JP4695285B2 - Drilling propulsion device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水管等を配設する推進工法に使用される掘削推進装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
立坑を穿設し、この立坑の周壁から先端に掘削部を設けた掘削装置を推進ジャッキ等の適宜な手段により押動せしめ、この掘削推進装置の後方に順次管材を追加押動せしめることで該地山に下水管等を配設する推進工法に所謂中押し工法と呼ばれる推進工法がある。
【0003】
図1は、この中押し工法の構成を図示したもので、立坑21を穿設し、この立坑21の周壁から先端に掘削部4を設けた掘削装置23を推進ジャッキ24により押動せしめ、この掘削装置23の後方に順次管材1を追加押動せしめる構成である(尚、管材1は複数の管材1を連設したものを含む概念である。また、実施例と同一構成部分には同一符号を付した。)。
【0004】
具体的に説明すると、図示したものは、先端の管材25と中間の管材26と後端の管材27とに区分されたものである。また、先端の管材25と中間の管材26との間、及び、中間の管材26と後端の管材27との間には夫々第一押圧ジャッキ28と第二押圧ジャッキ29が設けられている。尚、図中、符号30は、管材と地山との摩擦抵抗を低減する為の滑材を導出する滑材導出口30である。
【0005】
上記構成の中押し工法は、先ず、第一押圧ジャッキ28を後方へ伸長することで先端の管材25を中間の管材26に対して前方へ推進した後、一旦第一押圧ジャッキ28の伸長を停止し、続いて、第一押圧ジャッキ28を収縮すると共に第二押圧ジャッキ29を後方へ伸長することで中間の管材26を後端の管材27に対して前方へ推進させ(この状態においては、第一押圧ジャッキ28が収縮する為、先端の管材25は推進しない。)、続いて、一旦第二押圧ジャッキ29の伸長を停止した後、第二押圧ジャッキ29を収縮すると共に推進ジャッキ24を前方へ伸長することで後端の管材27を前方へ推進させ(この状態においては、第二押圧ジャッキ29が収縮する為、中間の管材26は推進しない。)、以上を繰り返すことで各管材を前方へ推進させるものである。
【0006】
従って、この中押し工法によれば、管材の推進の際に発生する該管材と地山との摩擦抵抗が、先端の管材,中間の管材若しくは後端の管材の表面積分となる為、該管材と地山との摩擦抵抗が小さく、よって、管材を長距離にわたって配設することができたり、出力の低い推進ジャッキを使用することができる等の効果が得られる。
【0007】
ところで、この中押し工法では、その構成上、各管材の間、即ち、先端の管材と中間の管材との間、及び、中間の管材と後端の管材との間から地山において発生する湧水が侵入し易い。従って、この湧水の侵入を防止する為、例えば、図2に図示したように、先端の管材25の後方を延設した延設部31と中間の管材26の該先端部位との間にリング状の常設止水パッキン8を固定状態で設け、この常設止水パッキン8によって先端の管材25の内周面と中間の管材26の外周面との間隙を閉塞している。
【0008】
しかし、中押し工法は、上述のとおり、先端の管材25と中間の管材26とが相対的に摺動する工法である為、前記常設止水パッキン8は極めて摩耗し易いという欠点がある。
【0009】
従って、摩耗した常設止水パッキン8を交換できれば、管材を長距離にわたって配設することができるが、日本下水道規格(JSWAS)の規定に係る中押し工法では、常設止水パッキン8は隣接する二つの管材のうち、内側の管材の外周面に被嵌されて該内側の管材と外側の管材の内周面との間隙を閉塞する構成、即ち、常設止水パッキンは内側の管材と外側の管材とに挟持される構成となっており、この常設止水パッキン8の交換は事実上不可能である。
【0010】
よって、本来、中押し工法は管材を長距離にわたって配設することができるはずなのに、現状では、常設止水パッキン8の寿命の問題から、管材1の配設距離には限界がある。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決するもので、管材の交換可能な位置に止水パッキンを配設することで、管材の配設距離を長くできる実用性に秀れた掘削推進装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0013】
先端に掘削部4を有し、この掘削部4の後方にはn個の管材1が配設され、隣接する二つの管材は被嵌状態に設けられ、掘削部4により地山を掘削すると共に一の管材1に対し隣接する他の管材1をスライド推進せしめる掘削推進装置であって、内側の管材1の端面には取付部5が着脱自在に設けられ、この取付部5に設けられた凹条状の収納部13にはバネ体19aが周方向に間隔を置いて複数並設され、このバネ体19aの上には、前記隣接する二つの管材における内側の管材1の外周面と外側の管材1の内周面との間隙を閉塞する止水パッキン2が設けられており、前記内側の管材1として、外周面に前記外側の管材1の内周面と常時当接して両者の間隙を閉塞する常設止水パッキン8が設けられた管材1が採用されていることを特徴とする掘削推進装置に係るものである。
【0014】
また、請求項1記載の掘削推進装置において、前記内側の管材1の端部には径小部32が設けられ、前記外側の管材1の端部に前記径小部32に被嵌される被嵌部31が設けられていることを特徴とする掘削推進装置に係るものである。
【0015】
また、請求項2記載の掘削推進装置において、前記止水パッキン2は、前記径小部32の外周面と前記被嵌部31の内周面との間隙を閉塞するものであることを特徴とする掘削推進装置に係るものである。
【0016】
また、請求項2,3いずれか1項に記載の掘削推進装置において、前記常設止水パッキン8は、前記径小部32の外周面と前記被嵌部31の内周面との間隙を常時閉塞するものであることを特徴とする掘削推進装置に係るものである。
【0017】
【発明の作用及び効果】
止水パッキン2は、内側の管材1の端部に設けられた取付部5に設けられているから、取付部5と外側の管材1との間であっても、該取付部5の側方には移動させ易く、よって、管材1の内部側から該止水パッキン2を着脱したり、若しくは、取付部5を着脱したりすることで、摩耗した止水パッキン2を交換することができる。
【0018】
また、内側の管材1が、例えば、既存の日本下水道規格(JSWAS)に規定される中押し管であっても、該内側の管材1の端部に取付部5を設けることで、簡単に本発明品に改造することができる。
【0019】
本発明は上述のように構成したから、止水パッキンの交換が可能で、必然的に管材の配設距離を長くできる実用性に秀れた掘削推進装置となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図3,4は第一実施例、図5は第二実施例、図6は第三実施例、図7は第四実施例,図8は第五実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0021】
第一実施例は、立坑21を穿設し、この立坑21の周壁から先端に掘削部4を設けた掘削装置23を推進ジャッキ24により押動せしめ、この掘削装置23の後方に順次管材を追加押動せしめる構成で、図面の場合は、この管材1が先端の管材25と中間の管材26と後端の管材27とに区分され(この場合の管材1は、複数の管材を連設したものである。)、先端の管材25と中間の管材26との間、及び、中間の管材26と後端の管材27との間には夫々第一押圧ジャッキ28と第二押圧ジャッキ29が設けられた所謂中押し工法に使用される掘削推進装置である(図1参照)。
【0022】
また、図面は、中間の管材26の先端部及び後端の管材27の先端部には夫々径小部32が設けられ、先端の管材25の後端部及び中間の管材26の後端部には前記径小部32に夫々被嵌される被嵌部31が設けられ、この径小部32の外周面と被嵌部31の内周面との間隙には該間隙を常時閉塞する水漏れ防止用の常設止水パッキン8が夫々設けられ、更に、径小部32の先端部には取付部5が設けられ、この取付部5には、径小部32の外周面と被嵌部31の内周面との間隙を閉塞する止水パッキン2が設けられている構成を図示している。尚、これら管材1の構造は、既存の日本下水道規格(JSWAS)に規定される中押し管の構造である。
【0023】
取付部5は、内側の管材1の径小部32の先端面に付設されている。
【0024】
また、取付部5は、径小部32の先端部に付設される環状の底部材11と、この底部材11に付設される環状の押え部材12とから構成され、径小部32の先端面と、底部材11の上面と、押え部材12の内面とで形成される凹条が前記止水パッキン2を収納する収納部13に設定されている。
【0025】
この底部材11や押え部材12は、複数の分割底部材16や分割押え部材17を管状に複数並設して底部材11や押え部材12とする構成が採用されている。
【0026】
押え部材12は、底部材11に着脱自在に設けられている。従って、前記収納部13に収納された止水パッキン2は、押え部材12を除去することにより、径小部32の先端側方向に移動せしめて該収納部13から取り出すことができる。尚、符号14は、この押え部材12を底部材11に着脱自在に取り付ける為の取付ネジ体14であり、該取付ネジ体14は、周方向に所定間隔を置いて並設されている。
【0027】
尚、例えば、押え部材12と底部材11とを一体物とし、この一体物の押え部材12及び底部材11を径小部32に着脱自在に設けても良い。この場合、押え部材12及び底部材11の除去により、止水パッキン2を径小部32の先端部から取り外せることになる。
【0028】
止水パッキン2は、任意の時に径小部32の外周面(内側の管材1の外周面)と被嵌部31の内周面(外側の管材1の内周面)との間隙を閉塞する止水パッキン2が採用されている。
【0029】
具体的には、収納部13の底部には、該収納部13に収納された止水パッキン2を被嵌部31側へ押し付ける押動体7が上下動自在に設けられている。従って、この押動体7が上下動により、止水パッキン2は任意の時に径小部32の外周面と被嵌部31の内周面との間隙を閉塞することになる。図中、符号15は、押動体7を上下動せしめ押ネジ体15である。
【0030】
また、押動体7も、複数の分割押動体18を管状に複数並設した構成が採用されている。
【0031】
更に、第一実施例では、止水パッキン2と押動体7との間に、弾性体19、具体的にはゴム製の中空チューブを配設し、この中空チューブによっても止水パッキン2を被嵌部31側へ押し付ける構成が採用されている。この構成により、例えば、幾つかの分割押動体18の押動が不適正であっても、残る分割押動体18の押動が適正であれば、該適正な押動が弾性体19の弾性作用によって止水パッキン2全体に作用することになり、よって、止水パッキン2の止水作用が良好に発揮されることになる。
【0032】
尚、例えば、中空チューブの中空部6に水やエア等の流体を注入して該中空チューブの弾性を強めても良い。また、弾性体19として、例えば、積水化学工業(株)が提供する形状記憶塩ビ管等の形状記憶樹脂材を採用し、この弾性体19を押し潰し形状で収納部13に配設すると共に、取付部5を内側の管材1の端部に付設した後、該取付部5を蒸気加熱したりすることにより、前記押し潰し形状の弾性体19を元の形状に復元せしめて止水パッキン2を被嵌部31側へ押し付ける構成を採用しても良い。
【0033】
この取付部5や止水パッキン2は、予め径小部32の先端部に設けても良く、また、常設止水パッキン8が摩耗等によって劣化してきてから、径小部32の先端部に設けても良い。
【0034】
先端の管材25の後端部及び中間の管材26の後端部には、内周径が止水パッキン2の外径より径大な径大部が設けられ、この径大部には、取付部5が存在しない場合には前記径小部32の先端面を直に押圧し、また、取付部5が存在する場合には該取付部5の側面、具体的には押え部材12を押圧する押圧ジャッキ10(第一押圧ジャッキ28及び第二押圧ジャッキ29)が周方向に所定間隔を置いて複数並設されている。
【0035】
また、この押圧ジャッキ10は基部10aと伸縮部10bとから成り、基部10aは外側の管材1の径大部に連設され、伸縮部10bは内側の管材1の径小部32、若しくは、該径小部32に設けられた取付部5に連設されている。
【0036】
尚、押圧ジャッキ10を前後逆向きとし、基部10aを内側の管材1(中間の管材26の先端部及び後端の管材27の先端部)に連設し、伸縮部10bを外側の管材1(先端の管材25の後端部及び中間の管材26の後端部)に連設せしめる構成を採用しても良い。
【0037】
図中、符号30は、管材と地山との摩擦抵抗を低減する為の滑材(ベントナイト等)を導出する滑材導出口30である。
【0038】
第一実施例は上述のように構成したから、中押し工法において使用される各管材1同志の連結部位からの漏水を防止する止水パッキン2が管材1の内部から交換できることになり、よって、この止水パッキン2の交換により管材1を長距離に亙って配設できる実用性に秀れた掘削推進装置となる。
【0039】
また、この止水パッキン2の取り付け位置は内側の管材1の端部であるから、その取り付けは容易であり、例えば、使用されている管材1が既存の日本下水道規格(JSWAS)に規定される中押し管であっても、該管材1の端部に取付部5を設けることで、簡単に第一実施例に改造することができる。従って、例えば、前記常設止水パッキン8が摩耗した際にのみ前記取付部5や止水パッキン2を取り付けることもできる。即ち、第一実施例は非常に汎用例に秀れたものである。
【0040】
また、下水管渠の構築の際等、最終的には止水パッキン2や取付部5を除去しなければならない場合でも(この場合、押圧ジャッキ10も除去される。)、止水パッキン2の取り外しや取付部5の取り外しは容易に行えることになる。
【0041】
また、止水パッキン2の取り付け位置は内側の管材1の端部であるから、この止水パッキン2が摩耗して漏水が発生した場合、直ぐに該漏水を察知したり、目視で確認したりすることができ、よって、止水パッキン2の補修や交換を的確に行うことができる。
【0042】
また、止水パッキン2の摩耗等に応じて押動体7の押動を調整すれば、該止水パッキン2が長期間に亙って良好な止水作用を発揮することができる。更に、押動体7は分割押動体18の集合によって構成されているから、止水パッキン2が摩耗した部位のみ分割押動体18の押動を多くして該摩耗した部位のみ止水パッキン2の止水作用を強化することもできる。
【0043】
第二実施例は、内側の管材1の端部、即ち、径小部32の先端部には取付部5が着脱自在に設けられ、この取付部5に設けられた凹条状の収納部13には、弾性体19、具体的にはゴム製の中空チューブが配設され、この弾性体19の上に止水パッキン2が重合状態で配設されたものである。
【0044】
この第二実施例は、弾性体19の弾性作用によって止水パッキン2を外側の管材1の内周面、即ち、被嵌部31に押し付けて止水作用を良好に発揮させるもので、第一実施例に比し、その構成は簡易でコスト安となる。
【0045】
尚、弾性体19として、例えば第一実施例で例示した形状記憶樹脂材を採用しても良い。
【0046】
また、その余は第一実施例と同様である。
【0047】
第三実施例は、内側の管材1の端部、即ち、径小部32の先端部には取付部5が着脱自在に設けられ、この取付部5に設けられた凹条状の収納部13には、弾性体19、即ち、バネ体19aが周方向に所定間隔を置いて複数並設され、このバネ体19aの上に止水パッキン2が配設されたものである。
【0048】
この第三実施例も、第二実施例と同様、その構成は簡易でコスト安となる。また、劣化したバネ体19aを交換することにより、弾性体19の弾性作用を長期間に亙って良好に発揮させることができる。
【0049】
また、その余は第一,第二実施例と同様である。
【0050】
第四実施例は、内側の管材1の端部、即ち、径小部32の先端部には取付部5が着脱自在に設けられ、この取付部5に設けられた凹条状の収納部13には、内部に中空部6を有し、該中空部6に流体を注入することで膨出し、この膨出によって止水作用を発揮する止水パッキン2が設けられているものである。
【0051】
中空部6に注入する流体は、水等の液体でも良いが、この場合、膨出圧が高くなると膨出部材6を破損するおそれが生じる為、エア等の気体を注入する構成を採用した方が良い。
【0052】
また、第四実施例は、常設止水パッキン8も、内部に中空部35を有し、該中空部35に流体を注入することで膨出し、この膨出によって止水作用を発揮する常設止水パッキン8を採用している。
【0053】
従って、この第四実施例によれば、常時は、常設止水パッキン8を膨出させず、内側の管材1の端部に設けた止水パッキン2のみ膨出させて該止水パッキン2の止水作用のみで漏水を防止し、この止水パッキン2が摩耗した際には、常設止水パッキン8を膨出させて該常設止水パッキン8の止水作用により漏水を防止しつつ、前記摩耗した止水パッキン2を収縮させて該止水パッキン2を交換することができ、極めて良好に止水パッキン2の交換を行うことができる。
【0054】
尚、中空部6を有する止水パッキン2として、流体の注入によって膨出するタイプではなく、例えば第一実施例で例示した形状記憶樹脂材に止水作用を付与したものを採用しても良い。
【0055】
また、その余は第一,第二実施例と同様である。
【0056】
第五実施例は、第四実施例の別例で、常設止水パッキン8として第一〜第三実施例と同様の通常の常設止水パッキン8が採用されているものである。
【0057】
また、その余は第四実施例と同様である。
【0058】
以上、第一〜第五実施例によれば、長距離に亙って管材1を配設しても摩擦抵抗が増大しない所謂中押し工法と交換可能な止水パッキン2とにより、管材1を極めて長距離に亙って配設することが可能となる。
【0059】
尚、第一〜第五実施例は中押し工法用の掘削推進装置について説明したが、隣接する管材1同志が重合され、一の管材1に対して隣接する他の管材1が摺動する構成の掘削推進装置であれば、全て応用することができる。
【0060】
また、これら第一〜第五実施例の構成は適宜組み合わせて使用しても良い。
【0061】
また、先端の管材25,中間の管材26及び後端の管材27が、夫々一本ものの管材であっても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中押し工法の説明図である。
【図2】 従来の中押し工法用掘削推進装置の要部の説明拡大側断面図である。
【図3】 第一実施例の要部の説明拡大側断面図である。
【図4】 第一実施例の要部の説明拡大縦断面図である。
【図5】 第二実施例の要部の説明拡大側断面図である。
【図6】 第三実施例の要部の説明拡大側断面図である。
【図7】 第四実施例の要部の説明拡大側断面図である。
【図8】 第五実施例の要部の説明拡大側断面図である。
【符号の説明】
1 管材
2 止水パッキン
4 掘削部
5 取付部
6 中空部
7 押動体
8 常設止水パッキン
9 開口部
10 押圧ジャッキ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an excavation propulsion apparatus used in a propulsion method for disposing a sewer pipe or the like.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
A shaft is drilled, and a drilling device having a drilling portion at the tip from the peripheral wall of the shaft is pushed by an appropriate means such as a propulsion jack, and the pipe material is sequentially pushed further behind the drilling propulsion device. There is a propulsion method called a so-called middle push method as a propulsion method for disposing a sewer pipe or the like in a natural ground.
[0003]
FIG. 1 illustrates the structure of this intermediate pushing method, in which a
[0004]
More specifically, what is shown is divided into a
[0005]
The intermediate pressing method having the above-described configuration is to first stop the extension of the first pressing
[0006]
Therefore, according to this intermediate pushing method, since the frictional resistance between the pipe material and the natural ground generated during the propulsion of the pipe material becomes the surface integral of the tip pipe material, the intermediate pipe material, or the rear end pipe material, The frictional resistance with the natural ground is small, so that it is possible to obtain an effect that the pipe material can be disposed over a long distance, and a propulsion jack having a low output can be used.
[0007]
By the way, in this intermediate pushing method, due to its structure, spring water generated in the natural ground from between the pipe members, that is, between the tip pipe member and the intermediate pipe member, and between the intermediate pipe member and the rear pipe member. Is easy to penetrate. Therefore, in order to prevent the intrusion of the spring water, for example, as shown in FIG. 2, a ring is provided between the extended
[0008]
However, since the intermediate pushing method is a method in which the
[0009]
Accordingly, if the worn
[0010]
Therefore, although the intermediate pushing method should be able to dispose the pipe material over a long distance, the disposition distance of the pipe material 1 is currently limited due to the problem of the life of the permanent water-
[0011]
The present invention solves the above-described problems, and provides an excavation propulsion device excellent in practicality that can extend the disposition distance of the pipe material by disposing the water stop packing at a replaceable position of the pipe material. Is.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0013]
An excavation part 4 is provided at the tip, n pipes 1 are arranged behind the excavation part 4, and two adjacent pipes are provided in a fitted state. The excavation part 4 excavates natural ground. An excavation propulsion device that slides and promotes another pipe 1 adjacent to one pipe 1, and an
[0014]
Further, in the excavation propulsion apparatus according to claim 1, a small-
[0015]
The excavation propulsion apparatus according to
[0016]
Further, in the excavation propulsion apparatus according to any one of
[0017]
[Action and effect of the invention]
Since the water-
[0018]
Moreover, even if the inner pipe 1 is, for example, an intermediate push pipe defined by the existing Japanese sewer standard (JSWAS), the present invention can be easily achieved by providing the
[0019]
Since the present invention is configured as described above, it becomes an excavation propulsion apparatus excellent in practicality that can replace the water-stopping packing and inevitably increase the arrangement distance of the pipe material.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
3 and 4 show the first embodiment, FIG. 5 shows the second embodiment, FIG. 6 shows the third embodiment, FIG. 7 shows the fourth embodiment, and FIG. 8 shows the fifth embodiment. explain.
[0021]
In the first embodiment, a
[0022]
Further, in the drawing, a
[0023]
The
[0024]
The mounting
[0025]
The
[0026]
The pressing
[0027]
For example, the
[0028]
The water blocking packing 2 closes the gap between the outer peripheral surface of the small-diameter portion 32 (the outer peripheral surface of the inner tube 1) and the inner peripheral surface of the fitted portion 31 (the inner peripheral surface of the outer tube 1) at any time. The still water packing 2 is adopted.
[0029]
Specifically, a
[0030]
Also, the
[0031]
Furthermore, in the first embodiment, an
[0032]
For example, fluid such as water or air may be injected into the
[0033]
The mounting
[0034]
The rear end portion of the distal
[0035]
The
[0036]
In addition, the
[0037]
In the figure,
[0038]
Since the first embodiment is configured as described above, the water stop packing 2 for preventing water leakage from the connecting portions of the pipes 1 used in the intermediate pushing method can be replaced from the inside of the pipe 1, and thus By exchanging the water-stopping
[0039]
Moreover, since the attachment position of this water stop packing 2 is the edge part of the inner side pipe material 1, the attachment is easy, for example, the used pipe material 1 is prescribed | regulated to the existing Japanese sewer standard (JSWAS). Even if it is an intermediate push pipe, it can be easily modified to the first embodiment by providing the
[0040]
Further, even when the water-stopping
[0041]
In addition, since the water stop packing 2 is attached to the end of the inner pipe 1, when the water stop packing 2 is worn and water leaks, the water leak is immediately detected or visually confirmed. Therefore, repair and replacement of the water stop packing 2 can be performed accurately.
[0042]
Further, if the pushing force of the
[0043]
In the second embodiment, an
[0044]
In the second embodiment, the water stop packing 2 is pressed against the inner peripheral surface of the outer tube 1 by the elastic action of the
[0045]
As the
[0046]
The rest is the same as in the first embodiment.
[0047]
In the third embodiment, an
[0048]
As in the second embodiment, the configuration of the third embodiment is simple and inexpensive. Further, by replacing the
[0049]
The remainder is the same as in the first and second embodiments.
[0050]
In the fourth embodiment, an
[0051]
The fluid to be injected into the
[0052]
Further, in the fourth embodiment, the permanent water-
[0053]
Therefore, according to the fourth embodiment, the permanent water-stopping
[0054]
In addition, as the water stop packing 2 which has the
[0055]
The remainder is the same as in the first and second embodiments.
[0056]
5th Example is another example of 4th Example, and the normal
[0057]
The remainder is the same as in the fourth embodiment.
[0058]
As described above, according to the first to fifth embodiments, the pipe material 1 is extremely formed by the so-called intermediate pressing method in which the frictional resistance does not increase even if the pipe material 1 is disposed over a long distance and the replaceable water-stopping
[0059]
In addition, although the 1st-5th Example demonstrated the excavation propulsion apparatus for intermediate pushing methods, the adjacent pipe materials 1 are superposed | polymerized and the other pipe material 1 adjacent to the one pipe material 1 slides. Any drilling propulsion device can be applied.
[0060]
Moreover, you may use combining the structure of these 1st-5th Example suitably.
[0061]
The same applies to the case where the front
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view of an intermediate pressing method.
FIG. 2 is an enlarged side cross-sectional view of a main part of a conventional excavation propulsion device for a medium pushing method.
FIG. 3 is an explanatory enlarged side sectional view of a main part of the first embodiment.
FIG. 4 is an explanatory enlarged longitudinal sectional view of a main part of the first embodiment.
FIG. 5 is an explanatory enlarged side sectional view of a main part of a second embodiment.
FIG. 6 is an explanatory enlarged side sectional view of a main part of a third embodiment.
FIG. 7 is an explanatory enlarged side sectional view of a main part of a fourth embodiment.
FIG. 8 is an explanatory enlarged side sectional view of a main part of a fifth embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
10 Pressing jack
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