JP4700388B2 - 原本保証方法および原本保証システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態に係る原本保証システムの構成を示す図である。図1を参照して、原本保証システム1のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る処理部の構成を示す図である。図2を参照して、処理部21および処理部31のプログラム構成について説明する。図2(a)に示すように、署名生成クライアント2の処理部21のプログラムは、クライアント用アプリケーションプログラム部(以下、クライアントAP部という)211、署名生成処理部212、署名検証処理部213および暗号化処理部214を含んで構成される。クライアントAP部211は、文書データの入力、その文書に対する署名データの生成、その署名データの検証などの一連の業務処理を行うアプリケーションプログラムである。署名生成処理部212は、クライアントAP部211からコールされて起動され、クライアントAP部211から入力した文書データなどから署名データを生成し、その署名データを出力するプログラムである。署名検証処理部213は、クライアントAP部211からコールされて起動され、クライアントAP部211から入力した文書データや署名値などについて単体検証を行い、その単体検証の結果を出力するプログラムである。
図3は、本発明の実施の形態に係る署名生成クライアントが生成するデータの構成を示す図である。ここで説明するデータは、署名情報5、署名データ6およびチェーン情報7であり、それぞれが記憶部23に記憶される。署名情報5は、署名生成クライアント2の入力部22が文書データを入力したときに、処理部21がその文書データに対応して生成するものである。図3(a)に示すように、署名情報5は、署名ID51および署名データ6を含んで構成される。署名ID51は、署名情報5および署名データ6に固有の番号であり、さらに詳述すると、署名生成クライアント2に固有の番号および署名ごとにインクリメントされて付与される番号からなる。これは、署名ID51が署名生成クライアント2において固有であるとともに、署名情報5を受信する履歴管理サーバ3においても固有である必要があるためである。署名データ6は、入力された文書データの原本性を将来に亘って保証するために、処理部21が生成するものである。以上によると、署名情報5は、署名ID51と署名データ6との対応関係を示すものであり、署名ID51によって対応する署名データ6を特定することができる。
続いて、図5ないし図8を参照して、本発明の実施の形態に係る原本保証システムの処理について説明する。原本保証システム1では、署名生成クライアント2において、文書データを入力、記憶した場合に、その文書データに対して署名データを生成し、登録する。そして、署名データ単体の有効期限が経過する前に、署名データの履歴を署名生成クライアント2から履歴管理サーバ3に送信する。履歴管理サーバ3において、受信した署名データの履歴から信頼ポイント情報を生成し、公開する。この場合、署名データの履歴(署名チェーン)が虫食いや矛盾により途切れていても、エラーになっていない署名データの原本性を保証することができるように信頼ポイント情報を生成する。その後、外部から履歴管理サーバ3に署名データの検証依頼が行われ、履歴管理サーバ3は、その署名データの原本性を検証し、その検証結果を外部に送信する。
2 署名生成クライアント
23 記憶部(第1の記憶部)
3 履歴管理サーバ
31 処理部
32 記憶部(第2の記憶部)
4 ネットワーク
5 署名情報(署名チェーン情報)
51 署名ID
6 署名データ
612 文書データのハッシュ値(第1の情報)
616 前署名データのハッシュ値(第2の情報)
64 署名値
7 チェーン情報(署名チェーン情報)
8 内部信頼ポイント情報(信頼ポイント情報)
83 公開署名ID(公開署名データに固有の署名ID)
84 オブジェクトID
9 公開信頼ポイント情報(信頼ポイント情報)
91 公開ハッシュ値(ハッシュ値)
92 文書データ
Claims (4)
- 文書データに対する電子署名を行う際に、その文書データをもとに算出したハッシュ値である第1の情報および前回の電子署名の結果である署名データをもとに算出したハッシュ値である第2の情報を含む情報から電子署名の署名値を算出し、前記第1の情報、前記第2の情報、前記署名値およびその署名値に関する証明書を含む情報を、新たな電子署名の結果である署名データとして第1の記憶部に追加記憶し、それによって前記署名データ間の論理的な連鎖関係を示す署名チェーン情報を生成する1以上の署名生成クライアントと、
前記署名生成クライアントが生成した署名チェーン情報を入力し、その署名チェーン情報を第2の記憶部に記憶し、その記憶した署名チェーン情報が示す論理的な連鎖関係を有してつながる複数の署名データのなかから、改ざんされていないことを保証すべき署名データを公開署名データとして取得し、その取得した公開署名データからハッシュ値を算出し、前記公開署名データに固有の署名ID、および、前記ハッシュ値を算出したアルゴリズムに固有のオブジェクトIDを前記第2の記憶部に記憶し、前記公開署名データに固有の署名ID、前記オブジェクトIDおよび前記ハッシュ値を、当該署名IDに対応する公開署名データが改ざんされていないことを保証する信頼ポイント情報として外部に公開する履歴管理サーバと、
を含んで構成される原本保証システムにおいて、所定の署名データの原本性を保証する原本保証方法であって、
前記履歴管理サーバの処理部は、
前記署名チェーン情報から公開署名データを取得する場合に、
最新の署名データから前回公開した公開署名データまでに対して、前後する2個の署名データのうち、新しい署名データに含まれる前記第2の情報と、古い署名データから新たに求めた第2の情報とを比較することによって、前後する署名データ間の整合性を順次検証するステップと、
前記比較の結果、新しい署名データに含まれる前記第2の情報と古い署名データから新たに求めた第2の情報とが一致して整合性が継続すると判定されたときに、前記複数の署名データのなかから、前記最新の署名データを公開署名データと特定して取得するステップと、
前記比較の結果、新しい署名データに含まれる前記第2の情報と古い署名データから新たに求めた第2の情報とが一致せず整合性が途切れたと判定されたときに、前記複数の署名データのなかから、その整合性が連続する2以上の署名データのうちの最新の署名データ、および、前後が途切れた1の署名データを公開署名データと特定して取得するステップと、
を含んで実行することを特徴とする原本保証方法。 - 前記履歴管理サーバの処理部は、
所定の署名データの原本性を検証する場合に、
前記所定の署名データと論理的な連鎖関係を有してつながることにより同じ署名チェーン情報に属し、前記所定の署名データの作成時より後に追加した前記信頼ポイント情報のうち、最も古い信頼ポイント情報を特定し、当該信頼ポイント情報の署名IDに対応する公開署名データから前記所定の署名データまでに対して、前後する署名データ間の整合性を順次検証するステップと、
前記整合性が継続したときに、検証結果を正常とするステップと、
前記整合性が途切れたときに、検証結果をエラーとするステップと、
をさらに含んで実行することを特徴とする請求項1に記載の原本保証方法。 - 文書データに対する電子署名を行う際に、その文書データをもとに算出したハッシュ値である第1の情報および前回の電子署名の結果である署名データをもとに算出したハッシュ値である第2の情報を含む情報から電子署名の署名値を算出し、前記第1の情報、前記第2の情報、前記署名値およびその署名値に関する証明書を含む情報を、新たな電子署名の結果である署名データとして第1の記憶部に追加記憶し、それによって前記署名データ間の論理的な連鎖関係を示す署名チェーン情報を生成する1以上の署名生成クライアントと、
前記署名生成クライアントが生成した署名チェーン情報を入力し、その署名チェーン情報を第2の記憶部に記憶し、その記憶した署名チェーン情報が示す論理的な連鎖関係を有してつながる複数の署名データのなかから、改ざんされていないことを保証すべき署名データを公開署名データとして取得し、その取得した公開署名データからハッシュ値を算出し、前記公開署名データに固有の署名ID、および、前記ハッシュ値を算出したアルゴリズムに固有のオブジェクトIDを前記第2の記憶部に記憶し、前記公開署名データに固有の署名ID、前記オブジェクトIDおよび前記ハッシュ値を、当該署名IDに対応する公開署名データが改ざんされていないことを保証する信頼ポイント情報として外部に公開する履歴管理サーバと、
を含んで構成される原本保証システムであって、
前記履歴管理サーバの処理部は、
前記署名チェーン情報から公開署名データを取得する場合に、
最新の署名データから前回公開した公開署名データまでに対して、前後する2個の署名データのうち、新しい署名データに含まれる前記第2の情報と、古い署名データから新たに求めた第2の情報とを比較することによって、前後する署名データ間の整合性を順次検証し、
前記比較の結果、新しい署名データに含まれる前記第2の情報と古い署名データから新たに求めた第2の情報とが一致して整合性が継続すると判定されたときに、前記複数の署名データのなかから、前記最新の署名データを公開署名データと特定して取得し、
前記比較の結果、新しい署名データに含まれる前記第2の情報と古い署名データから新たに求めた第2の情報とが一致せず整合性が途切れたと判定されたときに、前記複数の署名データのなかから、その整合性が連続する2以上の署名データのうちの最新の署名データ、および、前後が途切れた1の署名データを公開署名データと特定して取得する
ことを特徴とする原本保証システム。 - 前記履歴管理サーバの処理部は、
所定の署名データの原本性を検証する場合に、
前記所定の署名データと論理的な連鎖関係を有してつながることにより同じ署名チェーン情報に属し、前記所定の署名データの作成時より後に追加した前記信頼ポイント情報のうち、最も古い信頼ポイント情報を特定し、当該信頼ポイント情報の署名IDに対応する公開署名データから前記所定の署名データまでに対して、前後する署名データ間の整合性を順次検証し、
前記整合性が継続したときに、検証結果を正常とし、
前記整合性が途切れたときに、検証結果をエラーとする
ことを特徴とする請求項3に記載の原本保証システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005098515A JP4700388B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 原本保証方法および原本保証システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005098515A JP4700388B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 原本保証方法および原本保証システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006279761A JP2006279761A (ja) | 2006-10-12 |
JP4700388B2 true JP4700388B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=37213990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005098515A Active JP4700388B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 原本保証方法および原本保証システム |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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JP2002175009A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Hitachi Ltd | ディジタル署名生成方法およびディジタル署名検証方法 |
JP2004040344A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Hitachi Ltd | 原本保証方法および原本保証システム |
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2005
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