JP4702691B2 - Mesh-like woven fabric and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、メッシュ状織物及びその製造方法に係り、例えば、構築物の壁用等のモルタルやコンクリート、その他のセメント製品、或いはFRP製品等に埋設されるメッシュ状織物の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、建造物の外壁等に使用されるモルタルやコンクリートは、乾燥収縮に起因するクラックの発生確率が高く、この種のクラックを長期に亘って放置したならば、モルタルやコンクリートの表面から裏面までクラックが徐々に拡大し、その一方の面からの水の侵入や漏水を招き、耐久性の阻害要因となる。そこで、従来より、モルタルやコンクリート中に、ガラス繊維からなるメッシュ状織物を埋設して、外壁等の補強効果を確保しつつクラックの拡大を防止することが実用に供せられている。
【0003】
このメッシュ状織物の一種として、長尺な複数のタテ糸を所定ピッチで並列状に配列してなるタテ糸群と、該タテ糸よりも短尺な複数のヨコ糸を所定ピッチで配列してなるヨコ糸群とを交差させ、熱硬化性樹脂等により固着してなる織物が公知となっている。この場合、タテ糸群の長さに対応させてヨコ糸群の幅(タテ方向の幅)を広くしようとすれば、製織機の不当な大型化や複雑化を引き起こすため、ヨコ糸群の幅は適度に狭くする必要がある。そのため、この種のメッシュ状織物においては、単一又は一対のタテ糸群に対して、複数のヨコ糸群がその幅方向(タテ方向)に隣接して配置されるのが通例である。
【0004】
このメッシュ状織物の製造方法を概略的に説明すると、図4に示すように、矢印X方向(タテ方向)に走行する一対のタテ糸群1の相互間隙間に、走行方向と直交する矢印Y方向にヨコ糸群(ヨコウェブ)2を所定長さに切断しつつ供給し、相互に隣接して配置させた複数のヨコ糸群2を一対のタテ糸群1により挟持させた状態で両糸群1、2を固着することが行われる。
【0005】
そして、この種のメッシュ状織物に関しては、厚みを薄くした上で高強度特性を確保できることが、モルタルやコンクリートの補強素材の特質として好ましいため、このような要請に応じるべく、2本または3本等の複数本の糸を幅方向に密着させ、これをタテ糸1組やヨコ糸1組として使用することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2本又は3本等を1組としてよこ糸を使用する態様によれば、複数組のヨコ糸を所定ピッチで配列してなるヨコ糸群2が、上述の製造方法によりその幅方向に複数隣接して配置されることに起因して、以下に示すような問題が生じる。
【0007】
すなわち、走行しているタテ糸群1に対してヨコ糸群2を供給する過程においては、タテ糸群1の走行速度とヨコ糸群2の供給タイミングとを厳格にマッチングさせることが困難であるため、先行するヨコ糸群2と後続のヨコ糸群2とが正規の位置に隣接配置されない場合がある。これは、先行のヨコ糸群2と後続のヨコ糸群2とがタテ糸群1に供給され且つ隣接配置される場合に、両ヨコ糸群2,2の幅方向相対位置にバラツキが生じることによる。
【0008】
具体例を述べると、図5に示すように、例えばヨコ糸4が2本で1組とされている場合に、先行のヨコ糸群2の端部と後続のヨコ糸群2の端部とが相互に重なり合う事態が生じると、双方のヨコ糸群2,2の端部に存する2本1組のヨコ糸4が相互に密着し、結果的に4本のヨコ糸4が密着することになる。また、図例では、この種の密着部6が2箇所に形成されているが、ヨコ糸4の幅(太さ)或いは配列ピッチが図示のものと相違すれば、この2箇所の密着部が更に相互に密着し、結果的に8本のヨコ糸4が密着する事態をも招く。
【0009】
このような事態が生じると、モルタルやコンクリート中にこのメッシュ状織物を埋設しても、前記密着部6にはモルタル等が浸透せず、これが原因となってメッシュ状織物とモルタル等との間に剥離が生じ、充分な補強作用を営めないばかりでなく、剥離部分の周辺に依然としてクラック発生或いはその拡大の虞が残存する。
【0010】
また、これとは逆に、先行のヨコ糸群2の端部と後続のヨコ糸群2の端部とが不当に離反した場合には、図6に示すように、複数ピッチ分に対応する領域にヨコ糸4の不在部分7が生成され、これに起因して補強効果が低減すると共に、クラック発生や拡大の抑止効果も薄れる。
【0011】
なお、以上のような問題は、上述の建造物の外壁等に限らず、この種のメッシュ状織物が埋設されるその他のセメント製品やFRP製品等についても同様にして生じ得る。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、タテ糸群と交差した状態で相互に隣接配置される各ヨコ糸群の幅方向相対位置(タテ方向相対位置)にバラツキが生じても、ヨコ糸の不当な密着及び不当な不存在の発生を回避できるようにして、モルタルやコンクリート等に対する補強効果並びにクラック発生の抑止効果を確実に得ることが可能なメッシュ状織物及びその製造方法を提供することを技術的課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を達成するためになされた本発明は、1本又は2本以上を1組とする複数組のタテ糸を規則的に配列してなるタテ糸群と、2本以上を1組とする複数組のヨコ糸を規則的に配列してなる部位を有するヨコ糸群とを備え、複数のヨコ糸群をタテ方向に隣接配置して前記タテ糸群と交差させて固着してなるメッシュ状織物であって、前記各ヨコ糸群のタテ方向の両端部にそれぞれ両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下のヨコ糸を1組当たり1本で構成すると共に、その他の部分のヨコ糸を1組当り2本以上で構成し、且つ、前記各ヨコ糸群の隣接するタテ方向の端部同士を、前記1組当たり1本で構成されたヨコ糸同士が密着しない状態を含むように、重ね合わせたことに特徴づけられる。
【0014】
ここで、前記タテ糸1組の本数は、単一のタテ糸の太さや配列ピッチに応じて相違させる必要があるが、1〜5本程度であることが好ましく、より好ましくは2本又は3本とされる。また、前記ヨコ糸1組の本数も、単一のヨコ糸の太さや配列ピッチに応じて相違させる必要があるが、2〜5本程度であることが好ましく、より好ましくは2本又は3本とされる。
【0015】
このような構成によれば、ヨコ糸群は、タテ方向の両端部にそれぞれ両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下の組のみが1組当たり1本のヨコ糸で構成され、その他の部分は、1組当たり2本以上のヨコ糸で構成されることから、隣接する各ヨコ糸群のタテ方向の端部同士を重ね合わせた際に、ヨコ糸が相互に密着していない場合には、単一のヨコ糸群におけるヨコ糸配列ピッチ以下のピッチでヨコ糸が1本ずつ並ぶことになり、各ヨコ糸の相互間には適度な大きさの間隙が形成される。
【0016】
以上のような構成を備えたメッシュ状織物を、建造物の外壁等に使用されるモルタルやコンクリート中に埋設した場合には、従来のようなヨコ糸の不当な密着部分及び不当な不存在部分が生成されていないことにより、モルタル等の浸透状態が好適化され、剥離の発生が回避されると共に、強度不足等の問題も効率良く解消する。これにより、モルタルやコンクリート等に対する充分な補強効果を維持しつつ、クラック発生或いはその拡大の抑止効果を得ることが可能となる。
【0017】
この場合、前記タテ糸及びヨコ糸は、ZrO2を14質量%以上含有する耐アルカリ性ガラス繊維で作製されていることが好ましい。この耐アルカリ性ガラス繊維は、セメント中のアルカリ性物質により侵食され難いため、アルカリ性物質による繊維の引張強度の低下を防止でき、モルタルやコンクリートのクラック発生抑止効果を長期に亘って維持することが可能となる。
【0018】
前記耐アルカリ性ガラス繊維の具体的組成は、質量%で、SiO2 54〜65%、ZrO2 14〜25%、Li2O 0〜5%、Na2O 10〜17%、K2O 0〜8%、RO(但し、Rは、Mg、Ca、Sr、Ba、Znを表す)0〜10%、TiO2 0〜7%、Al2O3 0〜2%であり、好ましくは、質量%で、SiO2 57〜64%、ZrO2 18〜24%、Li2O 0.5〜3%、Na2O 11〜15%、K2O 1〜5%、RO 0.2〜8%、TiO2 0.5〜5%、Al2O3 0〜1%である。
【0019】
なお、前記タテ糸及びヨコ糸としては、ガラス繊維ヤーンを用いることが好ましいが、ガラス繊維でなるストランド、ロービング、又はDWR等を用いるようにしてもよい。
【0020】
更に、本発明は、1本又は2本以上を1組とする複数組のタテ糸を規則的に配列してなるタテ糸群をタテ方向に走行させつつ、該タテ糸群に対して、2本以上を1組とする複数組のヨコ糸を規則的に配列してなる部位を有するヨコ糸群を、複数がタテ方向に隣接配置されるように順次供給して、前記タテ糸群と各ヨコ糸群とを順次固着するメッシュ状織物の製造方法であって、タテ方向の両端部それぞれに両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下のヨコ糸を1組当たり1本で構成してなる各ヨコ糸群を、隣接するタテ方向の端部同士が重なり合うように、前記タテ糸群に対して順次供給することに特徴づけられる。
【0021】
このような方法によれば、連続的にタテ方向に走行しているタテ糸群に対して、ヨコ糸群を順次供給することにより、複数のヨコ糸群がタテ方向に順次隣接して配置されつつ、タテ糸群と交差した状態で順次固着されていく。この場合、ヨコ糸群は、上述の場合と同様に、タテ方向の両端部それぞれに両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下の組のみが1組当たり1本のヨコ糸で構成され、その他の部分は、1組当たり2本以上のヨコ糸で構成されている。そして、このヨコ糸群の供給に際しては、タテ方向に隣接する各ヨコ糸群の端部同士が重なり合うように供給されることから、当該端部においては、2本以上のヨコ糸が密着することはなく、しかも単一のヨコ糸群のヨコ糸配列ピッチよりも大きな間隙が形成されることもない。すなわち、従来は、隣接配置されるヨコ糸群のタテ方向の端部をぴったりと合わせようとするため、両ヨコ糸群のタテ方向の相対位置にバラツキが生じた場合には、当該端部で、ヨコ糸が2本を超えて密着したり或いは離れたりする現象が起こる。これに対して、本発明は、隣接配置されるヨコ糸群のタテ方向の端部同士を重ねるため、両ヨコ糸群のタテ方向の相対位置にバラツキが生じたとしても、当該端部で、ヨコ糸が2本を超えて密着したり或いは離れることがない。
【0022】
このような方法により製造されたメッシュ状織物をモルタルやコンクリート中に埋設した場合にも、上述の場合と同様に、充分な補強効果を維持しつつ、クラック発生や拡大の抑止効果を得ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、この実施形態に係るメッシュ状織物の構成要素であるヨコ糸群を示す要部拡大正面図、図2及び図3はそれぞれ、この実施形態に係るメッシュ状織物の各形態を示す要部拡大正面図である。なお、以下の説明において、従来の技術の欄などで既に述べたものと共通の構成要件については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。また、既に参酌した図4をも参照して説明を加えることとする。
【0024】
図1に示すように、この実施形態に係るメッシュ状織物5のヨコ糸群2は、2本を1組とする複数組A1〜An3のヨコ糸4が所定のピッチで並列状に配列されると共に、タテ方向の両端部にそれぞれ存する2組、つまりタテ方向の一端部に存する2組a1,a2と他端部に存する2組an1,an2とについては、1組当たり1本のヨコ糸4が前記所定のピッチで配列されている。ここで、上記の「タテ方向の両端部にそれぞれ存する2組」とは、「タテ方向の両端部にそれぞれ両端を始端として並ぶ2組」を意味する。また、以下の説明では、便宜上、「タテ方向の端部」を、単に「端部」という。
【0025】
この場合、ヨコ糸4の全組の配列ピッチ(目間隔)は、この実施形態では5mmに設定されているが、例えば3〜20mmの範囲内であればよく、好ましくは、3〜10mmの範囲内に設定される。また、このヨコ糸群2のタテ方向寸法Sは、この実施形態では1000mmに設定されている。そして、このヨコ糸群2は、メッシュ状織物5の製造時には、塗布された熱硬化性樹脂によってタテ方向につながれ、1枚のウェブとして取り扱われるようになっている。なお、タテ糸群1は、この実施形態では、複数の全ての組B1〜Bnが1組当たり2本のタテ糸3で構成され、各組の配列ピッチは前記ヨコ糸群2の場合と略同一に設定されている(図2及び図3参照)。
【0026】
ここで、図4を参照して、メッシュ状織物5の製造方法を説明すると、一対のタテ糸群1は、タテ方向に長尺であって、例えば分速40000mmでタテ方向に連続走行している。一方、ヨコ糸群2(ヨコウェブ)は、走行する一対のタテ糸群1の相互間に、該タテ糸群1の幅に対応した長さに切断されつつ間欠的に供給される。
【0027】
そして、タテ糸群1に間欠的に供給されるヨコ糸群2は、複数が相互に隣接した状態となるようにタテ糸群1と交差状に配置されていくが、この供給に際しては、ヨコ糸群2の端部、つまり1組当たり1本とされている部分が、相互に重なり合うように、各ヨコ糸群2の供給が順々に行われる。この供給後においては、ヨコ糸群2が一対のタテ糸群1に挟まれた状態で順次熱処理を受けることにより、タテ糸群1とヨコ糸群2との各交差部が熱硬化性樹脂によって固着(接着)された状態となり、更にこれが固化することによりメッシュ状織物5が得られる。
【0028】
このようにして得られたメッシュ状織物5は、例えば図2に示すように、先行のヨコ糸群2の端部に存する2組a1,a2中の1組a1のヨコ糸4と、後続のヨコ糸群2の端部に存する2組an1,an2中の1組an2のヨコ糸4とが密着した場合であっても、ヨコ糸各組の相互間には、前記所定ピッチに対応する各間隙が形成される。
【0029】
また、例えば図3に示すように、先行のヨコ糸群2の端部に存する2組a1,a2のヨコ糸4と、後続のヨコ糸群2の端部に存する2組an1,an2のヨコ糸4とが密着しない状態となった場合には、重なり部分におけるヨコ糸各組の相互間に、前記所定ピッチよりも小さい間隙が複数箇所(図例では3箇所)に形成される。この場合、間隙が前記所定ピッチよりも小さくなっている部分は、ヨコ糸4が1本ずつ並んでいるのみであって、単位面積当たりのヨコ糸4の占有率が増加している訳ではなく、間隙が適度に分散された状態となっているため、モルタル等の浸透を阻害する要因にはならない。
【0030】
従って、メッシュ状織物5が、図2に示す状態、又は図3に示す状態、若しくはこれらの中間に対応する状態の何れであっても、2つのヨコ糸群2,2の重なり部分には、好適な状態で間隙が形成されることになる。これを勘案すれば、タテ糸群1に対するヨコ糸群2の供給時において、先行のヨコ糸群2に対して後続のヨコ糸群2が2ピッチ分程度の供給位置誤差(バラツキ)を伴っていても、双方のヨコ糸群2の重なり部分には常に適度な間隙が形成され、不当なヨコ糸4の密着部分や不当なヨコ糸4の不存在部分が生じ得なくなる。
【0031】
このような特質を備えたメッシュ状織物5は、構築物の壁用等のモルタルやコンクリート、その他のセメント製品、或いはFRP製品等に埋設される。
【0032】
なお、この実施形態に係るメッシュ状織物5は、上述のような製造方法を採用している関係上、複数組B1〜Bnのタテ糸3が各組毎にヨコ糸群2の表側と裏側とに交互に配列された状態となっている。
【0033】
また、この実施形態では、タテ糸群1及びヨコ糸群2の各組の配列が等間隔である場合を例示したが、この配列は完全な等間隔である必要がなく、多少の配列誤差があったとしても、略等間隔で規則的に配列されていればよい。例えば、タテ糸群1について考察すれば、上述のように一対のタテ糸群1,1をヨコ糸群2の表側と裏側とに配列させる過程において、両タテ糸群1,1の相互間に相対的なズレが生じていると、タテ糸各組の相互間における各間隙は、相対的に大きな間隙と小さな間隙とが交互に存在することになるが、このような状態であっても、本発明を適用する上で何ら支障が生じるものではない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るメッシュ状織物によれば、複数本のヨコ糸を1組とするヨコ糸群について、タテ方向の両端部にそれぞれ両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下の組のヨコ糸を1組当たり1本で構成し、且つ、タテ糸群に対して、隣接する各ヨコ糸群の端部同士を重ね合わせて固着しているから、その重ね合せ部で仮にヨコ糸がタテ方向に密着していても、或いは密着していなくても、その重ね合せ部に、従来のような不当なヨコ糸の密着部分及び不当なヨコ糸の不存在部分が形成されることはない。
【0035】
従って、このメッシュ状織物をモルタルやコンクリート等に埋設した場合には、モルタル等の浸透状態が改善されて剥離が生じ難くなると共に、強度不足等の不具合が効率良く回避され、この結果、モルタルやコンクリート等に対する充分な補強効果を維持しつつ、クラック発生や拡大の抑止効果を得ることができる。
【0036】
そして、タテ糸及びヨコ糸を、ZrO2を14質量%以上含有する耐アルカリ性ガラス繊維で作製することにより、セメント中のアルカリ性物質による侵食が抑制されて、繊維の引張強度が高強度に維持されると共に、モルタルやコンクリート等におけるクラック発生の抑止効果が長期に亘って維持される。
【0037】
また、本発明に係るメッシュ状織物の製造方法によれば、走行するタテ糸群に対して、上記と同様の構成とされたヨコ糸群を、隣接する端部同士が重なり合うように順次供給して固着するものであるから、その重なり部分で2本以上のヨコ糸が密着すること、及び正規のヨコ糸配列ピッチよりも大きな間隙が形成されることを回避でき、この製造方法によるメッシュ状織物を使用することにより、モルタルやコンクリート等に対する充分な補強効果を維持しつつ、クラック発生や拡大の抑止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るメッシュ状織物の構成要素であるヨコ糸群を示す要部拡大正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るメッシュ状織物の一形態を示す要部拡大正面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るメッシュ状織物の他の形態を示す要部拡大正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るメッシュ状織物の製造状況を概略的に示す斜視図である。
【図5】従来のメッシュ状織物を示す要部拡大正面図である。
【図6】従来のメッシュ状織物を示す要部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 タテ糸群
2 ヨコ糸群
3 タテ糸
4 ヨコ糸
5 メッシュ状織物[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a mesh-like woven fabric and a method for producing the same, and relates to, for example, a technique for improving a mesh-like woven fabric embedded in mortar, concrete, other cement products, FRP products, or the like for building walls.
[0002]
[Prior art]
In general, mortar and concrete used for building outer walls have a high probability of cracking due to drying shrinkage, and if this type of crack is left for a long period of time, from the surface of the mortar or concrete to the back surface. Cracks gradually expand, leading to water intrusion and water leakage from one side of the crack, which becomes an impediment to durability. Therefore, conventionally, it has been practically used to embed a mesh-like woven fabric made of glass fiber in mortar or concrete to prevent the expansion of cracks while ensuring the reinforcing effect of the outer wall and the like.
[0003]
As a kind of this mesh-like woven fabric, a warp yarn group in which a plurality of long warp yarns are arranged in parallel at a predetermined pitch, and a horizontal yarn in which a plurality of warp yarns shorter than the warp yarns are arranged at a predetermined pitch. A woven fabric that crosses a yarn group and is fixed by a thermosetting resin or the like is known. In this case, if the width of the weft group ( width in the warp direction) is increased to correspond to the length of the warp group, the weaving machine will be unduly enlarged and complicated. It needs to be narrowed. Therefore, in this type of mesh woven fabric, a plurality of weft yarn groups are usually arranged adjacent to each other in the width direction (vertical direction) with respect to a single or a pair of warp yarn groups.
[0004]
Referring to FIG. 4, the method for producing the mesh fabric is schematically described. As shown in FIG. 4, an arrow Y direction perpendicular to the traveling direction is provided between the pair of
[0005]
As for this type of mesh-like woven fabric, it is preferable as a characteristic of a reinforcing material for mortar or concrete that it is possible to secure a high strength characteristic while reducing the thickness, so that two or three are required to meet such a demand. A plurality of such yarns are closely adhered in the width direction and used as one set of warp yarn or one set of weft yarn.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the aspect in which wefts are used with two or three as one set, a plurality of
[0007]
That is, in the process of supplying the
[0008]
Specifically, as shown in FIG. 5, for example, when two
[0009]
When such a situation occurs, even if this mesh fabric is embedded in mortar or concrete, mortar or the like does not permeate into the
[0010]
On the contrary, when the end of the preceding
[0011]
In addition, the above problems may occur not only in the outer wall of the above-described building but also in other cement products and FRP products in which this type of mesh fabric is embedded.
[0012]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and even if variations occur in the width direction relative positions (vertical direction relative positions) of the weft yarn groups arranged adjacent to each other in a state of intersecting the warp yarn groups, Provided is a mesh-like woven fabric capable of avoiding unreasonable adhesion and unreasonable absence of yarns, and capable of reliably obtaining a reinforcing effect on mortar, concrete, and the like, and an effect of suppressing the occurrence of cracks, and a method for producing the same. This is a technical issue.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above technical problem, the present invention provides a group of warp yarns in which a plurality of warp yarns including one or two or more yarns are regularly arranged, and two or more yarns as one set. a plurality of sets of a weft group having a portion to be regularly arranged a weft, mesh-like fabric disposed adjacent a plurality of weft groups in the longitudinal direction formed by fixed by crossing the warp yarn group of there are the well as configure and 5 pairs following weft yarn in one or more pairs arranged at both ends at both ends in the longitudinal direction of the weft yarn groups as starting with a single pair per weft yarn of the other portions of 1 It is composed of two or more pieces per group, and the ends in the warp direction adjacent to each of the weft yarn groups are overlapped so as to include a state in which the weft yarns composed of one piece per group do not adhere to each other. It is characterized by that.
[0014]
Here, the number of one set of the warp yarns needs to be different according to the thickness or arrangement pitch of a single warp yarn, but is preferably about 1 to 5, more preferably 2 or 3 A book. The number of sets of the weft yarns also needs to be different depending on the thickness and arrangement pitch of a single weft yarn, but is preferably about 2 to 5, more preferably 2 or 3 It is said.
[0015]
According to such a configuration, the weft yarn group is composed of one or more pairs arranged at both ends in the warp direction starting from both ends, and only five or less pairs are composed of one weft yarn per group, part, since it is composed of two or more weft per couple, when the combined I heavy end portions of the longitudinal direction of the weft yarn groups adjacent when the weft yarn is not in close contact with each other The weft yarns are arranged one by one at a pitch equal to or less than the weft arrangement pitch in a single weft group, and a moderately large gap is formed between the weft yarns .
[0016]
When a mesh-like woven fabric having the above-described structure is embedded in mortar or concrete used for the outer wall of a building, etc., the unjustly adhering part and the improperly nonexistent part of the weft yarn as in the past By not producing | generating, the osmosis | permeation state, such as a mortar, is optimized, generation | occurrence | production of peeling is avoided and problems, such as insufficient strength, are also eliminated efficiently. As a result, it is possible to obtain the effect of suppressing the occurrence of cracks or the expansion thereof while maintaining a sufficient reinforcing effect on mortar, concrete and the like.
[0017]
In this case, the warp yarn and the weft yarn are preferably made of an alkali-resistant glass fiber containing 14% by mass or more of ZrO 2 . Since this alkali-resistant glass fiber is less likely to be eroded by the alkaline substance in the cement, it is possible to prevent a decrease in the tensile strength of the fiber due to the alkaline substance, and to maintain the cracking prevention effect of mortar and concrete over a long period of time. Become.
[0018]
The specific composition of the alkali-resistant glass fiber is, by mass, SiO 2 54 to 65%, ZrO 2 14 to 25%, Li 2 O 0 to 5%, Na 2 O 10 to 17%, K 2 O 0 to 0%. 8%, RO (however, R represents Mg, Ca, Sr, Ba, Zn) 0-10%, TiO 2 0-7%, Al 2 O 3 0-2%, preferably mass% SiO 2 57-64%, ZrO 2 18-24%, Li 2 O 0.5-3%, Na 2 O 11-15%, K 2 O 1-5%, RO 0.2-8%, TiO 2 0.5 to 5%, a Al 2 O 3 0~1%.
[0019]
As the warp yarn and the weft yarn, it is preferable to use a glass fiber yarn, but a strand made of glass fiber, roving, DWR or the like may be used.
[0020]
Further, in the present invention, a warp yarn group formed by regularly arranging a plurality of warp yarns, each of which is one or two or more sets , travels in the warp direction , and two or more warp yarn groups are moved with respect to the warp yarn group. the weft group having a plurality of sets of weft formed by regularly arranged a site to set a plurality is sequentially supplied so as to be disposed adjacent to the longitudinal direction, and said warp yarn group and each weft yarn group A method for producing mesh fabrics that are sequentially fixed, wherein each weft group is composed of one or more sets and five or less sets of weft yarns arranged at both ends in the warp direction. Is characterized in that it is sequentially supplied to the warp yarn group so that the adjacent ends in the warp direction overlap each other .
[0021]
According to such a method, by sequentially supplying the weft yarn group to the warp yarn group traveling continuously in the warp direction , a plurality of weft yarn groups are sequentially arranged adjacent to each other in the warp direction. It is fixed in sequence while crossing the yarn group. In this case, as in the case described above, the weft yarn group is composed of one or more pairs arranged at both ends in the vertical direction starting from both ends, and only 5 pairs or less are composed of one weft yarn per set, The other part is composed of two or more wefts per group. Then, when the weft yarn group supply, since the ends of each weft yarn group adjacent to the longitudinal direction is supplied to each other become heavy, in the end, the weft yarn of two or more are in close contact Furthermore, a gap larger than the weft arrangement pitch of a single weft group is not formed. That is, conventionally, since the end portions in the warp direction of the adjacent weft yarn groups are closely aligned, if there is a variation in the relative position in the warp direction between the two weft yarn groups, the end portions are A phenomenon occurs in which the yarns are closely attached to or separated from two yarns. In contrast, the present invention is to sleep heavy end portions of the longitudinal direction of the weft yarn groups is disposed adjacent, even variation occurs in the longitudinal direction of the relative positions of the two weft groups, in the end, horizontal There are no more than two yarns that stick together or leave .
[0022]
Even when the mesh-like woven fabric produced by such a method is embedded in mortar or concrete, it is possible to obtain cracking and expansion inhibiting effects while maintaining a sufficient reinforcing effect, as in the case described above. It becomes possible.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a main part enlarged front view showing a weft group that is a constituent element of a mesh-like woven fabric according to this embodiment, and FIGS. 2 and 3 are main parts showing respective forms of the mesh-like woven fabric according to this embodiment. It is an enlarged front view. In the following description, the same constituent elements as those already described in the section of the prior art are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted. The description will be added with reference to FIG.
[0024]
As shown in FIG. 1, in the
[0025]
In this case, the arrangement pitch (interval spacing) of the entire set of
[0026]
Here, with reference to FIG. 4, the manufacturing method of the
[0027]
The
[0028]
The mesh-like
[0029]
For example, as shown in FIG. 3, preceding the two sets a 1 resides on an end portion of the
[0030]
Therefore, the
[0031]
The mesh-like
[0032]
In addition, the mesh-like
[0033]
Further, in this embodiment, the case where the arrangement of each set of the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the mesh-shaped woven fabric according to the present invention, with respect to the weft yarn group including a plurality of weft yarns as one set, at least one set and not more than five sets arranged at both ends in the vertical direction with both ends as starting ends. constitute a set of weft at one pair per and for warp yarn group, because they stick to fit it heavy end portions of the weft groups adjacent, if the weft yarn at the overlap portion Even if they are in close contact in the vertical direction or not in close contact, the overlapping portion of the unjustified weft yarn and the non-existent portion of the unjustified weft yarn as in the past are formed in the overlapping portion. Absent.
[0035]
Therefore, when this mesh-like woven fabric is embedded in mortar, concrete, etc., the penetration state of mortar and the like is improved, and peeling is less likely to occur, and problems such as insufficient strength are efficiently avoided. While maintaining a sufficient reinforcing effect on concrete or the like, it is possible to obtain an effect of suppressing crack generation and expansion.
[0036]
And by producing the warp yarn and the weft yarn with an alkali-resistant glass fiber containing 14% by mass or more of ZrO 2 , erosion by an alkaline substance in the cement is suppressed, and the tensile strength of the fiber is maintained at a high strength. In addition, the effect of preventing cracks in mortar, concrete, etc. is maintained over a long period of time.
[0037]
Further, according to the manufacturing method of the mesh-like fabric according to the present invention, with respect to the warp yarn group running, the weft group of the same construction as described above, sequentially supplies so that adjacent ends are mutually becomes heavy Therefore, it is possible to avoid that two or more weft yarns closely contact each other at the overlapping portion and that a gap larger than the regular weft arrangement pitch is formed. By using this, it is possible to obtain the effect of suppressing crack generation and expansion while maintaining a sufficient reinforcing effect on mortar, concrete, and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged front view of a main part showing a weft group which is a constituent element of a mesh fabric according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged front view of a main part showing one embodiment of a mesh-like woven fabric according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged front view of a main part showing another form of a mesh-like woven fabric according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view schematically showing the production status of a mesh fabric according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an enlarged front view of a main part showing a conventional mesh fabric.
FIG. 6 is an enlarged front view of a main part showing a conventional mesh fabric.
[Explanation of symbols]
1
Claims (3)
前記各ヨコ糸群のタテ方向の両端部にそれぞれ両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下のヨコ糸を1組当たり1本で構成すると共に、その他の部分のヨコ糸を1組当り2本以上で構成し、且つ、前記各ヨコ糸群の隣接するタテ方向の端部同士を、前記1組当たり1本で構成されたヨコ糸同士が密着しない状態を含むように、重ね合わせたことを特徴とするメッシュ状織物。One or the warp yarn group comprising regularly arranged a plurality of sets of vertical yarns for two or more as one set, site of two or more formed by regularly arranged a plurality of sets of weft to be set and a weft group having a, a plurality of weft groups have meshes fabric made by fixing by crossing the warp yarn group disposed adjacent to the longitudinal direction,
Said and five sets following weft yarn in one or more pairs arranged at both ends at both ends in the longitudinal direction of the weft yarn groups as starting with constituting a single pair per weft yarn of the other parts a set per 2 It is composed of more than one, and the ends in the warp direction adjacent to each of the weft yarn groups are overlapped so as to include a state in which the weft yarn composed of one piece per set does not adhere to each other. Characteristic mesh fabric.
タテ方向の両端部それぞれに両端を始端として並ぶ1組以上で且つ5組以下のヨコ糸を1組当たり1本で構成してなる各ヨコ糸群を、隣接するタテ方向の端部同士が重なり合うように、前記タテ糸群に対して順次供給することを特徴とするメッシュ状織物の製造方法。A plurality of warp yarn groups, each of which is a set of one or two or more sets of warp yarns, are arranged in a warp direction , and two or more sets of warp yarn groups are one set. A mesh-like woven fabric in which a plurality of weft yarn groups each having a portion formed by regularly arranging a set of weft yarns are sequentially supplied so that a plurality of the weft yarn groups are adjacently arranged in the warp direction, and the warp yarn groups and each weft yarn group are sequentially fixed. A manufacturing method of
Each weft group composed of one or more sets of weft yarns arranged at both ends in the warp direction at one end and one pair per warp group so that adjacent end portions in the warp direction overlap each other. In addition, the method for producing a mesh-like woven fabric is characterized by sequentially supplying to the warp yarn group.
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