PPM)により時間的に変調できる。このパルス位置変調では、1つの位置にあるパルスは“1”を表し、当該位置からずれているパルスは“0”を表す。ここで、パルス間時間は、達成できる通信レートに大きく影響を与えるものでありパルス位置変調を行うのに必要なものだが、かかるパルス間時間は、送信回路の回復特性や、タイミング回路の精度、及び、他の要因に依存する。また、基準パルスの振幅を、パルス振幅変調(PAM)によって変調しても良い。パルス振幅変調では、1つの振幅のパルスが“1”を表し、他の振幅のパルスが“0”を表す。しかしながら、無線環境では、パルス形状は、距離に応じて減衰しながら小さくなる。この減衰により、受信機においてパルスを正確に受け取ることが困難となる。この問題は、超広帯域通信システムに限定された問題ではなく、レベル数が追加されるほど、そして、受信機と送信機とが一定の距離だけ隔てられているわけではない場合に、特に顕著となる。
【0004】
ベースステーションが複数の遠隔受信機へデータ送信する場合、ベースステーションは、遠隔受信機がそれぞれ対応するパルス列のみを受信するように、複数の互いに異なるパルス列を送信しなければならない。例えば、ベースステーションは、モノサイクルと呼ばれる基準パルスを、パルス位置変調(PPM)にて時間的に変調し、同じコードが割り当てられた受信機のみが解読できるよう、各パルス列を符号化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
複数の異なるパルス列の識別を可能とする従来の方法では、マルチユーザベースステーションは、データを順次、つまりパルスを1つずつ順番に送信する必要がある。順次送信しないと、パルス間の干渉によって遠隔受信機における正確な受信が不可能となる。従って、遠隔受信機の数が増すにつれ符号化スキームはより複雑になり、ユーザ1人当たりのデータレートが低下してしまう。
【0006】
そこで、無線インパルス送信機が相互に直交(orthogonal)したパルスを使用して複数の受信機と通信を行うことが考えられる。ここで、各受信機には、互いに異なる一対の直交パルスが、デジタル信号を表すよう、割り当てられる。全てのパルスが直交しているため、これらは、互いに干渉することなく、同時に送信できる。送信機と受信機とは、予め、どのパルスがどの受信機用であるかを知っている。このため、各受信機は、当該受信機に割り当てられたパルス形状を有する信号のみを受信する。したがって、識別処理のためにパルス列を変調する必要がなくなる。
【0007】
しかしながら、かかる想定しうる構成では、送信機には、互いに異なる各パルス形状を生成するための別々のパルス生成器を設ける必要がある。受信機の数の増加に応じて、パルスを生成するのに必要なハードウェアの量が、線形的に増加してしまう。
【0008】
本発明の目的は、単一のパルスを生成するために必要なハードウェアよりずっと多くのハードウェアがなくても、2つ以上の直交パルスを生成することができるマルチパルス生成器を提供することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、パルス位置変調の回路により生じる限界やパルス振幅変調の距離による減衰の問題がなく、単純な構成にて高通信レートを達成することができる無線インパルス送信機を提供することである。
【0010】
さらに、本発明の他の目的は、通信レートを低下させることなくユーザの数を増やすことが可能な単純な構成を備えた無線インパルスシステムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による2つの互いに異なる変形エルミートパルスを生成するためのマルチパルス生成器は、第1及び第2のパルス生成器とランプ波生成器(ramp generator)とを備えている。第1のパルス生成器は、源信号に基づいて、特定の次数(order)の変形エルミート直交パルスを生成する。ランプ波生成器は、限定された持続時間を有する1次時間関数(limited-duration first-order time function)を生成する。第2のパルス生成器は、該特定の次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、該特定の次数とは異なる別の次数の変形エルミート直交パルスを生成する。
【0012】
従来の方法では、互いに異なる形状の2つの異なるパルスを生成するためには、完全なハードウェアのセットが2個必要となる。しかしながら、本発明では、第2のパルス生成器にて、第1のパルス生成器からの特定の次数の変形エルミート直交パルスを使用して、異なる次数の変形エルミート直交パルスを生成するようにしている。したがって、第2のパルス生成器の構成は、当該異なる次数の変形エルミート直交パルスを源信号に基づくものを出発点として作成する場合に比べ、ずっと単純化されている。しかも、2つの互いに異なる次数のパルスを作成するのに、単一の源信号しか必要ない。
【0013】
かかる異なる次数のパルスは、積分処理、もしくは、微分処理のいずれかにより簡単に導出できる。つまり、第1のパルス生成器が高い次数の変形エルミート直交パルスを生成する場合には、第2のパルス生成器は、該高い次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した積分処理に基づいて、より低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する積分器を備えていれば良い。また、第1のパルス生成器が低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する場合には、第2のパルス生成器は、該低い次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した微分処理に基づいて、より高い次数の変形エルミート直交パルスを生成する微分器を備えていれば良い。
【0014】
ここで、ランプ波生成器は、第1のパルス生成器によって使用される源信号に基づき、限定された持続時間を有する1次時間関数を生成するのが好ましい。
【0015】
かかる構成によれば、第1のパルス生成器及びランプ波生成器の両方の動作に対して、単一の源信号しか必要ない。したがって、構成が単純化されるのみならず、同期をとるのも簡単になる。
【0016】
また、第1のパルス生成器は、ランプ波生成器により生成される限定された持続時間を有する1次時間関数に基づき、特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成するのが好ましい。
【0017】
かかる構成によれば、第1と第2のパルス生成器とが、限定された持続時間を有する1次時間関数を共用するため、構成が単純化される。
【0018】
1つまたは複数の追加のパルス生成器を直列配置構造にて接続し、当該直列配置構造が、前段のパルス生成器からの変形エルミート直交パルスを後続のパルス生成器へ伝達し、かつ、限定された持続時間を有する1次時間関数を追加のパルス生成器に分配するようにしても良い。
【0019】
かかる構成によれば、更なるパルス生成器を直列に追加するだけで、異なる次数の変形エルミート直交パルスの数を増加させることができるので、マルチパルス生成器の複雑さを大きく増大させることがない。ここで、2値チャンネルを実施するためには、追加のパルス生成器を、2個ずつを1つの組として追加することが望ましい。
【0020】
また、本発明によるパルス列を複数の受信機へ送信するための無線インパルス送信機は、本発明のマルチパルス生成器を備え、さらに、パルス選択器と送信ユニットとを備えている。パルス選択器は、入力データに基づいて、2値チャンネルを表すよう、第1及び第2のパルス生成器からのパルスを選択する。送信ユニットが、パルス選択器により選択されたパルスを送信する。
【0021】
本発明の無線インパルス送信機は、本発明のマルチパルス生成器を備えているため、本発明のマルチパルス生成器の利点を享受する。
【0022】
ここで、無線インパルス送信機内に直列配置構造にて更にパルス生成器を設けることが好ましい。ここで、直列配置構造内に連続して設けられる各パルス生成器は、前段のパルス生成器からの変形エルミート直交パルスと限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、他のパルス生成器からの変形エルミート直交パルスの次数とは異なる次数の変形エルミート直交パルスを生成する。パルス選択器が、複数の互いに異なる次数のパルスと複数の受信機との間の2対1の対応関係に基づいて、該複数のパルス生成器からのパルスを選択する。送信ユニットが、複数の互いに異なる受信機に対応する複数のパルスを同時に送信する。
【0023】
変形エルミートパルスは、直交である特性を備えている。ここで、
Figure 0004715067
の範囲内で定義される2つの実数値関数g(t)及びg(t)は、以下の場合に直交関係にある。
Figure 0004715067
【0024】
変形エルミートパルスは、次のように直交するように変形されたエルミート多項式に基づいている。
Figure 0004715067
【0025】
複数のパルス生成器が複数の変形エルミートパルスを生成するので、互いに異なる次数(order)のパルスを干渉を生じさせることなく同時に送信することができる。したがって、チャンネルのビットレートを低下させることなく、ユーザ受信機の数を増やすことができる。
【0026】
また、パルス持続時間は、実際には、全てのn値に対して同一である。つまり、パルスは、その次数とは関係なく一定の時間に拘束される。
【0027】
パルスの次数には制限がない。
【0028】
さらに、パルスの直交性は、それらが微分されても変わらない。アンテナでの現象はしばしば微分処理に例えられる。
【0029】
距離に伴う減衰も、レベルの数と共に顕著に増すことはない。
【0030】
また、パルス帯域幅は、パルスの次数に関係なく、つまり全ての値nに対して、ほぼ同じである。これは無線システムでは重要である。パルス幅を所定の幅内に収めることで、周波数を所定バンド内に収めることができるからである。
【0031】
次数n>0からのパルスは、DC成分がゼロである。
【0032】
パルスの直交性は、送信機アンテナや受信機アンテナの微分効果に関わらず維持される。
【0033】
中心周波数を変えることで比帯域幅(fractional bandwidth)を容易に制御できる。比帯域幅は広帯域アンテナアレイの設計時に重要であり、通常、低周波数に対する高周波数の比率は2又は3程度である。
【0034】
本発明による2つの互いに異なる変形エルミートパルスを生成する方法は、源信号に基づいて、特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程と、限定された持続時間を有する1次時間関数を生成する工程と、該特定の次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、該特定の次数とは異なる別の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程とからなることを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態による超広帯域(UWB)通信システムについて、添付の図面を参照して説明する。本発明によれば、超広帯域通信システムとは、25%より大きい比帯域幅Bを有するシステムをいう。ここで、比帯域幅Bは次のように定義される。
Figure 0004715067
【0036】
ここで、Bは信号帯域幅、fは中心周波数、f は信号スペクトルの高周波側3dBポイント、fは信号スペクトルの低周波側3dBポイントである。
【0037】
図1に示すように、第1の実施の形態によるシステムは、無線超広域帯インパルス送信機1と、2つの遠隔受信機200と300とを備えている。本実施の形態では、送信機1はマルチユーザ・ベースステーションであり、受信機200と300とは移動端末である。
【0038】
送信機1は、パルス源2と、最高次数(highest order)ユニット3と、第1〜第4の生成器4〜7と、パルス列合成器と、送信ユニット12とを、備えている。第1のパルス生成器4は、他のパルス生成器5〜7に対して、ランプ波供給ライン8にて接続されている。パルス生成器4〜7は、また、高次パルス入力ライン4b、5b、及び、6bを介して、互いに直列的に接続されており、また、それぞれ別々に、パルスライン4a〜7aを介して、パルス選択器/合成器11に接続されている。
【0039】
これら4つのパルス生成器4〜7は、パルス源2と最高次数ユニット3からの入力に基づいて、互いに同期しながら、それぞれ、次数3〜0の変形エルミートパルスを生成する。パルス源2は、複数のパルスからなる1つのパルス列を第1のパルス生成器4に出力する。ここで、各パルスは矩形波形状をしている。本実施の形態では、パルス源2は、振幅が0.5で幅が16のパルスを出力する。なお、パルス生成器4〜7は、エルミート多項式に基づいて動作するため、パルス幅は次数の増加に伴いわずかずつ長くなる。ここで、パルス源2からのパルスのパルス幅がパルス生成器4〜7のパルス出力のパルス幅を規定するため、最高次数のパルスの幅を考慮して、パルス幅が16に設定されている。
【0040】
最高次数ユニット3は、生成すべき最高次数パルスを示す値、すなわち、本実施の形態の場合には次数3を、出力する。
【0041】
パルス選択器/合成器11は、複数の互いに異なる次数のパルスと受信機200、300との間の2対1の対応関係に基づき、パルス生成器4〜7からのパルスを選択する。つまり、パルス選択器/合成器11は、受信機200に送信すべき入力データに基づいて、パルス生成器4及び5からのパルスを選択し、また、受信機300に送信すべき入力データに基づいて、パルス生成器6及び7からのパルスを選択する。なぜなら、パルス生成器4〜7で生成された4つのパルス形状はシンボル番号1〜4によって表され、かつ、受信機200及び300のそれぞれに対して、4つのパルス形状(シンボル番号)のうちの2つが、2値チャンネル、すなわち、0または1を示すために、割り当てられるからである。この例では、受信機200にはシンボル番号1と2とが割り当てられ、受信機300にはシンボル番号3と4とが割り当てられる。この対応関係をまとめると次のようになる。
Figure 0004715067
【0042】
パルス選択器/合成器11は、また、受信機200,300用のパルスを合成し、これらを送信ユニット12に送る。送信ユニット12は、これらのパルスを、増幅器12aを用いて増幅し、アンテナ12bを介して送信する。送信ユニットは、複数の互いに異なる受信機に対応する複数のパルスを、同時に送信する。
【0043】
第1〜第4のパルス生成器4〜7は、変形エルミート多項式に基づいてパルスを生成する。ここで、変形エルミート多項式は、以下に述べるように直交している。エルミート多項式は次の式で表される。
Figure 0004715067
【0044】
ここで、n=1,2,・・・、−∞<t<∞である。エルミート多項式の例を次に示す。
Figure 0004715067
【0045】
これらは、以下の式に示す関係を有している。
Figure 0004715067
【0046】
ここで、
Figure 0004715067

Figure 0004715067
の微分である。式(4)、(5)から導出されるように、エルミート多項式によって満たされる微分方程式は次のようになる。
Figure 0004715067
【0047】
これらエルミート多項式は直交ではない。定義上、
Figure 0004715067
の範囲内で定義される2つの実数値関数g(t)及びg(t)は、次の条件が満たされた場合に直交となる。
Figure 0004715067
【0048】
ここで、一セットの実数値関数g1(t), g2(t), g3(t), ...は、当該一セット内の関数の直交セットと呼ばれる。(g・g)の正平方根はg(t)のノルムと呼ばれ、
Figure 0004715067
で示される。つまり、
Figure 0004715067
【0049】
関数の正規直交セットは全ての値mについて
Figure 0004715067
を満たす。
【0050】
エルミート多項式は直交するように次の様に変形される。
Figure 0004715067
【0051】
かかる変形されたエルミート多項式(MHP)は、下記の微分方程式を満たしていることが分かる。
Figure 0004715067
【0052】
ここで、h(t)のフーリエ変換をH(f)とすると、式(10)、(11)、(12)は次にように書き換えられる。
Figure 0004715067
【0053】

Figure 0004715067

Figure 0004715067
とは、n=0の場合の例である。式(15)より、MHPのより高次の変換は次の様に求められる。
Figure 0004715067
・・・等。
【0054】
変形エルミート多項式関数に基づくパルスは、次の特徴を有している。
1.パルス持続時間は全てのn値について実際に同一である。
2.パルス帯域幅は全てのn値についてほぼ同一である。これは無線システムでは重要である。パルス幅を特定の幅領域内に納めれば、周波数を特定のバンド内に収めることができるからである。
3.比帯域幅は中心周波数fにより容易に制御できる。
4.パルスは相互に直交である。
5.パルスのDC成分はゼロである。
6.送信機アンテナと受信機アンテナの微分効果にかかわらず、パルスの直交性は維持される。
【0055】
次に、パルス生成器4〜7の構成について、図2を参照して説明する。なお、第1のパルス生成器4は式(10)に基づいて設計され、第2〜第4のパルス生成器5〜7は式(12)に基づいて設計されている。第2〜第4のパルス生成器5〜7は互いに同一の構成をしているため、第2のパルス生成器5の構成のみを例として説明する。
【0056】
第1のパルス生成器4は、初期パルス生成器10,ノード20、55,85,ランプ波生成器40,積分器25,30,50,乗算器75,80,100,及び、定数供給器60,90を備えている。
【0057】
初期パルス生成器10は、発振処理を開始させるための初期パルスを生成するためのものである。後述するように、かかる発振処理により、第1のパルス生成器4が変形エルミートパルスを生成し、その結果として、第2〜第4のパルス生成器5〜7も変形エルミートパルスを生成する。初期パルス生成器10は、移送(transport)遅延器11と微分(derivative)演算器12とを備えている。移送遅延器11は、パルス源2からの信号をわずかに遅延させてから当該信号を微分演算器12に供給する。この遅延は、微分演算器12での微分を求める演算にかかる時間を考慮したものであり、設計によっては不要となりうる。
【0058】
ランプ波生成器40は、パルス源2からの入力に基づいて、図4のグラフのランプ波形状で表される限定した持続時間を有する1次時間関数(limited-duration first-order time function)を、生成する。ランプ波生成器40は、このランプ波形状関数を、積分器50と、ライン8を介して第2〜第4のパルス生成器5〜7のそれぞれに、出力する。積分器50では、ランプ波形状関数は、3次パルスを生成するのに使用される。第2〜第4のパルス生成器5〜7では、ランプ波形状関数は、それぞれ、第2〜第0次パルスの生成に使用される。ランプ波生成器40は、また、1または0の2値信号を乗算器75に出力する。
【0059】
ランプ波生成器40は、積分器41,加算ノード42,乗算器43,46,及び、定数供給器43,45とを備えている。積分器41は、パルス源2からのパルスに対して積分動作を行い、積分結果をノード42に出力する。ノード42は、積分結果を定数供給器44からの定数(この実施の形態では、−4)に足しあわせ、足し算結果を乗算器43に出力する。乗算器46は、パルス源2からのパルスを定数供給器46からの定数(この実施の形態では2)とかけ合わせる。この結果、乗算器46からの出力は、パルス源2からのパルスのタイミングに依存して、1または0となる。乗算器46は、当該1または0の値を、乗算器43及び75に出力する。
【0060】
乗算器43は、ノード42からの足し算結果を、乗算器46からのかけ算結果とかけ合わせて、得られた積を、限定された持続時間を有する1次時間関数として、積分器50と第2〜第4パルス生成器5〜7とに出力する。
【0061】
積分器50は、ランプ波生成器40からのランプ波形状関数に対して積分動作を行い、図5に示すような略U字形状の波形を、ノード55に対して、出力する。ノード55は、このU字形状波形を定数供給器60からの定数(この実施の形態の場合、16)に足しあわせる。定数供給器60からの定数は、乗算器75がU字形状波形を強制的に0にする前に、U字形状波形の底を、−16から0へと移動させるためのものである。ノード55は、足し算結果を乗算器75に出力する。
【0062】
乗算器75は、乗算器46からの出力を、ノード55からの足し算結果とかけ合わせ、得られた積を乗算器80に出力する。この結果、パルス源2からのパルスが0の時、乗算器46からの出力が0となり、ノード55からのU字形状波形が図6に示すように強制的に0にさせられる。乗算器80は、積分器30から出力された3次パルス波形を乗算器75からのかけ算結果とかけ合わせ、フィードバック処理の一部の処理として、得られた積をノード20に出力する。
【0063】
ノード85は、最高次数ユニット3からの値を定数供給器90から供給された定数(この実施の形態では、0.5)と足しあわせ、足し算結果を乗算器100に出力する。乗算器100は、積分器30からの0次パルス波形をノード85からの足し算結果とかけ合わせて、フィードバック処理の一部の処理として、得られた積をノード20に出力する。
【0064】
ノード20は、初期パルス生成器10からの初期パルスからのパルスと乗算器80からのかけ算結果との和から、乗算器100からのかけ算結果を、引き算して、その結果を積分器25に出力する。積分器25は、ノード20からの結果に対して積分処理を行い、積分結果を積分器30に出力する。積分器30は、積分器25からの積分結果に対して積分処理を行い、図7に示す積分結果を、3次パルス波形として、パルス選択器/合成器11と第2のパルス生成器5とに出力する。
【0065】
第2のパルス生成器5は、第1のパルス生成器からの3次の変形エルミート直交パルスと、ランプ波生成器40からの限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、図8に示す2次の変形エルミート直交パルスを生成する。第2のパルス生成器5は、乗算器115と、ノード120と、積分器125とを備えている。乗算器115は、ランプ波生成器40からのランプ波形状波形を積分器125からの2次パルス波形とかけ算して、得られた積をノード120に出力する。ノード120は、乗算器115からのかけ算結果から、積分器30からの3次パルス波形を引き算して、その結果を積分器125に出力する。積分器125は、ノード120からの出力に対して積分処理を行い、積分結果を、2次のパルス波形として、ライン5aを介してパルス選択器/合成器11へと出力すると共に、フィードバック処理の一部として、乗算器115へも出力する。この2次のパルス波形は、また、ライン5bを介して第3のパルス生成器6へも出力され、1次パルスを生成するのに使用される。
【0066】
第2〜第4のパルス生成器5〜7は、それぞれ、同一の構成を有しており、前段のパルス生成器からのより高い次数の変形エルミート直交パルスとランプ波生成器40からの限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、より低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する。このようにして、最高次数のパルスを生成するのに必要なハードウェアに対しほんの少しハードウェアを追加しただけの構成により、4つの互いに異なる次数のパルスを生成することができる。
【0067】
受信機200と300とは、2つのパルス形状が各受信機に割り当てられている点を除き、入来信号を復調するための略同一の構成を有している。ここでは受信機200を例に説明する。図3に示すように、受信機200は、受信ユニット201と、タイミング制御回路240と、基準パルス供給器250と、相関器260と、直交―デジタルデータ選択器270と、出力ユニット280とを備えている。受信ユニット201は、アンテナ210と、フィルタ220と、増幅器230とを備えている。
【0068】
アンテナ210がパルスを受信すると、その信号はフィルタ220にかけられ、増幅器230により増幅される。基準パルス供給器250が、当該受信機200に割り当てられた2つの異なる次数のパルス波形(この実施の形態の場合には、3次及び2次のパルス波形)を供給する。
【0069】
相関器260は、各入来パルスと、基準パルス供給器250からの複数の直交パルス形状との類似性の相関をとり、対応するシンボルを識別する。直交パルスが使用されているので、互いに異なる次数のパルス間の相互相関はゼロである。従って、相関器260は、異なる次数のパルス間の識別を正しく行うことができる。相関器260は、タイミング制御回路240によって変更されたタイミングで相関処理を行うことにより、例えば送信機1、受信機200、もしくは両者が移動する時に生じる送信機−受信機間での飛行時間の違いを許容し、さらに、PPMと擬似雑音(PN)のコードタイミングの変化の算入をも許容している。図3の例では、相関器260は、連続して入来した4つのパルスがシンボル番号1,2,2,1に対応していると決定している。
【0070】
直交−デジタルデータ選択器270は、相関器260からのシンボル番号を、対応する2値データに変換する。図3の例では、直交−デジタルデータ選択器270は、相関器260からのシンボル番号1,2,2,1を、対応する2値データ0,1,1,0に変換している。
【0071】
本実施の形態では、受信機200と300とは、システムに割り当てられた全ての異なる直交パルス形状を復調する能力を備えている。これにより、受信機200と300とのうちのいずれかだけが使用されているときには、M-ary変調スキームを実行しシステムの送信レートを向上させることができる。例えば、受信機200だけが使用されているときには、送信機1は、互いに異なる次数の全ての直交パルス波形を受信機200に割り当て、以下に示すように、各パルス形状をマルチビットシンボルに対応させて割り当てることにより、4-ary変調スキームを作成する。
Figure 0004715067
【0072】
なお、第2〜第4の生成器5〜7の積分器125を、微分器に変更することができる。この場合には、最高次数ユニット3を最低次数(lowest order)ユニットに変更しなければならない。この結果、第1のパルス生成器4は、最低次数の変形エルミート直交パルスを生成し、第2〜第4のパルス生成器は、低い次数の変形エルミート直交パルスと限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した微分処理に基づいて、次数が順次高くなっていく複数の変形エルミート直交パルスを生成する。
【0073】
上記の実施の形態では4つのパルス生成器を記載したが、6個もしくはそれより多くの互いに次数の異なるパルス生成器を設けても良い。かかる場合において、システムで使用する受信機の数を増やすためには、各一対のパルス生成器を異なる1つの受信機に割り当てればよい。もしくは、または、かかる構成に追加して、各一対の生成器に対し異なるマルチビットシンボルを割り当てれば、上述したように、システムの送信レートを向上させることができる。
【0074】
パルス位置変調(PPM)もしくはパルス振幅変調(PAM)などの従来の変調スキームをさらに使用することにより、システムの送信レートを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による超広帯域システムの概要を示すブロック図。
【図2】図1のシステムにおける送信機の第1,第2のパルス生成器の構成を示すブロック図。
【図3】図1のシステムにおける受信機を示すブロック図。
【図4】第1のパルス生成器のランプ波生成器により生成される限定された持続時間を有する1次時間関数を示すグラフ。
【図5】第1のパルス生成器内部で生成され使用されるU字形状波形を示すグラフ。
【図6】強制的に0とされた後のU字形状波形を示すグラフ。
【図7】第1のパルス生成器によって生成される3次の変形正規化エルミートパルスの時間応答を示すグラフ。
【図8】第2のパルス生成器によって生成される2次の変形正規化エルミートパルスの時間応答を示すグラフ。
【符号の説明】
1 送信機
2 パルス源
3 最高次数ユニット
4 第1のパルス生成器
4a パルスライン
4b 高次パルス入力ライン
5 第2のパルス生成器
5a パルスライン
5b 高次パルス入力ライン
6 第3のパルス生成器
6a パルスライン
6b 高次パルス入力ライン
7 第4のパルス生成器
7a パルスライン
8 ランプ波供給ライン
11 パルス選択器/合成器
12 送信ユニット
12a 増幅器
12b アンテナ
200 受信機
300 受信機

Claims (17)

  1. 源信号に基づいて、特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する第1のパルス生成器と、
    限定された持続時間を有する1次時間関数を生成するランプ波生成器と、
    該特定の次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、該特定の次数とは異なる別の次数の変形エルミート直交パルスを生成する第2のパルス生成器と、
    を備えたことを特徴とする、2つの互いに異なる変形エルミートパルスを生成するためのマルチパルス生成器。
  2. 前記第1のパルス生成器は最高次数の変形エルミート直交パルスを生成し、
    前記第2のパルス生成器が、該最高次数の変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した積分処理に基づいて、より低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する積分器を備えていることを特徴とする請求項1記載のマルチパルス生成器。
  3. 前記第1のパルス生成器は低い次数の変形エルミート直交パルスを生成し、
    前記第2のパルス生成器が、該低い次数の変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した微分処理に基づいて、より高い次数の変形エルミート直交パルスを生成する微分器を備えていることを特徴とする請求項1記載のマルチパルス生成器。
  4. 前記ランプ波生成器は、前記第1のパルス生成器によって使用される前記源信号に基づき、前記限定された持続時間を有する1次時間関数を生成することを特徴とする請求項1記載のマルチパルス生成器。
  5. 前記第1のパルス生成器は、前記ランプ波生成器により生成される前記限定された持続時間を有する1次時間関数に基づき、前記特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成することを特徴とする請求項1記載のマルチパルス生成器。
  6. 少なくとも1つの追加のパルス生成器を更に備え、前記第1のパルス生成器、第2のパルス生成器、及び、該少なくとも1つの追加のパルス生成器とが直列配置構造にて接続されており、当該直列配置構造が、前段のパルス生成器からの変形エルミート直交パルスを後続のパルス生成器へ伝達し、かつ、前記限定された持続時間を有する1次時間関数を、該第2のパルス生成器と該少なくとも1つの追加のパルス生成器とに分配することを特徴とする請求項1記載のマルチパルス生成器。
  7. 源信号に基づいて、特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する第1のパルス生成器と、
    限定された持続時間を有する1次時間関数を生成するランプ波生成器と、
    該特定の次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、該特定の次数とは異なる別の次数の変形エルミート直交パルスを生成する第2のパルス生成器と、
    入力データに基づいて、2値チャンネルを表すよう、該第1及び第2のパルス生成器からのパルスを選択するパルス選択器と、
    該パルス選択器により選択されたパルスを送信する送信ユニットと
    を備えたことを特徴とする、パルス列を複数の受信機へ送信するための無線インパルス送信機。
  8. 前記第2のパルス生成器からの前記変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、前記第1のパルス生成器及び該第2のパルス生成器からの前記変形エルミート直交パルスの次数とは異なる次数の変形エルミート直交パルスを生成する第3のパルス生成器と、
    該第3のパルス生成器からの該変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、該第1、第2、第3のパルス生成器からの該変形エルミート直交パルスの次数とは異なる次数の変形エルミート直交パルスを生成する第4のパルス生成器と、
    を更に備え、
    前記パルス選択器は、該互いに異なる次数のパルスと前記複数の受信機との間の2対1の対応関係に基づいて、該第1、第2,第3、及び、第4のパルス生成器からのパルスを選択し、前記送信ユニットが、複数の互いに異なる受信機に対応する複数のパルスを同時に送信することを特徴とする請求項7記載の無線インパルス送信器。
  9. 前記第1のパルス生成器は最高次数の変形エルミート直交パルスを生成し、
    前記第2のパルス生成器が、該最高次数の変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した積分処理に基づいて、より低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する積分器を備えていることを特徴とする請求項7記載の無線インパルス送信機。
  10. 前記第1のパルス生成器は低い次数の変形エルミート直交パルスを生成し、
    前記第2のパルス生成器が、該低い次数の変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した微分処理に基づいて、より高い次数の変形エルミート直交パルスを生成する微分器を備えていることを特徴とする請求項7記載の無線インパルス送信機。
  11. 前記ランプ波生成器は、前記第1のパルス生成器によって使用される前記源信号に基づき、前記限定された持続時間を有する1次時間関数を生成することを特徴とする請求項7記載の無線インパルス送信機。
  12. 前記第1のパルス生成器は、前記ランプ波生成器により生成される前記限定された持続時間を有する1次時間関数に基づき、前記特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成することを特徴とする請求項7記載の無線インパルス送信機。
  13. 源信号に基づいて、特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程と、
    限定された持続時間を有する1次時間関数を生成する工程と、
    該特定の次数の変形エルミート直交パルスと該限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用して、該特定の次数とは異なる別の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程と、
    からなることを特徴とする、2つの互いに異なる変形エルミートパルスを生成する方法。
  14. 前記特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程は、最高次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程であり、
    前記異なる次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程が、該最高次数の変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した積分処理に基づいて、より低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程であることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程は、低い次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程であり、
    前記異なる次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程が、該低い次数の変形エルミート直交パルスと前記限定された持続時間を有する1次時間関数とを使用した微分処理に基づいて、より高い次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程であることを特徴とする請求項13記載の方法。
  16. 前記限定された持続時間を有する1次時間関数を生成する工程は、前記源信号に基づき行われることを特徴とする請求項13記載の方法。
  17. 前記特定の次数の変形エルミート直交パルスを生成する工程は、前記限定された持続時間を有する1次時間関数に基づき行われることを特徴とする請求項13記載の方法。
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