JP4700233B2

JP4700233B2 - Sharitama tray

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Publication number: JP4700233B2
Application number: JP2001228966A
Authority: JP
Inventors: 正敏磯田; 康吉磯田
Original assignee: 正敏磯田
Priority date: 2000-08-04
Filing date: 2001-07-30
Publication date: 2011-06-15
Anticipated expiration: 2021-07-30
Also published as: JP2002114286A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、しゃり玉トレイに関し、特に、重ね合わされた周縁部間に空隙が生じることを低減して、収納されたしゃり玉等の食材が乾燥することを抑制することができるしゃり玉トレイに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
にぎり寿司は、職人が手作業で製造し、これを店舗に来た顧客に提供するのが一般的である。しかし、最近では、しゃり玉のみを予め自動製造装置等により製造しておき、これをスーパーや回転寿司等の店舗に輸送し、この店舗内でしゃり玉に各種の具材を載せて商品として提供することも盛んに行われている。
【０００３】
ところで、かかるしゃり玉の輸送には、いわゆるしゃり玉トレイが使用されている。このしゃり玉トレイは、一般に、軟質の発泡スチロールからなり、そのしゃり玉トレイの一側には、しゃり玉よりやや大きく形成された複数の食品ポケットが縦横升目状に整列して設けられている。
【０００４】
しゃり玉を輸送する場合には、一方のしゃり玉トレイの各食品ポケット内へしゃり玉を収納し、他方のしゃり玉トレイを向かい合わせに重ね合わせ、しゃり玉を被包する。そして、一対のしゃり玉トレイが分離しないように、輪ゴムやステープル（ホッチキス）等を使用してしゃり玉トレイ同士を結合する。かかるしゃり玉トレイによれば、しゃり玉は各食品ポケット内に１個ずつ独立した状態で収納されているので、しゃり玉同士がひっついたり、形崩れすることなく輸送することができるのである。また、例えば、シューマイ等の様々な食材も食品ポケット内に収納し輸送することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このしゃり玉トレイは、輪ゴムやステープル等を使用してしゃり玉トレイ同士を結合する作業に手間がかかるばかりか、しゃり玉を取り出すためには、輪ゴムやステープル等を取り外す必要があり、開封作業にも手間がかかり、非効率的であった。そのため、作業時間が増大し、その分、作業コストが増大するという問題点があった。
【０００６】
また、このしゃり玉トレイは、しゃり玉トレイ同士を向かい合わせに重ね合わせるだけであるため、周縁部が互いに密着せず、かかる周縁部の対向面間に空隙が生じてしまう。そのため、しゃり玉トレイ内に収納されたしゃり玉等の食材を外気から遮断することができないという問題点があった。即ち、周縁部の空隙からしゃり玉トレイ内に外気が流通することによって、収納したしゃり玉等の食材から水分が奪われ、その結果、食材の商品価値が低下してしまうのである。
【０００７】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、重ね合わされた周縁部間に空隙が生じることを低減して、収納されたしゃり玉等の食材が乾燥することを抑制することができるしゃり玉トレイを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】
この目的を達成するために、請求項１記載のしゃり玉トレイは、板状の部材からなり、その一側に多数に区画されて膨出された食品ポケットを有する主体および蓋体を備え、その蓋体を前記主体に覆設して前記食品ポケットに収納されたしゃり玉等の食品を被包するものであり、前記主体または蓋体の一方には、その一側における周縁部に沿いつつ全周にわたって連続した状態に突設される突条が設けられると共に、前記蓋体または主体の他方には、その一側における周縁部に沿いつつ全周にわたって連続すると共に前記突条と対応する位置に凹設される係合凹溝が設けられ、前記突条には、その側壁に位置決め用の複数の凹凸部が形成されると共に、前記係合凹溝には、前記突条に形成された凹凸部が係合される複数の凹凸部が側壁に形成され、前記主体および蓋体は、縦横格子状に形成され前記食品ポケットを縦横に整列させた升目状に区画するフランジ部を備え、前記突条の凹凸部は、前記食品ポケット側の側壁において前記食品ポケット間のすべてのフランジ部に対応する位置にそれぞれ突設されると共に、前記係合凹溝の凹凸部は、前記食品ポケット側の側壁において前記食品ポケット間のすべてのフランジ部に対応する位置にそれぞれ凹設され、前記主体に蓋体が覆設された場合には、その蓋体の係合凹溝または突条が、前記主体の突条または係合凹溝へ凹凸係合して、しゃり玉等の食品を被包するものである。
【００１５】
この請求項１記載のしゃり玉トレイによれば、しゃり玉等の食材は、主体の一側に設けられた各食品ポケット内に収納され、その主体に蓋体が覆設されると、これら主体と蓋体とによってしゃり玉等の食材が被包される。この場合、主体に設けられた突条または係合凹溝は、蓋体に設けられた係合凹溝または突条へ凹凸係合する。その結果、主体と蓋体とは、その周縁部同士が突条と係合凹溝との凹凸係合により結合される。
【００１６】
【００１７】
請求項２記載のしゃり玉トレイは、請求項１記載のしゃり玉トレイにおいて、前記主体および蓋体は、前記フランジ部を前記食品ポケットと同方向に膨出して形成された縦横の補強リブを備えており、前記横の補強リブは、前記主体および蓋体の一の方向に整列する前記食品ポケット列において食品ポケット間のすべてのフランジ部に形成され、前記縦の補強リブは、前記主体および蓋体の他の方向に整列する前記食品ポケット列の数個の列に一列形成されると共に、その縦の補強リブが形成される食品ポケット列において食品ポケット間のすべてのフランジ部に形成されている。
【００１８】
請求項３記載のしゃり玉トレイは、請求項２記載のしゃり玉トレイにおいて、前記食品ポケットは平面視略長方形に形成されると共に、その食品ポケットの長手方向は、前記主体および蓋体の他の方向に対応して配設されており、前記横の補強リブは、前記食品ポケットの長手方向略中央を横断する位置において食品ポケット間のすべてのフランジ部に形成されている。
【００１９】
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図１は、本発明の第１実施例におけるしゃり玉トレイ１０の斜視図であり、図２は、しゃり玉トレイ１０の正面図である。また、図３は、図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線における断面図であり、図４は、図２のＩＶ−ＩＶ線における断面図である。
【００２１】
なお、図１では、突条１５及び係合凹溝１６を明確に示して理解を容易とするために、これら突条１５及び係合凹溝１６を模式的に拡大して図示すると共にその側壁に設けられる突起１７及び窪み１８を省略して図示している。また、食品ポケット１２等の一部を省略して図示している。
【００２２】
図１から図４中、１０はこの発明に係るしゃり玉トレイである。しゃり玉トレイ１０は全体が発泡スチロールのような断熱性の発泡合成樹脂（いわゆる、ポリスチレンペーパー）の板材から作られており、四角形の板状をなす主体１１の一側に多数に区画された長方形の食品ポケット１２、１２を膨出させて構成されている。なお、発泡合成樹脂としては、ポリプロピレンを使用しても良く、又、各種合成樹脂に発泡材を混合して形成したものであっても良い。
【００２３】
隣接する食品ポケット１２、１２の間は、従来と同様に、縦横に配置されているリブ１３、１３によって連結されており、しゃり玉トレイ１０の剛性を向上させている。１４、１４は食品ポケット１２、１２に入っているしゃり玉を取り出す際、前記リブ１３、１３が邪魔にならないように設けられた指用窪みである。なお、指用窪み１４は裏面が隣接する食品ポケット１２、１２の間を連結する前記リブ１３、１３をなしている。
【００２４】
図５は、しゃり玉トレイ１０の部分拡大正面図である。前記主体１１の周縁部には、図５で示すように、外縁に沿って一側へ膨出させて設けた細長い突条１５と他側へ膨出させた係合凹溝１６とが形成され、それらは主体１１の対称位置にある２個の隅角に沿って略Ｌ形に作られている。
【００２５】
１７は前記突条１５の食品ポケット１２側の側壁に設けられた突起であり、係合凹溝１６の食品ポケット１２側の側壁に設けられた窪み１８と係合し、突条１５と係合凹溝１６の相対位置を位置決めする。その結果、向かい合わせに重ね合わされたしゃり玉トレイ１０、１０の剛性が高くなると共に、突起１７と窪み１８との係合により、その分だけ摩擦抵抗が大きくなり、重ね合わされたしゃり玉トレイ１０、１０の結合をより強固に保持することができる。
【００２６】
また、突起１７及び窪み１８は、図５に示すように、隣接する食品ポケット１２間に形成された後述するフランジ部１９に対応した位置に突設又は凹設されている。このように、スペースを有効に活用することにより、食品ポケット１２の配設スペースを確保することができ、その結果、しゃり玉等の食材の収容個数（収容量）が減少したり、しゃり玉トレイ１０が大型化することを防止することができる。
【００２７】
突条１５は少なくとも主体１１の２個の隅角１１ａを含む周縁部に形成されているから、突条１５の形状は前記したように平面視で略Ｌ形となり、主体１１の隅角の剛性、ないしは強度を著しく強化する。また、主体１１の周辺部剛性を高めるので、２枚のしゃり玉トレイ１０、１０を重ね合わせて用いるとき、重ね合わされる周縁部の形が安定に保たれ、それらの間に隙間ができ難くなる。
【００２８】
図６（ａ）は係合凹溝１６の断面図であり、図６（ｂ）はしゃり玉容器１０を同方向に重ね合わせた状態における係合凹溝１６の断面図であり、図６（ｃ）はしゃり玉容器１０を向かい合わせに重ね合わせた状態における係合凹溝１６の断面図である。前記突条１５と係合凹溝１６の断面形状は、図６（ａ）〜（ｃ）に示すように、略台形をなしており、その傾斜した側壁の角度は、裏面に形成される凹溝の幅が先端部の幅よりやや広く設定されている。
【００２９】
その台形の斜面はしゃり玉トレイ１０を重合わせ、突条１５あるいは係合凹溝１６が重ねられたとき、それらの先端部が他のしゃり玉トレイ１０の裏面に形成される突条１５、あるいは係合凹溝１６の裏面に嵌合させ得ることが要件とされる。よって、台形の斜面は許される範囲でなるべく緩いことが望ましい。
【００３０】
前記係合凹溝１６の大きさは、図６（ａ）に示すように、突条１５よりやや大きい略相似形に作られている。係合凹溝１６は同図（ｃ）で示すように、突条１５と係合凹溝１６とが重なり合ったとき凹凸係合するよう、突条１５の外面と係合凹溝１６の内面とが略同じ大きさに設置され、かつ同じ角度に作られている。
【００３１】
かくて、２枚のしゃり玉トレイ１０を向かい合わせて重ねると、図６（ｃ）に示すように、一方の突条１５が他方の係合凹溝１６にぴったりと嵌合する。即ち、突条１５と係合凹溝１６とが密着することにより、しゃり玉トレイ１０内を外気から遮断する。また、多数のしゃり玉トレイ１０を同方向へ向けて重ね合わせれば、従来と同様に食品ポケット１２、１２もかさなりあって、図６（ｂ）に示すように、主体１１、１１の間に若干の隙間を残して重なり合い、高さ方向の厚さは従来と同様に保たれる。
【００３２】
次にしゃり玉トレイ１０、１０の突条１５と係合凹溝１６の作用を説明する。まず、製造されたしゃり玉トレイ１０、１０が出荷されるときは、多数が同方向を向けて重ね合わされる。このとき前記突条１５と係合凹溝１６は、それぞれ他のしゃり玉トレイ１０の裏面に形成される凹凸と係合し全体として小型に包装することが可能となる（図６（ｂ）参照）。
【００３３】
しゃり玉トレイ１０の使用に際しては、１個のしゃり玉トレイ１０に食材を入れ、その上から他のしゃり玉トレイ１０を向かい合わせに被せる。すると２個のしゃり玉トレイ１０、１０は互いの突条１５と係合凹溝１６とが凹凸係合した状態で主体１１、１１が重なり合う（図６（ｃ）参照）。よって、しゃり玉トレイ１０、１０の食品ポケット１２、１２が外部と遮断され、そこに収容された食材の乾燥速度が遅くなる。
【００３４】
また、しゃり玉トレイ１０、１０は、突条１５と係合凹溝１６とが凹凸係合されることによって、輪ゴムやステープル（ホッチキス）等を使用することなく周縁部同士の結合を保持することができる。よって、しゃり玉トレイ１０、１０の結合作業を簡略化することができるばかりか、輪ゴムやステープル（ホッチキス）等を取り外す手間も省略することができ、しゃり玉トレイ１０、１０の開封作業をも簡略化することができる。その結果、作業時間が減少し、作業コストを低減することができるのである。
【００３５】
次に、図７を参照して第２実施例について説明する。第１実施例の突条１５及び係合凹溝１６が正面視Ｌ形に形成されていたのに対し、第２実施例の突条１５及び係合凹溝１６は、正面視コ字形に形成されている。
【００３６】
図７（ａ）はしゃり玉トレイ１０の斜視図であり、図７（ｂ）はしゃり玉トレイ１０の正面図である。なお、前記した第１実施例と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【００３７】
主体１１の周縁部には、図７（ａ）に示すように、一方に向かって膨出して設けられた細長い突条１５と、他方に向かって膨出して設けられた係合凹溝１６とが設けられている。これら突条１５と係合凹溝１６とは、第１実施例と同様に、断面視台形の凸及び凹状に形成され、互いに凹凸係合可能に構成されている。
【００３８】
突条１５及び係合凹溝１６は、図７（ｂ）に示すように、それぞれ正面視コ字形に形成されると共に、主体１１の長手方向に沿ってその主体１１の略中央を通過する仮想線Ａに対して略線対称の位置に配設されている。よって、主体１１を他の主体１１へ向かい合わせに覆設することにより、突条１５（係合凹溝１６）を係合凹溝１６（突条１５）へ凹凸係合させることができる。従って、係る凹凸係合により、主体１１間に収容されたしゃり玉等の食材を外気から遮断し、食材の乾燥を防止することができるのである。
【００３９】
また、突条１５及び係合凹溝１６は、主体１１の周縁部において、４つの隅角１１ａを含みつつ断面視略台形状に膨出して形成されているため、主体１１の周縁部の剛性を強化（補強）する機能をも有している。よって、主体１１は、周縁部の形状をしならせることなく平面状に安定して保つことができので、他の主体１１が向かい合わせに覆設された場合に、その周縁部の対向面間に隙間が生じることを防止することができるのである。
【００４０】
次に、図８及び図９を参照して第３実施例について説明する。第１実施例では、主体１１の周縁部に突条１５と係合凹溝１６とが少なくとも１つずつ配設され、その主体１１に他の主体１１を向かい合わせに重ね合わすことによりしゃり玉等の食材を被包するように構成された。これに対し、第３実施例では、突条２５又は係合凹溝２６の一方が周縁部全周にわたって連続した状態で配設された主体１１と、係合凹溝２６又は突条２５の他方が周縁部全周にわたって連続した状態で配設された蓋体２１とを備え、その蓋体２１を主体１１へ向かい合わせに重ね合わすことによりしゃり玉等の食材を被包するよう構成されている。
【００４１】
図８は主体１１の斜視図であり、図９は蓋体２１の斜視図である。なお、前記した第１実施例と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【００４２】
主体１１の周縁部には、図８に示すように、突条２５が一方に向かって膨出して形成されており、蓋体２１の周縁部には、図９に示すように、係合凹溝２６が他方に向かって、即ち、主体１１の突条２５と反対方向へ向かって膨出して形成されている。これら突条２５と係合凹溝２６とは、第１実施例と同様に、断面視台形の凸及び凹状に形成され、互いに凹凸係合可能に構成されている。
【００４３】
ここで、主体１１と蓋体２１との構成の相異点は、主体１１には突条２５が設けられているのに対し、蓋体２１にはその突条２５に代えて係合凹溝２６が設けられている点であり、他の部位については互いに同様の形状に構成されている。即ち、蓋体２１は、主体１１の外形と略同寸の板状体に形成されると共に、その一側には、主体１１に設けられる食品ポケット１２と同数の食品ポケット１２が略同一の配列に整列して配設されている。
【００４４】
突条２５は、図８に示すように、主体１１の周縁部に沿いつつその周縁部全周にわたって連続した状態に膨出して形成され、係合凹溝２６は、主体１１の突条２５に対応しつつ、図９に示すように、蓋体２１の周縁部全周にわたって連続した状態に膨出して形成されている。よって、主体１１に蓋体２１が向かい合わせに覆設されると、主体１１の突条２５へ蓋体２１の係合凹溝２６が凹凸係合し、主体１１と蓋体２１の周縁部が全周にわたって間断なく結合される。よって、しゃり玉等の食材をほぼ密閉された状態で主体１１と蓋体２１との間に被包することができ、かかるしゃり玉等の食材を外気からほぼ完全に遮断することができる。従って、外気の流入により収容されたしゃり玉等の食材が乾燥したり、内部の衛生状態が損なわれたりすることを防止することができるのである。
【００４５】
突条２５及び係合凹溝２６が設けられた主体１１及び蓋体２１の周縁部は、第１実施例と同様に、剛性が強化（補強）され、その形状をしならせることなく平面状に安定して保持することができる。よって、主体１１に蓋体２１が覆設された場合に、その周縁部の対向面間に隙間が生じることを防止することができるのである。
【００４６】
ここで、主体１１又は蓋体２１は、その周縁部に剛性が強化されていない箇所、即ち、突条２５又は係合凹溝２６が設けられていない箇所がある場合、しゃり玉等の食材を輸送するに際し、その未配設箇所に変形が集中して、主体１１及び蓋体２１が大きく撓んでしまう。その結果、しゃり玉等の食材が外部に脱落したり、変形箇所が破損する恐れもある。しかし、本実施例における主体１１及び蓋体２１は、その周縁部全周にわたって間断なく突条２５及び係合凹溝２６が配設されているので、一箇所に変形が集中することを未然に防止し、安全に輸送することができるのである。
【００４７】
次に、しゃり玉トレイ１０に設けられたリブ１３について説明する。このリブ１３は、しゃり玉トレイ１０の剛性（強度）を高めるためのものであり、主体１１又は蓋体２１の食品ポケット１２間に設けられている。
【００４８】
ここで、しゃり玉トレイ１０は、一方が開放された薄肉の箱状体に形成されると共に発泡スチロール等の合成樹脂材料を原料としているため、十分な剛性（強度）を有しているとは言い難い。そのため、輸送時にしゃり玉トレイ１０がしゃり玉等の収容物の重量によって撓み、その収容物がしゃり玉トレイ１０外へ脱落するおそれがある。しかし、しゃり玉トレイ１０の肉厚を厚くしたり、特別の補強部材を設けた場合には、しゃり玉トレイ１０の剛性不足は解消するが、一方で、しゃり玉トレイ１０から食品ポケット１２の設置スペースが減少し、しゃり玉等の食材の収容数が減少するという不具合を生むことになる。そこで、本発明におけるしゃり玉トレイ１０では、食品ポケット１２間にリブ１３を設け、上記不具合を解消している。
【００４９】
なお、このリブ１３は、上記した第１実施例から第３実施例においてすべて共通の構成とされている。即ち、第１実施例から第３実施例における主体１１のみならず、第３実施例における蓋体１２においてもリブ１３の構成は共通である。そのため、リブ１３の構成については、上記第１実施例を代表例とし、図１から図４を参照して説明する。
【００５０】
平板状の主体１１の一側には、図１に示すように、正面視略長方形の食品ポケット１２が複数膨出して設けられ、その残部が、フランジ部１９として残されている。食品ポケット１２は、図２に示すように、主体１１の一側に縦横升目状に整列した状態に配設されているので、フランジ部１９は、この食品ポケット１２間に縦横格子状に形成されている。
【００５１】
なお、食品ポケット１２は、縦（図２上下）方向に５個、横（図２左右）方向に１０個の合計５０個が設けられている。これは、しゃり玉トレイ１０を使用したしゃり玉等の食材の納品時において、しゃり玉等の納品個数の把握に都合が良いからである。但し、この食品ポケット１２の配設個数（５０個）に限定は特にない。
【００５２】
リブ１３は、主体１１の縦横（図２上下左右）方向に整列する食品ポケット１２の列の各食品ポケット１２間（フランジ部１９）に複数形成されている。即ち、リブ１３は、縦（図２上下）方向に整列する食品ポケット１２の列の各食品ポケット１２間（フランジ部１９）に形成される縦リブ２０と、主体１１の横（図２左右）方向に整列する食品ポケット１２の列の各食品ポケット１２間（フランジ部１９）に形成される指用窪み１４とを備えている。
【００５３】
縦リブ２０は、図２に示すように、縦（図２上下）方向に整列する食品ポケット１２の列において、その食品ポケット１２の長手方向に沿いつつ食品ポケット１２の略中央部を横断する位置に設けられいる。この縦リブ２０は、縦（図２上下）方向に整列する食品ポケット１２の列の数個の列の一列に形成されると共に、その縦リブ２０が形成される食品ポケット１２の列においてすべての食品ポケット１２間（フランジ部１９）に形成されている。
【００５４】
なお、本実施例では、図２に示すように、縦（図２上下）方向に整列する１０個の食品ポケット１２の列において、その３列毎に１列、合計４個の食品ポケット１２の列に縦リブ２０が形成されている。
【００５５】
また、縦リブ２０は、図３に示すように、食品ポケット１２と同一の方向に向かって膨出して形成されており、かかる膨出によって、主体１１の縦方向の剛性（強度）が補強されている。なお、この縦リブ２０の膨出深さ（図３上下方向深さ）は、食品ポケット１２の膨出深さに対して、略２／３から略３／４とされている。また、縦リブ２０の幅（図３左右方向寸法）は、最も広い箇所において、食品ポケット１２の短辺寸法の略１／２とされている。
【００５６】
一方、指用窪み１４は、図２に示すように、横（図２左右）方向に整列する食品ポケット１２の列において、その食品ポケット１２の長手方向略中央部を横断する位置に設けられいる。この指用窪み１４は、横（図２左右）方向に整列するすべての食品ポケット１２の列において形成されると共に、その指用窪み１４が形成される食品ポケット１２の列においてすべての食品ポケット１２間（フランジ部１９）に形成されている。
【００５７】
また、指用窪み１４は、図３及び図４に示すように、食品ポケット１２と同一の方向に向かって膨出して形成されており、かかる膨出によって、主体１１の横方向の剛性（強度）が補強されている。なお、この縦リブ２０の膨出深さ（図３及び図４上下方向深さ）は、食品ポケット１２の膨出深さに対して、縦リブ２０と同様に、略２／３から略３／４とされている。また、縦リブ２０の幅（図４左右方向寸法）は、最も広い箇所において、食品ポケット１２の長辺寸法の略１／２とされている。
【００５８】
このように、リブ１３（指用窪み１４，縦リブ２０）を各食品ポケット１２間のフランジ部１９に形成することにより、食品ポケット１２の設置スペースを犠牲にすることなく、主体１１の縦横の剛性（強度）を向上させることができるのである。
【００５９】
更に、縦リブ１３は、主体１１の縦方向に整列する食品ポケット１２の列の３列に一列形成されているので、主体１１の斜め方向において、縦リブ２０の配列を不連続にすることができる。よって、主体１１の斜め方向の剛性を向上させることができ、その結果、輸送時におけるしゃり玉トレイ１０（主体１１）の斜め方向の撓みを抑制して、食品ポケット１２に収容されたしゃり玉等の食材がしゃり玉トレイ１０の外へ脱落することを防止することができるのである。
【００６０】
また、指用窪み１４は、食品ポケット１２の長手方向略中央を横断する位置においてすべての食品ポケット１２間のフランジ部１９に形成されているので、縦リブ２０の不連続性を維持して主体１１が斜め方向に撓むことを抑制しつつ、食品ポケット１２に収容されたしゃり玉等の食材を容易につまんで取り出すことができるのである。
【００６１】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
【００６２】
例えば、上記各実施例では、本発明のしゃり玉トレイ１０の食品ポケット１２に収容する収容物としてにぎり寿司用のしゃり玉について説明したが、本発明にかかるしゃり玉トレイ１０の用途を握り寿司に限定するものではなく、餅、団子、シューマイ、餃子などの様々な食材に本発明を適用できることは言うまでもなく、それらの使用は当然に本願発明の技術的範囲に包含される。
【００６３】
また、上記各実施例では、縦方向に整列する食品ポケット１２の列において、その３列毎に縦リブ２０が形成される列を設けた。即ち、縦リブ２０が形成される食品ポケット１２の列を等間隔に設けたが、その間隔は必ずしも等間隔である必要はない。
【００６４】
そして、第２実施例では、正面視コ字形に形成された突条１５及び係合凹溝１６が、主体１１の長手方向を指向する対称線Ａに対して線対称となるように配設されたが、かかる突条１５と係合凹溝１６とを、主体１１の長手方向と直交する方向を指向する対称線に対して線対称となるように配設しても良い。
【００６５】
【発明の効果】
【００６６】
【００６７】
請求項１記載のしゃり玉トレイによれば、２枚のしゃり玉トレイ（主体および蓋体）を向かい合わせて重ねると、それらの周縁に沿って設けられた突条と係合凹溝とが互いに凹凸係合する。この場合、突条と係合凹溝とは、周縁部に沿いつつ全周にわたって連続した状態に設けられているので、周縁部全周にわたって空気の自由な流動を抑制することができ、その結果、しゃり玉トレイに収めたしゃり玉の乾燥をより防ぐことができるという効果がある。
【００６８】
また、重ね合わされた２枚のしゃり玉トレイ（主体および蓋体）は、突条と係合凹溝とが互いに凹凸係合して結合するので、輪ゴムなど使用しなくとも両者が軽く結合した状態を保持できるという効果がある。よって、２枚のしゃり玉トレイを結合する作業や、その結合されたしゃり玉トレイを開封する作業を効率良く行うことができるので、作業時間を低減することができ、その結果、作業コストを低減することができる。
【００６９】
さらに、しゃり玉トレイは板状の主体および蓋体の周縁部が突条と係合凹溝とによって補強されるので、運搬に際して変形や破損が少なくなり取り扱いが容易になるという効果がある。ここで、主体および蓋体の周縁部には、上記のように、突条または係合凹溝の一方が、全周にわたって連続した状態に設けられている。そのため、突条または係合凹溝が設けられていない部位に変形が集中することを防止することができる。よって、運搬に際して、しゃり玉トレイの変形や破損をより低減することができる。
【００７０】
また、突条の側壁には複数の凹凸部が形成されており、係合凹溝には、その突条の凹凸部が係合される複数の凹凸部が側壁に形成されている。よって、各突条部と係合凹溝とが凹凸係合する際には、かかる凹凸部も係合し、各突条と係合凹溝とを幅方向だけでなく長手方向にも位置決めすることができるので、しゃり玉トレイを向かい合わせに重ねるときの全体の剛性が高くなるという効果がある。また、突条と係合凹溝との凹凸部の係合により、その分だけ摩擦抵抗を増大させることができるので、その突条と係合凹溝とが結合した状態をより強固に保持することができるという効果がある。
更に、突条および係合凹溝の凹凸部は、食品ポケット間のすべてのフランジ部に対応する位置にそれぞれ突設または凹設されている。よって、スペースを有効に利用することにより、食品ポケット１２の配設スペースを確保することができ、その結果、しゃり玉等の食材の収容量が減少したり、しゃり玉トレイが大型化することを防止することができるという効果がある。
【００７１】
請求項２記載のしゃり玉トレイによれば、請求項１記載のしゃり玉トレイの奏する効果に加え、主体および蓋体には、縦横の補強リブが食品ポケット間のフランジ部に形成されているので、主体及び蓋体の剛性を向上させることができるという効果がある。更に、縦の補強リブは、食品ポケット列の数個の列に一列形成されているので、主体および蓋体の斜め方向において、縦の補強リブの配列を不連続にすることができる。よって、主体および蓋体の斜め方向の剛性を向上させることができるという効果がある。従って、輸送時における主体および蓋体の斜め方向の撓みを抑制して、食品ポケットに収容されたしゃり玉等の食材が主体および蓋体の外へ脱落することを防止することができる。
【００７２】
請求項３記載のしゃり玉トレイによれば、請求項２記載のしゃり玉トレイの奏する効果に加え、横の補強リブは、食品ポケットの長手方向略中央を横断する位置においてすべての食品ポケット間のフランジ部に形成されているので、縦の補強リブの不連続性を維持して主体および蓋体の撓みを抑制しつつ、食品ポケットに収容されたしゃり玉等の食材を容易につまんで取り出すことができるという効果がある。
【００７３】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例におけるしゃり玉トレイの斜視図である。
【図２】しゃり玉トレイの正面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線における断面図である。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線における断面図である。
【図５】しゃり玉トレイの部分拡大正面図である。
【図６】（ａ）は係合凹溝の断面図であり、（ｂ）はしゃり玉容器を同方向に重ね合わせた状態における係合凹溝の断面図であり、（ｃ）はしゃり玉容器を向かい合わせに重ね合わせた状態における係合凹溝の断面図である。
【図７】第２実施例におけるしゃり玉トレイを示した図であり、（ａ）は斜視図であり、（ｂ）は正面図である。
【図８】第３実施例における主体の斜視図である。
【図９】蓋体の斜視図である。
【符号の説明】
１０しゃり玉トレイ
１１主体
１１ａ隅角
１２食品ポケット
１３リブ（補強リブ）
１４指用窪み（横の補強リブ）
１５，２５突条
１６，２６係合凹溝
１７突起（凹凸部の一部）
１８窪み（凹凸部の一部）
１９フランジ部
２０縦リブ（縦の補強リブ）
２１蓋体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a ball-shaped tray, and in particular, a ball that can reduce the occurrence of voids between overlapped peripheral edges and can suppress the drying of stored food particles such as ball-shaped balls. It is about the tray.
[0002]
[Prior art]
  Nigiri sushi is generally manufactured manually by craftsmen and provided to customers who come to the store. Recently, however, only sushi balls are manufactured in advance using automatic manufacturing equipment, etc., then transported to stores such as supermarkets and carousel sushi, and various ingredients are placed on the sushi balls in this store. Offering as is also done actively.
[0003]
  By the way, a so-called ball tray is used to transport such ball. This ball is generally made of soft foamed polystyrene, and on one side of the ball, a plurality of food pockets formed slightly larger than the ball are arranged in a vertical and horizontal pattern. Yes.
[0004]
  When the ball is transported, the ball is stored in each food pocket of one ball ball tray, the other ball ball tray is stacked face to face, and the ball is encapsulated. Then, the chatter ball trays are coupled to each other using rubber bands, staples (staplers), or the like so that the pair of chatter ball trays are not separated. According to such a ball tray, the ball is stored individually in each food pocket, so that the ball can be transported without being caught or deformed. is there. Further, for example, various food materials such as shumai can be stored and transported in the food pocket.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
  However, this ball tray does not only take time to join the ball trays using rubber bands, staples, etc., but it is also necessary to remove the rubber bands, staples, etc. in order to remove the ball. It was also inefficient because it took time and effort to open. Therefore, there is a problem that the working time is increased and the working cost is increased accordingly.
[0006]
  In addition, since the chatter ball tray only overlaps the chatter ball trays facing each other, the peripheral portions do not adhere to each other, and a gap is generated between the opposing surfaces of the peripheral portions. For this reason, there has been a problem in that foods such as a ball used in the ball ball tray cannot be shielded from the outside air. That is, when the outside air circulates in the ball tray from the gap at the peripheral edge, moisture is taken away from the stored food balls such as ball balls, and as a result, the commercial value of the food is lowered.
[0007]
  The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and reduces the generation of voids between the overlapped peripheral portions, thereby suppressing the drying of stored food items such as balls. It aims to provide a ball tray that can be.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
[0009]
[0010]
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
  to this end,Claim1The chatter ball tray described is composed of a plate-like member, and includes a main body having a food pocket which is divided into a large number and bulged on one side thereof, and a lid body, the lid body covering the main body. It envelops food such as a ball that is stored in the food pocket, and one of the main body or the cover body is provided so as to protrude along the entire circumference while being along the peripheral edge on one side thereof. Ridges are providedAsThe other of the lid or the main body is provided with an engaging groove that is continuous over the entire circumference along the peripheral edge on one side and is recessed at a position corresponding to the protrusion.The protrusion is formed with a plurality of uneven portions for positioning on the side wall, and the engaging groove is engaged with a plurality of uneven portions formed on the protrusion. Is formed on the side wall, and the main body and the lid body include a flange portion that is formed in a vertical and horizontal lattice shape and divides the food pockets into a grid shape, and the protrusions and recesses are formed on the food pocket side. On the side wall of the food pocket and projecting at positions corresponding to all the flange portions between the food pockets, and the concave and convex portions of the engaging groove are all flange portions between the food pockets on the side wall on the food pocket side. Are respectively recessed at positions corresponding toWhen the main body is covered with a lid, the engaging groove or ridge of the lid engages with the ridge or engaging groove of the main body, and food such as a ball Encapsulate.
[0015]
  This claim1According to the shabu-dama tray described, foods such as shabu-dama are stored in each food pocket provided on one side of the main body, and when the main body is covered with a lid, the main body and the lid Ingredients such as balls are encapsulated by the body. In this case, the protrusion or engagement groove provided on the main body engages with the engagement groove or protrusion provided on the lid body. As a result, the peripheral part of the main body and the lid body are joined by the concave and convex engagement between the protrusion and the engaging groove.
[0016]
[0017]
  Claim2The stated ball tray is a claim1In the chatter ball tray, the main body and the lid areThe aboveA vertical and horizontal reinforcing rib formed by expanding a flange portion in the same direction as the food pocket, and the horizontal reinforcing rib is a food in the food pocket row aligned in one direction of the main body and the lid. The vertical reinforcing ribs formed on all flange portions between the pockets are formed in a row in several rows of the food pocket rows aligned in the other direction of the main body and the lid, and the vertical reinforcing ribs are formed. In the food pocket row in which the ribs are formed, all the flange portions between the food pockets are formed.
[0018]
  Claim3The stated ball tray is a claim2In the chatter ball tray described above, the food pocket is formed in a substantially rectangular shape in plan view, and the food pocket has a longitudinal direction arranged corresponding to the other direction of the main body and the lid, The horizontal reinforcing ribs are formed on all flange portions between the food pockets at positions crossing the substantially longitudinal center of the food pocket.
[0019]
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a perspective view of a ball tray 10 according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a front view of the ball tray 10. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG. 2, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
[0021]
  In FIG. 1, in order to clearly show the protrusions 15 and the engagement grooves 16 and to facilitate understanding, the protrusions 15 and the engagement grooves 16 are schematically enlarged and illustrated on the side walls. The projections 17 and the depressions 18 provided in FIG. In addition, a part of the food pocket 12 and the like is omitted.
[0022]
  In FIG. 1 to FIG. 4, reference numeral 10 denotes a ball tray according to the present invention. The whole ball tray 10 is made of a heat insulating foam synthetic resin (so-called polystyrene paper) plate material such as polystyrene foam, and is rectangularly divided into a large number on one side of a main body 11 having a rectangular plate shape. The food pockets 12 and 12 are bulged. In addition, as a foaming synthetic resin, a polypropylene may be used and what was formed by mixing a foaming material in various synthetic resins may be used.
[0023]
  Adjacent food pockets 12 and 12 are connected to each other by ribs 13 and 13 arranged vertically and horizontally as in the prior art, thereby improving the rigidity of the ball tray 10. Reference numerals 14 and 14 denote finger depressions provided so that the ribs 13 and 13 do not get in the way when the ball in the food pockets 12 and 12 is taken out. The finger recess 14 has the ribs 13 and 13 that connect the food pockets 12 and 12 that are adjacent to each other on the back surface.
[0024]
  FIG. 5 is a partial enlarged front view of the ball tray 10. As shown in FIG. 5, the main body 11 is formed with an elongated ridge 15 bulged to one side along the outer edge and an engaging groove 16 bulged to the other side, as shown in FIG. 5. , They are made substantially L-shaped along the two corners at the symmetrical position of the main body 11.
[0025]
  Reference numeral 17 denotes a protrusion provided on the food pocket 12 side wall of the protrusion 15, which engages with a recess 18 provided on the food pocket 12 side wall of the engagement groove 16 and engages with the protrusion 15. The relative position of the concave groove 16 is positioned. As a result, the rigidity of the ball trays 10 and 10 stacked face to face increases, and the frictional resistance increases by the amount of engagement between the projections 17 and the recesses 18, so that the stacked ball stacks are overlapped. The bonds 10 and 10 can be held more firmly.
[0026]
  Further, as shown in FIG. 5, the protrusion 17 and the recess 18 are protruded or recessed at a position corresponding to a flange portion 19 described later formed between adjacent food pockets 12. Thus, by effectively utilizing the space, it is possible to secure an arrangement space for the food pocket 12, and as a result, the number (accommodation amount) of the foodstuffs such as the ball is reduced, It is possible to prevent the ball tray 10 from becoming large.
[0027]
  Since the ridge 15 is formed at the peripheral edge portion including at least the two corner angles 11a of the main body 11, the shape of the ridge 15 is substantially L-shaped in plan view as described above, and the rigidity of the corner angle of the main body 11 is increased. Or remarkably strengthen the strength. Also, since the rigidity of the peripheral part of the main body 11 is increased, when the two ball trays 10 and 10 are used in an overlapping manner, the shape of the peripheral edge to be overlaid is kept stable, and it is difficult to form a gap between them. Become.
[0028]
  6A is a cross-sectional view of the engaging groove 16, and FIG. 6B is a cross-sectional view of the engaging groove 16 in a state where the ball container 10 is overlapped in the same direction. (C) is sectional drawing of the engagement ditch | groove 16 in the state which piled up the ball container 10 facing each other. As shown in FIGS. 6A to 6C, the cross-sectional shapes of the protrusion 15 and the engaging groove 16 are substantially trapezoidal, and the angle of the inclined side wall is a recess formed on the back surface. The width of the groove is set slightly wider than the width of the tip.
[0029]
  The trapezoidal slope overlaps the shading ball tray 10, and when the protrusion 15 or the engaging groove 16 is overlapped, the tip 15 of the protrusion 15 is formed on the back surface of the other shading ball tray 10. Alternatively, it is a requirement that it can be fitted to the back surface of the engaging groove 16. Therefore, it is desirable that the trapezoidal slope is as loose as possible.
[0030]
  As shown in FIG. 6A, the size of the engaging groove 16 is made substantially similar to that of the protrusion 15. As shown in FIG. 5C, the engaging groove 16 is formed on the outer surface of the protrusion 15 and the inner surface of the engaging groove 16 so that the protrusion 15 and the engaging groove 16 are engaged with each other when they are overlapped. Are installed at approximately the same size and at the same angle.
[0031]
  Thus, when the two ball trays 10 are stacked facing each other, as shown in FIG. 6C, one protrusion 15 fits exactly into the other engagement groove 16. That is, the protrusion 15 and the engaging groove 16 are in close contact with each other, thereby blocking the inside of the ball tray 10 from outside air. Further, if a large number of ball trays 10 are stacked in the same direction, the food pockets 12 and 12 are bulky as in the conventional case, and as shown in FIG. Overlapping with some gaps left, the thickness in the height direction is maintained as before.
[0032]
  Next, the operation of the protrusions 15 and the engaging grooves 16 of the ball trays 10 and 10 will be described. First, when the produced ball trays 10 and 10 are shipped, a large number are stacked in the same direction. At this time, the protrusion 15 and the engaging groove 16 are respectively engaged with the unevenness formed on the back surface of the other ball tray 10 and can be packaged in a small size as a whole (FIG. 6B). reference).
[0033]
  When using the ball ball tray 10, ingredients are put in one ball ball tray 10, and another ball ball tray 10 is covered face to face from above. Then, the main body 11 and 11 overlap with each other in the state where the protrusions 15 and the engaging grooves 16 are engaged with each other in the two chatter ball trays 10 and 10 (see FIG. 6C). Accordingly, the food pockets 12 and 12 of the ball trays 10 and 10 are blocked from the outside, and the drying speed of the food stored therein is slowed down.
[0034]
  Further, the shading ball trays 10 and 10 retain the connection between the peripheral portions without using rubber bands, staples (staplers), etc., by the protrusions 15 and the engaging grooves 16 being engaged with each other. be able to. Therefore, not only can the joining operation of the shading ball trays 10 and 10 be simplified, but also the trouble of removing rubber bands and staples (staplers) can be omitted. Can also be simplified. As a result, the work time is reduced and the work cost can be reduced.
[0035]
  Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. The protrusion 15 and the engaging groove 16 of the first embodiment are formed in an L shape when viewed from the front, whereas the protrusion 15 and the engaging groove 16 of the second embodiment are formed in a U shape when viewed from the front. Has been.
[0036]
  FIG. 7A is a perspective view of the ball tray 10 and FIG. 7B is a front view of the ball tray 10. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the part same as the above-mentioned 1st Example, and the description is abbreviate | omitted.
[0037]
  As shown in FIG. 7A, an elongated protrusion 15 provided to bulge out toward one side, and an engaging groove 16 provided to bulge out toward the other side, as shown in FIG. Is provided. Similar to the first embodiment, the protrusions 15 and the engaging concave grooves 16 are formed in a convex shape and a concave shape having a trapezoidal cross-sectional view, and are configured to be able to engage with each other.
[0038]
  As shown in FIG. 7B, the protrusion 15 and the engaging groove 16 are each formed in a U-shape when viewed from the front, and are assumed to pass through substantially the center of the main body 11 along the longitudinal direction of the main body 11. The line A is disposed at a substantially line symmetrical position. Therefore, by covering the main body 11 facing the other main body 11, the protrusion 15 (engagement groove 16) can be engaged with the engagement groove 16 (protrusion 15). Therefore, by such uneven engagement, the foodstuffs such as the ball balls accommodated between the main bodies 11 can be shielded from the outside air, and the foodstuffs can be prevented from drying.
[0039]
  In addition, since the protrusion 15 and the engaging groove 16 are formed to bulge in a substantially trapezoidal shape in cross section while including the four corners 11a at the peripheral edge of the main body 11, the rigidity of the peripheral edge of the main body 11 is increased. It also has the function of strengthening (reinforcing). Therefore, the main body 11 can be stably maintained in a flat shape without causing the shape of the peripheral edge portion, so that when the other main body 11 is covered so as to face each other, between the opposing surfaces of the peripheral edge portion. It is possible to prevent a gap from being generated.
[0040]
  Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. In the first embodiment, at least one protrusion 15 and an engaging groove 16 are disposed on the peripheral edge of the main body 11, and the main ball 11 is overlapped with the other main body 11 so as to face each other. And so on. On the other hand, in the third embodiment, the main body 11 disposed in a state where one of the protrusion 25 or the engagement groove 26 is continuous over the entire periphery of the peripheral edge, and the other of the engagement groove 26 or the protrusion 25. And a lid body 21 arranged continuously over the entire periphery of the peripheral portion, and the lid body 21 is superimposed on the main body 11 so as to face each other, thereby enveloping foods such as a ball. Yes.
[0041]
  FIG. 8 is a perspective view of the main body 11, and FIG. 9 is a perspective view of the lid 21. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the part same as the above-mentioned 1st Example, and the description is abbreviate | omitted.
[0042]
  As shown in FIG. 8, a ridge 25 is formed to bulge out toward one side at the peripheral portion of the main body 11, and the engagement concave portion is formed at the peripheral portion of the lid 21 as shown in FIG. The groove 26 is formed to bulge toward the other side, that is, in a direction opposite to the ridge 25 of the main body 11. Similar to the first embodiment, the protrusions 25 and the engaging concave grooves 26 are formed in convex and concave shapes having a trapezoidal cross-sectional view, and are configured to be able to engage with each other.
[0043]
  Here, the difference between the configuration of the main body 11 and the lid 21 is that the main body 11 is provided with a protrusion 25, whereas the lid 21 has an engaging groove instead of the protrusion 25. 26 is provided, and the other portions are configured in the same shape. That is, the lid body 21 is formed in a plate-like body that is substantially the same size as the outer shape of the main body 11, and the same number of food pockets 12 as the food pockets 12 provided on the main body 11 are arranged on one side thereof. Are arranged in line with each other.
[0044]
  As shown in FIG. 8, the protrusions 25 are formed so as to swell along the peripheral edge of the main body 11 while continuing to the entire periphery of the peripheral edge, and the engaging concave grooves 26 are formed in the protrusion 25 of the main body 11. Correspondingly, as shown in FIG. 9, the lid body 21 is formed to bulge out in a continuous state over the entire periphery. Therefore, when the lid body 21 is laid on the main body 11 so as to face each other, the engaging groove 26 of the lid body 21 is engaged with the protrusion 25 of the main body 11 so that the peripheral edge portion of the main body 11 and the lid body 21 is engaged. They are connected without interruption over the entire circumference. Therefore, food such as a ball can be encapsulated between the main body 11 and the lid 21 in a substantially sealed state, and the food such as a ball can be almost completely shielded from the outside air. . Therefore, it is possible to prevent the foodstuffs such as the ball that has been accommodated by the inflow of the outside air from being dried and the sanitary condition inside from being damaged.
[0045]
  Similar to the first embodiment, the peripheral edge of the main body 11 and the lid body 21 provided with the protrusions 25 and the engaging concave grooves 26 is strengthened (reinforced) and is flat without deforming the shape. Can be held stably. Therefore, when the lid body 21 is covered with the main body 11, it is possible to prevent a gap from being generated between the opposing surfaces of the peripheral edge portion.
[0046]
  Here, when the main body 11 or the lid body 21 has a portion where the rigidity is not reinforced, that is, a portion where the protrusion 25 or the engagement groove 26 is not provided, the food material such as a shading ball When the container is transported, deformation concentrates on the non-arranged portion, and the main body 11 and the lid body 21 are greatly bent. As a result, there is a risk that food such as a ball is dropped outside or the deformed portion is damaged. However, the main body 11 and the lid body 21 in the present embodiment are provided with the protrusions 25 and the engaging grooves 26 without interruption over the entire periphery of the peripheral edge portion, so that deformation is concentrated in one place in advance. It can be prevented and transported safely.
[0047]
  Next, the ribs 13 provided on the ball tray 10 will be described. The ribs 13 are for increasing the rigidity (strength) of the ball tray 10 and are provided between the main body 11 or the food pockets 12 of the lid 21.
[0048]
  Here, the ball tray 10 is formed in a thin-walled box with one side open and is made of a synthetic resin material such as expanded polystyrene, and therefore has sufficient rigidity (strength). It's hard to say. Therefore, the ball tray 10 may be bent by the weight of the stored item such as the ball during transportation, and the stored item may fall out of the ball unit 10. However, if the thickness of the ball tray 10 is increased or a special reinforcing member is provided, the lack of rigidity of the ball tray 10 will be resolved. The installation space of 12 will decrease, and the malfunction that the accommodation number of foodstuffs, such as a ball will decrease will be produced. Therefore, in the ball ball tray 10 according to the present invention, ribs 13 are provided between the food pockets 12 to solve the above-mentioned problems.
[0049]
  The ribs 13 have a common configuration in the first to third embodiments described above. That is, the configuration of the rib 13 is common not only to the main body 11 in the first to third embodiments but also to the lid body 12 in the third embodiment. Therefore, the configuration of the rib 13 will be described with reference to FIGS. 1 to 4 with the first embodiment as a representative example.
[0050]
  As shown in FIG. 1, a plurality of food pockets 12 having a substantially rectangular shape in front view are provided on one side of the flat plate-like main body 11, and the remaining portion is left as a flange portion 19. As shown in FIG. 2, the food pockets 12 are arranged on one side of the main body 11 so as to be aligned in a vertical and horizontal grid, so that the flange portions 19 are formed in a vertical and horizontal grid pattern between the food pockets 12. ing.
[0051]
  In addition, the food pocket 12 is provided in a total of 50, five in the vertical (up and down in FIG. 2) direction and 10 in the horizontal (left and right in FIG. 2) direction. This is because it is convenient for grasping the number of delivered items such as scouring balls at the time of delivery of ingredients such as scouring balls using the scouring ball tray 10. However, the number of food pockets 12 (50) is not particularly limited.
[0052]
  A plurality of ribs 13 are formed between the food pockets 12 (flange portion 19) in the row of food pockets 12 aligned in the vertical and horizontal (upper and lower left and right) directions of the main body 11. That is, the ribs 13 are formed between the food pockets 12 (flange portion 19) of the row of food pockets 12 aligned in the vertical (upper and lower) direction of FIG. Finger recesses 14 formed between the food pockets 12 (flange portion 19) in the row of food pockets 12 aligned in the direction.
[0053]
  As shown in FIG. 2, the vertical ribs 20 are located along the longitudinal direction of the food pocket 12 in the row of the food pockets 12 aligned in the vertical (upper and lower direction in FIG. 2) position across the substantially central portion of the food pocket 12. Is provided. The vertical ribs 20 are formed in a row of several rows of food pockets 12 aligned in the vertical (up and down in FIG. 2) direction, and all the rows of food pockets 12 in which the vertical ribs 20 are formed. It is formed between the food pockets 12 (flange portion 19).
[0054]
  In this embodiment, as shown in FIG. 2, in the row of 10 food pockets 12 aligned in the vertical (up and down direction in FIG. 2) row, one row for every three rows, for a total of four food pockets 12 Vertical ribs 20 are formed in the rows.
[0055]
  Further, as shown in FIG. 3, the vertical rib 20 is formed to bulge in the same direction as the food pocket 12, and the vertical rigidity (strength) of the main body 11 is reinforced by the bulging. ing. The bulging depth (vertical depth in FIG. 3) of the vertical ribs 20 is about 2/3 to about 3/4 with respect to the bulging depth of the food pocket 12. Further, the width of the vertical rib 20 (dimension in the left-right direction in FIG. 3) is approximately ½ of the short side dimension of the food pocket 12 at the widest portion.
[0056]
  On the other hand, as shown in FIG. 2, the finger recess 14 is provided at a position crossing the substantially central portion in the longitudinal direction of the food pocket 12 in the row of food pockets 12 aligned in the lateral (left and right in FIG. 2) direction. . The finger depressions 14 are formed in the rows of all food pockets 12 aligned in the lateral (left and right in FIG. 2) direction, and all the food pockets 12 in the row of food pockets 12 in which the finger depressions 14 are formed. It is formed between (flange portion 19).
[0057]
  Further, as shown in FIGS. 3 and 4, the finger recess 14 is formed to bulge in the same direction as the food pocket 12, and the bulge causes the lateral rigidity (strength) of the main body 11. ) Is reinforced. The bulging depth (vertical depth in FIGS. 3 and 4) of the vertical rib 20 is about 2/3 to about 3 in the same way as the vertical rib 20 with respect to the bulging depth of the food pocket 12. / 4. Further, the width of the vertical rib 20 (dimension in the left-right direction in FIG. 4) is approximately ½ of the long side dimension of the food pocket 12 at the widest portion.
[0058]
  In this manner, by forming the ribs 13 (the finger depressions 14 and the vertical ribs 20) in the flange portions 19 between the food pockets 12, the vertical and horizontal directions of the main body 11 can be obtained without sacrificing the installation space for the food pockets 12. The rigidity (strength) can be improved.
[0059]
  Furthermore, since the vertical ribs 13 are formed in one row in three rows of the food pockets 12 aligned in the vertical direction of the main body 11, the arrangement of the vertical ribs 20 can be made discontinuous in the oblique direction of the main body 11. it can. Therefore, the rigidity of the main body 11 in the oblique direction can be improved, and as a result, the slanting ball tray 10 (main body 11) is prevented from being bent in the oblique direction during transportation, and the shackle contained in the food pocket 12 is stored. It is possible to prevent foods such as balls from falling out of the ball tray 10.
[0060]
  Further, since the finger recess 14 is formed in the flange portion 19 between all the food pockets 12 at a position crossing the substantially longitudinal center of the food pocket 12, the discontinuity of the vertical ribs 20 is maintained and the main body is maintained. It is possible to easily pinch and take out food materials such as squirrel balls accommodated in the food pocket 12 while suppressing the bending of the 11 in the oblique direction.
[0061]
  The present invention has been described above based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and changes can be easily made without departing from the spirit of the present invention. Can be inferred.
[0062]
  For example, in each of the above-described embodiments, the sushi balls for nigiri sushi have been described as the contents to be stored in the food pocket 12 of the sushi ball tray 10 of the present invention. Needless to say, the present invention is not limited to nigiri sushi, and the present invention can be applied to various ingredients such as rice cakes, dumplings, shumai, gyoza, etc., and their use is naturally included in the technical scope of the present invention.
[0063]
  Moreover, in each said Example, in the row | line | column of the food pocket 12 aligned in a vertical direction, the row | line | column in which the vertical rib 20 is formed is provided for every 3 rows. That is, although the row | line | column of the food pocket 12 in which the vertical rib 20 is formed was provided at equal intervals, the space | interval does not necessarily need to be equal intervals.
[0064]
  In the second embodiment, the ridges 15 and the engaging grooves 16 formed in a U-shape in front view are arranged so as to be line symmetric with respect to a symmetry line A directed in the longitudinal direction of the main body 11. However, the protrusion 15 and the engaging groove 16 may be arranged so as to be line symmetric with respect to a symmetry line directed in a direction orthogonal to the longitudinal direction of the main body 11.
[0065]
【The invention's effect】
[0066]
[0067]
  Claim1According to the chatter ball tray described, when the two chat ball trays (main body and lid) are stacked face to face, the protrusions and the engaging grooves provided along their peripheral edges are uneven. Engage. In this case, since the protrusion and the engaging groove are provided in a state that is continuous along the entire circumference while being along the peripheral edge, the free flow of air can be suppressed over the entire peripheral edge. There is an effect that it is possible to further prevent the drying of the ball of the ball stored in the ball of the ball.
[0068]
  In addition, the two stacked ball trays (the main body and the cover) are coupled to each other by lightly engaging the protrusions and the engaging grooves so as to be coupled to each other without using rubber bands. There is an effect that the state can be maintained. Therefore, the work of combining the two ball trays and the work of opening the combined ball tray can be performed efficiently, so that the work time can be reduced, resulting in the work cost. Can be reduced.
[0069]
  Furthermore, since the shabby ball tray is reinforced by the plate-like main body and the peripheral portion of the lid by the protrusions and the engaging grooves, there is an effect that deformation and breakage are reduced during handling and handling becomes easy. Here, as described above, one of the ridge or the engaging groove is provided in the peripheral portion of the main body and the lid in a state of being continuous over the entire circumference. Therefore, it is possible to prevent the deformation from concentrating on the portion where the protrusion or the engaging groove is not provided. Therefore, deformation and breakage of the ball tray can be further reduced during transportation.
[0070]
  Also,On the side wall of the ridgepluralConcave and convex portions are formed, and the concave and convex portions of the protrusions are engaged with the engaging concave grooves.pluralAn uneven portion is formed on the side wall. Therefore, when the protrusions and the engaging grooves are engaged with each other, the protrusions and recesses are also engaged, and the protrusions and the engaging grooves are positioned not only in the width direction but also in the longitudinal direction. Therefore, there is an effect that the overall rigidity is increased when the ball trays are stacked face to face. Further, since the frictional resistance can be increased by the amount of engagement of the projections and recesses between the protrusions and the engaging grooves, the state where the protrusions and the engaging grooves are coupled is more firmly maintained. There is an effect that can be.
  Furthermore, the projections and depressions of the protrusions and the engagement grooves are respectively projected or recessed at positions corresponding to all the flanges between the food pockets. Therefore, by effectively using the space, it is possible to secure a space for disposing the food pocket 12, and as a result, the amount of food such as a ball is reduced or the ball tray is enlarged. There is an effect that can be prevented.
[0071]
  Claim2According to the stated ball tray, claims1In addition to the effect of the squirrel ball tray, the main body and the lid have vertical and horizontal reinforcing ribs formed in the flange between the food pockets, so that the rigidity of the main body and the lid can be improved. effective. Furthermore, since the vertical reinforcing ribs are formed in one row in several rows of the food pocket rows, the arrangement of the vertical reinforcing ribs can be made discontinuous in the oblique direction of the main body and the lid. Therefore, there is an effect that the rigidity in the oblique direction of the main body and the lid can be improved. Accordingly, it is possible to prevent the main body and the lid body from being bent in an oblique direction during transportation, and to prevent foodstuffs such as squirrel balls contained in the food pocket from falling out of the main body and the lid body.
[0072]
  Claim3According to the stated ball tray, claims2In addition to the effect of the chatter ball tray described above, the horizontal reinforcing rib is formed in the flange portion between all the food pockets at a position crossing the substantially longitudinal center of the food pocket. While maintaining the discontinuity and suppressing the deflection of the main body and the lid, there is an effect that the food material such as the ball that is accommodated in the food pocket can be easily pinched and taken out.
[0073]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a ball tray according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a ball tray.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a partially enlarged front view of a ball tray.
6A is a cross-sectional view of the engaging groove, FIG. 6B is a cross-sectional view of the engaging groove in a state in which the ball container is overlapped in the same direction, and FIG. It is sectional drawing of the engagement ditch | groove in the state which piled up the ball container to face each other.
7A and 7B are diagrams showing a ball tray in a second embodiment, where FIG. 7A is a perspective view and FIG. 7B is a front view.
FIG. 8 is a perspective view of a main body in a third embodiment.
FIG. 9 is a perspective view of a lid.
[Explanation of symbols]
10 Sharitama tray
11 Subject
11a corner
12 Food pocket
13 ribs (reinforcing ribs)
14 Indentation for finger (horizontal reinforcing rib)
15, 25 ridges
16, 26 engaging groove
17 Protrusion (part of uneven part)
18 Indentation (part of uneven part)
19 Flange
20 Vertical rib (vertical reinforcing rib)
21 Lid

Claims

A main body having a food pocket which is formed of a plate-like member and is divided into a large number and bulges on one side thereof and a lid body, and the lid body is covered with the main body and stored in the food pocket. In a ball tray that encloses food such as ritama,
One of said principal or lid may protrusion is protruded in a state of continuous over the entire circumference while along the peripheral edge portion is provided at one side Rutotomoni, the other of the lid or main one that engaging recessed groove which is recessed at a position corresponding to the protrusion while continuously over the entire circumference while along the periphery of the side is provided, et al is,
The protrusions are formed with a plurality of uneven portions for positioning on the side walls, and the engaging grooves are formed with a plurality of uneven portions to be engaged with the uneven portions formed on the protrusions. Formed into
The main body and the lid body are provided with a flange portion that is formed in a vertical and horizontal lattice shape and divides the food pocket into a grid shape that is aligned vertically and horizontally,
The protrusions and recesses protrude from the food pocket side wall at positions corresponding to all the flanges between the food pockets, and the engagement recesses and protrusions are formed on the food pocket side. Each of the side walls of the food pocket is recessed at positions corresponding to all the flanges between the food pockets,
When the main body is covered with a lid, the engaging groove or ridge of the lid engages with the ridge or engaging groove of the main body, and food such as a ball Sharidama tray characterized by being encapsulated.

The main and the lid are the flange portion includes a reinforcing rib of the food pocket and aspect which are formed by bulges in the same direction, the reinforcing ribs of the lateral is in one direction of the main body and the lid Formed in all flanges between the food pockets in the food pocket row to be aligned, the longitudinal reinforcing ribs are formed in several rows of the food pocket row to be aligned in the other direction of the main body and the lid with the claim 1 Symbol nono rice ball tray, characterized in that it is formed in all of the flange portion between the food pockets in the food pockets column reinforcing ribs of the longitudinal is formed.

The food pocket is formed in a substantially rectangular shape in plan view, the longitudinal direction of the food pocket is arranged corresponding to the other direction of the main body and the lid, and the horizontal reinforcing rib 3. The ball tray according to claim 2 , wherein the ball is formed at all flange portions between the food pockets at a position crossing substantially the center in the longitudinal direction of the pocket.